samedi 02 août 2014

ボルディエ

001 注文していた、ボルディエのバターが届く。

 ドゥミ・セル(半塩)、燻製塩、マダガスカルのヴァニラ、の3種類。

 わたしと同様、パンにバターを「塗る」のではなく、「盛る」派のバター好きの友人を呼んで、おいしいバターを堪能しよう、という目論見である。

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.004_2  上から、マダガスカルのヴァニラ。バターが黒くなるほどヴァニラの種が混ぜ込まれている。甘い、とてもよい香りがする。

 真ん中は、燻製塩。黒い塩の粒々がかなりたくさん見える。燻製の香りも豊か。

 下はドゥミ・セル。黄色い。包丁でカットした姿は、玉子焼きにしか見えない。巻きすの跡のようなすじまであるし(笑)。

 まずバターだけを味わう。塩っ辛い!!ドゥミ・セル(半塩)でこの塩辛さなのだからセルはいったいどんなことになっているのだろう(笑)。

 でもその塩辛さのあとにミルクやクリームの柔らかな風味がふんわりと鼻に抜けていく。す~っと溶けて、脂っこくない。なるほどこれはおいしいわ・・・。

 燻製塩も同様に塩辛いが、こちらもおいしい。

 一風変わっているのがヴァニラで、こちらのベースは無塩バター。ヴァニラの香りもあって、甘く感じる。赤いベリーのパンに乗せて食べたら、お菓子のようになって美味。グラニュー糖をふってもなおよし。

.009_2 誕生日企画の一つとして開けた、ルイ・ロデレールクリスタル 2006

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  がっしりとした立派な箱に入ったボトルは、

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 セロファンに大切に包まれている。

 おいしかったけれど圧倒的感動とまでは残念ながらいかず。う~ん・・・。
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.010 さらに、ジャクソン キュヴェ ヌメロ737

 ジャクソン、好き♡ たぶん736の方が好きやったかもしれんけど。

 ふふふ。一人一本。

 いいねん。誕生日企画やから(笑)。

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dimanche 01 juin 2014

アスパラガス・ナイト

 今まさに旬の、北海道のホワイトアスパラガスを食べに来ませんか?とのうれしいお誘いをいただき、友人のお宅へ。

.Ca6205c7 北海道から直送の立派なアスパラガス。透明感があって、とても新鮮なのがわかる。とても贅沢だ。

 どうやって食べてもおいしそうだけど、さてさて・・・・。

.002_2 かけつけ一杯(笑)。今日は夏みたいな一日だった。よく冷えたシャンパーニュは、アグラパール。初めて飲んだけれど、これ、すごくおいしい!

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 前菜はカプレーゼ。すでに夏の気をはらむ。

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.003 アスパラガス第一弾は、直火で焼いて塩・胡椒。オリーブオイル、パルミジャーノ・レッジャーノ。とろんと半熟の目玉焼き乗せ。卵黄がソースになる。すごいなあ。直焼きなのかあ・・・。

 丁寧に丁寧に皮をむいたアスパラガス。しゃきっとしながらも、柔らかく瑞々しく、しっかりと口中で感じる甘味!

 たぶん、缶詰が苦手だったっていうところから、ホワイトアスパラガスに苦手意識を持っている人も多いと思うけれど、これはまったく別物と思っていい。かく言うわたしは缶詰のアスパラも嫌いではないけれども(笑)。

.005 これはぜひ飲んでほしい、と出していただいたのが、ヴァインバックのミュスカ。アルザスの「確か」な生産者のワイン。でもミュスカは飲んだことがない。きりっとした中にはっきりと感じるミュスカの特徴的な香り。初夏から夏にぴったりだ。

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  第二弾はパルマの生ハム乗せ。アスパラガスの太さにはばらつきがあって、こんなに太いものからちょっと細めのものまで。でも味はどちらもすばらしい。

.008 第三弾は、パスタで。

 ホワイトアスパラガスと生ハムに、ディチェコのスパゲティ。隠し味に少しの豆乳と、細く糸のようにピーラーでむかれたスパラガスの皮。これがいい仕事してる(笑)。

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さらに ビステッカ

 あさりのワイン蒸しやスペアリブの酢豚などもいただきつつ、2011年のドミニク・ラフォンなど。

 そして・・・

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.012 錫器でいただいた、風の森 ALPHA。ぐっとくるお酒・・・。

