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samedi 31 janvier 2009

いやしけよごと

 しばらく温存しておこうなどと言っていたにもかかわらず、結局開けてしまったロミユニキャラメル・ヴァニーユ。この前食べた、ブルターニュよりももっとやさしくなめらかなキャラメル風味。トーストしない食パンに塗って食べるとほんとにおいしいんだよね~、これ。でもなんでこんなに容量が少ないのか??キャラメルの塗り物は、ロミユニのとオーレリーの、チョコレートの塗り物は、ボワシエのがとてもおいしいと思う。

 夜は夜でまたしばらく温存しておこうと思っていたベルナションのタブレットをちょっと食べちゃう。表面にぎっしりついたカカオニブがかりかりして楽しい。ここのタブレットはとても厚くて、ちょっとやそっとでは割れないので、わたしはいつも1列ずつ包丁で切る(笑)。タブレットはほかではボナーのものと、やっぱりジャン=ポール・エヴァンも捨てがたいなあ・・・。

 ここ2、3日の間にめでたいニュースがちらほらと入る。年若い友人が、彼との将来へ一歩歩みを進めて、近く一軒屋に引っ越すとのお知らせ。わたしの家からもわりと近い場所なのでなおうれしい。

 トモちゃんの弟のゆうちゃんは、かなりイケメンのパン職人なのだが、長年の修行の甲斐あってついに3月に自分のお店を出すとの知らせ。ついに一国一城の主だ。そしてトモちゃんたち、弟夫婦は、新築のマンションの一部屋を買って、もうすぐうちの近所に引っ越してくる。いや~めでたい!唯一ぱっとしないのは一番上の姉であるわたしだけだ(笑)。

 万葉集のラストを飾る大伴家持の歌みたいに、よいニュースが雪のように舞い降りてくるような感じがした。降り積もる雪のようにどんどんよいことが重なっていってほしいもの。いやしけよごと。

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vendredi 30 janvier 2009

ポデスタ

 遅番の日だったが、少しゆとりがほしかったので、ふだんと1時間も変わらない時間に起きた。しかし時間というのは不思議なもので、ないときはもちろん、あるならあるでいらぬことに使ってしまうので結局いつも慌しい。

 今日は時間があると思ってついうかうかと、夕食を作り置くときにいつもより一工程くらい多い、鶏の南蛮漬けなどを作ってしまったので、結局早く起きたのにそんなに余裕!ってほどのことはなくなってしまった。他は畑菜とおあげの炊いたん(相変わらずタイタン星人だ)、蓬麩の白味噌の汁。これでお正月の残りの白味噌を使い切り、プレッシャーから逃れた。

 勤務終了後、桂駅のポデスタにて先輩としばらくおしゃべり。いつかブログにも書いた、アイスコーヒーに「珈太郎」という名前がついていて、しかもその珈太郎なるキャラはなぜか十手持ちだというコーヒー屋さんだ。千代原口に本店があって、自家焙煎をやっているけっこう大きな店みたいだ。

 鎌倉みやげのロミユニのキャラメルペーストをもらう。ここのキャラメルペーストはほんとにおいしいので、一瓶くらいあっと言う間だ。今回はキャラメル・ヴァニーユを。開けたら終わりなので惜しんで取っておこうかな。他には世田谷の長谷川町子美術館のグッズ、サザエさんのメモ帳(笑)をもらった。世田谷から三鷹のジブリ美術館まで自転車で行った話などを聞いて大変驚く。あんな坂の多い東京で自転車に乗るのは相当体力がいりそうだ。

 ずいぶん前に退職されている、別の先輩の消息などを聞く。その先輩とはもうわたしも長い間お会いしていないのだが、今はまったくよその土地に住まわれ、長いブランクはあったものの、最近またその土地の図書館でアルバイトを始められたとか。その話を聞いて、「芸は身を助ける」という言葉を思い出した。なるほど、正規の職員になるのは難しい。でもアルバイトや派遣でなら、資格と経験を生かし、ブランクはあっても、図書館のある土地でならどこでも口を糊することができるのだ。

 わたしは子どもの頃から、「一生できる仕事」「食いっぱぐれのない仕事」「手に職」「芸は身を助ける」を指針としてきたが、不完全とは言え、まずまずそういう仕事に就けたのではないだろうか。思いもかけず就いた職業だったにせよ。贅沢を言ってはいけない。

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jeudi 29 janvier 2009

テーベッカライ

004_2  ツッカベッカライ・カヤヌマで買ってきた、テーベッカライ。極めて上質で、大層おいしいと聞く。。。

 見たとおり、缶に本当にきっちりと詰まっているので、最初の一個がなかなか取り出せない。力を入れれば割れてしまいそう。数学的に緻密な計算がなされた上で詰められているのかも・・・(笑)。

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 種類は三種類。四角いのは、シナモン風味の生地にラズベリーのジャムを薄くはさんだ、シナモン。丸くて茶色い、マカロンみたいなのが、ウィーンの工房で作られたオリジナルチョコを使った、チョコレート。二枚の絞り出しクッキーの間にチョコレートがはさまっている。丸くて白いのが、アーモンドパウダーたっぷり、ヴァニラ風味のバニラ

 どれも、バターをふんだんに使った、とてもリッチなクッキー。口に運んで、ほろりとくずれた瞬間に、おお!と思うようなおいしさ。食感も、その際立った風味も、まさに「上質」という言葉がぴったりだ。ちょっとこんなクッキーは食べたことがないなあ・・・。ん?一度だけあるかも??昔、ウィーン菓子を習ったとき、先生が作ったヴァニレキプフェルンは、この詰め合わせの中の「バニラ」と同じくらいにおいしかった。しかし、ここまでクッキーをおいしくしようと思ったら、材料(費)に糸目はつけません、といった感じでやらないとできないだろう。

 確かに。いいお値段(笑)。しかし、とてもリッチな生地のため、一回のお茶の時間につき、一種類づつ三個食べれば十分満足するのでかえって経済的か(笑)?少なくとも、柔道部や相撲部男子たちのおやつに出してはいけないだろう。

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mercredi 28 janvier 2009

サロン・デュ・ショコラ

 今日から京都でも、サロン・デュ・ショコラ開幕。今年も狩りのシーズンなのね(笑)。幸い今日は公休日だったので、朝一番に参戦。開店5分前に行ったのだが、今日のセミナーの整理券はすべて配布し終わっていた。

 時間節約のため、9階の大階段横の入り口から入店する。まずベルナションのブースに向かうが、既に長蛇の列で、行列もなかなか進まない。売り子さんがいないなどという声も聞こえたが、昨年も同じようなことがあった。どうして毎年初日は混乱するのだろうか。本を読みながら待つので行列もそんなに苦にはならないが、40分ほどで順番が回ってきた。

 会場を見れば、やはりベルナションとアンリ・ルルーが一番の人気のようで、いつまでたっても行列はなくならない。そして理由はわからないが、ロレーヌの、フランク・ケストナーも大人気のようだった。さすが初日ともあって、ショコラティエも多数来店しており、各ブースで写真撮影を頼まれたり、サインをしたりしていたが、わたしもつい、アルノー・ラエール氏と握手してしまった(笑)。

 わたしは東京の会場で買ったのだが、今年はボナが出ていた。ここのタブレット(板チョコ)は種類が多く、とてもおいしいのでタブレット好きには大変おすすめだ。他には、メッスのフランク・フレッソンのボンボン・ショコラと、アルノー・ラエールのものを少々買った。006_2 007_2

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.ベルナションのボンボン・ショコラ。美食の都リヨンの名店だが、長くリヨンから出なかったため、日本においては知る人ぞ知る名店だった。先代のモーリスさんは既にお亡くなりになっており、今は息子さんが継いでいる。今もリヨンにしか店を構えていないはずだから、リヨンに行く人はぜひ行ってみればよいと思う。

