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vendredi 30 avril 2010

句読点

 2年間お世話になった今の職場での勤務も今日で最終。2、3の引継ぎほか、ふだんと同じように業務をこなし、夕方挨拶をして退出する。荷物はほとんど昨日のうちに持って帰ってはいたものの、ハンガーやら制服やらでけっこうかさばった。もともと少なくはあったのだが。

 わたしの履歴の中では、2年は異例に短いスパンの異動だが、物事にも人にもいろんな「めぐりあわせ」というのがあるのだろう。何度目かの句読点だ。

 明日は朝の辞令式のあと、そのまま新しい職場で勤務。夜はとりあえず持って行く荷物や、着る服の準備にちょっとばたばたした。異動というのはなかなか大変だ。

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jeudi 29 avril 2010

中堂寺六斎踊

 晩ごはんを食べて、また油小路東寺道の伏見稲荷の御旅所へ、中堂寺六斎踊の奉納を見に行く。005

 プログラムは、橋弁慶(狂言)、越後獅子、四つ太鼓、祇園囃子と棒振り、猿廻し、獅子太鼓、獅子舞いと土蜘蛛という順番だったかな。

 説明によると、明治時代の一時期(?)、壬生の人たちが、狂言を壬生寺ではなく、神泉苑でするようになった。その時に中堂寺の人たちが壬生寺で狂言をしたために、六斎の中で唯一、中堂寺は狂言の演目を持っているとのことだった。

 祇園囃子についても、祇園祭の山鉾は、鉦中心であるのに対して、太鼓中心の構成になっているとのこと。

 今では重要無形文化財となっている六斎の歴史を少し調べてみると、空也上人の鉢叩き念仏に起源を持ち、近世に入って、周辺の農村地域で若者のの都市への流出を防ぐために多くの六斎講中が結成され、芸能化しつつ、盛んになっていったものらしい。これを知れば、中堂寺、吉祥院、久世、梅津、嵯峨野、上鳥羽、小山郷、千本、など、どうして昔の郡部にばかりあるのかがわかる。わたしは詳しいことはほとんど知らないけれど、見るのもおもしろいし、興味深い。

 小さな子どもから小中学生、年配の方までずいぶん層が厚いようだ。中堂寺の地域の小学校(だけかな?)には「六斎クラブ」というクラブ活動もあるらしい。継承にも力を入れているようだ。

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mercredi 28 avril 2010

御旅

001_2  少し黄砂でかすんでいるものの、よく晴れた一日。

 御旅所へ、御神輿を拝みに行ってきた。伏見稲荷の御神輿は全部で五基。どの御神輿も大きくて本当に立派で美しい。

 昔は御旅所の中に集会所があって、29日に町内そろって参拝し、宴会をするという、「お千度」なる行事があった。お祭なので露店もたくさん出たので、子どもの頃はこの行事がとても楽しみだった。

 おみくじを引いてみると・・・。002_2

 じゃ~ん!

 すごいのが出ました。大大吉

 神意は、

 われたのむ 人の願を照らすとて うきよにのこる みつのともしび

 *このみさとしは、所願成就福徳円満の兆である。ただし法外の欲望を起すと、すべての財宝を失い、不幸の底に沈むことあり、信仰を専らとし、施しを怠るな。

 おもうこと、ねがうこと、かなわずということなし、ほうねんにあえるごとし

・・・・・・。やって・・・。なんか怖くなりますね(笑)。さすがお稲荷さん、わたしの気持ちを知って、無理からにでもテンション上げようとしてくれたはるんやなあ・・・と思うことにした。

 明日の夜7時半からは、六斎念仏がある。

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mardi 27 avril 2010

豆ご飯、逃げご飯

 落ち着かない日々もようやく一段落で、小豆と祇園さゝ木へおいしいものを食べに行く。001   

 珍しく最初の飲み物にグラスのシャンパーニュを勧められる。こちらでワインを飲むのは初めて。

 ダニエル・デュモン。リリー・ラ・モンターニュのRMのようだ。飲んだことのない造り手さんだ。おめでたいことがあったので、渡りに船と、最初の乾杯はシャンパーニュにする。

 グラスの根元まで入る、ちょっとびっくりのグラス。量もずいぶん入りそう・・・(笑)。よく冷えた状態ではすっきりと酸と果実味。温度が上がると少し甘味が出てこくのあるしっかりした味わいになる。002

 車海老・穴子・おくら 昆布だしのジュレがけ

 ほんのりティエッドな状態。下には粗くつぶした九州の白蓮根。しゃきしゃきした歯ざわりが爽快。

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 ホワイトアスパラガスと空豆の塩ゆで

 アスパラガスは愛媛のもの。2回皮をむいてもこの太さ!お皿が出たとたんにほんわりとよい香りが・・・。ちょっと効かせた塩加減がよい。熱々ほくほくしゃきしゃきと、シャンパーニュによく合うこと・・・。

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 琵琶湖の稚鮎の塩焼き

 とてもソフトに焼き上がって、食感も香りも、「赤ちゃん」という感じ。お腹のほろ苦さもやさしい。

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 瀬戸内(?だったかな)のあぶらめと蕗のお椀

 蓋には兜と菖蒲の絵。お椀を両手に持って、温かい香りに包まれ一口・・・って幸せな感じ・・・。あぶらめもなんておいしいんだろう・・・。

 次は冷酒で。鯖江のおいしいお酒「梵」の「艶(つや)」。

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みる貝の加減酢がけと胡瓜、わさびと塩で和えた広島の鯛(煮切り酒をつけてもよい)、長崎の大とろの握り鮨

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 能登の鳥貝

 しゃっきしゃきの歯ごたえに、独特の香りが際立つ。

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 わ~、ダブルデッカー・・・(笑)。

 大間の紫うにとけんイカの握り鮨

 雲丹の色はオレンジではなく明るい黄色に近い色。とろけるおいしさ。

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 あじの握り鮨

 しょうがのぴりっとした爽やかさとあじってほんとによく合うなあ・・・。

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 淡路の新玉ねぎのコンソメ煮 へしこ添え

 写真はないけれど、器の絵は南蛮人。コンソメで炊いたからやって(笑)。「ベーコン代わり」のへしこは自家製で、3年寝かせたものだとか。

 スープの滋味、ほんわりとした玉ねぎの甘さをへしこの塩気と旨みが引き締める。011

 鮑の柔らか煮 塚原の焼き筍 三色のトマト

 分厚くて柔らか、むっちむちの鮑にさくさくの筍、木の芽の香り・・・。

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 ああ、これで最後の料理・・・。

 からっと揚げたアマダイと春野菜のあん

 こごみ、蕨、スナップえんどう、うど、みょいうがなど香りと苦味の春野菜がたくさん。香ばしいアマダイにあんをからめて食べるといくらでも食べられそう。     013_3   

