dimanche 04 janvier 2015

2014年 フランスの旅 アルザスワイン街道(2)

 当初の予定にはなかった街、ベルクハイムへ・・・。

 他に行きたいところはないかとガイドさんが尋ねて下さったので、ダメ元で、マルセル・ダイス!と言ってみたのだ。言ってみるものですねぇ・・・・・。アルザスで一番好きな作り手だ。

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  さすがのマルセル・ダイスは、広くて美しい試飲室が完備。土壌に重きを置く、ダイスさんだから、各畑の石の見本も置いてあり、プロジェクタも完備。試飲にはいくつかのコースがあるようで、イケメン男性解説員が資料を使いつつ、懇切丁寧に解説してくれる。

 わたしが選んだのは、テロワール・コース(といった感じのコース)。

.Photo_17 試飲は、軽いものから、重いものへと、システマティックに進められる。

 

 アルテンベルク

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.Photo_18  マンブール

 さらにシェネンブール

 と、ほんとにこれ飲んでもいいんですか?というようなワインが次々と供され、試飲は全部で9種類に及ぶ。

 マンブールを購入。

 一旦ドメーヌに別れを告げたものの、迷っていたワインがあったので、やっぱり買おう!と決心し、ドメーヌへ引き返す。すると、そこにはご当主のマルセル・ダイスさんが!!

 握手をしてご挨拶。とても気難しくて怖い方だと聞いていたのだが、にこやかな方だった。きっと仕事に対しての姿勢の厳しい方なのだろう。

 目的のワインを買い足して、思いがけない出会いに感謝しつつ、再びドメーヌを後にする。

.Photo_19 次は、ジャン・ゲイラー。ガイドさんが、買いたいものがあるとのこと。

 協同組合のようなところらしい。ここでは、この季節にしか飲めない、ヴァン・ヌーヴォー(発酵途中のジュースのようなワイン)を試飲。甘くて微発泡。土地の人たちが、瓶を持参で買いにくるみたい。ガイドさんも瓶持参。

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  そして次は、アメルシュヴィルへ。

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 ジャン・バティスト・アダムを訪ねる。ここもかなり大きなドメーヌだ。

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  ここでは、試飲だけではなく、樽や、昔の道具を見せてもらった。

.Photo_22 樽の口の飾り。

 樽職人が、意匠を凝らして付けるらしい。

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  グランクリュ、ケファルコップフの畑。

 いったいアルザスにはいくつのドメーヌがあるのだろう?

 アルザスにはまた来るかも?そう、二度あることは三度ある。

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samedi 03 janvier 2015

2014年 フランスの旅 アルザスワイン街道(1)

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  アルザスワイン街道の旅は、まずリボーヴィレから。付いて下さったガイドさんは、アルザスに住んで8年になるという若い女性で、とても親しみ安かった。予想どおり、ストラスブール大学のご出身。

 町並みはほんとに日本のそれとは考え方からして違うまったく異質なもので、その異質さにかえって癒される。街全体が映画のセットのようだ。家々の窓辺に飾られるゼラニウムは、ほとんど「義務」のようなもので、自治体が費用を持ち、世話もしにきてくれるのだそうだ。

 肉屋の塔小麦倉庫などを見学。街を囲む三つの山城の話に興味をひかれる。遠くから見るだけだったが、堅固そうな城だった。

 偶然、行きたかったお菓子屋さんの一つ、ギルクの支店を見つけて、マカロンとしょうがのショコラを購入。

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.訪ねたドメーヌは、ルイ・シップ。飲んだことのない作り手だ。マダムにいろいろ好みを伝えながら、リースロング、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネールなどのアルザスの代表的な品種を試飲。

.Photo_6 次なる街はユナヴィル。その昔この街を貧困から救ったユナさんにちなみ、ユナさんの街だからユナヴィル。

 アルザスの自治体は、人口30人とか50人とか規模が小さく、街から街の距離もとても短い。どういう社会構造なのかよくわからない。

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.Photo_7 ユナヴィルには教会があって、時計台の時計の針がぶどうの房になっていた。

