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samedi 30 juillet 2011

錦で鱧と会津流

 錦の津之喜酒舗の藤井さん主催の、東北支援イベント、「錦市場で東北の酒飲みましょか!」第二弾に参加。Tさんとともに、夏の夕べのアペリティフ。

 今回は会津若松は辰泉酒造さんの会津流と、京都の夏の味覚、鱧と鮎を楽しもうという会。楽しくおいしく飲んで食べて、東北の支援ができるなんて、ほんとにすばらしいイベントだ。主催の藤井さんの志の高さと行動力には本当に頭が下がるし、大変に有り難いことだと思う。

 蔵元さんとも少しお話をさせていただいて、「二杯目はおまけ!」と言われてコップに並々そそいでいただき、おいしいお酒を堪能。

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  鱧の焼き霜鱧の押し寿司。どちらも本当においしくて、お酒が進む。

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 DIVO DIVA のイタリアンな鱧も。バジルの効いたマリネもまたおいしい。

 ほかにはサラミ、生ハム、パルミジャーノ・レッジャーノ、アンチョビソースをかけた野菜、と本格的なアンティパストが盛りだくさん。

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 こんがりと鮎を焼いている一角。そこには鮎そうめん!

 香ばしい鮎とひんやりそうめんがまたお酒を呼びます(笑)。

 今宵も、おいしゅうございました・・・。 

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jeudi 28 juillet 2011

鮎とロワール

001 遅番の後は自由がきくので、時折ふらっと飲みに行くのを長い間の楽しみとしている。・・・と書いて、ふいに ”Longtemps, je me suis couché de bonne heure.” という超有名な小説の冒頭を思い出した、果たして日本語に、「長い間わたしは~だった」といったような表現が訳文でなく本当にあるのかは微妙なところ。

 今日も、仕事終わりに、ワイングロッサリー・ワインバーへ。一人で行っても誰かと行っても落ち着ける、好きな店。

 外はまとわりつくような湿気。まずは、エリック・ロデズ ドザージュ・ゼロ。濃い色。開けたてなのデキャンタまでして出される、ということはこれはかなりしっかりしていそう。いつからかは聞き逃してしまったが、今は法律の規制(フランスの)で、ブリュット・ゼロとは言えなくなって、ドザージュ・ゼロ、というのが法律的に正しいらしい。

 ゼロなのに、このふくよかな果実の甘み!さすがにエリック・ロデズ。いい作り手である。002

 アミューズは、タプナード海老のマリネ。海老のマリネには胡瓜が加えられて、夏仕様。

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  今日のグラスワインには、飲んだことのない作り手の白ばかり。

 ドメーヌ・ボーマール サブニエール クロ・ド・サン・イヴ 1999

 少し貴腐の付いたぶどうもいっしょに作られるシュナン・ブラン。シュナン・ブランという品種はいろいろなタイプのワインになるけれど、わたしはこの系のものが大好き。おいしいことは香りでわかる。12年の時を経て、力の付いた旨み。ほのかに残る苦味。110728_203601

 この苦味はきっと鮎に合うはず!

 WGワインバーの夏のスペシャリテ、鮎のコンフィ。鮎を丸のまま、静かに静かに、低温のオリーブオイルの中で7時間。

 この料理は本当にすごいと思う。Fシェフの料理は、何気に手間と時間がかかっているものが多い。余りにもさらっと言わはるので、何でもないことのように聞いてしまう人は聞いてしまうけれど、それは違うよね。

 鮎の美しい姿はそのままに、骨までとても柔らかに、内臓のほろ苦い風味は新鮮なままに、ほんとにおいしく仕上がっている。この内臓のほろ苦さがきっとシュナン・ブランと良いだろうと思ったのだが、思惑どおり。最近こういうことが無上の喜びになっていたりする(笑)。思惑どおりのマリアージュ。

 添えられているのがFシェフ製のピクルス。ちょっとオリエンタル風味。これがおいしくて、小鉢に一杯欲しかった。110728_211201_2

 次の料理はシュークルート

 とろとろの豚肉。ボリュームがあるのだが、すっきりしたシュークルートの酸味で重くない。豚肉はキャベツと玉ねぎといっしょにじっくり長時間煮込み、シュークルートは逆に、さっと火を通したのだとか。なぜか(?)椎茸も入って、旨み増強か?

 おいしかったなあ・・・。

.004_2  料理がアルザスならもちろんワインもアルザスで。

 こちらも飲んだことのない作り手のピノ・ブラン。

 アルベール・ボクスレ アルザス ピノ・ブラン 2009

 ほんのり甘みを残した作り。これは良いピノ・ブランだなあと思う。ピノ・ブランはかわいらしくて可憐な感じが持ち味だと思っているので、あまりにもドライなのはつまらない。

 こんな話をОソムリエとする。Оさんも、「ピノ・ブランはあまりドライに作りすぎると、薄~いシャルドネみたいになりますよ」と。ほんとにほんとに。わたしもそう思う。

 メジャーな品種とは言えないけれど、わたしはピノ・ブランが好きなのよ。また一つよい作り手を知ることができてよかったな。今日もよい夜!

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mardi 26 juillet 2011

青瓜・南瓜・西瓜

 5年に一度の免許更新のため、羽束師の免許試験場へ。5年のうちに、暗証番号付きになっていたのでびっくり。わたしは記載事項に一切変更なしのゴールドペーパードライバーなので、最短コースでの更新。免許試験場にとっては最も手のかからない客。しかしまあ、車で行くことを前提に建てられたような少々行きにくい場所にある試験場に、さして便利でもない公共交通機関を乗り継いで行くのは、我ながらいつも滑稽に感じて、次の5年間には運転してみようかとも思うのだが、やっぱりしないんだね。わたしが女を続けているのとおんなじくらい無駄なような気もする。

 新しい免許を見れば、写真が5年前より若くなっていてびっくり。はて面妖な・・・。さらにパリにお住まいの方から、フランスは免許の書き換えがないので、18歳のときの写真のまま免許を持っている60歳も多いだろうと聞いて、さらにびっくり。長い人生、さまざまに流転があるでしょうに・・・。

