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dimanche 30 juin 2013

夏越の祓

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 仕事を終えて、近くの神社に夏越の祓に行く。去年は喪中で遠慮したけれど、今年はまた。

 地元密着の神社には夕方にもかかわらず、途切れることなく近所の人がお参りにやってくる。

 今日するべきは、茅の輪くぐり。ただくぐるだけではなくて、八の字を描くように、というルールがある。

 気持ちのよい夏の夕暮れ。

 風そよぐ ならの小川の 夕暮れは 禊ぞ夏のしるしなりける

 いつ詠むの?今でしょう~!という歌だ。夏の夕方の明るさ、水の音、ほほに当たる風の感触までもが感じられるようないい歌だ。もっとも、ならの小川は上賀茂にしかないけれど。

 夏だなあ。今年もまた、夏が巡って来たんだなあ・・・。

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 今日食べるべきは、水無月

 子どもの頃は夏越の祓なんて知らなかったので、6月30日は水無月を食べる日と認識していた。

 この習慣が京都にしかないものと、大人になってから知って驚いたが、近年では、東京のお菓子屋さんでも見かけるようになったらしい。

 どんなお菓子かと言うと、ういろうのような生地に、甘く炊いた小豆が乗っている。生地に葛を入れることもある。プレーンな白が基本だが、ヴァリエーションとして、抹茶や黒糖の生地のものもある。

 氷室から切り出した氷を模しているので、必ず三角形に切る。

 その昔、やんごとなき方々は、暑気払いに、山の中の氷室から運んで来た氷を食べていた。冷凍庫などない時代、真冬でもなければ、氷は貴重品。だから庶民は氷を模したこのお菓子を食べたのだそうだ。また、目のような小豆は、魔除けの意味がある。魔は、目を嫌うのだ。

 わたしはこのお菓子が大好き。ういろうが嫌いっていう人には厳しいかもしれないけれども、京都の人で、これが嫌いっていう人にはほとんど出会ったことがない。

 今日は茅の輪くぐれてよかったな。先日、他の神社に行った際に、この日のための人形も書いてきた。よい一日だった。明日からもきっといい日だろう。

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mercredi 26 juin 2013

ラ・ファミーユ・モリナガ

001  梅雨らしい雨の夜、かもめさんと共にラ・ファミーユ・モリナガにて初めての夕食。通りから少し奥まった、京都の街中、といったところの一軒家。

  やさしげなマダムのお出迎え。

  お料理は日によって違うのかな、週によって違うのかな?メートル・ドテルがそれぞれにメニューカードを渡してくれる。

.003 さんざん悩んでワインを決めた。

 バターフィールドのブルゴーニュ・ブラン 2011。ムルソーの余りぶどう(?)を使っているとか。かなり贅沢なブルゴーニュ・ブランのようだ。ラベルが斬新。そんなに重くなく、樽香が強いということもないので、温度が上がった方がよりおいしかった。

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.002  野生のアスパラガスの茹で上げと帆立貝のサマートリュフまぶし

 シャンパーニュ風味の軽いソース。舌に心地よい温度、貝の甘み、トリュフの香り、アスパラガスの青い香り・・・。高まる期待感。

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  タケコプターのようなのはバターナイフ。くるくる回してその間に3回お祈りして・・・なんて、メートル・ドテルが言う(笑)。このメートル・ドテルさん、至極まじめな顔をして、さらっとおもしろいことを言って、しゃっと去って行くものだから、四回目くらいに来られたときにはもう何かおもしろいことを言ってくれるのを期待してしまっている(笑)。関西クオリティーやなあ、と思う。

 パンもおいしく、バターはホイップしてあるようで、風味も口当たりもさらっと軽い。

.007 鱧のソテー タプナード和えとバジル風味 水茄子、赤万願寺唐辛子と共に

 野菜がそれぞれに味を主張している。瑞々しく甘い水茄子にきりっとした大根。鱧はふんわり。タプナードもきつすぎない柔らかな風味で、鱧を圧迫しない感じ。これも温度がちょうどいい・・。

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.008  フォアグラのポワレ 根パセリのブレゼとジロール茸

