mercredi 08 juillet 2009
食べたいお菓子がお店に売っていないときにはどうするかと言うと、売ってないなら自分でお焼き??というわけで、自作するのである。
バノフィー・パイを作る。バナナ(banana)とトフィー(toffee)でバノフィー(banoffee)。イギリスではスーパーマーケットのデザートコーナーにでも置いてあるくらいにポピュラーな夏のお菓子なのだとか。でもちゃんと考案者がいて、オリジナルレシピがある。しかし今や、「広大なロシアやアメリカみたいに程遠いイミテーションが存在する」のだとか。
そんな中でわたしの拾ったレシピは、オリジナルのものと当たらずとも遠からず。
グラハムクラッカーとか、マリービスケットとか、マクヴィティ・ダイジェスティヴビスケットとかそのあたりのものを細かく砕いてバターと合わせて型に敷き込む。
コンデンスミルクは缶のまま、2~3時間ゆでる。すると不思議なことに中味は茶色いトフィーになる。
冷ました中味を冷やし固めた台に広げて、バナナの輪切りを並べる。
その上に泡立てた生クリーム(お砂糖はお好みかな)を塗る、絞り出す、または盛る。
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キャラメルバナナ味
ちょっとコンデンスミルクのトフィー化?が足りなかったからかもしれないけれど、凍らしてからカットしないと中味がとろっとしているのでなかなかきれいには切れないかも。
わたしがこのお菓子を知ったのは、つい去年のことだけれど、イギリスにもおいしいお菓子があるもんだなあ・・・と思った。でもほとんど日本のお店に置いてなさそうなのは、たぶんこの甘さのせいかなあ・・・?人によっては、激甘!とか言うかもしれない(笑)。
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mardi 07 juillet 2009
今日は七夕。さすがにもう、これと言ったことはしないけれど、子どもの頃には笹飾りがお約束。7月に入ると、祖父が近所の竹屋さん(乙訓でもないのになぜか近所にあった)で3メートルくらいの笹を買って来て、二人で一日かかって、短冊を書いたり、色紙の飾りを作って笹に結わえ付けた。それを戸口の横に結わえ付けて、今思えばそれはまるで、クリスマスシーズンの教会の玄関みたいだった(笑)。そんな子どもの頃の大きな喜びや楽しみに比べれば、大人の楽しみなんて実は取るに足らないものなんじゃないかと思うときがある。
夕食は素麺にしてみた。素麺は、織姫の糸を表しているのだという。色とりどりの美しい織り糸を思って、細く切ったきゅうりやみょうが、錦糸卵を添える。素麺ってあまり食べないのだけれど、いかにもこれは、夏にふさわしい食べ物だ。飛露喜をガラスのぐい飲みに一杯と、ほんのり燻製の香りのよいスペインのチーズ、サン・シモンを少し食べた。
食後は、バノフィー・パイの台を作った。マクビティ・ダイジェスティブビスケットをざっくざっく砕いて(楽しい!)、近頃では冷蔵庫から出すと速攻でクリーム状になるバターと合わせて、タルト型に手で敷き詰める(楽しい!)。
これが仕事じゃないから、製作はうまい具合の現実逃避(笑)。
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lundi 06 juillet 2009
assam さんより貴重なおみやげをいただく。東京の、村上開新堂のクッキー。お菓子は紹介がないと買えないし、料理店の方も、ディナーはきちんとした紹介がないと行けないとか。
中学生くらいの頃、誰かのエッセイでこの店のことを知って、食べてみたいなあ、と思った。でも東京につてなどなかったものを、何十年もの時を経て、ご縁あって出会えるとは。。。assam さん、ありがとうございます。
全種類を食べたわけではないけれど、クッキーは全27種類。
たとえば、ツッカベッカライカヤヌマのクッキーみたいに、バターの風味が豊か、というタイプではなく、ちょっと古風な感じの、ああ、古の西洋菓子といふのはこんな感じなのね・・・と思う味。当たり前かもしれないけれど、京都の村上開新堂と似ている。
味には、カレーとか、おや?と思うものがあったり、アニスやコーヒーなど強い風味のものがあるのだけれど、どれも香りががんっと来るのではなく、あるかなきかにほのかに香る感じで上品。これを子どもの頃の懐かしい味、とする人は多いんじゃないかな、と思う。食べ飽きない味のような気もする。
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mardi 30 juin 2009
6月30日は、夏越の祓(なごしのはらえ)。神社では茅の輪をくぐって、半年間の穢れを祓う。京都では、暑気払いに、氷室の氷を模した水無月というお菓子を食べる。
ういろうのような生地の表面には小豆。三角形に切った形が氷を表し、表面の小豆は魔除けであるとか。子どもの頃から好きなお菓子である。今は小豆もおいしいけれど、子どもの頃は、上の小豆はいらんって思ってた。ならういろうを食べろよって話なのだけれど(笑)。
伊勢丹に行ったので、今年は仙太郎のを買った。ちょうどおやつどきだったからか、売り場にはちょっとした列ができていた。白と抹茶と黒糖。抹茶もおいしいけれど、わたしはシンプルな白が一番好きだな。
冷たいお茶と共に食べると、涼味、涼味。
半年、あっと言う間だった。茅の輪はくぐらなかったけれど、近所の神社に行ってきた。道祖神社、という。限りなく一般名詞に近い名前だなあ、といつも思う(笑)。ここは不動明王が祀られている「不動堂」といっしょになっていて、神仏習合テイストが、昔昔からあるんだよ、ということを伝えている。
この不動堂は、新撰組ゆかりの場所でもあるので、近年、この辺りが整備されたのと同時くらいに、境内もすっきりと整えたようだ。子どもの頃は祖母ともよくお参りに来たものだったが、その頃はもっと何と言うか、ワイルドな感じだった。きれいに境内を整えるのはよいことだとは思うけれど、何となく漂白されてしまったような気もするなあ・・・。
年中行事や歳時記的なことについて、子どもの頃にどこに行きましたか?とか何を食べましたか?と人に聞いてみるのはおもしろい。同じ京都市内で育った人でも、地域によってまったく違う。そこには、観光とは離れたところの、日常に根ざした京都がある。
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vendredi 26 juin 2009
明日出す新着図書の準備をしたり、二ヶ月に一回の幼・小向きの配布物を作成したり、電話をしたり、こまごまとした仕事をあれこれ。
端末の一つで新着図書のリストを打ち上げようと、いつものように帳票指示を出してしばらく他の仕事をして待っていた。ふと画面を見ると、見慣れぬ画面が。ウインドウが何枚も重なって、一番上には「コンパイルエラー」の文字。なぜか勝手にVBのエディタも立ち上がっている。え~、何これ。ちゃんとコンパイルしろ!・・・この間までちゃんと動いてたくせに。N女史の、「だんだんおかしくなっている」疑惑は本当かもしれない。
何度やっても再起動させても同じ。この端末だけ。あ~あ~、めんどくさい~。元締めに報告しないといけない。ハードコピーを取って、FAX書く。こういうのって、言ってもすぐには治らないしねぇ。。不便だなあ。もし館内に、不具合を起こした箇所を見つけて治せる人がいても勝手にさわっちゃいけない。たぶん。帳票打ち上げたい。でもどこの端末もふさがっている・・・。悲しき端末難民である。
はあ。休憩。
F山M治追っかけ活動より帰還したMさんのおみやげのうなぎパイが今日のおやつ。これは子どもの頃から、一、二を争うくらい好きなおみやげ菓子なのだ。新幹線の中でも販売していたため、母が東京方面へ出張に行くたびにねだっていた。
VSOPよりも断然こちらの普通タイプのがいい。類似品はあちこちで作られているけど、たいていまずい(笑)。春華堂ばんざい!
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mardi 23 juin 2009
ここ数日、夜に激しく雨が降って朝には上がるというパターンで、今日も朝から真夏の日差し。髪が伸びてかなりボッサリーノなのが気になっていたので、ようやく重い腰を上げて朝から散髪に行く。おっちゃん化と世捨て人化があまりに進行するのもどうかと思って。蘇えれ、女子の魂。
遅めのお昼は、自転車に乗って、三条柳馬場に新しくできたカフェ・バスティーユに行ってみる。日に焼けるのがいやなので、長袖を着て首には巻物。炎天下では半袖よりも白い長袖の方が涼しかったりする。アラブの人に学ぼう。
新しいカフェは、なるほどフランス風。自家製パテのバゲットサンドのランチを頼んでみた。サンドウィッチと冷たいコーンスープのカップのワンプレート。それと飲み物。せっかくなので+400円でデザートもつけることにした。
ファー・ブルトン ヴァニラアイスクリーム添え
ファー・ブルトンは、ブルターニュ地方の地方菓子で、ファー(far) とは「粥」の意。たぶんファールと発音すると思うけれど、実はファーかもしれない。ブルトン語は知らないので。
卵・砂糖・小麦粉・牛乳などを混ぜて焼く・・・と言ったらほとんどのお菓子はそうだけれど、言ってみればフランのアパレイユとかカスタードクリームにたくさん小麦粉を入れて焼いたような、もちもちっとしたまさしく餅のような食感の生地。底にはふっくらと煮たプラムが敷いてある。ふわっとラム酒の香り。
カヌレ・ド・ボルドーと似た味と食感。ボルドーもケルト人とゆかりの深い土地なので、共通点がある、というかお菓子の起源が同じなのかもしれない。このように地方菓子はおもしろいので、いつかフランスの地方菓子を巡る旅をしてみたいものだと思う。
食後のコーヒーを飲みながらしばらく読書。読んでいる本に、「実際、ものを知れば知るほど読んでない本は増えていく。」という一節があり、深くうなずいた。
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samedi 20 juin 2009
幼児・児童向けの行事のある第三土曜日。今月はN女史とわたしが担当。一冊ずつ絵本を読む。わたしは明日の父の日にちなんで、『きんようびはいつも』というアメリカの絵本。N女史は梅雨にからめて『あめのひだいすき』。読む絵本のチョイスも、対象の年齢層、画面の大きさや構成、話の長さ、などいくつかのポイントはあるが、読み手の好みというのも大いに出るものなのでおもしろい。
その後で、ストローでふっと吹いて飛ばすとくるくる回って降りてくる、菩提樹の実のような動きをするプロペラを作った。まあ、たわいもない工作なのだが、たわいもないからと言って油断ならない。妙におもしろいのだ。もちろん子どもは喜ぶし、他の人がやるものを事前に見せてもらうときなど、わたしもうっかりすると大受けしてしまうときがある。
遠路はるばるごうやんさんご来館。お会いするのもほんとに久しぶりだったが、お元気そうで何より。近日中にゆっくり会いましょう、ということにしたのはよいけれど、押し寄せる作業のため、ほとんどお相手もできず申し訳なし。
オレンジのケイクをいただく。いついただても、ふんわり、しっとりのこの上ないほどの安定した仕上がり。こんなふうにわたしも常に安定して上手に焼ければいいのだけれど・・・と思う。初心者はしばしば目もあてられないもの作る。趣味でそこそこ作る人は時折とびきりおいしいものを作る。プロはいつも一定のレベルの品質を保つ。うまくなる道はただ一つ、繰り返し自分の手で焼いてみるということしかない。
最近、四半世紀も前のなつメロばかり聞いている。このあいだかもめさんが、キムタクのドラマで、ヴァンヘイレンのジャンプ使ってる・・・、と言っていたドラマのオープニングをたまたま見る。父がザッピングしていたのだ。これか~と思ったが、キムタクには今も昔も興味はない。ヴァンヘイレンも悪くはないけれど、わたしはアメリカより断然ヨーロッパ系が好きだった。どうせなら、ヴァンデンバーグとか使えばいいのにな、と思う。
ということで、ヴァンデンバーグの HEADING FOR A STORM (誘惑の炎) を引っ張り出して聞く。これも大昔ほんとによく聞いたアルバムだけど・・・。当時はわからなかったが、今聞くとけっこうキャッチィなところもそれはそれでよいなと思う。
この系のなつメロは非常に掃除のBGMに向いている。台所の後かたづけをしながら聞いていたら、勢いが付いてシンク周りの掃除に 突入。エイドリアン・ヴァンデンバーグさんありがとう。終わった後は何のトレーニング後ですかっていうくらい汗をかいたけれど、おかげさまでどこもかしこも磨き上げられてぴかぴか。どうだ、これがオレの台所さ!!という感じ。明日は父の日企画で弟たちもうちに来る。また料理をたくさんして汚れるんだけどさ~(笑)。
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mercredi 17 juin 2009
実りなき交渉の席に前後合わせて拘束されること3時間。とどのつまりは、「お金がない」「お金がない」「お金がない」ということに尽きるのね?上部組織から下部組織まで、「お金がない」のフラクタル。お金がないのはほとんどそうだよね。どこへお参りに行っても弁財天が大人気だし。みんな必死でお札まで水で洗ってるよ。でも弁財天はほんとは音楽と、さらさら流れる水の神様だと思うよ。。
解放されたのは午後6時。リニューアルした西友で買い物して帰ろうっと、と三条会へ。歩いていると、新顔の「プリンカフェ チェルシー」なる小さな店があったので覗いてみる。いろんなプリンがたくさん。小さなイートインのテーブルがあったので、ちょっと派手目のプリンにもひかれたけれど、ここはオーソドクスに、濃厚プリン(ミニ)を食べてみた。名前のとおりしっかりした固めのプリン。疲れたので甘いものがおいしいなあ。。
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dimanche 14 juin 2009
夕方近く、Fさんご来館。東京出張のおみやげをいただく。喜八堂というお煎餅屋さんの、喜八おこげ。ほんとによ~く焦げてます(笑)。でもこれが香ばしくておいしい。お米と醤油のみの自然な味。裏を見ると、野田のお店?お~、醤油の名産地・・・と思う。いいや名産地は龍野だとおっしゃる向きもありましょうが、焦がしておいしい濃い口醤油は、やっぱり野田。
ごちそうさまでした(^^)。
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jeudi 11 juin 2009
出勤するやいなやのフルスロットル、開館からいきなりロケットスタート。ほんとに木曜日の朝ってやつは・・・。
どんどん人が来たので、「米価の変遷を調べたい」「塩昆布の作り方」「左馬(ひだりうま)の由来」・・・などなど、楽しいレファレンスも多数。
中でも左馬のレファレンスは興味深かった。簡単そうに見えて、これはなかなかの難問のようで、すぐに回答が見つかりそうで案外見つからないという典型的な事例かもしれない。
ふと思って、国立国会図書館のレファレンス共同データベースを覗いてみると、同様の事例が4件も出ていた。それぞれに苦戦しているようで、天童市の観光課から資料を取り寄せたりしている例もあった。ざっと見たところ、『隠語辞典』 楳垣実/編 東京堂 1956年くらいが、一般に当たってみられそうな資料ではある。
この事例は、国立国会図書館でも『図書館雑誌』(日本図書館協会)の89巻3号 1995年3月号 p.175 に紹介しているそうで、そのことからもこの事例のおもしろさが(と言うかやりにくさ?)がわかるような気がする。詳細はこちらに(レファレンス共同データベース内)。
ちょっと疲れて帰ったので、夕食後に昨日作ったチーズケーキを食べる。少しずつ残っていたオレンジマーマレード、たんかんマーマレード、オレンジピールを混ぜて作った、オレンジのチーズケーキだ。
でもこれは失敗・・・。小麦粉を入れ忘れたのだ。気が付いたのは生地を型に流して、オーブンに入れてすぐ。痛恨の一撃だ。たった大さじ2杯の小麦粉、されど大さじ2杯だ。お菓子の配合は本当にデリケートなもの。味はよかったけれども、食感がよくないケーキになってしまった・・・。残念。
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dimanche 07 juin 2009
職場のM嬢の東京みやげ、今回の限定は、キットカット濃きなこ。袋をあけるとなるほど、きなこの香り。でも食べれば濃きなこと言うよりはふつうきなこ?
ただきなこがなんで東京限定かっていうのはよくわからないなあ・・・。
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vendredi 29 mai 2009
遅番。なのだけれど、ふつうに起きて、家で朝からわしわし働いとりますだ。貧乏暇なしとはこのことだ。あー。エマみたいな優秀なメイドがいてくれたらなあ。
でも今日の朝ごはんはちょっと贅沢(なのか?)にホットケーキにしましたのよ。ほほほ。新発売(笑)、パティシエ・タカギの「ケーキのようなホットケーキミックス」。
最近は、高木さんもT口さん、Y塚さんみたいにちょっと「実業家」って感じだねぇ・・・。有名になるといろんな人がビジネスの話とか持って来るんだろうなあ・・・。
ともあれ、作ってみました。
こういうケーキミックスは粉200gに卵1個を使う場合が多いのだけれど、この粉は2個使うみたい。
メープルシロップをたっっぷり染み込ませたパンケーキが食べたかったのだ~。ホットケーキミックスも、牛乳を多めに入れて生地をゆるくして薄めに焼けば、パンケーキになります。
確かに、生地はふんわり、やわやわ。いや、ふんわり、と言うよりも、弾力性があって、よくしなる、パンケーキらしい柔らかさだな。なかなかおいしいです。
「ブランド」ケーキミックスと言えば、昔、ホテルニューオータニのがあったんだけど、今はもうないのかな。
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jeudi 21 mai 2009
インフルエンザ騒ぎで、目に見えて図書館の利用者が減っている。まずもって、いつもはたくさんいる、小さい子を連れた人が来ない。皆用心しているようだ。
しかし昨日あたりから電車やバスで、マスクをしている人は減っている。思うに、手持ちのマスクがなくなって、今やもうほとんど売っていないからだろう。夜になって、京都市でも感染者が出たとの報道。これもまた思うに、今までいなかったんじゃなくて、見つかってなかっただけだろう。熱が出てもお医者さんに行かない人はけっこう多い。エボラ出血熱でもあるまいし、ちょっと騒ぎすぎでは??はやく治まってほしい。
高島屋の九州展で、名前にひかれて買ってみたお菓子、南蛮菓 ざびえる。思わずあのトンスラ頭が頭に浮かんで笑ってしまった。
柔らかいビスケット生地に、白餡またはラムレーズン入りの白餡を包んで焼いてある。これはなかなかのヒットだ。覚えておこうっと。大分のざびえる本舗のざびえる。
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やっぱりリピートしてしまった、天文館むじゃきの白熊。いや~、薩摩の人はおいしいものを作ったものだ。仕事帰りの疲れた体に染み入るミルクの優しい甘さ。今日はベビーではなく、ふつうサイズのを食べたので、異常に寒がりのわたしは食後にかなり冷え込んでいた・・・。
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lundi 11 mai 2009
しょうゆ味スイーツってちょっとはやってるのかな?
F山M治のおっかけに日夜東奔西走する職場のC嬢のおみやげは、東京限定キットカット。しかも限定に輪をかけて、東京駅か品川駅のキオスクでしか売っていないのだそうだ。
にしても、しょうゆ風味って・・・?ホワイトチョコレートにしょうゆフレーバー。食べてみれば違和感なくもなし。C嬢は、みたらしだんごですよ、と言うけれど、わたしはそれとは別の、でもどこかで食べたことのある味を思い出す。東京出身のAさんとあれこれ考えるけどやっぱりわからない。
キワモノぎりぎりの限定っておもしろいな。
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dimanche 10 mai 2009
昨日から急に、初夏の訪れ。職場で窓を開けていても寒くないのがうれしい。うちの職場はとにかく冬でも窓を開けるのがお好きなのだ。
午前中にFさんご来館。朝市の取れたてのきゅうり、ビタミン菜、青瓜の奈良漬をもらった。書架へ配架に行きながらちょこちょこおしゃべり。5類前半の「技術」の書架について2、3アドヴァイスをいただく。4類前半と並んで、ここもなかなか難しい棚。
おやつはいただきものの千鳥饅頭。ちょっとかさっとした食感の皮がおもしろい白あんのおまんじゅうだ。千鳥の焼印がかわいくて、思わず写真。
通勤時間と休憩時間を使って、『やんごとなき読者』 アラン・ベネット/著 市川 恵里/訳 白水社 2009年 を読了。エリザベス女王が齢80を前にして読書にはまる、というくすっと笑える楽しくてお茶目な読書小説。本ってこんなふうに読んだよねぇ。イギリスの上流階級には知性や学問と縁がないというイメージがあり、またそれが「美徳」とされる・・・といったような主旨の解説もまた合わせておもしろかった。
いただいた野菜は全て晩ごはんのおかずになった。きゅうりはやはりいぼが痛いほど新鮮なものに限る。なんでこんなに自分は瓜の匂いが好きなのかわからない。「ビタミン菜」というのが何者であるのかを、実は知らない。したがってどうやって食べればよいかもよくわからなかったが、とりあえずゆでて、胡麻をふりかけて、お醤油をかけて食べることにした。何をしても野菜はおいしい。
そう言えば今日は母の日。職場のアルバイトさんはほとんどが「お母さん」なので、今日ばかりは家に帰ると夕ごはんができていたりするみたいだ。中には、毎年娘さんが絵本『きょうはなんのひ?』みたいに趣向をこらしてプレゼントをくれるという人もいた。
わたしは「母の日」ができる人がうらやましい。旅行、エステ、お食事、お買い物、お母さんといっしょにしたかったことが宣伝されすぎだ(笑)。
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lundi 04 mai 2009
昨日、作りたいなあ・・・って思った、Tarte au Citron 、冷凍してあったパート・シュクレがあったので、早速作った。今日もお休みだから、好きなことする(笑)。
生地を型に敷き込んだら空焼き。冷ましている間に、クリームを作る。たぶんこれって、レモンカードといっしょなんだよねぇ??
イタリアン・メレンゲも、メランジュールがあるから気軽にできる。シロップを118℃まで煮詰めて、メレンゲを泡立てながら、糸のように端から入れていく。つやつやの真っ白なメレンゲをクリームを詰めたタルトの上に絞って、上火だけで焦げ目を付ける。バーナーがあったらよりいいんだけど。
きれいなレモン色のクリーム。
OH~!!かなりスッパムーチョ!
