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dimanche 29 septembre 2013

リースリング・リング

 さわやかな秋晴れの日曜日。午前中は学区の防災訓練へ。そして午後からは、初秋のお楽しみ、リースリング・リング!会場は、アンスティチュ・フランセ関西。庭を渡る風がさわやか~!

 Tさん・Oさんと13時頃より参加。既に大賑わい。かけつけ一杯(笑)。

 ワインはすべて、ほんとにすべてリースリング。それでも、まさきこさんのセミナーでのお話にあったように、産地ごと、生産者ごとに味わいが異なる、多様性のある品種だから飲み飽きない。もちろん、通底する味わいはあるのだけれど、違いを味わい分けるのがおもしろい。

 今年は、飲んだことのないものを飲んでみようと、いろいろ試す。おもしろいものをすぐに見つけるOさんが、「エルバッハぶどう農協」「国営醸造所クロスターエーベルバッハ」「ジンメル男爵家」というのが並んでいるブースに注目。すべて飲んでみる(笑)。男爵のがおいしかったな。

 フードも充実。500円で食べられるおいしいものばかり。定番のt.v.bのトリッパに、おお、なんと今年はアフィナージュの小嶋さんご夫妻もお店を出しておられる!ヴァインバックのリースリングを使っているという、ぜいたくなキッシュ・ロレーヌだ。ワイングロッサリーのチーズは、ボーフォール・エテ、アフィネ・オ・ゲヴュルツトラミネール、ブリヤサヴァランパパイヤの三種盛り。ヴァインバックのキュベテオと合わせて、極上のおいしさ。伊晃庵のブースにはSさんがコッパ・ディ・ロマーナを出しておられる。

 ヴァインバックはやはり安定のおいしさ。テオと同様に、シュロスベルクもよかった。

 ニュージーランドでは、フェルトンロードのバノックバーン。

 ドイツでは、ザンクトウルバンスホフのピースポーターゴルトトレプヒェン カビネットとシュペトレーゼがおいしかった。

 ちょっとおもしろかったのは、ドイツの、モーゼルランドのセント・ミハエルで、ほかのリースリングとまったく異なった味わいがあった。

 有料試飲では、フォン・ヘーフェル シャルツホーフベルク アイスワインを。最後は極甘口でしめたいわたしは、とろけるような甘さに満足。

 Oさんは極甘口をもらってきたはずなのに、なぜか酸っぱいワインだったので首をひねっている。Tさんは好きなリースリングと苦手なリースリングのタイプがはっきりあっておもしろく、Oさんと二人で、これはよいだろう、これはだめだろうと当てっこをするのもおもしろかった。

 スタッフの方々や、お店の方、友達や顔見知りの方に会ってあいさつしたり試飲の情報を交換したり。そんなことも楽しいお祭なのである。

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jeudi 26 septembre 2013

プロジェクトS一族(4)

 いよいよ帰る日になった。

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  ゆっくりめに活動開始。信夫山のふもとにある、福島県立図書館に行ってみた。

 もともとは福島大学経済学部があった場所だという広い敷地は、渡り廊下で結ばれた図書館と美術館が立っている。どちらも平屋。ワンフロアの県立図書館はちょっとめずらしいような気がする。

 入ってすぐのところに、3000タイトル以上の関連資料を集めた「東日本大震災福島県復興ライブラリー」ができており、県内各自治体の除染実施計画や復興計画、東電が配っている個人保障請求書類なども網羅されていた。

 請求書類などは、何度も繰り返し閲覧されたような形跡があり、図書館でこのような情報を集めて提供することの大切さを再認識させられる。

 また、今年8月にシンガポールで開催された2013年国際図書館連盟(IFLA)・世界図書館情報会議(WLIC)年次大会で、ベストポスター賞を受賞した、福島県立図書館の鈴木史穂さんという方が作成した「The Librarians of Fukushima」が飾られており、震災の後に県内の(名もなき?)ライブラリアンたちがどのように自らのなすべきことを見つけて実践したのかを読んでいると涙が出て来た。わたしも、何かアクションを起こせる人でありたい・・・。(カレント・アウェアネス・ポータルにちょうど記事が出ている)

.005 信夫山からは福島市内が見下ろせる。

 花見山と並んで、ここも桜の名所なのだとか。

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  お昼は、御山角屋という店でお蕎麦と田楽をいただく。山都は遠くて行けなかったけれど、ここのお蕎麦もおいしかった。

 信夫山では柚子が取れるそうで、田楽(こんにゃく・豆腐・里芋)には柚子味噌が塗られている。京都とは違ってこちらのは赤味噌。

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 楽しかった旅の時間はあっという間に過ぎ、いよいよ帰る時間となった。さよなら福島、また来る日まで!