 中国料理の煮込みのような外見にびっくり!根パセリというのは初めて食べる。二年ものの根なのだとか。朝鮮人参みたいな外見に驚くも、食べてみればやさしい土の風味。お皿から立ち上がる香りがよい。

 これはもう少し重めの白か、赤がよかったかもしれない。

.009_2 冷たいヴィシソワーズスープ 甘海老と共に

 スープの中には、コンソメのジュレが浮かんでいる。甘海老に絡められた甲殻のソースが強い風味のアクセント。

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.010  天然 鮃の定温オイル調理と生姜のリゾット 昆布風味のブイヨン

 ブイヨンは葛でとろみがつけられ、飾りには海ぶどう。塗りのお椀に入っていたら、日本料理と錯覚しそう。表面を軽くバーナーであぶった鮃はなめらかで、ジューシーで、クリームのよう。リゾットとなじんで口の中をおいしさで満たす。しょうがの風味もさわやか。敏感なかもめさんは、わさびの風味を即座に見つけ出した。これは今日一番のお皿かも?と意見が一致。

 さて、次はお肉料理なので、赤をグラスでお願いする。二種類持って来られた一方が、クリスチャン・ビネールのピノ・ノワール。これはおいしいので迷わずこちらに。ビオだけれども還元臭とかしないよ。

.011 ビュルゴー家 シャラン鴨のロティ アンコールペッパー風味ソース

 あー。食事が終わるのが残念だ・・・。

 すばらしい鴨の色。ビュルゴー家知らんって言ったら、かもめさんに驚かれ、帰ってすぐに調べろと言われる→調べた→なるほど。ええ鴨。

 アンコールペッパーと言うのは再びの胡椒じゃなくて、ずばりカンボジア産の生の胡椒。ぷちっとはじける感じはベリー類のよう。今度カンボジアに行く人に市場で見てきてもらおう。

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  絶妙なタイミングでチーズを勧めに来られるメートル・ドテル。おいしいものにノーは言わない・言えないわたしたち。

 ミモレット、コンテ24ヶ月熟成、ポン・レヴェック、サント・モール・ド・トゥーレーヌ、ブルー・ド・ラカイユ(やったかこれ??)

 どれもおいしいけれど、一番は、半透明の部分が中心近くまで迫ってきた、サント・モール・ド・トゥーレーヌ。いや~、シェーヴルはおいしい!

.014 ココナッツミルクのブランマンジェとパイナップル ハッカ香り

 ミントじゃなくて、北海道の薄荷。すき~っと(笑)。夏にぴったりの涼しくジューシーなデセール。

 さて。ここでまたまたメートル・ドテルが・・・。

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.015  何やら手に剣呑なものを持っていらっしゃる!!

 スペインはマラガのマスカットで作ったデザートワイン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 Nous ne disons "Non" jamais. よくわかってらっしゃる(笑)。

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.016 温かいファーブルトンとキャラメルのスフレグラス

 二皿目はがらりと変わって重めのデセール。こう言ってはなんだが、おいしくないことも多いファーブルトンだけれども、これはおいしい。むちむちしすぎないし、プラムの酸味がちょうどよい引き締め役になっていると思う。

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  最後はコーヒーとミニャルディーズ

 ルバーブの焼き菓子、スノーボール、ガナッシュ

 最後までとてもおいしくいただきました。

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mardi 25 juin 2013

サマーランド

 怒髪天ライブ、DOHATSUTEN三十路(ミソジ)まえ”夢街道四人五脚”に参戦。神戸WYNTERLANDにて。

 初めて行く、地下の小さなライブハウス。表で開場を待っていると、ちょっと往年のチキンジョージを思い出す。ツアーTにリストバンド。友人はいつの間にそんな装備を揃えてる??と驚いていたが、そんなんずいぶん前から持ってるやん。今回なぜかUTAGEのTシャツの人が多い。わたしもそっちにすればよかったかなあ。

 