この爽やかな酸味があるからこそ、甘いイタリアン・メレンゲ、かりっとしたパート・シュクレとの組み合わせが生きる。
好みの味だなあ。。。
パート・シュクレの切れ端はまとめてクッキーにした。これもまたおいしい。材料使い切り(笑)。
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弟のところに一台持って行ったら、昨日和歌山に遊びに行ったとかで、直売の清見オレンジをもらった。見栄えはあまりよくないけれど、甘くておいしかった。
柑橘類はおいしいなあ・・・。ラッキー。
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dimanche 03 mai 2009
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6時に目が覚めたものの二度寝してしまって起きたのは9時。慌しい朝になってしまった。神棚に御神酒を供えて、お光をあげて拝む。今日はお稲荷さんのお帰りの日(還幸祭)。なぜか昔から、おいで(神幸祭)の日よりもお帰りの日に鯖寿司を食べたりするみたいだ。御旅所には15日間のおとどまりだが、近年、長く中断していた神輿かつぎも復活して、「氏子祭」が行われている。お稲荷さんの御神輿は大きいので、かつぐのはほんとに大変だろう。祖父も昔、かついでいたらしいけど。
一応、禊のつもりでシャワーを浴び、お昼ごろまた御旅所へ行く。もうすっかり出立の準備がととのった御神輿は美しく飾られてトラックに乗せられて五基勢ぞろいしている。うちの御神輿は、田中社。
おばあさんが、「もう神さん、御神輿に乗ったはるさかい・・・」とお連れのひとと話している。ゴージャスな御神輿をじっくりと真近で見るなら、3日の昼くらいがおすすめだ。
2時に御旅所を出立した行列は、2時15分頃に東寺東門にやってくる。ここでは僧侶に出迎えられて、弘法大師に稲荷の大神がごあいさつをする。弘法大師とお稲荷さんの関係は深い。今年もここで御神輿を迎える。すぐに自転車で北上して、家のすぐ近くで最後のお見送り。今年もお祭りが終わったんだなあ・・・。来年も無事に、出張に来られた神さん(笑)のところに行けますように。
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夕方早くから、お祭らしく、鯖寿司などを用意して夕食。御神酒にあげていた久保田 翠壽のお下がりをいただく。このお酒はほんとにおいしいなあ。
昔はお祭には必ず祖母が朝から何本も鯖寿司を作って、近所や親戚などに配っていたものだ。京都のお祭に鯖寿司は欠かせない。わたし自身はちょっと苦手なのだけれど。
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デザートに、プチジャポネのケーキ。前は堺町二条にあった店なのだが、先日自転車に乗っていて、東洞院仏光寺に移ってきているのを発見。今日買ってみた。
レモンタルトとショコラキャラメルサレ。レモンクリームのきゅっとした酸味が初夏っぽくてよいなあ。ショコラ~の方も、とろっと濃厚でキャラメルの塩味で全体がひきしまっていた。
レモンタルト、作りたいなあ・・・。
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lundi 27 avril 2009
月曜日に梅田に行けたなら、足を運びたくなる arinkoさんの月曜だけのカフェ、CAFE SUGAR TOOTH 。ウィーンっ子は「砂糖の舌」を持つ、なんて言われるけれど、彼女が持つのは、「砂糖の歯」(笑)。だからメニューにもこんなによくばりな甘味満載のプレートがある。
今日のお菓子は、つるんと美しく焼けた抹茶のマカロン。中には抹茶のガナッシュ。抹茶とお芋のケーキ。紅あずまという種類のさつまいもの蜜煮が、しっとりしたケーキの中に入っているのだけれど、これがよく合う!添えてあるのは、クレーム・シャンティイと紅あずまの蜜煮。
スコーン一つ。ジャムは甘夏のマーマレードを選んだ。ジャムとクリームとをいっしょにスコーンにつけるのも一興かと(笑)。arinkoさんのマーマレードはおいしい。苦味を取りすぎてしまうと、ペクチンが少なくなるので、そのかげんが難しいそう。
これはもうスペシャリテと言っていいかも?かぼちゃのプリン。これ作ってみたいです・・・。え?企業秘密(笑)?いちごのトライフル。とろりとしたクリームと弾力あるスポンジの食感がおもしろい。
今日は既に焼き菓子は売り切れで残念だったけれど、ケーキはしっかり堪能いたしました。季節とともにお菓子も変わっていくだろうし、これからも楽しみです。
*CAFE SUGAR TOOTH
大阪市北区芝田町一丁目15番8号 共栄植木2階「ほなな」
TEL 080-6138-1132 毎週月曜のみ 11時~18時
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samedi 18 avril 2009
夕食後、テレビで浅田真央を見てから、明日のためにたんかんとレモンのチーズケーキを作る。少々夜遅かったけれど、心配なのでちょっとだけ試食。
先日のマサラ・チーズケーキよりも美しい出来。柑橘の香りが爽やかで、濃厚かつなめらか。なんとかおいしくできたようだったので安心した。
最近、チーズケーキがマイブームかも(笑)。
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jeudi 16 avril 2009
遅番。いつものように、夕食のための変わり映えのしないおかずを3品ほど作りながら、冷蔵庫に残っていたクリームチーズと生クリームを腐らないうちに使ってしまうべく、チーズケーキを焼いた。今回は、シナモン、ナツメグ、カルダモンを入れて、マサラ・チーズケーキにしてみた。オーブンレンジの「スチームオーブン」機能を使って焼いてみる。
慣れたことなので、あれをしているあいだにこれをして・・・という具合に、どんどん作業をしているが、車の運転と同様、こんなふうに同時に違う動作をするというのは高度な脳の働きなので、機械にはなかなかできないことなのだと聞いたことがある。料理は認知症などの防止によいのかもしれない。
そう言えばわたしの祖母も、88歳頃まで、元気に台所に立って日々の料理をしていたからか、98歳となった今でも頭はまだかなり元気だ。
さて、出勤の時間になり、行って来ますと家を出ようとしたそのとき、「お前、これは~?」と父の声。指さす方を見てみると、そこにはわたしの通勤かばん!
お昼ごはんの包みだけを持って、かんじんのかばんを持つのを忘れていたのだ。これはまるで、ランドセルを忘れて給食袋だけを、持って行く小学生のようだ。
料理は取り立てて認知症防止に役に立たないかもしれないと、先ほどの考えを改めた。
今日は仕事でいろいろとおもしろいことがあってかなり笑った。1台のプリンタの調子が悪くなったと思ったら、何のつながりもないレシートを打ち出すプリンタまでが動かなくなり、「解せぬなあ・・・」「うちのプリンタに何の祟りが?」などと言い合いながら、N女史と共にプリンタをいじってみる。レシートの方は治ったけれど、もう1台の方はだめだった。それで1つわたしの仕事ができなくなったけれどまあいいや。
さて、終業時間となった。デザートが用意してあるというのはとても楽しみだ。朝作ったチーズケーキはうまくできているかな、と気持ちがはやる(笑)。
果たして出来はまずまず。盛大に膨らんで沈み込んだ様子が見てとれる。それもそのはず、細部こそ違ってもスフレチーズケーキと同じようなものだから。残っていたクリームチーズが少しだったのであっさりめの軽い仕上がり。スパイスがきりっと効いている。チャイのような風味だ。今度は紅茶も入れて、本当のチャイ風味にしてもいいかも。
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dimanche 12 avril 2009
先日買った、日立のヘルシーシェフ。蒸気調理で余分な脂肪や塩分を落としながら調理できるという、わたしには過分とも思える高度な機能がついたオーブンレンジだ。買ったはいいものの、思ったとおり、今日まで単なる「温め」のためにしか使っていなかった。
それではもったいないので、スチームオーブンの機能に着目して、これで初めてケーキを焼いてみた。作ったのは、清見オレンジのケーキ。いつも使っているガスオーブンでは、ビスキュイなりジェノワーズなりを薄く焼くときにはどうしても乾燥しがちだったのだが、スチームオーブンならば、かなりしっとりと焼き上がるのではないかと思ったのだ。
結果は目論見どおり(笑)。いつもと何ら変わらぬジェノワーズの生地なのに、驚くほどしっとり、ふんわりと焼き上がった。あまり焼き色が付き過ぎないので、きれいな卵色に仕上がる。きめも整って生地の状態も上々。よくしなって、巻いても決して割れない。これはすごい機能だ。
清見オレンジの果汁とコアントローを合わせたシロップをたっぷり打つ。シロップはよく染み込むが生地は崩れない。中のクリームはやはり果汁とコアントローを入れて爽やかさを出した、とても柔らかいクレーム・ディプロマット(クレーム・パティシエールとクレーム・シャンティイを合わせたもの)。清見オレンジの果肉ととても柔らかいクリームを、巻く、と言うより包む感じ。すぐ食べる分にはよいけれど、保形できないので、もうちょっとクリームを固めにするか、ゼラチンを入れないと、持ち歩きは難しいかな。
冷蔵庫で落ち着かせて、先ほどカットをして、これを書きながら真夜中のコーヒータイム。なんせ作り始めたのは21時を回っていたので(笑)。この生地の口どけ・・・。柔らかなクリームと溶け合って、とてもおいしい。
・・・と、自画自賛モード全開(笑)。いや~、つたない技術を補ってくれるのはやはり良い道具と、最先端のテクノロジーであることよ。
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vendredi 10 avril 2009
遅番。ここ数日はすばらしい春の日が続いている。いつもどおりに夕食のおかずを作ったあとまだ時間があったので、出勤前にもう一仕事。このあいだからやろうと思っていた物干し台の掃除をする。冬の間は、ガスストーブの火と熱を有効利用しようと、洗濯ものを部屋干しにしていた。これがまた短時間で実によく乾いてとても便利でよかったのだが、すっかり春になったので、外に干す季節だ。朝から暖かいので外で水を使う掃除も、もう苦にならない。物干し竿を拭き、水場や床(?)も水を流しつつ磨く。すっきりだ。
いつもどおり出勤。こうお天気がよいと途中でエスケープしたくなっていけない。今日の仕事にはどう考えても、アメ~イジング!なこともマ~ヴェラス!なことも見つけられなかった。「Zen」の道は険しい道ぢゃ・・・。
おやつは桃プリン。子どもの頃にあった、ダリアだったかウテナだったかという会社から出ていた、お子様フルーツおふろセットだったかお化粧セットだったかの中に入っていたクリームの容器を思い出して懐かしさを覚えてしまった。
通勤途上に千鳥屋があって、そこでジャケ買い。プリンと言うよりも、クリーム桃ゼリーといった感じ。おいしかったけれど、一個530円は、ちょっと容器代?って気がする。後、この桃は、わたしのデスクの上で、クリップ入れになりましたとさ。めでたしめでたし。
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mercredi 08 avril 2009
フレジエは大好きなお菓子。甘酸っぱい苺とこくのあるクレーム・ムースリンヌの組み合わせは、生クリームと苺のケーキよりもぐっと自分好みだと思う。でもなぜかあんまりお店では売っていないのが残念。ならば自分で作りましょう、とフレジエ製作!
大まかな手順は、ジェノワーズを焼く→クレーム・パティシエールを作る→クレーム・オ・ブールを作る→二つのクリームを合わせてクレーム・ムースリンヌを作る→組み立てる。
型は21cmのカードルで。ジェノワーズを焼いて切るところまでは、昨日の夕食後にやっておいた。シロップもついでに作っておく。
クレーム・パティシエール(カスタード・クリーム)を炊いて冷ましている間に、クレーム・オ・ブール(バタークリーム)を作る。
クレーム・オ・ブール・ア・ラ・ムラング・イタリエンヌ(イタリアン・メレンゲで作るバタークリーム)なので、まずはイタリアン・メレンゲ作り。卵白を泡立てながら、120℃になるまで煮詰めたシロップを加えていくので、メランジュール(もしくは助っ人一人)と温度計はやっぱりあった方がいい。
柔らかくしたバターと合わせれば、ふんわりしたとってもおいしいバタークリームが出来上がる。今日は贅沢してカルピスバターを使ったのでさらにおいしいはず。
わたしたちの世代には特に、バタークリームは、まずいと思っている人が多い。何度でも言うけれど、ちゃんと、ショートニングなどではなくほんまもののバターで作ったバタークリームは、とってもおいしいのだ!
これだけで満足してしまいそうになるところだけれど、今回は同量のカスタードクリームと合わせてクレーム・ムースリンヌにする。
風味付けのお酒はキルシュ。
いちごは愛媛の「紅ほっぺ」。ジェノワーズにキルシュのシロップをたっぷり打って、少しクリームをのばして、カードルの側面に半割のいちごを貼り付ける。隙間にクリームを絞り込んで・・・。.
いちごを、これでもか!ってくらいぎっしり並べる。またクリームを入れて、上にアンビベしたジェノワーズで蓋をする。
一番上は、ピンクに染めたマジパンを貼って「Fraisier」とクリームなどで書くのが伝統的なデコレーション。でもマジパンってそう好きでもないからやらない(笑)。
表面にお菓子の名前を「書く」っていうデコレーションのお菓子はけっこうあるようだ。オペラ(Opéra)とかシュクセ(Succès)とか。でもこれって、栗羊羹の上に、立派な字で、栗羊羹、とか書くようなものだなあ、とか考えたら何か笑える。
紆余曲折を経てようやく完成させはしましたが・・・。相変わらずカットがド下手(^^;。カスタードクリームの炊きが甘かったので、クリームの仕上がりが少々分離気味か。背に腹は代えられずとは言え、カスタードクリームでこういったミスをするのは痛恨だし、がっくりする。ありえへんわ・・・。
ん~、でもやっぱりクレーム・ムースリンヌ、うんまい(笑)!
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ジェノワーズの切り落としと、余ったクレーム・ムースリンヌ少しとクレーム・パティシエールを合わせて、とろっとしたクリームにして、今度はコアントローのシロップを染み込ませて、いちごのトライフルに仕立てた。トライフルって、「つまらないもの」という意味だそうだけど、なかなかどうして、おいしいものです。
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jeudi 02 avril 2009
京都国立博物館で開催されている、展覧会、「妙心寺」を見る。開山無相大師650年遠諱記念の企画のようで、1月に東京で先駆けて開催されていたものだ。
友人が妙心寺の近くに住んでいるので、このお寺には、近年になってから頻繁に行くようになった、と言うか、通り道として通るようになった。丸太町より少し北にある門から、一条通に面した北門へ山内を通り抜ける。敷地が広いので、お寺が便宜をはかってくれているのか、山内は半ば公道。門は24時間開いているらしい。建仁寺もよく通り抜けるけれど、こちらも24時間開いているのだろうか。いずれにしても、お寺が閉ざされた空間ではなく、散歩に、通り道に、遊び場に、限りなく日常生活の場になっているというところが京都らしいと思う。
いくつもの塔頭を持つ大伽藍であるということを考えても、「妙心寺」というテーマで展覧会が一つできてしまうほどのものを持っている、というのは考えてみれば、すごいことだ。
わたしも通り抜けるだけでなく、いろいろなものを見たと思っていたが、とんでもない。あることさえ知らなかったものがほんとにたくさんあった。ちなみにわたしは、禅寺の龍の中では妙心寺の探幽の龍が一番好きなのだが、もちろん持ってこられるわけもないので、この展覧会では見られない。698年に作られた、日本最古の鐘、黄鐘調鐘は展示してあった。そして意外かもしれないが、仏像が一体もない。これはちょっと不思議だった。
妙心寺を支えた歴代の高僧の頂相(ちんそう:肖像画)もおもしろいが、やはり後半の白隠禅師の絵や、狩野山楽、海北友松、長谷川等伯らの絵が見所かも。メトロポリタンから来た、狩野山雪の「老梅図襖」も。
わたしが個人的によかったのは、2基出ていた、「瑠璃天蓋」だった。小さなガラスをビーズのようにつなぎ合わせて作った美しい天蓋で、禅宗の荘厳にはよく見られるものなのだそうだが、わたしは初めて見た。禅宗にしては少し派手な感じのするものだった。
わたしにもう少し知識があれば、もっともっと楽しめた展覧会であると思う。21日に展示替えがあり、退蔵院が持っている国宝、如拙の「瓢鯰図」と、狩野山楽の、かっこいい「竜虎図屏風」も出るらしい。見たいかも。
見終わった後は少し散歩。豊国神社と方広寺に行く。実は今まで来たことがない。
この唐門は伏見城の遺構で、国宝。西本願寺の唐門、大徳寺の唐門とともに、国宝三唐門の一つ。
二条城から、南禅寺の金地院を経て、この地に移築されたそうだ。いつも思うのだが、大昔の「移築」ってどうやってやるんだろう?分解して組み立て直すのかなあ・・・?ことあるごとに人に聞いてみるのだが、ことごとく、知らんって言われる。どなたか教えてください。
この大変大きな梵鐘は、徳川家康に言いがかりをつけられたという、有名な、国家安康 君臣豊楽 の文字が刻まれた鐘。東大寺、知恩院の鐘とともに、日本三大名勝鐘とされている。
なかなか今は地味な(?)、神社とお寺ながら実はすごいものを持っていたりする。
これで、東大寺の大仏さんよりも大きかったという大仏さんが残っていればなあ。見てみたたかったなあ。ちなみにここから西へ伸びる「正面通」とはまさに「方広寺大仏の正面」の意なのだ。
散策の後は、トラットリア・セッテでメレンゲなど。まだ冬のメニューなのかな?柚子のメレンゲ。中は、一六タルトを思い出させる、柚子風味のあんこクリーム。
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mercredi 01 avril 2009
はるみときよみ。お笑いコンビの名前ではありません。両方とも柑橘類の名前。日本は柑橘王国なので、特に今はいろんな柑橘類が並んでいて、見ているだけでも楽しい。
これは、arinkoさんのお店、SUGAR TOOTH の、清見オレンジのジャムと、はるみのジャム。双子みたいだけれど、やっぱりそれぞれに個性が違うの。はるみの方が、甘味が強くて濃厚。清見の方がさわやかな感じ。
マーマレードとはまた趣の違う、柑橘のジャム。なかなかのお手間もの。トーストにつけてもおいしかったけれど、どちらかと言うと、ベーグルとか、スコーンとか、トーストしない食パンとかにたっぷりつけて、ジャムそのものを味わいたい。
同じく、ショートブレッドときなこクッキー。ショートブレッドのざくざくした食感が好き。なんだか癒されるのだ。
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dimanche 29 mars 2009
先輩にいただいた、テオブロマの「じゃり」。ほんと砂利みたいだよねぇ・・・。時折見かけるこんなチョコレートだけど、元祖はどこだろう?初めてこんなチョコレートを見たときにはほんとに驚いた。どうやって作るんだろうね。
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いっしょに荒井良二展のおみやげの絵葉書もいただいた。商品の袋まで、荒井良二作。いかにも荒井良二な色合いが楽しい。
凹んでるとたまたまメールをくださったりする。先輩ありがたし。
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lundi 23 mars 2009
いつか必ずやってくれると思ってました~!!arinkoさんが、ついにお菓子やジャムの Web Shop と、月曜限定のカフェを始められました。いつもおいしそうだな~、と、じ~っとブログの画面で見ていたarinkoさんのお菓子が食べられるのです。早くご開店のお祝いも申し上げたくて、さっそく行ってまいりました。自分のことみたいにうれしいわ。 arinkoさんとは同じ京都に住まいながら、なぜかお会いするのは東京や大阪(笑)。初めてお目にかかったのは東京での甘味の会でした。
カフェはまだオープン第二回目。お店は植木屋さん(?)のビルの2階の小さなスペース。オーナーさんのこだわりの雑貨などがこじんまりと置いてあります。
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焼き菓子とジャムのスペース、ビスコッティや、きなこのクッキー、ショートブレッド。きよみのジャム、はるみのジャム、伊予柑のマーマレード、紅ほっぺのジャム、紅ほっぺときよみのジャムなど種類もたくさん。商品の写真もご自身で撮っておられます。arinkoさんの雰囲気によく合っているスペースです。
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みんな味わってみたい!という欲張りかつ甘党の人のためにセットメニューがありました。ハーフサイズのケーキとスコーン、ジャムと飲み物のセット。ホットコーヒーはオリジナルのマグで。
今日のお菓子は、かぼちゃのプリン、マーブルチーズケーキ、いちごのトライフル。スコーンに添えられたジャムは、紅ほっぺときよみのジャム。トライフルの上には、ハートに絞ったピンクのメレンゲ。どのお菓子もほんとにおいしかった中で、わたしのお気に入りとなったのは、かぼちゃのプリン。これはarinkoさん自慢のもので、何度もブログに登場していて、もう、目にはおなじみのもの(笑)。今回味わうことができて光栄です。
最初は趣味であったとしても、プロとしてお菓子を作るまでになった方というのは、やはり、何と言うんだろう、「鍛錬」(?)が違うと思う。
お一人で、厨房から接客、レジまでこなされて、お忙しそうだけれど、お店の繁盛はとってもよいこと。ますますのご発展をお祈りいたします。
今日はゆったりとしたおいしいひとときをありがとうございました(^^)。
*CAFE SUGAR TOOTH
大阪市北区芝田町一丁目15番8号 共栄植木2階「ほなな」
TEL 080-6138-1132 毎週月曜のみ 11時~18時
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dimanche 22 mars 2009
昨日の夕方、近所のスーパーで、どうしてくれようか?というくらい(笑)に、かわいらしい小粒のいちごが1パック298円で出ているのを見つけた。そうだ、ニューヨークチーズケーキにいちごを入れて、ストロベリー・ニューヨークチーズケーキを作ってみよう!
