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dimanche 30 août 2009

選挙

 仕事から帰ってすぐ、母校へ投票に行く。既に廃校となっているのだが、校舎はほぼそのまま残っているし、第二教育施設として、また、地域の活動に使われている。ここは職員室、ここは校長室、この南校舎は一年生のときの教室・・・、と、投票に行く度に見て回るのだが、いつも思うことは、こんなに狭くて小さかったっけ?ということだ。

 投票を終えたら、係の人が、「投票証明書はいりませんか?」と言う。今までそんなことを言われたこともなかったので、「それは何に使うんですか?」と聞いてみたが、もう一つ要領を得ず、わからずじまいだった。もらわずに帰ってきたけどよかったのかな・・・。

 夕食に、冷蔵庫にあるもので、かぼちゃのポタージュを作る。マッシュルームも入れてみた。少量だし、ミキサーを出すのもめんどうだったので、すりこぎと麺の湯きり用のざるで裏ごした。いつもはシナモンを振るのだけれど、二杯目のお皿に、カレー粉を試しに入れてみたらこれもなかなかおいしかった。

 後片付けを終えて、コーヒーを飲みながら開票速報などを見ると、早くも政権交代は確実な様子だった。もし政権が代わっても、わたしの生活に大きな変化はあるのかな。ないんじゃないかな・・・。と人々が考えがちなところに、投票率の低さといったことの原因があるのかも。

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samedi 29 août 2009

モンラッシェ・ナイト

 モンラッシェ好き、Tさんと共に、ワイングロッサリー・ワインバーへ。今日は月一回のスペシャルワインセットの日で、今月の企画は「Grand Vin de Loius Jadot」(ルイジャドの偉大なワイン)。

 001 最初は泡で。わたしはフランソワ・スコンデのロゼを。

 アミューズは、冷製コーンスープとタプナード

 どんなふうにお料理をお願いすればよいでせう?と聞いてみると、ワインに合わせて、オマール海老を用意していますとのこと。おお!これはいただかない手はございません。

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 さんまのカルパッチョ

 見た感じだけでも脂が乗っておいしそう。実際、とろけるようにおいしかった。もうさんまの季節・・・。

 今日のワインは以下の3種。004

 1999 Chassagne Montrachet 1er Cru Les Boudine

 ボトルがラップでくるまれているのは、ルイ・ジャドのラベルははがれやすいので保護するため。

 注がれたときからとてもよい香りが。同じピュリニーでも、ピュリニーの方はきりっとした鋭いミネラル感を持ち、シャサーニュの方は、ふくよかな感じなのだそう。

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1997 SaintAubin 1er Cru Sur Gamay

 香りは先の、レ・ブディンヌよりも軽く、弱く感じる。ソムリエOさんは、「線が細く繊細」で、熟成感があると言われたが、確かに「線が細く」というのはぴったりな気がした。少し時間を置くと、酸が際立ってきたような感じも。

 時間が経ったときの感じは、わたしの好みとしてはレ・ブディンヌの方。時間を置いても、何かが突出するということがなく、全体的にふっくらと丸くなるような感じ。ただ香りはとてもよくなって、大変に香ばしい。006

 ラベルの傷みが激しさが、このワインの経てきた年月を思わせる。

 1994 Montrachet Grand Cru

 これは・・・!!思わず「神の雫」ごっことかしてしまいそうに、上の二つとは趣が違っていた。最初は香りが想像していたのとは違うな、と思ったけれども、これもどんどんおいしくなっていった。

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 3つ並んだワイングラス。右から、上に書いたとおりの順番で。色の違いはカウンターの色でそのままではよくわからなかったけれど、白い布を下に敷いてもらったら、よくわかった、と言ってもそんなに違うわけでもなく、じ~っと見なければわからないくらいの違い、だと思う。

 本で、モンラッシェの地図などを見ながら、畑のことや、斜面のことなどをソムリエOさんにレクチャーしてもらう。なんと今日から研修で、祇園のソムリエSさんもこちらに来ておられて、ダブル・ティーチャーなのである。ソムリエ試験の教本なども見せてもらいながらワインの勉強。しかしソムリエの試験って、なんて難しいのでしょうか・・・。   010_2    

 オマール海老。付け合せは牛蒡と茄子。

 ちょっとしょうがの風味の甲殻類の旨みがぎゅっとつまったソースで。身は半透明で、ぷりんとしている。

 ワインともちろんよく合って、とてもおいしい。

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 絶対にモンラッシェに合うと思う!!と主張して(笑)選んだ、仔牛の胸腺の軽い煮込み。しめじ入りのヌイユ添え。

 ほらやっぱり好相性。胸腺のまったりした、優しいけれどもちょっと濃厚な風味がぴったりだと思うんだけど、どうかな。

 人間に胸腺はないと思っていたのだが、実は生まれてからほんの少しの間だけは人間にもあるのだそうだ。知らなかった・・・。

 ゆっくり時間をかけて、3種のワインを楽しんだ。余韻を楽しみたいので、今日はデザートワインも飲まない。飲み終わった後もグラスの辺りに漂う香気。

 見せていただいた本にあった一節。

 「モンラッシェとは何か」と尋ねられた彼は、一言「Roi」。つまり、王であると。

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vendredi 28 août 2009

宵闇ぃの大阪ぁは~

 昨日、本のタイトルや著者の覚え間違いについて書いたら、今日もまた、福井県立図書館に事例として送りたいようなのが来た。

 アルバイトの20歳の女の子に尋ねる年配の男性。

 「ここでなあ、この前、海原万理の、『ロシア人は今日も機嫌が悪い』とかいう本を借りたんやけど、今あるか?」

 海原万理??  と言えば、お若い方はご存じなかろうが、海原千里・万理である。姉妹の漫才コンビで、万理はお姉さん。本て出してたっけ?

 若いバイトちゃん、海原万理など知るわけもない。言われたとおりに検索して、お笑いネットワークのDVDが一件のみヒットという検索結果を前に、ありませんが・・・と困惑している。

 はは~ん。。。ロシアと言えば・・・。

 「もしかして、米原万理ではありませんか?」と横から聞いてみるも、「いや、だから、海っちゅう字に野原の野や」と字の説明までし始める利用者。

 米原万理で検索すると、おっしゃるタイトルのものはなかったが、それらしい雰囲気のものを発見。『ロシアは今日も荒れ模様』。

 「これではありませんか?」と聞いてみる。「それや!!海原万理さんの!!」

 ええ~!? あくまでも海原万理か。

 『ロシア人は今日も機嫌が悪い』→『ロシア今日も荒れ模様』  海原万理→米原万理

 関西人好みと言うか、関西人ならではと言うか。

 ああ(笑)。

 ♪二人づ~れ恋の街ぃ~♪

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jeudi 27 août 2009

覚え間違い/焼き飯

 第四木曜日なので、今日も朝から忙しく。時節柄、朝イチから「返却ポストに返した本に宿題が挟まってませんでしたか~?」との電話&来館数件。そんなんサイアクやん!!せっかくやったのに・・・。毎年夏の終わりに繰り返される光景ながら、もののあはれを誘うなあ・・・。返却のスキャンをする前に、挟まっている私物がないかはチェックするのだけれど、悲惨なので借りておられた本のタイトルを聞いて、もう一度調べて差し上げる。挟まってないけどね、大抵・・・。いったいどこへやったんや。

 ココログニュースによると、福井県立図書館がおもしろいことをしているらしい。どこの図書館にも、予約やリクエストのサービスがあって、申込み用の用紙を置いてあるのだが、署名・著者名の覚え違いやうろ覚えはたしかに多いし、助詞の抜けはざら(笑)。原題に勝手な邦訳をつけて出す人などなど。

 『利休に聞け』。多発。聞け!って・・・。意味はおんなじやけど、『利休にたずねよ』。『ポストライムの舟』、『ポトスライムの舟』。最多発。『さおだけ』・・・ってそれ略しすぎでは??ま、いろいろとおもしろいのである。001

 先日作ったカレー粉で、カレー焼き飯を作ったらおいしかったので、もうちょっとちゃんと作ってみようと思って、また作ってみた。チャーハンちゃいますよ。焼き飯。ピラフちゃいますよ。や・き・め・し。子どもの頃、土曜日のお昼ごはんに、焼き飯をよく食べたものだったが、そのときのおばあちゃんの焼き飯に優る焼き飯は今でも作れない。と言うか、おばあちゃんの料理以上のものをわたしは未だに作れないのだが。

 今日のは、鶏肉とマッシュルーム、玉ねぎ、にんじん、伏見とうがらし入り。スパイシィ&ホットで、汗が出るほど。ちゃんと作るとさらにおいしいわ。冷蔵庫の冷やごはんもなくなったし、明日のお弁当もできたし、いやあ、よかったね。

 おかずはさらし玉ねぎと、オーブントースターで焼いたジャンボピーマン。皮がこげるほど焼いて、オリーブオイルと塩で食べれば、甘くて美味。

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mardi 25 août 2009

À la fin d'été,je pense que.....