 大粒で、ちょっとごつごつした感じのボンボン・ショコラは、イマドキの、小粒で皮が薄くてつるんとしたものを見慣れていると、ちょっとクラシックに過ぎるといった印象を受けるかもしれない。味も、甘味のしっかりした(もちろんカカオの風味も)昔ながらの味わいだ。これも既に古典の域なのかもしれない。甘いながらも、プラリネの風味などは抜群だ。プラリネが苦手なわたしが言うのだから間違いない(笑)。スペシャリテは、円盤状のpalet d'or(パレ・ドール)漆黒のショコラに金箔が映えて、蒔絵を思わせるような美しさだ。

 昼から散髪に行ってすっきりする。手相を能く見るという新しい同僚が、一番手っ取り早い厄落としは、爪を切ることと髪を切ることだと言った。節分前の厄落としだ。

 ほんに今夜は節分か、西の海より川のなか落ちた夜鷹(よたか)は厄落とし、豆沢山(まめだくさん)に一文の銭(ぜに)と違って金包み、こいつあ春から延喜(えんぎ)がいゝわえ

 節分の頃になるといつも思い出す三人吉三。節分には厄落としをすると決まっている。さっきもベルナションの話で、つい先代が・・・なんて書いたけど、歌舞伎を見ながらついつい先代が・・・などと言ってしまうと、どうも年を取ったなあ・・・という実感が湧いてきてうれしくない気分になることよ(笑)。

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mardi 27 janvier 2009

東京(5) ロリオリ365

 伊勢丹で友人と待ち合わせて、買い物をしてから友人宅を訪問。早めに行って、あれこれ見て回る。新宿はちょっとごみごみし過ぎていて実はあんまり好きでもない街だけれど、伊勢丹は好き(笑)。京都よりも一週早くサロン・デュ・ショコラをやっていたので一通り見て回る。ベルナション、アルノー・ラエール、アンリ・ルルーなど、カリスマたちが各ブースに勢ぞろいだ。土曜日だということもあってか開店直後だというのに見る見るうちにブースに行列ができていた。

 地下に降りて昼食のためのお買い物を始めて、途中で友人と合流。ちょうど「冬の京都の美味」という催しをやっていた。京都のものを見るとは思わなかった。

 いや~、やっぱり新宿伊勢丹の地下は楽しいな♪ワイン売り場も広くて見やすい。手ごろなプロセッコを1本購入。メゾン・カイザーで、いちじくのパンと、ギャラリー・ラファイエットのための配合で焼いたパン(名前は失念)。ここのパンはおいしいと思う。こっちの伊勢丹でも扱わないかなあ・・・。アンデルセンだけではどうも・・・。007_2 008_3

 こっちのエディアールではお惣菜も売っている。

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 クライネ ファイエルンのフィンガーフード。どれもほんとに小さく、精巧に作られているし、お値段も相当のもの。でもこういうものにもそこそこニーズがあって商売が成り立っているというところが、東京という街の圧倒的な人の多さを感じさせる。

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 お菓子は思い切りかわいいのを。娘のさくちゃんも喜んでくれそう。

 ロリオリ365のケーキ。この店は、表参道のアニバーサリーの本橋シェフの系列(?)の店なので、さすがのラヴリィなデコレーションだ。中はいちごのショートケーキ。

 買い物を済ませて初台の友人宅へ。途中、不動通り商店街でさらに中華などを買って帰宅。不動通りは生活密着型の商店街だけど、やはりちょこちょこ新しい店ができており、少しづつ小奇麗になって行っているなあ・・・。

 着いたらまずはF君の仏前にあいさつだ。ちょっと久しぶりやけど、また来たし。これから宴会やし。

 みんなで昼食の準備。祭りだパーティーだと子どもたちも大はしゃぎ。そうだよ。久しぶりなんだから。食べることに飽きると、息子はくしやブラシを出してきてわたしの髪で散髪屋さんごっこを始めるは、レゴブロックをやろうと床一面にぶちまけるは・・・(笑)。

 娘が、今日が借りていた本の返却期限だと言うので、みんなで散歩がてら近くの図書館へ行ってみる。地域密着型の小さな区立図書館だが、3階建てだった。図書館は歩いて行ける場所になくっちゃね。011

 散歩は、幡ヶ谷不動経由。

 ここもそうだし、深沢不動、高幡不動など、~不動という地名が多いことは前から気付いていたが、目黒や目白といった地名が、そこにあった不動明王の(仏画だろうか?)目の色からきていると知ったのは最近のこと。不動明王への信仰は全国的に非常に盛んであるが、ことに東京(江戸)では盛んだったようだ。

 帰ってきてロリオリのケーキでおやつ。切って切って~、とはやる息子に目がキラキラの娘。かなり気質が女の子のようだ(笑)。

 お茶を飲みながらのんびり遊んで、名残惜しいけれど夕方に辞して、バスで新宿に向かい、夜、京都着。

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東京(4) クリスピー・クリーム・ドーナツ

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 ホテルの向かいがクリスピー・クリーム・ドーナツだった。いつ来ても行列だったので未だに食べたことがない。昨晩は夜だというのにまだ行列していたので、まだまだ落ち着いてないんだろうかと思っていたが、さすがに朝はすいていたので、ドーナツの朝食を。

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 まったく並ばなかったのに、まだほんのり温かいのを一つもらってラッキー。わたしは砂糖ごろもというものが大好きなので、このオリジナル・グレーズドはおいしいと思う。もう一つはパウダーレモン。粉糖がけのドーナツの中には甘酸っぱいレモンクリーム。

 ホットコーヒーも味の好みによって、スムースかリッチかが選べたので、苦味の強いリッチを。

 どこのものでもそうだけれど、ドーナツは揚げ立てから少し時間がたって、ほんのり温かい頃合いのが一番おいしい。冷めるとほんとに感心しない味になる。テイクアウトの場合、オリジナル・グレーズドは温めるのを勧めているようだけど、グレーズが溶けたりはしないのかな。003

 29階の部屋より西を見る。すごく東京っぽい景色。高いところから見渡すといつも、「あほと煙は高い所に上る」という言葉をつい思い出して、くすっと笑ってしまう(笑)。

 部屋に配られた読売新聞を読んだりしながら、しばしのんびり。

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lundi 26 janvier 2009

東京(3) ツッカベッカライ カヤヌマ

 ゆっくりとアフタヌーンティーを楽しんだあと、あともう一軒くらいお付き合いできますと言ってくださったので、溜池山王のウィーン菓子の店、ツッカベッカライ カヤヌマへ。

 余談だけれども、東京にも気になる地名は多い。この溜池山王もそうだ。特に「溜池」って??(笑)。それとか「十二社池の上」。しかも「じゅうにしゃ」じゃなくて「じゅうにそう」。友人宅から帰るときにバスでいつも通るところなのだが、一度降りて見てみなければと思っている。・・・閑話休題。

 落ち着いたファサード。お隣はオーストリア料理のレストランになっているようで、お菓子のイートインはなく、テイクアウトのみ。店内は落ち着いて、重厚な感じ。写真がないと説明もしにくいけれど、ウィーンの老舗コンディトライ(デメルとかね)の雰囲気。黒っぽいどっしりしたテーブルにたくさんのクラシックなお菓子が並んで、その色が映えているような。

 つやつやと黒光りするザッハトルテにカルディナルシュニッテン、おー。シュネバーレンまで!こちらではウィーン菓子の店はあまりないのでうれしいな。ドボストルテがあったら絶対に買おうと思っていたが、残念ながらなかった。

 予定どおりザッハトルテとテー・ベッカライを買ったものの、どうしても生菓子が買いたくなって、一つだけ購入。夜にホテルで食べよう。

 お買いものを済ませて、溜池山王の駅でassamさんとお別れする。また次回、京都か横浜で(^^)。

 夕闇は迫ってきていたけれど、赤坂まで歩いて赤坂サカスをくるっと見物。そう、わたしは物見遊山が好きだ(笑)。

 010 Bizタワーのすぐ近くの、「みやざき料理でんでんでん」にて、チキン南蛮とビールの夕食。このお店は、以前angelさんが日記で紹介されていたお店で、そのとき拝見した、チキン南蛮の写真がすごく印象的だったので、チャンスとばかりに来てみた。すっかり参考にさせてもらっております(笑)。

