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samedi 29 novembre 2008

ナポリとくろ谷

 私用で府立図書館に来て、お昼ごはんは、ピッツェリア ナポレターナ ダ ユウキにてナポリ風(式?)のピッツァを食べる。表からも見える場所に薪を使うピッツァの窯がど~んと作ってある。これはすごい!006

 一番シンプルでおいしい、マルゲリータにしようかな、と思ったけれど、結局、トマトソース、サラミ、サルシッチャ、バジリコ、モッツァレッラ、パルミジャーノの乗った、ピッツァ・テデスカを選んだ。

 運ばれたピッツァはソースがまだぐつぐつ言っている。チーズはとろとろでつつ~~っと長い糸を引く。周りの生地はもっちりと香ばしい。トマトソースはあっさりして、フレッシュなトマトのような感じ。そのためもあるのか、かなり大きなサイズながら、1枚食べました。いっしょにグラスの赤ワインを一杯。昼酒飲んで、要するに、なまけている(笑)。このワイン、微炭酸で、葡萄ジュースそのままのような香りがあって、ちょっと変わっていておいしかったなあ。

 食後の散歩と称して、金戒光明寺(通称・くろ谷)まで歩く。京都に生まれて○十年、有名な寺社でも行ったことのないところは多い。そんなところをぼちぼち訪ねましょう、というmy企画の一環。だがしかし、要するに、なまけているだけ(笑)。004_3

 来て見てびっくり。山内は大変に広い。御影堂と大方丈は昭和9年に火災で焼け、戦時にもかかわらず、同19年にはすぐに再建されている。現代における寺勢の強さを感じさせる。現代において、最も寺勢が強いのは本願寺教団かと思っていたが、浄土宗もかなりのもののようだ。浄土門強し。

 幕末に、会津守護職の本陣が置かれたことは言わずもがな。またここはよく、時代劇の撮影などにも使われる。今日も、阿弥陀堂では、テレビ大阪のお正月時代劇、「おんな太閤記」の撮影をやっていた。005_2

 山門は今、特別公開しているようだ(見なかったけど)。応仁の乱で焼失し、万延元年(1860年)に再建された。後小松天皇の筆による、「浄土真宗最初門」の額がかかる。

 お寺の栄枯盛衰のことなど考えながら、ぶらぶらと散策。

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mercredi 26 novembre 2008

Gâteau Chocolat Classique/ミード

001  ガトー・ショコラ・クラシック、第一回戦は先週の木曜日。

 この前、ワインバーのFシェフに、ガトー・ショコラの配合を教えてもらったので、作ってみた。卵3個に、使う粉はたった10gと、非常に粉の少ない配合。工程は聞かなかったので、細かい部分は違っているかもしれないけれど、やってみた。チョコレートは、ヴェイス社の、アカリグア・カカオ70%。風味付けにはラム酒を使った。

 メレンゲ立てる。道具に油分や水分を絶対につけないこと。卵を分けるときに卵白に決して卵黄が入らないようにすること。でないときちんと泡立たない。只管立泡とまでいかなくてもメレンゲはすぐに立つ。おっと、うっかりしてお砂糖を全部卵黄の方に入れてしまった。。卵白に3分の1ほどは入れるつもりだったのに。砂糖を加えると、艶よく、しっかりとしたメレンゲになるので。しゃかしゃかしゃかっと、やっぱりメレンゲ立てるの楽しいな(笑)。

 型が大きすぎたのねぇ・・・。ちょっと失敗。今度はもうちょっと小さな型で焼くべし。焼成は聞いたとおり、低温でじっくり。120℃で1時間。。。と設定したけれど、型のこともあり、そんなにはいらなかった。006_2

 お皿のせいか、どことなく和のテイスト(笑) 。012

水無月みたいに切ったら、さらに和風。ラム酒で香りを付けた生クリームを添えて。

 薄いのに焼成時間が長かったので、ふんわりとした、とても軽い仕上がりとなった。これもおいしいけれど、Fシェフが作るみたいな、もうちょっとずっしりと沈み込んだ、半生仕上げが好みかな。011_2  

 合わせて飲んだのは、いただきものの、バーソロミュー ミードという蜂蜜から作ったお酒。そのまま蜂蜜の香りの、でもさらっとした甘さのお酒で、デザートにぴったりな感じ。ガトー・ショコラとも相性良し。お酒って、いろいろなものからできるのだなあ、と感心した。

 最後はアッサム・ティーで。

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 ガトー・ショコラ・クラシック、第二回戦は本日。

配合は、第一回戦と同じ。ただしチョコレートは明治のブラックの板チョコ、お砂糖は上白糖。今回は忘れずメレンゲにも砂糖を入れました。型は直径10センチの小さな丸型。2個と少し取れた。焼成は120℃で40分。

 今回はかなり思っていたような仕上がりになって満足。表面のかさっとした部分も、沈み込みもきれい。火の通り具合もちょうどよく、しっとり溶ける半生仕上げ。Fシェフのに近づいた??

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 泡立てた生クリームを添えて。おいし~い!!今回はかなり自画自賛モード(笑)。

 これにアーモンドの粉を加えて作ると、Gâteau Chocolat de Nancy(ナンシーのガトー・ショコラ)になると思う。今度作ってみようっと。

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mardi 25 novembre 2008

洛北散歩(3) 八大神社~詩仙堂

 八大神社詩仙堂にはなぜか来たことがなかった。なので、ほとんど通りすがりに、といった感じではあったけれど、行ってみた。021_3

 八大神社は、スサノオのミコト、イナダヒメ、ヤハシラノミコガミを祀る。八坂神社と同じ祭神である。

 また、宮本武蔵ゆかりの神社。022 「一乗寺下がり松」の古木があった。

.033 027 詩仙堂は、石川丈山が造営した山荘。     建物も庭もやはりよいものだった。庭は、もみじだけではなく、春のさつきも美しいらしい。

 帰りに鳩餅を買って帰る。鳩餅は三宅八幡のものなのに、と思っていたら、何のことはない。山端のお店の出店がここにもあるのだった。

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洛北散歩(2) 圓光寺

 だらだらと書いている(笑)。013

 圓光寺へ向かう道で写真を撮ってみる。京都もこの辺りまで来ると、街中とは違う雰囲気だ。かなり高い場所なので、市街が見下ろせる。

 圓光寺は小さなお寺だが、十牛の庭のもみじが美しい。少し上にある徳川家康のお墓から見下ろすもみじも良い。014_2

 十牛の庭。このところの冷え込みで、もみじは見頃。写真にも石が写っているが、庭の石は十頭の牛を表しているといい、禅の修行の過程を牛に見立てた石になぞらえて表現しているということからこの名がついた。

 お寺については一昨年の秋に訪れたときの記事を引用しておこうっと(笑)。

 ***もと来た道を戻って圓光寺に行ってみる。 徳川家康によって1601年に伏見に建てられたこの寺は、相国寺山内を経て1667年にこの地に移ってきた。庭園には栖龍池(せいりゅうち)という洛北で最も古い池がある。またこの寺は学校でもあったため、「伏見版」または「圓光寺版」と呼ばれる多くの書籍を刊行した際に使われた、日本最古の活字である、1599年に家康に与えられた木活字が残っており、それも展示室で見ることができる。***

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lundi 24 novembre 2008

La Verveine(ラ・ヴェルヴェーヌ)

 ヴェルヴェーヌ。その名のとおり、くまつづらのお茶が、食後の飲み物のリストにある。一乗寺の商店街の中の小さなお店で、お昼ごはんを食べた。ちょっと遠くを散歩したいなあと思って来た一乗寺辺り。日常の生活圏からずっと離れているので、わたしにとっては十分に遠い(笑)。001