 地蔵盆が終わった途端、急に夏が終わってしまったようで、なんとなく鬱な気分でいる。今年は梅雨明けも遅かったし、短すぎる夏だ。地球は寒冷化しているとも言われるが、本当かもしれないなあ、と棚落ちの西瓜を食べながら考える。

 午前中に散髪に行く。節分の頃以降、行くたびに髪がどんどん短くなって、最終的にはスポーツ刈りか尼スタイルになるんじゃないか。帰りに、いつも地蔵盆にお参りに来てもらっている尼寺の前を通る。けっこう大きな尼寺なのであるが、そう言えば先代のあんじゅさん(「おじゅっさん」とも言う)がお若かった頃、夏休みの間だけでも見習いに来ないかと、毎年、小僧にスカウトされていたことなどを思い出したが、今となってはその選択もなかなかよかったのではないかと思う。

 残り物に福はあるかな、と思って、セール最終日のワイングロッサリーへ。まだまだ福はあったので3本ゲット。このビルの階段の奥には、町内のお地蔵さんの祠があって、お世話をされているということだ。大変古いお地蔵さんのようで、「関が原の敗残兵をかくまうべからず」というお達しの文書が祠から出てきたという社長さんのお話をおもしろく聞く。

 いったん帰宅し、用があって某所へ出かけるも、思いもかけずにまた身辺が急に慌しくなる。ほぼ初対面の5人もの人と面談したり交渉したり、電話をしたり。いやみみたいなことも言われる。わたしの知らない内に話が勝手に進んでいるかと思えば、違うサイドから待ったがかかったりするので混乱するばかり。その元凶の人については憤懣やる方ない。

 大いに疲れて、帰る頃には頭痛が出ている始末。どうなることやら・・・。先々のことを考えるときが一番鬱になる。しかも季節は夏の終わり。サイアクだ。

 夕方には友人Hとごはんを食べる約束がたまたまあったので、ちょっと話を聞いてもらっていたら、「ほんまにいややってん・・・」と言った瞬間、涙が出て来て、自分がよっぽどいやだったのだということがわかってまた驚いた。いつもそうなのだ。その時は降り掛かってくることに対処するのに必死で、どうということもないと思っていても、実はそのことにすごく傷付いていたのだとか、腹が立っていたのだとか、いやだったのだということに後から気付いて驚く。わたしは自分のことがたぶんよくわかっていない。

 夕食はケララにてカレー。最近インド化しているかも(笑)。009 010

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パパードというぱりぱりした香ばしいお煎餅とサモサ011 012

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トマトスープ  タンドリーチキン013_2

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フィッシュ ドウペザ(魚をライムジュース・玉ねぎ・ピーマン・トマト・マサラで調味したカレー)とムルグマカンニ(タンドールチキンにトマトソース・玉ねぎ・バタークリーム・マサラで調味したカレー)015

 ナン

 インド料理では、老舗と言ってもよいくらいのこのお店。長く続いているだけあって、やっぱりおいしいよね。インドのカレーにはナンは欠かせない。ちょっと食べにくいけど。

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 デザート。名前を忘れてしまったけれど、「インドのドーナツのシロップ漬け」とか。

 その後はカフェ・バスティーユにてお茶。茶飲み友だちなのである。

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dimanche 23 août 2009

地蔵盆

 9時に目が覚めた。おっと寝坊。でも今年は町内の役をやっていないし、お供えものなどの準備も昨日のうちにほとんどしているので少々は大丈夫。桃を一つ食べて、一日を開始。近所のおまん屋はんで、紅白のおけそくさんと卍型の地蔵盆のお菓子を買って来てお供え。そうこうしているうちに、お町内のお地蔵さんも飾りつけが済んだみたいで、最初の配りもののお赤飯が来た。今日は一日、玄関の鍵はあけておいた方がいい。

 いつものように、お膳の準備。005 004

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 白飯   厚揚げと玉ねぎの味噌汁002_2 003

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蓮根とにんじんのきんぴら   001 揚げ茄子と伏見とうがらし   006

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 みょうがの甘酢漬け

 お膳ができたのでお供えをする。あとはあんじゅさんのお参りを待つばかり。来られる時間の約束は、大変にアバウトだ(笑)。12時半頃、弟がやって来る。トモちゃんはひどく背中と腰を痛めて動けないらしい。働き過ぎではないだろうか。悪化しないとよいのだが・・・。その間に、お町内のお地蔵さんにお参りに行ったりする。うちの町内はわりと子どもが多く、だいたいの子が、わたしや弟の同級生やはたまたその下のきょうだいの子ども。そういうのを見ると、わたしはまっとうな(?)ライフサイクルに乗っていないのだなあ、と思ったりする。今年の会場になっているお宅のお向かいの家でも、隣の町の地蔵盆、うちの向かいの角を曲がったところでも地蔵盆。007_2

 うちのお地蔵さん。お地蔵さんのお飾りは賑やかでよい。もう今はしないけれど、数珠回し用の長い数珠も出しておく。

 1時半頃、あんじゅさん到着。まずお地蔵さん、さらに奥のお仏壇にお参りをしてもらう。来てもらっているのはわりと大きな尼寺で、一昨年に、子どもの頃から親しんだ先代が亡くなり、「小僧さん」に代替わりをしているのだが、まだ新しい「小僧さん」はいないので、ほぼ一人でお盆と地蔵盆を回っておられるらしい。なかなかお寺も大変だ。いつものように少しおしゃべりをして、近所の次のお参り先へ行かれた。008

 たくさん作った、お精進のおかずやお赤飯で、弟といっしょに遅い昼食。わたしには昼夜兼用の一食となる。マルク・クライデンヴァイスのアンドリュー リースリング2007と共に。

 どこにも出かけず、終日のんびり。夕方、福引やお下がりも済み、お町内の方も無事終わったようだ。子どもの頃は、ほんと、福引って楽しみだったなあ・・・。

 うちのお地蔵さんにも、夕方お光をあげて、また来年。お軸をしまって、お下がりを分けて・・・。

 夏の終わりはいつも寂しい。

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samedi 22 août 2009

南無地蔵菩薩

002_2 後半休を取って、弟と二人で明日の地蔵盆の準備。家に帰ると、既に弟が来ていて、お地蔵さんの道具一式をサウナのような天井裏から降ろして、壇や幕、提灯だけではなく掛け軸までかけておいてくれたのでとても助かった。

 一年ぶりのお地蔵さんにごあいさつ。お軸なり像なり、個人でお地蔵さんを持っている家は京都では少なからずあると思う。実際、うちを含めて町内でも3軒の家がお地蔵さんを持っていた。ところが、種々の事情で、手放す家も増えていると聞く。そんな中、変わらず今年もお祀りできるのは有り難いことだ。

 わたしの子どもの頃は、きっちりと23日・24日の両日祀っていたし、近所の人もたくさんお参りに来て、お供えものも、飾る提灯もたくさんで、実際、夜には火を入れたりもしていたしで、準備ももっと大層なものだったが、今は非常にこじんまりと。

 それでも地蔵盆の準備というのはどこか楽しいものがある。弟とお供えの果物やお菓子の買い出しに行く。お地蔵さんは、子どもを守ってくださるからか、お供えには伝統的にお菓子が多いみたいだ。

 今日はまだお膳は作らないものの、せっかくお軸もかかったので、御飯を炊いて、上げることにした。打ち鳴らす鐘の音が響けば、晩夏なのだなあ・・・と。

 うちのお地蔵さんは、古いものらしいが、来歴は今となってはまったくわからない。祖父がこの町内に住み始めた頃(20代後半頃?)に、町内の没落したお金持ちのおばあさんから託されたらしい。祖父はわたしが5歳のときに亡くなったし、うちの家族のメンバーは皆、そんなことには興味なしだったので、ちゃんと話を聞いて記録しておこうなんていう気はさらさらなかった。残念なことである。

 余談。お地蔵さんのお供えの水引は何色?と悩んでいる人の話を聞いて、ちょっと驚いた。それはもう、紅白(京都においては紅白と呼ぶべきなのか、赤白と呼ぶべきなのかは微妙に迷うところではあるけれど)に決まってるし・・・。お気の毒に、そんなことで深く悩まはる前に、誰か教えてあげる人は周りにいいひんのん?