 お漬物が出て・・・。

  二種類のごはん。

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  うすい豆の豆ご飯

 滋賀県は中主(ちゅうず)の豆。

 豆ご飯は必ずお米といっしょに炊かないといけないとのこと。色を気にして後から豆を入れると、ごはんとなじまず、すくってもころころころころ豆が逃げる「逃げご飯」(笑)になるそう。また、豆の鮮度がよいといっしょに炊いても豆が黄色くならないということだ。

 うすい豆(うすい豌豆)は、グリーンピースを大阪で品種改良をしたもので、グリーンピースとそっくりだけれど、別物なのだそう。

 豆ご飯は子どもの頃から苦手だった。豆をどけて食べてもご飯に豆の味が移っているのがいやだったし、今でも作ることも食べることもないのだけれど、さゝ木で食べる豆ご飯は信じられないくらいおいしい。佐々木マジックにかかれば、どんな子どもでも大人でも好き嫌いなんかなくなると思う。015

 静岡は用宗(もちむね)のしらすご飯

 今日のご飯は苦手シリーズ(笑)??実はしらすご飯も苦手だったりする・・・けど、以下同上で、佐々木マジックによってありえへんくらいおいしいのだった・・・。それにしてもなんでこんなに苦手が多いのかと思うと恥ずかしい。

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 抹茶のアイスクリーム・コーンフレーク乗せ、メロン、いちご、マンゴー(太陽のたまご)

 先日、佐々木さんの本を見たところだったから、さらに楽しめたように思う。おいしかったし、楽しかった。

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 明日もお休みなので(つかの間の休息っってことね)、クープ・ド・ワイングロッサリーへ。ここもいろんなことを教えてもらえるところ。小嶋さんは「ワインのこと以外なら何でも聞いてください」、なんておもしろいこと言うけど、もちろん「ワインのこと以外も」(笑)。017_5  

 ベゼル・ハイツのピノ・グリを一杯。

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 生ハムのムースを付けたアーモンドとチーズトースト

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 新開発?スムージー仕立てのルビーグレープフルーツのシャンパンカクテル

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 一番右のは、29日に開ける予定という、アルフレッド・グラシアンの3リットル入りの大きなボトル。

 サービスするのに手がプルプル震えそう(笑)。

 29日は午後4時からアフタヌーン・シャンパンだそうです。

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dimanche 25 avril 2010

氏子祭

 久しぶりにすかっと晴れた日。思い切ってシーツやマットなども洗濯したので、洗濯すること計3回。でも夕方には皆からっと乾いて完璧。また、暖かくなってからしよう、と冬の間さぼっていたお風呂場の大掃除にも着手。お風呂用洗剤とカビキラーを駆使し、タイルの目地まで歯ブラシで磨く。掃除というものは必ず、やっているうちにだんだんと腹が立ってくるものだが、今回はどういうわけだか楽しくなってきた。不思議だ・・・。調子に乗ってやっていると腰に来て、大変くたびれたが、なかなかの達成感(笑)。002

 今日は、伏見稲荷の氏子祭で、五基の御神輿がそれぞれの氏子地域を回る日。神様の年一度の視察みたいなものなのかな?そして回って穢れや災厄を祓うとか??

 わたしの済む地域の御神輿は、田中大神の田中社の御神輿。氏子祭が復活してからまた、お稲荷さんの御神輿も車ではなく、人の手によって担がれるようになった。全行程を担いで回るわけではなく、担ぐ地点は決まっているものの、これは良いことだ。家々から、けっこうな人が出て見に来ている。神職の方に、「おおきに」と声をかけるおばあさんの姿も。

 御神輿は今年は4月18日から5月3日まで御旅所にお留まりになる。わたしは今年はまだ御旅所に行っていないので、今日が初めて拝む御神輿。毎年思うことなのだが、今年も神様が来て下さって、こうしてまたお参りすることができたことをとてもうれしく思う。「ありがとうございます」って言える。子どもの頃から一番親しい神様だから、わたしはお稲荷さんラヴ(笑)。

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カリカリ

005  夕ごはんを食べていると、弟とトモちゃんが来て、hohoemiキャラメルラスクをくれた。日曜日のたびにお菓子をもらっているような気がするなあ・・・。

 わたしは知らなかったのだが、hohoemi のキャラメルラスクはおいしいのだそうだ。ううむ。たしかにこの「つやっと感」。父など、おかきだと思い込んでいる。

 アイスコーヒーとともに食べる。カリカリカリカリ・・・。後引くおいしさでやめられない止まらない。自分でも買いに行ってしまいそうな気がする。004

 夜は、年季の入った携帯電話を、ちょこっとスイーツデコ電にしてみたり。

 と言うかそういう問題ではなくそろそろ買い替えなければならないのだけれど、せっかくなのでもうしばらく使うかな。そのうちこれも突然死かも・・・。

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vendredi 23 avril 2010

本鱒とかさご

 最小でもあと一週間は落ち着かないであろう今日この頃。特にまだ祝杯を挙げられるような要素は何一つなかったが、遅番が終わった後、ワイングロッサリーワインバーに行く。001  

 アラン・グライヨ クローズ・エルミタージュ 2008

 温度が上がってくるとなおおいしい、しっかりした南の邦のワイン。

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 アミューズは、地鶏のクリーム煮とタプナード

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 北海道の本鱒のカルパッチョ。とろけるような食感なのに、サーモンとはまた違って、鱒はあっさりやさしい感じ。フルーツのソースの甘酸っぱさとよく合っておいしかった。クローズエルミタージュとの相性も良し。

 今日は白ワインとお魚の日にしようっと。

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 ルイ・ラトゥール サントネイ 1999

 ルイ・ラトゥールが出ているのって珍しいような気がする・・。たぶん、こちらを先に飲んだ方がよかったかな、という気はするものの、こちらもきりっとおいしかった。

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 かさごのポアレ 

 ソースはかさごのあらのフュメ・ド・ポアソンと生クリームのソース。かさごって、妙にデコラティヴでごつごつした魚だけれど、身はむちっと弾力があって、おいしい魚。Fシェフが教えてくれた話によると、かさごという名前は、頭が笠をかぶったように大きいから、「笠子」という名前がついたのだとか。

 付け合せは空豆、隠元、七草粥を思い出してしまう(笑)小さな大根。007

 最後は甘いデザートワインとチーズで。

 キャラウェイの付いたマンステールゴルゴンゾーラ・ピッカンテ

 ゴルゴンゾーラはほんとにピッカンテ!ぴりぴりする~(笑)。

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 ダンハム レイトハーヴェスト・リースリング 2006

 リースリングは辛くても甘くてもおいしい品種。ブルーチーズには甘いワインを合わせるのが一番好き。

 ゆっくり落ち着いたいい時間だったな。

 おまけ(笑)。帰りに四条大宮の立ち呑み「天神」にてFさんと合流。生ビールをさらに一杯。まだ飲むか~??Fさんのお知り合いの方々とちょこっとだけお話。なんだか不思議な感じでおもしろかった。

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jeudi 22 avril 2010

眼福?目の毒?

