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mardi 30 avril 2013

グランフロント大阪

 26日に開業したばかりのグランフロント大阪に、早速物見遊山に出かける。道に迷うかも?と用心していたが、駅から直結、どんな人でも迷うおそれなどなかった(笑)。建物は北と南に分かれており、二つを二階の連絡橋が結んでいる。間には水のある広場。お店は南館の方が多いかな。話題のナレッジ・キャピタルは北館に。

 まずは関西二店舗目となるディーン&デルーカ(D&D)へ。店舗内に THE MARKET TABLE というレストランを併設している。店で買ったワインをすぐに持ち込めるらしく、レストランのレジ横にはワインの売場。さすがアメリカらしく、Kヴィントナーズ、カレラ、オー・ボン・クリマなど、アメリカのワインが中心。D&Dオリジナルのブラン・ド・ブランもあった。

 品川の店と違って、店内で売っているデリをイートインするというのではなく、完全なレストランになっている。

.001_2 003何種類かのパスタ、サラダ。キッシュなどのランチメニューが用意されていた。

 写真はパスタのランチコース。

 スープかサラダ(写真は白いんげんのスープ)、ペンネ 新ごぼうのボロネーゼ

.002 パンは食事用のと甘いのが何種類か。いろいろと持ってきてくれる。それに食後の飲み物が付く。

 店は、神戸大丸の地下よりも大きい。ただ、とっても残念なのが、デリがないこと!!キッシュが二種類と定番の松之助のケーキが入ったショーケースがあるだけ。神戸は少ないながらもデリはある。品川の店のきれいなデリのショーケースを期待していたので、その点はとっても残念だ・・・。

 次は、日本初出店らしい、ニューヨークの THE CITY BAKERY。一時間弱並んで、もう腰痛い・・・(笑)。でも行列は伸びるばかりだったので、後ろの人はどれくらい待つのだろう・・・。

 あまりに人が多いので、プレッツェルクロワッサンは一人2個。パンの総数、一人6個までと個数制限がかかっていた。チョコレートブラウニーはイートインのみらしかったが、早々と売り切れたらしい。隣のカフェスペースはかなり広いが、現在は飲み物しか売っていない。落ち着いたらパンも食べられるようにするのだろう。

 あまりにも広くて歩くのに疲れたので休憩しようと、「世界のビール博物館」へ。とっても広い店なのに、大行列。まだ3時だと言うのに、ドイツ人(?)の奏でるアコーディオンが響く中、皆さんすっかりビール祭り(笑)!ゴールデンウィークなんだなあ・・・。よし。ここは来月のライブの帰りに来よう。 

 全体的に服屋さんが多いなあ・・・という印象。あんまり服に興味がないのでざっと見ただけだけれど、服好きな人が行けば楽しいかも。本屋さんは、紀伊国屋が。その奥には文房具の伊東屋。いいね。

 いろいろなものを買って、帰途に着く。せっかくなので、そのまま小豆の家に乱入して狩りの獲物を分かち合う。

.006 世界のビール博物館の販売ブースで売っていた、グランフロントおみやげセット。ドイツの白ビールとチェコのこくのあるビールが2種類。どれもおいしかった。

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.005 D&Dに置いてあった芦屋のメツゲライ・クスダのソーセージとリエット。ここで出会えるとは・・・。冷蔵ケースはくまなくチェックすべし。

 ソーセージは切れ目を入れずに焼いたので爆発してしまってグロい見た目になってしまったけれど、これはもうレバー入りの濃いパテを食べているようで、ビールにはもちろん、赤ワインにも会いそうな味でとてもおいしかった。

.004 THE CITY BAKERY のプレッツェルクロワッサン。表面はプレッツェルらしい塩味が効いていて、生地のほんのりした甘さと粉の味が引き立っておいしい。表面の胡麻は・・・。そうやねぇ、好みの問題だけれども、わたしはなくてもいいかな(笑)。

  ほかはなんとなく衝動買いしたキッチン大宮のハンバーグとえびフライのお弁当などで、ビールを楽しむ。

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.007  デザートは、グランフロントではないけれど、前から気になっていた、ルクアの中にあるザ・ロイヤルタッチというイギリスの店(?)のカップケーキなど。なかなかプリティーなお菓子たち。一つ形の違うのはビクトリア・サンドウィッチケーキ。

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.008 THE CITY BAKERY にはマフィンやスコーン、クッキーなどの、ごつごつした実にアメリカ的な品々が。これらは未食なので食べるのが楽しみ。

 インターコンチネンタルホテルは6月開業とか。また物見遊山に出かけよう。

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lundi 29 avril 2013

お千度

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. 今日はお千度の日なので、午前中に御旅所へ。

 「お千度」というのは昔からある行事で、稲荷祭の期間、おいでの日(4月半ばの卯の日に決まっていたが、今は第三日曜にになっている)から5月3日のおかえりの日(これは固定)まで約二週間、御旅所に神様がおとどまりになる間に、町内のメンバーがそろってお参りに行くというものだ。

 わたしが子どもの頃にはまだ御旅所の中に、集会所のような建物があり、そこで皆で集まってお弁当を食べたりしながらのんびりとお祭を楽しんだものだった。今は集会所もなくなって、皆でご祈祷を受けるのみとなっている。

