出雲国(2)
宿泊は、玉造温泉。この長楽園という大きな宿には、120坪の大露天風呂がある。ただし混浴。女性は巻き布が用意してあって、それを巻いて入る。
宿に着いた直後に、近くに雷が落ちるほどのひどい夕立があって、危険なので露天風呂に行くのを止められ、夜になってからの入浴。遅かったのであまり人もおらず、広いこともあって混浴もそう気にならず。温泉はやっぱり気持ちいい~!もちろん屋内の浴場も充実している。
夕食は宍道湖の食材を使った盛りだくさんなもの。
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前菜:つの字海老 雲丹真丈 清流寄 山桃 もろこし豆腐
向附:近海魚四種盛り
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台物:しまね和牛ステーキ 特製たれ 岩塩
温物:えごまと十六島海苔の茶碗蒸し
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焜炉:白魚卵とじ
酢物:焼き目鱧 帆立貝 蟹身 梅ジュレ掛け
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相肴:宍道湖の鱸と夏野菜餡掛け バルサミコ酢
お凌:手打ち出雲蕎麦
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椀物:宍道湖蜆清まし仕立て
食事:しじみ釜飯 香物
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果物:ピオーネのわらび餅
冷酒は、「長楽園」のオリジナルレーベル。
さて、島根の食材はいくつあったでしょうか?
しまね和牛、えごま、十六島海苔、白魚、鱸、蜆、出雲蕎麦、お酒。
白魚の卵とじやステーキ、釜飯は個別調理。こんな感じの旅館の食事は正直あまりおいしくない場合も多いけれども、この旅館のはおいしかったので、完食!おなかをさすりさすりまた温泉へ・・・(笑)。
その前に、夏祭の期間、しかもお盆限定でやっている出雲神楽を見に行く。演目は「簸の川大蛇退治」(ひのかわおろちたいじ)。演じるは、海潮山王寺神楽社中。有名な、ヤマタノオロチをスサノオノミコトが退治するお話だ。ラストにスサノオノミコトが、あの歌、八雲立つ出雲八重垣妻籠めに・・・を詠むのだ。初めて見る出雲神楽だったが、するっと入り込めて楽しめる芸能だった。見られてラッキー。
友人曰く、最近は、出雲も石見も「神楽推し」らしい。出雲神楽と石見神楽はずいぶん異なっているそうだ。終わった後には記念撮影会(笑)。もちろんわたしたちも舞台へ上がり、オロチの頭を持たせてもらって、スサノオノミコトとイナダヒメの間に立って記念撮影。スサノオノミコトとしゃべっちゃった(笑)。イナダヒメは終始無言。
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Commentaires
ご無沙汰しています。
久しぶりにHPをのぞいてみたら、なんとなんと
同じ日に宿は違いましたが、玉造温泉に行っていました。
そしてお神楽を楽しく見ていたのでした。
あの日以外は安来節だったそうで、ラッキー
でしたね!!
京都でお会いしたことがないはたこさんと
出雲でお会いしていたのですねー。
玉造温泉の美肌温泉ボトルを今日も使って
いたところでした。
Rédigé par: じゅぴ | dimanche 24 août 2014 16:41
じゅぴさん,
ご無沙汰しております~。
なんという偶然でしょう!そんなこともあるのですねぇ・・・。
そうなんですよ。この日が神楽の最終日。友人ともラッキーだったねと言いあっておりました。
なかなか見られないですものね。
玉造は初めてでしたが、思いっきり楽しんで帰りました。
Rédigé par: はたこ | dimanche 24 août 2014 18:29