 この、サン・ジャック・ル・マジュー教会は、ちょっと珍しい、カトリックとプロテスタント共用の教会。時代を追うごとに立て増されていった、八角形の城壁を持つ。

 教会全体が要塞化しており、戦のときには村人を中に入れて、戦火から守ったという・・・。

 先ほどの山城もそうだが、まるで日本の戦国時代の話を聞いているようで、胸熱。。。

.Photo_8 教会の裏手には、ぶどうがたわわに実る。

 そう、今がまさに収穫の季節。そこここで、ぶどうを満載した車と行きかい、ちょっとした屋根のある広場のようなところでは、収穫人たちのための昼食の準備がされていた。

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.Photo_9  次の街は、リクヴィルラ・グルヌイユというレストランで、ベッコフに舌鼓を打ち、しばし街を散策。

 これは、ヒューゲルの看板。とてもアルザス的。

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.Photo_10  ア・レトワール。1686年に建てられたバロック様式の建物。看板はアルザス出身の画家、アンシによるもの。

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  街のトレトゥールやパティスリーもおいしそうで・・・。

 何やら甘い匂いに振り返ると、店頭で焼き菓子を焼いて売っている店を発見。ころんとした丸いお菓子が次々とオーブンから出て来る。

 ガイドさんに聞けば、アルザスのマカロンだと言う。試食しておいしかったので購入。マカロンは地方色豊かなお菓子で、アルザスのマカロンはパリのものとまったく異なる。ココナッツ主体のソフトですこしねちっとしたお菓子。素朴でおいしい。

 アルザスお菓子街道の旅のようでもあるが、次も・・・。

 ニーデルモルシュヴィルだ。そう、あの有名なクリスティンヌ・フェルベールの店があるところだ。ここのジャムが好きで・・・!

 お店は本当に小さくて、村のよろず屋さんのようなもの。日用品から新聞まで売っている。フェルベールさんのお家の庭で採れたレンヌ・クロードのジャムと、アルザスのミラベルのジャムを購入。徹底的に土地の味を狙っていく。

 さらに・・・。

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mardi 30 décembre 2014

2014年 フランスの旅 アルザスの料理

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 次の訪問地はコルマール。駅もこじんまりとしている。

 ホテルが駅の目の前だったので、迷うことなくスムーズにチェック・イン。ホテルはここで泊まった、グラン・トテル・ブリストルが一番よかったな。気持ちいいテラスまで付いていたしね。

ストラスブールからコルマールまでの間に、セレスタという町があって、人文学図書館がある。途中下車して訪ねてみたかったのだけれども、大荷物のため断念したのが心残り。.

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プティット・ヴニーズの風景。ちょっと日本では有り得ない町並み。

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ここ、コルマールの町並みは、アニメ「ハウルの動く城」の舞台となったそうで・・・。

この家がそうらしい。

.Photo_10 「首の家」は不気味・・・。魔除けにはなりそう。

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.Photo_3 川のほとりのラ・クルトゥノーにて、アルザスのワインとタルト・フランベを。

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. 最近は日本でも知られるようになったタルトフランベは、ぱりっとした薄い生地にフロマージュ・ブラン、玉ねぎ、ベーコンが乗るというシンプルなもの。でもなぜか後ひく味で、ぺろりといけてしまう。

 9月と言えどもまだ7時半くらいまでは十分に明るいので、テラス席で風に吹かれてのんびりするのは気持ちいい。

.Photo_5 次の日は、ガイドさんに案内してもらって、ワイン街道の旅。

 道中のお昼ごはんは、ガイドさんといっしょに、リクヴィルの、ラ・グルヌイユというお店にて。グルヌイユというのは蛙のこと。それだけに、店の中にはたくさんの蛙グッズのコレクションがある。蛙マニアなら行くべき(笑)。

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.Photo_6 フィッシャーのビールと、

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.052 シュークルートとどちらにするか悩みに悩んだ末のベッコフ

