初午
暖かかった節分とはうって変わって立春はたいへん寒い日となった。そして立春と重なって、今年は今日が初午。初午というのは、稲荷loverにとっては5月の稲荷祭と並ぶ、大切なお祭。なぜなら和銅4年(711年)2月、稲荷大神が稲荷山にご鎮座ましましたのが初午の日だから。
わたしも早起きして伏見稲荷へお参りに。伏見稲荷は氏神様。お宮参りとときからずっとわたしを見て下さっている、最も親しい神様なのである。
初午大祭は朝8時から。すでにご祈祷の申し込みは始まっていてたくさんの人が並んでいる。わたしも申し込んで、社殿の横でじっと並んで待つ。周りは会社経営風のおじさまばかり。中には業務の一環(?)として来られているような集団もあり。
3回目のご祈祷でやっと順番が回ってきた。ふだん、思いついたときにわたしはふらっとご祈祷を受けに行くのだが、今日の混雑ぶりはすごい。遠方から来られている方も多くて、ご祈祷で読み上げられる名前は、~株式会社、~○○支店、住所は東京、横浜、千葉、三重、大阪、熊本などなど。
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初午のお供えものはとてもきれいで、見ていると楽しくなってくる。たくさんのお酒や海の幸、山の幸・・・。そう、お稲荷さんは稲の神様。食べものの神様。産業の神様。
2月のお参りは「福参り」と呼ばれているからか、ご祈祷の後には福引があって、はずれだったけれどお酒と福豆がもらえた。
今日はとても人が多いけれど、熊鷹社の神秘的な雰囲気は変わらないし、四つ辻からの眺望もすばらしい。
四つ辻から、まずは荒神峯の田中社のご神蹟にお参りするのがわたしの順番。お稲荷さんの五座のうち、田中大神が言ってみれば、マイ神様中のマイ神様だから。みんな五つのご神蹟は回るだろうけれど、ほかにはどこをお参りしているのかはちょっとわからないなあ・・・。
とても気持ちがよかった!お山するのはいいものだなあ・・・。
ちょうど山にいるとき、かもめさんから、「畑菜一束158円で出てたよ」のメールをいただき、羽束師の畑菜をゲット。感謝。
初午だから、あぶったおあげさんも入れてみた。器は亡き祖母をしのんで、祖母が結婚した当初から使っていたもので。この器はいまだに現役。わたしも大好きなものだ。
畑菜って、柔らかくてほろ苦くて、ほんとにおいしい菜っ葉。炊いたんもおいしい。冬の食卓に頻出していた。
臨界超えてどんどん体が重くなっているせいか、夜には両膝の痛みがひどかった。なるほど、稲荷山はわたしの体重管理のバロメーターだわ・・(笑)。
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