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vendredi 27 juin 2008

めくるめくロココの。

01b3  「ルーブル美術館展 フランス宮廷の美

 神戸市立博物館で、またルーブル美術館展があると聞いたときはなんとまた漠然とした・・と思ったのだが、今回のテーマは、18世紀の宮廷、ということで、これは食指の動かぬはずはない。

 かわいらしいポンパドゥール夫人、セーヴル磁器のポンパドゥール・ピンク、うねるカルトゥーシュ、貝殻模様に、少女まんがのごとく散らばる花(笑)に、ドレス、とんでもない髪型・・・。

 展覧会のフランス語での題は、Musée du Louvre,Fastes de la cour de France au XVIII e siècle で、この中のfasteという単語には、「豪奢」とか「豪華絢爛」という意味の他に、「見せびらかし」という意味もある・・・というところに日本語のタイトルの「宮廷の」だけでは表せないような、装飾に命をかけた、ロココの本質のようなものがちらりと垣間見えるような気がする。

 テーマは大きくわけて二つ。ルイ18世の時代のロカイユ様式(ロココ)と、その反動から起こった、ルイ16世の時代の新古典主義である。女性で言えば、ポンパドゥール夫人とマリー・アントワネット。今回、ブーシェの絵画や、貴族の肖像画なども来ているけれど、家具や調度、食器などの工芸品が中心。ポンパドゥール夫人やマリー・アントワネットの愛用品なども多数展示されている。

 もちろん家具も、時計も、かぎ煙草入れも、その繊細で精緻な細工には目を見張るものがあるが、今回わたしが特に目を引かれたのは、ポタオイユやテリーヌ入れなどの、食卓を飾る銀器だった。

 マリー・アントワネットの時代=ロココと誤解されがちだが、時代が少し違って、その頃は、新古典主義の装飾が主になっていた。日本人のわたしたちからすると、ロココも新古典主義も、十分、こってりしているので(笑)、同じようなものなのだが、二つの様式を連続して比較してみると、その違いが明らかに感じられるのがおもしろい。

 また、「モードの風刺画」と題された、貴婦人のかさ高い髪形を従者が支え棒で支えている、といったような一連のエッチングには、浮世絵のような諧謔があっておもしろかった。

 ロココ・・・。ええ、ええ、嫌いじゃありませんとも(笑)。

 もしあなたが、お姫様age嬢、そうでなくてもゴスロリであるなら、この展覧会は押さえておきましょう。会期迫る!

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Commentaires

私も昨日行ってきました。確かに確かに「ロココ」で
ございました。私も嫌いではありません(笑)
一対の家具の中央の太陽の顔の様な金細工が
ヴェルサーチのマークに見えたのは私だけで
しょうか?嗅ぎタバコ入れの繊細な装飾は素晴らしい
ものでした。さあ京都のルノアール展と中之島の
モディリアーニ展にも行かなくちゃ。

Rédigé par: 美味探し隊 | le dimanche 29 juin 2008 à 22:11

美味探し隊さん,
お嫌いではありませんね・・(笑)?
そう言えばありましたね、ヴェルサーチ風(?)。作品リストを見ても写真がないので特定はできないのですが・・。

Rédigé par: はたこ | le dimanche 29 juin 2008 à 23:44

はたこさんはそれでは髭男爵もお好きですか?
彼らは真面目に貴族について勉強して今の形に落ち着いたそうですね。
先日テレビでやってましたよ。本当に貴族の、宮廷物の少女漫画とか読みあさったそうです。
今でこそワイングラスですが、最初はフェンシングのようなサ-ベル持ったりとかいろいろ試行錯誤したそうですよ。

ゴスロリ文化も真面目に調べると面白いですよね。

Rédigé par: angel | le lundi 30 juin 2008 à 21:37

angelさん,
もちろんですよ~。お気に入りです。
最近ではもう、貴族と言えば髭男爵、乾杯の歌を聴けば髭男爵、ルネサンスと聞けば髭男爵を思い出します(笑)。
なんやこれ~、と言いつつ最初見たときは目が釘付けでした(笑)。

ゴスロリと言えば、この本がおもしろいです。
『セカイと私とロリータファッション』 松浦桃/著

ロリはさすがに無理ですが、ゴスならまだ着られるアイテムはありますよ(笑)。

Rédigé par: はたこ | le mardi 01 juillet 2008 à 08:38

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