 「家族」というつながりは、互いを思いやり、支え合っていける関係なのであって、血のつながりというのは絶対条件ではない。しかし、そういった関係を作るのに、血のつながりというのは大きなきっかけとなる。わたしの元気なうちは、今まで以上に福島の親戚とのつながりを大事にしていきたいと思った。

.Cad7fj5f_2 そして今日(10/1)、福島の叔母から、追加のお土産として果物が送られてきた。

 桃が二種類(「西王母」と「きららのきわみ」)と梨(「二十世紀」)だ。

 写真の桃は西王母。葉っぱがついてる!!葉っぱつきの桃は見たことがなくて、そのかわいさにぐっとテンションが上がる。

 いつも送ってもらうのは「あかつき」という品種だけれども、福島にはいろいろな品種があって、8月上旬の「あかつき」だけではなく、7月下旬から9月下旬まで、夏かんろ・あかつき・滝の沢ゴールド・まさひめ・まどか・川中島白桃・黄金桃・ネクタリン・黄貴妃・白根白桃・西王母・きららのきわみ、と順ぐりにいろいろな品種の桃が味わえるらしい。次のシーズンにはいろいろと取り寄せてみようかな。

 福島にいる間はふんだんに果物をいただくという贅沢をさせていただいたが、中でもとりわけおいしかったのが、黄貴妃という黄色くて甘い桃だった。

 また行ける日が楽しみだ♪

 ありがとうございました。

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mercredi 25 septembre 2013

プロジェクトS一族(3)

 病院を辞して、今度は磐越道に乗り、また西へ。ぜひとも再訪したかった、柳津の虚空蔵像さん(圓蔵寺へ連れて行ってもらう。ここも車が運転できなかったら、たま~に来る只見線に時間を合わせて行くしかない。1月7日に行われる、ぐっと来る人にはぐっと来る、裸まいりで有名なお寺。

.015 目の前を流れる只見川。緑色で深そう・・・。

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お堂はこんなすごいところに建っている。よほど強固な岩盤らしく、さきの大地震にももちこたえた。

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 岩肌、と言うか、地層??

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  階段を上ると門がある。

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 どこがどうとは説明はできないけれど、京都のお寺とはまた違って、東北風な感じがする。

 今回初めて知って驚いたのは、こちらにも十三参りがあったことだ。十三参りと言えば、嵐山の法輪寺の虚空蔵さんで、この風習は関西で盛んで、他の地方ではあまりないと聞いていたので、こんなに離れた地にもあったことがなんとなくうれしかった。叔父によれば、会津の子は、小学校6年生の遠足で来ることが多いのだとか。京都では、お参りの後に観月橋を渡りきるまでに振り向いたら、せっかく授かった智恵を返してしまうからいけないと言われているが、柳津にはそういったことはないようだった。

 わたしも数え十三のときに、初めて仕立ててもらった振袖を着てお参りに行き、上手に生きるための智恵をもらった。おかげさまで、人生の半ばを過ぎた今でも恵まれて幸せに暮らしている。今度は上手に死ぬための智恵をもらうのだろう。

 会津に行くなら、ぜひ行くことをおすすめする、大好きなお寺だ。

 もちろん(笑)、おいしいものもある!

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 粟まんじゅう

 中はこしあん。それだけでもストライクなのに、わたしは粟も好き。できたてのほかほかは特においしい。ただ2日しか日持ちがしないので、遠方へのおみやげはちょっと難しいかも。

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.031 何軒か作っているうちの、叔母おすすめの小池菓子舗で買ってもらった、箱詰めと、すぐ食べる用のほかほか。

 おいしいわ~。お茶はもちろん、ブラックコーヒーにもよく合いますよ。

 柳津に連れてきてもらえたのは望外の幸せだった。

 帰りはまた磐越道から東北道に入って、福島市までずっと高速道路。途中でまた虹を見る。2日連続で見る虹だ。何かいいことあるよ、宝くじでも買うか、と叔父は言うけれど、今ここに来れたことが、皆に会って、お墓参りができたことがわたしにとっては、すでにものすごくいいことですよ。

