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samedi 28 août 2010

おうちのみ

 久しぶりに小豆が家に遊びに来てくれて、ワインとチーズなどでゆっくりとおうちのみ。005

 ワイングロッサリーで買って来てくれた、水牛のモッツァレラを使って、カプレーゼ。004

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水牛のモッツァレラは、ふわっふわの食感も、ミルキィな香りも、牛乳製とはまったく違う。だからカプレーゼも極上の一皿になる。         

 002_3 シェーヴルは、ローヌの、リゴット・ド・コンドリュー。2009年に認定されたばかりの新しいAOCだ。ほどよく引き締まっておいしい。

 ブルーは、ジュラ地方のブルー・ド・ジェックス。ほろっとした苦味もあるような、独特の風味を感じるチーズ。

 パリの空の下の、粉の味が抜群においしいバゲット、レ・サンク・サンスのこれまた風味のいいバゲットと合わせれば、それだけでかなりのごちそうだ。001 006

 ワインは、勝沼醸造のアルガブランカ・ブリリャンテ 2006。甲州種の発泡酒はちょっと珍しいけれど、すっきりしたよい味わい。

 赤は、ちょっと濃い目の、ロベール・グロフィエのブルゴーニュ ピノ・ノワール 2006。枯れた、とか、繊細な、といった感じのピノではなく、はっきりしていると言うか、鮮やかであると言うか・・・。何度かリピートしている作り手さん。

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vendredi 27 août 2010

夏の終わりのワインバー

 夏休みが終わると急に職場も静かになって、気が付けば日もずいぶんと短くなっている。一年で一番寂しい季節は晩夏だと思う。

 静かに仕事を終えて、ワインバーで一人飲み。001

 トリンバック アルザス キュヴェ フレデリック・エミール 2004

 夏の夕方にぴったりな、すばらしいリースリング。強いエステル香はなし。飲んだ後に返ってくる香りがとてもよい。

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.002  アミューズは、かぼちゃのマリネタプナード

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.003  新メニューに挑戦。

 グリュイエールチーズのピッツァ

 重くなり過ぎない、クリスピーな生地。まろやかなトマトソースと玉ねぎの甘味がよく合って、おいしい。

 合わせたのは、

.004  クレリコ バルベーラ・ダルバ 2006

 テイスティングサイズで。

 濃い~。そして甘い・・・と思ったけれど、実際はそうでもないのかもしれない。すっかり赤を飲まない日々なので、赤ワインの味を忘れていたのかも??

.005_2 今日の煮込みは、和牛テールの赤ワイン煮込み

 こういう煮込みは大好き。透明感のあるソースは、複雑な甘~い香り。そう、ヴァニラの香り。ほかにはアニスも入れて、蜂蜜で甘味をプラスしているのだそう。少しねっちりした部分のあるテールのお肉とよく合っていた。おいしいな♪

 ワインは、

.006_2  シャトー・ボー・シット 2007

 サン・テフテフのワイン。ボルドーの赤の味を思い出したような・・・?

 シェフとソムリエといろいろおしゃべりもして、ゆっくりくつろいだ晩夏のゆうべ。 

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jeudi 26 août 2010

東京で食べたもの・買ったもの

002  サロン・ド・カフェ ボワシエベリセール。創業者の名前を冠しているのだから、ボワシエのスペシャリテなのかも。濃厚なチョーコレートのムースのお菓子。中にはカカオニブが忍ばせてある。

 サロンは、デパートの中ながら、ボワシエブルーに彩られた感じのいい空間。

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.003  丸の内ブリックスクエアの中庭から見える建物。三菱一号館美術館・・・だと思う。ジョサイア・コンドル設計??

 東京は次から次へと新しい建物ができるので、古い建物を上手に残してあるのを見るとなんとなくほっとする。004

 ブリックスクエア内の、カカオサンパカで買ったジャラッツ。丸の内限定のカカオソフトクリーム。ワッフルコーンもカカオ味。暑くて写真を撮っている間にもだれ気味(笑)。上品な甘味。

 カカオサンパカでは、試食の末、苺と薔薇のホワイトチョコレート(板)と、フルーツガナッシュのボンボンを4つ、オレンジのチョコレートの塗り物を購入。塗り物には、チョコレートとトマトというのもあって、こちらは甘い中にも青臭いトマトの風味があって、おもしろい味だった。017 018

 エシレ・メゾン・デュ・ブールの、ガトー・エシレ・ナチュール

 バタークリーム・ラヴァーとしては、なんとしてでも食べたいお菓子。エシレバターで作ったバタークリームでたっぷりと覆われたアーモンドの生地。生地はよくアンビベされていて、しっとりと甘い。このバタークリームの厚み!クリームの方は甘味も控えめで軽く、エシレバターの香りを生かして他の香り付けは一切なし。バタークリームのケーキは、カットするときは冷蔵庫から出してすぐに、食べるときは、室温に馴染ませて、クリームが柔らかくなってから。香りがぜんぜん違うから。

 さすがにクロワッサンは3種類ともに売り切れ。生菓子はなんと、ミゼラーブルがあったのだけれど・・・。ガトーエシレと構成が似ているし、そんなに食べられるわけでもないからあきらめた。無念。001

 マドレーヌフィナンシェ。しっかり焼かれて、表面はかりっとしている。どちらもかなりリッチな配合のようで、しっかりしている。

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 さて。25日の午後、チェックアウトを済ませて向かったのは、三軒茶屋にある、ブーランジュリー・パリの空の下。arinko さんに教えてもらって、ぜひぜひ行ってみたかった店である。世田谷って日本橋から遠いなあ、と思ったけれど、半蔵門線と東急田園都市線が乗り入れているので楽々だった。

 三軒茶屋は今、パン屋激戦区なのだそう。パリの空の下のシェフは、バゲットで、フランスの賞を取られたブーランジェなのだが、ジェラール・ミュロにもおられたパティシエでもある。趣味で(?)自転車レースもされていて、自称、「日本最速のシェフ」なのだとか(笑)。世田谷通に面した黄色い外観の小さなお店の前には、コルナゴのロードレーサーが止まっていて、それがまたかっこいい。

 既にパンもお菓子も少なくなっていたけれど、あれこれ買って、一部は帰りの新幹線車内で、アイスコーヒーと共に夕食とした。003

 クロワッサン。ほんとに聞いてたとおり、独特だわ・・・。ずっしりと重い。表面と両端のみ、さくっ、はらっ。中はしっとり、と言ってもクロワッサンの層、という感じではなく、どちらかというと食感はパン(いや、クロワッサンもパンなんだけどさ)。さくさくのに慣れているのでちょっと驚くのだけれど、噛んでいたら、生地が本当においしいの。粉、なのかなあ。

.004_3  豚の柔らか煮のサンドウィッチ。豚も自家製とか。少しのマスタードが塗られている。豚肉の香りがいい。名前のとおり、とても柔らかい。赤ワインがほしくなるサンドウィッチだった。

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 「アナナスという名の猫

 と名付けられた、パイナップルとココナッツのショソン。シュルレアリスムっぽいネーミングなのはなぜ。

 ソフトな感じのフイユタージュの中には、目が覚めるようにおいしいパイナップルのジャムがあふれんばかり。ココナッツの香りがなんともトロピカル。うう。これ二個買うべきだった・・・。

 さらに、Les 5 Sens(レ・サンク・サンス)でもあれこれパンを買う。arinko さんに教えてもらった、ディーン&デルーカ ホームキッチンは、三宿でちょっと遠かったので断念。

 以下。買ったものと食べたもの(の一部)の写真。002

 パリの空の下の、ナポリテーヌ

 はらはらとした繊細なフイユタージュの中には、しっかりと濃いクレーム・パティシエール。これほんまに「お菓子屋の」クリームや・・・。.

