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jeudi 31 juillet 2008

スパムおむすび

001  遅番終わって、スパムおむすびを作って食べる。つまんないもの食べてるなあ・・・と笑われそうですが、ええ、つまんないもの食べてます(笑)。なんせスパムですからね。

 なんとなく伝説の(?)”ハムうどん”を彷彿とさせるけれど、これはわたしの思いつき料理には非ず。

 これはロコモコと同じような、ハワイのローカルフード、郷土食。まあ、ジャンクフードの一種かもしれないけど。たぶん、日系社会と深いつながりがあってできた食べ物なのだと思う。

 スパムは暴力的なほどに塩っ辛い。今日使ったのは「65%減塩」のスパムにもかかわらず、十分過ぎるほどの塩気がある。この塩気が御飯と海苔とあったりするんだけど。

 ジャンクなんだろうけど、好き(笑)。スパムは表面をかりっと焼いて、おむすびの塩は控えめ、海苔は焼海苔がいいのだ。

 

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mercredi 30 juillet 2008

咳ダイエット

 ここ数日、毎晩、夜中1時半くらいに激しい咳で目を覚ましていたが、ようやくそれも治まりつつあるようだ。息を吸うのも苦しいような状態で、あまり経験がないことだったので続くようなら呼吸器科に行かないとなあ・・と思っていたのだが、本復の見込み。咳というのはやはり激しく体力を消耗するもののようで、体重減。これを禍福はあざなえる縄のごとし、と言う。え?違う?ならば、人間万事塞翁が馬。

 昼からの研修のあと、KちゃんとSちゃんと、白梅町の阿里山で、海老団子やシュウマイやら、点心をつまんでおしゃべり。いろいろと情報交換していると、世の中いかに変人さんが多いかよくわかります。

 

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mardi 29 juillet 2008

ラスト・クープ

 移転する前に、あのちっちゃくて心地よい空間に、最後に行っておきたいなあと思って、夕刻、クープに出かける。最後だと思うと、よく覚えておかなくっちゃ、という気分になる。

 最初はもちろんベリーニを。桃一個丸ごと使ったぜいたくな甘味で、ほっと一息。アミューズはバイヨンヌの生ハムとブリーチーズにアプリコットジャムを添えたもの。二杯目はパトリス・リオンのブルゴーニュ・ルージュ2006とテリーヌをいただく。キッシュは今日はないそうで、残念。でもなぜか、空焼きされたキッシュの台があったので尋ねてみると、ソムリエKさんの自作とか。移転後のお店では、Kさん作のキッシュがもしかすると食べられるのかな。最後にデザートワイン、シャプティエのミュスカ・ド・リヴザルトをゆっくり味わう。これは酒精強化ワインの一種なんだって。これもさらっとした夏向きのさわやかな味。

 わたしよりずっとお若いのに、ずっと大人な感じでお話ししてくださるKさん。お店が広くなっても、温かみのあるオーラでフロアを満たしてくださいね。

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栄枯盛衰

02999708  『市場リスク 暴落は必然か』 A Demon of our own Design  Markets,Hedge Funds,and the Perils of Financial Innovation リチャード・ブックステーヴァー/著 遠藤真美/訳 日経BP出版センター 2008年5月

 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。婆羅双樹の花の色、盛者必衰のことはりをあらはす。奢れる人も久しからず、唯春の世の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。

 遠く異朝をとぶらへば、「ブラック・マンデー」、ソロモン銀行、LTCM・・・。

 第1章から第7章は、ぜひ琵琶法師に語ってもらいたいような内容。

 原題、A Demon of our own Design 、悪魔は己がシステムの内に宿る、は第8章以降、詳しく書かれるが、これは金融についてだけではなく、わたしたちがかかわる事象すべてに当てはまることであり、ぞっとさせられる。複雑性と密結合は今どき、どんな現場にも見られ、事の大小はさまざまであれ、それに足をすくわれかけた経験は誰にでもあるのではないだろうか。

 それにしてもこの表紙、すごいなあ。墜落してるし。頭の中で警鐘が鳴り響いていても、皮肉なことに損を出せば出すほど執着して退けなくなるのは、トレーダーだけではなく、人間の習い性だ。で、引き返しもできず、不時着もできず、墜落。生きていくのは難しい・・・。

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lundi 28 juillet 2008

停電

 午前中に病院に行ったり、郵便局に行ったり、用事を済ませ、帰宅すると昼前から雷と猛烈な雨。夕立にしては早い時間だけれど、短時間で止むだろうと思っていたが、雨は断続的に激しく降り続き、雷も音が大きくなってくる。稲光りと雷鳴が同時なので、雷様は真上で太鼓を鳴らしているようだ。時折、がらがら・ど~ん、と大きな音が鳴り響き、近辺で何回か落雷があったようだ。

 窓を閉め、軒下に入れてあった洗濯物を部屋に入れ、本を読んでいると、何回目かの、がらがら・ど~ん、で電気が一斉に消えた。停電だ。外も暗いので家の中はもっと暗い。待つしかないか、と思って、窓を開け、椅子を窓際に移して読書を続ける。15分以上経っても復旧しないし、なんの情報もないので関西電力に電話をかけてみる。

 すると、市内は雷が多発中で、広範囲で停電が起こっているとのこと。停電はうちだけではないようなので、やはり待つしかないようだ。復旧はいつになるかわからないと言う。冷蔵庫が気になったので見にいく。予備の発電装置があるわけではないので当然冷蔵庫もオフ。このままでは温蔵庫になってしまう。金塊のようにチルド室に保存してあるバターが一番心配なので、その他すぐ腐ってしまいそうなものと一緒に、冷凍室へ移す。わたしの冷凍庫には食べものはほとんどなく、大量の保冷剤が保管してあるので、こんな時は一種の氷冷蔵庫の役割を果たす。これでしばらくは大丈夫だ。

 安心したのでまた本を読み始めるが、小一時間たってもまだ復旧しないのでさすがに心配になり、近所を見に出てみることにした。窓から見える向かいの家は、もともと留守だからなのか、どこも明かりはついていない。でも近所を回ってみると、電気がついている家がちらほら。民家なので、自家発電でもなさそうだ。

 西の空を稲妻が切り裂くのを見ながら、稲妻、éclair 、エクレア食べたい!フォンダンがけのほんまもん!と思ったが、それどころではない。停電、うちだけやん・・・。

