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dimanche 30 mars 2014

ル・ピック・アシエット

 懐かしの女子の国の近くにできた評判のよいレストラン、ル・ピックアシエットにて、友人と二人でお昼ごはん。

 4月から価格が変わるらしいランチコースを、駆け込み外食(笑)?

.004 最初はスープから。

 じゃがいも・にんじん・玉ねぎのポタージュ

 やさしい味。

 パンはざっくりしたバケットと、質のよいバター付き。

 ワインはグラスの白で、南仏のシャルドネを。

.005 前菜は盛りだくさん。

 つぶ貝のマリネ 聖護院かぶらのムース 牡蠣のグラタン リエット

 どれもやさしめの味付け。牡蠣のグラタンは、エスカルゴバターがぐつぐつ。とてもおいしかったので、牡蠣が苦手なわたしも思わずもう一つ食べたくなるほど。残ったバターをパンにしみ込ませて食べれば、それもおいしい。

.006 メインは、わたしは牛のサガリのロースト、友人は鴨のコンフィを選択。

 牛肉の焼き加減もほど良く、玉ねぎのソースもおいしかった。

 ワインは揃ってピノ・ノワール。

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.007  デザートは、わたしは柑橘が香るアールグレイのクレーム

 柔らかなクレームの上にオレンジと柑橘のグラニテが乗っている。

 友人はガトーフロマージュを。こちらはキャラメルのアイスクリームが添えてある。こっくり濃厚で、キャラメルのアイスクリームとよく合った。

 締めくくりはコーヒーでゆっくり。

 激しかった雨も上がったよう。食後は女子の国辺りを散歩する。大学の寮はどうやら入寮シーズンらしい。荷物を持って両親に付き添われたかわいらしいお嬢さん方が次々と迎えられている。わたしは大学は知らないけれども。小学校の前を通って、正門に至る。一年に一回くらい来るか来ないかの場所なのだが、来る度に、「思えば遠くへ来たもんだ・・・」とこの国の住人だった遠い昔から、経てきた自分の人生を思う。若い頃はまた違った感慨を持ったものだったが・・・。

.010バスで移動して梅小路公園へ。

 市電広場やカフェはすっかり完成しており、賑わっていた。市電に乗れるようになっていたので乗ってみた。小学校の油引きの教室の匂いがする。懐かしいなあ・・・・。子どもを連れて乗って来た若いお父さんは、きっと市電を知らないのだろうな。

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.013  早咲きの「陽光」という桜はもう満開。枝垂れは七分くらい?ソメイヨシノもかなり咲いている。一気に開花が進んだもよう。

 花桃、アメリカハナミズキ。梅はさすがに終わりかな。

 今を春辺と咲くやこの花・・・。

  散歩もよいものだ。

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 最後は、自宅にて春らしいロゼのシャンパーニュ。

 シャルリエ。深い色あい、果実味豊か・・・。前から大好きなロゼだ。ガスが抜け気味になって温度が上がったのもおいしいのだ。

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.015_2  お供はチーズ。

 この時季しか食べられない旬のペライユはとろっとろの食べ頃。こく抜群のハード、スイスのエティヴァ。そして、アフィネ・オ・ゲビュルツトラミネール

 何時間もおしゃべりに興じる幸せな日曜日。

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mardi 25 mars 2014

名残りの牡丹

007 かもめさんと共に、さんこさん宅を訪ねて、かねてより計画していたさんこさんの慰労会。

 このさんこさんという年若い友は、とても賢く、行き届いた人である。二人の王子の育児も家事も上手に楽しくこなしておられるのだが、それでもやはり疲れることもありましょう。母には休みなんてありませんからね。日々奮闘している人は、たまには慰労されないといけません。

 夕方、お宅を訪ねると。第一王子が、「はたこさ~ん!」と絶叫しながら、こんな花束を持って転げるように走り寄って来られる。異性に花を持って駆け寄って来られるなどという経験はしたこともない。長生きはするもんじゃのう・・・。

 第二王子は姪っ子と2日違いの誕生日。姪っ子よりもの静かでおとなしく、いつも思索にふけっているような哲学的なお顔をされている。時折の笑顔がまたかわいらしい。

.005 メニューはシーズン最終の、名残りの牡丹鍋。もう春だものね。

 猪肉は丹波からの取り寄せで、冷凍保存はしない主義の店の、生のもの。白い脂がきれいだ。ささがきごぼう、大根、金時人参の三種の根菜は牡丹鍋には欠かせない。それから、芹もたっぷり。根もついているものがあればもっとよかったね。

 ビールなどごちそうになりつつ、はふはふといただく。しめはうどん。第二王子はまだおっぱいだけれど、第一王子はけっこう気に入って召し上がって下さったようだった。

.006 食後の甘味は、大野の麩まんじゅうとヨックモックのシガール、さんこさん愛用の、コラソンコーヒー。

 おいしくて楽しくて、慰労しに行ったつもりが逆に慰労されて帰って来ましたとさ。あかんやろそれ!!(笑)。

 さんこさん、かもめさん、ありがとうね~!