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 遠出をして疲れた夏の夕方。

 夕食は、青瓜の酢の物、青瓜の葛引き、焼き南瓜。

 見事、瓜尽くし。薄い緑のこんな涼やかな料理を作ると、台所が夏の気に満ちてよいものだ。

 瓜があるから、夏が好き。

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dimanche 24 juillet 2011

カプレーゼ

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 一年に一度の夏のお楽しみ、水牛乳のモッツァレラ。牛乳のモッツァレラが今では大半を占め、水牛乳のものは少なく、さらにおいしいものとなるとこれまた少ない。

 水の中にはふっくらしたソフトボール大の真っ白な球。切るとじゅわ~っと水分が出てくる。ぎゅっとしまった感じではない。

 今年もこれでカプレーゼを作った。おいしいフルーツトマトと、よい塩と、カプレーゼを作るのにぴったりのオリーブオイル。ただ・・・、フレッシュなバジルが売り切れていたのは痛恨。

 がまんできずに作ってる途中でチーズを食べた。う~ん!ミルキィな甘い香り、ふんわりした食感・・・。本当においしいチーズだなあ。003

 今年はワインとセットで買ったので、こんなイタリアのワインを飲んだ。

 「こんな」としか言えないところがちょっと悲しいけど(^^;

 よ~く冷やして飲むとよいと聞いたので、チルド室に入れておいた。きりっとしてフレッシュで、夏の夕方のアペリティフにぴったりだ。そしてもモッツァレラにもぴったり。

 ああ、口福・・・。

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mardi 19 juillet 2011

料理の発明

 "La découverte d'un mets nouveau fait plus pour le bonheur du genre humain que la découverte d'une étoile. "

 「新しい料理の発見は、新しい星の発見よりも人類の幸せにいっそう貢献する」 par ブリア・サヴァラン

 『味覚の生理学』中のこの言葉は、科学の人はきっと気を悪くするけれども、食べるために生きているわたしにとってはかなりの実感。今回の祇園 さゝ木も、そんな料理の発明がたくさんあった。

 台風で風が強く吹く日、漁はあるのかな?魚はあるのかな?思いながらも、きっとあの大将なら、おいしいものを食べさせてくれるだろうと楽しみにして行く。なんと今日は大将目の前のアリーナ席だ。

 ここはいろいろな厳選されたお酒があるのだが、決まって冷酒しか飲まない。最初のお酒は、青森の白神001

 鱧に梅肉 水茄子 マスカット 青梅のジュレ

 いつもよりも酸っぱさ控えめのほんのり甘めの青梅のジュレ。緑が涼しげで、夏を感じさせる一皿。

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 時知らず 茄子 スナップえんどう

 大根おろしの入った、温かいスープが張られる。美味!このお店には何度か来ているけれど、こんなお料理は初めてかもしれない。発明かな。

 時知らずは脂が乗っているし、スープがおいしくておいしくて、思わずスプーンをもらう。残すのはあまりにももったいない。

. 003_3 次は、島根の月山。日本酒には珍しく、酸がしっかりあるような?

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.005  やりいかのお造り

 白くきれいないかの身に、大葉をサンドウィッチ。何が始まるのかとじっと見ていると、すっ、すっ、すっ、と鮮やかに細造りができた!こういうのが見られるのがほんとに楽しい。

 本当によいいかなので、塩で食べる。いかの甘みが際立つ。

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  お造りは、出たばかりの秋刀魚えてかれいと、定番の大とろのにぎりずし

 えてかれい、上品な白身のおいしいこと!

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  宮城の浦霞。このお酒はほんとおいしいねぇ・・・。おいしくて東北支援になるのだから最高だ。

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  ちょっとしめたあじのにぎりが出て・・・、

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  おおお!

 なんてこんもりした函館のむらさきうに!おいしそう・・・。

 これをどうして食べるのかな。

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  軍艦巻き!うにが大きすぎて、一口で食べるのが難しいほど。うにを初めて食べてみた人はかなりのチャレンジャーだと思うけれど、確かにこの食べ物の発見も、新たな天体の発見に匹敵するな。

 とろ~り、クリーミー。おいしすぎるねん・・・。

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 アマダイと冬瓜のお椀

 お椀は花火の図案。夏でもやっぱりお椀物をいただくとほっこりする。

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  この時期のお楽しみはやはり。川魚好きのうれしい季節だ。

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  première 鮎,  deuxième 鮎。鮎は男か女かしらないけど。香ばしくって身がほくほくで、内臓が苦いところがいい・・・などと書くと即、当たり前やん!みたいな話なのだけれども、一口一口が楽しみな鮎なんて、そうはないのですよ。017

 鮑の柔らか煮 車海老

 鮑が香りがいいなあ・・・。

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 今日はいつにも増してお酒が進む(笑)。醴泉 波紋 純米大吟醸

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  もみじ(鶏の足)のスープ トマト 牛肉

 滋味あふれるスープにきりっとしたトマトの酸味。よくよく寝かされた牛肉の香り。こんな取り合わせも発明のような気がする。

 料理と知的所有権、ということはよく考えるけど、料理は著作物ではないんだよねぇ・・・。

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  ねぎとまぐろをよ~くきざんで・・・。どんな風に食べるのかがとっても楽しみ。

  やっぱり佐々木さん、すごくかっこいいと思う。

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  手巻き

 うんまいですねぇ!

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  もう一つのごはんは、梅じゃこごはん

 わたしはここのおじゃこ以上においしいおじゃこに出会ったことがない。おじゃこが苦手なわたしが言うのだから間違いない(笑)。

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  お代わりは必ずおこげをリクエスト。

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ヴァニラ・アイスクリーム サワークリーム 桃 ぶどう メロン

 ふ~。今日もおいしくいただきました。

 おいしいものを作り出せる人は、十分過ぎるほど、人類の幸せに貢献している。

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lundi 18 juillet 2011

したたり

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.  今は通年販売をしている、とも聞くけれど、祇園祭のお菓子と言えば、菊水鉾の「したたり」。亀廣永製。

 黒糖の風味の良い、琥珀羹。このくしゃっとくずれるもろい食感は独特で、わたしは大好き。菊水鉾のお茶席でも出される。

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dimanche 17 juillet 2011

巡行と御神輿

 17日は山鉾巡行、そして夜は神幸祭!この日が公休日で、どんなにうれしかったことか・・・。おかげさまで、朝から晩までお祭を楽しむ。

 朝、テレビで長刀鉾のスタート、”えんやらやー!”を見て、家を出る。久しぶりに四条河原町で辻回しを見ようかなと思ったけれど、小さい辻で見る方が断然迫力があるので、新町四条の辻の魅力に抗いがたく、超長居。ポジショニングもいうまくいったのでなおさら長居で、すっかり日焼け(笑)。002 003

