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dimanche 24 février 2013

ぼたん鍋

 鍋の季節のラストを彩る、ぼたん鍋の会をはたこ家にて。集まったのは、Fさんご夫妻、ソムリエさん、ワインアドヴァイザーさん、かもめさん、の総勢6人。にぎやかになりそう(^^)。

  001午後4時前に雪の舞う中、先着隊が到着。お茶を飲んで、シャンパーニュを飲んで、準備を開始!

 ミッシェル・アルノー。ガティノワと並んでわたしの大好きなRM。

 Fさんが洛西の朝市などで仕入れてきてくださった野菜がたくさん。

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.006 白菜・白ねぎ・椎茸・笹がきごぼう・大根・金時にんじん・芹・芹根・水菜・こんにゃく・葛切り・豆腐・パンプキン生麩

 ぼたん鍋にはやはりごぼうは欠かせない。猪には土の香りがよく合うので、芹根も。味噌仕立てなので、大根もおいしい。冬の鍋なのだなあ、と思う。

 

 白ねぎは太くて真っ白なとても美しいもの。椎茸は一日広げて干して日にあてて格段に味をよくしたお手間もの。こういった手間を一切惜しまずにするところが、食材王たるFさんなのだ。

 こんにゃくはFさん厳選。豆腐はわたしが買ってきた入山豆腐店のもの。どうかな。初めて食べる。パンプキン生麩はいただきもの。かぼちゃ色が鮮やかで、ほんのり甘い。

.001_3 主役の猪肉

 篠山から取り寄せてみた。京都にもよい猪はあるし、篠山にもお店はたくさんあるので悩んだが、冷凍ではなく生肉であるということと、手切りであるということ、さらにいろいろな部位を楽しめる、という3点から選んだお店の猪肉だ。

 届いたのは、パックにぎっしりと詰まった、思わずワイルドだろぉ??と言いたくなるような野趣あふれる肉。

 それをこのように大皿に一枚一枚、Fさんが並べてくれた。エレガント!ぼたん鍋のぼたんたる由縁がこの肉の並べ方。あらかじめ粉山椒を振っておく。

.005 さあ、宴の準備は整った!!

 キンキン党(笑)の方々のためによ~く冷やす。

 6時過ぎには全員集合だ。

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   かつおと昆布のおだしに、専用の味噌を溶く。この味噌も初めてだが、おいしい合わせ味噌だ。味の調節はお任せしておいたら、誰かがちょうどよくしておいてくれるのがすごい。

 猪肉は煮込んだ方がおいしいので一番先に投入。それから根菜類を。10~15分煮込んでお肉がやわらかくなったら、適宜葉物なども入れて、じゃんじゃんいきましょう。

 飲み物は持ち寄りで、集まりに集まったり!!

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 シャンパーニュがつごう4本。


 

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 ル・ブリュン・セルヴネイ ブリュット ミレジム 2003ジョノー・ロバンピエール・ペテル ブラン・ド・ブラン

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 白が1本。

 ニコライホフ リースリング 2011

 ビールが2本。

 エビスと、赤い缶のジョエル・ロビュションのエビス。「ジョエル・ロビュションが認めた」と書いてあるけれど、よくわからない。「ええビール」の味だった。

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.  赤が2本。

 
 
  ホスピス・ド・ボーヌ 2009 キュヴェ ニコラ・ロラン 2009

  ドメーヌ・ロシュー アンジュー ルージュ 2009

 これらをすべてソムリエさんが「還元臭を抜かねば!」と次々に抜栓しているのがなんだかおもしろくて仕方がなかった。

.004_2 左がリーデル、右がザルトのグラス。

 両方ともブルゴーニュグラスなのだが形状がかなり違う。

 重さもかなり違って、ザルトの方が軽い。手に取ると、予測していた重さと違うのでびっくりするほどだ。

 このグラスで、オスピス・ド・ボーヌを飲んでみてびっくり。明らかに味が違う。ザルトのグラスで飲むと、ふわっと軽い感じになるのだ。どちらが好みの味かは人によって違うと思うけれど、グラスってやっぱり大切だ。