 空調が弱いのか、増子さんが「ウィンターランドっていうより、サマーランドだねぇ!」とか言うほどものすご~い暑さで。こんなに流れるほど汗をかくライブも久しぶりだった。最近は後ろの方から、前で大騒ぎの人々を楽しく眺めながら観戦する楽しみを覚えたので今回もスペースの広い後ろに陣取る。増子さんの正面でよく見えたはいいものの、ライトがまぶしかったのが難点。アニキはいつでも熱くて暖かい。

 増子さん曰く、「いつも言ってるけど、ライブで大切なのは水分・塩分・兄貴分の補給!」今回もたっぷりアニキ分の補給をした。きっと明日のわたしは今日よりも男らしいと思う。

 歌って踊って汗かいて、終了後はのどがからから。近くの「ビストロ酒場」なるお店で、白ビールやペルノーなど。

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パングロッサリー

Can4212e_3 いつもお世話になっているワイン屋さん、ワイングロッサリーがパン屋さんをオープン!

 いまかいまかと楽しみにしていたのだが、22日にオープン。入り口にはお祝いのお花がたくさん。初日は2時にすべて売り切れとなったそうで、わたしはようやく今日になってお買い物に。

 ワインカラーが基調のシックなお店。中もそんなに広くはないのにたくさんのパンがぎっしりときれいに並んでいる。

 ワインに合うハード系のパンはもちろんのこと、クロワッサンやパン・オ・ショコラ、ブリオッシュにクイニー・アマンなどのお菓子系まで。おや。チーズのコーナーも・・・。

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.001 クロワッサン・オ・ブール、パン・オ・ショコラ、クイニー・アマン、チョコレートとオレンジのチャバタ、いちじくのチャバタ、ベーコンとチーズ・トマトのパン、丸い粒々のはオリーブのパン

 オリーブのパンはタイミングよく、焼き立てを袋に入れてもらえた。焼き立てはさらにおいしい。パンというよりも、おいしいワインのおつまみなので、アペリティフのときなどに出しても喜ばれそう。

.003 バゲットも一種類だけじゃない。

 かめばかむほど粉の味が良い。

 ハード系はもちろんのこと、お菓子系もバターの風味がよくてこちらもおいしい。

 これからは、四条堀川に来れば、ワイン・チーズ・パンの三種の神器が揃うのか~。下京区バンザイ。

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dimanche 23 juin 2013

びっくりあさりのごはん会

 おいしいもの尽くしの3日間。今日はT子様宅でのごはん会にお招きいただいた。Fさん、Mさこさんのおいしい料理はいつも本当にすごいな、と思う。

 おうちのドアを開けると、なんとも言えないよい香りがただよっている。もうそれだけでワインが飲めるよ(笑)。オーブンは一生懸命働き、Fさんは蒼空の前垂れを付けて、コンロの前でパスタと真剣勝負の真っ最中。テーブルの上には既にローズトビーフがスタンバイ!

 今日のお酒はシャンパーニュがたくさん。

 最初にアンリ・ジローをいただいて、乾杯!

.002_2 いい色に焼けたローストビーフ。グレービーソース付き。赤身なので、しつこくなく、お肉の味がしっかり。

 イタリアンパセリといっしょに食べてもおいしい。

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003  根室から届いたあさり。

 はまぐりみたいな大きさでびっくり!

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.005_3  あさりが、こんなイタリアの白ワインで蒸されて・・・・

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.004_2  ボンゴレ・ロッソになった!!

 あさりが大きいし、大皿盛りなので、拡大されたボンゴレ・ロッソ、という感じ。

 これがまた美味・・・。あさりの味がいい。蒸されて出たスープがまたおいしい。貝のうまみがぎゅっと濃い。

 イタリアの白とももちろん好相性。

.001_2 ミッシェル・アルノーのブリュット・ゼロ

 このふくよかなシャンパーニュは大好き。

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  ワイン蒸しのあさりと共に、オーブンの中からおいしい香りを放っていたのはこれ。

 焼きラタトゥイユ

 ラタトゥイユと言うよりは、焼き野菜のトマトソース、なのかもしれない。

 トマトソースは、Mさこさんの手になるもの。酸味と甘みのバランスがよくて、人柄まで表れているよう。おいしくて、すくって味わいたいくらい。これにパスタを入れたらおいしいだろうと思って、わがまま言って最後に作ってもらったが、やっぱりおいしかったよ。

