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samedi 31 août 2013

プロジェクト白えび(4)

 午後からは金沢です。班長が駅でレンタカーの手配をしてくれています。車に乗って、いざ観光へ!

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 やってきたのは「ヤマト醤油味噌」。「ひしほ蔵」という商品ルームで、いろいろなお醤油の味見ができます。

 このお店の「ひしほ」という生醤油はとても香りがよくて、香りをかげば反射的に焼いたお餅を食べたくなってしまいました。

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.035 おやつに、醤油ソフトクリームを食べました。塩分と風味はしっかりとありました。

  市内中心部に戻って、金沢21世紀美術館 に行きました。建物、内装、すべてがアートになっていて、すごいなあと思いました。人も多く、人気があるようでした。

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.053  さていよいよ夕食です。夕方には突然豪雨となってどうなることかと思いましたが、六枚というところにある「六花」というお店に行きました。

 ここで良き出会いがありました。地元金沢と東京で、お料理とお菓子の教室をされているKさんです。オンライン参加となったTさんのお知り合いなのですが、班長以下、わたしたちは初めてお目にかかります。美しく、聡明な方。いくつもの食関係の資格もお持ちだそうで、大変な勉強家であることがうかがえます。気さくにお話をして下さるので、とても楽しい夕食の席になりました。

 まず最初は、お店の名前を冠したお酒「六花」で乾杯!

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 ひらまさと胡瓜

 さっとあぶったひらまさ。胡瓜の香りが涼やかです。酢の加減もちょうどよく、よいスタートです。

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.037  鱧と玉子豆腐のお椀

 おだしの香りがとてもよかったです。鱧もふんわりしておいしいです。

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.038  お刺身は、アカイカ・バイ貝・鱸。どれも地のものばかりです。

 お酒はKさんチョイスの、手取川。何度か飲んだことがありますが、おいしいお酒です。

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  ついついお酒が進んでしまう、とりどりの酒肴たち。趣向を凝らした酒肴、とつい口をすべらしそうになりました(笑)。

 青もみじで夏を、ぶどうの葉で秋を現して、この時季にぴったり。

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.040 もずく。しょうがと酢がさわやかです。

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.041 そうめんかぼちゃと蒸し鶏(?) 胡麻だれ

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  鴨ローズ

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.043  金時草とあぶったいか 酢味噌

 「きんじそう」は、伝統的な加賀野菜です。初めて食べました。魚も野菜も、その土地土地に知られざるおいしいものがありますね。それらを知り、味わえるのはとてもありがたいことです。

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.044  鱸の南蛮揚げ

 ぱりぱりとして香ばしく、身もぷりぷりで美味。あんはしっかり目の味付けです。

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.045  野菜の炊き合わせ

 

 オクラ へたむらさきなす ずいき

 野菜に味が染みておいしいです。「へたむらさきなす」も加賀野菜ですが、なんとも不思議な名前だと思いました。

 味付けはこちらもしっかり目で、色も濃い目です。京都と加賀との違いを少し感じました。

  お酒は純米吟醸、大吟醸クラスのものはほとんど県外に出回らないという、富山の「勝駒」です。

.046 よろしければ牛肉を焼きます、とご主人からお声がかかりました。せっかくなので、もちろん!

 能登牛(のとうし)の塩焼き

 味のしっかりしたおいしいお肉でした。

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  香の物

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  あおさの味噌汁

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.048  土鍋でおいしそうに炊き上がっているのは、鱸ごはんです。

 薬味は三つ葉。上品なお味です。班長は、焼きおにぎりにしても絶対おいしいだろうと言っています。確かに。おこげもとてもおいしかったですから。もちろん、お代わりしましたよ。

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.051 シナノスマイル いちじくのソース

 シナノスマイルというのは、ぶどうの品種名です。石川県内でたくさん栽培されているようです。大きくて甘いぶどうでした。

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  食後はやさしい味と香りの、加賀棒茶でほっこりしました。加賀棒茶は、茎の焙じ茶なのですが、京都のものよりも優しい香りです。

 金沢の料理はとても洗練されたものでした。また。この地には、わたしの大好きな「しば舟」をはじめとして、洗練されたお菓子もたくさんあります。

 金沢に来たのは二回目です。しかしごく若い時分だったので通りいっぺんの観光をしたにとどまり、何もわかってはなかったようです。今回旅をして、街全体の富の蓄積のようなものを感じました。適切な言い方かどうかはわかりませんが、文化資本の豊かな街だと思いました。

  もう雨はすっかりやんでいます。二次会は、地元っ子のKさんが、「マティーニ」というすてきなバーに連れて行ってくださいました。お店も、マスターも感じがよくて、くつろげる感じです。わたしはモヒートを一杯いただきました。フード類も、チーズに凝ったピッツァなど、よさそうなものがそろっていました。場所は、「柿木畠のうつのみや書店」のすぐそばです。うつのみや書店も見てみたかったのですが、夜なので残念ながら閉まっていました。

 Kさん、楽しいひと時をありがとうございました。班長の企画も本当に見事です。またみんなで、金沢であるいは京都で会えたらと思います。

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プロジェクト白えび(3)

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 2日目は再び岩瀬に行きました。北前船廻船問屋「森家」を見学するためです。典型的な、東岩瀬廻船問屋型町屋であるということです。ちょうど、祇園祭のときの杉本家や長江家のような感じで家の中が公開されています。驚いたことにたったの100円!しかもガイドもしてくれます。

 わたしは子どものときから、大人になってからもずっと長い間、「廻船問屋」を、「海鮮問屋」だと思っており、海産物を扱って大儲けをしているものとばかり思っていました。余談ですが、廻船問屋、と聞くとつい、「おぬしもワルよのう・・・」と言ってしまう人が多いようです。昨夜みんなでフェイスタイムでおしゃべりをしたオンライン参加のTさんも、廻船問屋と聞くやいなや、電話の向こうから「おぬしもワルよのう・・・」と返してきました。

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 中には、この地では「バイ船」と呼ばれる、北前船の模型が飾ってあります。

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囲炉裏端では商談をしたそうです。畳は独特の、模様敷きになっています。

 80.2坪もある大きな家です。東本願寺を建てた大工の棟梁を招いて建てられました。

.012 松の廊下。

 漢字の「入」をかたどっていて、お金が入る、客が入る、情報が入る・・・という縁起をかついでいます。

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.013 桜の天井。

 自然な木目が龍のように見えます。

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.015 立派な土蔵も見えます。

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.016 庭には日本各地から運んで来た珍しい石が敷いてあります。