 来月までは喪中の身であるので、家の神棚は特別として、すべての神事を遠慮し、どこの神域に入ることも遠慮していたが、今年度は町内会の組長に当たったので、何もかもをご存じの氏神様のことと思い、参拝させていただくことにした。役員だけではなく、参拝には子どももたくさん来ていて、こうやって地域の行事が受け継がれていくのだなあ、と思った。

 神職のお祓いを受け、背筋をしゃんと伸ばしての祝詞を聞くのはとても気持ちのいいものだ。

 伏見稲荷の氏子地域は広く、五基の御神輿が決まった地域(五ヶ郷という)をカバーしている。不動堂(田中社)・東九条(上社)塩小路・中堂寺の交代(下社)・西九条(中社)・八条(四之大神)。それぞれに大きく、立派な御神輿だ。興味深いのは、下社が、塩小路と中堂寺という離れた氏子域を持っていること。稲荷祭の歴史は古いので、おもしろいこともたくさんある。田中社は、神の起源も定かではない。あ、それを言うと稲荷大神もか・・。

 午後からは、友人が東京からお参りに来てくれるというので、京都駅まで迎えに行く。伊勢丹の上で皆でごはんを食べてからうちへ。多忙な合間を縫って、遠路来てくれる友人。しみじみと有り難い。来月には、父の一周忌と母の二十三回忌の法要を営む。長い年月が経って、わたしの母を知らない友人も増えた中で、彼女は母のこともよく覚えてくれている。それも重ねて有り難い。久しぶりの再会を喜び合った。

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samedi 27 avril 2013

祇園 河道

017_3 祇園 河道にて友人と晩ごはん。きりっとした女性の板前さんが一人でやっておられる小さなお店。何もかもをたった一人でこなすのに、満席でも待たされていらいらするということもなく、ほどよいペースで注文した料理が上がってくる。しかも二人で行ったら、最初から二つに取り分けて美しく出してくれる気配り。

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.018  和食の店では日本酒以外ほとんど飲まないわたしたち。おすすめのお酒を出してもらって、まず秋田の六號(ろくごう)→名前を忘れたけれど、静岡のお酒(美人画みたいなラベル)→大虎、と都合二合半。まわりのお客さんは、ワイン率高し。

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 豆乳のポタージュ・卵豆腐・おから

 スープがなめらかで濃厚。おからもしっかり味が染みていておいしかった。

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.020 今日のお造り

 鰹・蛸・鯛・つぶ貝・はまち・赤海老・ほたるいか

 それぞれによい魚。特においしかったのが蛸と鰹。ほたるいかは、肝醤油?のようなのに漬けてあって、しょうががアクセント。酒に合う!

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.021  子芋と湯葉の山葵あん

 山葵の爽やかな香り。柔らかい子芋にあんがとろりとからまって、ほっこりする味。味かげんはしっかりめかな。

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.022 茄子と鴨の治部煮

 治部煮を食べるのはとても久しぶり。あんまり見かけることもないし・・・。厚い鴨の旨みが小麦粉でとじこめられて、逆においしいおだしの味が鴨によくからんでおいしかった。

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.023  季節のかき揚げ

 桜海老・蓮根・こしあぶら

 蓮根の甘みと山菜の香りがいい。

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  次が出るまでちょっと時間がかかるので、と、出してくださったいかの塩辛。ちょっと山椒がぱらぱらと。塩辛いけれど、強力な旨み。こんなん出されたらなんぼでもお酒飲んでしまうやん・・・(笑)。

 昔はこういうの、一切食べられなかったのに、どうしてこうも酒飲み舌になってしまったのか(笑)。

.025 胡麻豆腐と野菜の揚げ出し

 おだしが別に出てくるのが意外。香りには山椒。胡麻豆腐がとろとろ。上品な味わい。

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.026 朝取り卵の出し巻き

 おだしをたっぷり含んだ卵がふんわり。ほんとにこれもほっこりする味。

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  最後は、穴子の釜飯。穴子の甘みがいい。

 お料理は、和食のほかにも、ステーキやポテトサラダやコロッケなんかもあるみたい。お隣のお皿を見ていると、そういう洋のものもおいしそうだった。

 全体的に味はしっかりめという印象。一人でも気軽に来れて、好きなものを気ままに楽しめそう。実際カウンターには常連さんも多かった。お値段もリーズナブル。また行きたいな。

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藤の花

  今日はよいお天気!上鳥羽の、鳥羽水環境保全センターへ、藤を見に行く。27~29日までの3日間のみの公開。浄水場なので、敷地はとても広く、入り口から藤棚まで無料循環バスに乗って行く。007


 連なる藤棚。棚の下のテーブルは気持ちよくて、おやつなどを食べている人もたくさん。

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  広がる藤のカーテン。よい香りもして、とってもきれい。

 わたしが中高と通った女子の国の校章は藤だった。そこには、「自らは頭を下げていても、人からは見上げられるような人になりなさい」という教えがこめられていた。卒業して長い年月が経つが、未だに藤の花を見ると思い出す。よい教育をしてもらった。しかしそのうちのどれほどをわたしは自身の血肉にできているだろう。いつも自問する。

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  白藤も咲く。本数は少ないものの、これも見事!