 わたしは本場のチキン南蛮を食べたことがない。写真ではすごくこってりしていそうに見えるが実際はそうでもなく、甘酢も甘さ控えめのすっきり系で、タルタルソースはさらし玉ねぎがたっぷりで、サラダのような軽い味。甘酢もソースも、鶏肉そのものもおいしくて、ぺろりと平らげた。お店の人の話では、現地のものはもう少し甘めの味つけで、ごはんによく合うのだとか。ここではお酒に合うようにあまり甘くはしていないとのこと。突き出しで出てきた、いかの明太子和えと、ピクルスのようなサラダもおいしかった。最後においしい金柑をサービスで出してくださったのでありがたくいただいて帰る。

 011_2 ホテルは新宿。どんどん西進しております。このまま甲州街道を西へ向かって、甲府に行こうかなあ・・・(笑)。

 サザンテラスは、青色発光ダイオード。最近はほんとにどこでもイルミネーションだ。

 ホテルは、ホテルセンチュリーサザンタワーの29階の部屋。チェックインしてほっこりとする。異常に暖かな一日だったので、コートを着て歩き回っていたら、けっこう汗をかいていた。

 さて。落ち着いたことだし、買って来たケーキを食べようかな(笑)。スタバでコーヒーを買ってきて、ついでにフォークも1本いただいてきた。012

 クレームシュニッテン。陰でよくわからないけれど、ヴァニラビーンズの粒々がすごい。薄い折込みパイの間は全部濃いカスタードクリーム。「クリームの切り菓子」という名前どおり、これは、クリームの、クリームによる、クリームのためのお菓子だった。しかし残念ながらちょっとわたしの好みには合わなくて、完食できず。

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 ザッハトルテ。別売りの生クリームは買わなかった。

 つやつやと黒光りする、この美しいザッハグラズュール・・・!昔、ハイナーで、このグラズュールをザッハマッセに上掛けする工程を見学させてもらったことがある。ザッハグラズュールは作るのが難しいのだが、うまく調整されたグラズュールを大胆に、一気に上から流しかけると、黒くつやつやした美しい仕上がりになる。

 本物のザッハグラズュール。久しぶりにに食べた。中には軽やかなザッハマッセにアプリコットジャム。古典だなあ・・・。古典はいいものですよ。

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dimanche 25 janvier 2009

東京(2) ラデュレ

 ようやく来ることができた三越2階のラデュレにて、assamさんとともにアフタヌーンティー。わたしの到着が遅れ、少々お待たせしてしまった。並ばなくてもよかったのはラッキー。そろそろ落ち着いてきた頃なのかも。席に案内されるまでの間にショーケースのケーキやマカロンをじっくり品定め。どれもほんとにおいしそう。004

 アフタヌーンティーの注文は2名からで、内容はこんな感じ。

・フルーツジュース(オレンジまたはグレープフルーツ)
・温かいお飲み物(カフェ、ティーまたはショコラショー)
・お好みのサンドウィッチ4個(3種類から)・・・1人2個
・マドレーヌ2個、フィナンシェ2個・・・1人1個ずつ
・マカロン4個・・・1人2個
・お好みのパティスリーを2個・・・1人1個

 ジュースはオレンジを選んだ。フレッシュな果汁、絞りたて、という感じ。ちょっと朝食みたい(笑)?紅茶はたくさんの種類がある。とてもフランスらしく、花や果実の香りを複雑にブレンドした香りのよいお茶も多い。かなり迷ったけれど、結局メランジュ・ラデュレにする。お茶はポットでサーヴされるのだけれど、選ぶ種類によっては茶葉が入っていないので、後でさし湯ができないのが残念。006_2

 テーブルはそんなに広くはないので、食べ物は三段トレイにのっている。下段には選んだケーキと、本当に小ぶりで半口分くらいのマドレーヌィナンシェ。中段には、選んだサンドイッチ。丁寧に一つずつ硫酸紙で包まれている。上段には選んだマカロン。カラフルでとってもかわいい。英国風のスコーンなどはなし。

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 サンドイッチは手前がツナたまご、奥がチキンたまご。たまごと具材がとてもなめらかな状態までマヨネーズと和えてある。昔、パリのサンドイッチの店で食べたチキンのサンドイッチの味をもっともっと上品にしたような味だなあ、と思ったので、けっこうスタンダードなパリ風な味つけなのだろう。

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 ケーキは、ああ、これが食べたかったのよ(笑)、サントノレ・ローズ・フランボワーズ。ほんとにきれいなお菓子だなあ。。。

 シュー生地の台に甘酸っぱいフランボワーズのピュレ、まわりには、ばら風味のフォンダンがけの小さなシューが3個。中にはクリームが詰めてある。たっぷり絞った薄いピンク色の生クリーム。これはクレーム・レジェールを使っているのかどうかはわからないが、軽くて甘さも控えめ。上にはフランボワーズとばらの花びら。

 思ったよりも甘さが控えめな中でとろけるようなフォンダンの甘さとふわっと広がるばらの香りが印象的だった。

 マカロンは、「オレンジの花」と「マンゴーとジャスミン」の2種類にした。どちらもこの前食べなかったもの。特にジャスミンの香りが個性的で、どちらの風味もちょっとアロマテラピーを思い起こさせるような感じ。わたしはけっこう好きなのだが、はっきりと好みは分かれるかも。

 お久しぶりにお目にかかるassamさんといろいなおしゃべり。パリのおみやげに、アルノー・ラエールのチョコレートをいただく。帰ってからのお楽しみだ。わざわざありがとうございます(^^)。1月1日にパリに着き、ラデュレに行ったら、なぜかデイヴ・スペクターがいて、「一人2個ですから」とかなんとか、お菓子の個数制限を教えてもらったのだとか。なぜにデイヴから(笑)??しっかり一緒に記念写真を撮ってきていたのがまた笑えた。

 最近パリでは若者にも人気が出て、新しいお店もたくさんできているのだそうだが、サロン・ド・テはずっと長い間、裕福なマダムしか行かなかったところ。ラデュレの内装はそんな優雅な時代の雰囲気がする。

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東京(1) 待乳山聖天

 23日から、1泊の東京行き。出発の直前に風邪をひき、あわや予定キャンセルかとも思ったり、当日は予定の新幹線に間に合わないなど、いつになく幸先のよくない旅の始まりではあったが、どうにか出立。

 いつものことながら、あっと言う間に東京到着。新幹線は、ワープ航法を使っているに違いない。今回は名古屋~小田原の間の空間をワープしていたようだった。特に綿密に計画したわけでもなかったが、今回は東から始める西進の旅。002

 浅草は20年くらい前に一度来たきりだが、外国人も日本人も、本当に観光客の多い街だな。しかしわたしの目指すのは雷門でも浅草寺でもなく、待乳山聖天(まつちやましょうでんだ。

 人々は、実にさまざまな神仏を信仰しているもので、そういった信仰の在り方や、信仰の現場を知り、見せてもらうことは非常に興味深いことだ。ことに現世利益も重視する信仰は大変に興味深いもので、それを通じて人間のありようそのものが見えてくるような気がする。

 人間というのは本当にわけのわからない存在だ。そんなわけのわからない人間が、これまたわけのわからない人間に対して、わけがわからない、と悩んだりする。わけのわからない人間がひしめきあって暮らしているのだから、この世界が常に混沌としてわけがわからないのは当たり前のことだ。

 聖天信仰のメッカとも言える生駒山があるからだろうか、「聖天さん」(大聖歓喜天)への信仰は、主に関西で盛んなのだという。なるほど確かに、たとえば京都なら、山崎聖天、西陣聖天(「歓喜桜」で有名な雨宝院のことだ)、大阪には福島聖天など、思いつくだけでもたくさんの聖天さんを祀る場所がある。関東では少ないという聖天信仰の場を訪ねてみたかったのだ。我ながらマニアックだが(笑)。

 だいたいにおいて、天部の信仰というのは難しく、非常に神経を使わなければならないものらしい。特に聖天さんについては、「聖天さん都市伝説」とも言いたくなるような恐ろしげな話があるからか、会社の屋上にお稲荷さん(こちらも一説では荼枳尼天と呼ばれる天部なのだけれど)のお社は建てても、聖天さんを祀る人はいない。しかし、信仰すれば富貴が得られ、王ともなることができると言う・・・。

