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mardi 30 septembre 2008

ルパン・ベーカーズ

 南区の九条新千本から十条新千本の辺り。商業施設や観光名所があるではなし、この辺は、住んでいたり勤め先があったりということがなければ、あまり行かない辺りかもしれない。この方面に勤め先があったのはもうずいぶんと前になるし、わたしもここ数年は行くこともなかった。

 十条により近い辺りに、ルパン・ベーカーズというどちらかと言うと庶民的な、大きな街のパン屋さんといった感じの店があり、通勤ルートの一つでもあったので以前はちょくちょくパンを買って職場へ向かったものだった。その店に久しぶりに行ったのだが、今の流行なのか、外装・内装がすっかり変わり、ちょっとコジャレたフランス風の店になっていた。

 店内には古い古いシャンソンまで流れていた。エディット・ピアフ、「愛の讃歌」・・・ってさすがに古過ぎでは。去年、映画になったからかも。パンを選びながら聞くともなしに聞いているうちに、その激しさに、あらためて歌詞に聞き入ってしまった。世界の果てまで行ったり、月を取ったり、友人を捨てたり、祖国をも捨てたりするのだ・・・。もしあなたがわたしにそれを望むなら。のんびりパンなど選んでいる場合ではないぞ。

 パンもフランス風に変わっているかと思ったらそうでもなく、変わらず日本人に食べやすいパンを多品目置いているのであった。サンドイッチと、チーズクリームデニッシュを買う。

 最近は料理をしてもあまり食べないので、おさんどんもさぼりぎみ・・・。でも今日は久しぶりに、唐揚げを作った。揚げてはみたものの、どうもこれは、失敗??料理もしないとできなくなるかねぇ・・・と思いつつ考えると、この前、片栗粉が切れたときに、ストックがないので、片栗粉を入れてある瓶に、あり合せのコーンスターチを入れておいたのを思い出した。外見はそっくりで、じゃがいも(一般的に片栗粉は今は皆、カタクリのでんぷんではなく、じゃがいものでんぷんだ)かとうもろこしかの違いで、同じでんぷんのくせに、コーンスターチをつけて揚げた唐揚げは、どうも具合がよろしくない。

 にんじんのきんぴらを作っている途中、思いついて余った玉ねぎのスライスを足してみたが、こちらはなかなかにおいしかった。

 3日休んだが、そんなものはあっと言う間。明日からは10月、制服も冬服に衣替えだ。光陰矢の如し。

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『ヴァン・ショーをあなたに』

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 『ヴァン・ショーをあなたに』 近藤 史恵/著 東京創元社 2008年

 『タルト・タタンの夢』に続く、「ビストロ・パ・マルシリーズ」の第二弾。

 フランスの地方料理を出す小さなビストロ「パ・マル」の、「野武士のような」三舟シェフが、日常のなんてことないミステリを解く、ちょっといい話。一冊目同様、出てくる料理のおいしそうなこと、三舟シェフの目線の優しいこと・・・。わたしはすっかりこのシリーズのファン(笑)。

 「氷姫」は他のとは違って、辛い話かな。ちょっと毛色が違うような気がした。「天空の泉」はシェフがパ・マルを開く前、フランスを行脚していたころのお話。『星の王子さま』をモチーフに、上手にお話が綴られている。

 ~「それに反論するつもりはないわ。本当に大切なことは目には見えないのだと、わたしも思う。でも、見えないものをどうやって知ることができるのかしら」~

 L'essentiel est invisible pour les yeux. 大切なことは目には見えない。

 それをどうやって知るのか、サン=テクスはその直前で答えを言っている。

 Il est très simple : on ne voit bien qu'avec le cœur. (その秘密は)とても簡単なこと。人は、心でしかよく見えない。

 C'est le temps que tu as perdu pour ta rose qui fait ta rose si importante.

 君の薔薇をそんなにも大切なものにしているのは、君が薔薇のために費やした時間なんだよ。

 Les hommes ont oublié  cette vérité, 人はその真実を忘れてしまっているだけ・・・。

 人はその真実をまったく知らないわけじゃない。ただ、忘れているだけ。忘れてしまっているだけなら、必ず見出せるから、いつかは帰って行ける。そこに救いがある。

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lundi 29 septembre 2008

人形供養

 しとしとと雨の降る中、大きなガラスケースを抱えて、かねてよりの懸案であった、昭和のかほりのするフランス人形を粟嶋さんに納めに行った。うちに来てから何十年と過ぎているだろうに、古びた感じはまったくなく、着ているドレスも真っ白で、くすみない白い肌に薔薇色の頬をしていてまだまだ美しい。最後にケースから出して手に取り、ありがとうとお礼を言った。

 お人形は、後日のお焚き上げとなるので、申し込みの手続きをするのみ。記帳などをする間に、住職にこれまたかねてより訊いてみたかったのだが機会のないままになっていたことを訊いてみた。

 それは、祖母が昔言っていた、粟嶋堂の縁日のこと。なんでも祖母の若い頃には月1回の縁日が行われて、店なども出て大層にぎやかだったと言う。

 先代の住職が亡くなって代替わりした若い住職に訊いたところ、確かに、戦前から戦中にかけてまでは縁日が開かれ、京都駅から粟嶋堂までずっと店が連なっていたのだそうだ。ところが、堀川通が拡張されてから(これはおそらく大東亜戦争中(←祖父母風に)のことと思われる。祖父はこの事業にかかわっている。安寧校(現在は廃校)が現在地に移転しているのもこの頃)、分断されて(人の流れや行き来が?)、廃れてしまったらしい。

 淡嶋明神の本地である虚空蔵菩薩の縁日である13日に毎月行われていたらしい。住職の話によると、寺史を繰っても、そのあたりの記録があまりないので詳しくはよくわからないと言う。

 やはりそうなのだ。なんでもそうだが、そういった人々の暮らしに密着した物事の記録は残りにくく、散逸しやすい。日常茶飯のことは誰も記録しない。写真の1枚なりどこかに残っていないものだろうか。まだまだ新しい時代のこと、散逸しきってはいないはず。