 料理もお酒も、初夏の爽やかな風を感じさせるものばかり。

 わたしがお宅に着いたときには、ご主人がアスパラガスの皮むきに奮闘中。おいしいものの陰には大きな労力あり。まことに水面下の白鳥の動きの如し。

 おいしいものをいつもありがとうございます!とっても楽しい会でした^^!すばらしきアスパラガス・ナイト。

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dimanche 26 janvier 2014

鴨鍋を囲む

018 毎年恒例となりつつある鴨鍋の会。今年ははたこ家で、新しく、大きくなったこたつで、総勢6人。

 鴨はもちろん、西浅井の真鴨。今までとはちょっと違う鴨鍋にする!というFさんの計画により、白菜はなし。そしてこれはちょっと残念、芹は根付きのものが入手しづらく、ほんの少しに。

 でも野菜のメインはこれだから!

.017 立派な立派な、上賀茂のねぎ。取れたて、泥付きのまま上賀茂より運ばれてきた。

 よい冬のねぎらしく、ぴりぴりした辛味はなく、マイルドで柔らかく、とろ~りとした甘いあんがいっぱい詰まっている。

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.020 鴨にはやはりねぎ。鴨ねぎですよ!

 ほかには、根付きの芹、椎茸(少し天日に当てて冷凍したもの。こうするだけで激的においしくなる)、金時にんじん(洋にんじんは不可)、玉こんにゃく、豆腐、葛切り 、餅

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.021012_2 前菜には、鴨の脂で焼いたねぎパングロッサリーのオリーブのパン。そして甘い青大根。この大根は切っても緑色。果物みたいに甘いのだ。

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.024_2  おだしはあらかじめわたしが準備しておいた、鰹と昆布のおだし。この会でのわたしはいつもほとんど役に立たないが、今回は役に立ててうれしい。

 Fさんご指南による調味は、

 だし 1800cc 酒 300cc みりん 200~250cc 薄口醤油 90cc 濃口醤油 120cc (みりんと醤油は要調整)

 調味料はだしに直接入れないで、合わせて小鍋にで煮切ってから入れる。鴨鍋は少し甘めがおいしい。鴨だんごを一番先に入れてだしを出してから、鍋のスタート。

.022 おみやげにいただいた、やまつ辻田の柚子七味。香りがとってもよくて、青海苔と胡麻が多めの個性的な七味で、とてもおいしい。

 うぬぬ!?

 今日の鴨鍋、今までで最高かも?!の声があちこちから。

 確かに確かに。最初のうちからとても味が乗っているような感じ。みんなどんどんお箸が進む!

 お鍋のお供は、

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  ヴァルニエ・ファニエールのロゼ。わ~い、ロゼ久しぶり~♪

 みんな大好き、ガティノワのブリュット・ゼロ。そしてほとんどの人が初めて飲む、シャンパーニュ ヴィクトワール2007。個性的な味わいがなんだか後を引く感じ。

 シャンパーニュは都合3本。

.025_3 001_2ミッシェル・マニャン ピノ・ノワール 1999。そんなにお高くないらしいのに、この極まった熟成感。

 ボー・ペイサージュ ラ・モンターニュ 2011。メルロー100%。まだ若いのに枯れた色をしている。若いメルローの味わいではないように感じたので、皆さんの意見を聞いてみると、これはビオの特徴的な色であり味だということだった。

.013_2 014プレディカドールという、スペインの白と赤。白、赤ともにずっしり重厚。

 赤がつごう3本、白1本。なんかビールや日本酒もあったぞ・・・。

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.015_2 026鍋のしめくくりは、こんなうどん

 シート状になっていて、自分で切って楽しめる。あれあれ、切ってくれたうどんの中に、きしめんが混ざっているぞ・・・(笑)?