 待乳山は、浅草の中心地から少しだけ離れたところにあった。観光客は誰もいない。近辺に公園があって、「池波正太郎生誕の地」という看板が出ていた。そうだったのか。

 手水舎で手と口を清めて、本堂へ。そっと戸を開けて入ってみる。聖天さんは秘仏なので、直接見ることはできない。ハンガーなども備えてあり、コートを脱いでから中へ。そこは非常にコアな信仰空間であった・・・。

 先客が一人。経典を載せる台を前に、静かに、しかし一心不乱に祈っている様子。まだ若い人だ。次に来た人は、社運をかけて祈っているような感じで祈祷(?)の領収書を切ってもらっているようだった。社長なのだろうか。ほとんどの人がお寺の人とは顔なじみの常連さん(?)のようだった。

 手を清めるための塗香(ずこう)が置いてあったので、手を清める。よい香りだ。見れば、台の上にたくさんのお花と大根が供えられている。すると新たな人がやってきて、その台の上にお花と大根をお供えした!そうか、これは人々がお供えしているものなのか。

 わたしもお供えしたくなり、お寺の人にどこで売っているのか尋ねると、入り口近くのお茶所のようなところで、「お分けしています」とのことだったのでさっそく行って、お花一束と大根1本を「分けてもらって」くる。再び本堂に入るわたしはなんとなく嬉々としていたに違いない。そういうシステムを体験したことがないのでなんとなくうれしかったのだ。

 聖天さんと十一面観音は密接な関係がある。それぞれ真言が書かれてあったので唱えて拝む。先客の熱心な祈りはまだ続いていたが、わたしは静かに辞す。

 帰りには小さな子どもを抱いた若い母親が、やはりお花を分けてもらって上ってくるのとすれ違った。近所の人も気軽にお参りに来ているようだ。関東では少ないらしいが、それだからこそなのか、ここでは非常に盛んに、熱心に信仰が行われているようだった。観光無縁の、ディープな信仰の世界であった。

 生駒には行ったことがないのでわからないが、今までわたしが行ってみた聖天さんのお寺はみな古くて小さくて、ここほどは盛んでもない(すみません。。)感じだったので、少し驚いた。ご祈祷のパンフレットがあったので見ると、きっちり長期間されるようなのに非常に安かったのにも驚いた。

 さて。亀十で、あんこマニアの小豆のためにどら焼きのお土産を買い、銀座へ急げ!

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jeudi 22 janvier 2009

へびのかんごふさん

 風邪はいつも気合で治す、と、昨日ライブ王が言ったので、どうやればよいのか聞いたのだがもう一つよくわからないので、わたしは医学と薬の力で治します。

 夕方、雨の降る中、歩いて近所の耳鼻科へ行った。すると、鼻の穴から内視鏡をつっこまれて撮影した声帯の写真をプレゼントされた。ふ~ん。自分の内部ってあんまり見ることもないから興味深い。幸い炎症はなく、真っ白できれいな声帯。そう言えば以前、眼科で「きれいな眼底ですねぇ・・・」とか、整形外科で「真っ白で密で美しい骨だなあ・・・」とか、褒められたことがあるが、なんせ見えないんでもう一つうれしくない。「わたし、解剖したらスゴいんです!(?)」

 それにしても内視鏡というやつ・・・。鼻から通すのも、ぎょぎょぎょぎょぎょ~って感じで、わたしはもんのすごい顔をしていたにちがいない。先生はごめんねごめんね~って言っていた。

 51jk5tnm97l__sl500_aa240_ うへぇ~と思いつつも、お気に入りのシュールな絵本、『さるのせんせいとへびのかんごふさん』を思い出していた。さるのお医者さんといっしょに働く、へびの看護婦さんは、その長細くて柔らかい体を生かして、患者の身長を測ったり、腕にかぷっと噛み付いて注射をしたり、にょろにょろと穴から入って、内視鏡になったり、とってもとっても有能なのだ。

 鼻とのどへの薬の噴霧、ダブル吸入。患部にダイレクト!どうも内科は隔靴掻痒感があっていけない。わたしの風邪は耳鼻科に限るぜよ。

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mercredi 21 janvier 2009

ホットチョコレート

月曜日、ライブ王にデジカメを預けて ついうっかりとそのまま帰ってしまった。昨日お菓子の写真を撮ろうとして初めてそのことに気づく。長い間カメラなしでも困るので、遅番終わってから西院のスタバで待ち合わせて忘れ物を受け取る。

 家と職場の間、つまりふだんの行動半径にはスタバがないので、最近ではあまり行かなくなっていたが、たまに行くと新しいメニューが出ていたりしておもしろい。ヴァレンタイン・ドリンキングチョコレートという季節メニューを飲んでみた。甘くてとろっと濃厚でおいしい。ふつうのモカの比じゃないなあ。

 汗をかいた後の冷えと、納戸のほこりがきっと悪かったに違いない。案の定、といった感じで風邪をひき、体力、気力とも大幅に減退。今風邪をひくのは非常に困るのだが、運が悪いのを嘆いてもしかたがない。薬を大量投与。明日で80パーセントの治癒を目指すが治らなければ予定もキャンセルを余儀なくされるかも。ほんとは耳鼻科に行けたらいいんだけどなあ。明日の仕事をャンセルしたいが(笑)。

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mardi 20 janvier 2009

Mousse au Chocolat

 朝9時過ぎに起きたら腰痛だった。昨日のライブのせいか。やはり寄る年波には勝てないようだ。痛む体に鞭打って、プラごみ出し、普通ごみ出しと、火曜の朝の仕事。洗濯をしながら、ガレット・デ・ロワの朝食。昨日心斎橋に行ったので、大丸地下のポールで買ったものだが、衝撃で見事にフイユタージュがばらばらになっていた。そう言えば今年はガレット・デ・ロワをまだ食べていなかった。まあフランス人じゃないからいいんだけどさ。しかしオーブントースターで少し温めて食べると、やはりおいしいものではある。

 コーヒーを飲みながら洗濯待ちでぼ~っとしていると、ふいにムース・オ・ショコラが作りたくなった。しかしあると思っていたチョコレートが知らぬ間に父親に食べられてほとんどなくなっていた。仕方がないので近所の店に板チョコ1枚買いに行く。ちゃちゃっと作って、冷蔵庫へ。おやつの時間が楽しみだ。

 なんだかんだと雑用開始。自宅待機していた甲斐あって、ようやく回ってきた古紙回収車をつかまえた。あわてて外に飛び出して車を呼び止め、痛い腰に鞭打って、重い本の束などを何往復もして階下へ運ぶ。やっとたまっていた新聞やら本やら段ボールやらを処分できてすっきりだ。Cai95ach_2 Ca95lfsd

 楽しみなおやつは、ムース・オ・ショコラ。グランマルニエ風味で。お~!これ、テキトーに作ったのに、ヤバいくらいにおいしいわ。計量すらもだいたいで、ちゃちゃっと作ってもおいしいのがこういったビストロ&家庭系デセールのよいところ。あなどれませんよ。

 夕方、納戸を片付けていると、弟とわたしの、幼稚園時代のアルバムが出てきたので眺める。こう言ってはなんだが、うちの弟は本当にかわいい。今はすっかりおっさんなのは言うまでもないが、あらためてアルバムの写真を見れば、もう、自分の息子にしたいくらいのかわいさだ。これはトモちゃんにも見せなければ。

 入園式や卒園式の集合写真を見ると母親たちは100%和装だ。今はそういうセレモニーに和服を着ていく人はほとんどいないと思うが、わたしたちの子どもの頃は、そういう文化がまだ色濃く残っていたのだ。普段着ですら和服のお母さんもさして珍しくもなかった。昭和は遠くなりにけり、だ。

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lundi 19 janvier 2009

No music, No life

 アメリカ村の、KING COBRAにて、怒髪天のワンマンライブ、「怒髪天 ウンガラガッタ tour’09 ”新春 接近戦10連発”にライブ王と参戦。11月のマキシマムザホルモンとの対バンのチケットが取れなくて行けなかったので、ちょっと怒髪天は久しぶり。対バンも楽しいけど、やっぱりワンマンの方が満足感があっていいな。

