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mardi 28 août 2012

11周年

 太平洋高気圧が、どっかり座っているとかで、今日も晴れ。ま、8月中くらいは夏らしくあってほしいのでしばらくはこれでいいかと。

 ほとんどの学校は新学期が始まり、図書館も一段落、なのであるが、近頃は学校のスケジュールもほんとに詰まっているようで、明日からしばらくは、図書館見学や職業体験などの受入でますます忙しい。

 今日は公休。充電というわけではないが、家事もお休みにして、頭痛を治すためマッサージに行くなど、ほんとに好きなこと、やりたいことしかしなかった。

 夕方、街へ出た帰りに、ワイングロッサリーワインバーにて夕食。この14日で開店11周年を迎えたこのお店。31日まではフードがすべて1100円。この時期しかない限定メニューもあった。Ca5pk0eu

 最初はきりりと冷えたオーストラリアのリースリング。夏の日の最初の冷えた白ワインは、わたしの脳内で、ぶどうジュースに即時変換され、あっと言う間に飲んでしまうので危険・・(笑)。

 フランクランド リースリング2002

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 アミューズは、鶏肉のガランティーヌ。あっさりした鶏は白にもよい。ガランティーヌもちょっとクラシックな料理かな。わたしはもちろん好き。

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牛タンのサラダ

 この間Tさんから送られてきた写真はこれね?

 さっと焼いた牛タンをサラダ仕立てに。言うなれば上等なタン塩?もちろんこれはほめ言葉ですよ。ドレッシングの酸味やコルニッションが、このすっきり系のリースリングに合う。

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  二杯目は、シャルドネ。

 ルイ・ラトゥール ピュリニー・モンラッシェ 2000

 ここでルイ・ラトゥールが出るのは珍しいかも。過去に一回あったか。

 「ふくよか・旨み」よりは「きりっと」に寄ったモンラッシェだったか。

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 夏野菜のリゾット

 魚介の旨みも染みている。フュメ・ド・ポワソンとあさりのだしを使っているのだそう。たこの足見つけた!

  歴史やまんがや、いろんなお話をしていると、もう少し飲みたくなり、食べたくなり、で、次は赤。

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.Cao67x65 ふだんあまり飲むことのないボルドー。そう言えばボルドー、一本も持ってない。涼しくなったら何かおいしいの教えてもらって買ってみよう。

 シャトー・カントメルル 2002

 カントメルルってきれいな名前。つぐみの歌?歌うつぐみ?

 ずしっと来る感じ。じっくり飲むのがいいですね。

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 鴨のコンフィ

 8時間煮たお肉は、ほろっと柔らかく、焼いた皮目も香ばしくておいしい。ぎゅっと詰まったお肉の味は、ワインと共にじっくり味わうのにぴったり。

 コンフィという調理法は不思議なもので、脂で長時間煮るのに、素材はまったく脂っこくならない。この理由を、エルヴェ・ティスさん辺りが書いていないかな。

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dimanche 26 août 2012

百ヶ日

 今日は父の百ヶ日。卒哭忌。「もう泣くのをやめる」忌日。Caf9ph0a

 午後に自宅で、家族だけの法要の後、墓地へ向かい、納骨。強い日差しを遮るもののない山の斜面の広い墓地は灼熱。

 また一つ、するべきことをし終えた。寂しくもあるが、ほっとした気持ちが強い。秋には、本家のお寺に分骨させてもらう。そして来年の五月には早一周忌。流れは早い。

 夜、花屋さんの手違いで、昨夜届けられるはずだった友人からのお供えのお花が届く。すぐに有り難く仏前にお供えさせてもらう。

 先代の住職が、どなたかの遠忌に作った勤行集を見ながら思索を少々。子どもの頃から親しんでいた、真宗のお経や歌・・・。そのときは何も考えずに聞いたり歌ったりしていたものが腑に落ちたり。

 葉先に付いたた露と、根元に付いた露と、どちらが落ちるのが早いか、予測も付かず、またそれくらいの時差しかない人生。自分の番が来るまでは、しっかりと、世の生業(なりわい)にいそしむしかないのだ。

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samedi 25 août 2012

うりこひめとキャラメル

 今日は児童向きの行事の日。毎月何をするかは明かさずに、来てのお楽しみということにしている。絵本・紙芝居・ブックトーク・工作・パネルシアターなどなど適宜組み合わせてやっている。