 家に帰ってまた関西電力に電話。するといきなり、電話の向こうの人が「ご迷惑をおかけして申し訳ありません!停電の原因がまだわかっておらず、復旧の見込みもまだわかりません」と言う。「ご近所に電気の既についているお宅もあるようなのですが・・・」と言うと、「では一度、ブレーカーをオフにしてもう一度スイッチを入れてください。それで復旧しなければ伺います」と言う。

 ブレーカー・・・。薄々そうではないかと思っていたけれど・・・。うちのブレーカーの、扉のついた板(?)は、玄関の天井近くにある。昨年の心霊クーラー(笑)騒ぎのときに、ある場所はおぼろげに知ったけれど、父は病院、わたしは扉を開けたこともなければ、スイッチを触ったこともない。暗がりの中、高い踏み台に乗り、なんとか扉を開け、関西電力の人に教えてもらったとおりに慎重にやってみる。かなり及び腰。だって電気って怖いんだもん・・・。すると、電気は無事復旧。よかった~。関西電力の人に報告をしておく。

 いったんは止むかに見えたものの、また雨は強く降り出し、雷もまた鳴り始めた。山城南部にも大雨・洪水の警報が出ている。わたしは休日で家にいるからいいけれど、外に出ている人は本当に大変だろう。夜、留守宅に帰ってみたら、電気もつかなくて、暗くて、冷蔵庫も温蔵庫になっていたら・・・。かなりあせりそう・・・。心配だ。皆さん、大丈夫でしたか?

 雷どころか、どこかに核爆弾が落ちても、わたしは一から十までひとりじゃないか。頼りなくて非常に老い先不安。

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お化けの夏は・・・

619xa6axrgl__sl500_aa240__2 『お化けの海水浴』 川端誠/著 BL出版 2002年

***「どうしたんだい。赤鬼青鬼が白くなっちまって」   「どうも三つ目のやつがへんな酒をよこしたみたいで・・・・・」   「大吟醸桃太郎に純米鬼ごろし。うーん、こりゃあよしたほうがいい」***

 お化けたちは浜辺で、赤鬼、青鬼が採ってきた魚で、お刺身に浜なべに浜焼きなんかを食べている。

***小豆とぎのみごとな包丁さばき。小豆洗いは浜なべに浜焼きのしこみです。***

 小豆洗いの風貌がどことなく道場六三郎に似てるのが笑える。

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『お化けの真夏日』 川端誠/著 BL出版 2001年

***砂かけばばあが、そうめんをゆでています。ろくろっ首がやると、いつものびてしまうのです***

 こちらは、ながしそうめん。庭に竹を組んで縁側にずらりと並んで食べているのが楽しそう。

 わたしの好きな、川端誠さんの「お化けシリーズ」。お化けの夏はこの二冊。友人の娘の夏の読書用・第二弾として、これもチョイス。小包で送る前にまた読んでしまった(笑)。何回読んでもおもしろい。暑い夏の真昼間、扇風機にあたりながら読むのはどうですか?

 川端誠さんはいろいろなシリーズを書いておられるけど、わたしはこのシリーズが一番好き。それと「十二支シリーズ」。二回ほど講演を聞きに行って、そのたびにすぐ近くで、自ら絵本を読んで聞かせてもらった。その内の一冊が、この『お化けの真夏日』だった。

 「落語絵本シリーズ」にしても「風来坊シリーズ」にしてもそうなんだけれど、川端さんの絵本は、男の人が読んでくれた方がずっとおもしろいような気がする。語り口が男の人の声の方がぴったりくるのだろう。わたしも『はつてんじん』を絵本の会でやってみたことがあるけれど、どうもしっくり来ないのね。

 絵本を読んでもらうのって楽し~♪でも恋人なり夫なりに、ベッドで、絵本読んで~などと言ったら、大層不気味がられるだろうねぇ・・・。ちょっと妖怪っぽいわ・・。大人ってつまんねぇ~~!!

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dimanche 27 juillet 2008

瓜の日々

002  座敷に鎮座ましますのは、北海道の「でんすけすいか」様。黒すいか、と呼ばれる仲間らしい。他には石川県の「ダイナマイトすいか」とかがある。ルックスはふつうのしましまのんがかわいいけど。

 家の前で、プランターで西瓜作ったこともあるんだよ~。プランターなので、ソフトボール大にしかならなかったけれど、道行く人が足を止めて見ていくくらいかわいかった。西瓜・・。一度ちゃんと地面で育ててみたい・・・。

 先日、衝動買いしてしまったので、ここしばらく毎日、瓜の日々。西瓜に胡瓜、南瓜、糸瓜、冬瓜。特に青瓜は好物。夏のわたしの多くは瓜でできている。あ、でも苦瓜だけは苦手。

 今まで西瓜にはほとんど栄養がないと言われてきたけれど、赤い色にはトマトと同じ、リコピンがあることがわかり、今年になって、シトルリンという体によい成分が、すいかにダントツで含まれていることがわかった、と、このあいだテレビで言っていた。

 暑くて、寝ている間に水分が失われてしまったら、朝ごはんに、冷たい西瓜。急速冷蔵、潤い補給って感じで・・・。毎日食べてます。Ca2rwzqj

 ついでにこれ。職場でもらったおやつ。季節限定、すいかのキットカット

すいか風味のチョコレートに、中のクリームは塩クリーム、と芸が細かい。キットカットならではの、ちょいと人工的なフレーヴァーがいける(笑)。

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samedi 26 juillet 2008

プラムソーダ

002_2  トモちゃんに、手作りの「プラムソース 」をもらった。生のプラムをとろとろになるまで煮たソースで、自然のプラムの色がとても鮮やか。プラムの酸味と濃厚な風味がぎゅっと詰まった感じだ。ヨーグルトに入れたりアイスクリームにかけたりするのももちろんよいけれど、炭酸水で割って飲むとおいしい、ということだったので、とろんとした果肉も入れて、ペリエで割ってみた。濃さは好みで調節。

 美しく透明なルビー色と、炭酸の白い泡のコントラストがきれい。ほどよい酸味と甘味がとてもさわやかで、アルコールは入っていないけれど、よいアペリティフとなった。

 多くの人々は、海・山・キャンプなどに行っているのだろうか。土曜日なのに利用者は少ない。薬のおかげで、声はだいぶましになったが、今日は督促当番でやっぱり電話をたくさんかけた。

 どうでもよいことだが、クーラーなしでもぐっすり寝られることのほか、夏のわたしの自慢(?)は、蚊に刺されないことだ。去年の夏も一度も刺されなかったし、今年もまだ刺されていない。さっき植木の水やりのため、庭へ下りたがまったく大丈夫だった。