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 パリの空の下のバゲットチャバタ

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 パリの空の下の「デフォルメされた桃」。

 またまたシュルレアリスム??桃とチェリーのクラフティ。クラフティって、冷えたのもけっこう好きなので、冷蔵庫から出したての冷たいのを食べたのだが、これもほんとにおいしい。皮付きの桃はしっかり酸味があるし、アパレイユは香りそのものからしてすばらしい。あっと言う間に食べ終わる・・・。すてきな桃のデフォルメだった。ほかのタルト買えばよかったよ・・・。.

.011  レ・サンク・サンスのクロワッサン

 ここでは、キッシュ・ロレーヌチョコレートのブリオッシュなども購入。

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.010  パリの空の下のフランボワーズのラスク

  レ・サンク・サンスのクロワッサンのラスク(ショコラ)

  レ・サンク・サンスのオレンジケーキ

  家に帰ってすぐにパンの仕分け。今日明日食べるものと、食べないもの。バゲット類は斜めに切って、チャバタはサンドウィッチにもできるようスライスして冷凍庫へ。クロワッサンなどはきちんとラップに包んで冷凍。これで当分の間はパンには困らないわ・・・(笑)。

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mercredi 25 août 2010

そうだ、東京行こう。

009  東京に行っていつも思うことは、1・すごい物量だ。(人も物もハンパなく多い) 2・東京は涼しいなあ。(夏の場合)冬の場合は、暖かいなあ、でとてもうらやましかったりする。過ごしやすい土地だ。 3・関東平野は広いなあ。(特に高層階の部屋に泊まると思う) 4・東京の人はあんまり歩かないかも。(今回も、目的地まで歩いて行く、と言うと「歩く人はいませんよ・・・」と親切に電車かタクシーに乗ることをすすめられた。あえて歩いたら10分ほどだった)

 まあ今回もいつものように思った。暑いと聞いていたけれど、風があるし京都に比べればずっとましだろう。泊まったのは、日本橋のマンダリンオリエンタル。東京駅から歩いて、初めて日本橋を徒歩で渡った。工事をしていてちょっとややこしかったけれど、立派な橋。たもとには碑(?)。ここが東海道の終点なのね。三条大橋から・・・って、遠っっ。005_2 011_2

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. 35階の至れり尽くせりの快適空間。窓からはスカイツリーが見える。浴室はシャワーブースが分かれているのいい。バスタブは広くてゆったり。ただし、わたしのように小さい人は寝て入ろうとすると溺れる(笑)。013

 ウェルカムの、すいかの冷製スープ。

 15時にチェックインして翌日の15時のチェックアウトまで、友だちに会ったり、スパに行ったり、新聞読んだり、部屋のお風呂で本を読んだり、お菓子を食べたり、のんびりと過ごす。

 37階にあるスパは極上。しかも行った時間はわたししかいなくて、広いスパを独り占め。眼下に広がる東京の夜景を見ながら、ジェットバスで肩凝りを癒す。極楽極楽・・・。020 019

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. のんびりしようと思うなら、朝食はルームサービスに限る。トーストを選んだら、トースターまで持って来られたのでびっくり。クロワッサンとフルーツブリオッシュ。グリーンサラダにマンダリンオレンジドレッシング。フルーツ((すいか・メロン・パイナップル・マンゴー・ぶどう)。野菜ジュースは紫色・・・。好みの卵料理とチキンソーセージ・クリスピーベーコン・ハム・ポテト。目玉焼きは必ず両面焼きでお願いします・・・。コーヒーはたっぷり二杯分。バターと小瓶のジャム3種(マーマレード、いちご、ブルーベリー)。冷たい中国茶もついていたのでうれしかった。

 隣の三井本館に、国立科学博物館の分室みたいなのがあるのを見つけてちょっと入ってみた。無料だったが、ビルの5j階のほんの一室のみのパネル展示。なんとも不思議なところだった。ちなみに三井本館はレトロな部分を上手に残してあるような感じで建物の中がちょっとおもしろかった。

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lundi 23 août 2010

レモンカード

001  午後、大阪へ。

 久しぶりにarinko さんのカフェ、月曜限定、SUGAR TOOTH に行く。お菓子を食べて一休みするのと、arinko さんに会いに行くのと、目的は半々くらい(笑)。

 SUGAR TOOTH セットをアイスコーヒーで。

 定番のかぼちゃのプリン桃のトライフルスコーンとジャム、今日のケーキは、ゴールデンパインとブルーベリーのタルト。パイップルの甘い香りがいいなあ。

 ジャムはレモンカードを選んだ。レモンカードは好きなのだけれども、市販品は卵臭くておいしくないものしか当たったことないし、自分でもそう作らないしで、長く食べていなかった。

 さすがにarinkoさんのはおいしいなあ・・・。卵のいやな臭みがなくて、レモンの酸味がとてもさわやか。粘度も低くてどろっとしすぎていないのもいい。販売は今はしていないけれど、安全に販売できる配合、製法を鋭意実験中とか。期待しております!

 伊予柑ピールの入ったフィナンシェとキャラメルクッキー、杏とパッションフルーツのジャムなどを買って帰る。今日はいつもよりゆっくりおしゃべりができてよかったな。

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samedi 21 août 2010

熟成鯛とほわほわ穴子

 そろそろ夕ご飯を食べようかなあ、と思っていたら、Fさんからメールにて喜久寿司へのお誘い。よかった、食べたあとじゃなくって(笑)。喜んで行くと、Fさん、Mさこさんが誕生日のお祝いをしてくださった。有り難く、とてもうれしいこと・・・。001

 まずは冷たいビールで乾杯。突き出しや、鱧の焼き霜、煮穴子をいただく。煮穴子をあてにしてもらったのは初めてだけれども、香ばしい海苔が添えられてあって、これもとてもおいしかった。

 八海山に切り替えて、蛸のにぎり。

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 特筆すべきはこの鯛のにぎり。ご主人曰く「ちょっといたずら」したそうだけど・・?

 食べてびっくり。身はしっとり、脂も乗って、鯛の味がぎゅっと凝縮されたような旨みがある。それがすし飯とよくなじんで、渾然一体となって、とてもまろやか・・・。皮目の方は少しおしょうゆを付けて。しばらくして出してくださった皮のない方は、そのままいただく。あ、塩とすだち!こちらもなんとも言えず美味。いつもの鯛と違うので、Mさこさんと「いたずら」の中味が何か考えるけれど、わからない。

 種明かしを聞いてびっくり。これは「おとといの鯛」だった。「なかなか出せません」とご主人。それはそうかも。こんなにおいしいものだと知らなかったら「おとといの鯛」と聞けばちょっと引くかも??熟成の旨みというのだろうか。魚と言えども、獲れたてがすべてではないようだ。005

 おいしい穴子はおすしでもいただく。今日の穴子は、いつもよりも、ふんわり、ほろほろで、口の中で溶けていく。これは仕込んですぐだからだそう。う~ん、美味。もちろんいつもの穴子もとてもおいしいのだけれど、何でも、「少し違ったおいしさ」のある絶妙なタイミングがあるのだなあ、と思った。

 途中からO氏も来られて、O氏にまでお祝いしてもらうことに・・(笑)。

 ありがとうございました(^^)。

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地蔵盆

008 009   オン カーカーカー ビサンマエイソワカ。

 地蔵盆は、8月23・24日の両日だけれども、今はどこの町内もそれに近い土日にするところがほとんどだ。うちの町内の日程も今日。町内に合わせて庵主さんにお参りをしてもらうので、うちも今日、お地蔵さんをおまつりする。うちのお地蔵さんは絵だけれど、町内にはまだ数軒、石のお地蔵さんを持っている家があるので、この日は庵主さんは各町内だけでなく、各家のお参りにも大忙し。タイトなスケジュールなのだ。

 ずっとこのブログを読んでいただいている方にはおなじみのうちのお地蔵さん。明治30年生まれの祖父が若かりし頃、慶応3年生まれの町内の没落したお金持ち(なんせその頃には既に没落していて、我が家に下宿していたという)のお婆さんから託されたものだということしか来歴がわからないのだが、我が母、わたしたちきょうだい、近所の子どもたちの成長を見守ってきてくれたお地蔵さんである。安易に手放してはなりますまい。