 新町四条での船鉾の辻回し。山鉾の車輪は動かないので、下に竹をかませて水を打ち、その上をすべらすように移動させる。だいたい三回くらいは繰り返される。

 新町通には、好きな山鉾がたくさんあるから見出すともう、離れられない。毎年違う籤取りの順番で、運行を管理するのは大変だと思うのだが、先に出なければならないけど、順番は後、という山鉾はこの辺りで待機する。

 近くに保育園の子どもたちが陣取っており、やはり蟷螂山の動くかまきりがおもしろいのか、盛んに「かまきりー!かまきりー!」とかまきりコールをするのがおもしろかった。行ってしまってもまだコールしてるんだもん(笑)。

 一つ一つは書けないけれど、いろいろな山鉾を見る。005

 北観音山の美しい姿にうっとり。後ろには、青々として涼しげな柳の枝が挿してあって、それがさらさらと風になびいてきれいだ。なぜ柳かと言えば、この山と南観音山は、楊柳観音を祀る山だからだ。巡行が終わった後に町内に行くと、この柳をわけてもらえる。縁起物である。

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鯉山の見送り。なんと言ってもBB(ブラバン・ブリュッセル)ですから!16世紀のベルギーで作られたタペストリーで、題材は「イーリアス」。会所に飾られているのを見るよりも明るい空の下で見る方が格段に美しくて、目を見張るようだった。

 一回で全てを見るのはたとえそれが巡行だけでもまず不可能な祇園祭。お祭を十分堪能した!と自分で得心できたときが帰り時。

 正午に四条大宮で、三若のKさんと待ち合わせ。神輿弁当をありがたく頂戴する。夕方の神幸祭を控え、お忙しい中、タリーズでしばしお話もできて、大変楽しかった。中御座の御神輿を担ぐための棒(名前があったけど失念)を今年、新調されたとか。少し長くなっているそうだ。007 008

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  早朝から男衆の手によって作られるお弁当。輿丁さんたちの食事であり、氏子のお家に配られる貴重な縁起ものだ。もちろん、非売品。ぎっしり詰まったご飯と胡麻、梅干、沢庵のみの実にシンプルなお弁当なのだが、これが実においしくて、ふだんあまりお米を食べないわたしでも、ぺろりと平らげてしまうほど。今年は、ジョフロワのブリュットゼロと共に、ありがたくいただきました。Kさん、いつも本当にありがとうございます。おかげさまで、わたしは夏に具合が悪くなったことはありません。

 夕方からの神幸祭を心置きなく楽しむために、マッハで家事を片付け余った時間は昼寝。そして5時。いざ、祇園石段下へ!!014

 石段下では、三基が揃い踏み。これから始まる!という高揚感があふれている。

 三基がすべて出発するのを見届けて、わたしはいつものように中御座を追いかけて縄手を上がる。三条大橋の上を派手目のパフォーマンスで担いでいく。ほいっとほいっと、のかけ声を聞くとわくわくしてくる。

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.019  木屋町二条では、食事のための長めの休憩。ここで御神輿にちょうちんが取り付けられる。

 わたしもダブリンにて、ギネスフィッシュ&チップスで水分とエネルギーをチャージ。ギネス、甘露!

 ここの休憩場所では、絶対に女は御神輿にさわってはいけないけれども、それさえ守れば間近で見ることができる、よいビューポイント。

 ほどなく再スタート。おもしろいのが寺町のアーケードで、音が響いてとても賑やか。この神様は激しい揺れや音を喜ばれる。輿丁さんたちに混ざって、わたしもずっと付いて行く。

 三条から河原町通に出て、いよいよ御旅所へ。御旅所の前では雅楽が響き(向かいの宝くじ売場が、オーケストラボックスならぬ雅楽ボックスに使われているのはいつ見ても笑える)、力を振り絞った、差し上げ差し回し、激しい振り・・・。スサノオノミコトも十分に満足された頃、御神輿は御旅所に入られた。

 今年は数年ぶりに中御座の全行程を歩いた。もうすっかり得心がいった。帰る前に、これから東御座を見るかもめさんご夫婦に会ってしばしおしゃべり。こういう時間も楽しいですよね。

 わたしが男だったら、きっと御神輿を担いでいると思う。こういうときに自分の中の男性性が思いっ切り出るような気がする。常日頃、わたしが女であることに大いなる無駄を感じているので、いっそのこと明日から男になってもいいな。

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vendredi 15 juillet 2011

図書館見学/室礼

 9時過ぎに、区内の小学校の三年生が図書館見学にやって来た、総勢99名と先生が4人。あれだけのこまごまとした人たちを率いて30分の道のりを歩いてくるのはほんとに大変だろうなあ・・・。

 カリキュラムが変わって、見学自体の数も減った上、もう長く担当もしていなかったので、本当に久しぶりの見学の案内。大人数なので三組に分かれてそれぞれが各場所でお話を聞く、というプログラム。わたしは一回約15分の館内ミニツアーを担当。教科書で習う「図書館のくふう」を実際に見てもらう。その「くふう」の中に、「図書館の人」というのが含まれているのが妙におもしろかった。せっかく見学に来てくれたのだから、ふだんは見られない書庫など、バックヤードもさらっと見せる。こういった水面下の部分が開架を支える、といったようなことも伝えたかったのだけれども、さすがにそれは無理っぽい(笑)。

 子どもに間違ったことを伝えるのは、大人の数多い罪悪のうちでも罪が重いと思う。正しく、わかりやすく。彼らが一生涯にわたって、楽しく、便利に、上手に図書館を使えるようなリテラシーを身に付けることができるように。三年生の図書館見学はその第一歩だ。

 図書館が楽しくおもしろい場所であり、何かを知ろうとしたときに大いに役に立ってくれる場所だと少しでも思ってくれたなら、こんなにうれしいことはない。また、司書の仕事はおもしろくて、この図書館のおばちゃんは図書館が大好きなのだと感じてくれたなら、それもうれしいことである。

 久しぶりだということもあって、幾分緊張はしたけれど、本当に楽しかった~♪いつもは裏方仕事専門で、そっちの方が好きではあるのだけれど、こういう仕事もまたおもしろいものだとは思う。