 夜は叔母の手料理。野菜や山菜たくさんのヘルシーな料理をきっちりいただくので、こっちに来てから体調いいわ・・・。すっかりお世話になっています。

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プロジェクトS一族(2)

 2日目はいよいよ、祖父母の家がある、会津高田(現・会津美里町)へ。行きしは高速道路に乗らずに行く。途中、トンネルをいくつも抜ける。とにかく山、なのだ。とちゅう、猪苗代湖も見える。

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  只見線の踏み切りを越えて、まずは岩代国の一の宮、伊佐須美神社にご挨拶。会津の総鎮守である。歴史も古く、由緒ある神社なのだが、残念なことに、2008年に原因不明の火災で、本殿などが焼けてしまった。10年後の完成予定で、天空にそびえる本殿を造る計画だそうで、募っている「お手伝い普請」(寄付)をしてきた。

 そして祖父母の家へ。当然祖父母はもういない。二人とも、96歳と97歳で亡くなった。母方の祖母と同様に長寿であった。伯父も既に亡く、今は伯母といとこが一人住むのみ。

 挨拶を済ませ、近くにあるS家のお墓へ。お堂はあるが、ふだん住職はいないそうだ。宗派は曹洞宗。会津は雪深いので、お墓は高く、階段が付いている。墓石の横にはお地蔵さんも祀られている。墓誌もあり、広くて立派なお墓だ。お花とお光、お線香をあげ、丁寧にお参りする。ご先祖様にとって、わたしは知らん子ではないだろうけれども、お礼やお詫びや、ご先祖様に話すことはたくさんある。

 お墓から戻って、家のお仏壇にお参り。ちなみに、福島県(少なくとも会津、福島、白河あたりでは)お墓やお仏壇にお参りに行くことを、「線香を立てに行く」と言うらしい。

 お彼岸でもあり、祖母の祥月でもあり、お仏壇には既にたくさんのお供えものがあってにぎやか。会うと、「めげなあ・・・」(かわいいなあ・・・)と言ってくれた、それこそ、小さくてかわいい祖母。祖父も伯父も穏やかな顔でこちらを見ている。父の遺影も置いて、ここでもしばらくお話を。

 その後はみんなで、伯母が作ってくれたお赤飯(福島では「おふかし」と言うらしい)と大根葉の味噌汁、こんにゃく、ぜんまいをごちそうになる。会津の山で取れるぜんまいは、太くて柔らかく香りもよく、比類なきおいしさだ。こちらではなかなか手に入らない。

 叔母は白河の人なので言葉が違うが、伯母は生粋の会津の人なので、八重さんみたいに、「食べっせ、~けんじょ、さすけねぇ」、などと言う。さすがに祖父母のように、通訳がいるということはないけれども。話をしていると、いろいろな習慣の違いがあっておもしろい。たとえば、お彼岸もお盆を同じく、ご先祖がこちらに帰ってくるので、お彼岸にお墓やお仏壇に「線香立てに」回ることはないのだそうだ。

 伯母は、送り彼岸なので天ぷらでも作ろう、と言っていた。叔母によると、こういうときにも、「まんじゅうの天ぷら」が作られるらしい。甘いまんじゅうにさらに衣をつけて揚げてしまうという、カロリー度外視の料理(?)だが、おいしそうなので食べてみたいものだ。

 高田の家を辞して、若松へ戻る。

.014 013_3鶴ヶ城へ行ってみる。超有名なお城である。

 再建された鶴ヶ城の瓦は黒かったのだが、幕末期には赤瓦だったらしく、赤い瓦に葺き替えられていた。

 資料室には上がらず、野面積みの石垣や鉄門などを見て回る。

 ちょうどよい時間になったので、大怪我をしていまだ入院中のN叔母を見舞う。大変な怪我だったので心配していたが、目覚ましく回復して、退院も見えるようになってきたということなので、安心した。付き添いの叔父も交えておしゃべりをして、快気祝いをしようね、と言って病院を辞する。N叔母は、孫がいる年になっても末っ子的なかわいらしさのある人で、遠方からの見舞いを泣いて喜んでくれた。

