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jeudi 30 septembre 2010

カノン&ジーグ

 冷たい雨の日。想定どおりの忙しさの上に想定外のことが起こってさらに慌しく9月が去る。急に冷え込んで、また寒い寒いと、ぐずぐず言う季節がやってくる。侮るなかれ。本当に「冬季うつ病」という病はあるのですよ。

 今日は夏休みを取っていたのだが、アクシデントにより今日のミッションが中止となったので、主に家でできるだけの用事を片付ける。近々大事ある可能性も出てきたのでできる限りやっておかねば。

 外に出たついでに、お昼は高倉錦のカノン&ジーグにて。おためしコースと書いてあった、2200円のランチコースをいただく。シェフのお話では、昼は魚しか出していないけれど、予約していただければ、お肉料理もお出しいたしますとのこと。お得意の低温グリヤードもいただけるみたい。

 広い店内。飲まないつもりが、つい魔がさして白のグラスワインを一杯。温めたバゲットに、発酵バタータプナード。このタプナードがおいしくて、パンに付ければよいあてに。

 最初はカップに入ったシャンピニオンのスープ。色はかなり黒くて、きのこの風味がいっぱい。前菜は、シェーブルのサラダ。生(?)のシェーブルと焼いたのと両方あるなんてうれしい。シェリーと蜂蜜の甘いドレッシングと千切りのりんごがシェーブルとよく合っておいしかった。メインは真鯛のパリパリ焼き?だったかそんな名前の、皮がぱりぱりしたお魚料理。いっしょにほたての貝柱とほっき貝。ほうれん草のバターソテー添え。甘味は栗のクリームと栗のアイスクリーム。最後はエスプレッソ

 帰りに地下鉄四条駅に行ってみたら、コトチカ(?)が明日のオープンをひかえていろいろ準備をしていた。最近ショッピングモールが新しくできても、中に入っている店は変わり映えがしないってことが多いけど、コトチカは京都初が多いから、なかなかよいのではないかな。

 家に帰って作業の続き。うっかり蔵書の整理にまで踏み込んでしまって、今やらなくていいことにまで時間と労力を使ってしまう。読み返すこともないだろう本とまんがをまとめたのでブックオフに売りに行こう。この際書架にあるのが恥ずかしい本も処分だ!しかし減った分だけまんがは増える。今日も買ってしまった。困ったものだ。

 最近、「物の来歴」という検索ワードや妙に多すぎるのが気になって調べてみると、どうやら小学校の授業で、物の来歴を調べるという課題があるらしい。

 きっとネットだけで調べて、はい、いっちょ上がり!というのが多いのだろうな。最近は大学生ですらそんな子もいるという話だし。そこらへんのところが、きちんと学校の教室なり、学校図書館で指導されているのか、非常に気になるところである。

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mardi 28 septembre 2010

まんぼ焼き/お風呂屋さん

 父の救急車・入院騒ぎでどっと疲れた一週間。やっと休みが来たよ・・・。まあ、あちこち走り回り、やらなければならないこともあるけどちょっとはゆっくりしよう。ただ、昨日の夕方の雨で自転車を職場に置いてきたので大層不便。

.Caf3yvve  お昼は山本まんぼにて、まんぼ焼き。

 ここももう、大香園に匹敵するくらいディープな店(笑)。満員でなければ客はすべからくカウンターのおっちゃんの回りに集められる。まんぼ焼き、おいしいな。最初は生卵が苦手なので抵抗があったけど、食べてるうちに程よく火が通っていくねんな~。ぴりっとしたソースもええ感じ。

 夜、久しぶりにテレビのスイッチを入れたら、クローズアップ現代でB級グルメの話をしていたけれど、さすがに町起こしをしているわけではないにせよ、「B級グルメ」とかそういった類のものなんだろう。まあちょっと、いわゆるB級グルメを語るのってビミョーな側面があるよなあ、といつも思っているのだが、その地域に根ざした庶民の食べ物というのはおいしいものだ。

 急に寒くなって冷えてしまった体を芯から温めようと、岩盤浴をしにまだ日の高いうちから五香湯へ行く。不便なことに自転車がないので15分てくてく歩いていく。

 家のお風呂も悪くはないけれど、やはりたまにはお風呂屋さんだ。別にスーパー銭湯に行かなくても最近は十分楽しめる。店の前で、若い白人男性が二人番台に行くのに出会い、テルマエ・ロマエ(2巻ゲット!)を思い出して思わず笑ってしまった。

 しばらくぶりだったのだが、番台のおじさんの話では岩盤浴の石が変わってよりパワーアップしたとか。

 まず1階で薬湯や泡風呂に入ったりしてふつうに入浴。体もきれいに洗う。その後上に上がって岩盤浴50分。ひ~、暑い~。備え付けの体によいミネラルウォーターを飲んだら飲むだけ汗が出る。全身の水分総入れ替えの勢い。デトックス、デトックス。

