2008年1月 1日

元日の朝のことなど

    明けましておめでとうございます。

    昨年中はこの場を通して、皆様と楽しい交流ができましたこと、心よりうれしく思っております。ありがとうございました。

    本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

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 元日の朝は早く起きる。身支度を整え、まずすることは、家の裏に出て、東西南北をそれぞれ拝むこと。なぜなのかはわからないのだが、子どもの頃からそうすることになっていたので大人になってからもずっとそうしている。子どもの頃には祖母が若水(井戸はないので水道だったけれど)を取ってくれて、それで書き初めなどをしたものだったが、さすがに今はしない。お飾り関係もやっていたこともどんどんどんどん簡略化が進む。

 それから、神さんと仏さんのためのお雑煮と、人間のための食卓を整える。その間に父と弟が病院へ祖母を迎えに行くというのがここ数年の習慣だったのだが、今年はそれもないのがとても寂しく思う。今年、祖母は帰って来ないのだ。祖母のための柔らかい料理も作らないなんてね・・・。それがまた楽しくもあったのに。

 その代わりに弟夫婦がやってきた。トモちゃんお父様から、日本酒2本とトアロードデリカテッセンのスモークサーモンやら鴨のスモークやら生ハムやら、神戸のおいしいもの盛りだくさんのお年賀の品をいただく。トモちゃんからは手作りの上手に炊いた黒豆

 お雑煮は白味噌のもの。おだしは昆布のみで。神さんと仏さん両方なら、神さんの方に先にお供えをする。お雑煮も上がったので、各々、順にお参りをする。

 それから朝昼兼用の食卓につく。お神酒(今年は賀茂鶴にしたらしい)のお下がりで、まず新年のあいさつ。と言っても、実に適当だ(笑)。もうちょっとなんですか、改まって・・・というふうにはならないものか。いや無理か。この家は(笑)。006 007

 今年のおせちはリーガロイヤルホテル京都のもの。わたしはおせち料理が作れない。わたしは異常に偏食の子どもでおせち料理が嫌いでほとんど食べなかった。食べなかったものは作れない。

 祖母はいもぼうを炊いたり、黒豆を炊いたり、お煮しめを作ったり、来客が多かったこともあって、今から思えば相当な品数のおせちを作っていたのだが、わたしが引き継げなかったので、残念ながらその味もまた、失われた味となってしまった。子どもの頃にはわたしもごまめを炒ったり飴をからめたり、たたきごぼうを作ったりと手伝ってはいたのだが、それくらいの経験では無理なようだ。悔やまれてならないことの一つである。 004_4

 ヴィルマール クール・ド・キュヴェ 1998

 あまりにおいしいので、いつ飲もうかと思っていたシャンパーニュなのだが、10年目なので開けることにした。深いこく、樽の香り、酸味と果実味。一口飲んだだけでものすごくおいしいことがわかる。温度が上がっていくようにゆっくり飲む。

 おせちの他には、いただいた生ハムとチーズ(クロタン・ド・シャヴィニョル、ガレ・ド・ロワール、コンテ・ド・モンターニュ12ヶ月、ブリア・サヴァラン アフィネ)など。008_2

 いただいた灘の酒、瀧鯉 大吟醸。これがちょっと不思議なお酒で、開けてすぐはものすごくさらっとしている。飲んだ後に鼻に抜ける香りは、ワインで言うところのエステル香(たぶん)のような香りを感じる。日本酒らしからぬ・・・と皆で言っていたのだが、夕食のときに飲んだら、変身(まさに)していたのだった。

 そろそろお雑煮を、とそれぞれにお餅の数を聞く。もうさすがに3個!とか言う血気盛んな人はいなくて、皆2個。父とトモちゃんはゆでたお餅の一つを納豆餅にして食べる。納豆仲間が増えて父はうれしそうだ。最近やっと白味噌のよさがわかってきたような気がする。でも明日はおすましにしようかな。005_2

 先日、ワイングロッサリーのショップでムッシュOに選んでもらったチリのデザートワイン、ERRAZURIZ レイト・ハーヴェスト ソーヴィニヨン・ブラン2006。これをロックフォール・パピヨンに合わせたら、とてもおいしくて好評。チーズ嫌いの弟は「ワインはうまいけどなあ・・・」。

 片付け(3人がかりなのでほんまにあっという間に終わる)を済ませ、オッジショコラオランジュとコーヒー。

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2007年10月28日

白い本/村上・加太

 たいてい図書館では、T社を通じて本を買う。先日いつものようにT社に、C社出版の、絵巻の全集を発注したところ、どういうわけか東京のC社から直接に電話がかかって来た。通常、版元から直接電話がかかるということはないのでいぶかしく思ったが、とりあえず話を聞いてみた。

 「T社からご注文いただいた絵巻の全集は、品切れで、全巻揃わないけれど、その親本となった全集なら1セットだけ倉庫にございますが、いかがいたしましょうか?」という話だった。その親本というのは、26巻からなる、豪華な全集でかなり値も張りそうなものだったので考えていなかったのだが、一応値段を聞いてみた。

