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mardi 26 avril 2011

ベルギー風

 小豆が、わたしのちょっとしたお祝いに、レジョンに連れて行ってくれた。風邪っぴきでもあり、心弱りもしていたので、ちゃんと話せるかどうかも自信がなかったから、どうしようか迷っていたのだけれど、小豆に会って、おいしい料理をいただいたら元気が出てきたから、ほんとに行ってよかったと思う。小豆には、どんなにひどく腹立たしいことを話すときでも、そこに笑いを見出してくれるという、たぐいまれな美質が備わっているからすばらしい。

 最初に白をグラスで。ヴィニョーブル・ギョーム、いわゆる「天才苗木屋」のワイン。フランシュ・コンテのソーヴィニヨン・ブランとのこと。ソーヴィニヨン・ブランはあまり好んで飲む品種ではないけれど、マダムの説明を聞いたらとっても飲みたくなってきた。黄金色でふくよか。確かにあまりSBぽくない。二人ともとっても気に入る。

 今日はベルギー風なお料理を。小豆とベルギーものを食べるとき、飲むときは必ずもう一回ベルギーに行きたいなあ・・・という話になる。今、わたしは動けないけれど、近い将来必ず行きたいと思っている。001

 フランス産白アスパラガスのフランドル風

 柔らかくて、土の香りのするアスパラガスに、ゆで卵とバターとレモンのソース。白アスパラガスって、ヨーロッパ人にとっての筍のようなものなのかな。おいしいなあ・・・。お代わりください(笑)。

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 アンディーブのグラタン

 アンディーブ、ベルギーではたしかシコンと言ったな。柔らかく煮たアンディーブを生ハムで巻いて、こくのあるソースでグラタンに。これはほんとに大好きな料理。

 ヴィニョーブル・ギョームのSBととても良く合って、さらにどちらもがおいしかった。003

 赤はボトルで。ローヌのシラー。最近、シラーとかグルナッシュがとてもおいしく感じる。

 これはマダムのおっしゃるとおり、さらっと飲めるシラーだった。

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.004_2  ちょっとベルギーとは違うけれど、メインは地鶏の赤ワイン煮込み。コック・オ・ヴァン。

 やっぱり煮込みお好きですよね~と言われつつ。 煮込み、大好きです(笑)。

 予想通りこれも美味。小豆と二人「間違いない!!」と言う。

 もう一つのメインは、鴨の胸肉のローストに春キャベツが添えられたもの。食べるのにはやって、写真をとり忘れた(>_<)!こちらも程よく焼けた鴨肉が赤ワインと合っておいしかった。

 ワインが余った(故意かもしれないが)ので、チーズを追加。005

 ラクレットとブルー(ブルー・ド・ブレスやったかな?)とウォッシュ(エポワス???)失念しているということは酔っ払いということかも(笑)。

 ゆっくりと残りのワインを楽しむ。

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 デザートは苺のブランマンジェ

 白いふるふるのブランマンジェの下に、よい香りの苺が隠れてる。

 コーヒーを飲みながらゆっくりとおしゃべりは続く。

 元気出た。考えなければならないことを考える気力がちょっとはわいた。おいしいものと笑いって、本当に大切なんだな。いつでも美味と笑いを!

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vendredi 22 avril 2011

福島から

001  薬を飲んで、うがいを励行してはいても、仕事をしている間にじわじわと風邪は着実に悪化。でも明日は子ども読書の日で休めないし、がんばるしかないよねぇ・・・。

 それでも今日はちょっといいことがあったので、祝杯。夕食にはワインを。酒でのどを消毒・・・とか、酒飲みの常套句を言ってみたりする。

 レ・ゼリティエ・ド・コント・ラフォン マコン・ヴィラージュ 2009

 「コント・ラフォンの後継者」。コント・ラフォンのセカンドライン、という位置付けでよいのかな?よくわからないけど。ミネラルも果実味もしっかりあって、何と言うか、重厚な印象。これでこれほどおいしいのだから、コント・ラフォンはどんなにおいしいんだろうと、ちょっと思った。

.001_2  JA新ふくしまから、注文しておいた福島の農産物セットが届く。

 これはJAが、支援の声にこたえて、特別に送料無料で2500円で出しておられる、「がんばるパック」という商品。

 いちごが2パック、きゅうりが10本、コシヒカリが2キロ、桃ジュースが2本。きゅうりもいちごもつやつやしてる。

 ふだんから近畿ではほとんど流通していない福島の野菜や果物だけど、福島市の叔父が毎年送ってくれる桃や林檎のおかげで、福島が果物王国であることはよく知っている。

 風評被害によって、市場で値がつかないから廃棄、なんていうことがあってはならない。わたしは、伏見の稲荷大神の氏子である。稲荷の大神は稲の神様、すなわち食物神だ。そんなことをお許しになるはずがない。わたしはありがたくちょうだいする。