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dimanche 23 mars 2014

お彼岸

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 ぽかぽかと暖かいお彼岸の一日。

 ぼた餅をお供えに持って、お墓参りに行く。お墓参りと観光の人が入り乱れて、五条坂周辺は混雑が激しい。お墓もけっこうな人出のようで、いつもはそんなに人と会う事もないのに、今日は我が家のお墓の近くでも何組かお参りの人に会う。

 お墓ご近所さんに、こんにちは、と声をかけつつ、長い時間をかけて枯れ草を抜いたり、花立の掃除をしたり。「きれいにしたげたはるね。喜んだはるわ。」などと声をかけられつつ。ほんとは家族が生きている間にもっといろんなことをしてあげたかったのだけれどね。死んでしまったら、お墓参りとか法事とか、そういうことしかできないんだ。

 お花にお線香、ぼた餅にお茶などをお供えする。ぼた餅と言えば、お中日にはいつも祖母と母が朝からあんこを炊いて、ぼた餅をたくさん作っていたのを思い出す。あんこのときなこのと。お昼ごはんはできたてのぼた餅だった。ご近所や近くに住む親戚に配ったりもしていた。そういうことが本当に懐かしい。

 おろうそくとお線香が消えるまでの時間を静かに墓前で過ごす。お参りができて本当によかったなあ。お天気もよくて、ありがたい。理想的なお彼岸の一日。

 帰宅後ものんびりと、風邪の最後のかけらを追い出すべくプチ療養。周囲の人の気遣いがあって、早目に耳鼻科へ行けたので、風邪は喉の炎症が鼻や気管支の方まで広がらずに軽く済んだので有り難い。

.002 夕食に、鶏肉とセロリのグラタンを作る。

 まともに料理をしたのは本当に久しぶりのような気がする。

 柔らかいセロリの香りとあっさりして胸肉がよく合って、思った以上においしいグラタンだった。これは一度友だちにも食べてもらおう。

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.001 合わせたワインは、小布施ワイナリーオルディネールのシャルドネ 2012

 新樽熟成をさせているので、樽香が程よく、クリーミーなベシャメル・ソースとよく合っておいしかった。

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mercredi 19 mars 2014

個性派

003 個性的な、強い風味のチーズあれこれ。

 一番上から、時計周りに

 カドス

 カマンベールの表面に、カルヴァドスを浸したパン粉をまぶして熟成させたもの。

 エティヴァ

 夏に作られる、スイスのチーズ。香りも旨みもぎゅっと濃い。

 フルムダンベール アフィネ オ ヴァンモワルー ’ロドルフ・ムニエ熟成’

 フルムダンベールもムニエさんの手にかかると一味違う。秘伝の二種混合の甘口ワインに漬け込んで、60日間熟成させてあるとか。

 アフィネ オ ゲヴュルツトラミネール

 マンステールをゲヴュルツトラミネールのマールで洗いながら熟成させたもの。意外に穏やかな風味。

 ワイングロッサリーのセールで、セットで売っていたもので、少しずついろいろな種類のが楽しめてよかったな。マイルドタイプのセットもあったけれど、そちらもおいしそう。

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mercredi 12 mars 2014

踊るリッツの夜(2)

 夕食はイン・ルーム・ダイニングで、水暉のお弁当と白ワイン(イタリアのシャルドネ)を一杯。Photo_5

 「お弁当」なのでもっと平面的(?)なものを想像していたけれど、見れば立体的で、ボリュームもありそうなもの。

 お弁当箱(?)は3段になっている。

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.1 一段目は口取り

 雲子入りの茶碗蒸し 生麩とりんご・バナナの白和え お造り(鯛のまぐろ おろしポン酢ドレッシングのようなものがかかっている) 鴨ロースと焼き葱 海老とオリーブとかまぼこの串

 茶碗蒸しにかかったあんから、ほわあっとよいお出しの香りがした。

.2 二段目は焼き魚(白身)と揚げ野菜(桜の葉・たけのこ・ヤングコーン・舞茸・甘長・金時にんじん・蓮根・かぼちゃなど)、野菜のピクルス

 揚げ野菜には塩がふってある。

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.3 

 三段目は豚の角煮(上に味噌だれ)、半熟卵、ブロッコリー

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 小鉢は青大豆の豆腐のようなものと貝の酢の物

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.Photo_7  ごはんは紫芋のごはん

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.Photo_8  それに赤だしと香の物が付く。

 京料理、という感じではなく、ちょっと創作系??外国のお客さんにも親しみやすそうで食べやすそうな料理だった。

 ゆっくりといただいた後は、ゆっくりのんびり・・・・。

  翌日は八時起床!