 47万円。ひ~。やめ。やめだ。と思った瞬間、相手から「直販はできますか?」と聞かれる。できないこともありませんが・・。でも装備やらの都合もあるので、T社を通してもらった方がありがたいのですが・・・。と言うと、「実はね・・」と相手は種明しを始める。

 「現在出回っているこの全集の流通価格は47万円。しかし今弊社の倉庫に1セットだけあるのは初版本で、価格が28万円なんです」

 ・・・ずいぶん値上がりしたんですねぇ・・。

 「でもT社を通すと、こちらが28万円で納品しても、規定か何かがあるようで、現在の流通価格が適用されるらしく、47万になってしまうようなのです・・・」

 ええ!?その差額はどうなるのん??・・・とは思っただけで次の言葉を待つ。

 「直販ができると、28万でお売りできるのですが・・・」

 なぬ!?思わず色めき立ち、経理担当のサブボスと一瞬相談の上、即決。買い!だ。

 ・・・「直販でいただきます」

 「ありがとうございます。ではそこからさらに2割引させていただきます」

 ・・・きゃっほう~~!

 古い在庫をはけさせたい出版社と、一円でも安く買いたい図書館との利害がめでたく一致。かくして豪華な絵巻全集が納品されてきたのだが、請求額は24万円ほど。市価の半額で豪華本が手に入ってほくほくであるのだが、もし、T社を通じて買っていたら、その差額はT社の利益になっていたのだろうか。もしそうなら、なんとなくあこぎだな。Photo_2

 納品された全集の箱に入っていたのがこの何冊かの白い本。見かけは本だけれども、中はすべて白紙。でもしっかりした造りだ。どうやら製本のサンプルのようだ。ご丁寧に添えられた、「メモにお使いください」、との担当者の添え書きが笑えた。

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Photo_3  夕ご飯に、村上の塩引き鮭を食べる。塩鮭はふだんそんなに好んで食べるものでもないが、年に一回だけある、伊勢丹の「新潟・長野物産展」に来るこの塩引きだけは別だ。少々高いけれど、必ず買う。

 一般的な塩鮭と違って、これは強い塩をした上で寒風で乾かしてあるから、塩も強く、旨みが凝縮している。焼けば腹のところから塩が吹くほど。でもこの塩辛い、脂の乗った腹身がとてもおいしいのだ。かりっと焼いた皮もうまい。白御飯をついたくさん食べてしまう危険な鮭だ。

 父の故郷から山を越すと、そこは新潟。父の子どもの頃は、その山を越えて村上から塩引きの行商が来ていたらしい。塩引きは父の思い出の味なのだ。

 行ったことはないけれど、子どもの頃から何度も聞いた「村上」という地名。冬。灰色の荒れる海。雪の中、山を越えてたくさんの塩引きを運ぶ行商の人(イメージ上ではなぜか徒歩)・・・。そんな風景が、「村上」という土地の名を聞いただけで目の前に広がるのだけれど、ほんとはどんなところなのだろう。いつの日にか行ってみたいものだ。

 その対極にあるのが「加太」で、ここも行ったこともないのに、その名を聞くだけで、明るい太陽、青い海、穏やかな海岸線・・・などが目に浮かぶ。なぜかいろんな人の口から、「加太」という土地の名前を聞いたり、思いがけず本で読んだりすることが多いので、どんなところなのかとても気になる。ほんとはどんなところなのだろう。村上よりはずっと近いので、一度見に行ってみたいものだ。 

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2007年9月 1日

南仏の風/ファム・ファタール

Photo  ”食材王”Fさんより、「じゃがポックル」とエルブ・ド・プロヴァンスをいただく。

 この北海道みやげのじゃがポックル、最近は人気が高くて、なかなか買えないらしい。わたしも一度食べてみたかったのだ~。見た目はほんとに縦に切ったじゃがいも。軽くかりかりに揚がっていて、味付けは塩だけ。自然な芋風味(笑)と歯ざわりが小気味よくて、止まらなくなりそうで危険かも。

 このエルブ・ド・プロヴァンスは本当に香りがよい。茄子を縦に切ってオリーブオイルで焼いて塩とエルブ・ド・プロヴァンスを振って、早速いただいてみた。おお~。ただの焼き茄子から南仏の風が吹く~(笑)。

 昼間、弟夫婦が来ていたらしく、トモちゃんからの神戸みやげをいただく。イグレック・プリュスのいちごのミルクジャムだ。ミルクジャムはトーストしない食パンに塗るのがおいしいと思う。それにしてもトモちゃんはいい子だ。こんな子と結婚したらほんとに幸せだ。わたしが嫁にもらえばよかったよ(ん??)。

 おいしいものを本当にありがとうございました<(_ _)>。

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 『ラスト・イニング』 あさのあつこ/著 角川書店 2007年