 アミューズ 温かいさつまいものスープ

 カプチーノ仕立てのやさしい風味。寒いので、温かい一口のスープにほっこりする。

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 冷製鴨の胸肉ときのこのマリネのサラダ

 バルサミコの味がしっかりしみこんだきのこがたくさん。しめじ、マッシュルーム、エリンギなど。酸味がびしっと決まっていておいしかった。

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 豚ほほ肉の白ワイン煮込み レンズ豆添え

 あっさりした煮込み。やわらかいお肉の上には、レンズ豆と細かく切ったにんじん、ベーコンと、ほうれん草(?)が乗っている。豆といっしょにお肉を食べるのもおいしい。

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 デザートは、このプロフィトロールと、洋梨のクレーム・ブリュレとキャラメルのアイスクリームとの選択だったが、デザートにプロフィトロールがあるのは珍しいこと、と思ったので迷わずこちらをチョイス。ぱりっとしたシューにヴァニラアイスクリーム、温かいチョコレートのソースが混ざっておいしかった。

 前菜・メインも選択制。これにバゲットがついて2500円。飲み物は別料金。今回、ヴェルヴェーヌ(胃のためによさそうだったが)は飲まず、エスプレッソにした。005_3  

 飲み物に小菓子がついてきた。ドライフルーツのケーキ。なんとなく得した気分でうれしいな(笑)。

 夜も一度来てみたいけど。。。いかんせん遠いな~(^^;。

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 *ラ・ヴェルヴェーヌ

 左京区一乗寺払殿町50―1

 TEL 757-2443 水休

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dimanche 23 novembre 2008

洛北散歩(1) 曼殊院

 なんとなく遠くを散歩したくなって、洛北の圓光寺から、またもみじを見下ろそうかなあ、と思いついてふらっと家を出た。向かう途中でこれまた思いついて、お昼ごはんの後、ついでに曼殊院にも行くことにした。006_2 010_2

 知っている人は知っていると思うが、この門跡寺院には、昔、滋賀の豪商から持ち込まれたという、持つ者に災いをもたらすという恐ろしい幽霊画があった。有名なものだったので、わたしも弟に「曼殊院を見に行くポイントは、そことちゃうやろ~」と突っ込まれながらも、見に来たことがある。

 その後、件の幽霊画は手放されたと聞いていたのだが、果たして幽霊画は今もあった。しかも二枚も。しかし前に見たものとは違うと思うし、しかも二枚もなかったような気がする。二代目なのだろうか。どうなっているのだろう。絵の横には、「後日、撮られた方に差し障りがあるので撮影はやめてください」といったようなことを書いた紙が貼ってあった。非常に効果的と思われる、撮影禁止の文言だ。

 以前来てから、15年くらい経ち、観光化が著しく進んでいた。どうやら昨年、JRの「そうだ、京都行こう」のポスターになったらしくそのせいもあるようだ。でもわたしは、部屋にたくさん展示ケースを並べて寺宝や販売グッズを所狭しと並べるやり方は好きではない。

 弟の言うように、ここで見るべきは幽霊画ではなく、庭であり、茶室「八窓軒」であり、国宝の「黄不動」であるが、八窓軒を見るには別に1000円かかるし、「黄不動」の本物は、京博に寄託されているはで・・・。もう来ることないかなあ、という感じである。

 ただ、12月7日くらいまで、「上之台所」の特別公開をやっており、これは値打ちがあると思う。通常の寺は、庫裏と呼ばれる台所を持つが、曼殊院は門跡寺院であるため、やんごとなき人たちのための料理をあつらえるための台所が別に作られていた。これは他に例がなく、極めて珍しい遺構であるということだ。

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samedi 22 novembre 2008

ガレット

009  木曜日の話。蕎麦粉を買って、一度作ってみようと思っていたガレットを焼いた。生地は一晩寝かせないといけないらしいので、前の晩に作って冷蔵庫に入れておいた。

 蕎麦粉はさらりとしているかに見えて、かなり粘るので、生地がなかなか薄く伸びにくい。具はグリュイエールチーズとハム。蕎麦の香りが香ばしくて、見た目はそうきれいではないけれど、味はとてもよかった。こういうのって、焼くのが楽しい。002_2

 いっしょに楽しんだのは、以前マダムUからいただいた、小布施のシードル。ふじりんごの果汁100%で作られた辛口のシードル。ちょっと濁っている。生地にも少し入れて、ボジョレ・ヌーヴォーを飲む前の食前酒とする。やはりガレットにはシードル。

 さわやかでとてもおいしい。小布施と言えば栗しか思い浮かべなかったけれど、りんごも作っているのだね。

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vendredi 21 novembre 2008

ラ・フィオリータ

 イル・ギオットーネにて、ワイングロッサリー主催のワイン会。今回は、ラ・フィオリータ。1989年に設立されたまだ新しい醸造所ながら、とても品質のよいブルネッロを作っておられるのだそう。LA FIORITA 、辞書で調べてみると、「花盛り」の意のようで、なんとも優雅で華やかな名前。ラベルもとても美しくて、思わずジャケ買いしてしまいそうな花の絵。もちろん中のワインがすばらしいものなのだけれど。

 テーブルはごうやんさん、Tさん、初めてお目にかかった女性とご一緒させていただいた。とても楽しい方だったので、打ち解けた楽しいひと時を過ごせてよかった。

 ラ・フィオリータのゲストは、マネージャーの、ルイージ・ペローニさん。醸造所のことから、各々のワインについて、たくさん説明をしてくださった。輸入元の会社の方も来られていた。

 ラ・フィオリータでは白は作っていないそうで、最初の乾杯は、ヴェネト州のビソル社ジェイオ ヴァルドビアデーネ プロセッコ ブリュット。香りもよく、軽すぎず、おいしかった。

 グリッシーニをつまんでいると、すぐにお料理が運ばれる。002

 たっぷりのうにをのせた、温かいじゃがいものティンバッロ「ヴァニラの泡」

 手前にはうにの粉。じゃがいもは、インカのめざめを使っているそう。温かいじゃがいもの中には、卵ベースのヴァニラのクリーム。ヴァニラの泡は、はかなすぎてあるかなきか。。7067_0

 白は、イナマ社のシャルドネ・デル・ヴェネト 2007。数学っぽい絵がおもしろい。ラベルの絵にはどんな意味があるのですか?と輸入元の方に聞いてみたところ、壁の向こうを見ている、ということで、「見えないものを見てほしい」といった思いが込められているのだとか。

 シャルドネ100%。シャルドネの風味をダイレクトに伝えたいとのことで、ステンレスタンクで熟成されている。温度が上がるにつれて、ワインの表情も刻々と変わっていく、シャルドネの楽しみを十分に味わえるワイン。

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 活オマール海老と美味しいかぶらの冷製「かぶら蒸し仕立て」ボッタルガ添え

 かぶらの葉のソース。かぶらはほんのり柚子の風味で、これが白ワインの柑橘風味とよく合っていた。上には「かぶら蒸し」風にかぶらのおろしたものにからすみの粉がかけてある。オマールも甘くぷりぷりで、ワインとの相性もよし。004

 なめらかなホウレン草のパンナコッタ、ズワイガニとリコッタチーズのエスプーマ

 「泡」がシェフのマイブームなのかも(笑)。リコッタの泡はしっかりとしたものでミルキーでおいしい。パンナコッタは味が濃く、きっと野菜嫌いの子どもなら泣いちゃう(笑)?手前には蟹みそのソース。これはそれぞれを単独で食べるのがいいのか合わせて食べるのがいいのかよくわからなかった。わたしはちょっと蟹みそを持て余し気味になってしまった。。005

