samedi 04 juillet 2009

ワインバーにて夕食を

 夕食は、ワイングロッサリー・ワインバーで、という assam さんのリクエストがあり、前もって、コース料理をお願いしていた。カウンターにコース用のカトラリーがセットしてあるとちょっとうれしくなる。Fシェフが腕をふるってくださるそうなのでとても楽しみだ。002_2

  Oソムリエが選んでくれたワインは、イタリアはチロル地方で作られているという、ゲビュルツトラミネール。イタリアでもゲビュルツトラミネールが作られているなんて知らなかったし、もちろん初めて飲む。そんなにスパイスを感じさせるタイプではなく、果実味が優ったタイプで、少し温度低めがおいしいかな。

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 アミューズ1は、冷製コーンスープリエット

 豚肩肉と玉ねぎ、にんじんといった野菜を白ワインでじっくり煮込み、定石どおり、ほぐす前に野菜を取り除かずにいっしょにほぐして野菜の甘味や風味を生かしてあるのだとか。わたしはこのリエットのやさしい味わいが好き。

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 アミューズ2は、鮎のコンフィ

 もうこのお料理の季節。既にこれはFシェフのスペシャリテかも。丸ごと低温の油でじっくりと煮て、頭も骨もしっぽもとても柔らかくなっている。形もきれいなまま。不思議に思うのは、油の中で煮る、という調理法なのに、油っこい感じがまったくしないことだ。丸々とした鮎は丸ごとすべておいしかった。

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 バゲットとオリーブ入りのパン

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 アミューズ3は、牛肉のタルタル

 新鮮な牛肉とオリーブ、ドレッシングがよく和えられて、酸味を効かせてさっぱりと作ってある。夏仕様かな。

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 鱧とフォアグラと茄子のスープ仕立て

 香ばしく焼き目をつけた鱧と濃厚なフォアグラ、油と相性のよい茄子に、フォン・ド・ヴォライユが注がれて、なんとなくお吸物のような感じでもある。ちょっと意外な取り合わせだったけれど、おもしろかった。assam さんは鱧が食べたいとおっしゃっていたのでよかった。この季節にはフレンチにも鱧が登場するというところが、京都かなあ。。008

 鴨のロースト オレンジとブルーチーズのソース

 作っておられるときから、チーズのよい香り。マグレ鴨の鴨らしい味をしっかり出すために厚くカットしているとのこと。強い味のソースに負けない。

 いろいろと料理について説明をしてくれるときのシェフは、真剣にかっこいいと思う。009

 デザートはチーズ。

 assam さんはそんなに強いチーズは苦手かも、ということで、サレールクロミエ。わたしはどんなチーズもどんと来い!なので、ヴェズレーマロワール。今日のゲビュルツトラミネールは果実味強く、少しだけ甘めなので、チーズともおいしかった。

 さらに京都の寺社についてオタクなことを勝手に語っていたような気もするが、それはお許しいただいて、ご旅行のひとときを、うれしいことにわたしの好きなお店で楽しんでいただけたことと想像し、感謝を申し上げます。

 ホテルまで徒歩でお送りし、せっかくだから部屋を見て行きませんかと言われ、後学のため(?)ちょっとだけ見学させてもらって、タクシーにて帰る。するとそのタクシーの運転手さんがどういうわけか、伏見稲荷と藤森神社の関係(ほら、例の「土地返せ」という話だ)について語りに語る。不思議なこともあるものよ、と拝聴していた。

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vendredi 03 juillet 2009

sans souci

 Fさん、みさこさん、かもめさん、Oさんと、Fさんのお祝いの会。このところの気がかりの荷を、完全に降ろされたとは言えないかもしれないけれども、ずいぶんと軽くされたもよう。sans souci (サンスッシ)。人生には常に憂いは付きものだけれども、それがなくなる、あるいは大幅に減ずるということは、大変におめでたいことである。今夜はお祝いshine。桂の喜久寿司にて。

 わたしは遅番だったので遅れて参加。ごあいさつの後、突き出しをいただきながら、冷酒(久保田・千壽)でのどを潤す。いろいろなあてを、少しずついただく。001

 鳥貝。こりこりなのに最後はするっと溶けるようにのどに滑り込む。少し残しておいて、それを後から炙ってもらう。少し火の入った身もとてもおいしい。

 賀茂茄子の田楽焼いた鯛の骨のところも、少し。野菜の掻き揚げを一つ。

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 鱧の焼き霜。一切れ食べた後(笑)。鱧は、梅雨の雨を飲んで大きくなるんだっけ?夏が来たのだ。このお店の焼き霜は、皮の方だけに焼き目がつけてある。骨切りの技術も確かなものなのだろう。ふんわり、なめらかと言っていいくらいの身。鱧の甘味の余韻があって、ほんとにおいしい。

 鱧の骨のせんべいもよいおつまみ。油を使わず、じっくりと焼いたもの。カルシウム補給(笑)。

 お酒は、菊理媛(くくりひめ)。平成7年の仕込みのもの。お祝い酒なので贅沢に。熟成を物語る濃い色合い。Fさんは、ブルゴーニュのよいワインを思わせる、と言っていた。確かにこれは。。。おそろしい返り香のお酒。もともと美しい姫が年月を経て、神力を持ったような。

 お皿に、大根の薄切りにのって出てきた謎の食べ物・・・。何だろう?塩辛くて、ものすごい旨みがある。きっと魚の内臓を発酵させてあるもの?正解は、「うるか」だった。鮎の内臓。名前だけは知っていたけれど、食べたのは初めて。Fさんは、たたみ(イグサ)の香りが中にある、と言っていた。確かにそんな感じも。鮎にはちょっと瓜っぽい香りがあるので、それと同じところから来るものかな、と思う。

 おすしはお隣のかもめさんとそれぞれ一個ずつ。フライングして、たこを握ってもらって、Fさんに怒られる(笑)。おいしいなあ。。。玉子。そう言えば、ここでとろを食べたことがなかったねぇ、と言いつつ、とろをお願いする。大とろかな。脂はもちろんとてもおいしいのだけれど、それだけではなくて、かもめさんも言ってたけれど、みずみずしくて、さらっとしているの。003

 喜久寿司さんで、必ず、一番、すごく食べたいのは穴子。香ばしくて、とろけるような・・・。いつ食べても、うっとりするようなおいしさ。

 一口で食べてしまうのがあまりにも惜しいので、禁じ手(笑)、穴子だけお箸で少し食べちゃう。かもめさんに、これ!おっさんみたいに!と叱られた(笑)。だってだって~・・・。

 デザートはわさび入りのかんぴょう巻き

 願わくはわたしの友だちが皆、憂い無く、常に楽に息ができていますように。わたしはエゴイストだから、すべての人が、とは言えないね(笑)。

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mercredi 01 juillet 2009

ル・コントワール・ド・ブノワ

 33階などという高い所には、京都ではまず登ることはない、と言うか、そんな場所はない。応仁の乱で焼け野原になったから(嘘)。先日、所用あって大阪に行き、ブリーゼ・ブリーゼの33階にある、ル・コントワール・ド・ブノワでお昼ごはんを食べた。店名にもなっている大きなカウンター。店内は広く明るく、当然ながら眺めがよい。  002_2

飲み物はオレッツァというコルシカ島のガス入りの水。

初めて飲んだ水だったけれども、けっこうおいしかったし、お酒を飲まないときはガス入りの水は、食事のお供になかなかよい。

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 アミューズ

 かりかりのパンと、フロマージュブランか何かのディップ。パンに付けてもおいしかった。

 品数によって値段設定が違うプリフィクス。基本の3皿構成にしてみた。

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 ピストゥ

 南仏の、バジル風味の野菜のスープ・パスタ入り。目の前でピッチャーのチキンのスープを注いでくれる。

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 パンバター

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 フォアグラのガレット サラダと焼いたきのこ添え

 豚足、フォアグラ、鶏の胸肉、野菜のムースを一度蒸してから切り、小麦粉をつけてかりっと焼いた、という手間のかかった料理。ふんわりと柔らかく、とても濃厚。豚足のゼラチン質から来ているのだろう。おいしかった。

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 とても悩むのがデザートで・・・(笑)。すもものタルトと迷いに迷って、ピーチメルバ。定番としてはフランボワーズを使うけれど、ここのはグロゼイユを使っているそうだ。

 底に酸味のあるグロゼイユのジュレ、あっさりした桃のコンポート、ヴァニラアイスクリーム、生クリーム。アーモンドのチュイール。甘味と酸味がよく合っていた。

 食後は、コーヒー

 大阪で、特にお昼を食べてびっくりするのはとにかくサービスが速いことだ。たとえフランス料理でも。やはり皆、せっかちなのだろうか・・・(笑)。

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samedi 27 juin 2009

歓送迎会

004_2   夜、職場の歓送迎会。H.Splendide(アッシュ・スプランディード)にて。人一人幅の細くて長い路地、京都風に言うなら「ろーじ」の奥の奥。町家改装系だけど、中はあまりそれを感じさせない、フレンチな空間。

 飲み物はそれぞれに好きなものを頼んでください、ということだったので、グラスの白ワインをもらう。南仏のものだった。

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 海の幸のピラミッド仕立て

 一皿目は、かなりインパクトのある冷たい前菜。ピラミッドパワー(笑)?前菜にしてはかなりのボリューム。コンソメジュレのピラミッド(金箔がけ)の中には、まぐろ、鱧、帆立貝柱、うになどがぎっしり詰まっている。

 周りには色とりどりの野菜。島オクラ、ノーザンルビーという北海道の薄紫のじゃがいも、ずいき(ハスイモ?)、ビーツ、加賀太きゅうり、生のとうもろこし、黄色いプチトマト、アスペルジュ・ソヴァージュ、蓮根、ジッキーニ、黄色いズッキーニ、グリルしたかぼちゃ、などなど。どの野菜も味が濃くて甘い。魚介のゼリー寄せの「付け合わせ」、なのだろうけれども、どちらも同じくらい主張していた。美しく、楽しいお皿だった。006

 牛のど肉と仔イノシシ(?)の煮込みとホワイトアスパラガス

 仔イノシシって聞こえたけど・・・。うりぼう??お肉もソースもとても好みだった。温かい前菜として出されたけど、メインでもよさそう。ソースがおいしかったので、おとなりさんと、パンがほしいねえ、と言っているとちょうど持って来てくれたのがナイスタイミング。パンはシャンピニヨンと、後にもう少し小型のソフトなパン。バター付き。007

 完熟トマトのガスパチョ コンソメジュレ 大葉のソルベ

 ほんのり甘い大葉のソルベと混ぜて食べる。さわやかな香り。

白ワインをもう一杯。今度はシャブリ。

008 うめご(??)のポワレと蛤

 笹鯛の一種で、うめご、と聞こえたけどよくわからない。こういう席ではなかなかじっくりと料理やワインの説明が聞きづらいのが残念だ。ソースは3種類もかかっていて、これもとても手が込んだ盛り付け。でも料理も温かさをしっかりキープしているし、ぱりっと香ばしく、おいしい状態のまま出されるのはいいと思った。ときどきあるでしょ?凝った盛り付け×多人数、で料理が冷めてる・・・っていうの(笑)。009 

 賀茂茄子のコンポート

 お口直しとして。あるかなきかの味で、いい意味で茄子っぽい。グラニテなどではなく、こういうお口直しもおもしろいと思った。

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 子羊のロースト

 メインは信州牛のステーキかどちらか。付け合わせの、縦に切ったみょうがと見た目がそっくりだけどみょうがじゃない野菜のフリットが、何だろうと気になった。

 ワインは赤を。同じく南仏のもの。重くないシラーかな。011

 ココナッツとマンゴーのムース、フォンダン・ショコラ、ヴァニラのアイスクリーム フルーツ(佐藤錦、キウイ・パイナップルなど)

 アイスクリームに刺してあるのは、うすいえんどうのせんべい

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 飲み物と共に出された小菓子は、ヘーゼルナッツのビスコッティヘーゼルナッツのチョコレートがけフロランタン

 ビスコッティがヴィンサントを注文したくなるくらいとても固かったので、コーヒーにダンクして食べた。

 店内の雰囲気もよく、そうそう、地下のワインセラーが、一部ガラス貼りになった床から見えるのがびっくり。踏み抜きそうでなんだかこわい(笑)。楽しく過ごさせていただいた。幹事さん、どうもありがとう(^^)。

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mercredi 24 juin 2009

燻製と熟成

 久しぶりにごうやんさんとワインバー。新しいお仕事、忙しいのかな~ってずっと気になっていたのと、ちょっとお菓子関係でお話したいこともあったので。おいしいワインとお料理とおしゃべりで、変わらず楽しく過ごせてとてもうれしかった。バーには新しいアルバイトの青年がおられた。

 降りそうで降らない、蒸し暑い夕方。わたしはトリンバックのゲヴュルツトラミネール、ごうやんさんはミッシェル・アルノーで乾杯。よく冷えた白ワインがおいしい季節。そう言えば夏至も済んで、夏。日差しがいつまでも残る夏の宵は良いものだ。室内での冷房地獄にさらされないこの時期は、一年で唯一わたしが「暑い」と言う時期かな。だから珍しく今日は素足にサンダル。003

 アミューズは、鶏胸肉のサラダしらすのペースト

 しらすのペースト、これ毎日作ってない??と聞くとそんなことないですよ~とのこと。わたしこれに当たるの4回目くらいなんだけど・・。かなりの高確率(笑)。

 二杯目はわたしの大好きなブラン・ド・ノワール、ミッシェル・アルノー004_2 

 ホワイトアスパラガス。しゃきしゃきと歯ざわりも楽しいアスパラガス。

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 ミンチと万願寺とうがらし、トマトのキッシュ

 生で入れたという万願寺はほどよく火が通って柔らかい。ほろ苦いのが大人の味かな。

 先日キッシュ・ロレーヌで大失敗。ずぼらしてパート・ブリゼを作らないで市販のパイシートを使ったから割れ目ができてアパレイユがもれてしまった。今度からきちんと作ろうっと。・・・という話で、Fシェフとごうやんさんとわたしで生地の作り方の工程が皆違うのがわかっておもしろかった。一度、Fシェフの工程で作ってみよう。006_2

 子羊。今日のワタシ的一皿はこれ。ピンクに美しく火の入った部分はもちろんおいしいけれど、外側のよく火の入った部分が香ばしくてとてもおいしい。聞けば、焼く前に軽く燻製にしているのだとか。納得。Fシェフは研究熱心。

 ワインは、マルク・クライデンヴァイス ペリエール コスティエール・ド・ニーム 2006

 マルク・クライデンヴァイスはアルザスの生産者だけれども、南仏でも作っているらしい。Oソムリエが、レクチャー用のきれいなフランスのワイン地図を見せて説明してくれる。これはわかりやすくって楽しい。ラングドック地方かあ・・・。南仏って行ってみたいなあ。濃い赤ワイン、パスティス、ロクシタン。明瞭なア音がわかりやすいお国訛り、ミストラル、オリーブ油を使った地方菓子。007

 牛テールの煮込み。これもおいしかった。とろとろ煮込まれたお肉はほんのりワインの甘味。

ワインはシャトー・ル・ピュイ 2005。ボルドーのビオディナミ。何でも、1610年から農薬を使っていないのだとか??

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 チーズいろいろ。

 左から、マロワール、ペコリーノ・サルド、クロミエ、ブルー・ド・メメー、そして何だと思います?一番上の黒いのは(笑)?

 出てきたときから二人とも目が点(笑)。何このこんにゃくは~??

 正解は、強力・約二ヶ月熟成 セルシュールシェール

 うそやろ~!なんでこんな色になるのん(笑)?? 「これでワイン5杯はいけますよ」、とのことで、当然ながら最後に食べることにする。「チーズ好きな人にしか出しません」。

 ・・・・・・。さあ、きましたけど・・・。ナイフを入れると案外柔らかい。・・・うん。ミルキーと言えばミルキー。かなりぴりっとした刺激。でもレーズンのパンと合わせると刺激が和らいでよく合う。

 チーズと合わせるのは必ず甘いワイン。今日はチリのレイトハーヴェストのワインだった。ごうやんさんお菓子の達人なのに、甘いワインは苦手とか。これは新たな発見。

 *ワイングロッサリー・ワインバー

  京都市中京区六角通新町西入ル

  TEL 255―0117 日・第三月休

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mardi 16 juin 2009

燔(ひもろぎ)

 久しぶりに会うマダムUとともに、ブライトンホテルのにてランチ。ひもろぎとは、神社などを建てないで神を祭るときに神の依り代にするために立てられる木(人の場合は、かんなぎ、と言うか?)、のことらしいが、変わった名前だなあ、と思っていた。しかし「ひもろぎ」という言葉は神に供える肉や魚などの供物、という意味もあり、また「燔(ばん)」という文字の字義は、炙り焼く、ということらしいので、ここまで来るとようやく、だからなるほど鉄板焼店の名になるのか、と腑に落ちる。考えたので疲れた。

 待ち合わせ場所にマダムUは分厚い活字二段組の本を読んで待っていてくれた。聞けば、奥泉光全作読破計画推進中とか。暑いが徒歩(かち)にてブライトンホテルへ。

 鉄板の前の席に案内される。専属の焼き手となってくれるシェフにあいさつ。どうもこういう一対一(正確には二だが)というのは試合とか、何かのお稽古のようなノリになってしまうようだ。このシェフは、塩や胡椒の瓶を投げてキャッチしたり、そういうパフォーマンスはしないだろう、たぶん。

 のどが渇いたので冷たい飲み物を。マダムUはポメリー。うむう、泡ですか(笑)。わたしは作り手は覚えていないけど、シャサーニュ・モンラッシェ。これがしっかり樽味でおいしかった。001

 前菜。海老のテリーヌ、いかの中華風、オレンジ風味のクリームチーズ

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 ほたて貝柱の香草パン粉焼き トマトソース しめじ チンゲンサイ バジルオイルとバルサミコ

 ほどよく火の入った貝柱の甘味とこんがり香ばしく焼けたパン粉。

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 お肉はフィレ。二回に分けて焼いてくれる。焼きかげんはレアで。薄くスライスした食パンだこんがり鉄板で焼かれてお皿の上に。ほどよく肉汁と脂のしみたこのトーストが後に・・・。

 お肉につけるものとして、塩・香りのいい胡椒・わさび・にんにくしょうゆ・おろしポン酢などたくさん用意してあった。また小皿に盛られたにんにくチップは、そのまま食べてもおいしい。      

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 豆腐のサラダ

 このインターバルを挟んで、二回目のお肉。

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 さきほどのトーストが、もやしのロールサンドとなる。

 具は炒めたもやしと粒マスタード入りのタルタルソース。おいしい。。。もやしなのに(笑)。

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 焼き野菜。長芋、にんじん、玉ねぎ、甘長、かぼちゃ、唐辛子入りこんにゃく

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 最後のお楽しみはガーリックライス。中に入るお肉も、フィレのはしっこ。高級。。。。卵と葱と香ばしいガーリック、にんにく醤油で味つけ。

 赤だしと香の物とともに。ぱらっとして香ばしくておいしいわあ・・・。

 クー・オ・ミディでのケーキセットがデザートとして付く平日限定のおトクなコースだったので、専属で焼いてくれたシェフに、「礼!」「ありがとうございましたあ!!」と、試合後、または稽古後の挨拶をしたい衝動にかられながら、着物姿のお姉さんに案内されてクー・オ・ミディまで。008  

 ケーキの見本を持ってきてくれるところは好きだな。つい視線も鋭く、ケーキの構成について質問してしまう。そこに妥協はない!!

 コーヒー(お代わり自由)と、マダムUは抹茶のプリン、わたしは、八つ橋シュークリーム

 多分にキワモノであると思ったが、八つ橋の風味はつまりシナモンである。シナモン風味のシューなら、そうキワモノではないと思い直したのだ。シュー生地の中にカスタードクリーム。その中には生八つ橋とあんこ、こんもりとした生クリームには八つ橋が突き刺さり、上に乗ったシュー生地にはニッキ粉がふりかけてある、といった構成。

 ゆっくりとおしゃべりをしながら、長時間過ごす(笑)。松本の「大信州」というお酒をいただいた。ありがとう(^^)!

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samedi 13 juin 2009

かつめし

025 今は、B級グルメで町おこし、というのがブームになっているようだけれども、けっこう前から、この加古川のかつめしはそこそこ知られていたかもしれない。どういうわけか加古川にしかない食べ物として。そう、なぜか加古川限定で、近隣の明石とか姫路とかにはない(たぶん)。

 初めて食べたのは5年ほど前になるかな。わたしはそこにしかないご当地メニューというものが大好きなので、明石に出張した折に足を延ばして食べに行ったのだった。そして今回は、巡礼の後に新快速を途中下車。山を降りればどっぷり世俗に帰るのであった・・・(笑)

 「かつめし」というのは、お皿に盛った白ごはんに、切ったビーフカツをのせて、ドミグラスソースベースのたれをたっぷりかけたもの。このたれに、各店工夫を凝らしているらしい。ライスではなく、めしであるから、おはしで食べる。どちらかと言うと、がっつり、庶民系(こういうマトリックスを作ったらおもしろいかもしれない)の食べ物だ。

 似たような系統の食べ物で思い浮かぶのは、根室のエスカロップ(略してエスカ)、長崎のトルコライス、岡山のソースカツ丼(ソースカツ丼はいろんなところにあるけど岡山の)、京都は下立売大宮のキッチンゴンのピネライス、そのもうちょっと上の千疋屋の欧風ビーフカツ丼とかね?わたしはドミグラスソースが大好きなので、こういう食べ物はみんな好き(笑)。027

 今回行ったのは、旭食堂という、なんともまあ昭和な感じのいい味出してる老舗。外観もそうだが内装はもっと昭和、ただし40年代まで、といった感じ。もしや、ねらっているのか、という疑惑もないではなかったが、お店のマダム、というかおばちゃんを見れば、そういうあざとさはみじんもなし(笑)。

 JR加古川駅正面のまっすぐ伸びる大きな道を進み、ヤマトヤシキを越えたくらいに「寺家商店街」という商店街があるのでそこを曲がってまっすぐまっすぐ。店が途切れてもまっすぐ。住居表示が、「本町」に変わったくらいのところにあるので、機会があればどうぞ。かつめしは800円。

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mardi 09 juin 2009

アルザス

 同じ京都に住んでいながら、なぜか東京や大阪でしかお会いできていなかった arinko さんと、ついに京都で会うことに。ご一緒したのは一乗寺のアルザス。arinko さんと言えば、旧ブログ、「パンが無いならケーキをお食べ。」を長く楽しく愛読させていただいていた。そして満を持してこの3月に週一回のカフェとウェブショップをご開業。新しいブログで書いておられる「工房ができるまで」がおもしろい。食の安全の問題がクローズアップされてから、保健所の認可もさらに厳しくなっているみたい・・・。

 カフェの話やお菓子の話や来し方のことなど、旧知の友のように、時間のたつのを忘れるくらい親しく、楽しくおしゃべりさせていただいた。いろいろな経験をして来られて、奥行きと幅がある方。そしてもちろんパワーがある。

 京都のフランスは、木屋町のオンズか、ここアルザスかっていうくらいにフランス(笑)。小さなお店で感じのよいご主人が一人。もうちょっと近かったら足繁く通っていると思う。

 arinko さんはお酒を飲まれない方のでわたしだけワインをいただく。白はシャルドネ、赤はシラー。アルザスのワインを飲みたかったのだけれども、グラスワインは一種類のみだったのが少し残念。と言ってもたくさん飲んだけど(笑)。

 メニューを見てあれこれ吟味。タルトフランベは前日までの予約限定になっていた。006_2      

 にんじんのサラダ。細く切った、あるいはおろした(ラペ)したにんじんをヴィネグレットで和えた、典型的なフランス料理。シンプルだけどおいしいから好き。量もたっぷりで健康にもよさそう(笑)。

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 パテ。なんと分厚いトランシュでしょうか(笑)。付け合せのコルニションも気前よく。008

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 山盛りのパンと共にもりもり食べる。

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 豚頭肉(tête de porc)の煮込み。好みでケイパー入りの酸味のあるソースをつけて食べる。二人とも、こってりした煮込みを想像していたのだけれど、これはあっさり、ポトフのよう。後からこれは、ベックオフというアルザスの郷土料理であったことを思い出す。

 赤身は柔らかく、脂身はぷるぷる。しっかり煮込まれているのに、お肉の味はしっかり。じゃがいもにも味が染みて、おいしいこと・・・。011

 おいしいし、もうちょっと何か食べましょう、と、アッシ・パルマンティエ。鉄製のお鍋がぐつぐつ言って運ばれてきたときには、一斉に歓声。「きゃあ、おいしそう~」(笑)。熱々をはふはふ言いながらパンと共に。当然、わたし一人ワインも進む(笑)。

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 当然食後の甘味もはずせない。甘味のメニューは黒板に。ヌガー・グラッセを一つ。arinko さんのヌガー・グラッセとはまた違って、四角く固めておらず、ざっくりふんわり、アイスクリームのようにクープに盛り付けてある。ラムレーズンがたっぷり入って、ラムが効いている。大きめの飴がけアーモンドがかりかりと、クロッカン。

 最後はコーヒーを飲みながらさらにおしゃべり。楽しいひと時をありがとうございました(^^)。また大阪のカフェで、京都のおいしいもの屋さんで、お目にかかりましょう!