 人からは、血がおいしくない、血に栄養がない、血が悪い、果ては、血が毒、とまで言われているが、理由はよくわからない。体温は常に6度3分から6度5分で、特に低くはないのだが。

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vendredi 25 juillet 2008

ハスキー・ヴォイス

 ひ~、風邪でのどをやられて声が出ない~cryingこんなときの電話はつらいなあ・・・。今日は予約当番だったので、黙々と予約の電話連絡をする。かすれ声だしささやき声だし咳は出そうになるし、ときどきとちっては「失礼!」と言う。ほんまに失礼やな。

 帰りに新しい薬を買って帰宅。夕ごはんは、このあいだ洛南ジャスコに行った帰りに買っておいたミスターギョーザの餃子を焼く。ミスギョの餃子、久しぶり~。胡麻油で、両面かりっと焼く。びんのギネスbeerといただきま~す。

 CDとDVDが取り寄せられるようになったので、あまりの懐かしさにデュラン・デュランなど借りてみる。思えば中学3年の頃、初めて好きになった外タレさん。デヴィッド・シルヴィアンとスティーヴ・ジャンセンという美形の兄弟がいたのね。

 save a prayer なんか今聞いてもけっこういいな。人に歴史あり、だ。

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jeudi 24 juillet 2008

みこし弁当/鰻

001  今日は祇園祭の、還幸祭の日(古くは後祭りの日でもある)で、一週間御旅所におとどまりになっていた三基の御神輿が、各氏子地域を回って、八坂神社にお帰りになる。

 今年も好日さんのご好意で、中御座の「みこし弁当」をありがたくいただいた。しかも暑い中、遠路はるばる、職場に届けてくださったのだ。

 「みこし弁当」とは。しおりによると、

 ***祇園祭 中御座 みこし弁当 三若神輿会 御神輿渡御の砌り、供奉の役員並びに輿丁の昔ながらの食事です。疫病祓いと安産のまじないとして一般氏子の方々に大変喜ばれています。(この弁当は、精進潔斎して氏子の男衆のみで作っております。この弁当を御賞味いただき、今夏をお健やかにお過ごし下さいます様お祈り申し上げます。)***002

 こんなところで作っておられます

 そう、これは売っているものではなくて、本来は御神輿をかつぐ方々と八坂神社の氏子さんたちのもの。それをご縁あって、ありがたくちょうだいしているというわけだ。

 ごはんにたくわん、梅干、ごまといういたってシンプルなお弁当。御神輿をかついで地域を回る途中の休憩時間に食べる食事。わたしは今日は遅番だったので、遅いお昼に、がっつりといただきました!御神輿かつぐ人と同じ分量食べました。あかんや~~ん(笑)!!同じくらいは動かねば!005_2

 いっしょにいただいたのが、御札、ちまき、御神稲。御神稲を煎じて飲めば、疾病等の下熱に大変効果があるそうだ。昨日の夜、咳が出て眠れなかったので、さっそく煎じて飲むことにしよう。

 好日さん、本当にありがとうございました。

 父と弟家族の分までいただいたので、トモちゃんに来てもらって持って帰ってもらう。

 006

 今日は土用の丑。何かと話題の鰻だけれど、やっぱり鰻食べたいなあ・・・と昨日話していたら、鮒元の鰻を持ってきてくれた。松原商店街の鮒元川魚店の鰻は数年来のお気に入り。身の柔らかさ、焼加減、たれの味と、どれもわたし好みでおいしいと思う。

 夕ごはんに半分。鰻はひつまぶしか、白焼きをわさびと醤油で食べるのが好き。ひつまぶしは、細かいうなぎがごはんとよく混ざってなんともおいしいのよねぇ・・・。わさびや葱、きざみ海苔などの薬味を入れるのもまた一興。トモちゃんもわざわざありがとう。みこし弁当と鰻で風邪も治りそうです。

 遅番の帰り、8時半前に四条大宮まで帰ってくると、きっと東御座の御神輿に出会うはず。おととしは知らずに出会ったけれど、今年は知ってる。交通規制の笛の音、太鼓の音、ほいっとほいっとの掛け声が聞こえる。しばらく待つと、南から御神輿がやって来て、わたしの目の前を通って、大宮通を上がって行った。四若さんの東御座にはスサノヲノミコトの奥さんの、クシイナダヒメノミコトがおわす。決まったところ、決まった日、決まった時間に神さんと会えるのはよい。

 神仏にかかわることを大事に思ったり、一人でも行事食をやってみたり。わたしの中のその理由は多くが重なっていると思う。決まった日に神さんと会う。決まった日に決まったものを食べる。決まった日をこうして今年も迎えることができたということ。「無事」ということへの感謝も、その一つだ。

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mercredi 23 juillet 2008

パンが無ければ

 暑さにはめっぽう強いので、夜はクーラーなしの閉め切った部屋で、朝までぐっすり寝ている。クーラーにはめっぽう弱いので、職場では、人に笑われながら厚手のタイツに靴下、長袖ブラウスに毛糸のカーディガン、と、冬と同じ格好で、冷えないように防御している。

 なのに!!風邪をひいた!!これ以上、どないせえっちゅうねん!?のどが痛くて、咳が出る。先週行けていなかったので気になって、祖母のところに行こうと思っていたのだが、97歳の老人に風邪などうつそうものなら、とんでもないことになるのは目に見えているので行くのは取りやめ。001

 散らけたり汚したりする人がいないので、この隙に大掃除を手がけていたが、それも昨日でほぼ終わったので、ゆっくりめに起きて朝ごはん。

 昨日かもめさんからいただいたトゥレ・ドゥーの焼き菓子とアイス・カフェオレ。写真のお菓子は、ケック・ドランジュ。オレンジのペーストが入ってるような、オレンジがかった生地に、しゃりっとした甘~いフォンダン。その下には柔らかいオレンジ・ピールのコンフィが隠れている。おいし~!かもめさん、ありがとう(^^)。

 午前中は、友人へ、珍しく手書きの手紙を書いたり、頼まれて、友人の娘に夏休みの読書用の本をみつくろって発送したり。

 暫時一人暮らし中なので、10日弱も買い物もせずに冷蔵庫や戸棚にあるものをちまちまと食べていたのだが、8日前のごはん(カビは生えていません)、刻んだ青葱(ぎりぎりセーフ)、ベーコンひとかけ(腐ってません)で焼き飯を作って、めでたく冷蔵庫の食材が終了したのは昨日の昼。アルコールスプレーで庫内を念入りにふく。その後、自転車で、洛南ジャスコへお買い物。かもめさんが、バターの供給が安定してきたようだと言っていたが、なるほど、棚には数種類バターが並んでいた。まだまだストックがあるので買わなかったけど。帰宅してもまだ掃除スイッチが入っていたので、電子レンジの庫内も掃除。さらにWGのショップにブリュット・ゼロを受け取りに行って、ついでにクロタンを買う。