 粟嶋堂は小さなお堂だが、歴史は古い。最初は西洞院の、今の下京区総合庁舎のあたりにあったらしいが、江戸時代(のいつ頃かは聞くのを忘れた)の今の場所(岩上通塩小路上がる)に移転したそうだ。天明年間(1781~)に与謝蕪村が娘の病気平癒祈願のためにここを訪れ、句を詠んだという(句碑あり)。

 女人の一生を守護してくださるという。根っからわたしは「女」なのよ、という人も、わたしや親友Oのように(笑)、前世はきっと男である疑い濃厚な人も、きっと守ってくださる・・・と思う。

 人形供養をしてくれるところはたくさんあると思う。有名なのは宝鏡寺だろうか。こちらは、尼門跡なので、御所からたくさん皇女に人形が贈られて集まったというところから、人形の寺となった。

 粟嶋堂は、その名からも推察されるように、加太の淡島神社との関係(15世紀に紀伊の国より勧請されている)で、人形供養が行われている。

 お寺の由来書きによると、淡嶋明神とは、

 「はじめ住吉大神の妃であったが、三熱の病を患い、夫婦の契りに障りがあって海に流され、そして加太の地で神に祀られたとき、婦人の病に苦しむ人たちを救うと誓われました。」

 ということである。・・・・・ひどい話や・・・。契りに障りがあったら海に流されるんや・・・。先日、うちの近所の住吉神社の御神輿を見たけれど、海の神様のことは未だよく知らない。

 淡嶋明神とは、ということに関しては諸説あるらしく、薬祖神である少彦名命(すくなひこなのみこと)であるとも言われ、二つの説の間には、漂着神つながりがあるようにも感じられる。また、すくなのみこと、という名前から、ひな=雛が連想され、人形供養が広まったという話もあり、非常に興味深い。

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samedi 27 septembre 2008

ガトー・ショコラ特別

 ワインバーにて、かもめさんのお誕生日を二人でお祝い。おいしいものを食べさせてくださいね~、とお料理もお願いしてあるので、とても楽しみ。

 お祝いの一杯、ガティノワのブリュット・ゼロをいだいて、乾杯!001

 和牛ともち豚のリエット コルニション

 お肉を一度焼き付けてからほぐして煮てあるそうで、すごく時間と手間がかかったアミューズ。香りがよくて、滑らか、しかも脂っぽくない。バゲットにたっぷりはさんでサンドウィッチにしてもおいしいだろうなあ・・・。

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 何やらシェフが捏ねている・・・。なんだろうなあと思っていると、これだった。

 タプナードのピッツァ。チーズはグリュイエール。ごく薄いかりかりの生地。イタリアのピッツァというよりも、アルザスのタルト・フランベみたいな感じ。

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 ソムリエOには、きっちり仕事をしていただいて(笑)、料理に合うワインを選んでもらいましょう。と言って、セラーから出て来たのは、秘蔵っ子(?)ルフレーヴのブルゴーニュ・ブラン 2004

 モンラッシェグラスで。樽の内側をバーナーであぶることに由来する樽香が強くて特徴的。こげこげ~、などとちょっと人聞きの悪いことを言いつつ、おいしく飲む。

 いつの間にかお隣の席には・・・(笑)。こんばんは、とごあいさつ。.004

 サーモンとすずきのタルタル

 定番の甘酸っぱいフルーツのソースがおいしい。生の魚って、さわやか系の白より、こんな樽の効いた白の方が相性がいいのかも?

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 ぐじとすずきのムース ヴァン・ブランソース

 中のムースはぐじが主体ですずきは少し。キャベツで包んで、ヴァプールしてある。ムースはふんわり柔らかで、全体的に繊細で優しい味。ヴァン・ブランソースはどこか懐かしいような味がするので大好きだ。このお料理、どことなく柔らか~いFシェフの雰囲気がするねぇ・・・などと話す。これもワインとぴったり。ソムリエ、いい仕事しましたね(笑)。007

 赤は、ジャイエ・ジルのオット・コット・ド・ニュイ 2005。穏やかだけれども地味すぎない、なんとなく育ちのよさそうなおいしいピノ・ノワール。優しくのどをすべり落ちる感じかなあ・・・。ジャイエ・ジルは好きな作り手なのかもしれない。

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 アメリケーヌソースのスパゲッティ

 甘海老などの殻を焼いて味を出したソース。甲殻類の香りが広がる。パスタにからめきれなかったソースはパンにつけてきれいに食べる。アメリケーヌソースってピノ・ノワールにも合うんだなあ・・と思った。

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 今日のコースはさらにヴォリュームあり(笑)。メインは、マグレ鴨とフォアグラのパイ包み焼き 赤ワインソース

 さくっとしたパイの中には粗挽きの鴨のミンチと粗く刻んだフォアグラ。両方の風味で、とても濃厚。ついついワインがすすむお料理。

 どのお料理もほんとにおいしかった。狭い、と言っていいくらいのバーの厨房で、一人料理人で、手の込んだ料理を手際よく作り出すFシェフは、まさに実力者だと思う。ほんまにかっこええ!!009_2

 料理だけではなく、シェフの作るお菓子もおいしい。お店で定番で出しておられる、ガトー・ショコラは、ほとんど粉が入らない、とろけるような口当たり。ショコラ・フォンダンと呼びたいくらい。

 お誕生日のお祝いだから、デザートにガトーショコラを「お誕生日盛り」で出していただけますか?とあらかじめお願いしておいたのだが、盛り付けだけ、どころか、ヴァージョンアップしたものをホールで作ってくださっていた。キャンドルまでついてる!びっくりするやらうれしいやら。歌を歌って、かもめさんがろうそくを吹き消す。誕生日っていいな(^^)。

 定番はガルニチュールの入らないシンプルなものなのだけれど、今日の「ガトー・ショコラ特別」には、柔らかく煮たオレンジピールと松の実がぎっしりと入っている。オレンジとチョコレートの組み合わせは、シェフも好きなのだそう。もちろんわたしも黄金の組み合わせだと思っている。ガトー・ショコラは、とろけるところと同じくらいに、表面の、かさっとした食感の部分もおいしいんだよね。これ、自分でも作ってみたいなあ・・・。野望かもしれないけど。うん、作り方を知ることはできるけれど、それときちんと再現できるということとは別。

