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2008年4月30日

この4日ほど

 このところ、身辺慌しく、更新を怠っていたこのブログ。毎日何をしていたか(って誰がそんなこと興味があるというんだ?)ざっと記録。

 27日は、殺人的に忙しく、勤務時間を過ぎて、やってもやっても配架も予約本の組み込みも終わらず、結局ブックトラック5台くらい配架を翌日まで持ち越してしまった。そうそう、45分間予約を入力し続けていてもまだ入力が終了できなかったという個人記録も・・・(笑)。

 そのため少々遅刻してしまったものの、夜は、イル・ギオットーネにて行われた、ワイン・グロッサリー主催の、ピーター・ツーストラップ・ディナーに参加。ツーストラップさんというのは、スウェーデン人(?)のワイン商の方で、彼の扱う古酒、「ピーター・ツーストラップ・コレクション(PT)」はとても状態がよいのだとか。写真でしか見たことがなかったのだけれど、お写真どおりのかっこいい方で、お話がとてもおもしろい。

 ずらりと並んだワインのボトル。ソゼのブルゴーニュ・ブラン 2002は、なんと6リットル入りの巨大瓶。それをものともせず注いで回るソムリエO。柔和なお顔に似合わず、実は筋骨隆々に違いない。

 このような会がなかったら、なかなか飲めないだろうよいワインをたくさんいただいた。トータル1本くらいは飲んでいそうで恐ろしい・・・。

 お料理は、ワインとの組み合わせを考えて練られたもので、笹島さんらしいアイデアあふれる料理。どれもおいしかったけれど、この日の一番を選ぶなら、「朝掘り筍と小鳩のパッパルデッレ 木の芽の香りで」かな。

 当たり前だろうけれど、ワインはどれもおいしくて、白と赤、それぞれどれがお好みですか?というツーストラップさんが自ら集計するという(笑)、アンケートもあった。シャルドネなら、最初に一番おいしいと思ったのは、ルロワのピュリニー・モンラッシェ 1978、時間をおいての一番は、ボノー・デュ・マトレのコルトン・シャルルマーニュ 1993。

 ざっとのおまとめになってしまったので、どんなのが出たのかなあ、と興味を持たれた方のために、いつものように師匠に助けを求めましょう。PICARLEさ~ん

 ちょっと分不相応かも・・と思ったけれど、とても楽しい会だったし、参加させてもらって本当によかった。

 28日。朝昼の勤務。午後二時より異動の辞令式。式の後は、5月からの新しい所属先へ、初対面の新しい所属長に連れられて、♪ドナドナド~ナ~ド~ナ~。挨拶をして、各種説明を受けて帰る。

 29日。4月1ヵ月間だけお世話になった図書館での勤務最終日。この前来たと思ったら、あっという間でもうお別れ。もともと「長く帰らなかった実家」のような場所ではあったのだが、1ヵ月の間にすっかり馴染んでいたので、後ろ髪を引かれるような最終日。

 1ヵ月前は、顔も名前も知らなかった職員も多かったのに、日々一緒に、忙しい、忙しい、と言いながら働いているうちに、絆ができたようで、最後のご挨拶をしたときには、お互いにちょっとうるうる・・・。I先輩からは、ハンカチのプレゼントと手紙までいただいて、本当にうれしかった。たった1ヵ月いたことを、こんなに喜んでもらえていたとは。働いた甲斐があった。

 とても忙しかったけれど、人に恵まれ、とても楽しく働けたし、勉強にもなった1ヵ月だった。

 夜は、3月まで勤務していた図書館のメンバーと、お別れディナー。閉館とともにほとんどが一時、今の図書館に移ってきていたのだが、5月からは本当にてんでばらばらになる。

 カサ・グランデにて、パスタやピッツァなどを食べながら、ギネスを飲む。ゆっくりとおしゃべりをして、お開きになった後もなかなか去り難く、店の外でも立ち話。ここでもちょっとうるうるとなってしまった。いやなことを言うけれど、いっしょに長年働いたって、友達には絶対なれない人だって多い。でもありがたいことに彼女たちとは、長くいっしょに働いて、今では友達になっているから、寂しいと思うのも仕方がない。人に恵まれることが一番の幸せだ。

 30日。公休。明日からは新所属への出勤。持って帰ってきた荷物を整理して、持って行かなければならないものを準備しなくてはならないのだけれど、折悪しく、風邪を引いてしまい、日曜の夜から出た謎の湿疹もひどくなり、珍しく不調。風邪のため、祖母のところにも行けず、引きこもっている。パワーダウンだなあ・・・。明日のために体を休める日とする。