 

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jeudi 21 avril 2011

はらドーナッツ

Cae5uyw4  はらドーナッツのドーナッツ、職場の新しいボスの差し入れで、初めていただく。黒くて写真がよくわからないけれど、これは、チョコレートがけ。

 ごちそうさまでした♪

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mercredi 20 avril 2011

闘志

http://www.library.pref.miyagi.jp/oshirase/img/kaikanyotei.pdf

図書館で働く者なら、こんな光景を前にして、打ちひしがれない者はないはず。

次に湧くのは闘志。

黙々と作業を始めるだろう。

被災地の図書館のそこここで、毎日静かに闘っている人を思うと胸が熱くなる。
わたしも、決して日々の仕事をおろそかにすまい。

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mardi 19 avril 2011

ちょっと美容

 公休日。それにしてもわたしは代休をいつ消化するのだろうか。

 久しぶりに、ネイルサロンに行き、ネイリストさん二人がかりでケアしていただき、女王な気分(笑)。今まで塗ったことのなかったキャンディーみたいなぷるんとした濃い目のピンクを塗ってもらって、気分もアガる。カルテを見ると、実にサロンでの爪のお手入れは昨年の11月以来・・・。いろいろあって、来る暇なかったっていうのがほんとによくわかる。人間、せなあかんことがてんこ盛りっていうのはよくないなあ。一人で管理するには限界がある。棄てられるものばかりではないけれど、引き続き断捨離の方向で。物だけではなく、事を中心に。

 大丸方面に行ったついでに、初めてのお店でお昼ごはんを食べる。トラットリア ラ・ヴォーチェ。ここはビストロ・ラマージュがあったときによく来たけれど、お店が変わってから、来たことがなかった。001

 休日のお昼、グラスワインを一杯。こんなボトルのピノ・ノワール

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.004  フォカッチャが一個。

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  前菜は長いお皿に盛り合わせ。これがけっこうなヴォリューム。

 左から、鱒のカルパッチョと菜の花 揚げたかぼちゃとにんじんのマリネ 小茄子のフルーティーな甘酢漬け(料理名は失念)、イタリア風オムレツ、トマト、コッパ、じゃがいもの温かいスープバジルソースがけ

 特に小茄子の味加減がとてもよくて美味。

.005_2  カザレッチェ 子羊と茄子のラグー ペコリーノがけ

 お肉もしっかり入って味もよし。

 パスタを選ぶときに、パスタの標本を見せてくれて、ソースといっしょに説明してくれのがおもしろかった。

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.006  くるみとリコッタのトルタ 洋梨のソルベット パイナップルといちご いちごのソースとキャラメルソース

 食後はコーヒー

 ワインは別だけれど、以上のメニューで1890円は値打ちあると思った。おなかもいっぱい(笑)。

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dimanche 17 avril 2011

教皇の新しい城

Ca20mzol_2  最近、グルナッシュとかシラーとか、南の方のぶどうのワインがとてもおいしく感じるのはなぜだろう。

 M・シャプティエの、シャトーヌフ・デュ・パップ ラ・ベルナルディンヌ 2006。ラベルには点字。これって、フランス語の点字なのよね??

 先日のワインフェスティバルの試飲で気に入って買ったもの。熟成による独特な香りはまだ出て来ていない。あるのは甘み、果実味、なめらかさ、こく。

 おいしくてするするのどを通って、江を見ながらいい気分。

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vendredi 15 avril 2011

法然―生涯と美術

001  今年は法然上人の800年、親鸞聖人の750年の大遠忌に当たり、京都にあるそれぞれの本山では大きな法要がいとなまれ、連動企画?ということでもないと思うが、京都国立博物館では法然上人の、京都市美術館では親鸞聖人の、特別展覧会がこの春開催されている。もちろんこの二人の高僧のつながりは深いので(?)、両展覧会がセットになったチケットも発売されているもよう。もちろんわたしは、両方を見に行くつもり。

 今日は、京都国立博物館の、「法然上人八百回忌 特別展覧会 法然―生涯と美術」を見に行ってきた。

 館内は混雑していたが、見るのに苦労するほどではなく、これが予想以上の見応えとおもしろさで、じっくり時間をかけて見ていたら3時間ほどが過ぎていた。

 知恩院が持つ、国宝、「法然上人絵伝」を中心に上人の誕生から往生までを、またその後、法燈がどのように引き継がれていったのかまでを丹念に追い、その人物像、思想、時代の中の位置づけをクローズアップする大きな展覧会であり、この展覧会そのものが法然上人の伝記であると言ってもよいようだ。