 おでんと言うか、ポトフにも近いかな。朝、主婦たちがパン屋の釜に鍋を入れてもらって夕方受け取った、というシンプルなとろ火煮込みのようなものなのだけれど、お肉の味がしみ込んだじゃがいもや野菜がとてもおいしい。

 アルザスの人は食いしんぼうで、食べることが大好きな人が多いのだとか。うん、それは、郷土料理のおいしさと、お菓子屋さんの様子を見たらわかる。

 アルザス、いいところだ・・・。

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lundi 29 décembre 2014

2014年 フランスの旅 アルザスのパティスリー

 2014年年初には思いもしなかった、フランスへの旅。ところがなんと思いもかけず9月に一人旅をすることに・・・。人生何が起こるかわからないもの。一寸先は闇・・・、いやいや(笑)、人間万事塞翁が馬。

 約20年ぶり、三度目のフランス。2004年のベルギーでヨーロッパも最後だから、旅のやり方なんてすっかり忘れている・・・。そこへもって前代未聞のエール・フランスのパイロットのスト。これが旅の暗雲に・・・。

 出発は9月16日。KLMでアムステルダム乗り換え、アルザスへ・・・。スキポール空港での待ち時間は5時間!長いなあ、と思ったけれどもさすがヨーロッパ一(たぶん)のハブ空港、広いし、とにかく探検するだけでもおもしろい。しかし日本とフランスとの時差は7時間(夏時間で)。ストラスブール行きの飛行機に乗ったときにはもうフラフラ。隣の席のマダムが心配して何かと気にかけてくれたのだった。

 ストラスブールに着いたのは午後10時頃。タクシーでホテルへ。誰も彼もが当たり前にフランス語で話をしてくるので、ああ、フランスに来たんやなあ・・・と実感する。

 アルザスには3泊そしてパリに移動し、ずっとパリ滞在。その内の1日をシャンパーニュ地方への遠足に費やす、という日程。ワインにお菓子、レストランに図書館。わたしの好きなものをぎゅうっと詰め込んだ12日間の旅だった。もう冥途の土産になってもいいや、という勢い(笑)。

.Photo アルザス地方の玄関、ストラスブールのSNCF(Societé Nationale des Chemins de fer Francais:フランス国鉄)の駅。ヨーロッパの駅ってだいたいこんな感じやんね?

 ストラスブールは二度目。駅の中は変わっていないように思うけれども、外観が近未来都市みたいになってる・・・。

 ホテルをチェックアウト後、歩いて駅へ。まず駅で荷物を預けて、街に出よう!駅の中や周辺には軍人がたくさんいて何やらパトロールしてます。荷物預かりはすべて、赤外線検査があります。

.Photo_2 中心部には車が入れないので、周りの環状道路を車や路線バスが走る。写真は、その環状道路の外の町並みだけれども、十分にアルザス的。

 旧市街を歩き疲れて反対側に出てまた駅まではバスに乗って戻ったのだが、それも一興。フランスの人は、バスの運転手さんにも(特に何か尋ねるときは)必ずボンジュールって言うから好きや。京都の人がバスを降りるとき、ありがとうって言うのと似てる。

.Photo_3 広場では、古本市なども開かれており・・・。

 大聖堂に近付くとだんだん人も多くなる。おみやげものの店も多くて、ここは一大観光スポット。

 タンプル・ヌフという寺院のそばを通って、

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.Photo_4  大聖堂がやっぱり赤いことを確かめる。使っているヴォージュ山脈の砂岩が赤いのだ。

 もちろんお参りしておろうそくを一本お供えする。異教徒だけど。日本にいても外国にいてもやることは同じ。お寺があったら行ってお参り。

 ストラスブールでは、2軒のパティスリーを訪ねる。

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  まずは、クリスティアン。大聖堂の前にも店があるけれど、こちらのタンプル・ヌフの店の方が落ち着くようだ。

 店の奥ににショーケースがあるのではなくて、表に見せるようにショーウィンドウがある。お菓子好きでなくとも通る者はこの甘い誘惑に勝てるだろうか。いや、勝てはしない。いわんやはたこをや。

