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dimanche 28 février 2010

PANSCAPE

 近頃は行く頻度が減ってしまった三条会商店街だけれども、行くたびに新しいお店ができているような気がする。それもおしゃれ系(笑)。商店街として栄えてるんだろうなって思う。その中にできた新しいパン屋さん、PANSCAPEに行ってみた。

 対面式の小さなお店。ちょこちょこと4種類ほど買ってみた。002

 卵サンドはすごいボリューム。もっちりしたパンに、粗く刻んだゆで卵のマヨネーズ和えがこぼれんばかり。

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 柚子と甘栗のカスタードクリームパン

 かなり個性的?中は柚子ピールの入った柔らかいカスタードクリームに、刻んだ甘栗がごろごろ。意外な組み合わせだったけれどおいしかった。

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 リュスティックはこのお店の売りかな。たくさんの種類があった。これはオレンジとクランベリーのリュスティック。酸味があってしっかりした噛みごたえ。軽くトーストしてバターをつけるのがおいしいかな。

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 オレンジのパン

 リュスティックとはまったく系統の違う、ふんわり柔らかな食パン。

  また行って、いろんなパンを買って食べてみたいな。

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samedi 27 février 2010

泡とフロマージュ

 ワイングロッサリーの、チーズ教室・中級「ゴージャスな、泡とチーズの相性研究」に参加。先生がおっしゃるように、シャンパーニュなどの泡のワインは食事の最初の方に飲むことが多いのに対し、チーズを食べるのは食事の最後。よってなかなか合わせて食べる機会が少ないのだろうと思う。今日はどんなマリアージュが発見できるか楽しみだ。

 合う、合わないに一通りの原則や目安はあっても、その答えは正解が一つというわけではなく、それぞれの好みの問題なので、こうした場でいろいろな人の意見や感じ方を聞けるのは本当に楽しい。新たな発見もある。003

 試食するチーズは7種類。

 左上から時計回りに、

 サンタンドレ(白かび)・クリームを加えて作られる、乳脂肪分75%ほどの脂肪分の多いチーズ。非常にまろやかでクリーミー。

 シャウルス(白かび)・シャンパーニュ地方で作られるチーズで、シャンパーニュに合うとされている。今日のはまだ若いもの。サンタンドレと比べると舌ざわりからわかるほど脂肪分は少ない。酸味がある。

 シュヴレット。デュ・ポワトー(シェーヴル)・シェーヴルらしいさわやかな酸味と香り。ほろっとした食感。

 ミモレット・ジュンヌ(ハード)・若いミモレット。ソフトな食感と風味。

 ミモレット・ヴィエイユ(ハード)・18ヶ月熟成させたもの。しっかりした歯ざわりと凝縮された旨み。

 ラングル(ウォッシュ)・まだ香りはそれほど強くないが、皮に近い部分は程よくとろとろになっている。004

 リコッタ(フレッシュ)・ほんのりしたミルクの甘味

 アカシアの蜂蜜アプリコットジャム

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 合わせる泡は3種類。左から、

 マルクス・フーバー ロゼ・スパークリング・ヒューゴ NV

 オーストリアのスパークリングワインで、ツヴァイゲルトという地のぶどうとピノ・ノワールで作ったロゼ。甘いというわけではないが、ロゼらしい赤い実の香り。

 ヴァルニエ・ファニエール ブリュット・ゼロ NV

 コート・デ・ブランのBB。BBらしいきりっとした印象。酸味がさわやか。

 ガティノワ NB

 アイ村の、ピノノワール80%、シャルドネ20%の果実味の強いふっくらとしたシャンパーニュ。わたしはガティノワ好きです♪

 三つ並んだグラスの色あいがとてもきれい。

 まずシャンパーニュとスパークリングワインの知識をおさらいし、合わせ方の基本的な考え方を勉強した後、実際に試食。

 それぞれのチーズを3種類のワインに合わせて試食した後に、一人ずつ当てられた人が代表してチーズの印象や、どのワインとの相性が良いと感じたかを発表する。

 それぞれに、きれいに、難なく合うなと思うものと、これはちょっと違うかな、と感じるもの、そして、これはよく合うと感じるものとがあって、おもしろかった。さすがに”地獄のマリアージュ”のようなものはなかった(笑)。実はこういうのを発見するのもわたしの密かな楽しみとなっているのだが(笑)。

 よかった組み合わせは、

 サンタンドレとBB(きれいに合った)、シャウルスにロゼ(ほのかな甘味がよかったように思う。BBとでは酸味が強調されすぎるような気がした)、ミモレット・ヴィエイユにはガティノワ(ガツン系の強い組み合わせ)。何もつけないリコッタとロゼ(ほんのりしたミルクの甘味が、お菓子のような返り香になる)。とてもよかったのが、アプリコット・ジャムを添えたリコッタとガティノワの組み合わせ。果実味が呼応し合って、たぶん、お菓子好きならとても気に入る組み合わせなのではないだろうか。

 最後におまけのシャンパーニュが出た。マルキ・ド・サドの2000年。熟成×熟成で、ミモレット・ヴィエイユとの相性を見ようという考え。

 マルキ・ド・サド、飲んだことないんだよね~。香りが違う・・・。さすがに旨みの詰まったミモレットとは好相性。最初、ミモレットとシャンパーニュという組み合わせはちょっと意外な気がしたのだけれど、なかなか良いものだということがわかった。

 家では一度に多くのチーズやワインを楽しめる機会はそうないから、こうしたお教室は楽しく、有意義なもの。参加できてよかった。

 ありがとうございました(^^)。 

 

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vendredi 26 février 2010

決戦の金曜日

 暖かい雨の一日。外に出なくて済む人は家でスケートを見ているのか、昨日と打って変わって図書館は静か。スケート見たいよね~、と言いつつもお仕事。

 思えば伊藤みどりは偉大だったね、という話を同僚にすると、同僚、「でも今の人はそれを細い体でやるんだからもっと凄いよ」・・・・・・って、容赦なく斬り込むねぇ、あなた。確かにジャンプの筋力と細さのバランスは難しいかもしれないけどさ~。

 結果はわかっていたものの、夜の放送でようやく演技を見る。キムヨナはすご過ぎた・・・。完璧。それだけにトリプルアクセルをきっちりと成功させた浅田真央は、ほんのちょっとのミスが痛恨であったことだろう。インタヴューで泣く姿が痛々しかった。今回も、キムヨナのフリーよりも真央のフリーの構成の方がさらに体力がいりそうに思えた。真央のフリーは男っぽい。フィギュアスケートって、かなりの力技なのに、力技に見せないところがすごいと思う。

 金銀を東洋人が取り、10位以内に国籍はどうあれ東洋人がひしめく時代が来ようとは・・・。なんだか隔世の感がある。渡部絵美や、佐野のライブを知ってる世代ですよ。

 北京オリンピックはほとんど見なかったけど、今回はよく見たなあ。寒いのは大嫌いだし、15歳からこっち、スキーにもスケートにもまったく行かないのに、冬のオリンピックは好きなんだよねぇ・・・(笑)。

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jeudi 25 février 2010

ベルギー・ビールの誘惑

 遅番。出勤から閉館までかなり忙しく、お昼休憩はしたものの、ノンストップで走った感じ。早番のときでもわたしは出勤してゆるゆる仕事を始めるということがなくて、いきなり助走なしのロケットスタートだから、そのペースで次から次へと進んでしまうと、さすがにちょっとしんどいなあ・・・。