 終了した後でボスが、「疲れた?」と聞くので、「んー、でも楽しかったあ!♪」と思わず満面の笑み。自分も三年生と何ら変わっちゃいない(笑)。ボスはと言えば、ちょっと驚くほど子どもの相手が上手(笑)。いつかぜひ、読み聞かせも・・・と密かに目論んでいる。

 今日の見学に日を合わせて出すことにしていた、「新しい国語の教科書に紹介された本」の特設コーナーと、夏休みの定番の課題図書と自由研究と工作のコーナーも設置して、ほっこりした。さあ、いよいよ繁忙期が始まる。

 もうさっそくに6年生の教科書を持って、紹介されている本を借りにきた女の子もいたりして、夏休み前のこのタイミングで本を出し、リストも準備できたよかったな、と思った次第。

 夕刻は今年の室礼を見に、杉本家へ。今年は俵屋宗達の「秋草図屏風」が出る年。節電の夏にふさわしい、昔ながらの町家の室礼。奈良屋さんのような大きな商家ではなくても、昔は多くの家で建具を替えたりしていたものだ。うちの家でさえも(笑)。

 見た目も涼しげな氷柱にからませてあるのは、サンキライ。奥の生花の花材同様、宗達の秋草図に描かれた植物が飾ってある。

 秋草図屏風は繊細で可憐で、野に吹く風が感じられるよう。仏間に置かれた未草屏風との配置がまたよい。

 余談だが、気になるのは杉本家のお仏壇。祇園祭は神事であるため、この時期は閉じられていて決して見ることはできないが、とても立派なものだと聞く。有事に備えて、御本尊を守るための地下室まであるそうだ。こちらのお家は、熱心な門徒さんのお家で、そこにはまた独特の、門徒としての暮らしぶりがある。

 幸いまだまだ人も増えない。シトロン・サレで自家製サングリア(白)とタルト・サレ(リエット、挽き肉、じゃがいも、の三種)を買って、明るいうちから野外アペリティフ。これも宵山、宵々山の楽しみ。人気の山もその会所もまだまだゆっくりじっくり見られる。鯉山・八幡山で、左甚五郎シリーズ、山伏山・役行者山で勝手に修験道つながり。占出山・船鉾で、安産強化。などなどテーマを考えて見て回るのも楽しい。もちろん、ベルギー製のタペストリーばかりを見て回ることだってできる。休み山の会所ツアーもありだな。

 あまり聞いたことのないお囃子、と思って見ると、放下鉾。そう言えばあんまり聞いたことなかったっけ?もちろんそれぞれに違うお囃子を聴き歩くことだってできる。ことほど左様に、祇園祭は楽しいのである。

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mercredi 13 juillet 2011

ジャケール

 南観音山を曳かせてもらって、お祭を堪能した日の夕食は、先輩と共にレジョンにて。お店は、山鉾の南東の極限である縁結びで有名な保昌山の少し東にある。

 今日も暑い一日だった。冷たい白ワインを飲みましょう、と、頼んだ料理に合わせてマダムに選んでもらったワインはこれ。010

 シャトー・ド・ラ・ ヴィオレット ヴァン・・ サヴォワ “レ ザビィム” 2008 だったかな?

 「どっしりとしたビオのソーヴィニヨン・ブラン」、リースリング主体のアルザス品種ブレンド、シュナンブランのうちから選んだサヴォワのワイン。聞いたことのないジャケール(サヴォワでは一般的な品種らしい)で作られている。でもサヴォワのワインは何度か飲んでいるので、品種を忘れているだけ?

 提案されたどのワインもさすがに興味がそそられるか、好物かのどちらかだったので大変に迷ったが、「ジャケール」という名前に強いインパクトを感じたのでこれにしてみた。知らない品種って、試してみたくなる。

 お料理はすべて先輩とシェア。お行儀はあんまりよくないけれども、二倍の味が楽しめるからつい(笑)。011

 よこわのカルパッチョ 緑胡椒のソース

 柔らかい身のお魚に、ソースがよくなじんでおいしい。

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.012  岩牡蠣のジュレがけ

 先輩のチョイスは旬の岩牡蠣。野菜のスープで煮てあるとか?ふんわりと香る磯の香り。

 どちらもきりっとした酸味が涼しい前菜。選んだワインも非常に酸のあるものだったので、よく合った。酸には酸を合わせるというやり方もあるようだ。

.014  タブリエ・ド・サブール

 牛の胃(ハチノス)のパン粉焼き ソース・グリビッシュ

 付け合せはじゃがいも。このお店のじゃがいもはとてもおいしい。こういう料理は大好きだ。庶民的でガツンと来る。後から調べたところによると、食い倒れの街、リヨンの料理らしい。さすが!ワインは赤と合わせていないので、しつこすぎず、さわやかな感じ。しゃぶしゃぶにおける、ポン酢効果とでも申しましょうか。

.016  先輩は、かなりの食べ事好き、少なくとも知らない料理に果敢にチャレンジするスピリットをお持ちなのである。今日も、知らない料理!と言いつつ、ベッコフをチョイスされた。

 ベッコフとは、アルザスの料理。パン屋の窯で煮込んだという煮込み料理だ。

 ストウブの鍋の中には、牛・豚・羊に、おいしいじゃがいもがたっぷり入っている。このじゃがいもが、もともと質がよい上に、滋味あふれるスープと脂の旨みを十分に吸い込んで、すき焼きにおける麩の存在意義とで申しましょうか、えも言われぬおいしさになっているのである。

 ちょっとパンにスープを含ませて食べても美味。

.017_2  アプリコットのスープ ヴァニラアイスクリーム添え

 レモングラスを飾ってあるのでちょっとアジアっぽい雰囲気。一口食べたら、おおっ!と思う。杏ってこんなにおいしかったけかなあ・・・。フルーツのスープというのも簡単そうに見えてその実なかなかおいしいのに出会わないと常々思っているので、これは本当に良き出会い。ちょっとヴァニラアイスが混ざってもおいしい。

.018  三色アイスクリーム

 塩キャラメル・ピスタチオ・グレープフルーツのソルベ

 どれも個性的でしっかりした風味の氷菓である。「わたしな、三色盛り合わせとか好きやねん」とおっしゃる先輩。これは昔ひな祭りの給食のデザートに出た、菱形だったか、花型だったかの三色ゼリーと同じ配色ではありますまいか。

 最後はコーヒーにて。

 大変長くお付き合いをさせていただいているこの先輩は、ルックスも雰囲気もとても女らしいのに、実はかなり熱い魂の持ち主である。話は尽きず、とても楽しい夜となった。ありがとうございました。次回を楽しみにしております!