 3時をすんで、病院へ行くと、叔父・叔母とトモちゃんが来ていた。夏らしいひまわりのアレンジメントをいただいた。Photo_2

 ちょっと歩いて、テ・コンセプシオンで、トモちゃんとお茶。ここはゆっくりできるし、スコーンはおいしいし、かなり穴場だと思う。少ないながらも、ちゃんとクロッテッド・クリームがついているところもポイント高し。

 アッサムのミルクティーとスコーンのセット、イギリスで言うところのクリームティーをいただく。結局これが今日の夕ごはん。夕ごはんまでお菓子とは、わたしの自律心のなさは子ども並み。でもまあ、いっか。パンが無ければケーキを食べればいいのさっ。

 病院へ戻って、父の夕食に付き合う。すると、入院10日目にしてついに「もっとうまいもんが食べたい・・・」と言い出した。ここの病院の食事って、おいしい方だと思うけどなあ・・・。でもまあ、カロリー制限のかかった食事じゃ、仕方ないよね。おかげで血糖値も良好なわけだし。

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mardi 22 juillet 2008

鮎のコンフィ

001_2  WGワインバー、Fシェフ作、鮎のコンフィ。ぷっくりした、形のよい静岡の鮎。この鮎を、香草やにんにくを入れた、90℃のオリーブオイルの中で、7時間静かに煮るのだそう。

 お肉のコンフィは食べたことがあっても、お魚のコンフィは初めてかも。大切に煮られた鮎は、煮崩れもなく美しいままで、骨まで とてもやわらか。内臓のほろ苦い風味もそのままに、季節感あふれるおいしさ。

 ワインは何にしようかと考えて、シャルドネにした。モレ・ブラン サン・ロマン 1999。モンラシェグラスでサーヴィスされた。バターのような、よい樽の香りのするワイン。このこくのある香りが鮎とよく合ったと思う。

 今日・明日は連休。父も順調に回復の途上にあり、あとはリハビリしだい。わたしもようやく落ち着けるようだ。でもその前に、ばたばたしていた間にたまった家事や雑用を片付けてしまわねば。昨日の夜と今日の午前中で、一気呵成に片付ける。かなり疲れた。夜はかもめさんといっしょに、久しぶりのワインバー(ただしソムリエははるかアメリカの空の下)。ちょっとしたここ数日の自分へのねぎらいみたいなものかな。

 飲んだことのないシャンパーニュがあった。ディアボロ・ヴァロワ ブラン・ド・ブラン。夕方とはいえ日があるうちはうだるような暑さ。冷たいしゅわしゅわが心地よい。

 冷製コーンスープに、桃のお相伴、田舎風お肉のテリーヌに、CLAC コート・ド・ボーヌ 2005。今日のキッシュは、ゴーヤーと挽き肉ときのこで、チーズはシャウルスとブリア・サヴァラン(だったかな?)。実はゴーヤーは苦いきゅうりのへたと同じ苦さなので苦手な食材。でもしかるべき人が料理したならおいしいはず、と挑戦してみた。おいしかったけど、苦かったことは苦かったな(笑)。

 メインは鱧のムニエル、マデラ酒のソース。これも季節の味。鱧はふんわり香ばしくてとてもおいしかった。

 ゆっくりと、デザートワインとチーズを。フェルトン・ロードの、一番甘いというリースリング、ブロック1 2006が出ていた。甘いのだけれど、とろっとした感じではなく、真夏向きのデザートワインといった趣。チーズと合わせるには弱そう?と言うと、チーズと合わせるとこくが出てきますよ、とのこと。なるほど、そのとおり。

 チーズは、フルール・ド・ビエールクロミエブルー・ド・ロカイユ。ブルーチーズと甘いワインの組み合わせは大好き。フルール・ド・ビエールは、アルザスのチーズで、表面をビールで洗ったウォッシュチーズ。とろっとした感じではなく、もっちりした感じ。独特の風味が気に入ったし、ワインとの相性もよし。

 三連休明けだからか、お店はゆっくりしたペース。わたしたちももう一杯ずつリースリングをもらって、楽しくおしゃべりして、ゆったりした気持ちになれた。みなさん、ありがとう(^^)。

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vendredi 18 juillet 2008

大統領の料理人

 最近ではとんと見なくなったようだが、わたしが子どもの頃にはよく、国賓(最近来てないだけ??)が来るとテレビで、「宮中晩餐会」なるものの中継をやっていた。ところがなぜか一番見たかった部分、すなわち料理の映像は一切なく、よくてもメニューがフリップで出されるだけだったのが幼心に痛烈な隔靴掻痒感を残したものだった。やんごとなき方々はどんなものを召し上がっていらっしゃるのか(笑)。そんな興味は大人になっても一定続いているようだ。32072134_2

 『大統領の料理人―厨房からのぞいたホワイトハウス11年』  ウォルター・シャイブ/著 田村明子/訳 KKベストセラーズ 2008年

 題名だけ聞いたときには、一瞬『金正日の料理人』51hfd2njrnl__sl500_aa240__3 かと思ったが、もちろん違って、著者は主にクリントン政権の時代にホワイトハウスでシェフを務めた人。ブッシュ大統領の一期目まで務めたが、ついに「ホワイトハウス」と袂を分かつことになる。そこのいきさつも何やら興味深くはあるのだが、着任の日から、ヒラリー夫人の意向とぴったり沿った形で、厨房の新しいシステムや動かし方や、新しい料理を作り上げていく過程がすばらしくエキサイティングだ。特に「ミレニアムの大晦日」の、シェフ率いる厨房スタッフの奮闘ぶりは圧巻だ。こんなふうに働いてみたい、と思ってしまうほど。

 1994年6月13日に、明仁天皇を迎えて行われたステートディナーには、それまでホワイトハウスで長い間守られてきた伝統が二つ覆されたそうだ。一つはメインディッシュを肉ではなく魚にしたこと。もう一つは、魚料理に白ワインではなく、オレゴン産のピノ・ノワール、つまり魚料理に赤ワインが供されたこと。

 魚にピノ。この組み合わせは以前に参加した、オレゴンの生産者ディナーで初めて教えてもらって、実際に違和感なくとてもよく合ったのが印象的だったのでよく覚えている。なので上記の話を大変興味深く読んだ。

