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jeudi 31 mars 2011

さようならこんにちは

今年度も今日で終わり。お世話になったお礼と別れのご挨拶をした今日。その余韻も消えぬ間に明日には新しい人とこんにちは。

我が職場でも、明日からがらりと顔ぶれが変わって、明日早速新しい人が四人来る。全員この仕事は初めてで、一人は仕事をすることそのものが初めて。

異動は、異動する人も大変だけれども、迎える人も大変だ。
でも、どんな立場で来られるにせよ、初めての職場に行くのが不安で心細いのは同じだから、暖かく迎えて差し上げたい。居心地よい雰囲気や、何でも聞きやすい雰囲気を作りたい。そうすればきっとみんな仕事も早く覚えるはず。
みんなでがんばれる、よい職場にしたいな。

おっと、いつもブラックなくせに優等生なことを言ってしまったぜ…。

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mardi 29 mars 2011

パウル・クレー/桃カステラ

 ようやく春が来たかな?と思える晴れの朝。京都国立近代美術館で開催されている展覧会、「パウル・クレー―おわらないアトリエ」を見に行く。

 わたしは美術館・博物館運が良いのか、今回も混雑が予想された展覧会で、実にゆったりとすべての絵を鑑賞できた。

 今回の展覧会は、「クレー作品が物理的にどのように作られたか」という視点によるもの。クレーは1911年から終生、制作した作品のリストを作り続け、そのリストには作品の細かな制作課程もが記録されているそうだ。

 非常におもしろかったのは、「プロセス3・切って/分けて/貼って 切断・分離の作品」で集められているように、一つの絵を切って分解して別々の作品にしたものがたくさんあることだった。このセクションでは、「別れを告げて」と「後のための目印」の二つに分かれた作品がよかった。

 また、「プロセス4・おもて/うら/おもて 両面作品」で紹介されている、表裏に絵がかいてある作品もおもしろかった。このセクションでは「海辺にかたちづくられるもの」と「無題」の裏表がよかった。

 実はクレーという画家、そんなに特別に好きというわけでもなかったので、まとまって作品を見たことがなかったのだが、改めて系統立てて見てみれば、新鮮な感じでよかった。

 さて。美術館に向かうバスに乗っているとき、マダムUからメール。ちょうどそっち方面におられるということで、美術館前でちょこっと会った。

 そこでもらったたくさんのいただきものは、長崎のおみやげ。鉄火みそ、デコポンのジャム、ドロさまそうめん(お気に入り)の平麺、そして・・・。001

 桃カステラ

 老舗の松翁軒のもの。桃の節句と、お宮参りなどのお祝いのときにしか作られない縁起物のカステラだ。表面は甘~いすり蜜。

 前に小豆にもらったときに、おいしいおいしい、とブログに書いたら、またいただけた。うれしいな~~~。ケンミンショーだったかで、長崎の人は甘党、とか言っていたけれど、それはたしかにそうかも。でもわたしはきっと長崎ケンミンと同じくらいに甘いのが好きだと思う。桃カステラ、ラヴ。

 マダムU、ありがとう(^^)!

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lundi 28 mars 2011

ビストロセプト

 これが飲まずにいられましょうかという日々。急遽小豆と20時からの晩ごはん。以前お昼に、「大人の極上ハンバーグ」という看板に引かれて入ってみたお店、ビストロセプトに行ってみた。夜のメニューにも大いにひかれたのである。肉(笑)!

 まずはスパークリングワインを一杯。のどをうるおしながら何を食べるか考える。最初にアミューズとして、豚のリエットが出された。

 前菜を三つ。と言ってもこのお店の前菜は、前菜とも思えないほどのボリューム(笑)。最初はあっさりさっぱり、野菜だけの料理。春キャベツと大根のサラダを。しゃきしゃきの新鮮な野菜が甘い。Cau9d37e

 リ・ド・ヴォーのサラダ

 表面をかりっと焼いたリ・ド・ヴォーがいい感じ。これも山盛りの野菜!

 プチメックのバゲットを一つずつ頼み、ワインはシャトー・パスキエ 2008。ローヌの南の方の、グルナッシュ主体のワイン。お肉料理に合う濃さ。

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 アッシ・パルマンティエ

 じゃがいもの料理なのでヴォリュームがありますから、とハーフサイズにすることをサービスの女性が提案してくださった。こういう気配りはほんとにうれしいもの。じゃがいもがとてもなめらかで、パンに付けてもおいしかったなあ・・・。

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 メインはこれ!