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 柴桜とのコントラストも美しい。

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 輝く青もみじ。紅葉よりもずっと青もみじが好き。生き生きとして、生命力があふれる。

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 帰りは、100円で乗れる京都駅までの直行便があって、浄水場、ほんとに至れり尽くせり。仕上げに八条口で、「八条ビール」というおいしい赤いビールを飲んで帰る。

 穏やかな春の一日。

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jeudi 25 avril 2013

フレンチ食堂 nico

  友人と少し遅めの夕食を、フレンチ食堂 nico で。テーブル2つ、カウンター4席のかわいいお店。女性のシェフが一人でやってらっしゃる。ソムリエでもあるそうで、ワインの相談もじっくりできる。お料理はオーソドクスなフランスのビストロ系。これは楽しみ~♪

 最初はグラスで白ワイン。暖かくなると冷たい白が恋しくなる。ドメーヌ・デュ・コワン ヴァン・ド・ペイ・デュ ヴァル・ド・ロワール 2011。ロワールのシャルドネ。これ、ヴァン・ド・ペイだとは思えない複雑味・・・。ブルゴーニュのシャルドネに負けていない。最初のおいしい一杯。001


 田舎風パテ

 添えられたいろいろな野菜のピクルスも、すっきりした酸味でおいしい。パテはいろいろな味のお肉・部分が一体となっていてまろやか。

 白はまだグラスに残っていたけれど、やはりこれは赤!

.002 これもラベルがきれい。

 クロ・ファンティーヌ フォジェール 2010

 ラングドック地方の、ビオの作り手によるもの。ぶどうはラングドック特有の品種、カリニャン。

 「微炭酸、感じるのは林檎の香り。またその中に、りんごの皮を食べたときの渋さも少し感じる」との説明に、断然興味が湧いてこのボトルを開けた。

 色はとても濃い。ほんのり微炭酸。香りにはたしかにりんごのニュアンスが。色からするともっともっと濃く、重いような印象だけれども、よい意味で色と味が違う。もっと軽やかでなめらか。

.003 桜海老のガレット 香草風味のサラダ添え

 ふわっとしたマッシュポテトのようなガレットに、桜海老がびっしり。こんがり焼かれたかりかりの海老が香ばしい。残しておいた白とよく合う。

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.004 メインはカスレ

 ソーセージに鴨のコンフィに豚ばら肉。白いんげんの粉っぽいでんぷん質に、味がしみ込んで、とってもおいしい。大好きな料理だ。細かく切ったにんじんもたくさん混ぜられていて、それで優しい味になっているのかな。

 同じ故郷のワインによく合った。

.005 二人で三皿食べれば、かなりおなかはいっぱい。

 でもワインがまだあったので、チーズを。

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.006  甘みは別腹!

 清美オレンジのパルフェ。ふんわり軽い。

 最後はコーヒーを飲みつつゆっくりと。たくさんおしゃべりもして、いい夜だったなあ。

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mardi 23 avril 2013

八百一本館

 東洞院六角にできたばかりの、八百一本館に行ってみた。八百屋さん系のスーパーマーケット。言わばハイパー八百屋(笑)?

 いたるところに八百屋さんの強みと特色が。メインの自動ドアが開くと、目の前にど~んと大きな筍。ここはシーズンごとにディスプレイが変わるのだろうな。

 メインはやはり野菜売場なのだろう。広くて種類も豊富。もちろん生き生きしている。蒸したり焼いたりして下ごしらえをした野菜のコーナーもある。

 イートインスペース付きのパンのコーナーもあって、野菜を使った惣菜パンが何種類かあった。精肉はいづつ屋が入っていて、対面販売をしている。デリのコーナーも充実。野菜の料理がたくさん。今日のイチオシは、若竹煮のようだった。

 

 2階は明治屋の2階のよう。いろいろな種類の豆の量り売りコーナーと、いろいろなお米を玄米から精米してくれるコーナーがおもしろい。

 雑貨屋さんと酒屋さんもあり。酒屋さんは、前田豊三郎商店が入っている。ワインのコーナーを見ると、Tさんとわたしの好きなアルザスの作り手、マルク・テンペが充実の品揃え。すぐTさんにメール。

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 お菓子のコーナーも充実していて、地方銘菓の一角もあった。

 ←写真のビスケットを見つけた。

 キャス・キッドソンって、最近はお菓子やジャム、紅茶も出しているんだなあ・・・。

 チーズのコーナーには長野のアトリエ・ド・フロマージュの品もあって、全国のおいしいものを集めているみたい。Cavyp140

 3階には畑。

 水耕栽培とハウスもあった。

 水菜やルッコラが栽培されており、この野菜は館内のレストランで出されたり、お店で売られたりするようだ。ハウスではプチトマトがまだ青いながらもたわわに実る。

 日本蜜蜂の巣箱があって、蜜蜂がぶんぶん飛んでいた。日本蜜蜂は近年、数が激減している。がんばれ。

 一通り見て回るだけでもおもしろいし、ちょっと奮発していい材料で料理をしよう!と思って行ったらほんとに楽しそう。と言うか、行ったら料理する気まんまんになる(笑)。

 わたし的には、また一つ散財ポイントができたなあ・・・という感じ。近いし・・・。ヤバい(笑)!

