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jeudi 29 novembre 2007

天国からのメッセージ

***2007年のわたしへ。
元気ですか?2007年ごろの自分のことを懐かしく思い出します。
わたしは81歳で、つまり西暦xxxx年に、残念な事故に巻き込まれて生涯を終えます。振り返ってみると、自分でも素晴らしい人生だったと胸をはって言えます。
だたひとつだけ過去の自分に、つまり今のあなたに伝えておきたい事があります。それは 2011年の冬でした、わたしはとある事情で、北海道の札幌へ引っ越すことになります。その事が後の人生を大きく左右することになります。 できれば覚えておいてください。
最後にひと言、81年間生きてみて思ったのは「食べたい時には我慢しないで食べたほうがいい」ってこと。なんてね。
それでは、またいつか。
みんなにも、よろしく。

 いえね、丸義さんのところで紹介されていたこのサイト

 http://uremon.com/heaven/

 あんまりおかしかったもので・・・。特に「81年間生きてみて思ったのは「食べたい時には我慢しないで食べたほうがいい」ってこと。」って・・・?

 本名でやってこれなのか(笑)?

 でもこれからの人生の指針とします・・。

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mercredi 28 novembre 2007

夜もみじ、朝もみじ

 忙しくはあっても、やはりその季節には、一つ二つなりとももみじは見ておきたいもの。夕には鳥辺野にたなびく煙、蓮台野の露にならぬとも限らず、この刹那刹那を大切にしないのであれば、一体「いつ」を大切にするというのか。006_2

 夜もみじ。天龍寺の塔頭、宝厳院の「獅子吼の庭」のもみじ葉。季節も深まったというのに、まだところどころ青もみじなのが不思議。008

 朝もみじ。東福寺のもみじ葉。名立たる名所も朝は人もまだ少なく、ゆっくりもみじが楽しめる。禅寺はいい。でも禅味を味わうなら、この季節はだめ。と、「味わう」ものではないのかも。お寺に行くとどうにも邪な心が・・・(笑)。003

 通天橋あたりはもみじの海。錦秋という言葉がぴったりだ。

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lundi 26 novembre 2007

らん布袋/こわいこわい・・・

Ca03k7bc  三条会商店街にはちょくちょく出没している。近頃は全国的に商店街からかつての活気がなくなってしまっているようだが、そんな中でもここはかなり元気がよいように思う。人通りも多く、新しい店もちょこちょことできている。

 近頃コーヒーの飲みすぎで、そこはかとな~く胃が痛いのだけれど、今日は、その中の「らん布袋」(らんほてい)に寄り道。カナダ人茶人が開いたお店とか。ショーケースのケーキが気になっていたので、コーヒーといっしょに食べてみたのは、抹茶チョコレートケーキ。濃厚なニューヨークタイプのチーズケーキに抹茶の緑とたっぷり入った溶かしチョコレートのマーブル模様がきれい。チーズのこくに、抹茶のほろ苦さとチョコレートの甘さがなじんでおいしい。

 ほかのも食べてみたくなって、基本のニューヨークチーズケーキ抹茶ファッジケーキを買って帰った。ニューヨークチーズケーキは思ったとおりのおいしさ。抹茶ファッジケーキは、小ぶりでしっかりとした甘さがあり、抹茶の苦味や香りもはっきり前面に出ている。ファッジと言うよりも、濃い茶のクレマ・カタラーナといった食感だった。

 *らん布袋

  京都市中京区三条通大宮西入ル南側

  TEL 801-0790

41ldsxeftl__aa240_ 『怖いこわい京都、教えます』 入江敦彦/著 新潮社 2007年

わたしが一番おもしろいと思っている、いわゆる「京都本」の書き手は、グレゴリ青山さんであるが、入江敦彦さんの本もけっこう好きで、「京都本」についてはすべて読んでいる。確かに、うちの弟が指摘するように、文章にも内容についてもとかく「過剰」なところがあるのだけれど、どれもおもしろく読める。と言っても、この両者の場合、この地で生まれ育った人には・・・という限りにおいておもしろいだけなのかもしれず、観光客や、京都に憧れめいたものを持っておられる「京都好き」の方がおもしろいと感じるかはわからない。