 鬼気迫るのが、政権が移ってすぐに起きた2001年9月11日の記述だ。スタッフやシークレットサービス、警備のためにホワイトハウスに、どんどんどんどん集まってくる軍人たちや警察のために、シェフは一日中食事を出し続けた。その数700人から900人。

 「ゲイリーは「まだ食べ物はあるか?」と聞き続け、私は「いいから、連れてこい」と答え続けた。

 私がシェフの仕事をしていて最も肩身が狭く感じた瞬間は、この日に軍の人事担当者が兵士に昼食を出したお礼を言いに来たときである。私にできたことはごくささやかだったのに、彼らはとても感謝をしていたのだ。

 「あなたたちは外を守ってくれている。私は食事を出すだけです。いくらでも好きなだけ食事を用意しましょう」」

 非常時であるならより一層、自分の役割に徹底する。自分のできることを懸命になす。この姿勢に感銘を受けたし、胸に迫る「リアル」を感じた。

 また、この本にはいくつか実際のレシピが載っていて楽しい。クリントン夫妻の娘、チェルシーが好んだという、「鶏の胸肉をのせたレモンパスタとブロッコリー」は、一度作ってみようと思う(笑)。610204

 『ワインと外交』(新潮新書) 西川恵/著 新潮社 2007年

 この本の第8章「ホワイトハウスの饗宴」には主にブッシュ時代のことと、上記の本の著者シャイブ氏のことにも言及があり、合わせて読むとよりおもしろいかもしれない。

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 『エリゼ宮の食卓―その饗宴と美食外交』(新潮文庫) 西川恵/著 新潮社 2001年

 ファーストレディ、ヒラリー・クリントンが、「少しばかり怖気づいているのを見るのは初めてのこと」と、シャイブ氏に言わしめたのは、1995年にジャック・シラク大統領を迎えて行われたステート・ディナーだった。

 美食の国の元首を招く・・・。確かに怖そうだ(笑)。そんな美食の国ではどんな料理やワインが出されているのかを知るにはこの本。出版年は古いが、今でも十分楽しめるだろう。

 わたしが読んだのは、この新潮文庫版に先立つハードカヴァーのものだったのだけれども、そちらはもう手に入らないもよう。でもたぶん図書館に行けばあるはず。

 さて、冒頭に書いた、宮中晩餐会はですねぇ、昔、再現メニューの載った美しい本を読んだのだけれど、タイトルなどをすっかり失念してしまったため、紹介できず、残念です・・。

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jeudi 17 juillet 2008

中御座!

009 父の夕食を監督し、点滴を1本見張ってから最終帰宅。今日は家と病院を何往復したことか(笑)。

 夕食を食べてすぐに家を出る。目指すは大体9時頃に、四条通の御旅所に到着する、好日さん率いる中御座神輿。

 昨年と同じく石段下でお迎えするつもりだったのだけれど、できなかったので、今年は御旅所のすぐ西側のロープのところで、ほいっとほいっとの掛け声を聞き、御神輿の到着から差し回し、神事、そして無事御旅所にお入りになるまでを間近で拝見。

 稲荷祭のときと同様、自分のコンディションは悪いがもとより這ってでも行くつもり。ともあれ、今年も無事拝めたのだから、これも神仏の御加護があったものと思う。

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mardi 15 juillet 2008

リスク

 父の手術は、幸いブラックスワンに襲来されることなく、予定通り無事終わったのでほっとしている。うちには超・後期高齢者もいるし、母も丸2年は闘病生活を送ったし、わたし自身も大けがをしたこともあるしで、この種の難儀にはたぶんわたしと同年代の人よりはずっと経験も耐性もあると思うが、それでも少し間があいた(幸いなことだったのだが)ことでもあるので、少々しんどく感じる。自分が年をとったせいもあるかもしれない。とは言え、この種の難儀は老人がいる以上、これからも必ず、おそらくそう間もおかずにあるわけだから、心しておかなければならないだろう。

 14日。午前のあいた時間を使って諸々の家事と雑用をする。午後はトモちゃんに車で来てもらって、荷物もろとも父を病院に連れて行き、入院手続き。部屋は既に決まっていたのだが、父がルームチェンジを要求したものだから、幸い希望の二人部屋の空きはあったものの、その準備のためにたっぷり二時間は待たされた。その間、いったん最初に案内された部屋で待ったのだが、荷物をセットするわけにもいかず、さすがに父はベッドに座っていたが、落ち着いて座ることもできず、ほとんどの時間を立って待っていた。

 その間にも、入れ代わり立ち代わりいろいろな人がやってくる。まず担当の看護師さんが別室でわたしたちも交えての聞き取り。部屋に戻ると看護師長が来た。しばらくして手術室担当の看護師が来て、手術の流れなどを説明する。わたし基準では寒い部屋で、半袖で、ずっと立ちっぱなしで話を聞いていたものだから、話の途中でホワイトアウトしかかって、危うく自分まで患者になってしまうところだった。急にうずくまったものだから、看護師さんもかなり驚いたようだった。何かと言うと、ふ~っと気を失う、ヴィクトリア朝のレイディーみたいやん(笑)?

 ようやく部屋に案内されたのは来てからたっぷり2時間半は経った後だった。6時に予定されている、執刀医・主治医とのアポイントメントまでに一度家に帰るつもりだったのだが、その時間もなく、荷物の整理をしてそのまま待機。その間にも看護師さんがいろいろなものを持ってやってきたり、検査に呼びに来たりする。

 10年以上も前になるが、わたしも同じ病院で手術を受けたことがある。そのときもわりと念入りだったインフォームド・コンセントが、さらにさらに丁寧になっている。すなわち、さまざまな人がリスクの説明にやってくる。麻酔医が来て、全身麻酔の説明と手順と、気管支挿管をしてからうつ伏せにさせる際の危険性などについて話して、同意書に本人とわたしのサインをもらっていった。

 夕方、弟が来て、執刀医である整形外科の先生と会う。X線写真やMRIの画像や、骨の模型を見ながら、どのような手順で手術をし、それによってどのような効果が期待されるかなど、1時間ほどにわたって説明を受ける。なのだが、つまりは、どんな手術にも大なり小なりリスクもあれば、不測の事態も起こりえるということはご了承くださいね、ということだ。

 先生が一つ一つ、起こりうると考えられるリスクを読み上げて説明をする。最近は、事前に輸血をしてもいいかということやや血液製剤を使ってもいいかということなど、ほとんどその事態が発生する見込みがないようなことについても、確率がゼロでない限りは、緊急事態に備えて、同意書をもらっておくことになっているらしい。