 終わってから髪を洗って汗を流して仕上げに湯船につかっていっちょ上がり!ほんとは汗も流さない方がいいらしいけど。

 街のお風呂屋さんなので常連さんも多く、脱衣場では昔と同じような市井の会話が交わされている。わたしは子どもの頃、家にお風呂がなかったのでずっと近所のお風呂屋さんに行っていた。マッサージ機とか頭からすっぽりかぶるドライヤーとか、進化はしているだろうけれど、そういった独特のものは健在(笑)。

 もちろん、すっぽりかぶって頭を乾かし、進化したマッサージ機に揉みほぐされ、優に2時間半もの時を過ごしたのであった。テルマエ・ロマエでの過ごし方もかくありしか。

 女湯。みんな当然素っ裸。素っ裸の体。それ以上のものでもそれ以下のものでもない。要するに、エロい裸なんていうものは、てんこ盛りに演出された、妄想の上のものでしかないのである。

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dimanche 26 septembre 2010

鶴の恩返し

 職場のサブボスが、鶴の恩返しの話を知らないと言うので、語って差し上げた。

 昔、あるところに○ひょうという男がいました。

 ある日のこと、彼は傷ついた鶴を見つけて助けてやります。

 するとその夜、○ひょうの家に、きれいな女の人が訪ねてきました。名をお○うと言います。

 まあ、おしかけ女房みたいなもんです。○ひょうはもちろん大喜びで、お○うといっしょに暮らし初めます。

 自分が機を織るので、それを持って町へ売りに行きなさい、とお○うは言います。

 でも決してわたしが機を織る姿を見ないでください・・・。

 彼女は隣の部屋にこもって機を織ります。出来上がった布はたいそう美しく、高い値で売れ・・・。

 でもそのうち、○ひょうはどうしても彼女が機を織る姿を見たくなってしまいます。

 curiosity killed the catですよ。青髭みたいなもんですね・・・。

 ある晩、好奇心を押さえきれなくなった○ひょうは、そ~っと隣の部屋を覗きます。すると・・・

     見~た~な~~~~~!!!

 と、お○うが包丁を振りかざし・・・!

    

   ええ~~~!?!? それほんまにそんな話なんですか!?

 と、サブボス。

 そんなわけないですやん・・・(笑)。話混じってるし(笑)。

 でも50%くらい信じておられたかしらね??

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samedi 25 septembre 2010

落花流水太茫茫

 このところ身辺落ち着かなく、日々いろんなことに翻弄されるジェットコースター人生、と言うよりもお化け屋敷人生と言った方が近いかもしれない。いつどこで何に襲われるかわからないという・・・(笑)。まあそんなこんなでまたひどい目に遭いまして、それでもだんだんと自分の中で危機管理ができるようになってきたかなといった今日このごろ。オトナの階段の~ぼる~わたしはまだシンデレラ。いつか悟りの境地に至って落花流水太茫茫、流れる水のごとく、行く雲のごとく、さらさらと生きていきたいものですよ。

 おかげさまで、仕事は順調。今日は特におもしろかった。ふだんの土曜日に比べて来館者は少なかったものの、どうしたわけかふだんめったにやらない仕事がやってきてばたばたしたけれど、新鮮な感じ。

 いつものように朝は返却ポストの処理から始まって、予約本のピックアップ。今日は土曜の朝のわりにはかなり多い。ボスが約1メートルほどの未処理の本の塔を築いてその隣で平然と作業を続けていた。なんだか妙な風景でおもしろかったのだが、放置もできないので、えいやっとそのまま持ち上げてちょっと離れた端末まで塔を移動させて作業。さて、わたしは何メートルまで本の塔が持てるでしょうか。

 その後、朝のミーティングで会議の報告などを聞く。その後はひたすら督促の電話。すると他館から相互貸借の件で、問い合わせの電話あり。ちょっとばたばたする。直後今度は、NDL所蔵の資料の複写申込みが。参考図書室勤務でもないので、雑誌記事や文献の複写依頼などは日常業務であるとは言い難い。特に今は、NDLは個人申込みができるために、ますます小さな図書館では珍しい仕事になっている。少々あせったが、クリア。

 一息つく暇もなく、11時からはおたのしみ会。あ~、最終の直前練習ができなかったよ・・・。今日は「芋」つながりの絵本に手遊び、紙芝居。おたのしみ会の担当月には、毎回何を読もっかなあ・・といつも楽しみだ。職員も楽しむからおたのしみ会なのだな。

 わたしが読んだのは、かがくいひろしさんの『ふしぎなでまえ』。この人は独特な作風がおもしろく、この『ふしぎなでまえ』と『がまんのケーキ』はけっこうお気に入り。絵本作家としての活動期間も短く、お亡くなりになってしまったのが本当に惜しまれる。

 いろいろ午前中の仕事の後片付けをしてお昼休み。お昼からはブックメールの処理に予約本の組み込みや返却など少々体を動かす仕事。

 その後は、あちこち確認や問い合わせや依頼の電話をかけたりかけられたりしながら、来月の会議のための調査の回答作りをワードでせこせこ作る。カウンターを見ながらでは集中力が途切れがちだが、致し方なし。