 なぜ、「怖い京都」ではなく「怖いこわい」なのか。京都には、形容詞を二回繰り返して、「とても~である」ということを表す言葉の癖がある。たとえば、「今日は寒い寒い。」「難しい難しい問題」etc.。

 題名どおりこの本は、そんな京都の怖い場所や伝説や、そんな類の話を集めた本である。図書館で借りて半分読んでおもしろかったので、自分で買ってしまった。

 「京都人は霊や魔に立ち向かえるほど豪胆ではないが、霊や魔を無視できる強さを持っている」。と入江さんは書く。「京都人は」と、一般化してしまうところはまさに「過剰」ではあるものの、言わんとされていることはわかるし、正しいと思う。怪異にはまず近づかないことだ。怪異に出会っても無視すること。気にしないこと。「そんなこともあるわさ」とやり過ごすこと。これが一番の得策であり、唯一の対処法だとわたしも思っている。

 ガイドブックに載るような神社仏閣だけではなく、本当に地元の人しか、場所も名前も知らないような小さなお寺や神社や、神社とも言えないような小さな祠やはたまた塚は、市内に無数に存在している。中にはすっかり寂れてしまって、どことな~く胡乱な気配漂う場所も多々あるのだが、この本にはそんな場所がよく拾い集めてある。家の近所のあのお寺、もしくは、常々怪しいと思っていたあの場所・・・。読んで思わず、「ああ・・・・。あそこ・・・・・・。あそこなあ・・・・・・・・・。」と永遠に、「・・・・・・」を続けてしまうような場所が満載で、思わず買ってしまったというわけである。

 怖い京都と聞いて思い浮かぶ場所の一つに、貴船神社があるだろう。いまや、呪いのメッカになっているようだ。宮司さんが笑うに笑えぬエピソードを語っている。

 いまや夜の間に木々に打ちつけられた呪いの釘を回収するのが毎朝の日課になっているのだとか。昼の日中に、釘を打ち付けている女を見つけて、そういうことはよくないですよと注意すると「ここはそういう場所なんでしょ?」としれっと返されたとか。「わら人形は置いてないんですか?」と社務所に買いに来る人々がけっこういるとか・・・。

 生きていく上で理不尽なことはたくさんあって、腹が立ってくやしくて・・・ということはあるだろうし、そんなとき、意を決して相手をしばきに行ったり、モンテクリスト伯のように復讐計画を練るのも場合によっては、可、とも思えるけれど、呪いはなあ・・・。この世ならぬものの力を借りるのはとても恐ろしいことなのだ。人を呪わば穴二つ。

 どなた様も、呪詛の式神などはゆめゆめ打たれませぬよう・・・。

 怖いと言えば「願えばかなう」も怖い。「そもそも願望なるものは達成の規模に等しい代価を払わねばならない。どれほど努力を重ねても、その何分の一しか報われないのがこの世の倣い。なのに願っただけで叶っちゃったら、どれだけのお代が要求されるか想像するだに怖い怖い。」「願えば叶う」は〔呪い〕である。」、と入江さんは言う。「もし、そんなご利益を掲げる神社があるなら、それはきっと成就と引き換えに嘆願者へ課せられる不幸を目的としているに違いない。」

 でもそんな「願えば叶う」伝説を持つ場所がある、らしい。「願えば叶う」霊験は非常にあらたか。でも願いは一番皮肉な形で叶えられるのだとか。たとえば、借金の返済に困った男が祈れば、最愛の妻を亡くして保険金が手に入る。ダイエットの成功を願えば、拒食症になって、骨と皮ばかりにやせ細る・・・etc.