 いよいよ赤。ラ・フィオリータ ラウルス ロッソ ディ トスカーナ IGT 2004

 ラウルスとは、ラテン語で「月桂樹」の意とか。サンジョヴェーゼ70%、メルロー30%。最初にスロヴェニアオークの樽、後でステンレスタンクで熟成したもの。あまり長くおくものではなく、4年くらいで飲み頃となるので、フレッシュさを味わってほしいとのこと。

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 ごぼう入りイベリコ豚のラグーソースのパッパルデッレ

 パルミジャーノとオリーブオイルをかけて。ちょっと山椒っぽい香りがしたけれど、ごぼうの香りの内かな。この香りと豚の脂は間違いなくこんな赤にぴったり合うと思った。

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 ラ・フィオリータ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ リゼルヴァ DOCG 2001

 先ほどのラウルスも十分おいしいと思ったけれど、こちらのすばらしさと言ったら・・・!広がる香り、甘味も乗って後引く余韻。。うっとり(笑)。

 「ブルネッロの規制の半分のぶどうしか使っていない」(?)生産量が少ないということかな?あと10年は楽しめるワインだそう。008_2    

 ほくほく百合根のリゾット、秋トリュフ風味

 トリュフの香りが広がる。もちろんブルネッロとの相性は言うまでもなしで、すごい贅沢をしているような。。

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 シャラン産鴨のやわらかいポルペットーネ、温泉卵とセップ、九条ねぎ、フォアグラ

 ちょっと予想外のお料理。鴨のつくねのスープ仕立て(笑)?つくね好きです。焼いたきのこもおいしかった。

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 ラ・フィオリータ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ DOCG 1999

 1999年は、雨が多い年だったとか。先ほどのものより少しスパイシーな感じがした。ボルドーグラスで出されたのだが、後で社長さんのアドヴァイスで、ブルゴーニュグラス移して飲んでみれば、さらにさらに香りが立った。

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 小鳩の炭火焼き、ちりめんキャベツ、インゲン豆のお焼、サルミソース

 小鳩はとてもいい色に火が入っている。これもちょっとおもしろい料理で、小鳩の下の「お焼き」はお好み焼きみたいな味(笑)。これはシェフも最後の挨拶で笑っておられた。キャベツのせいかなあ。。(笑)ちりめんキャベツのチップスは漢方薬っぽい風味だった(笑)。こんな赤にはこんな肉料理、とやはり思うので、やっぱり赤を家で飲むのは難しいなあ。014

 りんごのソルベットと柔らかいクリーム

 上には煮たりんご、りんごのチップス。

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 ビスコッティとトリュフ

 エスプレッソでおしまい。

 パンは、フォカッチャ、バゲット、くるみパンに、フルーティーなオリーブオイル

 ついつい飲みすぎるワイン会。。。(笑)。楽しい夕べをありがとうございました。

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jeudi 20 novembre 2008

ボジョレ・ヌーヴォー

 今日は家族の用事でもともと休みを取っていたのだが、その用を弟とトモちゃんが肩代わりしてくれたので、ありがたいことにほぼフリーの休みとなった。折りしも今日は、新酒の日。せっかくなので弟夫婦と夕食を共に楽しむことにした。

 午前中はいつもの家事の後、お菓子を焼く。お昼頃、予約しておいた今年の新酒をワイングロッサリーに受け取りに行くと、店内ではKBSのニュース番組の取材の真っ最中だった。このお店は社長さん以下すべて才ある美人ばかりなので、きっと京都一美しい絵が撮れるワイン屋さんだろう。三条会商店街まで足を伸ばして、バタバタでパン、ヒロで牛肉などを買って帰宅。

 お菓子の切れ端とコーヒーの昼食の後は料理。弟が明日、早朝から東京出張なので夕食は5時から始めることになったので。また、3時半には一人来客の予定。料理4品を作る。

 作りたいときに、作りたいものを作るのは基本楽しいことなのだが、不思議なことに、一人台所で、黙々と料理をしていると道元禅師のことなどが思われて、気分はもう、『典座教訓』。たいしたものを作っているわけでもないのに、まるで日々の作務に励む典座和尚(てんぞおしょう・お寺での食事の用意を担当する僧)のようなストイックな心持ちになってくる。音楽でもかけながら、もっと享楽的に、快楽のための料理をすればいいのに、と思うし、実際、目的は快楽のための料理に違いはないのにまったく不思議なもので、静かに、静かに、作業に集中している。お菓子を作るときはそれがさらに顕著で、いまや製菓は、趣味以外の何ものでもないのに、ことさら緊張感がある。

 夕方になり、弟とトモちゃんが再びやってきた。008_2

 今年も、ドメーヌ・ド・ラ・フュリーの、キュヴェ・ワイングロッサリー。お店のオリジナルのキュヴェだ。紫がかった美しい色もきれい。ちょっと酸味寄りかな、と思ったが、香りはガメイらしく、とてもかわいらしいいちごジャム。ああ、ボジョレなんだなあ、と思う。弟たちにも1本進呈。

 一時期みたいに、ボジョレ・ヌーヴォー解禁、と大騒ぎするのも馬鹿馬鹿しいが、その後に現れた、たかがボジョレごときにワインを知らぬ輩が騒ぎよって・・・みたいな物言いもうっとうしい。ただ、季節の恵みをありがたく今年もいただけばよい。010

 料理は、牛肉の赤ワイン煮込み・ワイン1本入りで使い過ぎ、と、蛸のガーリック炒め。これは蛸の水分が出て失敗したなと思いきや、そのにんにく風味の蛸のスープ(?)がとてもおいしく、パンに染み込ませて食べるとナイスなことをトモちゃんが発見。半信半疑で試してみるとなるほどおいしくて、余ったスープまできれいになくなった。

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 ポテトサラダ。写真を撮るほどのことでも実はない、いつもながら粗雑な家庭料理ですみませんね、といった感じ。

 さて、ポテトサラダにりんごを入れることの可否をめぐる論争があるが、わたしは、あれば入れる派。でもまだ田舎からりんごが届いていなかったので入れられず。

 夏以降、わたしたち家族には困難が降りかかり、それぞれに大変ではあったが、それもようやく好転の兆し。家に集まっていっしょにごはんを食べるのも久しぶりで、とてもうれしかったので、この記事続く。

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mardi 18 novembre 2008

東福寺’08

002 001  久しぶりの解放感ある休日。そろそろもみじも見頃かな、と、自転車で、東福寺まで出かけた。伏見稲荷へ行く道とほぼ同じ。ただ今日は塩小路からではなく、七条から本町通を南下。山内へは北門から入る。新ちゃんの家(超ローカル・笑)を越えた辺りから、つまりJRの東福寺駅辺りからは急に人が増える。

 まずは塔頭の一つ、栗棘庵(りっきょくあん)へ。ここは公開していないが、もみじのシーズンは、この近所の高澤という料理屋さんが建物を借りて、お昼のお弁当を出しているようだ。店の方に行こうと思って事前に電話したところ、さすがに店の方はいっぱいで無理だったものの、こちらを教えていただいた。

 写真は栗棘庵のもみじ。ちょうど見頃のようで美しい。思わず皆、写真が撮りたくなってしまうようだが、写真撮影のみで境内に入ることはお断りだとか。張り紙があったが、それでも門から覗き込んで写真を撮る人もちらほら。客席の隣の部屋に仏像が安置されていた。なかなか由緒のありそうな仏様で、千手観音だったような気がしたけれど薄暗かったのでよくわからない。003 004

