淡海の海は凪の海
ご自慢のプジョーのオープンカーに乗せてもらって海津大崎へ。オープンカーなどというものに乗るのは初めてで、何とも気恥ずかしいものであるように思うが、初夏を思わせるよく晴れた日の湖岸のドライブは、さわやかで気持ちのよいものであった。
雨が多かった今年は桜も例年より一週間ほど早く散ってしまったようで、ほんの少しの花を枝に残して大半は葉桜。
琵琶湖は、凪の海のよう。古の人が「近い海」と呼んだのもよくわかる。ここまで北上すれば水もとてもきれいで、透明な水の中に半透明の魚の群れがよく見える。
帰りはまた湖岸道路を通り、琵琶湖大橋を対岸に渡って、「さざなみ街道」を通って、再び北上。近江八幡を目指す。
天智天皇のころ、ここに都が置かれたことがあった。
玉襷(たまたすき) 畝火の山の 橿原の 日知(ひじり)御代ゆ生(あ)れましし 神のことごと 樛(つが)の木の いやつぎつぎに 天(あめ)の下 知らしめししを 天(そら)にみつ 大和を置きて あをによし 奈良山を越え いかさまに 思ほしめせか 天(あま)離(ざか)る 夷(ひな)にはあれど 石(いは)走る 淡海(あふみ)の国の 楽浪(ささなみ)の 大津の宮に 天の下 知らしめしけむ 天皇(すめろき)の 神の尊(みこと)の 大宮は 此処(ここ)と聞けども 大殿(おほとの)は 此処と言へども 春草の 繁く生ひたる 霞(かすみ)立つ 春日の霧(き)れる ももしきの 大宮処(おほみやところ) 見れば悲しも
楽浪(ささなみ)の志賀の唐崎(からさき)幸(さき)くあれど大宮人の船待ちかねつ
楽浪(ささなみ)の志賀の大わだ淀むとも昔の人にまたも逢はめやも
「さざなみ街道」の表示を見て、この「さざなみ」って名前は何だったっけかなあ・・・?とぼんやりと思い出していたのだが、こういうことを習ったのがあまりにも昔のことゆえ、明らかには思い出せず。帰ってちょっと調べ直してあらためて歌を読んでみると、この長歌のリズムが何ともよかったので思わず全文引用だ(笑)。出典はもちろん万葉集。柿本朝臣人麻呂が、荒れてしまった近江の都を通りかかったときに詠んだ歌。長歌と反歌二首。
近江八幡は、日牟禮八幡宮。宇佐の神を勧請した、いかにも歴史がありそうな古社。本殿は正暦2年の創建と書いてあったが、「正暦」っていつ(笑)?(なんと後で調べたら900~994年だった)
クラブハリエ。もう説明などいらないくらいの有名店ですね。なので説明なし(笑)。
ここのカフェのみで食べられる、ほんとの焼き立ての、まだほんのり温かいバウムクーヘン。しっとりと柔らかで、ちょっとした贅沢といった感じ。
この4月、プチ旅行運がよいみたい(笑)。
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コメント
日牟禮八幡宮と言えばクラブハリエですよね(笑)平日みたいなので、混雑具合少しはマシでしたか?何でも出来たてが一番ですね。
羨ましい・・。
投稿 まりまり | 2008年4月23日 17:50
まりまりさん,
あまり混雑はなく、カフェにも入れましたし、夕方だったのにバウムクーヘンも品切れではありませんでした。
平日が休みの人の利点ですね(笑)。
投稿 はたこ | 2008年4月23日 22:25
クラブハリエそこだけ限定のバウムだなんてさぞや美味しい事でしょう。
私、はたこさんのぷち旅行記とか神仏を訪ねるシリ-ズ好きです。
投稿 angel | 2008年4月27日 22:14
angelさん,
神仏を訪ねるのは、ほとんどわたしのライフワークなのでは?と・・・(笑)。たぶん関東にお住まいの方からすれば、行きにくかったり、マイナーな場所も多いと思うのですが、おもしろそうだとお感じになったら、機会があれば訪ねてみてください。おすすめは西国三十三ヶ所観音霊場(笑)。
ハリエもすっかり有名ですよね。阪神の地下でも焼き立てが買えますが、それよりもおいしいです(^^)。
投稿 はたこ | 2008年4月28日 00:17