 おじ、おばたちは直接に、会えない人は電話で、それぞれにお参りに来てくれてありがとう、と言ってくれる。お参りさせていただいてありがとうと、お礼を言わなければならないのはこちらの方だ。こんな年になっても、かわいがってくれる人がいるということは、小さな幸せなどではなく、大きな幸せに属することなのだ。

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mardi 24 septembre 2013

プロジェクトS一族(1)

 福島へ、ご先祖を含む、父方一族を訪ねる二泊三日の旅にようやく。長くこちらの家のことにばかりかまけて、S家の方のことがあまりケアできていなかった。それは父も同じであったようで、亡くなる直前には、熱のせいもあってか「○○の家(実家)に帰る」と繰り返し言っていた。生きている間にまたいっしょに行けなかったのはかえすがえすも残念で悲しいことだったが、一周忌を終えた今ようやく父の遺影と共に会津に帰ることができた。

 わたしも長く、気になって気になってしかたがないことだったので、お参りができてほっとした。お墓には、気になったときに行っておいた方が精神衛生上よい。先祖の霊が・・・というようなことを言うつもりは毛頭ないが、人間、常に気になっていることがあるというのはいろいろな面でよくないから。

 福島市に住むT叔父の家にお世話になるので、新幹線を乗り継いで福島市へ。東京ではどこにいても関西の言葉が聞こえてくるが、東北新幹線に乗るとおもしろいほどぴたっと聞こえなくなる。多くの関西人にとって東北は、距離的にもまだまだ遠く、精神的にも少し遠いところ。東北新幹線に乗ると、外国に行くよりも、遠くへ行くんだなあ、という気がしてしみじみする。旅情というものだろうか。

 2時過ぎに福島に到着。T叔父とK叔母が迎えに来てくれている。そのまま車に乗って、父と同じく昨年亡くなったH叔父夫妻が眠るお寺の納骨堂に行く。きょうだいをあいついで亡くした父のきょうだいのショックと悲しみは大きい。

 H叔父は、生前にそうであったように叔母と仲良くならんで、隣どうしに納まっていた。H叔父と父は互いに互いの死を知らないで逝ったので、逝った先で、さぞかし驚いたことだろう。

 福島は晴れて暑いくらい。お参りの後は、磐梯吾妻スカイラインのドライブに連れて行ってもらった。006 

 磐梯小富士は富士の名がついているだけに、整った形のきれいな山だ。

 山上からの眺めは本当にすばらしい。

 浄土平は石がごろごろとしていて、浄土の風景とはなんとなく違うような気がするけれど(笑)。もう既に山は色付き始めていて、盛りの紅葉はどんなに美しいだろうと思わせる。

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.009  火山帯なので、土湯、高湯、野地、横向など、たくさんの温泉があって、それらを巡るのも楽しそう・・。

 一切経山は、水蒸気を上げる。

 ここ一ヶ所だけ。不思議やなあ・・・。

 山の上は気温が低くて、肌寒いを通り越して寒いくらい。真夏でもかなり涼しいらしいから、避暑にもよいだろうな。.

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013 湖見峠(うみみとうげ)からは、猪苗代湖と裏磐梯の三つの湖、秋元湖・小野川湖・桧原湖の四つの湖が見られる。

 湖面が夕日に輝いてきれい。

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  磐梯山と手前に重なる山々が、水墨画のように美しい。

 わたしみたいに、車の運転ができない人には一人での福島県の観光は難しいけれど、一度来てみてほしいな。何度見てもきれいなところだから。

 夜は叔父の家で、いとこもいっしょにおいしい叔母の料理をいただく。おいしい料理とお酒。叔母はとても料理上手。家庭料理を食べられる機会はそうないので、とても贅沢なことだと思う。わいわいとした家族の食卓も。今はそのありがたさが本当によくわかる。

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dimanche 15 septembre 2013

初秋の高須賀会

 季節ごとに各々のシェフの個性が表現された、作風の違うお料理が楽しみな、ワインバー・ワイングロッサリーのディナー会に、友人と共に参加。外は台風が近づいてきている、不穏なお天気。でもお店の中は変わらぬ落ち着いた時間が流れている。