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クロワッサンショコラ・ショーで遅い朝ごはん。ショコラ・ショーはあんまりショーじゃなかったのがちょっと残念。

.Photo_9 タルト・シトロン

 日本で食べるとレモンクリームをマイルドにしすぎてぼんやりした味になっているのがよくあるけれど、やっぱりフランスのは酸味がきりっとしてほんとにいいわ・・・。

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.Photo_10  アルザスは果物王国なので、特産の果物をふんだんに使ったタルトもたくさんあって、どれもほんとにおいしそう。

 買って帰って、ホテルで食べることにした。

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.Photo_11  上の写真の真ん中のタルトがこれ。クエッチのタルト。クエッチというのは、アルザス特産のすももの一種。甘酸っぱくて、タルトにしても、果物の味が生きている。

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.Photo_13  アルザスの郷土菓子と言えば、クグロフ。発酵菓子なので、上等なパンという感じで、朝ごはんにもぴったり。

 現にこれは翌朝のわたしの朝ごはん。

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.Photo_14  こらは、名前を確認できなかったけれども、ものすご~くおいしかったクッキー。持ち運びに失敗して、割れてしまっているのが残念だけれど、かなり大きい。二枚のクッキーに、フランボワーズのジャムがサンドされて、表面にはしゃりしゃりのグラス・ア。ローがたっぷりとかけてある。まさにわたしの秘孔を突かれ、びでぶ!!

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.Jpg 実は、クリスティアン、アイスクリームのスタンドが出ているのを見つけて、ふらふらと大聖堂前の店にも寄りまして・・・。

 さまざまな味がある中、迷わず「アルザスもの」を選んだ。

 ミラベルのソルベペッシュ・ド・ヴィーニュのソルベ。ミラベルはたぶん日本にない、黄色くて甘い小さな桃のような果物。ペッシュ・ド・ヴィーニュは赤い桃。その昔、ぶどう畑の畦??に植えられていたとかいう。

 どちらも果物を練りました!というような美味・・・。パリのベルティヨンとか、これくらいおいしいアイスクリーム屋さんが京都にもあったらなあ・・・。

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もう一軒はこちらも名店、ネーゲル。サロンはないけれども、買ったものを簡易に食べられるテーブル席があった。

 クリスティアンもネーゲルも、ヴィエノワズリやおいしそうなトレトゥール(おそうざい)もそろっている。

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.Photo_16 キッシュ・ロレーヌは、ちゃんと温めて出してくれる。

 ショーケースの前であれこれ悩んで注文することの楽しさと言ったら!!

 そうそう、この店で、明らかにプティット・マドレーヌであろう焼き菓子が入ったサシェがあったので、「このマドレーヌのサシェを一つ下さい」と言ったら、店員さんに、「ここはアルザスだから、マドレーヌはありません」と言われた。コメルシーではマドレーヌと呼ぶお菓子が、アルザスでは違う呼び方をするのか??これは今でも謎。

.Photo_17 これは、「ミカド」という名前(なぜ??)のまろやか~なチョコレートのお菓子。

 どちらのお店も甲乙付け難し。

 もう一軒行ってみたかった、ティエリー・ミュロップには時間が足りなかったので行けず。次回の課題か?

 後ろ髪をひかれつつ、ストラスブールを後に電車に乗ってコルマールへ・・・。

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mardi 19 août 2014

出雲国(5)

 いよいよ出雲大社へ。

 60年に一度の遷宮は、屋根の修理を中心に行われたと聞く。鳥居のすぐ近くにはスタバもできており、観光地化進む、といった感じかも?