 各部屋に分けて展示されている、法然上人絵巻のヴォリュームがすごくて、どの巻も大変おもしろい。わたしは絵巻を、すみからすみまでじっくり見るので時間がかかってしようがない(笑)。

 絵巻物は、人の表情や行動、描かれている調度や食べ物などその時代の生活が生き生きとわかるところもあって、見れば見るほど興味深い。縁起絵巻などは特にそうだけど、あり得ない展開になっているものも多々あるのでそれもまたおもしろい。今回の絵巻にも、念仏行をする僧の列に、さりげなく毘沙門天が加わっていたり、観音菩薩が加わっていたりとちょっとお茶目な様子のものもあった。ただ残念なのは、わたしは字が読めないっていうことかな・・・。

 恵心僧都像や往生要集、善導大師像などを見ればつい、子どもの頃に親しんだ正信偈念仏の、七高僧の功績をたたえるフレーズが思い出されるのである。

 往生要集を見ると、源信広開一代経 偏帰安養勧一切♪、善導大師像は、善導独明仏正意 矜哀定散与逆悪♪、といった具合。

 そして法然上人は、

 本師源空明仏教  憐愍善悪凡夫人 真宗教証興片州 選択本願弘悪世♪

 「我が師源空(=法然上人)は、仏教を極め、善悪の凡夫を憐れみ、真実の教えを我が国に興し、選択本願をこの悪世に広められた」・・・と。正信偈念仏は、親鸞聖人が書かれたので、我が師、源空、と。

 出会う高僧に、なんと親しみがわくことか(笑)。

 知らないこともたくさんあった。例えば東大寺の重源(ちょうげん)上人とのつながりが深かったことなど。

 2006年の重源上人800年御遠忌法要の一環として東大寺で行われたスカパラのライブに行った話を、庵主さん(浄土宗である)にしたところ、庵主さんは「重源さん」の話を少ししてくれたのだが、そのときはなぜ?と思ったことが腑に落ちたりした。まあ、何年も経ってわかることもあるから、人の話はよく聞いて覚えておくものだなあ。と(笑)。

 また、仁和寺が持つ重文、「摧邪輪」や、「沙石集」(京都大学附属図書館蔵)、「立正安国論」(龍谷大学図書館蔵)など、法然とは違う立場からの著作も展示されていた。パートごとの解説文の一つに、反対の立場から法然の思想を逆照射することも可能、と書いてあって、なるほどと思った。よりくっきりと浮かび上がってきそうだ。

 有名な肖像画、「足曳御影(あしびきのみえい)」二尊院蔵・重文もあるし(ただし17日まで)、18日からは、知恩院の国宝、「阿弥陀二十五菩薩来迎図」、あのかっこいいスピード感あふれる「早来迎」が見られますよ~。見たいねぇ・・・。

 足がくたびれたけれど、最後まで楽しめた展覧会だった。会期は5月8日まで。巡回はありません!

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mercredi 13 avril 2011

筍ごはん

 二連休っていいなあ・・・。心に余裕が出る。料理も手間と時間を考えずに、食べたいものが食べたいように作れる。仕事のある日は時間との戦いだからこうはいかない。二連休はいいなあ・・・。

 春もたけなわ、やはり一度は筍を料理したい!ということで大きな筍を買って来た。神埼屋とか、寺町のお店とか、そんないい店で買ったわけではなくて、マツモトというふつうのスーパーで買ったのだけれど、一応、京都産。黒土がたくさんついている。家に帰ってすぐ糠と鷹の爪を入れてやわらかくなるまでゆでる。

 今日の晩ごはんは筍ごはん、筍の炊いたん、姫皮のお吸物、だし巻き。だし巻きはちゃんと巻けないので、最初から巻くのを放棄したものすご~く見場の悪いものなのだけれど、味はちゃんとだし巻き(笑)。001_3

 筍、わたしはけっこう、根元のほうが好き。もちろん先もおいしいけど。

 炊いて、一度冷まして、よ~く味を染み込ませたから中までおいしい、筍の炊いたん。香りがとてもよくて、この筍本来の香りを楽しむには、木の芽はいらないくらい。

 ついつい、松の司を一杯。最近ほぼ毎日飲んでいるので反省して、今日を最後に家飲みはなしにしようっと。002_2

 筍ごはん。今日は、食の伝道師、Fさん直伝の方法で炊いてみた。ただし、土鍋ではなく炊飯器です(^^;。

 いつもは昆布を入れて炊くところを、今日は鰹だしで炊く。お揚げは油抜きせず、細く細く切る。もちろん、よいおあげを使う。具はお揚げと筍のみ。これは鉄則。鰹だしで炊いたのでお仏壇には上げられないから、お仏壇にはゆでて筍の穂先を一切れお供えした。