 引き込まれ、一気に読了。『バッテリー』の瑞垣くんの物語。

 あさのあつこさんは、野球を題材にして、ファム・ファタールの物語を書いたのだと思う。『バッテリー』に続く、あるいは外伝的な、この物語を読んでそれを確信したような感じ。

 出会ってしまったら・・・。何もかもを捨てても、何かを犠牲にしても、逃げ、かわし、抗いつつも溶け合い、翻弄され・・・。ファム・ファタールとは全身全霊で向き合わねばならない「何か」である。ぞくぞくします。

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2007年8月20日

野菜祭

 夕方6時半頃、外に出て空を見上げて、ずいぶん日が短くなったことに気付く。夏の終わりの秋の気配をはっきりと感じると、いつもわたしはなんとなく不安になる。そうして季節はめぐっていくのだということをわかってはいても、来年また夏の太陽がわたしを照らしてくれるかどうかなんて誰にもわからない。夏の終わりは嫌い。寂しくて、人恋しい。

 

 今日はどういうわけか頂き物の多い一日だった。Photo_2

 マダムUの長野のご実家から、どっさり届いた夏野菜たち。写真はほんの一部。じゃがいも、丸茄子、きゅうり、プチトマト、ピーマン、オクラ、とうもろこしに枝豆!全部自家栽培の元気なお野菜。新鮮で、とってもおいしそう(^^)!

 新鮮な間にたっぷりいただこう、と、さっそくとうもろこしと枝豆をゆでる。思ったとおり、塩ゆでのとうもろこしの実の甘いこと!実がぷくっと詰まって、しゃきしゃきしている。

 シンプルに塩茹でしただけなのに、枝豆のおいしいこと!ふだんあまり枝豆を食べないのだけれど、これはほんとにおいしいのでたくさん食べた。あまり食べると枝豆はおなかを壊す!と父に脅されるくらい、ひたすら枝豆を味わう。

 プチトマトも小さいのにトマトの旨みの濃いこと!ものすごく野菜に力がある。体が求めるようにただただ食べる。明日は何をいただこうかな?

 インターフォンが鳴り、今は名古屋に住む友”ひとん”のお母さん来訪。ひとんからの預かりものを持ってきた、とおっしゃる。誕生日のプレゼントとして、ディーン&デルーカのデコレーションクッキーと、薔薇のお茶。そしてなんと、Photo_3

 ひとんが、勤め先の小学校で児童といっしょに育てたというゴーヤー(笑)。今日は野菜祭りか~?

 それにしてもうまく育つものだと思う。でもどうやって食べようか・・。なるべく苦味を消す方向で・・・(^^;。

Photo_4  秋田嬢の帰省みやげは、いぶりがっこ。くせになる味。Photo_5

 「ばばへらキティ」ボールペン。

 豆しぼりの手ぬぐいをかぶったキティちゃんがばばへらアイスとアイスの缶を持っているの。ばばへらも全国区になったようだ(笑)。

 ありがとうございました(^^)。わたしは果報者です・・・。

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2007年2月15日

アブラナ科

 今日の晩のおかずは、肉じゃが(牛肉・じゃがいも・にんじん・しょうが)、白菜とおあげのたいたん、カリフラワーのカレー酢の物。キャベツとおとふの味噌汁にごはんと焼き海苔。

 ふと気が付いた。にんじん以外アブラナ科の野菜しか食べてへん。・・・というかこないだから、畑菜、大根、ブロッコリー、とアブラナ科ばっかり。

 明日はかぶと菜の花食べよ。アブラナそのもので強化週間シメ!!

 ところで皆さん、上京区って正しい書き順で書けますか??京はいいとして、上と区。わたしは書けませんでした。さすがわたし。434480586001

 『知ってるようで知らないものの順序』 ことば探偵団/著 幻冬社コミックス 2005年

 今日、チラ見してた本。「ものには順序がある!!」って、あまりの知らなさに愕然さ。

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2007年1月 7日

七草がゆ

 せりなずな ごぎょうはこべら ほとけのざ すずなすずしろ これぞななくさ

 七草がゆ用のパックに入った一つ一つを見てわかるのは、すずなとすずしろのみ。いつもより少し早く起きて、出勤前に七草がゆを炊く。神棚と仏前にお供えしたあと朝食。七草のおかゆ、おいしい!年末年始の疲れが取れない胃にやさしい。

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2006年11月25日

秋田料理図鑑

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  秋田嬢宅にて、きりたんぽ鍋の会。4人揃えばとてもにぎやかだ。秋田直送の材料も揃って準備は万端。秋田嬢が腕をふるう。

 まず欠かせないのは比内地鶏。大きなガラを煮込んでスープを取って、味付けはしょうゆのみ。家庭によってはお酒を入れるところもあるとか。最初に比内地鶏とごぼうを入れる。こうするとだしがよく出ておいしいらしい。比内地鶏は色が違う。身の色は濃く、脂の色もしっかりと黄色い。