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dimanche 21 avril 2013

高須賀会

 初めて開催される、高須賀シェフのディナー会’高須賀会’に、Tさんと共に参加。@ワイングロッサリーワインバー。どんなお料理がいただけるのかわくわく。

 今日のシェフの相棒はソムリエTさん。料理に合うワインをもちろん考えてあるということで、その「ストーリー」通りに進むことにする。

 最初はシャンパーニュ、アンリ・ジロー(やったっけ?)。001_2

 アミューズは、なんとチーズ!意表を突かれる。

 名前を聞くのを忘れてしまったのだけれども、牛乳製のチーズを、桜の香りをつけてアフィネしたもの。もちろんアフィネもシェフ自ら。桜の葉を1枚敷いてアフィネしたそうでふわっとした優しい桜の香りが広がる。チーズそのものもとろとろでミルキー。香りでまず春を感じる。

.002 たいらぎ貝とリードヴォーの春サラダ 林檎風味

 ホタテ貝で考えていたのだけれど、昨日よいたいらぎ貝が入ったので・・・ということ。ここにも春が。

 軽く炙ったたいらぎ貝の甘み。ソテーしたリードヴォーのクリーミーな食感。林檎風味にマリネされた玉ねぎがさわやかなアクセントになる。

.004 パンが出て・・・。

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.003  魚料理に合わせるは、アンリ・ボワイヨ ピュリニー-モンラッシェ 1er クリュ レ・ピュセル 2011。もう一つの選択肢は、パリゾのペルナン・ヴェルジュレスで、Tさんはそちらを。

 ほどよい樽香。酸は聞いたほど強くは感じず、むしろ重厚さを感じる。モンラッシェ飲んでる!感(笑)にうれしくなった。

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.005 桜海老を纏った真鯛 エストラゴン風味のビスクと

 今日のお料理はどれも本当にお手間もの。これもなぜ、桜海老を「纏った」なのか?

 うろこに注目!

 実はこれ、うろこではなく、桜海老(笑)!

 鯛にムースを塗って(贅沢な糊だ)桜海老を一尾一尾貼り付けて、「うろこ仕立て」にしてあるのだ。「うろこ」はこんがりと焼かれて香ばしい。鯛の下にはたけのこなど。ソースは甲殻類の風味豊かなクリーム系ソース。エストラゴンがほどよく香る。鯛の身はジューシーだし、ソースはおいしいし・・・。うれしいことに追加のソースも出していただけた。

 これはモンラッシェに合わないはずはないですね!

.008 お肉料理に合わせるのは、シラー。

 M・シャプティエ クローズ・エルミタージュ レ・メゾニエ。ヴィンテージ忘れ・・・。

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.010  仔羊背肉のロンド ジュ ダニョーとシナモンピュレ

 ソースは仔羊の肉汁とマデラ酒などを合わせたソース。

 この美しいロゼ・・・。見た目通りの柔らかさと上品な羊の香り・・・。背肉を脂で巻いて円形に成形してあるのだが、ここでも一手間。脂と背肉の間には、きのこを混ぜた鶏のきめ細かなミンチが挟んである。

 付け合せはシナモン風味のやわらかなじゃがいものピュレ。この香りがまたシラーと呼応する。おいしかったなあ・・・。

.012_2 次のお料理に合わせるのはボルドー。

 ボルドーの赤を飲むのは、前にいつ飲んだのかすら覚えていないくらい前だと思う。何で飲まないのだろう、嫌いでもないのに・・・??

 シャトー・カントナック・ブラウン 1997

 飲めばもちろんおいしいボルドー。熟成を経て、口当たりもまろやかになっているみたい。

.013 最後のお料理はパスタ!これにも意表を突かれた。

 「大盛りと特盛りしかありません」とのシェフの言葉に笑う。もちろん「特盛り」!メガ盛りでもよかったけど(笑)。

 仏産鶉とブルーチーズのペンネ

 おいしい鶉の他には、緑と白のしゃきしゃきのアスパラガスとあさり。あさりの風味は鶉を邪魔せず、ブルーチーズとも対立せず、味に複雑味を出している。これにもわたしは驚いた。しつこくなく、優しいクリームソースのような仕上がり。

.014 アラン・ブルゲ ジュヴレイ-シャンベルタン 2008をテイスティングサイズで。

 やっぱりブルゴーニュも飲みたいの(笑)。というわたしたちは、ブルゴーニャー。なんのこっちゃ。

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.016 デザートは、苺とマスカルポーネのジェラート

 さらに仕掛けが・・・。

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.017 Tソムリエが取り出しましたるは、同じくM・シャプティエのバニュルス

 これを少しジェラートにかける。おお・・・。

 あまおうを煮て、ジェラートと合わせる。十分な甘みがあるが、これは苺のみの甘みなのだとか。バニュルスの風味と合わさってここでもまた新しいハーモニーが生まれる。

 最後は、せっかくなので、バニュルスを一杯。Tさんは甘いリースリングを一杯。

 春満載のお料理とワインを満喫した夜だった。

 ありがとうございました!

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mercredi 17 avril 2013

蓮台野

 これくらい暖かになると、ようようわたしの引き籠りの季節も終わり。次々に咲く花を見に出かけたり、同時に家の片付けも再開。

 今日は千本ゑんま堂に普賢象を見に出かけた。バスに乗って、乾隆校前で降りるつもりが、バスの中でワンピース69巻読んでたら降り過ごして千本北大路まで!あほや・・・。

 てくてくと千本通を下がる。そう言えば十二坊のこの辺り、歩いては通ったことがないかも?この辺りは、地名にも残る通り、蓮台野と呼ばれた古の葬送の地。

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 上品蓮台寺にお参りするのも初めてのこと。

 このお寺は、聖徳太子の創建と伝えられ、宇多法皇の勅願により再建されたのが960年という大変に古いお寺。当時は広大な寺域に伽藍が建ち並んでいたらしいが、応仁の乱で焼けてしまった。時代は飛んで江戸時代の16世紀末。性盛上人(しょうせいしょうにん)によって、この辺りに十二の子房が建てられた。よってこの辺りを紫野十二坊町と言う。有名な仏師、定朝のお墓もここにあるとか。