 明日はお膳をこしらえて、町内のお地蔵さんの(ああっ!!お供え準備するの忘れてたあっっ)お参りの先か後かどちらかに、庵主さんにお参りに来てもらう。

 オン カーカーカー ビサンマエイ ソワカ。

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jeudi 20 août 2009

スパイスは薬

 先日、Fさん宅でごちそうになったカレーがとてもおいしかったので作ってみたくなり、作り方を教えてもらって挑戦してみた。まずはスパイスを炒ってのカレー粉作りから。ちょっと調香や薬の調合めいていておもしろい。昨日作って一晩置いたカレー粉は馴染んでとてもよい香りになっている。 005_2

 如是我聞。小麦粉も砂糖も一切入れず、オリーブオイルも少量。とろみとこくは茄子で出す。トマトを加える。具材をチキンにするときは、手羽先か、なければ鶏皮を1枚入れるとだしが出る・・・。手順どおり慎重に作った。

 先生、できました!!・・・できたかも?・・・・・できたような気もする・・。微調整を加えつつ、小豆といっしょに食べるべく、待つ。006_3 003 

 カレーとシャンパーニュ。エリティエ・ユジェーヌ・プルドーム キュヴェ・デュ・トロワジエーム・ミレネール。長っっ。なのでわたしは「3」としか呼んだことがない。ピノ・ムニエがわりと入った、おいしいシャンパーニュだ。    

 小豆が持ってきてくれた、亀岡の、JAPON という発泡日本酒。彼女はカレーに合う日本酒を探して伊勢丹の地下で試飲を重ね、既に出来上がってやってきた(笑)。淡麗と書いてあるわりにはかなり甘めたが、スパイシィで辛いカレーにはよかったようだ。

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前菜は青瓜の酢の物南瓜のサラダ。夏にわたしの家でごはんを食べると瓜を食べさせられる。ほぼ強制(笑)。青瓜の酢の物は、小豆母上に習ったもので、既に自家薬籠中のものにしたかも。南瓜は会津のおばさんが送ってきてくれたもので、ほくほくして甘く、サラダ向き。他には焼きしいたけ007

 そしてカレー。彩りは細いアスパラガス。ごはんはカレー会のときにいただいて帰って冷凍しておいたサフランライス。トマトのざく切りがたくさん入っているので、ほんのり酸味のトマト勝ち?Fさんオリジナルとは違うけれど、なかなかおいしくできたのでは?と自画自賛。

 食べると汗が出て、温熱効果を実感する。やっぱりスパイスって薬なのかも。夏はカレーですよ。009

 デザートは2種類作った。

 ヌガー・グラッセと、温かいチョコレートがとろっと出てくる、ダリオール・ショコラ

 コーヒーを飲みつつ、のんびり。

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mercredi 19 août 2009

華麗な女

Ca8gx5tu 明日、Fさんに教えてもらったカレーを作ってみようと思って、いろんなスパイスを合わせて炒って、カレー粉を作った。筋肉少女帯の曲でも聴きながらやるべきだったかもしれないけれど、CD持ってないので。

 家中に広がるスパイシィな香り。朝から食欲が出たりしますね。そしてカレーの香りをまとって出勤するわたしは、華麗な女・・・。

 ま、幸い誰にも華麗臭を指摘されることなく今日も無事遅番を勤め上げて帰宅。

 帰ったその足で、座ることなくヌガー・グラッセの準備。今日は中に入れるアーモンドのキャラメリゼだけを作るつもりが、興に乗ったのですべて完成させた。ひとさじだけ味見をしたら、お酒がよく効いていてちょっと酔った。ついでにダリオール型の準備。どこに片付けたか、とちょっと探してブレ・ファリネ。

 さて。これで明日、カレーがうまくできなくて、笑っちゃうくらいまずくても、お菓子を食べればいいのよ。保険はできた。

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mardi 18 août 2009

そうめん瓜

 H嬢のお声がけにより、M嬢、T女史と共に飲み会。先斗町は、真心にて。こちらには2年ぶり?くらいに伺うが、大将は変わらずご健勝のよし何より。わたしよりも若いのだが、堅固に一国一城を守っておられるようだ。

 お酒は、凱陣都鶴〆張鶴と行く。盛り沢山の突き出し(鯖鮨、万願寺とじゃこの炊いたん、鰯の梅煮、赤ずいき、じゅんさい、長茄子の煮浸し、子芋の含め煮、文旦の綿のコンフィ)、お造りの盛り合わせ、だし巻き、賀茂茄子の田楽、天ぷらなどをいただきながら、おしゃべり。お造りは、鯵、鯖、炙り秋刀魚が特においしかった。鯖をおいしいと感じることはあまりないのだけれど、今日の鯖の脂は美味しいと思った。Ca1ya9vg最後は五目ごはんを軽く一膳。

 お造りのけんに、そうめん瓜が出ていたのが珍しく、おいしかったので、「そうめん瓜のサラダ!」とオーダーしてみた。瓜好きなのでね。「珍しいもん頼みますねぇ」と笑われつつも、そこはH嬢懇意のお店、ちゃんと土佐酢かけが出てくるのはありがたくもおもしろいところ。

 実演で見せてもらったが、そうめん瓜はほんとにおもしろい瓜だ。さっとゆでて、両手でやさしくひねれば、繊維がぱらぱらと糸状にほぐれる。ちょっとしたマジックみたいで、子ども(やわたし)も喜びそうだ。

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dimanche 16 août 2009

お盆(4) 送り火

003  朝6時半に、最後のお供えものである送りだんごを買いに行く。果たしてだんごは既に出来上がっていた。京都市中心部辺りでは、おしょらいさんは、16日の早朝送って行く。遅くなってはいけないらしいのだ。

 この日の朝、決まって思い出すのは、粟島堂から帰って祖母と食べた朝ごはんの、しょうがをかけた胡瓜の古漬けの味だ。

 一通りのことをして、お線香の火が消えると、お供えやお花、今までのお膳の食べ物など、お盆のものすべてをまとめて、近所の粟島堂へ納めに行く。ここでも塔婆を書いてもらって納める。まだ7時過ぎだが、やって来る人は多い。いつものように、帰りに花屋さんで通常のお仏花を買って帰る。多くの人がそうするので、花屋さんも早朝から店を開けている。がらんとしたお仏壇は、ちょっと寂しい。お花を供えてから出勤。

 帰宅後、少し慌しく夕食を食べてから、松尾橋に鳥居形を見に行く。広沢の池まで行こうかとも思ったのだが、あまりにも遠すぎる。送り火をわざわざ遠くまで出かけて行って見るなど、子どもの頃には考えられないことだったが、高い建物が増え、また何かと物騒になった昨今では致し方なし。

 松尾橋から鳥居を見るのは初めてのことだったが、開けた川の上流の方角に見えるので、遮るものがなく、くっきりときれいに見えた。ここは、観光客や浴衣デートの若者たちで、わさわさしていないところが良い。そんなに混雑もしていなくて、集まっている人々も近隣の人がほとんどのようだ。点火後しばらくすると、おばあさんが小さな孫に、「さ、もういっぺん手を合わせたらおうち帰ろ」などと言っているのも良い。わたしも子どもの頃には、近所の家具店の屋上や、公団住宅の屋上で、祖母といっしょに送り火を見て、浄土へ帰っていくおじいさんを、手を合わせて見送ったものだった。