 *アルザス

 京都市左京区一乗寺西閉川原町29―9

 TEL 723―2703 水休

 お会計でびっくり。やっぱり安い~! 

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mardi 02 juin 2009

塩釜を割る

 小豆の誕生日をパワフルな「うまいもの」でお祝い。さゝ木にて。いつものように建仁寺の中を通って店に向かう。やっぱりいいなあ、禅寺は。でも建仁寺は狭いと思う。

 大将は8月末に放映予定の「情熱大陸」に出るそうで、ほんとにほんとの3ヶ月「密着取材」なのだそう。おもしろそうだ。席に案内されて冷たいお茶で一息。今日は暑かった。

 定刻になり、「さゝ木劇場」の幕開けだ。002

 最初のお酒はお誕生日らしく、泡系で行きたいもの。月の桂のにごり発泡酒、「吃驚仰天」。度数8%とちょっと低めの日本酒だ。麹が下に沈んでいる。夏らしく、涼やかな青い瓶。名前を覚えていなかったので、以前ここでいただいたちょっと微炭酸の・・・と説明して出してもらった。いつもは飲み物を聞かれれば「冷酒」とだけ伝えて、セレクトされたものが出てくるのだけれど。

 お誕生日おめでとう!乾杯(^^)。

001_3  冷たい蓮根まんじゅう(?)

 蓮根の中には、羅臼のうに富山の白えびがたっぷりつまっている。すだちのジュレがけに、梅肉オクラ。蓮根のシャキシャキと中味のとろ~っがうまく合わさってとてもおいしい。

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 鱧の焼き霜 新玉 水なす

 やっと韓国のよい鱧が入ってきました、とのこと。皮の方に軽く塩がしてあって、身の方に軽くふりかけてあるのは炒って粉にした大徳寺納豆。野菜はお酢をして軽いピクルスみたいになっている。身はふっくら。焼き目も香ばしく、美味。鱧の骨切りの、しゃっしゃっという音を聞くと、季節が巡ったんだなあ、と思う。夏は大好きな季節だ。梅雨もまたよし。004

 鯛の潮仕立て

 鯛は広島のもの。わかめも中に。お椀は新しく作ってもらったものなのだそうで、蛍の模様が涼しげ。光が金蒔絵、羽は螺鈿。お椀を見るのも好き。骨と昆布のおだしがじんわりとおいしい。鯛の身は、お汁に入っているからとかではなくて、それ自体がジューシー。

 次のお酒は、群馬県は龍神酒造の、尾瀬の雪どけ。これは前に飲んだねぇ。005_2

 鯖(しょうが醤油で) ぐじ ぐじのうろこの揚げたの 大とろの握り

 ぐじは熟成3日。舌にからんでくるような、ある意味クリーミーと言ってもよいかもしれないくらいの食感。美味。うろこの揚げたのもかりかりと香ばしくておいしい。鯖はかなり苦手で、おいしいと思ったことが実はあんまりないのだけれど、この鯖は留保なしでびっくりするくらいおいしかった。大とろは言わずもがな。わさびの葉大葉の新芽も残さず食べた。006    

 活け鳥貝

 ぱしん!と大将が叩けば、お皿の上でくるっとカール(笑)。各自塩を振って食べる。鳥貝って食べたあとふと返ってくる香りが独特。ちょっとフルーツと言うか、瓜のような感じがあるような気がする。気のせいかもしれないけど。

007_2 煮穴子の握り

 穴子は岡山のもの。ほんのり温かい鮨飯。ほわ~っと口の中で穴子のよい香りが広がったと思ったら、身がほろほろ~っとほぐれた。・・・て擬態語ばっかりなのがいかにも関西人(笑)。しかしこのおいしさは官能的とも言えましょう。

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 うにの握り

 さっきの羅臼のうにと食べ比べてみて、と、これはちょっと珍しい、大間のうにとか。大将が、うにの鮨に海苔無用説を語っている。同感。わたしもいつも海苔の意味わからんって思ってた。

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 次のお酒は、廣木酒造の飛露喜の特別純米酒。日本酒に詳しくもないわたしが、このお酒知ってる・・・と思ったら会津坂下のお酒だった。だから知っていたのね。一口飲めば、どう表現していいかはわからないけれど、とにかくおいしい。これは会津出身の父のために父の日に1本贈呈しよう。

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 琵琶湖の鮎の塩焼き×2

 お酒を飲んでくださいというような料理が出るので困る(笑)。ほろ苦さがおいしい。013

 お誕生日企画(笑)、塩釜を割る小豆。なんだか鏡開きみたい。固くてなかなか割れなくて小豆は苦戦(笑)。

 塩釜の中に入っているのは・・・

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 大きな肝のソースとわさびで濃厚かつさっぱりと。

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 最後の料理は、みすじ肉のスープ仕立て

 ほんとにおいしいみすじ肉と破竹ずいきふき。熱々のスープの中で、いい感じにお肉に火が入っていく。ちょっと韓国風に、胡麻と胡椒を散らして。

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 御飯は今日も二種類。一つ目は、新しょうがと鰻の御飯。鰻としょうがって意外だったけれど、これがまた合う!

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 お漬物は、泉州の水茄子と、大根・白菜・柴漬け020 021

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 もう一つの御飯は、ごぼう御飯。隠し味におあげと細かく切った鶏肉が入っている。お代わりには大好きなおこげの部分をリクエスト。土鍋でこんな御飯炊いてみたいなあ・・・。022

 最後の最後、デザートは、抹茶のムースメロン・さくらんぼ・宮崎のマンゴー「太陽のたまご」のシャンパンジュレがけ

 さゝ木劇場もこれにて幕。二人ともすっかり満足。

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 満足、だけれどももう少しおしゃべりしたい(笑)。また建仁寺を抜けて、クープ・ド・ワイングロッサリーへと向かう。023

 わたしはルビーグレープフルーツのカクテルを。小豆にはきっと彼女好みだと思われる、樽味(笑)、ヴィルマールをチョイス。

 アミューズはメープルシロップをかけたアメリカンチェリーとレーズンクリーム

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 赤ワインもオレゴンとブルゴーニュ、タイプの違うのをそれぞれいただいて飲み比べ。

 ソムリエKさん&Sさんにいろいろとおもしろいお話をたくさん伺って大いに楽しませていただいた。なんでおたくなまでに話おもしろいのか(笑)。

 最後までいい夜。友達の誕生日をいっしょに祝えるってうれしいなあ。  

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lundi 25 mai 2009

クロッカン

 和泉中央駅のすぐ近くに、市立図書館があるから、とH嬢が教えてくれたので、施福寺の帰りに行ってみた。旅に出ると、時間が許す限りは土地の神社と図書館を訪ねることにしている。

 市役所などの入った真新しいビルの地下1階。ドーナツ状の設計で真ん中の穴の部分は吹き抜けの庭になっていて、地下ながら明るい。現代的な設計のきれいにまとまった図書館だ。図書館カードの再発行に、実費として30円取っていた。へえ、と思った。これくらいしてもいい。だいたい利用者、カード失くし過ぎ。ついでに督促にかかる電話やはがきの実費も取ればいいのに。何回督促しても返さない人とか督促リストの常連多すぎ。010        

 梅田まで戻って、茶屋町の arinko さんのカフェ、SUGAR TOOTH で一休み。

 今日のお菓子は、定番のかぼちゃのプリン、いちごのトライフル、スコーンとタタンジャム、そして梅ジャムを挟んだマカロンとヌガーグラッセ

 伊予柑ピール、クランベリー、アーモンド、カラメルがたっぷり入った風味のよい軽いアイスといった風情のお菓子。カラメルのクロッカンな食感と伊予柑のさわやかな香りがとてもおいしかったので、思わず単品で追加しようと思ったくらい(笑)。

 そろそろ終わりの柑橘のジャムと、ルバーブ、梅のジャムなどを買って帰る。先週はルバーブのタルトを出しておられたようだけれど、ルバーブで作ろう、と思うのはやはりヨーロッパで暮らしていた人だなあと思う・・・とか、ルバーブ話や、最近はどうも、どうしてもこれを・・・というお菓子屋さんがないのであんまりお菓子を買って食べていなくて、専ら制作に走っているというお話などを少し。

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vendredi 22 mai 2009

ドゥー・コション

 ついに職場でマスクが配布され、全員着用命令。いつまで続くのやら、インフルエンザ狂想曲・・・。

 所用あって、遅番が終わってから四条烏丸周辺へ。小さな町家のワインバー、ドゥー・コションに入ってみた。若いご夫婦(?)でやっておられるお店で、フランスのビオワインのみを扱っておられるそうだ。のども渇いているし、冷たい白ワインが飲みたかった。リスチャン・ビネールの、ピノ・グリやリースリングなどのアルザスっぽい品種が何種類かブレンドされているのをまず一杯。口当たりもよくおいしかったので、ごくごく飲んでしまいそうなところを寸止め(笑)。

 田舎風テリーヌアッシ・パルマンティエがおつまみ、と言うよりも食事になるくらいのしっかりとしたボリューム。赤も一杯。ジャン=ピエール・ロビノというロワールの作り手の、よく知らない品種のワイン。アーティスティックなエチケットが印象的。エチケットの下の方に小さく、Tokyo la nuit と書いてあるのがなんでかなと思って見ていると、この作り手は自ら写真を撮って、それをエチケットにしており、そのボトルの写真は、日本に来たときに東京の夜景を撮ったものだ、というようなことを奥さん(?)が説明してくださった。

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mardi 19 mai 2009

東本願寺の至宝展/カレーと白熊

 今日はお昼からゆるゆると自転車で町へ。久しぶりにプティ・ムッシューに行ってカレーを食べる。この店、インテリアが「女子」でほんとにかわいい。マダムの感じとおんなじだなあ、と思う。オリジナルカレーのセットを。ほんの一口のヴーヴ・クリコがついてくるのが楽しい。今日のお野菜の小さな前菜は、スパイスを効かせた野菜の冷製スープ、トマトとズッキーニのオーヴン焼き、大原の赤大根(?)とりんごのサラダ。カレーにはもち豚の一口カツをトッピングしてもらった。ここのカレーはたぶんフルーツの甘味がふんだんにあるのだけれど、甘いと思っていると、けっこう後から辛さが来て、最後には汗ばむほど(笑)。おいしいカレーだ。001_2

 マダムUからチケットをいただき、行きたかった「東本願寺の至宝展―両堂再建の歴史」を見に行く。親鸞聖人の750回御遠忌記念として行われている展覧会だ。うちは西とのご縁の方が深いのだが、どちらももとをたどれば親鸞聖人だ。親鸞聖人がおられたからこそ、わたしたち凡夫はいろいろと難儀なことを考えて思い悩んだり、苦行をしなくてもよくなったとも言える(笑)。ありがたい方なのだ。と言っても「教行信証」読んでないけど・・・。

 本願寺教団は迫害や戦闘の時期や一時衰退の時期を経ながらも、現代においてもなお強い寺勢を保っている。だからこそ、東本願寺は現在の地に最初の御堂が建ってから4回も焼失を繰り返しながら、不死鳥のように復興しているのだ。度重なる焼失で、障壁画などは失われてしまったが、それでも掛け軸や書簡など、持ち出し可能なものは大変よく保存されているようだ。

 何人もの上人の肖像画があったが、皆それぞれ個性が出ているようでおもしろかった。信長(何でも焼き払うのが好きだ)との和睦後、紀伊に退いた父・顕如上人に従わず、徹底抗戦を主張した教如上人など、僧侶らしからぬ武闘派っぽい不敵な面構えである。

 「寛政度用材運搬図屏風」という、六曲一双の屏風がおもしろかった。寛政年間の再建のために寄進された用材を、羽前国(山形県)の新庄荘内の後谷というところから切り出しで運搬している図だ。登場人物がたくさん描かれていて、とても活気のある画面。

 わたしは細かく、たくさんの人物が書き込まれている絵図が大好きで、一人一人を詳細に観察してしまう。そして絵の中の登場人物が楽しそうであれば、なぜか自分までとても楽しい気持ちになるのだ。この絵の登場人物は皆生き生きと仕事をし、本山の御堂を自分たちの手で再建するのだ、という最上門徒の矜持と喜びとが画面から感じられてとてもよかった。

 もう一つ、延享年間(1744~48年)に描かれた、「境内町絵図」がおもしろかった。この絵図には、家臣屋敷30と商家94などを中心とする576軒が書き込まれている。

 東本願寺の寺内町は、西本願寺の寺内町の6割ほどの面積しかなく、仏具屋など、寺院関係の業種は見えるが、人々の生活を支える職種の家はなく、寺内町が外部の経済システムに依存していた点も西本願寺の寺内町と異なっているのだという。

 むろん、現在の寺内町は、仏壇・仏具の店が集まっているというところに面影を残すのみで、西も東もそう違いは見つけられない。

 デパートのホールが会場であるとは思えないほど充実した展覧会だった。Caspg636_2  

 ちょうど今日から、九州のフードイベントが始まったばかり。ずっとほんものを食べてみたかった、鹿児島の「白熊」のイートインが出ているのを見つけて迷わず食べた。「白熊」は大きかったので、「ベビー白熊」を。

 練乳と蜜がかかった、ふんわりとした氷に、缶詰のみかん、いちご、メロン、バナナ、さくらんぼ、カラフルなゼリーに、甘く煮たレーズンやプラム、白いんげんなどがたくさんトッピングされて、見た目もラヴリィ。これはほんと、思ったとおりのおいしさ。期間中、仕事帰りにまた食べに行ってしまうかも(笑)。   

*プティ・ムッシュー

 京都市中京区烏丸錦小路上る手洗水町650 四条烏丸スタービル1階

 TEL 257―3257 日・第三月曜休

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dimanche 17 mai 2009

エル・フォゴン

003  前に同じ職場で働いていた5人が集まって、エル・フォゴンにて、旧所属の会。5人集まるのは1年以上ぶり。一生の内、同じ場所で働く人はたくさんいても、例えば職場が離れても会いたいと思えるような、友達、と呼べるくらいに仲良くなれる人は少ないんじゃないかな。誰でもそうだと思うけど。わたしはまた一緒に働きたいと思える人達に出会えてよかったな。

 今はそれぞれ別の職場で働く5人。スペインのタパスと炭火焼きを食べ、スペインのワインを飲みながら、楽しくぶっちゃけ話(笑)。

 最初はそれぞれ、ビールやサングリアで乾杯。ここのサングリアは、りんごなど、いろいろなフルーツが浮いていておいしい。ワインは白・赤2本。白は、Marques de Caceres 。Viura という品種の リオハのワイン。001

 赤はこんなラベルの。ぶどうの品種は、PP/MNC/Tmp と書いてあったけど何の暗号ですか(笑)。

 生ハムとリエット、シーフードのサラダ、野菜のオムレツ、蛸のアヒージョ、アグー豚のアヒージョ。アヒージョというのはにんにくオリーブオイル煮のことで、このオイルをパンにつけて食べると風味がよくっておいしい。

 メインは、ほうぼうの炭火焼きと、子羊の炭火焼き。そして写真のアンダルシア風パエリア(うさぎ肉とエスカルゴ入り)、海の幸のパエリヤ(海老とムール貝入り)。おこげもきれいにはがして取り分けてくれるので、おいしい部分も最後まで楽しめた。お店の人は皆親切。

 さて、デザートは?ということで持って来られたメニューを見れば、「シェリー酒セット」なるものがあっておもしろかった。2杯コースと4杯コースがあって、それと、デザート、チーズ、ドライフルーツのお皿から一皿選ぶ。5人いるので、2杯コースと4杯コースあお頼んで、チーズとデザートを食べてみた。

 シェリーも種類がいろいろとあるようで、白ワインのように透明なものから、黒蜜みたいで、実際に蜜のように甘いものまで味わいもさまざま。透明なの以外は、どれも養命酒に似てるよね?M嬢(笑)?

 デザートにもおもしろいのがあった。卵黄だけで作ったプリンで、とにかく濃厚。まさに卵黄にシロップを入れて固めたような風情で、そう、鶏卵素麺に似ていた。鶏卵素麺はポルトガル由来のお菓子と言うから、あのあたりには、「甘い卵黄」文化というのがあるのかもしれない。

 *エル・フォゴン

  京都市中京区御幸町御池上ル亀屋町380

  TEL 221-5517

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jeudi 14 mai 2009

鼎談・ユニコーン

 やると言ったらやる!企画(笑)、「ユニコーンを語る会」ワインバーワイングロッサリーにて。城ホール、Zepp大阪とタイプの違う会場を楽しんだ小豆と、山梨・福井・埼玉と3回行ってもまだ足りぬ~(笑)○もめさん、もっと必死になってチケット取るべきだった!と慙愧に堪えないわたしの3人で飲み食べ語る。それにしてもライブ一つでここまで引っ張って楽しめるとは・・・。001

 そろったところで、シャンパーニュなどで乾杯。わたしは白ワイン、ニコラ・ジョリィ サヴニエール レ・ヴュー・クロ 2005。シュナン・ブランも好きな品種。特にニコラ・ジョリィのはぎゅっと濃くっておいしいな。

 アミューズは、小海老のカクテルと大豆としらすのペースト

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 よこわのカルパッチョ

 甘酸っぱいフルーツのソースとよこわがとろ~っとなじんでおいしかった。赤い身だけどこれはやはり白ワイン。

 ワインと料理も決めないうちから二人で会話が始まっている。さすが。やっぱりZEPP大阪は、アンコール3回で盛り上がったらしい。民生の誕生日だということもあって、お客さんもよかったのだろう。バースデーケーキを食べる演出もあったとか。003

 1本目は白。小豆は「樽味」の白がお好み。ソムリエOによると、「うちでは僕と専務以外には冷たくされている(笑)」という、アントナン・ロデ シャトー・ド・シャミレイ メルキュレ ブラン 2004。うん、しっかり樽味。でも樽味にしてはなかなか強力な酸がある。これは2004年というヴィンテージから来ているらしい。おいしいです。わたしもソムリエを支持。冷遇しません(笑)。

 ○もめさんは各会場のセットリストについても調べ尽くしているようで大変に詳しい。ツアーに歴史あり。もう終盤となったこのツアーの間にはいろんな事件(?)や紆余曲折があったみたいだ。あの会場ではああだったのにここではこうだったのはなぜ?と思うようなこともまあ理由を聞けば納得だ。004

 生ハムの盛り合わせ

 アンチャーレという頬肉の生ハムと、フランスはバイヨンヌの生ハム、それからサラミ

 骨付きのを切ってもらう、おつまみの王道?

.005

 シーズン最終くらいのフランス産ホワイトアスパラガス。もうないと思ってたけど食べられてうれしいな。しゃきしゃきでほんのり甘くて春野菜、という感じが満ちてるな、アスパラガスは。

 ユニコーンのライブは小さなホールが一番よかったようだ。わたしはライブハウスでのライブが好きだけれど、いろいろと仕掛けや演出のあるライブなので、ライブハウスでは小さすぎるかな。小さなホールは、一体感があっていいよね。ソースカツ丼屋でメンバーにも会えるし(笑)。ラブパワーかな。006      

 今日のキッシュは、ミンチとトマトとブナピー(というきのこ)と三つ葉のキッシュ。チーズは「じゅくじゅく」のを使っているそうで、小豆のお好みでもあったようだ。

 小豆こそ筋金入りのユニコニスト?ユニコニアン??だと思っていたが、○もめさんもすごかった。最初に行ったライブは、ファーストツアーの最終日だったらしい。それってみどりちゃんがいたころですか?初期のファンには、ふりふり・ぶりぶりのスカートをはいたような女の子がたくさんいたらしい・・・。ちょっと驚きだ。007

 田舎風テリーヌ

 Fシェフの定番なのだけれど、今回だけなのか、これからずっとそうなのか、配合が変わっていた。フォアグラが入って、リッチにゴージャスにセレブに!いつものもおいしいけれどこれもまったりとしておいしいなあ・・・。

 知らんうちに配合変わってる!6人制バレーボールのルールみたいや。だから、定番ものも定期的に食べたいものですね。008_2

 二本目はオレゴンの赤。ヴィラメットヴァレイ ブルックス ピノノワール2003。しっぽをくわえる龍の図柄は輪廻転生を表しているそうだ。アメリカらしく華やかだけれど、下品ではないのでおいしいピノノワールだと思った。

 ユニコーンには「服部」以前と「服部」以後がある、らしい。そしてその間には深くて暗いかどうかはわからないが、溝があるらしい。わたしがけっこう好きになったのは「夢で逢えたら」(めっちゃおもしろかったな、あの番組!)くらいからなので、新参者である。ああ、服部という人と結婚して世界を独り占めにしたいものだな。・・・何の妄想だ。009

 たくさんチーズの入ったサラダ

 頼むの初めてかも、このメニュー・・・。

 今日会うのでついでに小豆に「ジャパン」のカセットテープを持って行った。中学のときに録音したアルバム「Tin Drums」のテープだ。小豆がジャパンを知らないと言うので。知らない人はジャパン×バンドでググってみるとウィキのページがあったりする。中学のときはまだヘビメタじゃなかった俺。でも十分に腐女子系・・・。

 イマドキカセットテープはなかなか聞けないよ?かなり笑う。Fシェフは100本くらいカセットテープを持っていたらしいが捨てたそうだ。残しておけば貴重だったものを。

 意外で大変おもしろかったのが、Fシェフが、昔いた変なバンド(カブキロックスとか知ってるし・・・)や変な歌(「ぞうきん」??「石油」???)に妙に詳しくて、それを小豆がかなりの精度で知っているということだった(笑)。この二人って・・・。010

 鴨の胸肉のロースト?ポワレ?