 カタルーニャだったかな?スペインの豚肉のカツレツ。一体この厚み、何グラムくらいあるのだろう。下にはじゃがいものピュレと、ピュレと混ぜて食べてもおいしいソースがたっぷり。

 赤ワインとともに豚肉を堪能。おなかがいっぱいになって、なんとまあ、甘いものも食べず、珍しいこととなりました(笑)。

 4月から戦争。パワーつけてがんばりましょ。いつか平和が来る日まで。

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dimanche 27 mars 2011

ワインフェスティバル

 まだまだ寒い春の午後、友人三人で、楽しみにしていたワインのお祭、京都ワインフェスティバルに行く。始まる前に軽くサラダなどを食べ、1時に会場についたときには既に会場は大盛況。会場の写真を撮るにもごこもかしこも人人人。有料試飲を含めて、試飲できるワインはなんと125種類!どんなつわものでも全部は飲めないよね(笑)。

 002 一律500円で販売されるフードは、ポキート、イル・ギオットーネ、ベルクール、クープ・ド・ワイングロッサリー、ワイングロッサリー京都本店から、ワインに合いそうなおいしそうなものがそれぞれ出ていた。

 スタッフの皆さんも大奮闘。お久しぶりの方にも会って、おしゃべりしたり、そんなことも楽しかった。

 ワインはほんとにいろいろなものを試飲して、全部は思い出せないほど(笑)。500円の有料試飲では、ルイ・ジャドのシャサーニュ・モンラッシェ、イヴ・キュイロンのコンドリューなどがおいしかった。そして試飲で気に入った、シャプティエのシャトーヌフ・デュ・パプを一本購入。ワインの売り上げの一部と、ワインオークションの売り上げの全額が地震の被災者の方のための寄付となるということで、これもとてもよいことだと。

 楽しい会だったので参加できてよかったな♪

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mardi 22 mars 2011

冬から春へ

 今年最初の祇園 さゝ木にて、冬から春へ移り変わる季節のお料理を堪能。地震の影響で、食材はどうなのかな、と思っていたのだが、お話によると、築地はかなりダメージを受けているが、こちらには空輸で食材が入ってくるので、むしろこちらの市場は活気があり、ふだんよりも多くの食材が入ってきているのだそう。東京とこちらでは、地震の「体感」みたいなものがまったく違う、とのお話も・・・。確かに、東京では人々が街に出なくなって、飲食店も閑古鳥が鳴いているという話もよく聞いていたが、こちらは街も店もそこそこ賑わってはいるようだ。001

 いつものように最初は冷酒から。

 飛良泉(ひらいずみ)。名前から、岩手のお酒かなあ、と思ったが、秋田のだった。東北には知らないおいしいお酒がたくさんある。

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 珍しく酢の物ではない先付け。

 香川のホワイトアスパラガス 鮑の柔らか煮 肝ソース 蕗 空豆

 ほかほかゆげの上がるアスパラの香りと甘み。

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 岩のりの佃煮と雲丹

 温かいのりにひんやりしたクリーミーな雲丹。佃煮のしっかりした味に、白いごはんが欲しくなる。

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 富山の蛍烏賊 45秒間スモーク

 柔らかい蛍烏賊が柔らかい香りをまとって、日本酒との極上のマリアージュ。

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.005  お造り 飯蛸 酢味噌がけ 赤貝 平目のえんがわ 大とろのにぎり

 平目のえんがわは、今頃が旬なのだとか。平目は春に産卵するので、産卵前のこの時期に、えんがわに栄養を貯めるのだとか。食材のお話はいつ聞いてもおもしろい。8~10キロもある平目のえんがわが大きくてびっくり。飯蛸もとてもおいしかった・・・。ふだんちょっと苦手かな、と思うようなものも、おいしく楽しく食べさせてくれるのが「さゝ木マジック」。ささきさんはきっと食育に向いていると思う。子どもたちまちのうちに、好き嫌いなしに!(笑)

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 次のお酒は松の司 純米吟醸

 どのラベルのを飲んでもおいしいと思うお酒。

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. にぎりを2貫。まぐろのづけさっと炙った金目鯛。まぐろはささきさんのお好きな、骨の際の身とか。両方とも美味。009