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.  夜の保昌山と長刀鉾。食事の後のそぞろ歩きもいいものです。

 

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曳き初め

 17日の山鉾巡行が近づき、10日辺りから鉾町に鉾や山が立ち始める。そしてそれぞれの日程で14日までの間に、曳き初めが行われる。これは言ってみれば、組み上げた山鉾の試験走行のようなもの。山鉾の状態を確認したり指揮を取る人のリハーサルのような意味があって、大切な行事なのだろう。003 005

 わたしも午後三時からの、南観音山の曳き初めに行って、山を曳かせていただいた。近年、小学校では、地域の歴史や伝統・文化を学ぶプログラムが充実しているようで、授業の一環として来ている小学生もたくさんいた。南観音山を曳きに来ていたのは、御所南小学校の、ちょっと鉾町からは離れたところの子どもたちだった。

 午後三時ちょうど。祇園囃子が始まった。いよいよだ。「えんやらや~」のかけ声がかかると皆一斉に綱を引く。まずは南行。下りなので、スピードも速くて楽。逆に北行の上りは、間近で綱を引くと、かなり力がいるし、緊張もする。すぐ目の前で動く山はすごい迫力で、どきどきした。今日これだけで、今年の祇園祭を十分堪能したような気がする。楽しかった~!

 006 新町通の曳き初めはおもしろい。北観音山も錦辺りまで下がってきているし、南観音山は四条まで下がる。四条以南では船鉾も四条まで上がってきているようだった。

 よく、京都の古い写真集などを見ると、昔の祇園祭の山鉾巡行の様子などがうかがえて、そこに写る一種の自由さと言うか、おおらかさに驚かされることがよくあるが、巡行日と違って、曳き初めの日にはそういった親密さが色濃く残っているようで、それもまた好ましいことだった。

 上の写真は、北観音山。南観音山と共に、優美な楊柳観音を頂く、32基中屈指の美しい山だ。

 007 無事曳き初めが終わった後は、鉾町を散歩。祭の準備が着々と進む町の雰囲気は大好きだ。

 船鉾はまだまだ鉾立て途中?

 神功皇后の船出の船である船鉾と対になる凱旋の船、大船鉾は、いよいよ3年後の完全復帰、巡行への参加を目指しているらしい。船出した船は、必ず帰ってこなければならないから、大船鉾の復活は、大変喜ばしいニュースだ。保存会の方々の並々ならぬ努力と熱意のたまものだろう。会所の方とそのようなお話をしていると、これからも変わらぬご支援を・・・と言っておられた。

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 亀屋良永の、宵山だんごを買って帰宅。駒形提灯を模して作られた、求肥に味噌餡入りの柔らかいおだんごだ。

 さて。今年は残念ながらもう、日中の散策はできそうにないけれど、悪条件が重なる中、最大限にお祭を楽しむ方法を考えよう。今年のお祭は、一度限りしかないのだから。

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mardi 12 juillet 2011

ミキサー

 予定外の用事が入って、ちょっとばたばたしたけれど、概ねいつもと同じような休日。お昼ごはんは、裏寺のカルカッタキッチンにて。Aランチ・1050円也はこの値段で何でこんなにボリューミィなのかと非常に驚く。001

 チキンのコンソメスープが出て、鶏もも肉の煮込みえびせんべいサラダ。メニューにはタンドリーチキンと書いてあったけれど違ったので残念。これはこれでおいしかったけど。

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.002  ナンサフランライス。そして日替わりのカレーが2種類。今日はキーマと、豆のカレーだった。辛さが選べたので、二段階上げて作ってもらったけれど、それでもあんまり辛くなかったので、辛いのが好きな人はもう一、二段階上げてもらった方がいいかもしれない。

 食後には飲み物。アイスチャイ。濃いチャイを甘くして飲むのって、カレーの後によく合うなあ。

.003 004  土曜日に、二十年以上使ってきたミキサーが大往生を遂げたので、新しいのを購入。

 先日の家族宴会のときに食べたローストチキンの骨から取っておいたスープと、中途半端に残ってしまった35%の生クリーム(35%のって、薄すぎてお菓子に使えない)、じゃがいもとセロリのスープを作った。

 食べてみて、そのなめらかさに驚く。実は香り付けに入れたローリエの葉っぱを一枚取り出すのを忘れてミキサーにかけたのだが、すっかり粉砕されている(笑)。

 日々、道具や機械は進化しているもの。何でも壊れるまで使うという、かたくなな姿勢は改めた方が良いやもしれぬ・・・。

 冷蔵庫にある食材の都合上、麻婆豆腐。わけのわからぬ献立だが、致し方なし。食材は捨てることなく使い切るべし。

 最後の仕上げに産寧坂にあるという、「おちゃのこさいさい」という店の「青龍 山椒」を入れてみる。今日初めて封を切ったのだが、その鮮烈な山椒の緑色と香りに驚かされた。これはよい山椒のようだ。風味も思ったとおりに非常に「麻」(ま~)で、この痺れる感じが山椒の持ち味である。この感覚をしっかり感じられたのは久しぶりなので、とてもよかった。

 やっぱり、ええ道具とええ材料使わなあきませんか・・・?