 3150円の松花堂。

 ちりめん山椒をかけたごはん

 しんじょうとゆばのお吸物 香の物

 紅葉蒲鉾 笹巻麩餅 いくらしょうゆ漬け 鯛子寒天寄せ ヒラメ錦糸巻き 海老煮

 粟麩田楽 サーモン塩焼き 水菜・えのき・菊花合え 酢れんこん 春子南蛮漬

 出し巻 胡麻豆腐 八幡巻 栗甘露煮

 鯛導明寺 菊かぼちゃ 小芋 あなご湯葉巻 きぬさや 紅葉麩

 栗棘庵は、北門に近い。臥雲橋を通って通天橋へ。007_5   

 臥雲橋から通天橋を臨む。

 まだ青い葉もあり、少し早いような気もするけれど、近づいて見れば、色づいていない木でも、葉が少し枯れかかっているようでもあり、今年はここまでなのかどうかは判断がつかない。

去年と比べてどうかなと思って調べてみると、去年より来るのが一週早かったようだ。こちらは一昨年の記事。このときは塔頭なども拝観しているので、行かれる方はご参考にどうぞ。このときは第三週に行っているようだ。

Ca6n13pz_5 通天橋から臥雲橋を臨む。 

 今日の人出はさほどでもなく。とは言え、観光バスでやってくる団体さんも多い。土日祝は、通天橋が落ちるのでは?と心配になるほどの混雑におそらくはなるだろう。ここはできるなら、よく晴れた平日の、朝一番に行くと良い。010

 帰りに、退耕庵に行ってみた。小野小町ゆかりの寺で、地蔵堂の高さ2メートルのお地蔵様は、玉章(たまずさ)地蔵と呼ばれ、胎内にたくさんの、小野小町に宛てた恋文が納められていたと言う。

 写真は、小町百歳の井戸。碑は元禄年間に建てられたものとか。シャッターをきった瞬間、デジカメの画面が突然おかしくなっって動かなくなった。こういうことがあるとなんとなく怖いんだ~(^^;。

 庭や茶室は公開されていなかった。後で調べたら、予約すればOKなのだとか。茶室は、作夢軒(さくむけん)と言い、関ヶ原の戦いの謀議が行われた場所だそう。

 同じ「さくむけん」でも、武野紹鴎作と言われる茶室、昨夢軒は、大徳寺の塔頭、黄梅院にある。ややこし(笑)!

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lundi 17 novembre 2008

イギリス

03034648_2 『イギリスのティーハウス―紅茶とお菓子を楽しむ』 小関 由美/著 主婦の友社 2008年

 ほろっとくずれるスコーン、たっぷり添えられたクロテッド・クリームと赤い実のジャム、焼いてバターを塗ったマフィンに、焼きた立てのクランペットやバンズ。カップになみなみと注がれた濃くて甘いミルクティー・・・。花咲く英国式庭園。

 きれいな写真を見ていると、ほんとにイギリスに行きたくなった。

 出口保夫さんやリンボウ先生の本も好きで、たくさん読んだけれど、いまだに行ったことがない。今、何度目かの、イギリス・マイブーム(笑)。001 001_2

 なのでスコーンなんかもよく食べていたりする。スコーンも作り手さまざま。

 左は309 THE CANTEEN のもの。全粒粉を使っているみたい。右は、横浜の、スコーンクラブというお店のもの。柳馬場蛸薬師の角に、紅茶専門店ができていて覗いてみたら、このスコーンがあったので購入。どちらかというとしっとり系の焼き上がりだった。

 ほろほろでもしっとりでも、欠かせないのはクロテッドクリーム。これって、スコーン以外のものに付けても合わない(イングリッシュ・マフィンですら)のに、スコーンに付けるとどうしてこんなにおいしいのだろう。生地とも合う、ジャムとも合う!

 紅茶専門店では、ミルクティー用のアッサム(サービス品だった)を買った。茶葉はCTCと呼ばれる、葉っぱが丸まったもの。しっかり濃く出したお茶にたっぷりのミルク。ミルクティーは甘くするのが好き。

 行ってみたいなあ。。イギリス。。。

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samedi 15 novembre 2008

コップピョン

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 ←コップピョン

 久しぶりに行事を担当。Nさんと組んで、約15人の子どもと5人ほどの大人を相手に、絵本を読み、簡単な工作をする。

 工作はわたしが主で、準備と本番。作ったのはこの「コップピョン」。紙コップに目鼻を付け、輪ゴムの力でピョンと飛ばすというたわいもないしかけなのだが、なかなかどうして、こういう工作は妙におもしろく、大笑いしてしまうことがある。

 わたしの勤める図書館ではなぜかお楽しみ会で毎回工作をするようだ。でも作る作品の載った本はこれまで紹介していなかったようなので、今回、ちゃんと、このコップピョン(いい名前だなあ。。。)の作り方が載っている本を紹介し、ついでに工作の本の書架の案内もしておいた。ここまでして初めて、図書館の行事であると言えるだろう、との考えから。

 絵本は合計3冊。

 『うさこちゃんのさがしもの』 ディック・ブルーナ/ぶん・え 松岡 享子/やく 福音館書店 2008年

 これはわたしが読んだ。福音館から出ている「うさこちゃん」の新刊2点のうちの1点。やっぱり、「うさこちゃん」はいい。大いなる予定調和。お話の最後に、しかるべきところにきちんと着地するので、子どもは安心する。

 「うさこちゃん」の最初の訳者は、石井桃子さんだったねぇ・・・。ほんとの名前は、ナインチェ(小さなうさぎちゃんの意)というけれど、石井さんはほんとにそれにぴったりの日本語の名前を付けてくれた。

 うさこちゃんやし。 ミッフィーちゃうし。誰が何と言おうとも。

 ついでに言うなら、世界一有名であろうバンドデシネ、タンタン・シリーズで、タンタンといつもいっしょにいる白い犬がいるけれど、

 ミルーやし。 スノーウィーちゃうし。 絶対に。

 Nさんは2冊絵本を読んだ。

 「キツネのおとうさんがニッコリわらっていいました」 みやにし たつや/作・絵 金の星社 2008年

 みやにしたつやの新作。みやにしたつやらしさがよく出ている良い作品。この人の作品は子どもも好きだし、大人にも好きな人は多いだろう。もちろんわたしも好き。

 「でんしゃにのって」 とよたかずひこ/作 アリス館 1997年

 大型絵本版で読む。絵本のサイズが、小さいものから順に大きくなっていくという趣向。今回これも初めて(であるようだった)、読んだ絵本を順に面出しで机に置いていくようにしたがこれはさすがに大き過ぎるので床置きで立てかけた。

 これもそろそろ、名作の域に入るかも?うららちゃんが目的地「ここだ駅」についてからもさらに一つ展開があり、うららちゃんが降りた後の電車はどうなるのかなあ?と、続きをそれぞれが想像して楽しめるお話となっている。読み終わった後に、みんなで、この後の電車、どんななったやろ?どんなんが乗ってきゃはったかなあ?というようなことを話し合って遊ぶ、という展開も考えられる。

 工作はちょっと苦手なのだけれど、久しぶりに子どもといっしょに絵本を読んで、楽しかった。

 公共図書館の司書という仕事は、子ども嫌いの人にはかなり辛いだろうな。南無~。

 余談。夕方、サブボスがNさんに「BL小説とはどんなものなのか?」と根ほり葉ほり聞いていた。Nさんはいろいろと例を挙げて説明していたが、「大きな書店ならBLのコーナーがありますよ」と聞くと、サブボスは見に行ってみるという。いや。やめたほうがいいです。そのルックスでそんなコーナーで本を手に取ってると、ほんっとに怪しいですから。