 お魚が続いたので、ほっこりするお野菜の温かい一皿。

 新玉ねぎのとろとろ煮 トリュフ塩

 鶏のスープでじっくり柔らかく煮たやさしい味の新玉ねぎ。上にちらしてあるのはしゃきしゃきの百合根。トリュフの香りが漂って、フランス料理みたい。

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  焼物は、21日に禁猟になった、津居山の蟹。だから本当に今シーズンのラスト。それにしても大きい・・・。

 真ん中のアリーナの席だったので豪快にさばくささきさんの姿が勇ましい。

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. ピザ窯で焼く、蟹の足レアよく火を通したもの。どちらもとてもおいしいのだけれど、強いて言うなら、よく火を通したものの方が蟹の甘味が前面に出て好きかな。

 蟹は一年に一回だけ、このお店でいただいて大満足して他に蟹は食べずにまた一年・・・なのに、今シーズンは二回もいただいて、ちょっと贅沢のしすぎ・・・。013 014

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. ふぐの味噌漬けを二切れずつ。合わせたお酒は、神戸の滝鯉。このお酒はトモちゃんのお父さんにいただいて飲んだことがあるけれど、おいしいお酒だ。隣のお客さんが「これは酒飲みの酒」、と言っていたが、なんとなくわかるような気がした。味噌のこくと合う。015

 最後のお料理は、ぐつぐつのお鍋。

 小蕪と甘鯛と水菜。ぱりぱりに揚げた甘鯛の皮付き。

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 白菜、大根、日野菜 のお漬物が出て・・・、

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.  ごはん一つ目は、筍ごはん。出たばかりの筍。徳島のものだとか・・。早い春を味わう。019 020

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. 名物(?)蟹炒飯!お米の粒よりも蟹の身が多いのでは?という超贅沢な炒飯も、また来年・・・。022

 デザートは昔風のプリン。プリン・ア・ラ・モード。かわいらしくってなんだか笑ってしまった(笑)。

 去って行く冬とこれから来る春を同時に味わった、この季節ならではの食の愉しみ。

 ごちそうさまでした!

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アフィナージュ

 おいしいごはんの後はさらにおいしいお酒。つい先日、オープンされたばかりの小嶋さんのお店、アフィナージュへ。花屋さんのあるビルの一階の、ちょっと奥まった場所。ドアは覗き穴のついたマンションの部屋のドアみたい・・・。ちょっと開けるのに勇気がいるかな・・・。覗き穴を覗いてみたりして(笑)。

 ノックいるかな??と思いつつ、思い切ってドアを開けると、そこには変わらぬ小嶋さん(一国一城の主)の柔和なお顔が。「ああ、はたこさん!」と迎えてくださる姿にほっ。

 こじんまりとした8席ほどのお店。シックなカウンターやセラー、柔らかく照らすライト。趣味のよいグラスたち。カウンターの中にはリキュールの瓶が美しく並ぶ。音楽は心地よいジャズ。

 新しいお店なのに、ずっと前からそこにあったような・・・。小嶋さんそのもののような感じのお店。いいなあ・・。本当に居心地の良い空間だ。グラスワインを書き出した手書きのボードは、クープ時代と同じく、これもとっても小嶋さん的(笑)!

 ミッシェル・アルノーのマグナムが開いているそうなので、まずはそちらを。ご開店おめでとうございます!次はシャトー酒折のマスカット・ベリーA。ワインだけではなく、カクテルも作ってもらえる。わたしは気になっていたパイナップルのリキュールで、とリクエストするとパイナップル果汁とパルフェタムール(すみれのリキュール)のおいしいカクテルをすぐに作ってくださった。シャンパンのカクテルも健在で、小豆はいちごできれいなピンクのカクテルを作ってもらって、おいしそうに飲んでいた。

 また一つ、祇園によいお店ができました。アフィナージュ(熟成)の名前のとおり、ゆっくりとじっくりと、時を重ねていってほしいと思います。

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dimanche 20 mars 2011

白菜鍋

Cauqy7ts  Mさん邸にて、最後のごはん会は白菜鍋。Mさん、Fさんご夫妻、T子様ほか総勢7名で、夜遅くまでにぎやかに。メニューは白菜鍋!