.Photo 本来ならば、まず参拝すべきところを、時間の関係で先に昼食をとる。

 荒木屋という、有名な出雲そばのお店にて。なんでも最近の出雲は、ぜんざい推しなのだとか。せっかくなので、割子2枚とぜんざい、5円の入った「ご縁袋」とおみくじが付いた「縁結びセット」を注文。

 これで出雲そばをつごう3回食べたことになるが、わたしの好みとしてはこの荒木屋のそばが一番おいしかった。つゆが特においしい。

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  たいていは「いずもたいしゃ」と呼ばれているが、正式には「いずもおおやしろ」という。そう言えば、祖母がよく歌っていた数え歌で、「五つ出雲のおおやしろ」と言っていたなあ・・・。

.Photo_2 横から見る神殿もすばらしく・・・。

 この横手の道も、すがすがしくて気持ちがいい。子どもの頃からよくお参りに来ている友人は、子ども心にこの道は神秘的な感じがしていいなあ、と思っていたそうだ。・・・が、整備されて、うさぎの石像(因幡の白うさぎだけに)が置いてあるのを発見。「うさぎはいらんやろう~」とdisりだす(笑)。

でもその気持ちはよくわかる。わたしにとっての稲荷山のようなものだ。あそこも整備が進んできれいにはなったけれど、妙に漂白されてしまって、得体のしれなさ(それが神気だとも言えそう)が失われてしまったのだ。

.Photo_3 大きな大きな注連縄。

 昔来たときには、この注連縄にお賽銭を投げて刺さったらいいことがある、との話で、たくさんの硬貨が刺さっていたものだったが、今はそれは禁止されているとかで、きれいなままに保たれていた。これは良いことだと思う。

 今回、ご祈祷してもらう気満々だったのだが、時間の都合でできず(>_<)。

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出雲国(4)

 玉造を後にして、向かうは佐田町の山の中。

.1 来てみたかったけど、来てみることができるとは思っていなかった、八雲風穴!人のご縁のありがたさよ。

 解説しよう。

 八雲風穴とは。

 「清涼山・福泉坊本堂横の山腹から冷風を吹き出す風穴現象で、一般的に考えられる「溶岩トンネル」から吹き出す風穴現象とは違うようです。その原理は、大昔この辺りがまだ海だった時代に火山の爆発によって流出した溶岩が堆積し山となりその岩と岩の間を流れる空気が、山一帯を流れる地下水によって冷却されて出てくるのだろうといわれています」(チケット裏の解説より)

.Photo 裏手からも冷気が吹き出しており、石段の下に降りればひんやり。

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.Photo_2 風穴ドア。

 この手作り感がなんとも・・・(笑)。

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.Photo_3  この階段を降りて、地下2階へ。

 どんどん寒くなっていく。

 この涼しさを利用して、竹下本店(竹下元首相の造り酒屋。今はDAIGOレーベルのお酒も売ってる)の、『出雲「須佐神社」に奉納の栄を受け、須佐八雲風穴の冷気に貯蔵・熟成し誕生の純米酒「出雲・須佐 縁の風」』というお酒を貯蔵している。

.Photo_4 こちら、地下2階。見下ろす風穴の底。なぜかお賽銭(??)が入れてあり、灰色になった謎の雪だるまが三体(笑)。

 底には降りられなくて見下ろすのみだけれども、階段上の気温は8度。とにかく寒い!!しばらくいると体が芯から冷えてくる。

 外に出たら一瞬にしてめがねが曇る。係の人がティッシュをくれるのも笑える。

.Photo_5 この風穴が公開されるのは盛夏のみ。

 冬には逆に、外よりも暖かく感じるのだそうで、今は内部にたくさん付いている水滴もからっと乾くのだそう。つまり、年間通して、風穴内部の気温は一定だということだ。

 この夏も何度か、風穴の中で、小泉八雲の怪談を語るお話会が企画されたそう。NHKでも放送していたから、見た人もいるのではないだろうか。

.Photo_6 風穴から出たら、すぐそばの産直品販売所でお茶とお漬物がふるまわれる。

 ヤーコンが入っているという、「すさのおアイス」と共に、やぎのミルクで作った「やぎアイス」があるのを発見し、食べてみる。やはり地元と、朝原やぎファームというところで作っているらしい。あっさりとしたおいしいアイス。ふわっとシェーヴルの香り・・・って、つまりは山羊乳の香りがする。