 添えてあるのはヴァニラのアイスクリームと、ソムリエOが北海道のお花畑牧場で買って来たと思われるキャラメルクリーム。それと合わせて、アメリカのデザートワインを一杯。

 Fシェフ、ソムリエO、うれしいサプライズと楽しい時間をありがとうございました。

 既に夜更けなのですが・・・(笑)お隣さまお二方に付き従い、祇園の、バーROUNDというお店に連れてきてもらう。わたしは初めて来るお店。かもめさんのまねっこをして、モヒートというミントの葉を使ったカクテルを一杯。ゆで卵のピクルスという珍しいものがあった。理科の実験の酢卵のような感じでびんに入っている。少しお味見させてもらう。お酢の味がしみこんで、不思議な味わい。サンドウィッチの具にしてもおいしそう。

 バーのご主人と、お隣さまの女性、今日初めてお目にかかった方はまたまた、しかもお二人とも9月生まれの乙女座。同じ誕生日の人、3人目。自分の感覚としては乙女座さんの謎は深まるばかり・・・なんだけど、「誕生日問題」を思い出せば、そう珍しいことではないのでしょうね。

 お隣さま、ありがとうございました(^^)。

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vendredi 26 septembre 2008

パリセヴェイユの焼き菓子たち

 朝のうちはひどい雷雨。仕事に行くのに、いつもと髪のくくり方を変えて、後ろのかなり高い位置で一つにくくってみた。しっぽが長いので、剣士か侍みたいな髪型。サムライソ~ウル♪ウルフルズなど一節。

 天候のせいか、閉館まで利用者が少なく、ゆっくりペースの今日は作業日和。ごくごくローカルな広報番組に出て、本を紹介するという仕事があり、3ヶ月に一度当番が回ってくる。次はわたしなので、その原稿書きを始める。とりあえずワードを立ち上げて、白い紙を出して、ようやく思い浮かんだテーマをタイトルとして書き入れ、それに無駄に色をつけたりしてから、名前をつけて保存。やれやれ。・・・って、まだ一行も書いてへんやんか~。まずはいつでも書ける環境作りね。005_2

 自由が丘でわたしが先輩にリクエストしたのは、モ○サン○レールではありません。去年行って、すっかり気に入った、パリセヴェイユのお菓子たち。

 ディアモンが二種類。ショコラオランジュ。どちらも小さなケースに4枚づつ入ってかわいらしい。パヴェ フロマージュ(グリュイエール、パルメザンを使ったチーズパイ)とアマンド カイエンヌ(カイエンヌペッパーをまぶした塩味のアーモンド)。こんなサレ(塩味)のものもあるのはさすが。バール ドール(アーモンド生地の中にシードル煮のリンゴ入り)。ケイク ドランジュに、モエルーズ ピスターシュ(チェリーの入ったピスタチオ生地)。いっしょに、いちじじくのジャムまでいただいて。お菓子のぎっしり詰まった袋を開けると、なんと丁寧なことに一つ一つに、お菓子の名前を書いたふせんがつけてあった。

 焼き菓子はどれも小ぶりなのだけれど、ぎゅっと味が詰まってる。だから小さくても満足度が高い。お菓子はこうでなくっちゃ。

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jeudi 25 septembre 2008

肉まん、豚まん

 仕事が終わって外に出ると、曇り空なのもあってか、もうずいぶんと薄暗かった。お中日も済んだんだものねぇ・・・。日が短くなると心細くなるのはどうしてなんだろう。001

 先輩にいただいた、横浜中華街の、華正樓というお店の肉まん。かなり大きくて、中のあんは荒挽きで、「肉感」十分。味つけは濃い目でしっかり。  

 「にくまんのお召し上がり方」と書かれた紙を見ていて、「ああ、そう言えば関東ではにくまんって言うんや・・。ぶたまんと違うんやー」とあらためて思う。関東では、「肉」とだけ言えば、豚。関西では「肉」とだけ言えば「牛」だから。

 肉まん(または豚まん)って、久しぶりに食べた。とってもおいしかった。これもこれから、オンシーズンですかね。

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mercredi 24 septembre 2008

代官山のレイズン・ウィッチ

 整形外科に行ったら、先生が握力を測ろうと言うので軽く握ってみたところ、左の測定後、「これはこれは・・・」、右の測定後、「おお!30越えた。お見事!!」と言われたので、意味なく「よっしゃあ~~っっ」と思う。全卵の泡立ては筋力の強化によい。

 夕方、先輩と会って、おみやげをいただく。颯爽とカートを引いて歩いて来られる先輩は、遠くからでもすぐにわかった。お言葉に甘えてリクエストしていたものの他にも東京と横浜のおいしいものをたくさんと、東京都美術館でやっているフェルメール展の絵はがきなども。。月末に、小旅行に行こうと考えていたのだけれど、ちょっと今は無理そうだし、思いもかけずいただいたおみやげはほんとにうれしい。ありがとうございました(^^)。短い時間ながら、いろんなことをお聞きし、また、いろんなことをお話しさせていただいた。先輩、これからもブログ、読んでくださいね。好き勝手書いてますけど(笑)。

 001 さて、代官山の小川軒でお遣いものを頼まれているとおっしゃったのでわたしもそれに便乗してリクエストしたのは、もちろんレイズン・ウィッチ。これまで、代官山のだけは食べたことがなかったので、まさしく僥倖である。

 レイズン・ウィッチとかレーズン・サンドと呼ばれるお菓子は好物なので、このブログでも繰り返ししつこく語りまくっているのが偏執狂的で笑える。詳しくは過去記事で(笑)。

 http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2005/09/post_816b.html

 http://bishoku.air-nifty.com/pain_perdu/2007/02/post_2eea.html003

 分厚~い。004

 ので、必ずこんなことして食べてしまう・・・。

 レーズンは24個数えられた。クリームはふんわり軽くて上品。サブレもさくっともろくっておいしい~~。御茶ノ水のものと甲乙つけ難し。

 好き♪ 

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mardi 23 septembre 2008

おはぎとシャンパン

 お彼岸のお中日。だからといったわけではあるまいが、珍しく母の夢を見た。母は、シャンパンが一杯欲しいと言っていた。あの世で何か祝いたいことがあったのだろうか。それに反してわたしの目覚めはよくはなく、できればこの世のすべてからエスケイプしたいくらいの気分。臨兵闘者皆陣烈在前。邪気はらう。日曜日に雨に濡れて、冷えすぎたのかも。 001