 最後に患者本人が、「この手術を受けますか?」という質問に、はい・いいえのどちらかに丸をつけてサイン。さらに同席者全員のサインをして終了。

 弟が、「今の説明を聞いて、やっぱりやめます、とか言う人はいるんやろか?」と言うので、「そらもっと命にかかわるリスクの高い手術やったらわからんけど、このくらいの手術でそんな人はいいひんやろう」などと話す。手術はどの道、大なり小なり賭けなのだ。

 人一倍心配性の父は手術の前日、眠れなかったと言う。わたしは自分の手術の前日は睡眠薬も断って、ふつうにぐうぐう寝ていた。それを聞いて弟は、「姉さんは神経が図太いからな。ケケ・・・」と笑うが、そうじゃないだろ?わたしは健康上の問題に関しては特に臆病、小心なのは、友人たちから笑われたりするほどなのだが、あれだけの怪我をしたのだから、手術をしないなんて選択はあり得ないし、どの道するんだから、その程度の手術には過度の心配などしないし、一度決めたら、自分のことでもどこか他人事モードだ。従って、夜眠れないなんていうことはない。

 翌日15日の午後に手術。

 毎月15日には神棚のお榊を代え、16日と27日にはお仏壇のお花を代える。他家と同じように、はたこ家にもそんなちょっとした月間スケジュールがある。どうしようかな、と思ったが、こんなときでもあるしと思い、いつもどおり午前中にお榊を買いに行って、神様に成功を祈願した。

 昼過ぎに病院に行くと、1階のエレベーター前で、叔父・叔母夫妻と会ったので一緒に病室に行く。1時になり、手術室まで見送れば、後は待つだけ。麻酔から半分醒めた状態で帰ってくるので、頃合いを見て手術室前で待機。4時前に出てきた。しばらくしてから、家族に対して、手術の結果説明。手術そのものは予定されていた時間よりも短く、1時間ほどで終わり、出血も10ccとほとんどなく、スムーズに終わったらしい。椎間板を2.5g削り取ったそうで、これはかなりの量だそうだ。シャーレに入れられた、オレンジピンクのもろもろっとしたもの。椎間板って、初めて見た。まあ、見る人もあまりないかもしれないが。「もうこれ、処分するだけだから持って帰る?」と先生はシャーレごとくれようとしたが、断った。自分の椎間板だったらもらっておくけど(笑)。

 術後すぐなので酸素マスクやらいろいろな管やらが入っているが、やがて目覚めた父はかなりの上機嫌だ。「お帰り。今までどこ行ってたん?」と聞くと、「わけわからんとこに行ってた。テレビ局が来てた。」とか言う。いや、だれもお父さんのドキュメンタリー作らへんから(笑)。痛みのコントロールはきちんとされているし、硬膜外麻酔と違って、全身麻酔は二日後のひどい頭痛も起こらないようなので、ひとまずは安心。面会時間の終わりまでいて、帰宅。神棚と仏壇に報告と御礼。濃い緑茶だの、コントレックスだの、ジャスミン茶だの、一日中、重い飲み物をたくさん飲んでいたので、ちょっと胃が痛くなってしまった。 

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vendredi 11 juillet 2008

プリン、最速。

 遅番。またまた急にプリンが食べたくなって、帰るやいなやプリンを作る。帰る道すがら、最速で作る段取りをシミュレーションしていたので、玄関あけてからオーブンに入れるまで10分強。最速!またの名を、やっつけ仕事と言う。

 焼いてる間に晩ごはんを食べる。洗い物している間に冷凍庫で冷やす。生ぬるいプリンはおいしくない!ショックフリーザー欲しいなあ。遅番のときは朝、晩ごはんの用意をしていくけれど、どんなに手早くできるものでも、お菓子を作る気にはなかなかなれないもの・・・。002

 プリンはこの瞬間がめっちゃ幸せ。

 スプーンを底まで刺したら、甘苦いカラメルソースが井戸みたいに上がってくる。だからしっかり焦がしたカラメルを底にたっぷり入れるねん!

 でもなあ・・。一人で食べてもつまらないにゃ~。

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jeudi 10 juillet 2008

あなご~♪

 午前中、養護学校か育成学級の子どもが数人、先生に連れられて見学に来た。概ね静かに見学していたのだが、その内たぶん自閉症の子だろうか、何かのスイッチが入ってしまったらしく、大きな声で騒ぎ出した。それに刺激されて、別の子も騒ぐ。先生はむろん対処しようとするが、なかなか治まらない。

 すると閲覧席で新聞を読んでいたおっさんがわざわざやってきてその子たちに「おまえらうるさい!!帰れ!!」とすごい剣幕でどなった。しかも二度も。なんて下品なのだろう。そりゃ何の障害も持たない子どもが、静かにするべき場所でうるさくしたなら、「怖いおっちゃん」の役目として、どなってやってもよいかとは思う。でも明らかに障害を持ち、コントロールが効かない子にどなりつけるのはおかしいし、品位が疑われる行為だと思う。この手の下品さにはがまんならない。

 気の毒に先生は帰り際、職員に謝って帰られた。別に先生が悪いんじゃないよ。

 夕方、帰り際にまたちょっとむっとすることがあったが、軽く流す。「一応プレッシャーかけとこか」みたいな物言いはすべてスルーしておくことにしている。言っても無駄です。何度言ってもスルーなので。

 地元っ子Tさんに誘われ、喜久寿司にてお寿司を食べる。今日の目当てはあなご。

 まずはビールでお疲れ様!今が旬の鱧の焼き霜。焼き目香ばしく、身はふんわりかつ涼やか。きすのてんぷらを塩で。握りは、ひらまさ鳥貝うにとろ。どれもほんとにおいしい。お酒は八海山に、久保田を少し。

 あなごは最後に食べようって決めていた。煮あなごをさっと炙ってある。骨がまったくないみたいにふんわりと味が中まで染みて、さっと炙った焼き目が香ばしい。ジューシーと言うか何と言うか・・。にっこり笑って、あなご~♪と意味不明の言動をしそうになるくらいおいしかったので、あなごワンスモア。ええ、堪能しましたとも!