 昔聞いた話。ある人が、車でこの辺りを走っていると、ひどい眠気に襲われた。しばらく停車できそうなところを見つけて仮眠を取った。すると異常な暑さと騒がしさで目が覚めた。窓の外は真っ赤!火事か?!と思って、がっと外を見回すと、たくさんの鎧武者が覗き込んでいたという・・・。気を失って気が付いたときには何も変わったところはなかったとか。果たして夢なのか、タイムスリップなのか、おばけなのか・・・。

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 八重桜と修行大師。

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 しだれ桜で有名なお寺。

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 桐の花も咲き始め。

 

 降り過ごしたおかげでお参りすることができてよかったな。

 さらに下って、千本ゑんま堂(引接寺)。ここはなんと言うか、ちょっと変わっていて、門がなくて駐車場の広い入り口の奥にいきなりお堂があるような感じ。しかも、ここのご本尊は閻魔大王なのだが、それにちなんで隣の消防署の壁にも閻魔大王が作ってあって、それがなんとまあキッチュでおもしろい。

 御本尊は、決まった日にしか御開帳されないが、はっきり言って恐いです。お顔はいつも窓から拝見できるけれど、それだけでも恐い。自分の心を見てみよ。と、蓮台野の入り口の閻魔大王は生きているわたしたちに語りかけているのかもしれない。

 小野篁が開基。六道珍皇寺と並んで、ここもおしょらいさんを迎えたり、送ったりするお寺。閻魔大王の本地である地蔵菩薩もたくさんいらっしゃる。

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 藤と普賢象の競演。

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 上品な藤の花。

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 普賢象には、嵯峨の二尊院にある二尊院普賢と、このゑんま堂普賢の二系統があるらしい。

 室町時代からの桜の名所だ。

 少し歩いて上立売通を西へ。お米屋さんの奥の洋食のお店、キッチン・パパで、お昼ごはん。ハンバーグと海老フライのランチを食べて帰る。今日のお米は、長野コシヒカリだった。

 家に帰ってからはお仕事三昧。縁側の荷物の整理と掃除とカーテンの架け換えを完了。働き者の自分、復活(笑)。まあ、秋までは猛活動。

おやつはマガザン・デ・フレーズショートケーキ。できたてを待って買ったもの。たまには日本的なケーキもいい。

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mardi 16 avril 2013

桜の花道

 今日から造幣局の桜の通り抜けが始まった。関係ない話だけれど、「独立行政法人 造幣局」という文字を見るたびになんとなく違和感(?)を抱くわたし。。だいじなお金を作ってるところが直営でなくていいのかな?という気がなんとなくする。

 今日はよく晴れて、突然夏が来たような陽気だったし、今年は八重桜の開花も早いようで、初日にも関わらず、花の盛りを過ぎた木が多い。開花時期は毎年違うから、こういった催しの期間の設定は難しいね。

 「通り抜け」のおもしろいところは、まるで標木林にいるみたいに、八重桜の様々な品種が見られるところ。ワイン(ぶどう)でもそうなのだけれど、植物の品種にはかなり興味がある。動物はあんまりなのだけど。

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  今年の花は「天の川」。花は終わりかけで、残念。

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 林二号

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 静香

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 普賢象

 京都では、千本ゑんま堂(引接寺)のが有名で、このお寺が普賢象の発祥地とされる。中心から伸びる、葉のように変化した雌しべが普賢菩薩の乗っている象の花に似ているこころからこの名がある。

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 御衣黄

 わたしの好きな花。京都では、雨宝院にもある。歓喜桜・観音桜よりちょっと時期は遅い。

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 鬱金

 これも黄色い桜。

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 福禄寿

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 関山

 公園など、あちこちによく植えられている桜。造幣局にもたくさんある。

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 緋桜

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 数珠掛桜

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 大島桜(葉の塩漬けを作る品種)のさくらんぼ。かわいいね。

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 簪桜

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 鎌足桜

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 渦桜

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 兼六園菊桜

 これもかわいいから大好き。花びらは300~350枚もあって、日本で一番花びらの数が多い珍しい桜。「菊」とはよく言ったもの。

 造幣局の敷地の中には大きくて立派な藤の木があるのだけれど、これはさすがにまだまだ開花は先のよう。

 八重が終われば、桜の季節も終わり。もう、そこここにつつじや牡丹・芍薬が咲き初めている。ここまできてようやく、春が来たのだと実感する。

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dimanche 14 avril 2013

ワインフェスティバル

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 暖かな春の日に、外で風に吹かれながら、親しい友とワインを楽しむ。恒例の春のワイングロッサリーのイベント、京都ワインフェスティバルに参加。会場は、アンスティチュ・フランセ関西。

 着いたときにはもう会場は盛況。

 今回はテーマがある。そのテーマは「ピノ」。ピノの仲間はたくさんあって、有名なピノ・ノワールだけじゃない。

 ピノ・ブラン、ピノ・グリ、ピノ・オーセロワ、ピノ・ムニエ・・・。アルザス品種が多いような気がする??総じてピノの仲間は大好きだ。

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  いつもよりフードは若干少なめかな。でもおいしいものぞろい。