 今日は火曜日だけれども祝日と重なってしまったので出勤。朝は忙しくて何にもできなかったので、夕方おはぎと、母所望のシャンパンをお供えする。

 一説には、春はぼた餅、秋はおはぎと言うそうな。でも結局は同じもの。春も秋も、お中日には祖母と母が朝からおはぎ(ぼた餅)を作っていた。その日は、朝ごはんも昼ごはんもおはぎ。今日のわたしは晩ごはんがおはぎ(笑)。おばあちゃんのおはぎ、もう一回食べたいなあ・・・。

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lundi 22 septembre 2008

機密漏洩/電子プリン

 遅番。出勤してすぐ、先輩から電話がある。その先輩はもともとレファレンサーなのだけれど、今は少し違う部署におられるので、直接の電話は珍しいなあと思って出てみる。手にはメモとボールペンを持って、こちらも仕事モードだ。

 するとあいさつの後先輩は、今、夏休みを取って、横浜に住んでおられるご主人のところに来ているのだとおっしゃる。そんな休暇中になぜ?とますます怪訝。で、ご主人もお菓子が好きなので、これから自由が丘と代官山に行こうと思って、いろいろ検索していると・・・、と続く。で、次。

 「はたこさんって、○○さん??」

 どえ~!!五言絶句!七言絶句! 一瞬言葉に詰まり、「ははははは~。あ~~~~、あれねぇ・・・」と言いながらそそくさとデスクを離れ別室へ。なんせブログのことは機密事項なのだ。

 つまり、わたしは東京のお菓子屋さんにも多々遠征しているので、先輩の検索にひっかかり、読んでいくうちに、わたしだとわかったのだそうだ。読んでたら感動してねぇ~、とまで言ってくださり、欲しいお菓子があれば、わたしにも買ってきてやろう、とまで思ってくださったよし。電話はお菓子のリクエストはいかに?という電話だった。そしてわたしはあつかましくも、自由が丘・代官山のお店の欲しいお菓子を即座にリクエストしたのであった・・・。わ~ん、先輩、あつかましくってごめんなさい~。でもありがとうございます。めちゃくちゃうれしいっす!!

 は~。一瞬、ブログ存続の危機かと(笑)。肝を冷やしました・・・。最後に、「何卒ブログのことは御内密に・・・。トップシークレットですので・・」とお願いしておいた(笑)。もちろん、先輩が読んでくださるのはうれしいのですが。001

 家に帰って、おかずは出勤前に既に作ってはあるものの、なんとなく食べる気が起こらなくて、でも野菜は食べねば、と菜っ葉のたいたんとごはんを少しだけ食べる。またまた「プリン病」が起こったため、一番簡単そうな、電子レンジで作るプリンのルセットを適当に拾い、10分ほどで作る。

 写真のココットで2個できたのだが、思いのほかおいしかったので、いっぺんに食べてしまいそうになるところを寸止め。

 牛乳100cc 生クリーム50cc(なければ牛乳150ccでも十分おいしいと思う) 砂糖大さじ2 卵1個。カラメルソース用には、砂糖大さじ2強、水大さじ1強。

 型にバターを薄く塗る。型は金属のもの以外だったらなんでも。耐熱ガラスでも、ココットでも、お茶碗でも。

 小鍋にカラメル用の砂糖を入れて火にかけてカラメルを作る。好みの色になったら水を入れて色止め。型に流し入れて固める。わたしの好みは苦めのカラメルをたっぷり。

 牛乳・生クリーム・砂糖を合わせて電子レンジにかけて砂糖を溶かす(A)。小さなボウルに卵を割り入れよくほぐす。そこに(A)を加えてよく混ぜる。茶漉しなどでこしながら型に分け入れ、ラップをかけて、「弱」の電子レンジで5分ほど加熱。電子レンジは機種によってかなり差があるので、ときどき中身を見ながらの方が無難。今日のも、加熱を繊細にすれば、もっと見た目も美しかったはず。

 プリン病の発作は治まりました。超簡単でおいしいので、皆さんもぜひやってみてください。

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dimanche 21 septembre 2008

平安神宮 月夜の宴

 昨日はあんなに晴れていたのに、今日は土砂降り・・・。野外ライブの日だというのに、なんとも運の悪いこと・・・。夕方になって、会場の平安神宮に着いてもまだ雨は降り続く。野外は、こういったことがあるからねぇ・・・。平安神宮と相性が悪いのだろうか。数年前のここでのスカパラの野外ライブも真夏の大雨だった。会場内は傘は禁止なので、レインコートを着込んでスタンバイ。スタンディングだと思っていたら、指定席だった。でも後ろの方。

 キマグレン→一青窈→crazyken→トータス松本の順にリレー方式。最後に全員で。「明日があるさ」を歌っておしまい。一青窈と、トータス松本が、新曲を披露していた。人が多いので、一人一人の時間は少なく、ちょっと物足りないかな。でも一青窈と剣さんがカラオケみたいに「三年目の浮気」をデュエットしてみたり、なかなかおもしろかった。

 トータス松本のファンが一番多かったかな。わたしもけっこう楽しみにしていた。「サムライソウル」を歌ってたけど、ウルフルズと言えば、今でもわたしの中では、「大阪ストラット」だったりする(笑)。せめて「バンザイ」やろうっていう気もするが。

 ライブ中は雨も止んでいて、もう降らないだろうと思っていたら、終了まさに直後の8時15分、終了を待っていたかのようにスコールのような強い雨が降り出す。あまりの激変に、「ありえへん・・」「信じられへん・・」の声が会場のあちこちから聞こえるほど。ライブ中降らなかったのは、桓武天皇の守護かしら?