 タイトなスケジュールの庵主さんは9時過ぎにお参りに来られる予定。それまでにはお飾りも、お膳作りもすべて終えていなくてはならないので今日も早起き。007

 庵主さんはいつもわたしの作るお膳をほめてくださる。いろいろお話をうかがったところ、お地蔵さんのお膳に必ずお供えしなくてはならない決まった料理はないとのこと。おだしに至るまで、なまぐさものを避け、作りやすいものを作ればよいとのことだった。

 この季節になると、お地蔵さんのお膳について調べる人が多いみたいです、と言うと、庵主さんがおっしゃるには、「家に仏さんのない人が、急に町内の役員にならはったって、どうしていいやらわからへんのも当たり前。前の年の役員さんが写真でも1枚撮って、記録に残しておいてあげはったら済むことやのにね」と合理的・現代的でもっともなことをおっしゃる。

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 白飯  花麩と三つ葉のお吸い物

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. 精進揚げ(かぼちゃ・みょうが・蓬麩)   生湯葉と舞茸の炊いたん

 添えてあるのはすだち。

.002_2  胡瓜と針しょうがの酢のもの

 お地蔵さんと同じおかずでお昼ごはん。胡瓜の酢の物がおいしい。しょうががぴりっとさわやかで夏の味がする。

 新メニュー開発のため初めて作ってみた生湯葉と舞茸(東林院のルセットをアレンジ)の炊いたんもよかった。すだちの酸味がよい。

 お町内のお地蔵さんにもお参りに行ったり、ちょこちょこ顔を出す。この日は配り物も多いので、基本的に家にいる。うちの町内には子どもが多いので、数珠回しもあるし、集まって遊んでるし、福引きもわあわあ言いながらやっている。今も昔も変わらないなあ。オトナってほんとつまんない。

 地蔵盆が来ると、晩夏なのだなあ、と思う。夏の終わりは一年で一番切なく、寂しい季節だ。

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vendredi 20 août 2010

お飾り

 仕事の帰りに地蔵盆のお供えのお菓子や果物を買って、家に帰って、夕食の冷やしうどんを食べていると、会社帰りの弟が来た。「なんちゅう部屋にいるねん!?」と言うので温度計を見てみると、32.9℃あった。これは7月の末にオーブン2台を50分ほどフル稼働させていたときの室温よりも高い。地蔵盆の時期になってもこれだけ暑いというのは珍しいのかもしれない。ともあれ、弟によれば、「客が熱中症になる部屋」で、わたしは今日も元気である。

 「朗報がある。この部屋、エアコン入れられるようになったし」と言うと、弟はさっさとエアコンを入れ、ほどよく冷えたところで、地蔵盆の準備。町内に合わせて、うちでも明日、地蔵盆をするので壇を作ったり、幕を張ったり、お道具類を並べたり。毎年「大道具」(笑)はやらないので、ほとんどわからないのだが、やっぱりこれも覚えておいた方がいい。お地蔵さんのお道具類も年季が入ったものばかりなので、最低限、幕などを新調したほうがよいのではと思う。

 経机を出してきたはいいものの、持ち方が悪くて、ばらばらになる。「これって分解式やったっけ~??」「違うわっっ」と弟に怒られた。

 この家の子どもたち(わたしと弟のことだ)も大きくなって(爆笑)、飾られた名前入りの提灯を見るのも笑えるのだが、地蔵盆の準備は、いつもちょっとうきうきする。

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mercredi 18 août 2010

DERIÈRE LA FAÇADE

 「京都三条室町は 聞いて極楽 いてみて地獄 お粥かくしの長暖簾」・・・。と言うのは、京都の商家の暖簾の奥の、始末した始末したつましい暮らし暮らしぶりを揶揄した歌であるが、今日読了したこの本、

 『ヴェルサイユ宮殿に暮らす―優雅で悲惨な宮廷生活』 ウィリアム・リッチー・ニュートン/著 北浦 春香/訳 白水社 2010年

 はまさに、フランスヴェルサイユの宮殿は 聞いて極楽いてみて地獄・・・、ということを実に生き生きと(笑)わたしたちに語ってくれる本である。

 壮麗な外観とは裏腹に、進む老朽化、水利の困難、ひしめく人々の食事や排泄・・・。宮廷に仕える貴族でさえも決して快適には住めない。暑さ・寒さに悩まされ、ねずみの被害に遭い、悪臭に悶絶する。王より与えられる居室の修繕もままならない。そんな貴族たちが、視察官や総督ノアイユ伯爵に送る嘆願や要望書が、なかなかにおもしろい。著者の綿密な史料の調査のたまものなのであるが、まったく堅苦しくなく、おもしろい読み物のように読める。

 ヴェルサイユにはトイレがない!というのはよく言われる話だが、これは正確ではなく、あるにはあり、増やす計画もあるにはあったのだけれども、人が多すぎて焼け石に水であったという方が正しい。それよりもわたしが驚いたのは、居室を与えられた貴族たちが、建物のあちこちにほとんど好き勝手に「台所」や食べ物を温めるための「竈」を設置していたということだ。ヴェルサイユは常に火災の危険がいっぱいだったらしい。

 いやいや、ほんまに、聞いて極楽いてみて地獄。大変興味深い本であった。さすが白水社(笑)。

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mardi 17 août 2010

精霊送り

 六道珍皇寺におしょらいさんを迎えに行った際に、祖母の初盆の特別回向(?)の申込みをしたところ、本日11時より行われる、盂蘭盆会施餓鬼法要に出席し、お焼香ができることになった。建仁寺管長以下、偉いお坊さん(?)がたくさん来て法要が執り行われると言う。

 珍皇寺って、今は建仁寺派のお寺になってるのかあ・・・。受付をすまして案内されたのは境内に張られたテント席。たくさんの人で埋まっている。どうやら先着順で、本堂の席に座れたようだ。知らなくて残念。だって下からではよく見えないんだもの・・・。

 禅宗の法要ってふだんほとんど参加したり見たりしないので、お坊さんの衣から、荘厳から、お経から、どれもが珍しくて、ついつい本来の目的を忘れて(?)、いろんなものを観察してしまう。最後にお焼香をするために本堂に上がったときは、居並ぶお坊さんを、もうガン見。あ、一人、スカパラの谷中さんに似たお坊さんが!!眼福。もう何のための法要かわからないのであった・・・。

 法要は1時間ほどで終了。冷たいお茶の接待があったのでありがたく頂戴して帰る。

 帰りにバスを途中下車して、たかばしの中華そばを食べる。ほんとは山本まんぼに行くつもりだったのだが、店の前まで行くとなんと9月第一週まで休むとの張り紙。バカンスか!?フランス人か?まんぼの主人!?

 第一旭か新福かちょっと迷ったが、新福の方へ。並と焼き飯。「小」と言えば良いのについ並と言ってしまう。気が乗れば、ねぎ多めだの白身だのあれこれ言う。汗をかきつつおいしく食べる。ここの焼き飯はおいしいなあ・・・。

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lundi 16 août 2010

お盆(4)

 京都では、16日の朝におしょらいさんを送っていく。しかも、朝でもあまり遅くなってはいけないのだと言う。昔はおしょらいさんのお供物を川に流したらしいが、今は友禅流しが水質汚濁になるからといったことと同じような感じで、お供物流しもごみの不法投棄の疑いありありなので禁止になっている。その代わりに今は各学区ごとくらいにお供物を収める場所(たいていは家の近くのお寺など)が決まっていて、そこに持っていくことになっている。

 16日の朝のお供えは、送りだんごだ。近くのおまんやはんで買って来てお供えをして、おろうそくとお線香が消えてから、捨てないで置いておいた3日間のお膳の料理や花にいたるまでをきれいにまとめて、粟島さんに納めに行く。粟島さんではお塔婆をまた書いてもらうが、特にそのお塔婆には何もしない。帰りに花屋さんで、ふつうの仏花を買って帰る。