 ん~、おいしい~。おこげの部分が特に好き♪

 春には春の料理を作るって、大切だな。

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mardi 12 avril 2011

桜散歩

 昨日の強い風で桜も散ってしまったかと心配しつつも、今日はよく晴れた火曜日。わたしの休日。待ってましたとばかりに、午前中、東寺に散歩に行く。少し肌寒さはあるものの、明るくて気持ちのよい朝。001

 どうでもいい話なのだが、昔は 下馬 と書いてあったところが、現代風にするとこうなのね、と思う。

  弘法さんが祀られている大師堂は、1390年に建てられた国宝。でもみんなどんどん上がって拝む。わたしも久しぶりにお参り。

 祖母から教わったとおりに、南無大師遍照金剛。そして、どの神仏、高僧の前でもそうするように、まずお礼を申し上げる。今日の場合は、ちょっと久しぶりだったので、毎日毎週毎月、いろいろなことがあって、しんどいことも嫌なこともあるけれど、またこうしてここに来て、お参りさせてもらうことができました。ありがとうございます。と言った。子どもの頃から親しんでいる弘法さんだから・・・。002_2

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  てんこ盛り!!という感じで咲いている、大師堂の近くの桜。たぶんソメイヨシノ。

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 不二桜は、盛りを少し過ぎた頃。しかしまだ十分に美しい。

 盛岡で生まれ、三度の移植を経てだんだんと南下し、縁あってこの地に根を下ろすこととなった、樹齢120年の八重紅枝垂れ桜。

 今年のJR東海のポスター?になったそうだ。昨年見に来たときに、非常に大掛かりな撮影をやっていたので、もしかしたらそれかもしれない。

 JR東海に取り上げられると、とたんに人が増えるのはいつものことだが、ここも例年より人が多いような気がする。

 五重塔、金堂、講堂など、ゆっくりと「有料拝観地帯」を散歩。講堂の立体曼荼羅は、いつ見ても超かっけー!!のである。

 昼から数時間は、休日なのに仕事に出かける。釈然としない。終了後は、桜散歩の続き。仕事でいっしょだった友人と共に、平安神宮の神苑へ。016

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.  ここで有名なのは、紅枝垂れ。

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  今を~春~べと~咲くや~この~花~~~~。

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 桜で一番好きなのが紅枝垂れ。

 不二桜も紅枝垂れなのだけれども、色あいがこちらの方が濃い。微妙に種類が違うのかな??

 色も、一つ一つの花の形も好き。とても愛らしい。

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. 水に映る影すら美しく・・・。

 神苑は初めてという友人とゆっくりと散策。七代目小川治兵衛の手になるこの庭は、四季それぞれに美しい。

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samedi 09 avril 2011

べーさんでデジュネ

  チーズ教室の前に、Tさんと B Legumes a table ベ・レギューム・ア・ターブル)でお昼ごはん。Bはシェフの木部さんのベー。お店に「野菜」と入っているだけあって、野菜はもちろん、他の料理もとてもおいしいお店。特に厚切りのスモークサーモンはどの店でも食べられない美味。

.001_2 002 チーズ教室でワインも出るのはわかってるんだけど、やっぱりおいしいものをいただくときには、昼でも夜でも一杯くらいはねぇ・・・。

 わたしは左のドイツの少し甘めのリースリングを。Tさんは右の、ソーヴィニヨン・ブラン。SBって、あるとき気が付いたら、なぜか自分からは飲まない品種になっていた。取り立てて苦手ではないにせよ、積極的な選択をするほどではない、というね・・・。不思議な気もするけど。003

 ごろん、とバゲット

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.004   朝採り農園の恵みと3種のオードヴル取り合わせ

  こんもり盛られたグリーンサラダに、ほたるいかのマリネキッシュ・ロレーヌ厚切りの自家製スモークサーモン

 サーモンもっとほしい・・・(笑)。

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.005  新玉ねぎのスープ 軽くスモークしたフォアグラを添えて

 やさしい新玉ねぎの甘みに、香りのよいフォアグラのこく。ふんわり泡仕立てが舌に柔らかい。

 べーさんのスープは、野菜の良さが生きている。

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.006 新玉ねぎで包んだ国産牛モモ肉の白ワイン煮込み香草パン    粉焼き