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 そして鍋の主役、きりたんぽと、奥にあるのが、だまこもち。原料は同じだけれど、形と食感が違う。だまこもちのほうがしっかりと目が詰まって、たんぽよりも煮崩れない。汁を含んでやわらかくなったのがおいしいので、早めに鍋にいれる。

 脇役で欠かせないのは、。これは根っこもよく洗って入れる。わたしも根っこは初めて食べたけれど、香りがよくておいしいものだ。そして、まいたけをたっぷり。他には白ねぎ糸こんにゃくおあげ細うどんもあとから投入。

 鶏がらスープとしょうゆのみのシンプルな味付けなのに、鶏肉やごぼうやきのこからおいしいだしが出るし、薬味は何も入れなくても、芹がその役目を果たす。そしておいしいだしを吸ってやわらかくなったたんぽやだまこもちのおいしいこと(^^)!

 他にも秋田の味がたくさん。 

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 なた漬け

 大根をなたで切って漬けた漬物。彩りに菊の黄色い花びらが入っている。これは実家製ではないけれど、秋田嬢の実家で漬けたものは米を入れるらしい。

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 はたはたずし

 なれずしの一種らしい。ごはんと和えたようなはたはたの切り身。鮒鮨みたいなものかなと思ったら、匂いはほとんどなく、あまりなれずしという感じはしなくてとても食べやすい。日本酒にあいそうなよいあて。

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 いぶりがっこ

 にんじんと大根。これは一言で言えば、漬物の燻製。独特のスモーキーな味がおいしい。甲州ワインと意外なほどよく合った。

 

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 ミッシェル・アルノー・エ・フィス ロゼ

 乾杯だけして鍋の後でまた飲んだ。ロゼのシャンパーニュはほんとに華やか。ぶどうのふっくらした香りが広がって、とてもおいしい。合わせて持っていった、チーズ、メゾン・ブルソー ガレ・ドゥ・ラ・ロワール先日の片割れ)とは思ったとおりの好相性。クロッテドクリームみたいなチーズだから、ぶどうの果実味と甘みがとってもよく合って、口中調味にてチーズケーキに!

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 中央葡萄酒 甲州 菱山畑

 鍋にいいだろうと思ったのは、勝山旅行で買ったこの白ワイン。産地勝山では、ほうとうに合わせたりするそうだけれど、きりたんぽなべとの相性もとてもよかった。とても色が薄くて涼しげな感じ。味も少し苦味があって、クールな印象。上善如水、といったところ。また、驚いたのは、いぶりがっことの相性。これには一同、「合う!」と。

 秋田の郷土の味を楽しみつつ、ワインがなくなった後は、皆、それぞれに「酔う水」をのみつつ。わたしは秋田嬢手製の梅酒をいただいた。

 たらふくいただいたのに(!)、デザートはS嬢お持たせの、西京極はオペラチーズケーキシュークリームを。シュークリームはしっかり固く焼いた皮と、中に詰めたクレーム・ディプロマットがおいしくて、なかなか好みの味。

 やっぱり郷土食っておもしろいなあ。初めて食べる味もあったし・・・。秋田嬢のおかげにて。ありがとう!

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2006年11月14日

カツサンド作った

 腰痛と引き換えにお尻のシェイプを得んがためヒップウォーカーをはき続けるわたしは今日も街を歩く。高かったし、と思うわたしはばかだろうか。諸事情により、本当なら散歩などしている場合ではない。いや、散歩だけではなくいろいろなことをしている場合ではないのだが、昨日もうかうかと『デスノート』を読み始めてしまった。嗚呼。

 街を歩く、もしくは自転車で走ると、いろんなことを発見する。ふだん行かないところならなおさらだ。新町今出川を下がったところにあるスポーツ施設に、荒神口の烹菓がセルフサービスのカフェを出していたり、下鴨にあったアンパッサンが閉めたとばかり思っていたら、熊野神社の近くに移転しているのを発見したり。行かないところほどおもしろい。

 さて、 日曜日のこと。弟の買って来た萬春のカツサンド以来、熱に火がついたわけでもないけれど、家族そろった休日でもあるので、カツサンドを作った。

 カツサンドはまず肉。近所のエビスク(元・公設市場であるスーパー)は肉・魚・野菜ともにそう高くないのに質がいいのでまずそこで肉を買う。フィレがなかったのでおいしそうなサーロインにした。ちょうど特売になっていたのでかなりうれしい。弟と二人でなんだかんだと言いつつ調理。サンドイッチの切り分けをやってもらったら、「わしはものを切るのがうまい。神の手を持っているのだ~。」と独り妄想狂になっている。Photo_199

 うまくレアに仕上がった。肉も一部分に少々筋はあったものの非常に柔らかで上々。ソースは特別なものを作れるわけもないので、カゴメの「芳潤」という瓶入りのトマトケチャップをベースに、チューブの練り辛子、ハインツのトマトケチャップ少々、つばめのウスターソースを混ぜて作った。

