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dimanche 11 janvier 2009

ミュルジェ

 かもめさんといっしょに、K志部さんの新しいお店、ミュルジェを訪問。場所はコート・デ・ブランの1階。K志部さんが迎えてくださったので、遅ればせながら、ご開店おめでとうございます、のご挨拶。上と比べて、カジュアルな感じになさったということだけれども、どうしてどうして。やっぱり超おしゃれ。・・・というベタな言葉ではなく、とてもスタイリッシュで、洗練された雰囲気だ。厨房は以前、ワインバーにおられた、Iさんが切り盛りされている。ソムリエでもあるので、もちろん1階のワインは、Iさんセレクト。

 カウンターの中には、「ボトルをさかさまにセットして、窒素ガスでワインをサーヴする機械」があった。(わたしはものの説明が下手な上、名前を聞かなかったのでどんなものかわからないと思いますが、そういう方はお店に行って見てください・笑)。この機械、今のところ、スクリューキャップのボトルや、発泡性のワインには対応していないので、メーカーで新しい技術を鋭意開発中なのだとか。久しぶりにK志部さんとIさんにお目にかかり、いろいろなお話をうかがいつつ、おいしいお料理とワインを楽しませていただいた。

 最初はやはり、シャンパーニュで乾杯。ポール・バラ。ちょっとラベルが前と変わっているみたい。001

 聖護院かぶらのポタージュ

 ものすごく寒い夜だったので、こんなアミューズをいただくと、ほっこりする。とろっと濃くて、スープと言うよりもかぶのピュレみたいな感じ。かもめさんは。かぶら蒸しみたいって。確かに、確かに。

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 鶏肉のテリーヌ

 粗めに切った鶏肉がころんと入った、あっさりめのテリーヌ。

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 トリップと白いんげんの煮込み

 トリップも白いんげんも好き。トリップのちょっとくせのある風味が、白いんげんのほくっとした香りとよく合うような気がする。とても柔らかで、味がしみこんでる。

 次は赤ワインを。アメリカのもので、サンセットロード メルロ 05。なんとなくアメリカっぽい派手さがあるようなメルロ。おいしかった。004

 炭火焼のメニューから、自家製ソーセージを。

 ソーセージには、白ワイン向き、赤ワイン向きがあって、これは赤ワイン向き。シナモン、ナツメグ、クローヴと、スパイスを効かせた味付け。

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 鯛のポワレ 千寿ねぎのクリームソース

 焼き目の香ばしい鯛に、優しい味の、葱のとろっとしたソース。

 ワインは白に戻る。エルカヴィオ ブランコ 07というスペインのワイン。006 007

 炭火焼の野菜

 北海道の雪化粧かぼちゃ、ペルー(だったか、どこか南米の?)ホワイトアスパラガス、栃木のジャンボマッシュルーム、茨城の千寿ねぎ。

 赤い岩塩、白い海塩、緑のエクストラヴァージンオリーブオイルを好みでつけて食べる。野菜ってやっぱりおいしいなと思う。008

 羊もも肉のロースト ソース・シャルキュティエール

 お肉屋さん風ソースという、玉ねぎと白ワインとピクルスが入ったソース。ベースになる、3時間ほど炒めた玉ねぎを見せていただいた。粗めに切ったピクルスが入って、少し酸味があって、さっぱりしたソース。でも玉ねぎの旨みはしっかり。

 もちろん赤ワインと合わせて。シャトー・ペイル・ルバード 05。うん。たまにはボルドーもおいしいなあと思う。

 最後はデザート代わりの甘いワイン、シャトー・グラン・ペイロー サント・クロワ・デューモン 2004 を飲みながら、ゆっくりさせていただく。上がお休みなので、K志部さんも今日はずっと1階におられた。また遊びに来たいです。今度は工場見学付きで(笑)。

 ミュルジェというのは、ニュイ・サンジョルジュの、よい畑の名前なのだそう。一度この、ミュルジェの畑のワインも飲んでみたいな。

 *ミュルジェ

  京都市下京区寺町松原下る植松町

  TEL 343-1177 月休

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Commentaires

聖護院かぶらのポタージュや野菜のグリルなどに惹かれます。美味しそうなお店ですね。

Rédigé par: angel | samedi 17 janvier 2009 14:50

angelさん,
また一つ、よいお店ができてうれしいです。
お料理、おいしかったですよ。

Rédigé par: はたこ | samedi 17 janvier 2009 22:23

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