 しばらく雨宿りするも小雨にはならず、特に足元を盛大に濡らしながらもやっとタクシーを捕まえて街に出る。

 11(オンズ)にて夕食。自家製サングリアに、赤ワイン(ピノ)を飲みつつ、田舎風パテ、隠元とマッシュルームのサラダ、自家製ハム、豚耳のマスタードパン粉焼き、自家製ソーセージとアリゴなど、小皿料理をつまむ。アリゴの盛り付けが前と変わったみたい。

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ルサンティマン

 台風は去ったというのに、なぜか土砂降りの休日。午前中、思い立ってピアノ回りを片付け、プチ大掃除。長い間そのままになっていた、壊れたメトロノームや時計も処分。母の趣味で、昭和風にピアノの上に飾ってあったフランス人形は、近々粟嶋堂へ持って行こう。紀州の淡嶋神社と同じく、ここでも人形供養をやってくれるのだ。

 ピアノをきれいに拭く。ちょっとさぼって、久しぶりに弾いてみる。昔を懐かしんで、「勿忘草」や「お人形の夢と目覚め」(うちのお風呂がわいたときに鳴る音楽)など。こういう曲を弾くと、当時のルサンティマンが蘇ってくるような気がするな(笑)。

 ピアノを習っていた子どもの頃、発表会で弾きたかったのはこういう曲。少し大きくなってからは、「南国のバラ」やなんかの各種ウィンナワルツもそうだったな。でもこういうかわいらしい曲は、やはりかわいらしい姫キャラの女の子たちが弾き、わたしに与えられる曲と言ったら、バッハとかヘンデルとか、今でこそいいとは思うが、子どものあまり好まないような、華がない、と言うか、非常に渋いチョイスの曲ばかり。中には聞いたこともないような作曲家のこれまた渋い曲調のものもあったな。最後の発表会で弾いた曲に至っては、宮城道雄の「春の海」。お正月になると必ず聞く、あの曲だ。なぜ和にまで走るのか。こうなりゃ「越天楽」でも「越後獅子」でもなんでも来い、というものだ。

 こういったわけで、朝からルサンティマンに支配されてしまったが、しかし思うに、ここにわたしの人生の縮図が既にあったような気はするな。まあそれはよいとして、ピアノの調律には必ず来てもらわなければならないのは確か。この音の狂いは尋常ではない。001_2

 お昼に、ハムとシェーブルとバターのサンドウィッチを作る。こういうシンプルなものっておいしい。硬いけど。

 夜は平安神宮で、野外ライブ。雨は大丈夫なのだろうか・・・。

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samedi 20 septembre 2008

あやしうこそものぐるほしけれ

 土曜日の朝の仕事、新着図書を出すための作業をカウンターの端末を使っていつものようにする。配架予定の新着図書の中に、『近代料理書の世界』 江原絢子/著 ドメス出版 2008年 があり、我ながら良い本を入れたものだと、自画自賛モードで本をチラ見しながら作業をしていると、いきなりかなりムッする言葉を投げかけられる。「するってぇと何かい?あんたはわたしがいつも○×#Ш☆∴△@・・・・だって言うのかい?!」といった言葉が喉元まで出かかるほど不快。嫌な人のために費やしてもよい時間は1秒たりとも持ち合わせてはいないのに、後々まで不快感が後を引いてしまったのがまた悔しい。

 近代料理書、というと、『万宝料理秘密箱』や『豆腐百珍』が思い浮かんだが、これは近代ではなく、近世のものだ。この本には、明治期以降に刊行された料理書100冊の解説と、800点余りに及ぶ近代料理書目録が収録されている。レファレンス・ツールとして用いるのはもちろん、読み物として読んでも、大変おもしろそうな本である。

 仕事帰りに、高島屋に行くと、1階のスペースで、「とらや 源氏物語と和菓子展」という、小さな展覧会をやっていた。源氏物語千年紀の企画だろう。後で調べると、春に東京の虎屋文庫でやっていた資料展のようでもあるが、そっくりそのままなのかはよくわからない。

 源氏物語の各帖の題名に沿って作られたお菓子が、美しい料紙に載せられて飾られている。お菓子は打ちものが多いが、どれも驚くほど緻密で繊細だ。木型の彫りの細かさといい、その細かい型からお菓子を打ち出す技術と言い、大変すばらしいものだと思う。彩色の美しさもため息が出るほどである。特に「紅葉の賀」の舞楽の装束を模した意匠の細かさが印象に残った。23日までやっているので、もう一度じっくりと見に行ってみよう。

 いいなあ、虎屋文庫。わたしはずっと、専門図書館や資料室に憧れている。ああ、こんなところで働けたら・・・、なんて思ってみたり。バイトでも派遣でもいいさ。虎屋文庫もその一つだ。中山圭子さんという優秀な研究員の方がいらっしゃる。資料の公開はしていないようだが、一部はマイクロフィルム化されて、同志社女子大学の図書館で見ることができるようだ。

 味の素の、食の文化ライブラリーも、そんな憧れの専門図書館の一つ。京橋の味の素の本社ビルにあったのだが、近年、高輪に移転し、より大きくなった。ここにはたしか、最初に挙げた本に紹介されているような近代料理書も、鍵をかけた書架に並べてあったように記憶しているが、違っただろうか。ここもよい専門図書館だ。

 働きたかったなあ・・、でもだめだったなあ・・・というのは阿部野の辻調の資料室(^^;。まったくの非公開なので決して一般には見ることはできないが、故・辻静雄先生が集められた、フランス料理関連の原書がわんさかあると言う・・・。どうやら、ここで働くにはせめて修士くらいまでは取っておかなくてはならなかったような雰囲気で、何事も才と努力が肝心であったと思い知った遠い昔。

 朝と夕方のことがリンクして、いろんなことを思い出した一日だった。明日はお休み。9月は休みが多くてありがたい。

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jeudi 18 septembre 2008

A votre santé!