 いつも用語がわからなくなるわたし。ピノと相性よし。

 沖縄に行きたしと思へども沖縄あまりに遠し。さすがのユニコニストたちも沖縄までは二の足を踏む。でも残るは沖縄と武道館のみですよ。011_2   

 チーズ

 ロックフォール(?)、ミモレット、山羊の何か、クロミエ、イタリアの・・・何か。

 チーズ好きの小豆もきっとここのチーズは気に入ったでしょう。

 わたしはデザートワインを一杯。エラスリス レイト・ハーヴェスト ソーヴィニヨン・ブラン。チリのワインなんだって。うん、やっぱりチーズには甘いワインが一番おいしいな。

 いつもながらに楽しい夜。いつも以上に店でうるさい??ごめんなさい。そして皆さん、どうもありがとうhappy01

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mardi 12 mai 2009

水玉

004_2  急に暖かくなって、と言うよりも暑くなって、日差しも夏のようだ。そろそろペディキュアもしようかな、と、今日は「女王のサロン」、タアコバに行く。手と足を二人のネイリストに同時にしてもらっているとほんとに女王のようだ。ほほほ。パンがないならケーキをお食べ(???)。

 ここは指名ができないので運まかせなのだけれど、なんと言うか、デザインのセンスが自分とぴったり合うと感じるネイリストが二人いて、その一人が今日は手の方に入ってくれたので、デザインもしてもらうことにした。このサロンには見本はないので色もデザインも実際に爪で色を試しながらネイリストと相談しながら決めていく。その作業も楽しい。

 透明ベースでオレンジとかシャーベットオレンジなんか明るくていいかも?相談の上、模様もポップなドット柄に初挑戦。ペディキュアもベースの色を少し濃くして、おそろいのドットにしてもらった。まあ、わたしは極度の寒がりなので真夏でも素足でいることはほとんどないから意味あるのかっていうお話ではあるけど(笑)。

 どんなになるのかな、とじっと作業を見てる。眺めているだけで楽しくなるようなかわいい夏仕様。しばらくは楽しい気分で仕事ができそう。001

 サロンに行くとき、池坊短大の近くを通ったら、新しいイタリア料理のお店ができていたので、お昼ごはんを食べてみることにした。ショップカードをもらうと、ルヴェソンヴェールの系列のお店だった。名前はイル・コルティーレ

 手打ちキタッラ 仔牛とアスパラガスのトマトクリームソース。よく煮込まれた仔牛がとてもやわらかくて、パスタも美味。何種類か選べるパスタに、小さな生ハムのサラダパン(自家製フォカッチャとライ麦のパン)、小さなヴァニラのジェラートエスプレッソがついていた。

 家に帰って本を読んで、眠くなったら昼寝。家事をしないと決めた休日はすばらしい!夕方起き出して活動再開。スペイン人なのか?006

 夕食にはペンネのグラタンを作った。暑いのに熱い料理(笑)。でも休日は、作りたいものを気分的にもゆっくりと、趣味の料理に走れるからいいな。

 ソース・ベシャメルを作るのはけっこう楽しい。炒めた小麦粉に牛乳を加えると糊化して一気に膨らむのがマジックみたいでおもしろい。糊化したこれ、ブール・マニエ?とかブール・ブラン?とか何か名前があったような。たくさん出来すぎたので半分だけ使う。008

 グラタンは新しいオーブンレンジを使わないで、従来どおり、250℃のガスオーブンで一気に焼く。ぐつぐつとおいしそう・・・。

 料理をしていると、小豆からメール。Zepp大阪、入場待ちなのだそうだ。友達と記念写真を撮ったらわたしと○もめさんが背後に写り込んでshockいるだろうよ、と返信しておいた。

007

 ブレット・ブラザーズ ヴィレ・クレッセ クリマ・ラ・ヴェルシェーズ 2006

 最近のお気に入り、ヴィレ・クレッセ。これもやっぱりおいしい。マコンよりもずっと果実味が豊かで濃い。グラタンの香ばしい焦げ目と好相性。

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vendredi 08 mai 2009

Bistro à Vin DAIGAKU

 ライブ終了後、Bistro à Vin DAIGAKU に行く。充実の3時間近いライブだったので地下鉄に乗って、着いたのは10時半過ぎだった。来たい来たいと思いつつ振られ続けて1年くらい(笑)?遅かったのでバー営業になっていたけれど、軽いものは食べられる。

 2階の席へ。「お店の人、みんな眼鏡かけたはるやん。ここはリストランテ・パラディーゾか・・?」小豆もいろんなこと言う人やね(笑)。

 今日はいい日なので、シャンパーニュで乾杯!銘柄はゴビヤール004_2 003

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.アミューズは二種類。グジェールと香草オイルを乗せたヴィシソワーズ

 白ワインを一杯。ほんとに説明どおり、南国フルーツとバナナのようなよい香りのするヴィレ・クレッセ。作り手は失念。写真も撮らなかったので、とてもおいしかったのに、もう飲めないかも・・・。ラベルの感じも覚えてない。005 006

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 ほうれん草とベーコンのキッシュパテ・ド・カンパーニュ。キッシュはふんわり軽い感じ。パテはどっしりして、熟成した感じのお味。

 赤ワインに移って、ロワールのピノ・ノワール。そんなに重くはないけれど、香りがよい。もちろん作り手にもよるだろうけれど、ロワールのピノもおいしいのね。今WGでロワールフェアをやっているから買ってみよう。小豆はドルチェットを飲んでいた。007

 豚タンと新牛蒡のラグーのパスタ。幅の広いマカロニ状のパスタなのだけれど、やっぱり名前が思い出せないわ~。新牛蒡の食感もおもしろくて、ラグーの香り、味ともいい感じ。今度はもっと早い時間に来て、料理をしっかり味わってみたいな。

 デザートワインがなかったので、次は濃い赤。

.002_2

 ここに来て、写真、と思いつき撮ってみる。コート・ド・ルーション。色も味も濃い濃い。でもおいしいな。ゆっくり飲むのによいかな。001

 チーズを食べながら。

 ミモレット、エポワス、セル・シュール・シェール、シュプレーム、青かびは、ブルー・デ・コルス(不確か)。

 ほんとは甘いワインと合わせるのが好きだけれど、濃い赤ワインとチーズもなかなかのもの。

 ゆっくりと、ライブの感想などを語りつつ。 

*Bistro à Vin DAIGAKU

 大阪市中央区東心斎橋1―4―22 
 TEL 06―6241―5431 火休

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mardi 28 avril 2009

今日の出来事ダイジェスト

 午前中は家事をいろいろ。銀行などでの用事を片付けたり、ちょっとお買い物をするために四条烏丸辺りまで自転車で行く。以前はすぐ近くに銀行があったのに、支店がなくなってしまってちょっとしたことでも本店まで行かなければならなくなり、とても不便だ。002

 用事をすべて済ませて帰りに室町高辻辺りのレオーネにてお昼ごはん。羊のラグーの手打ちタリオリーニ。ひよこ豆も、ころころといっしょに煮込まれている。この店の肉料理はしっかりしていて特においしいと思う。

 3種類から選べるパスタに、パンとサラダがついて950円はとてもお得だ。この味を考えれば。。思うに、どこの店とは言わないが、しょーもないパスタ一皿に1300円とか取られることもままあることだ。

 自転車はほんとにどこでも行けて便利だ。タキモトまで走って、お祭りのための御神酒を2本と、御旅所へ持っていく小さな「松の翠」のボトルを買う。004 005

 伏見稲荷のゴージャスな御神輿5基は、4月19日から5月3日まで御旅所におとどまり。その間に、一度は必ずお参りに行くことにしている。

 昔は29日に「お千度」という町内の行事があってそれをとても楽しみにしていた。今でも少ないながら、露店は出ている。たこせんべいとはっかパイプが大好きだったけれど、さすがに今はなさそう。

 夜になると、御旅に連れてってとねだったものだった。ここには思い出がある。

 小さな御神酒をお供えして、お社と御神輿を丁寧にお参りする。うちの地域の御神輿は、不動堂の、田中社。田中大神(たなかのおおがみ)の御神輿だ。今年もお祭りがやってきて、無事にお参りすることができました、と。日頃のご加護に感謝する。わたしはとにかく稲荷ラヴァー(笑)。5月3日は還幸祭だ。007_3

 近所の空き家の庭に、桐の木があり、花がわんさと咲いているのを発見したので撮ってみた。この辺りで桐を見るのは珍しいような気がしたので。

 父の田舎の山にはたくさん自生しており、この時期、会津の山間を車で走ると、そこここの薄紫の花がきれいなのだ。桐の箪笥と下駄は、彼の地の名産。

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lundi 27 avril 2009

よくばり甘味

010_2 月曜日に梅田に行けたなら、足を運びたくなる arinkoさんの月曜だけのカフェ、CAFE SUGAR TOOTH 。ウィーンっ子は「砂糖の舌」を持つ、なんて言われるけれど、彼女が持つのは、「砂糖の歯」(笑)。だからメニューにもこんなによくばりな甘味満載のプレートがある。

 今日のお菓子は、つるんと美しく焼けた抹茶のマカロン。中には抹茶のガナッシュ。抹茶とお芋のケーキ。紅あずまという種類のさつまいもの蜜煮が、しっとりしたケーキの中に入っているのだけれど、これがよく合う!添えてあるのは、クレーム・シャンティイと紅あずまの蜜煮

 スコーン一つ。ジャムは甘夏のマーマレードを選んだ。ジャムとクリームとをいっしょにスコーンにつけるのも一興かと(笑)。arinkoさんのマーマレードはおいしい。苦味を取りすぎてしまうと、ペクチンが少なくなるので、そのかげんが難しいそう。

 これはもうスペシャリテと言っていいかも?かぼちゃのプリン。これ作ってみたいです・・・。え?企業秘密(笑)?いちごのトライフル。とろりとしたクリームと弾力あるスポンジの食感がおもしろい。

 今日は既に焼き菓子は売り切れで残念だったけれど、ケーキはしっかり堪能いたしました。季節とともにお菓子も変わっていくだろうし、これからも楽しみです。

 *CAFE SUGAR TOOTH

 大阪市北区芝田町一丁目15番8号 共栄植木2階「ほなな」

 TEL 080-6138-1132 毎週月曜のみ 11時~18時

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jeudi 23 avril 2009

もんじゃ焼き

001  もんじゃをつつきながら、秘密の集会が開かれることになり、東洞院錦の、もんじゃダイニング(そんなんあるんや・・・)わたたんというお店に行く。

 もんじゃを食べたこともない人もいるし、まして誰も焼いたこともないくせに、果敢にも自分たちで焼いてみることにした。一応焼き方は書かれてはいるのだが、チャレンジャーだ。

 こういう形で出てくる。これをよく混ぜて、網で具だけすくって鉄板で焼く。002

 焼けたら土手を作り、生地というか汁?を流し込む。この汁がふつふつ言ってきて半透明になったら全体を混ぜて広げる。

 端っこの焦げたところから小さなこてで食べる。・・・といった塩梅だ。なかなかに楽しい作業。味はともかくとして、あんまり見目麗しい食べ物ではないことは確か(笑)。

 焼き上がるのを待ちながら、柚子豆腐入りの「懐石サラダ」を前菜に食べる。ビールを飲みながら、すなずり、スジ焼き、バターコーン、豚キムチ、出し巻きなどの焼き物をつまむ。さらに、海老のお好み焼きと、焼きそば。

 わたしはビールから梅酒のロックに変えて、ゆっくり飲む。サバト集会は大盛り上がりで続くのであった・・・。

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mardi 21 avril 2009

イルギオットーネ クチネリーア

 雨の休日。小豆といっしょに、イルギオットーネ クチネリーアで晩ごはん。

 何を食べようか、あれやこれやとメニューを見ながら考えるのが楽しい。そしてまずはスプマンテで乾杯。小豆は非常によくできた人なので、彼女とは、どんなに仕事がしやすかったことか。お互いに長い間仕事をしているといろいろあったし、これからもいろいろあり続けるだろうけれど、今ここでおいしいものへの期待にわくわくしながら杯を上げられる幸せに乾杯だ。001

 柔らかく煮込んだトリッパと白アズキのトマト煮 熱々グラタン仕立て

 柔らかいトリッパに、パルミジャーノを振りかけてバーナーであぶってある。なるほど、だから「グラタン仕立て」なのか。ここのトリッパは、パッパラルドの頃からの定番メニューで、小豆もわたしも行けば必ず注文するくらいの好きな料理だ。やっぱりいつ食べてもおいしいなあ・・・。002

 選んだ料理に合う赤ワインを1本ソムリエに選んでもらって、マシャレッリ モンテプルチアーノ ダブルッツォ 2005。 かなり軽めに感じる。

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003  海の幸、山の幸のバヴェッティーネ「マーレ・モンテ」

 オイルソースかトマトソースかを選べたので、トマトにした。魚介類ときのこのパスタ。あさり、たこ、帆立などがふんだんに使われていて、魚介の旨みがすごい。特に帆立貝柱はしゃきっとで甘味があってとてもおいしかった。

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 オマール海老と空豆のリゾット

 リゾットって、作るのがほんとに難しいと思う。こんな感じには絶対に仕上がらないよね~、と言いつつ味わう。海老のぷりぷり、空豆の香り、まったくだれていないのにしっかり味の絡んだお米がとてもおいしい。お米のアル・デンテ。

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 とろとろに煮込んだ3種類のお肉を巻いた鶏肉のロートロ

 二人でシェアしてもメインはけっこうなヴォリューム。牛ほほ肉、豚バラと腕肉の詰め物がぎっしり。下にたっぷり敷かれた色とりどりの豆がしゃきしきしておいしい。

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 確信犯的にワインがグラスに半分ずつ残ったので(笑)チーズを食べる。

 ミモレットと枝つきレーズン、タレッジオと干しいちじく、ゴルゴンゾーラと蜂蜜

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 とってもクリーミーな、ティラミスと濃厚なキャラメルのジェラート

 「とってもクリ~ミー」って・・・。いえいえほんとに手書きメニューにはそう書いてありました!しかも「~」。

 「とっってもくり~み~・・」と読み上げて笑う。今は小豆といっしょに働いている読み聞かせ&ストーリーテリングの名人、Y先輩もこんなとき必ずすごくうまい語りの口調でわたしとおんなじことをするらしい・・・。

 キャラメルのジェラートが甘苦くて大層美味。008

 ラストは濃いエスプレッソで締める。

 小菓子は、ガナッシュが挟まれたマカロンと抹茶のディアマン。マカロン固いよ・・・。

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 ゆっくりしたお皿のペースだったのだけれどもやっぱりしゃべり足りないので、さらさ花遊小路に行く。ここも新たに小豆と行く定番になりつつあるかも。009

 「ピンク、イエロー、イエローピンクにキャンディー。ロリータな春パフェです」とかなんとか書いてあった、「春のパフェ」一つとコーヒーを頼んで、二人で食べる。「ロリータな」ってな・・・。

 以前食べたふつうのアイスクリームの量がすごかったのでこれも巨大パフェかと思ったら、意外にもふつう以上に小さかった。

 ヴァニラアイス、シナモン、凍らせた桃、コンポートにした桃、ダークチェリー、コーンフレーク、という構成。いつも思うことなのだが、パフェにコーンフレークはいらないなあ・・・。ケーキの切れ端とかの方が絶対いいよ。「あ~、ほんまコーンフレーク邪魔!!」ほ~ら小豆もご立腹(笑)。

 こうしてまあなんだかんだで平和な夜は更けるのであった・・・。

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mercredi 15 avril 2009

Bloomin' flowers dance with me♪

  御室に住む友人と、妙心寺北門で待ち合わせ。JR花園駅辺りも、もうわたしの中では「懐かしい」といった感覚になりつつある。passent les jour et passent les semaine, すごい勢いで、いろんなことが過去になっていくんだな。

 南門から北門へと山内を抜ける。山内は半ば公道だから、それが一番便利で近道。浴室、法堂、たくさんの塔頭。妙心寺を通り抜けるのは大好きだ。お寺の中では歩きながらいろんなことを考えられる。001 002_2

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北門で友人と落ち合って、ワンダアカフェにて、とっても辛いポークカレーのお昼ごはん。デザートは季節限定、桜のアイス。そう言えば、今年桜のアイスクリームを一度も食べていない。ゆで小豆と抹茶の生クリームが添えられた和風仕立て。018

 京都の桜のラストを飾る、御室の桜を見に。

 そびえたつ山門は、いつ見ても立派。いろいろな季節に何度も来ているわりには、一度も「御殿」などを拝観したことがないんだよねぇ・・・。このお寺も、背後の山を含めると寺地は広い。山には「御室八十八ヶ所」というのがあって、2時間くらいで四国八十八ヶ所になぞらえた巡礼ができるようになっているけれど、これもわたしは未経験。010 013

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 ぽってりとした大ぶりの花が、とてもかわいらしい御室桜。背が低いので花束みたいにふんだんに花をつけた枝がちょうど目線の高さに来る。

 このあたりは地盤が固く、根を十分に張ることができないから背が低くなるのだと聞いたことがある。012_2

 花はほとんどが盛りを過ぎて、落下盛ん。花吹雪が美しい。でも1本だけ、ほとんどがまだつぼみの木があった。今にも開かんとしている濃いピンクのつぼみはとても愛らしい。

 桜林の辺りにはたくさんの人がいるけれど、端の方に行けば人影もまばら。広いお寺の散策はこういうところがおもしろいところでもある。

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端っこの方で見つけた、水掛け不動さん。「近畿三十六不動尊霊場」の一つらしい。とっても柄が長くて重い柄杓で水をかけるようになっていたのがおもしろかった。それにしてもいろいろな巡礼コースがあるものだ。

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.御室にも御衣黄(ぎょいこう)が何本かある。この桜も、好きな桜でね、グリーンの花びらが珍しい。016    

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 花梨(かりん)の花も咲いていた。子どもの頃、通っていた日曜学校で、花梨というのを初めて知った。実を家に持って帰って食べようと思ったのだけれど、花梨は生では食べられない。おばあちゃんが花梨酒にしてたっけな。

 花を見たのは初めてかも。やっぱりバラ科の花らしい形をしているけれど、こんなに濃いピンクだとは知らなかった。ボケの花に似ているな。

 仁和寺の中にはいろんな花がある。紫のミツバツツジも、白いフリルみたいな石楠花もきれい。花咲く春の日だ。

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mardi 14 avril 2009

暗殺者

 雨の休日。昨日、夜中に起きてしまったせいか8時ごろ目が醒めてもまだ強烈に眠くて起き上がれない。半時間ほどぐずぐずしてやっと起き出してからもエンジンがかかるのに時間がかかり、コーヒーを片手に長らくぼんやりしている。

 ようよう動けるようになってから家事をいろいろ。一段落して、近くの歯医者さんへ定期健診とクリーニングに行った。順番が来て診察室の椅子に座ったとたん、かなりの音量で、ショパンのエチュード「革命」が流れ出した。なんだか不穏な空気。「この歯は抜かなければなりません」とか、「かなり削ります」とか、いやなことを宣告されそうな不安をあおる。歯医者でこの曲はやめてほしい。同じ理由で、トッカータとフーガニ短調とか、「運命」とかも向かないと思う。歯医者では、頭がぼ~っとするサティか、軽くうきうきするウィンナ・ワルツかなんかにしておいてください(笑)。

 雨なので自転車に乗れないのが大層不便。仕方なく徒歩で銀行、郵便局、区役所へとグランドツアー。振込みや税金や支給手続きなどの雑用をこなす。外に出たついでに、区役所近くの伊晃庵というイタリアン居酒屋でランチを食べる。晃庵系列の店。

 アッサジーニ(前菜)1品+パスタ+パンで890円。前菜はじゃがいものオムレツのサラダ添え、パスタはサルシッチャとレンズ豆の煮込みソースのパスタ。手打ちの平打ち麺だ。けっこうおいしかった。

 さて、前菜は「アンティパスト」だと思っていたので、「アッサジーニ」という言葉を初めて聞いた。耳慣れない言葉を聞くと、語源とか、兄弟・親戚の言葉は何かということをつい考えるのだが、「アッサジーニ」でわたしが連想した言葉、わかります?

 それは「アササン」(暗殺者)。アラブ語源の言葉で、イスラームの暗殺者集団のことをいう。一度繋がると、なぜ暗殺者が前菜・・・?とどう考えてもおかしな連想から離れられない(笑)。

 家に帰って調べると、アッサジーニ(assagini)とは、スペインで言うタパスと同じような小皿料理のことだということがわかった。しかし依然、語源は不明。

 夕食には、「日立ヘルシーシェフ」の、「加熱水蒸気調理」機能を初めて使って、鶏のハーブ焼きを作ってみた。エルブ・ド・プロヴァンスとにんにくを使う。付け合せは新じゃがのローストで、ローズマリー風味。他はにんじんのグラッセとゆでたスナップえんどう。皮はぱりっと香ばしく、中はジューシーにおいしく焼きあがった。ふうん・・・。やっぱりうまくできるものだなあ。さすが最先端のテクノロジーだ。

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dimanche 05 avril 2009

大原野

010  ニュータウンの住宅街を出たとたん、田園風景が広がるのに驚かされるのが大原野。去年もちょうど同じ頃にここに来た。勝持寺の西行桜はもう満開だろうかと思いながら、今年は大叔父の納骨の法要に出席するため。

 場所は、正法寺という、真言宗のお寺。新しそうなお寺だし、いくつもに区切られた座敷は、法要などを待つ人の控え室になっているようで、なんだか料理屋や旅館のような感じすらしたが、そんな第一印象とは裏腹に、このお寺もかなりの古刹で、創建は天平勝宝の頃、唐招提寺を創建した鑑真和上の高弟、智威大徳 が隠世したのが始まりだという。途中、応仁の乱の戦火で焼けたりもしているらしいが、江戸時代には徳川家の保護を受け、かなりの寺勢であったという。

 御本尊は、鎌倉時代に造られた、三面千手観音菩薩。この像は、顔の両脇に二つの化仏(けぶつ:小さな別の顔)を持つ、全国的にも珍しい千手観音像で、国の重文に指定されている。他にも縁起の古いもの多数。新しそうで、裏山の墓地もなんとなく商売っぽく(失礼!)ぴかぴかした見かけに油断ならず。

 005 納骨する前の法要は、桜の季節で、人の出入りが多いので、という理由で、本堂ではなく、「春日不動」と呼ばれる、不動明王のお堂にて。お堂というところは、足元からしんしんと冷えてくる。長い法要。不真面目かもしれないが、お坊さんの所作を見たり、お経を聞いたりするのも含めて、いろいろな事物を観察するのがまたおもしろい。少なくとも外見は、いいオトナであるので、おとなしくしているが、心根は「なんで?なんで?」とうるさい5歳児とあまり変わらないので、必ず興味をひく物や事が見つかるのだ(笑)。

 この辺りは市内中心部より幾分気温が低く、朝のうちはコートがいるくらいの寒さだったが、納骨のためにお墓に行く頃にはすっかり暖かく、春爛漫といった感じ。墓地が拡張される前から、散歩の折にこの場所に来て、ここの眺めはすばらしい、大叔父は言っていたそうだから、気に入った土地に眠れて、きっと満足しているだろうと思う。

 墓前での回向も大変丁寧なものだった。無事納骨を終え、大原野神社のすぐそばの、「ぶへい」という料理屋さんで、お弁当を囲んで会食。わたしの隣には、大叔父の位牌と遺影。その前にビールが供えられた。大叔父と言うと、大層高齢の親類かと思うが、この大叔父は父方の祖母の、親子ほど年の離れた末弟なので、例えば、カツオとタラちゃんみたいに、父とはほとんど年が離れていない。なので二人は兄弟のように育ち、京都に来てからもよく行き来していた。賑やかなことが好きで、皆でお酒を飲むことが大好きだった大叔父の家での、また我が家での宴会を思い出しつつ、皆で食事をする。

 直会(なおらい)という言葉は、神と共にする食事のことのみを指すだろうか。でもわたしにとってはこれも一つの直会。死者とわたしは、いつも親しい。  

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lundi 30 mars 2009

さらさ花遊小路

001  この間小豆に連れてきてもらって、おもしろそうな店だと思った、さらさ花遊小路。友人と晩ごはんを食べるのに来てみた。

 コーヒー、ジュースからお料理、スイーツまでメニューが豊富。ちょっとこってり系、ヴォリューム系が多いかな。

 サングリアミントビール。自家製サングリアがあるとつい飲んでしまう。クランベリージュースも入っているそうで、おいしかったし、量もたっぷり。弱いお酒でも、けっこう酔うかも?