 また次回の会議で、先日の奈良での分科会の報告を5分でやれというお達しが来た。5分て・・・。何をどう5分でしゃべれと?まあ、これは明日以降に。

 気がついたら、今日はほとんどカウンターに座っていない。夕方になってもう終わりかなあ、と思っていると学校協力の問い合わせのため、来館された先生あり。学校単位のことであるので、貴校のご担当の先生にまずお問い合わせを、とお願いする。

 なかなか多彩な一日で楽しかった。思えば、やって来る人次第、かかってくる電話次第で、To Do リストなんか意味ないだろ?とも言える仕事であることよ。合間合間にTo Do リストにあらかじめ書いておける仕事をこなす感じになるのは仕方がないね。決して自分のペースではできない。やってきたことに次々に対処。これもまた、落花流水太茫茫。

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mardi 21 septembre 2010

初秋の宴

 気候の変わり目というのもあってか、若干の体調不良。ちゃんと料理のパワーを受け切れるかな?と思いつつ臨んだ初秋の祇園さゝ木の夕食。今日はお酒も控えめに、のんびりといきましょう。そう言えば今日はテーブル席。

 前回は大将が急病のためご不在だったのだが、今日はトークも冴え冴え。大変に痛~い思いをなさったとか。世にハードワークの方は多いと思うけれど、ほんとにお体だけは大切になさっていただきたいものです。

 いつものように冷酒から。山形の東北泉をハーフサイズで。悲しいことに(?)、今日の料理はいつにも増して「さあ、お飲みなさいよ~」といったものが多くて・・・。003

 卵のムース 北海道のうに すだちのジュレがけ

 さすがに甘くはないけれど、お菓子みたいにふんわり固まった卵のムース。うにのねっとりしたおいしさとよくあっておいしい。すだちのジュレの酸味が引き締め役。うに大きいなあ。殻に入った状態を想像するとなんだか大きすぎて恐い(笑)。

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.004  筋子 山芋 わさび 揚げた銀杏

 まだ青いいちょうの葉と青紅葉が添えられて、浅い秋を表している。にしても今日も暑かった・・・。

 塩をふった熱々の銀杏のおいしいこと。これだけでもお酒がすすみそう。

 筋子もおいしい。魚卵は実は嫌い(笑)。いくらや筋子もおいしいなあ、と思って食べるのは、このお店ぐらいのものなのでいつも不思議に思う。005

 対馬のアマダイ すりおろした蓮根 三度豆に梅肉 振り柚子

 お椀。ふたの表側はすすき、裏側はうさぎの図案。テーブル席は少し暗いので写真のピントが合いにくくて残念。

 アマダイの塩加減が絶妙・・・。蓮根のふわっ、しゃきしゃきもほのかに香る柚子の香も、豆の青い匂いも、鋭い梅肉の酸味も、一椀の中の変化が楽しい。

 いろいろなおいしい料理が出てくる中で、お椀ものが一番しみじみとおいしいなあ、と思う。007

 愛媛の鯛 大分の車海老 戻り鰹 大間のまぐろ

 大とろはいつものように握り鮨で。

 向こう三ヶ月ほどの分の魚を供給(笑)。で、ますます家で魚を食べなくなるのねぇ・・・。

 次のお酒は、同じく山形の三十六人衆をハーフで、三十六人て、誰と誰と誰???今日は東北シリーズかな。008

 鱧の肝の煮付け

 しょうがを効かせて甘辛く煮た鱧の肝。まさにこれは、酒のあて・・・。こっくりと煮上がった鱧の肝は、鶏の白肝のようでもあり・・・。

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.009_2  

 揚げた子持ち鮎

 こんなに大きな鮎なのに!頭からしっぽまでぱりぱりと全部食べられますよ。これで今年の鮎は食べ収めになりそう。

 あ~、小豆が飛露喜飲んでるぅ。。。いいなあ。。

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 鷹ヶ峰とうがらしの焼きびたし

 おいしいなあ・・・。家では万願寺ばっかり食べてるけど、ピーマンとハーフでないだけに(?)味が濃い。かけられた鰹も美味。

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 毛蟹ボール 若布

 ・・・と勝手に命名(笑)。この名付けのセンスに大将びっくり。根室の毛蟹をほぐして山芋と胡瓜を混ぜて甲羅にぎっしりと詰める。表面には大きな身がびっしり。二人で一匹分。すごい密度で詰まってる。一年分の毛蟹を供給できた。

 好みで加減酢を、ということだったが、蟹そのものの塩気だけで食べるのがおいしい。添えてある若布もしゃきしゃきで香りよく、何もつけなくても大変においしかった。

 大将のお話によると、毛蟹は例年ならお盆頃におしまいになるのだが、今年は暑くて海水の温度が下がらないので、まだまだおいしいものが獲れているのだとか。そのため、つい出してしまう・・らしい。歓迎です(笑)。 012

 さあ、これは・・・?

