samedi 03 janvier 2015

2014年 フランスの旅 アルザスワイン街道(1)

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  アルザスワイン街道の旅は、まずリボーヴィレから。付いて下さったガイドさんは、アルザスに住んで8年になるという若い女性で、とても親しみ安かった。予想どおり、ストラスブール大学のご出身。

 町並みはほんとに日本のそれとは考え方からして違うまったく異質なもので、その異質さにかえって癒される。街全体が映画のセットのようだ。家々の窓辺に飾られるゼラニウムは、ほとんど「義務」のようなもので、自治体が費用を持ち、世話もしにきてくれるのだそうだ。

 肉屋の塔小麦倉庫などを見学。街を囲む三つの山城の話に興味をひかれる。遠くから見るだけだったが、堅固そうな城だった。

 偶然、行きたかったお菓子屋さんの一つ、ギルクの支店を見つけて、マカロンとしょうがのショコラを購入。

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.訪ねたドメーヌは、ルイ・シップ。飲んだことのない作り手だ。マダムにいろいろ好みを伝えながら、リースロング、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネールなどのアルザスの代表的な品種を試飲。

.Photo_6 次なる街はユナヴィル。その昔この街を貧困から救ったユナさんにちなみ、ユナさんの街だからユナヴィル。

 アルザスの自治体は、人口30人とか50人とか規模が小さく、街から街の距離もとても短い。どういう社会構造なのかよくわからない。

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.Photo_7 ユナヴィルには教会があって、時計台の時計の針がぶどうの房になっていた。

 この、サン・ジャック・ル・マジュー教会は、ちょっと珍しい、カトリックとプロテスタント共用の教会。時代を追うごとに立て増されていった、八角形の城壁を持つ。

 教会全体が要塞化しており、戦のときには村人を中に入れて、戦火から守ったという・・・。

 先ほどの山城もそうだが、まるで日本の戦国時代の話を聞いているようで、胸熱。。。

.Photo_8 教会の裏手には、ぶどうがたわわに実る。

 そう、今がまさに収穫の季節。そこここで、ぶどうを満載した車と行きかい、ちょっとした屋根のある広場のようなところでは、収穫人たちのための昼食の準備がされていた。

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.Photo_9  次の街は、リクヴィルラ・グルヌイユというレストランで、ベッコフに舌鼓を打ち、しばし街を散策。

 これは、ヒューゲルの看板。とてもアルザス的。

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.Photo_10  ア・レトワール。1686年に建てられたバロック様式の建物。看板はアルザス出身の画家、アンシによるもの。

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  街のトレトゥールやパティスリーもおいしそうで・・・。

 何やら甘い匂いに振り返ると、店頭で焼き菓子を焼いて売っている店を発見。ころんとした丸いお菓子が次々とオーブンから出て来る。

 ガイドさんに聞けば、アルザスのマカロンだと言う。試食しておいしかったので購入。マカロンは地方色豊かなお菓子で、アルザスのマカロンはパリのものとまったく異なる。ココナッツ主体のソフトですこしねちっとしたお菓子。素朴でおいしい。

 アルザスお菓子街道の旅のようでもあるが、次も・・・。

 ニーデルモルシュヴィルだ。そう、あの有名なクリスティンヌ・フェルベールの店があるところだ。ここのジャムが好きで・・・!

 お店は本当に小さくて、村のよろず屋さんのようなもの。日用品から新聞まで売っている。フェルベールさんのお家の庭で採れたレンヌ・クロードのジャムと、アルザスのミラベルのジャムを購入。徹底的に土地の味を狙っていく。

 さらに・・・。

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mardi 30 décembre 2014

2014年 フランスの旅 アルザスの料理

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 次の訪問地はコルマール。駅もこじんまりとしている。

 ホテルが駅の目の前だったので、迷うことなくスムーズにチェック・イン。ホテルはここで泊まった、グラン・トテル・ブリストルが一番よかったな。気持ちいいテラスまで付いていたしね。

ストラスブールからコルマールまでの間に、セレスタという町があって、人文学図書館がある。途中下車して訪ねてみたかったのだけれども、大荷物のため断念したのが心残り。.