 カヴァを飲みながら準備。とは言ってもいつものごとくわたしはいろんな食材を見せてもらったり、初採りの西山の筍や生米を味見させてもらったりして、ほとんど出る幕なし(笑)。

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 大きなル・クルーゼのお鍋にぎっしり詰まった白菜。この中にはざく切りにした白菜と、1時間ゆでてよく洗った、角煮ほどの大きさの豚肉が層になってぎっしり詰め込まれている。塩と、豚のゆで汁を加えて表面を切っていない葉っぱでおおう。こつは押さえ込まなければ蓋がしまらないくらいにぎっしりと白菜を入れることだそう。これを中火にかけてことことことこと・・・・・・・。

 その間に筍ごはんの準備。

 さて、いよいよ宴の始まり。カヴァの続きを飲みながら、Cays1c0u

 蛸と焼き菜の花とフルーツトマト

 大きな水蛸の足は、マリネしてさらに一夜干しにしたもの。オリーブオイルと塩をかけて。干すことによって旨みがぎゅっと濃くなった蛸。焼いた菜の花なんてめったに食べないけれど、香ばしさが加わっておいしいものだ。トマトもおいしい。Cagju84m

 シャルロパン・パリゾのブルゴーニュ・ブラン 2008。

 ふわっと香る樽の香り。蛸とも、フルーツトマトとも、また異質の合い方をする。

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 サーモンのマリネ ポワブル・ロゼとケイパー

 とろけそう。Cazyem1b

ルフレーヴ ブルゴーニュ・ブラン 2008

 よいドメーヌのワインは、「ブルゴーニュ・ブラン」でも、レベルが違うくらいにおいしいものだなあ・・、と思ったり、当たり前だけどシャルドネっておいしいなあ、と思ったり。

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 あの白菜がこんなにかさが減ってとろとろに!

 軽くこしょうを振ったり、マスタードを入れたりして食べる。豚肉も脂と臭みがほどよく抜けて、柔らかく、上品な味に仕上がっている。白菜の滋味。水分はほぼ白菜から出たものだけだから。なんともやさしく、ほっこりする味・・・。

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 今日、お誕生日だというゲストが増えてお祝いの一本、シャンパーニュ ロワイエCa3byr0y

 焼いたスーラン鴨

 この鴨は、フランスでなくなりかけていた種をまた増やしたものなのだそう。

 鉄の味もほとんどしないし、脂の風味も強くない。鶏肉に似て、淡白な味わいの鴨。でもこうしてシンプルに、ただしきれいにロゼに焼くととてもおいしい。

 初めてたべたカモ?Caxu8v6c

 筍ごはん

 筍は今シーズン初。もう出ているのかとびっくりする。Fさん曰く、この筍を作っている人の竹林は、グランクリュではなく、赤土なのだけれども・・・なんだっけ??要するにおいしいのよ(笑)。

 実際この筍ごはんは皆から絶賛の声が上がっていた。おいしいお米と筍、二枚にはいで細く細く切ったおあげがお米とよくなじんで、おあげの旨みをお米に移している。シンプルなのに、なかなかこうはできないよねぇ・・・。Ca2o7n3o

 復興を願って、岩手のお酒を飲む。

 南部美人。おいしいなあ・・・。わたしはごはんをたべながらお酒を飲むのもまったく平気。むしろ好きかな。筍ごはんとよく合うわあ・・・。

 あとはチーズやMさん作の、ドライフルーツのいっぱい入ったおいしいパンをいただきつつ、ガティノワジャン・グリヴォのブルゴーニュ・ルージュなど。いろいろな話がはずんで、時間のたつのも忘れるくらい。「有り難い」ということがさらに身に染みてわかるような気がした3月の夜。

 皆さん、本当にありがとうございました。

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vendredi 18 mars 2011

フロマージュ

 大地震から一週間。ずっと京都にいて、被災したわけでも、関東で停電の影響を受けているわけでもないのに、あまりに酷い映像やいろんな言説が渦巻くネットにとらえられたからか、どことなく心身が不調だな、と感じる。本が読めなくなった。おかしなほどよく眠るようになった。イラっとしやすくなった。何より、書いても書いてもまだ書ける、といった感じで続けていたこのブログも、何となくおっくうになってしまった。

 安否確認はできていたもののその後さらに心配が増した福島市に住む叔父に電話したら、今日ようやく水が出たと言った。一時的にでも、叔母と二人で京都に来ることを勧めた。揺れが収まったら次は原発の心配で、気持ちが張り詰めたままではダメージが大きすぎる。叔父・叔母ももう決して若くはないのだから。

 さて、いつもお世話になっている四条堀川のワイングロッサリーさんから、こんなお知らせのメールマガジン来た。

 「1.<実店舗よりのお知らせ>

 東京のフェルミエさんへ入荷したチーズが、行き先を失っているとの
 連絡を受けました。つくり手の気持ちを考えるにつけ、チーズを
 無駄にしたくないので、一番は被災地に届けることができたら
 良いのですが、これも叶わないとのこと。