 豚足と豚舌のテリーヌテット・ド・フロマージュ風に、仔羊モモ肉の網焼きなどなど、ワインにぴったりのお料理がたくさん。白からまず飲みたくて、まずはピノ・ブラン。

 ピノ・ノワールも、国や作り手によって、まったく違った味わいのワインになる。中にはちょっと苦手なタイプというのもあるにはあるけれど、そういうことを発見するのもこのお祭りの楽しみだ。最近おいしいなあ、と感じるのは、ドイツのピノ・ノワール、すなわちシュペートブルグンダー。特にフリードリッヒ・ベッカーとベルンハルト・フーバーのものがおいしくて、ベッカーさんのはじっくり味わうために、シュペートブルグンダー カルゲシュタイン 2009の有料試飲もいただく。

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  3階のテラスには、リストランテt.v.b のペンネ ボロネーゼに、ワイングロッサリーのチーズ三種(エポワス、デリス・ド・ブルゴーニュ、味噌漬けチーズ)。エポワスは見たことのない大きさのもの。1キロあるのだとか。おもしろかったので友人にも見に行ってもらう。ここではアメリカのピノ・ノワールを3種類ほど試飲。

 スタッフの方や友人・知人とあいさつやお話をしたり、オークションを見たり、10分セミナーを聞いたりしながら、のんびりとした午後。オークションは全額、復興支援のためのチャリティーへ。果敢なNさんがせり勝つのを見た(笑)!!

 最後は甘いワインを飲みたくなって、マルク・クライデンヴァイス メンヒベルグ ピノ・グリ・ヴァンダンジュ・タルティヴ の有料試飲を。

 ピノ・グリも遅摘みすればこんなに甘美な甘口になるんだなあ・・・。

 最後に試飲したワクィンがちょっとおもしろかった。イタリアの、ラ・ジャラ ピノ・グリージョ・ロゼ・スプマンテ・ブリュット

 ピノ・グリのロゼのスプマンテはちょっと珍しいのでは?(自分的には、かもしれないけど)きれいな桜色で、この季節にぴったりだし、甘口の後に飲んでもひけをとらなかった。ビオの作り手だとか。ちょっと覚えておこうっと。

 

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mercredi 10 avril 2013

狩野山楽・山雪

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 楽しみにしていた展覧会、「狩野山楽・山雪」を見に、京都国立博物館へ行く。

 京都に住んでいるものの、狩野派の絵を見るのは江戸狩野が多くて、こんなにたくさんの京狩野が一度に見られるなんて、ほんとにまたとない機会。

 襖に衝立、杉戸に天井・・・。障壁画は本当によいもので、見ていると必ず、家にあったらいいなあ・・・、などと、まずはそれに合う建物をね?と自分で言わざるをえないことを夢想してしまう(笑)。我が家にこんなの入れたらまず家がつぶれるでしょうに。

 まあ妄想はさておいて、作品以外に感想を言えば、いつも当時の寺勢に圧倒されてしまう。西洋ならだいたい王族の富の蓄積に圧倒されるのだが、日本ではやはりお寺。今はまったくだが、世が世ならば、我が一族も細々とながら、だったかもしれない。しかし今でも大きなお寺はかなりの寺勢を誇っている。

 山楽の紅梅図襖(大覚寺)や、龍虎図屏風(妙心寺)の大迫力に目が釘付け。

 山雪の作品には何度も戻って見直したものも多数。

 垂直と水平を組み合わせたり、同型のパターンを描いたり、幾何学的な構成とすっきりしたもののフォルムがとても魅力的だ。

 山雪が師匠の山楽と共に描いた、「朝顔図屏風」(天球院〔妙心寺塔頭〕)の素晴らしさ!22年ぶりの展覧会出品だとか。朝顔は好きな花、ということをのけても、竹垣の描写と形(ここでも水平と垂直)朝顔の蔓の曲線、爽やかな青色・・・。ずっとずっと眺めていたくなるような襖なのだ。ほんとにほしいよ、こんな襖・・・(笑)。

 メトロポリタンから里帰りした「老梅図襖」。これは同じくミネアポリスから初めて里帰りした「群仙図襖」はもともと天祥院(妙心寺塔頭)で表裏の襖だったもの。表裏揃うのは50年ぶりなのだとか。

 奇妙とも言えそうな梅の古木の枝ぶり。白髪のひげの長い樹の精がいそうな感じ。やはりここにも水平に広がる岩と、垂直に立ち上がる枝が・・・。

 小さめの作品では、「花卉流水図屏風」(東京国立博物館)がよかった。極めてデコラティヴかつ、正方形の升目を埋める花や果実の描写の緻密なこと。一つ一つを飽かずに見てしまう。

 「長恨歌図巻」(チェスター・ビーティー・ライブラリー)はまずその鮮やかな色艶に驚かされる。絹地の裏からも彩色が施されているそうだ。本当に細かな絵なのに、楊貴妃の顔の表情までがきちんと描かれている。お話を聞きながら、巻物を開き、細部を隅から隅まで見るのは、現代でもとても楽しいことだろうと思う。

 展覧会の感想はいくらでも湧いてきて書ききれないくらいなので、ぜひ皆さんもご覧になってください。巡回はしないそうなので、チャンスはこれっきりのようです。

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mardi 09 avril 2013

御室の桜

004 御室の友人と共に、桜を見に仁和寺へ。

 しだれ桜やソメイヨシノが終わると、御室桜の季節。今年はちょっとだけ早い気もするけれど・・・。

 境内はやっぱり人が多い。

 満ちる桜餅の香り(笑)。

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 地盤が固いため、木は根を深く張ることができずに、このような低い木になるという。もう、根元から枝が分かれて花が咲いている。