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2008年4月26日

神戸の北の方(3) パティスリー・モンプリュ

 「神戸の北の方」ではないけれど・・・(笑)。山から下りて来て、三宮へ。おもしろいのは、山の中だ山の中だと思っていたら、あっという間に街になって、またあっという間に繁華街になるところ。この、どうなってるんだ?的感覚は慣れないのでおもしろい。トモちゃんによると、神戸で自転車に乗る人はあまりいないそう。確かにあまり走ってもいない。これだけ坂ばかりだといやになるのだろう。たぶんわたしはここでも乗ると思うが(笑)。

 有馬街道を下りていく途中、神陵文庫という医学書の専門書店があって、その店のショーウィンドウに、白衣を着た骸骨が一人立っていた。なんだか妙に愛嬌があってかわいい。トモちゃんに、あれ、女の子なん?と聞くと、そうだと言う。昔彼女はよく先生からお遣いを頼まれてここに医学書を買いに来たらしいが、骸骨少女は昔からいて、クリスマスシーズンにはサンタ服なんぞも着たりするそうな・・・。車止めてもらって写真でも撮っておけばよかったなあ・・・(笑)。

 さて、三宮には前々からぜひ行ってみたいケーキ屋さんがあった。 048

 パティスリー・モンプリュ。これは略称(?)らしく、正しくは、monter au plus haut du ciel モンテ オ プリュ オー デュ スィエル(もっと空高く上がる、の意)という名前らしい。きっとシェフの思いが込められているのだろう。

 ホテルオークラ近くの駐車場に車を止めて、迷うことなくすぐ店に着いた。持つべきものは、神戸っ子の妹(笑)?しばらく待って、イートインへ・・・。土曜日の夕方とは言え、人気店だけあってお菓子はどんどん製造されているようで、まだまだ種類も豊富。先にショーケースからお菓子を選ぶ。049

 迷いに迷ってわたしが選んだのはこれ。ルリジューズ。ルリジューズ、とは「尼さん」の意で、二つ重なった小さなシューと、その間の白いバタークリームの飾りが、白い襟を付けた尼さんの姿に似ているということから名づけられた、フランスの伝統菓子だ。ただしこの尼さんはかなりおしゃれで、ピンクの衣を着ている(笑)。薄茶色の衣のことが多いのにねぇ・・(笑)。コスプレ系尼かも。

 ピンクの衣は、ぽってりと甘~いフォンダン。塩味を効かせてしっかり焼きこんだシューの中にはキルシュが効いたどっしりとしたクレーム・パティシエール。もう、一口食べた瞬間、このお菓子を選んでよかったなあ・・・と(笑)。050_2

  弟が選んだ、ピュイ・ダムール。「愛の泉」という名の、これもフランスの伝統菓子。やはりシュー生地がベースで、クレーム・シャンティイーとクレーム・シブースト。上はこんがりと香ばしくキャラメリゼ。伝統菓子はいいもんだけど、残念ながら京都ではあまり食べられません・・。

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 ナッツ好き、トモちゃんが選んだのはプレジダン。「大統領」の意。二種類のダックワーズのような生地(ジャポネかもしれないし、シュクセかもしれない)にローストした薄切りアーモンドがぐさぐさと・・・(笑)。香ばしくて、ナッツ好きにはたまらんだろうなあ、という豊かな風味。わたしもアーモンドはそんなに嫌ではないので、一個はいらないけど、おいしいと思った。052_3

 レザンティーユ。上の白い部分は、酸味のある、カカオ豆のムース。カカオの風味なのだけれど、チョコレートとはちょっと違う。下は濃いガナッシュに、ナッツ入りのビスキュイ(だったかな?)。

 名前は、アンティーユ諸島、の意。エキゾティックな感じがする、クレオールの住む島。産物のカカオを使っているからか、白と黒のコントラストがクレオールをイメージさせるからなのか・・・。いろいろとイメージを膨らませられる名前っていいな。

 ココットに入った、とてもおいしそうなオレンジのクリーム・・・。後で買って帰ろうと思ったけれど、帰りにはもうなかった。弟曰く、最初にキープしとかへんからやん!へいへい、ごもっとも。

 代わりに、マドレーヌとか、ケック・オ・フリュイとか、オレンジのサブレとか、焼き菓子を少し買う。ジャムも売っていたので、ちょっと珍しい取り合わせの、カシスと栗のジャムを買う。カシスと栗の実がごろごろ。甘味を抑えて、果実を濃縮したような強いジャムだった。 

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神戸の北の方(2) 弓削牧場

 有馬温泉を後にして、遅めのお昼を食べに行ったのは弓削牧場。住宅街の真ん中に広い敷地の牧場があるなんてかなりびっくりする。神戸は、山と街と海の距離がとても近い。046

 ホルスタイン。大きい!ここでは24時間放牧をしているそうだ。毎日牛乳を搾り、チーズを作って・・・なんて、北海道とかそんなイメージだけれど、でもここは神戸市内なのよねぇ・・・。047