.007_2  これは、パングロッサリーオリーブのパン

 ごく小型。これはパンと言うよりも、ワインのおつまみだ。フィンガーフード?おいしいねぇ、これ・・・。

 早くいきたいなあ、お店・・・。

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  桜鱒の包み焼き

 前回より火入れは強め。今回はライムを使って。これも自分で作ってみたいのだけれど、どうも自分で魚を料理すると、どんな魚もおいしくなくなるような気がしてなかなかできないのだー。

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.009 ラベル一新、ギィ・シャルルマーニュ

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.010_2  最後は、モンティーユのブルゴーニュ・ルージュをいただきながら、ゆっくりとおしゃべりをさせていただいた。

 ありがたくも幸せなひととき・・・。いつもありがとうございます。心から・・・。わたしは何をお返しできるのだろう・・。

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samedi 22 juin 2013

ワインバーでおしゃべり

 ОソムリエとおしゃべりしようとTさんと共にワイングロッサリーワインバー。Tシェフに迎えられてお店に入ると、真ん中の席に大輪の花が咲いている。

 Tさんが既に何か飲んでる。001
 

 ボット・ゲイル アルザス リースリング 2011

 スタートにふさわしいチョイス。わたしもそれにしようっと。

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  アミューズはトマトのサラダ
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.004  イタリア産豚肉のテリーヌ

 初めて見るこれは、イタリア直輸入なのだそう。ちょっとフロマージュ・ド・テットに似た感じでおいしいものだ。

. 次のワインも白で。

 フーバー ヴァイサー・ブルグンダー 2009

 ピノ・ブランのことをヴァイサー・ブルグンダーって言うのか・・・。たいていのアルザス品種はドイツにもあるのかも。とてもおいしいシュペート・ブルグンダーを作るフーバーさんは、ヴァイサーを作ってもおいしいのだった。これは要チェック。そのうち買う。

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 鮎のコンフィ

 これはもう、このお店のスペシャリテと言ってもいいと思う。低温のオイルの中でじっくり9時間熱を入れられた鮎は、ふっくらとして、頭からしっぽまでしっとりと柔らかく、とてもおいしい。

 ヴァイサー・ブルグンダーとよく合うわ~。

.006 鱧とグリーンアスパラのキッシュ

 キッシュも夏の味に。

. 今日のシェフはFシェフだよ。

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  今日オープンしたパングロッサリーバゲット。初日、午後二時に完売したとか。オープンおめでとうございます。末永く愛されるパン屋さんになってほしいな。

 だってこんな粉の風味が豊かなおいしいパンなのだから。

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  ジャン・グリヴォ ヴォーヌ・ロマネ 2009

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.012 カマンベール ゴルゴンゾーラ・ピッカンテ トリュフのシェーブル

 添えてあるのはやはりパングロッサリーのバゲットといちじくのパン

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  チーズに合わせるのは必ず甘いデザートワインと決めている。

 写真がどうやってもうまく写らなかったけれど、ロワールのシュナン・ブランの貴腐。おいしくないわけがないよね。

 チーズとはもちろん、いちじくのパンとも抜群の相性で、Tさんと二人感動していた。

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 お隣に座っておられた、ものすご~くおしゃれでおもしろい方から、こんなワインをいただいた。ありがとうございました!お話もおもしろかったです。

 いつも変わらぬОソムリエの和みのおしゃべり。当たり前のようにあったけれど、カウントダウンかと思うとしみじみする。

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vendredi 21 juin 2013

穴子がわたしを呼んでいる

 降ったと思えば恐ろしい勢いで雨。

 Fさんから、お誘いメールをいただき、お久しぶりの喜久寿司へ・・・。桂の住宅街のこのお店の穴子は、一度食べたら忘れられない!本当によい穴子が入ったときにしか作らない煮穴子、なんと今日が本年初とか。ああ、穴子がわたしを呼んでいる・・。

