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mardi 29 septembre 2009

コムシェミッシェル

 これからいろいろ大変だろう、と夕ごはんに誘ってくれた友人H。いつもは茶飲み友だちだが、今宵はアルコールを飲むことを、自分に許すと言う。コムシェミッシェルにて。

 通されたのは二階の席。まずは白ワインで乾杯。001_2

 アミューズは、シャラン鴨のリエットとライ麦パン。粗挽き胡椒をアクセントに。

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 若狭湾のアオリイカのポアレ

 サラダ仕立てで野菜もたっぷり。いかはほどよく火が通されて、透明感があってきれいだし、甘味がある。フランス料理らしくティエッドな温度がよい感じ。

 友人Hは、丹波地鶏とフォアグラ、キャラメリゼしたりんごのテリーヌを食べていた。今日はフォアグラも自分に許すらしい(笑)。003_2

 主菜に合わせて選んだのは、シャトー・ファバス アレクサンドル 1997。ムールヴェードルというちょっと聞いたことのないぶどうとシラー。がつんとパンチがあって、好きな人は好き、だめな人はだめ、と分かれそうなワイン。わたしはおいしいと思ったし、選んだ子羊にもよく合いそう。

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 さつまいものポタージュ カプチーノ仕立て

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 子羊のロースト たっぷりの野菜とともに。焼き目も香ばしく、最後に骨を手で持って食べれば、羊を食べたなあ、という満足感がある。

 初めにメインをシェアしたい旨言っておくと、取り皿を持ってきてくれた。もう一つの主菜は、牛ほほ肉のブイヨン煮 粒マスタード風味006

 意図的に、かどうかは知らないが(笑)、ワインが少し残ったので、チーズを一皿追加。

 サントモール・ド・トゥーレーヌ、フルムダンベール、ブリー(?)、マロワール(??)だったかな。常に脳のメモリが不足。

 干しいちじくが添えられている。フランス料理のお店でも、その実チーズをあまり揃えていない店はけっこう多いもの。このラインナップで出されたら、チーズ好きはまず、満足だろうと思う。007_2

 デザートは、巨峰のソルベとショコラとバナナのタルト

 最後はエスプレッソ

 わたしは料理を決めるとき、あれやこれやと相談して決めるのが好きなのだが、ここはマダムが感じよくて、相談するのも楽しいし、おすすめにしたがって食べてみよう、という気になる。

 友人Hが、桃のリキュール、クレーム・ド・ペッシュ・ド・ヴィーニュというのをくれた。てっきり祖母へのお供えだと思って聞くと、「あなたに」と言う。ありがたし。これを使って、お菓子を作ろう。

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lundi 28 septembre 2009

原点

 高倉蛸薬師の桟敷にて、N先輩を囲む会。N先輩は今は退職されて、故郷に戻られているので、お会いするのは久しぶり。穏やかで、情の濃やかな本当によい先輩だったのでやめられると聞いたときはずいぶんと悲しかったものだった。

 今日は遅番だったが、先輩が京都に来られると知らせがあれば、ちょっとでもお会いしたいので、遅れ馳せながら馳せ参じる。わたしにも声をかけてもらえることも有り難い。生活の場が遠く離れてしまっても、一方通行ではだめだけれど、お互いに会おうとする気持ちがあれば必ず会えるもの。わたしは再会をとても楽しみにしていた。

 お店に着いたときには宴もたけなわ。いつもの仲のいい友だちや先輩に加えて、席には錚々たる顔ぶれの大先輩たち。もちろん中心にはN先輩。遅れて行ったのはわたし一人だったので、ご挨拶に次ぐご挨拶。わたしがまだ若くて、アルバイト学生としてかわいがってもらっていた頃の図書館の同窓会といった感じだ。

 N先輩は、いろいろな面で落ち着かれたのだろう。職場を去られるときにちゃんとあいさつできなかったので・・・と、今回のご上洛を決められたよし。しばらくの充電期間の後、今は故郷の公共図書館でやはり司書として働いておられる。なんでも「クレームのない図書館」なのだそうで、何ともうらやましい(笑)。お元気そうで本当によかった。近況を聞いたり、思い出話をしたり。N先輩らしく、昔よく図書館に来ておられた生田耕作先生の話とか。先輩にはいろいろな趣味の(笑)手ほどきを受けたものだった。何でも最近のことのように鮮やかだよね。