.008_3 箸休めにおつけものをいろいろ。

 これらはすべて、洛西の朝市に出している農家の自家製のもの。農家によって、得意な野菜不得意な野菜があるように、おつけものにも得意不得意があるらしい。

 枚漬け・赤かぶ・白菜・壬生菜。漬かり具合もほどよく、おしょうゆをかけてもかけなくても味のよいお漬物。

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 日本酒が1本。

 ラベルがとてもかわいらしい、粉雪にごり酒。海老名の泉橋酒造のもの。雪の日にぴったりだし、こういうタイプのお酒は季節感があっていい。

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  お鍋のしめは、讃岐うどん。伊勢丹のおいしいもの展に、日の出うどんが出ていたんだって。

 こくのある味噌煮込みうどん。とてもおいしかった。

 ぼたん鍋は何度も食べているけれど、今回のは、今まで食べた中で一番おいしかったと言ってもいいくらい。材料、作り手、集まった方々。いろいろな要素があってのこの味だと思う。わたしは今日の味を、これからのぼたん鍋の基準としようと思う。

.010 このメンバーは、デザートがいらないメンバーなので(笑)、食後はチーズ。かもめさんが厳選して持ってきてくれた。

 フォンティーナ、名前を失念したクローバー型のシェーヴル、シュヴレット・デュ・ポワトゥエポワス

 エポワスの状態がすばらしくて、歓声が上がるほど。

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.011 001_6わたしの趣味でチョコレートを出す。

 いただきものの、お酒がたっぷり入ったベルギーのボンボンプレスタのシー・ソルト・キャラメル・トラッフルズ。プレスタは、黄色い箱のバノフィーが大好きなのだけれど、もうなくなってしまったのかなあ・・・。

 宴の準備から鍋奉行から味の調整からワインのサービスからあと片付けまで、どんどんどんどんやってくれるお客さんってすごい!!特にソムリエさんとワインアドヴァイザーさんは、レストランにいるかのごときサーヴィスと、プロの技でもって、最後に我が家のグラスをみがき上げてくださった。いまだかつて、うちのグラスがこんなにぴかぴかになったことがあっただろうか。いやない。有り難し!!

 もう一つ、書いておかなければならないことがある。うちに来られてすぐに、皆さんがそれぞれ、「ごあいさつを」と言って、お仏壇にお参りしてくださったことがとてもうれしかった。多くはここで説明はしないけれど、バックグラウンドの確かさ。

 暖まってほっこりして、楽しいひと時だった。皆さん、いつもありがとうございます。また集まって、楽しいことをしましょう(^^)。

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          飲みに飲んだり!!

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jeudi 21 février 2013

プリュンヌ

008 かもめさんにいただいた、イデミ・スギノのプリュンヌ。

 これ大好きで・・・。

 ふっくらとした大粒のドライプラムの中には、ラム酒風味のガナッシュが。プラムの甘みが上品で、とってもおいしい!

 難点は、食べると指と口がココアで粉々しくなること(笑)。

 アジャンの銘菓、プリュノー・フーレのみごとなイデミ版。

 ごちそうさまでした!

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mercredi 20 février 2013

山口西店

 Fさんご夫妻に、おもしろいお店に連れて行ってもらった。祇園のおかず屋、山口西店。わたしが知らなかっただけで、祇園の有名店らしい。かもめさんなどは、20年来来たかったらしい。Fさんは常連さんで、Fさんが常連になる店なら、おいしくないはずもない。

 なかなかディープな感じの店構え。ここはほんとに、祇園の「地の人」のための店なのだと思う。わたしは定食屋さん的な店を想像していたのだが、どちらかというと飲み屋さん的な?もちろん、ごはんとおかずを組み合わせたら定食にもなる。

 このメンバーで平日の夜集まるのも新鮮。皆先にクープに集合して飲んでる!?え~!!ブーイング。

 まずは各々ビールやチューハイなど。お品書きにはいろんなメニューが載っている。001

 ポテトサラダ椎茸焼き

 この、ふだんのおかず感がたまらん。

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 おでん

 卵、すじ、大根、ひろうす、ロールキャベツ

 味はしっかり濃い目で、具材に味がよくしゅんでる。大根がすごくおいしい。すじは大ぶりで、ねちっとした食感がいい。

 おでんで好きなもの・・・

 すじ、厚揚げ、大根、じゃがいも、もちきんちゃく、ひろうす、こんにゃく、にんじん、卵。コロもいいかもしれないが。

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 おもしろいのは、「チキンのからあげ」と「鶏もも肉のからあげ」が別だということ(笑)。

 チキンのからあげは、昔懐かしい、チューリップ(笑)。

 Fさんも、たのんだことがないというもも肉のからあげは、こんなの!