 さて、これから久しぶりにホームベーカリーを稼動させてパンを焼く。明日の朝は焼き立てのパンだ!たとえ用事に忙殺されても、お休みっていいなあ。

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dimanche 10 juillet 2011

贈与

 

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samedi 09 juillet 2011

二ヶ月遅れの

 夕方、久しぶりに弟たちが家に来て、約二ヶ月遅れ(!)のトモちゃんの誕生日のお祝いをする。005

 トモちゃんのお父さんが作ったじゃがいもと、これまたもらった淡路の玉ねぎで、ポテトサラダを作る。難しくはないけれど、工程が多くて、けっこう手間のかかる料理ではある。何と言っても熱いじゃがいもの皮をむくのが最大の難所で、猫舌ならぬ猫手のわたしは四苦八苦。熱い間にマッシャーでつぶしてレモン汁を混ぜ、冷めてからマヨネーズとマスタードで味つけ。今回はバターを入れずに、生クリームを少し入れる。カロリーアップの方向にどうしても走りがち・・・。でもわたしのポテトサラダ、けっこうおいしいよ。

 硬い硬い皮を包丁でむくという難所を越えて、かぼちゃのスープを作る。これにも淡路の玉ねぎがたっぷり。難所を越えたと思ったら、ミキサーにかけたとたん、ががっっ、ぷつっ、し~~ん・・・。と、突然ミキサーが壊れた。これは母が生きていた頃からあったもの・・・。さては寿命か。急遽裏ごしに変更して仕上げる。香り付けはシナモンが定番。002

 野菜しか見えないけど、豆腐のサラダ。、お刺身、そして、トモちゃんのおじさんの四国の養鶏場のイキのいい卵をゆでて、ウフ・マヨネーズ。卵がいいと当然ながらおいしいものだ。今日はいただいた食材をありがたくフルに使わせていただいている。

 パンも、パンスケープのバタールと、これまたゆうちゃんのお店、パン屋kokoro のバタールの競演。ほんまにもらいものばっかりや(笑)。

.004_2  メインはロースト・チキン。これは自前で焼いておりませんで、近所のコテ・ビストロ製のもの。柔らかく味が染みておいしかった。

 お誕生日なのでお赤飯も用意して、もちろん宴会の最初に神さんと仏さんにお供え。

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.001  最初はめでたく、シャンパーニュで乾杯。アンドレ・クルーエ ブリュット・ナチュール。初めて飲むシャンパーニュ。ラベルが大層美しくて気に入る。弟に栓を開けてもらったら、針金をはずした瞬間にコルクロケットが勢いよく発射され天井板に当たる。吹きこぼれはほとんどなかったものの、ものすごい勢いと音だったので、弟はショックのあまりしばし呆然自失。野菜室に入れておいたので温度が高かったのだろう。一杯目から、丸くふっくらした味わい。

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. 003006 マルセル・ダイス アルザス 2007

 アルザス、と銘打つこのワインは、ピノ・ブランやゲヴュルツトラミネールなど、アルザスを代表するぶどうのブレンド。華やかでとてもおいしいので気に入って毎年買って飲んでいるお気に入りの一本。

 ヴィニョーブル・ギョーム ヴィニョン・ドール

 「天才苗木屋のワイン」と呼ばれているソーヴィニヨン・ブラン。村名でも地域名でもなく、ヴァン・ド・ターブルなのは、このワインの産地、フランシュ・コンテの指定品種にソーヴィニヨン・ブランはなっていないから。けれど、とてもおいしいよいワインだと思う。初めて飲んだとき、そんなに大好きってほどでもないソーヴィニヨン・ブランとは思えないくらいおいしかったので、これもリピートの一本。

.007  あららら~。室温にしておこうと出していた時間が長すぎて、完熟のブリー・ド・モーがとろとろに・・・。でもこれをパンに尽けて食べると、とってもおいしかったのだ。

 これも食べ頃のスティルトンは、しっかり姿を保っている。

 チーズに合わせたのは、まだ残っていたユエの甘口シュナン・ブラン。

.008

 お誕生日のケーキは、グラン・ヴァニーユで作ってもらったもの。アントルメ限定の、赤桃とライチのムース。赤桃は、ヨーロッパの桃で、日本にはないらしいね。

 チョコレートのお祝いプレートも付けてもらって、もちろんろうそくを立ててふ~っ。

 このムース・・・。軽くて繊細で、瑞々しいことに本当に驚かされる。桃とライチの香りの組み合わせも抜群によく、極上のお菓子だ。これはすごいな・・・。ムースのおいしさを再発見させられた。

 最後はコーヒー。

 食べて、飲んで、いろんなことを話して爆笑して、6時から日付が変わるまで(笑)。ほんとにいつもながら、きょうだいの集まりは楽しいのである。しかもものすごい量の洗い物が出ても、三人がかりで片付ければあっという間におわるのだから、大したものだ。誰一人酔いつぶれてないし(笑)。早々にベッドに行ったのは父のみ。

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vendredi 08 juillet 2011

トスカーナ料理

 夜は友人と、イル・カント・デル・マッジオ(「五月の歌」の意)にて、トスカーナ料理を堪能。イル・カントっていう響き、好きだな。トスカーナと言えば、それは肉。以前お昼に食べた、ランプレドットのサンドウィッチがおいしかったので、料理の種類が多い夜に来てみた。

 まず最初はしっかり目の白のグラスワインで乾杯。コースは特にないようで、すべてア・ラ・カルト。パスタなどはあらかじめシェアして持って来てもらえてありがたかった。

.001  クロスティーニ3種

 白いんげん、トマト、レバーペースト

 白いんげんって、もしかすると豆の中で一番好きなのかもしれないなあ・・・。トマトそのものも味つけもよいし、レバーもしっかり風味があって、赤ワインにぴったり。

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.003_2  ワインはスプマンテ以外は全てトスカーナのものを置いていらっしゃるとか。

 赤はボトルで。料理に合う、しっかりめのものを、とお願いすると、二本の提案があった。一つはトスカーナ中部のシラー、もう一本は、トトスカーナ南部の、エリザベッタ・ジェペッティ(?) モレリーノ・ディ・スンサーノ 2008。モレリーノっていうのはサンジョヴェーゼ?同系統の変異種の地ぶどうかどっちなんだろう??かなりがつん、と来るタイプで、お肉に合いそうな飲み応え。

.004  リコッタとペコリーノのパスタ

 もちっとしたパスタに、ミルキーなリコッタがよくからんでおいしい。ペコリーノの塩気がアクセント。

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  鴨のスーゴのパッパルデッレ

 幅の広~いパスタがソース、というより柔らかい鴨の煮込みを包み込む。赤ワインにほんとによく合う。

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.  メインは、牛すね肉の赤ワイン煮込み 白いんげん 別に頼んだコントルノは、夏野菜のロースト

 これもほんとに赤ワインのための料理。柔らかい牛肉にからまるソースの深い味わい。ビステッカももちろんいいけど、やっぱり暑くても煮込みが好きね(笑)。

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. ドルチェはティラミスと、ヨーグルトといちごのセミフレッド

 このティラミス、今まで食べた中で、トップレベルでおいしいんじゃないだろうか。確認するみたいに黙々とフォークを 入れてしまった・・・。

 最後はエスプレッソ。友人が、イタリア人?と思うほどどっさり砂糖を入れるのを見て笑う。

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mercredi 06 juillet 2011

七夕飾り

Cal0ystk  明日は七夕。お天気はよくなるのかなあ・・・?