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  農家のおばさんのお漬物や、チーズがたくさん。

 チーズは、(なんで写真がないんだろう)ヴュリー・ルージュ(旨みいっぱいのハード)、サンマルスラン・アフィネフルム・ダンベール、とろっとろのエポワス。最高のセレクション!フルーツぎっしりのパンとともに。

 いただきました~。おなかいっぱい、胸いっぱい。

 楽しかった~!ありがとうございました。

.001_4 驚いたのは宴の後です。お客さんたちの、超高速プロの技、的な片付けに圧倒されていたのですが、なんと自分が片付けた記憶のないものまでが知らぬ間にきちんと元の場所に片付いているのです。包丁は研がれ、鍋や食器は洗われ、グラスはぴかぴかになって食器棚に納まり、ソムリエナイフは引き出しに。生ごみはきちんとまとめて袋に入れられ、ふきんは洗われている・・・。この家の主たるわたくしは、何をしていたのでしょうか・・・。

 このお客さんたちは、ただ者ではないと、いつにも増して思いました・・・。また来てね!

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vendredi 03 janvier 2014

二種の鴨

 正月3日は、Fさんご夫妻、T様と新年初ごはん会。

 まずはドライブをかねて、コストコへ。わたしも来るのは2年ぶりくらいかな。売っているものの単位の大きさにはやっぱりちょっとびっくりする。

001010  ワインは、エグリ・ウーリエに、何やらFさん、すごいの出して来た。

 1967年のバローロ。何でも、イチかバチかのしろものらしい・・・。

 Fさん、慎重にコルクを開けている。・・・・ブショネか??

 グラスに入れて、目利きの判断を仰ぐ。

 やはりブショネらしい。劣化しているという以前にブショネだったというわけなのだろうか。わたしは今までに赤ワインのブショネに当たったことがないので、勉強のためにじっくり匂いをかいだり、テイスティングしたりしてみる。

 まずコルクがくさい。で、コルクと同じ匂いがワインからもする。しめった材木に臭さをプラスしたような・・・。味も当然まずい。体にもよくないそうなので、料理用にも使えず処分するしかないようだった。

.006_2 007いろいろな前菜をいただきつつ・・・。

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  メインは二種の鴨。

 まずこちらは、フランスのマレ(Malais)鴨(?)。詳細は不明。なんでも、羽のむしり方が粗く、ところどころに残っているのでそれを抜く手間をいとう料理人から不評で、もう輸入をやめてしまった・・・とかいう鴨だそう。

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 これはシンプルにオーブン焼きに。皮がぱりっとしておいしい。

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.012 こちらはふつうのマグレかな。がちょうの脂とオリーブオイルでコンフィしたもの。

 付け合わせは薄切りのじゃがいもとチーズの重ね焼き。

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.013  切り落としたじゃがいもの端っこも、炒めてクミン風味をつけると立派なおつまみになる。

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  たこのトマトソースのスパゲッティ

 ブショネについて。某高値アメリカワインがあれなこと。鴨のこと。いろいろと楽しく学んだ初ごはん会だった。

 ありがとうございました!そして、本年もよろしくお願いいたします。

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mardi 10 décembre 2013

てっちり

 不定期開催・Uの会は、忘年会を兼ねて拙宅にて、てっちり。冬のおいしいものは多々あれど、雑炊まで楽しめるのはやはりふぐ。脂に依拠しない強い旨みがあって、こういう魚ってあんまりない。

 今回のふぐは、下関のお店から送ってもらった。彼の地では、「ふぐ」ではなく「ふく」と言うらしいね。白子は明石のお店から。さばいたふくは、6人前(ポン酢・芽葱・もみじおろしつき)で9240円、白子は100g1980円×2、一人3000円の会費で、大人5人大満足の量。安いので、近頃はやりのアレか?と心配したが、味も確かにとらふぐだった(笑)。

 野菜は白菜・椎茸・白ねぎ・ねぎ・壬生菜・お豆腐・葛切り。合うかどうかはわからないけれども、芹も用意してみた。

 白菜と椎茸と柚子は今回もN嬢のご寄贈。白菜は自家製でとっても新鮮でみずみずしい。椎茸がとても立派なものだったので、急遽オリーブオイルをかけて焼いて、前菜にしてみた。柚子と醤油で食す。おいしい!

 最初に利尻昆布、さらにふぐのあら。野菜を入れて煮えてきたらふぐの身を・・・。さらに大きめに切った白子。白子は決して火を入れすぎずに!おいしくておいしくて、どんどん具材がなくなっていく(笑)!