.003 用意されているメニュー表を見れば、初秋の風が。フランス料理に季節感がない、なんていうのはうそだよ。

 お隣には前回初めてお目にかかったMさんがいらっしゃる。お話してみたいとお願いしたら、シェフがお隣にしてくださった。きれいで、感じがよくて、お話が楽しい方。しかもお菓子大好き♪楽しいひと時をご一緒させていただいた。

 今日もワインはKちゃんソムリエに働いてもらって、それぞれのお皿に合わせて選んでもらったのをテイスティングサイズで少しずついただく。最初はヴィルマール。大好きなシャンパーニュだ。

.004 アミューズは、おろしたての生ハム。透明感のあるきれいなピンク。柔らかく、しっとりとしていて、味も香りも過剰な感じがなくてとても上品。

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.005 サーモンのミキュイと秋茄子のキャビアを添えて

 キャビアと言ってもキャビアじゃない。「貧乏人のキャビア」と呼ばれる南仏の野菜料理だ。茄子の種の粒々をキャビアに見立てるというシャレのようなもの(笑)。わたしは本物のキャビアよりもこっちの方が好き(笑)。

 レアに近いサーモンの下にはアボカドのムース。上にはセロリのサラダ。

 柔らかいサーモンの身と二つのペーストの口当たりがよく合っていた。

.006 次のお料理のための赤は、サントネイ プルミエ・クリュ レ・グラヴィエール。セオリーに反しまして、先に赤を・・というソムリエの言葉に、ちょっと自分の仕事を反省したり。

 透明感のある明るいルビー色の、香りのよい赤。

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.007  フォアグラのピンチョス 無花果の甘酸っぱいソースで

 フォアグラといっしょに刺してあるのはさつまいも。異なる甘味といっしょに楽しむ趣向。ソースがとってもおいしい。甘酸っぱいからさらにフォアグラの濃厚なおいしさが引き立つのかなあ・・・。

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.009 次は白。

 ウッドワード・キャニオンのシャルドネ。アメリカのシャルドネはあまり飲んだことがないけれど、樽の香りがまったりとしていておいしい。

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.011 オマール海老と茸の濃厚なリゾット

 シェフによると、大・中・小とあるらしい(笑)。もちろんわたしたちのチョイスは「大」一択だ。なんでも大は、通常のコース料理で出す場合のリゾットの量の4倍に相当するらしい。そのうちメガも登場するんじゃないか(笑)。

 上にはぷりぷりのオマールが鎮座まします。旨みがしみ込んだリゾットの中にはあさりにほたて。贅沢なのだ。ワインともよく合って、これもとってもおいしかったなあ・・・。

.012 次は、ピエール・ダモワ シャンベルタン

 これは先ほどの赤とタイプが違う。同じピノ・ノワールなのにね。こういうところがワインはおもしろい。濃い色。鉄分がたくさん含まれていそうな力強い味。

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.013  和牛ほほ肉の赤ワイン煮込み

 赤ワイン煮込みは、好物と言っていいくらいに好き♪フランス料理の真髄は煮込みにあり、と思っているくらい(笑)。ほろほろになったほほ肉ってほんとにおいしいのだ。

 冬という季節には一つもよいところはないが、煮込みが増えるところはいいな。

.014 デザートワインはソーテルヌ。シャトー・デュ・ジュジュ キュヴェ・キネット キャディヤック

 貴腐の付いた遅摘みのぶどうから作られている。友人が質問し、Kちゃんソムリエによる、デザートワインの講義が始まる。実際に飲みながらワインの話を聞くのはほんとに楽しいねぇ・・・。

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.015  デザートは、マロンプディング

 マロンのクレーム・ブリュレのような、マロンクリームのような。ちょっと栗あんのニュアンスもある。きちんと甘いので、食事がきりっとひきしまる。

 今日はどのお料理も直球ストライク!高須賀シェフ、Kちゃんソムリエ、ありがとうございました。

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  またもやMさんにお菓子をいただき、恐縮です・・・。

 亀末廣京のよすが。小箱の中の花園、あるいは小宇宙。色とりどりのお干菓子や半生菓子は、どのお菓子にもきちんと個性があって、すばらしい。

 ありがとうございました。大切にいただいております(^^)。

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vendredi 13 septembre 2013

トスカーナ!