 新玉ねぎシリーズにしてみた(笑)。下にはなめらかなジャガイモのピュレ。お肉もガツンではなく、繊細で優しい味わい。

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 バナナのクレーム・ブリュレ ヴァニラアイスクリーム

 定番のおいしいクレーム・ブリュレ。Tさんはヨーグルトのロールケーキ ベリーのソースを選んでいた。

 ブリア・サヴァランの言葉を引くまでもなく、デセールが充実していると、食事の精神的な満足感が違うのよ。どんなに料理がよくっても、最後のデセールがよくなかったら、がっくり度は高い(笑)。008

 食後はもちろん、エスプレッソできりっと。

 このランチ、料理、デセール共に選択肢があって、2000円。かなりのお値打ちだから、席は予約で満席。優しい味で量もほどよいので年配の方にも非常に人気があるようだった。

 さて、チーズとワインの準備、つまり腹ごしらえ(笑)はできた。いざ教室へ学びに行かん!!

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チーズ熟成教室

009  ワイングロッサリーのチーズ教室は、毎回楽しくおいしくチーズが学べる楽しい教室。もちろんワインの試飲付き!今回のテーマは、「家庭でのチーズ熟成方法」。Tさんと共に参加。

 講師はもちろん、ワイングロッサリーワインバーの、”熟成マニア”(笑)Fシェフ。

 TさんとわたしはずっとFシェフの熟成チーズファンで、ワインバーでチーズをいただくときにはついつい、何か熟成させてるのありますか?とか、秘蔵のあります(笑)?と聞いてしまうほど。するとかなりの確率で、ほどよく熟した非常に美味なチーズがいただけていたのである。

 何度かバーで熟成方法などを聞いてはいたが、やっぱり手入れと気配りが足りなかったようで、ちょっと不気味な仕上がりになったりしていた。他のお客さんにも熟成ファンが多かったようで、ついに専門講義がなされることとなった。010 015_2

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. まず試飲ワインは、右の白から、モンキエロ・カルボーネ チェク・ロエーロ・アルネイス 2009。アルネイスという、初めて聞く品種のぶどう。これは赤ワインの補助品種として作られていたが、一時はほぼ絶滅したものの、近年白ワイン用の品種として復活したものらしい。

 真ん中の赤は、コル・ドルチャ スペツィエーリ・トスカーナ 2009。非常にトスカーナらしいワインとのこと。

 左の赤が、シャトー・カマンサック  1997。これは飲んだことがあって、非常に気に入っている。011

 チーズの試食はなんと10種類。

 12時の方向にあるシェーブルから、若いセル・シュール・シェールシェフ熟成1ヶ月のセル・シュール・シェールサントモール・ド・トゥーレーヌ。この二種類のシェーブルは、若いのも熟成させたものも大好き。春はシェーブルの季節。

 クロミエ・レクリュブリ・ド・ムランの白かびが二種。

 ブルー・デ・コースロックフォールの青かびが二種。ブルー・デ・コースは牛乳、ロックフォールは羊乳。この二つはもともと同じ組合で作られていたものが分かれたのだとか。両方とも洞窟で作られる。

 ニュイ・ドールエポワスのウォッシュが二種。

 そして異色の、コンテの西京味噌熟成。シェフが二週間、直接味噌につけたもの。

 講義はとても実践的。チーズのタイプによって最も適した熟成方法があるのだそうで、それが写真やサンプルを用いて詳しく解説された。明日からでもできそうな気がしてきた!013 014

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. チーズは周りから熟成が進んで行く。左の写真のセル・シュール・シェールは熟成が進んで小さな芯を中心に残すのみ。どちらもおいしいけれど、熟成シェーブルのおいしさは格別。右は白かびが、茶かび?と思えるくらい色が変化したブリ・ド・ムラン。もとは真っ白なかびに覆われていた。強いて言えば、熟成白かびだけはそんなにわたしの好みではない。

 熟成させた、と聞くと、よりきつい味になっているのではないかと思いがちだがそうではなく、概ね味はよりまろやかになる。

 青かびはぴりっとした刺激が弱まり、丸く穏やかに、旨みが際立つようになる。エポワスはスプーンですくわなければならないほどとろとろに。そしてさらに旨みが増し、ミルキーになる。非常に美味。おもしろいのは味噌漬けコンテで、チーズに西京味噌の甘みが染み込んで、和菓子のようなほっくりとした味わいになっている。ワインだけではなく、日本酒にも、もしかすると抹茶にも合うかも?と思うくらい和菓子のような感じになっていた。