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プティット・ヴニーズの風景。ちょっと日本では有り得ない町並み。

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ここ、コルマールの町並みは、アニメ「ハウルの動く城」の舞台となったそうで・・・。

この家がそうらしい。

.Photo_10 「首の家」は不気味・・・。魔除けにはなりそう。

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.Photo_3 川のほとりのラ・クルトゥノーにて、アルザスのワインとタルト・フランベを。

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. 最近は日本でも知られるようになったタルトフランベは、ぱりっとした薄い生地にフロマージュ・ブラン、玉ねぎ、ベーコンが乗るというシンプルなもの。でもなぜか後ひく味で、ぺろりといけてしまう。

 9月と言えどもまだ7時半くらいまでは十分に明るいので、テラス席で風に吹かれてのんびりするのは気持ちいい。

.Photo_5 次の日は、ガイドさんに案内してもらって、ワイン街道の旅。

 道中のお昼ごはんは、ガイドさんといっしょに、リクヴィルの、ラ・グルヌイユというお店にて。グルヌイユというのは蛙のこと。それだけに、店の中にはたくさんの蛙グッズのコレクションがある。蛙マニアなら行くべき(笑)。

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.Photo_6 フィッシャーのビールと、

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.052 シュークルートとどちらにするか悩みに悩んだ末のベッコフ

 おでんと言うか、ポトフにも近いかな。朝、主婦たちがパン屋の釜に鍋を入れてもらって夕方受け取った、というシンプルなとろ火煮込みのようなものなのだけれど、お肉の味がしみ込んだじゃがいもや野菜がとてもおいしい。

 アルザスの人は食いしんぼうで、食べることが大好きな人が多いのだとか。うん、それは、郷土料理のおいしさと、お菓子屋さんの様子を見たらわかる。

 アルザス、いいところだ・・・。

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lundi 29 décembre 2014

2014年 フランスの旅 アルザスのパティスリー

 2014年年初には思いもしなかった、フランスへの旅。ところがなんと思いもかけず9月に一人旅をすることに・・・。人生何が起こるかわからないもの。一寸先は闇・・・、いやいや(笑)、人間万事塞翁が馬。

 約20年ぶり、三度目のフランス。2004年のベルギーでヨーロッパも最後だから、旅のやり方なんてすっかり忘れている・・・。そこへもって前代未聞のエール・フランスのパイロットのスト。これが旅の暗雲に・・・。

 出発は9月16日。KLMでアムステルダム乗り換え、アルザスへ・・・。スキポール空港での待ち時間は5時間!長いなあ、と思ったけれどもさすがヨーロッパ一(たぶん)のハブ空港、広いし、とにかく探検するだけでもおもしろい。しかし日本とフランスとの時差は7時間(夏時間で)。ストラスブール行きの飛行機に乗ったときにはもうフラフラ。隣の席のマダムが心配して何かと気にかけてくれたのだった。

 ストラスブールに着いたのは午後10時頃。タクシーでホテルへ。誰も彼もが当たり前にフランス語で話をしてくるので、ああ、フランスに来たんやなあ・・・と実感する。

 アルザスには3泊そしてパリに移動し、ずっとパリ滞在。その内の1日をシャンパーニュ地方への遠足に費やす、という日程。ワインにお菓子、レストランに図書館。わたしの好きなものをぎゅうっと詰め込んだ12日間の旅だった。もう冥途の土産になってもいいや、という勢い(笑)。

.Photo アルザス地方の玄関、ストラスブールのSNCF(Societé Nationale des Chemins de fer Francais:フランス国鉄)の駅。ヨーロッパの駅ってだいたいこんな感じやんね?

 ストラスブールは二度目。駅の中は変わっていないように思うけれども、外観が近未来都市みたいになってる・・・。

 ホテルをチェックアウト後、歩いて駅へ。まず駅で荷物を預けて、街に出よう!駅の中や周辺には軍人がたくさんいて何やらパトロールしてます。荷物預かりはすべて、赤外線検査があります。

.Photo_2 中心部には車が入れないので、周りの環状道路を車や路線バスが走る。写真は、その環状道路の外の町並みだけれども、十分にアルザス的。

 旧市街を歩き疲れて反対側に出てまた駅まではバスに乗って戻ったのだが、それも一興。フランスの人は、バスの運転手さんにも(特に何か尋ねるときは)必ずボンジュールって言うから好きや。京都の人がバスを降りるとき、ありがとうって言うのと似てる。