 怖い怖い!しかし、言い古された言説だけれども、そういう人の心が一番怖い、というのは真理だろう。

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dimanche 25 novembre 2007

どんどるどん

 もう一度、「どんどるどん」が食べたいので、トルコ料理屋に行こう!とハカセさんよりメール。「どんどるどん??」あ~、「ドンドルマ」のことかと、わかったので訂正はせず(笑)。夜、イスタンブールサライへ。この店にはできたばかりの頃に一度来たのだが、そのときは正直あまりおいしいとも思わなかったので、まだ店があったことにちょっと驚いたが、入ってみると満席で、かなりの繁盛の様子。そして、料理の味もサービスも、ずっとよくなっていた。

 まずはトルコのビール、エフェスの黒を一杯。最初は、レンズ豆のスープから。Ca29qfre

 前菜5種盛り合わせは、すべてペースト。それぞれ、ヨーグルトとミントのペースト・ひよこ豆のペースト・野菜のピリ辛ペースト・チキンとくるみのペースト・茄子のペーストCa2mm28n

 表面に胡麻がふられた、大きなトルコのパンにペーストを付けて食べる。

 ヨーグルトはどちらかというとサワークリームのようで、非常にクリーミーで固く濃厚でおいしい。ヨーグルトとパンは自家製。ちなみに、肉はすべて、ハラルミートを使っているらしい。徹底してるなあ・・・。

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 ゆで餃子の皮みたいにもっちりとした小麦粉の生地で、羊のひき肉と松の実などを包んだ料理。ふわっとバターのような香りも。名前は難しくて聞き取れなかった。Ca82ti03

 イスケンダル・ケバブ

 羊と牛のケバブに、トマトソースとヨーグルトをかけたもの。ソースがなければ、ドネル・ケバブ。イスケンダルってなんだろね?・・・宇宙戦艦ヤマトの・・。それはイスカンダル・・・。

 二杯目は、トルコの赤ワイン「ヤクート」というのを飲んでみた。これはごくふつう。ハカセさんは、「ラク」なるトルコのお酒を頼んだ。どんなものかわたしはまったく知らなかったが・・・。

 出てきたのは白く濁ったカルピスのような飲み物。少し飲ませてもらうと、これがとってもおいしい!パスティスと同じ味の、アニスのお酒だ。でもパスティスは黄色く濁るけど、これは白い。ギリシアのウーゾと同じ味だと言う。アニスのお酒は大好きなので、あ~。そっちにすればよかったよ~、と嘆く。いつもそう言って嘆くのは相手の方なのに、今日は立場が逆である。ちょっとくやしい。Catf4pax

 デザートはもちろん、一時ちょっと流行しかかった、トルコのアイスクリーム、ドンドルマ。一見ごくふつうのアイスクリームだけれども、Cadxat6q

 練れ!練れ!練るんだジョー!!

 練りまくると、びよ~んと伸びる。これは、サレップとかいうラン科の植物の根を入れて強い粘性を出しているのだ、たしか。

 デザートがメインの今日の夕食、最後はどろどろの粉が沈殿する、トルコ式コーヒーで締め。

 ビルの一階は、ブルーフィッシュという魚がいっぱいいるバーになっていた。店の前に立つと、濃い海の匂いがする。いろんな店があるものだ。

 ラジオカフェにてもうしばらくおしゃべりをして帰る。

 *イスタンブールサライ

 京都市中京区河原町通三条上ル恵比須町534-28 松木ビル3F

 TEL 213-2995 

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vendredi 23 novembre 2007

作ってもらう喜び

 弟夫婦が家に来て、豚肉の鍋を作ってくれた。台所は彼らに任せて、「作業室」、つまり空いた弟の部屋を使わせてもらっている部屋、しかも彼の本棚の一部も既にわたしの本が入っている、そんな部屋に籠っていると、弟が「かえる~、食べるぞ。」と夕食の始まりを告げに来る。たまに弟からはかえると呼ばれている。ちなみに弟は河童である。案の定、部屋を占拠していることについて、苦情を申し述べられるが、何、かまうものか。Cai8gln2