 庭にはハーブがたくさん植わってる。これはローズマリー。このハーブはローストしたじゃがいもとか鶏肉なんかにとてもよく合っておいしい。花は初めて見るけれど、紫の小さな花がとても愛らしい。Scarborough Fair の歌詞なんかを思い出す。♪Parsley, sage, rosemary and thyme...035

 チーズハウス・ヤルゴイでは、乳製品をたっぷり使った料理やお菓子が食べられる。トモちゃんが予約をしておいてくれていて、チーズのフルコースを食べる。

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 ホエージュース。ホエーというのは、乳清のことで、牛乳からチーズを取った後の上澄み。それをパイナップルジュースで割ったものがこれ。ほのかな甘味と酸味がある、柔らかなヨーグルトのような風味。026

 カマンベールチーズ。ちょうど良い熟成加減で、とろりと柔らか。

 生チーズの冷奴風。ここのスペシャリテ、フロマージュ・フレを、さらし玉ねぎ、大葉、すだちと醤油で食べる。最初はほんとに合うのかなあと半信半疑だったけれど、これが合う!フロマージュ・フレと言えば、蜂蜜やジャムやお砂糖で甘くして食べるばかりだったけれど、これはまた新しい発見だ。028

 キッシュ・フィーヌゼルブ。庭にたくさん植わっているハーブを使ったキッシュ。中にも生チーズがたくさん入っている。029

  自家栽培の摘みたてハーブサラダ。彩りがとてもきれい。いろいろな西洋野菜と、エディブル・フラワー、香りのよいハーブ。やはりここにも生チーズが添えられていて、ドレッシングと混ぜて食べる。

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 ホエー(乳清)シチュー。これもここのスペシャリテ。ホエーをベースにカマンベールを風味付けに溶かし込んだシチューはとてもさらっとしているのに、豊かなこくがある。香りもとてもよくて食欲をそそる。中に入った鶏肉の味もいい。スーフをパンに染み込ませて食べるとまたおいしい。031

 牧場の丸パン。プレーンと、くるみが入ったの。

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コールドビーフの生チーズ添え。牛肉にハーブと生チーズを巻いてポン酢で食べる。033

 何種類からかデザートは選べる。わたしはアンジュを。これはつまりクレメ・ダンジュで、生チーズとクレーム・シャンティイーを合わせて水分を軽く切ったもの。「ざる豆腐」といった感じかな。添えられたブルーベリーソースも自家製で美味。トモちゃんはナッツ好きなので、ピーカンナッツのタルトを、弟はヴァニラアイスクリームを食べていた。もちろん味見(笑)。

 最後はやはり牧場なのでカフェオレで。これは残念ながらもう一つだったな。なんでだろ?

 生チーズけっこう食べたねぇ・・などと言いながらのんびりくつろぐ。山羊や羊を見たり、牛を見たり。そんなに「見学」というほどの施設はないのだけれど、街中からちょっと山へ行っただけでこういう空間があるのはやはり驚きだ。車がないと行けなさそうだけど・・・。                                       

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神戸の北の方(1) 有馬温泉

019_2  弟夫婦が、神戸の北の方へ連れて行ってくれた。ゴールデンウィーク 初日ではあったけれど、高速道路の流れはスムーズ。まずは有馬温泉spaを散策。

 有馬温泉は、日本書紀に出てくるほどの古くからの温泉地で、豊臣秀吉もここの湯が大好きだったとか。何百年も温泉地として賑わっているところって、なんだかすごい。関西の人なら一度は行っている人も多いと思うけれど、実はわたしは初めて。子どもの頃によく食べた炭酸煎餅の味とか、そのオレンジ色の缶だとか、♪有馬兵衛の紅葉閣へ~♪というコマーシャルの歌とかはよく覚えているのだけれど(笑)。一度来てみたかったんだ~!とは言え、今日はあまり時間もないので、散策のみで。たくさんの人で賑わう、教科書に載っているような温泉街、といった印象で、そんなところが期待を裏切らず、非常によかった。003

 神戸っ子トモちゃんの案内で、人形筆の店とか、竹籠の店など見つつ、源泉めぐり。

 有馬の湯は、鉄泉の赤い「金の湯」と、炭酸泉の透明な「銀の湯」の二つがあって、こちらは炭酸泉源の飲用の蛇口。昔はこの水に砂糖を入れてサイダーとして飲んでいたとか。

 早速飲んでみると・・・。むむ?鉄っぽいような、金属っぽいような妙な味・・・。微炭酸で、ほんのり甘い?弟もトモちゃんも、すごい味や~。飲めん!とか言っていたが、わたしは最初こそ、げ!と思ったけれど、味をしっかり確かめるために何度か飲んでいたら、最初の金属っぽい味がなくなってきて、だんだんおいしくなってきた(笑)。最後にはコップを持ってくればよかったと思うほどに(笑)。なかなかくせになる味だ。そう言うと、二人はドンびきだった。010 009

 こちらは、「天神泉源」。北野の天神さんを分祀した神社の中にある、「金の湯」の泉源。鉄泉なのでお湯は真っ赤。神社の階段まで赤い。

 「妬(うわなり)の泉源」は、美人が通ると勢いよくお湯が噴き出すのだとか。トモちゃんとわたしで、いつもの二倍はごうごうと温泉が噴き出したことは言うまでもないな、弟よ。. 007_2

 塩分も含まれているようで、蛇口(?)には結晶した塩がびっしり。強くはないが硫黄の匂いもするので、鉄だけというわけではないのだろう。結晶を舐めてみると、硫黄風味の塩。これも湯の花の一種??