.Photo_3 広場では、古本市なども開かれており・・・。

 大聖堂に近付くとだんだん人も多くなる。おみやげものの店も多くて、ここは一大観光スポット。

 タンプル・ヌフという寺院のそばを通って、

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.Photo_4  大聖堂がやっぱり赤いことを確かめる。使っているヴォージュ山脈の砂岩が赤いのだ。

 もちろんお参りしておろうそくを一本お供えする。異教徒だけど。日本にいても外国にいてもやることは同じ。お寺があったら行ってお参り。

 ストラスブールでは、2軒のパティスリーを訪ねる。

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  まずは、クリスティアン。大聖堂の前にも店があるけれど、こちらのタンプル・ヌフの店の方が落ち着くようだ。

 店の奥ににショーケースがあるのではなくて、表に見せるようにショーウィンドウがある。お菓子好きでなくとも通る者はこの甘い誘惑に勝てるだろうか。いや、勝てはしない。いわんやはたこをや。

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クロワッサンショコラ・ショーで遅い朝ごはん。ショコラ・ショーはあんまりショーじゃなかったのがちょっと残念。

.Photo_9 タルト・シトロン

 日本で食べるとレモンクリームをマイルドにしすぎてぼんやりした味になっているのがよくあるけれど、やっぱりフランスのは酸味がきりっとしてほんとにいいわ・・・。

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.Photo_10  アルザスは果物王国なので、特産の果物をふんだんに使ったタルトもたくさんあって、どれもほんとにおいしそう。

 買って帰って、ホテルで食べることにした。

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.Photo_11  上の写真の真ん中のタルトがこれ。クエッチのタルト。クエッチというのは、アルザス特産のすももの一種。甘酸っぱくて、タルトにしても、果物の味が生きている。

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.Photo_13  アルザスの郷土菓子と言えば、クグロフ。発酵菓子なので、上等なパンという感じで、朝ごはんにもぴったり。

 現にこれは翌朝のわたしの朝ごはん。

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.Photo_14  こらは、名前を確認できなかったけれども、ものすご~くおいしかったクッキー。持ち運びに失敗して、割れてしまっているのが残念だけれど、かなり大きい。二枚のクッキーに、フランボワーズのジャムがサンドされて、表面にはしゃりしゃりのグラス・ア。ローがたっぷりとかけてある。まさにわたしの秘孔を突かれ、びでぶ!!

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.Jpg 実は、クリスティアン、アイスクリームのスタンドが出ているのを見つけて、ふらふらと大聖堂前の店にも寄りまして・・・。

 さまざまな味がある中、迷わず「アルザスもの」を選んだ。

 ミラベルのソルベペッシュ・ド・ヴィーニュのソルベ。ミラベルはたぶん日本にない、黄色くて甘い小さな桃のような果物。ペッシュ・ド・ヴィーニュは赤い桃。その昔、ぶどう畑の畦??に植えられていたとかいう。

 どちらも果物を練りました!というような美味・・・。パリのベルティヨンとか、これくらいおいしいアイスクリーム屋さんが京都にもあったらなあ・・・。

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もう一軒はこちらも名店、ネーゲル。サロンはないけれども、買ったものを簡易に食べられるテーブル席があった。

 クリスティアンもネーゲルも、ヴィエノワズリやおいしそうなトレトゥール(おそうざい)もそろっている。

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.Photo_16 キッシュ・ロレーヌは、ちゃんと温めて出してくれる。

 ショーケースの前であれこれ悩んで注文することの楽しさと言ったら!!

 そうそう、この店で、明らかにプティット・マドレーヌであろう焼き菓子が入ったサシェがあったので、「このマドレーヌのサシェを一つ下さい」と言ったら、店員さんに、「ここはアルザスだから、マドレーヌはありません」と言われた。コメルシーではマドレーヌと呼ぶお菓子が、アルザスでは違う呼び方をするのか??これは今でも謎。

.Photo_17 これは、「ミカド」という名前(なぜ??)のまろやか~なチョコレートのお菓子。

 どちらのお店も甲乙付け難し。

 もう一軒行ってみたかった、ティエリー・ミュロップには時間が足りなかったので行けず。次回の課題か?

