再会の太巻き
久しぶりに会う旧友と、冬のさゝ木。おいしいもの食べるぞ~!と気合い(笑)。
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紹興酒に漬けた車海老・鯖のスモーク・帆立貝柱の味噌漬け・菜の花のおひたし
どれもすばらしくお酒に合う肴。スモークの香り豊かな鯖は、鯖が苦手なわたしももっと食べたくなるほど。
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なんと、イタリアンさゝ木(笑)!さくっとした軽い衣の中には、とろっとクリーミィな熱々の白子。贅沢に置かれたトリュフ。リソットには米粒大に刻んだもやしが入っていて、しゃきしゃきとした食感がおもしろい。
まろやかなシャルドネが飲みたい・・・・。
. これも佐々木さんのスペシャリテと言ってもいいかも。蟹しんじょのお椀。
今日は薄葛仕立てで。蓋を取るとほわああと広がるおだしの良い香り。蟹しんじょはほぐした蟹の身がふんわりまとめられたもの、という言い方が近い。蟹密度高し(笑)。
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もう春なので一旦は片付けたものの、このところの大雪でまた出して使うことにしたのだとか。
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てっさ 肝ぽん酢
ぽん酢に浮かんだ平目の肝はそのままそっとすくって食べてもおいしい。
ふぐはほんとにおいしいなあ・・・。
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常に所作が美しい。
「熱っ」 「佐々木さんでも熱いんや・・・」 「サイボーグちゃうからね!」
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鳥貝はまだほんのはしりで、身が薄いそう。けれども鮮烈な香り。
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ここからにぎりが三貫。すべて大将からの手渡しなので写真は一切撮れません。
まぐろ(勝浦で定置網にかかった85kgのもの)
函館の紫うに(塩のみで)
煮蛤(大きい!) どれもうっとりするようなおいしさ。
ピッツァ釜で焼いた、甘~い蕪にからすみの塩気。これは・・・・お酒ください!
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「はよ出せ!暴れはる!」とか言われつつ、出されたのは王録。島根の大好きなお酒だ。
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ピッツァ釜で焼く、津居山の蟹。
蟹をさばく大将のパフォーマンスも楽しい。近くの席の有名人が実況中継(笑)。
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いつものように、まずレアで。
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次はしっかり目に火を入れたもの。こちらの方が甘味がはっきりと出る。好みは人それぞれだけれどもわたしはこちらが好き。
. 最後のお料理は、甘鯛・水菜・おあげの小鍋。柚子の香りがさわやか。体がほこほこ温まる。
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「作って来ます・・・」と言って大将が中に入り・・・
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. 出て来るのはもちろん、名物・蟹チャーハン。お米より蟹の割合の方が多い(笑)。
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のり、酢飯、のり、卵、まぐろ、いか、穴子、きゅうり、椎茸、おしんこがダイナミックに巻いてある。のりの香りも香ばしい。
佐々木さんの太巻きは、前のお店で、節分の日の一回だけ出会ったことがある。再会できてとてもうれしい。
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かわいらしいヴェリーヌ。ムースはメレンゲが多く、ふんわり軽いもの。春の息吹。
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ふきのとうのアイスクリーム マンゴー
ふきのとうのほろ苦さがそのままに。聞けば、加熱をせずにふきのとうを生のままで使っているとか。発想がすごいと思う。
自分にも佐々木さんの、せめて三分の一くらいのパワーがあればなあ・・・。と思いつつ、パワフルなお料理を堪能した。
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