 小さなお客さん(1歳3ヶ月)もふぐが気に入ったようだ。こんな小さいうちから口肥えさせて・・・とやいやい言われながらも食べる食べる(笑)。

 ワインはほぼシャルドネ尽くし。

 *ギ・ラルマンディエ・エクストラブリュット ブラン・ド・ブラン

  これはいきなりよいシャンパーニュ。重厚感あるブラン・ド・ブランだ。

 *ソガ・ペール・エ・フィス オルディネール シャルドネ 2012

 秋の小布施旅行で買ってきた、小布施ワイナリーのワイン。こんなにおいしいのにこんなに安くていいのか?!と、ワイナリーで試飲して思った。新樽発酵。2012年は例年よりも樽香がしっかりついたとか。きっと白子と合うだろうと思ったが、予想は大当たり。白子のクリーミーさと、天国のマリアージュだった。

 *ルイ・カリヨン・エ・フィス ピュリニィ-モンラシェ プルミエ・クリュ レ・ルフェール 2009

 まったく初めて飲む作り手のワインだったけれども、これは自分好みのピュリニィ-モンラシェ。覚えておこうっと。生産量は少ないらしい。

 最後は雑炊を作る。少し昆布だしを足して塩、薄口醤油、湯浅醤油をほんの少し。卵をゆるっと。刻み葱に刻み海苔を少々。H嬢ご寄贈のお漬物と共に、皆できれいに平らげました!小さい人も食べてたな。

 まだまだみんないけそうなので、さらに赤を投下。

 *ベルンハルト・フーバー シュペートブルグンダー ユンゲレーベン 2009

 これはいつ飲んでもおいしい。M嬢ご寄贈のマダム・ヒサダのブリー・ド・モーとロックフォール、干しいちじく、H嬢からの野菜チップスなどをいただきつつゆっくり赤を味わう。小さい人もご機嫌で、いないいないばあ!に爆笑したりしている。読み聞かせのプロ集団がよってたかって絵本片手に相手をするので、小さい人も忙しい。後に聞けば、彼はその夜、夜泣きもせずに朝まで爆睡したそうな。ほんまにかわいい子や・・・。

 最後はD嬢ご寄贈の福砂屋のカステラ、クリスマス仕様のチョコレートとコーヒーでのんびり。

 ああ、楽しかった!Uの会の皆さん、ありがとうございました。

 Tさん、次回はおいでね~(笑)!

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samedi 19 octobre 2013

みょうがごはんときのこ鍋

 Fさんご夫妻が拙宅にいらっしゃって、腕をふるってくださった。

 今日のメニューは、秋の味、きのこ鍋と、シーズン最終(?)のみょうがごはん

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.  まずはこの不思議なもの・・・。ぱきっと割って手でぎゅっと押してみると出るわ出るわ、魚卵状のぷちぷちしたもの・・・。苦手な形状^^;。でも香りは柑橘系でさわやかで、食べるとおいしい。

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 フィンガー・ライムというものらしい。こんなの初めて見た・・・。知らない食材はまだまだだ多いなあ。

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  乾杯はギィ・シャルルマーニュ。さきほどのシトラス・パールをグラスの底に入れて、シャンパーニュを注ぐと、泡の力で小さな粒々が上がったり下がったり。きれいでおもしろい。

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.008  きのこ鍋の材料。主役はどっさりのきのこ。その他にはグリルで焼き目を付けたおあげと、同じく皮をあぶった鶏もも肉、お豆腐を少しだけ。ほぼ純粋にきのこを味わう鍋なのである。

 混合節で取ったしっかりした濃い目のだしに濃い口しょうゆで、ちょっと芋煮のだしに似た味のだしを作る。そこにどんどんきのこを入れると、きのこの旨みがどっと出て来る。

 きのこは、しめじ、えのきだけ、エリンギ、なめこ、少し日に当ててから冷凍して味と香りを引き出した椎茸。

.Photo_4 上に乗っている白いのは、すりおろした里芋。これは煮えるとふんわりしておいしい。第二弾ではすりおろした長芋が入った。こちらは好みがあるかも。わたしはぬるぬるした食べ物が苦手なので里芋の方が好き。

 こんなにきのこをたくさん食べるなんて、まずないような気がする。とてもおいしいのでたくさん食べておなかがいっぱいになるけれど、きのこなので低カロリーでヘルシーだ。

.Photo_5 お酒は、みんなの富山の思い出、満寿泉の冷用のお酒、「」だ。おなべによく合う!