 サプライズ・ゲスト、I 嬢も来られて、4人のおいしい食卓。

.001 玉乃光の冷酒を飲みながら、とりどりの前菜をいただく。

 蕎麦寿司・酢蓮・じゅんさい・生麩田楽・とうもろこし・南蛮漬け・枝豆

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.002 鱧の焼き霜

 これも本当においしい。骨切りも確かで、身はふんわり。骨があることなんて寸分も感じさせない。絶妙なレア。ほんのりよりもさらに繊細な温度の身は口当たりが柔らかで、ふわっと香ばしさが口中に広がる。

 Fさんによると、今日の鱧はいつもよりもさらによいらしい。

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 賀茂茄子の田楽

 大きくて丸い賀茂茄子は、大好きな夏の味。こういうものが食べたくなるのは京都人ならではか。

 

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.004  しまあじのお造り

 脂が乗っているのにさらっとしている。おいしいなあ・・・。

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.005  ここでFさん、スペシャルを要請!!

 炙った穴子と海苔

 穴子を海苔で巻いて食べる。世の中にはあえて合わせる必要のないものも多いが、これはさにあらず。合わせることによってまた違うおいしさが出るのである。

 明石へ行ってもなかなか食べられないほどおいしい穴子。

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 I 嬢のお相伴に預かり、ご持参の藤岡酒造蒼空をいただく。

 茶色いラベルの、初めて見た。酒米は雄山100%。強い旨み。温度が上がるとさらにボリュームが出てくる。かなり重いお酒だ。

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.007  鯛の頭とあらの焼き物

 中骨のところのちょっと焦げた薄い身がおいしい。一人だったらこれ、もっと激しく分解して食べてたかも(笑)。

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.008  鯛のひれ酒

 熱々のお酒の中でじっくり染み出る鯛の出汁。これはお酒と言うより、鯛のスープと言ってよい。

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.009  鱧の骨煎餅

 ぽりぽり。ぽりぽ~り。んま~。

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.010  鯛や平目の舞い踊り~。

 透明な身がとてもきれい・・・。これもまた絶妙な温度の酢飯が、口の中でほろりとやさしくほぐれる。

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  これがわたしを呼んでいた穴子!!

 ふんわりとジューシーに煮上がった穴子。臭みなんてあるわけない。滋味豊かに口中でほぐれて行く・・・。たれが甘すぎないのもいい。
 はふう・・・・・・。皆一様に恍惚と。

 食べ物の神様に感謝。

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samedi 15 juin 2013

あの頃

 同窓会に参加。

 卒業してから長い年月が経っているはずなのに、会えば一気にあの頃に戻ってしまう不思議さよ。会場は、ほんとに華やか&にぎやか(笑)。

 恩師も三人来て下さっていた。今も現役で母校で教鞭を取られている先生もおられて、それはそれは懐かしく・・・。一方で聞く訃報もあって、過ごしてきた年月の長さを感じた。そりゃそうだな。ジュニアを母校に通わせている人も複数いるのだから。

 たくさんの同窓生の消息をたどるのは本当に骨が折れたことだろうと思う。あの頃と同じ機動力で、会を実現させてくださった幹事さんに、深く御礼を申し上げたいと思う。

 

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dimanche 09 juin 2013

工兵のエプロン

 山を降りた後は、ブションにてもりもり食べる。

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 おなじみ、大きなパンタプナード、そしてオリーブ

 グラスワインはコート・デュ・ローヌの白を。

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  豚すね肉のハムとサラダ

 野菜ももりもり。

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  友人はニース風サラダを。

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  わたしの主菜は、タブリエ・ド・サプール。「工兵のエプロン」という名のついた、リヨンの大衆料理だ。牛の胃(ハチノス)のパン粉焼きで、添えられるのはソース・グリビッシュ。隠れて見えないけれど、温野菜が添えてあって、かぶ、にんじん、じゃがいも、いんげんなど。

 この料理は好きなので、あるとうれしい。ソースも「食べる」感じの具だくさん。年をとっても、こういったがつんと来る大衆的な料理を、おいしい、と食べられるくらいの健啖家ではいたいものだ。