 朱赤に燃える鳥居を見ながら、今年もそっと手を合わす。わたしも早くあの世へ帰りたいものだ。

 8月16日はなんだか寂しい日だ。おしょらいさんは帰って行くし、夏は終わる。わたしにとって、夏という季節の思い出は、8月の太陽のように鮮やかで、何年経っても決して色褪せることがない。

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samedi 15 août 2009

お盆(3)

 今日は休日なので少しゆっくり。8時頃に近所のお餅屋さんにお供えを買いに行く。「お餅屋さん」とわたしは言っているが、言うまでもなくそれは「おまん屋はん」のことである。京都の街中に住んでいれば、必ずと言ってよいくらい徒歩圏に1、2軒はおまん屋はんがある。

 今日のお供えは白蒸し。もち米を蒸しただけのシンプルなものなのだが、わたしは赤飯よりもこちらの方が好きだ。一通りのことをして、午前中は本を読んだりしてのんびり過ごす。お昼にはお供えの残りの白蒸しに塩をかけて食べ、祖母のところへ行って、季節のあいさつをしたり。それにしても病院のはしごは疲れるなあ・・・。

 雨に降られそうになって冷や冷やしながら帰宅し、30分ほどうとうとする。それからお膳のしたく。005 004

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 白飯   瓜の葛引き003

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 ひじきの炊いたん   プチトマトのサラダ001

 精進揚げ

 茄子、かぼちゃ、万願寺とうがらし、玉ねぎ、みょうが、椎茸、大葉、紅しょうが

 ひじきは、ほんとはあらめを炊くんじゃないかなあ、と思うのだが、祖母はずっと、15日の夜にひじきを炊いていた。おしょらいさんのお膳でこれだけは唯一決まっているもの。

 瓜の葛引きにはしょうがをたっぷり添えて。体が温まって、汗が出るくらい。しょうがの効果はすごい。精進揚げはおしょらいさんの食器に乗り切らなかったので小皿に盛った。いろとりどりの野菜がおいしい。瓜、胡瓜、西瓜にかぼちゃ、みょうがに茄子にとうがらし、トマトにとうもろこし・・・。夏はおいしいものがたくさんあるなあ。てんぷらを揚げるのって1年以上ぶり?楽しく作っておいしく食べられた。いっしょにロゼワインを一杯。006  

 早いもので、お盆も終わり。おかげさまで今年も楽しくお膳作りをさせてもらえた。明日の早朝にはおしょらいさんをもう送って行く。なんだか寂しいなあ・・・。

 わたしが祖母からおしょらいさんやお地蔵さんのお膳作りを引き継いだのは24、5歳の頃だった。初めの頃は、決まり切ったものしか作れずに、つたないお膳であったと思う。今ではもう、大変だと感じることもなくなり、半ば趣味のように小さなお膳を楽しく作っている。

 材料を生かし切ることを考え、今、料理をする、という一点のみに精神を集中させる。一年に一回だけれど、『典座教訓』の教えを思い出すのもよいことだ。  

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vendredi 14 août 2009

お盆(2)

 今日のお供えは、おはぎ。昨日よりも早く、7時ちょうどくらいに近所のお餅屋さんに行くと、おはぎは鋭意製作中だったが、すぐに本当の作りたてを買うことができた。一連のことをしてから出勤。お盆で、休みのところも多いようで、駅は閑散としていた。

 夕方帰宅して、洗濯物を取り込んでからすぐにお膳のしたくに取り掛かる。005_2 004_2

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 白飯   かぼちゃの味噌汁002   

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 茄子とおあげと干し椎茸の炊いたん

万願寺とうがらしと椎茸の焼いたん 003_2     

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 みょうがのすだち甘酢漬け

 みょうがはふつうの甘酢に漬けてもおいしいけれど、すだち果汁の甘酢にしてみたら、爽やかでおいしかった。干し椎茸をいっしょに炊くとだしも出るし、おいしい。だしに至るまで魚や肉を使わない精進料理はやはり乾物が大切だ。

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jeudi 13 août 2009

お盆(1)

 いつもより早起きして、賑やかなお盆のお仏壇のしたく。蓮の葉の上に野菜を盛ったり、お花をお盆用の蓮入りのに替えたり、小さな槙を入れたコップを用意したり、近所のお餅屋さんへお供えを買いに行ったり。さすがにお盆には朝7時くらいには既に店が開き、その日のお供えものが出来上がっている。

 期間中、共通なお供えは、蓮の葉の上に盛った野菜や果物、蓮の形のらくがん、おけそくさんで、あとは日によって決まっている。今日、13日は、お迎えだんご。

 お盆近くの第二木曜。仕事は予想したとおり、例年どおりの忙しさで、一日じゅうばたばたしっぱなし。雨の予報にもかかわらず、日中は降らずに、夕方から強い雨。帰宅してすぐに、おしょらいさんのお膳のしたくに取り掛かる。001 005

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白飯   わかめと麩のお吸物003

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 胡麻豆腐   隠元豆のしょうが和え002

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 かぼちゃの素揚げのあんかけ

 お膳は一汁三菜。申し訳ないとは思いつつも、内容はごく簡単。おしょらいさんと自分一人の分なので量もごく少ない。かぼちゃは会津のおばさんが送ってきてくれたもので、ほくほくした大変おいしいかぼちゃだった。

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mercredi 12 août 2009

第二十九番 青葉山 松尾寺

  そのかみは 幾夜経ぬらん 便りをば 千歳もここに 松の尾の寺001    

 三十三所中、唯一、馬頭観世音菩薩を本尊とするのがこの松尾寺(まつのおでら)。この観音様は、珍しい憤怒形で、交通を守護するために、交通の要所に祀られていることが多い。

 京都府と福井県の県境にあるこのお寺の縁起は古く、708年(和銅元年)に、唐の僧、威光上人が馬頭観世音菩薩を感得し、草庵を結んだのが始まりと言う。005

 御本尊はやはり秘仏で、今回の結縁御開帳が、実に77年ぶりの御開帳で、次回は33年後とのことだから、わたしが再びお参りできる可能性はそんなに高くない。

 頭上に馬の頭をかかげる馬頭観音は、観音様と言えども憤怒形であるため、明王像のような迫力と威圧感がある。

 拝観料は、内陣深く入れてもらって、間近で御本尊を拝観してもまったくの無料だ。お盆直前とは言え、山内はそう混雑するでもなく、落ち着いた気持ちで納経できるほど静かである。本堂の中で、じっと上を見て、奉納された額や打ちつけられた札(本来的には、巡礼のしるしに人々は木札を打ち付けた。だから今も札所を巡礼することを「札を打つ」と言う)や、千社札を見ていると、お寺の人に話しかけられ、少し説明を聞くことができた。

 額は屋内に奉納されているので保存状態がよく、はっきりと文字や絵がわかるものがほとんど。明治時代のものが目立ったが、天保や文政といった年号のものもあった。商人が納めたものが多かったが、それはやはり北前船とかとも関係があるのだろうか。千社札もたくさん貼られていたが、お寺の人の話によると、千社札というのは、関東の文化であるらしい。010

 御朱印ゲット!これで丹後の国の札所は完了。

 お寺には国宝1点と重文がたくさんあるようだったが、宝物館は秋にしか開かないらしい。

 住職は、徒歩での巡礼を勧めておられるのだが、ここは徒歩で行くにはちょっとしんどい場所。でも若い巡礼の男の子がリュックを背負って山道を登ってきているのはすごいと思った。交通の便が悪いので、わたしは2時間5000円の観光タクシーに乗った。そうしてやってくる人は多いようだったが、小さなお寺だからか、皆、一通りさっと見てとっとと帰ってしまうようだ。なんだかもったいないなあ、と思った。011  

 少し時間が余ったので、運転手さんが、鹿原(かはら)の金剛院というこれまた古いお寺に連れて行って下さった。室町時代に建てられた、美しい三重塔があった。ここは紅葉の名所だということで、今は青紅葉が爽やかだった。

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 次は軍艦を見に。東舞鶴は、海軍によって作られた街。運転手さんの話によれば、東舞鶴と西舞鶴はもともと違う町だったのを、海軍主導で昭和19年に合併させられたのだそうで、そのため今も東と西では、互いにあまり交渉がないとか。

 街の中心部の通りは碁盤の目になっており、京都に似せてか、一条から九条まで名前のついた通りが京都市内よりはずっと狭い感覚で並んでいる。それが終われば通りは明治時代の軍艦の名前になる。