001 無理から仕事を休んで、あちこちと奔走。いろんな人と会って、説明をしたり聞いたり、書類を書いたりサインをしたり、アポイントを取ったり、スケジュールを決めたり整理したり。とかくこの世は生きにくい。

 今はやりの(なのか?)グルメバーガー、スマイルバーガーを食す。「味のわからないお子チャマにはお売りできません」とのことだ。中のハンバーグなど、さすがにおいしいが、大変に量が多いので、お年を召した方は半分が適量かと。なんでグルメバーガーと呼ばれるものはどれも巨大なのか。

 夜、弟宅に、今日の報告をしにまかり越す。・・・いやいや。弟宅にはまかり越さないな。最近「まかり越す」を使う機会が多いのでつい書いてしまったが、弟宅に行く。こんな立派な弟妹がいるのだから、わたしはいつみまかっても、後顧の憂いこれなく、大変に喜ばしく、気楽な身の上である。003_2

  A la fin de la longue longue journée,

  en pensant à les jours passés,le temps à venir,

 "Santé!"

 

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mardi 16 septembre 2008

無心

 お菓子を作るということは、やはりわたしにとっては気持ちがしゃんとする行為のようだ。気合を入れてもらうため、アントニオ猪木にしばかれたり、アニマル浜口に、気合だ・気合だ・気合だ~っっ、と言ってもらったり、あるいは座禅をして警索でぱしぃっっ、と叩かれる(これはかなり痛い)のに匹敵するぐらいか?

 今日は焼き菓子塾に行った。新しい先生が増えていた。今日作ったのは、メープル風味のロールケーキ。 004

 共立ての生地に、ラム酒のシロップをたっぷり打ち、クリームは細かくしたラム酒漬けのレーズンを混ぜ込んだ、ホワイトチョコレートのガナッシュ。生地にはメープルシュガーを使うので、ふわっと軽くメープルが香る。

 全卵3個と卵黄1個を、全て手で泡立てる。右手が疲れれば左手に泡立て器を持ち替え、ただただ無心に泡立てる。只管立泡。ただひたすらに泡立てよ。

 柔らかい生地、柔らかいクリームは扱い慣れていないので、むやみに緊張したが、我ながら上々の出来上がり。生地は気泡が均一に揃い、厚みもほぼ一定。しっとりと、焼むらもない。よい生地だ。たっぷり打ったラム酒のシロップとラム酒漬けレーズンとで、かなりお酒が効いている。中のクリームがとてもおいしい。ガナッシュは非常に簡単なのにヴァリエーションも楽しめておいしい、優れモノのクリームだ。

 生地にアンビベするとき、わたしの作業を見ていた先生が、「几帳面ですねぇ・・」と。気がつけば、少しの隙間も余白も残さず、まっすぐに均一に、刷毛でシロップを打って行っている。これも無心か。只管打蜜。ただひたすらに蜜を打て。

 要するに、几帳面なのではなく、神経質なのだな。でもお菓子はある程度大胆にラフにやったほうがうまくいくことは多い。これは本当だ。003

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lundi 15 septembre 2008

敬老の日

 まあ、わたしの日常はエヴリデイ敬老の日なわけだけれども、それはそれとして「敬老の日」にはやはり祖母のところに行かなくては。いつものようにお菓子をたくさん持って(祖母はビスケット好き♪)行く。いつものように散歩をしようと、車椅子に祖母を乗せて、一階に下りるエレベーターのドアが開いた瞬間、びっくり。目の前には弟夫婦が。今まで3人一緒に来たことはなかったのだが、初めて揃って祖母の前にお目見えする。祖母も「うちのもんに囲まれてうれしいわあ・・・」とご機嫌である。よかったよかった。

 「敬老」と言うと父は不本意なようだが、症状の回復がまったくの期待はずれで、まいっている父も少しは元気づけてやらなければ、と目先の変わったものを食べさせる。これで少しでも食欲が出れば上々だ。002

 和久傳系列はこのようなお寿司をいろいろに作っているけれど、これは紫野和久傳の、敬老の日限定(?)、鯛の赤飯寿司。鯛の薄造りの下には、もちもちの赤飯の酢飯、添えてあるのはみょうが。おかずは、車海老、紫ずきん、栗甘露煮、南京旨煮、小芋旨煮(振り柚子)、出し巻玉子。001

 お酒は先日おみやげにいただいた、能登の加賀鳶を。すご~く濃いお酒、といった印象の、きりっとしていながらも旨み濃いお酒。003_4

 食後のお菓子は、丸久小山園と、今度はイルギオットーネのコラボによる、お抹茶のティラミス。底には手芒餡、抹茶のマスカルポーネクリーム、ココアのビスキュイ、上にはとろ~りと濃い抹茶のソース。

 しかし、父と二人で半分こで十分。考えると、「食べたい」と思える幸せと「食べられる」という幸せは大きいものだ。わたしにしても、9月最初から今日までの半月で、ダイエット関係、何にもしていないのに、4キロ減だ。元々デブなんだろ?!という話は置いといてくれい!!

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samedi 13 septembre 2008

チーム9・12

 喜久寿司さんにて、「チーム9・12」の会。それはいったいなんなのだと?友人仲間の9月12日生まれの人二人の誕生日を祝う会です。ちなみに「チーム12・3」もあります。何でもチーム化(笑)。

 まずはご主人からのお祝い、グリーン・ポイントで乾杯。チーム9・12、おめでとうございます~!いくつになるの??二十二~!・・・・・。モエがオーストラリアで作っているこのスパークリングは、もしかすると、モエよりおいしいかも。

 まず最初にいただいたのが、秋刀魚の棒寿司。おなかを開いて寿司飯をはさんで、半透明の昆布を巻いた姿がとても美しい。けど写真がない!あちゃ~。秋刀魚の濃い旨みとさっぱりした昆布のバランスがよくってとてもおいしい。002

 お酒はFさんお気に入りの、新潟は長岡の洗心。香りがとてもいい。一言で言うなら、それはメロン。日本酒の香りのたとえにメロンなんて、と思われるかもしれないけれど、これは本当にそう。す~っと馴染んで、するすると飲めるので、いと危険・・・。一年に3回しか出ないお酒だそうなので、今度はいつ飲めるのやら、とつい思ってしまうほどだった。001

 この鮮やかな色!揚げた銀杏といちょう麩なのだけれど、なんとも目に鮮やかな美しいグリーン。今日はお酒もグリーンのイメージ。

 

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 ぐじ(アマダイ)の細造り。何もつけないでそのまま食べてもほどよい塩加減でおいしい。とろけるような。004

 これはなんでしょう?

