« ジャケール | Accueil | 巡行と御神輿 »

vendredi 15 juillet 2011

図書館見学/室礼

 9時過ぎに、区内の小学校の三年生が図書館見学にやって来た、総勢99名と先生が4人。あれだけのこまごまとした人たちを率いて30分の道のりを歩いてくるのはほんとに大変だろうなあ・・・。

 カリキュラムが変わって、見学自体の数も減った上、もう長く担当もしていなかったので、本当に久しぶりの見学の案内。大人数なので三組に分かれてそれぞれが各場所でお話を聞く、というプログラム。わたしは一回約15分の館内ミニツアーを担当。教科書で習う「図書館のくふう」を実際に見てもらう。その「くふう」の中に、「図書館の人」というのが含まれているのが妙におもしろかった。せっかく見学に来てくれたのだから、ふだんは見られない書庫など、バックヤードもさらっと見せる。こういった水面下の部分が開架を支える、といったようなことも伝えたかったのだけれども、さすがにそれは無理っぽい(笑)。

 子どもに間違ったことを伝えるのは、大人の数多い罪悪のうちでも罪が重いと思う。正しく、わかりやすく。彼らが一生涯にわたって、楽しく、便利に、上手に図書館を使えるようなリテラシーを身に付けることができるように。三年生の図書館見学はその第一歩だ。

 図書館が楽しくおもしろい場所であり、何かを知ろうとしたときに大いに役に立ってくれる場所だと少しでも思ってくれたなら、こんなにうれしいことはない。また、司書の仕事はおもしろくて、この図書館のおばちゃんは図書館が大好きなのだと感じてくれたなら、それもうれしいことである。

 久しぶりだということもあって、幾分緊張はしたけれど、本当に楽しかった~♪いつもは裏方仕事専門で、そっちの方が好きではあるのだけれど、こういう仕事もまたおもしろいものだとは思う。

 終了した後でボスが、「疲れた?」と聞くので、「んー、でも楽しかったあ!♪」と思わず満面の笑み。自分も三年生と何ら変わっちゃいない(笑)。ボスはと言えば、ちょっと驚くほど子どもの相手が上手(笑)。いつかぜひ、読み聞かせも・・・と密かに目論んでいる。

 今日の見学に日を合わせて出すことにしていた、「新しい国語の教科書に紹介された本」の特設コーナーと、夏休みの定番の課題図書と自由研究と工作のコーナーも設置して、ほっこりした。さあ、いよいよ繁忙期が始まる。

 もうさっそくに6年生の教科書を持って、紹介されている本を借りにきた女の子もいたりして、夏休み前のこのタイミングで本を出し、リストも準備できたよかったな、と思った次第。

 夕刻は今年の室礼を見に、杉本家へ。今年は俵屋宗達の「秋草図屏風」が出る年。節電の夏にふさわしい、昔ながらの町家の室礼。奈良屋さんのような大きな商家ではなくても、昔は多くの家で建具を替えたりしていたものだ。うちの家でさえも(笑)。

 見た目も涼しげな氷柱にからませてあるのは、サンキライ。奥の生花の花材同様、宗達の秋草図に描かれた植物が飾ってある。

 秋草図屏風は繊細で可憐で、野に吹く風が感じられるよう。仏間に置かれた未草屏風との配置がまたよい。

 余談だが、気になるのは杉本家のお仏壇。祇園祭は神事であるため、この時期は閉じられていて決して見ることはできないが、とても立派なものだと聞く。有事に備えて、御本尊を守るための地下室まであるそうだ。こちらのお家は、熱心な門徒さんのお家で、そこにはまた独特の、門徒としての暮らしぶりがある。

 幸いまだまだ人も増えない。シトロン・サレで自家製サングリア(白)とタルト・サレ(リエット、挽き肉、じゃがいも、の三種)を買って、明るいうちから野外アペリティフ。これも宵山、宵々山の楽しみ。人気の山もその会所もまだまだゆっくりじっくり見られる。鯉山・八幡山で、左甚五郎シリーズ、山伏山・役行者山で勝手に修験道つながり。占出山・船鉾で、安産強化。などなどテーマを考えて見て回るのも楽しい。もちろん、ベルギー製のタペストリーばかりを見て回ることだってできる。休み山の会所ツアーもありだな。

 あまり聞いたことのないお囃子、と思って見ると、放下鉾。そう言えばあんまり聞いたことなかったっけ?もちろんそれぞれに違うお囃子を聴き歩くことだってできる。ことほど左様に、祇園祭は楽しいのである。

|

« ジャケール | Accueil | 巡行と御神輿 »

Commentaires

Poster un commentaire



(Ne sera pas visible avec le commentaire.)




TrackBack

URL TrackBack de cette note:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/109079/52216841

Voici les sites qui parlent de 図書館見学/室礼:

« ジャケール | Accueil | 巡行と御神輿 »