 夕食は、進々堂のレトロバケット(これは高いけれどおいしいと思う)を買って、昨日のパテド・カンパーニュのサンドウィッチ。顎が疲れるけれど、やっぱりバゲットサンドはおいしいわ♪

 ベルギービールの本を読んだら、案の定飲みたくなって、帰りにリカマンに寄ってしまった(笑)。今日は、レッドエールが飲みたいと思っていたのに残念ながら置いてなかった(泣)。おいしいのにな~。どこの酒屋さんでも以前よりも置いてあるベルギービールの銘柄は絶対少なくなっているように思う。クリークなんてリカマンも一種類しか置いてなかった。おいしいのにさ~。

 どうしようかと棚の前で悩んだ末、クリークとホワイトエールの一揆打ち。Cazks95k  

 ホワイトエールの寄り切り。

 ヴェデット エクストラホワイト。暖かくてのども渇いているので、さわやかな白ビールの香りが心地良い。

 なんとなんと!こんな白ビールとかクリークなどは、日本ではビールではないらしい。スパイスやフルーツを使っているから発泡酒なんだって。びっくり。ビール純粋令か??

 ああ。昨日も飲んだのに今日も飲んでしまった・・・。

 ま、いっか。

 ♪この一杯のビールの為に生きていると思える程さ♪って、増子さんも歌っているしねっ。

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mercredi 24 février 2010

パテ・ド・カンパーニュ

003  パテ・ド・カンパーニュは一度作ってみたかった料理。大変気の長い料理であるので、二連休のときにしか作れない。では次の連休に、と思ってルセットを見るものの、そのあまりの材料と手間の多さにひるんであきらめかけていたのだが、昨日、ふとお昼に飲んだワインのせいで気が大きくなって勢いで作ることにしてしまった(笑)。

 昨日はまず材料を揃えて、肉を刻み、肉を練る。材料となる肉類は、ルセットに従うと、豚肩ロース肉、豚トロ、豚の背脂、豚のレバー、鶏のレバー、生地を包むクレピーヌ。お酒はルビーポート、白ワイン、コニャック。

 買い物に行くものの、フランスのスーパーでもあるまいし、全部揃うはずもない。そこで、豚のレバーと背脂は省略して鶏のレバーと豚トロを割り増し、クレピーヌの代わりに薄切りのベーコンで包むことにした。

 レバーは掃除して塩水に漬けて血抜きすること1時間、切ってルビーポートをまぶしてさらに30分。他の肉類は包丁で粗めの挽き肉くらいに切る・切る・切る!疲れる。こちらもポートや塩やスパイスとよく混ぜて1時間寝かす。

 それから生地を合わせてよ~く練って、型に入れて一晩冷蔵庫で寝かす。写真は型に入れたところ。

 今日は朝から湯煎焼き。電気オーブンを使ったので、途中からスチームオーブンに切り替えて焼いた。焼けたら重しを乗せて、余熱で火が入らないように急冷。冷めたらラップをしてそのまま冷蔵庫で一晩寝かす、ということだったが、朝焼いたので夕食には食べられるだろうと思ったので、明日を待たずに食べることにした。  004_2

 何せ初めて作る料理。ひょっとしたら卓袱台をひっくり返したくなるような味のものができるかも・・・、とどきどき。

 心配なので、余った生地を小さな型で焼いて、急いで冷まして、お昼にちょっと味見してみた。幸い卓袱台級ではなかったようなので一安心。

 肉を大量に包丁で切り刻むというのは慣れた作業ではないし、どんなものができるのか不安だったのだが、考えてみれば、卓袱台級のものができるのは料理よりもお菓子の方が危険が高い気もする。ともあれ、成功の兆しがあったので、トモちゃんに少し試食をしてもらおうと、夕方にメールしてみた。

 すると、弟がくっついて来た。何でも確定申告をしに税務署に行くので会社を休んだと言う。ちょうど良いので、お持ち帰りはやめにして、上がれ上がれ、と即宴会。005

 パテ・ド・カンパーニュ、仕上がりの図。

 なんとこれが、自分でもびっくり!自画自賛の出来。材料をはしょってもしっかりこくがあっておいしかった。こういうの家でもと言うか自分でも作れるんやねぇ・・・(驚)。

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 ワインはもちろん、赤。

 アタランギ クリムゾン ピノ・ノワール 2008

 これは良いピノ・ノワール。甘ったるさがなくバランスが良く上品だ。

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 先日WGのショップで即買いしてしまった(笑)薔薇のチーズ、クール・ヘス。フレッシュな軽い牛乳製のチーズにたっぷり飾られた薔薇の花びら。おまけに形はハート型。乙女向きでございますわね。

 予想よりも、薔薇の香りはほんのりで、きつすぎない。何とも夢のあるチーズですね。

 他にはにんじんのきんぴら(キャロット・ラペではなく)、舞茸のバルサミコマリネ、添え野菜やピクルスを用意して、オリンピックを見ながらみんなで食べた。

 浅田真央って仏顔やね~、とかどうでもいいことを言いつつ(笑)。しめには脈絡なく焼き豚と葱のチャーハンをざざっと作って食す。

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mardi 23 février 2010

キャレ・フレーズ

 火曜日の日中の6時間ほどは解放感のある貴重な時間。一人で家で好きなことをするのもいいし、誰かと出かけてもいい。他の曜日が休みでもそうはいかない。毎日火曜日だったらいいな(笑)。

 よく晴れて、この時期には不思議なほどの暖かな一日。縮こまっていた心が解きほぐされるよう。日差しも強くなって、春の兆しを感じる。ブルーミングの季節がやって来る。001   

 苺のお菓子はそんな春の気分にぴったりだ。

 パティスリーSの、キャレ・フレーズ。苺の四角形、という名前がついているけれど、一般的にはフレジエだ。

 わたしのフレジエへの偏愛は何度もブログに書いているけれど、あえて書こう。わたしはフレジエを愛しています(笑)。

 生クリームと苺の日本風のショートケーキも悪くはないけれど、やっぱりおいしいのはこのこっくりとしたクレーム・ムースリンヌなんだなあ・・・。このキャレ・フレーズは、上下の生地も存在感があってとてもおいしい。並んだ苺のかわいいこと!