 たぶんわたしはこの先輩方と友達との出会いがなかったら、きっと図書館で働いていなかったんじゃないかな。少なくともいったん出て行った職場に出戻ったりはしなかっただろう。原点、といった感じがするのだ。

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samedi 26 septembre 2009

すだち

 今日は朝から家の工事で、ががががが~、ぎゅるぎゅるぎゅる~、どどどどどど~、と、とってもうるさいwobblyのだが、家にいなくてはならないので仕方ないね。001

 先日、何となく買ってしまって、どうしよう?なすだち1キロ。

 果皮と果汁を使って、すだちのカトルカールを作ることにした。多くの方々からありがたいお心遣いをいただいて、中陰壇はいつもお花やお菓子でにぎやかなのだが、祖母はわたしと同じで甘いお菓子が大好きだったものだから、今日は自作のお供えを作ろう、というわけだ。002

 すだちは柚子なんかに比べると、香りは弱いと思うので、どうかなあ。あんまりお菓子には向いていないような気もするが・・・。松茸エッセンスでも加えるか?秋の風味のカトルカール、気味が悪い・・・。

 すだちの果汁で作った仕上げのグラッサージュはたっぷりと。見るからにそのシャリ感がたまらない。003

 やっぱり香りが弱くて、ほとんど感じられない。けれども酸っぱい果汁のグラッサージュがさわやかでおいしい。

 生地はふんわりしっとり。良い生地だと思う。わたしの魚料理はたいてい激マズだが、お菓子はパ・マルくらいは言ってもらえるんじゃないだろうかとうぬぼれてみる。

 カトルカールはその名のとおり、粉・卵・砂糖・バターを同分割で作るバターケーキなのだけれど、特に油脂がそんなに入っているとは思えないくらいの軽さで、バターケーキと聞いて思い浮かべるようなどっしりとした重い感じはまるでない。ある意味とても危険(笑)。

 ほ~ら、食べすぎた・・・。

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mardi 22 septembre 2009

初秋のさゝ木

 初秋の祇園さゝ木。今回はなんやかんやで心身ともに弱っているので、佐々木さんのパワーみなぎるお料理をしっかりと受け止められるのだろうか。楽しめるだろうか。圧倒されて熱出るかも・・・(笑)と正直少し心配していた。いつも言うのだが、佐々木さんの料理は仁王の料理。でもしゃっきりしていない今のわたしは観音菩薩系の料理が食べたいな・・・とか(;^^)。

 今宵は小豆とマダムUの3人で。いつものように建仁寺を抜け、お店の前に来ると、道の向かい側に、大きくていかつい(笑)男性。あ~、大将!3人声を揃えてあいさつすると、相好をくずして、「ああ!」。現金なもので、ちょっと心配が晴れ、いつものように「よし来い!」ととことん楽しむモードに。

 席に案内されて一息。わたしたちのグループの隣におられる美人をめざとく見つけて声をかける(ナンパじゃありませんよ?)。「あの、失礼ですが・・・」そう、わたしの眼力は確かである。かもめさんのお友だちのマトちゃんだった。この出会いがあって、さらに楽しい会食となった。マトちゃん、ありがとう(^^)。

 最初のお酒は、山形県は遊佐町の東北泉002

 鹿児島の車海老と帆立貝 柿 ずいき オクラ 豆腐のソース

 重陽の節句にちなんで菊花が添えてある。ぷりぷりとして甘い海老と帆立のおいしさは言うまでもなく、なめらかなソースは大豆の風味が濃くてとてもおいしかった。ずいきにからめてもまた美味。 003_2  

 北海道の新もののいくらごはん

 上の白いのは細かくした山芋。皮が薄いのであまり混ぜずにざっくりと食べてくださいとのこと。しっかりとしたこくのある卵黄を思わせる味。いくらも家ではまったく食べないものだけれど、ここでは至福の味。

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 韓国の鱧と松茸 冬瓜のお椀

 お椀にするのがわたしの一番好きな鱧の食べ方。冬瓜もとろけそうに柔らかく、繊細なおだしを含んでとてもおいしい。

 いただく前に必ずしげしげと眺めてしまう、いつも本当に美しいお椀。9月は夕焼けが一年中で一番美しい月だと大将。八坂の塔を染める美しい夕焼けをそのままお椀にしたのだとか。005