 北朝鮮の松茸 鱧 三つ葉の茎 振り柚子

 お座敷天麩羅ならぬ、お座敷鍋。すぐ近くで作ってもらう。テーブルでの食事もなかなか新鮮。

 北朝鮮から来た、と聞くと、どうやって来たんやろう?万景峰号で来たんちゃうか?・・とかついいらんことを言い合ってしまうわたしと小豆。そうこうする内にお鍋が出来上がる。013

 お椀ものよりもしっかりした味つけ。

 既に辺りには松茸の芳香・・・。ふっくらと花開いた鱧にしゃっきりした松茸、三つ葉の香り。

 鱧はねぇ・・・、葛を打ってお椀のたねになっていたり、こんなふうになっていたりする食べ方が一番好き。二番目が焼き霜。今年も鱧はよく食べた。京・大坂に暮らすものの夏の楽しみかな。015

 珍しくごはんはつやつやの白飯

 新米の季節のみ、おいしいものを順に出されるのだとか。今日のは大将の故郷の近江米。

 胡瓜の古漬けと、ちりめんじゃことたらこの和えたもの

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 島根の笹鰈の天日干し

 鰈と言うと、若狭のイメージがあるけれど、島根の鰈も大変によいものだとか。確かに確かに・・・。

 しみじみとおいしいご飯を味わいながら、小豆としみじみと語り合う。老後の資金も貯めねばならないというのに、こんな贅沢をしている場合なのか。これではまるで、蟻と蝉なのではないか。いやいや。もっと年を取れば胃腸も体も弱って、おいしいものも食べたくても食べられなくなるのは必至なのだから・・・。と、結局贅沢容認かよ?!017

 季節の果物。

 巨峰、メロン、キウイ、黄桃に桃のソース。黄桃ラヴ。

 新米のおにぎりのおみやげをいただき、ほくほく。おにぎりは塩だけのが好きですよ。大将のトークも聞けたしよかったな。

 最後はONZEにてコーヒーなど飲みながらおしゃべりの続き。

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vendredi 17 septembre 2010

あをによし

 あをによし寧楽の都の全国図書館大会へ出張。派遣されたのは、午前・午後とも第12分科会「多文化サービス」。

 午前は日図協の多文化サービス委員会委員長の村岡和彦氏による経過報告と、事例報告が二つ。

 一つ目は、愛荘町立愛知川図書館・秦庄図書館館長の西河内靖泰氏で、「滋賀県愛荘町立愛知川図書館における多文化サービスの取り組み」について。

 西河内さんは昨年4月から、渡部幹雄館長の後任として、館長職に就かれたとのこと。わたしは寡聞にして存じ上げなかった。西河内さんは、長く荒川区の図書館におられた方で、まだ南千住の図書館にお勤めだった頃の同図書館へ一人で見学に行ったことがあり、職員の方に丁寧な案内をしていただいた。

 また、愛知川図書館には、4年前に図書館の有志数人で見学に行き、先代の館長の渡部さん自ら館内を案内していただきながら、細かなお話をうかがっている。その際にも多文化サービスのお話も出て、「町内で働くブラジル人の子供がたくさん利用しているのでポルトガル語の資料を集めた部屋を作る。作るだけではなく、それをきっちりポルトガル大使館にアピールすると、大使館からたくさんの本の寄贈があった」という事例などもうかがっている。

 そういった記憶もあり、館内の様子もはっきりと覚えているので、今回の西河内さんのお話も大変わかりやすく聞けた。西河内さんは、個人的には、図書館のサービスの中で一番大切なのは、多文化サービスと障害者サービスだと考えているとおっしゃっていた。

 二番目は、「よこはまライブラリーフレンド」の、加藤佳代氏、宇都宮日美氏のお二人による「横浜における多文化サービス~横浜市立図書館における児童生徒に対する多文化・多言語サービス推進事業の成果とその後」と題する、図書館から、ではなく、市民団体の方からの報告。

 「外国とつながりのある子どもたち」のために、通訳付きの図書館見学会を開いたり、「アジアの子どもの本セット」の学校貸出とブックトークの実践についての報告。市民グループと図書館がよく協働できているという良いケースだと思った。

 午後は基調報告。自由が丘産能短期大学教授の平田泰子氏より、「IFLA多文化サービス分科会の取り組み:『IFLA/UNESCO多文化サービスガイドライン第3版』をめぐって」。

 「IFLA多文化図書館宣言」がUNESCOに証人されるまでの道のりや、ガイドラインの第二版と第三版の違いについてなど。また、デンマークのヨーテボリのIFLAの大会後に視察された図書館では、プレステなどのゲームも資料としての収集を行っており、館内でプレイできるようになっている、といった興味深い報告も。実際、第三版では、収集する資料の一つとして、「ゲーム」も入っているのだそうだ。

 ここまでのお三方が異口同音におっしゃったのは、多文化サービスは特別なサービスではなく、当たり前のサービスであるということ。これは、IFLA多文化社会図書館サービス分科会がかかげる、三つの重要な原理にも入っているのだそう。