Ca9gwra6_2  夕食後、未だこたつに入って眺める写真集。

 『祇園 さゝ木―佐々木 浩の舞台』 ハリー 中西/撮影 永末書店 2009年

 眼福と言おうか、目の毒と言おうか・・・(笑)。佐々木さんの料理がすばらしいのは言うに及ばず、ハリー中西さんの料理写真もほんとに美しい。味を思い浮かべつつページを繰る。すぐにでもお店に行きたくなってしまう危険な本。

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mardi 20 avril 2010

失われた時を求めて

 雨の休日。明日はちょっと気の重い仕事もあるし、なんだか疲れがたまっているような気もするので、一日のんびりすることにしよう。いろんなことをあれこれしつつ、簡単なおやつも作っておこう。003

 今日のおやつは、マドレーヌ。生まれ故郷はロレーヌ地方のコメルシーという街。かの地では、木箱に入れて売られているのだそう。

 『失われた時を求めて』で、主人公が紅茶にひたしてこのお菓子を食べるシーンは、香りと記憶を語るときに頻繁に引用される、あまりにも有名なシーン。このシーンが読みたくて、長い長い物語に手をつけた。でもなぜか長い年月が経つうちに、主人公がひたしていたのは、紅茶ではなく、くまつづら(ヴェルベーヌ)だということに自分の記憶の中ではなっていた。確かめてみると、ヴェルベーヌは他の場面に出てくるお茶なのだとわかって、人の記憶の不確かさを実感したことがある。

 マドレーヌの生地は混ぜるだけ。溶かしバターを使うので、出来上がったばかりは温かくて柔らかい。冷蔵庫で1時間ほど寝かせて、絞り袋で絞れる固さにする。004 005

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 ブレ・ファリネした型に生地を絞り入れる。ちょっと多かったかなあ・・・。  007_2 009    

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 ぷっくりとした、こぶができるのは、上手に焼けた証拠。冷たい生地を最初に高温のオーブンに入れると、回りから火が通って、発生したガスが真ん中から抜ける。こぶはガスがうまく抜けたしるし。

 レモンの香りの、ふわっと軽いマドレーヌ。ひたして食べるにはもうちょっと重い生地の方がよさそう・・・(笑)。010

 小分けに2回もうたたねをして、夕方スーパーへお買い物。夕食には旬のあさりをたっぷり使って、ボンゴレ・ビアンコを作った。麺は細めがおいしいと思う。このパスタ、何年ぶりかで作ったのだけれど、それでもおいしくできるのはきっと完成されたと言うか、先人によって極められた料理なのだろうなあ・・・。

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dimanche 18 avril 2010

ハリエのリング

003_6  夕ごはんを食べていたら、弟たちがやってきた。近江八幡へ行ってきたとのことで、おみやげを持ってきてくれたのである。トモちゃんがまず手渡してくれたのは、クラブハリエの、焼きたてバウムクーヘン。今のバウムクーヘンブームを作った元祖だろう。弟は今日、急にこのバウムクーヘンが食べたくなって、ほぼこのためだけに渋滞の中、近江八幡へ行ったらしい。確かに、これはおいしいお菓子だ。

 わたしは昨日作った、春香のチーズケーキを半分おすそわけ。お菓子の物々交換だ。  002_10  

 もう一つは、「ハリエのリング」。注文すれば、かりっと色よく焼けたシューのリングに、クレーム・パティシエールを詰めてくれるらしい。シューにはアーモンドダイスがふりかけてあって、それがまた香ばしい。小さなパリブレストのようだ。知らなかったけれど、本店限定みたい。

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 中はこんな感じ。しっかり焼いたシューになめらかなクリーム。おいし♪ シューはこうでなくっちゃ・・・。

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 昨日作った、春香のチーズケーキ。

 ちょっと火を入れすぎた感があるけれど、なんとか。今度は10分早くオーブンから出してみよう。

 柑橘のチーズケーキはさわやかでおいしいと思う。

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samedi 17 avril 2010

春香(はるか)

 東京では雪が降ったそうな。なんだか恐いなあ・・・。こちらも晴れながら寒い。やはり冬物のコートを来て出勤。昨日、ゆっくりしていた分、今日は朝からとても忙しい。お父さんに手を引かれた小学校1年生くらいの男の子が館内を歩きながらお父さんに話しかけていた。「お父さん、ここなんでこんなに図書室に似てんのぉ?」って。まあ、図書館ですからね~、そっくりですねぇ・・(笑)。忙しい日もこんな会話を耳にすると、ふとなごむ。001閉館間近、御衣黄と鬱金の見分け方についてのレファレンス。両方とも黄~緑系の桜だけれど、色が・・・わりと違うよね?

 柑橘の季節もそろそろ終わりかな。寒さが続いて忘れてるのかもしれないけれど、4月も半ばを過ぎたのだから・・・。

 これは「春香」。まるでレモンのよう。綿が多くて袋は厚い。果肉もレモンかグレープフルーツみたいな色だけれど、酸味はほとんどなく、甘味が強い。

 冷蔵庫の生クリームをそろそろ使わないと、と思い出す。今日は春香で、ニューヨークチーズケーキを作ってみよう。002 003

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 焼成前・焼成後。

 オーブンから出したては、かなり膨らんでいるけれど、冷めるとすとんと落ちて、みっしり密なニューヨークチーズケーキになる。失敗はないと言えるくらい簡単なのだけれども、火の入れすぎには要注意。

 しっかり芯まで冷やさないといけないので、食べられるのは明日の夜。楽しみ♪

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vendredi 16 avril 2010

リコリス

 朝からずっと雨。しかも冬のように寒いので、冬物のコートにマフラーをして出かける。4月も半ばと言うのに、信じられない。昨日が異常に忙しかったのと、悪天候とで、図書館は静かで、作業日和。

 行きがけに書店に行き、『1Q84』の3を買う。職場で新刊全点案内をチェックしていて、シリーズで読んでいる児童書の7巻が出ているのに気がつき、帰りがけに書店にまた行って買う。さらに、マダムUが『3月のライオン』を貸してくれたので、もう、何から読みましょう?状態。・・・って、まあそれが常態なのだが。

 「『3月のライオン』ってどんな話?」と聞くと、マダムU、「痛い、熱い、ってかんじでしょうかね」、と。なるほど、いかにも羽海野チカ的なのだなと理解し、読ませてもらうことにした。

 今読んでいるのは、五木寛之の『親鸞』という、中高年に人気の宗教エンタテインメント(違う?)。慈円だの円仁だの源信だの、偉いお坊さんの名前って聞いただけで萌え~♪誰かわたしのために『萌える仏教史』とか書いてください。

 帰りに高島屋へ行くと、1階アトリウムにラデュレが出展していた。ちょっと覗いてみると、今回はばら売りをしているようだったので買うことにした。やっぱり好みの味のだけ食べたいですからね。001

 今回、びっくりしたのは、この真っ黒なイカ墨のマカロンだ!!