 お造り。一人盛りでいただくのは初めてかも。

 常に頭のメモリが不足しているので、産地などは間違って覚えているかもしれないが、

 対馬の甘鯛(昆布〆め、わさび巻き) その皮の揚げたもの 淡路は由良港で上がった鯖 新潟の牛肉のたたき・ちり酢と大根おろし 宮城県は塩釜港で上がったまぐろのとろのにぎり いりざけ(梅とお酒で作った調味料 しょうがじょうゆ

 小豆は牛肉を絶賛。わたしは甘鯛と皮が特においしかった。

 次のお酒は、福井市の白岳仙。これは中取りだったと思う。006

 「塩釜港・246キロ」(笑)のまぐろのづけのにぎり

 何回食べてもおいしい・・・。づけ、作ってみたいけれど、わたしが魚を料理すると十中八九まずいので、なんとなく未だに恐くてできない。。。

次は、大間のむらさきうにのにぎり・・・のはずやのに写真ないやん!?しまった。はやったか~!

 なんとも魅力的なうににぱらりと塩。大間はまぐろだけではない。大間のむらさきうにはとてもとても希少なものなのだそう。おいしさは言うまでもなく、どこまでもきめ細かくクリーミー。これは良い白ワイン(シャルドネ)と合わせてもきっとおいしいと思う。007 008

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.琵琶湖の子持ち鮎×2

 この時期の鮎は子に栄養がとられて身がかすかすになっているから、塩焼きにせず揚げて、油でおぎなってやるとのこと。でもまったく油っぽくなく、油の味が勝たないのは、試行錯誤した衣に秘密があるのだそう。衣は細かく細かくパウダー状にしたお餅。

 マダムU、「無念の形相・・・」って、そういうこと言わない!!二匹目はさらに無念そうだったが・・・。009

 揚げてぱらりと塩をふった銀杏

 銀杏ってオトナの味だと思うなあ。。

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 もうどうしようもなく鮑。たまらなく鮑。好き。

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 これは何でしょう?

 強めの合わせ酢につけた生の鮑の肝

 見た瞬間、かなりドキドキした。だって、ターコイズブルーやねん・・・。わたしは少々、いやだいぶかもしれないが、まだ小学生なので、いらんことも言ってしまう。今度はわたしが「そんなこと言わない!!」や・・・。

 すると大将、鮑はテングサなどの海草を餌にしているので肝はこういう海草の色になる、とレクチャー。すみません。

 生の肝を切ると、どろっと流れるので強めの酢にすぐに入れて固めるのだそうだ。まだどきどきしつつも食べてみると、大変大変美味。大将にそう言うと、「ほんまですかあ~?」とにやっと笑われた。

 次のお酒は、飛露喜。会津坂下のお酒。012   

 ふかひれのステーキ 黄身あんがけ

 ふかひれを炊いたすっぽんのスープで作った黄身あんがなんともまろやかでリッチな風味。ふかひれの香ばしさと染み込んだ味も抜群だ。付け合わせの柔らかい茄子に黄身あんをからめて食べるのも美味。

 ああ、これで終わり・・・。013_2

 自家製の香の物

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.今日のごはんは秋を感じる二種類。丹波のほくほく、甘~い栗の栗ごはんと、振り柚子がほのかに香る松茸ごはん

 お代わりを勧められて、う~ん悩む。ジレンマですぅ、と呻吟した挙句松茸ごはんを選んだら、隣のマダムU、あっさりと、「じゃ、両方」・・・って。反則??   016_2    

 フルーツのクレームブリュレ

 今日の正面の席にはフランスの女性。そのため料理はとことん「和」で、デザートにフランス的なものを持ってきたとのことらしい。

 中には生のメロンやいちじく、桃も入っていたかな?柔らかで濃厚なアパレイユ。これはクレームブリュレと言うよりも、濃いソース・アングレーズをかけたフルーツのグラティネといった雰囲気だった。

 楽しくおいしいときはいつでもあっと言う間。マトちゃんは一足お先に帰られた。お会いできてうれしかったです(^^)。わたしたちもそろそろおいとま。大将に表まで見送られて帰る。これだけ押しも押されもせぬお店になっても、どこまでも丁寧で、気配りの鬼、ではなく仁王。