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jeudi 13 novembre 2008

フロレスタ

 午後、府立主催の研修。新しくできた某図書館へ、慶応大学の図書館情報学の先生の話を一つ聞きに行く。昨今のご時勢を鑑みて、図書館のリスクマネジメント関係の話。会場の図書館にはオープンしてから来るのは初めてだが、書架に本がちゃんと入って、利用者がいる図書館はやはりよいものだ。久しぶりにM嬢、秋田嬢、マダムUやMさん、先輩や姐さんに会ったのだが、何分あちらもこちらも慌しく、それぞれ「もうかりまっか」「ぼちぼちでんな」程度の会話しかできず。

 終了後、すっかり今は生活圏でなくなり、来ることもなくなったこの辺りだが、散歩がてら歩いて、京都ファミリーに最近できたという、フロレスタ ネイチャードーナツに行ってみた。Cap70y1i

 オーガニックをうたっているだけに、店員さんは頭にバンダナを巻いたりしていかにもロハス(?)ないでたち。よくわからんが。

 ドーナツ、ちっさ!!砂糖好きのわたしは「シュガー」と「ダブルチョコレート」を購入。それとアイスコーヒーで、『夏目友人帳』を読みながらおやつの時間。

 何気なく読み始めた『夏目友人帳』だが、『百鬼夜行抄』の同工異曲かと思わせる嫌いはあるものの、人と妖(あやかし)のわたし好みの物語でもあり、ついほろりとしてしまう話も多く、油断ならない。人ならぬものと交流を持ち、この世ならぬ世界に連れて行くと言われたなら・・・?という愚にもつかないことを子どもの頃から繰り返し繰り返し考えてきたが、今も昔も変わりなく、それもいいなあ。。。と思う。

 さてドーナツ。2個も食べると満腹になってしまった。ちっさくてもドーナツはドーナツ。まったくもって油断ならない。

 今度はどこかに、クリスピークリーム・ドーナツがオープンしないだろうか?

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mercredi 12 novembre 2008

ビアンキ

 あまり寒くもなく、よく晴れた美しい日。朝から植木屋さんと工務店さんがやってくる。植木屋いうと、いまだにバカボンのパパを思い出すのはどういうわけなのだろう。

 裏庭の、陰気なジャングルのように茂った方除けの南天の木や、二階のわたしの部屋の窓まで伸びてきていた槙の木をきれいに剪定してもらって、家の北側の部屋がとても明るくなった。夏に友達がくれたマンゴーがあまりにおいしかったので、槙の木の間に種を埋めておいた。それが奇跡的に芽を出し、小さな細い木の赤ちゃんになっていたのだが、それは抜かれなくてすんだようだ。もし京都の寒い冬を越すことができれば、数年後にはとろけるようなマンゴーが収穫できるかも(笑)??

 明かり取りのための小さな中庭も水平に魔手を伸ばしたヤツデ(?)や元気が良すぎるシロチクをきれいに剪定してもらって、庭も本来の役割を取り戻した。玄関横の柘植の木も刈ってもらう。

 裏庭に置いてあるいらない植木鉢や土などを持っていくついでに、不要な古道具があれば何でも持っていきますよ、と工務店さんが言ってくれたので、長く放置してあった、室内の不用品(つまり粗大ごみだ)もすべて持って帰ってもらう。それを受けて、期せずして縁側のあたりの大掃除となった。祖母の鏡台の引き出しを久しぶりに開けると、新しい柘植の櫛が出て来たのでもらっておくことにする。

 台所を通って、裏庭からどんどんものが運び出されたために、台所から玄関までが土と砂でざらざら、どろどろになってしまった。昨日拭き掃除までしたところなのに、それが水の泡になってしまったのは大きな誤算だった。

 ついに、もうぼろぼろになっていた、かつての愛車、ビアンキも処分してもらうことにした。ビアンキというとすぐにあの美しいチェレステ・グリーンが思い浮かぶが、わたしの愛車は、シャーベットオレンジの、美しいクロスバイクだった。これをかついで裏磐梯まで電車を乗り継いで行って、桧原湖を一周したこともあるし、1日100キロ走ったこともある。そんなことを思い出すと楽しい気分になったが、もう乗れない状態のものとは言え、手放してしまうのはやはり寂しい。人との別れも、好きだったものとの別れも、同じほどではないにせよ、悲しいものには違いない。

 やり直し掃除を済ませて、祖母のところに行って帰ってくれば、もう夕方。夕食には、Dr.Haraの冬のお献立帳(笑)より、を扁炉(ピェンロー)という中華風の白菜鍋を作る。味つけと言えば、胡麻油と塩と七味(本来は一味らしい)だけと、非常ににシンプルなものなのに、そうとは思えないくらいのおいしさだ。白菜はヨーロッパの人みたいに、くたくたに煮るのが良いみたいだ。それに春雨がとてもおいしい。いい料理を覚えた。

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mardi 11 novembre 2008

ヘロール??

005_2   昨日、ごうやんさんにいただいたお菓子。超有名ロールケーキ、フロールの秋版、といったイメージで作ったというこのお菓子は、スフレ生地にキャラメル風味のクレーム・ムースリンヌを巻いたもの。

 「このお菓子をなんて名付ける?」と聞くと、「う~ん。ヘロール・・・」「え?ヘロール?」「へなちょこフロールやから」・・・(笑)

 ヘロール(笑)、「へ」なんてとんでもない。大変おいしくいただきました。ありがとう(^^)。

 この雄姿。作るお菓子も、人に似るのかもしれない。小ぶりできゅっと締まった姿。表面の焼色がつやっと美しい。007_2

 スフレ生地は密。クレーム・ムースリンヌは1対1ではなく、かなりクレーム・パティシエールが多めの食感。クレーム・オ・ブールではなくバターと合わしているのかな。(おっとバターかどうか、そこは聞き忘れたけど)メールで尋ねると、キャラメルの印象が薄れないようにそうしてみた、とのこと。なるほど。また、生地の食感とクリームの食感も合うような気がする。

 楽しくいろいろ考えてみる。このスフレ生地なら、パータ・ボンブのクレーム・オ・ブールで作ったクレーム・ムースリンヌを厚めに巻いても、こくがあって特に寒い季節のお菓子としてよさそうだ。ムラング・イタリエンヌのクレーム・オ・ブールで作ったクレーム・ムースリンヌなら、生地はふんわりしたジェノワーズがよさそうに思う。

 ごうやんさんにリクエストして作ってもらおうっと・・・あはあは(笑)。自分で作れよなんて言わないでぇ~~(笑)!

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炊き込みおこわ

002  先日、栗御飯を炊くのに餅米を買ったので、どんどん消費。今日は、以前に埼玉の叔母がタッパーに詰めて送って来てくれた、おいしい炊き込みおこわを再現してみた。

 祖母なら、見るなり「こんな真っ黒けにして・・・」と眉をひそめそうなお醤油色だけれども、叔母は新潟出身なので濃い口醤油、しっかり味の文化圏の人。でもこれはこれでおいしいのよ。

 うるち米と混ぜたけれど、餅米だけの方がよりオリジナルに近かったと思う。具は、おあげ・にんじん・ひじき。鶏肉も入れたいなあと思ったけれど、お仏飯にもするので、なまぐさものはNG。こんぶを入れて炊く。味つけは濃い口醤油とお酒。

 いや~、おいしい。餅米って大好き。いつものかやくごはんはここまで色も味も濃くしないけれど、それだって、あんまり味が薄いとおいしくないものではある。大盛り二杯食べました。へへへ。

 時々、自分が作った料理でも手放しでおいしい!と思うときもある。作りたいものを作りたいときに作るのも、手放しで楽しいな。食べさせなきゃならない人がいる人(うちでは父)はしんどいときでも忙しいときでも気が乗らないときでも作らないといけなくって、作っててぜんぜん楽しくない義務の料理になってしまいがち。ああ、でも愛するダーリンのために作ってる人はそうでもないのかな。いかが(笑)? 