 初めてなので、料理を2.3品選んだところで心配になって、店のお兄さんに聞いてみた。すると、「お二人なら、ぼくはまず3品で様子見てもらってます」と。了解。003_8

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.ど~ん!!  一気に運ばれてきた料理にしばし呆然。あはははは~、何でこんな多いの~~(笑)。

 奥から、「いろんなお肉のヴェトナム風サラダ」、「上海やきそば」、海鮮がたくさん入ってる。「鶏のからあげ」、ソースが2種類からえらべて、これは南蛮風タルタルソース

 どれも通常の2~3倍量? 柔道部男子の1人前? 思わず、「様子みてよかったわ・・・」と言ってしまう。でもどの料理もちゃんとおいしいのだ。

 しかしいかんせん量が多く、完食できず。ダメもとで持ち帰りできるか尋ねてみると、快くOKが出て、容器に詰めてくれた。いい店だなあ・・・。ちなみに一人のお客様も多いので、その場合、できるものはすべてハーフにいたします、とのこと。いいこと聞いたな。

 お料理は残してもお菓子は食べる。だってここはお菓子のメニューもおいしそう。ついうっかり一つずつ頼もうと思ったら、店のお姉さんから「多いですよ」と教育的指導。態度を改め、一つだけにする。

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.ど~ん!!  デザートよ、お前もか! 大すくい4玉のヴァニラアイスクリーム。これもソースが2種類から選べて、これは、ラム酒が香る温かいバナナのソース。おいしいのよ、これも。

 お会計で二人顔を見合わせて、えっ?? 合計4370円也・・・。安っ。絶対また来ると思う・・・。

 注・お店のお兄さんもお姉さんも、お客さんも若い人ばっかりです。

 *さらさ花遊小路

  中京区新京極四条上ル中之町565-13

  TEL 212-2310 毎月最終水曜日休

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mardi 24 mars 2009

花冷え、こごみ、桜鱒

 咲き初めの桜も寒そうで、花冷えと言うのも少し早いような日。春のおいしいものをいただきに、祇園 さゝ木へ。

 建仁寺の境内を抜けて、定刻よりも早く着いた。暖かい部屋に通されて、桜湯でほっこり。今日はほぼ正面のプレミアムシート(笑)。さあ、開幕。

 お酒は必ず冷酒から。今日のお酒は、山形の白露垂珠(はくろすいしゅ)。いつもおまかせで大将セレクトがのが出てくるけど、どれもおいしいお酒ばかり。007

 今日の始まりは酢の物ではなかった。

 ホワイトアスパラガス・桜鱒・うすい豆のペースト・蛍烏賊

 アスパラガスは香川産。土っぽい香りに春を感じる。とても立派なもので、皮を2回むいてもこの太さ。ゆでるときにはまず何本かを切り刻んでだしにして、それでゆでるのだとか。どうりで味が抜けてしまわない。

 桜鱒は、40℃で40分火を入れて、表面をバーナーで炙ってある。身がとてもしっとりしていて、とろけるよう。桜鱒は、実は季節的にはまだ早く、本当においしくなるのは、桜の花が散ってからなのだとか。うすい豆もしっかり味と香りが濃い。

 蛍烏賊は桜のチップで短時間燻製にされており香りがよく、お酒によく合う。008

 飯蛸・菜の花・炒り卵

 この飯蛸はほぼ生。やわらかく、しっかりと味が染みこんでいる。ほんの数秒だけ加熱して4日間寝かすのだとか。頭の部分は足よりも加熱時間が長いそう。特に頭の部分が美味。

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 しだれ桜の模様のお椀。

 あぶらめ・蕨・筍・わかめ・木の芽

 お椀ってしみじみとおいしいと思う・・・。立派な筍は塚原のもの。昼間、寺町のとり市の前を通ったら筍が山のように詰まれていた。春だなあ。010_3

 鹿児島の車海老・赤貝・平目のエンガワ・伊根町の鮪のとろのにぎり

 こりこりしゃきしゃきぷりぷり、甘~い。とろ~っっ・・・・。

 とにかくおいしいのだ(笑)。こんなにおいしいものを食べて、口が奢ってしまったら、かいしょもないのに大変だなあ・・・、といつも「戒め」の気持ちになるんだよねぇ・・・。

 次のお酒は、群馬の、尾瀬の雪どけ。濃い旨み。011 012

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 千葉の勝浦(だったかな?)の金目鯛のにぎり

 和歌山の針烏賊のにぎりに、すだちと炭を練りこんだ塩をかけて。炭はイカ墨ではなくて木炭なんだって。針烏賊は春にしか食べられない烏賊で、食感を味わうものなのだとか。どちらもうっとりするくらいにおいしいわ・・・。013

 車海老の頭を焼いたもの

 香ばしくってパリパリ。味噌がとろっ。上等な海老せんの味。表現が庶民すぎ(笑)。

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 琵琶湖のもろこの塩焼き

 湖国はおいしいものが多いね。琵琶湖の漣を見るたびに豊かな国って思う。

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 これはワイン? 違います。わたしも他のお客さんがワイングラスでこれを飲んでおられるのを見て、ワインにしては水色が濃いし、何だろうと不思議だった。聞いてみると、これはなんとお茶。

 ロイヤルブルーティーの Fall in Love というお茶。中国茶の、青茶(せいちゃ)という半発酵茶。富士山で作られて、ふもとに下ろされ熟成される、といったお話だった。

 ワイングラスでいただく。ほんとに香りのよいお茶で、温度が上るとワインのように香りや味わいも変化する。茶の道楽は財を失うと、中国では言うけれど、さもありなん。016

 ピッツァ釜の料理は今日は牛肉。

 近江牛の塩釜焼き

 塩で包む前に桜の葉で包んでいるのでよい香り。ほんの少しの辛子醤油を添えて。

 肥育された牛ではなく、放牧された牛。脂がさらりとしていて、美味。焼きかげんも、温度も申し分なし。後から少しずつ配られた、香ばしいはしっこのお肉もおいしかった。017_2

 最後のお料理は、春野菜の甘酢あん

 つんと来ない、やさしい甘酢に、香ばしく揚げたぐじ・こごみ・スナップえんどう・ふき・うど)

 春の野山のイメージ。こごみおいしい・・・。小さい頃から山菜好きなのだ。018_2

 ごはんは今日も二種類。

 一つ目は、鯛にゅうめん

 「お鯛さん」っていう言い方はいつ聞いてもよいものだ。おいしい鯛のおだしに、細い素麺、椎茸、錦糸卵、金時人参、三つ葉、柚子の皮。019 020 

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 まながつおの味噌漬けと九条葱のごはん。お漬物は、大根・春キャベツ。きゅうりの柴漬け。

 九条葱の季節も終わり。時は巡るのね。お代わりにいただいたおこげもおいしい。021_2

 今日は縦のラインの盛り付けが多い?

 プリン・ヴァニラアイスクリーム・いちごとマンゴーのヨーグルトソースがけ。プリンは大将好みの昔ながらのしっかりしたもの。わたしも大好き。

 いつもながらの力強くておいしいものを、こちらも力いっぱい楽しんだ。

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  寒いけれど、ちょっと見に行ってみた新橋の桜。木によって咲き具合はまったく違うけれど、中には見頃かと思う木も。

 でもこの寒さで、開花も少し足踏みかな。

 少し散策してから、さらさ花遊小路でコーヒーを飲みつつ、しばらくおしゃべりしてから帰る。小豆、いつもありがと(^^)。

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lundi 23 mars 2009

CAFE SUGAR TOOTH

013_3  いつか必ずやってくれると思ってました~!!arinkoさんが、ついにお菓子やジャムの Web Shop と、月曜限定のカフェを始められました。いつもおいしそうだな~、と、じ~っとブログの画面で見ていたarinkoさんのお菓子が食べられるのです。早くご開店のお祝いも申し上げたくて、さっそく行ってまいりました。自分のことみたいにうれしいわ。 arinkoさんとは同じ京都に住まいながら、なぜかお会いするのは東京や大阪(笑)。初めてお目にかかったのは東京での甘味の会でした。

 カフェはまだオープン第二回目。お店は植木屋さん(?)のビルの2階の小さなスペース。オーナーさんのこだわりの雑貨などがこじんまりと置いてあります。017 018

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 焼き菓子とジャムのスペース、ビスコッティや、きなこのクッキー、ショートブレッド。きよみのジャム、はるみのジャム、伊予柑のマーマレード、紅ほっぺのジャム、紅ほっぺときよみのジャムなど種類もたくさん。商品の写真もご自身で撮っておられます。arinkoさんの雰囲気によく合っているスペースです。015 016

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 みんな味わってみたい!という欲張りかつ甘党の人のためにセットメニューがありました。ハーフサイズのケーキとスコーン、ジャムと飲み物のセット。ホットコーヒーはオリジナルのマグで。

 今日のお菓子は、かぼちゃのプリンマーブルチーズケーキいちごのトライフルスコーンに添えられたジャムは、紅ほっぺときよみのジャム。トライフルの上には、ハートに絞ったピンクのメレンゲ。どのお菓子もほんとにおいしかった中で、わたしのお気に入りとなったのは、かぼちゃのプリン。これはarinkoさん自慢のもので、何度もブログに登場していて、もう、目にはおなじみのもの(笑)。今回味わうことができて光栄です。

 最初は趣味であったとしても、プロとしてお菓子を作るまでになった方というのは、やはり、何と言うんだろう、「鍛錬」(?)が違うと思う。

 お一人で、厨房から接客、レジまでこなされて、お忙しそうだけれど、お店の繁盛はとってもよいこと。ますますのご発展をお祈りいたします。

 今日はゆったりとしたおいしいひとときをありがとうございました(^^)。

 *CAFE SUGAR TOOTH

 大阪市北区芝田町一丁目15番8号 共栄植木2階「ほなな」

 TEL 080-6138-1132 毎週月曜のみ 11時~18時

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jeudi 19 mars 2009

伏兵

 飲みたかったワインがグラスで出ているので~♪とTさんからメールをいただき、久しぶりに二人でワインバーへ。モンラッシェ好きのTさんが飲みたかったワインはこれ。003

 フィリップ・コラン シャサーニュ・モンラッシェ 1er レ・ショーメ 2004

 最初の一杯は、アンリ・ビリオで。

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 マスタードで和えたほたるいか しらすと大豆のペースト

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 サーモンのカルパッチョ

 シャサーニュ・モンラッシェをいよいよ。樽の香りはやはりくっきり。でもしっかりと酸があるので、あまりまったりとした感じではない。確かにおいしい・・・。

 Tさんはさすがにこれが飲みたかった、と言うだけあって、今日はひたすらこれ一筋(笑)。004

 今日のキッシュは鯛とプチトマト。イタリアの工場製の白かびチーズ(名前は失念)を使ったとのこと。いつもよりふんわりした感じがしたような。

 赤ワインを一杯。A.Fグロ ブルゴーニュ、オート・コート・ドニュイ 2001

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 次のお料理は、ひみつのビーフシチュー。久しぶりにいただいたけれど、やっぱりおいしいなあ。鰻屋さんのたれみたいにワインを継ぎ足し継ぎ足しするのが秘密?

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 うさぎの煮込み

 この前は白ワインといっしょだったけれども、赤でもよく合ったと思う。

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 ゆっくりゆっくりワインとお料理とおしゃべりを楽しんで、最後はチーズとデザートワイン、シャトー・グラン・ペイロ 2004

 チーズはとろとろのモンドール、ブルー・デ・コルス、クロミエ

 何度もこちらのワインバーには来ているけれど、今日まで知らなかったことがある。それは、メニューに、「ハーブティー」なるものがあるということだ。いつもひたすらワインを飲んでいるので、気付きもしなかった(笑)のだが、それがオーダーされるのを初めて目撃。

 お話を聞くと、そのお茶は、マリアージュ・フレールのモンターニュ・ドールだった。ソムリエOが自ら茶葉を一つ一つ確かめてチョイスしたフレーヴァー・ティー。わたしもけっこう好きなお茶である。思わぬ伏兵(笑)。「ひそかにちょこちょこ出るんですよ」という言葉に半信半疑だったが、後でさらにオーダーされるのを見た。人気の伏兵だ・・・。

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mardi 17 mars 2009

ケザコ

 かもめさんの”スイーツ師匠”に初めてお目にかかり、3人でケザコにてお食事会。師匠ムッシュNはお菓子にとても詳しく、お話のとてもおもしろい方。ケザコもお二人の懇意にしておられるお店とのことで、お料理はもちろんおいしく、シェフを交えたお話も楽しくて、笑いっぱなしのひと時だった。

 ご挨拶をしてシャンパーニュで乾杯。銘柄はゴネ004

 手長海老とマリネした丸大根の温かいサラダ 柚子の皮と蜂蜜、五種のスパイス

 手長海老は大好きだし、とても好みの味。酸っぱさがツンと来ないし、柚子の香りと蜂蜜の甘味と手長海老のしっとりした密な食感と甘味が一体となって口の中で広がる。スパイスの香りがよいアクセントになって、新鮮な感じがした。005

 フォアグラと奈良漬大根 南国フルーツ(マンゴー、パイナップル、パッションフルーツ、ライムなど)のソース

 ケザコの定番(?)。いただくのは二度目ながら、どうやってこの料理を思いつかれたのかと思うと不思議な気がする一皿。

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 春キャベツのスープ つくね芋と白魚をあわせて揚げたもの 赤紫蘇(だったかな?)と梅肉のソース

 揚げ物をスープの中に入れて召し上がれ、と言われるも、まず単独で一口。それぞれ単独でも十分おいしい。スープもやさしい味。色合いも風味も、早春の、そうやねぇ、今日のような陽気の一日のようなイメージ。

 合わせて食べるとスープにこくが加わって味が変わって、その変化がおもしろかった。007_2  

 飯蛸の赤ワイン煮 ベーコンといっしょにソテーした空豆 トリュフ 水菜 生麩のグラタン

 これも春らしいお皿。蛸の赤ワイン煮って、初めて食べると思う。大きめの飯蛸はとても柔らかく煮込まれている。これには赤ワインかなあ、と思いつつも、白ワインで。オック地方のヴァン・ド・ターブル、品種はシャルドネ。008

 ブイヨンの中にかりっと焼いたガシラ、白いんげん、しいたけ、薄切りのチョリソ ラディッシュ(だったかな?)

 白いんげんの香りとブイヨンもよく合うし、焼いたガシラが香ばしくてとてもおいしかった。

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 低温真空調理された仔牛肉 胡桃オイルの風味 表面には胡桃とパン粉 仔牛のジュのソース ブラッドオレンジのソース 菜の花 ポム・ニッコー

 香ばしい香りが鼻をくすぐる。散らした菜の花がかわいらしい。あっさりした仔牛肉に、こくのあるオレンジのソースがおもしろい組み合わせだった。

 添えてある、ポム・ニッコーは、ほとんどバターで揚げ焼きしたじゃがいもで、今は無きパリのホテル・ニッコーで出されていたものなのだとか。おいしい付け合せだった。かもめさんはいたく感動。

 赤ワインは、クローズ・エルミタージュを一杯。作り手は失念。

 チーズは写真を撮り忘れ。カマンベール、ブルー・ド・ロカイユ、マンステール、コンテ、ブリニー・サン・ピエールの五種。どれも食べ頃でおいしかった~。

 パンはブレドールのものだそう。バゲットと、レーズン、オレンジピール、胡桃のぎっしり入ったパンが出たが、このパンがチーズといっしょに食べるのに特によかった。010

 柚子味噌のアイスクリーム シロップ煮のいちご

 ライム風味のココナッツのムース(組み立ては底から、ガレット・ブルトンヌ、ピスタチオのクリーム、いちごのシロップ煮、ココナッツのムース、ライムの皮)。

 アイスクリームはかなり塩気の効いた、まさに柚子味噌風味。アイディアが暴走しているわけでなく、きちんとおいしいことが凄いなと思う。意外なおいしさだ。

 ライムの香りと酸味がさわやかなムースはゼラチンを感じないほどのやわらかさ。底のガレットも軽くさくさくしていて食感も楽しい。ピスタチオのクリームの部分が緩衝地帯?011

 バナナのフィナンシェ グリヨットの小さなガトーショコラ(?) ココナッツとチョコレートの小さなケーキ

 どのプティフールも、何と言うか、きちっとした味がする。贅沢をぎゅっと小さいものに凝縮させた感じ?なんかすごい・・・。

 最後はコーヒーで。

 楽しいひと時を過ごさせていただきました。ありがとうございました(^^)。

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mardi 10 mars 2009

PARADISE BLUE

 心斎橋、BIGCATにて、東京スカパラダイスオーケストラ、Paradise Blue Tour に参戦。BIGCATはわりと大きいけれど、ステージが近いので好き。「闘うように、楽しんでくれよ~!!」との谷中さんの言葉どおり、闘うように楽しんだ。

 フォアローゼスのソーダ割りなど飲みつつ待機。いつもと趣向を変えて、今回は谷中さんサイド(右)後方にポジショニング。開演と同時に一気に盛り上がるのは同じだが、今回の盛り上がりはかなりすごかったように思う。すごい熱気で、機材も酸欠を起こしたのかアンプトラブルが二度ほど(?)。でも生音もよし。ライブは何が起こるかわからない。

 最初は後方で余裕で楽しむつもりだったのだが、開始30分頃から左前方、ステージ中央を目指し、猛攻を開始。いったん態勢を整え、ライブ王とはぐれないよう手を引っ張りつつさらに攻め上がり、開始55分後には中央7列目くらいに到達。侵掠すること火の如し。

 ここまで来ると周囲は大きな男が多くなる。それが皆踊り狂っているので、小さいわたしたちは、こづかれはたかれどつかれ・・・。あ~、靴紐ほどけた。危険!さらに前進を試みるも、前に柔道部の兄弟のような方々が立ちはだかる。彼らも前後左右に揺れて踊ってはいるものの、動かざること山の如し。この状態で波が来れば、彼らのすぐ後ろにいるのは危険すぎる。退くか?

 否。さらに次の波が来たとき彼らをかわしさらに斜めに前進。ラスト直前、最終的には加藤さんサイド(左)、加藤さんまで約3メートルの位置に迫る。最後の最後、背後から三度続けざまにタックルをくらわされた(たぶん男の客)のには息が詰まったが・・・。

 う・・・。かっこいい・・・。スカパラのライブは何度も行っているが、こんなに近くまで行ったのは初めてだ。谷中さんは顔立ちも濃いし、存在感も濃いので圧倒される感じがある。

 その日のメンバーのパフォーマンスと観客のノリと会場と・・・、ほんとにライブは何が起こるかわからない。一期一会だ。ライブでこんなに大汗をかいたのは久しぶりで、炎天下のコートでフルセットバレーの試合をしたような??ちょっと油断していてTシャツを持っていかなかったのは大失敗だ。気をつけなければ。始まってみるまで、ほんとにライブはわからないので。

 スカパラも、もう20周年か・・・。わたしはヴォーカルが下手なバンドよりも楽器が下手なバンドがものすごく嫌なのだけれど、スカパラは近年ますます安定感が出てきたと言うか、安心感が出てきたと言うか。

 ライブ終了後はのどを潤し、おなかを満たしに。ちなみに DAIGAKU は火曜が休みということを調べていたので(いったいわたしたちはいつになったら DAIGAKU に行けるのだろう)、新規開拓、南小学校近くの、ピノ・ノワールというワインバーに行ってみた。ビルの2階の小さなバーで、スタッフは全員、似たような感じの親切な女の子ばかりだった。

 シャンパーニュ(ボーモン・デ・クレイエール)で乾杯。001  

 豚肉のリエットとピクルス

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 スナップえんどうとじゃがいもとチーズのサラダ

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 フルムダンベール クータンス クリームチーズと蜂蜜

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 ピッツァ・マルゲリータ

 などを食べながら、赤ワイン(ジャン・ミッシェル・モラン ブルゴーニュ・ルージュ 2005 フィクサンのビオの造り手らしい)などを1.5杯ほど。

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lundi 23 février 2009

イル・ギオットーネ クチネリーア

 イル・ギオットーネ クチネリーアにて、ワイングロッサリー主催のメーカーズディナー。今回のゲストは、トスカーナのワイナリー「サンジェルヴァジオ」のルカ・トマジーニさん。「体にいいワイン」「いいものを体に取り入れる」が、哲学なのだそう。

 サンジェルヴァジオではスプマンテは作っていないので、乾杯はレ・マンザーネプロセッコ ディ ヴァルドビアッデネ コネリアーノ。これは以前、美郷でのワイン会の時にも飲んだもの。大手がどっと生産しているプロセッコの中で、リュット・レゾネ(減農薬)でぶどうを作り、少量生産しているワイナリー。そのように作れば、プロセッコもほんとにおいしくなるのだなあというのがよくわかる。今回は、マグナムでの登場。012

 笹島シェフも、今日はこちらで腕を振るわれる。

 香ばしく焼いた白子と温かいブディーノ、九条ねぎのソース

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 インゲン豆のズッペッタにのせた、飯ダコと芽キャベツ

 春らしいお料理。白インゲンの優しい風味がおいしかった。蛸の火の通り具合が絶妙。

 次のワインは、サンジェルヴァジオ ビアンコ 2007。ヴェルメンティーノというぶどうとシャルドネ、ソーヴィニヨンのブレンド。すっきりとのみやすい。

 サンジェルヴァジオ ロッソ 2005。ルカさんによると、「飲みやすいけれど、シンプルなワインではない。しかし、料理と合わせやすく和食にも合う」。014

 これは料理ではありません(笑)。化石がごろごろと、そのまんまの形で入っている石灰質の白い土。昔は海だったことがわかりすぎるくらいによくわかるなあ。こんな土で育つぶどうがたっぷりとミネラルを含むのは納得。

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 低温でじっくりと火を入れた鰆、ういきょう入りたっぷり野菜のインサラータ

 赤はミスマッチでは?と皆ちょっと考えたけれど、この赤に関してはそんな」心配はご無用だった。「和食にも合う」と言われたのはそういうことだったのかな?