 フェルミエには、始発で出勤して、お昼過ぎには帰宅しなければ
 節電で電車が止まってしまうスタッフもいます。各自、電車の
 ある時間に出社して仕事をするより仕方がなく、この状況が
 いつまで続くのでしょうか。
 押しつぶされそうな満員の電車通勤にいつまで耐えられるのか、
 首都圏の人々も疲労とストレスが蓄積されていきます。

 それでも、被災地の人たちのことを思えば、こんなことは些細な
 ことだと、売上の10%を被災地に寄付することに決めたそうです。

 私たちはこの心意気に感動して、いつもよりたくさんのチーズ
 を仕入れることにしました。出来ることは何でもしていきたい。
 私たちワイングロッサリーの気持ちのひとつです。
 木曜日にたくさん入荷するチーズを、みなさんもぜひ買いに
 きてくださいね。お待ちしております。」

 それならばと、夕方、チーズを買いに行く。好きなものを買って寄付までできれば最高だ。木曜日にたくさん入荷されたけれども、たくさんお客様に来ていただいてかなり種類がなくなってきています、とのこと。とは言えショーケースにはまだまだぎっしりのチーズたち。いつもは見ない珍しいものもあった。水牛のリコッタなんてとてもおいしそうだった。

 その中で買ったのは、005

 ヴィニュロン・コンフィチュール・フランボワーズ

 そんなに匂いのきつくないウォッシュチーズの間に木苺のジャムが挟んである、ちょっと珍しいチーズ。ちょっとまだ固めかな?という感じだったのでゆっくり楽しむことにしよう。006

 ロックフォール

 これはもう、文句なくおいしい。ぴりっとした感じといい、よく効いた塩といい・・・。

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.004_3  たまたま試飲をしていて、いただいたのがこのワイン。

 ドメーヌ・ジャン・フルニエ マルサネ クロ・デュ・ロワ 2007

 試飲でびっくり。セールで40%オフで即買い(笑)。繊細タイプではなく、果実味豊かなタイプ。

 青かびチーズは甘い白ワインと合わすのが好きなのだけど、これくらい果実味が豊かであると、ロックフォールとも感じがよい。

 明日もがんばっていきまっしょい!

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mardi 15 mars 2011

ちょっと昔の地図

 京都府立総合資料館へ、収蔵品展と、「京都市明細図」を見に行く。

 「京都市明細図」とは、昨年の10月に同館で確認されたもので、「大日本聨合火災保険協会」が昭和2年(1927年)に作成した詳細な、今市販されている住宅地図のような市街地図。

 南北が十条通あたりから北山通あたりまでの約9キロ、東西が東山山麓から西大路通付近までの約6キロの範囲、縮尺1200分の1、全部で286枚(3枚が欠落)の地図から成っている。街並みが大きく変わったところは何度か修正が行われており、地図に着色や書き込みがなされているが、これは太平洋戦争後、昭和26年(1951年)頃までに書き込まれたものということだ。

 今月27日までならごく一部が2階の展示室で見られるし、3階で所定の手続きを取れば、現物を閲覧することができる。

 自分の出身小学校の場所と周辺道路の変遷を確認したのだが、これほど詳しく正確に記された地図を見たことがなかったので、非常に興味深かった。ちなみに今、わたしが住んでいる家は、「印刷」と書いてあり、昭和の初期には印刷屋さんだったことがわかった(笑)。

 展示室で見た、他の区域の地図に、「図書館」という表記(クルーガー図書館ではなく)がちらほらとあるのに気が付いたのだが、わたしが今回詳細に見ていた地図上の、「鎌屋町485番地」にも「図書館」という表記があり、むろん今はその影もないのだが、これはいかなる種類の「図書館」であったのか大変興味がわいた。貸本屋のようなものだったのだろうか。

 「資料特別撮影」の申請をして、500円払えば、持参のデジタルカメラで写真も撮らせてもらえた。これだけの資料を、なんたる気前の良さ(笑)!