 朝食は、地下一階の日本料理レストラン、水暉にて。ここもかなり広い。窓の外の石組みと滝は、かつてのバー石水のもの。なんだか懐かしい感じがした。雰囲気のよいバーだったがなあ・・・。

 朝食は和定食か洋食(好きな卵料理+ブッフェ)かを選ぶようになっていた。こういうところも「和」を重視なのだなあ・・・。ここは和食を選ぶのが正解なのだろうか?

 と思いつつも洋を選ぶ。

 ブッフェの朝食はいろいろめんどうなのであまり好きではないし、和洋中なんでも並んでいるのもあんまりなのだが、ここのブッフェはシンプルなのでよかった。

 品数は大阪の方が多かったし、大阪はパンケーキを焼いてくれるのがよかったのだけれど、それはなかった。その代わり・・・。

.Photo_10 エルメのパンがある!!

 写真は、クロワッサン・イスパハン。さくさくのクロワッサンには薄くアイシングがかけられて、とってもおいしい!中にはフランボワーズとマジパンかな?が巻き込んである。となりは、パン・オ・ショコラ。中はノワゼット風味のチョコレート。

 ほかにはショコラとヴァニーユのケイクもあったなあ。あ、クロワッサンとブリオッシュも。お菓子屋系のパンは以上かな。ジャムはイスパハンのジャムとタルティーヌ用のノワゼット風味のチョコレートクリームがあった。

 パン、買いたかったけど、ブティックにもなかったし、買えないみたい。残念・・・。

.Photo_11 卵料理はエッグベネディクトを。添えたのはベーコン。

 家で作るわけもない料理を食べるのも、ホテルの朝食の楽しみ。非日常だもんね~。

 ゆっくり時間をかけた贅沢な朝食。チェックアウトの12時まで、朝風呂に入ったりしてゆっくりと過ごす。

 よい休日だったな・・・。

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mardi 11 mars 2014

踊るリッツの夜(1)

Photo 先月ホテルフジタのあったところに開業したばかりのリッツカールトン京都に泊まってみた。

 開業記念プランということで、ピエール・エルメのスイーツが付くという、お菓子好きの心をズキュンと射抜くプランがあったのだ(笑)。

 たたずまいにはきらきらしいところがなく、どちらかというと地味。入り口もひっそりと随分奥まったところにある。

 中に入るとすぐに女性に声をかけられ、チェックインしたい旨を告げると、写真のウェイティングスペースに案内された。カウンターに直接行くことはなく、先ほどの女性に案内されて部屋でチェックイン。ウェリカムドリンクとして入れてもらった、一保堂の茎煎茶をいただきながら手続き。部屋の説明などを受ける。

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  とにかく館内は、和風を意識。女性スタッフには着物を着た人もいる。大阪のリッツとは全く違っている。

 部屋のドアすべて、このような紋様で飾られている、描いてあるのではなく、彫ってあるか張ってあるかで、立体的。とてもきれい。

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 部屋は広い。鴨川側の部屋ではなかったので、眺めはあまりよくないが、窓の外に作られた庭がきれいで、上手に目隠しの役目をしている。窓の内側には盆栽も(笑)。

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.Photo_3  

 夜の庭は上手にライトアップされて、幻想的。

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.Photo_4  ベッドはふかふかと快適。腰痛くな~い!

 夕方には「おやすみの準備」のためのスタッフがやって来て、ベッドの準備やいろいろなセッティングをやってくれる。おやすみのチョコレートは手渡しで。ラグジュアリーホテルのいいところはこういう至れり尽くせりなところにある。

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.Photo_6 Photo_7 洗面所もバスルームもとても広い。バスルームの床は全面すのこ張り。

 洗面台の鏡は実はテレビになっていて、浴室のガラスの壁から見られるようになっている。

 二種類のバスソルトが漆塗り風のケースに入れてバスタブのへりに置いてある。また、洗面台の上の漆塗り風の文箱みたいなケースには歯ブラシなどが入っている。

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 バスルームの壁には一面に舞う桜吹雪。これもとても感じがよかったなあ・・・。

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 石鹸は二種類。「京のしゃぼん屋」のものと、イギリスのアスプレイのものが準備されていた。

.Photo_10 エルメのお菓子。てっきりラウンジに行くのかな?と思っていたら、さすがリッツ、そんなけちけちはしていなかった。

 ワゴンに乗って、ナイフとフォーク、お皿、リネンと共に運ばれて来たのは、エルメの代表作。

 イスパハンがなんと一台!!!!!