 というのはうそで、この黒々とした、墨で着色したなと思わせるのはリコリスのマカロン。ほんとにリコリスの味がするのかなあと思ってかなり期待して食べたが、リコリスの風味はまったくと言っていいくらいにしなかった。おかしいなあ・・・。

 奥の白いのはヴァニラ。ラデュレのマカロンでは、このヴァニラのが一番好きかも。  002_3   

他は、薔薇の花びら、マダガスカルのチョコレート、塩キャラメル、オレンジ花水、というラインナップ。マダガスカルのチョコレートは初めて食べるので楽しみだ。

 

 

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mercredi 14 avril 2010

Gâteau à l'ananas /雨宝院

 今朝、ついに洗濯機が突然死。近所の電気屋さんを呼ぶは、壊れた洗濯機を運び出すはで、ばったばた。ちょっと前から調子が悪いことは悪かったのだが、完全に使えなくなるまで新しいのは買わない、という我が家のけちと言うかめんどうくさがりな家風(?)のせいで、数年ごとに重要な家電がご臨終になって混乱する。新しいものを買うことにしたのだが、とにかく今のスペースに収まるものを、ということで、電気屋さんが持ってきたカタログからサイズの同じものを即決。機能とかの検討は一切なし。家電を吟味しないのも家風だな・・・。もう、しょうがない。005

 そんなばたばたをものともせず、Gâteau à l'ananas ガトー・ア・ラナナ、パイナップルのケーキを焼く。

 この前おいしそうなドライ・パイナップルを見つけて買っておいたのを細かく刻んで、キルシュに漬け込む。写真は漬けたばかりで、まださらっとしているけれど、一晩置けば、パイナップルはキルシュを吸ってふっくら、全体はとろっとした感じになっている。

 これは完成されたルセットを持っているわけではなくて、アーモンドの粉の入ったケイク生地にパイナップルを入れ込んだだけ。今日は珍しく、メランジュールを使って生地を作ってみたが、案外これはやりにくかったな・・・。ケイクの生地は最初から手作業でやった方がずっとやりやすいみたいだ。001 016

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  クグロフ型で焼く。焼きっぱなしでもいいかなと思ったのだけれども、仕上げにキルシュのシロップを軽く打っておく。

 生地の中にパイナップルがうまく均等に混ざった。鮮やかな黄色がかわいらしい。焼き上がり2時間はまだほんのり温かく、生地も柔らかくふわふわで安定していないが、すっかり冷めると落ち着く。どちらの状態で食べてもおいしいけど。キルシュとパイナップルの香りはよく合う。

 お昼からは銀行や区役所での用事を済ませて、雨宝院へ出かける。015

 通称、西陣聖天。弘法大師が祀ったという、京都最古の大聖歓喜天が御本尊。狭い境内にはたくさんの神様や仏様がおわし、桜がちょっと息苦しいほどの濃密さで咲いている。写真は南門から写したもの。凝縮された、桜の園。

 近年、有名になってきたからか、注意書きの張り紙が目立ってきたのは残念だ。桜を見に来る人への注意が主だが、歓喜天のお堂には、「大聖歓喜天は恐い神様と言われていますがそれは俗信で、本当は大変、慈悲深い神様なので、安心してお参りください」といった主旨の張り紙がしてあったのは異色。聖天さんに限らず、天部ってどの方も恐いんじゃないでしょうかね・・・。変なことしなければ大丈夫だとは思いますが。011

 歓喜桜は超満開!!

 観音桜も、松月桜も!

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 御衣黄も同時に盛りを迎えているなんてねぇ・・・。ちょっと今年の春はいつもと違いますね。blooming 雨宝院!

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mardi 13 avril 2010

長谷川等伯

004  京都国立博物館へ、「没後400年〔特別展覧会〕長谷川等伯」を見に行く。去年からずっと楽しみにしていた展覧会だ。今日は珍しく、一人で鑑賞ではなく、かもめさんと一緒だ。短い会期に、このシーズンなので、相当な混雑が予想されたが待ち時間は50分ほどだった。

 最初は能登で、長谷川信春と名乗って絵仏師をしていた時代の作品が多数展示される。精緻に書き込まずにはいられない、といった気質ということで、細かく緻密な筆致に驚かされる。「鬼子母神十羅刹女像」や、「三十番神図」など、法華宗には独特の世界があるので、それも興味深かった。また、石川県の本成寺所蔵の「仏涅槃図」は、後で見ることになる、本法寺の巨大な「仏涅槃図」の伏線のようだ。

 30代で妻と息子を連れて京に上った等伯は、狩野派サイドが伝えるエピソードは考えないとしても、かなりの野心家だったのではないかと思われる。展示された絵を見ても、実にさまざまな技法が試され、タッチも多様で、同じ絵師が描いたものと思えない部分すらある。相当な試行錯誤を重ね、ありとあらゆる技法を学び取ろうとしていたのだろう。

 華やかな金碧画は、言うまでもなく美しく、完成当時のめくるめく色彩を想像してみるだけで、ちょっと圧倒されてしまうほどだ。しかし派手なだけではなく、等伯の中にはやはり法華宗への深い信仰があったようで、僧の肖像画などもその人となりが伝わってくるような非常に良いものだ。またその深い信仰が、晩年の、とても静かな水墨画の世界へと繋がっていくのだろう。

 北野天満宮にはおもしろい絵馬がたくさん奉納されているが、等伯の絵馬もあったようだ。京都限定の出展、「弁慶昌俊騎図絵馬」。これも巨大。絵馬なのでかなり劣化はしているようだったが、興味深いものだった。

 中央室の、本法寺所蔵の「仏涅槃図」には驚かされる。26才で亡くなった息子・久蔵(彼の「桜図」は出品されておらず、会期中も智積院にある)の七回忌に寄進されたもの。とにかく巨大で、天井近くから吊り下げても、途中で曲げなければ広げて展示することができないほどなのだ。いったいお寺でも、どこに掛け、どこに保管していたのだろう??また、どのくらいの期間で制作したのだろう?とにかく驚きの一幅である。

 水墨画へ。やはり水墨画になると、禅寺の塔頭所蔵のものがぐっと増えてくる。水墨画ってよくわからないけど、見た感じもなんとなく「禅」だし。違う(笑)?ここで目をひいたのが、千葉の川村記念美術館蔵の、6曲1双「烏鷺図屏風」。左右に描かれた烏と白鷺の黒白のコントラストが現代的な感じにも見えた。

 最後はいよいよ、晩年の等伯が達した境地、「松林図の世界」だ。東京国立博物館蔵の国宝、「松林図屏風」。この絵を実際に見るのは初めてだった。さきに、水墨画があまりよくわからない、と書いたが、この絵を画集などで見ても今までそう感じるところもなかったのだが・・・。

 今日見て驚いた。正直、水墨画でここまで感動したことはなかった。本物の力は本当にすごいものだ。等伯さんに謝りたい気持ちだ(笑)。

 明らかに、平面の、白黒の絵である。それがどうしてここまで「空気感」を感じさせるのか。霧が立ち込める松林の中、寒くはないが、ひんやりとした湿気、松の香り、静けさの音・・・。絵が360°のパノラマで自分の周囲を取り囲み、松林の中を実際に歩いて、立ち止まっているような気さえする。時は朝・・・。すべてが無音。しばらくの間、言葉も出なかった。

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グーテ!