さすがにこれは飲用にはしないようだった。014

 時間があったらもちろん温泉に入るところだけれど、それは次回のお楽しみにとっておいて、今日は足湯に入る。かなりぬるいお湯と熱いお湯の二つがあって、足だけでもつかっていると体全体が温まってほかほかに・・・。

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 有馬温泉おやつ図鑑(笑)。弟が手タレさんとして登場。

 ありまサイダー。さっき飲んだ炭酸泉に砂糖が入ったような味かなあ、と思ったが、こちらはかなりおいしいし、一口目にちょっとびっくりするような強炭酸で、思わず次々に、げほっ。004

 タンサンクーベル。古い炭酸煎餅の製造工場の一角に販売スペースがあり、「タンサンクーベル」なる文字が・・・。それは何ぞやと気になったので尋ねてみると、炭酸煎餅の間に生姜風味のクリームをサンドしてあるとか。ゴーフルみたいなものだけれど、生姜風味というのが新鮮だったのでおやつに購入。クリームも煎餅もおいしい。あと、店先で蒸し立ての温泉饅頭1個60円也を分けて食べたのだけれど、熱すぎで写真どころじゃなかったのよね。でも熱いおまんじゅうは皮もあんこもとってもおいしかった。012

 炭酸煎餅の老舗、三津森というお店の看板。なんとなくいい感じ。もちろん炭酸煎餅をおみやげに買う。試食用のをつまんでみると、子どもの頃に食べた懐かしい味。炭酸煎餅の店はたくさんあるようだけれど、店によって味が違うものなのだろうか・・・。020 021

 隣接する、温泉禅寺湯泉(とうせん)神社。階段の上の温泉神社には下から参拝。

 温泉禅寺は、黄檗宗。「珍しいな」と弟。そうかも。それに黄檗宗だけど、中国風な要素はなし。大きなご本尊は、薬師如来で、やはりこれは温泉の薬効と関係があるのだろうか。

 延喜式の神名帳に載っている古社(つまり式内神社)湯泉神社には、有馬を発見したとされる、大己貴命(おおなむちのみこと、大国主命)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、熊野久須美命(くまのくすみのみこと)が祀られているが、大己貴命、少彦名命と言えば、薬祖神。これもまた温泉の薬効と関係があるのだろう。薬種問屋に奉公する弟も気付いて同じことを言う。

 短い時間だったけれど、温泉気分が味わえてとても楽しかった。今度はゆっくりと温泉に入りたいなあ・・・。

 それにしても、近くに火山があるわけでもなさそうなのに、熱い温泉が湧き続けているというのは本当に不思議だ。本当は平らな火山(?)があったりして・・・。怖いよ。

 余談。この記事でちょうど1000件目です。よくもまあ書くことがあるものだよ。

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2008年4月25日

花道

24日夕刻、5月からの新しい勤務先が決まり、それに関してのあれやこれや。

25日、午後遅くごうやんさんご来館。コネルヤのパンの差し入れをいただく。ここでお会いできるのももう最後。

夜は二条駅近くの店で、3月末で惜しまれつつ退職された偉大な先輩の送別会。先輩なくしては当市の図書館の発展はなかったと言っても過言ではない。会は当然のことながら盛況。わたしの知らない人もいる。遅番が終わってから駆けつける人もいる。記念品、花、写真・・・。何人の司書が、この先輩を頼りにしてきただろう。課長や館長でさえも。

先輩がいてくださったことに、心からの御礼を申し述べた。

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2008年4月23日

砂糖まぶし

 遅番。どうやら昇級したらしい。これは一種の予定調和なのかどうか。午後遅く、マダムUご来館。たっぷり抹茶粉砂糖のまぶされた、エキュバランスの抹茶クッキーをおやつにもらう。明日が人事異動の内示日なのでかどうなんだか、いろんな人がやってくる。どうやら一足先に内示があった事務室のメンバーも一部変わっているようだが、発表もないのでよくわからない。