 別名おたふく桜。その心は「はなが低い」!江戸時代から既に桜の名所であったらしい。

 もうちょっと暖かくなったら、山に行ってみようかと相談しながら散策。どれくらいしんどい山かは知らないが、裏の山には「御室八十八ヶ所」の巡礼コースがあるのだ。

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  まさに見頃の花盛り。大きめのかわいらしい花。

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  境内のそこここにある山つつじもきれい。しだれ桜とピンクの濃淡のコントラストが楽しめる。さすがにしだれはほとんど葉桜になっていたけれど。

 九所明神(くじょみょうじん)の社や水掛不動尊の祠など興味深い場所も多い。そういう点では、天台や真言のお寺ほどおもしろいお寺はない。未分化のカオス的な要素がある。

.014 門前の茶屋にて、桜アイス。細かく刻んだ桜の葉が入っていておいしいよ。桜のお菓子は大好きで、桜餅も必ず葉っぱごと食べる派。

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.015 夕食は再び神馬にて。

 突き出しは、魚の南蛮漬け、鱧のかまぼこ、もろこの甘露煮、海老、しし唐の焼いたん

 珍しくビールから初めて、後は友人が偏愛する神亀そして獺祭。ホッピーはやめておいた(笑)。さらに友人は神馬という焼酎を飲んでいた。

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 お造りは天然の鯛と赤貝。ひもと肝も付いている。

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 鯨のさえずり

 とろけるおいしさ。

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 笹かれいの塩焼き

 子もぎっしり。ほくほくしておいしい。

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.017 桜海老のかきあげ

 さっくさく!

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 ぜひぜひ食べたかった筍の木の芽焼き

 しゃくっとした歯ごたえとこげた醤油の香ばしさ。

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.020  と、隣で友人が肉祭を始めた(笑)!

 黒豚の角煮

 魚だけではなくお肉メニューもおいしいな。

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  地鶏の塩焼き

 シンプルにおいしい。鶏もいいのだろう。

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黒毛和牛のビフカツ

 柔らかなお肉のあっさり仕上げ。ビールにも日本酒にも合うようにしてあるみたい。

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  なんせお店は昭和9年創業というから、このレジスターの年季も相当なもの。計算はそろばんでやったはったけど、古い道具はあるとおもしろい。

 観光客と地元の常連さん、今日は中国の人もいてわいわいがやがや賑わうお店。楽しかったなあ・・・。

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dimanche 07 avril 2013

串カツ大会

 さくらまつりに合わせて、Fさんご夫妻とMさんが、串カツ大会に招いて下さった。Fさんのごはん会はいつもおいしくて楽しいのでものすご~く楽しみ♪

 2時頃車で迎えに来ていただいて、そのまま買出しツアー。初めて連れて行ってもらった業務用のスーパーはかなりおもしろく、実際、居酒屋の店員さんの買出し、といった感じのお客さんも多くて、業務用のとてつもなく大きな商品など、見ていて飽きない。買出しから始まるごはん会って楽しいな。

 Fさん邸のご近所の桜を求めて一回り。やはり昨日の悪天候で、かなり花は散って、というよりも落ちてしまっているよう・・・。001

 そんな中で一際目をひいたのが、この八重のしだれ桜。

 二本の木ではない。濃いピンクと淡いピンクの花の咲き分けなのだ。木瓜の花にはよく咲き分けがあるが、桜で見たのは初めて。けっこう珍しいのではないだろうか。

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.002 下の水たまりに散り敷いた花びらも可憐で美しい。

 この桜は、ほんとに地元の人しか知らない場所の、個人宅の庭に植えられているもの。つい先日、Fさんも存在を知って、美しいのでわざわざ見せに連れてきてくださった。また、瓢亭で出している筍を作っている竹林も教えてもらった。言わば、筍のグランクリュ。竹があまり高くなりすぎないように一定の高さで切りそろえたり、土を高く盛ったり、十分に竹林に手を入れないとよい筍はできない。おいしい筍は決して勝手に生えてくるものではないのだ。

.003 今日はかなり気温が低いみたいだけれど、おうちに着いたらまずは甲州のスパークリング。

 大和葡萄酒の古代甲州 適地適熟。樹齢130年の「甲龍」という、指定文化財になっている木から枝分けしたぶどうを使っているらしい。飲んだ後のほんのりした苦味が甲州らしくてよかった。

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 Fさんのごはん会の楽しみの一つは、「世界の料理ショー」みたいなもので、お酒を飲みつつ繰り広げられる爆裂トークと食材の試食を楽しみながらの仕込みにある。と言っても過言ではない。わたしなどは仕込みに出る幕もないので無駄にちょろちょろしているか邪魔しているか周りで呑んでいるかのどれか(笑)。

 今日は筍ごはんをセットしてから、串カツの準備。005

 さらに追加されるシャンパーニュ、マロル-ガントワ。やはりシャンパーニュはおいしいなあ・・・。

 ふふふ。スパークリングがなければ、シャンパーニュを飲めばいいのよ。ユニクロがなければ、シャネルを着ればいいのよ・・。とアントワネットごっこに一しきり興じる。

.007_2 この頃、Mさんもご到着。

 材料がどんどん切られ、わたしも不器用ながら串に刺す手伝い。

 おなかがいっぱいで全部は揚げられなかったけれど、

 豚バラ、豚と玉ねぎ、赤えび一尾お頭付き、赤いたこさんウインナー、薄切りフランクフルト、れんこん、インカのめざめ(じゃがいも)、かぼちゃ、ピーマン、しし唐、アボカド、ブラックペッパー入りのチーズ、筍、空豆、大根、鶏笹身とキムチの韓国海苔巻き・・・などなど。