 今まで、「ちょっと昔の地図」を見たいという要望は多かったのだが、今後、これはパワフルな資料になるだろう。もちろん、個人的な研究にも、はたまた楽しみにも十分生かせる興味深い資料だ。老婆心ながら、資料はくれぐれも大切に大切に扱ってくださいよ、と言い添えておきたい。

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ヴィネリアt.v.b

 先日、友人4人でにぎやかに食事をした、ヴィネリアt.v.b。鴨川がよく見える、夏は床もやっているのかな、眺めの良い二階の席。001_2

 ボトルのワインも品揃えが豊富。イタリア料理のお店なのだけれど、RMシャンパーニュも数多く置いてある。

 ピエール・パオーロ ペコラーリ ピノ・グリージョ 2007。ついつい選んでしまうピノ・グリ(ピノ・グリージョ)。金色がかったきれいな色に、樽の香りが香ばしい。

 お料理はすべてアラカルト。4人くらいで来ると、少しずついろいろなお料理が味わえて楽しい。002

 レバー・パテ食べ比べ うさぎと鶏

 黒っぽい方がうさぎ。こちらの方がより鉄っぽい味がする。ちょうどよいアミューズになった。

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.003  わたしとM嬢は牡蠣が苦手なのでパスしたけれど、一個売りの生牡蠣

 身の下には蒸した白菜が敷かれ、上にはコンソメジュレ、そしてレモン。プレゼンテーションも美しい冬の味。隣で友がと~ってもおいしそうに食べる(笑)。

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.004 ホワイトアスパラガスのグリリア 温泉卵添え

 こんがりと焦げ目をつけたアスパラガスの上には生ハムとチーズ。温泉卵をくずして、よくからめて食べる。しゃきしゃきとろ~っ。

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.005_2  トリッパ・ア・ラ・フィオレンティーナ

 フィレンツェ風?ということかな。テーブルでたっぷりとチーズをかけてくれる。好みが似ているのか、わたしといっしょにごはんを食べてくれる友だちは、たいていトリッパが好き。これはほんとに、家ではできないのでお値打ち( 名古屋風に言うなら)だと思う。このお店のもほんとにおいしいわ~。

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.006  パスタ一皿目は、水牛モッツァレラとトマトのスパゲッティーニ

 やさしい水牛モッツァレラの風味が生きている。惜しむらくはしゃべりに夢中になっていて、若干冷め気味になってしまったこと・・・。

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 二皿目は、春キャベツとサルシッチャのクリームソースのキタッラ

 キタッラはクリーム系とよく合うみたい。もっちりした歯ごたえとミルキーな香りがたまらん・・・。

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.011_2  次は赤。

 チアッチ ピッコロミーニ ダラゴナ IGT ロッソ 2007

 サンジョベーゼとカベルネソーヴィニヨンとメルロー。何て言ったらいいのかわからんけどおいしいなあ、これ、というのが一同の感想。

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  京丹後地鶏のオーブン焼き にんにくとじゃがいも

 ストウブのお鍋に入っている。ほわ~んと良い香り。皮もぱりぱりで香ばしい。

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.012  なんで一の皿に戻るか~!?いやいやいや、日本人的には米はシメなのです!

 というわけで、リゾット。これはシェフにおまかせということになっていて、こんな感じで、と要望を伝えるとそのように作ってくださるらしい。赤ワインがまだ残っていたので、赤ワインに合うものを、とお願いする。

 いろいろなきのことサルシッチャのリゾット。もちろんワインに合ったし、きのことサルシッチャの出汁(笑)?がいい感じ。013_2

 ドルチェを頼んだら、お口直しが出てきた。

 ヨーグルトの泡とグリーンアップルのジュレ。泡のぷちぷち感がおもしろい。

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 7種類のスパイスを使った柑橘系のズペッタ ミントとシャンパンのソルベット

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チョコブリュレ 紅茶のジェラート

 ここのドルチェ、ほんとにおいしい!盛り付けもとてもきれいで、リストランテのドルチェみたい。

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 笑ったのがこれ!

 スペースインベーダー  フラーゴラの攻撃 エピソード0

 なんともまあ、細かい細工(笑)。フラーゴラとは苺のことで、インベーダー型の苺のソルベットが4体、キューブにしたいちごのムース、糸飴。シェフはお若そうだし、インベーダーゲーム世代でもないような気もするけどなあ・・(笑)。

 夏にパイナップルで作ったドルチェの、シリーズ第二弾なんだって(笑)。

 最後はダブルのエスプレッソ。小さなころんとしたバターケーキ付き。

 ゆっくりとわいわい楽しんだ夕食。今、わたしは日常すべてにありがとうと言いたい。.