 6時半頃、いつものように本の仕分けをしていると、後輩Kがやって来る。Y先輩と楽しげに話しているのを後ろで聞いている。どうやら彼女は新しく来た後輩だかアルバイトだかの口の聞き方に大いにご立腹らしい。いきなりのタメ口にかなりむかついたのでガツンと言ってやったと言っている。それがあまりに彼女らしかったので、後ろで大受けしていると、「はたこさん、後ろで大笑いしてるし・・。何でですか?」と訊くので、「いや~、あんたの後輩じゃなくてよかったなあ、と思てな・・・」と言っておく(笑)。

 明日の異動に関して、ここに来たらはたこさんもいるし、Yさんもいるしここでもいいなあ・・・なんて言っていたが、わたしには「わたしは5月にはもうここにいいひんし」と言われ、Yさんには「わたしは基本、ここのカウンター所属と違うから」と言われ、凹んで帰って行った。憎めない暴れん坊だ(笑)。

 当たらないと思っていた天気予報が当たり、雨にぬれて9時半過ぎに帰宅。天気予報の最後には、「この予報が当たる確率は○%」とアナウンスしてほしいものだ。Cappg5ly_2

 これでもか、というほどお砂糖がまぶしつけられた抹茶クッキー。甘くて大変おいしい。これと昨日近江八幡で買ってきた、すでに焼き立てではなくなった焼き立てバウムクーヘンが今日の夕食。クッキー同様、わたしも砂糖まぶしだ。

 明日は内示。行き先によっては、軽く死にたくなっているかも。

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2008年4月22日

淡海の海は凪の海

007_2   淡海の海夕波千鳥汝が鳴けば心もしのにいにしへ思ほゆ

 ご自慢のプジョーのオープンカーに乗せてもらって海津大崎へ。オープンカーなどというものに乗るのは初めてで、何とも気恥ずかしいものであるように思うが、初夏を思わせるよく晴れた日の湖岸のドライブは、さわやかで気持ちのよいものであった。

 雨が多かった今年は桜も例年より一週間ほど早く散ってしまったようで、ほんの少しの花を枝に残して大半は葉桜。021

 琵琶湖は、凪の海のよう。古の人が「近い海」と呼んだのもよくわかる。ここまで北上すれば水もとてもきれいで、透明な水の中に半透明の魚の群れがよく見える。

 帰りはまた湖岸道路を通り、琵琶湖大橋を対岸に渡って、「さざなみ街道」を通って、再び北上。近江八幡を目指す。

 天智天皇のころ、ここに都が置かれたことがあった。

玉襷(たまたすき) 畝火の山の 橿原の 日知(ひじり)御代ゆ生(あ)れましし 神のことごと 樛(つが)の木の いやつぎつぎに 天(あめ)の下 知らしめししを 天(そら)にみつ 大和を置きて あをによし 奈良山を越え いかさまに 思ほしめせか 天(あま)離(ざか)る 夷(ひな)にはあれど 石(いは)走る 淡海(あふみ)の国の 楽浪(ささなみ)の 大津の宮に 天の下 知らしめしけむ 天皇(すめろき)の 神の尊(みこと)の 大宮は 此処(ここ)と聞けども 大殿(おほとの)は 此処と言へども 春草の 繁く生ひたる 霞(かすみ)立つ 春日の霧(き)れる ももしきの 大宮処(おほみやところ) 見れば悲しも
 

楽浪(ささなみ)の志賀の唐崎(からさき)幸(さき)くあれど大宮人の船待ちかねつ
 
楽浪(ささなみ)の志賀の大わだ淀むとも昔の人にまたも逢はめやも

 「さざなみ街道」の表示を見て、この「さざなみ」って名前は何だったっけかなあ・・・?とぼんやりと思い出していたのだが、こういうことを習ったのがあまりにも昔のことゆえ、明らかには思い出せず。帰ってちょっと調べ直してあらためて歌を読んでみると、この長歌のリズムが何ともよかったので思わず全文引用だ(笑)。出典はもちろん万葉集。柿本朝臣人麻呂が、荒れてしまった近江の都を通りかかったときに詠んだ歌。長歌と反歌二首。

040  近江八幡は、日牟禮八幡宮。宇佐の神を勧請した、いかにも歴史がありそうな古社。本殿は正暦2年の創建と書いてあったが、「正暦」っていつ(笑)?(なんと後で調べたら900~994年だった)

 そしてその境内には・・・、034

 クラブハリエ。もう説明などいらないくらいの有名店ですね。なので説明なし(笑)。035

 ここのカフェのみで食べられる、ほんとの焼き立ての、まだほんのり温かいバウムクーヘン。しっとりと柔らかで、ちょっとした贅沢といった感じ。

 この4月、プチ旅行運がよいみたい(笑)。

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2008年4月21日

Something Evil

 朝、出勤すると、更衣室でF嬢が「昨日は凄かったんですよ~」と言う。なんと土曜日よりも更に忙しかったのだそうだ。「思い出に残る1日でしたよ(笑)」。

 わたしは日曜日は公休に当たっていたのだが、土曜日はベテランの職員でさえ異常だと言い、3,000超えかと、あはあは笑っていた日だ。それ以上?