 仕事が終わって、友人3人集まってお役目打ち上げ会。オステリア・イル・カント・デル・マッジョにて、トスカーナワインと牛肉の夕べ。このお店、ワインは泡以外すべてトスカーナ産、そして料理も肉料理中心のトスカーナ料理だけ、と潔い。何かに特化した店っていいよね。

 .Cam3u8e0_3相談の上、ワインは最初から、しっかりしたサン・ジョヴェーゼを。どっしりしていて、若干アルコール度数が高いようにも感じられる。香りもよくてお肉によく合いそう。

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.Cabbs71y  脾臓のクロスティーニ

 牛の脾臓のリエットのようなペースト。香味野菜の香りとよく会った濃厚な風味がワインととてもよく合って美味。これはワインが進む~!

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.Ca1k923e ピーチ うさぎのスーゴ

 卵の入らない、うどんのような形状のパスタ。もっちりしたパスタにスーゴの旨みがよくからんでとてもおいしい。淡白なうさぎの肉もしっかりした味になっている。これも赤ワイン以外考えられない感じ(笑)。

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.Ca7dzmqm  メインはこれ!

 ビステッカ。3人で、最小単位の500gを焼いてもらった。赤身の肉なので、脂が邪魔にならず、肉のおいしさが味わえておなかにもやさしい。表面はがっちり香ばしく、中はいい感じのレア。

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.Car1nauf_2 Casdk7bq 付け合わせは、白いんげん野菜のグリル

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.Carfjccm  ドルチェはティラミスを。きちんと甘く、柔らかなマスカルポーネのクリーム。コーヒーの香りもよくて、おいしいティラミスだった。

 ティラミスを肴に(笑)、パッシートを飲む。

 最後はエスプレッソで締めくくり。

 楽しい話、気になるなる話。おいしい料理とお酒。仲のよい友人との食事は、明日への活力だ。

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mercredi 11 septembre 2013

プロジェクト深海

 東京に出かける。

 新幹線を品川で降りて渋谷へ。ついつい東急フードショウに寄ってしまい、生鮮食料品を買いたい誘惑にかられる。

 誘惑を振り切り、半蔵門線の旅に出る。

 向かうは表参道。

.001 002つい先日見た、『イタリアン・ドルチェの発想と組み立て』藤田 統三/著 誠文堂新光社 2013年 

 という本のイタリア菓子がフランスの皿盛りデセールのようにきれいだったので、著者の藤田統三さんがプロデュースする店、ソルレヴァンテに来てみた。経営は近江八幡のたねやらしい。

 このお店の看板らしいコッパ(パフェ)はたくさんの種類があり、どれも魅力的。チョコラータのコッパを食べた。ストローでも楽しめる、と書いてあったように柔らかいチョコレートのアイスクリームに、トロピカルフルーツのソルベやコンフィチュール、薄いクッキーで構成されている。

 本当のところ、本にたくさん載っていたような皿盛りのドルチェがあるだろうと期待していたのだが、残念ながらそういったものはなかったので、ケーキを食べた。大きい方は、リモンチェッロを使ったシロップを生地にたっぷり染み込ませたレモンクリームのケーキ。小さいのは中にころんと飴がけのナッツを忍ばせたマラスキーノ風味のバタークリームのタルトレット。コッパ、ケーキともおいしかった。

 店はちょうどAOビルの裏だったので、当然のように紀ノ國屋インターナショナルに寄る。また生鮮食料品の誘惑に打ち勝つ。本当に久しぶりに表参道に来たのでちょっと歩いてみる。

 さらに永田町へ。

 ちょっと見たいものがあったので、国立国会図書館へ。今さら書くことでもないが、国民の知りたい・調べたい・見たいという要求にこたえることが、ここでは実にシステマティックに、粛々と、当たり前のように行われているのを見ると、日本はよい国なのだなと思う。政情が不安定だったり、思想や政治的な弾圧のある国ではこうはいかない。

 順調に半蔵門線の旅は続き、神保町。

 食関連の古書をたくさん扱っているという、悠久堂書店に行く。まだ新刊で、あるいはブックオフで手に入るような本に混じって、35000円の値がついた古い和綴じの本がいっしょに並んでいるのがおもしろい。上の方にはセット売りの本が置いてある。見ているだけでも楽しいので、食のコーナーを隅から隅まで見る。

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 歩き疲れて、早めの夕食。神保町はなぜかカレーの店が多いそうなので、わたしもカレーを。