 あんまりお店で売られていないお菓子なので、食べたかったら自分で作るしかなかったのだけど、自転車でさっと行ける範囲に買えるお菓子屋さんができてうれしいな。002

 これも大好き。

 ムラング・キャラメル。カルメ焼き(知ってる?)を彷彿とさせるような、がりっと焼いたムラングに、キャラメル味のクレーム・シャンティをほぼてんこ盛り(笑)にしたもの。ちなみにムラング・シャンティもあります。

 非常にシンプルなお菓子で、やや単調に感じる人もいるかもしれない。甘いし・・・。そのへんがたぶん、日本ではあまり好まれない系統と言われる由縁かもしれない。ベルギーのメルヴェイユとかね。

 こういうお菓子が常にあるお店はわたしにとっては良いお店。いろいろな美しいお菓子がショーケースから微笑みかけるけれど、ついついこういうのを買ってしまうのだ。

 高辻通は最近お店が増えました。お昼ごはんは、Sのすぐ近所のトラットリア・レオーネで。

 軽い鶏レバーのペースト、カリフラワーのブルスケッタ、田舎風テリーヌ、自家製ピクルス(にんじん・カリフラワー・きゅうり)などがにぎやかに盛られた前菜が運ばれると、ついついってことで、グラスの赤を一杯。キアンティ。パスタは手打ちのタリアテッレ、子羊のラグー。ワインを飲みつつ、ゆっくりと味わう。

 ワインで気が大きくなったからかもしれないが、家に帰って料理を始める。作りたいけれど、あまりの面倒さにどうも今まで作れなかった料理だ。勢いって恐いねぇ・・・(笑)なんせ初めて作るものなので、久々に卓袱台をひっくり返したくなるようなものができるかも・・・。ある意味楽しみだ。気の長い料理なので、結果が出るのは後日。

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dimanche 21 février 2010

鶏鍋

 夕刻より、Fさん邸にて鶏鍋の会。コードネームはC会。鶏と、桜のC(笑)。仕事を終えてかもめさんと合流。Fさん邸に向かう。

 アペリティフはハイボール。今流行っているらしいハイボールだが、缶入りの「世界のハイボール」とかいうシリーズが出たらしい。バーボンとシェリーのを少しずついただく。なかなかおいしい。さっと作って手渡しされたおつまみは、さっと湯引きした笹身とキムチの海苔巻き。キムチは韓国のまったく甘くないもの。海苔は裏向きに巻くと、口に入れたときに歯にくっつくということを初めて知った。単に光沢の問題だと思っていたけれど・・・。004

 Fさんの鶏鍋は、はっきり言って某有名老舗のものよりもずっとおいしい。弱火にするとコラーゲンの膜が張ってくるような濃厚な鶏スープと、質の良い鶏肉、そしてあらかじめ鶏をさっと湯通ししたりまめにあくを引いたりという細かな作業のたまもの。

 最初は写真のように具をたくさん入れず、ぶつ切りの鶏と柔らかい春キャベツのみの鍋。味つけは塩・白こしょう、橙やポン酢など各人の好みで。白菜とはまた違ってキャベツも良いものだ。  003_2

 塩こしょうをしてさっとグリルで焼いた鶏もも肉。これはそのままま食べてもよし、鍋に入れても香ばしくてよし。どうやって食べたらおいしいかということを常に考えて発見していくのがFさんのすごいところだといつも思う。食に対する情熱は大変なもの。

 Fさんが、鍋の中に何かをさっと投入。しばらくして見ると、ピンクの桜の花びらが浮いている。花びらのかまぼこ?とか言って皆に笑われたが、これは花びらの麩。季節先取り。

 しめはラーメン。塩こしょうで味を調えればおいしい塩ラーメンになる。

 お酒もいつものようにおいしいものがたくさん。  001_2

 藤岡酒造の蒼空(そうくう)

 長く断絶していた伏見の蔵が平成14年に復活して、このお酒を造るようになった。蔵には昼間だけやっているバーがあるらしいのでそちらにも行ってみたいものだ。

 これはまず、色合いが何とも美しいお酒。内に光を含んでいるようなニュアンスがある。そして香りがとても良い。特に口に含んで飲んだ後の返り香がすばらしい。お酒に対しての表現には適切ではないかもしれないけれど、上等のフランス菓子を思わせるような芳香。とても気に入った。002      

 長野のふじ100パーセントで作った、小布施のシードル。マダムUからいただいたお土産を1本提供。フレッシュなしぼりたてのりんごジュースのような色と味わい。小布施は栗もおいしいけれど、小布施ワイナリーもいいものを作っている。

 りんごのあるところには蕎麦もある。長野然り、ブルターニュ然り。

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 ツィント・ウンブレヒトのリースリング

 これを一口飲んだとき、Fさんはとっさにこれには鶏鍋!!とひらめいたそう。

 甘いのも辛いのも、リースリングは大好きな品種(アルザス品種はほんとにおいしいのが多いなあ・・・)。ただリースリングは、妙にエステル香だけがきんきんして味の薄っぺらいものもあるからちょっと注意が必要かな、と思うけれど、これは程よいエステル香(なければまた寂しいのね)に深みある味わいで、大変おいしいものだった。濃厚な鶏だしに負けずに、と言うか、うまく調和する。

 食後は、俵屋吉富の雛の餅や、ヨックモックの桜のクッキーなどを焙じ茶とともにいただく。

 そろそろ春の兆しも見え始めた頃。いつものように楽しい会でした。ありがとうございました(^^)。

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samedi 20 février 2010

くるくるコプター・くるくるリボン

 本日はお楽しみ会。わたしが担当するのは今年度最終。先輩と組んで、絵本と工作。

 絵本は川端誠の『お化けの冬ごもり』を読む。わたしは川端誠の絵本の中でも、お化けのシリーズが大好きなのだ。2月のお楽しみ会に当たったなら、これを読まなくては(笑)。最初の作品、『お化けの真夏日』を川端さん直々に読んでもらって大好きになった。もちろん落語絵本を読み聞かせするのもおもしろいのだけれど。川端さんの自作自演は味があってとても良い。

 先輩は、今回「さかさま」に凝っていたようで、絵をさかさまにして同じページを二度楽しむという趣向の絵本を二冊ばかり読んでいた。  Cajoikfc_2

 工作は、くるくるコプターとくるくるリボン。細く切った紙をホチキスで留めたり、ゼムクリップで留めたりして、高いところから落とすと、くるくると回ったり、かえでの種みたいに回転しながら落ちてくるという、ごく簡単ながらおもしろいものを二種類作る。

 もともと今日は折り紙のお雛様を作る予定で、試作をしたりしていた。先輩の試作品は青とピンクの折り紙で折ってあり、カウンターに飾ると大層かわいかったのだが、わたしが折ったものは、黒い紙で折った、呪いがかかっていそうな黒雛とか、白い紙で折った、式神として使役できそうな式雛とか、なんとなく邪悪な風味付けが・・・。ま、こちらの方が「形代」としての本来的な機能を果たすのかもしれない。

 折り紙を、たくさんの小さな子どもにいっぺんに教えるのは大変難しい。また、折り紙の本をいろいろと見比べてみればわかるのだが、わかりやすいものとまったくわからないものの差がひどくある。図まであるにもかかわらず、非常にわかりにくい説明しか書けない書き手は頭が良すぎるのかまたはその逆なのかどちらなのだろうとよく思う。

 そんなこんなで、お雛様の折り紙を子どもに折らすのは複雑すぎて無理だろうということで、変更になった。

 工作の説明を始めると、机の回りに子どもがわらわらと寄って来て、押し合いへし合い状態となる。子どもが嫌いな人は恐怖すら感じるかもしれない。で、口々に、ほんとに口々に自分の作業の進捗状況を報告し出し、やいやいと要求を述べ立てる(笑)。そうやってできれば至極ご満悦で、飽きもせず、何度も何度も投げ上げては遊んでいる。あんまりおもしろいので、こちらも仕事だということを忘れるくらいだ(笑)。

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jeudi 18 février 2010

ももてる

 小豆とわたし、ずっと行きたかったお店、ももてるへ、かもめさんに初めて連れて行ってもらう。ちょっとどきどき。カウンターだけの小箱なお店は、想像どおりにアットホームで、想像以上に居心地がよく楽しいお店だった。これは多大にかもめさんのおかげでもある。感謝!お料理もはどれも気が利いていておいしくて、主のももさんは、わたしのお母さんというよりはお姉さんくらいの年齢の方なのだが、あえて言わせてもらうなら、こんなお母さんがいる家の子やったら、毎日まっすぐ家帰って来るわ~、と思うくらい(笑)。 001_2