どんなふうに作ろうかな?こういうことを考えるのってけっこう楽しい。
いちごは軽く煮て、そのまま生地の中に散らしてみよう。
鮮やかなルビー色に煮上がったいちごはとってもきれい。冷ましてから、キルシュヴァッサーで香り付け。甘いいちごシロップは副産物。
このシロップを生地に混ぜ込んで、ほんのりピンクにしてみようかとも思ったけれど、白い生地といちごの赤のコントラストがくっきりしたほうがかわいいかなと思って、白い生地のままで。その代わり、表面に少しシロップを落として、マーブル模様にしてみた。
今回は底生地なしで。21cmの角型使用。前回よりもクリームチーズが50gほど多く、型の厚みの関係と、若干焼成時間を短くしたので前回よりも柔らかめの仕上がり。もう少しかっちり焼いた方が好みだったかも。
昨日の夜に焼いて一晩冷蔵庫へ。断面はきれいかなあ、とちょっとどきどきしながら切ってみる。
白い生地にいちごの赤がきれい。こっくりしたチーズケーキと甘酸っぱいいちごがなかなかの好相性。春のお菓子だなあ。。
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mardi 17 mars 2009
祖母のところに持って行こうと、昨日の夜にお菓子を作成。お誕生日のお祝いなのだけれど、ホールのデコレーションケーキを持って行ってもしようがないし、かと言っていつもの焼き菓子ではちょっとつまらない。目先が変わって、食べやすくて、ふだんあまり作らないもので、今作りたくて、しかもわたしに作れそうなもの・・・。思案の末、ニューヨークチーズケーキに決定。
底の生地には、パート・シュクレが冷凍保存してあったのでそれを使った。おっとこれは作ったときに手がすべって、ヴァニラオイルが規定の3倍は入ってしまった生地・・・。でもまあよいわ。実際、心持ちヴァニラが主張するものの問題はなし。21cmのカードルを使用。型の選択は再考を要する。
屋久島のタンカンとレモンが1個づつあったので、皮をすりおろしてチーズケーキの生地(種と呼ぶべきかあるいはアパレイユと呼ぶべきか悩む)に混ぜて、柑橘風味とする。タンカンは実もおいしい上に皮の香りもよく、実にお菓子向き。
焼き上げて一晩冷蔵庫で寝かし、今日の11時くらいにカット。コーヒーと共に試食。
うむ~、おいしい!!自分をほめてあげようキャンペーン中。期待どおりの「ニューヨークチーズケーキ」の濃厚な味わい。柑橘がさわやかに香る。しっとりしたパート・シュクレもよくなじんでなかなかよい。
子どもの頃に好きだったことと言えば、三度のメシに読書にお風呂、自転車、そしてお菓子作り。・・・って今といっしょやん。。。子どものままでなんで年取ったかなあ??・・・ということはともかく、小学校1年生のときに、またいとこといっしょにアイスボックスクッキーを作ってからお菓子作りにはまった。
中学生になるころまでは、今でも弟に語り草にされるほど激マズなものをしばしば生産していたが、さすがに今ではそこまでまずいものは作れなくなった。それが逆にちょっとつまらなかったりする(笑)。作ろうと思って作れるもんじゃないからねぇ・・・。そういうものができれば、「まず~~!!」と食べながら誰かと爆笑したいものだ。そこそこまずいものではだめなんだ!
というわけで、これからおばば様のところに行ってきます~。
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dimanche 15 mars 2009
仕事が終わって、午後7時から会議。帰宅は10時をとっくに回ってかなりぐったり。ようやくコーヒーを飲みつつ、PCの前に座ったところ。毎日いろんなことで疲れているような気がするなあ・・・。会議の場所に向かう途中で、ハーゲンダッツでバナナチョコレートクッキーを食べたのが今日のささやかな幸せ。新作フレーバーを試すのって大好き。
今日は祖母の98回目の誕生日。明治44年生まれの祖母は、明治から平成まで四つの時代を生きている。昨日も今日もばたばたとしており、祖母に会いに行けなかったのが残念だ。明日死んでしまったらどうしよう、と思う。長生きするのは心身共にしんどいことだと思う。にもかかわらず、もっと祖母には生きていてほしいと思う。でもそれは自分のエゴだということもよくわかっている。
母が亡くなった年齢にわたしが達するまでにおおよそ10年余。母と同じ年で死ぬとすると、これからの人生は、「残りの人生」と言っていい。もし、祖母の年まで生きるとすると優にあと半世紀以上も生きなければならない。この差はものすごく大きい。自分がいつ死ぬかわかっていたら、もっと生きやすいと思う。
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vendredi 13 mars 2009
いただきものの、東京の村上開新堂のクッキー・・・ではなくて、正確には四代目の娘さんの山本道子さんのお店、ずばり「山本道子の店」のもの。と言うのは、村上開新堂のお菓子は、紹介がないと買えないので。
寺町二条の村上開新堂は、紹介がなくても予約をして我慢強く待てば買える。それにしても東京と京都、どんなつながりがあるのだろう?好事福廬(こうずぶくろ)、東京の店では「みかんゼリー」と呼んでいるようだけれど、これも明らかに同じものでは・・・?実は仲が悪いのだ、といった話もちらっと聞いたけれど、謎。
まだ子どもに近い年齢だった頃、誰が書いたものだったかも題名も忘れてしまった食エッセイでこの店を知り、どうしてもここのお菓子が食べたくなった。レストランのデザートにも供されるという、カラフルなゼリーも。つまり憧れたのだ。いつもそうしていたように、一応母に訴えて(笑)みたものの(たいていはにべもなく却下される)、京都なら何とかなったかもしれないが、彼女の広い顔をもってしても東京にはつてもなく、決して口に入ることはなかった。
緑のは抹茶、黒のはチョコレート。マーブルクッキーとは言いながら、渦巻きとゼブラ柄。味のバランスを考えて、マーブル模様より均質に種が混ざるようにしてあるんだって。薄くって、ぱきっとしたオーソドクスなクッキーだった。
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mercredi 11 mars 2009
小豆のニューヨークみやげ、 Fat Witch Bakery のブラウニー。Baby と表示してあるところを見ると、ミニサイズかな?アメリカのお菓子事情にはあまり詳しくはないのでよくわからないのだが、有名なお店のようだ。
おやつにコーヒーと共に食す。胡桃入りじゃないのがうれしいな(笑)。表面はかさっとした感じ、生地はしっとり、良い香り。これは絶対おいしい、と食べる前から確信。一口食べて満足。すんごくおいしい!!濃厚。アメリカのお菓子らしくとても甘くてとろけるよう・・・。小豆?今度は1ダースくらい買って来てね(笑)。
ニューヨークは蜂蜜がおいしいと人から聞いたので、と、市場で養蜂家(?)の老夫婦の店で買ったという、くまさんのボトルに入った蜂蜜。
そして女子アイテムを一つ。SABON というお店のバスボール。とってもいい香り・・・。優雅におふろに入りたいものです。
小豆、いろいろありがとうね(^^)。
ニューヨークみやげをもらって、おみやげ話を聞く。いろいろなところに行ったようだが、特によかったのが、自然史博物館だったと言う。何があったの?と聞くと、「恐竜」。他には?「骨」。わたしには理解できないかもしれないが、きっと楽しいところなのだろう。
小豆もわたしと同じ職業であるので当然(?)、ニューヨーク公共図書館を訪ねたと言う。とにかく、規模が大きく、造りも重厚で、図書館と言うよりも美術館のような感じだったそうだ。ニューヨークはどこでもセキュリティーチェックが厳しいが、たとえ図書館と言えども、入り口にはガードマンが立ち、入館・退館のたびに、持ち物のチェックが行われるのだそうである。
The New York Public Library、ニューヨーク公共図書館。知っておかなければならないのは、Public(公共)の意味だ。これは単に、「公立」の意味ではない。有志がお金を出して建てた会員制の図書館ではなくて、真にpublic、誰でも利用できるような「私たちの」図書館が欲しいという人々の思いから、アメリカの公共図書館は生まれた。だからpublic という言葉には、アメリカ人の矜持と思い入れがあるのだ・・・と、昔、先生は教えてくれた。
『未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告―』(岩波新書) 菅谷 明子/著 岩波書店 2003年
ニューヨーク公共図書館について非常に詳しくレポートされている。今、日本でも盛んに行われるようになってきたビジネス支援の口火となったと言ってもよい名著。日本の図書館が危機に瀕している今、もう一度きちんと読み返したいと思う。
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lundi 09 mars 2009
パリみやげにありがたく頂戴いたしました、アルノー・ラエールのチョコレートたち。パリセヴェイユのシェフの師匠ですから、パリへ行ったらば、必ず訪問したいものであります。
ミルクチョコレートにかりかりした塩キャラメル(と言うより、砕いた飴)が混ぜ込んであるタブレット。フランス人が大層好む、クロッカンな食感。チョコレートは日本人好みのミルク味だと思う。ただけっこう塩味が効いているのでディープ・インパクト!一瞬、塩粒が入っているのかと・・・(笑)。
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ロッシェ・モンマルトルはたぶんこの店のスペシャリテだと思う。「モンマルトルの岩」ね。
ブラックチョコレートとミルクチョコレート二種類の、一見ごくふつうのアーモンドのロッシェなれど、さにあらず。一ひねり、二ひねり加えられたロッシェなのだ。
大きさはまちまち。口に入れて、かりっと噛むと、あるときはオレンジが香り、あるときはしょうがが香り、またあるときは塩粒が舌を刺激する。よくよく観察しないと見た目ではわからないから、噛んでみるまでのお楽しみ、と言ったところ。ふだんロッシェを得意としないわたしだけれども、意外性とおいしさにすっかり夢中になった。
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samedi 07 mars 2009
蔵書点検明けはいつものことながら土曜日で、予想はしていたもののほんとに返却ホストの一人でもほしいくらいに忙しかったよ。休館中とは逆に、今日は黙っている暇がなかったねぇ・・・。皆さん、図書館を愛してくれてありがと。予約本の当番だったので、カウンターを見ながら利用者に電話とFAX。取り置き棚に本を組み込んだり。あまりに多すぎて結局収まり切らず。今日の作業で左手の中指と人指し指の爪を折る。何これ?格闘技か(笑)?で、うっかりその鋭い切っ先で腕をかいてしまって傷。あらら~、危険!
根は真っ白、葉っぱは青々としたおいしそうな小蕪が二つで105円で売っていたので、夕食は小蕪のスープ煮。適当な大きさに切った小蕪をコンソメで柔らかくなるまで煮るだけ。そのときにセロリの葉を入れて香り付け。塩・こしょうで味を調えて、最後にほんの少しのバター。蕪を取り出して、同じスープで切った蕪の葉をさっと煮る。簡単。でも蕪がとろけるくらい柔らかくなって、とてもおいしい。セロリと少しのバターで、台所が洋食屋さんとかビストロみたいな匂いでいっぱいになる。
畑菜・菜の花・水菜に蕪・大根。白菜・ブロッコリー・カリフラワー・キャベツ・・・。冬の間はほんとに毎日アブラナ科ばっかり食べているような気がする。ここまで食べるとは、好物なのかも・・・。そのうち「野球狂の詩」の人みたいに口からアブラナの芽が出そう。
明日はお休みなのでゆっくりしましょう・・・ということで、夜中おやつにコーヒーとボナのチョコレート。「カカオのロマネ・コンティ」、チュアオ。
さすがにおいしいボナのタブレット。今まで少し手に入りにくかったけど、今年伊勢丹で数年ぶりに出ているなあと思っていたら、どうやら広尾にショップができたらしい。タブレットなのにケースに入れられて、高級な感じになってたのが、非常に日本的演出のような気はしたが(笑)。
WBCなどをちら、と見る。予想外のすごい試合になっていた。韓国チーム、国に帰れないんじゃないかなあ・・・。南無~。
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vendredi 06 mars 2009
ようやくPCが退院して参りました。SDカードをDVDの挿入口に入れてしまうなんて、これって車の運転で言うなら、高齢者に多いという、ブレーキとアクセルを踏み間違えて・・・ってやつ??情けなや~。
振ったら出てくるかもという期待もむなしく、プロのお見立てどおりに、分解となりましたが、覚悟をしていたような大事にはならずに済んでほっとしております。PC入院中は、ほとんどネットからも離れていました。私的にPCを使うようになったのはたかだか10年ほど前からに過ぎないと言うのに、今やネットがない生活がとても不便に感じます。でも考えてみれば不思議なもので、20年ほど前には世界中のほとんどの人は皆、こんな生活だったんですよね。ネットなんて軍事用くらいしかなかったんだから・・・。
仕事は、2年ぶりの蔵書点検をやってました。蔵書点検とはつまり、資料が原簿どおりにちゃんとあるかを調べる仕事です。赤外線HHTを使って、書架で資料を1冊づつスキャン。それが完了するまでは、それぞれが持ち場でひたすら黙ったまま進める作業。人と接しない仕事の方がわたしはほんとは好きなのだと実感するのがこんなとき。それが終われば、エラーリストの処理と「不明予定資料」のリストを片手に書架を捜索。この作業に入ると、ようやく人としゃべります。
2年ぶりでもあるし、けっこう無くなってるだろうねぇ・・・。まあ、有り体に申し上げれば、「盗られている」、ということですね・・・。
「あ~、『小説モーゼ』やられてる~」 「え、そんなものまで?汝、盗むなかれやっちゅうねん・・・」
「げっ!!『中国古典文学大系』がまた減っている!こんなんじゃもう「大系」じゃないよ」
「『中国古典文学小系』に名前変えとく?」
「○○ ○○の小説、ごそっといかれたよ?」 「○○ ○○ってさ~、みんな「大作家」やと勘違いしてるよね~」 「そうそう。本人さんも自分が大御所だと思ってる・・・」
「けど、書いてる作品の内容ってやおいと変わらんし・・・。男・男か男・女の違いだけ(笑)」 「つまり●ロ小説家に過ぎない・・・」
N女史がわたしに前回の「蔵点計画表」を見せます。「これ見て」と指差す場所には、返却ホストの文字が。もちろん返却ポストのミスタイプなのだけれど、彼女はこの字面が気に入って、このもういらない書類が捨てられないのだと言います。
「いたらいいよね~、返却ホスト!!」 「黒服着て長い髪して、ギラギラしながら書架に本を返却してくれるの~(笑)?」 「そうそう。利用者にもわたしたちにも、さっと資料を渡してくれたり、何か書こうとするとさっとペンを差し出してくれたりするの」 「ひざまづいて??」 「それから書架でレファレンスを受けると、カウンターまで「○○さん、ご指名です」とか呼びに来たりもする・・・」 「そ、それは・・・。利用者サービス向上のためにもぜひ返却ホストの採用を上申すべき!」
プライベートでは、近所の弟たちの新居を訪問したり。その帰りに梅小路公園で梅を見たり。いや~、イマドキの新築マンションってこんなのなんだなあ、という感じ。規模、敷地も広いし、エントランスからして高級ホテルみたいなの。部屋も広くてとても明るい。いやはや驚きました・・・。梅はちょうど見頃でありまして、大好きな白梅の香りに癒されました。白梅の香りの香水があれば・・・と思います。
assamさんより、うさぎやのどらやきなどをいただきまして、おやつも充実。ありがとうございます(^^)。これはまさに幼い頃母にねだった「ドラえもんのどらやき」です。つまりはこちらで言うところの「みかさ」。生地と言い、餡と言い、オーソドクスかつ美味。あんこ好きの友は外遊中のためにおすそ分けできず。
そんなこんなでPCのない間も、ぼちぼちやっておりました。ご心配おかけいたしまして申し訳ございません・・・。またぼちぼち書きますので、よろしくお願いいたします。
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mercredi 25 février 2009
今日は2ヶ月ぶりに、焼き菓子塾に行って、りんごのタルトを作った。いつものパート・シュクレに、クレーム・ダマンド、ちょっと違ったのはクレーム・ダマンドの中に、りんごのマルムラードを混ぜ込むこと。
以前とはちょっと勝手が違ったこともあるのか、集中力を欠いてしまって、あんまりよい仕上がりにもならなかった。縁が少し一部沈み込んでしまったのは、りんごの上にバターを置き過ぎたため。たまたま教室に出て来られていた津田先生の指摘。それにしてもこの塾、今日は特にかもしれないが、岐阜、東京、四国から定期的に来られている方や、製パン講師の方など、なんかすごい人が多いなあ・・・。
多少の難はあるものの、一応は見られる仕上げまでは持って行き、時間が押していて十分に荒熱がとれないうちだったが、いつものように写真を撮ってから、箱に入れて帰途についた。
最寄のバス停に着いて歩き出したそのとき、急に箱の取っ手が破れてお菓子は箱ごと横向きに落下。荒熱を取らなかったため、箱の紙が水分を吸って弱くなって、破れてしまったのだ。
おそるおそる箱を覗くと、表面にきれいに並べたりんごがぐちゃぐちゃになり、クレーム・ダマンドも崩れて、見るも無残な有り様に・・・。
ああ、このタルトはわたしの身代わりとなってくれたのね???お守りじゃあるまいしそんなバカなことがあるもんか!!
こういうことって、想像以上にダメージが大きいものだ。鬱気味の人なら、発症のトリガーになってもおかしくないくらい・・・。何か、自分の人生すら考えてしまうなあ・・・。がっくり・・・。
そしてさらに、先ほどこの日記を書くに当たって、お菓子の写真をアップしようと、デジカメのメモリ(という名前だった?)をPC本体の挿入口に入れようと思ったところ、何を思ったか、CDやDVDの挿入口に入れてしまった。ころん、と吸い込まれ、はっとしたときには既に遅かった。小さなメモリはブラックボックスの中に・・・。
PCを傾けて振ってみたけど出てこない。それどころか、からからという音もしない。裏のちょうど挿入口のあたりに、小さなねじで止められた蓋があったので、わたしがこんなことをやればさらにひどいことになりそうな予感におびえながら開けてみるも、どうなってどこに繋がっているのかさっぱりわからず・・・。結局、開けてはみましたが・・・という感じで、蓋をもとに戻す。なので、写真は載せられません。
と言うわけで、途方にくれております。どうやったらメモリ(?)を取り出せるのでしょうか・・・?
しばらくはデジカメも使えないし、CDやDVDも入れられません。もとよりPCを立ち上げて使ってもよいのかさえ不明・・・。
これは何かの呪い?わたしが何をしたと言うのでしょう。昼間、某、大阪の橋○知事の、国際児童文学館がらみのニュースを見て、真剣に、この男、万死に値すると思ったことへの呪い返しでしょうか。
取り込み中、たまたま友達からケータイにメールが来たので、事情は書かずに、「へこんでいます」と書いたところ、すぐに「ごだいりきに行ったから?」と返信が来た。
えええ~!!あなたは霊感でもあるのですか?でもわたしとしては、軍荼利明王が今はちょっと相性がよくないかもと思っていたところなので、思い当たるふしも無きにしもあらず。
と、いうようなことは置いておくにせよ、わたしは途方に暮れております・・・。今晩の心は荒れ模様でしょう・・・。
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samedi 21 février 2009
ハニービスケットを作るのに、何がいるでしょう?
牝牛が一頭に、蜜蜂が千匹、サトウキビの畑・・・。
『「ハニー・ビスケット」の作り方』 メレディス・フーパー/文 アリスン・バートレット/絵 やない かおる/訳 あすなろ書房 1997年
絵はあまり好みではなかったものの、この本は秀逸。作者の家に代々伝わるビスケットの作り方を追いかけながら、おばあさんが楽しげに孫の男の子に食べ物の来歴を語る。食べ物がどこから来ているのか。これは人が絶対に忘れてはいけないことだ。今盛んに言われている、「食育」という文脈でとらえてもいい。シンプルに「おいしい絵本」「レシピ本」ととらえたっていい。
おお!と思ったのはラストから二番目の見開き。
ハニービスケットを作るのに必要なものはそれだけではなかった。
土とあたたかいお日さまと雨と・・・、とおばあさんは続ける。
「このおばあさん、大物や・・・。哲学者や・・・。」職場で児童書のスペシャリストといっしょにこの本を読んでいて思わずこう言った。
「このおばあさん、「因」(牝牛やみつばちなど)と「果」(ハニービスケット)だけと違って「縁」(土やお日さまや雨)のことまで言うたはる。「縁起」やねん・・・」
なるほど。この本は浄土真宗のお坊さんである、釈徹宗(しゃくてっしゅう)師がご自身の著書で紹介しておられたのだ。「縁起」の思想こそ、仏教のエッセンス。根幹である。
巻末に、ハニービスケットのルセットが公開されているので試作。
次回の絵本の読み聞かせはこれにしようかと話がまとまり、実際にビスケットを作って持って来ようか?ということになったのだ。でも子どもに食べてもらうわけにもいかないのでつまんないか。一番いいのは、少人数の子どもといっしょにこの本を読んでそのあといっしょにビスケットを作ることなんだけど(笑)。子どもにはこういう教育をしたいものだな。
作り方は非常に簡単。生地を混ぜたら手で丸めるだけ。
おっと!!なんとしたこと。。薄力粉が50gほどしかない!買いに走るか・・・?ま、いいわ。と強力粉で作る。かなりの荒技。
焼成は175℃で12~15分に指定されていたが、うちのオーブンには175℃の設定がなかったので170℃15分で焼成。
焼き上がりはちょっとマカロン・ド・ナンシーのような、あるいはそばぼうろのような感じになった。
午前中に作って、午後のお茶の時間に食す。シナモンの香りも高く、はちみつもふんわり香る。強力粉で作ったことにもよるのかはわからないが、かりっとして香ばしくて、とてもおいしい。
ううむ。お菓子ってやっぱり気合入れて作ったときよりも、気楽に、ざっくりと作ったときの方がおいしいような気がするなあ。。。
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mercredi 11 février 2009
イマドキの10代のお嬢さん方のヴァレンタインは、友チョコが主流で、しかも手作りが掟なのだそう。時には乙女な男子までもが手作りチョコをくれたりするのだとか。いや~、手作りチョコなどと申しますと、甘酸っぱい思ひ出が胸に去来するでございますねぇ・・・。乙女でしたな、お互い・・(笑)。
毎年、そんなお嬢さんのいらっしゃる職場のTさんのお宅では姉妹そろってチョコレート作りの日があり、それが今年はまさに今日なのだとか。職場でそんな話を聞いているとわたしもどうにも作りたくなってしまって、材料を買って帰って、夕食後に制作。
ガナッシュには、ほとんどピュレ状になるまで細かく刻んだオレンジピールを入れて、コアントローで風味付け。わたしはチョコレートと柑橘、特にオレンジとの組み合わせが大好きだ。仕上げは簡単に、ココアまぶしで。ガナッシュを丸めるときの楽しいことと言ったら!泥だんご作りのようなものだ。まあ、土の中から掘り出したトリュフ、ということで。
濃い目のコーヒーとともに食す。かなりのビター・テイスト、オトナの味です。
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jeudi 05 février 2009
今はすっかり、ショコラと言えばフランスだけれども、それは実はそんなに以前からではない。
ベルギーの、大粒でころんとしたプラリンヌ、あのすばらしくおいしい、新鮮さが命のマノン、スイスのミルクチョコレート。伝統的に、ショコラと言えばベルギーであり、スイスであり、フランスはちょっと遅れを取っていた。それが今押しも押されもせぬショコラの国になったのは、ラ・メゾン・デュ・ショコラのロベール・ランクス氏から、ということになるのでしょうか。どうなんでしょう?