 また暑くなったのでまた風穴へ(笑)。

 とは言っても、風穴を持っていくこともできないので、しばしの涼、というか寒ともお別れ。

 友人の兄者おすすめの、須佐神社へ向かう。兄者曰く、「日本一のパワースポット」なのだとか。

.Photo_7 碑には、「須佐大宮」とある。

 「須佐之男命 御魂鎮めの御社」だそうで、由緒正しき古社である。

 境内には、「七不思議」http://www.susa-jinja.jp/7wonder/index.html

 があるらしい。

.Photo_8 やはりここにも、この形の大きな注連縄。

 御祭神は、須佐之男命(すさのをのみこと)稲田比売命(いなたひめのみこと)足摩槌命(あしなづちのみこと)手摩槌命(てなづちのみこと)(須佐家の祖神)。

 ここでもスサノオノミコトはご夫婦でおわします。

 八坂神社にはご家族でおわしますね。

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lundi 18 août 2014

出雲国(3)

 玉造、こんなに若い女の子でにぎわっている温泉、見たことない(笑)!!あちこちで、きゃっきゃうふふ、なのである。

 と、言うのも、出雲の「縁結び推し」は昔からだが、最近は玉造も「美肌推し」と「縁結び推し」なのである。なんでも、玉造温泉の泉質は。美肌成分日本一なのだそう。たしかに、入浴すれば、角質がとれて肌はつるつる、しっとりして化粧水いらずだったものなあ・・・。

 と、いうことで、蜆の赤だしなどの朝食をとった後に、玉造散歩。もうね、「一通りのこと」はみんなやりますよ(笑)。

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  玉作湯神社(たまつくりゆじんじゃ)。出雲は、このタイプの注連縄ばっかりだ。祭神は、三種の神器の一つ、勾玉を作った神様、櫛明玉命(くしあかるたまのみこと)、玉造温泉を発見した大名持命(おおなもちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)。少名彦名命しか知らないけどね・・・。

 ここですべきは、願い石・叶い石だそう。

 やってみようじゃありませんか。

.Photo_15 まずは社務所で、「叶い石」という小さな天然石を受けて、その石を御神水で清めた後、「願い石」にくっつけてパワーを注入する、という次第。

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.Photo_16 この神社には、子どもを足元に座らせた狛犬がある。けっこう珍しいような気がする。

 この狛犬、「すくすく狛犬」と名付けられているようで、いやはやなんとも(笑)。

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.010_2  清厳寺の「おしろい地蔵さま」へ。石のお地蔵さんに筆でおしろいを塗って、肌のトラブルの改善を祈願する。

 隣の弘法大師像にもついでにおしろいがたっぷりと塗られていて、「おしろい弘法」になっていたのが笑えた。

 さらには「恋来井戸」(こいくるのいど)まで行く。もともとは、湯閼伽の井戸と呼ばれていた井戸のところで、「恋叶の素」(要するに鯉のえさ)を川にまくと、恋(つまり鯉)が寄ってくるという・・・・・、いやもう書いてるだけで赤面するな。

 こんなわけで、玉造は徹底した縁結びと美肌推しなのであった。

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出雲国(2)

Photo 宿泊は、玉造温泉。この長楽園という大きな宿には、120坪の大露天風呂がある。ただし混浴。女性は巻き布が用意してあって、それを巻いて入る。

 宿に着いた直後に、近くに雷が落ちるほどのひどい夕立があって、危険なので露天風呂に行くのを止められ、夜になってからの入浴。遅かったのであまり人もおらず、広いこともあって混浴もそう気にならず。温泉はやっぱり気持ちいい~!もちろん屋内の浴場も充実している。

 夕食は宍道湖の食材を使った盛りだくさんなもの。

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  前菜:つの字海老 雲丹真丈 清流寄 山桃 もろこし豆腐

 向附:近海魚四種盛り

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台物:しまね和牛ステーキ 特製たれ 岩塩

温物:えごまと十六島海苔の茶碗蒸し

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焜炉:白魚卵とじ

酢物:焼き目鱧 帆立貝 蟹身 梅ジュレ掛け

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相肴:宍道湖の鱸と夏野菜餡掛け バルサミコ酢

お凌:手打ち出雲蕎麦

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椀物:宍道湖蜆清まし仕立て

食事:しじみ釜飯 香物

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果物:ピオーネのわらび餅

冷酒は、「長楽園」のオリジナルレーベル。

 さて、島根の食材はいくつあったでしょうか?