 後ろ髪をひかれつつ、ストラスブールを後に電車に乗ってコルマールへ・・・。

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dimanche 09 novembre 2014

僥倖

 だめでもともと!とぎりぎりになって空席がないか電話してみたTシェフのディナー会。旅をしてたり、その後ばたばたしてたりで、ワイングロッサリー ワインバーも9月以来。楽しみだなあ・・・。

 メニューは、秋のおいしいものを盛り沢山に、ということだそう。今回からメニューカードの裏にTソムリエのコメント付きおすすめワインが書いてある。解説などを読むのが大好きということもあって、より楽しい。いい仕事しますねT&Tは!

.001 まずは、シャンパーニュ。なんと、アンリ・ジローが!シャンパーニュで訪ねてきたばかりなので、なんだか親しみを感じる。フュ・ド・シェンヌはほんとにすばらしいけれど、こちらもおいしい。自分はアイ村のピノがほんとに好きなのだなあと思う。

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.002  アミューズ1は、

 瞬間燻製した京水菜と18ヶ月熟成ゴーダチーズのサラダ

 水菜は、水につけたままスモークしているそう。そんな技は初めて聞いたのでおもしろい。からすみを用いるようなイメージで使われたというゴーダチーズがいい味出してる!

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.003 アミューズ2 は、

 ムール貝とサフランのスープ アーモンド風味

 明るいきれいなクリーム色のスープ。あるかなきかのガラムマサラの香りに、貝の旨みと塩気。スライスアーモンドの香ばしさもよく合う。

 ピノ主体のちょっと重めのシャンパーニュには、こんな旨み系もよく合うみたい。

.004 鱈の白子のムニエル 柑橘の香り

 表面はかりっと香ばしく、中はとろっとクリーミーな雲子。ソースは、鉄板のブール・ブランに、柚子のポン酢が合わせてある。ちょっと鍋の雰囲気。

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.005  合わせるのは、コシュ・ビズアール ムルソー2010

 ブール・ブラン、雲子ともまったり、リッチな味わいのものながら、ポン酢がきゅっと酸を主張していたので、このムルソーと相性がよかったのだろう。Tソムリエお見事な計算。

 と言うのは、このムルソー、お料理と合わせず、それだけで飲んだところ、ちょっとわたしには酸が強いように思ったから。

.006 天然平目 渡り蟹のクーリー 野生茸のリゾット添え

 蟹の風味が~(笑)!リゾットもきのこの風味いっぱいで、秋を満喫。秋の食材をほとんど食べないうちに過ぎ行く秋でしたからね~今年は・・・。

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.007 テルラーノ ピノ・ノワール 2011

 合わせるのは、イタリアの、アルプス山脈のピノ・ノワール。魚とピノはおもしろいけれど、合うものは合う、合わないものはぜんぜんだめかなあ、という感じで、ちょっと難しいかも?と思っているのだけれど、このピノは、軽やかだけれども香りよく、難なく合っていたと思う。Tソムリエによると、「海洋性のミネラル」がだいじなポイントなのだとか。

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.009  フランス産子鳩のロティ ソース・サルミ 根菜と薩摩芋のピュレと

 子鳩!ソース・サルミ!こういうお料理がいただけて、欣喜雀躍といったところですね。

 根菜は蓮根チップスと、堀川ごぼうだったっけか。ソースおいしい、鳩おいしい、で手で持ってきれいにきれいに食べました(笑)。

.008 ワインは、シャプティエ シャトー・ヌフ・デュ・パップ バルブ ラック 2009

 ローヌの力強い一杯はまさにベスト。鳩とソースは言うまでもなく、根菜の土っぽい香りにも呼応。意外だったのは、シナモン風味の薩摩芋のピュレともよかったこと。
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.010 残ったワイン(わざと残した・笑)をさらに楽しむために、少しだけチーズをお願いする。

 ほどよく熟成したモンドールラミ・デュ・シャンベルタン

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.011  Tソムリエ、メートル・ドテルの仕事までしております(笑)。

 本日のデザートは、柚子のクレープ・シュゼット。どのお皿にも、少しずつ、和のテイストを入れておられるよう。この「ほどよさ」が良い。「ほどよい」を過ぎると、「フランス料理食べに来たんやけどな・・・」と、不完全燃焼してしまうから(笑)。

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.013 クレープ・シュゼット

 古風な感じのするデザートだけれど、おいしいものだと思う。サーヴィスを見るのも楽しいし・・・。

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. 今日もお隣りの席には、お店でお目にかかるたびに楽しくお話させていただいているA/MさんとTさんのお二方が・・・。

.014  なんと本日は、Tさんのお誕生日であるそうで、うれしいことに、居合わせたわたしまで、シャンパーニュとバースデーケーキのご相伴にあずかることとなった。またとはない僥倖であることよ・・・。お誕生日はいいものだなあ・・・。おかげさまで、一層楽しい気持ちになって、なんだかさらにとてもいいことがありそうな気がした。

 Tさん、A/Mさん、ありがとうございました。これからの一年、たくさんたくさん、良いことがありますように!