 たっぷりと等伯の絵を堪能した後は、少し歩いて清水道のグーテ!にて遅いお昼ごはん。心の贅沢、舌の贅沢。ゆっくりランチコース。001 002

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 前菜とメインをそれぞれチョイス。これバゲットが二切れ付く。

 田舎風テリーヌに、牛肉の赤ワイン煮・ペンネ添え。かもめさんは子羊のローストを。このお店はお肉料理が得意。煮込みのソースなどはさすがの味。赤ワインください!と言ってしまいそう(笑)。003

 デザートは、温かいバナナのタルト、ブランマンジェ・カシスソースがけ、ヴァニラ・アイスクリーム

 いろいろとおしゃべりをしながら午後のひと時を過ごす。ちょっとマッダ~ムになった気分やん?

 かもめさん、ありがとうございました。わたしの「語り」には容赦ない突っ込みをお待ちしております。また興味のある展覧会があったら行きましょうね。

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lundi 12 avril 2010

Les Liaisons Dangereuses

 こっちに書くのは久しぶりのような気がしたけれど、そうでもなかったね。しかし依然として身辺は落ち着かない。花散らしの土砂降りの雨。こんなに雨が多い春も珍しいと思う。

 カトリーヌ・ドヌーヴとルパート・エヴェレットのレ・リエゾン・ダンジュルーズ(危険な関係)のDVDを借りる。ドラマ版らしく、ディスク2枚組240分で長い長い(笑)。でもそのおもしろさについつい深夜まで見てしまって夜更かし。朝が眠くて仕方がなかった。

 オリジナルとは違って、舞台は1960年代のフランスの上流社会になってた。でも名前は同じくメルトゥイユ夫人とかヴァルモンのままだった。さすがに侯爵夫人と子爵ではなかったけど(笑)。カトリーヌ・ドヌーヴって迫力あるわ・・・。彼女に限らず、フランスの年配の女優って、ほとんど恐いと紙一重・・・。

 この小説はほんとにおもしろい。皆そう思うから、何度も何度も日本でも翻訳され、映画やドラマにもなるのだろう。話の骨子がおもしろいので、どう焼き直してもおもしろいのだ。「スキャンダル」というタイトルで、李氏朝鮮時代に焼き直されもしていたなあ。ヨン様(笑)がヴァルモンやってて、これもちょっと変わっててよかった。

 「メルトゥイユ夫人よ、そなたもワルよのう・・・」と言いたくなるようなワルっぷりがたまらん(笑)。それに比べればヴァルモンなど赤子、とも思えるが、そのメルトゥイユ夫人とて悪に興じるようになった原因はというと、実は純愛だったのかもしれないというところもまた良いのだろう。書簡体小説というのは臨場感があって物語の世界に入りやすく、読者もメルトゥイユ侯爵夫人とヴァルモン子爵の悪巧みに加わっているようなどきどき感があって楽しめるのかも。

 これほどおもしろい作品を書いたのに、ラクロはほとんどこれ一作しか残していないというのが不思議・・・。Caqb8dqd

 雨で図書館も静かな作業日和。

 夜はメールなどやりとりしつつ、アイスを食べたり。

 最近は龍馬ブームのせいか、土佐ものがいろいろと売られているような気がする。

 

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vendredi 09 avril 2010

ル・モニュマン・ブルー

 夜、友人と急ぎ話さなければならないことがあったので、久しぶりに西院のベルギービールの店、ル・モニュマン・ブルーへ。今日は何を飲もうかなあ・・・?001

 最初はレッド・ビールかランビックを、と思っていたので、デュシェス・ド・ブルゴーニュ、ブルゴーニュ侯爵夫人。ボトルには公爵夫人の絵。こくと酸味と香りのバランスがよくて、おいしいレッドビールだ。

 複雑味と、ひとくくりに「ビール」とは呼べないような多様性がベルギービールの魅力。銘柄一つ一つに専用のグラスとコースターがあるのも楽しい。002

 それぞれまったく違うタイプのものを選んで互いに味見。友人はセゾン・レガル。友人は「懐かしい味」と言っていた。これもおいしいなあ・・・。

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 スナップえんどうと空豆とベーコンカリカリ炒めアスパラガスのフランドル風006

 ベルギーと言えば・・・。フリット!!

 ベルギーはじゃがいもがおいしいらしく、あちこちにフリットの店や屋台があった。フリットに何を付けて食べるかでその人のお国がわかるという話がある。酢ならイギリス人、ケチャップならアメリカ人、マヨネーズなら、決まってベルギー人らしい。

 摂取カロリーは恐ろしいけれど、確かにフリットにマヨネーズっておいしいんですよね~。ここの店のはころんと大ぶりに切ったじゃがいも。マヨネーズもおいしい。

 ベルギーのフリット屋にはいろいろなソースの種類があった。ケチャップやマヨネーズのほかに、「サムライ」(SAMOURAI と綴ったか?)とかいうソースがあった。唐辛子入りのマヨネーズといった感じの辛いソースで、なんでサムライというのか興味シンシンだったが、結局理由はわからなかった・・・。きっと気になってついサムライを注文してしまった日本人旅行者は多いに違いない(笑)。007

 「つけピザ」なる料理。細長いナンのような生地をソースに浸して食べるもの。ソースは「牛肉のさくらんぼビール煮 アッシパルマンティエ仕立て」(?)とかいうのを選んでいたのだが残念ながら品切れのようで、4種のチーズソースを。

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 2杯目は、ブラウン・ビールにしよう。マレッツ8。修道院のビールだ。ブラウンの中でも最もこくのあるタイプらしい。おお~、やっぱりおいしいなあ。チョコレートのような風味もある。ただ。アルコールが8%もあるのでけっこう酔います(笑)。

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 友人は逆に、すっきりさわやかな、白ビール。グリゼット・ブランシュ

 うん、これ、けっこうスパイスやハーブの香りが個性的。ヒューガルテンよりも好みかも。

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 ベルギーと言えば!!