 低温で調理された鰆はしっとりと柔らかい。魚らしい強い味。でもそれをうまくワインが補強しているような感じ。016

 ちぢみほうれん草と、ハモン・イベリコの美味しいタリアテッレ、木の実の香り

 次も赤。ア・シリオ 2004、2001。先に2004が、後で2001が出された。シリオというのは、ルカさんのおじいさまのお名前で、ワインの名は、「シリオに捧ぐ」。わたしは少なからずこの名前に感動した。ルカさんは、「わたしの息子」のようなワインだとおっしゃった。よほど気に入ったもの、よほど良いものが作れた、と思わないと大好きで、尊敬していたおじいさんには捧げられない。何かこう、会心のものができた、という喜びが感じられて、とてもよかった。

 もちろんどちらのヴィンテージもとてもおいしかった。2001年は冬の雪、8月上旬の雨で、水分不足のストレスからぶどうは逃れられた、という違いはあるものの、どちらもよい年だったとのこと。2004はやはり若々しく、ぱっと気をひくおいしさ。2001はぐっと落ち着いた感じがして味わい深い。わたしは2001の方がより好みだった。017

 自家製サルシッチャと甘いエンドウ豆のクレマといろんな緑野菜添え

 しゃきしゃきの緑の豆がたくさん。これも春を感じさせる一皿。

 さらに赤。イ・レナイ 2001。メルロ単一で3000本のみの生産。それもそのはず、1本の木から、500gほどしか実を取らないらしい。ルカさんによると、ア・シリオは力強い男性のイメージで、こちらは美しい女性のイメージだそう。

 ルカ・トマジーニさんは、醸造家(?)のルカ・ダットマさんに全幅の信頼を寄せておられるそうだ。ルカ・ダットマという人は、天才なのだそうで、いたるところにジーニアス、ジーニアスという言葉が飛び交っていた。川頭さんご夫妻、アルトリヴェッロの伊東さんのお話も大変おもしろく、人からお話をうかがうことの楽しさとありがたさをあらためて感じた。本当にありがとうございました。020

 さて、特筆すべきは、この日のデザート。

 ヴィンサント レチナイオ 2000。屋根裏部屋で6ヶ月間陰干ししたぶどうから作る、トスカーナの伝統的な甘口ワインだそうで、かの地では、大切な客人のおもてなしに出されたワインなのだとか。果汁を110リットルの木の樽に入れ、口をろうで封印して屋根裏部屋で6年間。すると液体はもう40リットルしか残っていないそうだ。ルカさんはこのワインも「わたしの息子」のようだとおっしゃっていた。

 濃い琥珀色、と言うよりも茶色?甘いけれどもスパイシーな香り。味わっても、リコリスや、他の薬草のような風味がする。だらだら甘くなくて、とてもひきしまった感じもする。とてもおいしい。019

 ゴルゴンゾーラのスフレ

 まさにこのヴィンサントのために作られたデザート。甘味と塩味、チーズの香りが絶妙な熱いスフレに、黒こしょうのアクセントが効いていて、ヴィンサントと本当によく合った。添えてある蜂蜜といっしょに食べてもすばらしい。後で、笹島シェフは、飲まれる方にしか出せないデザート(笑)だとおっしゃっていた。すごいと思った。

 食後はエスプレッソを。和やかな楽しい会で、お開きは23時ごろ。

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mercredi 18 février 2009

ラパンとリエーブル

 遅番続きの今日この頃。。終了後、ワイングロッサリー・ワインバーへ。

 ワインバーに行っているのに、ワインを決めるよりまず、「今日の料理」をFシェフに尋ねるのが習いで、いつものように尋ねてみると、煮込み料理は、うさぎだとおっしゃる。ラパンかリエーヴルかと問うと、ラパンのもも肉で、ソースはクリーム系とのこと。即決。とても不思議に思っていることなのだが、同じうさぎなのにラパン(家うさぎ)とリエーヴル(野うさぎ)では、肉の色も味も匂いも、同じうさぎとは思えないほど違うのはどうしてなんだろう。どちらもそれぞれに好きだけれども。 

001_2  最初はクラウディ・ベイ ソーヴィニヨン・ブラン2007。PICARLEさんが書いておられたみたいに、ちょっとヨーグルト風味。

 アミューズは、クリームチーズ入りのグジェールタプナード

 グジェール、確かにしっとりでしたね(笑)。

.002

 穴子とトマトと菜の花のキッシュ

 穴子はとても太くて長かったんだって。身はふんわり柔らかで、キッシュの中に入っていても、どこか白焼きを食べているみたいな香りと味がした。存在感ある。

 次のワインはうさぎに合わせてソムリエOに選んでもらう。ジル・ブートン サン・トーバン プルミエ・クリュ アン・レミリー 2006。ああ、これ、バラの絵のラベルのきれいなワインだ。。003

 うさぎの煮込み

 骨付きのうさぎのもも肉を野菜とブイヨンで4時間煮て、クリームチーズを入れたソースをかけたもの。骨まで柔らかくなっていたので、ついうっかりうさぎからカルシウムを摂取してしまった。野菜の香りもほどよくついたお肉はもちろんほろほろと柔らかくて、あっさり。こんな白いお肉にはクリーム系のこっくりしたソースがほんとによく合うと思う。ワインは樽の香りがよくて、ぴったり。004

 デザートはチーズを二種類。シェフに選んでもらって、ゴルゴンゾーラ・ドルチェと、ハンジ。たいていピッッカンテばっかり食べるので、ドルチェは珍しいような気がする。ちょっと半熟の卵黄みたいなとろり、まったりした風味。ハンジは熟成が進んでとてもおいしくなっている。ゴルゴンゾーラの歴史についてお話を伺いながら食す。

 ワインはまた選んでもらって、スポルトレッティ ヴィッラ・フィデリア 2003。イタリアのしっかり濃い赤。なるほど、今日のチーズだったらデザートワインよりも赤がいいよねぇ・・・。ソムリエO、いい仕事されてます(笑)。

 ゆっくりデザートを楽しんでいると、ワイン会の二次会にお越しのPICARLEさん、ksharaさん、社長さんがお見えになった。ご尊顔を拝し奉り、恐悦至極に存じ居り候えば、さらに一杯のデザートワインをば追加し、このひとときを言祝ぐべし。

 ということで、シャトー・グラン・ペイロ 2004をいただきつつ、しばし歓談。楽しいひとときをありがとうございました(^^)。

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mardi 17 février 2009

東洞

 何年か前まで、祇園の石段下にアペルトゥーラというリストランテがあって、パスタやお魚の料理がおいしかったので何度か行った。でも理由は知らないけれども閉店してしまったのでちょっと残念に思っていたところ、そのお店のシェフが東洞(とうどう)という、新しいお店を出されたことを最近知って、お昼ごはんを食べに行った。

 お店は町屋改装系。以前は民家だったとのこと。広いたたきのエントランスの奥に、裏庭の見える、オープンキッチンのカウンター席。

 お昼のメニューは3800円のコースのみという決して安くはないお値段ながら(ゆえ、と言うべきか)ゆっくりじっくり味わえそうな内容のようだったので、グラス一杯のワインを飲みつつ食事を楽しむ。ワインは白で、シチリアのインソリアという品種のワイン。

 アミューズはほたるいかのマリネ。シェフが仕込みで、一匹一匹丁寧に、毛抜きで目と口(?)を取り除いていたのが印象的。味がほどよく馴染んで、ワインにもよく合ったので、ほかのお料理もみなおいしいかも?と大いに期待。

 トマト風味のパッパ スカモルツァとアーティーチョークのフリット添え。パッパというのは、イタリアで風邪をひいたときなどにお母さんが作ってくれるような、パン粥なのだそう。初めて食べるものだけれど、おいしいスープをたっぷり吸ったパンがとてもおいしかった。それだけでも優しい味でおいしいのだけれど、その上にとろけるスカモルツァが乗って、絡めて食べると濃厚でとても栄養がある感じに(笑)。

 マルタリアテッレ ツブ貝のソース。マルタリアテッレとは、「切りそこない」の意だそう。生パスタの生地が大小のひし型に切ってある。当然そういう形にわざわざしてあるのだけれど、「切りそこない」と言うのがおもしろい。これがねぇ、何がどうとは説明もできないのだけれど、とてもおいしくて、コースの中で一番気に入ったお皿になった。ワインが進む味つけ。でも一杯だけね~(笑)。

 魚介のスープ。アクアパッツァ?あさり、ムール貝、いか、えびなど。魚介の旨みがいっぱいのスープの下にはパン。それだけでは飽き足らず、残ったスープにパンをひたして食べる。だってスープを吸ったパンっておいしいんだもん。そりゃまあお上品じゃないかもしれませんけど。

 仔牛肉の薄切りのソテー セージとローズマリーの風味。玉ねぎといっしょにソテーされていた。セージの風味がしっかり効いていたけれど、どこか和風な感じもしたのはなぜなのだろう?

 パンはフォカッチャと、レーズンとくるみのパンだった。おいしかったのにおなかがいっぱいになって残してしまった。あああ~

 ドルチェは、いちごのセミフレッドとオレンジのケーキ、マチェドニア。オレンジのケーキがしっとりジューシー。

 しめくくりはエスプレッソ

 すっかり満足(^^)。今度はワインをボトル半分くらいと共に味わってみたいなあ。

 シェフの胸には金のぶどうが輝いていた。

 *東洞

  中京区東洞院竹屋町下ル三本木五軒目496番地3

  TEL 212-5207 木休

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jeudi 12 février 2009

アル・カミーノ

 所用で招集され、午後、職場から元締めへ向かう。いきさつはどうあれ、引き受けたからには一定の責任は果たさないといけないので仕方がない。とは言えそんなふうに考える人は人生、損こそすれども得をすることはないように思うなあ。やれやれ・・・。001

 でもいつでも楽しいことはぬかりなく見つける(笑)。昼休みもいっしょにして出てきたので、途中、壬生車庫の近くのピッツェリア、アル・カミーノでお昼ごはんを食べた。お店に着いたのは閉店間際の1時58分くらい?もうだめかなと思ったけれどぎりぎりセーフ。よかった~。

 ここはイル・ヴィアーレの三つ目のお店。店内には薪の釜。その前ではイタリア人と思しきピッツァ職人が、くるくると生地を空中で丸く伸ばしている。ランチセットもあったけれど、セットのピッツァがあまり好みでなかったので、単品で。やっぱりマルゲリータかなあ、と思ったけれど、結局、南イタリア風 プーリアというのにした。

 トマトソースに、玉ねぎ、モッツァレッラとチーズがもう一種類(名前を忘れた)、挽き立ての黒胡椒。まず生地がおいしい。トマトソースもおいしい。玉ねぎはしゃきしゃきで黒胡椒はぴりっと。チーズはとろりとこくがある・・・。お休みの日なら絶対ワインを飲んだのに~。

 28cmの大きさなので、圧倒される。実際食べてもやっぱりわたしには多かった。でも大丈夫。食べ切れなかった分は持ち帰りができるから。お願いしたら、快く包んでくださった。

 元締めで所用を済ませて夕方、久しぶりに三条会でお買い物。ヒロでお肉と焼き豚(おいしいんだよ~)を買ったり、100均行ったり、野菜を買ったり、お豆腐屋さんで寿司揚げを買ったり。夜はまたしつこく畑菜の炊いたん。しまいに体が緑色になるかも(笑)。

 *アル・カミーノ

  中京区壬生車庫前 坊城ビル1F

  TEL 823-2626 月・火昼休

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mercredi 04 février 2009

お数屋 いしかわ

 研修終了後は、小豆とごはんを食べることにしており、わたしがふだんあんまり行かないジャンルのお店に連れて行ってもらった。お店に行く前に、小豆に付き合ってタワーレコードに行ったら、スカパラの新しいアルバム PARADSE BLUE が試聴できるようになっていた。聞いてみるとやっぱりいい曲で、やっぱりかっこよかったので、つい買ってしまう。3月にはライブもあるしね。

 連れて行ってもらったお店は、お数屋 いしかわ。平日の夜だというのに席は満席、空いても入れ替わり立ち替わり新しい客がやってくる。だいどこ(そう、ここは町家改装店)で働くスタッフの数も多くてとても活気があって楽しい。

 わたしがふだん「おばんざい」を食べさす店に行かないのは、たぶん京都の人はたいてい「おばんざい」などと呼ばずに「おかず」と呼ぶと思うけれど、おかずは家で食べるものであって、いくらでも自分で作ればよいと思うからだ。

 また、その店があんまりおいしくなかったら・・・と思うとなんだか恐ろしいのだ。「おばんざいの店」でもお菓子屋でも、わたしの最大のがっかりと怒りの気持ちを表す言葉は、「わたしが作った方がましやん!!」だ。そう思ってしまうことがあまりに嫌なので、足が向かない。ふだんのおかずというのは、日常食であり、それぞれの家での好みの味つけがあるので、リスクは大きいのだ。

 まあそんなわたしなのであるが、このお店は好きになった。おかずがおいしいのはもちろん、活気もあって楽しい。メニューもいろいろなものがある。

 食前酒には、自家製サングリア。自家製と書いてあるとつい頼んでしまうサングリアであるが、小豆は近頃、自作に凝っていると言う。一度飲ませてもらわなければ。後は、石川の夢醸(むじょう)と福島の飛露喜(ひろき)と日本酒ばかり。小豆も山椒梅酒というちょっとかわったものから、黒龍、松の司などを飲んでいた。

 「おかず」は、鯵のお造り、野菜の胡麻酢和え、はたはたの南蛮漬け、子芋まんじゅうのあんかけ、山菜の天麩羅、豚の角煮、鰤の炙りのおろしポン酢。

 どれもおいしいわ。おかみは和服で、まだまだお若そう。料理がうまい友達が作ってくれたおいしいものを食べているみたいな気楽な感じがいいと思う。しめは「ちょこっとカレー」かなりの辛さの本格カレーだった。

 また行くと思う。

 *お数屋 いしかわ

  京都府京都市下京区高倉通四条下ル高材木町221-2

  TEL 344-3440

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dimanche 01 février 2009

仰臥漫録

 とても忙しい日曜日。一日中声を出し続けて疲れる。利用者も督促電話もてんこ盛り。ことに、以前自分が図書館に来て、カードの再発行の手続きをして本を借りたことなどすっかり忘れ切っており、しかも大層お耳も遠い老婦人への督促電話がこたえた。

 夜は組合の新年会。某イタリア料理店にて。久しぶりのH嬢とD嬢と、たまたま初対面の方と4人でテーブルを囲む。

 偉い人の挨拶とビールで乾杯の後はフリードリンク。メニューはブロッコリーのポタージュ、かつおのカルパッチョ、生ハムのムース、トマトとモッツァレラ、トマトソースのフジッリ、きのこのリゾット、焼いたまながつおのブロッコリーソース、骨付き牛肉の煮込み、ティラミス。

 ここまでメニューを書いて、ふと先日ちょこっと読んだ、正岡子規の『仰臥漫録』を思い出した。これは一種の病床日記で、、毎日の食事や間食の献立や量などが事細かに記してあるのだが、それが、病に臥して動かずにいる人が、いや、健康体の人でも、それはちょっといくら何でも食べすぎでは?と言いたくなる量なのだ。実際、食べ過ぎて苦しいだの、気分が悪いだのおなかが痛いだのと随所に書いてある。言わんこっちゃない、と少しおかしくもあった。

 しかし後で、『仰臥漫録』書き始めたとき、子規は35歳。既に肺結核が相当進行し、右肺・左肺ともその大部分が空洞と化しており、ほとんど機能していない状態であったということを知り、なんだかとても恐ろしくなった。生への執着、根源的な部分から湧き上がってくるものすごい力のようなものを感じた。恐いながらも、きちんと通読してみたい。

 途中、化粧室に立つと、後輩が一人「はたこさ~ん」とわたしを追いかけて来て、鏡の前で話が始まる。ちょっと女子校みたい。人の耳がないところでわたしに話を聞いてほしかったらしく、何やらぶっそうなことまで言う。愛の告白ならよかったのだが、いや、ぶっちゃけトイレで愛の告白はいやだな。

 お開きの後は、H嬢、D嬢と一緒に、東洞院錦辺りにできた新しいスタバにて、新メニューのハニー・オレンジ・フラペチーノを飲みながら、もう少しおしゃべり。癒された。

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lundi 26 janvier 2009

東京(3) ツッカベッカライ カヤヌマ

 ゆっくりとアフタヌーンティーを楽しんだあと、あともう一軒くらいお付き合いできますと言ってくださったので、溜池山王のウィーン菓子の店、ツッカベッカライ カヤヌマへ。

 余談だけれども、東京にも気になる地名は多い。この溜池山王もそうだ。特に「溜池」って??(笑)。それとか「十二社池の上」。しかも「じゅうにしゃ」じゃなくて「じゅうにそう」。友人宅から帰るときにバスでいつも通るところなのだが、一度降りて見てみなければと思っている。・・・閑話休題。

 落ち着いたファサード。お隣はオーストリア料理のレストランになっているようで、お菓子のイートインはなく、テイクアウトのみ。店内は落ち着いて、重厚な感じ。写真がないと説明もしにくいけれど、ウィーンの老舗コンディトライ(デメルとかね)の雰囲気。黒っぽいどっしりしたテーブルにたくさんのクラシックなお菓子が並んで、その色が映えているような。

 つやつやと黒光りするザッハトルテにカルディナルシュニッテン、おー。シュネバーレンまで!こちらではウィーン菓子の店はあまりないのでうれしいな。ドボストルテがあったら絶対に買おうと思っていたが、残念ながらなかった。

 予定どおりザッハトルテとテー・ベッカライを買ったものの、どうしても生菓子が買いたくなって、一つだけ購入。夜にホテルで食べよう。

 お買いものを済ませて、溜池山王の駅でassamさんとお別れする。また次回、京都か横浜で(^^)。

 夕闇は迫ってきていたけれど、赤坂まで歩いて赤坂サカスをくるっと見物。そう、わたしは物見遊山が好きだ(笑)。

 010 Bizタワーのすぐ近くの、「みやざき料理でんでんでん」にて、チキン南蛮とビールの夕食。このお店は、以前angelさんが日記で紹介されていたお店で、そのとき拝見した、チキン南蛮の写真がすごく印象的だったので、チャンスとばかりに来てみた。すっかり参考にさせてもらっております(笑)。

 わたしは本場のチキン南蛮を食べたことがない。写真ではすごくこってりしていそうに見えるが実際はそうでもなく、甘酢も甘さ控えめのすっきり系で、タルタルソースはさらし玉ねぎがたっぷりで、サラダのような軽い味。甘酢もソースも、鶏肉そのものもおいしくて、ぺろりと平らげた。お店の人の話では、現地のものはもう少し甘めの味つけで、ごはんによく合うのだとか。ここではお酒に合うようにあまり甘くはしていないとのこと。突き出しで出てきた、いかの明太子和えと、ピクルスのようなサラダもおいしかった。最後においしい金柑をサービスで出してくださったのでありがたくいただいて帰る。

 011_2 ホテルは新宿。どんどん西進しております。このまま甲州街道を西へ向かって、甲府に行こうかなあ・・・(笑)。

 サザンテラスは、青色発光ダイオード。最近はほんとにどこでもイルミネーションだ。

 ホテルは、ホテルセンチュリーサザンタワーの29階の部屋。チェックインしてほっこりとする。異常に暖かな一日だったので、コートを着て歩き回っていたら、けっこう汗をかいていた。

 さて。落ち着いたことだし、買って来たケーキを食べようかな(笑)。スタバでコーヒーを買ってきて、ついでにフォークも1本いただいてきた。012

 クレームシュニッテン。陰でよくわからないけれど、ヴァニラビーンズの粒々がすごい。薄い折込みパイの間は全部濃いカスタードクリーム。「クリームの切り菓子」という名前どおり、これは、クリームの、クリームによる、クリームのためのお菓子だった。しかし残念ながらちょっとわたしの好みには合わなくて、完食できず。

.014_2

 ザッハトルテ。別売りの生クリームは買わなかった。

 つやつやと黒光りする、この美しいザッハグラズュール・・・!昔、ハイナーで、このグラズュールをザッハマッセに上掛けする工程を見学させてもらったことがある。ザッハグラズュールは作るのが難しいのだが、うまく調整されたグラズュールを大胆に、一気に上から流しかけると、黒くつやつやした美しい仕上がりになる。

 本物のザッハグラズュール。久しぶりにに食べた。中には軽やかなザッハマッセにアプリコットジャム。古典だなあ・・・。古典はいいものですよ。

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dimanche 25 janvier 2009

東京(2) ラデュレ

 ようやく来ることができた三越2階のラデュレにて、assamさんとともにアフタヌーンティー。わたしの到着が遅れ、少々お待たせしてしまった。並ばなくてもよかったのはラッキー。そろそろ落ち着いてきた頃なのかも。席に案内されるまでの間にショーケースのケーキやマカロンをじっくり品定め。どれもほんとにおいしそう。004

 アフタヌーンティーの注文は2名からで、内容はこんな感じ。

・フルーツジュース(オレンジまたはグレープフルーツ)
・温かいお飲み物(カフェ、ティーまたはショコラショー)
・お好みのサンドウィッチ4個(3種類から)・・・1人2個
・マドレーヌ2個、フィナンシェ2個・・・1人1個ずつ
・マカロン4個・・・1人2個
・お好みのパティスリーを2個・・・1人1個

 ジュースはオレンジを選んだ。フレッシュな果汁、絞りたて、という感じ。ちょっと朝食みたい(笑)?紅茶はたくさんの種類がある。とてもフランスらしく、花や果実の香りを複雑にブレンドした香りのよいお茶も多い。かなり迷ったけれど、結局メランジュ・ラデュレにする。お茶はポットでサーヴされるのだけれど、選ぶ種類によっては茶葉が入っていないので、後でさし湯ができないのが残念。006_2

 テーブルはそんなに広くはないので、食べ物は三段トレイにのっている。下段には選んだケーキと、本当に小ぶりで半口分くらいのマドレーヌィナンシェ。中段には、選んだサンドイッチ。丁寧に一つずつ硫酸紙で包まれている。上段には選んだマカロン。カラフルでとってもかわいい。英国風のスコーンなどはなし。

.007_3   

 サンドイッチは手前がツナたまご、奥がチキンたまご。たまごと具材がとてもなめらかな状態までマヨネーズと和えてある。昔、パリのサンドイッチの店で食べたチキンのサンドイッチの味をもっともっと上品にしたような味だなあ、と思ったので、けっこうスタンダードなパリ風な味つけなのだろう。

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 ケーキは、ああ、これが食べたかったのよ(笑)、サントノレ・ローズ・フランボワーズ。ほんとにきれいなお菓子だなあ。。。

 シュー生地の台に甘酸っぱいフランボワーズのピュレ、まわりには、ばら風味のフォンダンがけの小さなシューが3個。中にはクリームが詰めてある。たっぷり絞った薄いピンク色の生クリーム。これはクレーム・レジェールを使っているのかどうかはわからないが、軽くて甘さも控えめ。上にはフランボワーズとばらの花びら。

 思ったよりも甘さが控えめな中でとろけるようなフォンダンの甘さとふわっと広がるばらの香りが印象的だった。

 マカロンは、「オレンジの花」と「マンゴーとジャスミン」の2種類にした。どちらもこの前食べなかったもの。特にジャスミンの香りが個性的で、どちらの風味もちょっとアロマテラピーを思い起こさせるような感じ。わたしはけっこう好きなのだが、はっきりと好みは分かれるかも。

 お久しぶりにお目にかかるassamさんといろいなおしゃべり。パリのおみやげに、アルノー・ラエールのチョコレートをいただく。帰ってからのお楽しみだ。わざわざありがとうございます(^^)。1月1日にパリに着き、ラデュレに行ったら、なぜかデイヴ・スペクターがいて、「一人2個ですから」とかなんとか、お菓子の個数制限を教えてもらったのだとか。なぜにデイヴから(笑)??しっかり一緒に記念写真を撮ってきていたのがまた笑えた。

 最近パリでは若者にも人気が出て、新しいお店もたくさんできているのだそうだが、サロン・ド・テはずっと長い間、裕福なマダムしか行かなかったところ。ラデュレの内装はそんな優雅な時代の雰囲気がする。

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lundi 19 janvier 2009

No music, No life

 アメリカ村の、KING COBRAにて、怒髪天のワンマンライブ、「怒髪天 ウンガラガッタ tour’09 ”新春 接近戦10連発”にライブ王と参戦。11月のマキシマムザホルモンとの対バンのチケットが取れなくて行けなかったので、ちょっと怒髪天は久しぶり。対バンも楽しいけど、やっぱりワンマンの方が満足感があっていいな。

 KING COBRAは行ったことがなかったが、雑居ビルの3階の、小さな小さなライブハウスだった、往年のチキンジョージみたいな感じもあるけれど、それよりも小さい。zeppみたいに大きくて整備されたライブハウスもいいけれど、小さくて小汚い(笑)ところはなかなか味がある。そんな狭い場所に、200人くらいは入っていたようで、ちょっとやばいのでは?と思うくらいの人口密度。ライブの最後の方には結露して、天井から鍾乳洞みたいにぽたぽたとしずくがしたたっていた(笑)。

 ♪No music, No life!からライブは始まって、いつもどおり、いや、いつも以上の盛り上がり。増子さんのMCってなんであんなにおもしろいのか。ツアー名の「ウンガラガッタ」は、7日に出た新曲の歌詞から。なんのこっちゃ。新曲のタイトルも「労働」って・・・(笑)。

 ライブに行くというと、スカパラと怒髪天がほとんどだけど、この二つは、正反対と言っていいくらいに異質。でも甲乙つけ難いくらい両方とも楽しい。CDで音楽を聴くよりもライブに参加するほうが断然楽しい。