 その後はお約束のようにクープに向かうも、店休女・小豆の霊験もあらたかに、休み。さらに入れない危険度の高い、日本酒バーあさくらに勢いで小豆に連れていってもらう。無事席について、今日飲んだお酒を店主に告げ、その後で飲むならなんでしょう?とオーダーして出してもらったのが、島根県は東出雲の王禄。これもおいしいお酒だ。けどちょっと今日は飲み過ぎ。

 しばらくよしなしごとを歓談の末、引き上げる。マダムUに小布施みやげのシードルとぶどうの葉っぱのお茶をもらいました。ありがとう(^^)。

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lundi 21 septembre 2009

秋の味覚のごはん会

 連休特別企画(?)T子様邸にて、Fさんプロデュース・秋の味覚のごはん会。夕刻、訪問の前にワイングロッサリーのショップに行くと、ワインの試飲をすすめられた。コンフェロン・コティド ヴォーヌ・ロマネ 1er クリュ レ・スショ 2004。これ試飲って・・・。とちょっとその気前のよさにびっくりしてしまうようなおいしいワインだった。004

 今日のメインは気仙沼から届いた秋刀魚。もちろん秋刀魚だから、細長いのだけれど、何と言うか、丸いの。丸々としていて、見ただけでおいしそうな感じがする。光り方も新鮮な感じ。

 塩をして数分置く。さんまのうろこは青い。弱くてとてもはがれやすいものらしいけど。

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 こんがり焼けた。ああ、秋刀魚だなあ・・・などと当たり前のことを思う。脂が乗って。身はふっくらとジューシー。好みですだちや「へべす」という酸っぱいみかんの果汁をちょっとかけて食べる。実はわたしは家で魚をほとんど食べない。と言うのは、自分で料理したら十中八九おいしくないからだ。でも今年の秋は、良い秋刀魚を見つけて焼いて食べてみようかな。健康にもよさそうだし。

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 戻り鰹のたたき。江戸で珍重されるのは初鰹だが、初鰹か戻り鰹かというのは、要するにさっぱり系かまったり系かどちらが好みか、ということかもしれない。009

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Fさんのごはん会は常に、料理ショー的なのりでもって食材の話とか料理の仕方とかこつが聞けるので本当におもしろい。自分で作ったことのないようなものでも、作ってみようかなという気持ちになる。

 他には、いろいろ野菜の焼きサラダ三陸の帆立貝のお刺身ひものシャンパン炒め(?)。011

 ごはんは土鍋炊きの松茸ごはん。京都では「まつたけ」のことをなぜか「まったけ」と言う。わたしは今シーズン初まったけ(笑)。具はおあげのみ、彩りには三つ葉。かつおのだしで炊く。

 うちではごはんはすべてお仏飯にもなるので、かつおだしでごはんを炊くということがなく、いつも昆布だしなので、そういった違いもおもしろい。

 ワインもいろいろいただいた。001   

 ギィ・シャルルマーニュのブリュットゼロ

 ゼロでなくてもこのギィ・シャルルマーニュはすっきりさわやかなのだが、ゼロではさらに爽やかさがアップ。まさに酸味のあるりんごのイメージ、今は少なくなってしまった紅玉とか。

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 ガングランジェのシルヴァネール

 やっぱり好きな、アルザス品種。それらしい味。ぶどうの品種はそれぞれ違っても「アルザス的」というのは共通にあるように思う。012_2

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 ジャン・コレ シャブリ 1er モンマン 2001

 美しいレモン色。香りもよくとてもおいしい。シャブリってこんな好きな味だったかなあって思ったけれど、そうだったけ??

 最近、ぼんやりしていることが多くて、おなかがすいているのかすいていないのかもわからないような感じだったのだけれど、楽しいごはん会で、体にも心にもたくさん栄養をいただいたような気がする。本当にありがとうございました(^^)。

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dimanche 20 septembre 2009

お供えはならず

 仕事が終わってから、さんこさんの新居をちょこっと訪問。玄関先で迎えてくださったのはアナスタシア眉毛も麗しいさんこさん。コーヒーなどをいただきつつ、久しぶりにおしゃべり。もうすぐ南国の花嫁になる彼女は、なんだかきらきらしていた。。年を取ってくると、めでたいことがなくなってくるものだから、わたしはほんとにうれしいんですよ・・・。001

 おみやげにいただいた、三条会に新しくできたという、さらさの焼き菓子のお店のケーキ。ざっくりとした作りで、アメリカンな感じなのかな?