 ムール貝。味つけが選べたので、ナチュールか、ワイン蒸しか悩み、ワイン蒸しにした。

 スープを貝ですくって飲むと、塩辛いながらも貝の旨みがほんとにおいしい。011

 残ったスープでリゾットを炊いてくれるというオプションもあったので、お願いする。

 貝の旨みをお米がしっかり吸って美味。

 ベルギーって、ぽってりとして、おっとりとして、優雅な貴婦人のイメージ。せめてもう一度だけでも行ってみたい国の筆頭だ。

 ルネ・マグリット、タンタン、プラリンヌ、ミゼラーブル、ジャヴァネ、ゴーフル、多種多様なビールにフリット、レース・・・好きなものがほんとにたくさんある。憧れはつのるばかり・・・(笑)。

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mercredi 07 avril 2010

アイスのフレジエ

 今日の日中は気ぃ悪かったなあ。。。その人に何の非もなくてもその場に居合わせるとやっぱり気ぃ悪いってことはあるもんやね。そういうときは黙して語らず、できればその場を離れるのがいい。でもこれって、どちらにとっても不愉快やろうね。こういう状況を引き起こす原因を作った奴らはほんまにサイテーやね・・・。001

 早く家に帰って甘いもの食べよっと。

 スーパーでこんなの見つけた。ハーゲンダッツ・ドルチェの新作、フレジエ

 おお~、アイスのフレジエ♪ 

 こういうのが出されるところを見れば、フレジエというお菓子も知られるようになって、人気が出てきたのかな?

 しつこく書くが、わたしはフレジエ命。買ってみずにはおられまい・・・。003

 とろりとしたソースに、ヴァニラとカスタードの二層のアイスクリーム。カスタードのアイスの部分にビスキュイ。

 ケーキのフレジエとはもちろん違うけれど、なかなか雰囲気は出てる。ドルチェシリーズより普通のハーゲンダッツのカップアイスの方が好きだったりするのだけれど、これはおいしいな。

 ほんまもんのフレジエが食べたくなってきた。甘酸っぱいいちごに、こくのある甘いクレーム・ムースリンヌ、キルシュの香り、ビスキュイ・ジョコンド・・・。だれか作って食べさせて~!!

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mardi 06 avril 2010

blooming 東寺

010  世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし。少し屈折して生きることを余儀なくされた平安時代のイケメンも、桜を見て、そぞろな心になっていたのだろうか。ただでさえも落ち着かない春の心。今年は天候が不順で、桜の見頃が難しい。

 汗ばむほどの陽気となった今日は、不二桜を見に、東寺へ散歩。今日は南門から入ったので、弘法さんの大きな立像からお参り。熱心に般若心経を唱える人や、足に触って一心に拝む人の姿も見える。弘法さんの信仰は今でも篤い。「南無大師遍照金剛」と唱えるのだと、元々真言宗だった祖母から子どもの頃に教えてもらった。それから御影堂に上がってお参り。後は順に不動明王や三面大黒天、愛染明王、毘沙門天・・・。東寺の中に、どれだけの神仏がおられるのか正確にはよくわからないほど。

 そして最後に、桜を見に五重塔の周辺へ。この辺りはいつからか拝観料がいるようになった。ちょうど宝物館も公開しているようだったが、今日は行かず、講堂だけの拝観券にする。は~。いつ見ても講堂の仏像群はものすごくかっこいい!仏像も、見たこともないような国宝も、五重塔も曼荼羅も、花も、縁日も、東寺にはなんでもある。

 そう思ったらふいに Aux Champs-Elysées の歌詞を思い出してくちずさむ。♪Au soleil, sous la pluie, à midi ou à minuit, Il y a tout ce que vous voulez aux Champs-Elysées♪ 晴れの日も雨の日も、お昼でも真夜中でも、シャンゼリゼにはほしいものは何でもある・・・。東寺には何でもある(笑)。この歌はほんとにかわいくて、こんな明るいうららかな日に歌うのがぴったりで、歌うとほんとに楽しくなる。007_2

 立派な不二桜は、もともと岩手の旧家で育てられていた八重紅枝垂桜。秋田県、三重県鈴鹿を経て、平成18年に東寺に寄贈されたものだそう。移植できる最大の大きさの桜なのだとか。

 花はまだまだ見頃。008_3

 一日がかりでいろいろな時間帯の不二桜の表情を撮る、ということで、おおがかりな撮影クルーも出ていた。

 五重の塔を背景にして見るとまたそれも美しい。塔と桜の風景は、なぜこんなに絵になるのだろう。

 不二桜だけではなく、そこここに桜が満開。櫻の園。中にはまだつぼみの多い木もあった。011 012

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 そして、桃もみかんも。まさに百花繚乱。blooming 東寺だ。

 京都には桜の名木が多すぎて、毎年どの桜を見るか迷う迷う。

 そんなときに良きガイドとなるのが好日さんのブログ。写真も美しく、どれも桜の美しさが最大限にフレームに収まっている。それぞれの記事に添えられた歌も良い。

 次は、雨宝院の歓喜桜と御衣黄、千本ゑんま堂の普賢象もまた見たいなあ・・・。八重が終わるまで、京都はまだしばらくはblooming の季節。

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lundi 05 avril 2010

レモンショコラロール/フランスフェア

019 大阪方面にに行くときは、月曜日にするようにしている。arinko さんのカフェ、SUGAR TOOTH に行けるから。

 いつもなら、全部盛り(笑)のセットを頼むのだけれども、ブログによると今日はバタークリームを使った「レモンショコラロール」が出るとのことだったので、ケーキを単品でオーダー。

 バタークリームは大好きだ。バタークリームが嫌いだ、おいしくないという人の大半は、昔々のデコレーションケーキの、ショートニングで作ったショートニングクリームしか食べていないからだと思う。本物のバタークリームは、どう作ってもおいしいものなのだ。

 すっきりと巻けたロールケーキ。飾りはレモンとダークチョコレートのガナッシュのマカロン。ジャムは金柑。

 クリームの酸味がきゅっと効いている。レモンカードをたくさん合わせてあるようで、とても軽やかなバタークリーム、というよりも、バタームースのような仕上がり。これなら夏にでもおいしく食べられるんじゃないかな。

 もちろんこれもおいしいのですが、arinko さん、一度、パータ・ボンブベースのこくのあるバタークリームのケーキ作ってくださ~い!!売れ残ったら全部買い取りますので・・・(笑)。おいしいバタークリームを世に広めましょう。

 阪急百貨店ではフランスフェア2010をやっている。食べ物やワインから雑貨まで、いろいろなものがたくさん。ワインバーもあり、エプバンタイユのカフェカウンターも。さっそくカウンターで、小海老と伊勢えびソースのキッシュと、コート・ド・ジュラの白ワインを一杯。けっこうお昼から飲んでる人は多い。

 グラスのシャンパーニュを注文している人がいた。品物がやってくるとその人、「これはどこのですか?」と聞く。わたしはてっきり、モンターニュ・ド・ランスですとかアイ村ですとかそういう意味かと思ったら、店の人から「フランスです」と言われてその人が深く納得していたのが意外だった。シャンパーニュなんだってば・・・と心の中でつぶやいた。