 ぐじの皮を揚げたものです。

 花が咲いたみたいに開いた皮は、さっくさくで香ばしい。あの硬い皮もこんなふうに食べられるんだ~。

 鱧の焼霜もいただく。おいしいものを少しずついただけるので楽しいし、お酒も進む(笑)。途中でいただいた、鯛のお汁がとても印象的だった。鯛の骨と昆布だけで取ったというシンプルなお汁なのだけれど、とても優しく、滋味あふれる味。体に栄養が染み込んでいくような感じがした。

 お寿司は、もちろんあなご。前にも書いたけれど、「あなご~♪」とにへら~と笑って、意味無く言ってしまうほどおいしいのだ。秋刀魚の握りは棒寿司とはまた違った印象。シマアジも美味。まぐろ玉子は見た目もかわいくて女子好み(?)。そのまま食べてください、とプチサイズで出された鳥貝のしゃきしゃき感と口の中に広がる香りがすごい。最後にごぼう漬けのお寿司。

 今日、何よりも驚いたのは、ほんとに誰も知らなかったサプライズゲストがあったこと。人一倍びっくりしぃのわたしは驚いたのなんのって・・・。ゲストはわたしがいつも、「立派なマダム」とはこんな人、と憧れている方。そこはかとなくオーラが・・・。ご一緒できてほんとにうれしかった・・・。002_2

 Fさん夫妻よりかわいい赤絵のうさぎのお湯のみをいただく。先月のわたしの誕生日のお祝いとのことで、遡ってありがとうございます。かもめさんとペア♪。

 明日は十五夜。秋は深まって行く。 

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vendredi 12 septembre 2008

テキストボックス

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 某所より、ある書式が添付ファイルで送信されて来た。ワードで作成されたありふれた書式だ。その中におおよそこのような表(枠)。

 これを受信したN嬢、どこか線の太さなどがまちまちなのが気になって、手直しをしようとワードを立ち上げ、作業を始める。しかしどうやってもうまくいかない。 

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 それもそのはず。なんとこの表は!!

 横書きテキストボックスをあたかもブロックのように組み合わせて作られた表だった!!

 N嬢、ソッコーわたしを呼びに来る。

 いや~、すごい。枠を一つずつドラッグしてはずしてみたらなお笑える。こんなテク初めて見た。すごいテクだ。目からうろこ。よくもぴったり合わせたものだ。小さい枠なんかケタ数がぴったり収まるように、あらかじめ割り算しとかないといけないんだ。

 写真は例としてわたしが作ったもの(お手間ものに過ぎる)だけど、これは表を作成した彼または彼女のオリジナル・テクなのだろうか。表を挿入する機能があっても、罫線を直接引ける機能があっても、はたまたエクセルから表を持ってきてもよくても・・・。組み合わせ自由のレゴブロックのようなこのテクで、オレは表を作るゼ?

 一週間ぶりに笑ったような気がする。

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小山×小山

001  伊勢丹に期間限定で出しているらしい、三田の人気店エス・コヤマと宇治のお茶屋さん丸久小山園とのコラボによる、抹茶のコヤマロール。日頃の人気ぶりからして、かなり今回も入手困難と見た。

 そんな貴重な品を、かもめさんからいただいた。今日お誕生日の人にケーキをもらうなんて、すみません・・・(笑)。

 全体の写真を撮ろうと思ったら、お皿に移すのに失敗して、表面のきれいな焼け目がまだらにはがれて美しくなくなってしまった。厳重にシートで巻いてある理由がわかったが、あの巻き過ぎが招いた事故だった気も・・・(笑)。

 抹茶の緑がきれい。すごく柔らかな、たぶんこれもスフレ生地だと思う。中には生クリーム、粒餡、カスタードクリーム、栗の甘露煮。カスタードと粒餡の組み合わせはなかなかいける。002_2

 さらにいただいた金沢みやげの「わり氷」。鶴屋吉信の「香とり石」と同じような感じのお菓子。一言で言うと、表面を糖化させた寒天ゼリーかな。わたしはこの独特の食感が好きなのでうれしい。003_2

また、こんなかわいい袋に入った日本酒を2本。「悠々」と、極寒純米「加賀鳶」。どんなお酒か楽しみ。

 ありがとうございました(^^)。

 

 余談。

 予約取り置き棚に、ジュセリーノの本が置いてあったので、なんとはなしに手に取って見て見ると、どうやら明日13日に、日本の東海地方か中国で大地震があるらしい。夕方、カウンターに貸出手続きに来た中学生の女子二人も、「明日、地震が来るってみんな言うたはるんやけど・・・」などと話している。巷では話題のようだ。

 ふ~ん。十中八九来ないよね。てか、ぱらぱらと本を見た限りでは、あれだけたくさん予言を連発していたら、「それらしい」こともいくつかは起こるでしょってなもんだ(笑)。

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dimanche 07 septembre 2008

黒瓜

001 心身ともに不調。先週のあれやこれやが今になって出てきたかなあ・・・。どうすればよいかわからないことや、どうしようもないことや、自分はもう大丈夫と思っていたことが案外そうではなかったりしたことや、いろんなことに振り回されて、兎角人の世は生きにくい。

 昨日もらった、長野の黒瓜。初めて食べる瓜なので、皮をむき、種を取り、薄切りにして塩もみして、シンプルに味わう。青瓜と同じような淡白な風味で、おいしい。塩も旨みのあるのを使ったのでさらに瓜の味が引き立つ。

 瓜って夏の癒しの味かも。ぱりぱりぱりぱり、大きいほうを1本一人で食べた。瓜が主食、というか、ほとんど晩ごはん瓜(笑)!

