狩りに行く
先日会った、マダムUがおっしゃるには、「そろそろ狩りの季節ですなあ。」「そうですなあ・・・。」ジビエとかに関係あるお話ではなく、これはすなわちチョコレート狩り。
本日より、伊勢丹でサロン・デュ・ショコラが開幕。京都での開催も今年で3回目だが、未だ試行錯誤の段階なのか、内容は年によってだいぶ変わっている。昨年は事前予約を受け付けていたのに今年はなし、昨年もらえたノベルティのTシャツも今年はなし。去年から始まったセミナーは、今年はデモンストレーションを交えてさらに充実しているようだ。
それにしても年々白熱する一方のこのイベント、初日の朝からえらいことになっていた。昨年はフランソワ・プラリュのセミナーに行ったので、今年も何か一つ、と思ってはいた。開店前9時半から、1日4回あるセミナーすべての整理券が配られるのは去年と同じ。配布場所に着いたのは9時40分。既にすべてのセミナーの整理券はなくなっていた。これには驚いた。昨年は余裕だったのに・・・。セバスチャン・ブイエのセミナーに行こうと思っていたのだが、後で立ち見でちょっと見たら、モニターまで使って、クーヴェルチュールがけのデモンストレーションをやっていた。
会場には、大階段横の10階入り口が近い、と係の人に案内されたので昇って行ってみると、既に列は11階まで達している。この人々の狙いは、ベルナションであろうと見当がついた。
開場。やはり一番人気はベルナションのようだ。ちなみにベルナションとセレクションボックスの列は同じになっているので注意。わたしは優先順位1位の、ファブリス・ジロットの列に並ぶ。順番は3人目だったものの、なんと係員がいない!やっと来たと思ったら、一人なので極めて遅いのだ。後ろの人も前の人も、こうしているうちに他のが買えなくなるのでは、といらいらしていた。無事ゲット。
ベルナション&セレクションボックスのブースは既に長蛇の列。なんとなんと待つこと1時間半。まんがが余裕で一冊読めてしまった。まだまだ列は伸びている。
長くリヨンを決して出ることのなかった名店。パリでも手に入らなかった。はるか昔、リヨンから2キロほど日本に持ち帰って食べて以来長く食べていなかったものを、昨年ようやく伊勢丹が誘致に成功したらしく、おかげで久しぶりに食べることができた。しかしそれも年に一回、サロン・デュ・ショコラにおいてのみだ。チョコレート好きなら手に入れたくなるのはよくわかる。無事ゲット。
今年は欲しいものを絞り込んでいたので、買ったものはそんなに多くはない。一つ、品切れ・お取り置きはできません、と宣言されたものがあったのだが、それも機転を利かせて難なくゲット。これで予定のものはすべて我が手中に・・・(笑)。
一つは、ベルナションのタブレットから、Jour et nuit(ジュール・エ・ニュイ)を。パンフレットにはなぜかジュイ・エ・ニュイと書いてあるのだけれど、これはミスプリ?
Jour et nuit、つまり「昼と夜」。なぜかと言うと、このタブレットはブラックチョコレートと茶色いミルクチョコレートが二層になっているから。ちょっと珍しい。それになかなかよい名前だと思う。苦い部分と甘い部分が交互に口の中で交錯しておいしい。ここのタブレットとエヴァンのタブレットは好き。
もう一つは、プレスタ(1902年創業の王室御用達の店らしい)のバナフィー・トリュフ。イギリスのは、昨年シャボネル・エ・ウォーカーのピンクシャンパントリュフがおいしかったので、イギリスでも大丈夫(←激しい偏見)と思えたので、今年はこっちを買ってみた。
かわいい箱!箱には、「BANOFFE TRUFFLES BANANAS AND TOFFEE WITH A WHISPER OF COFFEE」と書いてある。バナナとトフィーのトリュフというのにハートをくすぐられたけれど、ネーミングのセンスはどうかと思う。バナナとトフィーでバノフィーってどうよ?トマトとじゃがいもの交配、ポマトのようだ。
ホワイトチョコレートベースのシェルをかりっとかじると、中にはとろ~っとした柔らかいトフィーがたっぷり詰まっている。チョコレートはバナナの香り。期待にたがわぬ激甘でおいしいな。イギリス的なチョコレートの味って、なんとなくあるような気がする・・・。
他の獲物については気が向いたらぼちぼちアップしますので、気が向いたら読んでくださいませ。
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