 今日は遅番だったので余裕があってよかったが、その分送るのが少し遅くなってしまった。

 夜には五山の送り火。遅番だったので遠くには行けず、と言うか、送り火をわざわざ遠くまで出かけなければ見られなくなったことが非常に不条理に思われるのである。

 西大路通を自転車で北上し、西大路蛸薬師~西大路六角辺りで、左大文字を見る。西大路通は、もう松原辺りまで来ると、ほとんど真正面に左大文字が大きく、とてもきれいに見える。歩道からではよく見えないので、人々は横断歩道辺りに群がり、西大路の信号が赤になると、わらわらと車道の真ん中に出て行き、信号が変わるまで送り火を見る。中央分離帯に留まる人も多い。

 ここで送り火を見る人は、普段着の近所の人々ばかり。船岡山や鴨川の河原みたいに、観光客もいなければ、ゆかた姿のカップルもいない、まことに好ましく、本来の送り火の見方ができるところなのだ。

 おばあさんが孫らしい5歳くらいの男の子に、「次(車道に)出て見るときは、なんまんだぶ、言うときや」と言っている。若い父親が、小さな娘を肩車しながら、「ひいおばあちゃん、また来年なって。○○ちゃんにありがとうって言うたはるわ・・・」と話しかけている。

 昨今はお神輿を拝む人が少なくなったのと同様に、送り火に向かって手を合わせる人も少なくなったが、そういった心は、細々とかもしれないが、受け継がれていっているようだ。わたしももちろん、子どもの頃、祖母といっしょにそうしてきたように、手を合わせておしょらいさんに、さようなら。ありがとう。また来年。と言った。

 夏休みには、五山の送り火(端的に、大文字、とも言う)について調べる子どもが多いが、これだけ大掛かりな年中行事でありながら、一筋縄ではいかない。その発祥から現在にいたるまでの経緯も、謎に包まれた部分が多い。

 公式な記録もないと聞く。伝え聞くところによると、江戸時代の終わりには今の倍の十山の送り火があり、失われた送り火の最後の一つは、大正時代までは火が灯されていたにもかかわらず、もう、その場所が正確には特定できなくなっているということだ。

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dimanche 15 août 2010

お盆(3)

 今日のお供えは白蒸し。自分のためにも買う。白蒸しは言ってみれば単に蒸しただけのもち米なのだが、わたしはこれに塩をかけて食べるのが好きなのだ。おいしくてつい食べ過ぎるのだが、もち米は恐ろしい。油断するとかなりおなかが苦しくなる。お弁当は白蒸し♪

 弟たちは今日、朝からお墓に行ったそうだ。春夏は雑草がはえやすいので助かる。とは言え、わたしは未だにお盆にお墓に行くというのが不思議な気がする。お盆の初めに迎えに行って、最後に送りに行くというのはわかるのだが、お盆のさなかに行っても留守なのではないだろうか・・・?お墓の帰りに、家にもお参りに来て、ついでに来週の地蔵盆に入用なお地蔵さんのお道具一式を天井裏から下ろしてきてくれていたので大いに助かった。006_2

 帰宅後お膳作り。今日はあらめを炊いて供える日であるが、うちはひじきを炊く。

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 白飯   花麩のお吸物 

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 胡瓜の中華風   茄子の揚げびたし

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 ひじきの炊いたん

 具は、干し椎茸、にんじん、おあげ、枝豆

 ひじきの炊いたんてほんまにおいしいなあ。これも子どもの頃からの好物と言ってよい。

 うちは本家のお寺も本山も鯖江にあって遠かったので、法要などのときは別だが、折々のお参りには、町内とご縁のある浄土宗の尼寺の庵主さんに来てもらっていた。わたしが小学生だったときに、先代の庵主さんが、夏休みの間、お寺に来ないかとわたしによく言っていたことを思い出す。

 今、そんな企画があればすぐに乗るのだが、当時、夏休みは、プールに行ったり、アイスを食べたりして、だらだら過ごすのが好きだったので一度も行ったことはなかった。尼寺なので、世襲というのがなく、後継者勧誘計画であったかとは思うが、もし行っていれば、尼になっていないにせよ、さまざまな作法やしきたりが覚えられてとてもよかったのではないかと思う。残念なことをした。

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samedi 14 août 2010

お盆(2)

 公休日。お盆の公休は貴重。

 14日のお供えはおはぎ。朝買いに行ってお供えをする。003_5

 今日はおしょらいさんも昼膳。正午頃の完成を予定。休日は、余裕を持って準備できるのがいい。

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 白飯  おあげとみょうがの味噌汁

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 胡麻豆腐   青瓜の胡麻酢和え

.008  炊き合わせ(かぼちゃ・干し椎茸・にんじん・花麩・湯葉)

 予定通り、正午頃完成。わたしも同じものプラス昨日の残りで昼食。湯葉と麩の炊いたんがおいしい。生麩を炊くつもりが、なかったので乾燥した麩にしたのだが、こちらもおだしをたっぷり含んでなかなかのもの。

 一休みして、2時ごろ、親友夫妻がお参りに来てくれる。中学1年の頃からの親友で、彼女自身はもちろんわたしの家族を全員知っている。祖母は入院していた時期も長かったので、古くからの友人でも会ったことのない人もけっこういるのだが、彼女のご主人は、もともとわたしの直接の友人ではなかったにもかかわらず、お正月にうちに遊びに来てくれてしかも祖母と一緒に花札をして遊んだことがあるという希少な(笑)人。二人とも忙しいお盆の里帰りのスケジュールの合間に来てくれるのだから、これもまた、有り難いこと。いつものように爆笑トークで、気が付けば3時間ほど経っていた。

 お休みだとこうしてちょっとでもお盆らしい過ごし方ができるのがいいな。理想のお盆は、余裕を持って丁寧にお膳を作り、お参りに来てくれる親類縁者を迎える。また自分も、生前ゆかりのあった方々を訪ねる。うちは地蔵盆のとき同時にお寺さんにお参りしてもらうのだが、お盆にも来てもらったらなおいいな。そういうことができるのも、すべて隠居後か・・・。

 夜は、寺町二条のSUGIZENという店で、退職された職場の先輩に会う会。先輩は今は横浜夫人となっておられるのだが、里帰りされたときにはたいていお会いできている。わたしにも声をかけてくださる、別の先輩に感謝。

 この歳になって先輩、と言うのもなんだけれど、この歳になっても後輩でいられる場があるというのは心地がよい。相変わらずおもしろい先輩も、はたこさんはわたしの中ではずっと学生バイトさんっていう感じがするわ~、などとおっしゃる。久しぶりの友人にも会って、いつものように楽しい会。 

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vendredi 13 août 2010

お盆(1)

 昨日、夕食を食べたあと、のんびりと雨月物語などを読んでいると、はっと気が付いた。なんとなんと、お盆のお供え物を買っていない!!野菜や果物や、蓮の花の入った仏花や、お供えを乗せる蓮の葉や、小さな槙やそういった諸々のもの。明日が休みなわけでもないのになんということ・・。家族の問題にかまけ過ぎていたせいだなあ。というわけで、夜10時前から、遅くまで開いている洛南ジャスコに行きましたとさ。

 その甲斐あって、朝にはきちんとお仏壇をお盆仕様に飾ることができたのでよかった。特別なしつらいはしないが、今年は祖母の初盆なのだ。近所のおまんやはんで、おけそくさんと、蓮の花の形のお菓子と、お迎えだんごを買う。この「お迎え団子」、今までなんとなく、おしょらいさんの食べ物、という感じがして、食べてみたことはなかったのだが、店の人曰く、「しんこ」と同じ生地なのでおいしいですよ、ということだった。ならば一度、と二つばかり買って、職場のお昼に食べてみたが、たしかにおいしいものだった。

 お盆とは言え、今日も忙しい一日。「開いてますか?」の電話がかなり鳴る。そうやって問い合わせの電話をしてくる人は、開いていれば来る気満々。スタッフも少なかったので、ボスとサブボスも総出でカウンターに立つ時間帯もあった。

 買い物をして帰宅。さっそくおしょらいさんのお膳のしたくにとりかかる。毎年のことなので、どうしてもマンネリになってしまうのだが、いくつかは新メニューをと思って努力してみた。006