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lundi 10 novembre 2008

石神さん/Banoffie Pie

 『容疑者Xの献身』を見に行く。ガリレオシリーズは原作もドラマもおもしろかったし、福山雅治はかなり好き(・・・という人は老若男女かなり多いようだ。だから大河の主人公に抜擢されたりするのか・・・。本業は音楽だけどねぇ)なので、当然見に行こうと思っていたのだが、ラッキーなことに、福山追っかけ歴17年という、職場のアルバイトさんがチケットをくれたのでありがたく使わせていただいた。彼女の追っかけっぷりはものすごいので、見ててなんだか楽しい。

 原作を先に読んでいたので、石神役が堤真一と知ったときには驚いた。彼もけっこう好きな俳優である。でも原作ではたしか石神は柔道をやっていた、という設定だったはずなので、わたしの脳内での石神は、既に柔道部の人(しかも重量級)であり、堤真一ではかっこよすぎるのでは?と思っていた。まあ、それを言うなら、原作の湯川先生の描写は、かっこいいとは言えず、東野圭吾は、佐野史郎をイメージしていたと言うから同じようなものか。

 柴崎コウ演じる女刑事はもともと原作にはなかったキャラで、「柴崎コウはいらん。草薙刑事と湯川博士の男二人だけでええねん」との意見は多い(笑)。・・・脱線。

 が、さすが堤はいい役者なので、わたしの脳内石神とは違うけれども大変それらしい雰囲気を醸し出していた。

 ドラマや映画は、ヴィジュアルであるだけに、ディテイルを細かく作り込んである方が楽しいし、それを見ていろいろと楽しむこともできる。あまり重要な役回りではなかったが、ドラマシリーズのレギュラーキャラも一応登場。

 物語の中の話になるけれど、ゲーム理論や経済学の理論の登場人物みたいに人間は自分の利益だけを追求して、功利主義的に生きられるというわけではないから、自分の計画がああいう結末になるということは、火曜サスペンス劇場を見るよりも明らかだったはずなのに、天才と言われるほどの頭脳を持った石神がなんでそこに気付かないのかなあ、と思ったりする。

 映画の後は少し歩いて、三条会商店街の中の 309 THE CANTEENに行ってみる。三条猪熊辺りの、以前はラ・ネージュというパン屋さんのあったところだ。

 最近は日本語まで不自由になってきたようで、 「ここはイギリスですか?」などと、どこでもドアでもあるまいし、変な形の質問をしてしまったが、お若い店主は「僕、5年間イギリスに住んでたんで、店をやるならイギリスかなあ、と思って・・・」と答えてくださった。

 週変わりのランチを注文。001_2

 チキンパイ(ハーフ)002

 シェパーズパイ グリーンピースのピュレ

 たぶんフランスのアッシ・パルマンティエと同じものなのだろうと思う。じゃがいもと挽き肉の重ね焼き。グリーンピースのピュレは、話には聞いたことはあるが、やはりわたしにとっては辛い食べ物だ・・・(笑)。 003_4

  バノフィーパイ

 クッキー生地に甘~いキャラメルを流し入れ、その上にバナナを乗せ、砂糖なしのホイップクリームを厚くならして、それを凍らせたお菓子。甘くておいしい。

 バノフィーとは banoffie で、バナナとトフィーがくっついた言葉なのだろう。「バノフィー・トリュフ」というまさに、こんな味のイギリスのチョコレートを食べて初めてイギリスにはバノフィーなるおいしいものがあることを知ったが、もとはこのパイだったわけですね。食後はホットコーヒー

 ごうやんさんから連絡があり、高島屋のばらの木で午後のお茶。ここの、スチュワード麻子さんという方のフレーバーティーは他にはない香りのものばかりで、とてもよい香りでおいしい。今日は、フラワーシャンペンというフレーヴァーを。朝作ったお菓子を下さるというので、大変ありがたく頂戴する。いろんなお話をしたりされたりで夕方まで楽しいひと時を過ごす。ありがとうございました(^^)。                                       

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dimanche 09 novembre 2008

ゆで豚

002_2  先日ジャスコで買った、豚肩ロースのかたまり肉。昨日の夜、夕食の後片付けやなんかをしながら、ゆで豚にしてみた。こういう料理は、何か他のことをする片手間にできてしまうから、時間はかかってもほんとに手間要らず。

 水に入れたのは、塩・粒こしょう・鷹の爪・しょうが・にんにく、ねぎがなかったので代わりに玉ねぎ。思いつきで、にんじんとローズマリーを一枝。水がらゆでて、盛大に出るあくをひいて、気長に2時間くらいはゆでたかな。肉がお湯にひたっているように適宜水を足しながら。お鍋にいれたまま朝まで置いて冷まし、朝、冷蔵庫へ。

 今日の夕食に切って食べた。中の色もきれいで、しっとりと柔らか。何をつけて食べたらおいしいかな、と、いろいろ試してみた。

 塩とオリーブオイルもおいしかった。オーソドクスに辛子醤油も可。適当に作ったたれ(酢・醤油・みりん・小口切りの鷹の爪・炒りゴマ・胡麻油)もなかなか。

 簡単なので、お忙しい方々はお試しあれ。

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vendredi 07 novembre 2008

超熟

 遅番も3日続くと、なぜか早番3日より疲れるのが不思議。リズムが狂うからかな。でも今日は3連チャンの終わりで、久々にかもめさんと、ワインバーでデート(笑)。さあ、急げ急げ!

 かもめさんは既にご到着。一杯目はジョスメイヤー アルザス・リースリング 2006。これ飲むのは二回目だけど、今日は酸っぱく感じる。酸っぱい洋梨、という感じ。001

 アミューズは、小さなパイと牛肉のしぐれ煮。・・・というのは嘘でほんとは赤ワイン煮。でもどこか和風でごはんがほしくなるのは、かくし味にしょうが(Fシェフは「ジンジャー」と主張・笑)を入れてるからみたい。

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 バイヨンヌ産生ハム。最初見たときは丸々と太っていた足が、今日はずいぶんと痩せていた。しゃぶりつくされたのねぇ・・・。骨、どうなるのかなあ?