 びっくりだ!!

 さっくりとしたローズのマカロンの中には、ローズ風味のバタークリーム。香り高いフランボワーズとライチがたっぷりと挟み込まれている。クリームのおいしさ、フルーツの香りと甘酸っぱさ、マカロンの甘さ・・・。

 本当にこれは名作だと思う。鳴り物入りで上陸してきたパリのお菓子屋さんも、実際あまりおいしくないということもよくあるが、エルメのお菓子は違わずおいしいと思う。

  え?完食したかって??

 しましたとも!!二回に分けて(笑)。

.Photo 飲み物は、ネスプレッソとティープレッソ(?)のマシンが完備。なんとこれも無料。ティープレッソの方は湯沸しも兼ねているとのこと。水のボトルも無料r。

 イスパハンも一緒に置いてみました(笑)。

 ティーカップ、コーヒーカップ、デザートナイフとフォーク、お皿、タンブラー、シャンパングラスなど、食器類も備わっている。

 ちょっとのぞいてみたら、冷蔵庫やミニバーには高いお酒やディーン&デルーカのお菓子がたくさん入っていた。

 さて、ちょっと館内探検をしてみよう。子どもか!?

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 部屋にもあったけれど、館内には盆栽が多いし、琵琶のオブジェやガラスのオブジェなどもたくさん飾られている。

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.Photo_3  ラウンジはゆったりとしていて、くつろげそう。暖炉には火が入り、書架もしつらえてある。この本は読めるのかな?でもたぶん英語の本。

 イタリア料理の「ロカンダ」とバーは早い時間であまりお客さんがまだ来ていなかったから、気軽に見せてもらえた。とにかく、広くてゴージャスで、奥の方の個室はやっぱり和風。

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.Photo_4  地下二階は宴会のフロア。今日はどこの部屋も使われていないようだ、とても静かだった。

 誰かここで宴会をして、ぜひぜひわたしを招いてください~(笑)。

   1階のフロント横には、ピエール・エルメのブティックがある。ケーキやマカロン、チョコレート、焼き菓子、紅茶にジャム・・・。パンは売っていなかった。

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vendredi 07 mars 2014

ブロッチュ

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 啓蟄だと言うのに、何だろうこの寒さは・・・。これでは出て来ようとした虫もまたひっこんでしまうだろう。

 しかしそんな中にも春の兆しが。コルシカ島のブロッチュを食べた。これは羊乳のホエーを使って作られる生のチーズ。ブルビが出て来ると、春なのだなあ、と思う。もちろんこれは、筍や山菜などとは違って、子どもの頃からの旬の感覚ではないけれど。

 添えたのは、セゾンファクトリーのさちのかのジャム。苺がそのままごろごろとしていて、苺の甘みが強くておいしい。ジャムの他にも、メープルシロップをかけて食べても美味。

 ふふふふ。あとペライユも買ってあるんだ~♪

 仕事の帰りに、入院中の友人を見舞う。心配していたのだが、思っていた以上の回復ぶりにとても安心する。少々長居しておしゃべり。個室ということもあり、元気過ぎてベッドの上で動画見ながら上半身だけ踊ったりしているようなので、「くれぐれもお静かに」と申し上げる(笑)。

 まあそんな冗談は置いておいても、養生というのはとても大切なものだ。養生すべきときに無理をするのは本当によくない。年度末で諸々気がかりもあると思うが、ここは自分の体を一番に考えて十分に養生してほしいものである。快気祝いのことを考えつつね♪

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mardi 04 mars 2014

ランカ/社長の椅子

 今日は一日勤務の予定をしていたのだが、残念ながらなくなったので休みとなった。

 もう3月になったので、わたしもそろそろ引き籠りはやめてぼちぼち休みの日でも外に出ることにする。6日からは啓蟄で、虫も地面に這い出す頃だ。

 お昼ごはんを食べに、花遊小路のランカというビストロに行ってみた。ビルの2階、ビストロと言うよりもカフェのような内装。ソファ席もある。

 安い方のランチコースは1500円。サラダとスープと、選べる主菜にパンが付く。500円出せばデザートと食後の飲み物を付けることができる。

.Ca8ee5wv せっかくなので、白ワインを一杯。

 グラスワインの選択肢は3つあった。イタリアのガルガネッガと何か(忘れた)のブレンド、ブルゴーニュのアリゴテ、アルザスのピノ・ブラン。それぞれ値段は違うが、ランチ時には100円引きとなると言う。いいね!さらに通常の一杯注いだら少し残ったらしく、「全部入れてもいいですか?」と。いいね!かくしてワインは大盛りとなった。