 この時期、「おしょらいさん」とか「お膳」といったキーワードでの検索が毎年激増するのだが、お膳作りのミッションを背負った方々は、うまくミッションを果たせただろうかと、ちょっと気になってみたりする。

 わたしは半分以上趣味なので、今年も楽しくやっている。おしょらいさん以外はわたししか食べる人がいないので、作る量のかげんが難しいけど。

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 白飯   瓜の葛引き

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 にんじんのきんぴら   蓬麩の田楽

 田楽だから、と爪楊枝を刺してみたり、小細工にいそしむ。妙に楽しい。003

 とうもろこしのかきあげ  

 みょうがと枝豆のかきあげ

 万願寺の素あげ

 すべて塩で。

007_2  先日、小豆にもらった、勝沼醸造 アルガ・ブランカ イセハラ2007を開けて、おしょらいさんもグラスワイン付きの食事。精進料理に合うワインはもう、甲州しかないでしょう。

 お膳を上げてから、わたしも食事。とうもろこしが甘くておいしい。「甘くておいしいな」と心の中で思ったら、「ほんに」と言う声が聞こえたような気がして驚く。「ほんに」というのは「ほんとにねぇ」といった意味の相槌で、祖母がよく使っていた言葉だ。おばあちゃんの口に合ったのならよかったよ。

 今年もおしょらいさんのお膳を作ることができて、わたしは幸せだ。

 おいしいものは世の中にたくさんあるけれど、精進料理がベストだなあ。一汁三菜などという贅沢は言わないから、一汁一菜を美しい典座和尚(てんぞおしょう。料理担当の僧侶のことです)に毎日作ってもらって・・・って、違う煩悩てんこ盛り。ああ、妄執の彼方へ・・・。      

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mercredi 11 août 2010

上田秋成

 午前中は家事。お盆前のお仏壇の掃除をやっと終えて、肩の荷が下りた気分。お盆がすべてお正月みたいに休みだったらよいのだけれど、それはないので、わたしも本来ならば訪ねてお参りをしなければならないお宅もあるのだが、失礼させてもらっている。

 午後からは京博でやっている、「特別展観 没後200年記念 上田秋成」を見に行く。

 『雨月物語』を初めて読んだのは、小学校5年生か6年生の頃。『春雨物語』といっしょになった、少年少女古典名作シリーズか何かだった。春雨物語の印象は薄かったが、雨月物語は、妙に気に入っていたものだ。「菊花の約」など、子ども心に、何となく「萌え」な要素を感じていたのかもしれない。

 もう少し教養があれば、もっと楽しめた展覧会だったと思う。上田秋成について知るところは少ないが、そう言えば、といった感じで思い出したのは、高遊外と共に、煎茶道とゆかりの深い人であったこと。古くからの友人でも覚えている人は少ないが、わたしは女子の国の中学2年だった1年間だけ、バレー部と煎茶部をかけもちしていたのだった(笑)。今までかじってきたことの身に付いていなさにあきれることも多いが、お煎茶もその一つ。

 上田秋成は、画家と多く親交を持ったそうで、呉春、若冲、応挙、池大雅らの絵が展示されている部屋があった。応挙の鯉の絵を見ていると、物語を題材に描かれているわけでもないのに、「夢応の鯉魚」の話が思い浮かんだ。

 雨月物語をまた読みたくなって、角川ソフィア文庫のを買ってみたり。・・・ってほんとに本を持っていないんだなあ・・(笑)。図書館勤めも良し悪しだ。

 友人より悲しい知らせが届く。人が一人、この世に無事生まれることの「有り難さ」を思う。旧友たちの話、親戚の話をさまざまに聞くに、わたし自身の話も同様に聞かれているとは思うが、それはまるで、四門出遊の話を聞くが如くである。生きることそのものが本質的に苦。一切皆苦。何もかもが不安定で思い通りにならないものであることを痛感する。

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mardi 10 août 2010

同級生

 ゆみの設定で、高校卒業以来一回しか会っていなくて、しかもそれも14、5年前という超ひさしぶりの同級生、K美ちゃんと会う。しかもわたしの亡き母とK美ちゃんのお母さんもまた、同じ女子の国の同級生という間柄。ゆみのお母さんも学年は違ってもやはり出身は同じ。こういうことも、女子の国ではわりとよくあることで、やはり京都は狭いのである。

 K美ちゃんが選んでくれた、レ・シャンドールにて、正統派・古典的フランス料理のランチ。久しぶりに会う同級生、ということでちょっと緊張。おしゃれもしてみるも、鏡を見れば、何の仮装や??単なる女装やけども・・。

 お店に着いて、しばらくは緊張するもあっという間にそんな気持ちはどこへやら。何年会わなくてもすぐに気持ちは打ち解けるのである。昨年の祖母の葬儀の際には親身のお心遣いをいただいていた。そうやね・・・。考えればこれも本当に有り難いこと。友人だけではなく、そのお母さん方からもいろいろと気にかけてもらえているのだから・・・。

 グラスワイン(ガングランジェのピノ・ブラン)で再会を祝して乾杯。近々また、K美ちゃんはご主人の海外赴任に伴って、かなり遠い国に行ってしまうのだ。

 前菜・メインは何種類かから選べるので、それぞれ好みのものを。こういうとき、他の人のチョイスを聞くのもおもしろい。

 わたしが選んだのは、オマール海老のカクテル レンズ豆を詰めたトマト添え。美しく涼しげなグラスに、コンソメジュレが光るのもまた涼しげで良し。

 鴨のフォアグラのソテー いちじくの赤ワイン煮添え。メインは鴨胸肉のロースト。デザートはブランマンジェをメインに、ヨーグルトのソルベ、ふるふるのマンゴーのジュレ、グレープフルーツ、レモンと白ワインのソルベ。食後にエスプレッソ。どれも奇をてらったものではなく、正統派の落ち着いたお料理だった。マダムの集まり(??)にふさわしい??

 互いの近況や、昔の話、他の人や懐かしい先生の消息やらなにやら、話は尽きない。情報によると、当たり前ながら自分たちが習った先生のほとんどは既に退職されていた。そりゃそうよねぇ・・・。既に姪っ子ちゃんが女子の国に通っているくらいなのだから・・・。

 ゆったりした空間に似合って、お皿の出方もとてもゆっくりで、のんびりと午餐を楽しむにはとてもよかった。長いおしゃべりの間に、強い雨が降ってやんだらしい。

 その後は、イノダコーヒに移動して、おしゃべりの続き。トータルで6時間ほど。さすが女子の国の出身者。みんなそれぞれに歳を重ねて、いろいろな経験もし、心の持ちようや考え方にも厚みが出て、その分、互いの状況や立場や諸々に優しい。女子の国の絆は強し。

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lundi 09 août 2010

おしょらいさんのお膳

 検索ワードなどを眺めると、この時期にはおしょらいさんのお膳とか、お地蔵さんのお膳といった検索が激増。わたしも含めて、何を作ったらいいのかと困っている人が多いのかなあ、と思う。見よう見真似で作り始めて幾年月。ちょっとまとめておこうかな。 「 にんにく 」 「 ねぎ 」 「 玉ねぎ 」 「 にら 」 「 らっきょう 」などの使ってはならないものもちょっと使ってる~、みたいないいかげんさがあるので、今年はもっとちゃんと厳密にやってみよう・・・。

http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2009/08/post-da91.html

http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2009/08/post-a8a1.html

http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2009/08/post-443e.html

http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2008/08/post_11d9.html

http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2008/08/post_d7e5.html

http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2008/08/post_a398.html

http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2007/08/post_2369.html

http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2007/08/post_f4d9.html

http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2007/08/post_6c75.html

http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2007/08/post_1345.html

http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2006/08/post_2369.html

http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2006/08/post_f4d9.html

http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2006/08/post_6c75.html

http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2005/08/post_6775.html

http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2005/08/post_3f7a.html

http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2005/08/post_1c55.html

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おしょらいさん

003  8月8日のマストな行事(笑)、六道さんへおしょらいさんを迎えに行く。誕生日は毎年、公休をあてるか夏休みを一日取ることにしているので、どうしても時間のあるこの日にお迎えに行くことになる、というだけの話(笑)。