 ワインはまた白。パトリス・リオン ブルゴーニュ・ブラン 2006。パトリス・リオンの白って珍しいなと思ったら、これ一つしか作っていないんだって。樽が香っておいしい。003

 今日のキッシュは、ミンチ、コーン、アスパラ、トマト。いつもより更に具沢山な気が・・・。表面がもりもり(笑)。

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 太刀魚のポワレ きのこのクリームソース

 ワインは赤。マルキ・ド・カロン 2004。ハートのラベルのカロン・セギュールのセカンド。ラベルの感じは違うんだけど、同じシャトーの絵が描いてある。おんなじですよ、とソムリエOがカロン・セギュールを出して見せてくれた。

 ボルドー飲むのは久しぶり。やっぱり秋が深まってくるとボルドーがおいしく感じられる。お魚料理だけれど、きのこのソースがワインにぴったり。005

 お肉料理は、子羊のロースト 赤ワインソース。きれいな焼き色。添えてある、ブイヨンで炊いたワイルドライスとレンズ豆もおいしい。

 グラスワインのリストに、ヴィルマールが載っててねぇ・・・。がまんできなくなって、デザートの代わりに頼んじゃう。ほんとにおいしいシャンパーニュだなあ。007

 最後にチーズ。いつものように、シェーブルと青かびとウォッシュを。それぞれ、ピュリニーサンピエール(ただし超熟)、ゴルゴンゾーラ・ピッカンテ、まわりにフェンネルがついたマンステール

 シェーブル、と注文すると、Fシェフ、「シェーブルは普通の?」と聞く(笑)。秘蔵の熟成があるの?と尋ねると、出てきましたのがこの超熟・ピュリニーサンピエール。この前いただいた超熟とおんなじくらい「熟」でございました。

 ゆっくりデートを楽しんでおりますと、世も更け、PICARLEさんが来られた。お仕事毎日忙しそう。でも仕事終わりにほっこりとした気持ちになれる場所があるっていいですよね。

 わたしもほっこりした夜でした。ありがとう。

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蒔絵

Camg3vif  『japan 蒔絵-宮殿を飾る東洋の煌き』 を見に、京都国立博物館へ。

 蒔絵を見ると必ず思い出すのが、『陰翳礼讃』。中学か高校の国語の教科書に抜粋が載っていたのを初めて読んで、いたく気に入り、実際に羊羹をろうそくの明かりで鑑賞してみたこともある(←実験?)。当然、通っていた学校の近くでもあったことだし、くだんの「わらんじや」にも行きたくなって、母に連れて行ってくれろと頼んだが、にべなく断られたということもある。

 蒔絵は薄暗いところで見る。これは本当に、その方が深く深く美しいと、今でも思う。

 この展覧会は、この秋一番かもしれない。大変ヴォリュームがあり、見応えは十分。そしてあちらこちらにおもしろいものが見付けられる。展示に飽きさせない工夫も十分。中央室(何本もの柱がある、大広間風の部屋)は、部屋そのものの造りを生かし、ゴージャスなヨーロッパの蒔絵(ヨーロッパでも大変蒔絵は人気があった)の調度が配置され、神戸ファッション美術館から借りたフランスの宮廷衣装を身に着けたマヌカンが立ち、まるで宮殿の一室のような雰囲気にしてあるのだ。なかなか楽しい企画だと思う。

 展示は全部で七章からなる。ちょっとおもしろかったものを簡単に記録。

 宝相華迦陵頻伽蒔絵そく冊子箱 平安時代 仁和寺蔵

 国宝。蒔絵史上、最高傑作の一つらしい。古い時代のものなので、ずいぶんとくすんだ色合いになってはいるけれど、この細工の細かさは大変なもの。本当に美しい。この時代のものは経箱が多い。中国から持ち帰ったありがたいお経を大切に保管しようという気持ちが現れているのだろう。

 松椿蒔絵手箱および内用品(阿須賀神社伝来古神宝類のうち) 南北朝時代 京都国立博物館蔵

 国宝。化粧道具箱と道具類。お歯黒入れ、おしろい入れ、梳き櫛、眉筆、毛抜きなどなど。化粧道具はやはり女子には興味深い。

 南蛮屏風 伝狩野山楽筆 桃山時代 サントリー美術館

 重要文化財。6曲1双。右は上陸したカピタン(船長)一行を迎え、商談など(?)をしている図。左は、異国の様子を描いた図。人物は明らかにその造形から南蛮人なのだけれど、風景や建物が中国風なのがおもしろい。確かに中国も異国だけれど、見たことのない南蛮の様子を画家が想像をめぐらせて描いたのだな、と思わせるところが良い。

 こういった人物が細かくたくさん描いてある絵は大好きで、見飽きない。一人一人が何をしているのか、どんな表情なのかなどをじっくり見て楽しんで、時には絵の中の世界に気持ちが入り込んでしまう。

 こんな絵をいっしょに見るのに素晴らしい相手は、友人の小豆で、二人で細かく絵を見ながら、人物評。「あ、これ何したはるん?」「わ~、この人あほや~」等々、絵に突っ込み。また、人物にせりふを付けて会話してみる・・・など、しつこく絵の前にいて、笑いを抑えるのに一苦労だ。いっしょに来ればよかったなあ。

 世界図屏風 桃山時代 個人蔵

 6曲1双の大きな屏風。大航海時代の世界地図が描かれた屏風で、オランダの東方航路も記入してある。日本、東南アジアの辺りはかなり違っていると思うけれど、中心に描かれているヨーロッパ・アフリカの辺りはずいぶん正確。

 今は色あせてはいるけれど、色鮮やかなこの屏風が、部屋に飾ってある様子が目に浮かんで、なんだかとってもわくわくした。

 蒔絵は、日本からどんどん輸出されていたらしい。教会で使う道具も多数作られたようだ。鎖国以前に、主にポルトガルなどに輸出されていたものを「南蛮漆器」、鎖国後にオランダに輸出されていたのもを「紅毛漆器」と呼び、この二つの様式はかなり違っていたようだ。この比較もおもしろかった。

 山水花鳥蒔絵螺鈿箱(トイレット・ボックス) 江戸時代(本体の箱)フランス(箔押しの台) ヴェルサイユ宮殿美術館

 つまり、おまる。蒔絵のおまるなんて、なんてゴージャスな・・・(笑)。これはフランス革命まで、コンデ公の持ち物だった。一般公開されるのは140年ぶりなのだとか。

 ロココ時代のフランスでは、本来の蒔絵にいろいろな金の立体装飾が付いて派手になるようで・・・。これも文化の受容と変容の一つなのでしょうか。すっきりした蒔絵が、暑苦しくこってりした感じになっているのが笑える。また、だんだんと蒔絵の流通量が減り、高価なものになっていったので、ヨーロッパではニスで作った擬似的な蒔絵といったふうな技法(ジャパニング)も発達したらしい。

 漆の間のあるドールハウス 江戸時代(蒔絵パネル) ドールハウス(ドイツ) ゴータ・フリーデンシュタイン城美術館

 大きなドールハウス。覗き込んで見れば、なんとかわいらしい。実に精緻で美しい。神は細部に宿る。

 これ以外にも、ポンパドゥール夫人ゆかりの品、マリー・アントワネットの、ヨーロッパ一と言われる蒔絵コレクションを初めとする、王侯貴族のコレクションなど、魅力ある展示品が多数あるので、見に行けば、蒔絵を知らない人でもお気に入りの品やちょっとおもしろいものが見つかるのではないだろうか。

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jeudi 06 novembre 2008

ノルマンディー

Photo 所用を済ませるため、街へ出たので、市役所近くの、ノルマンディーでお昼ごはんを食べる。ノルマンディーと言えば、りんごやシードルとかバターや生クリームとか、上陸作戦とか?でもここのスペシャリテは、牡蠣らしい。けっこう昔からある店で、前は三条堀川にもお店があったけれど、こちらは閉めてしまったみたい。わたしも河原町のお店に行くのは初めて。日替わりのランチは、小さなサラダ、メイン一皿、シャーベット、コーヒーor紅茶、パンで、1260円。本日のメインは鶏肉のポワレ・カレー風味のクリームソース。添え物はじゃがいも、きのこのリゾット、ブロッコリー。デザートはミルクティーのシャーベット。ちょっと練乳っぽい濃さがあって、シャーベットと言うよりは濃い目のジェラートといった感じでおいしかった。

 眼鏡研究社で新しいめがねを受け取ったり。と言ってもデザインは今のとほとんどいっしょなんだな~。特にコレクターではないけれど、まったく雰囲気の違ったものを一つだけ、ロジータで買ってみようかなと、ふと考えた。