 雑貨にはそう興味もなかったので、食べ物をいろいろと見る。パンは人気だったのか既に売り切れ。チーズやケーキやバターや量り売りのフォアグラやパテの店なんかも。メゾン・デュ・ショコラが出店していたので、行って見る。アプリコットのパート・ド・フリュイを試食させてもらう。おいしい。この店のショコラは気絶しそうになるくらい高いのだが、せっかくなので6粒入りのそれでも十分に高いのを一箱買う。そしてビゴール豚の生ハムの試食をし、当たり前ながらおいしかったので迷わず購入。よい狩りであった・・・。

 気分よく帰宅の電車に乗って、携帯電話を見たら、夜の会合の緊急呼び出しが・・・。え~!と思ったが、夜に会議に行き、腹立ち半分でとてもブルーになって疲れて帰る。何の落ち度もないのにどうしてこんな不利益をこうむらなければならないのかわけがわからない。不信感爆発である。

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容保桜

017  こんなにきれいな建物だけれども、実は役所で、京都府庁。国の重要文化財で、日本最古の現役の役所の建物である。

 この旧本館をまっすぐ入るとすぐに中庭(cour クールというものだろうか)がある。庭には濃いも淡いも、とりどりの桜の木。

 そしてその中に、桜守、佐野藤右衛門氏によって今年名付けられた「容保桜(かたもりざくら)」がある。001_2 004

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 山桜の変種と見られる桜で、花弁は5枚で通常の山桜よりも大輪。茶芽山桜の遺伝子を持ちながらも大島桜の要素もあるという、たぶん、ここにしかない珍しい桜。調査の結果、以上のようなことがわかったそうで、今年の春に「容保桜」と名付けられた。

 「容保」とは、会津藩主、松平容保のこと。現在の京都府庁は、元京都守護職(つまり松平容保)上屋敷の跡地であったことから、京都の今昔を見詰めて来たこの新しい個体の桜を、「容保桜」と名付けたということだ。

 名前を付けるに際して、容保公の子孫の方に可否を問い合わせたところ、一度は追われた京都にまた迎えられるのはうれしい、といったことをおっしゃり、めでたく「容保桜」が誕生したとのことである。突然日本は、薩長の国になってしまったものね・・・。

 会津藩お預かりであった新撰組関係の史跡も、近年ドラマ化やなにやで整備され、石碑なんかも建っているけれど、つい数年前までは、たぶんある時期に意図的に埋没され続けてきたのだ。うちの父は会津の出身。だから会津と会津の人々には並々ならぬ親しみがある。

 フリルのような清楚な白い花びらは、今もただ静かに、京都を見つめ続けている。

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dimanche 04 avril 2010

桜と筍

002  土曜日とは打って変わって、よく晴れた暖かい日曜日。お花見日和とはこのことを言うのだろうか。わたしが通う職場の近辺には桜の木が多くて、毎年、地域挙げての花見のイベントが開催される土地柄。染井吉野あり、山桜あり、紅枝垂ありと、百花繚乱。特に橋の上から見下ろす染井吉野が圧巻で、よほど土壌に栄養があるのか、幹も太く、大きく、花もこぼれんばかり。染井吉野は人工的な品種なので、樹齢は短いらしいが、この辺りの桜は人生で言えば朱夏の頃を迎えて意気盛んなのかもしれない。001

 わたしは仕事だったのだけれど、お昼休みの短い時間、職場ご近所のFさんが筍ごはんのお弁当を作ってくださって、Mさこさんとお外でお花見ランチ。人がものすごく多くて、花のそばは満員だったけれど、うららかな太陽の下でいただくお弁当は最高。筍はもちろん、朝市に出ている地の朝掘りのもの。そのほかは久在屋のおあげのみのシンプルな作り方。でもそれが一番おいしい。

 夜は喜久寿司にて、何会かは知らないけれど(笑)、Fさん、Mさこさん主催の宴会。夕方またお二人とかもめさんと合流して喜久寿司へ向かう。道沿いの桜がどこも美しい。ご一緒したのは、O氏、S氏、初めてお目にかかるかっこいい美人のお姉さん。にぎやかに乾杯の後、おいしいお料理やお寿司をいただく。006 007

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 きれいな平目のお造りや、とってもおいしい若狭のぐじの焼いたん、繊細な白魚のてんぷら、若竹煮など、春の味覚も満載。

 お酒は、ビールに八海山、  008_2

 先日皆で飲んでとてもおいしくて気に入った、藤岡酒造の蒼空(そうくう)を持ち込みで。今日のは大吟醸で、Mさこさんが伏見までわざわざ買いに行ってくださったもの。なんでも注文すれば瓶にその場で詰めてくれるのだとか。ラベルは布。ボトルのデザインと言い、色、味、香り、すべて綺麗という言葉がぴったりのお酒。

 その後は、麦焼酎「中々」、日本酒「」など、どなたかが注文したものが次々と(笑)。みんな笑けるほど気持ちよく飲むのでとてもおもしろい。

 お寿司は、梅雨の水を飲まないと穴子はまだよくないそうでなかったけれども、平目、蛸、しまあじなどをちょこちょこと。009

 圧巻の筍の寿司。筍の上品な薄味、甘味、香り。すごいなあ・・・。京都的なお寿司かな。

 終盤には温かい赤だしでほっこりして、かっこいいお姉さんといかのお寿司つまんで、ラストはデザート代わりのわさび入りのかんぴょう巻き。わさびがきりっと甘味をひきしめて、ほんとにおいしいもの。

 早、次のプランの話も出て、大賑わいのうちに宴会はお開き。おいしかった・・・。

 皆さん、ありがとうございました(^^)。 

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samedi 03 avril 2010

喜寿の祝い

 010 昼間は掃除やら買い物やら、仕事がらみのメールのやり取りや、慣れないケーキの組み立てやで夕方には疲れ気味。夕方6時前に弟夫婦がやってきて、父の喜寿のお祝いの会の準備。料理の用意をまったくしていなかったけれど、トモちゃんが来れば百人力。さくさくと3人がかりで準備が進む。

 今日のメインは父のリクエストにより、てんぷら。

 野菜を切ったり、大根おろしを用意したりと、材料の準備を終えたら、ガティノワのブリュット・ゼロで乾杯!お祝いだもの。やはりシャンパーニュで。012

 前菜はお造りいろいろ。

 トモちゃんに野菜の料理をお願いしたら、彩りもきれいに、おじゃこと水菜のサラダとハム入りのポテトサラダを作って来てくれた。さすが料理上手のトモちゃんだけあってどちらもおいしかった。弟、毎日おいしいもの食べてるんだなあ・・・(笑)。

 てんぷらを揚げに取り掛かる。海老はいつものブラックタイガーではなくて、活き車海老。活きたまま調理するのはあまりにも恐かったので、魚屋さんで下ごしらえをしてもらう。頭は塩焼き&素揚げに。さすがに車だん吉、ではなく車海老。身の甘味が違う~。車だん吉→お笑いマンガ道場→川島なお美の話になる。父リクエストの白身魚がなかったので、刺身用の剣先いかを揚げる。やわらかくておいしい。013

 コシュ・デュリ ブルゴーニュ シャルドネ 2003.。

 単なる”ブルゴーニュ”とは思えないほどのおいしさ。濃さ。最初から冷やさずに飲んだのでパワー全開な感じ。これがコシュ・デュリの力?