フランスの今どきのボンボン・ショコラのスタイルと言えば、四角く切ったガナッシュやプラリネに、かんだらぱりんとはかなく割れる薄いクーヴェルチュールをかけたもの。小粒で、つるんとした仕上がりはほんとにスタイリッシュ。
写真はフランク・フレッソンのもの。シンプルなボンボンショコラが黒い箱にきっちりと詰められている様子は、ショコラ・モデルヌとでも呼んでみたい美しさがある。
ガナッシュの風味も多彩。中には、柚子、黒胡麻といった「融合」もあって、それも今どき。
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jeudi 29 janvier 2009
ツッカベッカライ・カヤヌマで買ってきた、テーベッカライ。極めて上質で、大層おいしいと聞く。。。
見たとおり、缶に本当にきっちりと詰まっているので、最初の一個がなかなか取り出せない。力を入れれば割れてしまいそう。数学的に緻密な計算がなされた上で詰められているのかも・・・(笑)。
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種類は三種類。四角いのは、シナモン風味の生地にラズベリーのジャムを薄くはさんだ、シナモン。丸くて茶色い、マカロンみたいなのが、ウィーンの工房で作られたオリジナルチョコを使った、チョコレート。二枚の絞り出しクッキーの間にチョコレートがはさまっている。丸くて白いのが、アーモンドパウダーたっぷり、ヴァニラ風味のバニラ。
どれも、バターをふんだんに使った、とてもリッチなクッキー。口に運んで、ほろりとくずれた瞬間に、おお!と思うようなおいしさ。食感も、その際立った風味も、まさに「上質」という言葉がぴったりだ。ちょっとこんなクッキーは食べたことがないなあ・・・。ん?一度だけあるかも??昔、ウィーン菓子を習ったとき、先生が作ったヴァニレキプフェルンは、この詰め合わせの中の「バニラ」と同じくらいにおいしかった。しかし、ここまでクッキーをおいしくしようと思ったら、材料(費)に糸目はつけません、といった感じでやらないとできないだろう。
確かに。いいお値段(笑)。しかし、とてもリッチな生地のため、一回のお茶の時間につき、一種類づつ三個食べれば十分満足するのでかえって経済的か(笑)?少なくとも、柔道部や相撲部男子たちのおやつに出してはいけないだろう。
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mercredi 28 janvier 2009
今日から京都でも、サロン・デュ・ショコラ開幕。今年も狩りのシーズンなのね(笑)。幸い今日は公休日だったので、朝一番に参戦。開店5分前に行ったのだが、今日のセミナーの整理券はすべて配布し終わっていた。
時間節約のため、9階の大階段横の入り口から入店する。まずベルナションのブースに向かうが、既に長蛇の列で、行列もなかなか進まない。売り子さんがいないなどという声も聞こえたが、昨年も同じようなことがあった。どうして毎年初日は混乱するのだろうか。本を読みながら待つので行列もそんなに苦にはならないが、40分ほどで順番が回ってきた。
会場を見れば、やはりベルナションとアンリ・ルルーが一番の人気のようで、いつまでたっても行列はなくならない。そして理由はわからないが、ロレーヌの、フランク・ケストナーも大人気のようだった。さすが初日ともあって、ショコラティエも多数来店しており、各ブースで写真撮影を頼まれたり、サインをしたりしていたが、わたしもつい、アルノー・ラエール氏と握手してしまった(笑)。
わたしは東京の会場で買ったのだが、今年はボナが出ていた。ここのタブレット(板チョコ)は種類が多く、とてもおいしいのでタブレット好きには大変おすすめだ。他には、メッスのフランク・フレッソンのボンボン・ショコラと、アルノー・ラエールのものを少々買った。
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.ベルナションのボンボン・ショコラ。美食の都リヨンの名店だが、長くリヨンから出なかったため、日本においては知る人ぞ知る名店だった。先代のモーリスさんは既にお亡くなりになっており、今は息子さんが継いでいる。今もリヨンにしか店を構えていないはずだから、リヨンに行く人はぜひ行ってみればよいと思う。
大粒で、ちょっとごつごつした感じのボンボン・ショコラは、イマドキの、小粒で皮が薄くてつるんとしたものを見慣れていると、ちょっとクラシックに過ぎるといった印象を受けるかもしれない。味も、甘味のしっかりした(もちろんカカオの風味も)昔ながらの味わいだ。これも既に古典の域なのかもしれない。甘いながらも、プラリネの風味などは抜群だ。プラリネが苦手なわたしが言うのだから間違いない(笑)。スペシャリテは、円盤状のpalet d'or(パレ・ドール)漆黒のショコラに金箔が映えて、蒔絵を思わせるような美しさだ。
昼から散髪に行ってすっきりする。手相を能く見るという新しい同僚が、一番手っ取り早い厄落としは、爪を切ることと髪を切ることだと言った。節分前の厄落としだ。
ほんに今夜は節分か、西の海より川のなか落ちた夜鷹(よたか)は厄落とし、豆沢山(まめだくさん)に一文の銭(ぜに)と違って金包み、こいつあ春から延喜(えんぎ)がいゝわえ
節分の頃になるといつも思い出す三人吉三。節分には厄落としをすると決まっている。さっきもベルナションの話で、つい先代が・・・なんて書いたけど、歌舞伎を見ながらついつい先代が・・・などと言ってしまうと、どうも年を取ったなあ・・・という実感が湧いてきてうれしくない気分になることよ(笑)。
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mardi 27 janvier 2009
伊勢丹で友人と待ち合わせて、買い物をしてから友人宅を訪問。早めに行って、あれこれ見て回る。新宿はちょっとごみごみし過ぎていて実はあんまり好きでもない街だけれど、伊勢丹は好き(笑)。京都よりも一週早くサロン・デュ・ショコラをやっていたので一通り見て回る。ベルナション、アルノー・ラエール、アンリ・ルルーなど、カリスマたちが各ブースに勢ぞろいだ。土曜日だということもあってか開店直後だというのに見る見るうちにブースに行列ができていた。
地下に降りて昼食のためのお買い物を始めて、途中で友人と合流。ちょうど「冬の京都の美味」という催しをやっていた。京都のものを見るとは思わなかった。
いや~、やっぱり新宿伊勢丹の地下は楽しいな♪ワイン売り場も広くて見やすい。手ごろなプロセッコを1本購入。メゾン・カイザーで、いちじくのパンと、ギャラリー・ラファイエットのための配合で焼いたパン(名前は失念)。ここのパンはおいしいと思う。こっちの伊勢丹でも扱わないかなあ・・・。アンデルセンだけではどうも・・・。
こっちのエディアールではお惣菜も売っている。
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クライネ ファイエルンのフィンガーフード。どれもほんとに小さく、精巧に作られているし、お値段も相当のもの。でもこういうものにもそこそこニーズがあって商売が成り立っているというところが、東京という街の圧倒的な人の多さを感じさせる。
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お菓子は思い切りかわいいのを。娘のさくちゃんも喜んでくれそう。
ロリオリ365のケーキ。この店は、表参道のアニバーサリーの本橋シェフの系列(?)の店なので、さすがのラヴリィなデコレーションだ。中はいちごのショートケーキ。
買い物を済ませて初台の友人宅へ。途中、不動通り商店街でさらに中華などを買って帰宅。不動通りは生活密着型の商店街だけど、やはりちょこちょこ新しい店ができており、少しづつ小奇麗になって行っているなあ・・・。
着いたらまずはF君の仏前にあいさつだ。ちょっと久しぶりやけど、また来たし。これから宴会やし。
みんなで昼食の準備。祭りだパーティーだと子どもたちも大はしゃぎ。そうだよ。久しぶりなんだから。食べることに飽きると、息子はくしやブラシを出してきてわたしの髪で散髪屋さんごっこを始めるは、レゴブロックをやろうと床一面にぶちまけるは・・・(笑)。
娘が、今日が借りていた本の返却期限だと言うので、みんなで散歩がてら近くの図書館へ行ってみる。地域密着型の小さな区立図書館だが、3階建てだった。図書館は歩いて行ける場所になくっちゃね。
散歩は、幡ヶ谷不動経由。
ここもそうだし、深沢不動、高幡不動など、~不動という地名が多いことは前から気付いていたが、目黒や目白といった地名が、そこにあった不動明王の(仏画だろうか?)目の色からきていると知ったのは最近のこと。不動明王への信仰は全国的に非常に盛んであるが、ことに東京(江戸)では盛んだったようだ。
帰ってきてロリオリのケーキでおやつ。切って切って~、とはやる息子に目がキラキラの娘。かなり気質が女の子のようだ(笑)。
お茶を飲みながらのんびり遊んで、名残惜しいけれど夕方に辞して、バスで新宿に向かい、夜、京都着。
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ホテルの向かいがクリスピー・クリーム・ドーナツだった。いつ来ても行列だったので未だに食べたことがない。昨晩は夜だというのにまだ行列していたので、まだまだ落ち着いてないんだろうかと思っていたが、さすがに朝はすいていたので、ドーナツの朝食を。
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まったく並ばなかったのに、まだほんのり温かいのを一つもらってラッキー。わたしは砂糖ごろもというものが大好きなので、このオリジナル・グレーズドはおいしいと思う。もう一つはパウダーレモン。粉糖がけのドーナツの中には甘酸っぱいレモンクリーム。
ホットコーヒーも味の好みによって、スムースかリッチかが選べたので、苦味の強いリッチを。
どこのものでもそうだけれど、ドーナツは揚げ立てから少し時間がたって、ほんのり温かい頃合いのが一番おいしい。冷めるとほんとに感心しない味になる。テイクアウトの場合、オリジナル・グレーズドは温めるのを勧めているようだけど、グレーズが溶けたりはしないのかな。
29階の部屋より西を見る。すごく東京っぽい景色。高いところから見渡すといつも、「あほと煙は高い所に上る」という言葉をつい思い出して、くすっと笑ってしまう(笑)。
部屋に配られた読売新聞を読んだりしながら、しばしのんびり。
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lundi 26 janvier 2009
ゆっくりとアフタヌーンティーを楽しんだあと、あともう一軒くらいお付き合いできますと言ってくださったので、溜池山王のウィーン菓子の店、ツッカベッカライ カヤヌマへ。
余談だけれども、東京にも気になる地名は多い。この溜池山王もそうだ。特に「溜池」って??(笑)。それとか「十二社池の上」。しかも「じゅうにしゃ」じゃなくて「じゅうにそう」。友人宅から帰るときにバスでいつも通るところなのだが、一度降りて見てみなければと思っている。・・・閑話休題。
落ち着いたファサード。お隣はオーストリア料理のレストランになっているようで、お菓子のイートインはなく、テイクアウトのみ。店内は落ち着いて、重厚な感じ。写真がないと説明もしにくいけれど、ウィーンの老舗コンディトライ(デメルとかね)の雰囲気。黒っぽいどっしりしたテーブルにたくさんのクラシックなお菓子が並んで、その色が映えているような。
つやつやと黒光りするザッハトルテにカルディナルシュニッテン、おー。シュネバーレンまで!こちらではウィーン菓子の店はあまりないのでうれしいな。ドボストルテがあったら絶対に買おうと思っていたが、残念ながらなかった。
予定どおりザッハトルテとテー・ベッカライを買ったものの、どうしても生菓子が買いたくなって、一つだけ購入。夜にホテルで食べよう。
お買いものを済ませて、溜池山王の駅でassamさんとお別れする。また次回、京都か横浜で(^^)。
夕闇は迫ってきていたけれど、赤坂まで歩いて赤坂サカスをくるっと見物。そう、わたしは物見遊山が好きだ(笑)。
Bizタワーのすぐ近くの、「みやざき料理でんでんでん」にて、チキン南蛮とビールの夕食。このお店は、以前angelさんが日記で紹介されていたお店で、そのとき拝見した、チキン南蛮の写真がすごく印象的だったので、チャンスとばかりに来てみた。すっかり参考にさせてもらっております(笑)。
わたしは本場のチキン南蛮を食べたことがない。写真ではすごくこってりしていそうに見えるが実際はそうでもなく、甘酢も甘さ控えめのすっきり系で、タルタルソースはさらし玉ねぎがたっぷりで、サラダのような軽い味。甘酢もソースも、鶏肉そのものもおいしくて、ぺろりと平らげた。お店の人の話では、現地のものはもう少し甘めの味つけで、ごはんによく合うのだとか。ここではお酒に合うようにあまり甘くはしていないとのこと。突き出しで出てきた、いかの明太子和えと、ピクルスのようなサラダもおいしかった。最後においしい金柑をサービスで出してくださったのでありがたくいただいて帰る。
ホテルは新宿。どんどん西進しております。このまま甲州街道を西へ向かって、甲府に行こうかなあ・・・(笑)。
サザンテラスは、青色発光ダイオード。最近はほんとにどこでもイルミネーションだ。
ホテルは、ホテルセンチュリーサザンタワーの29階の部屋。チェックインしてほっこりとする。異常に暖かな一日だったので、コートを着て歩き回っていたら、けっこう汗をかいていた。
さて。落ち着いたことだし、買って来たケーキを食べようかな(笑)。スタバでコーヒーを買ってきて、ついでにフォークも1本いただいてきた。
クレームシュニッテン。陰でよくわからないけれど、ヴァニラビーンズの粒々がすごい。薄い折込みパイの間は全部濃いカスタードクリーム。「クリームの切り菓子」という名前どおり、これは、クリームの、クリームによる、クリームのためのお菓子だった。しかし残念ながらちょっとわたしの好みには合わなくて、完食できず。
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ザッハトルテ。別売りの生クリームは買わなかった。
つやつやと黒光りする、この美しいザッハグラズュール・・・!昔、ハイナーで、このグラズュールをザッハマッセに上掛けする工程を見学させてもらったことがある。ザッハグラズュールは作るのが難しいのだが、うまく調整されたグラズュールを大胆に、一気に上から流しかけると、黒くつやつやした美しい仕上がりになる。
本物のザッハグラズュール。久しぶりにに食べた。中には軽やかなザッハマッセにアプリコットジャム。古典だなあ・・・。古典はいいものですよ。
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mercredi 21 janvier 2009
月曜日、ライブ王にデジカメを預けて ついうっかりとそのまま帰ってしまった。昨日お菓子の写真を撮ろうとして初めてそのことに気づく。長い間カメラなしでも困るので、遅番終わってから西院のスタバで待ち合わせて忘れ物を受け取る。
家と職場の間、つまりふだんの行動半径にはスタバがないので、最近ではあまり行かなくなっていたが、たまに行くと新しいメニューが出ていたりしておもしろい。ヴァレンタイン・ドリンキングチョコレートという季節メニューを飲んでみた。甘くてとろっと濃厚でおいしい。ふつうのモカの比じゃないなあ。
汗をかいた後の冷えと、納戸のほこりがきっと悪かったに違いない。案の定、といった感じで風邪をひき、体力、気力とも大幅に減退。今風邪をひくのは非常に困るのだが、運が悪いのを嘆いてもしかたがない。薬を大量投与。明日で80パーセントの治癒を目指すが治らなければ予定もキャンセルを余儀なくされるかも。ほんとは耳鼻科に行けたらいいんだけどなあ。明日の仕事をャンセルしたいが(笑)。
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mardi 20 janvier 2009
朝9時過ぎに起きたら腰痛だった。昨日のライブのせいか。やはり寄る年波には勝てないようだ。痛む体に鞭打って、プラごみ出し、普通ごみ出しと、火曜の朝の仕事。洗濯をしながら、ガレット・デ・ロワの朝食。昨日心斎橋に行ったので、大丸地下のポールで買ったものだが、衝撃で見事にフイユタージュがばらばらになっていた。そう言えば今年はガレット・デ・ロワをまだ食べていなかった。まあフランス人じゃないからいいんだけどさ。しかしオーブントースターで少し温めて食べると、やはりおいしいものではある。
コーヒーを飲みながら洗濯待ちでぼ~っとしていると、ふいにムース・オ・ショコラが作りたくなった。しかしあると思っていたチョコレートが知らぬ間に父親に食べられてほとんどなくなっていた。仕方がないので近所の店に板チョコ1枚買いに行く。ちゃちゃっと作って、冷蔵庫へ。おやつの時間が楽しみだ。
なんだかんだと雑用開始。自宅待機していた甲斐あって、ようやく回ってきた古紙回収車をつかまえた。あわてて外に飛び出して車を呼び止め、痛い腰に鞭打って、重い本の束などを何往復もして階下へ運ぶ。やっとたまっていた新聞やら本やら段ボールやらを処分できてすっきりだ。
楽しみなおやつは、ムース・オ・ショコラ。グランマルニエ風味で。お~!これ、テキトーに作ったのに、ヤバいくらいにおいしいわ。計量すらもだいたいで、ちゃちゃっと作ってもおいしいのがこういったビストロ&家庭系デセールのよいところ。あなどれませんよ。
夕方、納戸を片付けていると、弟とわたしの、幼稚園時代のアルバムが出てきたので眺める。こう言ってはなんだが、うちの弟は本当にかわいい。今はすっかりおっさんなのは言うまでもないが、あらためてアルバムの写真を見れば、もう、自分の息子にしたいくらいのかわいさだ。これはトモちゃんにも見せなければ。
入園式や卒園式の集合写真を見ると母親たちは100%和装だ。今はそういうセレモニーに和服を着ていく人はほとんどいないと思うが、わたしたちの子どもの頃は、そういう文化がまだ色濃く残っていたのだ。普段着ですら和服のお母さんもさして珍しくもなかった。昭和は遠くなりにけり、だ。
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mercredi 14 janvier 2009
明日15日は小正月で、小豆粥の日。なのだけれどもあんまり好きではないので作らない(笑)。代わりと言ってはなんだけど、小豆のお菓子を作ろうかな、と思って、みかさを作った。初挑戦だ。
すっかり体力がなくなっているので、メランジュールはやっぱり便利。なんせ全卵3個泡立てるのでも近頃はしんどいんだからねぇ。年寄りにこそ便利な道具を(笑)!
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フライパンで焼くのってなんだか楽しいな。出来上がりは、みかさと言うよりあんこのホットケーキみたいになったけれど、上白糖と蜂蜜入りの生地は、もっちり甘くって、やっぱりちゃんと、みかさなのだった。
三笠の山に出でし月かも・・・
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lundi 05 janvier 2009
買い物に寄ったモリタ屋で見つけたこのチョコレートが思いのほかおいしかった。なめらかな口どけ。思わず二粒、三粒と・・・(笑)。
ラルベラというメーカーのもので、おフランスものらしい。プレーンとカプチーノの2種類があって、これはプレーンの方。
入り口入ってすぐのワゴンに、箱をたくさん積んで、特価438円で売っていた。ほんとは600円以上するようだ。箱を持つとずっしり重くて、たくさん入ってるんだろうなあ、と思ったらやっぱりそうだった。おいしいし、たくさんあるし、腐らない。お買い得だなあ、これ・・・。ラッキー♪
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samedi 03 janvier 2009
今年も楽しくお菓子が作れますように、と今日は「焼き初め」(笑)。
ちょっとお正月っぽく(?)、柚子のクグロフ。カトルカールの生地に柚子の皮のすりおろしを入れて香り付け。仕上げには柚子の果汁のグラスを塗って酸味をプラス。
朝起きて、お雑煮の用意をする前に、型にせっせとブレ&ファリネ。この型、買ってから初めて使うんだよね~。なんかわくわく。
おお、なかなかきれいにできたかも。ふんわりした柚子の香りの生地に、グラスの酸味が爽やか。
おいしいねぇ・・・。正月だ!ご祝儀相場だ!景気よく自画自賛だ!
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いただきもののコーヒーとともに、おやつの時間。
ほんのちょびっとしか入っていない、とっても高級そうな、ブルーマウンテン№1.「高品質のウォーレンスフォード農園」・・・って、紅茶みたいに農園指定か?
香りがいいです。ちょっと黒糖みたいな風味もします。でも貧乏舌なので、実はよくわかっていません・・・(笑)。
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mercredi 24 décembre 2008
かもめさんからいただいた浅草みやげは、亀十のどら焼き。どら焼き、というのはこのへんでは「みかさ」と言うけれど、このどら焼きは、それとはまた違う。
特徴的なのはその生地。白くてふわふわで非常にあっさりしている。洋菓子にたとえるなら、卵白だけを使ったエンジェルケーキの生地みたいな。。。ちょっと米粉が入っている雰囲気もあるのだけれど、小麦粉だけみたい。
焦げ目の模様がなんとなくかわいい。かなり大きくて、食べ応えありそう。餡は手芒餡と小豆の粒餡との二種類。あんまりおいしそうだったのでどうしても食べたくなって、深夜1時に丸一個食べるという暴挙に出た!!
まず手芒餡のを食べた。生地は非常にあっさり。餡も甘さ控えめのあっさり系。手芒豆の香りが生きている。白隠元の香りって、独特で好きなんだよね~。小豆の方も、餡はあっさり甘さ控えめ。かなり大きいけれど、苦もなく食べられるのであった・・・。
浅草って、20年くらい行ってないけれど、この界隈、他にちょっと行きたいところも出てきたし、次回計画してみようっと。このどら焼きは、あんこ好きの小豆にもいつかぜひ献じなければねぇ。。かもめさん、おいしいものを教えてくれてありがとう(^^)。
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vendredi 19 décembre 2008
シュトーレンやパネトーネがお菓子屋さんやパン屋さんに並び始めると、年末なんだなあと思う。ドライフルーツが好きなので、わたしはどちらのクリスマスのお菓子も大好きだ。シュトーレンはけっこう見かけるようになったけれど、パネトーネはそれほどまでには人口に膾炙はしていないかも。そういうこともあって、おいしいパネトーネに出会えるチャンスは、おいしいシュトーレンに出会うよりも少ない。
わたしはパネトーネをなぜかワイン屋さんで買う(笑)。ワイングロッサリーで毎年予約販売されているパネトーネは抜群においしい。途中、メーカーが変わって、今はスカルパートという店のもの。
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リッチな生地に、ドライフルーツがたっぷり。原材料が書かれた紙を見ると、レーズンが12%、オレンジピールの角切りが7%、パート・ドランジュが4%、セドラ(レモンの一種)の皮のコンフィが2.5%。フルーツの粒が大きくて、断面もきれい。
生地も、ばさばさではなく、パンの柔らかさではないのだけれど、口に入れると絶妙なスピードで溶けて、リッチな風味が残る。ああ、これは決してパンではなく発酵菓子なのだなあ・・・と思う。
豊かな冬の朝。。。
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jeudi 18 décembre 2008
何日かにわたって楽しんだラデュレのマカロンももうなくなった・・・(泣)。鮮やかな色も楽しい、すべすべマカロン、パリのマカロン。とは言うものの、このマカロン、フランスからの空輸品ではなくて、モナコからの空輸品なのだそうで、ちょっと意外な感じがする。化粧品なんかでも、わりとモナコからの輸入品はあるけれど、なんでだろう?空路の関係?関税とかの関係?