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samedi 06 septembre 2008

吉田山

 マダムUと、ベルクールにてお昼ごはん。ご実家よりおみやげの、小布施のドライシードルと黒瓜(初めて知る瓜♪)をいただく。思えばもう、4ヶ月以上も会っていなかった・・。

 ベルクールのお昼の定食にはワインが付くので、ゆっくりと楽しむにはもって来い。もちろんおいしいしね。前菜と主菜、それぞれ違うものを頼んで、半分づつお皿を交換して食べた。002

 リヨン風サラダ

 葉野菜とベーコン、半熟卵、ソーセージのサラダ

 もう一つの前菜は、写真はないけれど、うさぎのパテ プラムとフォアグラ入り

 ワインは赤にしたので、どちらもよく合って、おいしかった。003 004

 

 うずらの一枚開きのソテー リゾット添え と 仔羊肩肉の煮込み バジル風味

 香ばしいうずらはおいしいので、小さな骨を遠慮なく手に持って細かいところまで食べる。柔らかく煮込まれた仔羊は丸く整形されて上にはズッキーニとトマトが美しく飾られている。たっぷりのソースには細かく刻まれたバジルがたくさん入っていて香りもよくておいしい。パンにもつけてきれいに食べる。005  

 チーズのプラトーから4種類。ロックフォール、コンテ、エポワス、シェーブル(名前は失念)

 ワインも既に追加してあるし(笑)、チーズも食べることにした。青かびのチーズ、特にロックフォールは、ちょっと洋梨みたいな返り香を感じて、それが好き。

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 オレンジのムース いちじくのタルト ヴァニラアイスクリーム

 オレンジのムースはやわやわとはかなげにとろけて、さわやかな香りだけを残す。すごく好み。いちじくのタルトは柔らかなフラン生地で作ってあるようで、これまたおいしい。こんなの、作ってみたい・・・。

 最後はエスプレッソ。もちろんバゲットとおいしいバターもついている。

 ゆっくりと食事を楽しんだ後は、腹ごなし(笑)に吉田山に登ることにした。山頂の茂庵を目指す。マダムUが、久しぶりに吉田辺りを歩けるのがとてもうれしいと言うのでわけを尋ねると、「あまりにも好きすぎて何にもできなかった人」との思い出があるのだと言う。切なくなるけれど、そういう話はいいな・・・。007_2

 神楽岡の方から、大文字山のすぐふもとを通って、てくてく登っていく。この辺りの人は送り火のときはすごく熱そう(笑)。それほど山が間近。吉田山は丘みたいな低い山だけれど、登っていくと景色がきれい。道沿いには古い家が立ち並ぶ。ちょっと京都じゃないみたいな感じもする。009 

 さらに山を登ると、茂庵がある。昔はこのあたりに8つの茶室があったそう(今は2つ)。この建物は茶室ではなさそうだけれど、なんだったのだろう?010

 2階のカフェからの眺めがきれい。ほんのちょっと登っただけという感覚しかないけど、既に浄土寺辺りが標高が高いから。

 一人で来て、ぼ~っと景色を見るのもいいだろうな。お薄を冷水で作ってもらって、さらにいろいろとおしゃべり。桑原武夫先生の椅子の話とか、トーマス・マンについての「え、そうだったの?!」みたいな話(聞いたらちょっと「日記」読んでみようかという気になった←不純)、まんがの話(「八雲立つ」と「シャカリキ!」二人でその昔、「シャカリキ!」にはまって、輪行などした仲ですから。しかしなぜに今ごろ映画化??)などなど。

 帰りは吉田神社を通って降りることにする。こっちでいいのかな?という感じだったけれど、道無き道(?)を抜けたら、突然、菓祖神社の横に出た。節分のときはこの末社でお菓子とお茶の接待をしていて大賑わいだけれど、ふだんはこんなに静かなんだなあ・・・。

 菓祖神はお菓子の神様、田道間守(たじまもり)。常世の国から、トキジクノカグノコノミ(橘の実)を持って帰った人(だった神?)。ここにはもう一柱祀られていて、林浄因。この人(だった神?)は、よく知らないけれど、たしか饅頭を伝えた人。菓祖神と言えば、田道間守と思っていたけれど、他にもおられるっていうことをその昔、初めてここに来たときに知った。菓子好きのわたしなので、もちろん吉田に来れば必ずお参り。013_2

 偶然にも今日は、今年、買ったはいいものの今日初めて着る、ケーキ柄のTシャツなんぞを着ている(笑)。うってつけの菓祖神デーだ。そんな柄の服をいったいどこで見つけて買うのだとマダムUにはあきれられたけど、まあ、ええやん。自分もあきれてるし(笑)。

 ぱらぱらと突然のお天気雨。傘を出したらほんの1分足らずで上がってしまった。次は近くの山蔭神社へ。この末社には、料飲食の神、藤原山蔭を祀る。もともと吉田神社そのものも、藤原山蔭さんが建てた。ここまで来ながら、八角形の大元宮には行かず。ここに行けば、全国の神社にお参りしたことになるそうだけれども。

 最後に本社にお参りして帰る。これがほんとの本末転倒。

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mardi 02 septembre 2008

洋梨とかぼちゃ

 公休日。今日も忙しかった。祖母のところにも行けなかった。雑用だけが人生さ。でもまあ、皆それぞれの場で、それぞれの戦いがあるのだからいたしかたなし。

 『八雲立つ』、快読中。さすが講談社漫画賞を取っただけのことはある。よくできたお話で、読ませてくれる。この系統の物語が好きなのは、子どもの頃、『八つ墓村』など、横溝正史のドラマが好きだったからだろうか(笑)。でもこの系統にはまるのは久しぶりで、『炎の蜃気楼(ミラージュ)』以来かも(笑)?

 総じて、血と祖と一族の重い話で、弟に恋をする姉というのが出てくる。わたしにも弟が一人おり、幼少のみぎりより、今日、おっさんになるまで大変にかわいがってはいるが、弟に恋?・・・・・ありえねぇ!!003

 夜、アルザスのリースリングを飲む。今日は暑いので。ジョスメイヤー リースリング 2006。ビオディナミの作り手さんらしい。

 濃い?かも。リースリングらしいオイリーな香りが最初から。飲み込んだ後に返って来る香りに、熟れた洋梨のニュアンス。

 よく作る定番おかず、「鶏肉とかぼちゃのたいたん」のかぼちゃと不思議な合い方をする。返って来る香りがおもしろくて、口中調味を楽しんでいたら、つい一杯が二杯に・・・(笑)。

 チーズは、先日の十勝のシェーブルとはまずまず。コンテ27ヶ月熟成とは、決定的にだめというわけではないけれど、ちょっと違う。

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