 イージス艦「あたご」と補給船「ましゅう」。軍艦って、たぶん初めて見ると思うけれど、ちょっと独特な感じがする。軍艦が派手ではだめだけれど、全身灰色で地味。この色が海の色に一番溶け込むのだそうだ。それにむちゃくちゃ大きい。ちょっと乗ってみたくなった。

 019 そろそろ時間となり、観光もおしまい。タクシーを賑やかな三条通で降ろしてもらう。運転手さんが、お昼ごはんに、その辺りの加賀料理でもないのに「百万石」という名の中華料理屋さんの、「いためそば」(焼きそばではない)が独特でおいしいから、と勧めるので、素直に行ってみることにした。

 百万石は、地元の人しか行かなさそうな小さな店だった。「いためそば」は、多めの油でさっと炒めたというか焼き付けた中華麺に、八宝菜がかかっているといった感じの麺だった。ちょっと油っこい気もしたけれど、野菜たっぷりでけっこうおいしかった。

 まだ少し時間があったので、帰り道に前を通った、舞鶴市立東図書館に行ってみることにした。時折、府下の相互貸借で資料を借りる図書館でもあるので、どんな館かな、と思って。碁盤の目なので道は簡単。現在地から1キロほどだった。

 舞鶴市の大きさからすると、図書館の規模が合っているのかどうかはわからないが、印象としては、大きな地域館、といった規模。絶版などで入手不可となった資料は別として、それ以外のいまだ流通している資料を、この規模の図書館から京都市が借り受けるっていうのは、ちょっとレヴァレッジのかけ過ぎなんじゃないかと、相互貸借のあり方を考えたことであった。

 また歩いて駅まで戻り(1.5キロの道のり)、綾部乗り換えで帰る。

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mardi 11 août 2009

別に工夫無し

007  「土曜日に小豆と、相国寺」までを下書き保存したつもりがアップされていたのでびっくり(笑)。続きを書きます。

 ええと、土曜日に小豆と相国寺に行ってきた。

 写真は、山内にある、宗旦狐の伝説で知られる宗旦稲荷。ここにも初めて行ってみた。隣には弁財天のお社もあって、境内に神社があるというのは、天台や真言のお寺では当たり前みたいなものだけれども、禅宗のお寺ではあまり見ないような気がする。実際気のせい??008

 好日さんのコメントで、円山応挙の幽霊画か、とのご推量がありましたが、さにあらず。答えはもっと単純に、承天閣美術館で行われている、「相国寺 金閣 銀閣 名宝展~パリからの帰国~」に行ったのでした。応挙は、「大瀑布図」というとても大きな作品が出ていました。

 この展覧会、なぜパリからの帰国かというと、昨年、パリ市立プチパレ美術館で、「Shokoku Ji, pavillon d'or, pavillon d'argent. Zen et art à Kyoto(相国寺 金閣 銀閣名宝展―京都における禅と美術―)」展」の里帰り公演(?)であるから。

 相国寺と言えば若冲だけれども、それ以外にも、周文や海北友松、野々村仁清の作品など、すばらしいものをたくさん持っているということがよくわかった。また、千利休作の花入れなど、お茶をたしなむ人なら、おお、と思うだろう品もたくさん展示してあった。

 一番印象深かったのは、夢窓疎石の墨蹟別無工夫 。

 「べつにくふうなし」と読む。

 「修行のための修行はなんの益にもならない。本来日常底の中にこそ仏法はある。各自が与えられた場所で真剣に物事に取り組む。あれこれと計らず、慮らず自らを尽くしきることこそ修行に他ならない。」との教え。

 これは、勉強なんかして何になるんだ?とかきいたふうなことを言う子どもへの答えともなりうるだろう。自らを尽くし、やってみた先でしかそれはわからないのだ。そのとき、どのような境地に立てているのかは「今」はわからない。つべこべ言わずにやれ、と大人は言ってやるのがよいのではないだろうか。

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dimanche 09 août 2009

オレにカレーを食わせろ~♪

 誕生日祝いに、とFさんが企画してくださった盛夏のカレー会。仕事が終わって、てけてけと歩いてお宅に伺うと、すでに料理は佳境に入っていた。カレーのよい香りに、昼ごはんが、リエータ・バー(50kcal)だったわたしは空腹のツボを刺激され、オレにカレーを食わせろ状態。001

 プレミアムモルツをいただいて、Fさん、Mさこさん、かもめさんと乾杯!いつものように今日の料理や説明の話を聞きながら、つまみ食いをしながら、お酒を飲みつつ「世界の料理ショー」的進行(笑)。

 おいしそうに炒められるシーフード。今日のカレーは、トマトを加えた、(自称?)地中海風カレーと鶏肉のカレー(イエローカレーとレッドカレーをブレンド)だそう。地中海風の方にこのシーフードがどっさり入る予定。003 013

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 ルイ・ジャドのロゼでもう一度乾杯。盛大におめでとうを言ってもらって、気恥ずかしくもうれしい。年々、感覚は長寿のお祝いになっていく(笑)。前菜は、みょうが、しょうが、炒り胡麻、オクラなどの薬味をたっぷりのせた仁助のお豆腐。仁助は、この辺りの地元の店なのだが、ここの豆腐は、豆の味がしっかりしていておいしい。004

 地中海風シーフードカレーに、ごはんはサフランライス。

 地元の朝市で買った生のトマトを入れようと思ったが、ちょっとかびっぽい匂いがしたので、トマト缶にしたとのことだ。やはり気候不順で、夏野菜は状態がよくないのかもしれない。

 画面から匂いが出ればよいのに!と思う。それくらいスパイスの香りがすばらしい。わたしが伺うまでにすでに3人で軍議がなされ、カレーの具材と「感じ」に即したスパイス戦略が決定していたそうだ。

 ターメリック、クミン、コリアンダー、ローレル、クローブ、シナモン、カルダモン、セージ、ジンジャー、ブラックペッパー、フェンネル、レッドペッパー、やや控えめにセロリシード、ナツメグはほんの少し。かもめさんが調香師のように、でき上がりをイメージして調合してくれたらしい。

 ..........何これ。。。おいしい。お~い~し~い~!!香るスパイス、脂はほとんどないのにこくがあって、辛さもばっちりで、体も温まりそう。シーフードはぷりぷり。わたしはキレンジャー並みにカレーが好きでよく食べるのだが、ここまでおいしいのは、店でもなかなか食べられないと思った。005

 二つ目はタイカレー。

 ごはんはタイの香り米、ジャスミンライス。ル・クルーゼのお鍋で炊く。初めてタイ米炊いてみるんやけどうまくいくかな、とFさん。いけるでしょ。。と言うと、何を根拠に?と問われるが、そりゃ、Fさんやからや。

 これも香りがとてもいい。一口食べれば、広がるこぶみかんの葉の香り!

 タイやヴェトナムの料理について、ナンプラー(ヌックマム)や、レモングラスや、パクチーの香りも重要だが、こぶみかんの葉の香りこそはずせない、とわたしは常々思っているので、つい熱く語ってしまう。

 かもめさんご持参の昨年のボジョレ・ヌーヴォーなどをいただきながら味わう。あまりにおいしいので、配給を待つ人のように並んでおかわり(笑)。F家の料理がおいしいわけの一つに、作業の丁寧さというのがあるということが見ていてわかる。わたしのがさつな料理っぷりが恥ずかしくなりますよ・・・。012     

 見た目はワインそっくり、コルク栓の日本酒MASUIZUYMI 2002。先日見つけておもしろかったので買ってみたものを持参。富山の満寿泉をラモネのモンラッシェのオーク樽で熟成させたのだそう。

 熟成感と樽香。酒かす、奈良漬?さらさら飲むのではなく、ちびちび舐めるように飲むような感じのお酒だった。あてには、自家製らっきょうの酢味噌漬けなど。011

 有り難いことに、プレゼントもいただく。

 Fさんからは、GABANの「スパイス屋さんのからあげ粉」。食材王のFさんは、日々いろいろなところで食材をチェックしておられるので、こんなおもしろいものもよく見つけるみたいだ。