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.017 大きな、頑丈そうな金庫がありました。

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  薬コーナー。

 富山的です。

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  なぜか籠が上の方に置いてありました。

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.020  二階にあった本棚です。最後に住んでおられた方の蔵書でしょうか。『越中志徴』が気になります。

 まだまだ住めそうな家なのですが、現在は富山市教育委員会で管理されており、森家の方々は東京に移住されているのだとか。

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  龍虎の鏝絵の付いた土蔵の扉です。

.021_2 土蔵の中です。いろいろなものが置かれていました。

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  非常に興味深い見学でした。維持・管理には費用がかかるでしょうし、こうして見学させてもらえるのはとてもありがたいけれども、本当にまだまだ現役で住める家のようなのでちょっともったいないな、と思いました。

.028 次に、富山港展望台に行ってみました。

 えっちらおっちら班長と二人で階段を昇りました。うっすらと立山も見えたのでよかったです。

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  中心部に戻って、お昼ごはん。白えび亭にて、昨日食べそこねた、白えび天丼・刺身付きです。さくっと揚がった白えびが軽やかでおいしかったです。

 さあ、富山ともお別れです。また来る日まで・・・。

 はくたかに乗って、金沢へ向かいます。

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vendredi 30 août 2013

プロジェクト白えび(2)

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 富山の夕食は、美乃鮨(みのずし)というお鮨屋さんにて。班長夫妻が昨年来て、とてもよかったお店だというので大いに期待。

 店内は広く、明るいです。カウンターには、おいしそうなねたのケースが。室礼だけではなく、ご主人も板前さんらしく清潔感があって、とても感じがよかったです。

 何を食べるかは、班長とかもめさんの注文に便乗することにしました。こうしておけば、魚に詳しくないわたしも学習しながらおいしいものが食べられるというわけです。015

 お酒は南砺市のお酒、「若駒」。お店のオリジナルラベルが貼ってあります。

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016  突き出しは、あなごの煮こごりです。

  最初に、地のものをお造りでもらうことにしました。もう少し涼しくなると、魚の種類もどっと増えるそうです。

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  富山湾の宝石、白えびです。これは絶対にはずせません。プロジェクト白えびですから。わたしはこれを食べに富山に来たのです。

 白えびは、富山湾の水深300~600mの深海の「あいがめ」と呼ばれる海底谷に生息する小さなえびです。資源保護のために、4月1日から11月までが漁の解禁期間に定められているそうです。最盛期は夏。いつ食べるの~?今でしょう!!

 透明感があってとてもきれいです。白えびは丁寧に一匹一匹、手剥きされたものがおいしいそうです。ローラー剥きだと身がつぶれて旨みも逃げてしまうのだとか。

 味は繊細。甘えびほど、くせもとろみも強くありません。ほどよくとろっとした上品な甘さが口の中に広がります。お醤油をつけない方が繊細な風味をよく味わえます。

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 梅貝(バイ貝)・きすの昆布じめ・甘えび・レンコ鯛

 昆布の香りがすばらしいきす、こりこりした食感と磯の香りがさわやかな梅貝。レンコ鯛が特においしかったです。

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  今度はお鮨で白えびです。

 すし飯もおいしいなあ・・・。

.020 のどぐろ

 皮を少しあぶってあります。うっとりするほどおいしいです。

 こうして、おいしい魚をたま~に食べるがゆえにわたしはどんどん家で魚を食べなくなるのです・・・。

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  三つ葉が入った玉子です。関東風の甘い玉子焼きを本当にひさしぶりに食べました。

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.022  たこのお造りです。

 かもめさんのを一切れいただいてしまいましたが、これもおいしかったですねぇ・・・。おすとめすの見分け方を教えてもらいました。

   次のお酒は、「成政」。濃い旨み系のお酒でした。もちろん佐々成政から名付けられています。昼間に郷土博物館で得た知識が役に立ちました。ちょっとした知識があれば、食べること、飲むことがぐんと楽しくなります。知らないことが多いと、知る喜びもたくさんになるので楽しいです。

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 こはだです。

 ティピカルな江戸のお鮨です。

 こちらはもともとは東京は目黒でお店をしておられたそうです。

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.024 すずきです。

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.025  煮はまぐりです。

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.026  あなごです。

 かんぴょう巻きはかもめさんのを一個もらいました。ごめんね~。でもおいしかった!

 さすがに班長の舌に狂いはありません。富山に来たらまたぜひこのお店に来たいと思いました。

 

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プロジェクト白えび(1)

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 二拍三日の大人の修学旅行。行き先は富山・金沢。富山の宝、白えびをはじめとする北陸の海の幸や、加賀野菜を味わい、北陸の食文化を知ることが学習の狙いです。

 メンバーは班長・Fさん、以下Mさん、かもめさん、わたし、残念ながら参加できなくなってしまったTさんはフェイスタイムでオンライン参加。

 班長は計画・準備ぬかりなし。こんな旅のしおりまで作成してくれていました。

.002 サンダーバードに乗って、約3時間。サンダーバードはよく乗るけれど、鯖江より先にはほとんど行ったことがありません。遠くに来たなあ・・・と、それだけで感激です。

 富山と言えば薬売り。駅前にはこんな像がありました。

 お昼ごはんには白えび天丼を食べる予定。しかし!!お店に行ってみると、調理機器の故障で、まさかの営業中止・・・。

.003 急遽、CiC(シック)ビルというビルの地下の麺家いろはというお店で、ご当地ラーメン「富山ブラック」を食べました。

 もともと、第二次大戦中で被害を受けた街の復興事業で働く肉体労働者の塩分補給のために醤油味を濃くしたラーメンである、ということだったので、どんなに塩辛いのかと思っていましたが、案外そうでもなく、確かに新福菜館のスープよりは醤油辛いですが、すんなりとおなかに納まりました。

 しかし、夜に行ったお鮨屋さんのご主人の話では、富山ブラックの発祥は、「大喜」という店で、ここのは、「しょっぱいなんてものじゃない」そうです。せっかくなら話の種に元祖を食べてみたかったです。

.004 ビルの上に上がります。5階には「いきいきKAN]という富山の物産センターがありました。富山らしく薬のコーナーもあります。ケロリンの黄色い風呂桶がかわいかったです。

 名物の「鱒ずし」についてじっくり学べるコーナーもあり、日によっては鱒ずし作りの体験もできるようです。「鱒ずし」と言うと、わたしは

 Photo_3←これしか知らなかったのですが、これ以外にも市内には何軒もお店があるようです。きっとそれぞれに味が異なっていて、人それぞれに好みのお店があるのでしょう。鯖寿司のようなものなのかもしれません。今回は食べられませんでしたが、食べ比べをするのもおもしろそうです。