 スカパラのライブは、スタイリッシュで都会的。「スカ」だからではないけど(駄洒落)、頭の上がすか~っと晴れ上がるような感じ。怒髪天は、逆に、地面からパワーが湧き上がってくる感じかなあ・・・?はっきり言って、スタイリッシュ無縁。ほんとに泥臭い(笑)。今日も2時間ほど、大声で歌ったり笑ったり踊ったり。オールスタンディングは好きなのだけれど、このバンドもお客は男の人が多いので、どうしても小さいわたしは埋もれてしまう(笑)・・・。

 怒髪天の魅力とは?ライブ王ははっきり、「好き嫌いがある」と言う。でもわたしは「きっといける」と思ったらしい。確かにねぇ。気に入らなかったら、一回きりで絶対行かないもん。

 ライブ王は、重たい歌詞を悲愴にならず、笑いにして歌ってるところが良いと言う。わたしもそう思う。それにわたしもきっと増子さんが好きなのだろう。彼の熱さ、正直さには嘘がないような気がする。しんどい思いをしてきた人だけに、真摯すぎるほどの思いがあるのに、恩着せがましくなく、自分に酔うでもなく、そんな自分をちょっと笑ってるようなところもいいな。♪生きてるだけでオッケー!いろいろ、あるけど♪とはよく言ったものだよ。

 さて、ライブ終了後、少し歩いてDAIGAKUに行くも、誰かさんにかかっている呪いで臨時休業。隣のいつものVISC0も満席。結局その近くの、イル・ボスコというイタリア料理屋さんに入った。

 店内は宴会でもできそうなくらいの広さ。グラスワインと、トリッパのトマト煮込み、ブガティーニのアマトリチャーナ、スモークチキンとゴルゴンゾーラのニョッキ、まながつおの炭火焼きを食べる。

 炭火焼きにはクレソンのサラダがたっぷり付いてきた。このクレソンは京都の北の方の川沿い(雲ヶ畑あたりか?)に自生しているものだそうで、添え物でよくあるクレソンのイメージを変えるくらいおいしいものだった。

 次回のライブは順調にチケットが取れれば、3月のスカパラ、5月の、再結成ユニコーン。ライブに関してはわたしは何一つ働くことなく、ライブ王におんぶにだっこで、申し訳なし。

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dimanche 11 janvier 2009

ミュルジェ

 かもめさんといっしょに、K志部さんの新しいお店、ミュルジェを訪問。場所はコート・デ・ブランの1階。K志部さんが迎えてくださったので、遅ればせながら、ご開店おめでとうございます、のご挨拶。上と比べて、カジュアルな感じになさったということだけれども、どうしてどうして。やっぱり超おしゃれ。・・・というベタな言葉ではなく、とてもスタイリッシュで、洗練された雰囲気だ。厨房は以前、ワインバーにおられた、Iさんが切り盛りされている。ソムリエでもあるので、もちろん1階のワインは、Iさんセレクト。

 カウンターの中には、「ボトルをさかさまにセットして、窒素ガスでワインをサーヴする機械」があった。(わたしはものの説明が下手な上、名前を聞かなかったのでどんなものかわからないと思いますが、そういう方はお店に行って見てください・笑)。この機械、今のところ、スクリューキャップのボトルや、発泡性のワインには対応していないので、メーカーで新しい技術を鋭意開発中なのだとか。久しぶりにK志部さんとIさんにお目にかかり、いろいろなお話をうかがいつつ、おいしいお料理とワインを楽しませていただいた。

 最初はやはり、シャンパーニュで乾杯。ポール・バラ。ちょっとラベルが前と変わっているみたい。001

 聖護院かぶらのポタージュ

 ものすごく寒い夜だったので、こんなアミューズをいただくと、ほっこりする。とろっと濃くて、スープと言うよりもかぶのピュレみたいな感じ。かもめさんは。かぶら蒸しみたいって。確かに、確かに。

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 鶏肉のテリーヌ

 粗めに切った鶏肉がころんと入った、あっさりめのテリーヌ。

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 トリップと白いんげんの煮込み

 トリップも白いんげんも好き。トリップのちょっとくせのある風味が、白いんげんのほくっとした香りとよく合うような気がする。とても柔らかで、味がしみこんでる。

 次は赤ワインを。アメリカのもので、サンセットロード メルロ 05。なんとなくアメリカっぽい派手さがあるようなメルロ。おいしかった。004

 炭火焼のメニューから、自家製ソーセージを。

 ソーセージには、白ワイン向き、赤ワイン向きがあって、これは赤ワイン向き。シナモン、ナツメグ、クローヴと、スパイスを効かせた味付け。

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 鯛のポワレ 千寿ねぎのクリームソース

 焼き目の香ばしい鯛に、優しい味の、葱のとろっとしたソース。

 ワインは白に戻る。エルカヴィオ ブランコ 07というスペインのワイン。006 007

 炭火焼の野菜

 北海道の雪化粧かぼちゃ、ペルー(だったか、どこか南米の?)ホワイトアスパラガス、栃木のジャンボマッシュルーム、茨城の千寿ねぎ。

 赤い岩塩、白い海塩、緑のエクストラヴァージンオリーブオイルを好みでつけて食べる。野菜ってやっぱりおいしいなと思う。008

 羊もも肉のロースト ソース・シャルキュティエール

 お肉屋さん風ソースという、玉ねぎと白ワインとピクルスが入ったソース。ベースになる、3時間ほど炒めた玉ねぎを見せていただいた。粗めに切ったピクルスが入って、少し酸味があって、さっぱりしたソース。でも玉ねぎの旨みはしっかり。

 もちろん赤ワインと合わせて。シャトー・ペイル・ルバード 05。うん。たまにはボルドーもおいしいなあと思う。

 最後はデザート代わりの甘いワイン、シャトー・グラン・ペイロー サント・クロワ・デューモン 2004 を飲みながら、ゆっくりさせていただく。上がお休みなので、K志部さんも今日はずっと1階におられた。また遊びに来たいです。今度は工場見学付きで(笑)。

 ミュルジェというのは、ニュイ・サンジョルジュの、よい畑の名前なのだそう。一度この、ミュルジェの畑のワインも飲んでみたいな。

 *ミュルジェ

  京都市下京区寺町松原下る植松町

  TEL 343-1177 月休

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mardi 06 janvier 2009

クレープリー

 今日は大阪に行ったので、難波のアルション・クレープリーでお昼ごはん。ここも古いお店で、いつからクレープリーになったのかは知らないけれど、その前はアルションのサロン・ド・テだった。アルションのケーキで、一つとても気に入っていたのがあったので(「ミスタ」ではありません・笑)、大阪に行くたびに行っていたときもあったなあ。今ではすっかりごぶさただけど。001

 昨日は出勤前の忙しいときに挽いたコーヒー豆を床にぶちまけるは、出勤すればあろうことか職場のトイレにぽっちゃん、とお守りを落とすは、その他諸々の愉快ならざることがあって、呪い?これは呪いなのね??と言いたくなるようなこと続きで、へこんだ。2009年は史上最悪の年にいかにもなりそうな気がした。

 いやまあ、新年早々ワイングラスは割るは電子レンジは壊れるは、といろいろあったんだけどね。こいつぁ~春から縁起が悪ぃ~わい~、ってことが。でも今日は気分的にはかなりすっきりでき、肩の荷を降ろしてほっとしたことがあったので、昼からちょっとお酒。いいじゃないか、まだ松の内(笑)。辛口のシードルを一杯。ブルターニュらしくカップで出てくる。行ったことないけど。シードルそのものはノルマンディーのもののようだった。003

 ガレット・コンプレ。グリュイエールチーズとハムと卵、そしてなぜかトマトが乗ってる。蕎麦粉の香りが香ばしくて、特に端っこのカリカリしたところがおいしくて好き。

 シードルとはやはり相性良し。家で作るときも、あれば生地にもシードルを入れてもおいしいし。

.004

 デザートには甘いクレープ。こちらは小麦粉の生地。日替わりメニューで、今日はヴァニラのアイスクリームと洋梨のコンポートと、温かいチョコレートソースだった。

 今日はかなり良い日。

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samedi 20 décembre 2008

リストランテ・デイ・カッチャトーリ

001  毎年恒例、あき&ゆみとの忘年会。出会って友達になったのは12歳のときだから、死が3人を分かつまで、どこにいても、たぶん一生友達でいるのだと思う。バレーコートの誓いってやつかな・・・。この忘年会も、ちょっと3人で振り返ってみたのだけれど、あきが東京から帰って来た25歳のときから万難を排し、毎年やっている。いや~、長いねぇ・・・(笑)。

 今年はわたしが幹事で、祇園に新しくできたピエモンテ料理のお店に行った。リストランテ デイ カッチャトーリ。リストランテとは言うものの、こじんまりとしたお店で、シェフが一人とサービスの女性はマダムかな、基本お二人で切り盛りされているもよう。

 コースの最初には、食前酒が付いてくる。乾杯もできるし、これはうれしい心遣い。シャンパーニュ キュヴェ トラディション ギボラ フィスで、今年もこうして楽しく集まれたことに乾杯!一つ一つ年を取っているのに、なぜにそんなに若さと美貌を保つか~、君たちは~(笑)。002

 とうもろこしのポレンタ トマト、アンチョビ、唐辛子のソース

 周りの白いのはパルミジャーノ。ポレンタのほっこりするような香りと食感に、唐辛子がよいアクセント。

 一皿目のお料理とシャンパーニュを楽しみながら、ゆっくりワインリストを見る。ピエモンテ地方のワインに大変力を入れられているようで、古典的な作り手と新進の作り手を、それぞれシェフが吟味して揃えておられるとのこと。マダムもよく相談に乗ってくださる。004_2

 お料理から考えると、やはり赤がよさそう。もちろん、ピエモンテのワインで。いろいろとマダムと相談の上、ランゲ ネッビオーロ 2004 マスカレッロ ジュゼッペ エ フィッリョ を選んだ。何種類か挙げてくださった中で、一番個性的でおもしろそうだったから。もともと海だった土地のワインだそうで、ミネラルが強く感じられ、香りも個性的なのだとか。

 色は薄めの、きれいなルビー色で透明感がある。でも味が薄いということはまったくなく、繊細にしてしっかりミネラルと旨みを感じる味。時間とともに変化もするし、これはおいしい。。。003

 皮の部分が特においしいパン。005

 蝦夷鹿モモ肉、りんご、パルミジャーノチーズのサラダ グリニョリーノビネガーとリグーリア産オリーブオイルのソース

 菜の花、隠元、パプリカ、マッシュルームなど、たくさんの野菜。周りの粉はピスタチオの粉。ソースがおいしい。蝦夷鹿は赤身でさっぱりした中にも鉄分の味がして、ああ、ジビエを食べているのだなあ、と満足。ワインともいい感じ。007_2

  三河湾産アカザエビのオーブン焼き 地中海風

 アカザエビは好きな海老。ほんとにさっと焼いた海老の身はとてもジューシーで甘い。真ん中に添えられたトマトの角切りのソースはフレッシュで、サラダのように瑞々しい。

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 タヤリン 近江牛のラグー

 タヤリンというのは、フェットチーネのピエモンテでの呼び名だそう。でも幅広ではなくて、細く細く切るのが特徴なのだとか。つなぎに卵黄のみを使った濃厚な手打ち麺。

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 七面鳥とブロッコリーのラビオリ バターとセージのソース

 ふわっと立ち上るトリュフの香り。ラビオリの中には細かくなめらかに挽いたあっさりした七面鳥のお肉。

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 バローロビネガーでローストした シャラン産鴨胸肉 シャンピニオンのトリフォラートを添えて

 メインにたどり着きました(笑)。柔らかい胸肉。どれもやさしく丸い味なので、大層なボリュームなのだけれど、最後までおいしく味わえる。

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 チーズは3種類。左から時計回りに、カステルマーニョゴルゴンゾーラ、あと一つは名前を忘れました。。添えてあるのはアカシアの蜂蜜。個性的だったのはカステルマーニョ。山のチーズだそうで、じょりっと旨みが結晶化されているような感じで気に入った。

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 みかんのセミフレッド 季節のフルーツと

 とろけるリッチなセミフレッド、おいしい~。凍菓なのだけれど、気泡とクリームで、舌当たりがとても柔らか。煮詰めた果汁のソースもおいしかった。

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 ヘーゼルナッツのクッキー

 お茶菓子に出て来たもの。これがなかなかおもしろく、ヘーゼルナッツ風味のショートブレッドのような趣で、外見同様、素朴な風味が後を引く。

 最後はエスプレッソですっかり満足。

 ここ2、3年は皆健康で、よく食べよく飲むのでうれしいなあ。もうちょっとおしゃべりが足りないので二次会。クープに行こうと思ったけれど、結局、11(オンズ)に行った。お酒もあれば料理もお菓子もお茶もあるので使い勝手がよく、何かと行ってる11なのであった。

 あきはギネス、ゆみはヒューガルテンホワイト。え~、食前酒に戻ってるみたい(笑)。わたしは熱々のヴァン・ショー。ムース・オ・ショコラを少し食べる。

 長い間変わらぬお付き合いをありがとう。友達は宝です。

 *リストランテ デイ カッチャトーリ

  東山区大和大路四条上ル常盤町158-2 紅屋ビル1F

  TEL 551-7457 月休

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jeudi 11 décembre 2008

津居山の蟹

013_2

 冬の季節、祇園さゝ木に”うまいもん”を食べに行くと言うと、予想するのは津居山の蟹。青タグです。

 写真は肖像権に配慮しました(笑)。

 小豆とともに半年ぶりのさゝ木にて、贅沢な忘年会。おっと小豆などとは呼んじゃいけない。小豆様と呼ぶべき。今年もまた、どころか、いつもよりもさらに公私共にお世話になりました。ありがとう!と冷酒で乾杯。銘柄はお店のオリジナルのお酒、祇園さゝ木004

 始まりはいつも酢の物

 帆立貝柱、車海老、あわび、数の子、壬生菜、日野菜、らっきょう  ゼリー状の合わせ酢 胡麻酢

 帆立貝柱は50℃で低温調理をしたものだそう。日野菜やらっきょうは自家製のお漬物。軽く和えて食べて、ということだった。一番おいしかったのは車海老。らっきょうは変な臭みがなくて、かりかりのピクルスといった感じだった。005

 鯖をピッツァ釜でさっと焼いて、白葱と醤油をかけたもの

 前菜です、と言って出された。

 実は、鯖は最も苦手とする魚・・・。でもこの鯖はものすごく新鮮で身がしまり、かつ脂が乗っていておいしい。すべての鯖がこんな鯖なら、わたしはきっと鯖が好き(笑)。007

 白味噌仕立てのお椀

 椀だねは津居山の蟹のしんじょう。しんじょう、と言っても、蟹率80%くらい?ほとんどがほぐした蟹の身です。これだけでも蟹を堪能した気分になる。蓋をあければふわっと立ち上るおだしの香り。しんじょうのふんわりした食感と白味噌のやさしい甘味がよく合って、ほんとにおいしい。009

 お造り。いつもながら盛り付けも楽しい。

 岡山の雌の蛸細切りの塩昆布をちょっとつけて食べる。こりこり~・・・。うには薄醤油がかかっている。ちまちま食べないでつるっと行ってくださいとのこと。甘く、濃厚・・・。寒ブリ。たっぷりんぽ辛味大根とともに。とにかく脂が乗っている。ああ・・・。大とろのにぎり。さらに進化しておいしいような・・・?010

 徳島の鰆のづけのにぎり

 少しおしゃべりをしていたら、「鮨はすぐ食べる!!」と大将から教育的指導が(笑)。

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 くろまぐろの稚魚(名前を聞いたけれど、忘れました)のにぎり

 次のお酒は、新潟の越後流。清冽な山川の水を飲むように飲む。

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 蓮餅 ふき

 蓮根100%の蓮餅。とろっとして香ばしい。ふきの鮮烈な香りにはっとする。温かい葛あんに、ほっこり。おいしい魚をたくさんいただく中でのこんな野菜の一品はまた、そのおいしさが際立つ感じ。

 次はぬる燗、富山の富美菊014_2

 焼き蟹

 中央で、大将がすぱすぱと蟹をさばいていく様子はまさにライブだ。

 これはピッツァ釜で1分弱焼いた、レア。もう1本は心持ち火を入れたもの。甘みが増す。

 焼き蟹、家でもできるかなあ。。。でも高い蟹買ってもうまくできひんでもったいないことになりそうやからやめとこ・・・。015

 鯛のあらと炊いた大根 水菜 柚子 一味

 器の中にあらはない。あらの旨みはすべて大根の中に。ほんとにおいしいわ・・・。体がぽかぽかしてくる。

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 一つ目のごはんは、太巻き

 卵、鰻、海老、細かく刻んだかんぴょう、まぐろ、きゅうり

 もう何年も前、初めて小豆様とさゝ木に来たときに食べたのは太巻きだった。今のお店の場所より一つ前のところで、たくさん食べてね、とお代わりを切ってもらったなあ・・・などと思い出したりする。

 手で持って、女性は三口くらいで、がぶっと食べて、と。挑戦するも三口は苦しいなあ。全部の具材が口の中で合わさって、「うまい!!」と言ってしまうようなおいしさ。017

 ここはお漬物もおいしいから、お酒のあてにもできる。

 大根、日野菜、白菜

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 二つ目のごはんはもちろん、

 蟹チャーハン。と言うか、米入り炒め蟹?蟹率はきっと50%以上。サンプル50gをごはんと蟹とその他に分けて、重さを量って割合を出す。誰かやってみて?

 しっかり二杯いただきました。019

 今日のデザートは水菓子ではなく、クレーム・ブリュレ

 焼き場担当の方が作っておられるのだそう。フランス料理のデセールそのもの。パティシエを別に雇ったはるみたい(笑)。

 心行くまで”うまいもん”を堪能した。小豆様がおっしゃるには、「おいしいっていう意味のうまい、と食材の生かし方、見せ方が上手っていう意味のうまい、と二重の意味があるねぇ」。佐々木さんの料理は「仁王さんの料理」、と以前表現したように、本当に力強い料理だ。軍荼利明王とか降三世明王のような気もしてきた(笑)。受け手にもそれなりのパワーが必要。

 たいへん機嫌よく、行きと同じく、建仁寺についてなけなしの知識を披露し合いつつ、また建仁寺の中を通り抜け、花見小路を北上し、クープ・ド・ワイングロッサリーに向かう。実は移転後初めての訪問。ご無沙汰しており申し訳ございません。。

 020 店内はだいぶ広くなったけど、赤いところとか、キッチンのレンガとか、二尊院の御札とか(笑)は前といっしょで、なんとなく安心感が・・・。そして同じように温かく迎えていただいて、ミッシェル・アルノーで再び乾杯。アミューズは、あまおうの蜂蜜がけと、生ハムのムース

 さらに、いちごのシャンパンカクテルシャトー酒折の甲州にごり2008などを楽しむ。

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mercredi 10 décembre 2008

レザン

001 仏光寺通にできた小さなお店、レザン。奥さんが料理、ご主人がお菓子を作っておられる。

 最近は、めっきり自転車に乗る機会が少なくなってしまって残念なのだが、久しぶりに自転車で散歩がてらお昼を食べに行ってきた。

 前菜・メイン・パン(おかわり自由)で1050円というのが基本で、+200円で食後の飲み物がつき、デザートは別。あまり1000円くらいのランチで料理が選べることは少ないが、ここは前菜もメインも選べた。

 前菜には、きのこと玉ねぎとベーコンのキッシュ。軽いバターソースがかかっていた。メインは牛肉の赤ワイン煮込み。オーソドクスな煮込みだが、やさしい味になっていた。付け合せはグラタンドーフィノワがたっぷり。盛り付けはシンプル。デザートの盛り合わせは500円だった。タルト・タタン、ヴァニラのクレーム・カラメル、りんごのコンポート、いちごのアイスクリーム。ご主人はパティシエだそうで、どれもおいしかった。日常、ちょっとお昼を食べに行けるお店が生活圏にあるのはいいなと思う。

 

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dimanche 07 décembre 2008

会議

Cai0phes 昨日まですっかりそれを忘れていたが、午後7時より会議。終業後、買い物を急いで済ませ、帰宅し、父に夕食を渡し(今日は出来合いのお弁当だが致し方なし)、またダッシュで会議の場所に向かう。会議の部屋がわかりにくかったこともあり、遅刻してしまった。もうこれだけでへとへとである。

 これでも短い方らしいが、9時過ぎにようやく終了。おお、神よ。こんなに素晴らしく有意義な会議の末席にでも列することができてわたくしは幸せ者です。アーメン。

 ヒル・オブ・タラでギネスを1パイント飲み、一息ついてから帰る。あ~あ。

 Hôtel de ville の時計台のライトアップは、午後10時の鐘とともに消えるようだ。しかし、”不夜城”は日曜の、この時間だというのに明かりがついている。母が死んだのも、友人が突然死したのも、激務が原因だとわたしは思っているから、わたしは激務を憎む。皆さん、命を削ってまで働かないでくださいよ・・・。

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vendredi 05 décembre 2008

平安京と水

 月曜日から、近くの中学校の二年生の男の子が二人、職場体験に来ている。いろいろと事情もあるので、彼らとはそう接することもなく、かたわらで見ているのがかなり心苦しかったのだが、今日の朝はあれこれカウンター仕事の指示をすべき人はわたししかいなかったので、ようやく彼らに少しは仕事をさせてあげることができた。

 予約本のピックアップや、なぜ「別置」をするのか、ということも含めて、「別置」の意味の説明、資料の検索、目録のデータ入力の重要性の説明を実際に端末の画面を見ながら少し話したり。彼ら自身が借りていた本の返却処理や他館から搬送されてきた本の返却スキャン、また、受け入れ雑誌の装備など、個人情報にひっかからない部分の仕事を、この作業をすることの意味や、この操作をすることによってどういう状態になるか、などの説明をしながら、実際に少しづつやってもらった。ほんの少しだったが、彼らの職場体験の「有意義度」が1ポイントくらいは上昇したと信じたい。

 彼らは今日まで、端末は絶対にさわらせてもらえなかったので、非常にうれしそうだ。二人とも大変まじめで、かわいらしい少年たちなので、いろいろ質問してきたり、一つ仕事が終わると、何かすることはありませんか?と積極的に聞いてきたり、つまり、なつかれた。今まで思うところも多々あったので、ほんの短時間なのにちょっと情が移って、もう少し何かを伝えて学校に帰したいと思ったが、彼らは今日が最終日。わたしは午後からは外に研修に出るのでいたし方なし。無力でごめんよ・・・。

 昼休みと合わせて早めに職場を出て、研修先に向かう。外は風雨。途中で大宮錦を上がったところにある、ピッコロ・ジャルディーノにてお昼ごはんにする。前菜の盛り合わせ(鶏胸肉のマリネ・いわしのマリネ・黄色いプチトマトのリコッタがけ)、地鶏と白菜のオイルソースのスパゲティ。白菜がくたっと柔らかく、ちょっとピェンローのような味。バゲット一切れ。小さなデザートは洋梨のタルト。クレームダマンドは紅茶の茶葉入りで香りが良い。それにコーヒーで、1280円。

 今日は14ほどあるテーマの中から好きなのを一つ選んで話を聞きに行く、という職員のための教養研修。『平安京と水』というテーマで、お話は、神泉苑の住職の鳥越英徳師。

 135 ずいぶん前になるが、NHKスペシャルで、「アジア古都物語」というシリーズがあった。その中に、「京都 千年の水脈」という回があり、とてもおもしろかった。それが今回のテーマを選んだきっかけ。下鴨神社~御所~神泉苑を一直線のラインでつないでいるのは地下水脈なのではないかという話から、関大の工学部の先生の、「京都水盆」の研究のことを取り上げていた。今では忘れられているかもしれないが、京都は豊か過ぎるほどの「水の都」なのだ。

 名シリーズだったようでDVDにも書籍にもなっているので興味のある方はどうぞ。

 講演の内容は、上記のようなものではなかったが、また別の切り口で、おもしろいものだった。神泉苑は、鳥居もあるが、東寺真言宗のお寺だということで、曼荼羅や、東寺で新年に行われる「後七日の御修法(ごしちにちのみしほ)」など、めったに見られない密教の修法の壇の写真などをたくさん見せてもらいながら説明を聞いた。わたしの「萌え」のツボにどんぴしゃりだ(笑)。