 今日はじっくり絵本を3冊。お弁当の絵本ののちに、わたしが長谷川義史さんの絵本を二冊。「遠足でお弁当食べた後は何する?みんなでなわとびしようか~?」と導入の後、『なわとびしましょ』。みんなにも「ぺったんぺったんぺったんぺったん」、と声をかけてもらいながら、読み手のわたしも腕をぐるぐる回して読むので、終わる頃には大縄跳びに最初に入った人みたいに飛び続けて汗だく。まあ司書という仕事は体力がいるのである。

 その後は『いいからいいから 3』。出し物も変化と緩急があると子どもも集中力が続く。

 今日はかもめさんもご来館。いつものように書架の陰からこっそり(笑)見ておられる。上がっていっしょに「ぺったんぺったん」言うてくれはったらよかったのにな(笑)。

.Ca4eewez_2  Cap2dhnp_6そんなかもめさんからいただいた、フランスみやげのおすそわけ。

 シュマン・ド・ブルターニュというお店(?)のキャラメル・オ・ブール・サレ。彼女のお知り合いに、お菓子好きの方がおられて、毎年二週間ほどフランスにお菓子の探訪と研究に行かれるのだが、その方がおみやげに持って帰られる名店や新進気鋭のお店のお菓子などをわたしもお相伴にあずかっているというわけだ。

 休憩時間に、コーヒーと共にいただく。体に染み入るわ~。ええバターの味がする。かもめさん、Nさん、いつもありがとうございます!

 買い物をして、夕方帰宅すると、何やら玄関脇に怪しげな袋が置いてある。うちの前は人通りも多く、不届き者がよくごみを捨てていくので、怪しみつつ中を見てみると・・・?

.001  「うりこひめへ」の小さな手紙といっしょに入っていたのは、立派な黒瓜。マダムUからの贈り物だった。マダムUは、先日までご実家でヴァカンスを過ごして来られたばかり。この瓜はご実家の畑でもいで来たものだそう。家の畑に瓜があるなんてなんてうらやましい。桃源郷ならぬ瓜源郷ではないか!

 わたしは夏の間じゅう、ほぼ毎日、何らかの種類の瓜を食んでいるという瓜好きの「うりこひめ」だから、珍しい瓜を持って来てくださったのだ。

 さっそく今日はスライスして生で食べた。青瓜よりもさくさくして柔らかいの。マダムU、いつもありがとうございます!

 楽しく仕事して、おいしいプレゼントもらって、今日は良い日だ。ありがたいなあ・・・。

 いいからいいから。

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jeudi 23 août 2012

ピーチ!ピーチ!ピーチ!

 今夏の夕立はほんとにこわいねぇ。今日もごろごろ鳴って冷たい風が吹いたかと思えば急にどざあっと来た。夏も終わりだというのにね。

 8月最後の二連休も済んでしまって、また9月にかけて忙しくなるというのに、太陽のせいでいろんなことをすっかり忘れている。来週の日曜には納骨だというのに、お墓の掃除はできていないわ、喪服はクリーニングに出したままだわ・・・。仕事は忘れてたわけではないが、行事だわ、来月の展示の担当になっているわ、中二の職業体験は迫るわ、司書課程の学生さんが実習に来るわ・・・・でもろもろの準備が大変なのである。さて困ったね。

 雨もやんだようなので、今日はブラッスリー・コントワールで夕食。

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 ここは「いつもの味」の定番も、磐石、と言った感じであるし、季節ごとの新味もあるし、おいしいし気楽だし安いし、奥さんかわいいし、要するに好きな店だ。

 サングリアを飲みながら、アミューズの、海老とブロッコリーのアンチョビマリネ

.02 今日は夏メニューばかりを食べる。

 鱧のフリットのサラダ スパイシーなオーロラソース

 オーロラソースってなんか懐かしいな・・・。確か給食にも出たような。でもこのオーロラソースは一味違う。カイエンヌ・ペッパーでぴりっとした辛味と、豆板醤で辛味と旨みをプラスしているのだ。さくっと揚がった衣にふんわり鱧。ソースがよく合っておいしい。食欲がわく。

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  次は、ラズベリー・スプリッツァー。薄いピンクの色あいがかわいらしいさわやかなオリジナルカクテル。

 ハンバーグのラタトゥイユ乗せチーズ焼き

 ん?もっとしゃれた名前が付いていたような気もするが(笑)。ラタトゥイユの野菜の甘みとチーズのこくがお肉の風味にマッチ。大きいけれどぺろり。

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  来たときから気になっていた、夏のデザート、ピーチ!ピーチ!ピーチ!