 揚げ油は、中鎖脂肪酸で、体に脂肪が付きにくいヘルシーリセッタ!とむなしい抵抗をしつつ、適宜揚げて熱々を食べる。野菜もおいしいねぇ・・・。たらの芽も揚げて、春の雰囲気。009

 トモちゃん&トモちゃんのお父さん厳選のお酒、秋田の「雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)」。神戸の目利きの酒屋さんで、父のお祝いのために買って来てくださったとか。旨みと甘味と丸み、すべてがバランスよく、大変においしいお酒。すばらしい。

 てんぷらというものは半年に一回ほどしかしないし、かき揚げなんていうものはまず作らないのだけれど、今日はカロリー制限なしの大盤振る舞い。ラストはかき揚げ。揚げたてはほんとにおいしいなあ・・・。最後はお赤飯を一口ずつ。015

 弟夫婦から、九谷焼きの小さな下駄の縁起物をもらって、父は大喜び。これをトイレに置いておくと、ずっと自分の足でトイレに行けて、下の世話にならなくれすむのだとか。スピリチュアル系グッズ(笑)。げん担ぎの父は、さっそく自分専用のトイレに飾っていた。

 とにかく元気でいてもらわないと・・・。  014_2

 バースデイケーキ。ろうそくを吹き消したいかと父に聞くと、いらないというのでそのまま切り分け。

 失敗には失敗のジェノワーズだったが、けっこうおいしかった。弟は、第一層が少し固いとシビアな意見を言っていたが、一日置いてクリームの水分となじんだら良くなるかもしれない。もしくは、最初からアンビバージュを強めにした方がよかったかもしれない。いちごショートに、レモンの香りの生地はけっこう合う。

 100パーセント完璧ではないにせよ、喜寿を迎えられたのは喜ばしいこと。とりあえずは、感謝である。 

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いちごショート

001  昨日焼いた、失敗ジェノワーズ。目はしっかり詰まっているものの、使えそうな感じ。かえってスライスはしやすかったりして・・・(笑)。レモンの香りがさわやか。

 これを使って、いちごのショートケーキを作ろう。

  コアントローのシロップを、たっぷりめに打つ。

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 真っ白なクレーム・シャンティ。王道ですね。わたしはクリームも甘めが好き。

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いちごのスライスを並べて。縦切りのいちごってかわいいなあ。さらにクリームをかぶせて、今日は3段重ね。

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 相変わらずナッペもひどい出来だ(笑)。絞り出しはさらにいけない・・・。よっぽど不器用なのだなあ・・・。お教室に行って、訓練した方がいいかもしれない。できれば体育会系の道場みたいなところで。

 さて、このケーキは今夜の父の喜寿祝いのバースデイ・ケーキになります。超高カロリー食で父親殺す気かって??

 もうすぐ弟たちが来るのだけれど、まったく料理の準備ができてない。・・・ってか既に疲れてます・・・(笑)。でもトモちゃんが来れば百人力。

 さて、ぼちぼち始めるか。

 

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vendredi 02 avril 2010

ジェノワーズ

 職場では新しいボスとお年を召した新人さんが、新しい仕事に奮闘中。春休みで津波のように利用者がやってくるカウンターで待ったなしのOJT。慣れた者には何でもないことでも、ほんとにしんどいだろうなあ、と思う。新しいボスは貸出・返却の特訓は他の人にされていたので、わたしは書架を案内することに。どこの館でもそうだと思うが、うちも別置がかなり多い。絵本だけでも3種類の別置記号付きの別置があるのだ。当然、一般書にもある。配架もNDC順に並んではいるものの、あるところまで行くと続きがどこに飛んでいるかわからない箇所がいくつかある。スペースや書架の配置の関係上、やむなしとは言え、わかりにくいことには違いなく、慣れるまでが大変だろう。それにはとにかく配架に行くのが一番で、とにかく配架に行って覚えるしかない。同時に、どんな資料を持っているのかを知るのだ。

 今日も遅い帰宅。夕食を食べ終わってから、ジェノワーズを焼く。卵の泡立ちが非常に悪く、いくら泡立ててもきれいなリュバン状にならない。なぜだろうと考えたら5秒くらいで、うかうかと重大なミスをしていたことに気が付いた。となれば、いくら泡立てていても仕方がないので粉を混ぜる。やはり生地はだれだれ、型に入れても高さがない。

 焼き上がる前から失敗は確実だったのでへこむ。ジェノワーズを失敗するなんてどうなんだああああああ!!

 焼き上がりはどうにも高さのないジェノワーズ。明日、切ってみて中の状態を見てから使えるかどうか判断するしかないが、痛恨・・・・。だめだったらもう一回焼こうかなあ・・・。

 敗因はレモンオイル。レモンの香りを付けようと思い立ったまでは良いけれど、何を血迷ったか、それを泡立て途中の全卵に投入したのである。まだ完全に泡立ってもいない全卵、それでなくても卵黄の油脂を持った全卵に、さらに油脂を入れるなんて・・・。この敗因はかなりのショック。

 菓祖神・田道間守、守護聖人・サントノレ、二度とこのような失敗はいたしません・・・。 

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jeudi 01 avril 2010

新年度

 今日は4月1日。抱負・新年度は婚活に励みます。

 父がなんとか喜寿を迎えた。昭和8年生まれはバカボンのパパと同い年、と昔まんがで読んだ。学年で一番年下では、一年生くらいの頃は何もできなかったんだろうなあ・・・。お祝いは後日とし、朝、神棚とお仏壇にお赤飯をお供えする。

 今日から新年度。職場には新しいボスと主事が一人。ボスとは今日もあいさつくらいしかしなかったけれど、主事の方は朝からフル回転で初めての仕事をやらなくてはならなかったようで、ちょっと気の毒。

 夜は某所にて、今朝急に招集された秘密会議。解決済みだと認識されかかっていた問題が、実はまったく未解決で放置すればますます修正が効かなくなる、ということがわかってもらえてよかった。ない智恵をしぼって表を書いて行った甲斐があった。賢い同席者のおかげでもある。感謝。

 ある体系に大きな欠陥が見つかっても、結局はプログラムのバグにパッチを当てるような解決しかなくって、またその過去のパッチの仕方が間違っているものだから、つぎはぎだらけでほんとにどうしようもない。かと言って根本から改めるのはほとんど不可能。なんか、そんなことばっかりだなあ・・・。世の中って。でも放置するのだけは許せない。

 10時過ぎに帰宅して遅い夕食。今日のカレーは出来がよく、遅い時間なのについ食べすぎた。反省・・・。

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