.005 物産館で見つけた、富山ブラックサイダーです。

 買え買え飲め飲めとあおられて班長さんがつい一本買ってしまいました。醤油・・・と言うか、カラメルの味です。あ、味の構造(?)的にはいっしょか・・・。わたしは一口飲んだら得心がいきましたので後は班長にまかせました。気の毒な班長は一本飲んで胸やけを起こしていました。ごめんね。

 4階には、今年の3月にできたばかりの、とやま駅南図書館(ぶらり)・こども図書館がありました。買い物帰りにふらっと立ち寄れそうな図書館です。特に、子育て支援施設と合わさっているこども図書館の方は、明るく、色彩豊かな、ポップな作りで、子どもも大人も楽しめそうです。カターレ富山のサッカー選手が読み聞かせをしてくれるという斬新な会もあるようでした。二つの図書館の真ん中にカウンターがありました。

 同業の友人との旅行ではないのに、図書館が見られるとは感激です。わたしは、できる限り、ですが旅行先の図書館と神社仏閣には行きたいと考えているのです。

 さて次は、カーシェアリングの車に乗って、少し離れた岩瀬というところに向かいます。

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 岩瀬は、海のそばの港の町です。北前船の寄港地として栄えたそうです。

 こんな船の像がありました。この地では、北前船のことを「バイ船」と呼んでいたそうです。

 そうか・・・。北前船か・・・。

 この旅は、ザプライズ、というか、ミステリーツアーみたいに楽しもうと思っていたので、食文化のこと以外はほとんど調べてきていません。北前船と聞いて、がぜん興味が湧いてきました。この地をもっと見なければ。

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  岩瀬に来た目的はここです。富山の銘酒、満寿泉の蔵元、舛田酒造店を訪ねることでした。満寿泉は何度か飲んだことがありますが、おいしいお酒です。大人の修学旅行ですから、運転をしてくれる班長以外はアルコールを飲んでもよいのですが、残念ながら試飲はありませんでした。

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  外には大きな杉玉がかかり、中もすてきなお店兼事務所です。古くて大きな金庫の上には福助さんがいます。夏限定のお酒「」を買いました。飲むのがとても楽しみです。

 雨が強くなってきました。お店の方とお話しながらしばし待機。また車で市内中心部に戻ります。行きしなに、見学できるっぽい家をみかけたので行ってみようとしましたがうまく行けずにあきらめました。しかし後で班長が詳しく調べてくれて明日の高岡行きを変更してまた明日も岩瀬に来られるようにしてくれました。昼に食べられなかった白えび天丼のリベンジもしなければなりません。

 中心部に戻って、富山城址公園にある、復元された天守閣がそびえる富山市郷土博物館に行きました。天文12年(1543年)に富山城を築いた神保長職(じんぼながもと)という人の名前も、神保氏という一族の名前も初めて聞きました。越後の上杉を隣に控え、大変だったようです。また、一向一揆にも苦しめられたようでした。後に、前田家の城となりました。江戸時代の富山城は今の城址公園とは比較にならないくらい広大なエリアを持っていたようです。ビジュアルを駆使したわかりやすく、興味深い展示でした。

 富山市内には、路面電車が走っています。わたしの子どもの頃にはまだ京都にも市電があったので、懐かしいです。今年は富山の市電開通100周年だそうで、「市電開通!!富山市の路面電車100周年-」という企画展をやっていました。

 宿泊は、コンフォートホテル富山駅前です。

 夕食はお鮨屋さんで北陸の海の幸を堪能します。これは別に詳しくレポートを書くことにします。

 夜は班長の部屋に集合し、さすがに枕投げはしませんでしたが、オンライン参加のTさんとフェイスタイムを使っておしゃべりしながら、持って来たシャンパーニュ(アンリ・ジロー)をみんなで飲みました。

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mardi 27 août 2013

浮世絵とライブ中継

 美術館「えき」KYOTOで開催されている展覧会、「浮世絵の夏―納涼と花火―」を見に行く。月岡芳年の風俗三十二相を見たかった。

 出ていたのはそのうちの、「すずしさう」と「うれしさう」の二枚。このシリーズは、描かれたシチュエーションや表情が題とぴったりで、どれもかわいくておもしろい。

 両国の花火と夕涼みの絵がたくさん。どの絵を見ても、橋の上には、誇張もあるだろうけれど、橋が落ちるんじゃないかと思うくらいの人がいるし、川面にはぶつかるんじゃないかと思うくらいの屋形船が出ている。両国の賑わいぶりが伝わってくる。わたしは街生まれの街育ちだから、こんな賑々しい江戸の様子を見るのが好きだ。わたしも絵の中の屋形船に乗りたい!

 細かく描かれた人々を見るのがたのしい。水売りや、水菓子売り、いかを焼く船上の店、水菓子屋で買ったらしきすいかを食べる子ども、口をあけて花火を見上げる人・・・。ゴージャスな料亭の船に乗る人々。絵の中の人々が楽しそうにしているのを見るのが好きだ。一人一人を見ているとこちらまで楽しくなってくる。

 夜は友人と、映画館でのライブ中継に参加。今日・明日と武道館で「手島いさむ ワシモ半世紀」と題する、テッシーの50歳の誕生日記念イベントをやっているのだ。

 電大→ソロ活動→ユニコーンの三部構成。その合間に「手島in手島」なる旅ドキュメンタリー(笑)が挟まれていておもしろかった。電大は初めて見たし、ソロもなかなかいいなと思った。ギタリストなのでわたしはやっぱりインストゥルメンタルの曲がいいと思う。武道館のスクリーンにはどう写ったのかわからないけれど、こちらは衛星中継なので、ギターを弾く手元が間近に見られてよかった。

 ユニコーンはやはり会場も一番盛り上がる。ユニコーンの曲には、「ユニコーン的」あるいは「極めてユニコーン的」だと感じる音の運びがあると思うのだが、その理由がどこにあるのか昔からわからない。昔の曲も、再結成した後の曲もそうだ。そんな知識と技術があったら、解析したいくらい。ほかのバンドの曲にはそこまでの特徴は感じないからね~。

 中継なので、頻繁に客席が写される。3階までぎっしり埋まる人・人・人。参戦している友だちはどこにいるのかなあ?みんなそれぞれに笑いさんざめき、声を上げて、歌う。どの顔もうれしそうで、楽しそうで、昼間見た浮世絵の中にいる人々を見ているみたいだった。

 終了は22時。烏丸七条の「接方来」というお店だ打ち上げ。さすがに汗はかいてないいんだけど(笑)。京野菜をメインにしている居酒屋(?)で、安いけれど、料理はなかなかよい。

 楽しい一日だったなあ!