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  みょうがごはんに使うのは、地みょうが。シーズンはもうおしまいのところを探して調達してくださったもの。具はこのみょうがと、二枚にはがして細かく細かく切ったおあげのみ。お鍋のベースにしたのと同じおだしで炊く。うちは、かやくごはんもお仏飯にするので昆布は入れて炊くけれど、動物性のだしでは炊かなかったので、やっぱりこの炊き方は新鮮に思える。

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 混ぜごはんにするのではなく、いっしょに炊く。

 みょうがの鮮烈な香りは飛ぶけれども、その分、柔らかく上品な香りが残って、やさしい味になる。おごげも作ればこれまたおいしい。

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.013  おいしいごはんとおしゃべりを楽しんでいると、予定を終えたかもめさんが顔を出してくれた。

 するとFさん、スペインのにんにくと蛸で、アヒージョを作成。スペインのにんにくは香りがぜんぜん違う。アヒージョは、絶妙な塩味のつけ方もあって、バールで食べるような味に仕上がった。Fさんが作ると何でも劇的においしくなるのがすごい。

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  登場したのはリオハのワイン。ぶどうはテンプラニーリョ。濃い色、酸味があるけれど、アルコール度数も高いような、パンチの効いたワインだった。わたしはちょっとげほっとむせた(笑)。

 今日は初めて食べるお鍋とごはん。とてもおいしかったので、自分でもまた作ってみたいなあ・・・。

 Fさん・M子さん、いつもおいしいお料理をありがとうございます!またぜひぜひお越しくださいね!♪

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mercredi 09 octobre 2013

プロジェクト新栗(4)

 小布施を離れ、マダムUのご実家にお邪魔する。ありがたいことに、お昼ごはんをごちそうになるのである。お母様に迎えに来ていただいて、車で移動。お母様は、とても気さくで楽しい方で、小布施や長野地域の観光ガイドができるのではないかと思うほど。

 前記事で書いた小布施の話もそうだし、隣の須坂市については、「昭和50年代くらいまでは、製紙で栄えた町。多くの家が蚕を飼って繭を製糸会社に売っていた。町もにぎやかで、芸妓さんもいたりした」のだとか。こういったお話は貴重なのだが、記録しなければ残ってはいかない。

.Photo 集落の端から見渡す町がきれい。たくさんの山々が連なった間に町が広がっているのは長野的(?)。この辺りは、「善光寺平」と呼ばれているようだ。そう言えば、父方の祖父は会津盆地のことを「会津平」と言っていたな。

 マダムUのご実家は、由緒あるお寺だ。以前、一度だけお泊りさせていただいたことがある。裏は畑や果樹園になっていて、山に続き、どこまでが地所なのかわからないほど。

 ご家族にご挨拶の後、ご本尊様とお内仏様にご挨拶。縁あってお参りできるのはうれしいこと。

 ご家族の皆様と、お昼ごはんをいただく。お供は塩尻のシャルドネ。メインはおやきとこねつき!

 おやきは前におばあ様が作られたのをいただいたことがあり、これがとてもおいしくて、ずっと覚えているくらい。今回はお母様のおやきで、中のあんは、茄子と玉ねぎ。おやきは地域や家庭によっても作り方が少しずつ違うそうで、マダムUのおうちでは、焼くのではなく、「ふかす」。もっちりとした皮に、味噌味をからめた野菜がマッチしてとてもおいしい。地元で一番の人気の具は茄子だそう。

 さらに「こねつき」は、ごはんと小麦粉を混ぜた生地の中に味噌を包んで焼いたもの。初めていただくものだが、これもぱりっと香ばしくてとてもおいしい。

 それから、広義にはひたし豆の一種なのかわからないが、片栗粉を付けて揚げて甘く味つけした豆。さらには大根の葉の炊いたんや野沢菜のお漬物。そのどれも、味つけがよくて、長野の郷土の食の奥深さと、お母様の料理の腕前が感じられる。おいしくて、勧められるがままについついいただき過ぎ(笑)。