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lundi 14 mars 2011

名残の牡丹

008  もうそろそろジビエもおしまい。これで最後の名残の牡丹。

 猪肉を扱っているところを他に知らないので、買うのはいつも寺町今出川の改進亭へ。ちょっと遠いけどね・・・。

 いっしょに売っている鍋用のお味噌も買っておく。

 猪肉は煮込んでも固くならないし、むしろ煮込んで食べた方がおいしいのだそう。昆布だしに、お味噌は濃い目に。具は、千六本に切った大根と笹がきごぼうを入れるほかは、白菜、葱、もやし、椎茸、豆腐など、いつものお鍋とあまり変わらず。すきやきみたいに卵をつけて食べるとおいしいとのことだったので、そう伝えると、弟もトモちゃんも父も、提案に食いつく。どうしてそんなにみんな生卵が好きなのだろう?わたしは七味をかけて、味噌味のみで食す。しめはうどん。

 お酒はいつものようにいろいろなものを。ストックを飲みつくす勢いなのもいつものこと(笑)。009_2

 ミッシェル・アルノー・エ・フィス

 ブラン・ド・ノワールなら、猪にもより合いそう、と。と言うか、何と合わせようとミッシェル・アルノーは好きなの。

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 ジャイエ・ジル オート・コート・ド・ニュイ えーと、何年やったっけ?

 今日、メインで飲みたかったワイン。オート・コート・ド・ニュイがおいしいのかジャイエ・ジルがおいしいのか。当然両方おいしいのだろう。ジビエにはやはりピノノワール!

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 次はすっきりと、お味噌にも合いやすい甲州を。この透明感とほんの少し残る苦味が甲州の持ち味。和の素材にぴったりと合ってくる。

 シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2009

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012_2   「もう酒ないの??」

 「え~?!」と予定外の抜栓、ジャン・グリヴォ ブルゴーニュ ピノノワール 2007。力強い、男っぽいピノ。013

 いっしょに、カベクー・フォイユを。

 栗の葉っぱに包まれた小さなシェーブル。黒胡椒がぴりっとしたアクセントになっている。

 以前はチーズなど絶対に食べなかった弟が、結婚してからシェーブルまで食べるようになっている。妻の力って凄いなあ・・・。

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グラン・ヴァニーユ

 いつもは大変静かなはたこ家も、弟たちが来たときには一気に祭になるので、料理もお酒もお菓子もたくさん食べます。

 デザートにはようやくいろいろな種類を食べられた、グラン・ヴァニーユのお菓子を。001

 フォレ・ノワール

 これはフォレ・ノワールと同じ名前の別のお菓子と思った方がよい。チョコレートのクリーム、ヴァニラのムースにチェリー。一つ一つが主張しながらも調和がとれているお菓子。

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  フレジエ

 これはもう、定番フレジエ。半分フランボワジエか(笑)。大好きなお菓子。こくのあるクレーム・ムースリンヌに甘酸っぱい苺。

 最初ショーケースになかったのだが、聞いたらそろそろできるとのこと。なんてタイムリー!2個買って、1個はお昼間に独り占めした(笑)。003

 キャラメル・オランジュ

 キャラメル、オレンジ、バタークリームなんて、わたしに食べなさい!といっているようなものではありませんか(笑)。思ったよりバタークリームは軽め。

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.004  オペラ

 黒々と艶めくグラッサージュがとても美しい。正統派のオペラ。フレジエとかオペラとか、こんなお菓子がショーケースに並んでいるお菓子屋さんって、ほんとにいいなと思う。

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.005  タルト・シトロン

 中のクリームはとてもおいしかったのだけれども、飾りのフルーツはいらないかなあ、という気がした。甘いムラングと酸っぱいレモンクリームだけで、シンプルに食べたい。

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 アルデショワ

 アルデショワと名前につくと栗で、このお菓子もマカロンに栗、コーヒーのクリームなど。少々食べにくいのが難ではあるけれど、これも調和のとれた美味。

 

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dimanche 13 mars 2011

日常を生きろ

 自転車に乗って出勤し、いつもどおりに図書館を開けられる有り難さ。今日から各図書館に設置された災害義援金の箱に、お金を入れてくださる方もたくさんいらっしゃる。大人も子供も、障害をお持ちの方も。皆、変わりなく日常生活を送りながらも、きちんと自分にできることをしている。