 骨ごとぶつ切りにされたもも肉のからあげだった。ワイルドだろぉ?

 ほかには鶏肝の山椒煮など。

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  名物は、鉄火めしだそうだ。これはとろろ鉄火めし。わたしはぬるぬるが苦手なのでこれはパスして、かやくめしを。味つけがちょうどよくて、これもおいしかったなあ。

 近くにあったら、ちょくちょく行ってしまいそうな、ほんとに、ふつうのごはんが食べられるお店。逆に、有り難いのかもしれない。

 その後は、わたしひとりのためにクープへ舞い戻り、白と赤を一杯。最後にSさんにお会いできて本当によかった。

 時間はまだまだ22時。わたしは家へ。元気なお二方は次を目指し、花見小路の奥へと消えて行ったのであった。

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mardi 19 février 2013

きりたんぽ鍋

わたしは3月いっぱいは冬だと思っているので、今日がこんなに寒くてもちっとも驚かない、そんな鍋日和。

 産地直送のきりたんぽ鍋をごちそうになりに、友人二人と秋田嬢のお宅を訪ねる。秋田へ行かなければ、なかなか味わうことのできない美味である。有り難し。

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 スープは、これでなければならない比内地鶏の鶏がらスープ比内地鶏は肉質もしっかりして、味も濃い。

 おあげ、糸こんにゃく、舞茸、白ねぎ、笹がきごぼう、芹。芹は根っこまで食べることを教えてくれたのは秋田嬢だ。

 そしてメインの具材、きりたんぽ。今回は、だまこもちがないそうで、ちょっと残念。だまこもちはきりたんぽと原料は同じなのだが、形状が違うため、鍋に入れると食感が違ってくる。004_2

 鶏のスープをたっぷり吸ったきりたんぽがとてもおいしい。おあげのこくに、比内地鶏の味の良さ。野菜の香り・・・。

 最後は細うどんを入れて、スープも余さず堪能!ラーメンでも絶対おいしいはず。

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  持ち寄りの飲み物は、赤ワインがかぶった。

 ピエール・ダモワのブルゴーニュ・ルージュ 2010ポッジオ・スカレッティ(?)キアンティ・クラシコ 2010。柚子茶みたいな桜茶や、ベリーの酢の健康飲料など。健康飲料なら、わたしもウコンの力を持っていくべきだったか(笑)。

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  ソフトな味わいの白カビチーズ、カレ・ド・ブルターニュと共に、赤ワインを飲み干す。

.011_2 デザートは、秋田嬢の母上お手製の、オレンジのレアチーズケーキ。上に散らしてあるのはドライブルーベリー。底にはきちんとビスケットの台が敷き込んである。

 これもクール宅急便で送られてきたものだそうで、何でも送れるんだなあ・・・。きりたんぽ鍋の具材もスープも、母上が下ごしらえして遠く秋田から送ってくださったもの。「実家からの荷物」って、憧れだ。実家からの荷物というものを一度は受け取ってみたかった。うらやましすぎる「実家からの荷物」!

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  お茶を飲みながら、ゴディヴァファブリス・ジロットのチョコレートやドライ・ブルーベリーなどをつまみつつ、おしゃべり×おしゃべり×おしゃべり。

 さて。ここにアップしたい写真がまだたくさんあるのだが、それはならぬこと(苦悶)。

 かわいいかわいい赤子である。もうすぐ6ヶ月になんなんとする彼は、1月に会ったときよりもさらに大きくなり、いろんなことができるようになっていた。

 以前はひたすら泣く、「赤ちゃん泣き」だったのが、今は泣きながらも周囲を見ている「子ども泣き」になっている。

 盛んにきょろきょろと辺りを見回したり、見慣れない人々を観察するようになった。

 わたしたちが一回食事をする間に彼は三回食事をした。自分の手で哺乳瓶を持って支えるようになっている。哺乳瓶を取り上げると、「何すんねん・・・」と、悲しそうな顔をするのは前と同じだが、今は手に力を加えて抵抗する。

 蹴りに速度と力が加わり、手でしばくことも覚えた。

 お気に入りのタオル地の熊(友人M嬢手作り)がお気に入りでさかんにしがんでいる。とにかく何でも味見をしてよくかじる。プラスティックの固いおもちゃなど、ルフィがまんが肉をかじる勢いでかじっている。「何でも味は見とかんとな・・・」。グルメな子。

 あまり笑わないそうだが、今日はよく笑った。悶絶級のかわいさであり、見たら溶けそうになる。メドゥーサの首くらいに恐ろしい(笑)。

 子どものいる食卓はさらに楽しい。

 秋田嬢、ありがとうございました(^^)!