 言ってみれば、図書館のサービスはほとんどが特別なことではなく、「当たり前のこと」。しかし、当たり前を当たり前に行っていくことは難しいことなのだと思う。当たり前を当たり前に機能させるために、倦まず、たゆまず、地を這うように仕事をしていきたいものだと改めて思った。

 最後は筑後町在住の絵本作家、人権・同和問題講師、ジョエル・アソクバ氏による講演「日本に暮らして思うこと~違いを尊重し共に生きる~」。アフリカ系カナダ人としてのご自身やご家族の経験に即してのお話。多文化サービスの根底にあるものは何かということを再認識させてくれるような良いお話だった。最後にはご自身の絵本、『にじのともだち』、『ごぼうさんのいろ』の二冊の読み聞かせも。『ごぼうさんのいろ』を書かれたきっかけなど、少々意外なお話も・・・。

 最後に質疑応答。ビルマからある図書館へ寄贈された資料についてのお話から、図書館の委託の問題まで広がる展開があったり。詰まるところ、図書館のサービスはどれとも繋がっているから、一つの視点だけからは語れないということだろう。

 iPad持参で、休憩時間にネットで他の分科会の様子を見たり。最近は何かと便利になったものじゃのう・・・。無事日程を終了して、帰りに、ちょっと気に入っているバーマンズアイスクリームでアイスを食べて、もちいどのの千三百手観音様を拝んで帰る。帰宅後は、U40奈良でのLTをうUSTで見たり。ざわついた会場でお話をするのは骨が折れることだと思うのに、皆さんきちんとしっかりお話になる。 

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dimanche 12 septembre 2010

仏心

 午前11時より、母方の祖母の一周忌の法要。法事というのは参列するだけなら何のしんどさもないが、するのは準備から何からけっこう大変。母方の祖父にはきょうだいが多く行き来も盛んだったのだが、最長老であったわたしの祖母が98歳で亡くなって、とうとう配偶者も含めて母方の祖父母の世代は全員亡くなってしまった。法事に来てくれる親戚の高齢化も著しくかえって声をかけるのが申し訳ないような感じも^^;。

 前日から弟夫婦といっしょに、遺漏なく準備をしたつもりでも当日は読経が始まってからばたばた。蝋燭の燃焼時間が短すぎたり、うちは繰り出し位牌を使っているのだが、祖母のを前に出しておくのをすっかり忘れていたり・・・。過去帳にすれば?と勧められるも、わたしのきったない字で記入するのはいかにもはばかられる。ちなみに過去帳というのは亡くなった家族のデータベースのようなものですよ。

 だいたい50分ほどの法要。仏説無量寿経とか仏説阿弥陀経とか。いつも思うのだが、お経の始まりの一文、「如是我聞」という言葉はいいなあ。「わたしはこのように聞きました」。

 お釈迦様の弟子が、師から聞いたことをそのまま伝えるという形。もしかすると弟子はさらに思索を深めているかもしれない。でも「わたしはこう考えた」とは言わない。いつまでたっても師は師。

 法要後の会食は、唐橋の岡庄へ。ここは長く仕出し専門でやっておられたのだが、数年前にお座敷を作って店でも食べられるようにされた。仕出し以外でお世話になるのは初めて。

 こういったお店は、法事などの会合に使われることも多いだろう。ということはうちも例外ではなく、高齢で足の悪い人も多いので、たいてい掘りごたつ式になっている部屋がある。これは非常にありがたい。

 また、あらかじめ法事であることを伝えてあったため、床の間のお軸の文字は、「仏心」。こまやかな心遣いがうれしい。

 始まるまでに一言ごあいさつ・・・というたぐいのことがわたしは苦手なのよ。スピーチとかも大っ嫌い(笑)。002

 八寸。松茸と三つ葉のおひたし、くちなしで煮たさつまいも、八幡巻き、枝豆、スモークサーモンを包んだ酢蓮、あわびとオクラなど、ちょこっとしたおいしいものがたくさん。

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.003  氷水に浮かした水貝。初めて食べる、こりこりした貝。

 肝酢につけて。他には、皮をむいたぶどうきゅうりじゅんさいが浮いていた。

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 お造り。鱧の落としや大とろ、平目、伊勢えびなど

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 土瓶蒸し

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 茄子の田楽 フォアグラのソテー乗せ

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  .009炊き合わせ

 湯葉、もみじ麩、揚げた生麩、青柚子の皮をまぶした子芋とか、何かの子とか。  

 ここの味つけはほんのり甘め。

 準備される赤いもうせん・・・。何かと思うと・・・?

. お座敷天麩羅!!011

 パフォーマンス力高し!