 プレミアムなカツサンドには及ぶべくもないけれど、十分においしくて、たくさん食べた。日頃は健康上の配慮から家で肉はできる限り食べないようにしているが、レアのおいしい肉はたまらない。やっぱりわたしは肉食の民。Photo_204

 ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト メドック レゼルヴ スペシアル 2002

 クレジットカードのポイントがたまって、景品にもらったワイン。寒くなるとより一層ボルドーがおいしくなる。しっかりしているけれど飲みやすい。最初は酸味がちなのがしばらく放置しておくといい具合に。

 カツサンドとはどうか?う~んわたしはブルゴーニュの方がよかったような感じも・・・。

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2006年10月12日

食べ過ぎ警報発令

 午後から定期健康診断へ行く。年に一度の、わたしが蛇蠍のように忌み嫌うイベントである(^^;。何か異常を宣告されそうで、とにかく心配だ。健診前の一月ほどはいつも以上に節制をするが、終わったところで結果が来るまでがまた心配だ。このストレスの方が体に悪そうだ。この心配が嵩じて、日常生活に支障をきたすようになると、不安神経症とか全般性不安症候群といった名前がついたりするのだろう。「杞憂」という言葉の元となった、空が落ちてこないかと心配でたまらなくなった中国の人、杞憂さん。彼など立派な全般性不安症候群なのだろう。それはおいといて、「悪い結果が出てから心配しろ」と人は言う。でもこの不安な気持ち(検査の結果待ちのとき)、だれにでも経験のあるような不安なときを皆どうやってうまくやりすごしているのだろうと思う。わたしはなかなかうまくやりすごせない。嗚呼。採血の跡、不気味に青いんだけど・・・?

 しかしまあ、一応終わったので、今日は楽しみにしていたものを食べ、ワインを飲むことにする。Photo_150

 アンドレ・ペレ サン・ジョセフ 2004ワイングロッサリーのローヌフェアで買った一本。ぶどうはシラー。ローヌのワイン飲んだことがないと思いつつ、遠い遠い記憶をたどってみると、昔、クローズ・エルミタージュというのを飲んだ気がするけれど味などはまったく覚えていない。

 深い深い色合いはボルドーワインのよう。香りは聞いていた薔薇、は残念ながらよくわからなかったのだけれど、確かにすみれは感じる。フリュイ・ルージュのジャム、かすかにスパイシーで、タンニンはきつくはないけれど、しっかりとした味でおいしい。夏には少し重そうだが、今くらいの気温ならちょうどおいしく飲める。ジビエなどにもよさそうな感じ。ジビエはないが、今日もおいしいあてがある。Photo_151

 かもめさんにいただいた、東北みやげ、仙台名物の牛タンだ。わたしの好きな郷土食である。昔は仙台と言えば笹かまぼこだったが、ここ2、30年で押しも押されぬ名物となったもよう。これは「伊達の牛たん」製で、「極厚 芯たん 熟成塩仕込み」と書いてある。とても厚い。でも柔らかい!まろやかな塩味が中まで染み込んで、たんの歯ごたえも小気味よく、とてもおいしい。ワインとももちろん好相性。

 牛ロースを少し、塩とあらびき黒胡椒で食べる。ワインに胡椒のようなスパイシーなニュアンスもあるので胡椒をまぶしたお肉と合いますよ、とのまさきこさんのお言葉に間違いなし。そしてワインと合わせて選んでもらったチーズは、パルミジャーノ・レッジャーノ・ヴァッケ・ロッセ。赤牛のパルミジャーノだ。香りがとてもよく、旨み成分のアミノ酸がじょりっと凝縮している。赤牛だから??こんなにおいしいパルミジャーノにはなかなか出会えないかも。旨みとワインが調和する。パンは、進々堂レトロバゲット1924。このバゲットはおいしいと思う。ぱりぱりと香ばしく、かみしめると粉の味がいい。Photo_152

 豆さんからいただいた、長岡京のにがりやというお店の青大豆おぼろ。あるかなきかのかすかな青豆の色。豆の味が濃く、そのまま食べても塩味を感じる。おいしい豆腐だ。濃さはジョニー以上かも。赤ワインには無理があるが、まったりした日本酒なら最高かもしれない。

 久々に食べ過ぎ警報が発令された夜。

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2006年5月 2日

村沢牛を食す。

 連休で、弟が今日帰ってくるというので夕食に肉を食べようと、銀閣寺大西まで自転車を走らせた。なぜそんな遠いところまで・・・と言うと、ここは京都で唯一、長野県の村沢さんという人が育てた村沢牛というブランド牛を扱っている店だからだ。今はブランド牛花盛りで、神戸牛、近江牛はもちろんのこと、米沢牛、前沢牛などいろいろな牛があるけれど、人の名前が付いているのはこの村沢牛くらいなのかな?