 20日午後5時35分。とにかく処理をしなければならない本、ブックトラックや用紙でカウンター内はあふれ返り、終業時刻を過ぎても何もかもが大量に残っていたと言う・・・。

 残務莫大を覚悟をしてカウンターに出たが、そこは意外にもきれいに片付いている。その訳を聞くと、昨日の閉館後の有り様があまりに凄かったので、「このまま仕事を残しておくと、月曜の朝に来た人は、これ見てすぐに帰らはるわ!」とベテラン職員が言い、他のカウンターの職員や事務方の職員も総出で超勤をして、すべてきれいに終わらせたのだと言う。

 土日の数字はどんなだったのだろうと、日報を打ち出して見ると、土曜日は、貸出:4543冊 返却:3945冊 予約:508冊。

 なんと3,000どころか、4,500超え~~!!返却も4,000に迫る勢い。わたしも長く働いているが、さすがに4,500超えは経験したことはない。

 日曜日。貸出:4822冊 返却:4338冊 予約:433冊。

 ひぃ~~~!!4,822冊!! でも貸出はまだいい。恐ろしいのは返却4,338冊。つまりこれだけの本を、一冊一冊、職員の手でスキャンし、仕分けしてブックトラックに順番どおり並べながら積み込み、書架を回って配架をするということだ。これに加えて、カード発行や膨大な量のブックメールの処理・・・。

 この数字を皆に告げると、昨日も出勤していた職員は口々に「・・・吐きそう・・・・・。」「気持ち悪い。」I先輩は「もうな、あはあは笑ってるしかなかってん・・・」

 まったくだな。児童関連の行事があったとは言え、4月の普通の土日になんでこんな途方もない数値を記録するのだろうか?こんな事態が続けば、このカウンターの職員は次々と故障して二軍落ちだ(何のこっちゃ)。

 うらうらと照れる春日に雲雀あがり・・・。外には明るい日の光が満ちて、人を屋外へといざなうけれど、図書館は今日も忙しい。

 午後3時前。エレベーターの方から、がらがらという音が聞こえると、「来た!」「来た・・・」「来たあ」

 某か evil なものの到来を察知したかのように、職員が口々につぶやく。当館受け取りの予約本で満載の両面ブックトラックの到来だ。午後のクライマックスが始まる・・・。

 ここで働くようになって20日。自分のマシンとしての処理能力はそこそこのものであることがわかったよ。いい経験だ。たぶん、5月の異動でわたしがここに残る可能性は低い。初日から一定馴染んではいるこの職場(笑)。近頃はすっかり馴染んで、何やら去り難いものを感じるな。

 閑話休題。神戸っ子トモちゃんにもらったおいしいものを二つほど記録しておこう。007

 神戸にある、スウェーデン(?)のインテリアショップ、イケアのポテトチップス。こんなのも売っているんだね。ディルが効いててやめられない止まらない。

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 加古川にある、千賀屋(ちがや)のラスク。食パン専門のパン屋さんで、売っているのは食パンと、このラスクのみなのだそう。食パン、有名なのかな?

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2008年4月20日

焼き菓子塾

 よく晴れた春らしい日曜日。午前中に洗濯と掃除をすませて、午後は津田陽子さんの焼き菓子塾へ行く。ごうやんさんから声をかけてもらって行ってみることにしたこの「塾」は、とても人気があって、予約もなかなか取りづらい様子。

 今日作るのは、キャトルカール。フランス語で、「4分の4」という意味のバターケーキ。配合はきちっと4同割。配合は同じでも作り方によって、いろいろな食感の生地ができるけれど、これはどんな感じになるのだろう?

 お菓子は1人1台作る。人数は6人で、ワンテーブル3人に先生が1人ついてくれるので、ほとんど個人レッスンのようなもの。混ぜ方はもちろん、道具の持ち方に至るまで細かく見て指導してもらえるので、自分の癖などもよくわかって直せるのがいい。お菓子を作るのには、そういう細かなところが大切なものだ。どちらかと言うと、ここは「VERYな奥様」系の教室ではなかったのでよかった(笑)。001

 焼き上がっってシロップを打った状態。まだ荒熱が取れていない。003

 家に持ち帰って、グラサージュを作って塗り、仕上げたもの。005

 この生地・・・!この配合で、この食感は正直、ありえへん!と思った。バターが多いのに重くなく、もっと目の詰まったがっちりした生地になるのかと思っていたら、ふんわり、しっとりとしてなおかつ軽やか。こんな生地が安定して作れるようなったら、ちょっと自分で自分を誇ってもいいかもしれない。