 激務のため少し遅れてくる小豆を待ちながら、既にでき上がっててもよいとのことだったので、軽くシードルなどをいただきつつ・・・。   002_3 

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 いかのぴり辛マリネ

 今日はするめいかだそう。アラビアータほど辛くはないけれど、少し辛いトマトソースがよくなじんだいか。一口食べた瞬間、ここではきっと何を食べてもおいしい、と確信した。003

 ポテトサラダ ブルーチーズ味

 ポテトサラダにも味のヴァリエーションがあるのが楽しい。かもめさんおすすめのブルーチーズ味。ポテトサラダにブルーチーズがこんなによく合うなんて・・・。思いもよらなかった発想にびっくり。赤ワインに合いそう・・・。

 小豆登場。お疲れさま~。004

 雲子と白菜のあんかけ

 とろとろの白菜とクリーミーな雲子が口の中でとろけあう~。柚子の香りもさわやか。

 二杯目のお酒は、しょうが酒。ロックで飲んだけれどこれは熱燗がよかった。かもめさんのを味見。より甘味が増して、さわやかな冷やしあめみたいな印象。風邪に効きそう・・・。    005_3

 焼きキャベツのアンチョビしょうゆ

 こげたしょうゆの香りが香ばしい。シンプルで気が利いてる・・・。

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 鶏肝のしょうが煮

 アクセントはなんと、赤こしょう!これがよく合ってびっくり。ちょっとこれも思いつかない取り合わせ。

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 ハンバー牛

 ハンバーグじゃなくて、ほんとにハンバー牛(笑)!

 これも味つけが選べたので迷った末、マスタードと塩で。柔らかいのだけれど、肉々しい(笑)ハンバーグで、これもかなりワイン向き。そこで次はグラスの赤ワインを一杯。  008_2  

 あじ梅しそ天ぷら(?)。そんな名前だったっけ・・・?

 梅をつけているので、いいあんばいになってます~と、ももさん。なるほど程良い塩かげん。あんばいとは塩梅の書くのだね。

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 雲子トースト

 なんともおいしいアイデア料理。かりっと焼けたチーズにとろっとしたクリーミーな雲子。これもやっぱりワインですかね、とか言いながら三人が三人とも思い思い飲みたい酒を勝手に飲んでいるのが笑える。おいしいなあ、これ・・・。

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 鶏肉のブルーチーズソース

 しっかりこくのあるメインディッシュ、という感じで、とろけるブルーチーズの香りと塩気が鶏肉にからんでおいしかった。

 最後はデザート代わりに、じゃばらのお酒。じゃばらというのは柑橘類の一種で、とっても酸っぱい!お酒になっても果汁100パーセント、という感じ。これも風邪に効きそう。。。

 良い雰囲気の中でおいしいものをたくさんいただいて、大満足の夜。こういうひと時を過ごすたびに、「おかげさま」ってこういうことなのだなあ、と思う。

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mardi 16 février 2010

オスピス/リンデンバウム

 休日。お昼近くに、ワイングロッサリーのショップへ。3月には生産者ディナーやワイン・フェスティバルなど、いろいろと楽しいイベントをされるようなのでその申し込みなど。また昨年まさきこさんがオスピス・ボーヌのオークションでせり落として来られた2009年のワインを赤・白ともに予約。もちろんこれは今飲めるわけではなくて、これから熟成期間を経て、飲めるのは2011年。2009年時点のものを試飲して、2011年の仕上がりの状態を予測して買うのだから、目利き具合が問われるところなのだろうと思う。

 最初、オスピス(hospice)と聞いて、どうしてオスピスという名前なのだろう?と不思議に思った。オスピスというのは、施療院とか救済院とかそんな感じの施設のこと。英語やフランス語の「病院」とか「もてなし」といった言葉とひっくるめて同じ語源を持つものと思われる。

 名前の由来を知って納得。しかもその精神は、今のオークションにも十分に生かされていると言う。ワインそのものが楽しみだということが、ある意味まだ出来上がっていない未知のワインを買った一番の理由だけれど、オスピスの精神も気に入ったからということもある。

 来年を楽しみに待とう。健康で、おいしく飲めるように。来年まで生きる気力もわこうと言うものです・・・(笑)。

 ニュージーランドのワインやチーズも買って、いつものように楽しくお買い物。小口の客であるわたしだが、いつでも気持ちのよい応対をしてもらって満足なものを買って帰る。近くにこういう良いお店があるのは有り難いことである。  004_2

 ストック用のワインを買いに行ったはずなのだけど・・・。

 ノイドルフのピノグリ 2008、さっそくお昼に開けてしまって1杯だけ。だってスクリューキャップだし開けやすかったんだも~ん(笑)。

 ニュージーランドは気候が良いので、いろいろな品種の栽培に成功するのだとか。ピノグリのようなアルザス品種も最近増えているらしい。しっかりしていてフルーティー。本家アルザスにもひけをとらないおいしさだ。002 003

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 熊野神社の近くの、リンデンバウムのおそうざいいろいろとでランチ。

 リンデンバウムは前に寺町今出川にあったレストランなのだが、今はシャルキュトリーになったようだ。

 写真の、「豚の頭のマリネ」や「キャロット・ラペ」、「じゃがいもとベーコンのキッシュ」のようなフランスそうざいに、パテやリエット、多種多様なハムやソーセージ類がショーケースを飾っていた。

 その他には、写真の「穴の中のカエル」といった名前のイギリスのスナック(かりっ、さくっとした生地の穴に隠れているのはカエルではなくソーセージ)や、あまり見かけない、純粋ドイツ風のブレッツェルや、マドレーヌやタルトなどの焼き菓子なども置いてあった。

 フィギュアスケートのペアの演技を見ながら食す。ロシアの人となった選手、ほんとに残念だった。やはり中国無敵。金メダリストの申雪ペア、長くやってるなあ、と思ったら、ペア結成18年なのだそうだ。競技者としての寿命は短い印象のあるフィギュアスケートだが、そんなに長くやれて、しかも金メダルを取るということに感動した。わたしは、たとえ最後は弱くなったとしても、長く続けている選手が好きなのだと思う。日本人の好きな、さっと散る美学にはあまり感銘を受けないな。冬季オリンピックの種目はどれも好きなので、期間中、仕事休みにならないかな(笑)。

 夕食はリクエストにより、鶏もも肉を漬け込んで、久々に唐揚げを作る。わたしの唐揚げは喜ばれるようだ。いっしょにピノグリを一杯。今日の食事はあんまりヘルシーとはいえないけれど、そういうときは、夕食後、ふだんは一仕事、二仕事のところを三仕事か四仕事にすればよし。がんばれ~。

 後片付けをしながら、しばらく放置してあったヘレナのクレイパックを思い出したようにやってみる。白いパックを顔全体に延ばすと、犬神家の一族状態で我ながらかなり怖い。スキンケアはヘレナ・ルビンスタインを主に、いろいろな会社のものをスポット的に使っている。1ヵ月ほどそんなふうに使っている、資生堂の HAKU がすごい。とにかく白くなる。使い続ければ、マイケル・ジャクソンになるのではないか。

