トロケ
今年度の仕事が全部終わったような気になる大仕事を終えて、ほっとした気分で打ち上げ。伏見のトロケにて。戸を開けるとすぐに小さなカウンター。その奥のまたガラガラ戸を開けると、奥の間にテーブル。民家をそのまま利用したようなおもしろい造り。若いご主人が迎えてくれた。メニューはすべて黒板に書かれたア・ラ・カルト。それぞれに白ワインやビールなどを飲みながら、じっくりと品定め。
キャロット・ラペにひよこ豆のほくっとした食感とチーズのこくをプラス。和えてあるドレッシングもおいしくて、他の料理への期待も膨らむ。
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. パンの盛り合わせは、かりかりのグリッシーニのようなのもあって、バラエティー豊か。オリーブオイルと共に。
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おおっ。一口食べて、赤!赤を早う!!・・・と騒ぎ出す人々。ご主人呼んで、おとなしく酒待ちなう。
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特にリストなどはなく、ご主人に好みを伝えて選んでもらうシステムのようだ。「ピノ・ノワールで、ブルゴーニュでもアルザスでも産地は問わない」旨を伝える。
ご主人のお話では、ピノでも、最初からガツンと濃いものは置いていないとのこと。ますます「いいね!」である。
そして現れたのはこれ。「素直にブルゴーニュ・ルージュにしました」とのこと。でもこれ、2000年とけっこうな熟成?色はガーネット。落ち付いた上品さがある。「味はどんどん変化していくと思いますが、ピークは短いと思うのでが~っと飲んでください(笑)とのこと。何回か通えば、おもしろいワインがどんどん出てきそう。
ソーセージはたぶん自家製。こういう煮込みは肉の旨みが白いんげんに染み込んでほんとにおいしいんよねぇ・・・。
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牛頬肉の赤ワイン煮込み
王道の味。煮詰まったワインのソースはあっさりしている中にぎゅっと旨みを凝縮している。
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ワインもまだある。絶対このワイン豚に合う!!との友人の言葉に、メイン追加。アンブルゲとはハンバーグのようなもの、と言うか、ハンバーグなのか(笑)。パン粉を付けて焼いてある。じゃがいもと一緒に食べるとじゃがいもの甘味が引き立つ。
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赤い果実入りのファー・ブルトン パッションフルーツのソルベを挟んだクロッカン
友人の誕生日が近かったのでその話をしていたら、なんとキャンドル付きで出て来たデザートのお皿!友人感動。一気に祭りムードになり、キャンドル吹き消すイベント発生。
最後はスパークリングワインで締め。
いや~、楽しかった。がんばってまた明日からお仕事さ!
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