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dimanche 25 août 2013

夏の終わりのディナー会

 ワインバー・ワイングロッッサリーの、福村シェフの夏のディナー会。二人のシェフが交互に担当するディナー会は、いつものラインアップとはまた違ったお料理が楽しめるのが魅力。今回はTさんと共に参加。

 今日もソムリエにうんと働いてもらって、それぞれの料理に合うワインをテイスティングサイズで少しずつ出してもらった。

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  アミューズは定番のタップナード。スタートはやはりシャンパーニュで。大好きなガティノワなのでうれしい!

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  サザエのメダイヨン ガスパチョスープ  サザエの肝と貝のサラダ

.004 マルク・クライデンヴァイス クリット ピノ・ブラン 2011

 一品の前菜のはずが二品出て来ておトク感あり(笑)。

 ブイヨンで2時間煮たサザエに、きりっとした、サラダみたいなガスパチョ。レモンの皮の香りが際立っている。トマトにセロリにきゅうり。どれも細かく細かく刻んであるのだけれど、きゅうりがしっかり主張していて、それが夏を感じさせる。サザエも柔らかくぷりっとしていておいしい。

 肝などはあさりやムール貝といっしょにサラダにしてある。くるん、と巻いた部分がちょっとフォアグラみたいなリッチな味でおいしかった。味の系統が違うから、別仕立てになって大正解だと思う。Tさんも驚いていたけれど、肝のちょっと食べにくいくせが上手に消えていてびっくり。

 マルク・クライデンヴァイスはマルセル・ダイスの次くらいに好きなアルザスの作り手だ。ピノ・ブランの甘さがきりっとしたガスパチョを、引き立て、かつまろやかにしているようで、よく合ったと思う。

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 オマール海老のポワレ エピス風味

 ルイ・ジャド ムルソー 2010

 作っておられるときからエピスのなんともよい香りが食欲をそそる。このソースおいしい~。カレーみたいな香りなので、白ごはんがほしくなる(笑)。なんかごはんにソースかけたいねん・・・。オマールの甘味がよい。ちょっと塩は強めで、貝の持つ塩気だとか。

 今日のワインは鉄板のものばかり。樽の香りにミネラル。さすが安定のルイ・ジャド。

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仔羊肩ロースの赤ワイン煮 ラタトゥイユ添え

 プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ バルバレスコ 2007

 今日の私的一皿はこれかな?ほろっとくずれる赤身肉はこってりしすぎず軽やかで、「夏の煮込み」といったような感じ。ラタトゥイユもさらっとあっさりした仕上げで、これもまた、サラダみたい。シェフの、夏に食べたい料理のイメージがわかるお皿たち。

 ワインは3種類ほど提示されたけれど、見たことも飲んだこともないものをチョイス。イタリアの2007年はたいへんよい年なのだそうで、このチョイスは大正解。

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  イチジクの焼タルトとヴァニラ・アイスクリーム

 ボット・ゲイル ゲビュルツトラミネール

 デザートは初秋の趣。イチジク出始めたなあ・・・と思っていたところ。やさしい甘さ。温度もこれくらいが一番おいしいかげんだと思う。焼き菓子もパンも、冷めるか冷めないか、くらいの温度が最もおいしいと思う。

.013 もう少し飲みたい気分。デザートワインまで行ったのに(笑)。

 そこで、鳥居平今村 キュヴェ・ユカ 2004

 甲州が苦手なTさんのスパルタ、いやいや、苦手の原因を探るため(笑)。

 甲州らしく、やっぱり香りはそんなにないの。するすると心地よく喉を通って、上善水の如し。甲州ってやっぱり和風。

 今日も季節のおいしい料理と、相性のよいワインを少しずつ楽しませてもらった。一種類につき60mlだから、飲みすぎもしないし、これはほんとにワインバーならではの楽しみだ。

 ありがとうございました(^^)/

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samedi 24 août 2013

地蔵盆

010 今年は町内の組長に当たった年なので、家と町内との両方で少しバタバタした。

 朝8時に町内の設営。子どもの名前を書いた提灯を持ってこられる方が次々と。早く起きてそれまでに家のお地蔵さんのお膳やお供えなどの準備。

 配り物やら遊びの世話役。あいにくの天気だったけれど、子どもたちはそんなことに関係なく、パワフルに遊ぶ。綿菓子にむらがり、すいか割りで大騒ぎ。わたしもオトナのくせに綿菓子もらって満面の笑み。

 小さい子も大きい子も、中学生のお姉さんも、一生懸命遊び、大学生のお嬢さんも顔を出す。こんな楽しい思い出があるから、京都ネイティブは地蔵盆が好きなのだと思う。かつてのわたしたちのように遊んだこの子らがまた、次の世話役となる。子どもが本当に楽しそうに走り回って遊ぶのを見ると、とても楽しい気持ちになる。いい行事やなあ、地蔵盆て・・・。世話役はたいへんだけれど、する値打ちは本当にある。

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 写真は我が家のお地蔵さん。江戸時代に描かれたものらしい。「らしい」と言うのは、その来歴を知る祖父がわたしのほんの子どもの頃に他界していて、聞けなかったからだ。祖母によると、「町内の没落したお金持ちが、うちのおじいさん(僧籍を持っていた)が若い頃に、見込んで託したもの」なのだそうで、これまたとうに他界した母が物心ついたときには既にうちにあったのだと言う。

 たいへん穏やかでよいお顔をなさっているお地蔵さんで、わたしも大好き。一年に一度会えるのを本当に楽しみにしている。

 オンカーカーカー ビサンマエイ ソワカ

 10時半の町内の庵主さんのお参りでは、またまたオトナのくせに勧められるがままに数珠回しに参加。懐かしい~!!そのあとで、庵主さんはうちにお参り。弟夫婦と大人だけでやはり数珠回し。秋に生まれる子の安産と健やかな成長を願う。

 うちにもわたしと弟の名前を書いた提灯が飾られている。

 かつて無事に元気に成長することを願われたわたしたちも、功徳あって無事成長し、今や「延命地蔵尊」の「延命」の方を願う年になった。子が生まれたら、その子の提灯を作るつもり。

 町内のお地蔵さんもやはり掛け軸で、とても古い。お道具を入れてある木箱には墨で、「明治四十弐年八月新調 ○○町 什器」と書いてある。明治42年に、それまであった什器を新しく作り直したのだ。いったいいつからあるのだろう。

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 今年の我が家のお地蔵さんのお膳。

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 白飯

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じゃがいもと玉ねぎの味噌汁

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.003 厚揚げと干し椎茸とにんじんの炊いたん

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.001 菊菜のナムル

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.002 焼きパプリカのマリネ

 焼いて、オリーブオイルと千鳥酢でマリネしてみた。イタリア料理のアンティパストみたいになった。

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   夏の終わりの、楽しいひと時だった。来年の、うちにも子どもがいる地蔵盆が今からとても楽しみだ。

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jeudi 22 août 2013

フェスティバルホール

Came3wu4 半分だけの夏休み。

 一日休みもいいけれど、半分休みっていうのも解放感というか、放課後感みたいなのがあっていいもんだねぇ・・・。なんだか楽しい感じ。お気に入りの、でも夜しか行ったことのなかったフレンチ居酒屋でランチ。フルーツビールもつけるよ。夏休みだから!