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mercredi 13 février 2013

『イラン式料理本』

 ちょっと珍しいイランの映画、『イラン式料理本』を見る。1時間10分ほどの短い映画ながら、これがなかなかおもしろい。

 ストーリーは特になく、監督の母・と伯母、妹、義母、妻、母の友人、友達の母親の7人の女性が、それぞれの台所を舞台に、作り方を説明しつつ、人生を語りつつ、料理をする様子をひたすら撮った映画だ。

 耳慣れない異国の言葉で語られる女性の話には、女性の人生にかかわるあれやこれやはいずこも同じだと思わされて、ついつい引きこまれる。わたしもいっしょに料理をしながら、このイランのおばちゃんたちといろんな話をしてみたいと思う。

 もうすぐ100歳になる、監督の友達のお母さんのターンは、やはり98歳で亡くなった祖母を思い出して涙が出た。わたしの祖母も、晩年はもう料理をしなくなっていたけれど、60年近くもわが家の台所を切り盛りしてきた人だった。

 いっしょに登場する息子(監督の友達)が、お母さんを大事に大事にしている様子もとてもよいものだった。

 スパイスやハーブを多用する料理や、絨毯の上にマットを敷いて食事をする様子なども大変興味深い。

 監督の義母の作る、ドルマやクフテのおいしそうなこと。また、一族郎党集まって準備するラマダンの食事のにぎやなこと・・・。

 人生の苦味としょっぱさと、辛味の効いた、おいしい映画だった。

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mardi 12 février 2013

イタリアンさゝ木

 おいしいものを食べたい!とそんな気持ち(いつもだけど)で特にいっぱいの今日この頃に巡ってきた祇園 さゝ木の日。

 今日は大将正面の特等席。緊張するなあ・・・。食事の始まりを待つ間のわくわく感は、ライブの開演待ちに似ている。

 席に着くと温かいこぶ茶で一息。疲れましたなあ・・・と小豆と労をねぎらい合う。001

 スタートはやはり冷酒から。松の司 あらばしり生

 佐々木さんは滋賀県のご出身ということもあって、お店では滋賀県のおいしいものが出ることが多い。このお酒もそう。全国に銘酒は多々あるけれど、滋賀県のお酒もとてもいい。

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 先付けは、かぶらとからすみ

 ストウブのお鍋に入れられてピッツァ釜で蒸し焼きにされたかぶらは、昨年12月20日に滋賀県で収穫されたあと、今まで大事に寝かされていたもの。甘みが強くなって、ほっこり熱々のおいしさ。上にたっぷりとかけられたのは、自家製からすみを炒ったもの。さらさらとしていて香ばしく、蕪の甘みと引き立てあって、本当にお酒とよく合う。

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  前菜は、みる貝 車海老 うるい すだちのジュレがけ

 一目で気に入った梅の柄の器。内側には紅梅、外側には白梅が描かれている。乾山の写しとか。

 すだちのジュレがさわやかで、いつにも増しておいしく感じる。

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  蟹しんじょうの白味噌仕立てのお椀

 蟹の身がぎっしりと、かつふんわりと口の中でほぐれるように丸められたしんじょうの中には蟹味噌が。お汁と合わさるとまた違った味わいになって楽しい。

 お椀はつい二日前に仕上がってきたばかりという新しいものだそう。雪景色の五重の塔。雪の粒を心もち大きくデザインしたのだとか。

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 これは何か?

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.009  そう、大きなトリュフのかたまり。

 次の一皿は、たっぷりとけずりかけられたトリュフに隠れてよく見えないけれども、

 もち米とふぐの白子のリゾット 白子のフリット添え

 初めて出会う、新作料理。う~ん!『イタリア化するさゝ木』(笑)??