ラデュレのは、さくっと歯切れよく、あんまりねちっとはしていない儚げなもの。中にはさんであるのも、バタークリームだったり、ガナッシュだったり、ジュレだったりと多彩で、どれも風味が抜群に良い。
これはローズのマカロン。香り高くて、まるでバラ園にいるみたいだ。真っ白なバタークリームがミルキーでおいしいこと・・・。このミルキーな風味が、バラの香りをふわっと包み込んで和らげる。バラのマカロンは絶対はずせない!
ヴァニラ。やさしい香り。バタークリームと生地が一体となって、少々ねっちりとした感じ。ピスタチオ。薄いペパーミントグリーンのクリームが美しい。ピスタチオの特徴的な香りがふんわりと広がる。
マロン。中に細かく刻んだ栗が入って、ほのかな栗のほっくりとした風味がする。フランボワーズ。中身はクリームではなくて、濃厚なジュレ、と言うよりもパータ・フリュイに近いもの。きゅっと甘酸っぱい。キャラメル。中身はとろっとした柔らかいキャラメル。とろ~っと、幸せ・・・。
レモン。鮮やかな黄色は、ちょっとキッチュなくらい?爽やかな香り。ショコラ。中身は濃厚なガナッシュ。カカオの香りが力強い。
マカロン、とはこんな形のものとは限らない。こんなマカロンは正確には、マカロン・ド・パリ(パリのマカロン)、またはマカロン・リス(すべすべマカロン)という。なぜなら、「マカロン」と呼ばれるお菓子は、パリだけではなく、いろいろな地方にあって、いろいろな形をしているから。地方菓子ってほんとにおもしろい。
『私のフランス地方菓子』 大森 由紀子/著 柴田書店 1997年
今でこそ日本でもフランスの地方菓子がよく知られるようになったけれど、これは大森由紀子さんの業績に負うところが大きい。1997年出版のこの本は、地方菓子を広く紹介した本の嚆矢だろう思う。
わたしも一冊、大切に持っているけれど、今調べたらどうも絶版になっているみたい。。。こんないい本を、もったいない!!
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lundi 15 décembre 2008
先輩が東京から買って来てくださった、ラデュレのお菓子。今年7月のオープンから、いつ行こう、いつ行こうってそればっかり思っていたのだけれど、今年は東京にもどこにも、一度も行けなかった。だからほんとにうれしい(^^)。
ラデュレ。昔からマカロンで有名なパリの老舗だけれど、一時はちょっと古くさい、というイメージもあった。でも中興の祖、(蓮如?)ピエール・エルメを経て、今やちょっと、時代の寵児みたいなところもありますね。
キャラメル・サレのルリジューズ。わたしの好きな古典菓子。ルリジューズというのは「尼さん」の意で、このお菓子の姿が尼さんに似ているからとも、模しているから、とも。
しっかり焼けたシューに、塩の効いた濃厚なクリーム。表面にたっぷりかかったこれもキャラメル味のフォンダン。尼さんの服の襟の部分はバタークリーム。
とろ~っと甘~い。。。古典はやはり良い。
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タルト・グリオット・アマンド。アーモンドとさくらんぼのタルト。これは想像したのとはまったく違うお菓子だった。しっかりしたタルト生地の中は、柔らかいアーモンドのムースに、煮たさくらんぼ、表面にはさくらんぼのジュレとシュトロイゼル。アーモンドクリームの焼き菓子かと思ったので、少々力を入れて切ったところ、あれ?と柔らかさにびっくり。
口に含むとアーモンドの香りに打たれる感じ。ナッツの香ばしさではなくて、アマレット。平たく言えば、強力な杏仁豆腐。甘さは控えめだけれど、香りが鮮烈なので物足りなさを感じない。
遅番終わって、先輩と会ってお菓子をいただいて家に帰って、晩ごはんもそこそこにしばしの幸せにひたる。マカロンも歯止めが利きません。。。
N先輩、ありがとうございます(^^)。
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dimanche 14 décembre 2008
十分に勝算のある戦に負けるのもショックは大きいが、最初から負けるとわかっている戦にやっぱり負けるのもむなしく、かなりいやなものだ。態勢を立て直し、捲土重来を期す。
戦いすんで日が暮れて、小豆と落ち合いパパジョンズ、どうぞ勝っていてくれよ、せめて君なと願うたに・・・。
同女の裏のシュクリエに行こうと思ったが、”店休日女”小豆の呪いは今日も冴え渡っているようで、当然のことのように店は休みだった。パパジョンズにて、マサラティー・チーズケーキとカフェ・パパジョンズ。ここはケーキも飲み物もけっこう高いが、それは原価が高いからだろうと納得できるくらい、使っている生クリームがおいしい。かなりブラックな笑いと共にしばし談笑。
昨日と今日と、自転車で出かけたのだが、3月までのわたしならしんどい何とも思わなかった距離なのに、少し疲れてしまって、今日に至っては筋肉痛まで少し出た。衰えたんだなあ、と思うと、これもがっくり。
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mardi 09 décembre 2008
今日は二ヶ月ぶりの焼き菓子塾の日で、スイートチョコのバナナロールを作った。今日はいつも以上に緊張。なぜなら今日の先生は・・・ドキドキ(笑)。
生地はココア入りの、別立てのビスキュイ。今まで別立ての生地には、きめが粗く、軽くふんわり、ざっくりしている、というイメージがあったのだが、この生地はそのイメージを覆すものだった。塾ではこの生地を「スフレ生地」と呼んでいたが、わたしの知っている「スフレ生地」の製法(バターと牛乳を鍋で溶かし、薄力粉を糊化させ、卵黄、それにメレンゲを合わせる)とは違っていた。しかしその食感は、スフレ生地に迫る。
そんな生地に焼くには、いくつかのポイントがあるようだった。まず、粉が少ない配合であること、グラニュー糖ではなく、上白糖を使うこと。粉が少ないので、シロップを打つと生地がぐずぐずになってしまうから、アンビベはしない方が良いとのこと。
卵黄の徹底した泡立て。特にこの卵黄の泡立ては重要なポイントのようで、この成否が生地の成否に直結するそうだ。しっかり泡立てていれば、敷紙と生地のはがれがよいとのこと。生地が持ち上がることによって生地と紙がはがれるので、卵黄をしっかり泡立てると生地の上がりがよくなるからだそうだ。
また、メレンゲを作る時に、泡立てる前から一度に全量の砂糖を加える。こうすると泡立てが重くなるが、きめが細かく、ベルベットのようなつやのあるしっかりしたメレンゲができる。
焼き上がりの表面の中央部に、若干色の濃い部分ができた。先生によると、バターを加えてから少し混ぜすぎたのかもしれないとのこと。混ぜすぎれば、焦げやすいらしい。
中身はスイートチョコレートのガナッシュとバナナ。バナナがもうちょっと真ん中に来てほしかったなあ・・・(笑)。バナナの埋め込みが足りなかった。
基本的な道具の扱い方もなっちゃいないし、毎回、たくさん学ぶことはあるのだが、今回は質問もたくさんして、さらに多くのことが学べたと思う。
人生に本当に必要な知恵は、たいていその早い段階で身に付けるべく教えられているものだ。これもそうだ。すなわち、
先生の話をよく聞きなさい。
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jeudi 04 décembre 2008
この提灯みたいな形の物体は何でしょう?
答えはバウムクーヘン。紫竹のズーセス ヴェゲトゥスのもの。いかにもドイツ的な響き~~いえ、個人的な感覚なんだけど、たとえそれが日常語彙であっても、なんでも大仰で、なんかすんごいもののように聞こえる(笑)~~の店の名前は、「美しい野菜」なのだそうで、ショップ・カードには「焼き菓子と野菜惣菜の店」と銘打ってある。お店は町家改装系。元は走り庭であったところを奥に進むと、そこが売り場。町家であった頃の配置そのままに、走り庭に沿って厨房。ご主人から、こんにちは、と声がかかる。店員さんが一人いて、ご主人ともども、お菓子についての説明が大変に丁寧だ。
バウムクーヘンはもちろん手焼き。量り売りになっている。プレーンと抹茶が定番で、それに季節ごとの味のが加わるようだ。冬の味は、ショコラスパイスだった。
表面にはグラスも何もかかっていなくて、丸い焼印のみ。香りよく、しっとりとした、やさしい感じだけれど、生地の味がしっかりと濃くておいしい。すぐに飲み込んでしまうのではなく、口の中でよく味わって堪能すべし。
ショコラスパイスのバウムクーヘン。店員さんが、赤ワインはお好きですか?と聞くので、はいと答えると、ではぜひこれを赤ワインといっしょに食べてみてくださいと言った。とてもよく合うのだそうだ。イメージとしては、ヴァン・ショーと言うか、ドイツのクリスマスマルクトの屋台で売っているような温かい赤ワインといった感じか。
包みを開けるとスパイスの香りが広がる。コリアンダー、シナモン、クローブ、アニス、ヴァニラが入っているのだそうで、これが独特な香りを生んでいる。
クグロフ。ドイツ的に言うなら、クーゲルフップフ。マリー・アントワネットが好きだったという、発酵菓子。菓子とは言うものの、実際にはパンに近い。生地にはレーズン。ふんわりとはしておらず、ばさっとした感じ。これもまた、生地がおいしい。ちゃんと噛んで味わえるようになっている。
他にはクリームに卵黄のリキュールを使ったシュークリームなど。これはやさしい味で、おやつによさそう。また、キッシュや野菜のお惣菜も、専用のショーケースがあった。もうすぐ出すというシュトーレンの試食をさせてもらう。真ん中にマジパンを入れたもので、これもスパイスの香りが豊かだった。
ドイツ菓子と言うと、重厚なイメージがあるかもしれないが、実際は必ずしもそうではないように思う。同じドイツ語圏のウィーンのお菓子の方に重厚なものが多い。
ドイツのお菓子、特に生菓子は甘さも控えめであっさりしており、一般的な日本人の好みに合っているように思う。
シュニッテ(ン)は長い長方形のお菓子を端から切っていったもの。トルテは丸いお菓子。ただし直径30センチが標準なので、とても大きく感じる。等分器を使って、厳密に、均等なデコレーションがほどこされていたりする。ここらへんにドイツ気質を感じたり。
カフェ・コンディトライと呼ばれる店では、オプションで泡立てた生クリーム(ザーネ)を頼むことができる。このクリームは甘くないが、注文すればてんこ盛り(笑)。ウィーンもそうだが、ドイツ語圏の人ってほんとに生クリームが好きなようだ。
いろいろと思い出したのだが、カフェ・コンディトライでの注文の仕方はちょっと変わっていて、まず、ショーケースで食べたいお菓子を告げると、店員さんが番号札をくれる。それを奥に持って行って、飲み物を注文するときに担当の人に渡す、というシステムだった。
お菓子を選ぶときに「ミット ザーネ」と言うと、てんこ盛りの生クリームがついてくる。こちらから言わなくても、店員さんが生クリームはどうするかと聞いてきたりもする。人の言ってることもさっぱりわからない、字も読めない、自分は英語もよくわからないドイツ。でもお菓子屋には行きたい。「ショーケースで食べたいものを指して、一言”ダス”と言え」と人から教えてもらったのを頼りに、わたしはミュンヘンで、ほとんど「ダス」と「ミット ザーネ」しか言ってないんじゃないだろうか。
作る、ということを考えると、フランス菓子は、生地とクリームの組み合わせ、といった感じなのだが、ドイツ菓子は、なんとかタイク、なんとかマッセ、と、お菓子によって別々の生地があるのでは?と思うほどだ。使う材料も多く、配合も細かい。また、ローマジパンなどのちょっと扱いにくいような材料も多用。いかにも大変そうなイメージだ。
*ズーゼス ヴェゲトゥス
北区紫竹下竹殿町16
TEL 634-5908 水・木休
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mercredi 26 novembre 2008
ガトー・ショコラ・クラシック、第一回戦は先週の木曜日。
この前、ワインバーのFシェフに、ガトー・ショコラの配合を教えてもらったので、作ってみた。卵3個に、使う粉はたった10gと、非常に粉の少ない配合。工程は聞かなかったので、細かい部分は違っているかもしれないけれど、やってみた。チョコレートは、ヴェイス社の、アカリグア・カカオ70%。風味付けにはラム酒を使った。
メレンゲ立てる。道具に油分や水分を絶対につけないこと。卵を分けるときに卵白に決して卵黄が入らないようにすること。でないときちんと泡立たない。只管立泡とまでいかなくてもメレンゲはすぐに立つ。おっと、うっかりしてお砂糖を全部卵黄の方に入れてしまった。。卵白に3分の1ほどは入れるつもりだったのに。砂糖を加えると、艶よく、しっかりとしたメレンゲになるので。しゃかしゃかしゃかっと、やっぱりメレンゲ立てるの楽しいな(笑)。
型が大きすぎたのねぇ・・・。ちょっと失敗。今度はもうちょっと小さな型で焼くべし。焼成は聞いたとおり、低温でじっくり。120℃で1時間。。。と設定したけれど、型のこともあり、そんなにはいらなかった。
お皿のせいか、どことなく和のテイスト(笑) 。
水無月みたいに切ったら、さらに和風。ラム酒で香りを付けた生クリームを添えて。
薄いのに焼成時間が長かったので、ふんわりとした、とても軽い仕上がりとなった。これもおいしいけれど、Fシェフが作るみたいな、もうちょっとずっしりと沈み込んだ、半生仕上げが好みかな。
合わせて飲んだのは、いただきものの、バーソロミュー ミードという蜂蜜から作ったお酒。そのまま蜂蜜の香りの、でもさらっとした甘さのお酒で、デザートにぴったりな感じ。ガトー・ショコラとも相性良し。お酒って、いろいろなものからできるのだなあ、と感心した。
最後はアッサム・ティーで。
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ガトー・ショコラ・クラシック、第二回戦は本日。
配合は、第一回戦と同じ。ただしチョコレートは明治のブラックの板チョコ、お砂糖は上白糖。今回は忘れずメレンゲにも砂糖を入れました。型は直径10センチの小さな丸型。2個と少し取れた。焼成は120℃で40分。
今回はかなり思っていたような仕上がりになって満足。表面のかさっとした部分も、沈み込みもきれい。火の通り具合もちょうどよく、しっとり溶ける半生仕上げ。Fシェフのに近づいた??
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泡立てた生クリームを添えて。おいし~い!!今回はかなり自画自賛モード(笑)。
これにアーモンドの粉を加えて作ると、Gâteau Chocolat de Nancy(ナンシーのガトー・ショコラ)になると思う。今度作ってみようっと。
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lundi 17 novembre 2008
『イギリスのティーハウス―紅茶とお菓子を楽しむ』 小関 由美/著 主婦の友社 2008年
ほろっとくずれるスコーン、たっぷり添えられたクロテッド・クリームと赤い実のジャム、焼いてバターを塗ったマフィンに、焼きた立てのクランペットやバンズ。カップになみなみと注がれた濃くて甘いミルクティー・・・。花咲く英国式庭園。
きれいな写真を見ていると、ほんとにイギリスに行きたくなった。
出口保夫さんやリンボウ先生の本も好きで、たくさん読んだけれど、いまだに行ったことがない。今、何度目かの、イギリス・マイブーム(笑)。
なのでスコーンなんかもよく食べていたりする。スコーンも作り手さまざま。
左は309 THE CANTEEN のもの。全粒粉を使っているみたい。右は、横浜の、スコーンクラブというお店のもの。柳馬場蛸薬師の角に、紅茶専門店ができていて覗いてみたら、このスコーンがあったので購入。どちらかというとしっとり系の焼き上がりだった。
ほろほろでもしっとりでも、欠かせないのはクロテッドクリーム。これって、スコーン以外のものに付けても合わない(イングリッシュ・マフィンですら)のに、スコーンに付けるとどうしてこんなにおいしいのだろう。生地とも合う、ジャムとも合う!
紅茶専門店では、ミルクティー用のアッサム(サービス品だった)を買った。茶葉はCTCと呼ばれる、葉っぱが丸まったもの。しっかり濃く出したお茶にたっぷりのミルク。ミルクティーは甘くするのが好き。
行ってみたいなあ。。イギリス。。。
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jeudi 13 novembre 2008
午後、府立主催の研修。新しくできた某図書館へ、慶応大学の図書館情報学の先生の話を一つ聞きに行く。昨今のご時勢を鑑みて、図書館のリスクマネジメント関係の話。会場の図書館にはオープンしてから来るのは初めてだが、書架に本がちゃんと入って、利用者がいる図書館はやはりよいものだ。久しぶりにM嬢、秋田嬢、マダムUやMさん、先輩や姐さんに会ったのだが、何分あちらもこちらも慌しく、それぞれ「もうかりまっか」「ぼちぼちでんな」程度の会話しかできず。
終了後、すっかり今は生活圏でなくなり、来ることもなくなったこの辺りだが、散歩がてら歩いて、京都ファミリーに最近できたという、フロレスタ ネイチャードーナツに行ってみた。
オーガニックをうたっているだけに、店員さんは頭にバンダナを巻いたりしていかにもロハス(?)ないでたち。よくわからんが。
ドーナツ、ちっさ!!砂糖好きのわたしは「シュガー」と「ダブルチョコレート」を購入。それとアイスコーヒーで、『夏目友人帳』を読みながらおやつの時間。
何気なく読み始めた『夏目友人帳』だが、『百鬼夜行抄』の同工異曲かと思わせる嫌いはあるものの、人と妖(あやかし)のわたし好みの物語でもあり、ついほろりとしてしまう話も多く、油断ならない。人ならぬものと交流を持ち、この世ならぬ世界に連れて行くと言われたなら・・・?という愚にもつかないことを子どもの頃から繰り返し繰り返し考えてきたが、今も昔も変わりなく、それもいいなあ。。。と思う。
さてドーナツ。2個も食べると満腹になってしまった。ちっさくてもドーナツはドーナツ。まったくもって油断ならない。
今度はどこかに、クリスピークリーム・ドーナツがオープンしないだろうか?
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mardi 11 novembre 2008
昨日、ごうやんさんにいただいたお菓子。超有名ロールケーキ、フロールの秋版、といったイメージで作ったというこのお菓子は、スフレ生地にキャラメル風味のクレーム・ムースリンヌを巻いたもの。
「このお菓子をなんて名付ける?」と聞くと、「う~ん。ヘロール・・・」「え?ヘロール?」「へなちょこフロールやから」・・・(笑)
ヘロール(笑)、「へ」なんてとんでもない。大変おいしくいただきました。ありがとう(^^)。
この雄姿。作るお菓子も、人に似るのかもしれない。小ぶりできゅっと締まった姿。表面の焼色がつやっと美しい。
スフレ生地は密。クレーム・ムースリンヌは1対1ではなく、かなりクレーム・パティシエールが多めの食感。クレーム・オ・ブールではなくバターと合わしているのかな。(おっとバターかどうか、そこは聞き忘れたけど)メールで尋ねると、キャラメルの印象が薄れないようにそうしてみた、とのこと。なるほど。また、生地の食感とクリームの食感も合うような気がする。
楽しくいろいろ考えてみる。このスフレ生地なら、パータ・ボンブのクレーム・オ・ブールで作ったクレーム・ムースリンヌを厚めに巻いても、こくがあって特に寒い季節のお菓子としてよさそうだ。ムラング・イタリエンヌのクレーム・オ・ブールで作ったクレーム・ムースリンヌなら、生地はふんわりしたジェノワーズがよさそうに思う。
ごうやんさんにリクエストして作ってもらおうっと・・・あはあは(笑)。自分で作れよなんて言わないでぇ~~(笑)!