 桃好きにはなんだかたまらん名前(笑)。

 桃のパルフェに桃の果肉、桃のジュレにミントの葉。固いゼリーほど残念なものも少ないが、このジュレの絶妙な柔らかさはどうだろう。まさにふるふる~~♪・・・・とか友達といっしょならゼスチャー付きでやってたな・・・。

 夏らしい夕ご飯に満足!

 さあ、明日からまたがんばろう。ヴァカンスはもう終わったのだ。そんなものはなっからなかったにせよ。

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mercredi 22 août 2012

ステーキ!

 ステーキを食べに行こう、というゴージャスな誘いに乗り、友人とステーキハウス一(かず)というお店に行った。ステーキハウスと言うと、恐ろしく高い店も多いが、こちらはかなりリーズナブルで、肉の質もよさそう。

 おすすめされた、炭火焼きステーキコース・和牛ロース(130g)6000円、友人は同じく和牛フィレ(100g)6500円を頼んでみた。サラダの種類と、パンかライス、そして食後の飲み物はコーヒーか紅茶が選べる。

 飲み物は、オーストラリアのシャルドネと、チリの赤品種は失念)を一杯ずつ。001
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.  長細いお皿に前菜4種。スモークサーモン・鱧のゼリー寄せ・酢蓮・鴨ロース

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 ヴィシソワーズ

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  生ハムのシーザーサラダ

 友人はシーフードサラダを。




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.  ステーキのソースなど。ピーナツバターをベースにしたソース、イギリスの塩、お醤油、にんにくチップ、わさび

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 テーブルに炭火が運ばれ・・・

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  続いてステーキと焼き野菜(万願寺・茄子・しいたけ)が運ばれる。これはロースの方。お店の人によれば、「今日は近江牛のええとこが入ってます」とのこと。

 お肉はレアに焼かれてカットされた状態。それを炭火でさらに好みの焼き加減にそれぞれが焼いて食べる、という趣向。

 わたしはレアが好きなので、ほとんど追加焼きはしなかったけれど、このお肉、ほんとにおいしい・・・。脂に甘みがあって、霜降り独特の、さっくりとしたさくい噛み心地。フィレの方も、肉の味がとてもよかった。ごはんはここで出てきたので、にんにくチップ&醤油&ごはんで食べるが、それもおいしい。

 若い自分は、肉ならいくらでも食べられたものだが、年をとると、胃袋のキャパの問題もあるし、いい肉を食べるときは他のものを食べず、肉オンリーで!という食べ方もよいなあ、と思った。

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 メロンと柚子シャーベット

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   コーヒー

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.   精進料理が続くこの季節の肉充。

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mardi 21 août 2012

銀も金も玉も・・・

  今日のお休みは、さんこさん&S吉くんのおうちを訪問。遅れ馳せながら、この子の一つのお祝いに~♪

 自転車で出かけようと思ったら、嫌がらせのように降ってくる雨。自転車はあきらめてバスにしたのは大正解。その後しばらくしてお宅についた頃には京都市内はまたもや恐ろしいばかりの雨と雷。今夏の雨は本当にこわい。S吉くんもやっぱり雷の音はこわい様子。わたしも負けす劣らずこわいよ・・・。

 お母さんが器用なので、S吉くんは手作りのおもしろいおもちゃをたくさん持っている。そんなおもちゃやボールを使って遊んだり、絵本を一緒に読んだりして、まあ、楽しいこと楽しいこと・・・。その遊ぶ姿のめげぇことめげぇこと・・・。

 しろがねも くがねも たまもなにせむに まされるたから こにしかめやも

 これ以上に言う言葉はないなあ・・・。

 麩まんじゅうや祇園小石さんのお菓子やコーヒーをごちそうになりながら、さんこさんともゆっくりお話できて楽しかった。

 日本にいる限りは(??)長いヴァカンスなど取れそうにもないが、休日をこんなふうに友人と行き来しあってゆっくりとすごすのもよよい過ごし方だなあ、と手前勝手に思ったりした。

 さんこさん、ありがとうね!