 なんというクリーミーさ。リゾットには米粒と同じ大きさに切られたもやしが入っており、しゃきしゃきした食感が小気味よい。フリットは熱々。さくっ、とろっと白子のおいしさが広がる。これはもう、樽香のある白ワインがほしくなる~!!

.011 次は、福井の九頭龍をぬる燗で。

 昔、急行「九頭竜」という列車があってだな・・・となんか違う方面のことを思い出す。

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.010  お造りの一つ目は、

 平目の縁側 ちり酢で

 千葉県で上がったもの。縁側だけでこの大きさ。こりこりして脂が乗っていて、縁側好きにはたまらないおいしさ。

 ちり酢の酸味もまたいつもよりおいしく感じる。疲れてるのかな。クエン酸を欲してる??

.012 太刀魚のあぶり すだち

 五島列島で取れたもの。これもほんとにおいしいわ・・・。いろいろな魚のおいしさと、いろいろな料理法のおいしさが堪能できるのがほんとにすばらしい。

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  うにのにぎり

 あまりにもすし飯がふんわりやさしいので、大将自ら手渡しで。右手を出してくださいといわれて出した右手にやさしく置かれる。

 速攻食べる。なので写真はありません。うに、悶絶級。

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 次のにぎりは、千葉県の天然蛤

 千葉の蛤はとてもよいのだけれど、天然のものは大変少ないのだとか。

 大将から、食材のあれやこれやのお話を聞くのがまたおもしろく、、トークライブと言うか、MCと言うか、そんな感じ。

 次のにぎりはとろ。これは差し出されるのを手でつまむ方式なので、写真はない。エッジがきれいにとがった柔らかいピンクのとろけるとろ。

.015 一年に一回の蟹成分補給。

 いつもは津居山の蟹だけれども、現在、海が荒れていて漁がないそうで、今日は新潟の蟹。元気で生きてる・・・・・・・・。顔怖い・・・・・。

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  ご存じ、ピッツァ釜で焼いた蟹足。レアとミキュイ

 どちらもおいしいけれど、ちょっと甘みが出たミキュイの方が好みかな。

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  小さなグラスで、冷酒をもう少しだけ。石川県の菊姫 にごり酒。どろっとした強い白濁。さわやか酸味系でなく、まったりどっしり系のにごり酒。ちょっと温度が上がってもおいしいな。

.021 ぐつぐつ煮える熱々小鍋。

 聖護院かぶらとぐじ 皮パリと粗めに切られた柚子の皮

 ああ、おいしい。ぐじの塩加減が絶妙でね・・・。柚子の香りはさわやかで、香ばしい皮はクロッカン!

 今日は、小さな蕪で始まって、大きな蕪で終わる献立にしてみました、と大将。思わず思い出す、『大きなかぶ』の絵本。

.022 おいしいお漬物が出て・・・。

 これでも立派にお酒のあてになる・・・(笑)。

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  ご存じ、ごはん粒より蟹の含有量が多い蟹チャーハン

 お代わりを断る人はまずいない。何でも今までのお代わり最高記録は78歳の意気軒昂な紳士の8杯とか。

.025 おいしい時間はあっと言う間に終わるもの。お名残惜しいこと・・・。

 デザートはこれも初めて見る新作。

 なんと。ヴァニラアイスクリームに塩の効いた熱々のぜんざいがかけてある!!

 何これ、和風アフォガート?! 

 『イタリア化するさゝ木』 第二弾だ(笑)。隣りで小豆は小豆なのでうはうは言いながら小豆を食べている。アイスは無視してひたすら小豆を食べている。ついに大将から混ぜて食べて~、と指摘される。

 満足しきったライブが終わる。完全燃焼。

 今日も闘うように楽しんだわ・・・。ごちそうさまでした(^^)。

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mardi 05 février 2013

青首/盆梅

 湖北の冬の美味、鴨すきを味わいに、友人と二人長浜へ。京都から新快速で1時間10分ほど。雪は降っていないものの、京都より明らかに寒い。

.002 お店は、千茂登という料理旅館。

 小さな張り紙には本日はご予約で満席・・・とのおことわり。部屋に案内されると、既に近くの部屋では会食が始まっているらしく、おいしそうな匂いがただよっている。

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.004 お酒は地元の銘酒、七本槍

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  鮒の子まぶしと鱒のお造り

 琵琶湖の鮒の洗いにその子がまぶしてある。これも湖国の郷土料理。鮒といい、もろこといい、琵琶湖の魚はおいしいなあ。もともと川魚(湖魚と言うべきか?)好きである。

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  鴨はもちろん、天然の青首。赤身はしっかりと色濃く、脂は黄色い。柔らかそうなロース肉に、脂身細かな赤身砂ずりたたき