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lundi 10 novembre 2008
『容疑者Xの献身』を見に行く。ガリレオシリーズは原作もドラマもおもしろかったし、福山雅治はかなり好き(・・・という人は老若男女かなり多いようだ。だから大河の主人公に抜擢されたりするのか・・・。本業は音楽だけどねぇ)なので、当然見に行こうと思っていたのだが、ラッキーなことに、福山追っかけ歴17年という、職場のアルバイトさんがチケットをくれたのでありがたく使わせていただいた。彼女の追っかけっぷりはものすごいので、見ててなんだか楽しい。
原作を先に読んでいたので、石神役が堤真一と知ったときには驚いた。彼もけっこう好きな俳優である。でも原作ではたしか石神は柔道をやっていた、という設定だったはずなので、わたしの脳内での石神は、既に柔道部の人(しかも重量級)であり、堤真一ではかっこよすぎるのでは?と思っていた。まあ、それを言うなら、原作の湯川先生の描写は、かっこいいとは言えず、東野圭吾は、佐野史郎をイメージしていたと言うから同じようなものか。
柴崎コウ演じる女刑事はもともと原作にはなかったキャラで、「柴崎コウはいらん。草薙刑事と湯川博士の男二人だけでええねん」との意見は多い(笑)。・・・脱線。
が、さすが堤はいい役者なので、わたしの脳内石神とは違うけれども大変それらしい雰囲気を醸し出していた。
ドラマや映画は、ヴィジュアルであるだけに、ディテイルを細かく作り込んである方が楽しいし、それを見ていろいろと楽しむこともできる。あまり重要な役回りではなかったが、ドラマシリーズのレギュラーキャラも一応登場。
物語の中の話になるけれど、ゲーム理論や経済学の理論の登場人物みたいに人間は自分の利益だけを追求して、功利主義的に生きられるというわけではないから、自分の計画がああいう結末になるということは、火曜サスペンス劇場を見るよりも明らかだったはずなのに、天才と言われるほどの頭脳を持った石神がなんでそこに気付かないのかなあ、と思ったりする。
映画の後は少し歩いて、三条会商店街の中の 309 THE CANTEENに行ってみる。三条猪熊辺りの、以前はラ・ネージュというパン屋さんのあったところだ。
最近は日本語まで不自由になってきたようで、 「ここはイギリスですか?」などと、どこでもドアでもあるまいし、変な形の質問をしてしまったが、お若い店主は「僕、5年間イギリスに住んでたんで、店をやるならイギリスかなあ、と思って・・・」と答えてくださった。
週変わりのランチを注文。
チキンパイ(ハーフ)
シェパーズパイ グリーンピースのピュレ
たぶんフランスのアッシ・パルマンティエと同じものなのだろうと思う。じゃがいもと挽き肉の重ね焼き。グリーンピースのピュレは、話には聞いたことはあるが、やはりわたしにとっては辛い食べ物だ・・・(笑)。
バノフィーパイ
クッキー生地に甘~いキャラメルを流し入れ、その上にバナナを乗せ、砂糖なしのホイップクリームを厚くならして、それを凍らせたお菓子。甘くておいしい。
バノフィーとは banoffie で、バナナとトフィーがくっついた言葉なのだろう。「バノフィー・トリュフ」というまさに、こんな味のイギリスのチョコレートを食べて初めてイギリスにはバノフィーなるおいしいものがあることを知ったが、もとはこのパイだったわけですね。食後はホットコーヒー。
ごうやんさんから連絡があり、高島屋のばらの木で午後のお茶。ここの、スチュワード麻子さんという方のフレーバーティーは他にはない香りのものばかりで、とてもよい香りでおいしい。今日は、フラワーシャンペンというフレーヴァーを。朝作ったお菓子を下さるというので、大変ありがたく頂戴する。いろんなお話をしたりされたりで夕方まで楽しいひと時を過ごす。ありがとうございました(^^)。
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mardi 04 novembre 2008
年に一回のチェックのため、乳腺外来に行く。最近はどの診療科も予約診。予約を取るのも人気料理店並みで、1ヵ月は待たされる。朝一番に行こうと思ったが寝坊。でもかえって遅めに行った方があまり待たされなかったのでよかった。皆、嫌な診察など、朝早くさっさと済ませてしまいたいという心理があるので早く行くほうが混んで待たされるようだ。
知っている人は知っているということで詳しくは書かないけど、いつも思うのだが、マンモグラフィーを撮る技師と言い、乳腺外科の医師と言い、その技はまさに熟練の職人だ。マンモ職人と名付けよう。へたくそに撮影されればひどい目に遭うし、ほんとの専門医に写真を読んでもらって診察してもらわないと、細かい病変を見逃される。だから、これから乳がん検診を受けてみようと思う人は、ゆめゆめ、産婦人科などで、「ついでに」やってもらってはいけない。幸い今年も無事クリア。
帰りはほんとに久しぶりにダイハナ(ダイヤモンドシティ・ハナの中学生的呼称)で、食料品の買出し。今日はよく晴れて寒くもなく、これも久しぶりに自転車に乗ったら、髪がさやさやと風になびく感じが心地よかったので、散髪はしばらく延期することにする。
お昼ごはんは昨日のすき焼きにごはんを入れて煮た、通称「猫めし」。一般にはごはんにかつおぶしを混ぜたものを「猫めし」と言うようだが、我が家では昔から、すき焼きの残りにごはんを入れたものを「猫めし」と呼んでいた。
わたしが小学校に上がる前に亡くなった祖父は、わたしに邪魔されず昼ごはんが食べたいときにはよく走り庭の机に椅子を持ってきてごはんを食べていたが、なぜかいつもこの「猫めし」を食べていたような気がする。わたしから逃げてごはんを食べているのに、わたしはめざとく祖父を見付け、膝によじのぼった。すると祖父は嫌がるでもなしに、わたしにも膝の上で、猫めしを食べさせてくれるのだった。
今までわたしは家族を始め、周囲の人々にどんなに手をかけ目をかけ、愛されて育てられて来ただろうか。祖父にはもう返すすべもないが、今はわたしが、少しづつでも受けたものを返していく番になったと思っている。亡き人の分は、今、わたしを愛していてくれる人に返す。
昼からは慌しく洗濯などのいつもの家事のほか、人と面談したりいろいろな家族の雑用。
おやつに、レマン館のエスカルゴ。よく焼き込んだ皮がおいしいシュークリームだ。
新生レマン館は、ヴィエノワズリも常時置いている、なかなかよいお菓子屋になっていたのに、今月10日で閉店するらしい。残念なことだ。そのため、焼き菓子3個をプレゼントされた。9日は、全商品が半額になるらしい。
さて、これから夕食の用意。気が向いたら「おさんどん」記事、アップします。
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vendredi 31 octobre 2008
先日までのミディとロミユニ・コンフィチュールのコラボ企画で買ったジャムが2種類。
ミディ・アプレミディはフランボワーズの種のぷちぷちとシナモンの組み合わせがおいしい、言うなれば王道のジャム。バタートーストに乗せて食べるのはもちろん、アーモンドクリームのお菓子に使って贅沢したい気がするジャム。
もう一つは、キャラメル・ブルターニュ。ミルクのジャムとか、キャラメルのジャムは最近はそう珍しくなくなったけれど、ほんとに好みに合うものを見つけるのは難しい。そんな中で、このジャムはほんとにおいしい!この写真のは実は二個目。最初に買ったのはあまりのおいしさに、2回で一瓶完食しちゃいました(笑)
トーストに塗るとちょっとゆるくなる。それもおいしいんだけれど、焼いてない食パンに塗った方がよりおいしいかも。シナモン入りのパンやチョコレート生地のパンに塗ってもよく合う。パンがお菓子になる感じですかね。キャラメルのクリームだから。
あと最近食べたのでおいしかったのは、以前assamさんにいただいた、軽井沢みやげ、かねかわ農園というところのブルーベリーのジャム。たぶん農園の自家製なんだと思う。大粒のブルーベリーがごろごろと入っていて、果実そのもののおいしさが生きている。ジャムとしては少しゆるくて、フルーツソースのような感じでもあるので、これはパンに付けるよりも、ヨーグルトにたっぷり混ぜ込んで、ブルーベリーの実のはじける感じを味わうのがいい。
朝ごはんはいつもパンなので、ジャムと蜂蜜は、種類の違うのが常時2、3種類は開いている。それぞれに個性があって、それぞれにおいしい食べ方があるのがおもしろい。
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jeudi 30 octobre 2008
会期が迫って、ちょっと慌て気味。国立近代美術館へ、「生活と芸術―アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで」を見に行く。ロンドンの、ヴィクトリア&アルバート美術館(V&A)との共同企画。この美術館はぜひ行ってみたい美術館なのに、結局今までイギリスに行けないまま・・・。行ってみたいなあ。
ウィリアム・モリスのデザインは、今はグッズがたくさん出ているので、見れば、ああ、これかと思う人も多いだろう。淡い色合いの、曲線の豊かな植物紋様の壁紙や内装用ファブリックなどのテキスタイルデザインに、初めて見たときから魅了された。昔はグッズどころか作品集もそう出ていなかったので、フランスに行ったときに買って来た本を大事にしていた。今はちょこちょこ展覧会もあるようでうれしいことだ。
アーツ&クラフツの家具類の展示も多数。わたしは特に、椅子が良いと思う。重すぎず、暑苦し過ぎず、すっきりとしたデザインは日本人の感覚にもぴったり来るような気がする。
今回の展覧会は、アーツ&クラフツから、柳宗悦らの民藝運動までをつなげている。そうか・・・。民藝とつながるんだ・・・と思ったのは、わたしが知らなかっただけ(笑)。昭和初期に建てられた「三国荘」の再現展示は見事なもの。
アーツ&クラフツ運動からの流れとは言うものの、でもなんとなく「民藝」というのがわたしにはしっくり来ない。自分の好きなものとちょっと違うような気がする。理由はわからない・・・。
近くまで来たので、オ・タン・ペルデュでお菓子を買った。いちじくのタルト。
いちじくって、独特のほこりっぽい匂いが嫌で、子どもの頃は食べられなかったけど、今では生でも食べてみようかなという気になるくらいに成長(笑)。
よく焼き込んだ生地に、色の濃いクレーム・ダマンド、その上に濃い黄色のクレーム・パティシエールを薄く敷いて、甘いいちじくをたっぷり乗せてある。クレーム・ダマンド、スパイスが入っているのかなと思った。でもよく味わうとこれはアーモンドの香りなのだと思う。スペイン産のアーモンドなのだろうか。とにかく香りが強くてとてもおいしい。
生地とクリームといちじくがとても良い感じにまとまっているし、甘味もしっかりしているので、おいしいタルトを食べたなあ、という満足感がある。
それにしても、最近また、ちょっとヤバいくらいのお砂糖中毒。ありんこみたいにお菓子を食べてる。昨日バーで、ポルトガルで食べた「のどが痛くなるほど」(「頭が痛くなるほど」だったっけ?)甘いエッグタルトの話を聞いて、「それ・・・・・。めっちゃ食べたい!!」と心の中で炎がめらめらだったわ。。。
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lundi 20 octobre 2008
午後、健康診断。血液検査に血糖値の項目があるために当然お昼ごはんは抜き。それどころか、午前10時から水・お茶以外の飲食禁止令が出ている。仕事を抜けて行くのだが、会場と職場が遠いために出遅れ、しかもかなり混んでいたので、牧羊犬に追い立てられる羊のように検査部屋を回るも、ようやく全ての検査が終わったのは午後3時をとうに過ぎていた。ああああああ~、もういやだ。健康診断でなぜにこんなに疲れるのか!!
どうやらお昼ごはんを食べそびれてしまったようだ。さて、どうしようかなと考えた結果、千本通りを五辻通まで上がって、アインシュペンナー篁に行ってみることにした。そう、パンがなければお菓子を食べればよいし、かの地ウィーンにはヤウゼ(おやつ)という良き習慣も、「粉の食事」という良きジャンルもあるではないか。
わたしも初めて行ってみるこの店は、ごく普通の街場のコーヒー店なのだが、本格的なアインシュペンナーを出してくれるという。確かに、日替わり定食や、なぜかそば・うどんまでメニューにある、ごく普通の京都の街場の喫茶店だ。店主夫妻も、常連のお客さんも、土地柄もあってか、そこはかとなく京都人のオーラを放っている。
アインシュペンナーとザッハトルテの「ウィーンセット」をお願いする。
アインシュペンナーというのは所謂ウィンナーコーヒーで、コーヒーの上に泡立てた生クリームがたっぷりと乗っている。たしか、「一頭立ての馬車」の意であったと思う。
奥さんが下さった「アインシュペンナーの栞」によると、「モカ・マタリの珈琲に純粋の生クリームを軽くホイップしてたっぷりと載せたもの」で、「ウィーンと同じカップ(現地仕込)で、(つまり耐熱性のガラスのカップで)提供しております」、とのこと。
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ザッハトルテは、表面にアプリコットジャムが塗ってあり、ザッハグラズュールのコーティングはなし。ウィーンのものよりも軽いけれど、この生地とってもおいしいよ?これにも砂糖なしで泡立てた生クリームを添えて。
しばしの甘い時間を過ごしたあとはまた遠路職場へとって返す。都心と郊外を一日二往復しようとも、待ち時間が長くなろうとも、その間に読みかけの本が一冊読了できたのでよしとしよう。
千本五辻のこのお店、たぶんリピするでしょう。
ウィーンのザッハトルテは、ホテル・ザッハのものにせよ、デメルのものにせよ(この二つの店が姻戚関係になったことから、熾烈な「本家争い」が勃発し、裁判にまでなったが、現在は和解してそれぞれに良いものを作っている)、表面にごってりと、ザッハグラズュールという、チョコレート入りの砂糖衣がコーティングされており、激甘。
もちろん、それがおいしいのだが、「砂糖の舌を持つ」という、さすがのウィーンっ子にとっても甘いのか、必ず、緩和剤としての砂糖なしで泡立てた生クリームが添えられる。ウィーンは水の質がよいので、一緒に水も添えられる。まあこれは他のお菓子を頼んでもそうだけれど。
ウィーン菓子はドイツ菓子に比べて、甘く、重く、日本人の口に合いがたいのか、日本では作る店も少ないし、日本人の口に合わせて、かなり軽くアレンジがされていることが多い。わたしの好きなドボストルテなど、どの店でも見かけたことはない。それどころか、このお菓子は重い上にまず、手間がかかるので、ウィーンにおいてすら最近では作られなくなってきているそうだ。
あるウィーン菓子のお店の方に、ドボストルテが好きなんです、と言ったところ、自分の店でも作りたいのだけれど、とても手間がかかるのでなかなかできない、とのことだった。残念だ・・・。ということで、ドボストルテを見かけた方はぜひご一報ください(笑)。
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samedi 18 octobre 2008
私的なレファレンスがきっかけで時折メールのやり取りなどをさせていただいている、キュイジニエ、Yさんより、マロンケーキと、ご趣味で調合されている練り香をいただいた。
ずっしりとした重みにまずびっくり。
同封のお手紙によると、元々は「Maronen Cugelhupf」(マローネン クーゲルフップフ)という、ウィーン風のバタークリームにマロンペーストやマロングラッセを入れて焼き上げたもの、とのこと。
なるほど、かなりの重い生地のよう。
次に封をあけたときの香りがよいのにびっくり。ふわあっと甘い香りの風が吹く感じ。
デコレーション用の粉糖もつけてくださっていたので、お化粧。断面の栗の美しさ・・・。
そして栗の大きさにびっくり(笑)。
これくらいの大きさの栗がずらっと入っているので、どこを切っても美しい栗の断面が見える。
この栗は、渋皮煮から作って、ラム酒に一年間漬け込んだものだそうで、これだけの大きさの栗を大量に、しかも美しくむくだけでも大変なお手間と労力がかかっているというもの・・・。
大きな栗なのにしっかり中まで風味が染み込んでいて、ほっくりしっとり。あっさりとしたマロングラッセのような趣。
生地は、もっときめが細かくてしっとりしたものを想像していたのだけれど、固めのしっかりした重厚な生地で、少しぱらりとした感じでもある。
ケーキに、「噛めば噛むほど」という言い方も変なのだが、口溶けよく、さっとなくなってしまうのではなく、食べているうちに、どんどん生地の中から味が染み出てくるような感じがして、とてもおいしかった。じっくりと生地を味わえるお菓子だと思う。この生地は混ぜるのがものすごく大変なのではないだろうか。焼成にも時間がかかりそうな気がする。あらゆる点で、贅沢なお菓子だと思った。
濃い目のコーヒーと共に、大変おいしくいただいた。
Yさん、贅沢なお菓子をありがとうございました。深まる秋の味わいでした。
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jeudi 16 octobre 2008
母の祥月命日につき、お墓参りに行く。本廟では今日、龍谷会(りゅうこくえ)という大きな法要をやっているようで、恩徳讃を歌う声が聞こえて来て懐かしく思う。いつものようにお参りをしてから横の門を出て、出たところのお花屋さんでお花とお供えのお茶を買い、バケツと杓を借りて、坂道を登って行く。途中で水を汲んでまた登る。
お墓参り、一人で来たことないかも?ちゃんと行き着けるのだろうかと思ったがいつもの道でちゃんと着いた。お墓参りのシーズンではないので周囲には誰もいない。いろんな意味で危険地帯か?一人。お盆以来来ていないのでかなり草が生えている。夏草の勢いは強いのだ。鶏頭の花までが勝手に咲いていたので驚く。
むしむしと草むしりから。お墓の掃除も一人でやると重労働だ。ずっとうつむいて作業をしていたら、いきなり貧血。お墓の前に人が倒れているのはなんとなくしゃれにならないような気がしてちょっとあせる。鶏頭の花だけはかわいらしかったのでなんとなく抜きたくなくてそのままにしておいた。次に行ったら茂みになっているかもしれない(笑)。
一人孤独に、墓場で作業をしていると、人の生き死にについて、人生について様々なことを考える。ここは鳥辺野、そういった類の沈思黙考には絶好のロケーションである。
お墓というのは何のために、誰のためにあるのだろう。供養や法要は何のために、誰のためにするのだろう。わたしにはお墓はいらない。供養や法要もいらない。弔いもいらない。野ざらし、風葬、鳥葬、水葬希望。時間をかけて、食物連鎖の環の中に還っていけばいいのだ。しかしそれが愛する人だったら?家族だったら?
お墓や弔いや法要は、亡くなった人のためにあると言うけれど、それらはこの世に残された生者のためにあるのだとわたしはごく若い頃に確信したが、その確信は年を経るごとにますます確かなものになって行く。
脳にあんまりしわのない人がいろいろ考えて疲れたので、おやつは高級アイスだ。初めて買ってみたゴディヴァのアイス、420円也。ゴージャス!!アイボリーチョコレートチップという、ホワイトチョコレートのアイスにチョコレートチップがたくさん入ったもの。
う~ん、そうだねぇ・・・。おいしいけれど、チョコレート屋さんのアイスとしては、マルコリーニか、ドゥヴァイヨルのものの方がもっとおいしいね。惜しい!
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dimanche 12 octobre 2008
ミディ・アプレミディ開店一周年のイヴェントとして、いがらしろみさんとのコラボ企画をやります、とうかがっっていたので、ちょっとお店を覗いてみた。今日はいがらしろみさんのデモンストレーションの講習会(?)も上であったらしい。
なるほど、ショーケースの奥には、Romi-Unie Confiture(ロミユニ・コンフィチュール)のコンフィチュールの瓶が何種類か並んでいる。いがらしろみさんには、一度、神戸のトリトン・カフェでお目にかかってほんの少しだけれどお話をさせてもらったことがある。今の、ちょっとしたコンフィチュールブーム(?)の魁となった方かも。
今回はコラボということで、ミディのオリジナルジャムとサブレのセットが発売されると聞き、それを買いに行ったのだけれど、なぜか発売は来週からとか。カウンターに飾ってあるセットは見本、とのことだった。
せっかく来たのだから(笑)、オレンジのタルトと紅茶で、おやつの時間とする。
サブレに乗せた、オリジナルジャムの試食を持って来てくださった。フランボワーズの種の粒々が、いかにも「濃そう」な雰囲気・・・。タルトを食べるより前に、一口でいただく。
予想どおり、濃いフランボワーズの香りが広がる。さらにふわっと香るシナモン。思いもかけない香りのマリアージュ。これはきっと、アマンディーヌの中にしのばせるととてもおいしいだろうと思う。リンツァー・トルテでもいいな・・・、などとしばし夢想(笑)。
あとは河原町の方に行って用事を済ませたり買い物など。眼鏡研究社に行って久しぶりに新しい眼鏡を注文したのはけっこう大きなお買い物だった。
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jeudi 09 octobre 2008
連休明けの木曜日の朝は、返却ポストの処理も多くて、肉体労働に偏りがち。今日は開館前に入ってくれる配架ボランティアの方もお休みで、人手不足。もともと図書館の人ではない館長は、朝の肉体労働が自分自身かなりこたえたと見え、職員へのねぎらいに、ケーキを差し入れてくれた。ありがとうございます。でも館長、もう少しプロレタリアートな体作りに励みましょうね(笑)。
データを入力していたスタッフが、数字の判定に困って、尋ねてきた。「あ~、これ、フランス風数字ですねぇ・・・。これが1でこれが7で・・・」フランス語族のN嬢にも見せると同意見。「これはたぶん、フランス人か、フランス暮らしか、フランス帰りか、(二人声を合わせて)フランスかぶれ!!」たぶんね、フランスかぶれよ、それ。
在架予約リストも枚数が多い。書架からのピックアップ作業をしていると、このほどノーベル物理学賞を受賞された、南部陽一郎さんの『クウォーク 第2版』にさっそく予約が入っていたのでピックアップ。わたしの職場は小さいが、古いブルーバックスをかなり所蔵しているのだ。調べてみると既に予約は5人待ちに。今日まで利用されたのを見たことないんだけど(笑)。皆さん早いなあ。
幾度となくテレビに映された、受賞者3人のインタビュー。それまでちょっとおもしろいことを言っておられた益川さんが、「南部先生といっしょに・・・」と声を詰まらせ、涙ぐまれたのを見て、感動した。こんなえらい先生にとっても、先生はいつまでも先生なんだ・・・。
生涯、心から先生とか師匠と呼べる人がいる、ということは幸せなことだと思う。それは人生で、何か一つのことを究めようと懸命に打ち込んだ時期があったということだから。そんな人は決して多くないような気がする。
館長からの差し入れは、モロゾフのチーズケーキ(ベイクドの方)。懐かしい・・・。子どもの頃によく祖母に買ってもらって食べたけど、もうかれこれ四半世紀(!)は食べていないのでは・・・?あの当時と比べてグレードアップしているのかしていないのかわからないけれど、食べた感じではあの頃のままの味だった。
夜には久しぶりにワインを少し。
マルク・クライデンヴァイス クリット ゲヴュルツトラミネール 2006。食べるものとの相性、とかをあまり考えず、ワインだけを単独で楽しむなら、ゲヴュルツトラミネールはやっぱりおいしいと思う。これに限らず、アルザス系品種はどれも好きだけれども。
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vendredi 03 octobre 2008
珍しいお菓子を食べた。長崎みやげにいただいた、榎の一口香(えのきのいっこっこう)。何が変わっているって、一見おまんじゅうのように見えるこのお菓子、なんと中はまったくの空洞。うっすらと内壁(?)には茶色い飴がかかっている感じでけっこう硬い。リーフレットによると、「蜂蜜、もちあめ、白砂糖、黒砂糖、ゴマのほかに幾種類もの麦粉を使って焼いた中華菓子です」とある。
長崎と言えばカステラしか思い浮かばないけれど、こんなお菓子もあるのだなあ。
リーフレットによればまた、「昔、一口香をもらった上方の人がこういったそうです。『中味がなかった』。この一言は縁起を知らない人。『中にこそ香りと味がある』ことを承知していなかったのでしょう。」とある。
確かにこれ、飴やゴマや粉の香りが香ばしくて、不思議においしいの。
外の皮があるから中の空洞があるのであって、外の皮がなくなれば中の空洞もない。
もともと何も「ない」から空なのであって「ない」ものがあるというのはどういうこと?もともと「ない」ものがさらに「なくなる」ってどういうこと?
空洞がなくなれば、一口香は一口香たるゆえんをなくしてしまうから、一口香は存在できない。色即是空、空即是色?