 夜は大阪へ。友人と、フェスティバルホールでの、1日限りのスカパラのライブに参戦。新しいフェスティバルホールって初めて。開場・開演が遅れたのでフォワイエにて冷えた白ワインを一杯。ライブハウスでのワンドリンクと言ったところ。なんだか今日はすごく幸せ感がある。

 フェスティバルホールの評判どおりの音の良さに驚く。今日のライブは、いつものように踊るのもそこそこに、ただただクリアな音に圧倒されて、包まれて、ひたすらに聞きほれていた感じだった。とにかく音がクリア。あまりにクリアすぎるゆえ、最初はちょっと重低音がもの足りないかなあ、と思っていたけれど、GAMOさんドラム乗っ取り事件(笑)からの一連のドラム合戦(笑)のときにはそんな感じは払拭され、こちらも大変によい音だった。あまりにクリアできんちゃんのMCも更に響き渡って、大笑いした。

 構成も、曲も、そんなホールのすばらしさが最大限に生かされていたと思う。圧巻は、沖さんのキーボード。うっとりと聞きほれる。ほんとに久しぶりにピアノ弾きたいなあって思った。そっと重ねられた加藤さんのアコースティックギターもよかったね。

 わたし的には、今日は沖さんの日。

 ライブはホールよりも、断然ライブハウスが好きなのだけれども、このホールでなら、また絶対に来たい。スカパラはそれぞれに皆すばらしく楽器がうまくて、音の重なりがとてもすてきなバンドなので、本当にこのホールでの演奏を聞く値打ちがあった。今日のライブのDVDなりCDが出るなら、絶対にほしいけれど、考えれば今日の音を再現する環境が、家にはまっったくないのだった・・・ort 。

 それにしても。音に一家言あるわけでもないわたしにも、「音がいい」ということはわかるものなのだな。よいワインをよい状態で飲めば誰にでもそのすばらしさがわかるように。音もそういうものなのだなあ。。。ここでクラシックを聞いたなら、また違った感動がきっとあると思う。

 終演も遅かったので、急いで、だけど、アイリッシュパブでビールだけはしっかり飲んで帰る(笑)。幸せな余韻に浸りながら・・・。

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lundi 19 août 2013

京都図書館大会

 京都図書館大会に参加。夏休みの繁忙期にもかかわらず、出してくださったボスにまず感謝。そして興味深いお話をして下さった講師や、スタッフの方々に感謝。いろいろな方に引き合わせてくださった方に感謝です

 ツイッターでつぶやいていたら力尽きたので、こちらには新たに書かずに、コピペで記録しておこうっと。

 小布施のまちとしょテラソのお話。花井さんがされたのは、単に「図書館づくり」ではなく、「街創り」なのだと思った。秋に小布施に行くのがますます楽しみになった。「どこでも図書館」もしっかり楽しんでこよう。小布施行きにわくわく!

 まちとしょテラソは、本当に「人寄り」の図書館なのだと思った。アントネッラ・アンニョリの『知の広場』を思い出していたら、参考文献に挙げられていたので納得。前にケルン市の図書館の館長のお話を聞いたときにも思ったけれど、広場としての図書館は今の大きなヨーロッパの潮流。

 新栗のシーズンを狙って企画した小布施行き。新栗とまちとしょテラソと「どこでも図書館」めぐりと小布施ワイナリーと・・・。そんなに時間あるのか??

 楽しみにしていたラーニングコモンズの見学の抽選は落ちたけれど、講師の先生のお話で、具体的な内容や根本思想(?)のようなものがよくわかって収穫。存在は知っていてもよくわからないものの一つだったラーコモ。

 マシンガントーク(笑)?に驚き、圧倒されたけれど、たぶん講師の先生の頭の中には、この3倍くらいの話が詰まっているのだろうと思った。最後の質疑応答でのお答えまでもがおもしろく、もう少しお話を聞いてみたかった。

 神学部の学生はあまりラーコモに来ない,電子書籍については、調べものの本と読み物は切り分けて考える必要がある・・・、などなど、一つ一つが独立した長い話になりそうなことばかりどんどん、さらっと言われるので・・・。 

 それにしても、今の学生さんにはなんと豊かな学びの場があることか。私立小学校の図書室の事例では、実践がすごいな、と素直に思ったと同時に、ちょっと複雑な気持ちにもなった。つまり、「私立だから・・・?」という思いがちらっと・・・。

 予算的にも人的にも、決して豊かとは言えない公立小学校の図書館が、あの実践を取り入れてやっていくのはかなりハードルが高そうだなあ・・・と・・・。そこで公共の支援が必要となるのかな。

 障害者サービスの三つのお話は、公共図書館が目指す、「誰でも」の解釈の一つ。こちらの「誰でも」が当たり前に行われない限り、公共図書館のミッションは達成されないのだろう。

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samedi 17 août 2013

焼肉Uの会

001 M嬢企画、焼肉Uの会。堺町錦の益市にて。

 わたしにとってはお盆の精進明けの焼肉会。そして夏も半ばを過ぎ、皆々様、夏休み疲れがきているところでスタミナ付けの肉食べ会。もう、焼肉って、夏の旬の食べもののような気さえする(笑)。

 掘りごたつ式のテーブルに、煙の出ないロースターで、快適な焼肉環境。一人やむを得ず欠席になったのは残念だけれども、わいわいとにぎやかに食卓を囲む。食べ盛り世代の会ではないので、少しずついろんなものを、という感じ。

 最初は「和牛炙り盛り合わせ」。このメニューが意味するオトナな事情に気付いたのはしばらくたってからで、うかつだったな(笑)。

 ビールやら自家製サングリアやらリオハの赤ワインやらマッコリやらコーン茶やら、いろんなものをお好みで飲む。003

 ←ロースねぎ塩焼き、タン塩、はさみで切るロースやカルビ、丸芯の厚切り。ホルモンはホソ、ギアラ、ツラミ。

 豆もやしのナムルにキムチ(大根・きゅうり・白菜)、チョレギサラダ。

 しめは石焼ピビンバと冷麺を。みんなが順番に肉をはさみで切ったり、料理をお取り分けしたり。そういうのも楽しい。

 Uの会も始めてから6年もたつのか・・・。この巡り合わせも思えば有り難く、奇跡のようなものだね。ずっと大切にしたい。

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vendredi 16 août 2013

お盆(4)