 KING COBRAは行ったことがなかったが、雑居ビルの3階の、小さな小さなライブハウスだった、往年のチキンジョージみたいな感じもあるけれど、それよりも小さい。zeppみたいに大きくて整備されたライブハウスもいいけれど、小さくて小汚い(笑)ところはなかなか味がある。そんな狭い場所に、200人くらいは入っていたようで、ちょっとやばいのでは?と思うくらいの人口密度。ライブの最後の方には結露して、天井から鍾乳洞みたいにぽたぽたとしずくがしたたっていた(笑)。

 ♪No music, No life!からライブは始まって、いつもどおり、いや、いつも以上の盛り上がり。増子さんのMCってなんであんなにおもしろいのか。ツアー名の「ウンガラガッタ」は、7日に出た新曲の歌詞から。なんのこっちゃ。新曲のタイトルも「労働」って・・・(笑)。

 ライブに行くというと、スカパラと怒髪天がほとんどだけど、この二つは、正反対と言っていいくらいに異質。でも甲乙つけ難いくらい両方とも楽しい。CDで音楽を聴くよりもライブに参加するほうが断然楽しい。

 スカパラのライブは、スタイリッシュで都会的。「スカ」だからではないけど(駄洒落)、頭の上がすか~っと晴れ上がるような感じ。怒髪天は、逆に、地面からパワーが湧き上がってくる感じかなあ・・・?はっきり言って、スタイリッシュ無縁。ほんとに泥臭い(笑)。今日も2時間ほど、大声で歌ったり笑ったり踊ったり。オールスタンディングは好きなのだけれど、このバンドもお客は男の人が多いので、どうしても小さいわたしは埋もれてしまう(笑)・・・。

 怒髪天の魅力とは?ライブ王ははっきり、「好き嫌いがある」と言う。でもわたしは「きっといける」と思ったらしい。確かにねぇ。気に入らなかったら、一回きりで絶対行かないもん。

 ライブ王は、重たい歌詞を悲愴にならず、笑いにして歌ってるところが良いと言う。わたしもそう思う。それにわたしもきっと増子さんが好きなのだろう。彼の熱さ、正直さには嘘がないような気がする。しんどい思いをしてきた人だけに、真摯すぎるほどの思いがあるのに、恩着せがましくなく、自分に酔うでもなく、そんな自分をちょっと笑ってるようなところもいいな。♪生きてるだけでオッケー!いろいろ、あるけど♪とはよく言ったものだよ。

 さて、ライブ終了後、少し歩いてDAIGAKUに行くも、誰かさんにかかっている呪いで臨時休業。隣のいつものVISC0も満席。結局その近くの、イル・ボスコというイタリア料理屋さんに入った。

 店内は宴会でもできそうなくらいの広さ。グラスワインと、トリッパのトマト煮込み、ブガティーニのアマトリチャーナ、スモークチキンとゴルゴンゾーラのニョッキ、まながつおの炭火焼きを食べる。

 炭火焼きにはクレソンのサラダがたっぷり付いてきた。このクレソンは京都の北の方の川沿い(雲ヶ畑あたりか?)に自生しているものだそうで、添え物でよくあるクレソンのイメージを変えるくらいおいしいものだった。

 次回のライブは順調にチケットが取れれば、3月のスカパラ、5月の、再結成ユニコーン。ライブに関してはわたしは何一つ働くことなく、ライブ王におんぶにだっこで、申し訳なし。

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dimanche 18 janvier 2009

ちこく~(汗)

 昨日お風呂に入ったあと、湯冷めしそうだったのでおこたに入ってうとうと。はっと気が付くと朝の5時半だった。ぎょっっ。もうすぐ起きなければならないが、まあ目覚ましもかけてあるしと思って、ふらふらしながらベッドに行き、安心して二度寝。夢うつつに、なかなか目覚まし鳴らないなあ、と思いつつ寝続ける。しかしどうも不審なので、手を伸ばして時計を見ると、おおお~~~っっ!!7時50分!!目覚ましはどうしたのだ!!

 完全遅刻だ。飛び起きてマッハで身支度を整え出勤。途中、駅で職場に電話を入れる。遅刻は5月に今の職場に異動してきて初めてのことだ。昨日めちゃくちゃ忙しかったので疲れが出たのだろうか・・・。てかこのごろは5日連続働くのもしんどいし、だんだん人並みに働けなくなってきているのでは・・・?ともあれ明日もう半日頑張ろうっと。明日は、明日は、楽しいんだもんね、へへっ。

 夕食はピェンロー。白菜を柔らかく煮る間に、町内の配り物など、雑用を片付ける。昨日、テレビ番組で言っていたが、夕食は、「夕」に食べるから夕食なのであって、19時以降に食べるのはもう「夜食」なのだとか。脂肪を体に蓄積するたんぱく質の量が、午後11時にピークを迎えるので、同じ量の食事をしても、午後6時までに食べると太らないのだそうだ。そんな生活、理想だけどねぇ・・・。

 今日のピェンローはなんとなく旨みが薄かった。ちゃんと骨付き鶏を使ったのに残念。敗因はなんだろう。片付け終わって、「天地人」を見る。やっぱり戦国ものはおもしろいなあ。

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samedi 17 janvier 2009

上海楼

 久しぶりにまた根津の上海楼に泊まろうかなあ、と思ってちょっと検索していると、衝撃の事実が発覚。なんと上海楼は既に廃業し、2005年の初頭に建物も取り壊されて、現在はマンションが建っているという・・・。

 上海楼は、東京は根津にある古い旅館だった。旅館らしからぬ名前は、ここが昔、大きな中国料理店だったことに由来する。千代田線の根津駅から、不忍通(だったか)を湯島の方から千駄木に向かって歩いて行って、細い道をちょっと左に入ったところ。すぐ近くにはこれまたレトロな感じの水色に塗られた根津教会という教会があり、もう少し先にはわりと大きな根津神社という神社があった。なんという神様がおわしたかは覚えていない。

 この界隈は明治時代に遊郭だったそうだが、これは今日知ったこと。界隈の雰囲気を思い出すに、腑に落ちるところがある。そうやねぇ・・。島原とかの花街とはちょっと違って、五條楽園のあたりみたいな空気感。

 学生の頃に所属していたクラブの競技会が5月は関西、12月は関東であり、遠征時の宿泊所として、2度ほど泊まったことがある。そのときは何の知識もなかったが、上海楼などという旅館らしからぬ名前と、広くて、ちょっと奇妙な間取りと、その古さがとても印象的だった。当時は、何も知らないまま、このぼろさはきっと戦災で焼け残った建物に違いない、と思っていたが、後に知ったところ、実際にそうだった。

 卒業してからも時折、あの建物はまだあるのだろうかと思い出し、記憶を頼りに、ちゃんと行き着けるかなあ、などと思いつつ、存在を確認に行ったこともある。そして懐かしさにかられて、個人で泊まってみたことも2度ほど・・・(笑)。

 最後に泊まったのが2003年頃のことだったか、1泊朝食付きでたしか7000円ほどだった。大変リーズナブルな宿と言えるだろう。

 和室で、ふすまには簡易鍵。住み込み(?)の従業員のおばさんの部屋のすぐ近くの客室、お風呂を勧められるとすぐ入らなければならないようなプレッシャー。朝食に出た、関東風にお醤油味の濃いひろうすの煮物。共同洗面所。ほんとに何もかもが昭和っぽいテイストだった。

 そうか。もうないのか・・・。学生時代、いっしょに泊まって雑魚寝した仲間にも報告しないと。また一つ思い出が消えたみたいで寂しい気がする。

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vendredi 16 janvier 2009

ピノ・グリ

001  遅番終わって帰宅して、ほっと一息。一人でゆっくり、夕食は皿うどん。けっこう合うかも?と考えていたアルザスのピノ・グリを開けた。

 ギィ・メルシオル ピノ・グリ・グランクリュ フランクシュタイン 2001

 この間、ショップでセールになっていたものだけれど、これがまたおいしいの~。蜂蜜みたいな濃い色合い、甘く華やかな香りは、ちょっとお菓子のようでもある。ピノ・グリらしい、ほんのり甘口。微炭酸を感じる。甘露甘露・・・。