 コスメには20代の終わり頃むちゃくちゃに凝ったものだけれど、今はやさぐれない程度に(笑)。年を取ったら余計にちゃんとやらないといけないかもしれないけどね~。ドモホルンリンクルとか(笑)。

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dimanche 14 février 2010

アップル・クランブル/「お調べいたします!」

001  今日はとても物量が多かった日。そんなにスタッフの人数が少なかったわけではないのに、さすがは日曜日。ちょっと疲れた。

 もどりかけていた紅玉と保存しておいたクランブルを使って、つまりもうそろそろ使わないとやばいかも?といった品々で、夕食後、アップルクランブルを作る。

 りんごはしっかりとキャラメリゼ。クランブルにはシナモンを混ぜて。こういうお菓子は洗い物の片手間にささっと作れるのがよい。002

 クランブルをかけてオーブンで焼く。

 完成図は、これは、「じゃがいものそぼろがけ」であると言っても違和感はないほど「おかず的」であるが、とろっとしたりんごとさくっとしたクランブルがあなどれないほどおいしいお菓子だ。多少もどりかけたりんごもこうすれば問題なくおいしい。

 職場で電話に出るときの第一声は、「○○図書館、△△でございます」だ。利用者からかかってくる電話は、貸出状況や予約状況、蔵書調査からレファレンスまで、いろいろな問い合わせの電話がほとんど。用件をうかがって、いったん電話を置く前に、必ず「お調べいたします!」とか「お調べします!」と言っていることに今日気がついた。

 最近の口癖かなあ。。前は言ってなかったような気がするんだけど。

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vendredi 12 février 2010

SABON

 イスラエル生まれの SABON を知ったのは、小豆のニューヨークみやげでだった。梅田の阪神にショップができて、じっくりと商品を試して選べるのは、ニューヨークの店と同じなのだとか。004_2 003_2

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 SABONのバスボール、ボディスクラブ、ボディクリームを使って、寒い夜のゴージャスバスタイム。とにかくここの品物は香りがすばらしい。いろいろと試して一番気に入ったのが、ジンジャー・オレンジの香り。スクラブとクリームをこの香りで統一した。スクラブは死海の塩。

 そう言えば、子どもの頃、「死海」っていう名前が恐かったなあ・・・。図鑑か何かに書いてあった、生き物がいないっていう説明も恐かったし、脳内に浮かんだ死海は、何もない海に動物や人間の骨だけが浮かんでいた・・・。もちろん今は脳内死海のイメージはきちんと訂正されておりますが・・・(笑)。005_3

 香りに包まれて陶然とするだけでも美容効果がありそうなのだけれど、このボディ・クリームはテクスチュアが本当にすばらしい。伸びがとてもよくて、肌への吸収が速い。す~っと伸ばせば、肌に溶け込むようで、つけた後べたつかないのにうるおいはしっかりキープするので、湿疹やアトピーの悪化防止にも効果がある。乾燥によるかゆみが治まる。

 いいですよ、これ・・・。

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 On rencontre sa destinée

  Souvent par des chemins

  qu'on prend pour l'éviter

                              ― Jean de la Fontaine

 今日、気になって仕方がなかった言葉。

 人は、運命を避けようとしたときに、運命と出会う。

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jeudi 11 février 2010

フレデリック・カッセル

 昨夜、明日の朝10秒でもお時間いただけませんか?とメール。何だろうと思いつつ、大宮駅で会ったのは、ど35生活のさんこさん。何やらプレゼントを手渡される。今開けちゃだめですと言われたので、電車の待ち時間にちらっと見てみると・・・?   002_2 005_2

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 おおっっ。フレデリック・カッセルのボンボン・ショコラ!フォンテーヌブローに店を持つ彼のショコラは、東山七条のハイアットリージェンシーでしか買えません・・・。

 ヴァレンタインデーの朝、チョコレートをもらった中学生男子のように、ついにやにやしてしまう。職場であわただしく食べるのはもったいないので、家に帰ってからゆっくりといただく。

 赤い箱にショコラ色のリボン。ショコラのパッケージは贅沢な気分にさせてくれないといけません。きれいなデザインのショコラが10粒。2粒食べたところで、3粒目を食べるか否か、自分の中で激しい葛藤が・・・。ま、「さんこ」さんからいただいたものだし・・・と訳の分からない大義名分を思いつき、3粒目を口に(笑)。

 なかなかひねりを加えたボンボンが多い。例えば Fleur de pollen 。「花粉の花」の名前どおりに、表面に花粉のトッピング。アレルギーの人には危険か(笑)?ハチミツと栗、と説明書きには書いてあったけれど、これって「栗のはちみつ」を使っているんじゃないのかな。そんな味だったから。

 Héritage はココナッツのトッピング。中味は白いココナッツのガナッシュとパッションフルーツのガナッシュが二層に。他には、アプリコットや柚子のショコラもあって、おもしろい。ゆっくりと楽しもうっと。003

 プレゼントには、さんこさんのお手紙付き。似顔絵をつけたらナンシー関顔負けの消しゴムはんこにハートがわしづかみにされました。

 さんこさん、ありがと~(^^)

 昨日と言い、今日と言い、わたしは幸せ者です・・・。

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mercredi 10 février 2010

おすそわけ

 昨日も今日もコートがいらないくらい暖かいけれど、ずっとお天気が悪い。明日も引き続き雨で、気温はぐっと下がるとか・・・。

 そんな足元の悪い中、かもめさんがちょこっと訪ねてきてくださった。決戦に出遅れたわたしをあはれに思し召して、猟果のおすそわけを届けにきてくださったのだ(笑)。友人は実に有り難し。 002_2

 ジャック・ジュナンキャラメル

 かもめさんは今回、ジャック・ジュナンが一番の狙い目だったとか。ちなみにわたしはフィリップ・ベル。

 東京では大人気で、1時間待ちのブースだったので覚悟はしていたものの、京都ではライバルはなく、一人勝ち状態だったとか・・・。いや~、わからんもんです。

 キャラメルも、かもめさんはルルーのC.B.Sよりもこちらの方がお好みに合ったとか。わたしもおやつの時間に3粒いただいた。

 プレーン、マンゴーとパッションフルーツ、ピスターシュ、アーモンドとマカデミアナッツ、の4種類かな。

 むむ~、おいしい~!!ナッツ入りのはかんで、香ばしいナッツと一体に味わえるように、プレーンのと固さを変えてある感じがしたのだけれど、どうなんだろう?

 思いがけないおすそわけ、ありがとうございました(^^)。

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mardi 09 février 2010

「井上雄彦 最後のマンガ展 重版 大阪版」

Carvrihz 今月は小豆月間(笑)?今日は天保山のサントリーミュージアムに、「井上雄彦 最後のマンガ展 重版 大阪版」を見に行く。

 井上雄彦と言えば、皆さんバガボンドですか?わたしはスラムダンクが好き。とにかくこの人のまんがはおもしろい!