 さて、ワインとの相性。これは組み合わせも好みも多種多様。だいたい最初に予想をしてから、試していく。結果は事前にわたしが予想したとおりに実際のマリアージュを見せたように思う。もちろんこれは人によって違うだろう。

 まず、白にはセル・シュール・シェール。サントモール・ド・トゥーレーヌとも相性よく、やはり、シェーブルには白、もしくはロゼがわたしの好み、と再確認。

 味噌漬けコンテにも白。青かび二種には、シャトー・カマンサック。とろとろエポワスにはカマンサック、もしくは、トスカーナかな。カマンサックは味噌付けコンテともよかった。カマンサックはもともと好きだからかもしれないが、シェーブル以外は、だいたい万能な気もした。

 熟成というのは、賞味期限ともからんでくるので、非常に微妙なところなのだと思う。だからこそこんな講義はなかなか聞けるものではないのだと思う。あくまでもこれは自己責任の範疇だ。そこをよく、企画してくださったなあ、と思う。とても興味深く、楽しい話が聞けたと思う。第二弾に期待!

 ありがとうございました(^^)。

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父の誕生日

 夜は弟たち夫婦といっしょに、約一週間遅れの父の誕生日のお祝いを。体調をくずして以来、父はめっきり老け込み、あと何回誕生日が祝えるか、という感じになってきた。これからはますます、一年一年の無事を喜ぶことになるだろう。016_2

 お祝いの日の乾杯は、やはり良いシャンパーニュで。わたしの好きな作り手、ミッシェル・アルノーのカルト・ドール。このキュヴェは飲んだことがなかったが、やはりおいしい・・・。

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 夜桜見物には行けないけれど、お花見気分で、木乃婦゛のお弁当。桜の一枝でも買ってきて飾ればよかったなあ。

 ごはんは豪華に三種類。筍ごはんに、ちらし寿司、笹で巻いてあるのは昆布じめの鯛と胡麻入りの酢飯のおすし。かりかりしてさわやかな生姜の甘酢漬けと刻んだ柴漬け、塩昆布を添えて。お酒のあてになるごはん(笑)。

 ぎっしりと美しく詰められた料理の数々。見ているだけで楽しくなってくるのがお弁当。

 筍の木の芽和え、鰆の西京焼き、焼いた鮭、白身魚のあられ揚げ、素魚の道明寺揚げ、だし巻きが二つ、鶏肉としし唐の串。

 菜の花のおひたし、飯蛸の柔らか煮、スモークサーモン、車海老の炊いたん、桜の形のかまぼこ、空豆、もろこの甘露煮、葛を打った鱧の炊いたん(?)、鴨ミンチ(?)の和風テリーヌみたいなの、桜の葉の塩漬け。

 まだ忘れてるのがあるかもしれない。一つ一つに趣向を凝らした酒肴(笑)。019 020

 会津出身の父のために、飛露喜か、大七、はたまた栄川か花春を用意したいところではあったが、手持ちの松の司 竜王山田錦 2008を開ける。

 さすが松の司・・・。おいしすぎるわ・・・。

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 食後はチーズ。これまた熟成して食べ頃のアンジ。一時間は室温に出しておいたのでおいしい~!

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ドメーヌ・シュヴロのサクラという名のロゼワイン。ピノ・ノワール100パーセント。すっきり辛口。

 色がとってもきれい。ロゼってほんとに春めくわあ・・・。

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  ケーキはパティスリーSに頼んでおいた、フレジエ。なんてかわいらしい。

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 父はろうそくを吹き消したいらしい・・・。子ども返り??ちょっと早すぎひんか??

 でもケーキにろうそくって、特別な気分になるよね。

 もちろん、「お誕生日おめでとう」のチョコプレートは父の元へ。パティスリーSのフレジエ、やっぱりすごくおいしい・・・。8人分とか言えばよかった(笑)。最後はゆっくりとコーヒー。

 プレゼントももらって、夜も更けて、父はご機嫌で go to bed。

 来年もまたこうしてお祝いできるといいな。家族も一人二人は増えてればいいな。

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vendredi 08 avril 2011

ビストロヤナギハラ

001  夕方から会議に出席。先月の会議に出席するために移動している最中に、大地震の一報を聞いた。ただならぬ規模の被害が出ていそうなことは気配でわかった。あれから一ヶ月も経ったのだなあと思う。被災はしていなくても、あの地震はすべての日本人に何らかの心の傷を残した、と思う。いや、「た」ではない。今もなお傷は現在進行形で痛み続けている。

 とどこおりなく会議が終わった後は、親しい友人4人で、ビストロヤナギハラにて晩ごはん。最近はガツン系というかドカン系というか、パワフルなビストロが増えたような気がするが、ここもそんなお店の一つ。002_2

 マダムによると、一皿のポーションが大きいので、二人で前菜二皿、主菜一皿が適量とのこと。四人なのでその倍ね?