 揚がった天麩羅は最初、若いおかみさんが自らサービス。何かにつけて、丁寧な行き届いたお世話なのよね、ここ・・・。

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 きすの大葉巻き   茄子

 魚は天つゆで、野菜は塩で、がおすすめのこと。

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 車海老   万願寺唐辛子

.017_3  茶碗蒸し

 上にはふかひれと、しょうがを聞かせたあんがとろ~り。

 中にはなども入った贅沢なもの。

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.018  松茸ご飯

  伊勢えびの子が入った赤だし

  香の物

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 水菓子は、メロンルビーグレープフルーツ

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 当日、体調不良のため、一人欠席となってしまったのだが、その旨をお店に伝えると、お持ち帰りしていただけるものだけになりますが・・・と、快く余ったお料理をきれいに折り詰めにしてくださった。こういうサービスも非常にありがたいと思った。

  10月には納骨と分骨。住職(年の離れたまたいとこなのだが)といっしょに京都→鯖江と一日でするというハードスケジュールだ。

 一周忌が終わって一段落。納骨が終われば、やれやれだろう。しかし、三回忌はあるのだろうか・・・というかできるのだろうか・・。

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samedi 11 septembre 2010

ピッコロ・ジャルディーノ

 試飲会のあとは大宮錦のピッコロ・ジャルディーノにて、軽く夜遅ごはん。明日は法事なので、さくっと軽くイタリアン。

 おいしいワインをたくさん試飲した後だったけれども、ないのも寂しいので、それぞれグラスワインを一杯ずつ。001 002

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 自家製鴨の生ハム白肝のリエット

 赤ワインによく合うあて。

.003_2  豚肉と万願寺唐辛子のラグーのペンネ

 このお店はランチにしか来たことがなかったのだけど、夜もなかなか。パスタはしっかりおいしいし、夜遅い時間にぴったりの「あて」的な料理もそろっている。イタリアンなのだけれど、焼酎がたくさんあるのがおもしろい。

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 これは写真ではよくわからないけれど、牛肉の赤ワイン煮込みのグラタン。表面にはなめらかなマッシュポテト。イタリアでどう言うのかはわからないけれど、アッシ・パルマンティエのようなもの。

 牛肉の煮込まれ具合と風味がとてもよくておいしい!

 あんまり夜更かししないように、のつもりが激論(笑)となったため22時半過ぎまで、お久しぶりのTさんと楽しい夜。Tさん、ありがと~♪

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ブルゴーニュ・ツアー

 ちょっと趣向を凝らしたワイングロッサリーの試飲会。今回はブルゴーニュの畑とドメーヌを巡る旅に、Tさんと一緒に参加する。。ブルゴーニュのワインは、シャンパーニュと並ぶこのお店の顔と言っても良いのだろうと思う。

 実はブルゴーニュには大昔にちらっと行ったことがある。ヨーロッパが50年ぶりの寒波に襲われた年だった。ありえない雪にTGVが遅れに遅れ、ようやくたどり着いたマコン。当時はお菓子にしか興味がなかったのだけれども、それでもなんとなく買ってみた白ワインがおいしくて、それからしばらくは白ワインと言えばわざわざマコンを探していたような気がする。今ブルゴーニュに行けたら、絶対に「銘醸街道」を自転車で走る・・・!ってあかんやん、飲酒運転や。自転車、などと思ったのは、たくさんの村があるのでてっきり広範囲にわたっているものと思っていたのだが、実は端から端まででも短い距離なのだと教えてもらって驚いたから。

 1日目はパリへ向かう機内で、ラモネ ブルゴーニュ・アリゴテ 2008。アリゴテと言えば酸っぱい酸っぱい!という印象があってあまり好んで飲むこともなかったけれども、さすがラモネともなるとおいしいのだなあ。きんと冷やして、暑い夏の日にごくごく、という感じ。

 TGV乗ってボーヌへ。オスピス・ド・ボーヌを訪問。ここでは、慈善事業のための伝統あるワインのオークションが年一回行われる。ワイングロッサリーが昨年競り落とした二樽。わたしも一本ずつ予約して到着を楽しみに待っている。

 2日目。ムルソー村では、映画にもなった作り手、メゾン・ドゥ・モンティーユのブルゴーニュ・ブラン 2007。ブルゴーニュ・ブランと言っても、ムルソー村のぶどう100%。

 ピュリニー・モンラッシェ村では、エチエンヌ・ソゼ ピュリニィ・モンラッシェ 2008。本当に久しぶりにシャルドネを飲んだのだけれど、特別に複雑なニュアンスが出る品種なのだということを改めて思った。

 そしてモンラッシェ村へ。ここでおいしいレストランの紹介。チーズを二種類。デリス・ド・ブルゴーニュブリア・サヴァラン・アフィネ。どちらもまったく同じ製法のチーズだが、前者は品質安定の工場製。後者は農家製。わたしは熟成させた方が好きなのでアフィネが好きだけれど、もちろん前者もおいしいと思う。ただ、クリームを多く添加したチーズなので、Tさん曰く「バターっぽい」ということでそんなに得意でないとのこと。人の好みを聞いてみるのもおもしろい。