 Mさこさんからは、かわいらしいラクダのブックマーク。胴体の部分を表紙に留めて、長いしっぽを本の間に挟むの。本は生活に欠かせないくせに、しおりは決まったものを使っていなかったわたし。さっそく今読んでいる本から、永く愛用させていただくことにする。もう、その辺にあるレシートとか挟みません(笑)。

 かもめさんからは、アニック・グタールの、ガルデニア・パッション。わ~、びっくり~。この梔子の香りは、シャネルの梔子よりも数段すばらしい。Mさこさんも、アニック・グタールがお好きなのだそうで、なんだかうれしい。単独で使ってもよいし、アニックの香りは重ね付けができるので、手持ちのル・シェブルフイユともきれいに重ねられそうだ。

 身に余るほどのお心遣い、本当にありがとうございました。深謝・・・。  015_2   

 最後にいただいたのはグリーンカレーのセット。あまりに熱く語ったので、こぶみかんの葉もたくさん(笑)。近々やってくる引きこもりの日々の楽しみに、からあげ粉ともども使わせていただきます。

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samedi 08 août 2009

リュミエール

010  今年は、心斎橋のリュミエールで、小豆が誕生日のお祝いをしてくれた。もう何年も、お互いの誕生日を祝うのを楽しみにしている。誕生日っていいねぇ・・・、などと言いつつ(笑)。

 ビルの3階のお店は、モダンな雰囲気。リュミエールとは「光」の意で、光にちなんだ吹きガラスのオブジェがガラスのプレイスプレートの上に置かれている。

 お手をふれないで下さいかなあ?とか言っていると、どうぞお手にとってくださいと(笑)。それぞれ形が異なっている。

 乾杯はグラスのシャンパーニュ。作り手はクリスティアン・セネ。注文すると、「最初はきゅっといきますか?」と、しゅっとしたソムリエ氏が言ったのが大阪チックで笑える。011

 はまぐり・鮑・ほたて貝柱の温かい前菜。魚介のぷりぷりした食感と身の甘さと、ふんわりした泡の心地、フランス料理らしい tiède (ティエッド)な温度がよく調和していた。

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  ボトルは白を開けることにした。

 ニュージーランドの、ノイドルフのシャルドネ2006。先日ワインバーで、ここのピノノワールを飲んでおいしかったので。

 しっかり樽の効いたこくのあるシャルドネだ。樽好き・小豆は絶賛していた。ちょっと高めの温度で飲むのがよかった。012

 ほうれんそうで巻いた手長海老 と筍、夏野菜のコンソメゼリーがけ

 筍は大陸原産の、春先に出回るものとは違う種類のものだとか。野菜は、鷹ヶ峰の樋口さんの夏野菜。オクラやきゅうり、トマ、茄子など、彩りが豊か。コンソメジュレのシートが上にのせてある。海老の頭の粉と、(たぶん)根セロリのピュレにんじんのピュレを添えて。にんじんのピュレはクミンのようなスパイスの風味がしておいしかった。013

 パン(シャンピニヨン)と、トマトソース。パンにつけるものとして出てきたトマトソースは初めてだったのでちょっとびっくり。

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 フォアグラ、鶏胸肉とトリュフの前菜

 ちりめんキャベツに包まれた中味は、左半分がフォアグラ、右半分が鶏の胸肉と刻んだトリュフ。ジロール茸ごぼうのグラッセピスタチオなどを刻んだものを添えて。

 ソースはシェリー酒を煮詰めたもので、フォアグラと鶏のどちらにつけてもよく合った。ワインとフォアグラは特に相性がよかった。 018_2    

 上対馬の天然鯛 ラタトゥイユ、パプリカのピュレ、サフラン風味の泡、レフォールのガレット

 皮目がぱりぱりと香ばしい。もちろん鯛そのものがよいので、サフラン風味の泡といっしょに食べてもラタトゥイユをソース代わりにして食べてもおいしい。レフォールのガレットは風味があまりわからなかったかなあ。  020_2

 選べる肉料理。わたしは、小豆は子羊と胸腺を。付け合せはやはり、万願寺などの夏野菜がふんだんに。少し交換してお互いの料理を食べてみる。鶉もおいしかったが、今回は子羊の勝ち、かな(笑)。肉の味がしっかりした野性味ある子羊で、とてもおいしかったのだ。

 お肉に合わせて、赤ワインをグラスに一杯ずつ。021 022_2         

 鶉にはスペインのテンプラニーリョ、子羊には、南仏のワインだった。

 デザートは、わたしはキャラメルフォンダン リンゴのシャーベットとソース添え、小豆は、生クリームとカスタードクリームを詰めた無花果のファルシとムートンロートシルトのオードヴィ・ド・プルーンのアイスクリーム023    

 運ばれて来てびっくり!お誕生日仕様だ。

 ホワイトチョコレートのバースデイプレートに、フィナンシェの台に刺した二本のろうそく。とても気恥ずかしくはあったが、お店の方に促され、ふっと炎を吹き消すと、拍手をしてくれた。小豆、ほんとにありがとう(^^)!

 キャラメルフォンダンは、ほぼフォンダンショコラと同様にできるそうだが、熱々の焼きたてにスプーンを入れると、ほろ苦いキャラメルがとろ~っと流れ出す。熱々のキャラメルと冷たいりんごのシャーベットといっしょに食べるのも美味。むちゃくちゃ作りたい欲が刺激されたデザートだった。

 小豆の選んだ無花果もとろけるようで、プルーン風味のこくのあるアイスクリームとの相性は絶妙だった。024

 食後はどちらもエスプレッソで。

 お茶菓子は、ココナッツをまぶしたギモーヴ、フィナンシェ、クッキー、砂糖衣がけのアーモンド、ガナッシュ、パート・ド・フリュイ

 フィナンシェと、ちょっと菫の風味のするパート・ド・フリュイが特においしかった。   001_2

 小豆がプレゼントしてくれた、和歌山のみかんの蜂蜜。年によって味わいが違うので、比べてみるのも楽しいとか。

 今年も楽しい誕生日を過ごすことができて、わたしは幸せ者だなあ、と思う。また、たくさんの方からお祝いのメールなどをいただけたのも、身に余る幸せであり、これも「有り難きこと」であることを忘れてはならないと思った。

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六道の辻

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 早いもので、もうお盆の頃となった。六道さんへ、おしょらいさんを迎えに行く。誰も皆、数十年の後には等しく鳥辺野の煙、蓮台野の露となる。

004  このお寺は、六道珍皇寺と言って、小野篁の冥界通いの井戸でもわりと有名なお寺。鳥辺野への道筋にあり、この辺りは六道の辻と呼ばれる。

 いつものように水塔婆を書いてもらって、迎え鐘をつく。日程の都合上、毎年8日に来ているのだが、今年はあいにくの土曜日で、迎え鐘には近年最高の長い行列ができている。炎天下で待つこと30分強。無事鐘をついたら、水塔婆を線香の煙で清めて、槙の小枝で水をかける。

 任務完了。今年も無事おしょらいさんを迎えに行けてほっとする。005

 近頃、門や境内がきれいに整備されているなあと思っていたら、今年はこんな麗々しいポスターまでできていた。

 六道まいりまで、観光化するつもりなのだろうか。しかしなんだね、旅でやってきた土地で、おしょらいさん迎えても困るだけなんじゃないかと・・・。

 余談だが、前から気になっていた、東大路松原をちょっと東に入ったところの、「中華料理 ルドルフ」という店は今年も健在だった。料理人がドイツ人・ルドルフなのだろうか?ドイツ風にアレンジされた中華料理が出るのだろうか。毎年気になって仕方がない。誰か調べて下さい・・・。

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  帰り道で、蓮の花を一輪買った。香りは、ベトナムの蓮茶と同じでちょっと独特だけれども、開いた姿はとても美しい。

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vendredi 07 août 2009

焼肉北山

001  誕生日のお祝いに、と弟とトモちゃんが連れて行ってくれたのは、紫野泉堂町という、ふだんの生活圏からかなり遠いところの焼肉屋さんだった。なぜここを?と尋ねると、テレビで船越栄一郎が、よく行く店として紹介していて、一度来てみたかったから、と言う。

 メニューをじっくり検分。牛・豚・鶏・海鮮・野菜、はたまた御飯ものや麺やサラダとメニューが豊富。ホルモンの種類が多いのが気に入った。たいていの部位は、塩焼き、たれ焼き、味噌だれ焼きを選べる。004