 お料理は、さまざまな肉料理が中心。どれもおいしそうで悩む悩む・・・。しかもこのメンバー、途中で、集中!集中!と号令かけないと、勝手に違う話を始めてなかなか決まらないしなあ・・・(笑)。

 ワインは、ローヌのグルナッシュとシラー。いきなり濃いのを開けてみた。しっかり果実味もあり、肉料理に非常に合いそうだ。003

 ちょうど四人なので一皿ずつ食べたいものを選んだ。

 田舎風パテ 野菜ときのこのピクルス

 これがなんとも肉々しいパテ(笑)。しっかり寝かせてあるようで、豊かな肉の味。もちろんワインと好相性で、一同、ほ~っっ。

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  ハモン・セラーノのサラダ

 定番のおいしさ、ハモン・セラーノ。

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 ホワイトアスパラガス ほたるいか添え

 アスパラガスの太さにびっくり。ほたるいかの旨みで、なんとなく和風の味わいになっているのがおもしろい。007_2

 最初に濃い赤を飲んでしまうと、次に何を飲むかが難しい。マダムと相談の上、まったくタイプの違うものをチョイス。

 ソミュール(ロワール)の カベルネ・フラン。すごく軽く、繊細に感じる(笑)。

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 フロマージュ・ド・テット

 パート・ブリックで包んで焼いて、温菜にしてある。中のゼラチンが熱でとろっとして、添えてあるラヴィゴット・ソースとからんでおいしい。パート・ブリックがかりっと香ばしい。

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  主菜の一つ目は、即決で決まったカスレ

 みんなやっぱり好きなんだねぇ・・。わたしも大好き。大きな自家製ソーセージ、柔らかい豚ばら肉、鴨のコンフィがまさにごろん、ごろん。白いんげんにはよ~く旨みが染み込んで、おいしいことおいしいこと。豚ばらの脂身、ほぐれる鴨のコンフィ、しっかりした、切ると肉汁があふれるソーセージ、どれも本当においしかったなあ・・・。011

 ひな鳥のココット

 さばいた柔らかいひな鶏を焼いて、キャベツ、カリフラワーなどのたくさんの春野菜と 蒸し煮に。マテ貝も入っているのがちょっとびっくり。貝の旨みをプラスしてあるのかな。

 野菜も柔らかく味が染みて、とてもおいしかった。012_2

 最後は、クレマン・ダルザス。シャンパーニュではないにせよ、しめシャンといったところ(笑)。

そうそう、パンを頼むと大きく切ったバゲットが迫力だった。

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 甘味は別腹!一人一皿なのである。

 いちごの蜂蜜がけとヨーグルトのソルベ

 いちご好きのいちごちゃんにはたまらぬデセールですな(笑)。

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 わたしはヌガー・グラッセをチョイス。

 ラムレーズンと、かりかり、クロッカンな飴がけアーモンドがおいしい。オレンジのソースがさわやか。

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 エスプレッソ

 以上のようなおいしいものをゆっくりといただき、たっぷりおしゃべりもして、おやもうこんな時間!とびっくりして帰途につきましたとさ。

 また来月ね~。お互いに元気でいられれば~(笑)。

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mardi 05 avril 2011

祇園散歩(2) 三門に登る

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.  白川の桜は木によって差があった。かにかくにの碑のところの枝垂れ桜は美しい盛り。巽橋辺りのソメイヨシノはまだまだかな。でも今日の陽気で、一斉に花開きそう。014_2

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.   震災の影響はあっても、さすがは春の京都、観光客は多い。進路を東に取り、神宮道を通るつもりで知恩院へ向かう。018

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.  どーーん!!

 いつ見ても迫力のある立派な三門だ。江の三度目の夫、徳川秀忠が寄進した、世界最大の三門。

 門の麓(笑)では、知恩院のお坊さんが「義援金をお預かりしております」と参拝客によびかけていた。わたしもいくばくかのお金を預かっていただくと、お坊さんとアシスタントの女の子(笑)が「ありがとうございます」と合掌してくれたので、わたしも「お願いいたします」と合掌を返す。今年は、法然上人の800年大遠忌。もし上人が今、この世におられたら、何を置いてもまず、大きな災難に遭われた人とともにあろうとなされただろう。それは今年、700年大遠忌を迎えた親鸞聖人も同じことだろう。

