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mardi 19 août 2014

出雲国(4)

 玉造を後にして、向かうは佐田町の山の中。

.1 来てみたかったけど、来てみることができるとは思っていなかった、八雲風穴!人のご縁のありがたさよ。

 解説しよう。

 八雲風穴とは。

 「清涼山・福泉坊本堂横の山腹から冷風を吹き出す風穴現象で、一般的に考えられる「溶岩トンネル」から吹き出す風穴現象とは違うようです。その原理は、大昔この辺りがまだ海だった時代に火山の爆発によって流出した溶岩が堆積し山となりその岩と岩の間を流れる空気が、山一帯を流れる地下水によって冷却されて出てくるのだろうといわれています」(チケット裏の解説より)

.Photo 裏手からも冷気が吹き出しており、石段の下に降りればひんやり。

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.Photo_2 風穴ドア。

 この手作り感がなんとも・・・(笑)。

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.Photo_3  この階段を降りて、地下2階へ。

 どんどん寒くなっていく。

 この涼しさを利用して、竹下本店(竹下元首相の造り酒屋。今はDAIGOレーベルのお酒も売ってる)の、『出雲「須佐神社」に奉納の栄を受け、須佐八雲風穴の冷気に貯蔵・熟成し誕生の純米酒「出雲・須佐 縁の風」』というお酒を貯蔵している。

.Photo_4 こちら、地下2階。見下ろす風穴の底。なぜかお賽銭(??)が入れてあり、灰色になった謎の雪だるまが三体(笑)。

 底には降りられなくて見下ろすのみだけれども、階段上の気温は8度。とにかく寒い!!しばらくいると体が芯から冷えてくる。

 外に出たら一瞬にしてめがねが曇る。係の人がティッシュをくれるのも笑える。

.Photo_5 この風穴が公開されるのは盛夏のみ。

 冬には逆に、外よりも暖かく感じるのだそうで、今は内部にたくさん付いている水滴もからっと乾くのだそう。つまり、年間通して、風穴内部の気温は一定だということだ。

 この夏も何度か、風穴の中で、小泉八雲の怪談を語るお話会が企画されたそう。NHKでも放送していたから、見た人もいるのではないだろうか。

.Photo_6 風穴から出たら、すぐそばの産直品販売所でお茶とお漬物がふるまわれる。

 ヤーコンが入っているという、「すさのおアイス」と共に、やぎのミルクで作った「やぎアイス」があるのを発見し、食べてみる。やはり地元と、朝原やぎファームというところで作っているらしい。あっさりとしたおいしいアイス。ふわっとシェーヴルの香り・・・って、つまりは山羊乳の香りがする。

 また暑くなったのでまた風穴へ(笑)。

 とは言っても、風穴を持っていくこともできないので、しばしの涼、というか寒ともお別れ。

 友人の兄者おすすめの、須佐神社へ向かう。兄者曰く、「日本一のパワースポット」なのだとか。

.Photo_7 碑には、「須佐大宮」とある。

 「須佐之男命 御魂鎮めの御社」だそうで、由緒正しき古社である。

 境内には、「七不思議」http://www.susa-jinja.jp/7wonder/index.html

 があるらしい。

.Photo_8 やはりここにも、この形の大きな注連縄。

 御祭神は、須佐之男命(すさのをのみこと)稲田比売命(いなたひめのみこと)足摩槌命(あしなづちのみこと)手摩槌命(てなづちのみこと)(須佐家の祖神)。

 ここでもスサノオノミコトはご夫婦でおわします。

 八坂神社にはご家族でおわしますね。

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