 今年はボスが大きな笹を調達してくれたので、職場にも笹がお目見え。やってくる子どもたちは思い思いに短冊に願いを書いている。

 子どもの頃、笹飾りを作ったことはよく覚えていて、そのときに作った飾りのいくつかは、何も見なくても空でささっと作れるほどだ。

 幼稚園でも作ったけれど、とりわけ印象深いのは、家で祖父と作った笹飾りだ。毎年、と言っても祖父はわたしが小学校に上がる前に亡くなっているから、実際は数えるほどしかしなかったのかもしれない。祖父との思い出はとても鮮烈で、何十年たった今でもディテイルまではっきりと思い出せるものが多いのだが、七夕飾りもそんな思い出の一つだ。

 祖父といっしょに近所の竹屋さんに行って、2メートルもあろうかという笹を買ってかついで帰ると、二人で一日がかりの飾りつけ作業。短冊はもちろん、色紙でいろんな飾りを作ると、それに祖父は紙のこよりをくっつけて、次から次へと笹に吊るす。そしてその満艦飾の笹を軒先に飾るのだ。職場の笹もこれくらいはあったな。Cax1bgjk Cath7yzs_2

 わたしも二つほど飾りを作る。

 これは、名前は知らないけれども、七夕の飾りの中で一番好きなもの。B5の紙で作ったら、びっくりするほど長~いのができた。「天の川なん?」とボスは聞くけどよく知らない。笹のてっぺんからからませるように飾ると、涼やかで、とてもきれいだった。 色も青いし、個人的にこれを「青海波(せいがいは)」と名付けることにした~(笑)。

.Cacp3x2k すいか。クレヨンがなかったので色鉛筆で書いた。すいか好きー♪今日の朝も食べたよ。

 七夕飾りになんですいかなのかはわからないけど、よく作ったアイテムだ。ほんとは丸く作って二つ折りにして、真ん中にこよりを通すのではなかったろうか。

 今日もずっとPCで根を詰める作業を続けていたので、飾り作りに癒された・・・というのはほんとかな?わたしは実のところ大人のふりをした子どもであるので、いつでも真剣、遊びなしだからね(笑)。

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mardi 05 juillet 2011

焼く

 グラン・ヴァニーユで美しいフォルムの焼き菓子を見たら、わたしも作りたくなった。いやいや、帰って掃除もしたいし・・・。と心は激しく葛藤していたが、制作魂が勝った。003

 とは言え、難しいものは作りません。いつものディアマン。でもこんな小さなものでも、考えたらお菓子を作るのって2月に作ったガレット・デ・ロワ以来??いろいろあったからね・・・。これでわたしも完全に復興したんじゃないだろうか。

 楽しいなあ、やっぱり、粉さわるのって・・・。オーブン使うと暑いけれど、焼いているときの匂いに幸せを感じるから暑くても値打ちがあると思う。そう言えば、去年の夏にオーブン2台をフル稼働させていたら、夜にもかかわらず室温が42℃になったんだった。

 このディアマンは、粉:バター:粉糖=3:2:1のごく基本的な配合。それに卵黄0.2、香り付けはレモンの皮。グラニュー糖をまぶしつけるのを略すとディアマンではなくなるから注意。短時間で思い立ったときに簡単に作れて、たくさんできて、おいしいから、ぜひぜひ作ってみられることをお勧めします。

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グラン・ヴァニーユ

 お菓子を注文しに、グラン・ヴァニーユに行った。自転車でなら全く遠いと思わないのに、受取りに行くのは自転車ムリ。自転車の振動はケーキには致命的・・・。う~ん、困ったなあ・・・。001

 久しぶりに行ったら、イートインも稼動していたので、ついでに(笑)アイスティーとともにお菓子を食べる。だってさ~、いつもの家事に加えて朝から歯医者さんの検診とか相続関係の書類の手配とかで忙しくて疲れてたんだも~ん、と言い訳。誰に(笑)?

 お菓子はシブースト・マングー。ああ、鮮やかな黄色が夏らしいね。表面のキャラメリゼされた部分がぱりっとしていてそれだけでも、お~、クオリティ高い!と思う。状態の良さというのは生菓子には特に大切だ。ざくっとしたパート・シュクレ、しっとりしたクレーム・ダマンド。中のクリームはぎりぎりまでゆるい。シブーストクリームも固すぎず、かつしっかりムラングの泡感がある。002

 焼き菓子を一つ買う。サブレ・ヴァニーユ。とてもきれいな姿に魅かれる。

 薄く絞り出された生地はさくっ。ホワイトチョコレートが溶け気味だったので冷やして食べたが、それもよし。

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lundi 04 juillet 2011

一六タルト&梅ヶ゛枝

 今日はいつにも増して根を詰めて作業をしていたので、窓が近くにありながら、何時頃に雨が降り出したのかわからないくらい。集中し始めると、ほとんどしゃべらなくなるので、相当話しかけ辛い雰囲気になるのだろう。ボスもわたしに何か聞くのにかなり気を遣っておられるようで申し訳なし。他の人からもそうだけれども、わたしは職場でずいぶんと大事にしてもらっているので、その分たくさん気配りをしないといけないんじゃないかと思う。

 001 家に帰ると、弟たちの置き土産があった。四国の法事のお下がりやお土産など。おっ、一六タルト!言わずと知れた松山銘菓。

 きめ細かなスポンジ生地(?)に、なめらかなこし餡が巻かれ、ほんのり柚子が香る、おいしいお菓子だ。子どもの頃は、巻いてあるのがクリームではなく餡であることが不思議で、また不満でもあったのだが、今では大好きなお菓子の一つだ。

 ♪菓子とごはんを秤にかけりゃ 菓子が重たい はたこ の世界~、と、今日の晩ごはんはこれ。

 そしてさらに見たことのないお菓子。002

 観音寺市の甘味堂というお店の、「梅ヶ゛枝」。餅米・米・砂糖、でできているらしい。桃色・白・緑が二層ずつ、計六層になっている。

 一枚ずつはがして食べるのだろうと予測して、はがそうとしてみるが、もっちりぴったりとくっついてはがれない。やっぱりはがさないものなのかも?と思い直し、そのまま食べる。もっちもっちもっちもっち。なんとも素朴なお菓子だ。