 修法に「水」というものは大変に重要な意味を持つもので、「灌頂」という儀式は頭に水を注ぐこと、水のことを「閼伽 ( あか )」と言い、閼伽井はその水を汲む井戸のことであって、修法のために深夜二時半に神泉苑の水を汲んで、東寺に運ぶという話など、前半は密教儀式と水との関係について。

 後半は、有名な、東寺の空海と西寺の守敏の法力争いの話(この話は非常におもしろく、二人とも、坊さんやのにそんなことやったらあかんでしょ~!?と言いたくなるくらいえげつないことをやっている・笑)や、祇園祭の話など、神泉苑についてのお話をあれこれうかがう。001

 前は何度でも通るのに、実は中に入ったことがない神泉苑。どうも隣にある料理屋さんの庭にしか見えなくて入ったことがなかったのだが、今日のお話でかなりのワンダーワールドだということがわかったので、帰りに歩いて行ってみた。

 やっぱり狭いなあ。。。とは思う。現在の広さは1町足らず(約4400㎡)しかないが、造営された当時は、8町(約130000㎡)あまりの広さだったという。「御池通」の「御池」とはもちろんこの神泉苑の池のことである。

 ここの仏様はご本尊の聖観音一体のみで、他に祀られているのは皆神様だという不思議さ。写真の池には、雨を降らせてくださる善女龍王が住んでおられると言う。池が縮小していっているのは、やはり水脈が変わったりしたからなのだろうか。今はほんとに小さな池。どこかに井戸を隠しているから砂漠が美しいように、神様が住んでおられると思えば、小さな池も・・・。

 正直、非常にビミョーな空間ではあるなあ・・・と思ったが、縁あってお参りさせていただいたことへの感謝を、そこにおわすすべての神仏の前で申し述べ、神泉苑を後にした。

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mercredi 03 décembre 2008

野鳩

 今日は、ワインバーのFシェフのお誕生日なので、遅番が終わった後、一言お祝いを申し述べに参じる。

 一年に一回のお祝いは、もちろんシャンパーニュで。ソムリエOともご一緒に、エリックロデズでかんぱ~い(^^)!シェフがお好きだというこのアンボネイのシャンパーニュ、深みとこくがあってわたしも大好き。同じアンボネイなので、と少し飲ませていただいたアンリビリオ。確かに似通った部分はある。こちらの方が香りが立つ、というか、言葉は悪いけれど、少~しサイダーっぽいニュアンスがある。こちらもおいしいけど。

 お誕生日とは言え、シェフはお仕事なので、わたしがおいしいものを食べさせてもらうのはいつもとおんなじ(笑)。002

 アミューズは、しょうがとみょうがを使った海老のマリネと、豚肉とベーコンを一度ローストして作ったリエット。香ばしくてなめらか。

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 鯛とじゃがいも、きのこ、プチトマト、グリュイエールチーズのキッシュ

 これだけでも十分お魚料理の代わりになる。

 メインはわたしにとってかなり究極の選択だった。牛テールの赤ワイン煮or野鳩のロースト。え~~~!!!???どっちも好き。。。選べないわ~。004

 悩んだ末に、季節でもあることだし、野鳩のロースト・ルビーポートのソースを選ぶ。フランス産。弾丸が入っているから気を付けてと言われる。

 「入ってたら当たり?何か景品出る?」

 「今年一年、いいことがありますよ」

 「今年、あとちょっとしかないやん。。。」 (笑)

 「ちょっとしかないからそれだけビッグないいことがあるんやね!」と期待して食べたが、弾丸は出ず、ハズレだった。。。(泣)。

 しかしお味は大当たり。ルビー色の火入れも、ちょっっと鉄っぽい血のような風味も少し甘酸っぱいソースもほんとにおいしかった。小さな骨についた身も手で持って残さずいただきます!添えられた白隠元の煮込みもおいしい。そう言えば、今日が今シーズン初ジビエだ。

 赤を・・・とお願いすると出て来たのはアルクアンシェル(虹?)と書いてあった、ブルゴーニュ・ルージュ2002。ピノと野鳩はやはりよかったが、もう少し重い感じでも合ったかな、と思う。

 シェフの三十○歳の抱負などを聞く。また今日から、よい一年が始まりますように。。。

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lundi 01 décembre 2008

お菓子な焼き鳥屋さん?

001_3  長岡京へ行くときにはたいてい阪急を使うので、JRの長岡京駅には久しく来たことがなかった。ちょっと前まではほんとに何もない片田舎の駅といった感じを残していたものだが、しばらく来ない間にすっかり様変わりしていたので驚いた。駅前はきれいに整備され、商業施設や公共施設のビルが建って、広場では、きらきらしたクリスマスイルミネーションまでやっている。

 早いものでもう12月だ。ふ~ん。クリスマスねぇ。職場でもクリスマスの本の展示やデコレーションをやっているが、今やアメリカにおいても「クリスマスツリー」を「ホリデーツリー」と呼び習わす時代。公共の施設でクリスマス特集のようなものをするのはどうかと常々思っているのだが。まあわたしはおいしいものさえ食べられたら、ツァラトゥストゥラの祭でも、荼枳尼天の祭でも、邪教の祭祀でもなんでもかまわないけどね。

 セクシーF夫妻、ごうやんさん、かもめさんと、駅前のかじ庵にて焼き鳥の会。待ち合わせ場所になっていたビルの2階の本屋さんが、恵文社だったのでちょっとびっくり。一乗寺の店ほどではないにせよ、やはり似たような雰囲気だ。不思議なのは、同じ書店なのに、西大路駅前の店だけはほんとにふつうの小さな書店、だということだ。その話をセクシーF氏にすると、「でもあそこの本屋はおもしろいねん。小さい店やのに自分とおんなじ職種の人しか見いひんような専門書が置いてあるねん」、と言った。なかなかおもしろい話。やはり一癖あったか、恵文社。

 004 さて。かじ庵の若主人は、製菓の勉強をなさっている方だそう。なので焼き鳥屋さんには通常ないメニューもあるのだとか。今回、特別に作ってもらったものかもしれないが、タルト・サレ(キッシュ)までいただいた。パート・ブリゼが軽く、さっくりとしたきれいな層になっていた。

 鶏は阿波尾鶏を使っておられるようだ。はさみ(ねぎともも肉)、皮、心、しそ巻き、つくね、三角、玉ねぎ、エリンギなど。焼き鳥も野菜もおいしい。ちょっと変わったところでは、皮ににんにくを巻いた串があった。お酒はビール、花泡香(はなあわか)といういかにも女子好みの発泡日本酒、「呑ミ足リテ味ヲ知ル」という変わった名前のお酒。ラベルのデザインも含めて、「吾唯足るを知る」を模したもの。わたしが常に戒めの言葉として胸の中に持っている、「吾唯知足」。

 さらに若主人メニュー(土日は食べられないらしい)、明太子のパスタと大根のサラダなどをいただく。他にもタイ風焼きそばなどもあるらしいから、なんとも多国籍軍な焼き鳥屋さんだ。しかもおいしいのに安い。ごうやんさんが焼かれたミモザ(オレンジピールのケイク)もおいしくいただいた。

 人の話を聞くのって、ほんとにおもしろい。楽しいひとときをありがとうございました(^^)。

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samedi 29 novembre 2008

ナポリとくろ谷

 私用で府立図書館に来て、お昼ごはんは、ピッツェリア ナポレターナ ダ ユウキにてナポリ風(式?)のピッツァを食べる。表からも見える場所に薪を使うピッツァの窯がど~んと作ってある。これはすごい!006

 一番シンプルでおいしい、マルゲリータにしようかな、と思ったけれど、結局、トマトソース、サラミ、サルシッチャ、バジリコ、モッツァレッラ、パルミジャーノの乗った、ピッツァ・テデスカを選んだ。

 運ばれたピッツァはソースがまだぐつぐつ言っている。チーズはとろとろでつつ~~っと長い糸を引く。周りの生地はもっちりと香ばしい。トマトソースはあっさりして、フレッシュなトマトのような感じ。そのためもあるのか、かなり大きなサイズながら、1枚食べました。いっしょにグラスの赤ワインを一杯。昼酒飲んで、要するに、なまけている(笑)。このワイン、微炭酸で、葡萄ジュースそのままのような香りがあって、ちょっと変わっていておいしかったなあ。

 食後の散歩と称して、金戒光明寺(通称・くろ谷)まで歩く。京都に生まれて○十年、有名な寺社でも行ったことのないところは多い。そんなところをぼちぼち訪ねましょう、というmy企画の一環。だがしかし、要するに、なまけているだけ(笑)。004_3

 来て見てびっくり。山内は大変に広い。御影堂と大方丈は昭和9年に火災で焼け、戦時にもかかわらず、同19年にはすぐに再建されている。現代における寺勢の強さを感じさせる。現代において、最も寺勢が強いのは本願寺教団かと思っていたが、浄土宗もかなりのもののようだ。浄土門強し。

 幕末に、会津守護職の本陣が置かれたことは言わずもがな。またここはよく、時代劇の撮影などにも使われる。今日も、阿弥陀堂では、テレビ大阪のお正月時代劇、「おんな太閤記」の撮影をやっていた。005_2

 山門は今、特別公開しているようだ(見なかったけど)。応仁の乱で焼失し、万延元年(1860年)に再建された。後小松天皇の筆による、「浄土真宗最初門」の額がかかる。

 お寺の栄枯盛衰のことなど考えながら、ぶらぶらと散策。

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lundi 24 novembre 2008

La Verveine(ラ・ヴェルヴェーヌ)

 ヴェルヴェーヌ。その名のとおり、くまつづらのお茶が、食後の飲み物のリストにある。一乗寺の商店街の中の小さなお店で、お昼ごはんを食べた。ちょっと遠くを散歩したいなあと思って来た一乗寺辺り。日常の生活圏からずっと離れているので、わたしにとっては十分に遠い(笑)。001

 アミューズ 温かいさつまいものスープ

 カプチーノ仕立てのやさしい風味。寒いので、温かい一口のスープにほっこりする。

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 冷製鴨の胸肉ときのこのマリネのサラダ

 バルサミコの味がしっかりしみこんだきのこがたくさん。しめじ、マッシュルーム、エリンギなど。酸味がびしっと決まっていておいしかった。

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 豚ほほ肉の白ワイン煮込み レンズ豆添え

 あっさりした煮込み。やわらかいお肉の上には、レンズ豆と細かく切ったにんじん、ベーコンと、ほうれん草(?)が乗っている。豆といっしょにお肉を食べるのもおいしい。

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 デザートは、このプロフィトロールと、洋梨のクレーム・ブリュレとキャラメルのアイスクリームとの選択だったが、デザートにプロフィトロールがあるのは珍しいこと、と思ったので迷わずこちらをチョイス。ぱりっとしたシューにヴァニラアイスクリーム、温かいチョコレートのソースが混ざっておいしかった。

 前菜・メインも選択制。これにバゲットがついて2500円。飲み物は別料金。今回、ヴェルヴェーヌ(胃のためによさそうだったが)は飲まず、エスプレッソにした。005_3  

 飲み物に小菓子がついてきた。ドライフルーツのケーキ。なんとなく得した気分でうれしいな(笑)。

 夜も一度来てみたいけど。。。いかんせん遠いな~(^^;。

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 *ラ・ヴェルヴェーヌ

 左京区一乗寺払殿町50―1

 TEL 757-2443 水休

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vendredi 21 novembre 2008

ラ・フィオリータ

 イル・ギオットーネにて、ワイングロッサリー主催のワイン会。今回は、ラ・フィオリータ。1989年に設立されたまだ新しい醸造所ながら、とても品質のよいブルネッロを作っておられるのだそう。LA FIORITA 、辞書で調べてみると、「花盛り」の意のようで、なんとも優雅で華やかな名前。ラベルもとても美しくて、思わずジャケ買いしてしまいそうな花の絵。もちろん中のワインがすばらしいものなのだけれど。

 テーブルはごうやんさん、Tさん、初めてお目にかかった女性とご一緒させていただいた。とても楽しい方だったので、打ち解けた楽しいひと時を過ごせてよかった。

 ラ・フィオリータのゲストは、マネージャーの、ルイージ・ペローニさん。醸造所のことから、各々のワインについて、たくさん説明をしてくださった。輸入元の会社の方も来られていた。

 ラ・フィオリータでは白は作っていないそうで、最初の乾杯は、ヴェネト州のビソル社ジェイオ ヴァルドビアデーネ プロセッコ ブリュット。香りもよく、軽すぎず、おいしかった。

 グリッシーニをつまんでいると、すぐにお料理が運ばれる。002

 たっぷりのうにをのせた、温かいじゃがいものティンバッロ「ヴァニラの泡」

 手前にはうにの粉。じゃがいもは、インカのめざめを使っているそう。温かいじゃがいもの中には、卵ベースのヴァニラのクリーム。ヴァニラの泡は、はかなすぎてあるかなきか。。7067_0

 白は、イナマ社のシャルドネ・デル・ヴェネト 2007。数学っぽい絵がおもしろい。ラベルの絵にはどんな意味があるのですか?と輸入元の方に聞いてみたところ、壁の向こうを見ている、ということで、「見えないものを見てほしい」といった思いが込められているのだとか。

 シャルドネ100%。シャルドネの風味をダイレクトに伝えたいとのことで、ステンレスタンクで熟成されている。温度が上がるにつれて、ワインの表情も刻々と変わっていく、シャルドネの楽しみを十分に味わえるワイン。

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 活オマール海老と美味しいかぶらの冷製「かぶら蒸し仕立て」ボッタルガ添え

 かぶらの葉のソース。かぶらはほんのり柚子の風味で、これが白ワインの柑橘風味とよく合っていた。上には「かぶら蒸し」風にかぶらのおろしたものにからすみの粉がかけてある。オマールも甘くぷりぷりで、ワインとの相性もよし。004

 なめらかなホウレン草のパンナコッタ、ズワイガニとリコッタチーズのエスプーマ

 「泡」がシェフのマイブームなのかも(笑)。リコッタの泡はしっかりとしたものでミルキーでおいしい。パンナコッタは味が濃く、きっと野菜嫌いの子どもなら泣いちゃう(笑)?手前には蟹みそのソース。これはそれぞれを単独で食べるのがいいのか合わせて食べるのがいいのかよくわからなかった。わたしはちょっと蟹みそを持て余し気味になってしまった。。005

 いよいよ赤。ラ・フィオリータ ラウルス ロッソ ディ トスカーナ IGT 2004

 ラウルスとは、ラテン語で「月桂樹」の意とか。サンジョヴェーゼ70%、メルロー30%。最初にスロヴェニアオークの樽、後でステンレスタンクで熟成したもの。あまり長くおくものではなく、4年くらいで飲み頃となるので、フレッシュさを味わってほしいとのこと。

.007_2

 ごぼう入りイベリコ豚のラグーソースのパッパルデッレ

 パルミジャーノとオリーブオイルをかけて。ちょっと山椒っぽい香りがしたけれど、ごぼうの香りの内かな。この香りと豚の脂は間違いなくこんな赤にぴったり合うと思った。

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 ラ・フィオリータ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ リゼルヴァ DOCG 2001

 先ほどのラウルスも十分おいしいと思ったけれど、こちらのすばらしさと言ったら・・・!広がる香り、甘味も乗って後引く余韻。。うっとり(笑)。

 「ブルネッロの規制の半分のぶどうしか使っていない」(?)生産量が少ないということかな?あと10年は楽しめるワインだそう。008_2    

 ほくほく百合根のリゾット、秋トリュフ風味

 トリュフの香りが広がる。もちろんブルネッロとの相性は言うまでもなしで、すごい贅沢をしているような。。

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 シャラン産鴨のやわらかいポルペットーネ、温泉卵とセップ、九条ねぎ、フォアグラ

 ちょっと予想外のお料理。鴨のつくねのスープ仕立て(笑)?つくね好きです。焼いたきのこもおいしかった。

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 ラ・フィオリータ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ DOCG 1999

 1999年は、雨が多い年だったとか。先ほどのものより少しスパイシーな感じがした。ボルドーグラスで出されたのだが、後で社長さんのアドヴァイスで、ブルゴーニュグラス移して飲んでみれば、さらにさらに香りが立った。

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 小鳩の炭火焼き、ちりめんキャベツ、インゲン豆のお焼、サルミソース

 小鳩はとてもいい色に火が入っている。これもちょっとおもしろい料理で、小鳩の下の「お焼き」はお好み焼きみたいな味(笑)。これはシェフも最後の挨拶で笑っておられた。キャベツのせいかなあ。。(笑)ちりめんキャベツのチップスは漢方薬っぽい風味だった(笑)。こんな赤にはこんな肉料理、とやはり思うので、やっぱり赤を家で飲むのは難しいなあ。014

 りんごのソルベットと柔らかいクリーム

 上には煮たりんご、りんごのチップス。

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 ビスコッティとトリュフ

 エスプレッソでおしまい。

 パンは、フォカッチャ、バゲット、くるみパンに、フルーティーなオリーブオイル

 ついつい飲みすぎるワイン会。。。(笑)。楽しい夕べをありがとうございました。

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mardi 18 novembre 2008

東福寺’08

002 001  久しぶりの解放感ある休日。そろそろもみじも見頃かな、と、自転車で、東福寺まで出かけた。伏見稲荷へ行く道とほぼ同じ。ただ今日は塩小路からではなく、七条から本町通を南下。山内へは北門から入る。新ちゃんの家(超ローカル・笑)を越えた辺りから、つまりJRの東福寺駅辺りからは急に人が増える。

 まずは塔頭の一つ、栗棘庵(りっきょくあん)へ。ここは公開していないが、もみじのシーズンは、この近所の高澤という料理屋さんが建物を借りて、お昼のお弁当を出しているようだ。店の方に行こうと思って事前に電話したところ、さすがに店の方はいっぱいで無理だったものの、こちらを教えていただいた。

 写真は栗棘庵のもみじ。ちょうど見頃のようで美しい。思わず皆、写真が撮りたくなってしまうようだが、写真撮影のみで境内に入ることはお断りだとか。張り紙があったが、それでも門から覗き込んで写真を撮る人もちらほら。客席の隣の部屋に仏像が安置されていた。なかなか由緒のありそうな仏様で、千手観音だったような気がしたけれど薄暗かったのでよくわからない。003 004

 3150円の松花堂。

 ちりめん山椒をかけたごはん

 しんじょうとゆばのお吸物 香の物

 紅葉蒲鉾 笹巻麩餅 いくらしょうゆ漬け 鯛子寒天寄せ ヒラメ錦糸巻き 海老煮

 粟麩田楽 サーモン塩焼き 水菜・えのき・菊花合え 酢れんこん 春子南蛮漬

 出し巻 胡麻豆腐 八幡巻 栗甘露煮

 鯛導明寺 菊かぼちゃ 小芋 あなご湯葉巻 きぬさや 紅葉麩

 栗棘庵は、北門に近い。臥雲橋を通って通天橋へ。007_5   

 臥雲橋から通天橋を臨む。

 まだ青い葉もあり、少し早いような気もするけれど、近づいて見れば、色づいていない木でも、葉が少し枯れかかっているようでもあり、今年はここまでなのかどうかは判断がつかない。

去年と比べてどうかなと思って調べてみると、去年より来るのが一週早かったようだ。こちらは一昨年の記事。このときは塔頭なども拝観しているので、行かれる方はご参考にどうぞ。このときは第三週に行っているようだ。

Ca6n13pz_5 通天橋から臥雲橋を臨む。 

 今日の人出はさほどでもなく。とは言え、観光バスでやってくる団体さんも多い。土日祝は、通天橋が落ちるのでは?と心配になるほどの混雑におそらくはなるだろう。ここはできるなら、よく晴れた平日の、朝一番に行くと良い。010

 帰りに、退耕庵に行ってみた。小野小町ゆかりの寺で、地蔵堂の高さ2メートルのお地蔵様は、玉章(たまずさ)地蔵と呼ばれ、胎内にたくさんの、小野小町に宛てた恋文が納められていたと言う。

 写真は、小町百歳の井戸。碑は元禄年間に建てられたものとか。シャッターをきった瞬間、デジカメの画面が突然おかしくなっって動かなくなった。こういうことがあるとなんとなく怖いんだ~(^^;。

 庭や茶室は公開されていなかった。後で調べたら、予約すればOKなのだとか。茶室は、作夢軒(さくむけん)と言い、関ヶ原の戦いの謀議が行われた場所だそう。

 同じ「さくむけん」でも、武野紹鴎作と言われる茶室、昨夢軒は、大徳寺の塔頭、黄梅院にある。ややこし(笑)!

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vendredi 07 novembre 2008

超熟

 遅番も3日続くと、なぜか早番3日より疲れるのが不思議。リズムが狂うからかな。でも今日は3連チャンの終わりで、久々にかもめさんと、ワインバーでデート(笑)。さあ、急げ急げ!

 かもめさんは既にご到着。一杯目はジョスメイヤー アルザス・リースリング 2006。これ飲むのは二回目だけど、今日は酸っぱく感じる。酸っぱい洋梨、という感じ。001

 アミューズは、小さなパイと牛肉のしぐれ煮。・・・というのは嘘でほんとは赤ワイン煮。でもどこか和風でごはんがほしくなるのは、かくし味にしょうが(Fシェフは「ジンジャー」と主張・笑)を入れてるからみたい。

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 バイヨンヌ産生ハム。最初見たときは丸々と太っていた足が、今日はずいぶんと痩せていた。しゃぶりつくされたのねぇ・・・。骨、どうなるのかなあ?