 アップルパイオレンジチョコチップのチーズケーキ。さんこさんは、ビミョーだと言ったり書いたりしているけど(笑)、チーズケーキの方はなかなかおいしかったよん。

 このお店、「さらさ御供焼菓子工房」と言うらしい。前にカンティーンがあったとこ(つぶれちゃったみたい・・・)。三条会もしばらく行ってないしなあ・・・。「御供」というのは仏さんに上げる・・・という意味ではなくて、店の近くにある八坂神社の「御供社(ごくうしゃ)」のことだと思われるけれど、せっかく「御供」だったのに、お供えもしないでさっそく食べちゃったよ・・・(汗)。002

 インフルエンザ対策に、とかわいい手作りのマスクももらった。ほんとにさんこさんは器用だなあ。うまくできているんだよ。。ほんとにありがとう(^^)。

 花嫁に乾杯wine

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samedi 19 septembre 2009

シルバーウィーク

Ca4bnwz4_2 世の中は秋の連休。シルバーウィークと言うらしい。わたしも今日と22日はお休み。もうすぐ敬老の日で、町内会やいろんな会から敬老のお祝いを持って来て下さるのだが、うちはこれまで常に二人分だったのに、今年からは父の分一つなのだなあ、としみじみ思ったりする。

 中陰壇を調え、おばあちゃんの好きなお菓子や果物、新しいお花をお供えしたり。おばあちゃんはきれいな色の花が好きだったので、色花でも気にせずお供えしてる。時折お参りに来て下さる方もいらっしゃるので、部屋の掃除なども。

 父の元同僚から父に電話。入院中だと伝えると、「だいぶ悪いですか?!」と。え~っ、そう来るか~。これ、何かに使えそう・・・って何に?う~ん、いやがらせとか(笑)。

 弟が来たので、いっしょに昼ごはんを食べる。四条西洞院のわりと新しいパン屋さん、クロワルースのサンドウィッチなど。卵やハムのオーソドクスなもののほか、リエット、生ハム、ローストポーク、ハーブチキンとキャロットラペ、など、種類が豊富で、どれもけっこうおいしい。ただ、何でパン屋なのに11時開店なんだ??休みの日にしか買いに行けやしない。Cavb6gl5  

 久しぶりにミディ・アプレミディに行ったら、イートインが無くなっていて、全部テイクアウトのスペースになっていた。広々としてなかなかいいかも。三条烏丸の伊右衛門サロンで小さなフロールやタルトを出すことになったのでイートインが無くなったのだとか。

 新作の焼き菓子、オレンジのマドレーヌがあったので買ってみる。おやつに紅茶とともに。いつもたいていお菓子のお供はコーヒーなのだけれど、ミディの焼き菓子には紅茶がよく合うと思う。

 これから先は、いくつか会食の約束があったり、10月には(すっかり忘れていたけど)ライブが一つあったり。家の改修工事があったり、父が退院して来たり・・・。「世の生業にいそしまん」、なのだ。とってもしんどい気もするけれど・・・。

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mercredi 16 septembre 2009

データベースフォーラム/二七日

 データベースフォーラムに参加するため、小豆と二人で久しぶりに国立国会図書館関西館に行く。久しぶりなので、どこか変わっているところはないかと「見学ツアー」にも参加してみたが、特に変わったところはないようだった。ただ、国会図書館が提供している web 上でのサービスは驚くほどのスピードで進化・変化している。文献を探すのも、レファレンスも飛躍的に容易になった。冊子体の『日本全国書誌』の時代が半世紀ほど前のことのように思えるくらい。この流れに乗っていけるか、取り残されるか。やはりここでも個々の技量と柔軟性が問われるところ。

 夜は、小豆にも来てもらって、弟夫婦と二七日の法要。住職の言葉に従い、正信偈・念仏・和讃・回向、と自ら勤める。”豪華経典付き”のCDもあり(笑)。うちは、真宗ではあるものの、いろいろな面で(わたしからして、というか、一応僧籍にあった亡き祖父からして)かなりゆる~いことになっているので、この機会に真宗の正しい教えやおつとめの作法(たとえばお焼香の作法とかね)などについて基本をきっちり押さえて、知るだけは知っておくのもよいことだと思ったので、弟たちにも伝えておく。