 いよいよコート・ド・ニュイへ。フィサン村からジュヴレイ・シャンベルタン村へ。アルマン・ルソー、ドメーヌ・アルロー、ベルナール・デュガ・ピィ、ドニ・モルテなどの有名な作り手さんを訪問。作っている人の顔が見えるっていいなあ・・・。ドメーヌ・アルロー ブルゴーニュ・ロンシヴィ 2007。このワインには驚いた。だってこのおいしさで3500円・・・。

 モレ・サンドニ村ではドメーヌ・デュジャックを訪問し、シャンボールミュジニィ村へ。コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエを訪問。超有名。いろいろな畑を見せてもらいながら、A.F.グロ シャンボール・ミュジニィ 2001を。強く主張することがなくて、「あえかな」という様子のシャンボール・ミュジニィ。源氏物語の「夕顔」みたいな感じかなあ・・・。

 クロ・ド・ヴージョを経てついにヴォーヌ・ロマネ村へ。ここではもちろん有名過ぎるロマネ・コンティの十字架を見る。一生の内、飲めるということがあるのだろうか?みたいな、非庶民のワインですね・・・。

 ジャン・グリヴォ ヴォーヌ・ロマネ 2007。一口飲んだだけで、好き、と思った。

 まさきこさんの何度にもわたるドメーヌ訪問で撮って来られた秘蔵の写真を見せてもらいながら、興味深いお話をたくさんうかがった。特におもしろかったのは、マイクロクライメイトの話と、「政治的な理由によって」畑の名を名乗れなくなったドメーヌの話。

 最後は有料試飲。2杯で1000円。1杯当たり500円で、普通の「グラスワイン」の量が試飲(?)できるなんて・・・。

 1杯目は、ラモネ シャサーニュ・モンラッシェ 1er レ・リュショット 2008。一口含めば広がる香り・・。へへへと笑ってしまうくらいにおいしい。なぜおいしいワインを飲むとつい笑ってしまうのか・・・?無類のモンラッシェ好きのTさんとへへへ・・(笑)。

 2杯目は、シモン・ビーズ サヴィニー・レ・ボーヌ オー・グラン・リアール 1996 のマグナム。う~ん・・・これも・・・。良いワイン。日常に飲めるか飲めないかは別にして、こんな機会に味わってみる、というのは自分の中に辞書ができるようなものなのでいいなと思う。

 知れば知るほどおもしろいワインの世界!

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jeudi 09 septembre 2010

ベルエレーヌ

 急に冷えたので、少々風邪の気配。それでなくても父がいるのでクーラーにさらされて、体がだるくてしかたがなかったところ。わたしは暑さに対してはずばぬけて耐性があるので、「体が丈夫」と言われることが多いが、わたしの考えでは、半袖・薄着の夏の服装で四六時中冷気で体を冷やした上に、外気との大きな温度差にもまったく平気な人こそが、真に体が丈夫なのだと思う。丈夫な人とは、冷えに強い人だ。わたしも若い頃はクーラーが大好きだったのだが、年のせいか、今では年がら年中、寒がっている人になってしまって人から笑われている。

 さて、二連休明けの職場の朝はいつものように忙しい。しかも在架予約リストは故あっていつもの倍増し。もう、何がなんだか・・・。着くなりボス以下待ったなしのロケットスタート。ふと思ったのだが、システムに精通した司書を養成することも置くことも難しいのであれば、顧問とかアドヴァイザーを置くっていうのはどうなんだろう?な~んて、岡崎のことはもう語り尽くされたね。

 おやつは昨日作ったニューヨークチーズケーキ。このお菓子は焼き上がってから一晩(八時間くらいか?)は冷蔵庫で寝かせてしっかり締めないと切れないし、おいしくないのだ。流し缶で作って九等分。小粒でもぴりっと辛いではなくて、ずしっと高カロリー。

 夜は昨日の洋梨のコンポートで、ベルエレーヌを作って食べようと、ハーゲンダッツのヴァニラアイスクリームを買って帰る。

 ベルエレーヌというのは、洋梨のコンポートにヴァニラアイスクリームを添えたり詰めたりして、上からとろ~りと熱いチョコレートソースをかけたものの名前であるが、なぜ「美しいエレーヌ」なのかは知らない。

 手持ちの『仏英独=和 洋菓子用語辞典』 千石 玲子,千石 禎子,吉田 菊次郎/編 白水社 1989年 によると、「オッフェンバッハのオペレッタの名.1865年頃から料理名に使われる」とあるが、やはりなんでベルエレーヌなのかはわからない。年代までわかるのに由来が不明とはこれいかに?と思うのだが、お菓子の名前や生地の名前には由来がよくわからないものが多い。

 ついでながら言ってみると、シュクセ(成功)、これとほとんど同じようなものであるプログレ(進歩)、ビスキュイ・ジョコンド(モナリザのビスキュイ)、ドイツ菓子の生地のジャポネマッセ(日本の生地)の名前の由来をご存じの方があればぜひご教示ください。

 出来上がったベルエレーヌは洋梨もとろっと柔らかく、熱いチョコレートで溶けかかったアイスクリームといっしょに食べればとても美味。写真を撮ろうと思ったけれど、どんどん溶けるので見栄えが悪くてだめ。