 ワインはまた白。パトリス・リオン ブルゴーニュ・ブラン 2006。パトリス・リオンの白って珍しいなと思ったら、これ一つしか作っていないんだって。樽が香っておいしい。003

 今日のキッシュは、ミンチ、コーン、アスパラ、トマト。いつもより更に具沢山な気が・・・。表面がもりもり(笑)。

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 太刀魚のポワレ きのこのクリームソース

 ワインは赤。マルキ・ド・カロン 2004。ハートのラベルのカロン・セギュールのセカンド。ラベルの感じは違うんだけど、同じシャトーの絵が描いてある。おんなじですよ、とソムリエOがカロン・セギュールを出して見せてくれた。

 ボルドー飲むのは久しぶり。やっぱり秋が深まってくるとボルドーがおいしく感じられる。お魚料理だけれど、きのこのソースがワインにぴったり。005

 お肉料理は、子羊のロースト 赤ワインソース。きれいな焼き色。添えてある、ブイヨンで炊いたワイルドライスとレンズ豆もおいしい。

 グラスワインのリストに、ヴィルマールが載っててねぇ・・・。がまんできなくなって、デザートの代わりに頼んじゃう。ほんとにおいしいシャンパーニュだなあ。007

 最後にチーズ。いつものように、シェーブルと青かびとウォッシュを。それぞれ、ピュリニーサンピエール(ただし超熟)、ゴルゴンゾーラ・ピッカンテ、まわりにフェンネルがついたマンステール

 シェーブル、と注文すると、Fシェフ、「シェーブルは普通の?」と聞く(笑)。秘蔵の熟成があるの?と尋ねると、出てきましたのがこの超熟・ピュリニーサンピエール。この前いただいた超熟とおんなじくらい「熟」でございました。

 ゆっくりデートを楽しんでおりますと、世も更け、PICARLEさんが来られた。お仕事毎日忙しそう。でも仕事終わりにほっこりとした気持ちになれる場所があるっていいですよね。

 わたしもほっこりした夜でした。ありがとう。

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jeudi 06 novembre 2008

ノルマンディー

Photo 所用を済ませるため、街へ出たので、市役所近くの、ノルマンディーでお昼ごはんを食べる。ノルマンディーと言えば、りんごやシードルとかバターや生クリームとか、上陸作戦とか?でもここのスペシャリテは、牡蠣らしい。けっこう昔からある店で、前は三条堀川にもお店があったけれど、こちらは閉めてしまったみたい。わたしも河原町のお店に行くのは初めて。日替わりのランチは、小さなサラダ、メイン一皿、シャーベット、コーヒーor紅茶、パンで、1260円。本日のメインは鶏肉のポワレ・カレー風味のクリームソース。添え物はじゃがいも、きのこのリゾット、ブロッコリー。デザートはミルクティーのシャーベット。ちょっと練乳っぽい濃さがあって、シャーベットと言うよりは濃い目のジェラートといった感じでおいしかった。

 眼鏡研究社で新しいめがねを受け取ったり。と言ってもデザインは今のとほとんどいっしょなんだな~。特にコレクターではないけれど、まったく雰囲気の違ったものを一つだけ、ロジータで買ってみようかなと、ふと考えた。

 ついでに明治屋に行き、製菓用のチョコレートを買う。ヴェイス社とヴァローナ社と、イル・プルーが扱っているペック社のものと、どれにしようか非常に迷ったが、それぞれの風味やテクスチュアの違いをよく知っているわけではないので、量的に一番使い勝手がよさそうな、ヴェイス社のクーヴェルチュール アカリグア(カカオ70%)を買うことにした。お菓子を作るまでにそのままで食べてしまわなければよいのだが。

 夕方出勤すると、健康診断の結果を渡された。結果はいつもと同じようなもの。ただ血圧が過去二回に比べると妙に低くなっていた。肝臓系の数値も見事にきれいなもので、あと20年くらいは一日にワインを1本毎日飲み続けても大丈夫なのでは?と思えるほど。飲まないけどね(笑)。どうやらわたしは一度にたくさん飲むのはわりと平気だけれど、グラス1~2杯でも、毎日飲むとしんどいみたいだ。つまり、大量飲酒には耐えられても、連続飲酒には耐えられない。血糖値も正常。あと50年、ケーキを一日2個くらい食べても大丈夫だろう。こちらは、超大量摂取でも長期連続摂取でもまったく平気。

 いつも不思議に思うのは、血中の中性脂肪は最低基準値の50mg/dlほどしかないのに、コレステロールはHDLもLDLもたっくさんあるということだ。

 まあ、ありがたいことに今年も一応健康だったわけだが、現在の体調は思わしくないようで、またまた謎の湿疹が出てしまった。最近はこれが心身の健康のバロメーターらしい。かい~の~。

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mardi 28 octobre 2008

AU BON SENS

001  東寺の近くに、ガレットの店ができたので行ってみた。名前はAU BON SENS(オ・ボン・サンス)、でもいかにもフランス風の店がまえではなく、もう今や京都の定番ともなった、町家店舗。国道近くでありながら、この辺りの九条通沿いって割と昔ながらの家がある。他の地方の昔ながらの民家を知らないのでわからないけれど、京都の「町家」って、そんなに特徴があるのかな?どの家も同じような造りで、どこでも昔わたしが住んでいた家と同じような感じなので、くつろぎ感はある。

 ハムとチーズのガレットを食べた。ガレットというのは、ブルターニュ地方で食べられている蕎麦粉のクレープ。洋の東西を問わず、冷涼で、土地がやせた所では、蕎麦を作る。でもフランスでは、麺にするっていう発想はなかったみたい。その辺のことを考え出すとまたいろいろとおもしろいな。シードルをいっしょに飲みたかったのだけれども、残念ながら置いていなかった。ブルターニュ風のクレープリーならぜひあってほしいアイテムなんだけど。

 ああ、今日もいっぱいいっぱい・・・。疲れましたねぇ・・・・・。

 わたしたちの上に平安がありますように。。。

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dimanche 26 octobre 2008

四天王寺~阿倍野~天王寺

 所用あって、ディープ大阪へ。と言っても、新世界で串カツを食べたわけではない(ぜひ食べたいけど)。少し時間があったので、周辺を歩いてみることにした。そしたら痛い足がさらに痛くなり、我ながら馬鹿者だと後で思うことになったが、まあいいでしょう。

 四天王寺。初めて来たけど、けっこう広い境内なのだなあ。こんな雨模様のお天気なのに、沢山の人が憩っている。子どもの遊び場にもなっているようだ。特にお参りも拝観もせず、境内を歩いただけの印象では、縁起は古いけれど、建物そのものは新しいのかな?という感じ。この界隈、四天王寺夕陽丘のあたりは古い小さな、でも由緒ありげなお寺や神社が多いようだ。

 谷町筋を南下して阿倍野の方へ。このあたりは、昔毎日通っていた時期があったので歩けばかなり懐かしい。この商店街もやはり昔と比べて小綺麗にはなっているが、まだまだ「ああ、このあたりだなあ・・・(笑)」と思わせてくれるところがいい。

 歩いていると、本家播磨屋の「おかきバー」なる店を発見。どうやら無料で飲み物(コーヒー、紅茶、オレンジジュースなど)と、数種類のおかきが、立ち飲みのバールのような感じでいただけるらしい。奥にはアウトレットの店みたいな感じで商品が並んでいる。

 中にお客さんはいなくて、躊躇したが、勇気を出して入ってみた。トレイを持って、お皿に好みのおかきをトングで取る。カップに好きな飲み物を入れる。ただし、お代わりは不可。

 表の案内書きによると、「しつけのあまりにできていないお子様」の入店はお断りだそうだ。もう一つ、あつかましい中年の入店もお断りすべきかもしれない。播磨屋のおかきは好きだし、コーヒーもおいしかったし、非常に満足。帰りに「華麗満月」を買おうかなと思ったけれどかさばるのでやめておいたわたしも、一種あつかましいおばちゃんなのかもしれないが。

 さらに南下。昔、この辺りのぼろい建物の二階に恐ろしく当たる占い師がいたのだが、そのビルも今はなくなって、銀行ATMの建物になっているようだ。あの新野新に似た占い師、時折思い出しては見てもらいたくなったりするのだが、名前も忘れてしまっているので探しようもない。誰か知りませんか。

 歩いていると、今まで思い出しもしなかったようなどうでもいいことがどんどん思い出されて来て、なんだか笑える。ああ、ここは毎朝頭のおかしいおっちゃんとすれ違ったとこや・・・とか。これも一種、場の力というものかもしれない。

 松崎町から天王寺へ。この辺りもけっこう変わっているようだ。辻調グループの立派な建物がど~んと建っている。大変に儲かっていそうな雰囲気だ。途中、思いがけず懐かしい人を目撃。さすがに声をかけることはしなかったが、しばらくの間、じっとその仕事ぶりを見詰めてしまったわたしは相当に怪しかったであろう。

 人に歴史あり、ということかな。たまに、自分が今まで何をしてきたかとか、何を考えたり感じたりしてきたか、とかを、その場に行って、場の力でレヴァレッジをかけて、トレースしてみるのもいいかもしれない。それでいろんなことを思い出して、あのときはよくがんばったよなあ、と自分を褒めてやるのもいいし、ほんまにあの頃はあほやったよなあ・・・。でも今はちょっとまし?いやいや今もあほやなあ、とか自分を笑ってやれればなおいいかも。

 今日は大阪にてお昼ごはん。何も考えてなかったので思いつきで難波のアルションのクレープリーに行ったところ、満席で1時間待ちと言われた。日曜はやっぱり何をするのも大変だ。次、これもその場の思いつきで、懐かしついでにぷちロ~ザに行く。ここも長く長く来ていないが、開店35周年だということだ。003

 ハムとチーズの田舎風テリーヌ004  

 胡麻パン・プチパン・ブリオッシュ

 無塩バター・りんごバター・レモンバター

 フルーツのピュレの入った甘いバターはこの店だけのもの。パンと共にお代わり自由。

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 かぼちゃとポテトのクリームポタージュ006  

 牛肉の赤ワイン煮込み007_2

 栗とカシスのムース

 これにコーヒーがついて1890円也。コース料理でありながら迅速すぎるほど迅速なサーヴィスは大阪ならではか??すばらしい、とかとってもおいしいということを望まなければ、まずまずだが、もう一つ安いランチの方がお得感があったのではと思う。

 夜に一仕事。ちっ。会議だ。この会議にわたしが出なければならなくなったいきさつも噴飯ものだが、出席してみたらやはり心の底から「ひ~」だった。これから毎回この会議に出なければならないのかと思うと心が寒いです。そういった状況なので思わず終了後に近くのヒル・オブ・タラで、同席していた仲のよい友人とギネスを1パイント飲んでしまったが、次回からはもう彼女もいない。なぜならわたしが彼女とお役目を交代するからだ。そんな状況は極めて心胆寒からしめるものである。

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jeudi 16 octobre 2008

配合推理

 002_2 ワインバーにて、ごうやんさんを待つ間に、白ワインを一杯(APヴィレーヌ リュリー2006)。カウンターには前はなかった大きな生ハムの塊が激しい存在感で鎮座。おお?何やらご神体のよう・・(笑)。尋ねると、バイヨンヌの生ハムだとのこと。

 少し切ってくださったのをいただく。とっても塩がまろやかで、しっとりと旨みが広がっておいしい。

 ついに、このほど好きなことをお仕事にされたごうやんさんは連日かなりお忙しそう。そろそろシャンパーニュを冷やしてもらって・・・。エリックロデズ004

 ごうやんさん到着。アミューズは鶏肉のマリネ タイム風味タプナード。こういう一口がその時々で楽しい。乾杯。かけつけ一杯(笑)?005

 甘海老のタルタル。ねっとり、とろ~っとした甘海老はシャンパーニュの泡と好相性。

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006  海老とサーモンのワイン蒸し トマト風味のヴァン・ブランソース

 あっさり優しいお味。ソースもおいしいので、パンにつけてきれいにいただきます。

.007_2  「残念なお知らせが・・・」ってどんな(笑)?つまりシャンパーニュがなくなった、ということで、メイン料理に合う赤を選んでもらう。ソムリエOにはいつでもきっちり仕事はしてもらいますよ~(笑)。

 ウッドワード キャニオン ワラワラ ヴァレイ バルベラ 2006。アメリカのワイン。バルベラというイタリアの品種をアメリカで栽培したのだとか。ワラワラ(Walla Walla)っておもしろい語感だなあ思って尋ねてみると、これは地名で、water water(水・水)の意なのだそう。

 色美しく果実味しっかり。でも派手なアメリカっぽさがなく、大変おいしいワイン。008

 メインは、ぜひぜひぜひ食べたかった鶉のファルシ。ぷっくりとしたかわいいおなかの中には、レンズ豆とワイルドライスとコーンが詰まっている。焼き目も香ばしく、お肉の旨みもしっかり。ワイルドライス独特のちょっと荒削りっぽい風味(?)がワインとよく合う。小さい足の骨を手で持って、全部きれいにいただきました。おいしかったなあ・・・。

 次はチーズ。エクラ・ド・ニュイ(ウォッシュ)、ローブ・デ・ガリック(シェーブル)、スペインのバルデオンという青かびチーズ。イタリアのしゃりっと糖化した(好みである)レモンの蜂蜜を添えてくださった。これは青かびと良い。009

 ごうやんさんはまだ食べたことがないという、ガトー・ショコラを。今日のにもオレンジピールを入れているそう。おいしくいただきながら(分解しながら食べないように・・・)、ごうやんさんといっしょなので、配合とルセット推理など(笑)。そしてついに正解として、配合を教えてもらう。ごうやんさんなら。確実に再現できるねぇ・・・(^^)。

 Fシェフ、Oソムリエも交えて、ごうやんさんのお仕事話などを聞く。プロの鼎談といった趣もあり、大変におもしろいひと時だった。Fシェフのお話はやはりさすがだ・・・。

 すっかり楽しませていただきました。ありがとう(^^)。003

 そうそう。この間ショップで購入した、髑髏のワインの仲間、「ハート」これもシラーの限定生産もの。これもラベルがかなりかわいい。リーヴァイスのデザイナーが手がけたラベル(作品)とか。

 ソムリエOより、この仲間(?)のワイン3種の解説書(?)もいただき、多謝。

 ちなみにあと一種類は Old Bones(オールドボーンズ)と言います。

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 こんなラベル。

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samedi 27 septembre 2008

ガトー・ショコラ特別

 ワインバーにて、かもめさんのお誕生日を二人でお祝い。おいしいものを食べさせてくださいね~、とお料理もお願いしてあるので、とても楽しみ。

 お祝いの一杯、ガティノワのブリュット・ゼロをいだいて、乾杯!001

 和牛ともち豚のリエット コルニション

 お肉を一度焼き付けてからほぐして煮てあるそうで、すごく時間と手間がかかったアミューズ。香りがよくて、滑らか、しかも脂っぽくない。バゲットにたっぷりはさんでサンドウィッチにしてもおいしいだろうなあ・・・。

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 何やらシェフが捏ねている・・・。なんだろうなあと思っていると、これだった。

 タプナードのピッツァ。チーズはグリュイエール。ごく薄いかりかりの生地。イタリアのピッツァというよりも、アルザスのタルト・フランベみたいな感じ。

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 ソムリエOには、きっちり仕事をしていただいて(笑)、料理に合うワインを選んでもらいましょう。と言って、セラーから出て来たのは、秘蔵っ子(?)ルフレーヴのブルゴーニュ・ブラン 2004

 モンラッシェグラスで。樽の内側をバーナーであぶることに由来する樽香が強くて特徴的。こげこげ~、などとちょっと人聞きの悪いことを言いつつ、おいしく飲む。

 いつの間にかお隣の席には・・・(笑)。こんばんは、とごあいさつ。.004

 サーモンとすずきのタルタル

 定番の甘酸っぱいフルーツのソースがおいしい。生の魚って、さわやか系の白より、こんな樽の効いた白の方が相性がいいのかも?

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 ぐじとすずきのムース ヴァン・ブランソース

 中のムースはぐじが主体ですずきは少し。キャベツで包んで、ヴァプールしてある。ムースはふんわり柔らかで、全体的に繊細で優しい味。ヴァン・ブランソースはどこか懐かしいような味がするので大好きだ。このお料理、どことなく柔らか~いFシェフの雰囲気がするねぇ・・・などと話す。これもワインとぴったり。ソムリエ、いい仕事しましたね(笑)。007

 赤は、ジャイエ・ジルのオット・コット・ド・ニュイ 2005。穏やかだけれども地味すぎない、なんとなく育ちのよさそうなおいしいピノ・ノワール。優しくのどをすべり落ちる感じかなあ・・・。ジャイエ・ジルは好きな作り手なのかもしれない。

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 アメリケーヌソースのスパゲッティ

 甘海老などの殻を焼いて味を出したソース。甲殻類の香りが広がる。パスタにからめきれなかったソースはパンにつけてきれいに食べる。アメリケーヌソースってピノ・ノワールにも合うんだなあ・・と思った。

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 今日のコースはさらにヴォリュームあり(笑)。メインは、マグレ鴨とフォアグラのパイ包み焼き 赤ワインソース

 さくっとしたパイの中には粗挽きの鴨のミンチと粗く刻んだフォアグラ。両方の風味で、とても濃厚。ついついワインがすすむお料理。

 どのお料理もほんとにおいしかった。狭い、と言っていいくらいのバーの厨房で、一人料理人で、手の込んだ料理を手際よく作り出すFシェフは、まさに実力者だと思う。ほんまにかっこええ!!009_2

 料理だけではなく、シェフの作るお菓子もおいしい。お店で定番で出しておられる、ガトー・ショコラは、ほとんど粉が入らない、とろけるような口当たり。ショコラ・フォンダンと呼びたいくらい。

 お誕生日のお祝いだから、デザートにガトーショコラを「お誕生日盛り」で出していただけますか?とあらかじめお願いしておいたのだが、盛り付けだけ、どころか、ヴァージョンアップしたものをホールで作ってくださっていた。キャンドルまでついてる!びっくりするやらうれしいやら。歌を歌って、かもめさんがろうそくを吹き消す。誕生日っていいな(^^)。

 定番はガルニチュールの入らないシンプルなものなのだけれど、今日の「ガトー・ショコラ特別」には、柔らかく煮たオレンジピールと松の実がぎっしりと入っている。オレンジとチョコレートの組み合わせは、シェフも好きなのだそう。もちろんわたしも黄金の組み合わせだと思っている。ガトー・ショコラは、とろけるところと同じくらいに、表面の、かさっとした食感の部分もおいしいんだよね。これ、自分でも作ってみたいなあ・・・。野望かもしれないけど。うん、作り方を知ることはできるけれど、それときちんと再現できるということとは別。

 添えてあるのはヴァニラのアイスクリームと、ソムリエOが北海道のお花畑牧場で買って来たと思われるキャラメルクリーム。それと合わせて、アメリカのデザートワインを一杯。

 Fシェフ、ソムリエO、うれしいサプライズと楽しい時間をありがとうございました。

 既に夜更けなのですが・・・(笑)お隣さまお二方に付き従い、祇園の、バーROUNDというお店に連れてきてもらう。わたしは初めて来るお店。かもめさんのまねっこをして、モヒートというミントの葉を使ったカクテルを一杯。ゆで卵のピクルスという珍しいものがあった。理科の実験の酢卵のような感じでびんに入っている。少しお味見させてもらう。お酢の味がしみこんで、不思議な味わい。サンドウィッチの具にしてもおいしそう。

 バーのご主人と、お隣さまの女性、今日初めてお目にかかった方はまたまた、しかもお二人とも9月生まれの乙女座。同じ誕生日の人、3人目。自分の感覚としては乙女座さんの謎は深まるばかり・・・なんだけど、「誕生日問題」を思い出せば、そう珍しいことではないのでしょうね。

 お隣さま、ありがとうございました(^^)。

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dimanche 21 septembre 2008

平安神宮 月夜の宴

 昨日はあんなに晴れていたのに、今日は土砂降り・・・。野外ライブの日だというのに、なんとも運の悪いこと・・・。夕方になって、会場の平安神宮に着いてもまだ雨は降り続く。野外は、こういったことがあるからねぇ・・・。平安神宮と相性が悪いのだろうか。数年前のここでのスカパラの野外ライブも真夏の大雨だった。会場内は傘は禁止なので、レインコートを着込んでスタンバイ。スタンディングだと思っていたら、指定席だった。でも後ろの方。

 キマグレン→一青窈→crazyken→トータス松本の順にリレー方式。最後に全員で。「明日があるさ」を歌っておしまい。一青窈と、トータス松本が、新曲を披露していた。人が多いので、一人一人の時間は少なく、ちょっと物足りないかな。でも一青窈と剣さんがカラオケみたいに「三年目の浮気」をデュエットしてみたり、なかなかおもしろかった。

 トータス松本のファンが一番多かったかな。わたしもけっこう楽しみにしていた。「サムライソウル」を歌ってたけど、ウルフルズと言えば、今でもわたしの中では、「大阪ストラット」だったりする(笑)。せめて「バンザイ」やろうっていう気もするが。

 ライブ中は雨も止んでいて、もう降らないだろうと思っていたら、終了まさに直後の8時15分、終了を待っていたかのようにスコールのような強い雨が降り出す。あまりの激変に、「ありえへん・・」「信じられへん・・」の声が会場のあちこちから聞こえるほど。ライブ中降らなかったのは、桓武天皇の守護かしら?

 しばらく雨宿りするも小雨にはならず、特に足元を盛大に濡らしながらもやっとタクシーを捕まえて街に出る。

 11(オンズ)にて夕食。自家製サングリアに、赤ワイン(ピノ)を飲みつつ、田舎風パテ、隠元とマッシュルームのサラダ、自家製ハム、豚耳のマスタードパン粉焼き、自家製ソーセージとアリゴなど、小皿料理をつまむ。アリゴの盛り付けが前と変わったみたい。

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samedi 13 septembre 2008

チーム9・12

 喜久寿司さんにて、「チーム9・12」の会。それはいったいなんなのだと?友人仲間の9月12日生まれの人二人の誕生日を祝う会です。ちなみに「チーム12・3」もあります。何でもチーム化(笑)。

 まずはご主人からのお祝い、グリーン・ポイントで乾杯。チーム9・12、おめでとうございます~!いくつになるの??二十二~!・・・・・。モエがオーストラリアで作っているこのスパークリングは、もしかすると、モエよりおいしいかも。

 まず最初にいただいたのが、秋刀魚の棒寿司。おなかを開いて寿司飯をはさんで、半透明の昆布を巻いた姿がとても美しい。けど写真がない!あちゃ~。秋刀魚の濃い旨みとさっぱりした昆布のバランスがよくってとてもおいしい。002

 お酒はFさんお気に入りの、新潟は長岡の洗心。香りがとてもいい。一言で言うなら、それはメロン。日本酒の香りのたとえにメロンなんて、と思われるかもしれないけれど、これは本当にそう。す~っと馴染んで、するすると飲めるので、いと危険・・・。一年に3回しか出ないお酒だそうなので、今度はいつ飲めるのやら、とつい思ってしまうほどだった。001

 この鮮やかな色!揚げた銀杏といちょう麩なのだけれど、なんとも目に鮮やかな美しいグリーン。今日はお酒もグリーンのイメージ。

 

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 ぐじ(アマダイ)の細造り。何もつけないでそのまま食べてもほどよい塩加減でおいしい。とろけるような。004

 これはなんでしょう?

 ぐじの皮を揚げたものです。

 花が咲いたみたいに開いた皮は、さっくさくで香ばしい。あの硬い皮もこんなふうに食べられるんだ~。

 鱧の焼霜もいただく。おいしいものを少しずついただけるので楽しいし、お酒も進む(笑)。途中でいただいた、鯛のお汁がとても印象的だった。鯛の骨と昆布だけで取ったというシンプルなお汁なのだけれど、とても優しく、滋味あふれる味。体に栄養が染み込んでいくような感じがした。

 お寿司は、もちろんあなご。前にも書いたけれど、「あなご~♪」とにへら~と笑って、意味無く言ってしまうほどおいしいのだ。秋刀魚の握りは棒寿司とはまた違った印象。シマアジも美味。まぐろ玉子は見た目もかわいくて女子好み(?)。そのまま食べてください、とプチサイズで出された鳥貝のしゃきしゃき感と口の中に広がる香りがすごい。最後にごぼう漬けのお寿司。

 今日、何よりも驚いたのは、ほんとに誰も知らなかったサプライズゲストがあったこと。人一倍びっくりしぃのわたしは驚いたのなんのって・・・。ゲストはわたしがいつも、「立派なマダム」とはこんな人、と憧れている方。そこはかとなくオーラが・・・。ご一緒できてほんとにうれしかった・・・。002_2

 Fさん夫妻よりかわいい赤絵のうさぎのお湯のみをいただく。先月のわたしの誕生日のお祝いとのことで、遡ってありがとうございます。かもめさんとペア♪。

 明日は十五夜。秋は深まって行く。 

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samedi 06 septembre 2008

吉田山

 マダムUと、ベルクールにてお昼ごはん。ご実家よりおみやげの、小布施のドライシードルと黒瓜(初めて知る瓜♪)をいただく。思えばもう、4ヶ月以上も会っていなかった・・。

 ベルクールのお昼の定食にはワインが付くので、ゆっくりと楽しむにはもって来い。もちろんおいしいしね。前菜と主菜、それぞれ違うものを頼んで、半分づつお皿を交換して食べた。002

 リヨン風サラダ

 葉野菜とベーコン、半熟卵、ソーセージのサラダ

 もう一つの前菜は、写真はないけれど、うさぎのパテ プラムとフォアグラ入り

 ワインは赤にしたので、どちらもよく合って、おいしかった。003 004

 

 うずらの一枚開きのソテー リゾット添え と 仔羊肩肉の煮込み バジル風味

 香ばしいうずらはおいしいので、小さな骨を遠慮なく手に持って細かいところまで食べる。柔らかく煮込まれた仔羊は丸く整形されて上にはズッキーニとトマトが美しく飾られている。たっぷりのソースには細かく刻まれ