Ca12q3us 昨夜、初めて虫の声を聞いた。日も短くなって、今日は送り火の日。目にはさやかに見えねども、着実に秋は忍び寄っている。

 送り火が済み、地蔵盆を迎えると、京都の夏は終わる。夏の終わりは、いつもうら寂しい。

 朝、送り団子をお供えした後、すべてのお供物をまとめて、おしょらいさんを粟島さんへ送っていく。

 子どもの頃は必ず祖母と共に送りに行ったもので、祖母によると、送っていくのに遅くなってはいけないということだった。迎えたときと同じように、お塔婆を書いてもらって、お参りをしておしまい。

 夕方、ご近所の方のお通夜にうかがい、後に送り火を見に出かける。今年は「大文字」を見ようと、出町柳に行くが、ここはいまだかつて体験したことのないような混雑で、やっとのことで拝むことは拝んだが、これはちょっと・・・。失敗だった。

 ごはんを食べてから、近所の建物の屋上で見ていたことが懐かしい。今となっては、近所で送り火を見ることは不可能だから、プランBとしては、西大路通から左大文字を見るのがやはり一番よいようだ。見る人も近所の人がほとんどで、送り火に手を合わせる人もたくさんいる。そういう環境が一番いい。送り火は、イベントでもなければ、花火でもないのだから。

 今年も無事に迎えて送った。有り難いことだ。

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jeudi 15 août 2013

お盆(3)

 15日は、白蒸しをお供えする。わたしはこの、餅米を蒸しただけのシンプルな白蒸しが好物なので、お弁当にも白蒸しを持って行く。

 仕事に行っている間に弟たちがお参りに来て、ぶどうをお供えしていった。

 今日のお膳にはひじきが乗る。本来はひじきではなく、あらめのたいたんなのだが、祖母はどうもあらめがあまり好きではなかったようで、うちではひじきになっている。

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 白飯

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かぼちゃと玉ねぎと生麩の味噌汁004

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.002 ひじきのたいたん

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.001  みょうがの甘酢漬け

 さっとゆでたみょうがを甘酢に漬けると、こんなきれいな色になるのはいつも不思議だ。どんな化学反応があるのだろう。

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  野菜のかき揚げ

 材料は、にんじん・玉ねぎ・ピーマン。かぼちゃ・三つ葉。

 材料を細かく、細く切って、おしょらいさん用には小さく揚げた。かなり小さいにも関わらず、器からはみ出した(笑)。

 上からお塩をぱらぱら。

 もちろん人間も同じものをいただく。

 自分用にはもう少し大きくかき揚げを作って、揚げたてに塩をふって、ビールと共に、かりっ、さくっ。野菜の旨みがいっぱい。たまりません~!

 楽しいおしょらいさんのお膳作りも今日でおしまい。明日の朝には、送り団子をお供えして、近くのお寺まで送って行く。遅くなってはいけないらしい。

 お盆が終わるのは、やっぱりいつも寂しいなあ。

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mercredi 14 août 2013

お盆(2)

 今日はおはぎのお供えを。

 午前中はゆっくりと金時豆を煮たりして、ゆっくりと過ごす。夕方、用事で出かけるも予想外に帰宅が遅くなってしまい、お膳作りがあわただしくなってしまったのは残念。

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.005 白飯

 まず器の内側をさっと水に通して濡らしておき、ご飯を最初にこんもりと丸く盛り付けて、ぽんぽんぽんっとリズムよく器を叩いて、その振動でご飯を回転させます。そうすると形が整って、きれいな丸い形になりますよ。

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  お豆腐と三つ葉の味噌汁

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.002  胡麻豆腐 わさび

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  胡瓜としょうがの酢の物

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.001  金時豆

 昨日の晩から豆を水につけて戻しておいて、午前中にゆっくりと時間をかけて甘く、柔らかく煮た。

 甘さもほどよく、ぷっくりとおいしく煮えていうれしい。子どもの頃から金時豆が大好きだった。そのおいしさは白隠元に匹敵する(笑)。おいしくできたけど、まだまだおばあちゃんの味には及ばない。

 ほかの家の人は、どんなお膳を作っているのかなあ、と思って、検索してみた。ある方の作るお膳は、野菜のからあげや、野菜のスープ、野菜の焼きそばなど、ちょっと現代風(?)のおかずが並んでいる。

 それはなぜかと言えば、ご先祖様(たぶん婚家)の中には、若くして戦争(特攻と書いてあったかな)で亡くなった方もいると聞き、若い方なら、時にはボリュームのあるものも食べたいだろうと思って・・・、ということらしかった。胸を打たれた。そんなふうにおしょらいさんのことを思って調えるお膳は、さぞかしおいしいだろうと思った。亡くなった人を想う。お盆の意味はそこにある。

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mardi 13 août 2013

お盆(1)

003 今年もまた、お盆が巡ってきた。うちは昨年だったけれど、今年も初盆を迎える方々が周りには多くて、だいたいがわたしより少しか、さらに年上の方々ばかり。そういう年の頃、ということなのだろうし、それは順繰り巡ってくることだけれども、なにやらもの悲しい。家の主は忙しくて、しみじみばかりもしていられないが。

 8日におしょらいさんを迎えに行って、今日からお供えをしたりお膳をつくったり。うちは真宗なので、本来何もすることはないのだが、祖母がもともと真言宗だったために、祖母がやっていたようにわたしもいろいろとやっている。祖父は僧籍にあったのだが、祖母のすることを止めたわけでもなかったようで、ちょっと不思議な気もする。なにせ、神棚のある真宗の家なんて聞いたことがないし、若いときに御神輿をかついでいた真宗の僧なんて聞いたこともない(笑)。

 そういうわけで、同じ真宗の方にはいぶかられながらも、わたしは今年も、祖母がしていたように、おしょらいさんのお膳を作る。

.002 福島の叔父からお供えの桃(あかつき)が届き、いろいろな野菜や果物、お菓子やおけそくさんといっしょにきれいに盛り付けてお供え。

 今日の朝は、お迎えだんごを供える。

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 今日のお膳。

.007 白飯

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  花麩・干し椎茸・みょうがのお吸物

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.004  かぼちゃのたいたん

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.006  万願寺とうがらしの焼きびたし

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.005  ひろうすのたいたん

 彩りに桔梗に抜いたにんじんと青もみじの麩。だしをかねて、ぷっくりしたどんこ椎茸。戻し汁は昆布と合わせてだしになるし、椎茸本体もさすがにやわらかくておいしい。

 すべては精進なので、だしも鰹や煮干しなどの動物性のものは一切使えない。わたしはいつも昆布と干し椎茸のだしを合わせるけれど、炒り大豆も合わせるとよりおいしいらしい。試したことはないが。