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mercredi 09 juillet 2008

願わくは火曜日3回

 週3日が火曜日なら、わたしの生活ももう少し追われず、楽になると思う。

 午前中は、自転車に乗って洛南ジャスコへ食料品や日用品の買出し。職場が変わってから日々の買い物がままならなくなったので、ついつい買い込む。お客様感謝デーなら5%オフなのに~。自転車置き場で、苦労して大荷物を積み込んでいたら、隣にいたおばさんが、「すごい荷物やねぇ・・」と話しかけてきた。「ついつい買い込んでしまって・・。ちゃんと帰りつけるかどうか・・」などと話しながら、内心トホホである。

 祖母のところに行くのはもちろん、家族のための雑用など。父が登記の書類やなんかまで持ち出してきた。ぎゃ~。祖母は、超後期高齢者だが、一定元気なのがありがたい。

 父の心配事が目前に迫ってきた。しかし、今まで何度も何度も乗り越えてきた難儀に比べれば、何ほどのこともないさ、とわたしは思う。

 しかし世の中に、「確実なことはない」こと以外に確実なことは一つとして無く、静かな湖面にいつ黒鳥オディールが舞い降りるやもしれず、少しの覚悟は持っておいた方がいいかもしれない。

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mardi 08 juillet 2008

ミモザ

001_2  焼き菓子塾の日。今日は、ミディの焼き菓子の中でも一番好きな、ミモザの日なのでとても楽しみ。以前に買った、クレア・イーツに載っていたのと少し材料が違う。

 現在のお店で売られているものとは違って、クグロフ型で焼成。型も、めんどうがらずに、しっかりと刷毛で丁寧にブレ、そしてファリネをしておくと表面がとても美しい。

 003 同じものを家で作るよりも、塾で作った方が、必ずうまくできる。作るのは自分にはどちらも違いがないのだが、先生がきっちり監督してくれて、状態を常にチェックしてくれるということに加えて、ブレ、ファリネのように、細かなところも手を抜かずにきちんとやるからだろう。

 どんな細かな手順も、めんどうがってはいけない。それが仕上がりに大きく影響することもあるし、小さなことが積み重なって大きな失敗に結びつくことだってある。手順は必ず覚えてから作り始める。書かれたものを見ながらやっているようでは、よいものはできない。本当だ。

 それにしても。いつも自分の不器用さをあらためて知る。ぢっと手を見る。もっと無駄のない、一連の所作ができないものか。何度も何度も、繰り返しやるしかない。

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lundi 07 juillet 2008

アール・グレイを一杯

 『パリからの紅茶の話』というエッセイを読んだら、久しぶりにアール・グレイが飲みたくなって、夕食後に一杯。ティーバッグとは言え、やはりよい香りで、カップを両手持ちにして、深く香りを吸い込んで、お茶を飲みつつしばらく呆けて、よしなしことをつらつらと考える。一種のアロマテラピーだろうか。

 そう言えばこのお茶を弟は「山椒の匂いがする」と言って嫌っていた。この香りはベルガモットによるものだが、確かに山椒もベルガモットもミカン科だ。当たらずとも遠からずか。

 今日は遅番。まあまあ忙しい。同僚が、電話でのよそとのやり取りで相当怒っている。喧嘩売ってんのか~と思って、こっちまでどなりそうになった、とまで言うので、話を聞くと、まったくお怒りごもっとも。その相手とは、同僚は面識もなく、名前すら初めて聞いたらしいが、わたしはその人ならあり得る話かもな、と思った。ほんまに変な人多すぎでちょっとヤバ過ぎ。

 ふ~。お茶を一口。そう言えば最近、ますます怒らなく、と言うか、怒れなくなっているような気がする。どちらかと言えば、上手に怒れない人間ではあるのだけれど、それでも昔はもっと気持ちよくすこーんと怒れていたような気がするのだが。

 「丸くなった」という表現は、とどのつまり、生命力の低下や、様々な物事に対して諦念を多く持つに至ったということと同義であると思われる。

 仕事帰りのわたしに、アール・グレイのティー・バッグを買わしめた本は、『パリからの紅茶の話』 戸塚真弓/著 中央公論社 2008年

 さらっと読めるので、通勤のお供にも可。ところどころに、お茶にまつわるフランス文学の引用があるのがおもしろい。著者も、わたしと同じく、

 「私はフランスの小説を読む時、飲み物や食べ物の箇所に注意するくせがある。」のだそうだ。

 モーパッサンの『脂肪の塊(ブール・ド・スイフ)』の引用があり、なんとなく懐かしかった。この話は短いので、大学に入ってすぐくらいに読んだ。「『脂肪の塊』って、これお前のことが書いてあんの?」などと言っていた、今は亡き友人の容赦ない毒舌を思い出す。今思い出しても、「やかましいわ!!」

 このように、題名も非常に不愉快なのだが、それはさておき、この物語は非常に嫌な感じが後引く物語だ。まあ、二度と読みたくないくらい?それはつまり、モーパッサンの筋立てがものすごくうまい、ということで、人間の心の嫌な部分を容赦なく描き出すので、それを見せ付けられる側としては、気分が悪くなるのだ。読者は、自分の中に、その醜さを見る。さすが自然主義?

 モーパッサンを「自然主義」と言ってしまってよいものかどうかはわからないけれど、ちら、とでも、ゾラに繋がる系譜であることを考えれば、多少はそういう部分もあるのだろう。

 「雛鳥が二羽、丸煮に包丁が入り、煮凍りに包まれて、載せてある。籠をのぞけば、まだその他にも美味そうなものが詰まっている。パテ、果物、砂糖菓子など。これだけの食糧なら、宿屋の料理などに手をつけなくとも、優に三日は旅行できそうである。おまけに、食糧を包んだ紙の間からは、酒瓶の細長い頸が、四本もにょきにょき出ている。女は、雛鳥の翼を片方だけ取ると、ノルマンジーで、「レジャンス(摂政)」と呼んでいるあの小さなパンと一緒に、しのびやかに食べ始めた。」

 「~~鶏はなくとも、まだ、あとに残っているのは、もつのパテ、雲雀のパテ、舌の燻製、クラサーヌ種の梨、ポン・レベック産のチーズ、パン菓子、それに、酢漬けの玉葱と小胡瓜が、茶碗に山盛りいっぱいあるのを見ると、どこの女も同じで、ブール・ド・スイフも生ものが好物らしい」(青柳瑞穂/訳)

 脂肪の塊(ブール・ド・スイフ)というのは物語の主人公(?)の娼婦のあだ名。彼女の持つ、上記のようなごちそうのたっぷり詰まったお弁当、という小道具が実に効果的に配されている。ラストシーンに再び登場するこのお弁当の記述を読んだとき、読者は、人間が嫌いになっているかも。ある意味、すごい物語だ。