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2008年4月19日

キャラメルりんご

 いやいや、今日も笑っちゃうしかないくらいの忙しさ。

 処理しなくてはならないものがあちこちに山積み。閉館後それを片付けながら、「これくらいの忙しさだったら、大体どれくらい(1日の貸出冊数)いきますかねぇ・・・?」と聞いてみると、「う~ん、ちょっとわからんけど、この二週間の土・日の忙しさはちょっと異常やわ。」と、I先輩。「この前3000冊いったときよりも忙しかったですよ?」と、F嬢。

 あ、そう!3000超?? あっはっは~!と、三人で笑う。

 そんな中、予約本を受け取りに、ごうやんさんご来館。ちょうどわたしの配架担当の時間が始まったばかりで、立ち話もままならず、大変に失礼する。

 今となっては大変な貴重品を1ポンドもいただく。その内これ、配給制になるんじゃなかろうか?002

 いただいた、りんごとキャラメルのケイク。クグロフ型のを1台。上からかけられた香ばしい香りの、とろっとしたキャラメルクリームはやさしい甘さ。しっとりとして、とてもよい生地の中には、控えめにりんごが入れられている。メープルシュガーも入っているようなちょっとこくのある味わい。少し濃い目のコーヒーとよく合って、とてもおいしかった。

 ごうやんさん、ありがとうございました(^^)。

 

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2008年4月18日

観察

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 オーブンの中で、お菓子が焼ける様子をじっと見てるのってけっこう楽しい。

 わたしはかなりの観察好き(笑)。

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2008年4月17日

失楽園

 少し痩せた。すばらしい。痩せたい人には、ぜひうちの職場にて仕分けと配架とブックトラック運びをおすすめする。1ヵ月がんばれば、あなたもワンサイズダウン間違いなし。そんな職場も、降り続く土砂降りの雨のせいで、今日は珍しくゆっくりとしていた。

 夜は、レオーネという小さなトラットリアにて秘密の会合。肉料理が得意なシェフのようで、メニューの多くは肉料理で、どれもおいしそう。

001  茄子のマリネ002

 豚足と白いんげんのクロケット004

 ゴルゴンゾーラソースのペンネ005

 パッパルデッレ 豚頬肉のラグー007 

 イベリコ豚舌のグリル008

 仔羊胸腺のソテー 仔羊肉のラグーソース

 お肉のイタリアンを味わった、という感じ。どれもおいしかったが、特にクロケットと豚舌のグリルが気に入った。どの料理も赤ワインとよく合う。

 ワインは、カラフの白(ハウスワイン?)、赤は、ロッソ・サレント ’05ファルネーゼ ドン カミッロ ’06

 久しぶりの会合。わたしたちは、楽園を追われたんだね。わたしたちは、どこに行くのだろうね。わたしたちの安住の地はありやなしや?

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2008年4月16日

桜花図鑑(1) 普賢象

 今年、見たいと思った桜があった。その桜とは、「二尊院普賢象」。普賢象とはまったく別の系統の桜で、嵯峨の二尊院で古くから栽培されていた、珍しい桜だということだ。先日の休みに二尊院まで出かけてみたが、遅咲きのこの桜はまだ咲いておらず、本数もそうあるわけではないのだろう。どれがその木とは見分けられなかった。

028_2  調べるうちに、千本ゑんま堂にもこの木が1本あるとの情報を得て、ならば、と、今日は遅番だったので、出勤前に千本ゑんま堂へ行く。千本ゑんま堂、正しくは「引接寺(いんじょうじ)と言う。小さいが、夏のおしょらいさんを迎えるお寺としても、ゑんま堂狂言でも有名なお寺である。

 毎月16日は閻魔大王の縁日らしく、ご本尊が拝める日らしい。 003_2

 迫力の閻魔大王。これはすごい。しっかり拝んだあと、すぐ近くまで行ってまじまじと見ていると、住職がやってきて法要が始まるようだった。集まっていた人たちは主にご近所の信者さんらしかった。ちなみにここは真言宗。

 閻魔大王の本地は地蔵菩薩であることを、張ってあった本地仏の表を見て思い出した。「本地」とかのことばがわかんない人は、「神仏習合」とか「本地垂迹説」といったキーワードで調べてみてねcherry018_3

 普賢象

 造幣局の、今年の桜にも選ばれた桜。突然変異種らしく、種ができない、花はあっても実のない桜。花は散るのではなくて、そのままの形で落ちるのだとか。 

 今日初めて知ったことであるが、ここ、千本ゑんま堂は「普賢象」の発祥の地だということだ。ここの普賢象を「ゑんまどうふげん」と呼び、室町時代からあると言う。

 ではなぜ、この桜を普賢象と呼ぶのか?