 今年は祖母の新盆で、いつもは五体書いてもらう水塔婆も、今年からは六体に増えるわけだ。

 近年は、ここ、六道珍皇寺も観光化が著しく、水塔婆を書いてもらうための窓口にも閻魔大王や小野篁のケータイストラップが売られているので驚いた。観光客の姿もちらほら・・・。てか、それってどうなんですかね?例えば東京の人がここでおしょらいさん迎えるのは無理ってもんでしょ。さらに新幹線乗って連れて帰るんですかね。地元で迎えてあげましょうよ・・・。

 午後の一番日差しが強くて暑い時間帯だったので、拍子抜けするほど、迎え鐘の列は短い。書いてもらった水塔婆は線香の煙で清めて、お地蔵さんのところで水にひたした槙を使って水をかける。

 今年は祖母の新盆なので、ちょっと考えてから、いつもはしたことのない「お膳」(500円也)というのをして、さらに初盆の特別回向に申し込んでみた。水塔婆と大きなお塔婆を書いてもらって、大きなお札をもらって、お供物のお菓子とお念珠袋をもらって、納経用(?)の般若心経の巻物一巻をもらった。お盆明け17日の法要に招かれることになるらしい。大層なことになった。

 お迎えが終わると毎年ほっとするなあ・・・。004 005

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 お約束みたいに、地獄絵図を見たりなんかして・・・。

 皆さんご存じのように、「六道さん」と地元の人には呼ばれているこのお寺は、「六道珍皇寺」(ろくどうちんのうじ)という名前で、小野篁が冥界との行き来に使用したという井戸の伝説で有名です。この辺りは、葬送の地、鳥辺野の入り口に当たり、子どものために飴を買いに来たお母さんの幽霊の伝説などもありますね。御本尊は秘仏の薬師如来。オンコロコロセンダリマトウギソワカと唱えましょう。近年はケータイストラップになったりしてキャラ化している閻魔大王や小野篁の像もあります。わたしは千本閻魔堂の大きな閻魔大王よりもこちらの大王の方が好きですね。小野篁卿もとても賢そうな感じです。027 001_2

 親友夫婦と親友のご両親から、新盆の祖母へと、立派なお供えのお花が届き、福島の叔父からは定期便の桃(あかつき)が届き、今年もあっと言う間にお盆が来たなあ、と思う。

 夏もそろそろ終わりやねぇ・・・。

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dimanche 08 août 2010

誕生日

 誕生日の朝には、毎年のようにお赤飯を買って(昔は祖母が作ってくれたものだったが・・・)神さんと仏さんにお供えをする。今ここにこうしてあること自体が、有り難いこと。複雑な因と縁の働きによって成ったことであって、めったにあることではないのだ。かつてわたしは、けっこうなこともけっこうだと思わない、傲慢で不幸な人間だった。しかし今は違う。周りの人々から与えられてきた有形無形ものごとを知り、これこそが神仏のご加護であると思う。静かに神仏と向き合うとき、ただただ感謝の心しかない。     006_2 009_2

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 朝から夜まで、たくさんの方々から、メールやカード、コメントなど、さまざまなお心遣いをいただいた。ただただありがたく、我が身の幸せを思った。

 心から、ありがとうございます。

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ドゥーズ・グー

 夜には、小豆がドゥーズ・グーでお祝いをしてくれた。長年にわたり、日頃から何かとお世話になり続けているのである。008

 華やかなミモザで乾杯。ふだんはあまり飲まない食前酒などを飲むと、お祝いの気分が高まる。

 細長い、焼き立てのグジェールをつまみながら、渡された、これから出されるお料理のガイドブック(?)のような本を見る。食べ物をつまみながらだと、何となく行儀が悪い気分(笑)。仕事柄、ああ、蔵書に油染みがつくんじゃないか・・・?とか思って(笑)。009_3

 アミューズは、とうもろこしの冷製スープ。真ん中にはコンソメのジュレと砕いた風味付けのベーコンビッツ。スープの中には生のとうもろこしの粒が入っていて、ぷちぷち食感がおもしろい。とうもろこしだけの甘味がふんわりと口の中に広がって美味。

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 オマール海老と三種のガスパチョ

 オマール海老とメロンのゼリー寄せ。上には海老のみそとほぐした身のクネルとベルーガのキャビア、香り付けにういきょう。

 ガスパチョは北海道のトマト、セロリ・きゅうり・メロン、ヴァニラと何か(笑)。上に乗ったクネルがとてもおいしい。緑のセロリ・きゅうり・メロンのガスパチョは少しなのにメロンの香りが鮮やか。  011_2

 お菓子のような一皿は、ラング・ド・シャに挟まれたフォアグラに、カシスのソース。

 ココナツのかかったラング・ド・シャはほんとに甘いクッキー。ぶどうを入れたフォアグラと赤ワインで煮たぶどうを交互に並べて。意表をつくお皿だけれど、甘味とフォアグラはよく合う。

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 ワインは、ドメーヌ・ジョベールのサン・ヴェラン 2006。あまり冷やさずに飲んだ。冷やさなくてもしっかり感じるミネラル。かつ、しっかりした味わい。

 ヴーヴレイとどっちがいいかな?と思ってお店の人に相談したら、こっちを選んでくれた。相談しがいがあった。司書もこうありたいものだ。

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 低温調理したサーモンとフルーツのサルサ フロマージュ・フレ ディルの香り

 桃とマンゴーのとろりとしたサルサ、というよりもフルーツサラダみたい。とろりとしたサーモン、フロマージュでさらにまろやか。

 パンはバゲットともう一種類、ちょっと味のついたの。それからバター。.014_2  

 五島列島の太刀魚 ズッキーニなどの夏野菜が巻いてある。付け合せはヤングコーンに枝豆。ソースは赤ワインと鶏のだし(フォン・ド・ヴォライユ?)のソース。

 どことなく和を感じるようなお皿。太刀魚も野菜もソースもほんとにおいしいわ・・・。

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 メインとデザートは選べたので、二人とも鳩のローストにした。

 胸肉のローストと腿肉のクロケット トランペット茸、糸とうがらし、茄子のフリッター

 ソースは鳩の肝とチョコレートのソースと、赤ワインとはちみつのソース。お~い~し~。肝とチョコレートのソースが特に良い。このお皿ばかりは赤ワインが飲みたかったが、肝臓には許容量というものがあるのでいたし方なし。016

 チーズは、二種類ともイタリア産。

 プロセッコで洗ったハード系とメロンのコンフィ、ぶどうのしぼりかす(たぶんグラッパとか作るときの?)に漬けた青かび系(?)にベリーのチャツネ。

 ハード系はワインの良い香りがしてメロンの香りと似たところがあるものだから、メロンのコンフィととてもよく合った。このメロンのコンフィは小片ながらも強烈にメロンを主張するので、瓜好きとしてはほしくなってしまった。お菓子にしてもおいしそうで・・・。023

 デセールは、わたしはスープ・ド・ルージュ。ハイビスカスのジュレにいちごのソルベ、ココナッツのムラング。

 小豆はキャレブラン。パイナップルとココナッツ、ピスタチオのアイスクリームのお菓子。

 故あって見せられないけれど、わたしのお皿には、ホワイトチョコレートのバースデイプレートを付けてくれていた。ありがたし!サービスで写真も撮ってもらって、ほんとにお誕生日な気分!  