 わたしは見ていないのだが、「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出ていたのを小豆が見たらしく、全身全霊、魂をそそぎ込んで描いている人のようだ。小豆は感動したらしい。たしかに、この展覧会、そういった魂がびしびしと伝わってくるようだった。

 宮本武蔵の魂の浄化(と勝手に自分で解釈しているが)をテーマに、墨と筆で描いた大小の絵と、ときには物を効果的に配置して書き下ろされた、”空間まんが”(パンフレットによる表現)。

 順路を進みながらストーリーを最後まで読んでいく。本人が実際に会場をじっくり見て流れと構成を考えたようで、実に空間を生かした無理なく流れるような構成になっている。部屋の明暗のコントラストも巧妙な心理描写の一つになっている。すべてが考え尽くされているようだ。

 幼い頃の武蔵を抱く母の大画面の連作は、もはや漫画と言うよりもファインアートであるように思う。見応えのある良い展覧会だった。

 それにしても、こんな若い男の子が多い展覧会は初めて見た(笑)。

 ランチは、ブリーゼ・ブリーゼのル・コントワール・ド・ブノワにて。  Cab4dwmh_2   

 チーズのディップ かりかりのパンを添えてCax0iuqg_2

 ブロッコリーのヴルーテ フロマージュフレとうずらの卵

 小豆は、テリーヌ・ド・カンパーニュ コルニッションとサラダを。

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 田舎風パテのブリオッシュ包み焼き

 小豆は、真タラの低温ロティ ジャガイモの温かいサラダとピマンデスプレットを。  Ca9ak9nk

付け合せは別の器に。いろいろきのこのガーリックソテー

 パン二種類とバター、最後にコーヒー

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lundi 08 février 2010

初午ついうっかり!

 今日が初午と思い込んでいたら、なんとなんと、一週間間違えていたことが判明!001_2

 初午というのはお稲荷さんの大切なお祭。伏見稲荷大社のサイトによると、「稲荷大神が稲荷山の三ヶ峰に初めてご鎮座になった和銅4年2月の初午の日をしのび、大神の広大無辺なるご神威を仰ぎ奉るお祭」、とのことで、表現は最大級ながら、この日に参るとより一層のご利益がありますよ、ということである。

 この日にお参りすることを「福参り」と言い、大変多くの人で賑わう。ビジネスマンがびしっとしたスーツ姿で、ご祈祷待ちの列に並んでいるのもめずらしくない光景。

 今年は喪中のために参拝できず。だから日を勘違いしたのかも(笑)。

 初午の日に食べるものと言えば、畑菜の辛子和え。畑菜は大好きな菜っ葉なので、冬の間には何度となく作って食べる料理なのだけれど、伝統的に初午の日のお決まりの料理だ。理由は知らない。今日はちょっと炒り胡麻をかけてみた。

 初午には稲荷寿司を食べる地域もあるらしい。こちらはわかるような気がする。

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dimanche 07 février 2010

チョコマーブルチーズケーキ/てっちり

001  今日は弟たちが晩ごはんを食べにくるので、午後からさくっとデザート作りなど。

 時節柄(笑)、チョコレートを使って、チョコマーブルチーズケーキ。ニューヨークチーズケーキの種の三分の一ほどに溶かしたチョコレートを混ぜて、残りの種とざっくり混ぜる。よく混ぜたら単なるチョコレートチーズケーキになるので注意。

 チョコレートと馴染みやすいように、香り付けはヴァニラで。このチーズケーキは材料を混ぜていくだけで技術というほどの技術も必要ないし、いつでも上手においしく焼き上がる。004

 はっきりマーブル模様が出なかったのはちょっと残念だったけれど、お味は上々。スチームオーブンで焼くとより簡単。中までしっかり冷やしてから切るのが大切。

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 夕食はてっちり。寒い日はやはり鍋を囲みたい。わが家ではふだんは鍋焼きうどん用の小さな土鍋を使って一人分ずつしか仕立てないのでより楽しいと思う。

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 最初はシャンパーニュ。ユベール・ポレのブリュット・ゼロ。2002年のミレジム。ラベルのデザインが上品でとてもきれい。爽やかな中にもしっかりしたこく。ふぐの旨みにも負けない。

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 ドメーヌ・ジャン・コレ シャブリ プルミエ・クリュ モンマン 2005

 酸やミネラルがまったくとげとげしていない、実にまったりした口当たり。弟はちょっと乳製品みたいな、と表現していたが、そんなところも確かにあるかも。わたしもお気に入りのシャブリ。.007

 酒、酒、酒がなくなったあ~、と弟がうるさいので(笑)、さらにシャルル・コーリーのピノ・ブラン 2007

 わたしの好きなアルザス品種。ガラスのコルクの美しいワインだけれど、これはもうドメーヌ廃業のために飲めないのだったか・・・。

 お気に入りのワインは何本かはいつも北側の縁先に蓄えています(笑)。

 今、一部では、土間の台所への回帰が見られるのだとか。確かに、現代の台所には食料の保存のための空間がほとんどない。京都の走り庭の台所は、農家の台所ほどではないにせよ、味噌や漬物の樽を置く場所はあったし、玉ねぎやじゃがいもを吊ったり転がしておく場所も、野菜の泥を落とす洗い場もあった。

 そんな台所には夏でも涼しい「冷暗所」という場所があって、セラーなど置かなくても夏でもワインを置いて置けたのではないだろうか。子どもの頃は、土間の台所は古臭い気がして嫌だったけれど、改めて考えればそっちの方がよかったのかもしれない。008   

 最後はやはり雑炊で。ふぐの旨みをたっぷり吸ったお米のおいしいこと・・・。

 arinkoさん自家製のリモンチェッロのソーダ割りを出してみると、弟たちに大好評。イタリアで飲んだものよりも香りが良いとか。

 いろんなことを話して、お正月の鴨鍋のときと同じくらいの盛り上がり。23時半頃、彼らは帰って行った。

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samedi 06 février 2010

雪の日

 昨夜は眠ったら死ぬような気がするくらい寒いと思っていたら、案の定今朝は雪の朝だった。日中はやむのかなと思っていたら一日中、降ったり晴れたり吹雪いたりの繰り返し。言うまでもなく寒いので、着込みに着込んで出かけ、またごわごわしつつ着込んで仕事。

 暖を求めて来る人も多いのか、悪天候にもかかわらず図書館はけっこうな賑わいだった。午前中は発注作業をしたり新着案内の張り物作りをしていたこともあって、選書についていろいろと考える。

 仕事が終わる頃になっても雪はやまない。明日はきっと路面が凍るだろう。夕食は湯豆腐で温まる。わたしは葱が好きなので、刻み葱をたくさん用意して、おだしに入れて食べる。薬味と言うよりも、野菜として葱を摂取している感じ。七味もいつもより多めに入れて葱と唐辛子の温熱効果に期待した。002 001

 仕事帰りに伊勢丹に寄って、またサロン・デュ・ショコラをのぞく。ファブリス・ジロットを買い足そうと思っていたのだが、もうすっかりなかった。もはや完売のブースもかなりあり。

 すごく不思議だったのは、アルノー・ラエールがまだまだ残っていたことだ。あの人気店がなぜ??やはりドーム型ショコラがけっこう高額だからかもしれないなあとは思ったが。そう言えば、今年はフランソワ・プラリュが出ていない。定番となっていたのにどうしてなのだろう。

 フランク・フレッソンの4個入りのボンボンがあったので買う。後は日本人パティシエのものを一つだけ。この時期、外国のものも日本のものも、チョコレートがどっと出回るが、正直ビミョーなものも多いね(笑)。