 同じものをわたしも食べる。冷酒を五勺ほど。亡くなった人たちとの会食だ。うちの人たち、にぎやかな会食が好きだったから、きっと今もそうなんだろうと思う(笑)。

 さあ、明日は何を作ろうかな・・・。

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samedi 10 août 2013

先輩を囲む

 ほぼ毎年、里帰りされる先輩を囲む会を、BANSAN 京色で、昨年はお会いできなかったので先輩とは2年ぶり。でも先輩、ぜんぜん変わらなくて、独身のときよりもますますお元気!去年は京都マラソン、今年は大阪マラソンを走るのだとか・・・。走るのまったくダメなわたしは、驚きの連続のお話を聞く。

 集まった友人・先輩方もそれぞれに、職場で、あるいは別の道で活躍されて、どんどん中堅から重鎮へ・・・。見習わなければならないことばっかりだ。

 わたしが、と言うより、みんなが願っているのは、先輩の職場復帰なんですが・・・。先輩は既に関東の図書館でご活躍のよし。ちらっと聞いた彼の地の図書館事情に野次馬的興味が・・・(笑)。またゆっくりお話を聞かせていただきたいものである。

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jeudi 08 août 2013

シャトー・ラトゥール 1988

 今年も誕生日が巡ってきた。人生、いろいろなことがあって、何事もなく、とはいかないけれど、今年もこうして無事にこの日を迎えることができたのは、本当に有り難いことであると思う。これは一重に周りの方々の厚意と、浄土にある先人と、神仏のご加護あってのことであるから、例年のとおり、赤飯を神さんと仏さんにお供えし、来し方を思い、感謝の思いを新たにする。

 夜は友人が誕生会をしてくれる。お互いの誕生日にはお祝いの会をする。ずいぶん長い間続いている楽しい恒例行事だ。プレゼントに、この場にぴったりな『ワインのフランス語』の本をいただいた。勉強しなくては。

 今年はわたしにちょっとした企画があった。それは・・・。

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シャトー・ラトゥール 1988年 を飲んでみること。

 言わずと知れたグラン・ヴァン。五大シャトーの一つ。根っからのチキンハートなので過度の緊張((((;゚Д゚))))。

 ワイングロッサリー・ワインバーにて、お料理もワインによく合う、おいしいものを作っていただいた。ワインバーのシェフはツートップ。この日はどちらのシェフの担当かは当日のお楽しみとして尋ねないでおいた。どちらのシェフのお料理もおいしいものね!さて、どちらのシェフのお料理かは、知ってる人のためのクイズにしよっと。当たっても何も出ないけど(笑)。

.005 最初はシャンパーニュで乾杯。

 ディアボロ・ヴァロワのブラン・ド・ブラン。ブラン・ド・ブランではあるが、すっきり系というわけではなく、ふっくらとした果実味があって、とてもおいしい。

 グラス一杯ずつ、お祝いとしてシェフとソムリエからプレゼントしてくださった。とってもうれしいサプライズだ。ありがとうございます(^^)。いくつになっても誕生日はいいね(笑)!

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.006 アミューズは、タプナード生ハムのムース

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  さざえのエスカルゴバターソース

 貝殻見たらとっさに海の家思い出した・・(笑)。

 もちろん味は海の家の焼きさざえ風ではなく、フランス風。エスカルゴバターは、エスカルゴだけではなく、巻貝に万能なようだ。

.010 ラトゥールは、どのお皿からでもOKということだったので、このお皿から開けてもらう。

 どきどき・・・。

 うずらとフォアグラのポワレ 夏野菜(ヤングコーン・ズッキーニ・茄子・オクラ)の温かいサラダ めねぎ バルサミコのソース

 うずらは優しい火入れで、風味がよくジューシー。かわいらしい小さな骨付きも手で持ってちょこちょこと食べる。フォアグラもクリーミーで、ワインによく合った。

.012 鯛のパイ包み焼き 魚のフォンときのこのソース

 魚は最初、わたしの好きな夏魚、鱸で考えておられたそうだが、誕生日ということで、めで「鯛」にしてくださったとか。そんな語呂合わせもお祝いの席らしくて楽しい。

 鯛は、一晩ディルなどの香草でマリネしてあるそうで、身にしっかりと味と香りが移っている。

 ソムリエとシェフにも少しワインを飲んでみてもらったところ、何かひらめくものがあったそうで、急遽ソースが変更になった。最初は、蟹や甲殻類のソースだったのだが、蟹よりも、きのこで、ワインの持つ土の香りと呼応させたほうがよいということで、このソースになった。確かに確かに。土の香りが複雑になって、どちらもがよりおいしくなったみたい。

.013 仔羊のロースト タイムを効かせたボルドーワインのソース じゃがいものクリーム煮

 仔羊は焼く前にさっと燻製にしてあって、とてもよい香り。きれいなロゼに焼いたお肉の味と燻製の香り、タイムの香り、甘酸っぱい濃縮されたワインの風味・・・と、料理そのものも複雑なよい香りを持っているところに、ワインが合わさって、いったいどれほどの芳香成分があるのかわからないくらいのおいしさになっている。

.014 友人と二人、双子のグラスみたいに同じくらいの量だけワンが残る、と言うか、残している(笑)。こういうところまでとても気が合うのだ(笑)。

 デザートはチーズ。熟成が進んでとろっとろのセル・シュール・シェールマンステール。おいしかった~。

 ワインを飲むのは、ほぼ実験の様子を呈し出し、澱の量から粒子の大きさの検分へ。顕微鏡でもあったら絶対見てた(笑)。グラスに底まで全部入れてもらって観察。もちろん二人とも飲んでみましたとも(笑)。

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 食後は、エグリ・ウーリエのラタフィアを飲みながら、余韻に浸る。

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. さて、シャトー・ラトゥールは・・・。

 1988年というとソウルオリンピックの年。今から25年前。四半世紀の長い眠りの後とは思えないほどのクリアで、光沢のある美しい色あい。驚くべきはその香り。デキャンタージュなしでも香り立つ。一口含めば、香りが一気に広がり、鼻へのどへと伝わっていく。ついつい「ほおおおおおお~」と言ってしまう。ソムリエに質問したりコメントを求めたり。