 「バッター」と呼ばれる、小麦粉・卵・水・サラダオイルを混ぜたものを付けてさらにきめ細かなパン粉をまぶしてキャノーラ油で揚げる。だからとっても軽くて上品で、胃にもたれない。

.010 秘伝のソース。ウスターソースを昆布だしで割ったもの。あとは、お酒も入れたはったかなあ?自分でやってみるときのためにまた聞いておかねば。

 このソースが絶妙な濃さで、どぷんと漬けても辛くない、くどくない。おおよそすべてのネタに合った。

 空豆、筍などは塩で食べてももちろんおいしかった。

.008 ベッカーさんのロゼ。プチ・ロゼ2011。主にドイツの地ぶどうで作られたロゼ。とてもおいしい。

 このロゼと甘酸っぱいプチトマトがとてもよく合って感動。もちろん定番の相性、赤海老も!

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.009 ロゼとよく合うほたるいか。春だなあ・・・。

 他にはいかのお刺身も。

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.012  ラッツェンベルガー リースリング カビネット2010

 Fさん・Mさんのセレクトで、今日もほんとにおいしいワイン揃い。ドイツ特集かしら??

 ドライ過ぎず、ほんのり甘い親しみやすいリースリングで、筍、アボカドと好相性。フライにしたアボカドがこんなにおいしかったとは・・・。わたしはアボカドを誤解していたわ。ごめんなさいアボカド!

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.011 ごはんはもちろん、筍ごはん!!

 串カツの強さに合わせて、今日はいつもよりしっかり味に。

 おだしが香る・・・。具は細く細く切ったおあげと筍のみ。おいしいなあ・・・。お持ち帰りの分もいただいて、次の日の贅沢弁当ができた。わあい!

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 赤はこれまたおいしい、フーバーさんのシュペートブルグンダー2009。ブルゴーニュにも負けないおいしさ。

 ゆっくり飲みながら、チーズ(フルール・デュ・マキ)を食べたり、パティスリーSのケーキを食べたり、油対策(笑)の烏龍茶を飲んだり。

 ほんとに今日も楽しかった。筍ごはんの他、富山のおみやげ「白えびラーメン」をもらったり、水煮トマトをもらったり、Mさんから新しいお菓子屋さんの焼き菓子をもらったりで、ありがたくも来たときよりも荷物を増やして帰りましたとさ。

 串カツバンザイ\(^o^)/何から何まで、ごちそうさまでした!

 いつも楽しいごはん会をありがとうございます<(_ _)>。次は何をしましょうか(笑)。うちにもまた来てきださいね(^^)。

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mardi 02 avril 2013

お花見散歩

 桜の季節の休日が雨、というのはなんとも残念なもの・・・。長時間はしんどくても、ちょっとだけ出かけようと、曇り空からぽつぽつ雨が落ちる天気の中、お花見散歩に出発。Cag6vyx8

 河原町丸太町の le 14e にて、パテのサンドウィッチのお昼ごはん。このパテのはみ出しっぷりにはびっくり。でもワインも飲まず、おりこうさんでした。付け合せのフリットがおいしかったな。

 てくてくとあちこち寄り道しながら北へ向かう。

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 すぐ近くの元春日小学校の桜が満開でとてもきれいだったので寄り道。

 校内には二宮金次郎さんもいた。クラシックだなあ・・・。碑によると、この金次郎さんは、昭和18年に初等科を卒業した人によって贈られたらしい。

 京都の町中の人の、地元の小学校への思いには並々ならぬものがある。だからこそこうして統廃合された後も学区の住民のための施設として活用されて、地域にしっかりと根付いているのだ。母もわたしも弟も、この小学校ではないけれど、今は統廃合されてなくなっているが、同じ小学校に通ったのだ。京都人は、「学区」という区割りを今でもとても大切にしている。

 御所に着いた。

 御所には桜だけではなく、いろいろな木が植わっている。

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  わたしの好きな早春の花、木蓮。白木蓮と紫木蓮が仲良く並んで。

 木蓮は高いところに咲いていることが多いけれど、この木は2本とも、低い位置にもぎっしり花が咲いている。

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  木蓮やこぶしの花はとてもよい匂いがする。芳香の底に、漢方薬みたいな匂いが見つかる。深みがあって、とてもいい。

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  八重もちらほら咲き始め。つぼみもなんともかわいらしい。

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. 今を春辺と咲くやこの花・・・。

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  桜で一番好きなのは、紅しだれ。空から降るような花のカーテンや、フリルがかわいらしい小ぶりな花の一つ一つを見ると、自然と顔がほころぶ。

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  この桜の花弁は細くて独特。すっきりと清楚で美しい。

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  ああ、桜の苑・・・。

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 桃ももりもり咲いています。

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  春の苑 紅匂ふ 桃の花 下照る道に 出で立つをとめ

 家持ラヴ!

 さすがに梅は終わってた。御所の桃林の桃は、白・桃・赤とあるけれど、残念ながら(?)花桃ばかり。わたしが好きな桃の花は、実のなる実桃の、一重の花なのでね。

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