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mardi 05 août 2014

14e/カヌレ

 最近、おいしい牛肉に当たらなくなったなあ・・・、と肉を食べるたびにぼやいているような気がする。・・・と言うのはひとえに、若い頃にはあんなにおいしいと思っていた、サシがたくさん入った霜降りのサーロインが、そろそろ脂が多すぎて少ししか食べられなくなるお年頃になってきたからだろう。

 ではわたしはどんな肉が食べたいのか?答えはこの店にあった。 

 ARINKO さんとお久しぶりの夕ごはん。ARINKOさんはいつも選りすぐりのお店ばかりを提案してくださる。今日のお店は、14e(キャトルジエーム)。肉好きの間ではとても評判のよい、牛肉一本勝負!といった感じのお店。わたしも行ってみたかったのだ~。

 休日出勤のため少々遅刻。かけつけスパークリングワインを一杯。ロワールの、少し甘めのワインだった。品種はたぶんシュナン・ブラン。グラスワインを頼むと、せっかくボトルを見せてくれるのに一瞬でひっこめられてしまうのがちょっと残念だったな。どれもエチケットをじっくり見たいようなデザインのものばかりだったのに。

.001_2 パンは、大ぶりのものが2種類。

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.002  前菜は、うずらのサラダ

 手でつまんで、歯できゅきゅっと肉をこそげとるうずら、おいしい!しかしそれもさることながら、地味にお皿に乗っている脇役が実においしかった。その名はサラミ・・・。

 サラミも自慢の品なのか、サラミの盛り合わせ、という前菜もあった。

 さて、本日の肉は3種類。一つ・近江牛のサーロイン 二つ・北海道牛のサガリ 三つ 北海道牛のランプ。

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  北海道牛のサガリ。ハラミとは違うけれど、やはり横隔膜の一部だ。

 しっかりと焼かれた表面。するするとナイフを入れるとこれ以上ないくらいの焼きかげん。思わず、ほお~、と二人とも思わず感嘆の声。

 食べる。んんんんん~!!香り、味、適度な脂。おいしいね~、を連発しながら、あっと言う間に食べてしまう。とにかく、肉の味がいい!

 今日は小さい塊しかなかったのだが、これがかえってよい結果に(笑)。

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 ランプを追加で焼いてもらう。食べ比べだ。

 こちらはさらにしっかりと密な感じの赤身肉。この肉汁・・・。こちらもまあ、なんとも深い味わいがある。

 わたしの食べたかった肉は、赤身のおいしい肉。しっかりと牛肉の味と香りのする肉。焼きかげんの絶妙な肉。焼きすぎは論外だ。

 グラスの赤ワインを2杯。グラスの赤、と言うとデフォルトで最初に出てきたのは、ラングドックのシラーとグルナッシュ。違う種類のがあればもう一杯、と言うと今度はイタリアのモンテプチアーノが出てきた。どちらも非常に濃い。

 ARINKO さんとは久しぶりに会っても、距離を感じない。昨日も会ってたみたいに話がはずむ。お仕事の話、お菓子の話、旅の話。英語が堪能な方なので、とにかく旅のフットワークが軽い。楽しく、軽やかに、一方では手にしっかりとした技術を持ち、自営業を営むしっかり地に足のついた方。お話はおもしろく、話題は尽きない。

.007 河原町二条の、カヌレに移動。ここも来てみたかったお店だ。

 ビルの5階の、「お菓子とビール」なる、不思議なコンセプトの、カフェのようなバーのような?内装はオーナーの好みがぎゅうっと詰まっている感じかな。

 その名を店に冠したスペシャリテ、カヌレ・ド・ボルドーコーヒーを。

 表面はかりっ。ふわん、と香るラム酒。中は固すぎず、ちょうどよいもっちりさかげん。よいカヌレやね~、と二人とも満足。

 窓際に張り出した横並びの恋人仕様(笑)の席でまたのんびりとおしゃべり。

 この夏の新作ジャム「トマトとバレンシアオレンジ」をおみやげにいただき、とてもうれしかった。

 楽しいひとときをありがとうございました(^^)! また次を楽しみにしております!