 これだけで飲んでもおいしいけれど、甘すぎないのでもちろん皿うどんともイメージどおりにおいしおかった。ゲビュルツトラミネールやリースリングはもちろん、ピノ・グリ、ピノ・ブラン、と、アルザスの品種はほんとに自分好みだ。002_2

 借りてきた、ベントレーの雪の結晶の写真集を眺めながら、もうちょっとだけピノ・グリを楽しむ。

 雪の結晶ってきれい。精緻なレースみたいだ。子どもの頃、コートの上に乗った雪を虫めがねで見たこととかを懐かしく思い出した。

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jeudi 15 janvier 2009

付箋のメッセージ

 二連休明けの木曜日の朝の職場はいつも忙しい。とりわけ今日は、年末年始の分の返却がどっと来たのか、返却ポスト祭か?と思うほどの量。数が多くなればトラブルも多く、他都市の図書館の本、ラベルのはがされた蔵書、付属資料のCDがない本、うっかり自分の図書館カードもポストに入れてしまったわ・・・という人のカードなど出るわ出るわ、返却ポストからいろんなものが。

 同時に、ブックメール祭も開催されていたようで、返って来た本の中にも大量の予約本あり、大量の在架予約もあり、搬送処理にかかりきりで1時間以上やり続けてもまだ終わらなかった。ブックメールのお兄さんも、もう荷が積み込めずに、大幅な積み残しが出た。

 そんな大わらわの中、大量の返却本の中に、正方形の付箋紙がついた雑誌があった。Nさんがそれに気付いて、「これははたこさんがやってた・・・」と言うので見てみると、先月わたしがレファレンスを受けて、回答として資料を貸し出した利用者からのメッセージだった。

 そのレファレンスは、その場ですぐ回答が出せず、少し時間をいただいて、後日またその方に足を運んでいただいて資料を提供したものだった。わたしの力不足で、適切なキーワードが思いつかず、利用者に二度手間をかけたなあ、と申し訳なく思っていたのだが、付箋には、とても参考になったとの丁重な御礼の言葉と、

 「お忙しいところ、何冊もの資料から該当箇所を探し、ふせんまで貼っていただき、お心使いに感動しました。」

 という、うれしい言葉が綴られていた。感動したのはわたしの方で、こういうことがあった日は終日、心は凪である。自分の仕事が好きだと思う。

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mercredi 14 janvier 2009

みかさ

001  明日15日は小正月で、小豆粥の日。なのだけれどもあんまり好きではないので作らない(笑)。代わりと言ってはなんだけど、小豆のお菓子を作ろうかな、と思って、みかさを作った。初挑戦だ。

 すっかり体力がなくなっているので、メランジュールはやっぱり便利。なんせ全卵3個泡立てるのでも近頃はしんどいんだからねぇ。年寄りにこそ便利な道具を(笑)!

.003_2

 フライパンで焼くのってなんだか楽しいな。出来上がりは、みかさと言うよりあんこのホットケーキみたいになったけれど、上白糖と蜂蜜入りの生地は、もっちり甘くって、やっぱりちゃんと、みかさなのだった。

 三笠の山に出でし月かも・・・ fullmoon

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mardi 13 janvier 2009

中右コレクション

002  今年初の美術展鑑賞は、美術館「えき」で開かれている、四大浮世絵師展-写楽・歌麿・北斎・広重〔中右コレクション〕

 そんなに広くもない空間にたくさんの作品、しかも有名な絵師の作品ばかりがぎっしり・・・というのは、さすがの見応えで、なんとも濃い、と言うか、ちょっとわたしはおなかいっぱいな感じも・・・(笑)。ともあれ、だれもが一度は見たことがあるような作品が一度に見られるので、浮世絵入門にはうってつけで、大変お得な展覧会だと思う。

 写楽の役者絵をずらずらと見て、やっぱりおもしろいな、と思った。写実(特に西洋的な)というところからは遠いところにあると思うのだが、妙に役者の表情や面立ちなどにリアリティがある。時代とともに研究が進んでも、やはり写楽は正体不明の絵師であるようだ。いろいろな説があるようだが、写楽はいったい誰なのだろう?

 有名なシリーズの中にあって、比較的知られていない絵にかなり魅かれる一枚がある、というのはわたしによくあるパターンで、今回もそのような絵が二枚ほど。Photo_2

 喜多川歌麿 教訓親の目鑑 俗ニ云 ばくれん

 「教訓親の目鑑」は、全十図。シリーズ名の「親の目鑑」が示すように、まあ、女の子がこんなことやっちゃいけませんよ、みたいなふるまいを描いたシリーズ。でも「やっちゃいけません」ということが往々にしておもしろそうであるように、この絵もとても魅力的でかわいげがある。

 これは、若い女の子がゆで蟹を片手に、ギヤマンのグラスでワインをぐびっと飲んでいるところ(笑)。「ばくれん(莫連)」=すれからし、あばずれ、なんてひどいタイトルをつけられているけれど、まくり上げた腕や、女の子の表情なんかちょっと生意気そうで、なんともかわいくありませんか(笑)?

 蟹とワインか。いいなあ(笑)。解説には、「ばくれん」と伴天連(バテレン)をかけている・・・という解説がついていたような。絵の舞台は長崎かな。Photo_4

 葛飾北斎 百物語 志うねん

 「百物語」のシリーズは全五図。お岩さんとか皿屋敷とか、おどろおどろしさ満点の絵ばかり。

 この「志うねん」は静かに怖い。位牌とお供物かな(?)を取り巻く蛇。おもしろいのは位牌の一番上に書かれた梵字のようなもので、よく見るとこれは梵字ではなくて、変な顔のようなものが書いてあるよ。

 他の絵はわりとストレートにおどろおどろしく、こってりと怖さを出しているような感じがするけれど、この絵は画面全体がすっきりとして美しく、そういうところも良い。

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dimanche 11 janvier 2009

ミュルジェ

 かもめさんといっしょに、K志部さんの新しいお店、ミュルジェを訪問。場所はコート・デ・ブランの1階。K志部さんが迎えてくださったので、遅ればせながら、ご開店おめでとうございます、のご挨拶。上と比べて、カジュアルな感じになさったということだけれども、どうしてどうして。やっぱり超おしゃれ。・・・というベタな言葉ではなく、とてもスタイリッシュで、洗練された雰囲気だ。厨房は以前、ワインバーにおられた、Iさんが切り盛りされている。ソムリエでもあるので、もちろん1階のワインは、Iさんセレクト。

 カウンターの中には、「ボトルをさかさまにセットして、窒素ガスでワインをサーヴする機械」があった。(わたしはものの説明が下手な上、名前を聞かなかったのでどんなものかわからないと思いますが、そういう方はお店に行って見てください・笑)。この機械、今のところ、スクリューキャップのボトルや、発泡性のワインには対応していないので、メーカーで新しい技術を鋭意開発中なのだとか。久しぶりにK志部さんとIさんにお目にかかり、いろいろなお話をうかがいつつ、おいしいお料理とワインを楽しませていただいた。

 最初はやはり、シャンパーニュで乾杯。ポール・バラ。ちょっとラベルが前と変わっているみたい。001

 聖護院かぶらのポタージュ

 ものすごく寒い夜だったので、こんなアミューズをいただくと、ほっこりする。とろっと濃くて、スープと言うよりもかぶのピュレみたいな感じ。かもめさんは。かぶら蒸しみたいって。確かに、確かに。

