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jeudi 13 décembre 2007

ミゼラーブル

006_3 高島屋の地下のヴィタメールのショーケースの前を通りかかると、ミゼラーブルがあった。

 ミゼラーブルというのはベルギー三大菓子のうちの一つに数えられる、ポピュラーかつ古典的なお菓子。他の二つもそうだけれど、日本ではほとんど見かけたことはない。

 ブリュッセルの名店ヴィタメール。日本ではエーデルワイスが作っているとは言っても、ベルギー菓子を標榜しているのだから、三大菓子くらい置いてあってもいいはずだと思っていたのだが、今までなかったのだ。いつからミゼラーブルを置くようになったのだろう。ベルギーに行った際に、このミゼラーブルを食べそこね、ずっとずっと心残りだった。

 わたし、ミゼラーブルの基本的・平均的な、と言うかスタンダードな味を知らないしなあ・・・と若干躊躇しながらも買って食べてみた。

 たっぷりのアーモンド粉とメレンゲの生地に、濃厚なこくのある(たぶん)パータ・ボンブベースの黄色いバタークリームがはさまっている。ベルギーのはもっとぼってりと生地も厚く、クリームもすごい厚みではさんであって、少々泥臭い(?)印象もあったのだけれど、これはチョコレートの飾りまで刺してあって、ずいぶんと洗練された様子。

 バタークリームが甘く口どけがよくてとてもおいしい。もっと層が厚くてもいいなあ。バタークリームを嫌いだという人は多いけれど、このおいしさにみんなもっと気付いてほしいところ・・・。

 このリッチな味わいのお菓子が、ミゼラーブル(misérable)「惨めな・つまらない」という名前だなんて、変な感じ・・・。どうしてこんな名前がついたのかご存じの方がおられたらどうかご教示ください。

 お菓子の名前や生地の名前の由来ってちょっとぐらい調べてもわからないものが多くて不思議に思う。ラルース・ガストロノミーク辺りを見ればあるいは・・・と当たりは付けるのだけれど身近にないので見られていない。

 ベルギー三大菓子の後二つは、「メルヴェイユ」と「ジャヴァネ」と言う。

 メルヴェイユは、乾燥焼きにしたメレンゲで、泡立てた生クリームをたっぷりはさみ、表面にもこれでもか、と生クリームを塗り、削ったチョコレートをまぶしたもの。一見したところフォレ・ノワール(オリジナルのドイツでは、シュヴァルツヴァルダーキルシュトルテ「黒い森のさくらんぼの丸いケーキ」と言う)とよく似ている。

 ブリュッセルのヴィタメール本店のカフェで、フォレノワールだと思って尋ねてみると、これはメルヴェイユだということだったので注文して食べてみた。

 甘い、ひたすら甘い・・・ので大多数の日本人には受けが悪いと見た。でもベルギーの人はこのお菓子が大好きなようで、名前もメルヴェイユ(merveilleux)「すばらしい」なんて、すばらしい名前が付いている。

 ジャヴァネは、ビスキュイとコーヒー味のバタークリームを薄く何層にも重ねたお菓子。コーヒーの風味とバタークリームはよく合います。ほんとです。これはアントワープのデルレイで食べたが、上記二つに比べて、ぼてっとしたところがなく、すっきりとした印象のお菓子だった。

 ジャヴァネ(javanais)は「ジャワ人」という意味。コーヒー味のお菓子にコーヒー産地の名前をつける。あまりヨーロッパには日本みたいに、お菓子に美しい銘を付けるってことがないみたいだ。

 さあ、ミゼラーブルが出たのだから、メルヴェイユやジャヴァネもその内出るだろうか。期待!

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Commentaires

初めて知りえた知識でした。え~食べたみたいな~東京ヴィタメールのお店でも探してみよう

Rédigé par: angel | le jeudi 13 décembre 2007 à 23:45

angelさん,
全国的に販売していると思います。
ベルギーは美食の国。お菓子もワッフルやチョコレートばかりではなくおいしいものがたくさんあります。
angelさんもぜひベルギーへ!

Rédigé par: はたこ | le vendredi 14 décembre 2007 à 10:00

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