.022 友人は、仔羊のグリエ

 山盛りのフリットとマスタードが添えられている。

 肉と山盛りの揚げた芋というお皿は非常にアングロ・サクソン的だと友人は言うが、どちらかと言うと、フランス的なものではないかとわたしは思う。

 グラスワインはラングドックの赤

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 いちごのタルト

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.024 チョコレートのムース

 デザートも奇をてらわずに、料理とバランスが取れているよね。

 食後はエスプレッソで。

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御室八十八ヶ所

 仁和寺の裏山に、「御室八十八ヶ所」なる巡礼コースがあることを知ったのはそんなに昔のことではない。こういうものがあると、つい山へそのまま入ってみたくなるのだが、丘みたいに低い山だとは思っても、実際どんなコースかもわからないし、人もまばらな山に一人で分け入るのは何かと危険であるので行けずにいたところ、友人が、異教徒であるにもかかわらず、付き合ってくれると言うので行ってみた。

 「御室八十八ヶ所」とは、文政10年(1827年)、そんなに大昔でもないが、まだまだ実際の四国巡礼に行くのが極めて困難であった頃、当時の29世門跡・済仁法親王の御本願により、四国八十八ヶ所の砂を持ち帰り、裏山に埋め、その上にお堂を建てたことに起源を持つ、全長3キロメートルにわたるミニ巡礼コースだ。だいたいの所要時間は2時間。

.001 仁和寺の西門から出て、御屋敷が建ち並ぶ中を歩くと、ほどなく第一番札所に到着する。もうここは仁和寺の裏山、成就山(じょうじゅさん)の入り口だ。

 以下このような小さな(と言っても、この一番札所と八十八番の結願所だけが異例に立派で大きいのだが)お堂がかなり接近して建っている。順路に気をつけないと、札所をショートカットしてしまう箇所もある(笑)。

.003 道はまずまず整備はされているが、近年の稲荷山ほどではない。道もお堂も言ってはなんだが非常にソヴァージュな感じだがそれがまたよい。

 友人がこれを「露頭」と言うのだと教えてくれたのだが、地面はこの写真のように層になった固い岩の地面だ。

 有名な御室の桜の背が低いのは、地盤が固くて、桜の木が地中深くに根を張れないからだそうだが、この地面を見て納得である。

 

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 半分まで来た。第四十四番・大宝寺。

  御本尊はお堂ごとにさまざまで、ほとんどの場合、弘法大師の像と並んで安置されている。親切なことに、お堂には必ず、そこの御本尊の御真言が書かれた木札が付けてあった。巡礼の作法などは知らないので、お念珠を持って、まず御真言を、次に「南無大師遍照金剛」と唱えることにした。いつもお世話になっている阿弥陀仏もたくさんおられたので、そのときには「南無阿弥陀仏」と唱える、という、勝手なマイ・ルールを作った。

 異教徒の友人は当然参拝はしない。

 各札所で、お札や御朱印がもらえるわけではないが、今日はたまたま年に数回行われるスタンプラリー(笑)の開催日だったようで、各所にオリエンテーリングのようなゴムのスタンプが置いてあった。朱印にすればかっこいいのにな・・・。

 むむ。。。中にはかなり傷んだお堂もあり、大きなところでは、内部に護摩壇があったりもするのだが、現在も使用されているのかどうかわからないほどのさびれっぷり(超失礼!)と言うか、手が入ってなさである。もうちょっとなんとかならんか?という気持ちと、このままがいいかも、という気持ちが交錯する・・・。

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.007  頂上に着いた。標高約238メートル。稲荷山(233メートル)と同じくらいの高さ。

 見渡す京都市内の景色がきれい。

 木がよく茂っているので、眺望が開けるポイントは少ない。

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  おんまか びじゃにゃじゃにゃ のう びいぶう そわか

 まったく知らない御真言。

 ここの御本尊は?と見てみると・・・

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  大通智勝仏

 だいつうちしょうぶつ。知らない。たぶん、初めて拝む仏様だ。

 八十八ヶ所のうちで、この仏様は後にも先にもここだけにおられた。

 観音様は多かったけれど、馬頭観音は一ヶ所だけ。明王部の仏様は、不動明王が数ヶ所に。波切不動尊が一ヶ所。他の明王部はなし。

.013 唯一の天部は、ここ第六十三番・吉祥寺の毘沙門天のみ。

 オン ベイ シラマンダヤ ソワカ。

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 下ったり、また登ったりしながら下山。

.016 いよいよ結顔(けちがん)の、八十八ヶ所目。

 すっきり!!