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 鶏肉のテリーヌ

 粗めに切った鶏肉がころんと入った、あっさりめのテリーヌ。

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 トリップと白いんげんの煮込み

 トリップも白いんげんも好き。トリップのちょっとくせのある風味が、白いんげんのほくっとした香りとよく合うような気がする。とても柔らかで、味がしみこんでる。

 次は赤ワインを。アメリカのもので、サンセットロード メルロ 05。なんとなくアメリカっぽい派手さがあるようなメルロ。おいしかった。004

 炭火焼のメニューから、自家製ソーセージを。

 ソーセージには、白ワイン向き、赤ワイン向きがあって、これは赤ワイン向き。シナモン、ナツメグ、クローヴと、スパイスを効かせた味付け。

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 鯛のポワレ 千寿ねぎのクリームソース

 焼き目の香ばしい鯛に、優しい味の、葱のとろっとしたソース。

 ワインは白に戻る。エルカヴィオ ブランコ 07というスペインのワイン。006 007

 炭火焼の野菜

 北海道の雪化粧かぼちゃ、ペルー(だったか、どこか南米の?)ホワイトアスパラガス、栃木のジャンボマッシュルーム、茨城の千寿ねぎ。

 赤い岩塩、白い海塩、緑のエクストラヴァージンオリーブオイルを好みでつけて食べる。野菜ってやっぱりおいしいなと思う。008

 羊もも肉のロースト ソース・シャルキュティエール

 お肉屋さん風ソースという、玉ねぎと白ワインとピクルスが入ったソース。ベースになる、3時間ほど炒めた玉ねぎを見せていただいた。粗めに切ったピクルスが入って、少し酸味があって、さっぱりしたソース。でも玉ねぎの旨みはしっかり。

 もちろん赤ワインと合わせて。シャトー・ペイル・ルバード 05。うん。たまにはボルドーもおいしいなあと思う。

 最後はデザート代わりの甘いワイン、シャトー・グラン・ペイロー サント・クロワ・デューモン 2004 を飲みながら、ゆっくりさせていただく。上がお休みなので、K志部さんも今日はずっと1階におられた。また遊びに来たいです。今度は工場見学付きで(笑)。

 ミュルジェというのは、ニュイ・サンジョルジュの、よい畑の名前なのだそう。一度この、ミュルジェの畑のワインも飲んでみたいな。

 *ミュルジェ

  京都市下京区寺町松原下る植松町

  TEL 343-1177 月休

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mercredi 07 janvier 2009

七草粥

001  せりなずな、ごぎょうはこべら ほとけのざ すずなすずしろ。

 正月七日は七草粥。無病息災を願って作るこのお粥、七草それぞれに薬効があるのだとか。

 好きな人には息災で、いつも楽な気持ちでいてほしい。どこにいても、楽に息ができるように。わたしはそればかりを願う。

 朝5時過ぎに起きてお粥を作る。神さんと仏さんに供えて、わたしも朝ごはん。一年に一回しか食べないけれど、やはりおいしいものだ。お餅を切ったのを入れるのが好き。

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mardi 06 janvier 2009

クレープリー

 今日は大阪に行ったので、難波のアルション・クレープリーでお昼ごはん。ここも古いお店で、いつからクレープリーになったのかは知らないけれど、その前はアルションのサロン・ド・テだった。アルションのケーキで、一つとても気に入っていたのがあったので(「ミスタ」ではありません・笑)、大阪に行くたびに行っていたときもあったなあ。今ではすっかりごぶさただけど。001

 昨日は出勤前の忙しいときに挽いたコーヒー豆を床にぶちまけるは、出勤すればあろうことか職場のトイレにぽっちゃん、とお守りを落とすは、その他諸々の愉快ならざることがあって、呪い?これは呪いなのね??と言いたくなるようなこと続きで、へこんだ。2009年は史上最悪の年にいかにもなりそうな気がした。

 いやまあ、新年早々ワイングラスは割るは電子レンジは壊れるは、といろいろあったんだけどね。こいつぁ~春から縁起が悪ぃ~わい~、ってことが。でも今日は気分的にはかなりすっきりでき、肩の荷を降ろしてほっとしたことがあったので、昼からちょっとお酒。いいじゃないか、まだ松の内(笑)。辛口のシードルを一杯。ブルターニュらしくカップで出てくる。行ったことないけど。シードルそのものはノルマンディーのもののようだった。003

 ガレット・コンプレ。グリュイエールチーズとハムと卵、そしてなぜかトマトが乗ってる。蕎麦粉の香りが香ばしくて、特に端っこのカリカリしたところがおいしくて好き。

 シードルとはやはり相性良し。家で作るときも、あれば生地にもシードルを入れてもおいしいし。

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 デザートには甘いクレープ。こちらは小麦粉の生地。日替わりメニューで、今日はヴァニラのアイスクリームと洋梨のコンポートと、温かいチョコレートソースだった。

 今日はかなり良い日。

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lundi 05 janvier 2009

トリュフ

001  買い物に寄ったモリタ屋で見つけたこのチョコレートが思いのほかおいしかった。なめらかな口どけ。思わず二粒、三粒と・・・(笑)。

 ラルベラというメーカーのもので、おフランスものらしい。プレーンとカプチーノの2種類があって、これはプレーンの方。

 入り口入ってすぐのワゴンに、箱をたくさん積んで、特価438円で売っていた。ほんとは600円以上するようだ。箱を持つとずっしり重くて、たくさん入ってるんだろうなあ、と思ったらやっぱりそうだった。おいしいし、たくさんあるし、腐らない。お買い得だなあ、これ・・・。ラッキー♪

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dimanche 04 janvier 2009

『君に届け』

007  お正月は小豆に貸してもらった、『君に届け』(マーガレットコミックス) 椎名 軽穂/著 集英社 にはまりまして、1巻~7巻までイッキ読み。

 いや、もう、心が洗われております。。。

  「あたしらのこと 好き?」 「すきっていうか・・・・・」 「すきっていうより」  だいすきなの

 ・・・しってる? 友達ってね 気づいたらもう なってんの!

 まあこういったね、わたしたちが幼き日に、幼稚園の砂場や、小学校の教室で学んだことをたまには再確認した方がいいんですよきっと。年を取ると、心が曇りますから!!(力説)

 ちょっと油断したら涙出ます。げに恐るべし、少女まんが。

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samedi 03 janvier 2009

おいしいものいろいろ

001_2  トモちゃんのご実家よりいただいた、トアロードデリカテッセンのおいしいものの数々。京都には売ってないので、少なくとも梅田まで行かないと買えないです。

 生ハム、ハム、スモークサーモン、リオハソーセージ。ハムもソーセージも、香りからして違いますわ・・・。おいし・・・・・。

 お父さん、ありがと~っっ(泣)・・・って、勝手に娘になるわたし。005

 ブルー・ド・メメー。蜂蜜酒が残っていたのでそれと合わせようと思って買った、羊乳のブルーチーズ。ブルーはやっぱり甘いお酒と合うのです。ブルーチーズって、熟した洋梨の香りがしませんか?

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  1.   
  2.  ジョスメイヤー・アルザス・フルール・ド・ロテュス 2003

 「蓮」の文字にひかれて、思わずジャケ買いしてしまったワイン。アルザスのいろいろな種類のぶどうがブレンドされているみたい。ほんのり甘味の、飲みやすいワインだった。

 蓮の花って好きだなあ。早朝に開く、夏の花。美しいものの象徴だから、仏様が乗ってたりする。008

 お正月だから、ちょっといい牛肉を食べようという、実に京都人らしい心性でもって、ふだんは決して買わない三嶋亭で少し肉など買ってみた。年末はいつも三嶋亭は行列。ああ、京都人だ。丑年でもあるし。

 「焼いただけの牛肉に合うワイン」と言って、まさきこさんに選んでもらったのはこのボルドー。シャトー ラローズ-トラントドン オー・メドック 2005。しっかり濃いけれど、かなり酸がはっきりしているみたいだ。 

 以上、お正月にちょこちょこ楽しんだおいしいものたち。

 明日4日からは仕事。本格的な2009年のスタートです。

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焼き初め

002  今年も楽しくお菓子が作れますように、と今日は「焼き初め」(笑)。

 ちょっとお正月っぽく(?)、柚子のクグロフ。カトルカールの生地に柚子の皮のすりおろしを入れて香り付け。仕上げには柚子の果汁のグラスを塗って酸味をプラス。

 朝起きて、お雑煮の用意をする前に、型にせっせとブレ&ファリネ。この型、買ってから初めて使うんだよね~。なんかわくわく。006

 おお、なかなかきれいにできたかも。ふんわりした柚子の香りの生地に、グラスの酸味が爽やか。

 おいしいねぇ・・・。正月だ!ご祝儀相場だ!景気よく自画自賛だ!