 最後はちょっと珍しい、チコリのコーヒーと、 024_4

 いろとりどりのお茶菓子。チョコレートがけグレープフルーツピール、フィナンシェ、レモンのマカロン、ロッシェ、カシスのギモーヴ、スパイスのクッキー。小さいながらもしっかり主張するお菓子たち。

 今年もよいお祝いをしてもらった。小豆、いつも本当にありがとう(^^)。 

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samedi 07 août 2010

アジェ

 誕生日のお祝いに、弟とトモちゃんが、今年も焼肉を食べに連れて行ってくれた。一昨年は赤提灯、昨年は北山、と3年連続焼肉であることに気がついて、皆で笑う。001

 今年はアジェ。京都人は総じて牛肉好きだけれども、ここも極めて京都的な店の一つ。人気店で、土日は予約が取れないので、おいしいホルモンが食べたいなら、待つこと覚悟で行くしかない。

 幸い弟たちが先に待っておいてくれたので、待ち時間は比較的短時間で済んだ。隣の隣くらいに待合室があるのにはびっくり。

 店内は煙が目にしみます(笑)壁も年期が入って黒いです。お客さんはみんな楽しげにじゃんじゃん肉を焼いています。005 006

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 まずは生ビールで乾杯!のどもかわいておなかもすいて、焼肉には絶好のコンディション。おめでとう!と言われるといくつになってもうれしいもの。よいきょうだいを持って幸せだ。

 とろけるようなユッケ生レバー、コラーゲンたっぷりの豚足。豚足に付ける酸っぱくて辛くて甘い赤いたれがおいしい。もやしのナムルや、サービスで出てくる千切りキャベツなどをまず。004

 ファイヤー!

 これはホソ塩を焼いているところ。ここはホルモンの種類が豊富。どれも新鮮でほんとにおいしい。

 中でも一番人気のスペシャリテは、ホソの塩焼き。この脂の旨み甘味がたまらん・・・。003

 つけだれはあっさり。大きい器がたれ焼き用。小さい器が塩焼き用。

 ホルモンはたくさん種類があって、迷いに迷う。みんな口々に自分の好きなものを頼んでしまってから、「後はまかす」とか言うのが笑える。

 ホソ赤センマイ。これだけははずせない。肉は上バラで。それにどんどん付け足す二人。上ハラミ(ハラミも好きや~)、上ミノ上ロース!と弟。彼はロースが好きらしい。ロース頼むのん??と言ったが、食べれば悪口言ってごめん・・・と言いたくなるおいしさ。  007_2   

 生ビールを二杯飲んだ後はマッコリ。どんぶりで出てきたのは驚いたが、ここのマッコリ、すごくおいしい!!

 弟やトモちゃんの、マンゴービール(なぜか人々に人気のようで、あちこちで注文の声が・・・。実際おいしかった)や「青」(やすいで出してるアカに対抗?)というオリジナルカクテル(?)も味見。

 ちょっと珍しいところでは、「シラズ」というのをたれ焼きで食べた。「牛のフォアグラ」と書いてあったが、レバーとは違う感じの味だし、お店の人に聞いてみると、肝臓の周りの脂、ということだった。とてもおいしかったので、覚えておくことにする。

 さらに近江牛のサガリ。カレー用くらいの厚切りにした赤身のしっかりした肉。これでシチューを作ればおいしいよねぇ、とトモちゃんと言う。

 堪能堪能。いくつになってもたまにはがっつり肉食を(笑)。実際、若さのためには肉が必要らしい。

 お腹をさすりながら、近くの11ONZE(オンズ)に移動して、それぞれコーヒーやお酒を飲みながらさらにおしゃべり。008

 薫玉堂の、こんなかわいらしい金魚の匂ひ袋をプレゼントされて感激。香りが薄くなっても香袋の入れ替えが効くというすぐれもの。良い香りのするものも、金魚も、子どもの頃からのわたしの好きなもの。

 うれしい一日でした。ほんとにありがとう(^^)。

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vendredi 06 août 2010

quai montebello

 ル・シュクレクールでたくさんパンを買った後は、お隣の、ケ・モンテベッロへ。モンテベッロ河岸。セーヌ川沿いの地名かな?こちらはシュクレクールのパティスリー部門。ちょっと洞窟風?なお店で、閉じたドアの横の路地を通ってお店に入るというちょっと変わった造り。

 こちらも驚きました・・・。ショーケースには夏らしいカラフルなお菓子も多かったけれど、着目すべきはショーケースの上!

 コンヴェルサシオン、ファール・ブルトンヌ、ピティヴィエ、マルグリットなどなど、フランスの古典菓子や地方菓子がたくさん・・・。貴重!!食べたいのにほとんど売ってるのを見かけないんだもの・・・。

 ショーケースの中にも、オペラやシブースト、エクレール・キャラメルなど定番のお菓子があって泣ける・・・。

 つい抑えがきかなくって、たくさん買いました(笑)。 006

 まずは、夏らしくアレンジされた定番のお菓子を二つ。

 タルト・シブースト・ア・ラ・ペッシュ ア・ラ・ヴァニーユ

 うわ~。キャラメリゼされた表面は理想的にぱりっと香ばしい。しゅわっと泡感のよいクレーム・シブーストに、ピンクの桃のコンフィチュール。しっかり焼き上がったタルト生地。シブーストって、食べるとちょっとがっかりすることも多いけど、これはすごい・・・。

 もう一つは、サントノレ・ココ。ココナッツとパイナップルのサントノレ。炎天下で持ち歩くのは危険!と思ったのだけれども、敢えて。結果は写真に残せないくらい、きれいに絞りだされたクリームがだれだれでした(泣)。

 これを一番に食べたのだけれど、焼き込まれたシュー、ココナツのふんわりした香りの生クリーム、パイナップルのクレーム・パティシエール。夏アレンジのサントノレ、おおいに気に入りました。005

 次は正統派定番菓子を二つ。

 オペラ。炎天下の旅のせいではしっこがだれていますね・・・。

 ビスキュイからじゅわっと染み出るほろ苦いコーヒーのシロップ、コーヒー風味のバタークリーム、チョコレートが織り成す層。完璧です。

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エクレール・キャラメル

 これ!!しっかり焼き上がった固いシューに、苦いキャラメル風味のクレーム・パティシエールがぎっしり・・・。こんなのが食べたかったの~という味。003 002

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 焼き菓子を二つ。ピティヴィエタルト・ポム・オ・ジャンジャンブル(しょうが風味のりんごのタルト)。

 ピティヴィエなんぞ、よそではついぞ見かけたことはないですわ・・・。おいしいのにねぇ。

 サントノレを食べてあまりのおいしさに、夢中になって、焼き菓子だけは寸止めしたものの、他のはナイフで切って半分ずつ食べちゃった・・・。計2.5個分。orz

 否。我、後悔せず。 

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Le Sucré-Cœur

 代休。何の代休かなあ、と思ったら、7月の海の日の代休だった。忘れてたけどうれしいな。今日も夏の休日を満喫。先日、マダムUと話していて思い立ち、たぶん、関西のパン好きには知らぬ人とてない岸部のお店、ル・シュクレ・クールに行ってみることにした。

 サクレ・クールと掛けてあるんだろうね。シュクレ・クール、砂糖漬けの心(笑)、甘い心、なんて良い名前。岸部駅からさらに阪急バスに乗らなければならないという、ちょっと遠いなあ・・・という立地。小さな、対面式のパン屋さん。しかしそのショーケースの中にも上にも横にも、それはそれはおいしそうなパンやらトレトゥールやお菓子がいっぱいで、小躍りしたくなるくらい。お店の人も焼き上がったばかりのものなどを教えてくれて親切。    

001_4  いや~、たくさん買いました(笑)。

 ハード系のパンはもちろん、ヴィエノワズリは絶対はずせないし、ドライフルーツのぎっしり入ったパン(ここはその系統が多いように思う)もほしい。その上にキッシュやサンドウィッチなんかもあるのだから、悩みに悩む。

 おすすめされた焼きたてから、小さい(ほんとに)バゲット、プレッサンヌ、ヴィエノワ・ショコラ。これも焼きたてのキッシュ・ロレーヌとキッシュ・ドフィノワ。

 クロワッサンにドライフルーツのつまったハード系、アクサン・ヴェールに、アナナ・トロピック、お菓子も一つだけ、タルト・オ・シトロン、などなど・・・。キッシュはほんとに熱々だったので、イートインスペースで食べようかなと思ったけれど、やめておいた。