 しまね和牛、えごま、十六島海苔、白魚、鱸、蜆、出雲蕎麦、お酒。

 白魚の卵とじやステーキ、釜飯は個別調理。こんな感じの旅館の食事は正直あまりおいしくない場合も多いけれども、この旅館のはおいしかったので、完食!おなかをさすりさすりまた温泉へ・・・(笑)。

 その前に、夏祭の期間、しかもお盆限定でやっている出雲神楽を見に行く。演目は「簸の川大蛇退治」(ひのかわおろちたいじ)。演じるは、海潮山王寺神楽社中。有名な、ヤマタノオロチをスサノオノミコトが退治するお話だ。ラストにスサノオノミコトが、あの歌、八雲立つ出雲八重垣妻籠めに・・・を詠むのだ。初めて見る出雲神楽だったが、するっと入り込めて楽しめる芸能だった。見られてラッキー。

 友人曰く、最近は、出雲も石見も「神楽推し」らしい。出雲神楽と石見神楽はずいぶん異なっているそうだ。終わった後には記念撮影会(笑)。もちろんわたしたちも舞台へ上がり、オロチの頭を持たせてもらって、スサノオノミコトとイナダヒメの間に立って記念撮影。スサノオノミコトとしゃべっちゃった(笑)。イナダヒメは終始無言。

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出雲国(1)

 岡山から特急やくもに乗り、中国山地を越える。列車はずっと川沿いを走る。行けども行けども川。最初は気にもしていなかったのだけれども、だんだんと気になってくる。このまま分水嶺を越えたら、川の流れが逆になるのだろうか。その地点をぜひ見てみたい、と車窓から川を見続ける。と、「分水嶺のご案内」なる車内放送が。中国山地最高峰の、このトンネルを越えると川の流れが列車と同じ方向になるとのこと。水系の案内もあったけれど忘れてしまった。

 じっと川を見る。なんだかわくわくする。トンネルを抜けた。川を確認。逆だ!川の流れが逆になった!

 思いのほか、やくもの旅がおもしろかったので、本を読んだりうたた寝もせずに景色を眺めているうちに松江に着いた。

 10年ぶり?くらいの友人が待ってくれており、再会を喜び合う。

.Photo お昼は、お城の近くの八雲庵で、出雲そばだ。

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.005  出雲そば、と言えばこの、割子(わりご)。一枚50グラムくらいだそう。薬味をのせて、つゆを少量かけて食べる。

 このお店は、つゆが独特な感じ。

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.Photo_2 小海老と野菜のかき揚げ。揚げたそばが付いている。

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.Photo_3 温かいそばでは、鴨なんばんをすすめられた。

 そばの名産地はたくさんあるけれども、出雲そばはそばの味が濃くておいしい。

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.006  食後はてくてくと歩いて、小泉八雲の旧居や、武家屋敷(塩見家)、松江城を見る。

 松江城の天守は、全国に現存する12天守の一つで、天守の平面規模では2番目、高さは3番目、古さは5番目なのだとか。上がってみた天守からは、遠く、大山まで見えた。

 船もおもしろそうやね、と行きかう観光船を見ながら散策。県立図書館は残念ながら休館日。

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 八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を

 スサノオノミコトが詠まれた、最古の歌だという。おろち退治の神楽の最後に、スサノオノミコトがこの歌を朗々と詠むね。すがしがしい感じがしていい歌だなあ、と思う。ちょっと万葉集の「安見児得たり・・・」に似てて。

 八重垣神社。スサノオノミコトとイナダヒメノミコトが住まわれた新居。

 ここに来たなら、やってみるでしょう、縁占いを!