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004

 いただきもののコーヒーとともに、おやつの時間。

ほんのちょびっとしか入っていない、とっても高級そうな、ブルーマウンテン№1.「高品質のウォーレンスフォード農園」・・・って、紅茶みたいに農園指定か?

 香りがいいです。ちょっと黒糖みたいな風味もします。でも貧乏舌なので、実はよくわかっていません・・・(笑)。

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vendredi 02 janvier 2009

初詣

 晴れたと思えばすぐに時雨る、典型的な京都の冬のお天気の中、運動不足を解消すべく、歩いて伏見稲荷に初詣。家からお稲荷さんまではわたしの足で、約50分の道のり。めまぐるしく変わる空模様に、傘を閉じたり開いたりしながら、てくてくと歩く。

 人で賑わう京都駅前を通って、塩小路通を東へ。道沿いの様子を眺めながらいろいろなことを考える。わたしはあとどのくらい、ことごとを見送らなければならないのだろう。日々は去り往き、わたしは残る。塩小路橋の下、鴨川は流れるのだ。

 橋を渡り、本町通を南下。JRの線路を越える陸橋の上には、カメラをセットして何かを待ち構える人が多数。どうやらここは、鉄ちゃんたちが新幹線を撮影する、絶好のポイントになっているらしい。わたしにはよくわからないが、「男のロマン」とやらの一形態なのだろう。

 古い友人の家の前を通り、東福寺を過ぎれば、お稲荷さんまではもう少し。001

 今日は先に、本町通沿いにある、田中神社にお参りする。無人の小さな神社だが、ここは伏見稲荷の境外摂社。稲荷山におわす五柱の神様のうちのお一方、田中大神(たなかのおおかみ)の神社だ。わたしの家の付近一帯は、田中社の氏子であり、5月のお祭りの御神輿には田中大神が乗って来られる。

 もう少し歩くと、本社の入り口。元日ほどではないにせよ、さすがに大変な人出となっている。002

 安全を考慮して、数年前からは雑踏整理が強化され、一定の人数しか拝殿への階段を上らせないようにしており、その甲斐あってか、人々の行列は整然としたもの。

 近くに並んでいた若者たちが、「ここは後ろから賽銭投げてきいひんからええわ。八坂神社とか、うしろからがんがん投げてきよる」と話していた。へぇ、そんなに違うものなのか。

 言うまでもなく、お賽銭は投げ入れるものではない。神様へのお供えなのであるから、静かにお賽銭箱に入れるものだ。今は折からの「和」ブームで、神社の参拝方法などを記した本などもたくさん出ており、そういった作法はかなり知られているのだと思っていたが、まだまだ場所によっては不作法がまかり通っているらしい。もちろん、八坂さんが悪いのではないことは言うまでもないが。

 ご祈祷待ちの列も大変な人だ。一年に一回しか来られない、あるいは来ない人はその分きちんとお参りすればよいので、しょっちゅう来ているわたしはあいさつだけ。おみくじを引くと、「凶後吉」不思議なことについ先日、12月に引いたのとまったく同じだった。

 奥社へ行くと、重軽石にも長蛇の列。みんな楽しそうに持ち上げている。帰りはもと来た道をまた、50分かけて歩いて帰る。

 近所まで帰って、粟嶋さんにお参り。秋に供養をお願いした人形は、どうしているかな。紀州の淡嶋神社とゆかりのあるこのお寺(ええと、説明は省くけれど、神仏習合なので)は、女人一生の守護に霊験あらたかと言う。絵馬などを見るともなしに見ていると、女人であることはそれぞれに立場は違っても苦しいことに違いないことがよくわかる。いったい幾つになったら、女人を引退することができるのだろうか。003

 家に帰って、稲荷煎餅を食べる。昔から変わらぬ味の、素朴な味噌煎餅だ。やはり飛ぶように売れるらしく、お店では二人がかりで、どんどんどんどん煎餅を焼いていた。

 ちなみに、狐の形のほかに、お多福の形、円いの、二つ折り、四つ折、御神籤入り、などがあります。

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jeudi 01 janvier 2009

朝シャン夜シャン

   明けましておめでとうございます。

   本年もよろしくお願いいたします。

 朝起きて、元旦なのでまあ一応は先に身支度を整えて裏庭に出て、東西南北を拝む。初日の出を拝むわけでもなく、なぜこんなことをするのかはよくわからないのだが、子どもの頃からのしきたり(?)みたいなもの。ぐずぐずしていると祖母に、「はよ拝んできなさい」とせかされたものだ。わたしの子どもの頃にはすでに台所の井戸はなくなっており、水道だけしかなかったが、それでも祖母は起きるとすぐに若水を汲んでおいてくれて、それを使ってお正月の二日に書初めなどをしたものだ。今はだれも書初めなどはしないので若水も汲まない。だんだんとそういった行事や慣わしが省略されていくのはなんだか寂しい。

 ほどなく弟たちがやってきた。3人で手分けして神棚とお仏壇に鏡餅を供えたり、御神酒をあげたり。わたしは神仏のお雑煮を作る。手分けしてするとなんでも早くできるのでありがたい。順にお雑煮を供えてお参りをしてから、お正月の食卓を囲む。 001_2

 御神酒には大七酒造の、大七 皆伝。 

 福島は二本松のお酒で、年末に伊勢丹に行ったら蔵元が来ていて試飲などをしており、二本松と会津はちょっと違うけれど、一応同郷の父のために1本買ってみた。この蔵元は、今では珍しくなった「生酛(きもと)造り」という、元禄時代に始まる醸造法でお酒を造っているのだそう。お正月にふさわしいおいしいお酒だった。

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 おせちは一段ごとに組み合わせできる、というシリーズから、あと村のものと、ル・グラン・マノワールのものを。グラン・マノワールは閉店したようなのに、おせち料理などをやっているというのはちょっと驚き。最近ではおせち料理のお重も、ごく少人数向きのものが増えたのでありがたい。それにしても、贅沢を言ってはいけないが、祖母のおせちが懐かしい。わたしはこればかりはきちんと再現できないしねぇ・・・。

 でもうれしいことに、トモちゃんが、数の子、黒豆、菊花かぶを作って持ってきてくれた。特に黒豆など、ふっくらつややかで、柔らかく、豆の味も生きているので大変においしい。001_3

 元旦ということで、朝からめでたくシャンパーニュ。ヴィルマール グランドレゼルヴ ブリュット・ゼロ。さすがにヴィルマール。重厚な味わいがすばらしい。004

 ジョバール・シャブロ サン・トーバン プルミエクリュ ル・シャルモア。豊かな樽香の中に、すっきりした酸味。

 最後はお雑煮。年末の大掃除のときに、金箔の入った小瓶を見つけたので、戯れに、お雑煮の上に少しかけてみたら、地味な顔の京都のお雑煮が、急に成金風に派手になった。

 午後、弟たちは年賀状をまったく書いていないのでどうしても書かねば、と言って、一旦帰宅。その間にわたしは祖母のところへ行く。新しいひざ掛けや靴下、お菓子や、スタッフへのお年賀の品などを持つとけっこうな大荷物。祖母は今年、98歳になる。まったく大したものだ。だんだん子どもと同じようになってくるので、なだめすかしてようやく懸案の耳掃除と爪切りに成功。痛いの怖いのと言って、スタッフにさせないらしい。

 002_3 夕方にまた弟たちが来て、こうせいねんFさん伝授の鶏鍋をする。そのために錦の鳥清で、鶏がらスープと丹波あじわい地鶏を調達してある。ミンチはつくねにして、骨付きは煮込んで、もも肉は強火のグリルでさっと焼いてから鍋に入れて食べる。コラーゲンたっぷりのスープで煮た鍋はやっぱり美味。最後はラーメン。味つけは塩のみ。葱と胡椒を好みで入れる。試しに少し胡麻油をたらしてみたが、そちらもおいしかった。

 夜もシャンパーニュ。ギ・シャルルマーニュのブリュット・ゼロ。鍋によく合うすっきり系だ。

 賑やかに食べて飲んだ元旦。二日・三日はたぶん、とても静かなお正月。

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