 普賢菩薩の図像を見れば、この菩薩は必ず白い象に乗っている。「普賢象」とはこの象のこと。神仏と動物の決まった組み合わせというのはよくあって、他には、文殊菩薩と獅子、孔雀明王と孔雀などというのがある。

 重なった花弁の中心から長く伸びる、葉化した雌しべが、象の鼻や牙に似ていることからこの名がついた。非常に古い品種で、室町時代からこの名で呼ばれていたのだそう。013014_2 

 二尊院普賢象

 中心部のピンクの色が濃い、菊咲きの桜。まだもうちょっと開き切っていない感じ。確かに、普賢象とは雰囲気の違う桜だ。珍しい桜だそうで、ここと、二尊院と、大阪の造幣局にもあるらしい。

 風かよふ寝覚めの袖の花の香にかをるまくらの春の夜の夢。

 八重はそろそろ花の盛りですね。

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桜花図鑑(2) 御衣黄

 いろいろな種類があって楽しいのが八重の桜。造幣局に行けば、たくさんの種類の桜がいっぺんに見られるけれど、京都のそこここにあるさまざまな桜を一つ一つ見に行くのもおもしろい。043       

 ゑんま堂から歩いて、雨宝院へ。去年と同じく、御衣黄(ぎょいこう)を見に・・・。この小さなお寺は、西陣聖天とも呼ばれ、大聖歓喜天を祀る。

 歓喜桜に、観音桜、花の盛りには狭い境内は桜の花で埋まるよう・・・。034039 

 御衣黄

 緑の桜。よく見ると花びらの真ん中に濃いピンクの筋がある。初めて見たのは造幣局でだった。なんとなく目立たないのだけれど、好きな桜の一つ。

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2008年4月15日

ディアマン

 かもめさんが、今日の夕方、お仕事が終わってから家まで何やら(きっとおいしいものに違いない!)届けてくださる、と言うので、わたしからも何か持って帰っていただこうと、Diamant(ディアマン)を焼いた。020_2

  Diamantは、フランス語で、ダイヤモンドのこと。写真のように、縁に付けたグラニュー糖がきらきらしていることからそんな名前がついたお菓子。生地は、パート・サブレそのものだ。

 今回は、すりおろしたレモンの皮を2個分加えてレモンの香りをつけたので、Diamant au Citron(ディアマン・オ・シトロン)になったけれど、もちろん何も入れなくてもいいし、ヴァニラを入れても、オレンジの皮を入れても、シナモンを入れてもいい。ドライフルーツやナッツなんかも、ちょこっと入れるくらいならたぶん大丈夫。

 017_2 最近のバター不足は深刻で、もはやどこに行っても無塩バターは手に入らないようだ。それゆえ今回は致し方なく加塩バターで作ったが、これに関しては味に問題は出ないようだった。

 配合は、薄力粉300g、バター200g、粉砂糖100g、卵黄1個で、大変覚えやすく、工程も簡単で思い立ったらすぐできるので、皆さんもぜひ作ってみてください。たくさんできるし日持ちもするし、楽しいですよ(笑)。

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 かもめさんが「名残の桜です。」と、届けてくださったのは、さくさく工房の、さくらミックスクッキー(桜の花のクッキーと桜の葉のクッキーのミックス)とさくらのパウンドケーキ。わたしが、桜のお菓子が大好きなのを覚えていて、なんと注文までしてくださったということだ。

 実はわたしもここの桜のお菓子はチェック済み。それどころか好きで、自分でも何度か買っているほどなので、とてもうれしい。

 さくさく工房は通常のお菓子屋さんではなく、正しくは京都市紫野障害者授産所さくさく工房、という。ここのお菓子は、おいしくないお菓子屋さんのよりもずっとおいしい。先日、妹のトモちゃんに聞いた話によると、最近のバター不足で、こういった授産施設がもろに影響を受けているということだが、ここは大丈夫なのだろうか。

 ディアマンが焼き上がるのを待ってもらっている間に、しばしおしゃべり。こんなひと時ってなんだかうれしい。

 明日からしばらく、名残の桜が楽しめそうです。ありがとうございました(^^)。

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2008年4月14日

春の和歌山(2) 加太へ

 お昼を過ぎる頃には厚い雲の隙間から、明るい春の日が射し、晴れて、絶好の和歌山日和となった。和歌山は、太陽の光にきらきらと輝いている明るいイメージ。だからこんな日は和歌山日和(笑)。出かける前は、根来寺に行こうかなと思っていたのを急遽変更。やっぱり、加太へ行こう!

 加太という土地の名を、そこで結婚式を挙げた友人から初めて聞いたのはもう15年近くも前のこと。それ以来、何人もの人が、どういうわけかわたしに加太の話をする。その人たちがお互いに知り合い同士なわけでもないのに。最近では読んでいた酒井順子さんの本にも加太の名が・・・(笑)。そんなわけで、ずっと気になっていたのだけれど、どんなところなのだろうと想像するばかりで行ったことのなかった土地。暖かくなったら、一度行ってみようと思っていた。和歌山日和を待っていたのだ(笑)。

Photo_3 和歌山まで戻って、井出商店(有名店らしい)という店で、最近メジャーな<