 ついでに明治屋に行き、製菓用のチョコレートを買う。ヴェイス社とヴァローナ社と、イル・プルーが扱っているペック社のものと、どれにしようか非常に迷ったが、それぞれの風味やテクスチュアの違いをよく知っているわけではないので、量的に一番使い勝手がよさそうな、ヴェイス社のクーヴェルチュール アカリグア(カカオ70%)を買うことにした。お菓子を作るまでにそのままで食べてしまわなければよいのだが。

 夕方出勤すると、健康診断の結果を渡された。結果はいつもと同じようなもの。ただ血圧が過去二回に比べると妙に低くなっていた。肝臓系の数値も見事にきれいなもので、あと20年くらいは一日にワインを1本毎日飲み続けても大丈夫なのでは?と思えるほど。飲まないけどね(笑)。どうやらわたしは一度にたくさん飲むのはわりと平気だけれど、グラス1~2杯でも、毎日飲むとしんどいみたいだ。つまり、大量飲酒には耐えられても、連続飲酒には耐えられない。血糖値も正常。あと50年、ケーキを一日2個くらい食べても大丈夫だろう。こちらは、超大量摂取でも長期連続摂取でもまったく平気。

 いつも不思議に思うのは、血中の中性脂肪は最低基準値の50mg/dlほどしかないのに、コレステロールはHDLもLDLもたっくさんあるということだ。

 まあ、ありがたいことに今年も一応健康だったわけだが、現在の体調は思わしくないようで、またまた謎の湿疹が出てしまった。最近はこれが心身の健康のバロメーターらしい。かい~の~。

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mardi 04 novembre 2008

栗御飯

003  晩秋になって、ようやく栗御飯を作った。炊いたり蒸したり、搗かなくてもわたしは餅米が好きなので、餅米を混ぜて炊く。うるち米1合に、餅米を半合。塩で軽く味付け。炊き上がりはふわあっと餅米の香り。

 おいしいなあ・・・、栗御飯。今日はお米ばっかり食べている気がするけれど、もちろんお代わり。余った分は、明日のお弁当♪

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 だし巻きの巻き方には、手前から向こうに巻く京巻きと、向こうから手前に巻く大阪巻きの二つがあると教えてくれたのは、若き女料理人、さんこさん。それまでそんなことぜんぜん知らなかった。

 おばあちゃんがそうしていたので、わたしも手前から向こうに巻く。でもこちらの巻き方の方が難しいんだって。だしの量が多い方がおいしいけれど、そうするとまた巻くのが難しい。だから今日も悪戦苦闘(笑)。ほんとに不器用なんだなあ・・。でも味加減も柔らかさもちょうどよくて、おいしく食べたから、良しとしようっと。その他は、きのこの包み焼き、湯むきトマトなど。

 気持ちにも時間にも余裕があって、作りたいと思ったものを穏やかな気持ちで作るのはやっぱり幸せだと思う。もっと日々丁寧に暮らしたいものですね。

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猫めし

 年に一回のチェックのため、乳腺外来に行く。最近はどの診療科も予約診。予約を取るのも人気料理店並みで、1ヵ月は待たされる。朝一番に行こうと思ったが寝坊。でもかえって遅めに行った方があまり待たされなかったのでよかった。皆、嫌な診察など、朝早くさっさと済ませてしまいたいという心理があるので早く行くほうが混んで待たされるようだ。

 知っている人は知っているということで詳しくは書かないけど、いつも思うのだが、マンモグラフィーを撮る技師と言い、乳腺外科の医師と言い、その技はまさに熟練の職人だ。マンモ職人と名付けよう。へたくそに撮影されればひどい目に遭うし、ほんとの専門医に写真を読んでもらって診察してもらわないと、細かい病変を見逃される。だから、これから乳がん検診を受けてみようと思う人は、ゆめゆめ、産婦人科などで、「ついでに」やってもらってはいけない。幸い今年も無事クリア。

 帰りはほんとに久しぶりにダイハナ(ダイヤモンドシティ・ハナの中学生的呼称)で、食料品の買出し。今日はよく晴れて寒くもなく、これも久しぶりに自転車に乗ったら、髪がさやさやと風になびく感じが心地よかったので、散髪はしばらく延期することにする。

 お昼ごはんは昨日のすき焼きにごはんを入れて煮た、通称「猫めし」。一般にはごはんにかつおぶしを混ぜたものを「猫めし」と言うようだが、我が家では昔から、すき焼きの残りにごはんを入れたものを「猫めし」と呼んでいた。

 わたしが小学校に上がる前に亡くなった祖父は、わたしに邪魔されず昼ごはんが食べたいときにはよく走り庭の机に椅子を持ってきてごはんを食べていたが、なぜかいつもこの「猫めし」を食べていたような気がする。わたしから逃げてごはんを食べているのに、わたしはめざとく祖父を見付け、膝によじのぼった。すると祖父は嫌がるでもなしに、わたしにも膝の上で、猫めしを食べさせてくれるのだった。

 今までわたしは家族を始め、周囲の人々にどんなに手をかけ目をかけ、愛されて育てられて来ただろうか。祖父にはもう返すすべもないが、今はわたしが、少しづつでも受けたものを返していく番になったと思っている。亡き人の分は、今、わたしを愛していてくれる人に返す。

 昼からは慌しく洗濯などのいつもの家事のほか、人と面談したりいろいろな家族の雑用。001

 おやつに、レマン館エスカルゴ。よく焼き込んだ皮がおいしいシュークリームだ。

 新生レマン館は、ヴィエノワズリも常時置いている、なかなかよいお菓子屋になっていたのに、今月10日で閉店するらしい。残念なことだ。そのため、焼き菓子3個をプレゼントされた。9日は、全商品が半額になるらしい。

 さて、これから夕食の用意。気が向いたら「おさんどん」記事、アップします。 

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dimanche 02 novembre 2008

朝市

 世の中の三連休とは関係なく、ずっと仕事です。だけど、涙が出ちゃう、図書館なんだもん・・・。001

 午前中、好青年Fさんご来館。彼と認識するまでに数秒かかる。朝市で仕入れたという地野菜をいただく。水菜を半株と、根元が紫色の珍しい葱。赤葱というのだそう。書架の間で葱の受け渡し(笑)。

 生で食べると辛いというこの葱のおいしい食べ方をいろいろ聞いて、夜は網焼きにしてお醤油をちょっとかけて食べる。冬の葱みたいにたっぷりあんが入ってる。シンプルだけどおいしいな。ありがとうございます(^^)。

 友人S氏と娘ちなちゃんご来館。一般客を装って(?)カウンターに貸出に来たので、認識するのに数秒かかる。図書館は誰でも来ていい楽しい職場♪。

 勢いで(つい)『草の花』(新潮文庫) 福永武彦/著 新潮社 1988年を読む。

 ああ、青い春です・・・(笑)。旧制高校です。福永先生の文章きれい・・・。品があります。昨今の身も蓋もない●L小説なんぞよりも、わたしなどはこちらの方がよほど萌えます。でも福永先生ごめんなさい。4章構成のうち、「第一の手帳」だけでわたしは十分なんですが(笑)。しょせん読み手はこんなわたしです・・・。だってね~(←言い訳)、主人公の汐見さん、あれだけ兄の方に愛していると言っておいて、数年後その妹と恋をするっていうのはどうも納得いきません!!

 帰りの電車で名前を呼ばれ、顔を上げるとHさん。認識するのに数秒かかる。いや~、無防備に本を読みふける姿を目撃されるというのはなかなかお恥ずかしいものですね(笑)

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