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mercredi 13 juillet 2011

曳き初め

 17日の山鉾巡行が近づき、10日辺りから鉾町に鉾や山が立ち始める。そしてそれぞれの日程で14日までの間に、曳き初めが行われる。これは言ってみれば、組み上げた山鉾の試験走行のようなもの。山鉾の状態を確認したり指揮を取る人のリハーサルのような意味があって、大切な行事なのだろう。003 005

 わたしも午後三時からの、南観音山の曳き初めに行って、山を曳かせていただいた。近年、小学校では、地域の歴史や伝統・文化を学ぶプログラムが充実しているようで、授業の一環として来ている小学生もたくさんいた。南観音山を曳きに来ていたのは、御所南小学校の、ちょっと鉾町からは離れたところの子どもたちだった。

 午後三時ちょうど。祇園囃子が始まった。いよいよだ。「えんやらや~」のかけ声がかかると皆一斉に綱を引く。まずは南行。下りなので、スピードも速くて楽。逆に北行の上りは、間近で綱を引くと、かなり力がいるし、緊張もする。すぐ目の前で動く山はすごい迫力で、どきどきした。今日これだけで、今年の祇園祭を十分堪能したような気がする。楽しかった~!

 006 新町通の曳き初めはおもしろい。北観音山も錦辺りまで下がってきているし、南観音山は四条まで下がる。四条以南では船鉾も四条まで上がってきているようだった。

 よく、京都の古い写真集などを見ると、昔の祇園祭の山鉾巡行の様子などがうかがえて、そこに写る一種の自由さと言うか、おおらかさに驚かされることがよくあるが、巡行日と違って、曳き初めの日にはそういった親密さが色濃く残っているようで、それもまた好ましいことだった。

 上の写真は、北観音山。南観音山と共に、優美な楊柳観音を頂く、32基中屈指の美しい山だ。

 007 無事曳き初めが終わった後は、鉾町を散歩。祭の準備が着々と進む町の雰囲気は大好きだ。

 船鉾はまだまだ鉾立て途中?

 神功皇后の船出の船である船鉾と対になる凱旋の船、大船鉾は、いよいよ3年後の完全復帰、巡行への参加を目指しているらしい。船出した船は、必ず帰ってこなければならないから、大船鉾の復活は、大変喜ばしいニュースだ。保存会の方々の並々ならぬ努力と熱意のたまものだろう。会所の方とそのようなお話をしていると、これからも変わらぬご支援を・・・と言っておられた。

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 亀屋良永の、宵山だんごを買って帰宅。駒形提灯を模して作られた、求肥に味噌餡入りの柔らかいおだんごだ。

 さて。今年は残念ながらもう、日中の散策はできそうにないけれど、悪条件が重なる中、最大限にお祭を楽しむ方法を考えよう。今年のお祭は、一度限りしかないのだから。

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Commentaires

 今年は花傘と還幸祭が目当てです。lovely

 暑いけれど、楽しみです。

 

Rédigé par: 東女 | le jeudi 14 juillet 2011 à 21:40

東女さん,
毎年決まってお越しになるので、少しずつ楽しんでいけますね。花傘もいいでしょうねぇ…。

Rédigé par: はたこ | le jeudi 14 juillet 2011 à 22:07

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