あほな子が考えてもろくなことにならなさそうな気がするので思索はやめ。おいしいものは味わうに限る。
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mercredi 01 octobre 2008
最近はジャムのことをコンフィチュール、とか言わなあかんのん?別にジャムでええやんか。
どれでもおんなじような見た目やけれど、特別おいしいのんと、そうでないのんがあるのがジャム。しし唐の辛いのんが見分けられへんのといっしょ。
先輩にもらったパリセヴェイユのいちじくのジャムを開けてみた。いちじく、砂糖、レモン汁、白ワインのみで作られたピュアなもの。とろりと柔らかい仕上がりで、皮ごと大きめにカットされたいちじくがころころと入っている。いちじくの香りが新鮮でびっくり。わたしはバタートーストにジャムを乗せて食べるのが好きだけれど、ヨーグルト好きな人は混ぜて食べてもおいしいと思う。
あー。ジャムはパンに塗るもんと違いますね。あくまでも乗せて食べるもん、と認識しております。たぶんバターもそういうもんでしょうね。バタ付きパンのことをなんで英語で、bread with butter ではなくて、bread and butter と言うのかはそんなところに理由がある旨、昔聞いた記憶があります。ほんまかどうかは知らんけど。
バターもジャムもたっぷり乗せて食べたいねん!!血液検査は怖いけど。
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vendredi 26 septembre 2008
朝のうちはひどい雷雨。仕事に行くのに、いつもと髪のくくり方を変えて、後ろのかなり高い位置で一つにくくってみた。しっぽが長いので、剣士か侍みたいな髪型。サムライソ~ウル♪ウルフルズなど一節。
天候のせいか、閉館まで利用者が少なく、ゆっくりペースの今日は作業日和。ごくごくローカルな広報番組に出て、本を紹介するという仕事があり、3ヶ月に一度当番が回ってくる。次はわたしなので、その原稿書きを始める。とりあえずワードを立ち上げて、白い紙を出して、ようやく思い浮かんだテーマをタイトルとして書き入れ、それに無駄に色をつけたりしてから、名前をつけて保存。やれやれ。・・・って、まだ一行も書いてへんやんか~。まずはいつでも書ける環境作りね。
自由が丘でわたしが先輩にリクエストしたのは、モ○サン○レールではありません。去年行って、すっかり気に入った、パリセヴェイユのお菓子たち。
ディアモンが二種類。ショコラとオランジュ。どちらも小さなケースに4枚づつ入ってかわいらしい。パヴェ フロマージュ(グリュイエール、パルメザンを使ったチーズパイ)とアマンド カイエンヌ(カイエンヌペッパーをまぶした塩味のアーモンド)。こんなサレ(塩味)のものもあるのはさすが。バール ドール(アーモンド生地の中にシードル煮のリンゴ入り)。ケイク ドランジュに、モエルーズ ピスターシュ(チェリーの入ったピスタチオ生地)。いっしょに、いちじじくのジャムまでいただいて。お菓子のぎっしり詰まった袋を開けると、なんと丁寧なことに一つ一つに、お菓子の名前を書いたふせんがつけてあった。
焼き菓子はどれも小ぶりなのだけれど、ぎゅっと味が詰まってる。だから小さくても満足度が高い。お菓子はこうでなくっちゃ。
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mercredi 24 septembre 2008
整形外科に行ったら、先生が握力を測ろうと言うので軽く握ってみたところ、左の測定後、「これはこれは・・・」、右の測定後、「おお!30越えた。お見事!!」と言われたので、意味なく「よっしゃあ~~っっ」と思う。全卵の泡立ては筋力の強化によい。
夕方、先輩と会って、おみやげをいただく。颯爽とカートを引いて歩いて来られる先輩は、遠くからでもすぐにわかった。お言葉に甘えてリクエストしていたものの他にも東京と横浜のおいしいものをたくさんと、東京都美術館でやっているフェルメール展の絵はがきなども。。月末に、小旅行に行こうと考えていたのだけれど、ちょっと今は無理そうだし、思いもかけずいただいたおみやげはほんとにうれしい。ありがとうございました(^^)。短い時間ながら、いろんなことをお聞きし、また、いろんなことをお話しさせていただいた。先輩、これからもブログ、読んでくださいね。好き勝手書いてますけど(笑)。
さて、代官山の小川軒でお遣いものを頼まれているとおっしゃったのでわたしもそれに便乗してリクエストしたのは、もちろんレイズン・ウィッチ。これまで、代官山のだけは食べたことがなかったので、まさしく僥倖である。
レイズン・ウィッチとかレーズン・サンドと呼ばれるお菓子は好物なので、このブログでも繰り返ししつこく語りまくっているのが偏執狂的で笑える。詳しくは過去記事で(笑)。
http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2005/09/post_816b.html
http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2007/02/post_2eea.html
分厚~い。
ので、必ずこんなことして食べてしまう・・・。
レーズンは24個数えられた。クリームはふんわり軽くて上品。サブレもさくっともろくっておいしい~~。御茶ノ水のものと甲乙つけ難し。
好き♪
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lundi 22 septembre 2008
遅番。出勤してすぐ、先輩から電話がある。その先輩はもともとレファレンサーなのだけれど、今は少し違う部署におられるので、直接の電話は珍しいなあと思って出てみる。手にはメモとボールペンを持って、こちらも仕事モードだ。
するとあいさつの後先輩は、今、夏休みを取って、横浜に住んでおられるご主人のところに来ているのだとおっしゃる。そんな休暇中になぜ?とますます怪訝。で、ご主人もお菓子が好きなので、これから自由が丘と代官山に行こうと思って、いろいろ検索していると・・・、と続く。で、次。
「はたこさんって、○○さん??」
どえ~!!五言絶句!七言絶句! 一瞬言葉に詰まり、「ははははは~。あ~~~~、あれねぇ・・・」と言いながらそそくさとデスクを離れ別室へ。なんせブログのことは機密事項なのだ。
つまり、わたしは東京のお菓子屋さんにも多々遠征しているので、先輩の検索にひっかかり、読んでいくうちに、わたしだとわかったのだそうだ。読んでたら感動してねぇ~、とまで言ってくださり、欲しいお菓子があれば、わたしにも買ってきてやろう、とまで思ってくださったよし。電話はお菓子のリクエストはいかに?という電話だった。そしてわたしはあつかましくも、自由が丘・代官山のお店の欲しいお菓子を即座にリクエストしたのであった・・・。わ~ん、先輩、あつかましくってごめんなさい~。でもありがとうございます。めちゃくちゃうれしいっす!!
は~。一瞬、ブログ存続の危機かと(笑)。肝を冷やしました・・・。最後に、「何卒ブログのことは御内密に・・・。トップシークレットですので・・」とお願いしておいた(笑)。もちろん、先輩が読んでくださるのはうれしいのですが。
家に帰って、おかずは出勤前に既に作ってはあるものの、なんとなく食べる気が起こらなくて、でも野菜は食べねば、と菜っ葉のたいたんとごはんを少しだけ食べる。またまた「プリン病」が起こったため、一番簡単そうな、電子レンジで作るプリンのルセットを適当に拾い、10分ほどで作る。
写真のココットで2個できたのだが、思いのほかおいしかったので、いっぺんに食べてしまいそうになるところを寸止め。
牛乳100cc 生クリーム50cc(なければ牛乳150ccでも十分おいしいと思う) 砂糖大さじ2 卵1個。カラメルソース用には、砂糖大さじ2強、水大さじ1強。
型にバターを薄く塗る。型は金属のもの以外だったらなんでも。耐熱ガラスでも、ココットでも、お茶碗でも。
小鍋にカラメル用の砂糖を入れて火にかけてカラメルを作る。好みの色になったら水を入れて色止め。型に流し入れて固める。わたしの好みは苦めのカラメルをたっぷり。
牛乳・生クリーム・砂糖を合わせて電子レンジにかけて砂糖を溶かす(A)。小さなボウルに卵を割り入れよくほぐす。そこに(A)を加えてよく混ぜる。茶漉しなどでこしながら型に分け入れ、ラップをかけて、「弱」の電子レンジで5分ほど加熱。電子レンジは機種によってかなり差があるので、ときどき中身を見ながらの方が無難。今日のも、加熱を繊細にすれば、もっと見た目も美しかったはず。
プリン病の発作は治まりました。超簡単でおいしいので、皆さんもぜひやってみてください。
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mardi 16 septembre 2008
お菓子を作るということは、やはりわたしにとっては気持ちがしゃんとする行為のようだ。気合を入れてもらうため、アントニオ猪木にしばかれたり、アニマル浜口に、気合だ・気合だ・気合だ~っっ、と言ってもらったり、あるいは座禅をして警索でぱしぃっっ、と叩かれる(これはかなり痛い)のに匹敵するぐらいか?
今日は焼き菓子塾に行った。新しい先生が増えていた。今日作ったのは、メープル風味のロールケーキ。
共立ての生地に、ラム酒のシロップをたっぷり打ち、クリームは細かくしたラム酒漬けのレーズンを混ぜ込んだ、ホワイトチョコレートのガナッシュ。生地にはメープルシュガーを使うので、ふわっと軽くメープルが香る。
全卵3個と卵黄1個を、全て手で泡立てる。右手が疲れれば左手に泡立て器を持ち替え、ただただ無心に泡立てる。只管立泡。ただひたすらに泡立てよ。
柔らかい生地、柔らかいクリームは扱い慣れていないので、むやみに緊張したが、我ながら上々の出来上がり。生地は気泡が均一に揃い、厚みもほぼ一定。しっとりと、焼むらもない。よい生地だ。たっぷり打ったラム酒のシロップとラム酒漬けレーズンとで、かなりお酒が効いている。中のクリームがとてもおいしい。ガナッシュは非常に簡単なのにヴァリエーションも楽しめておいしい、優れモノのクリームだ。
生地にアンビベするとき、わたしの作業を見ていた先生が、「几帳面ですねぇ・・」と。気がつけば、少しの隙間も余白も残さず、まっすぐに均一に、刷毛でシロップを打って行っている。これも無心か。只管打蜜。ただひたすらに蜜を打て。
要するに、几帳面なのではなく、神経質なのだな。でもお菓子はある程度大胆にラフにやったほうがうまくいくことは多い。これは本当だ。
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lundi 15 septembre 2008
まあ、わたしの日常はエヴリデイ敬老の日なわけだけれども、それはそれとして「敬老の日」にはやはり祖母のところに行かなくては。いつものようにお菓子をたくさん持って(祖母はビスケット好き♪)行く。いつものように散歩をしようと、車椅子に祖母を乗せて、一階に下りるエレベーターのドアが開いた瞬間、びっくり。目の前には弟夫婦が。今まで3人一緒に来たことはなかったのだが、初めて揃って祖母の前にお目見えする。祖母も「うちのもんに囲まれてうれしいわあ・・・」とご機嫌である。よかったよかった。
「敬老」と言うと父は不本意なようだが、症状の回復がまったくの期待はずれで、まいっている父も少しは元気づけてやらなければ、と目先の変わったものを食べさせる。これで少しでも食欲が出れば上々だ。
和久傳系列はこのようなお寿司をいろいろに作っているけれど、これは紫野和久傳の、敬老の日限定(?)、鯛の赤飯寿司。鯛の薄造りの下には、もちもちの赤飯の酢飯、添えてあるのはみょうが。おかずは、車海老、紫ずきん、栗甘露煮、南京旨煮、小芋旨煮(振り柚子)、出し巻玉子。
お酒は先日おみやげにいただいた、能登の加賀鳶を。すご~く濃いお酒、といった印象の、きりっとしていながらも旨み濃いお酒。
食後のお菓子は、丸久小山園と、今度はイルギオットーネのコラボによる、お抹茶のティラミス。底には手芒餡、抹茶のマスカルポーネクリーム、ココアのビスキュイ、上にはとろ~りと濃い抹茶のソース。
しかし、父と二人で半分こで十分。考えると、「食べたい」と思える幸せと「食べられる」という幸せは大きいものだ。わたしにしても、9月最初から今日までの半月で、ダイエット関係、何にもしていないのに、4キロ減だ。元々デブなんだろ?!という話は置いといてくれい!!
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vendredi 12 septembre 2008
伊勢丹に期間限定で出しているらしい、三田の人気店エス・コヤマと宇治のお茶屋さん丸久小山園とのコラボによる、抹茶のコヤマロール。日頃の人気ぶりからして、かなり今回も入手困難と見た。
そんな貴重な品を、かもめさんからいただいた。今日お誕生日の人にケーキをもらうなんて、すみません・・・(笑)。
全体の写真を撮ろうと思ったら、お皿に移すのに失敗して、表面のきれいな焼け目がまだらにはがれて美しくなくなってしまった。厳重にシートで巻いてある理由がわかったが、あの巻き過ぎが招いた事故だった気も・・・(笑)。
抹茶の緑がきれい。すごく柔らかな、たぶんこれもスフレ生地だと思う。中には生クリーム、粒餡、カスタードクリーム、栗の甘露煮。カスタードと粒餡の組み合わせはなかなかいける。
さらにいただいた金沢みやげの「わり氷」。鶴屋吉信の「香とり石」と同じような感じのお菓子。一言で言うと、表面を糖化させた寒天ゼリーかな。わたしはこの独特の食感が好きなのでうれしい。
また、こんなかわいい袋に入った日本酒を2本。「悠々」と、極寒純米「加賀鳶」。どんなお酒か楽しみ。
ありがとうございました(^^)。
余談。
予約取り置き棚に、ジュセリーノの本が置いてあったので、なんとはなしに手に取って見て見ると、どうやら明日13日に、日本の東海地方か中国で大地震があるらしい。夕方、カウンターに貸出手続きに来た中学生の女子二人も、「明日、地震が来るってみんな言うたはるんやけど・・・」などと話している。巷では話題のようだ。
ふ~ん。十中八九来ないよね。てか、ぱらぱらと本を見た限りでは、あれだけたくさん予言を連発していたら、「それらしい」こともいくつかは起こるでしょってなもんだ(笑)。
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dimanche 31 août 2008
8月もついに終わってしまった。最近は新学期が始まる日も学校ごとにまちまちになったけれど、わたしの子どもの頃はいっせいに9月1日が2学期の始まりだったので、夏休み最後の日は何か特別な感じがしたものだし、高田敏子さんの「忘れもの」という詩のとおりに、9月1日の朝の空はどこか昨日までとは違って見えたものだ。
~(前略)だがキミ! 夏休みよ
もう一度 もどってこないかな
忘れものをとりにさ
迷い子のセミ
さびしそうな麦わら帽子
それから ぼくの耳に
くっついて離れない波の音
今も大好きな詩。大人になってもまだ、この行く夏を惜しむ少年の気持ちとシンクロする。夏の終わりはいつも寂しい。
昨日、ゆみにもらった、向日市のピラミッドというお菓子屋さんの「鶏冠井ろーる」。
鶏冠井(かいで)というのは向日市内にある地名で、難読地名の本によく載るくらいに読むのが難しい地名。
みっちり密に目が詰まった白いスフレ生地の表面に、赤や緑の水玉もよう。たぶん天板にジャムかなにかをしいてから生地を流して焼いているのだろう。ピンクの生クリームがたっぷりと巻いてある。昨日食べたときは少し木苺の風味がしたと思ったけれど、今朝また食べたらそんなにも感じなかったので、生地の方のフルーツの香りが移っていただけなのかも。
ロールケーキ人気は今やすっかり定着しているのかな。
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vendredi 15 août 2008
今日のお供えは、白むし。何を朝、上げるのかは、日によって決まっている。これは餅米を蒸しただけのいたってシンプルなものなのだが、塩をかけて食べるとおいしいので、わたしは好きだ。
お昼間にお墓参りに行けたのでなんとなくほっこりする。今日はわたし一人。でも、お盆は自分のために料理をするわけではないから、気を入れて今日もしっかり作る。
白飯
花麩と三つ葉のお吸物
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ひじきのたいたん
ひじきは15日のお膳に乗せるものと決まっている。正しくは「あらめ」を炊く(追い出しあらめ)のだけれど、なぜかうちではひじき。たぶん、家の者が皆、あらめよりひじきの方が好きだったからだろう。
焼き野菜
オリーブオイルとイタリアの塩で
にんじんのきんぴら
食後、オリンピックの柔道を見ながらぼちぼちと後片付け。たくさん料理があるので、明日のお弁当もついでに詰めた。
そう言えば、北京オリンピックって、今日初めて見るかも?柔道は全部見たかったのだけれど、出かけていたり、忙しくしている時間帯だったりして、こんな重たい人たちが出てくるまで見られなかった。柔道って、男子も女子も、軽い人は文句なくかっこいいし、重たい人はどういうわけだか萌えるな・・・。
それにしても塚田は残念だった。残り11秒で逆転負けの銀メダル。こんなことがあるから、怖いし、またおもしろいのだけれど。試合後、号泣している塚田に、インタビュアーが、「立派な銀でした」と言っていた。それはそうだけれど、今言うことと違うやろ~、今はあかん・・とちょっと思った。
デザートに、トラットリア・セッテのメレンゲとアイスコーヒー。
このお菓子はすっかりセッテの名物になったようだ。言わば、変形ムラング・シャンティイ。
季節ごとに新作が出て、夏の新作の一つはこれ。ココナッツメレンゲ パッションフルーツのクリームとライチのジュレ。
ココナッツをふりかけて焼いたしゃっくしゃくのメレンゲのドームの中には、たっぷりのクレーム・シャンティイ。その中にはぷちぷちとしたパッションフルーツの種が入って、その下にライチのジュレが忍ばせてある。あ~、おいしいお菓子だなあ・・・。
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mercredi 13 août 2008
せっかくのお休みなので、桃のタルトを作った。
生地はいつものパート・シュクレ。クレーム・ダマンドには、ラム酒ではなく、桃に合わせて、クレーム・ド・ペッシュとヴァニラオイルを入れてみた。仕上げのナパージュにもクレーム・ド・ペッシュ。
フランス以上の焼き色。うむ~、よく焼けておるな・・・。願わくば6時の方向にもう一切れ桃欲しい。
桃がけっこうジューシーだから、このタルトは室温で食べるよりも、少し冷やした方がおいしいと思う。
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mardi 05 août 2008
「焼き菓子塾 」の日。今月は、さっくりタルトの月で、お題は、タルト・ブルダルー。
洋梨とクレーム・ダマンドの、所謂タルト・オ・ポワールなのだけれど、パリのブルダルー通りにあったお菓子屋さんが考案したから「タルト・ブルダルー」と呼ぶ、とも、イエズス会のブルダルーという名のお坊さんの名にちなむとも言われるようだ。
今回は、18cmのセルクルを使って焼いたのでパート・シュクレは底のみ。先生の話によると、通常のタルト型で焼くと、周りが硬いからいやだ、という人がわりといるらしい。タルトはあのざっくりした生地がおいしいと思うのに、不思議だな。
表面に少しだけスライスアーモンドを散らし、ナパージュ仕上げ。最後に刻んだピスタチオを控えめに。
21cmのセルクルで作る場合は、洋梨は6列、18cmの場合は5列にして、中心からひねりがあるように並べる、とのこと。つまり、5列は五角形なので、目算で角度を考えて並べるのはかなり難しい。
何を隠そう、わたしは洋梨やりんごを並べるのが苦手だ。「並べるときにパレットナイフから(洋梨が)つるっといく人が多いので気をつけてくださいね~」と先生。
そしてこのときのメンバーでただ一人、「つるっといった」人がわたし(笑)。一瞬でつるっといって、きれいにスライスした洋梨が、ばらばらっとクレーム・ダマンドの上に・・・。
「ああっ」と凍り付いていると、すぐ先生がクリームの上に散らばった梨を回収してくれた。ううむ。この程度のことで同様するとは、まだまだよのう・・・。さすが自分、と言うか、心配していた通り、どんくささ炸裂なのであった。来月はロールケーキの月なのだが、うまく巻けないのは、火を見るより明らかだろう。
いつも、何につけ思うことだが、いったいどのくらいできれば、「わたしは○○ができます」と言ってもいいのだろうか。
さて。ざっくりしたパート・シュクレと、ヴァニラとラム酒が香るしっとりとしたクレーム・ダマンドは、シンプルにして非常にリッチな味わい。焼き上がってから2時間後くらいが一番おいしいと思う。
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samedi 26 juillet 2008
トモちゃんに、手作りの「プラムソース 」をもらった。生のプラムをとろとろになるまで煮たソースで、自然のプラムの色がとても鮮やか。プラムの酸味と濃厚な風味がぎゅっと詰まった感じだ。ヨーグルトに入れたりアイスクリームにかけたりするのももちろんよいけれど、炭酸水で割って飲むとおいしい、ということだったので、とろんとした果肉も入れて、ペリエで割ってみた。濃さは好みで調節。
美しく透明なルビー色と、炭酸の白い泡のコントラストがきれい。ほどよい酸味と甘味がとてもさわやかで、アルコールは入っていないけれど、よいアペリティフとなった。
多くの人々は、海・山・キャンプなどに行っているのだろうか。土曜日なのに利用者は少ない。薬のおかげで、声はだいぶましになったが、今日は督促当番でやっぱり電話をたくさんかけた。
どうでもよいことだが、クーラーなしでもぐっすり寝られることのほか、夏のわたしの自慢(?)は、蚊に刺されないことだ。去年の夏も一度も刺されなかったし、今年もまだ刺されていない。さっき植木の水やりのため、庭へ下りたがまったく大丈夫だった。
人からは、血がおいしくない、血に栄養がない、血が悪い、果ては、血が毒、とまで言われているが、理由はよくわからない。体温は常に6度3分から6度5分で、特に低くはないのだが。
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mercredi 23 juillet 2008
暑さにはめっぽう強いので、夜はクーラーなしの閉め切った部屋で、朝までぐっすり寝ている。クーラーにはめっぽう弱いので、職場では、人に笑われながら厚手のタイツに靴下、長袖ブラウスに毛糸のカーディガン、と、冬と同じ格好で、冷えないように防御している。
なのに!!風邪をひいた!!これ以上、どないせえっちゅうねん!?のどが痛くて、咳が出る。先週行けていなかったので気になって、祖母のところに行こうと思っていたのだが、97歳の老人に風邪などうつそうものなら、とんでもないことになるのは目に見えているので行くのは取りやめ。
散らけたり汚したりする人がいないので、この隙に大掃除を手がけていたが、それも昨日でほぼ終わったので、ゆっくりめに起きて朝ごはん。
昨日かもめさんからいただいたトゥレ・ドゥーの焼き菓子とアイス・カフェオレ。写真のお菓子は、ケック・ドランジュ。オレンジのペーストが入ってるような、オレンジがかった生地に、しゃりっとした甘~いフォンダン。その下には柔らかいオレンジ・ピールのコンフィが隠れている。おいし~!かもめさん、ありがとう(^^)。
午前中は、友人へ、珍しく手書きの手紙を書いたり、頼まれて、友人の娘に夏休みの読書用の本をみつくろって発送したり。
暫時一人暮らし中なので、10日弱も買い物もせずに冷蔵庫や戸棚にあるものをちまちまと食べていたのだが、8日前のごはん(カビは生えていません)、刻んだ青葱(ぎりぎりセーフ)、ベーコンひとかけ(腐ってません)で焼き飯を作って、めでたく冷蔵庫の食材が終了したのは昨日の昼。アルコールスプレーで庫内を念入りにふく。その後、自転車で、洛南ジャスコへお買い物。かもめさんが、バターの供給が安定してきたようだと言っていたが、なるほど、棚には数種類バターが並んでいた。まだまだストックがあるので買わなかったけど。帰宅してもまだ掃除スイッチが入っていたので、電子レンジの庫内も掃除。さらにWGのショップにブリュット・ゼロを受け取りに行って、ついでにクロタンを買う。
3時をすんで、病院へ行くと、叔父・叔母とトモちゃんが来ていた。夏らしいひまわりのアレンジメントをいただいた。
ちょっと歩いて、テ・コンセプシオンで、トモちゃんとお茶。ここはゆっくりできるし、スコーンはおいしいし、かなり穴場だと思う。少ないながらも、ちゃんとクロッテッド・クリームがついているところもポイント高し。
アッサムのミルクティーとスコーンのセット、イギリスで言うところのクリームティーをいただく。結局これが今日の夕ごはん。夕ごはんまでお菓子とは、わたしの自律心のなさは子ども並み。でもまあ、いっか。パンが無ければケーキを食べればいいのさっ。
病院へ戻って、父の夕食に付き合う。すると、入院10日目にしてついに「もっとうまいもんが食べたい・・・」と言い出した。ここの病院の食事って、おいしい方だと思うけどなあ・・・。でもまあ、カロリー制限のかかった食事じゃ、仕方ないよね。おかげで血糖値も良好なわけだし。
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vendredi 11 juillet 2008
遅番。またまた急にプリンが食べたくなって、帰るやいなやプリンを作る。帰る道すがら、最速で作る段取りをシミュレーションしていたので、玄関あけてからオーブンに入れるまで10分強。最速!またの名を、やっつけ仕事と言う。
焼いてる間に晩ごはんを食べる。洗い物している間に冷凍庫で冷やす。生ぬるいプリンはおいしくない!ショックフリーザー欲しいなあ。遅番のときは朝、晩ごはんの用意をしていくけれど、どんなに手早くできるものでも、お菓子を作る気にはなかなかなれないもの・・・。
プリンはこの瞬間がめっちゃ幸せ。
スプーンを底まで刺したら、甘苦いカラメルソースが井戸みたいに上がってくる。だからしっかり焦がしたカラメルを底にたっぷり入れるねん!