 料理上手な方の作る郷土の料理は、本当においしい。お金を出せば食べられるものではなく、ご縁あって招かれた人だけが味わえるとても贅沢な料理だ。たいへんに有り難い。

 ごちそうになった後は、お母様の畑に案内していただく。りんごをもいでもよいと言われて、欣喜雀躍。うきうきして付いて行く。

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  たわわに実る「秋映」と「しなのゴールド」。この二種類に、「しなのスイート」を加えて、「りんご三兄弟」と言う。

.Photo_4 こちらは「ふじ」。「ひろの香り」という名前。大ぶりの実だ。お母様のお気に入りの木である。この実を一つと、秋映を数個もがしてもらって、巨峰や梨とともにたくさんおみやげにしていただいた。楽しかったなあ・・・。果物狩り大好き。後で写真に写った自分を見たら、思い切りうれしそう~ににやけていたので笑った。

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.Photo_5  キウイの畑もあってこちらもたわわに実っていた。

 楽しい時を過ごさせていただいて、夕方近くの駅まで送っていただく。マダムUはそのままご実家に残られる。

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.Photo_6 送っていただいた駅付近から見える長野の山。お母様のお話では、こんなに山がくっきり見える日は珍しいとのこと。

 

 お世話になりまして、本当にありがとうございました。おかげさまで、楽しい旅行となりました。

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.Photo_7  番外。

 小布施で拾った、大きな「おぶせくりちゃん」。帰って食べようと思っていたら・・・。虫食いだった(><)。置いておいたらどんどん細かい粉が出て来る様子はちょっとしたホラーだったよ。

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.Photo_8 小布施岩崎の、チェルシーバンズ。くるみとレーズン、シナモン味。ほんのり甘くて、生地がおいしいパンだった。



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dimanche 01 septembre 2013

プロジェクト白えび(5)

001 楽しい旅も、もう帰る日になりました。

 今日も朝からレンタカーで金沢市内を巡ります。まずは少し離れたところにある、金沢海みらい図書館へ行きました。

 この図書館は、今年の夏に決定された、第29回日本図書館協会建築賞を受賞した図書館です。

 最初、班長から、ここを見に行く、と聞いたときは本当に驚きました。時間があったら行ければいいなあ、とは思っていたのですが、同業の友だちとの旅でもなく、図書館を見たいのは自分だけだろうと思って、特に希望を伝えてはいなかったのです。とてもうれしかったです。

 中心部からは車でかなりかかります。Kさんも、足がなければなかなか行けないとおっしゃっていました。班長、皆さん本当にありがとう。駐車場がいっぱいだったので、わたしだけ15分ほど中に入って見てきました。

 壁一面に見える水玉模様は、全部窓です。004

 中は吹き抜けになっており、開放感があります。たくさんの小窓から光が射し込んで、明るい空間です。

 1階は児童室で、日曜の午前らしく、たくさんのお父さんが子どもに読み聞かせをしていました。地域の人の憩いの場となっているようです。

 特設コーナーは、金沢のものづくりのコーナー、日本海情報コーナーというのが特色があっておもしろかったです。

 驚いたのは、中央館でもないのに、この大きさと機能を備えていることでした。蔵書収容力は、40万冊ということです。

 大急ぎの見学を終え、再び皆で中心部へ戻ります。

.008 訪れたのは、今川酢造です。

 わたしたちの食への探究心が伝わったのでしょうか。特別に蔵を見学させてもらえることになりました。かわいらしいお孫さんも迎えてくれました。彼はおじいちゃんの働く背中を見て育っているのです。

 考えればこの旅の裏テーマは「醸す」かもしれません。酒→醤油→酢、と発酵食品を巡って来ています。

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.009 高い煙突がそびえます。(左端)。お酢を作り始めてから、今のご主人で三代目だそうです。

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  麹のよい香りがします。これは日本酒のタンクです。そう、ここのお酢はまず日本酒を作ってから、それをお酢にするのです。この手法を取っている蔵は少ないとのこと。考えればお酢というのはなんと贅沢な調味料なのでしょうか。