 お酒は黒ビールとふつうのビール(ブロンドとか言えばいいのかもしれないけど)。

 生のみすじ。からし醤油で。とろけるように柔らかで大変に美味。生レバーも、超新鮮!という感じ。これは胡麻油と塩でオーソドクスに。

002_3  焼き物は、このホソギアラ(赤センマイ)だけを指名して、後は弟たちにおまかせ。ホルモンはたいてい好きだが、特に、ホソとギアラがわたしは好きなのである。でも独立しておいてあるところは少ないかもしれない。

 ホソは塩で、ギアラは味噌だれで。特に味噌だれの味は秀逸で、ホソにもちょっとからませて焼いてみたが、ホソの脂とよく合って、塩焼きよりもよいくらいだった。

 他には、上ミノハラミツラミみすじ。すべてたれ焼きで。やはりここでも、周囲には白ごはんを頼んでいる人が多数。たしかにごはんは焼肉とよく合うので、食べたい誘惑にはかられるのだけれど、結局ピビンバとかそっち系を最後に頼んでしまう、というパターン。007

 やっぱり石焼きピビンバ。生卵もお肉も混ぜればすぐに固まるくらいの高温の石鍋。当然おこげもばっちり。よ~くかき混ぜて食べれば、お~い~し~!008

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.韓国冷麺って、食べたのは10年以上ぶりのような気がする。スープと言い、麺の不思議な食感と言い、ほかに似たものがない独特な麺類だなあ、と思う。最後はサービスで、凍らせた果物(パイナップル、バナナ)とオレンジが出てきた。

 すっかり満足。焼いた、焼いた!最初は、なぜに船越栄一郎?と思ったが、彼の言うとおり、そんなにむちゃくちゃ高いわけでもなく、肉もとてもすばらしかったので、すっかり感謝のメールでも書きたいような気分になっていたのだった。ありがとう、船越栄一郎~(笑)!!いやその前に、ありがとう、トモちゃん&弟!

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mercredi 05 août 2009

ほんやら洞のパン

001  切ったら端っこと真ん中とはずいぶん大きさが違うなあ。。という感じにぷくっとふくらんだこの食パンは、ほんやら洞のもの。

 トーストは薄切りよく焼きのカリカリ好みなのだけれど、このパンは厚切りトーストがおいしいような気がする。ふだんの好みとはこれも真逆に、ちょっとだけ薄く焼く。バターをじゅわ~っと染み込ませて食べる。朝においしいパンがあるとそれだけで幸せだ。

 他にはアイスコーヒーとトマト1個。冷やしトマトがとてもおいしかったのはやっぱり夏の朝だなあ。

 岩盤浴の温熱効果がすごい。これほどまでとは思わなかった。

 いつも閉め切った部屋でエアコンも入れず、朝まで平気でぐーすか寝ているのだが、岩盤浴で芯から温まったようで、昨日の夜は暑いと思った。窓を開けると物騒だし、エアコンは壊れているし、高熱を出した人みたいに、保冷材を取ってきてタオルを巻いて、首筋や四肢のリンパ節を冷やしてみた。すぐに涼しくなったのでぐっすり寝た。暑がりの人も、試してみるといいかも。リンパ節を冷やすのは暑さに効きます。

 今日は仕事帰りに、散歩がてらちょっと歩いてみた。風があって涼しくて、夏の夕暮れ時はよいものだ。

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mardi 04 août 2009

五香湯

 典型的な下京の街の子として育ったので、今でもお風呂屋さんに行くのは好きだ。昔は当時の我が家もそうだったが、お風呂のない家は今よりもずっと、街中には多かった。わたしも子どもの頃はずっと近くのお風呂屋さんに行っていた。残念ながらその近所のお風呂屋さんは昨年店を畳んでしまったが、昨年までは、建て替えて家にお風呂ができてもなお、父など、家風呂を忌み嫌い、お風呂屋さんにばかり行っていた。彼の唯一と言ってもよいほどのレジャーだったようだ。

 前から、機会があれば行こうと思っていた、五条大宮の五香湯へ、2回目。ここはなかなか楽しい街場のお風呂屋さんで、スーパー銭湯ではないのだが、岩盤浴や、アカすりエステなんぞもあるのだ。お風呂屋さんには歩いて、いわゆる「つっかけ」を履いて行くもんだと思っているのだが、歩くには少し遠いので、自転車はやむなし。

 前回は入れなかった岩盤浴の券も買って、まずは普通の入浴。とは言え、2階建てで、普通の湯船のほかに泡風呂、思わずトウガラシ成分でけほけほなりそうな薬湯、特殊な石を使った湯、電気風呂、水風呂、サウナなど、お風呂屋さんの王道とも言える湯船がいっぱい。当たり前のことだが、夕飯の支度どきの女湯はとてもすいている。

 時間が来たので専用の浴衣を着て岩盤浴の部屋へ。ビューチーアップ大作戦(笑)。ミネラル水や酸素水を飲んでおいて、体じゅうの水分を入れ替える、くらいの気持ちで。北投石というラドンを発する石を使ってミストを発生させているのだとか。入浴時間は50分。驚くほど汗が出る。すっきり。

 脱衣場には、髪の毛乾燥機と言ってもいい、入れば髪の毛が爆発するドーム型のドライヤーとか、マッサージ機とか、まだあったんかと驚くような定番のものがある。マッサージ機はまだやっていないが、髪の毛乾燥機は2度とも使う(笑)。だんだんと混み合ってきて、近所の人同士が、こんばんは、と言っているのや、お風呂上りに涼みがてら世間話に興じているのも変わらぬお風呂屋さんの風景だ。

 お風呂屋さんには、それこそ揺りかごから墓場まで(ちょっと違う?)、あらゆる年代の人が来る。ピチピチの女子、ぷにぷにした赤ん坊、しわしわ(失礼)のおばあさんに、貫禄のあるおばさんは、タオルで腹をぱし~んと叩いたりして、横綱土俵入りの貫禄だし・・・。そんな風に、いろんな裸を子どものときからずっと見ていれば、男も女も、健全な裸観(?)が持てるんじゃないかと思う。女の子たちもビューティー・ジャンキーにならなくて済むんじゃないかな。

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lundi 03 août 2009

最後の鮎

 遅番。子どもに迎えに来るから図書館で待ってるようにと言いつけ、閉館時刻を過ぎても親が来ない、といったことがあり、職場を出るのが少し遅れる。結局子どもは守衛さん預かりとなり、帰りがけにさらにボスが守衛室に様子を見に行っていた。夏休みはいろんなことが起こります。

 少し遅れてワイングロッサリーワインバーに到着。今日はかもめさんと。彼女はこのところずっとハードワークで、残業続きで大変そうだ。同一組織内であっても、仕事量が著しく偏在しているということは、富が偏在しているのと同じくらい確かなことだ。002    

 あら、今日のバーは落ち着いているみたい。

 最初の一杯、かもめさんはロゼのシャンパーニュ、わたしは、ニコラ・ジョリィレ・ヴュー・クロ 2005。ちょっと重いかも?というくらいになったシュナンブランも好きな品種。

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 アミューズは、海老のマリネリエット

 Fシェフのリエットは脂っこすぎず、お肉のよい味と香りがしっかり出ていてとてもおいしいと思う。いつももうちょっと食べたいなあと思うし、たぶんあっさりしているので食べられると思うのだが、残念ながら少量のアミューズなのだ。パンとリエットを注文して、タルティーヌにして食べるという野望は、望めば実現するだろうか。特別料理・要相談(笑)??003

 尋ねてみたら、鮎のコンフィはまだありました(^^)。産卵を終えれば、鮎も「落ち鮎」と呼ばれるようになる。でもなんだか、「落ち」っていやだなあ。「落ち武者」とか、なんか恐いし・・・。

 ちょっと重めのシュナンブランと、この鮎のコンフィは絶対に合う!と確信していたのだが、わたしの予想は正しかった。わたし的には、この上ない、最高の結婚だ。004

 せっかくなので、赤はボトルを開けることにした。ピノノワールを、とソムリエOに選んでもらったのは、ショップでは扱っていない、ニュージーランドのノイドルフピノノワール。ヴィンテージは2007。現代風に、スクリューキャップだった。ソムリエ指導の下、ちょっとテイスティングの練習をしてみる。

 一言で言うなら、開けたてからノリノリの味と香り。甘味というか果実味は強いと思う。でもギラギラはしていないので、するするとやわらかにのどをすべり落ちる。005

 田舎風テリーヌ。今日のはレバーの代わりにフォアグラ入り。パンとテリーヌを注文して、バゲットサンドウィッチにして食べるという野望は望めば実現するだろうか。特別料理・要相談(笑)??