 四国巡礼には及ばねども、わたしとしては大きな達成感!

 上がって参拝できるようになっており、ここもまたなかなか味があるお寺である。

 拝む場所も多いので、所要時間は2時間20分ほどだった。階段をなるべく避けて下ったので、膝痛にもならなくて済んだのでよかった。

 楽しかった~♪友人にも感謝!

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mercredi 05 juin 2013

ブリークにて

 毎年恒例友人の誕生会。今年はブリークにて。

 半年ぶりに訪問したブリークは盛況で、スタッフが何人も増えており、コンさんは奥で料理に指導に忙しそう。動きやすそうな厨房で、どんどんおいしいものが作り出されていっている。

 まずはお祝いらしく、何か泡を・・・。と思ってリストを見ると。ラ・ジャラ ピノ・グリージョ スプマンテ ロゼがあるのを発見。これは四月のワインフェスティヴァルで試飲して、とてもおいしくて気に入ったもの。このおいしさで一本1500円足らずだったので、驚いたワインだ。さすがコンさん・・・。

 グラスになみなみと、で、750円!美しく上品な薄いサーモン・ピンク。味はロゼと言うよりも、ブラン・ド・ノワールに近い。

 「お誕生日おめでとう!」 いつもありがとう。もう15年になるか。長い間友だちでいられるのは有り難いこと。

.Photo 「おつまみ」として出された楽しいもの。ドールハウスの細工、ものみたい。

 ベーコンとローズマリーのグリッシーニ、モルタデッラソーセージのペーストを入れたプティ・シュー、生ハムを巻き込んだ小さなクロワッサン、鯖のリエットのブルスケッタ

 どれも絶妙なおつまみたち。フランスのレストランの大きな会食で、アペリティフの時間にギャルソンがお盆を持って勧めに回ってくるような、すべて手が込んでいておいしいものだ。

.Photo_5 ひらめのタルタル チーズを練りこんだベーグルの薄切りを添えて

 気の利いたアミューズ。ディルの風味が広がるタルタルに、かりっとしたベーグル。ひらめは冷たくなく、みじん切りされても(笑)、しっかりした身に味もよくなじんでいて、とてもおいしい。イタリア風のなめろう、というのが近いような(笑)。

 ここまでは選んだ料理の前にデフォルトで出されるもの。

.Photo_6 軽く炙った鮎のコンフィ ビーツの泡 九条葱の冷たいリゾット

 他に、お皿に乗っているのは、うに・オクラとフレンチキャビア・カクテルラディッシュ

 鮎が香ばしい・・・。うにが甘い・・・。リゾットが温かくないところがお米のサラダみたいでよいのだなあ・・・。味付けもジャスト!オクラは・・・(笑)味はとてもおいしいのだけれど、ぬるぬるがわたしにはキビしいなあ・・・。

 次なるグラスは、マルセル・ダイス アルザス。大好きなワインで、自分でも何回もリピートして買っているのだが、ブリークには常時これがグラスである!とてもうれしい。

.Photo_7 熊本県産馬肉のタルタル パルメザンチーズとアマランサスのサラダとそのクロッカン

 縦長のお皿に、端整に配置された料理は、どこか掛け軸の日本画のような美しさで、思わず、ほう、と言ってしまう。どの料理も、二人で行けばこのように美しく分けて持ってきてくれる。

 青かびチーズと合わせられたチーズのクリームはまろやかで、焼いたチーズは、まさにクロッカンで小気味よい歯ざわり。

 タルタルは温度もちょうどよく、馬肉の甘さを十分に味わえる。

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.Photo_9  サルシッチャの炭火焼きと白インゲン豆のクレマ 月桂樹の香りとタスマニア・ペッパー