 ジャン・ラルマン・エ・フィスのロゼ。もともと好きなシャンパーニュだけれど、ロゼもほんのり甘味があっておいしいな。先日買った、ブーション・ダルマンスとも試してみたが、思ったとおりの好相性。Ca7w19wl

 シャトー酒折物語。9月に訪ねた、甲府のシャトー酒折のワイナリー限定の、軽い甘口の甲州。デザートワインほどは甘くなく、和風テイストで、さらっと甘い。たとえるなら、和三盆のような。

 それぞれ三分の一くらいづづ残ったので、弟夫婦がお持ち帰り。

 福島の叔父より、たくさんりんごが届いたので分けっこ。また、秋~冬の新作チョコやアイスの試食会。

 鍋はたくさんで食べるのがおいしいな。人に作ってもらったのはおいしいな。しょっちゅう来てくれないかな(笑)。

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jeudi 22 novembre 2007

狂気と正気の狭間

 オステリア・バスティーユにて昼食。オーレリーに立ち寄るも、目的のキャラメルはなかったので、マドレーヌとフィナンシェを一個づつと、タルティーヌ用のキャラメルクリームを購入。メタモルフォーゼ・タン・ドゥ・フィーユにて、黒派手なスカートを購入。正気の沙汰とは思えない。

 コトクロスに行ってみる。ここに入ったブックファーストは、広く、品揃えも豊富なようだ。今日発売の、ギッド・ミシュラン東京と、『のだめ~』の19巻、よしながふみの新刊を購入。1・2階には狭いながらもOPAQUEが入ったので見てみる。1階にアニック・グタールのコーナーがあったので、ガーデニアパッションを手首に付ける。わたしの知る限りでは、くちなしの香りの香水は、このガーデニアパッションと、シャネルのガーデニアしかないように思う。

 梅雨時の湿った空気の中、密でなめらかな質感の純白の花から香る甘い香りに幻惑されて、思わず花のそばでうずくまってしまうような危うさこそないものの、アニック・グタールのくちなしの方が、シャネルのくちなしよりもかなりよい。

 夜は、ビッグキャットでのライブのため、大阪へ。 002 006 004 003

 ライブ王と梅田で待ち合わせ、久々に淀屋橋のオフィシナ・デル・カフェにて、ライブ前の腹ごしらえの、アフタヌーンティー。とは言え、時間的にはハイティーか。

 さすがに全部は食べ切れなかったので、残したバターケーキやショートブレッドはお持ち帰りにしてもらう。

 ライブ王が、きっとわたしの気に入るに違いないと言うので、夏ぐらいにライブを見ることに決めた、SOIL&”PIMP”SESSIONS。ライブの「予習」として、CDを聞いてみると、これがなかなかによかったのだ。氣志団のライブに行ったよりは正気の選択。

 ドリンクを引き換えて中で待機。フォア・ローゼス・オレンジソーダというちょっと怪しげな飲み物を飲む。なおみと一緒で、わたしの血はワイン(とコレステロール)でできているので、もう長くバーボンなどは口にしていないため、酔う。運動の前だというのに正気の沙汰とは思えない。

 ライブを聞けば、うまい下手は一目瞭然。このバンドはそれぞれの楽器がむちゃくちゃうまいのではなかろうか・・・。特にサックス。ウッドベースも、ウッドベースなのにあれほど強い音が出るとは。キーボードもいいし、皆かなりの超絶技巧の持ち主のようだ。これはいいものを聞いた。

 初めて行くバンドのライブは、観客を見るのも楽しいので後ろで見る。今度行くときは前に行こうかな。まあ、スカパラと違って、つぶされることもないでしょうってことで(笑)。