 白川通今出川を下がったところにあるお店は、なかなかの繁盛ぶり。村沢牛も並んでいる。サーロインなどはものすごいサシの入った超霜降り。そんな中で、一番サシが少なく、お財布にもやさしいモモ肉のステーキ用を購入。でもサシが少ないと言っても、もうこれで十分というくらい細かいサシが入って、見た目もとてもやわらかそうである。通常100グラム980円のところ、今日は特価で880円になっていたので迷わず買い!

 ホットプレートで焼きながら食べた。味付けは塩と胡椒のみ。モモとは思えないくらいの柔らかい肉質。レアで食べるととろける脂が美味。今でこそ野菜中心の食生活を送っている(少なくともそうあるよう努力はしているけど、最近は主食がお菓子になっている・・・(汗))けれども、たまにこんなのを食べると、そもそも自分は肉食動物だったことを思い出す。子供の頃から肉なら際限なく食べられたからね。

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 ロベール・グロフィエ ペール・エ・フィス ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2002

 赤ワインに合いそうなものは日常ほとんど作ることもないので、家で赤ワインを飲むことはあまりないからうれしいな。

 美しく澄んだルビー色。香りは少し甘くていちごっぽい。けれども飲んでみると甘味が前面に出ているわけではなくてきちんと酸味もあり、渋いほどではないけれどしっかりした感じもある。やっぱり檜のような木の香りを感じるのだけれど、これは樽の香りではないのかなあ・・。謎。とてもおいしいピノノワール。

 前にとり一で買った乙訓の筍がまだあったので筍御飯を炊いた。具は筍とおあげのみ。ほわっと立ち上る筍の香りがよい。底のおこげは好物だ。残った筍は土佐煮に。両方とも少し味が濃くなりすぎたようだ。しかし今日のワインとは特に違和感もなく・・・。不思議。

 アルモニーというチーズ専門店に行ってみた。独立した店舗ではなく、ビルの2階のカフェの中に販売コーナーがあったが、わりと品揃えは充実しているようす。

 クロタンと、ボーフォール アルパージュを買ってみた。クロタンは相当熟成が進んで、ハードチーズかと思われるほど表面はしわしわのかちかち。中身もかなり固くなっていて、味はいいのだけれど猛烈に塩辛い。今日のワインとはもう一つかな。

 ボーフォール アルパージュは、ほどよい固さ。ナッツっぽい風味に、不思議だけれども魚っぽい味もする。こちらはワインと食べてもおいしかった。

 *銀閣寺 大西

  京都市左京区浄土寺東田町53

  TEL 761-0024

 *アルモニー

  京都市中京区丸太町通小川西入ル ITPクリエーターズビル2F カフェブランチ内

  TEL 252-2933 日・祝休

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2006年3月19日

野菜の力

 マダムOより、東京みやげ、トシ・ヨロイズカの焼き菓子とチョコレート、イデミの焼き菓子をいただいた。それといっしょに、朝行って来られたという安田農園の野菜たち。トマトとにんじんと金時にんじんと大根。いただいた袋を開けると、広がる金時にんじんの香り・・・。ここまでにんじんらしい香りがするなんて、味も絶対いけるはず!

 さっそく夜の食卓に上げてみた。にんじんはきんぴらに。かなり火を通していると思うのに、へたれないこのしゃきっと感。にんじんの甘味がとてもおいしい。これならいつもよりお砂糖とみりんを少しづつ減らしても大丈夫だった。そうしたほうがもっとにんじんそのものの甘味を感じられたのにちょっと残念。今度は金時にんじんでトライ。

 トマトはそのまま櫛切りで。肉質はしっかりしてこれも味が濃い。夏ではないから当然ハウス栽培には違いはないだろうけれど、それでもこのおいしさ。夏の路地ものならいかばかりか・・・。野菜はいつも、ドレッシングもマヨネーズも、塩も何もつけないで食べるので、野菜そのものの味がいいと、本当にうれしい。野菜の力が十分に感じられるすごい野菜だった。自分でも買いに行ってみたいな。

 今日はいただきものの食卓(笑)。しかも時間も遅いので、そのまんま。で、近喜のおぼろ豆腐。京都に豆腐の名店は数々あれど、近喜の豆腐は一番大豆が濃いような気がする。しっかり大豆の味がするので、冷や奴でもお醤油はかけなくても十分おいしい。素材だけを楽しめる贅沢な食卓だ。

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2006年2月28日

鶏肉濃厚スープ骨付肉入

 たった1泊の旅に多くの紙片を費やしたり、荒川静香を見ていたり、無為徒食をしていてブログの更新を怠っているうちに早二月も終わりである。この間にも、食べていない(特にお菓子)わけもなく、まさに無為徒食・・・。身は醜く肥え太るばかりである。

 今日、初めてかもめさんのオフィスを訪ねた。忙しそうに仕事をこなしておられるかもめさんの公の顔。ただでさえ忙しい年度末、どうか元気に乗り切ってくださいね。

 さて、かもめさんより福岡みやげ、表題の「鶏肉濃厚スープ骨付肉入」をいただいた。水炊きは博多の名物でもあったのね。いついただこうかと考えて、楽しみにしております。かもめさん、ありがとうございました!わたしもイチローは見てみたいな。

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2006年1月 1日

元日

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 穏やかによく晴れ、よい2006年の幕開けとなりました。皆様、それぞれ”おいしい”お正月をお過ごしでしょうか(^^)?