 浄土真宗では、法要は亡くなった人のためではなく(なぜなら亡くなった人は阿弥陀如来の力によってすぐに極楽浄土に迎えられるので)、生きている人が教えと出会う機会であると考える。そういう意味からも、この時、学ぶ気持ちになれたのはよかったと思う。

 おつとめを終えてから、木乃婦゛の松花堂弁当を皆で食べる。お酒はこの前、鯖江で買って来た黒龍。仕出しのお弁当などを集まって食べていると、法事の夜なのだなあ、としみじみと思う。

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mardi 15 septembre 2009

往生安樂國

 大変急なことであったが、去る9月3日の早朝、祖母が亡くなった。98歳と5ヶ月と17日だった。これから5年以内には別れの日が来るだろうと覚悟はしていたが、それがまさか、今日明日のことになるとは思わなかった。

 前日の朝に会いに行ったときも、いつものように散歩に連れていってほしいと言ったりしていたので安心していたのだが・・・。病院のスタッフの話によると、亡くなる1時間前にはいつもどおりに会話していたそうだが、次の見回りのときにはもう・・・。静かに、静かに、逝ってしまったようだった。その顔は大変穏やかで、機嫌よくすやすやと眠っているようだった。「おばあちゃん」と呼べばすぐに目を覚ましそうだった。家族が言うのもおかしいけれども、肌はつやつや、すべすべして、最後のお化粧なしでもとてもきれいだった。

 祖母はわたしにとっては母と同じか、それ以上の存在だった。祖母がいなければ、今のわたしはなかった。こんなに悲しいことはない。

 たとえ祖母が、120歳まで生きて亡くなっても十分ということはなく、同じようにわたしは悲しいと思う。100年近くを過ごした体では一日一日を生きるだけでもしんどいことだっただろう。それでも長生きしてほしいと願うのはわたしのエゴなのかもしれないと思いながらもそう願わずにはいられなかったし、それに応えるように祖母は長くいっしょにいてくれた。心からありがとう、と言いたいと思う。

 「なんで死んでしもたんえ?」と尋ねたら、祖母はきっとこう言いそうだ。「そら98年も生きたしや。」

 考えてみれば、こんな年になるまでの長い間、祖母といっしょに過ごせる孫はそういない。有り難いことなのだ。

 もし、今日逝ってしまうということがわかっていたなら、無理してでも散歩に連れて行ってあげればよかった・・・。ああすればよかった、こうすればよかった・・・。わかっている。どんな選択をしようとも、必ず悔いは残る。それが人間なのだ。祖母がわたしにしてくれたことの何分の一かでも、わたしはお返しができただろうか。祖母がわたしに与えてくれたものは計り知れないほど大きい。

 父が入院中のため、葬儀の一切を弟夫婦と、実際はその多くをわたしが取り仕切ることとなった。葬儀が終わった後の挨拶回りや様々な届けや手続き、費用の精算・・・。気がつけば、9月が半分過ぎていた。悲しむ暇もないくらい、まさに怒涛のような毎日だった。満中陰の法要を終えるまではまだまだ慌しい日を過ごすのだろう。人が一人亡くなるということは、いろいろな意味で本当に大変なことなのだ。葬儀を営むに際して、いろいろなことを考え、知り、学んだ。わたしのことを、「だいじのだいじの孫」と言っていた祖母は最後の最後まで、孫を教育してくれたようだ。

 祖母を送って、大きな役割を一つ終えたような気がする。正直、わたしももう浄土へ行ってもよいような気さえする。何をしていても、ふとした拍子に生前の祖母のことを思い出す。そうすると仕事中でも涙が出てきたりするから、まったく危険極まりない(笑)。

 母が亡くなったときもそうだった。悲しみは薄紙をはぐようにしか癒えないものだということをわたしはよく知っている。亡くなった祖母のことは、阿弥陀様にお任せして、わたしはぼちぼち、本当にぼちぼちだけれども、この世のことをやっていかなければならないだろう。「六字のみ名を となえつつ 世の生業に いそしまん」、だ。

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