 お酒はお米を磨かずに造ります。きっとお酢にするにはその方が豊かな風味になるのでしょう。実際、試飲させていただいたお酒は若干アルコール度が高く、複雑なアミノ酸の旨みがして大変力強いです。

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  お酢の蔵へ移ります。蔵全体に、お酢の芳香が満ちていて、おなかがすきます。瓜の酢の物が食べたいです。きっと、わたしが愛用している千鳥酢よりは強い酢だろうと思います。この香りの良さからすると美味であることに間違いはなさそうです。

 酢のタンクは温度が高く、ご主人曰く「酢の温泉」。薄い膜が張っています。お酢は殺菌力が強いのだそうです。こちらのお酢は、静置発酵法という手間と時間のかかる醸造法で造られており、この方法を取っている蔵は、全国でも少ないのだそうです。

 皆、蔵の見学等が大好きです。修学旅行らしい見学に一同大満足して、お店でお酢を選んで買いました。

 次に近江町市場に行きました。

.019 もりもり寿司という回転寿司でお昼ごはんを食べました。

 写真はあぶり三点盛りかます・のどぐろ・金目鯛です。地のものばかりを食べましたが、さすがに回転寿司でも魚がいいとおいしいです。

 近江町市場は、日曜日なので閉まっている店も多かったですが、道幅も広くて、大きな市場でした。わたしは韓国の市場を想像して行ったのですが、まったく違っていました。

.020 金沢で、「蒲焼き」と言えば、鰻ではなくどじょうなのだそうです。川魚屋さんで買って食べてみました。好き嫌いの多い子のくせに、子どもの頃からどじょうはわりと好きでした。なのでこれもおいしいと思いました。昔ながらの郷土食はどれも興味深いです。

 近江町市場を後にしして、帰路に着きます。駅で最後のおみやげ調達。わたしは加賀棒茶しば舟を買いました。

 行きと違って帰りは夕方なので車内で多少おしゃべりしてもあまり気兼ねもいりません。たくさん停まるサンダーバードで、旅の終わりを楽しみました。

 班長、皆さん、楽しい旅をありがとうございました。またとない、思い出に残る旅になると思います。また大人の修学旅行をしましょうね!

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samedi 31 août 2013

プロジェクト白えび(4)

 午後からは金沢です。班長が駅でレンタカーの手配をしてくれています。車に乗って、いざ観光へ!

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 やってきたのは「ヤマト醤油味噌」。「ひしほ蔵」という商品ルームで、いろいろなお醤油の味見ができます。

 このお店の「ひしほ」という生醤油はとても香りがよくて、香りをかげば反射的に焼いたお餅を食べたくなってしまいました。

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.035 おやつに、醤油ソフトクリームを食べました。塩分と風味はしっかりとありました。

  市内中心部に戻って、金沢21世紀美術館 に行きました。建物、内装、すべてがアートになっていて、すごいなあと思いました。人も多く、人気があるようでした。

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.053  さていよいよ夕食です。夕方には突然豪雨となってどうなることかと思いましたが、六枚というところにある「六花」というお店に行きました。

 ここで良き出会いがありました。地元金沢と東京で、お料理とお菓子の教室をされているKさんです。オンライン参加となったTさんのお知り合いなのですが、班長以下、わたしたちは初めてお目にかかります。美しく、聡明な方。いくつもの食関係の資格もお持ちだそうで、大変な勉強家であることがうかがえます。気さくにお話をして下さるので、とても楽しい夕食の席になりました。

 まず最初は、お店の名前を冠したお酒「六花」で乾杯!