 例年通り、朝、祖母が帰宅。家族揃って新年を祝う。毎年同じ元旦の朝だけれど、「毎年同じ」を厭うなかれ。毎年同じように過ごせることはなかなかに有り難いことなのである。

 今年の元旦は、わたしがお雑煮を作るようになってからは初めての白味噌のお雑煮。味噌は本田味噌のを用意してある。昆布だしだけで神様と仏様のお雑煮を調製したあとは、鰹をプラスしていつもより濃い目で取っただしでお雑煮を作る。白味噌は甘いので皆あまり好きではなかったのだけれど、改めて食べてみるとこれはこれでなかなかおいしい。

 今年のお節は、大阪の東洋ホテルのもの。oseti1 oseti2 oseyi3

左から、和の重、洋の重、中の重。お味はまあまあ、量もほどほど。

 祖母を送り届けた後、遅めの夕食を8時頃から始める。祖母が帰ってくるのはうれしいけれども、ほぼ「介護」であるのでやはり緊張を強いられる。緊張の糸が緩んだこともあって少々飲みすぎる。

 今日、楽しみにしていたお酒は、ピノ・ノワールとほんの少しのシャルドネで作った、ブラン・ド・ノワール、ガティノワである。wina2

 ロゼのシャンパーニュではないのに、色はほんのりとピンクゴールドがかっていて美しく、香りもやはりほのかに赤ぶどう、黒ぶどうのよう。ワイン用の品種、ピノ・ノワールは食べたことはないけれど、確かに巨峰とかベリーAなどの黒ぶどうの香りと味がする。仕事が始まったら、自分のためのレファレンスとして、『食材図典』かなにかで、ワイン用のぶどう品種を調べてみよう。今までこういうのは飲んだことがなかった。とてもおいしい。お刺身と合わせてもおいしかったし、何よりもよいと思ったのが、シャウルスというチーズとの相性である。シャウルスはシャンパーニュ地方のチーズなので、同郷のシャンパーニュと相性がいいと聞いてはいたのだけれど、シャウルスの中心部の、まだ熟成していない、白くてもろっとしていて、口に入れて溶かすとほわっと生クリームの香りがする部分。これを口に入れて溶けてすぐ、ガティノワを飲むと・・。なんとなんと、おいしいチーズケーキの味がする♪。ケーキ好きなわたし、この組み合わせがいたく気に入り、何度も試すうちに一滴もなくなる。3人で飲んだからしかたないか・・・。

 夕刻、S嬢より思いがけぬお年玉。彼女の故郷である岐阜県の、朴葉味噌柿羊羹が送られてくる。これは日本酒が合いそう(^^)。ありがとうございましたm(__)m。

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2005年12月 6日

京都物産展??

 9月に治療を終えて以来初めての定期検診に、歯科へ行って、かみ合わせの調整と歯石取りをしてもらう。定期検診とはいえ、医者とか歯医者に行くのは大っ嫌い。根っからの臆病者なのだ。なんとか重篤な虫歯を宣告されることもなく(今年1月から9ヶ月かけて治療したので)、無事パスする。

 夕食は近喜のお豆腐と麩嘉のもみじ麩というまるで京都物産展のような材料で、湯豆腐をする。材料の調達は大丸の地下で。ここの豆腐売り場はなかなかのもので、京都の有名どころのお豆腐がずらっと並んでいて、見ているだけでも楽しくて、フィールドワークができそうなくらいだ。

 京豆腐(?)もいろいろ食べたけれど、近喜のものが今のところ自分の口に合うのではないかと思っている。初めて食べたのは、近喜のご親戚がやっておられる料理屋(というのは後になって知ったこと)、喜幸にて。ハカセさんに連れて行ってもらって、豆腐を勧められたのが最初。ここは今でも鴨川で漁をした魚を出すことで有名だけれど、実は豆腐もとてもおいしい。豆の味が濃いので醤油なしでもおいしくいただける。豆腐はおいしい上に、コレステロール対策にも効果的なすばらしい食材である。

 湯豆腐とはあまり合わなかったような気はしたけれど、ドメーヌ・マルク・ジャンボン・エ・フィス(あ~長い)マコン ピエールクロ ブラン 2003という白ワインを飲む。晩ごはんといっしょに飲むには少し甘かったような気がする。どちらかというと、よく冷やしてワインだけを楽しみたい感じで、なんぼでも飲めちゃうようなおいしいワインだと思う。マコン村にはTGVに乗って昔ちょこっと行ったことがあって、ワインも赤白とも何回か飲んでおいしいと思った記憶がある。久しぶりに飲んだけれどやっぱりおいしかったのだなあ、となんだかうれしい気分。