 野菜はシンプルに、たっぷりのねぎのみ。焼き豆腐糸こんにゃく

.008 おだしは鰹と昆布がベースで、鴨の骨のだしなどは入っていないと、お店の人に確かめた。

 味つけはやはり甘み勝ち。やっぱり鴨すき(鴨鍋)は甘み勝ちに調える方がおいしいと思う。ちなみに、鴨すきと鴨鍋は同じものだけれど、長浜では「鴨すき」と呼ぶみたい。

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.009 お鍋はお店の人が作ってくれる。 

 まずだしを出すために、首の部分の身を、骨と一緒によ~くたたいて丸めたたたきを入れる。そして脂身と細かな赤身を投入。鍋いっぱいに広がる鴨味!!

 脂っこそうに見えるかもしれないけれど、旨み・甘み・香りはしっかりあるのに、さらっとしてしつこくない上質の脂。

 焼き豆腐と糸こんにゃく、きれいに一列にねぎと芹を入れて、火が通りすぎないように、ねぎの上に上手にロースを2枚ずつ置いてくれる。すぐに裏返して、さっと色が変わったら、さあ、召し上がれ!

.010 美しいローズに仕上がったロースは、とっても柔らかくて、ぎゅっと濃い鴨の味がして美味!ねぎや芹との相性ももちろん抜群。脂身もよい。細かな赤身やたたきにはあらかじめ山椒がふってあって、その風味もさわやか。

 デフォルトでは溶き卵をつけて食べるのだが、わたしは苦手なのでパス。

 お豆腐や糸こんにゃくにも鴨の旨みがしみている。しゃきしゃきの野菜もいいけれど、しばらく煮てとろっと柔らかくなったねぎの白い部分がこれまたおいしい。たたきは最後に上げて食べる。お店の人によると、この野性味あふれる味が苦手な人もいるとか。

 一回目投入分を入れていったん席を離れたお店の人は、鍋が空になった頃合いに再登場。そしてまた同様の手順で煮てくれる。これが3ターン繰り返される。

 最後のロース肉のお名残惜しかったこと・・・(笑)。

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 最後は柔らかいお餅

 鴨のおだしの中で、とろっとやわらかくなったお餅はすばらしい。別料金でうどんも追加できるとのことだったので、迷わず追加。鴨南蛮ってとこ。ぜいたくを言えば、薬味に斜め切りにしたねぎがあったらなおよかったなあ・・・。

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 お餅といっしょに、赤かぶのお漬物も付いてきた。

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.014 水菓子は、キウイ・黄桃・ルビーグレープフルーツのジュレがけ

 お茶を飲んでほっこり。

 ああ、おなかいっぱい~。

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 黒壁の街並み、北国街道をしばし散策しつつ、盆梅展へ。016

  盆梅ボンバイエ!!再び、である。実は前に来て、盆梅が好きになったのだ。たぶん、三たび、四たびとこれからもボンバイエすると思う。

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 空間に満ちる梅の香り。わたしは白梅の香りが、花の香りの中で一番好きだ。

 
  どの木も本当に立派だ。わたしよりも背が高い木も多い。

 この大きな紅梅、樹齢何年だと思う?

 

 これは、「不老」という木で、その名のとおり、樹齢400年。

 梅の木は長生きだねぇ・・・。同じバラ科でも、桜ならこうはいかない。

 外には盆梅の一年というパネルが展示してある。盆梅は年間を通じてきめ細かなお世話が必要なのだ。このパネル、興味深いのになんで目立たない外に展示してあるのだろうね?中に置けばいいのにな。そうすれば暖かいところでゆっくり読めるのに・・・。

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.  天に昇る龍のようなその姿から、「昇龍梅」と名付けられたこの木は、樹齢250年。

 高齢のどの木もそうだけれども、幹を見てほしい。細かく割れて、空洞と化しているような感じのものも・・・。これでよく養分や水分が取れているなと思うのだけれど、死ぬこともなく、立派に花を咲かせている。もちろん手入れのよさもあるのだろうが、梅の木の強い生命力を感じる。わたしもがんばらないとな・・・。わたしはせいぜい生きてまだ○十年だし・・。