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samedi 05 juillet 2008

フェルトン・ロード

 三条高倉、クレッセントにて、WGのワイン会。今回はニュージーランドのフェルトン・ロードで、このワイナリーの醸造家のブレア・ウォルターさんは、天才の誉れ高い方なのだとか。わたしはこちらのワインを飲むのは初めてだし、ニュージーランドのワインもあまり飲んだことはないのでとても楽しみ。

 お店に着くと、奥のプラネタリウムのようなバーに通され、ウエルカムドリンクのカヴァを一杯飲みながら、P師、かもめさんとおしゃべりしながら開始を待つ。

 今日のテーブルは、こんなマダムになりたいものだといつも憧れているWGの社長さん、Hさん、かもめさんとご一緒で、緊張しつつも楽しいテーブル。いろいろなお話を伺えるのがこういう会のおもしろいところだと思うんだけど・・。

 お料理は、あらかじめシェフがワインを試飲して決めたとのこと。001

 鱧のマリネ、焼き霜仕立て 天然の山モモを使ったヴィネグレット002

 ブルターニュ産コクレ・キュイスとアオリイカのガレット アサリ風味のハーブソースをしょうがのアクセント003

 伊勢志摩産 真鯛のポワレ 夏野菜のコンポート仕立て ワタリガニのソース004

 甘夏のジュレ005

 ヴァンデ産バルバリー種スプレームのロティ タスマニア産粒マスタードとシェリーヴィネガーのソース 新ごぼうのエクラゼ006

 フロマージュ ブリー、マンステール、エポワス007

 デセール バニラを浮かべた赤肉メロンと白桃のスープ しば漬けの冷たいマカロン

 コーヒー

 まず第一のワインは、ドライ・リースリング S 2007。Sというのはスクリューキャップを使っているという意味のS。

 フェルトン・ロードでは、ピノ・ノワール、シャルドネ、リースリングの三種類のぶどうを作っているのだそう。ワイナリーのある、南島のセントラル・オタゴは、寒暖差が激しい乾燥した土地。詳しいセミナーがお昼にあったのだけれども残念ながらわたしは不参加。P師が詳しくレポートされているのでリンクを貼らせていただきます。

 リースリングだけでも4種類作っておられるのだそうで、このドライ・リースリングはその名のとおり、残糖分が1リットル当たり3.5gというドライなもの。アルコール度は少し高いということなのだけれど、そのヴォリュームを意識させないくらい印象は軽やか。オイリーな香りもさほど強くなく、和食にも合いそうな感じ。

 次は、シャルドネ ブロック 6 Mg 2004。Mgは、マグナムボトル。色がとても濃い。香りにすごく特徴があって、考えていると、「とうもろこし」と、かもめさん。確かに確かに。後でHさんがブレアさんに聞いてみてくださったところ、確かにそんな要素もあるようで、当たったねぇ・・と笑う。

 ブロックというのは畑の区画の名前でもあって、作っていった順番に、ブロック13まであるのだそう。

 もちろんしっかりとした樽の香りも。新樽比率が高いのだそう。どっしりとした重厚な印象のシャルドネ。

 次からは、ピノ・ノワールが3種類。特に、ブロック3とブロック5は、非常に希少価値のあるワインなのだとか。

 ピノ・ノワールS 2004。スタンダードライン。甘すぎず、華やか過ぎず、とても繊細な印象。アメリカにせよ、ニュージーランドにせよ、とにかく「濃く、甘い」という先入観があるのでちょっと意外な感じがした。2004年は難しい年だったのだとか。

 ぶどうのジュースを絞るときに、茎などを取らないでゆるく絞っているとのこと。

 ピノ・ノワール ブロック 3 Mg 2003ピノ・ノワール ブロック 5 Mg 2003

 両方とも、マグナムボトル。その違いを表現しなさいと言われれば難しいのだけれど、わたしでも違うことはわかる。ブロック5はずば抜けて、ぎゅっと詰まった感じがする。色も濃いし、強いピノだと思った。

 ニュージーランドのワインと、よい出会いをしたと思う。 

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mardi 01 juillet 2008

玉ねぎのタルト

 思い立ったことがあって、麻薬・阿片・覚醒剤の常用者ではないということを証明する診断書という、かなり物騒な感じのものが必要となった。ドーピング検査のようなことをするのかなあ、と思ったが、それだけのために病院へ行って長時間待つのも煩わしいし、知らない医院に飛び込みで行くのもいやなものだ。

 そこでだめで元々、と、今かかっている(かっこいい)皮膚科の先生についでに頼んでみた。ちょっとびっくりされたがOKが出た。

 先生 「麻薬・阿片・覚醒剤は使用していますか?」  わたし 「ないですねぇ・・」

 ????  てか、使用している人も必ずしてないって言うんじゃないでしょうか、先生?

 わたし 「ドーピング検査とかするんですか?」  先生 「しません。」

 さらりと流された。もう一声欲しかったな、先生。結局、問診だけで終わって、診断書3500円也。驚愕の値付けである。様式もこちらで持って行ったし、原価率ゼロ?!坊主じゃないけど、丸儲けか??

 しかしまあ、ざっと考えるに、これは医師が診断書を一筆書く、という行為によって生じるリスクへの対価ということなのだろうか。とくにこの診断書、ヤバそうだし??

 肝心の診察の方は、やっとやっと薬が一錠に減らされた。一度抗アレルギー剤を飲むと、ほんとになかなか無罪放免にはならないようだ。

003  この前、シトロン・サレで食べておいしかった、玉ねぎとブルーチーズのタルトを作った。パート・ブリゼは昨日の夜作って寝かせておいたので、今日はフォンサージュから。

 よりさくっとした生地にしたいので、昨日作った式神ではなく敷紙を敷き、小豆の重しを入れて空焼き。重しをはずして更に空焼き。

 この暑さで生地を作るときにバターが溶けてはきていたが、焼き上がりはそこそこ層になっていたのでOKか。でもパート・ブリゼってどれだけ寝かせても、焼き縮み率が高いなあ・・。練らないようにしているのだけれど、知らず知らずに練ってるんだろうか。

 玉ねぎを薄切りにして、茶色くなって甘味が出るまで、バターで炒めたものと、ロックフォールとゴーダチーズが今回のガルニチュール。玉ねぎを敷いて、チーズを入れて、アパレイユを流して焼く。

 玉ねぎの甘味とブルーチーズの風味はけっこう合う。ワインは赤かなあ、と思ったけれど、冷蔵庫に先日のフィッシュハウスの残りが少しあったので、白。でも大丈夫。ノープロブレム。ただし、麦茶はやめておいた方がいい。地獄のマリアージュだ。

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