 ガヴィアルという欧風カレーの店で、ビーフカレーの辛口とグリーンサラダを食べる。バター付きのじゃがいもが付いてきた。

 創業時から継ぎ足し継ぎ足し作っているというルーがとてもおいしくて満足。

 歩いて三崎町へ。

.006 宿泊は、庭のホテル。友人がこぞって泊まってみてよかった、と言うのでわたしも・・・。

 木に囲まれた感じのいいエントランス。周辺は東京歯科大などの建物。この周辺の感じは、うまくは説明できないけれども、「東京的」だと思う。ちなみにカレー屋さんのご主人も、「東京的」だったなあ・・・(笑)。

 部屋もコンパクトで落ち着く感じ。ベッドも快適。

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.018 019まだ時間も早かったのでちょっとお出かけ。

 フリゴ・エストというキャッシュ・オン・デリヴァリーのベルギービールの店に行く。

 白ビール、ヴェデットイヒテヘムズ・グランクリュという赤いビール。限定で出しているレアな樽生だそうだ。タイプとしては、デュシェス・ド・ブルゴーニュと同じなのだと思う。酸味があって、おいしい。

 翌日起きると、小雨が降っている。衝撃。天気予報を見ると、関東地方だけ降っているのだ。でもまあ、数時間のうちにやむそうなので、のんびりと待とう。朝食はブッフェ。卵料理は好みを聞いて個別に作ってくれる。ブッフェの内容もよかった。ただどうもブッフェの朝食はめんどうで・・・・・・(苦笑)。

 ホテルを後にして、国立科学博物館へと向かう。002_2

 旅の目的は特別展「深海―挑戦の歩みと驚異の生きものたち―」を見ることだ。

 会場はかなり混雑している。

子どもの頃、食い入るように見た「深い海の生きもの」のページ。その頃からどんどん調査や研究が進んで、深海とその生物についてわかってきている。摂氏300℃の熱水で生活する生きものや、硫化水素をエネルギー源とするバクテリアから始まる生態系があることなど、驚くことばかりだ。

 深海生物の標本もたくさん(380点も出ているらしい)あって、どれもおもしろく、食い入るように見た。

.003 有人潜水調査船「しんかい6500」の原寸大の模型も展示されており、科博は本当に展覧会の見せ方が上手だなあと思う。

 しんかい6500はきっと、友人のマダムUの胸熱ポイントだろうなあ・・・(笑)。万難を排して見に行けなかったら、図録をお貸ししますからね(笑)。

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.005_2 深海の調査は、古くはイギリスのチャレンジャー号によって、1872年から76年にかけて行われている。既に19世紀から・・。まさにチャレンジャー。

 ←記録は「チャレンジャーレポート」として残されている。

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 これが展覧会の目玉?ダイオウイカの標本。

 深海の過酷な環境での生き残り戦略の一つに、「巨大化」というのがあるそうだけれど、どうしてここまで大きくなったのかねぇ・・・。

 もちろんわたしもNHKのダイオウイカの番組を思い切り楽しんだのだった。あの番組で印象的だったのは、イカはもちろんだけれど、窪寺先生だったなあ・・・。他の研究者も皆そうなのだけれど、とにかく楽しそうで、見ているとこちらまで楽しくなってきたの。「見せ方」ではないし、意図してのことではないだろうけれども、そんな形でも一般の人に研究の楽しさやおもしろさを伝えてくれるのは本当にいいなと思った。

 深海をじっくりと堪能して、2時間以上は見てたかなあ・・・。

 企画展もいいのをやっていた。「教授を魅了した大地の結晶 北川隆司 鉱物コレクション200選」。きれいな鉱物標本がたくさん並んで、カラフルな立体図鑑みたい。

 思えば子どもの頃は石を拾い集めたりもしていて、深海魚の興味と同様に、まあ人並みには科学の心みたいなのを持っていたような気もするのだけれど、今やすっかり科学の心の不足したおばちゃんになってしまって残念だな。

 新幹線の時間まで1時間半ほど。銀座へ行って、銀ブラ(死語)してから帰る。和光のお菓子屋さんはいつ行ってもいいな・・・。

 

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dimanche 01 septembre 2013

プロジェクト白えび(5)

