キメラ
午前中でお仏壇の大掃除と昨日やり残した家事を完了。ええ、ええ、明日は誕生日。何があっても働きませんとも!と毎年誓うが、結局家で働かないで済んだ年は大人になってからは一度もないのであった・・・。
誕生日前日の今日、うれしいことに11年来の友、小豆が「女王の日」(笑)と題したお祝いをしてくれた。なんでもわたしを女王にしてくれるらしい(笑)。
まずは、一度二人で行ってみたかったと、わたしが「女王のサロン」と呼んでいるネイルサロン、タアコバに連れて行ってもらって、きれいにマニキュアをしてもらう。二人並んでゆったりと午後のひと時を爪の手入れに費やす。贅沢だなあ・・。
わたしは服のさし色に合わせて、少し紫がかった濃いピンク、小豆は肌なじみのいいベージュゴールドのベースに、ゴールドのラメがけ。選ぶ色も、服や小物のテイストもぜんぜん違うのに、互いが好みそうなものはすぐわかる。そんなこんなで11年のお付き合いなのだから、縁は異なもの味なもの。わたしはこの人に、日々並々ならぬ感謝の念を抱いているのである。
そして、下河原のキメラへ食事に・・・。八坂神社の鳥居を出てすぐ左側の和風の建物。1階はウェイティングと、ビッグネームのワインが詰まったワインセラー。ダイニングは2階で、思ったほど席数は多くはない。天井がどうしても「民芸調」に見えてしまうのはわたしだけ(笑)?
食前酒に、愛媛のみかんジュースで作ったミモザを。やさしい味のおいしいもので、のどがかわいているので一気に飲み干してしまいそうで危険(^^;。どうしてみかんなのかと聞いてみると、愛媛出身のソムリエ(実に職人風の)の実家で作っているジュースを使っているのだそう。帰りにセラーを見せてもらったときに聞いてみると、ベースのシャンパーニュは、アンリ・ビリオだとか。
好みを伝えて選んでもらったワインは、シチリア島の白。
ヴァレ・デラカーテ ビディス、と読むのかな。シチリアのシャルドネにわずかに地のぶどうを加えて作っているとか。色は濃い黄~金色。しっかりと樽の効いたこくのある味わい。きっと小豆好みに違いなく、もちろんわたしも・・・。料理にもとてもよく合った。
オクラの生ハム巻き リコッタチーズ ベルガモット風味のオリーブオイル
生のオクラは苦手なぬるぬるが出ていないのでとても食べやすく、しゃっきりと新鮮な風味。オイルのベルガモットの香気が鮮烈。生ハムは名前を失念したが、赤ワインに漬けてあるそう。
オマールとジロール茸のパ-ト・フィロ(?)包み 生ハムの脂身 オリーブオイル
オイルには強い酸味があってとてもフルーティー。生ハムも名前があったけれど、残念ながら失念。どうやら生ハムの名前を覚えるのがわたしは苦手らしい。ワインの香りと好相性。
まながつおの炭火焼き ズッキーニのソース からすみ
からすみはテーブルでたっぷりとすりおろしてかけてくれる。クリーミーなソースとからすみの風味がやはりこくのあるワインとよく合った。
鱧とトマトとクレソンのリングイネ
ほぐした鱧がパスタとよくからんで美味。クレソンのしゃきしゃきした食感と香りが新鮮。
ポルチーニとうずらのクリームソースのキタッラ
大きく切ったポルチーニと、わずかなクリームのこくがこれまたワインの樽香と呼応。
鴨の炭火焼き 長なす グリーンペッパーのソース
鴨の焼け具合がとてもいい。ジューシーで柔らかく、香りがよい。
パン フォカッチャ 小さなバゲット くるみとぶどうのパン
メインに合わせて、赤をグラスで一杯。Masclarelli MARINAVETICMontepulciano........2003
と書いてあったけれど、詳細は不明。
わたしは、黒いちじくのトルタ マスカルポーネのジェラート。小豆は、マンゴーのソルベットとココナツのスプマンテ。
温かくてさくさくした生地がおいしかった。お味見させてもらったマンゴーも風味が濃くておいしい。
エスプレッソ
小菓子 ラズベリーソースのチーズケーキ くるみのキャラメリゼ入りのフィナンシェ
全体的に、いいもの使っているんだなあ・・・という印象で、味も総じてとても上品。トラットリアではなく、リストランテの料理なのだと実感。
3時間以上かけたゆっくりとした食事にすっかり満足。それでもまだまだおしゃべりは尽きず・・・。
小豆、「女王」なひと時を本当にありがとう。とても楽しかったです(^^)。それからいつまでも頼りないわたしでごめんなさい。いつでもあなたの存在に感謝しています。これからもよろしくお願いします。
*キメラ
京都市東山区祇園町南側504番地
TEL 525-4466 水休
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