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vendredi 18 juillet 2014

ギャレット・ポップコーン

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  弟がくれたポップコーン。店の名前はギャレット

 伊勢丹で限定販売していたのを、整理券もらうのに並んで手に入れたのだそう。

 これ、もしかして表参道で行列していたお店のかなあ・・・?

 キャラメル味とチェダーチーズ味のミックス。それぞれにおいしいのだけれど、いっしょに食べると甘辛くて、やめられない止まらない!かなり危険なポップコーンだ。

 貴重なものをありがとうね~!



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lundi 07 juillet 2014

乞巧奠

005  年に一度だけ出会えるお菓子、亀末廣乞巧奠。完全予約で作られる、七夕限定のお菓子たち。

  乞巧奠(きこうでん)というのは、七夕祭のこと。なるほど、漢字を見れば、巧みを乞う、となっている。

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.006  お菓子のしおりによれば、

 「乞巧奠(七夕祭、棚機祭) ・・・(前略)陰暦七月七日の夜、供え物をして一年に一度相会する牽牛星、織女星を祀り、女子が手芸に巧みになることを乞い祈る祭事として乞巧奠という。」

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  楽しみに箱を開けて見れば、風雅な「星のたむけ」が七種。

 天の川(道明寺) 願いの糸(葛) 索餅(求肥) 梶の葉(こなし) ありの実(薯蕷) 鞠(落雁) 瓜つふり(外良)

.011 姿かたちもお味も、どれもとても上品。

 「梶の葉」の、こなしに包まれた餡は、餡と言うよりも小豆そのもの。控えめな甘さの中に、小豆の香りが広がるのだ。

 京都に、「その日だけ」のお菓子は多々あれど、こちらをいただいてみるのは今年が初めて。

 よいお菓子に出会えたと思う。

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jeudi 03 juillet 2014

メゾン・フォシエ

001 おみやげにいただいた、ランスのメゾン・フォシエのお菓子。

 シャンパーニュにひたして食べる、きれいな色の、ビスキュイ・ローズ・ド・ランスではなくて、サブレ・シャンプノワ

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 シャンパーニュのコルクの形をしているだけではなく、aux amandes et au champagne(アーモンドとシャンパーニュ入り)と書いてあるとおり、シャンパーニュも入っていて、確かに食べるとほのかにシャンパーニュの香り。

 


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samedi 14 juin 2014

シウマイ!

 久しぶりの我が家でのごはん会。我が家での、とエラそうに言っても、いつもほぼ会場を提供するに等しい(笑)。今日のメンバーは、Fさん夫妻にかもめさん、Iさん、初参加のTさん、とにぎやか。

 メインはMさこさんのシウマイ!食べたかったのよ~。

.001 準備は万端。煌めく(嘘)グラス。奥のピンクのは、はたこ家名物(?)ワイン冷やし用のバケツ。300均で売っていた、なんだろこれ、もともとはランドリー用なのか??

 ともあれたくさん冷やすのには超便利・・・と悦に入っていたのだが、冷やし用の樽を持っている人がいると聞いて、上には上がいるものだと・・・。

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  美しいお花をいただいて、まるでパーティーのよう!

 かもめさんとシウマイを作ってくれるMさこさんは定時に。Fさんは少し遅くなるということで、3人で先にシウマイのあん作り。女3人で、きゃっきゃうふふ、言いながら台所に立つという幸せなシチュエーションにうっとりする瞬間があった(笑)。何この幸福感・・・。「女の平和」、アリストファネス。

 さて、準備があらかた整ってもFさん来ない・・・。そのうちTさんも来られたので、アペリティフを始めましょう。

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 最初はシャンパーニュ、ジャン・ラルマン。蜂蜜のこく。どっしりとしていて好きなシャンパーニュ。エチケットもきれい。