でもなあ・・。一人で食べてもつまらないにゃ~。
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mardi 08 juillet 2008
焼き菓子塾の日。今日は、ミディの焼き菓子の中でも一番好きな、ミモザの日なのでとても楽しみ。以前に買った、クレア・イーツに載っていたのと少し材料が違う。
現在のお店で売られているものとは違って、クグロフ型で焼成。型も、めんどうがらずに、しっかりと刷毛で丁寧にブレ、そしてファリネをしておくと表面がとても美しい。
同じものを家で作るよりも、塾で作った方が、必ずうまくできる。作るのは自分にはどちらも違いがないのだが、先生がきっちり監督してくれて、状態を常にチェックしてくれるということに加えて、ブレ、ファリネのように、細かなところも手を抜かずにきちんとやるからだろう。
どんな細かな手順も、めんどうがってはいけない。それが仕上がりに大きく影響することもあるし、小さなことが積み重なって大きな失敗に結びつくことだってある。手順は必ず覚えてから作り始める。書かれたものを見ながらやっているようでは、よいものはできない。本当だ。
それにしても。いつも自分の不器用さをあらためて知る。ぢっと手を見る。もっと無駄のない、一連の所作ができないものか。何度も何度も、繰り返しやるしかない。
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lundi 30 juin 2008
夏越の祓。茅の輪をくぐって、半年間の厄を祓うわけだが、今年は神社に行けなかったので、家の神棚を拝む。去年、お稲荷さんで受けてきた小さい茅の輪ももうはずしておかないと。護符やお守りの効果は、一年だ。
それとは別に、今日は水無月を食べる日だ。
仕事の帰りに家の近くのお餅屋さん(あるいは、”おまんやはん”)に寄ると、既に先客がおり、その人は水無月を4個買った。次にわたしも水無月を4個(白2個、抹茶2個)買った。次に来た人は水無月を6個買った(白3個、黒3個)。
さすがは6月30日、飛ぶように売れる水無月である。皆さんも食べましたか。抹茶もいいけど、やっぱり白が一番、らしくていいな。ういろうと同じく、嫌いな人は嫌いだが、わたしは子どもの頃から好き。
今、さんこさんとこ行ってきたら、しっかり食べてるね(笑)。そして、いちご味の水無月というものがあることを知った。超ビミョーなのだが。
ところで、お餅屋さん(おまんやはん)、お菓子屋さん、の微妙なニュアンスの違いは、京都人以外にも周知のことなのだろうか。
家に帰ると、父が「今日水無月食べる日やって知ってる?」と聞いてきた。知らいでか。既に半世紀は住んでいるというのに、もう一つこの街の習慣が身に付かない人だ。彼にはもちろん、上記の店の違いはわからない。
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samedi 28 juin 2008
展覧会のあとのお昼ごはんは、南京町の洋食屋、アシエットにて。伊藤グリルに行ったのだけど、予約でいっぱいでふられたので、系列店のここへ。海老フライと和牛煮込みハンバーグのランチを食べる。何もかも一から作ってます、といった感じの大変穏やかなお味。昔ながらの洋食もなかなかよいものだ。
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神戸に来たなら!!やっぱりモンプリュに足が向いた。もう場所も覚えた(たぶん)し、一人で行ける(おそらく)もんね。
ショーケースに並ぶお菓子は種類も多くて、とても迷うのだけれど、ここは古典菓子がおいしいということがわかったので、今回も古典菓子のオペラを選んだ。染み出してくるくらいにコーヒーのシロップがアンビベされたビスキュイ、コーヒー風味のバタークリーム、ガナッシュが薄い層をなして、見た目にも大変よいバランス。やっぱり変なアレンジのしていない古典菓子はいいなあ。
これは、クレーム・モワルー。プラス200円でミニサイズが付けらるというので食べてみた。こくのあるソフトクリームといった感じ。ブルーベリーのソースがかかっている。これはまあ、おいしいんだけれど、わたくし的には、わざわざここに来て食べなくてもいいかないった感じ。ケーキを2個食べた方がいいかな(笑)。
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前回、売り切れで涙を飲んだ、クレーム・ドランジュをテイクアウト。この気温での持ち帰りにはかなり危険を感じたけれど、ココットにも入っているし、いくら「カスタード」と書いてあってもよもや腐るということもあるまい。
この大きさと、表面のキャラメリゼの具合から、たぶん、オレンジのシブーストなのだろうと当たりを付けた。メレンゲの泡でかさ高くなっているクレーム・シブーストでないと、この量は食べられないはずだから。
推理は的中。ココットの底にはこれまたたっぷりアンビベされたビスキュイが敷かれ、クレーム・シブーストがたっぷり詰められている。ガルニチュールはオレンジ。
また買ってしまった、ショッキングピンクの僧衣を着た、派手な尼さん、ルリジューズ。シュー生地と言い、キルシュの効いたクリームと言い、甘~いフォンダンと言い、やっぱりおいしいわ、これ。ほんの少しだけれど、襟飾りの白いバタークリームもとっても風味がよいのだ。帰宅した直後は、暑さで、少しだらけた尼さんになっていた。
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お菓子がおいしいので、トゥレトゥールも期待が持てそう・・・と、キッシュ・ロレーヌを買ってみた。大きくカットされたベーコンがごろごろ。パート・ブリゼまでちゃんとおいしいのはさすが。
やはり、古典はよい・・と、古典主義なわたしである。
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mardi 24 juin 2008
今月末で有効期限が切れるタダ券を使い切ってしまいましょう、と小豆に声をかけられ、ブライトンホテルのラウンジ、クー・ド・ミディでお茶をする。
ケーキセットを注文する。わたしはいちごのタルト、小豆はチーズケーキ。紅茶はアイスのグレープフルーツのお茶と白桃のお茶。ケーキーはおいしく、紅茶は、ホットに変えても可の、お代わり自由で、さすがに高いだけのことはあったのだが、肝心のケーキの選択肢が三つしかなかったのはちょっとびっくりだ。
小豆は含みのある(笑)人なので、わたしのことなど、何もかもお見通しよ、といった感じ。いらんことまでしゃべってしまったのでまったく心が痛いことだ。
さて、出かける前から、ちょっと思い出したことがあって、引き出しの奥などあさって、探し物をしていた。帰宅後、その続きで、押入れの奥を探っていると、すっかりもう「ない」ものと思っていた数冊のノートと、印刷物、写真を入れた袋を発見した。
それは思うところあって、数年前に捨ててしまったとばかり思っていたものだ。若気のいたりだったと、近頃になって捨ててしまったことを後悔していたものだったので、本当に驚いた。
よくよく当時のことを思い返してみると、ばっさり処分してしまおうと、その紙の束をまとめて袋に入れて、ごみに出す寸前まで行ったのだが、すんでのところで「これも自分の歴史である」との思いにかられ、捨てないでいたのだ。その代わりに封印するかのように、押入れの奥深くにしまい込んだのだった。
おまけに驚いたこともまだある。わたしはケチなので、余ったノートがあると、その続きをつい違うことに使ってしまう癖があった。出てきたノートの何冊かもそんなノートで、その内の一冊などは、四分の一ほどを、びっしりと数学の練習問題を解くのに使っている。ご丁寧に消しゴムのかすまではさまって。確かにどのページを見ても自分の字で数字や記号や図が書いてあるのだが、意味がまったくわからない。それどころか、こんなことを習った記憶すらなく、それが数学の中のなんという科目だったのかもわからない。記憶喪失?軽く衝撃を受けてしまった。
そしてそのノートは、一瞬、oil語群とかoc語群、などといった言葉が書き込まれた大学のときの基礎演習のノートとなり、(さすがにこれは改めて違うノートを作ったようだ)、さらには、黄身時雨や月餅の調製法が記され、それでもってようやく本来のノートの5冊目となるようだった。
本来の探し物はまだ見つかっていないのだが、これが見つかったのならそれも必ずどこかにあるはず。逆に、あると思い込んでいて実は処分してしまっていた、ということがなければの話だが。
しかし今日は思いもかけぬものが見つかったので、捜索は打ち切り。これからじっくりと発掘された遺物を吟味するのだ。
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lundi 23 juin 2008
ごうやんさんからいただいた、りんごのケイクが今日のおやつだ。香りのよいフレーバーティーも・・。完璧なおやつセットだ。
表面に散らされた半透明のりんごのガルニチュールが、太陽の光を含んできれい。強すぎないシナモンがふわっと香る。ガルニチュールだけにシナモンが入っているのね。
生地はしっとりと均一。いつも思うことだけれど、いびつな膨らみ方をしないのはすごいと思う。さすがの高い技術。大変おいしくいただきました。ごちそうさまです(^^)。
閑話休題。先日見に行った映画、「ランジェ公爵夫人」について。京都では上映しないようなので、大阪は九条のシネヌーヴォまで行ってきた。この映画館はまだ行ったことがなかったのだけれども、庶民的な商店街近くにありながら、なんとも濃い~映画館だった。京都シネマとみなみ会館を合わせたような感じかな。
わたしは西洋時代劇(特にフランス)、コスチュームプレイが好きなのでそのジャンルはわりと見に行っているかも。フランス語を聞くという楽しみもあるので、フランスが舞台のはずなのに、登場人物が英語をしゃべっているとがっかりしてしまうのだが、とてもありがち(笑)。
この作品は19世紀の貴族社会が舞台なのだけれど、衣装や調度など、一分の隙もない感じに作られている。フランス貴族と言っても、18世紀の衣裳とはまったく異なっているので、そういうところも見ていておもしろい。
執事が「神父様がお菓子を残したぞ~」と、メイドのところに嬉々として持ってきたお菓子がルリジューズ(「尼さん」の意)だったり、細かいしかけがおもしろかった。あと、ランジェ夫人が手にとった本が、当時の話題書だった、スタール夫人の『デルフィーヌ』だったりなど、このあたりは原作にはないところ。
映画はバルザックの原作にとても忠実。時折、画面にバルザックのテクストがそのまま出るのだけれど、ほんの短い文章しか、消えるのが早すぎ読めない。字幕とも離れているし。
でもこれ、あまりにも忠実すぎるので、物語の成り立ちを知らなかったら、わけのわからないところもわりとあるような気はした。突然出てくる、焼きごてを熱してた怪しい仮面の男たちはいったい何者なんだ?とか、ラストに出てくる頼りがいありそうな仲間の男たちは誰なんだ?とか(笑)。
この『ランジェ公爵夫人』は、バルザックが書いた「十三人組物語」というシリーズの中の一編で、「十三人組」というのは、貴族の男の謎の秘密結社みたいなものらしい。必殺仕事人とか、さらい屋五葉とか、そんな感じ?表の社交界にいるときは互いに知らないふりをしているけれど、実は固い結束と友情がある・・・みたいな。メンバーには外科医もいるらしい。
この物語は、その十三人組のメンバーのモンリヴォー侯爵とランジェ公爵夫人の恋の話。したがって、唐突に登場した怪しい男たちは皆、十三人組の仲間だというわけだ。
「文豪」と称されるバルザックだが、かなりのエンターティナーだと思う。
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samedi 21 juin 2008
7月から、1年ほどの予定で休業いたします、とのお知らせを受け取ったのはひと月ほど前のこと。ああ、あのすばらしくおいしいお菓子たちともしばらくお別れなのね・・・。ならば食べ納めをして、しばしの別れにそなえましょう・・・と、デザートはベックルージュのお菓子を。
いつものようにあらかじめ用意されたメニュー表はなく、今まで人気のあったお菓子を作るのだとか。21日のお菓子は全部で7種類だった。
ルージュ・ベゼ いちごのババロアの中にハーブのゼリー
「赤いキス」。お酒もしっかり効いている。いちごの華やかな香りを、中のハーブの葉も入ったゼリーがきりっと引き締めているので、いちごのお菓子にありがちな子ども子どもしたスイートなお菓子になっていない。
トランシュ・シャンプノワーズ シャンパンのムースにフルーツとチョコレート
濃く香りが残るシャンパンのムースにフランボワーズと洋梨。卵黄の色がきれいなビスキュイの風味もしっかりと感じられて、味の強いチョコレートと組み合わせてあるのに、負けていない。
サランボ アメがけした、カスタードクリームのシュークリーム キルシュ入り。
楕円形に焼いたシュー生地にキルシュの入ったクリームを詰めて飴がけし、本来的にはピスタチオで飾ったお菓子を、サランボ(Salammbô)と言う。
Salammbôというのは、1862年に発表された、フローベールのカルタゴを舞台にした小説で、オペラにもなって、当時大変な人気だったそうだ。このお菓子が作られたのも19世紀。
カルタゴというのは現在のチュニジアにある。で、今でもピスタチオの特産地であるシチリアとは距離的にも近く、チュニジアにもピスタチオを使ったお菓子がある。このお菓子がピスタチオで飾られていたことを考えれば、このお菓子の名前の由来というか成り立ちの経緯というかは、日本で言うなら「助六」みたいなものか(笑)?芝居好きのフランスのお菓子屋の店主が、ちょっと当時はやってた芝居とひっかけてみました。どうだ俺のエスプリは・・・?みたいな。
このお菓子はしっかり常温に戻す方がいい。とは言っても日本の夏は暑すぎる。しっかり焼かれて塩も少し入ったシュー、かりっとした飴、濃厚な風味のぽってりしたクリーム。19世紀から生き残っているのも当然と思うおいしさだ。
エヴァズィオン パイナップル、ライム、バナナ、ココナッツ、しょうがをミックスしたムース。
évasion、意味は「逃亡」。山口さん、ほんまにええ名前つけはったなあ・・・と思いました。イメージは、常夏の楽園への逃亡、なんでしょうねぇ・・・。ひと口食べれば、意味するところがすぐわかる。ふんわり香るバナナ、きりっとしたしょうがにさわやかなライムの香り。中にはパイナップルがごろごろ。わたしも夏の国に逃亡したい・・・。
ローザス・フランボワーズ アニスの香りにフランボワーズが入ったお菓子。
上の飾りはイタリアンメレンゲ。アニスの風味のちょっとざらっとした感じのムース。アニスとフランボワーズって思いつきもしないような組み合わせだけれど、おいしいのだなあ。
ビッシュ・シトロン 2種のレモンのムースとピスタチオのダックワーズ生地。
表面に絞ってあるのは、ほとんどメレンゲかと思うような軽い軽いバタームース。ダックワーズの緑色が目にも鮮やかで、ピスタチオの強い風味。レモンの香りもきりっとしていて少し苦味を感じるよう。たいへん個性的なお菓子。
マンゴーとチーズ
最初6種類作る予定だったところ、急遽増やしたそう。ビスキュイの表面の、ちょっとさくっとしたところが好きでね・・。中のマンゴーの甘い香り。クリームもまろやかで、素直な感じのお菓子。
ああ、これでしばらくは食べられないねぇ・・・。ベックルージュのお菓子は香りがとても重視されていると思う。異なった香りの素材を組み合わせてお菓子を組み立てておられるのは、調香師の仕事のようだ。ムースは限界まで柔らかく、とてもデリケート。いつ食べても、本当においしいお菓子だと思う。
再会の日を今から待ちわびております・・・。
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mardi 10 juin 2008
今日の夜は久しぶりに小豆に会って、誕生日のお祝いをするので、プレゼントにキャトルカールを焼いた。きれいなデコレーションケーキじゃないけれど、ちんまりと箱に納まってるとけっこうかわいいかも?
一人でも食べきれるよう、12センチの型でなので、ほんとにちんまり(笑)。でもちゃんとホールだよ。
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今日はメランジュールが大活躍。全卵の泡立ての時はほんとに役に立つ。なかなか手作業の泡立てでは四同割のバターに耐えられる泡ができないのね。おかげで疲れ知らず。
表面は薄めのグラサージュがけ。かりっとしておいしいよ。グラサージュはレモン汁とイタリアみやげのリモンチュッロで作った。
試食してみます・・・。これなら差し上げても大丈夫。誰かに差し上げようと思うときは緊張感倍増。食べておいしくなかったらプレゼントは中止だ(笑)!
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samedi 07 juin 2008
梅雨の晴れ間の公休日。もちろん洗濯、拭き掃除。でも自分の好きなことも一つはしよう!と、ディアマンを焼いた。
慢性化の様相を呈してきたバター不足。でもわたしの冷蔵庫のチルド室は、さながらワインセラーならぬバターセラーのよう。と言うのも、最近ではどこに買い物に行っても必ず乳製品の棚をチェックして、バターが一箱でも残っていれば、必ず買うようにしているから。だって、お菓子は作りたいときに作りたいじゃないの。今日も夕方、洛南ジャスコで、法外な値段のでないふつうの値段のバター、ラスト2個をゲット。今日使った分の補充完了(笑)。
オレンジピールと、グランマルニエに漬けてあったドライフルーツ(レーズン、りんごなど)を細かく刻んだものを加えて、香り付けはコアントローで。
ディアマンは、生地の名としては、パート・サブレ。でも、さくさくではなくて、口の中でほろほろ、はらはらと、ほどけるような食感に焼きたかった。
なら、どんなふうに作ればいい?どんな道具を使えばいい?結果は、そう・・・ so-soってところで、すべて満足というところまでは行かなかった。時節柄、湿気との闘いという面もある。
今回は無塩バターを使ったが、何度か焼いてみて、有塩バターを使う方がより好みの味に仕上がる、ということと、レモン風味のを作るときに、ここ2回ほど焼き上がりに香りが飛んでしまっている、という問題が起きている、ということがわかった。
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mardi 03 juin 2008
公休日。午前中は強い雨。お医者さんとか、祖母のところとか、食料品の買い物とか、諸々の家事とか、休みなんだか休みでないんだか結局わからないのはいつものこと。時間は限られているのであるから、有効に使わなくてはいけない。足りないところに余ったところから持ってこないといけない。具体的にはもっと年休を取った方がいいということだろう。わたしがいなくても、職場はノープロブレムさ。
桂駅東口のごく普通の喫茶店で見つけた妙なもの。「冷やしコーヒー 珈太郎」。妙なので買ってみた(笑)。どうやら珈太郎というのはこのラベルの岡っ引きのようなのであるが、なんで岡っ引きなのか?
イロモノと思いきや、しっかりした苦味の、こくのある珈琲だ。アイスカフェオレにしてもおいしかった。ボトルの首に珈太郎の絵の描いた小判型の紙が付けてあって、「この小判10枚で1本進呈」なのだそうだ。あんまり行ったことのないところへ行くと、変わったものが見つかるものだ。
このあいだからとてもプリンが食べたくて。栄養不足なのかしらん?この前、衝動食べしたプリンは残念ながらいま一つで、ますますプリン食べたい!
で、今日はシーキューブで、クレマ・カラメッラを買って食べてみた。大きな器で焼いたのをすくって紙ケースに入れてくれる。一切れ210円也。カラメルたっぷり、プリンは固さのしっかりしたクラシカルなもの。う~ん、これはおいしい。プリンはね~、一番底のカラメル色に染まった部分が一番好きさっ。
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lundi 02 juin 2008
また雨だ・・・と思っていたら、どうやら関西も入梅したらしい。いつもの年よりも一週間ほどは早いみたい。雨は嫌い。でも冷たい秋雨と違って、この雨の季節の向こう側の輝く太陽を思えばがまんできる。夏越の祓が済んで、7月の声を聞けば祇園祭。雷が最後の雨雲を払えば、夏の太陽が顔を出す。
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