 テレビから流れ続ける映像や拡大する一方の被害の知らせに気がおかしくなりそうで、日常生活が送れていることすら申し訳なく感じたり。しかしそれは決してよいことではなく、支障なくふだんどおりの暮らしが出来る人は、そうした方がずっとよいのだということをたくさんの人々から教えてもらった。教えてもらって救われた。だからいつもどおりにこのブログも書こうと思う。今、困難に直面されている方々も、すぐにまた、温かくておいしい食卓に戻って来られると信じている。

 

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samedi 12 mars 2011

地震

 地震があったことを知ったのは、同日午後3時過ぎ。ちょうど会議に出席するために移動しているときだった。携帯電話でtwitter を見ていると、東北地方で震度7の文字。どんどん流れてくる、主に東京の被害の報告。詳しい情報を求めてさらにネットを見る。地震の発生は午後2時45分頃のようだった。ちょうどわたしは出かけるべく、職場のロッカーで準備をしていたくらいの時間だったが、揺れはまったく感じなかった。会議に来ていた人も、誰一人地震のことを知らなかった。後で知ったことだが、京都では、揺れを感じた人とまったく感じなかった人がいるようだった。

 移動中のバスの中で、メールを送れる友人にはメールを送信しておいたが、遅配が激しく、夕方遅くになるまで、誰からも返信はなかった。今日の朝になってようやく全員から返信。そして、福島に住む父方一族全員の無事を確認して、とりあえずはほっとしている。今は原発の情報を注意して見ている。全員中通りか会津に住んでいたので津波の被害はまぬがれたようだ。

 会議が終わって、予定どおり友人たちと食事に行く。街では号外が配られており、大きな写真がひどい被害状況を伝えていた。帰宅してからすぐにテレビをつけ、ニュースを見る。深夜にもかかわらず、一向に眠くならない。刻々と被害が明らかになり、大きくなっていくのは阪神大震災のときと同じだ。恐かったあのときのことがフィードバックしてしまう人もこちらには多い。

 朝。テレビに映しだされる世界とこちらの変わりない日常の世界の差にショックを受ける。変わりない日常の有り難さ。申し訳ないような気にさえなる。動いたのが、花折断層や山崎断層だったら?M8.8の規模にはならないにせよ、直下型の地震で京都は壊滅状態になるだろう。テレビの中と、こちらの世界の境目は、決して大きくも広くも高くもない。

 ブログやtwitterを通じてご縁のあった方々のすべてを直接存じ上げているわけではないが、それでも書き込まれる、無事です、の一言でどれほど安堵することか。

 twitter は健全だった。有用な情報が次々に流され、少なくともわたしのタイムライン上では、いらんことをつぶやいている人は誰もいなかった。役に立ちそうなことを伝えられない人は、かしこく黙って、ノイズを入れないようにしていた。

 遠くにいて、何ができるのやら思いもつけないわたし。被災していたならきっともっともっと何もできないだろうわたし。一人でも多くの方がご無事であるように祈るばかりである。 

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lundi 07 mars 2011

銘菓の旅

 ひびの入った奥歯を抜いて、明日で一週間。ぼちぼち今日から固形のものを食べ始めた。まあ、禁止されているわけではないのだけれど、傷があるし、気持ち悪いわどの道噛めないわで溶けるものばっかり(笑)。Cadwzwcj

 職場でおみやげにいただいた、松江の三英堂の「菜種の里」。「山川」「若草」と並ぶ、不昧公三大銘菓の一つらしい。

 鮮やかな黄色の、これは落雁?に、炒ったお米を配して菜の花畑を舞う蝶に見立ててある。不昧公命名のお菓子。この季節にぴったりだ。

 生地の風味がとてもよくって、しっとりしょりしょり、口の中でやさしい甘みが広がる。上品だなあ・・・。もちろんこれはお抹茶と共にいただくものだけれど、意外にもコーヒーにもよく合ったと思う。さすが松江。おいしいお菓子がある。    

 Ca8rxzln_2Fさん御夫妻にいただいた仙台みやげ、熊谷屋仙臺駄菓子いろいろ。仙台駄菓子と言えば、今は亡き友、みきちゃんの帰省土産にもらったりしていたので、ちょっと胸がきゅっとなる。

 こちらは殿様や文化人のお菓子ではなく、生粋の庶民が楽しんだお菓子。何でできているのかな?という食感や味わいのものばかりだけれど、きなこやはったい粉系のものが多いかな。素朴な味。

 江戸時代、庶民でもこんな彩り豊かな甘みを楽しめたなんて、なんだかうれしくなる。

 お菓子や甘みは、平和と文化と豊かさの一つの形なのだ。   

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