元日の朝のことなど
明けましておめでとうございます。
昨年中はこの場を通して、皆様と楽しい交流ができましたこと、心よりうれしく思っております。ありがとうございました。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
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元日の朝は早く起きる。身支度を整え、まずすることは、家の裏に出て、東西南北をそれぞれ拝むこと。なぜなのかはわからないのだが、子どもの頃からそうすることになっていたので大人になってからもずっとそうしている。子どもの頃には祖母が若水(井戸はないので水道だったけれど)を取ってくれて、それで書き初めなどをしたものだったが、さすがに今はしない。お飾り関係もやっていたこともどんどんどんどん簡略化が進む。
それから、神さんと仏さんのためのお雑煮と、人間のための食卓を整える。その間に父と弟が病院へ祖母を迎えに行くというのがここ数年の習慣だったのだが、今年はそれもないのがとても寂しく思う。今年、祖母は帰って来ないのだ。祖母のための柔らかい料理も作らないなんてね・・・。それがまた楽しくもあったのに。
その代わりに弟夫婦がやってきた。トモちゃんお父様から、日本酒2本とトアロードデリカテッセンのスモークサーモンやら鴨のスモークやら生ハムやら、神戸のおいしいもの盛りだくさんのお年賀の品をいただく。トモちゃんからは手作りの上手に炊いた黒豆。
お雑煮は白味噌のもの。おだしは昆布のみで。神さんと仏さん両方なら、神さんの方に先にお供えをする。お雑煮も上がったので、各々、順にお参りをする。
それから朝昼兼用の食卓につく。お神酒(今年は賀茂鶴にしたらしい)のお下がりで、まず新年のあいさつ。と言っても、実に適当だ(笑)。もうちょっとなんですか、改まって・・・というふうにはならないものか。いや無理か。この家は(笑)。
今年のおせちはリーガロイヤルホテル京都のもの。わたしはおせち料理が作れない。わたしは異常に偏食の子どもでおせち料理が嫌いでほとんど食べなかった。食べなかったものは作れない。
祖母はいもぼうを炊いたり、黒豆を炊いたり、お煮しめを作ったり、来客が多かったこともあって、今から思えば相当な品数のおせちを作っていたのだが、わたしが引き継げなかったので、残念ながらその味もまた、失われた味となってしまった。子どもの頃にはわたしもごまめを炒ったり飴をからめたり、たたきごぼうを作ったりと手伝ってはいたのだが、それくらいの経験では無理なようだ。悔やまれてならないことの一つである。
ヴィルマール クール・ド・キュヴェ 1998
あまりにおいしいので、いつ飲もうかと思っていたシャンパーニュなのだが、10年目なので開けることにした。深いこく、樽の香り、酸味と果実味。一口飲んだだけでものすごくおいしいことがわかる。温度が上がっていくようにゆっくり飲む。
おせちの他には、いただいた生ハムとチーズ(クロタン・ド・シャヴィニョル、ガレ・ド・ロワール、コンテ・ド・モンターニュ12ヶ月、ブリア・サヴァラン アフィネ)など。
いただいた灘の酒、瀧鯉 大吟醸。これがちょっと不思議なお酒で、開けてすぐはものすごくさらっとしている。飲んだ後に鼻に抜ける香りは、ワインで言うところのエステル香(たぶん)のような香りを感じる。日本酒らしからぬ・・・と皆で言っていたのだが、夕食のときに飲んだら、変身(まさに)していたのだった。
そろそろお雑煮を、とそれぞれにお餅の数を聞く。もうさすがに3個!とか言う血気盛んな人はいなくて、皆2個。父とトモちゃんはゆでたお餅の一つを納豆餅にして食べる。納豆仲間が増えて父はうれしそうだ。最近やっと白味噌のよさがわかってきたような気がする。でも明日はおすましにしようかな。
先日、ワイングロッサリーのショップでムッシュOに選んでもらったチリのデザートワイン、ERRAZURIZ レイト・ハーヴェスト ソーヴィニヨン・ブラン2006。これをロックフォール・パピヨンに合わせたら、とてもおいしくて好評。チーズ嫌いの弟は「ワインはうまいけどなあ・・・」。
片付け(3人がかりなのでほんまにあっという間に終わる)を済ませ、オッジのショコラオランジュとコーヒー。
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