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 同じ木に紅白二色の花を咲かせる木もある。かわいいので撮った。

 天神さんの梅はもう咲いたかな。

 ここには、一足早い春が来ている。

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dimanche 03 février 2013

節分

 月も朧に白魚の、篝も霞む春の空・・・。今年も早、節分。

 夕方にはいつものように壬生さんへ。わたしの知る限りでは、京都市内では節分に吉田神社か壬生寺に行く人が多い。蘆山寺に行く人もいるのかな。はたこ家は昔から壬生さんにお参りする。

 家中の古いお札やお守りを集めて持って、豆を年の数だけ数えて持って・・・。002

 着いたらまずお札を納めて(ベルトコンベアでどんどん回収されていくのはいつ見てもなんか笑える)、ほうらく書いて・・・。

 この裏に、筆で、○○家 △△才(数え年) 男、みたいに家族全員分を書いてから、納め所に持って行って奉納する。

 自分で投げて割ったりはしない。

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 御本尊は、お地蔵さん。

 オン カーカーカー ビサンマエイ ソワカ

 横にずらっと並んでいるのは、奉納された紅白の鏡餅。

 おろうそくとお線香をあげてお参り。

.004 用意してきた豆は、お賽銭といっしょに入れる(みたい)。というのは、子どもの頃からそうしてきたけれども、それが正しいのかどうかはわからないから。けど特に豆を納める場所も設けてないしね・・・。

 5月に父が亡くなってしまったので、今年は豆の包みも一つ減って、寂しい節分になった。

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.005  新しいお札を受けて、新しい年の始まり。おなじみのお札の安心感。

  夜になって冷えては来たけれど、それでもまだ暖かい節分。帰りに毎年行列のきんつばの店できんつば買ってもぐもぐ・・。

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  そして、巻き寿司とリースリング。

 今年も鮨 仙太で作ってもらった。ごはんより具の方が多い(笑)。えび、穴子、とび子、玉子、かんぴょう、椎茸、三つ葉、胡瓜、胡麻、おこうこ・・・。たくさんの具材のミクスチュアがおいしい。不思議とリースリングとも違和感なく合う。

 

 わたしの子どもの頃には、京都市内においては、節分と言えば炒り豆と鰯の焼いたん。巻き寿司の丸かぶりの習慣はなかったし、「恵方巻き」という言葉もなかった。そういうことがこの地で言われ始めた当初は、「丸かぶり寿司」と言われていたように思う。

 大阪の古い習慣を海苔業界か寿司業界が発掘してきたという話もあるが、それがあれよあれよと言う間に、全国に広まって行ったのを見ると、どうやら人というものは、冬至にかぼちゃとか、小正月に小豆粥とか、毎月8日にあらめとか、決まった日に決まったものを食べるのが好きなのだろうと思われる。単調な日常のめりはりということか。海軍のカレーのようなものかもしれない。

 皆いろいろな巻き寿司を食べているようでおもしろいのだが、特におもしろいのはこれ!

 友人、さんこさんの太巻き、というか飾り寿司だな。毎年作っておられるのだけれど、年々、技術が向上しているのがすごい(笑)!

 昨年のすべての厄を落として、明日は立春大吉。

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vendredi 01 février 2013

小山ロール

 誕生日でもお正月でも、何の記念日でもない、まったくふつうの日なのに、贈り物や手紙が三件も届く。

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仕事から帰ってごはんを食べて食休みをしていると、弟たちがやって来て、パティシエ エス コヤマ小山ロールのサロン・デュ・ショコラ限定(?)のショコラロールをおすそ分けしてくれた。

 伊勢丹で、朝から整理券が配られるという、入手困難なものだ。なんでも、トモちゃんが並んで、100本限定のうちの番号94だったらしい。ぎりぎりだねぇ・・・。

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  あっさりしたチョコレート生地の中に、生クリーム。通常の小山ロールのように、栗は入っていなくて、チョコレートのクリームとカスタード・クリーム。

 中のチョコレート・クリームが濃くっておいしい!

 こんな日もあるんだなあ・・・。ありがたくも、なんとも不思議な日だったなあ・・・。贈り物のお礼状を早く書かないと・・・。

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