.001 さんこさんから、この子(私)の○つ(恐るべき数)のお祝いに♪、といただいた、おしゃれな水筒と、「ブラックサンダーまんじゅう」というやたらと強そうなおまんじゅう。ずっしり重量感のあるチョコレートまんじゅうでした。

 水筒は、こういうおしゃれで便利なものを持っていなかったので、早速使わせていただきます。重ねて御礼申し上げます。

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dimanche 19 août 2012

地蔵盆

004 一年に一回、お地蔵さんのお顔が見られると、なんだかほっとする。今日は、お町内もうちも地蔵盆だ。本来ならば23・24日なのだが、現代人の都合で、それ以前の土・日に行われることが多い。うちもお参りの関係でお町内の日程に合わせてする。

 朝起きて、お地蔵さんの軸をかけて、盛りだくさんのお供えを並べてお飾り。そしてお膳のこしらえをする。

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.005 今年は、マダムUにいただいた絵ろうそくを灯そう。

 お花は昔から、近所のお花屋さんがお供えをしてくださる。有り難いことだ。

 こうして、何らかの形でお供えをいただいた方のお宅へは、すべての行事が終了してから分けられたお下がりを持って行く。

 

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 今年は、自分たちのところの地蔵盆(マンションなので(?)「夏まつり」って言うらしい。信教の自由がどうのこうの、というややこしいことへの配慮だろうか)と重なって、しかも役をやっているので来れないらしい。

 と言うか、ポリティカル・コレクトに配慮しながらも、この時期に「擬似地蔵盆」をやろうとするところに、京都人の並々ならぬ地蔵盆への思い入れを感じるなあ・・・。

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.007 お膳のしたくを調えたら、町内のお地蔵さんに、お参りに行く。子どもの頃には本当に楽しませてもらった。

 これはたとえ役をやっていなくても欠かしたくないものだ。

 お町内のお地蔵さんも、うちと同じく掛け軸で、江戸時代からあるものらしい。

 お地蔵さんのお供えの水引の色は、ところによっても違って、黄白でもよいという説もあるが、この辺りでは赤白。熨斗は生臭ものなので付けない。結び方は、おそらく蝶結びが正しいとも思われるが、あんまり気にしたことはない。水引なしの白い無地の金袋で持って来る人もいる。

 子どもは賑やかに遊んでいて、大人はビールで宴会モード。子どもがけっこう多いので数珠回しもある。回しながら寝かけている子がいて、笑ってしまう。

 庵主さんのお参りが終わって、次はうち。子どもの頃からよく知っている先代は数年前にお亡くなりになられて、今はその時「小僧さん」と呼ばれていた方が当代に。世代交代はすれども、こうして受け継がれるものは受け継がれていく。

 今年のお膳は、

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 白飯

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  花麩と三つ葉と干し椎茸のお吸物

 干し椎茸のおだしはとても風味豊かでおいしいね。

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  野菜の炊き合わせ

 野菜類と椎茸はいっしょに炊いてあるのではなくて、今回は別々に炊いたもの。素材それぞれに合った味付けがある。

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  ほうれん草の胡麻和え

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  みょうがの甘酢漬け

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  汁椀を間違えていることを、庵主さんに教えてもらう。まことに恥ずかしい限り。知らないこと、間違って覚えてしまっていることはまだまだきっとたくさんあるに違いない。

 お町内のお地蔵さんのお膳も、どれも手がこんでおいしそうだった。わたしも大豆を使ってみようと思うのだが、なんせ豆は時間がかかるのでついやらないんだなあ・・・。

  福引で、インスタントラーメンと焼きそば・計10袋をひいた。今までに当たったことのない景品だなあ・・・(笑)。

 地蔵菩薩は主に子どもとお年寄りを守護して下さる仏であるから、わたしと御縁ある全てのお子さんとお年寄りがいつでもどこでも安穏であるように祈る。

 オン カーカーカー ビサンマエイ ソワカ

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samedi 18 août 2012

お盆の夢

001 今年も、一人増えたけど、無事迎えて、無事送って行った。送り火は、ふと思い立って船岡山に行って拝んだけれど、やっぱりあそこは良くなかった。送り火を、花火大会かなんかのイヴェントと勘違いしているような人が多すぎる。だめだと思いつつ、いらっとした気分になって帰る。まだまだ修行が足りない・・・(笑)。