 さっき弟とトモちゃんから電話があって、はがせなかったのでそのまま食べたと言うと、爆笑された。ちょっとしたこつがあるらしい。トモちゃんによると、このお菓子は昔からあるのだが、観音寺市のこの店でしか売られているのを見たことがないらしい。

 そういうお菓子を、それにまつわる思い出話といっしょにもらうと、とてもうれしいものだ。

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samedi 02 juillet 2011

小松こんぶ

 今日は、何の予定もない土曜日のお休み。役所や銀行関係の用事が強制的にできなくて、なんだかムダ感もあるのだけれど、かえってそれがよかったみたい。2時間ばかり昼寝もして、のんびりと余韻にひたりながらライブ疲れ(?)を癒す(笑)。毎日5時半に起きるのはけっこうしんどいのでね~。

 いつも思うことなのだが、役所や銀行は、病院もそうだけれど、土日はやっていないから、土日しか休みじゃない人(すごくたくさんいると思う)は困っていないのだろうか。もし突然、これからあなたの休みは土日祝しかないです、ということになったら、わたしはとっても困る。生活のすべてが滞るような気がする。

 すぐ済む用事ばかりではないだろうから、そのために人々は休みを取ったりするのだろうか。なんだかとっても理不尽な気もする。土日を開ける、くらいのことは、図書館にできるのだから区役所にできないわけもないし、デパートにできるのだから、銀行にできないわけも病院にできないわけもないと思うけどねぇ・・・。

.Carypmt0  今日は何もかもゆっくり目。買い物も、晩ごはんの仕度ものんびりと。

 炊き立てのごはんと共に食べたのは、大先輩からいただいた、雲月小松こんぶ。細く細くきざんだ昆布はとってもふっくらと柔らかく、繊細。優しい塩のアクセントは粒山椒の風味。格別においしい、高級塩こんぶだ。

 ふだんはご飯(炊いたお米)を一日一食、ほんの少量かまったく食べないかどちらかなのだけれど、たまにたくさんお米を食べよう!というときにはこういうものを食べる。あるいはお漬物だとか、焼き海苔と塩だとか。ご飯は、ご飯を食べよう!と思ったときにがっつり食べるのが一番おいしいなあ。

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vendredi 01 juillet 2011

小さな火の玉

 怒髪天ライブ LIVE LIFE LINE TOUR 、心斎橋はBIGCAT にて大暴れ。5月の神戸・「太陽と虎」でのライブには行けなかったし、先日のスカパラは自分としては少々不完全燃焼だったけど、終わってしばらくはぼ~っとするほど今日は完全燃焼。力石と戦った後のジョーみたいなもん??

 BIGCATはちょうどよいくらいの大きさで、わたしはけっこう好きかな。満員御礼・札止めだったらしい。怒髪天はラー油効果も働いてか、近年ますますチケットの入手が難しくなってきてる。今日のチケットも畏友の尽力によって入手できたもの。大変にありがたし。わたしもがんばらねば。畏友が言うには、ラー油とか関係なく、時代が怒髪天にやっと付いて来ただけだと。そうかもな。

 開演前、ちょうど真ん中あたりで、ハイボールを飲みながら待機。隣にとても大柄の男の人がいて、この人が激しく踊らはったら恐いかも~、と思っていたのだが、なんと驚いたことに、始まるとその人は最前列に、そしてラストには増子さんを肩車して最後列へ。肩車されたまま、増子さん、「ド真ん中節」を熱唱。この方、スタッフやさくらじゃなかったはず・・・。男の人を肩車なんてできないけどさー、ちょっとうらやましかったな(笑)。でもいいか、今回は増子さんの足さわったし・・・。って相撲で力士にさわる人みたいな心境というか、お寺や神社でご利益のある像とか石とかさわる心境?

 増子さんは、小さな火の玉みたいだ。めらめらと熱く燃えているけれど、抱くとほんわり温かいような。

 ♪爪の跡が残るくらい 強く強く握りしめた その拳の中に燃える火を 消さずにいてくれ 俺たちの仲間 見つける手がかり♪

 CDを聞くのももちろんいいけれど、怒髪天はやっぱりライブに参加するのがいいと思う。彼らの歌は、一言で言うと何だろ、応援歌?説得力があるし、元気も出る。生きていくことはしんどいけど、涙・鼻水・汗水たらしてでもなんとかがんばってやっていきましょうや、みたいな、書いてしまうと非常に陳腐になるかもしれない熱いメッセージに満ちている。ほれたはれたもないし、表面だけの「ええ歌」でもない。

 実際、ライブで泣いてる人も多い。もちろんみんな、ほんとに跳んで跳ねて踊って、たくさん笑って、思いっ切り歌うんだけど。わたしも少々腰に不安を抱えていたが始まってみればなんのその(笑)。どんどん前方へ。終盤、増子さんの「しゃがめー、しゃがめー」の声に従って、みんなでしゃがんで、一斉にジャ~ンプ!したあとは、はあはあ息が上がってた。でも大声で笑い出したくなるくらいだった。

 MCでおもしろいのがあった。「ここに来ているのは、会社や学校で、大変な思いをしている人が多いと聞く・・・」(昨今の紹介のされ方がそうだから?)

 「そうじゃない人は、ここには来ない・・・。」 「そういう人(そうじゃない人ってことね)、は~、別のものが好きー!」 自分的には、非常にツボにはまっておもしろかったな~(笑)。

 ♪喰うために汗を流して エンヤコラヤ働こう そして生きるために唄おう 明日を生きるために♪

 ♪男は胸にひとつの唄を抱いて 道なき道も気侭な風のように 今夜 此処で拾った 俺たちの唄を 連れて行けよ♪

 ライブは「贈与」である。モースやレヴィ=ストロースに聞いてみたら、きっとそう言う(笑)。今夜、わたしは大きな玉を、彼らからしっかり受け取った。贈与には必ず返礼が必要だ。だからわたしも誰かにそれを返すよ。明日からも、自分の畑で汗して働く。

 終わったあとは、近くにあったKICHIRI にて、生春巻きなどをつまみながらビール。

 ♪この一杯のビールの為に生きていると思えるほどさ♪

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