 本堂には震災で亡くなられた方の供養のための祭壇が設けられ、献灯で埋まっていた。灯火の代金はすべて義援金となるらしい。宗教はこういうときにがんばってほしい。

 いつまでか期間はわからないが、三門の特別拝観をやっていたので、登ることにした。019

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.  絶景かな絶景かな~~、というのは南禅寺だけれども、ここからの眺めも大変にすばらしい。020

 霊元天皇(字がとてもうまい)のご宸筆をうつした、山号を記した額も、こんなに真近に。

 三門にまつられた釈迦如来と十六羅漢、天井に書かれた美しい色彩の極楽浄土の絵、そそて狩野探幽が一人で描いたと伝わる龍の絵がとてもすばらしい。

 額があまりに大迫力だったので、ご近所さんのさんこさんに写メを送ってみた。すると、間を置かず返信が来て・・・。

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  思いがけなく会うことができて、六花で楽しいお茶の時間。さんこさんは年下の若い友人だけれども、会うたびに、聡明で人格者であると思う。これだけは、年齢とは関係がありそうで、ない。

 ちょっと元気が出た、今日はよい一日だ。

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祇園散歩(1) スコルピオーネ

 長かった怒涛の一週間が過ぎ、ようやく一日のインターバル。職場ではボス以下、4人の”新人さん”が入って来た。業務に精通し、いろいろな意味で特別だった前のボスが代わって、大黒柱を失ったような寄る辺ない気がするが、それでも容赦なく日はめぐるので、昨日と同じように仕事はしていかなければならない。

 わりと長い(笑)仕事人生、”新人さん”を一から教えた経験は少なくはないが、その経験から思うに、「同じことは二度聞くな」、あるいは「同じことを二度聞くのはバカだ」というような物言いを聞くことは多いが、わたしはそれは違うと思う。

 なかなか覚えられない、覚えてもすぐに忘れるのが、人間の当たり前の姿なのだ。わからないことや忘れたことがあれば、何度でも聞けばよい。聞かれる方は、最初と変わらぬ態度で、何度でも教えればよい。何度も何度も聞けば、たいていの人はその内何でも覚えるし、百回も同じことを聞いてくることはない。「聞けない」雰囲気を作るのは、百害あって一利なしである。

 午前中に、大切な用事を済ませ心が軽くなったので、白川の桜の様子を見に、祇園方面へのんびり散歩することにした。空は青く、まさに春らんまんの日。どこかでお昼ごはんを食べるのも忘れずに・・・。

 と歩いていると、スコルピオーネ祇園ののれんを見つける。名前だけは知っているが、場所も知らなかったしもちろん来たこともないお店。お昼はここで食べてみようっと。004

 お茶屋を改装した店内。こんな明るい日には、明かり取りの坪庭が威力を発揮する。001

 ピノ・ネロを一杯だけ。

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 冷製の前菜盛り合わせ

 グリッシーニ、ルッコラ、魚介のマリネ、わかさぎのエスカベーシュ、田舎風パテ・粒マスタード添え、にんじんとセロリのピクルス、自家製生ハム、カレー風味のポテトサラダ、カポナータ

 どれもよいワインのあて。う~ん、一杯だけって決めてるんだけどなあ・・・(笑)。003_2

 自家製のフォカッチャとバゲット オリーブオイル

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  スパゲッティーニ 和牛すじ肉のボロニェーゼ

 「スコルピオーネ名物」らしい。名物は食べてみる方針(笑)。すじ肉とフォアグラを一週間煮込んであるとか。

 名物に何とやら、という言葉もあるけれども。これは大正解!もともと煮込みが大好きということもあって、とってもおいしいのだ。とろけるような食感に香りよく、濃い肉の旨み。しっかりした塩。全体的にワインに合うように作られているみたいだ。うれしいことにソースがたっぷりあったのでパンに付けて食べてもみたが、これもまたおいしかった。006

 イベリコ豚のアロースト いろいろな豆の煮込み(トスカーナ風煮込み) ルッコラ レモン

 と言うわけで、ほとんどワインがなくなってからのメイン(泣)。まあ、昼から二杯飲もうが三杯飲もうが、酔うということはないのだが、がまんがまん。

 これも焼き加減、塩加減がよくておいしかった。シンプルに豚肉を味わえる。007

 ドルチェはガトー・ショコラとヴァニラアイスクリーム

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.  食後にエスプレッソとビスコッティ、と行きたかったところだけれど・・・。ドルチェといっしょに持って来られてしまったのがものすご~く残念!!「食後に」と言ったのだけれども、伝わってなかったみたい・・・。

 さて、おなかも満足したし、北上を続けよう。ゴールは平安神宮の予定だけど・・・?

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