 磁石でかちっととまるようになった紙の箱。ドーム型のは新作のキャラメルヴァニーユ。とても軽い味わい。夕食の後片付けを終えて、コーヒーを入れてショコラをつまむ。ようやく一日の仕事が終わって、ほっこりする時間です。

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vendredi 05 février 2010

サロン・デュ・ショコラ

 昨日の研修帰りに、ようやくサロン・デュ・ショコラ参戦。勝敗決した関ヶ原に、遅れてきた人みたい・・・。予想されてはいたことだが、ほしかったものはことごとくなくなってしまっていた。無念ぢゃ・・・。なので今年は大変控えめなお買い物。004  

 パスカル・ル・ガックのボンボン・ショコラ。

 この人はメゾン・デュ・ショコラで長くディレクトゥールをされておられた方とか。端整な形に魅かれて買ってみたが、これがかなりすばらしい。ぱりっとしたショコラのコーティングは極めて繊細。中のガナッシュもふわりと繊細かつまろやかに香り立つ。とても上品なショコラだ。  001_2

 予定どおり、ベルナッションのタブレットを。数種類買おうと思っていたのだが、既に種類が少なくなっていたので、ナチュールを1枚だけ。ここのタブレットは厚いので、割るのが大変なんだけど(笑)。

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 フェルベールにはチョコレート系のジャムがたくさん出ていたので、その中から、バナナとビターオレンジと70%カカオのチョコレートのジャムを。

 フェルベールのジャムは大好きで、すごい勢いで消費してしまって危険!でももうちょっと買い足しておこうかなあ、チョコレートもの。

 今月15日まで、5階にD&Dが出店をしているのでそちらにも寄る。カラフルな包みがかわいらしいばら売りのイタリアのチョコレートを3粒と、コーヒーなどを買う。ほんとにD&D、関西にもできないのかなあ・・・。散財ポイントだから危険ではあるのだけれど(笑)。

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jeudi 04 février 2010

びわ湖ホール

002  文科省主催の地区別研修の三日目に参加。滋賀県のピアザ淡海にて。予想どおり、真冬の湖岸は寒かった・・・。午前中は市民と図書館の協働についての講義と図書館評価についての講義。昼食を挟んで昼からはレファレンスについての講義。

 レファレンスの講義は、千葉経済大学短期大学部准教授の齋藤誠一先生。長く立川市中央図書館におられた先生だ。

 非常にお話がうまく、パワフルで人をひきつける方で、レファレンスの要をたとえ新人が聞いたとしてもよくわかる明快さで話される。

 お話が、新人の教育手法に及んだとき、デジャヴュが。新人にはとにかくどんな小さなことでもレファレンス記録を書かせて、それを添削する。また、何人かに同じレファレンス課題を出して、記録表を列記して検討し合う・・・といった訓練をわたしは過去に何度も繰り返し受けたことがある。

 もしかして・・・と思って家に帰って調べてみると、わたしが過去二期にわたって受講したレファレンスの通信講座の講師陣、「三多摩レファレンス探検隊」におられたのが今日の齋藤先生だった。毎月課題を添削してくださっていたのはあの先生だったのかとびっくり。もう一期の講座もやはり「三多摩~」とかかわりの深い、齋藤文男先生が講師だった。

 受けたわたしは実感としてわかるが、この教育手法は極めて有効であるように思う。また、わたしが思うに、人の心の機微が読めない人には良いレファレンスサーヴィスはできない。

 その後は、隣のびわ湖ホールに場所を移して、施設見学。バックステージツアーだ。滋賀県立図書館とびわ湖ホールは長年の協働関係があって実現した企画だそうだ。

 最初に、30分強、ホールについてまた舞台や音響についてのお話を伺う。図書館についての話は何度も何度も繰り返し聞くし、また聞かなければならないものだが、こういうちょっと違う分野の話を聞くのもとても楽しく有意義なものだ。  007_2   

  解説付きで、大ホールと中ホール、楽屋などを見学。音響には多大な配慮がなされているらしい。

 これは大ホール。客席から見るよりもずっと広い舞台から客席を見る。スターでもなければちょっと見られない視点(笑)。

 2000年1月に、レニングラード国立バレエの「白鳥の湖」をここで見た。その時はオーケストラピットが出ていて、客席はもう少し狭かった。ピットはすべて手作業で設置するのだそうだ。そのときに踊ったプリマが誰かということを思い出せず、帰宅後、一緒にバレエを見たマダムUとメールであれやこれやと記憶をたどる。ようやく確信する、そう、イリーナ・ペレン!あのとってもかわいいバレリーナだ。レファレンスの先生のことと言い、年を取ると物忘れが激しくなってどうしようもない。  009_2  

 これは舞台直通の搬入口。外国からの公演の場合、大きなトレーラーが神戸港から直接入って来られるので、びわ湖ホールが公演の初日、あるいは最終日とされることが多いのだそうだ。ここで大型トレーラーからトラックに荷を移し替えて、全国の公演地に向かったり、あるいはここで最終公演を行った後また荷をトレーラーにまとめて神戸港に向かうのだそうだ。

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 大部屋の楽屋。もちろんスターのための楽屋は個室。応接セットがあったり、シャワーやトイレがあったり、アップライトピアノが備えられたりしている。いつかわたしもあの個室を使うのよ!!とここで熾烈な火花を散らす女優や歌手やダンサーが・・・と思うとちょっとどきどき(笑)。

 いろいろなことを見て聞いて知る。それは直接的ではないにせよ、必ず仕事の役にも立つ。良い研修だった。

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mercredi 03 février 2010

節分の夜

 立春・立夏・立秋・立冬とがあるように、「節分」も4回あったし、当然今もある。なのにどうして立冬の前の節分だけに大々的な行事があるのだろう。ともあれ今日は節分。001

 巻き寿司といわしなどで節分の夕食を取ってから、壬生さんへ古いお札やお守りと豆とほうらくを納めに行く。昔は家族総出で行ったものだが、今は一人。

 巻き寿司は今年もひさごのものを。かんぴょうやほぐした焼き穴子や細く刻んだおこうこなどの具のバランスがよいのでここの巻き寿司は好き。今年の恵方は西南西。010

 寒いけれども参拝客で賑わう節分の夜。壬生狂言もやっている。

 まずは古いお札を納める。どこのお寺や神社で受けたものでも納めていいことになっているみたいだ。わたしも今年は引き出しの奥の箱の中に眠っていた、子どもの頃に持っていたすりきれた古いお守りを全て納めた。壬生寺のお地蔵さんの身代わりお守りやお稲荷さんのお守り、まだまだ勉強しなければならなかった頃にお世話になった天神さんのお守り、とやはり古くからご縁のある寺社のものばかりだった。しかもすべて子ども用の。

 今までありがとうございましたと感謝しながら納め所に納めた。 003_2  

 ほうらくを書いて納める。

 この裏に○○家と願意、そして男○才、女○才と家族の構成員の性別と数え年を書く。

 今年は「女百才」と祖母の年齢を書くはずだったのに、と思うととても寂しくなった。006 008

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お参り。地蔵尊なので、御真言は、オンカーカーカービサンマエイソワカ。親切にも書いてあったりする。