 近年は高い建物が多くなって、だんだんと市内で送り火を拝める場所が少なくなっているのが残念でならない。

 わたしは死んだ人の夢をめったに見ないのだが、昨日は不思議な夢を見た。

 家で、わたしと、今は亡き母・祖母・父(なぜか祖父はいない)が慌しく出かける準備をしている。わたしは祖母に、はよせなあかん、とせきたてられている。

 そのうちに、花できれいに飾られた車(?)が何台かやってきて、全員でそれに乗り込む。しばらくしてある場所に着く。

 そこは地下鉄御堂筋線の、心斎橋筋の大丸と旧そごうの間の駅の入り口そっくりの場所で、とにかく人が多くて、うっかりしているとはぐれてしまいそうなところ。

 さっさと進んでさらに電車に乗りに行こうとする家族に必死でついていっていたが、突然わたしの携帯電話が鳴る。

 うっかり出てしまったら、なんとそれはクレーマーのおっさん。何でこの番号知ってるん??わたし今日休みなんですけど??

 かけてくんなヴォケぇ!!の勢いで怒り狂っている間に、先へ行く家族を見失ってしまい、どうすることもできず途方に暮れる・・・。

 いろいろと考えさせられる夢だった。無事中継点まで送って、家族は浄土に帰って行ったのは確かなようだが、行くつもりのわたしだけが取り残されてしまったようだ。しかも激怒している。

 積極的に今すぐあちらへ行こうとは思っていないが、寿命が来るまでは生きなければならないのだから、この世のことをちゃんとしなさいよ、という、阿弥陀如来や家族やご先祖からのメッセージなのかもしれない、と思った。

 ぼちぼちやります。

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mercredi 15 août 2012

初盆(3)

 お盆3日目。お盆休みというのはないので出勤。今日のお供えは、白蒸し。わたしは白蒸しに塩をかけて食べるのが大好きなので、自分にも買って、今日のおべんとうは白蒸し。

 朝、乾物をもどしておくのを忘れてしまい、帰宅してから慌ててもどす。痛恨だあ・・。今日は、本来的にはあらめを炊く日。でもなぜかうちは昔からひじき。

 昼間、弟たちがお参りに来たようで、お供えのお花や、送ってくださったお線香やお菓子がさらに増えて、お仏壇のある奥の部屋は花園のようなパラダイス状態となっている。お参りに来てくださる方にも、お供えをして下さる方にも、死者も生者も、どれほどの方々にわたしたちは気遣っていただいているか。本当に有り難いことである。

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 白飯

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  豆腐のお吸物

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ひじきの炊いたん

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.002  茄子の田楽

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.001  きゅうりの酢の物

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  ちょっとばたばたとしてしまったけれど、今日もおいしくできました!

 明日の早朝には、もう送っていく。3日間なんて、あっと言う間だ。アイスコーヒを作ってお供えし、亡き人たちと、しみじみと話をしてみる、静かなお盆の3日目である。

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mardi 14 août 2012

初盆(2)

 朝起きたら、豪雨の影響で電車がすべて止まっていたという、前代未聞の衝撃のお盆二日目。まずはおはぎのお供え。枚方の叔父・叔母がお参りに来てくれることになっていたので心配するも、ダメ元で車で家を出てみたら、道路は案外スムーズだったそうで、無事にお参りに来てくれた。

 うまく休日がはまったので、余裕を持ってお盆のあれこれ。

 夕方にはかもめさんがお参りに来てくれて、一緒に精進のお膳を囲む。

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 白飯

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青瓜の葛引き005

  これも祖母の夏の定番。わたしも一夏に何回作るだろうねぇ・・。祖母は、きゅうりで作ったりもしていたけれど、わたしは火を通したきゅうりは、あんまり好きではなかった。

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.004  大根・にんじん・干し椎茸・おあげの炊いたん

 こういうおかずは、本当に精進中の精進といった感じ。おだしももちろん動物性のものは使わなくて、昆布と干ししいたけだけれども、おあげと炊くから、それでも十分なこくが出る。