 添えられた葉は生のローリエ。メインのようなボリュームがあるけれど、これはまだ温かい前菜の部。

 白インゲン好きにはたまらん添え物・・・。そのまま食べてもよし、サルシッチャにソースのように付けて食べるもよし。

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.Photo_10 Photo_12


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  吉田パン工房のパンとエシレ・バター

 おいしいパンはお代わり自由。

 次のグラスは赤を。ドメーヌ・ティボー・リジェ・ベレール ブルゴーニュ・ルージュ レ・グラン・シャイヨ。たぶんヴィンテージは2011だったはず。これもびっくり。豊かな赤いベリーのような香りに柔らかい味・・・。お値段もそんなにしないのになあ・・・。

.Photo_13 鴨を白ワインで煮込んだソースとフランスのキノコ 自家製タリアテッレ

 あっさりしっかり、が楽しめるパスタ。白ワインのあっさりした軽さの中に、きのこの旨みと鴨の濃厚な味が詰まっている。

 もちろん、このブルゴーニュの赤にも合ったし、あるいは重厚な白でも。

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.Jpg_2 仔羊の低温調理 骨付き仔羊のメンチカツ 

 添えてあるのはアスパラ・ソヴァージュとビーツのソース。お肉の下にはいろいろな緑の豆の炒めもの。

 メンチカツには骨が刺さってる!まんが肉!まんが肉や~!!・・・とかいうことを言わずにはいられないお年頃・・・。

 この美しい火入れ・・・。しっとりと柔らかくジューシー。周りの脂身からは柔らかで品のいい羊の香り。おいしかったなあ・・。

 前と品数は同じだったのに、おなかがいっぱいでデザート食べられなかった・・・。という自分でもびっくりなことになりました。別腹もふさがった(笑)。

 今年もいっしょに誕生日が祝えてよかった。この友人は言ってみれば、古くからの戦友のようなものだ。年に二度、おいしい料理とお酒で、互いに武運を寿ぎ合うのである。

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mardi 04 juin 2013

稲荷山

 いろんなことをした充実の一日。

 メインは伏見稲荷に行ったこと。喪が明けたことの報告と、その期間中もつつがなく過ごせたことのお礼を申し上げに、ご祈祷もしてもらう。服喪が過ぎたら必ず一番にお参りするつもりだった、我がホームの神社。002

 もちろん、お山もする。

 梅雨とは思えぬ好天で、四ツ辻から見渡す京都市内がとてもきれいだ。

 初午とか、時別な日ではないのに、お山にはたくさんの人がいた。ちょっと驚いたのは、非アジア系の外国人がとても多いことで、あちこちからフランス語や英語が聞こえる。総じて若い人が多い(年配の人は山を避けるのか)。知らない間に国際化著しい稲荷山であった。

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 一歩一歩踏みしめ踏みしめ、神蹟を巡っていると、いろいろな思いが去来する。もちろん、悲しいことも嫌なことも。

 でもそのうちに、またここに来れてよかった。有り難いという思いしかなくなる。

 すべてが浄化されていく感じ。ホームの神様はいい。山全体が、装置と言うかシステムと言うか・・・。

 パワースポットとか言う気は毛頭ないよ。そんな言葉はむしろ好まない。てかかなり嫌い。

 ただ、ご祈祷を受け、お山を終えたわたしは、福々しい表情をしていると思う。清々しい気持ちになっている。それこそがご利益そのものなのだ。

 近年、よく整備された稲荷山。今は巡る番号付きの案内板まで作ってあったよ。子どもの頃のあのどこかおどろどどろしい感じがなくなって、漂白されたようになってしまったのは少し残念に思うけれど。

 一応お山は所要2時間としてあるけれど、まあ2時間はかからない。わたしのなまり切った身体では、下りの膝痛は必至だけど。それでも。

 夜はテレビでW杯の予選に興じる。

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 そして、新しいデザインのネイルを見てはほくほく。

 マットなピンクのフレンチに、小さな手描きのばらの花。

 神は細部に宿る。

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