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2005年11月11日

男前豆腐店

 さんこさんご紹介のグァンモォ・バンチョー、わたしもしょうがじょうゆでむせび泣いてみた。細長くて少し大きめのがんも・・・だけれどわたしは京都の子なのでひろすと呼びたい。

 チンしてもぜんぜん油っこくなくて、中には角切りのにんじん、蓮根、しいたけなどの具がごろごろ。歯ごたえもあって、具の存在感がすごい。たっぷりおろししょうがをのせて食べれば、ごはんのおかずにぴったりだ。また一つ、よい日常食。

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2005年7月28日

土用の丑の日

 今日食べるものと言えば、鰻。平賀源内が考え出した鰻屋のためのプロモーションだというが、21世紀の今でも忘れ去られずに定着しているのがすごい。この日ばかりは川魚屋は大繁盛である。

 鰻の食べ方でおいしいのは、白焼きにわさび。だけれどもそういうのは家ではまず食べられない。家では蒲焼を買ってきて丼にするのが定番である。何事も育ったところの関西風を好むわたしだけれど、鰻だけは背開きで、蒸してから焼く関東風が好きだ。開くのは背でも腹でも味に変わりはないと思うが、焼く前に蒸すと、骨も皮もふんわり柔らかになるのがよい。食べ方はふつうの丼やうな重よりも、断然名古屋のひつまぶしが好き!鰻と山椒より鰻とわさびの組み合わせのほうがおいしく感じる。細かくした身と、御飯をよ~く混ぜ、刻みのりなどをちょっとかけて食べるとなんとも言えぬおいしさ。名古屋の熱田蓬莱軒で食べたひつまぶしのおいしかったこと!

 今日もひつまぶしにして食べる。・・・が、鰻があまりよくなかったのか、わたしの歯に問題があるからか、いつもよりも小骨の当たりが厳しく、やけにちくちくする。恐々噛んでいる感じで、どうも具合がよろしくない。せっかくのひつまぶしなのに、なんだか不完全燃焼だったのであった。

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2005年7月19日

素麺12キログラム

 どういうわけか、叔母より素麺12キログラムが届く。1キログラム入りの袋が12袋。麺類はほとんど好きなのだけれど、素麺はあの独特の匂いが好きではなくてほとんど食べない。この大量の素麺をどうしたものか。

 ともかく夕食にゆでてみる。ねぎ、炒り胡麻、わさび、しょうが、青紫蘇、みょうが、おあげの炊いたん、干ししいたけの炊いたん、きゅうり、かきあげ・・・の11種類の薬味と具を用意して、冷やし素麺だ。しかし二人で二束食べてあと11.8キログラム。

 冷やし素麺、にゅうめん、そうめんチャンプルー?素麺レシピを考えるけれど、これだけしか思い浮かばない。そうめんチャンプルーは作ってみたい。調べれば作り方ぐらいはすぐわかるだろうけれど、作れないだろう。なぜならわたしはそうめんチャンプルーを食べたことがないから。食べたことのないものはレシピを見ても作ることは難しい。自分の記憶に目安となる味がないからだ。

 そうめんチャンプルー食べたいなあ・・・。海と空か味峯へ行けば食べられるか?ミミガーとらふてーもいいね・・・・・・。思考があらぬ方へ向かい始めた。「家でどうやって素麺を食べるか」が命題だったのに。

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2005年6月 3日

二つの柑橘

 地道にダイエットに励む。昼食はリエータ、キャラメルモカ味、夕食は野菜三昧。また加賀太胡瓜を食べる。はまってしまったようだ。半分は明日あんかけにするとして、今日は青紫蘇とごまを入れて酢の物にする。O下殿の母上レシピである。おっっ、青瓜と同じくらいおいしい。昨日から酢を大量摂取している。クエン酸パワーで燃えよ脂肪!

 朝食に昨日ガーニッシュで買った、グレープフルーツのジュレを食べる。寒天ではなくゼラチンで作られているのはうれしいが、ちょっと固い。ごくふつうのゼリーだが、果肉がぎっしり詰まっているので朝食に良い。

 昨日書き忘れてしまったが、錦市場の池鶴という果物屋さんで、ジュースを飲んだ。店先で注文すれば、すぐにプレス機で目の前で果汁をしぼってくれるのだ。

 メニューに、美生柑ジュースなるものを見つける。初めて聞く名なので、どんなものかと尋ねると、見せてくれる。見た目はグレープフルーツと変わらない。味はと聞くとグレープフルーツに似ているけれど、苦味はあまりないと言う。今年はあまり入荷していないとも言うので、百聞は一見にしかず、と飲んでみることにする。

 おいし~い!朝一番に飲みたいさわやかな味なのであった。

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