 まさきこさんみやげと小耳に挟んだ、トリュフソルト。瓶ごと見せてもらったが、これはすごいねぇ。香りがまんまトリュフ。オムレツに入れたら、すぐに立派なトリュフのオムレツだ。きのこのクリームソースのパスタにかければ、トリュフのパスタ。おにぎりを握れば、トリュフおにぎり・・・ってこれはおいしいのか??ともあれこの塩は、永谷園の「松茸のお吸物」級のパワーがあるな。006_2       

 ベーコンとトマトソースのペンネ。実はたぶん、食べたことのないメニュー。オーソドクスにおいしいな。上記のきのこのクリームソースのパスタ・・・のくだりは、注文してから気付いたので試せなかったけど、これもおいしかったから満足。

 かもめさんに、かわいらしいポップアップカードをもらって、Fシェフ、Oソムリエ、S君にも乾杯してもらってとてもうれしかった。トウコさんネタが引っ張られたのはかなり笑えた。007_2    

 特筆すべきは、今日のメイン。フランス産の鶏のコック・オ・ヴァン。ワインバーという環境と特権を生かして、高級赤ワインでマリネされた鶏肉。香味野菜は玉ねぎとにんじん。あえて長時間煮込まず、鶏肉は1時間だけ煮込んだとのこと。そのため鶏はしっかりと元々の風味と食感を残している。でも、肉は骨からいとも簡単にはずれる。

 さらにソースだけを煮詰めて、あえてきれいに濾さずに粗濾しにして、本来の、田舎風に仕上げたのだそう。下に敷かれた、ソースをたっぷり絡ませたヌイユがとてもおいしい。プロの味なんだなあって思った。009   

 デザートはチーズ。

 アボンダンス・フェルミエ、ヴァランセ、マロワール

 農家製のアボンダンスは、グラム当たり1000円ほどもする、牛肉より高い高級品なのだとか。ヴァランセは1ヶ月ほど熟成させたもの。マロワールもまさにジャストな頃合い、という感じ。どれも甲乙つけ難いくらいおいしかった。008_2

 チーズに合わせるのは必ず甘いワインだ。

 今日のデザートワインは、ちょっと珍しい、ドイツのアイスヴァインで、しかもロゼ。

 レーズンのような濃縮感と、少しシェリーのような風味もわたしには感じられた。チーズを食べながら、少しづつ少しづつ甘いワインを飲むのはいいものだ。

 かもめさんにドン引きされながらも、「まだもうちょっと飲みたいなあ。。」と言いつつも何を飲めばいいかわからないでいたところ、ソムリエOが、先週のデザートワイインが少しあします、と出してくださった。010            

 ニュージランドの、シューベルトのデザートワイン

 こちらはとろ~っと甘くて、溶けそうになる風味。一口飲んで、お菓子が作りたい!と思った。これでサヴァイヨンとか作ったらすごくおいしいんじゃないかなあ。それから頭に浮かんだのが水蜜桃。桃をよく合いそうなので、マリネして生クリームを使ったデザートなんかどうだろう。

 今日もほんとに楽しいひと時だった。これからしばらく後には厳しい状況となるのは確実なんだけれど、なんとかやっていける気がするよ。皆さん、ありがとうございました(^^)。

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dimanche 02 août 2009

洋食 Katsui

 休日。今日はほんとに自分のしたいことしかしなかった日。一日丸々自分のための時間ってすばらしい!!朝7時半に目を覚ます。別の計画もあったので、夜中ずっと降ってたしなあ・・・と思いつつも一応テレビをつけて気象情報をチェック。やっぱりすごい大雨で、山陰線が止まっていた。だめだこりゃ、と思ってもう一度寝て、起きたのは10時過ぎ。なぜかその頃にはすっかり晴れていたが、もう遅い。10時間ほどゆっくり寝たのはすばらしい。また、夕方さらに寝たのもすばらしい休日。

 コーヒーを入れて蒸しパンを食べながら、のんびりと新聞の書評を見る。洗濯やちょっとした片づけものなど、負担にならない家事を少々。食料品の買い物に行ってから、ブードルズ風オレンジフールを作って冷蔵庫へ。

 後、心斎橋に出かける。4時頃、洋食 katsui にて、昼食・夕食を兼ねた一食。初めて行ったお店で、お店の人が、山形牛の網焼きと海老フライが人気で、二種類入ったランチがこれです、と「katsui コンビ」なる定食を教えてくれたので、深く考えることなくそれにする。2000円也。

 飲み物が付くということなので、軽くシャンディーガフを注文して本を読みながらのんびり待つ。よくある、ワンプレートに盛り付けられた定食を想像していたが・・・。

 さにあらず!!006

 サラダ!サラダ菜のほかにはプチトマト、キウイフルーツ、オレンジ、グレープフルーツ、パイナップル、生ハム、スペイン風オムレツ、かりかりのクルトン、さらにチーズまでかかっている。

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 同時に網焼きも登場。すごいボリュームに軽くパニックに(笑)。いや~、これはちょっと写真に撮っておかな、と思う。

 サラダ菜、たっぷりのさらし玉ねぎの上に香ばしく焼かれたお肉。焼いた甘長が3本。お肉は柔らかくて、肉の味も脂の味もとてもおいしい。004

 さらに頭付きの海老フライ登場。横のは鶏肉のカツだったのだけれど、これはもしかして海老二匹のはずが足りなかったとか??だってメニューに書いてなかったから・・。

 付け合せはブロッコリー、三度豆、バターで炒めたしめじやえのき茸。

 すべて一皿ずつ出てくるとはねぇ・・・。どのお皿も付け合せの野菜がたっぷり。

 パンかごはんが選べたので、ごはんにしたら、お茶碗のごはんだけではなく、なんと豚汁に、梅干一つまで出てきたよ!

 食べ切れるのだろうかと思ったが、昼夜兼食、一日ほぼ一食、がんばって食べましょう。完食。すっかり満足して席を立ったその時・・・。

 「今デザートをお持ちしますんで」と声がかかる。けげんに思っていると、「この時間帯(3時以降らしい)のお客様にはサービスしております」とのこと。007_2    

 柔らかいミルクのジェラート。最後には熱いお茶が出てきた。

 この遅いランチのサービスがあるのは日曜日だけらしいけれど、大阪やはり恐るべし。

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ブードルズ風オレンジフール

 先日、大変おもしろく読んだ、イギリスの食文化についての本によると、西インド諸島の砂糖農場のおかげで、18世紀のイギリスはヨーロッパ随一の砂糖消費国だったとか。紅茶に砂糖を入れる習慣もこういった背景があってのものであるらしい。

 今日は、ジュリー・カレンさんのレシピにより、ブードルズ風オレンジフールを作ってみた。最近、イギリス菓子を作ってみたいのだ(笑)。

 ブードルズとは、18世紀にロンドンのセントジェームズ通に設立されたクラブの名前で、そこで出された特製のデザートが、このフールだったらしい。003

 卵1個で小さなスポンジケーキを焼く。これを適当な大きさに切って、グラスの底に入れる。ついでにオレンジの果肉も入れて、オレンジの果汁とコアントローを合わせたものをかけて、ケーキに染み込ませてみた。

 その上に、オレンジとレモンの果汁とすりおろした皮を加えたさわやかなホイップクリームを重ねる。クリームにも香り付けにコアントローを。そして冷蔵庫でよく冷やす。008_2

 モンラシェグラスで作ってみた。そんなに形を整えるってこともなく、ざっくりと作る。シロップの染み込んだスポンジケーキと、オレンジの香りと酸味の、ひんやりさわやかなクリームの組み合わせがおいしい、夏向きのデザート。

 フールとトライフルの違い?う~ん。これはカスタードではなくって、生クリームベースだけどねぇ・・・。よくわかりません(笑)。 

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