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.007_2 前菜は、自作のベーコンと玉ねぎのキッシュ

 比類なき料理人がそろうごはん会で、自作の料理を出すのはあまりにおこがましいので、実は初めて。鍋の下準備とをしたことと、お菓子は出したことあるけどね。

 おいしくできているか心配だったけれども、好評で一安心。

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.Photo_3 二本目はジャン・フランソワ・メリオーのクレマン・ド・ロワール。シュナン・ブランとソーヴィニヨン・ブランのブレンド。エチケットがかわいくてジャケ買いしたところ、とてもおいしかったので買い増した。

 中華料理に合う、ということだったので出したのだけれど・・・。

 順番が逆!こっちが先でしょ!と全員から「出す順番違う!」の総攻撃を受け、改めてこの会の厳しさを知ったわたし・・・。

 くれぐれも飲むべき順番をたがえてはなりませぬ。

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.009  ほっこりしたところで、Fさん、大荷物と共に登場!

 なんせ、こんなせいろに中華なべや食材まで持ってきてくれたので。

 Iさんも次いでご到着。

 一休みしてもらっている間に、Mさこさんとかもめさん、どんどんシウマイを包んでいきます。

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.010  上に乗っているのは、くこの実。

 豚ひき肉に、細かく刻んだ玉ねぎをたくさん、ねぎを少々。味つけは塩・こしょう、紹興酒、日本酒。よ~く混ぜて30分くらい寝かせておく。

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.011  蒸し時間は10分ほど。

 黒酢、酢、辛子、しょうゆ、針しょうがなど好みのものを付けて食べる。

 なんとも上品でやさしい味わい。あれだけたくさんの玉ねぎが入っているのに、気にならないどころか、やさしい甘味になっていて、いくつでも食べられそう・・・。なんともMさこさんの人柄を感じさせる味わい。料理って人に似るんだねぇ・・・。ほんとおいしいわ・・・。

.012 さあ、ここからはFさんにバトンタッチ!

 蒸した枝豆

 ゆでるより蒸した方がおいしくて、さらにおいしいのがさやごと焼いたのかな。

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 トマトと卵の炒め物

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.003  ワインもたくさん集まった。

 アルベール・ボクスレ エデルツヴェッカー

 試飲会のときに飲んだシルヴァネールじゃなかったのね。どうりで全然違う味だわ(笑)。

 シルヴァネール、ピノ・ブラン、リースリング、ミュスカの混醸。マルセル・ダイスのアルザスみたいな華やかさよりも、どっしりとした重みを感じる。

.002_3 ヴァインバック ゲヴュルツトラミネール キュヴェ・テオ 2012

 この上ないほどのゲヴュルツトラミネールだ。何も合わせず、それだけで味わってもよし。ブルーチーズと合わせてもよし。

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.014 麻婆豆腐

 「麻~」な感じにしてくださいとリクエスト。はふはふと食べる。白ごはんも共に。麻婆豆腐の豆腐は細かく砕くのが本当なのだ、というお話もスパイスに。

 おいしいなあ・・・。

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  シャルドネ好きのTさんのために、ドメーヌ・ルーロのブルゴーニュ・ブラン 2011。Iさんにも好評。ロワールやアルザスの後で飲むシャルドネは新鮮。なんだかきりっとしたミネラルが際立つような気がする。

 ルーロ、入手困難か?生産量が少ないんだっけか?

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.015  お二方よりチーズをたくさんいただいたので、こんな豪華なプラトーができた!

 スペインのが多いみたい。カブラレスという細かい青かびいっぱいのチーズが特においしかった。

 パンもいろいろといただいたのでお供に。

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.Photo_8  赤も1本。

 ジャイエ・ジル ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ 2009

 ジャイエ・ジルはすごくいいイメージ。これもおいしいピノ・ノワールだった。まだまだ寝かせておけそうだったけれど。

. 6人で6本、きれいに空きました。

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 いただいたナチュール・シロモトレモンケーキに、コーヒー。

 おいしくて楽しいゆうべ。

  シウマイはわたしもぜひ作ってみようと思います。

 皆さん、ありがとうございました(^^)

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mardi 11 mars 2014

踊るリッツの夜(1)