001 楽しい旅も、もう帰る日になりました。

 今日も朝からレンタカーで金沢市内を巡ります。まずは少し離れたところにある、金沢海みらい図書館へ行きました。

 この図書館は、今年の夏に決定された、第29回日本図書館協会建築賞を受賞した図書館です。

 最初、班長から、ここを見に行く、と聞いたときは本当に驚きました。時間があったら行ければいいなあ、とは思っていたのですが、同業の友だちとの旅でもなく、図書館を見たいのは自分だけだろうと思って、特に希望を伝えてはいなかったのです。とてもうれしかったです。

 中心部からは車でかなりかかります。Kさんも、足がなければなかなか行けないとおっしゃっていました。班長、皆さん本当にありがとう。駐車場がいっぱいだったので、わたしだけ15分ほど中に入って見てきました。

 壁一面に見える水玉模様は、全部窓です。004

 中は吹き抜けになっており、開放感があります。たくさんの小窓から光が射し込んで、明るい空間です。

 1階は児童室で、日曜の午前らしく、たくさんのお父さんが子どもに読み聞かせをしていました。地域の人の憩いの場となっているようです。

 特設コーナーは、金沢のものづくりのコーナー、日本海情報コーナーというのが特色があっておもしろかったです。

 驚いたのは、中央館でもないのに、この大きさと機能を備えていることでした。蔵書収容力は、40万冊ということです。

 大急ぎの見学を終え、再び皆で中心部へ戻ります。

.008 訪れたのは、今川酢造です。

 わたしたちの食への探究心が伝わったのでしょうか。特別に蔵を見学させてもらえることになりました。かわいらしいお孫さんも迎えてくれました。彼はおじいちゃんの働く背中を見て育っているのです。

 考えればこの旅の裏テーマは「醸す」かもしれません。酒→醤油→酢、と発酵食品を巡って来ています。

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.009 高い煙突がそびえます。(左端)。お酢を作り始めてから、今のご主人で三代目だそうです。

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  麹のよい香りがします。これは日本酒のタンクです。そう、ここのお酢はまず日本酒を作ってから、それをお酢にするのです。この手法を取っている蔵は少ないとのこと。考えればお酢というのはなんと贅沢な調味料なのでしょうか。

 お酒はお米を磨かずに造ります。きっとお酢にするにはその方が豊かな風味になるのでしょう。実際、試飲させていただいたお酒は若干アルコール度が高く、複雑なアミノ酸の旨みがして大変力強いです。

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  お酢の蔵へ移ります。蔵全体に、お酢の芳香が満ちていて、おなかがすきます。瓜の酢の物が食べたいです。きっと、わたしが愛用している千鳥酢よりは強い酢だろうと思います。この香りの良さからすると美味であることに間違いはなさそうです。

 酢のタンクは温度が高く、ご主人曰く「酢の温泉」。薄い膜が張っています。お酢は殺菌力が強いのだそうです。こちらのお酢は、静置発酵法という手間と時間のかかる醸造法で造られており、この方法を取っている蔵は、全国でも少ないのだそうです。

 皆、蔵の見学等が大好きです。修学旅行らしい見学に一同大満足して、お店でお酢を選んで買いました。

 次に近江町市場に行きました。

.019 もりもり寿司という回転寿司でお昼ごはんを食べました。

 写真はあぶり三点盛りかます・のどぐろ・金目鯛です。地のものばかりを食べましたが、さすがに回転寿司でも魚がいいとおいしいです。

 近江町市場は、日曜日なので閉まっている店も多かったですが、道幅も広くて、大きな市場でした。わたしは韓国の市場を想像して行ったのですが、まったく違っていました。

.020 金沢で、「蒲焼き」と言えば、鰻ではなくどじょうなのだそうです。川魚屋さんで買って食べてみました。好き嫌いの多い子のくせに、子どもの頃からどじょうはわりと好きでした。なのでこれもおいしいと思いました。昔ながらの郷土食はどれも興味深いです。

 近江町市場を後にしして、帰路に着きます。駅で最後のおみやげ調達。わたしは加賀棒茶しば舟を買いました。

 行きと違って帰りは夕方なので車内で多少おしゃべりしてもあまり気兼ねもいりません。たくさん停まるサンダーバードで、旅の終わりを楽しみました。

 班長、皆さん、楽しい旅をありがとうございました。またとない、思い出に残る旅になると思います。また大人の修学旅行をしましょうね!

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