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よもぎ麩の田楽

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.002  にんじんのきんぴら

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  今日も彩りよく調った。

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  お盆の間は、人間も基本、おしょらいさんと同じものを食べる。今日はお客さんもあったので、上の料理に、万願寺の焼きびたしと、揚げだし豆腐をプラス。001

 精進にお酒は出ないけれど、わたしは飲みます。俗物ですからねー(笑)

 最初の一杯は、エティエンヌ・ドールニー サンセール ル・クロ・ド・ショードネイ 2009

.010_2 そして、新盆を迎えた父の故郷のお酒、辰泉酒造の、会津流。新盆に飲むのに、こんなにふさわしいお酒はないだろう。これは先日、かもめさんが父へのお供えに下さったもの。だから彼女と一緒に飲もうと決めていた。

 深い旨み・・。食事と合わせても、単独で飲んでもしみじみとおいしいお酒だ。

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  デザートは、ヴァニラアイスクリームに、これまたかもめさんから東京みやげにいただいた、イデミ・スギノのさくらんぼのコンフィチュールをかけた、チェリー・ジュビリー。途中でキルシュを少しかけても美味。おもたせばかりでスミマセン・・・。

 あれやこれやとコーヒーを飲みつつおしゃべり。

 よいお盆をありがとうございます。

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lundi 13 août 2012

初盆(1)

120813_074701_2 この時期には珍しく、台風でもないのに、雷と大雨の荒天のお盆。

 今年は父の初盆だ。いつものように、8日に六道さんへ迎えに行ったおしょらいさんを今日13日からおもてなし(?)する。朝にお花や果物や野菜と、お迎えだんごを供える。

 毎年のことながら、諸々のお盆の準備を調えると、ほっとする。

 夕刻にはマダムUがお参りに来てくれるので、精進料理でいっしょに晩ごはんを食べる予定。お客さんが来ると、お酒も出てにぎやかになるので、父も喜ぶだろう。この家の人々は、集まってわいわいごはんを食べるのが皆好きだったのだ。きっとそれは亡くなってからも変わっていないと思う。

 今日は精進揚げを作ることにしたので、お膳の方は簡単に、いつもの定番のものにした。006

 かやくごはん

 松茸も入っているのだけれど、香りがあんまり・・・。><

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.007 松茸と花麩のお吸物

 これも松茸の香りがほぼない(笑)ので、みょうがを吸い口にする。

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.002 かぼちゃの炊いたん

 ほっくりと、性のよいかぼちゃ。旬のものはやはり違うということか。

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  干し椎茸の炊いたん

 ちょっと味が強くなりすぎたかな?と思ったけれど、大丈夫。ふっくらと、ジャストな味に仕上がった。

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  青瓜の酢の物

 これは一夏に何回作って食べることやら・・・(笑)。

 瓜で思い出したが、最近売られている真桑瓜が、妙に高級感が漂っていてきれいなのにはびっくりした。子どもの頃によく食べた、「まっか」とは似て非なるもののような気さえする(笑)。

.008_2 祖母から引き継いで作り始めた当初は、負担に感じないこともなかったおしょらいさんとお地蔵さんのお膳作りだが、今や完全に趣味化して、作りたいものがたくさんあり過ぎて困るような状態に。定番はもちろんお膳に乗せたいし、新機軸も打ち出したい・・・(笑)。

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.004 精進揚げ

 茄子・万願寺・椎茸・玉ねぎ・かぼちゃ・鳴門金時・大葉・みょうが・紅しょうが

 紅しょうがのてんぷらは、関西人の好物。わたしも好きで、はずせない(笑)。決してお上品とは言えないのは重々承知でございますが、紅しょうがのてんぷらに、ウスターソースをかけて食べてもおいしいのでございます。

 お供えするのは精進のものだけだけれども、その他に、人間用に、海老のてんぷらを。

 夕刻、マダムUがお参りに来てくれたので、会食。

.009_2  マダムUは、キンキン党らしいので、グラスまでキンキンに冷やしたブラン・ド・ブランを。わたしはキンキン党ではないのだが、ブラン・ド・ブランはキンキンでもおいしいことは認めよう・・・(笑)。