Photo 先月ホテルフジタのあったところに開業したばかりのリッツカールトン京都に泊まってみた。

 開業記念プランということで、ピエール・エルメのスイーツが付くという、お菓子好きの心をズキュンと射抜くプランがあったのだ(笑)。

 たたずまいにはきらきらしいところがなく、どちらかというと地味。入り口もひっそりと随分奥まったところにある。

 中に入るとすぐに女性に声をかけられ、チェックインしたい旨を告げると、写真のウェイティングスペースに案内された。カウンターに直接行くことはなく、先ほどの女性に案内されて部屋でチェックイン。ウェリカムドリンクとして入れてもらった、一保堂の茎煎茶をいただきながら手続き。部屋の説明などを受ける。

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  とにかく館内は、和風を意識。女性スタッフには着物を着た人もいる。大阪のリッツとは全く違っている。

 部屋のドアすべて、このような紋様で飾られている、描いてあるのではなく、彫ってあるか張ってあるかで、立体的。とてもきれい。

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 部屋は広い。鴨川側の部屋ではなかったので、眺めはあまりよくないが、窓の外に作られた庭がきれいで、上手に目隠しの役目をしている。窓の内側には盆栽も(笑)。

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 夜の庭は上手にライトアップされて、幻想的。

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.Photo_4  ベッドはふかふかと快適。腰痛くな~い!

 夕方には「おやすみの準備」のためのスタッフがやって来て、ベッドの準備やいろいろなセッティングをやってくれる。おやすみのチョコレートは手渡しで。ラグジュアリーホテルのいいところはこういう至れり尽くせりなところにある。

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.Photo_6 Photo_7 洗面所もバスルームもとても広い。バスルームの床は全面すのこ張り。

 洗面台の鏡は実はテレビになっていて、浴室のガラスの壁から見られるようになっている。

 二種類のバスソルトが漆塗り風のケースに入れてバスタブのへりに置いてある。また、洗面台の上の漆塗り風の文箱みたいなケースには歯ブラシなどが入っている。

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 バスルームの壁には一面に舞う桜吹雪。これもとても感じがよかったなあ・・・。

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 石鹸は二種類。「京のしゃぼん屋」のものと、イギリスのアスプレイのものが準備されていた。

.Photo_10 エルメのお菓子。てっきりラウンジに行くのかな?と思っていたら、さすがリッツ、そんなけちけちはしていなかった。

 ワゴンに乗って、ナイフとフォーク、お皿、リネンと共に運ばれて来たのは、エルメの代表作。

 イスパハンがなんと一台!!!!!

 びっくりだ!!

 さっくりとしたローズのマカロンの中には、ローズ風味のバタークリーム。香り高いフランボワーズとライチがたっぷりと挟み込まれている。クリームのおいしさ、フルーツの香りと甘酸っぱさ、マカロンの甘さ・・・。

 本当にこれは名作だと思う。鳴り物入りで上陸してきたパリのお菓子屋さんも、実際あまりおいしくないということもよくあるが、エルメのお菓子は違わずおいしいと思う。

  え?完食したかって??

 しましたとも!!二回に分けて(笑)。

.Photo 飲み物は、ネスプレッソとティープレッソ(?)のマシンが完備。なんとこれも無料。ティープレッソの方は湯沸しも兼ねているとのこと。水のボトルも無料r。

 イスパハンも一緒に置いてみました(笑)。

 ティーカップ、コーヒーカップ、デザートナイフとフォーク、お皿、タンブラー、シャンパングラスなど、食器類も備わっている。

 ちょっとのぞいてみたら、冷蔵庫やミニバーには高いお酒やディーン&デルーカのお菓子がたくさん入っていた。

 さて、ちょっと館内探検をしてみよう。子どもか!?

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 部屋にもあったけれど、館内には盆栽が多いし、琵琶のオブジェやガラスのオブジェなどもたくさん飾られている。

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.Photo_3  ラウンジはゆったりとしていて、くつろげそう。暖炉には火が入り、書架もしつらえてある。この本は読めるのかな?でもたぶん英語の本。

 イタリア料理の「ロカンダ」とバーは早い時間であまりお客さんがまだ来ていなかったから、気軽に見せてもらえた。とにかく、広くてゴージャスで、奥の方の個室はやっぱり和風。

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.Photo_4  地下二階は宴会のフロア。今日はどこの部屋も使われていないようだ、とても静かだった。

 誰かここで宴会をして、ぜひぜひわたしを招いてください~(笑)。

   1階のフロント横には、ピエール・エルメのブティックがある。ケーキやマカロン、チョコレート、焼き菓子、紅茶にジャム・・・。パンは売っていなかった。

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