 サラダはサラダ菜などをチーズ入りのドレッシングで和えたもの。スープはカリフラワーのポタージュ。浮き身にクルトンと焼いたベーコン、コリアンダーが浮いていた。コリアンダーの香りがいい。

 メインはほろほろ鳥のロースト。骨付きのももが一本にじゃがいもとかぶのロースト添え。なかなかのボリュームだが、おいしかったので苦もなく平らげる。

 パンは藤森のエイトというお店のものだとか。知らなかったけれど、おいしいパンだ。

 デザートはオレンジのタルト。さくさくの生地に、オレンジマーマレードを練りこんだクレーム・ダマンド。ごれがねっとりと濃厚で香りがよくておいしい。その上にはオレンジ、八角で風味を付けたみかんのコンポート、さいころ大のさくさくクッキー。とてもおいしかったので、お店の人に作り方など質問してしまった。

 「最後に」ときっちり伝えておいたら、デザートを食べ終わってからコーヒーを持ってきてくれる。実はデザートとコーヒー、特にエスプレッソを一緒に持って来られるのが大嫌い。

 このお店、また来てみよう。

 さて、わたしは常々、家での快適な読書環境を求め続けてきた。と言うのは、わたしはこたつが大好きな上に、冬はこたつがあり、エアコンもガスストーブもある部屋以外の部屋に10分以上いることはほとんどない。しかし、こたつがいかに神であろうとも、万能ではなく、長時間座っていると腰が痛くなるのだ。寝ても痛い。これは快適なソファでも買うべきだろうかと長年考えていた。

 と、先日、豪気なカタログギフトをいただいたのだが、その中にフロアチェアというのがあったのを注文しておいたのが今日届いた。

.Ca7jhhq2 社長の椅子!?@@

 こんなに大きかったとは・・・。しかも重い・・・。箱に入れたままでは玄関から運び入れられない始末。親切な運送会社のお兄さんが、外で開けますか?と言ってくれたのに甘えてトラックの中で箱を開けて玄関先まで運び込んでもらった。西濃運輸さんに感謝感激である。

 それから部屋までほうほうの体で運び込む。腰がな・・・。

 さすが社長の椅子、座り心地は大変によろしい。こたつにも入れてすばらしい。しかしまあ、なんとも、邪魔・・・。ううむ~~~。しかしこの椅子は暖かいこの部屋に置かねばまったく意味はない。非常に悩ましい・・・・。

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dimanche 02 mars 2014

初節句

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 姪っ子の初節句のお祝いに弟宅へ。

 かわいらしい雛人形が飾られていた。

 お雛様とお内裏様の前に置いてあるお道具には、何が入っているという設定なのかな?

 姪っ子は梅の模様の振袖と紫の袴を模したベビー服を着て、今日も絶賛かわいい(笑)。また大きくなっていて、今4ヶ月とちょっとなのだが、もう7キロを越えていると言う。手足がもこもこなので、弟は、タイヤマンなどと呼んでいる。手が手首にめり込む勢いだ。

 大変活発でよく動き、力も強い。また体も柔軟で、後ろに直角以上に反ったりしている。身体能力高そう??

 ひな祭りのケーキなどを食べながら、置くと泣くのでずっと抱いていた。温かくて柔らかくて大変に抱き心地がよろしい。

.008 お祝いにはこの春夏用のドレスをメインに、服をあと4着ほど。どの服もかわいらしくて、売場で舞い上がってしまう。

 子どもの服ってほんとに精巧に作られているなあ・・・。

 雛人形を眺めながら、子どもの頃のひなまつりのことを懐かしく思い出していた。

 ばら寿司に、はまぐりのお吸物、しじみの身の炊いたん。お雛様の小さなお膳にも同じご馳走が盛られて、菱餅、甘酒、ひなあられ・・・。床の間には桃の花と菜の花が生けられ、夕方になると灯されるぼんぼり・・・。涙が出るほど懐かしく、有り難い。

 どうかどうか、この世に生まれてきた子どもたちが十分に愛されて、すくすくと元気に育ちますように。幸せでありますように・・・。

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