 ヴーヴ・エレオノール。エレオノール未亡人、の意。ご主人が亡くなって、メゾンを引き継いだのかな。WGのショップで勧められた、新しいシャンパーニュ。もちろん初めて飲んだが、これがとてもおいしい。ブラン・ド・ブランは、わたしにはすっきりし過ぎていることもあるのだけれど、これはいいなと思った。

 精進料理は、白限定と思う。

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 二本目は、ヴァインバックのピノ・グリ。アルザスの品種はほんとに好きだ。

 父にも、生前愛用の(笑)「国際規格テイスティンググラス」(単に扱いやすかったらしく気に入っていた・笑)で一杯ずつ。

 お盆の間は、基本的におしょらいさんと同じものを人間も食べる。わたしは精進料理ほど豊かな食はないと思っている。

 今年も、禅宗ではないけど、典座教訓の教えを思い出しつつお膳を調えよう。

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mercredi 08 août 2012

そしてまた

 そしてまた今年も誕生日がめぐってきた。いつものように、神さんと仏さんにお赤飯をお供えする。

 しかし今年はいつもと違って、とても寂しい誕生日だ。わたしを生み、慈しみ育ててくれた人は、もうだれもいない。

 5月に父が亡くなった。祖父は子どもの頃にとうに亡くなっているし、母が逝き、祖母が逝き、そして父も逝った。そして誰もいなくなった。

 思えば父は、わたしを子どものままでいさせてくれた最後の人だった。「子どものままで」と言うと、聞こえはよいが、その子どもは決して、素直でかわいい子どもではない。反抗期の、中学二年のような生意気な子。永遠の中二病のようなたちの悪い子ども。

 しかし父は、わかっていてあえてそんなわたしをゆるしてくれていたのだ。親は有り難い。

 2年半ほど前に祖母が亡くなり、後事のあれこれも済まないうちに起こった悲しいできごとは、わたしに大きな打撃を与えた。あと数年、と、長いスパンでの覚悟はしていたが、まさかこんなに早く逝ってしまうとは、思ってもみなかった。父が亡くなってからは泣いてばかりの毎日だった。

 わたしは良い娘ではなかった。父がわたしに大きな愛情を注いでくれていることを本当はわかっていたくせに気付かないふりをして、疎んじさえしていた。4年前の夏から、病気で徐々に体の自由を失っていった父。長い間、不調の原因もわからず、毎年夏になると入院を繰り返して、そのたびに少しずつ悪くなって家に帰って来た。どんなにしんどかっただろう。

 わたしにとってもしんどい4年だった。入院、自宅介護、そしてそれに伴うさまざまな手続きや住宅改装や、仕事をしながらの日常の世話・・・・。そのほとんどを一人でやってきたわけだから、いらいらも募る。病気なのだから仕方がないとわかっていながらも、父に怒ったり、どなったりもしていた。親がだんだんと弱っていくことを、認めたくない気持ちもあった。また父は糖尿病も持っていたので、飲むな、食べるな、と口やかましく言ったりもしていた。なぜもう少し優しくできなかったのだろうと、今になって悔やむ。

 生きている間に、きちんと愛情を伝えて、「ありがとう」って言いたかったな・・・。大きな心残りだ。お父さん、ごめんな。

 亡くなってからも、しなければならないことがたくさんあって、さてしもあるべき事ならねばと、後事に当たってきたが、同じ忙しい思いをしても、生きている人に対してすることの方がずっと張り合いがあった。亡くなってしまってからでは、何をしても遅いような気がして、とても空しい思いがした。

 時がうつろうのはとてもはやくて、人との別れは、あっと言う間にやってくる。だから今近くにいる大切な人たちを、全力で大切にした方がいい。言葉も態度も惜しみなく。「今」が永遠にあると思ってはいけないのだ。

 初盆が済めば、26日には百ヶ日を迎える。まだまだ日差しのきつい時だが、この日に納骨をする。一つの区切りでもあるし、早く母と一緒にしてあげるのがいいだろうとも思う。

 百ヶ日を、別名、卒哭忌という。文字通り、「もう泣くのをやめる」忌日なのだ。父との暮らしがわたしの日常だったから、その日常はもう永遠に失われてしまったけれど、徐々に、新しい日常を作っていかなければならない。

 今年もめぐってきた誕生日に際して、神仏に、父や母や、祖父母や、すべてのご先祖に、そしてすべての大切な人々に深い感謝の気持ちを捧げたいと思う。

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