 ずっしり重い。けれどもここまで来たんだ。隣のケ・モンテベッロでもお菓子を買う。さあ、うちに帰って、ブランチのつもりがランチになりそうな時間。途中、がまんできずにクロワッサンを食べてしまったけど。

 シュクレ・クールのパンのおいしさは、今更わたしなどが語るまでもございますまい。

 写真は、まだ温かい焼きたてのキッシュ・ロレーヌと、ぜひ食べたかったマダム・ソレイユ。パン屋さんやトレトゥールで見かけると、ときどき買ってみるキッシュだけれど、ここのキッシュのおいしさは特筆もの。しっかり焼き込まれたタルト生地はさくさくで香りもよいし、中にはベーコンもチーズもたっぷりで、アパレイユのおいしいこと・・・。もしお店でタイミングよくキッシュに出会えたなら、買ってみることを強くおすすめする。

 マダム・ソレイユ。太陽夫人とは夏っぽい(笑)。さくっとしたヴィエノワズリに、柔らかい柑橘類のピールがどっさり巻き込まれていて、ほんとにわたし好み。

 おいしいアイスコーヒーを作って、贅沢なお昼ごはん。

 往復2時間。おいしいもののためには、金に糸目はつけないわけにはいかないけれど、労力に糸目はつけませんよ~(笑)。たくさん買ったパンは、すぐ食べるもの、明日食べるもの、食べるのはまだ先のもの、と直ちに峻別。今日明日食べないものは、きっちりラップに包んで冷凍庫に保存。冷凍食品を食べたり、作ったものを冷凍したりもほとんどしないので、わたしの冷凍庫はほとんど空で、お菓子を作るときにショックフリーザーとして使うほかは、ほぼパンの保存用に使っている。なのでまだまだ入るよ(笑)。

 お昼からは、ずっと行くのをがまんしていた散髪に行く。誕生月に行くと一割引きのサービスがあるので、8月になるのを待っていたのだ(笑)。 

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mercredi 04 août 2010

ササササササササササ中

002  里中(サトナカ)と読む。

 マダムUからいただいた伊勢のおみやげ。モナリザというお店のサトナカというお菓子。

 塩・米・酒の、三種の神饌を、それぞれお菓子に仕立てたものだそう。少ししっとりしたクッキーで、お米の粒がぱりぱりしたり、塩が効いていたり、ふわっと酒粕が香ったり。

 なかなかに伊勢らしいお菓子だ。

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mardi 03 août 2010

里山の休日

 湯の花温泉の日帰り湯に行きませんか?とマダムUからのお誘い。思えばマダムUとはよくいっしょに温泉に行っているような気がする・・・。温泉友だち??

 湯の花温泉は、亀岡の山の方にある、京都の奥座敷といったようなところ。今は季節ではないけれど、秋には松茸、冬にはぼたん鍋などが食べられる。近いのだけれども、今まで行ったことがなかった。

 行ったところは、湯の花温泉の一番奥の、「里山の休日 京都・烟河」というところ。もともとは、「亀岡ハイツ」という、公共の宿系(?)の宿泊施設らしい。最初読めなかった「烟河」(けぶりかわ)というのは、地名だそう。

 駅から温泉までは遠いので、亀岡駅からシャトルバスが出ているのだが、わたしが京都駅で急行に乗り遅れて乗れなかったのが痛恨!逃すと交通手段はタクシー・・・。001

 昼食バイキングと入浴のセットで2000円。お料理も、地の野菜が豊富で、料理の品数も多くてけっこうおいしかった。最近、野菜と言えば、ほとんど瓜と胡瓜とトマトしか食べていないので、野菜不足も解消できたかな。

 入浴前なので、水分もたくさん補給して、ちょっと休んで温泉へ。ほんとは温泉の前に泳ぎたかったけれど、残念ながらプールはなし。  003_2

 湯の花温泉って、放射能泉だったのね~~。

 別に大丈夫だというのはわかってるけど、放射能とか聞くと大丈夫なんだろうか?と思う。いつもながら(笑)。

 湯船はほとんど貸切状態。室内にはメインのぬるめの湯船が一つと、小さい熱めの湯船が一つ。外には露天風呂。

 夏の温泉は暑いのである(笑)。露天風呂はどうかなと思ったがやはり暑い。しかも日に焼けるので、全身くまなく焼きたい人には最適。

 これも残念ながら水風呂もなかったので、それでも「滝行」とか言いながら、冷水シャワーを浴び、温冷交代浴とする。暑いと言いながらも、のんびりといろんな話(夏の苦行の話とかね)をしつつ、1時間は入っていた。膝の湯治にもなったかなあ。夏でも冬でも、温泉は楽しいな。

 お風呂上りにビールなどは飲まず、なんとか水という「若返り」に効くらしい水をたくさん飲んで、今度はシャトルバスに乗って帰る。   004_2 

 帰りにはほんとに久しぶりにマダムU邸にお邪魔して、ケーキをいただく。プロヴァンス風 はちみつのムース。ヌガー・モンテリマールを模したお菓子のよう。国産の紅茶をいただきつつ、しばしおしゃべり。伊勢のおみやげなどもちょうだいして帰宅。

 せっかくお風呂に入ったのに、家に帰れば35℃の暑さ。窓を開けて熱気は抜いたものの32℃から下がらないし、先日開けた甘いゲビュルツトラミネールをスプリッツァーにして飲み、涼を取る。軽やかで美味。

 のんびりしたよい休日だった。マダムU、ありがとう(^^)。次も温泉(笑)??

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lundi 02 août 2010

赤すいか黄すいか

005  黄色いすいかは昔からあるけれど、おばあちゃんが赤いのの方がおいしいと言っていたので、あんまり食べたことがない。

 ほんとに赤いのの方がおいしいのかな?スーパーの果物売場に、二種類半々にきれいに並んでいたので、黄色い方を買ってみた。見たところ、赤いのと同様に、棚落ちもしているし、甘そうだ。

 今日の朝の果物は黄すいか。けっこう甘いよ。でもビジュアル的には赤がいいかな。すいかの縞々もようってかわいいなあ。つるに連なって、畑でなってる様子も好き。畑があったらすいか作りたい。すいかラヴ。

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dimanche 01 août 2010

グリーンカレー

 タクシーに乗るまでにも時間がかかって、愛宕山からの帰宅は、午前2時。今日は夏休みを取っているので家でのんびりというかぐったりというか、休んでいる。膝が痛い。平地はそう苦もなく歩けるものの、やはり階段の上り下りがいけない。夕方になって買い物に出たところ、自転車には乗れるもよう。よかった。通勤の大事な足だ。

 今日も暑い。午後、雨が降ってきたのであわてていっぱいの洗濯物を取り込むが、雨は強くはならず、ぱらついた程度でやんでしまった。001

 お昼に半田素麺をまた食べて、少し昼寝。食べてすぐ寝るのはいけないということはよくわかっているのだが、とにかく眠い。

 日々のおやつ用に、ディアマンを焼く。暑いので、バターが溶け溶けで、生地も柔らかく、円筒形に成形するのが難しい。有塩バターと、レモンの皮を使ったこのルセットのディアマンは、自分が作れるクッキー類の中で一番好きなものかもしれない。しかしオーブン使うと暑いな・・・。002_2

 カレーが食べたくなって、初めてグリーンカレーを作ってみた。写真は、こぶみかんの葉っぱ。やっぱりこの香りがなくては、東南アジアの料理(特にヴェトナム料理)はよくない。この香りは、何でも代用できない。

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具は、薄切りの牛肉、丸茄子、細切りの筍、トッピングに赤と黄のパプリカ、スナップえんどう。

 かなり辛~い!でもそれがまたおいしかった。

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ワインは、ガラスのコルクの、シャルル・コーリー ゲビュルツトラミネール サンティポリット 2007。ライチの香りも華やかでおいしいのだけれど、ごはんといっしょに飲むのには甘すぎたかなあ・・・。カレーが辛いので、合わないこともない気はしたけれど・・・。

 

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