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 ひらまさと胡瓜

 さっとあぶったひらまさ。胡瓜の香りが涼やかです。酢の加減もちょうどよく、よいスタートです。

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.037  鱧と玉子豆腐のお椀

 おだしの香りがとてもよかったです。鱧もふんわりしておいしいです。

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.038  お刺身は、アカイカ・バイ貝・鱸。どれも地のものばかりです。

 お酒はKさんチョイスの、手取川。何度か飲んだことがありますが、おいしいお酒です。

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  ついついお酒が進んでしまう、とりどりの酒肴たち。趣向を凝らした酒肴、とつい口をすべらしそうになりました(笑)。

 青もみじで夏を、ぶどうの葉で秋を現して、この時季にぴったり。

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.040 もずく。しょうがと酢がさわやかです。

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.041 そうめんかぼちゃと蒸し鶏(?) 胡麻だれ

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  鴨ローズ

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.043  金時草とあぶったいか 酢味噌

 「きんじそう」は、伝統的な加賀野菜です。初めて食べました。魚も野菜も、その土地土地に知られざるおいしいものがありますね。それらを知り、味わえるのはとてもありがたいことです。

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.044  鱸の南蛮揚げ

 ぱりぱりとして香ばしく、身もぷりぷりで美味。あんはしっかり目の味付けです。

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.045  野菜の炊き合わせ

 

 オクラ へたむらさきなす ずいき

 野菜に味が染みておいしいです。「へたむらさきなす」も加賀野菜ですが、なんとも不思議な名前だと思いました。

 味付けはこちらもしっかり目で、色も濃い目です。京都と加賀との違いを少し感じました。

  お酒は純米吟醸、大吟醸クラスのものはほとんど県外に出回らないという、富山の「勝駒」です。

.046 よろしければ牛肉を焼きます、とご主人からお声がかかりました。せっかくなので、もちろん!

 能登牛(のとうし)の塩焼き

 味のしっかりしたおいしいお肉でした。

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  香の物

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  あおさの味噌汁

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.048  土鍋でおいしそうに炊き上がっているのは、鱸ごはんです。

 薬味は三つ葉。上品なお味です。班長は、焼きおにぎりにしても絶対おいしいだろうと言っています。確かに。おこげもとてもおいしかったですから。もちろん、お代わりしましたよ。

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.051 シナノスマイル いちじくのソース

 シナノスマイルというのは、ぶどうの品種名です。石川県内でたくさん栽培されているようです。大きくて甘いぶどうでした。

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  食後はやさしい味と香りの、加賀棒茶でほっこりしました。加賀棒茶は、茎の焙じ茶なのですが、京都のものよりも優しい香りです。

 金沢の料理はとても洗練されたものでした。また。この地には、わたしの大好きな「しば舟」をはじめとして、洗練されたお菓子もたくさんあります。

 金沢に来たのは二回目です。しかしごく若い時分だったので通りいっぺんの観光をしたにとどまり、何もわかってはなかったようです。今回旅をして、街全体の富の蓄積のようなものを感じました。適切な言い方かどうかはわかりませんが、文化資本の豊かな街だと思いました。

  もう雨はすっかりやんでいます。二次会は、地元っ子のKさんが、「マティーニ」というすてきなバーに連れて行ってくださいました。お店も、マスターも感じがよくて、くつろげる感じです。わたしはモヒートを一杯いただきました。フード類も、チーズに凝ったピッツァなど、よさそうなものがそろっていました。場所は、「柿木畠のうつのみや書店」のすぐそばです。うつのみや書店も見てみたかったのですが、夜なので残念ながら閉まっていました。

 Kさん、楽しいひと時をありがとうございました。班長の企画も本当に見事です。またみんなで、金沢であるいは京都で会えたらと思います。

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lundi 22 juillet 2013

うなぎなう

 土用の丑の日。鰻は高騰。と言っても昨年と同じくらい。あんころ餅は食べなかったけれど、鰻は食べた。いつものように、松原商店街の鮒元の鰻。

.Casixgag こんがりとした焦げ目がたまらん・・・。

 一番好きな食べ方は、名古屋風にひつまぶしなのだけれど、今日は大きいままでどんぶりで。

.薬味は山椒だけではなく、わさびやきざみねぎも用意した。

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.Casg9j1z  献立は鰻丼・かき玉汁・胡瓜の酢の物・賀茂茄子の田楽。

 お汁が肝吸いで、酢の物がうざくだったら完璧だったね(笑)。

 贅沢に白焼きに山葵なんかもあればなあ・・。

 ふんわり、とろっと、香ばしく・・・。毎日食べるものではないけれど、おいしいな。

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.002 お酒は友人ご持参の玉乃光 酒魂

 鰻に負けない、伏見らしい旨み濃いお酒。

 ごちそうさまでした。

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