 左右にずらっと並ぶ、奉納された紅白のお餅。地蔵盆のときもそうだけれど、お地蔵さんの行事には紅白を用いることが多いみたい。007  

 お賽銭箱の中。

 たくさん入っているのはごみではなく、半紙などに包まれた豆。年の数だけ豆を数えて持って来て納める。

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 新しいお札を受けて帰る。

 いい年をした人が、「お札買う?」などと大きな声で言っていた。わたしはこれがいつも気になって仕方がない。

 お札やお守りは「買う」ものではなくて「受ける」ものだ。子どもの頃にいつも「買う」と言っては、そのたびに母に「受ける」と訂正されたものだった。祖母にではなく珍しく母にだったのがちょっと不思議な感じもするのだが、そういうこともあって、「買う」という表現にはつい目くじらを立ててしまうのだった。

 今年もこれで、節分のミッションコンプリート。

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mardi 02 février 2010

招福豆

 明日は節分。花街ではもう「お化け」をやっているみたいで、花見小路を浦島太郎や乙姫や侍の格好をした人がどういうわけか走ったりしている。なんで走るのかなあ・・・。

 小豆と共に、夕食を祇園さヽ木にて。そう言えば、今の場所に移転される前のお店に、と言えばずいぶん前の話になるが、初めてさヽ木に行ったのはちょうど節分の頃だったような気がする。その時の御飯は迫力満点の太巻きやったねぇ。今日も出るかな?きっと豆が出るんちゃう?などど話しながら、いつものように建仁寺を抜けて行く。空は鈍色で、寒い寒い。002

 寒くても最初はやはり冷酒から。久々に出された祇園さヽ木003

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先付けはふぐ。皮と少し厚めに切った身をミルフイユみたいに重ねてある。防風を添えて。004

 次はなんと豆(笑)。招福豆とのことで、桝に入れられた煮豆を自分で(年の数だけ・笑)すくっていただく。

 柔らかくふっくらと煮えた豆はおだしの味を十分に含んでとてもおいしい。やはりプロの味はまったく違う。

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 くえのお椀

 すりおろした蕪が雪のよう。お椀の蓋の模様は雪の清水さん。お椀の中の人参も柚子もあられに切られてすべてが雪のイメージで。

 そう言えば、清水寺の成就院の庭は、「雪の庭」と言ったなあ。清水さんには雪が似合うのかも。007

 鰤と炊いた大根と鮑の柔らか煮

 鰤はどこに行ったん?と聞くと、ぶりは骨とあらだけなのでどこにも行ってないって(笑)。しっかり味の染みた大根はほっこりする味。鮑には粉山椒がアクセント。柔らかで、鮑のおいしさが口にいっぱい広がる。

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 お造りには熱燗が良いと大将のおすすめで、熱燗を飲んでみる。福井の九頭竜

 赤貝の辛子酢味噌がけ・わさびとすだちで和えた白アマダイ(シラカワ)、細切りの塩昆布を乗せて食べる・あぶった鰆・大とろの握り鮨

 うっかり写真を撮る前に、赤貝を一切れ食べてしまった(笑)。どれもおいしかったけれど、一番は鰆。010 011

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 握りが二種類。よこわと、解禁になったばかりという羅臼のうに。少しの塩。香り高い海苔は高松のものとか。012

 琵琶湖の寒もろこ

 七輪で炙られるとさらに香ばしい。013_2

 鯖江の「艶(つや)」というお酒を少しだけ。

 ご縁のある土地のお酒は、おいしさがさらに増すような気がする。

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 白子だけのグラタン

 ソース・ベシャメルのように見えるのがすべて白子。中には海老や帆立貝柱が隠れている。とっても濃厚。

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 何やら、かめに入った珍しいものが登場。どなたかが注文されたのか、招興酒のようだ。よろしければいかがですかと薦められ、二人でグラス一杯だけもらってみる。黒蜜のような風味のする今までに飲んだことのない味わいだった。白子とよく合った。

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 ふかひれのステーキ、津居山の蟹のあんかけ

 すっぽんのスープに蟹を組み合わせた豪華版。

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 今日の御飯は二種類。太巻きは明日一日しか作らないのだそう。

 筍御飯まぐろのづけの麦とろ御飯

 もう筍が?!徳島のものだそう。まだほんの小さいのだとか。とろろは自然薯。とてもおいしいのだけれど、ぬるぬるが苦手なわたしとしては、できればぬるぬるしてない方が・・・(笑)。018 021

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香の物に、お代わりは筍御飯のおこげをリクエスト。022

 デザートは果物のりんごソース

 大きないちご、マンゴー、グレープフルーツに、粗くおろしたりんごとりんごのジュレがかかっている。あっさりさっぱりしたデザート。

 今日もおいしく楽しくいただきました(笑)。

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lundi 01 février 2010

food desert

 フードデザートなる言葉があるらしい。「食べ物の砂漠」。お年寄りが一人で行ける範囲に、食料品や日用品を扱う店が一軒もなくなって、郊外の大きなスーパーマーケットへ車で買出しに行く、といったことのできないお年寄り(彼らの交通手段は徒歩だ)が日々の食べ物の調達に苦労し、栄養状態、ひいては健康状態までが悪化している、といった問題を指す言葉なのだそうだ。10年ほど前にイギリスで社会問題となったらしいが、その砂漠化の波が近年、日本にも押し寄せているのだそうだ。

 これは実感としてわかる。わたしの住む界隈は一人暮らしのお年寄りも多い、典型的な下京の街中だ。フードデザートは、郊外よりも街中にできる。コンビニはあるものの、うちの家から一番近い生鮮食品や日用品が買える店は徒歩で約10~15分。荷物のことも考えると、徒歩よりも自転車に乗って行きたくなる距離だ。去年近所にあった小さなスーパーがつぶれて大変不便になってしまった。お年寄りの足のことを考えるとこの状況は既にフードデザートだ。それを懸念してか、要望もあったのか、近所の酒屋さんが、少し野菜や果物などを置き始めた。

 子どもの頃には、西本願寺の台所門から伸びるちょっとした商店街にはまだたくさんの小売店があり、小さな子が安全にお遣いに行ける範囲で魚も、野菜も、お豆腐も、荒物も、日々の暮らしに必要なものはたいてい買うことができた。その商店街も今は細々とは存在しているものの、ほとんどが店を閉じてしまっている。わたしも近所で買えるもの(花・和菓子・薬やティッシュ類etc)はできるだけ近所の店で買うようにしているのだが、店の存続はやはり大変なのだろう。

 それとはまったく次元の違う話だが、今も昔も、この辺りは、パン屋・ケーキ屋不毛地帯(笑)。同じ下京でももう少し上(かみ)に行けば、けっこうおいしいお店ができてきているのだけれど・・・。

 四条西洞院の、限りなく下京に近い中京にできた、パン屋さん、クロワ・ルースもそんな一軒。ここはサンドウィッチがとてもおいしい。001

 ハンバーガーのハンバーグはもちろん自家製。パテ・ド・カンパーニュの中には、くるみと干しいちじくが入って、カリフラワーのマリネとキャロット・ラペがいっしょにサンドされている。

 ちゃんとした「料理」がパンに挟まれているのだ。ピクニックなどに持って行って、ワインといっしょに食べたいような・・・。そんなおいしいサンドウィッチが何種類もあるのだが、少しづつしかないので早々に売り切れてしまうようなのが残念だ。

 開店時間は11時と、パン屋さんにしてはとても遅い。これはやっぱり、ちゃんとした料理を作っているからなのかなあ(笑)。

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