.Photo_4 あらかじめ社務所で受けたこの紙に、100円玉か10円玉を置いて、イナダヒメノミコトが姿を映して身づくろいをされたという、鏡の池にそっと浮かべる・・・・。

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.014 紙にはご神託が浮かぶ。この紙が15分以内に沈むと早く良縁に恵まれ、岸に近いところで沈めば近い人と、遠いところで沈めば遠方の人とご縁があり、池にたくさんいるイモリにつつかれれば最高なのだとか。ちなみにわたしのは、3分半ほどで、近いところで沈み、イモリにつつかれました。

 袴姿の若い女の子の観光ガイドさんがおり、町おこしがんばってるなあ、と思う。案内されている女の子たちも楽しそう。きゃっきゃうふふ、なのである。

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mercredi 12 mars 2014

踊るリッツの夜(2)

 夕食はイン・ルーム・ダイニングで、水暉のお弁当と白ワイン(イタリアのシャルドネ)を一杯。Photo_5

 「お弁当」なのでもっと平面的(?)なものを想像していたけれど、見れば立体的で、ボリュームもありそうなもの。

 お弁当箱(?)は3段になっている。

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.1 一段目は口取り

 雲子入りの茶碗蒸し 生麩とりんご・バナナの白和え お造り(鯛のまぐろ おろしポン酢ドレッシングのようなものがかかっている) 鴨ロースと焼き葱 海老とオリーブとかまぼこの串

 茶碗蒸しにかかったあんから、ほわあっとよいお出しの香りがした。

.2 二段目は焼き魚(白身)と揚げ野菜(桜の葉・たけのこ・ヤングコーン・舞茸・甘長・金時にんじん・蓮根・かぼちゃなど)、野菜のピクルス

 揚げ野菜には塩がふってある。

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 三段目は豚の角煮(上に味噌だれ)、半熟卵、ブロッコリー

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 小鉢は青大豆の豆腐のようなものと貝の酢の物

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.Photo_7  ごはんは紫芋のごはん

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.Photo_8  それに赤だしと香の物が付く。

 京料理、という感じではなく、ちょっと創作系??外国のお客さんにも親しみやすそうで食べやすそうな料理だった。

 ゆっくりといただいた後は、ゆっくりのんびり・・・・。

  翌日は八時起床!

 朝食は、地下一階の日本料理レストラン、水暉にて。ここもかなり広い。窓の外の石組みと滝は、かつてのバー石水のもの。なんだか懐かしい感じがした。雰囲気のよいバーだったがなあ・・・。

 朝食は和定食か洋食(好きな卵料理+ブッフェ)かを選ぶようになっていた。こういうところも「和」を重視なのだなあ・・・。ここは和食を選ぶのが正解なのだろうか?

 と思いつつも洋を選ぶ。

 ブッフェの朝食はいろいろめんどうなのであまり好きではないし、和洋中なんでも並んでいるのもあんまりなのだが、ここのブッフェはシンプルなのでよかった。

 品数は大阪の方が多かったし、大阪はパンケーキを焼いてくれるのがよかったのだけれど、それはなかった。その代わり・・・。

.Photo_10 エルメのパンがある!!

 写真は、クロワッサン・イスパハン。さくさくのクロワッサンには薄くアイシングがかけられて、とってもおいしい!中にはフランボワーズとマジパンかな?が巻き込んである。となりは、パン・オ・ショコラ。中はノワゼット風味のチョコレート。

 ほかにはショコラとヴァニーユのケイクもあったなあ。あ、クロワッサンとブリオッシュも。お菓子屋系のパンは以上かな。ジャムはイスパハンのジャムとタルティーヌ用のノワゼット風味のチョコレートクリームがあった。

 パン、買いたかったけど、ブティックにもなかったし、買えないみたい。残念・・・。

.Photo_11 卵料理はエッグベネディクトを。添えたのはベーコン。

 家で作るわけもない料理を食べるのも、ホテルの朝食の楽しみ。非日常だもんね~。

 ゆっくり時間をかけた贅沢な朝食。チェックアウトの12時まで、朝風呂に入ったりしてゆっくりと過ごす。

 よい休日だったな・・・。

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