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mercredi 08 septembre 2010

洋梨

 朝方まで台風による豪雨。台風一過に晴れ上がりもせず。風が冷たくなっていたので、背後に冬将軍の影を見る。また厳しい季節がやってくるなあ・・・。ああ、隠居した暁には冬将軍の季節にはその魔の手を逃れてタヒチか石垣島で捲土重来を期したいものだ。

 今日はアポイント責めはなかったものの、昨日に引き続き忙しい一日。ついにうちもヘルパーさんに来てもらうことにしたので、お風呂場や台所の棚や食料棚など、細かな部分の整理と掃除。人に入って仕事をしてもらうわけだから、あんまりなことにはしておけない。。。

 同じ台所に立つなら、楽しいことも同時にやろう、と思って、久しぶりにニューヨークチーズケーキを焼く。ながら作業では手の込んだものは作れないけれど、こういうお菓子なら大丈夫。ちょっと焼きが甘かったか?という感じではあるけれど、とりあえず明日の職場でのおやつにしてみたい。楽しみ~。Cac37ym6

 昨日の夜は料理する元気がなかったので、出来合いのものでしのいだ。その代わりと言ってはなんだが、ワインを飲んだ(笑)。

 ユエのヴーヴレイ クロ・デュ・ブール 2007。ユエのシュナンブランは何度飲んでもおいしいと思う。

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.Caq5itkx 朝、切って食べてみたはいいけれど、ガリガリに固かった洋梨。思うに、固い桃と洋梨と柿ほどがっかりな果物はない。

 ふと思いついて、昨日のヴーヴレイを使って、コンポートにすることにした。棚に放置されていた先代のヴァニラビーンズを投入。最後のお役目である。そうそう、知らない人ももしかするとあるかもしれないが、ヴァニラビーンズは何回か繰り返して使える。最初は縦に切って種をしごき出し、贅沢な使い方をして、その後はきちんとさやを洗って乾燥させておけば、何度か香り付けができる。なんてエコなんでしょう(?)。

 柔らかくふっくらと煮上がって、明日が楽しみ。ヴァニラアイスクリームを作るのはさすがにしんどいのでおいしいのを買ってきて、ベルエレーヌにして食べよう!こういうのがkshara先生がいつもおっしゃる、小確幸というものなのだろうか。

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samedi 04 septembre 2010

西湖

Cabe05ig  明日来客があるので、お茶菓子に買った和久傳の西湖(せいこ)。つい自分の分も買ってしまって、夕食後のデザートに。

 とろん、ぷるん、としたこういう食感って好き。わらび餅とか、葛とか。でんぷん系?

 このお菓子は蓮根のでんぷん。ひんやりとした舌ざわりに、すっと抜ける黒糖の香り。ひとときの涼。

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vendredi 03 septembre 2010

一周忌

 ちょうど一年前の今日、祖母が亡くなった。ジャスト一周忌。来週には法要を執り行う予定。亡くなった人のことは阿弥陀仏にお任せして、生きているわたしはこちらの岸でやらなければならないあれやこれやに奮闘していたので法事の準備が遅れ、いつものお料理屋さんの予約が取れなかった。不覚。それにしても、つらつら思い出せば、葬儀のあれやこれやは本当に大変だったな・・・。夜になって、弟たちがお参りに来る。今日のわたしはと言えば、お供えをあげたりはしたのだけれど、忙しさに取り紛れてゆっくりお骨に語りかけることもできなかったのよね。そう言えば、そろそろ納骨の日程も考えないといけないなあ。

 先月末に父が二ヶ月の入院から戻ってきた。それに伴ってお世話になっているケアマネージャーさん、福祉用具の業者さん、それに退院に際して区分見直しをすることになったので、介護認定の調査員さんなどなど、入れ替わり立ち代り人が来る。要支援から要介護に変わるとお世話になる事業所が変わるので、それまでのケアマネージャーさんまで縁が切れてしまうのよね。そうなるとまたケアプラン決め、いや、それ以前に新たに契約とかいろいろと書類の面でも大層な手間。

 なんで要支援と要介護の間がこんな不便なことになっているのか、まったくもって意味がわからない。とにもかくにも、老親をほぼ一人で看ていくのはなかなか大変なことですよ。わたしのように捕らわれてしまった人は仕方がないので降りかかる事態に果敢に対処していくしかないけれども、逃げられそうな人は必死で逃げて、逃げ切った方がきっといいなと思う。

 母から始まって、長年にわたって治らない病人と老人とを見ているが、これは大変に気が滅入る。生老病死の四苦を目の当たりにするようだ。例えば、同じように世話が多くて手がかかっても、赤ん坊は毎日少しづつ何かができるようになっていくけれど、不治の病人と老人は毎日少しづつ何かができなくなっていく。その差は大きい。

 さて、そんなこんなで9月は今年も忙しくなりそうだ。仕事も、外での会議が一つ、出張が一つ。でも奈良出張はちょっと楽しみかも。

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