 「腐葉土のような香り」と表現するそうだが、これはまさにわたしが思うところの、「古いお寺の香り」だ。子どもの頃、雨上がりの夜に西本願寺の方角から吹いてきた風の匂いだ。湿っぽくて古くてお香で、木で苔で・・・。大好きなこの香り。

 ワインを語るには言葉が絶対的に足りない。もっともっとうまく伝えられたら・・・。

 五大シャトーの中で、一番味わってみたかった、シャトー・ラトゥール。本当に、心を打つおいしさでした。

 おいしいお料理、洗練されたサービス、楽しい会話。最高の場を作ってくださった、シェフ、ソムリエ、親友に心からの感謝を捧げたい。

 ありがとうございました。

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おしょらいさん

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  今年も六道さんへ、おしょらいさんをお迎えに。

 水塔婆を書いてもらって、お参り。そして迎え鐘。迎え鐘の行列はいつものことながら長い。それからお線香の煙で水塔婆を清めて、お地蔵さんのところで水回向。

 一年早いなあ・・・。またお盆がめぐって来たよ。

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mercredi 07 août 2013

ハッピーターン/梅酒

001 話の種に、とかもめさんからいただいた梅田阪急限定のハッピーターン

 カマンベール、和三盆、黒糖、メープルはいける。

 バナナ、マンゴー、木苺はううむ・・・。パウダーはおいしい。でも正直、なんでおかきと合わせなければならなかったのかなっていう感じ(笑)。かもめさんと同意見です(笑)。スノーボールクッキーみたいに、クッキーにまぶしてあったらよく合ったかも。

 夜、お盆に向けて、仏壇の掃除をしていると、弟とトモちゃんがやって来て、一足早い誕生日プレゼントをくれた。

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  すごくゴージャスな感じのボトルやラベル、パッケージ。

 二本松の、大七酒造生酛梅酒 極上品。大七のお酒も梅酒も飲んだことがあっておいしいのは知っていたのだけれど、この梅酒はその上を行くおいしさなのだそう。

 伊勢丹に蔵元さんが来ているのを見つけて、弟がいろいろ試飲してみて決めてくれたらしい。抜群においしかったとのこと。飲むのが楽しみだなあ・・・。

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dimanche 04 août 2013

レジョン

 明日からしばらくの間、物理的に食事もままならぬようになる、というかもめさんと、しばしの食べ納め会。レジョンにて。

.001 丸パンとバター

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  前菜の盛り合わせ ハムのゼリー寄せ・蟹のテリーヌ・冷製やりいかのトマト煮・うにのフラン

 ロゼワインを飲みつつ。ちょっと和食の八寸ぽく、いろんなお酒のあてが出て来たような感じ。それぞれにうにの味、蟹の味、と変化が楽しめた。

.004 お久しぶりのラクレット

 甘いじゃがいもにからめて食べる。お皿は十分に温かくして供されるけれども、急げ急げ!

.  次は赤。ボルドーのシャトーニコ。グラスワインでも4杯取りなので、大盛り(笑)!

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.005 ビュルゴー家の鴨のロティ

 付け合わせはシャンピニオンと栗。鴨にきれいに火が入っているとうれしくなる。しっとりきめ細かな肉質の鴨。

 かもめさんは、どうしても最後に「肉」(しっかり噛みごたえのあるものっていう意味も入っているだろうね・・・)が食べたいとのことだったので、おいしいのが食べられてよかったね。

.006 佐賀黒毛和牛のステーキ ポルト酒としょうがのソース

 いんげんやブロッコリーなどの温野菜添え

 しょうがの香りが気持ち和風な感じを出している。お肉はとてもやわらかで、さくっさくっとナイフが入る。おいし~。

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  クレーム・ブリュレとパイナップルのソルベ

 白桃のコンポート 木苺のソース

 ソルベがとてもフルーティー。とろとろのブリュレと合わさればものすごくおいしいクリームみたいになる。

 最後はコーヒー桃の紅茶でゆっくり。

 かもめさん、つつがなきように・・・。

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samedi 03 août 2013

ビストロ・ヤナギハラ

 D嬢よりお誘いあり、ビストロ・ヤナギハラにて、肉々しい(笑)夕食。

 コースもできていたみたいだけれど、ここはやはり魅力的なアラカルトで。グラスの白ワイン(マコン)を飲みつつ、メニューを吟味。

.001 田舎風お肉のパテ シュークルート

 定番の前菜は安定したおいしさ。パンにもワインにもぴったり合った名コンビだ。シュークルートの中から、ジュニパー・ベリーも顔を出してる。

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.002  パンはごろんごろんと大ぶり。きっとバタールでしょうねぇ。パテをはさんでぱくっと行きたい(笑)。

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  このお店は、ワインのボトルも充実。白もたくさんあるけれど、一本開けるとなると、お料理から考えて、やっぱり赤かな。

 ドメーヌ・ミッシェル・グロ オート・コート・ド・ニュイ 2008

 ふんわり樽香。出過ぎず、さりとて細すぎもせず、絶妙なバランスのピノ・ノワール。

.005 トリップ・豚耳・タン・白いんげんのトマト煮こみのオーブン焼き

 トリップとカスレが合わさったようなお料理。ぴりっと辛いスパイシーな味つけで、それがトマトの甘酸っぱさとよく合っている。味がよくしみ込んだ白いんげんもおいしい。う~ん、こんなおいしい合体があったとは・・・。

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.006  小鳩のロティ

 一羽分がきれいにさばいて出される。ソースはおそらくソース・サルミ。

 笹身、手羽先、手羽元、レバー、砂肝、頭、胸肉、などなど、いろいろな部位の違った味が楽しめる。焼き目の香ばしさに、こっくりした濃厚なソースがよく合う。骨付きなので、手が汚れるけれども、気にせずわしわし食べる。冬にジビエを食べ損ねた人にもぜひおすすめしたい。ワインは、ボルドーかシラーの方が骨太でさらによかったかもしれない。

.007 ヌガー・グラッセ オレンジのソース

 ふんわり軽いヌガー・グラッセ。かりかりのキャラメリゼされたアーモンドのかりかりや、レーズンの甘味が楽しい。ソースはさわやか。

 最後にコーヒーで締めくくり。

 おいしかった~!

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 かわいらしい、ヴェトナム刺繍の袋と、井草製の折りたたみ式のエコバックを、旅のおみやげにいただいた。東南アジアの雑貨には、いろんなかわいいものがあるね。

 ありがとうございました!

 ゆっくりおしゃべりできて楽しかったです。また遊ぼう!

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