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lundi 14 avril 2008

春の和歌山(1) 第三番 風猛山 粉河寺 

ちちははの 恵みも深き 粉河寺 ほとけのちかひ たのもしの身や

 春の和歌山へ、西国三十三ヶ所札所巡りの旅。1番・青岸渡寺、2番・紀三井寺、そしてこの3番・粉河寺で、和歌山の札所はすべて回ったことになる。

 8時36分京都発のオーシャンアローに乗って一路和歌山へ。特急に乗ると和歌山は近い(注・南紀に行くのでなければ)。和歌山から和歌山線に乗り換えてさらに30分ほど。二両編成の電車は家と畑の間をのんびりと走る各駅停車。整理券を取る方式のワンマンカーのJRの電車は初めて見たし、初めて乗った。こんなローカル線にのんびりと揺られていると、女テツになったような気分(笑)。

 和歌山らしく、沿線の桃の林では、かわいらしい桃の花が濃いピンクの花をつけている。粉河に着いて南の山を見れば、山の中腹が桜の花で白く見える。外山の霞立たずもあらなむ・・・。いいなあ、こういう春の風景。003 004

 粉河寺は、鎌倉時代には七堂伽藍が立ち並ぶ偉容を誇ったが、豊臣秀吉の紀州攻めで伽藍や寺宝の多くが消失。そのときにご本尊の千手千眼観音菩薩も消失し、今は頭部のみが残っているのだそう。でもそれは永遠の秘仏だそうで、決してご開帳されることはない。

 300円の志納金を払えば、内陣を拝観できるのだが、これはお金を払っても見ておくべき。とにかく間近で仏像などが見られるのがすごい。何もかもが目の前に、手に取って見られるところにある。ちょっと京都のお寺などでは考えられないことだ。法具が大好きなので、まじまじと近くで見る。

 粉河寺と言えば、国宝の「粉河寺縁起絵巻」!ぜひ見なければ、と思っていたら、なんとこれは、京都国立博物館に寄託中。←よく調べておけよ~(笑)。006

 お参りを済ませ、御朱印をいただいた後は、のんびりと境内を散策する。着いたときには札所ツアーの団体さんがいたのだが、彼らが帰った後は広い境内にほとんど人はなく、非常に静か。名残の桜が、風が吹くたびはらはらと空に舞う。時折雨のぱらついていた曇天も、正午過ぎからは急速に晴れて、雲間から明るい春の日も射してきた。

 009_2 京都のお寺を見慣れているため、他の地方のお寺に行くと、ちょっと雰囲気が違うことをよく感じる。たぶんそれは建築様式であったり、建物の造りであったり、東北などに行くと顕著であるが、仏像の持つ雰囲気であったり、いろいろ。

 この写真は、桃山時代に造られたという、3種類の大きな紀州石を配した枯山水庭園。見ればソテツの木が植えられていて、こういったところも南国らしく、京都とは違う雰囲気を醸し出していると思う。001_2 005

 参道の脇には、お寺の名前の由来となった粉川(長屋川)の流れ。

 ゆったりと、静かな時間が流れる。

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Commentaires

え、きょ・今日ですかこれcoldsweats02
はたこさんもパワフルだなぁ~
私の周りはなぜにみな公私ともどもフル回転の方ばかり…
というより、私がひ弱すぎるのか(苦笑)

お寺の違い、「ここがこう違う」って具体的にはよう言いませんが、私もなんとなく感じていました。
よそはつくりが「でかい」ことないですか。

Rédigé par: かもめ | le mardi 15 avril 2008 à 00:12

かもめさん,
今日、(もう昨日か)ですよ(笑)。今の職場は不定期に公休が入るので、ぶらり旅のチャンスです。

お寺の違い、つくりが「でかい」というのも要素の一つかと思います。「野太さ」とも申しましょうか。あと木の具合ですとか・・・。なんとなくありますよね、やっぱり。

Rédigé par: はたこ | le mardi 15 avril 2008 à 00:34

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