 オールスタンディングのライブは狂気の沙汰、通しで踊ってTシャツ一枚でも汗をかくほど。会場の熱気がすごい。

 一期は夢よ ただ狂へ・・・。

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mardi 20 novembre 2007

ほほえみ

 お食事券をもらったので・・・とM嬢よりランチのお誘いがあり、荒神口のとあるカフェへと自転車を走らせる。そのカフェは今日で閉店してしまうため、なんとしてでも今日、券を使ってしまわねば、ということらしい。ビーフカレ-とサラダ、飲み物がセットになったランチに、アイスクリーム(バニラ・抹茶・コーヒー)と、豆乳のクレームブリュレのデザートを付けた。一緒にお皿に乗っていたりんごのソテーにアイスを乗せて食べるとなかなかおいしい。カレーもごく普通においしかったし、安かったんだけど、今日閉店じゃほんとに最初で最後だね。Cajwpf7j

 せっかく荒神口まで来たので(遠くはないのに何となく遠く感じる不思議な場所)、久しぶりにhohoemiでパンとお菓子をたくさん買う。

 鴨川の河原に下りてちょっとだけ散歩。空には今日もトンビが旋回し、地上の獲物を狙っている。わたしは以前にhohoemiのどっしり重いチーズケーキを、河原のベンチに座って、さあ食べようとした、まさにそのとき・・・。

 トンビにチーズケーキをかっさらわれた。何が起こったかわからないくらい一瞬の出来事だった。あぶらげ以外も食べるとは!!鴨川のトンビは非常に危険である。

 hohoemiのパンは、ふんわり柔らか系。食パンも、トーストするよりはそのまま食べた方が長所がよくわかる気がする。サンドイッチはどれもおいしいけれど、特に好きなのがこの、レモンクリームサンド。ふんわり柔らかな食パンに、きゅっと酸っぱいレモンクリームと本物のおいしい生クリームがたっぷり挟んである。

 トンビに狩られたくないので、持って帰っておやつに食べた。 

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samedi 17 novembre 2007

今年のヌーヴォはよいヌーヴォ?

 仕事の帰りに千本三条にさしかかると、商店街の入り口のミートショップ・ヒロに何やら長蛇の列ができている。行ってみると、今日(17日)と明日の二日間は創業祭でセールをやっているとのこと。この店はふだんから質のよい肉が安いので、よく買っているのだが、なるほど、いつもよりさらに安くなっている。そりゃ並ぶよねぇ・・・。わたしも最後尾に並んで約20分待ち、何種類かお肉を買った。

 さらにワイングロッサリーに寄って、夏から予約しておいた、お店のオリジナルのボジョレ・ヌーヴォーを受け取る。今日はシャンパーニュ教室をされているそうで、お店は3人でお留守番のようだったが、お客さんが多くてお忙しそうな様子。

 コンテプロモーションのシールが三枚たまったので、かなりレアものらしいチーズの冊子と、チーズ5%オフの特典プレゼントをいただく。Photo

 ボジョレに合いますよ、と勧めていただいたチーズ、ブーション ダルマンス。名前どおり、ちょっと大きな栓みたいな、円筒形のチーズで、表面は白かびで覆われている。Ca9gnio1_2

 家にあった、コンテ(12ヶ月)と、モンドールで、チーズプレートを作った・・・というか切っただけだけど(笑)。

 ブーション・ダルマンスは、とてもやさしく、クリーミーなチーズ。外側のとろっとしたところも中の白くて少し固いところもとってもおいしい。お菓子みたいな風味もある。

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 ドメーヌ・ドゥ・ラ・フュリー ボジョレ・ヌーヴォー 2007 キュヴェ ワイングロッサリー

 きれいな色・・。ちょっと紫が濃いかな?開けたばっかりは酸味を強く感じた。だんだんと甘い、ジャミー(←マイブーム(笑))な香りが・・・。

 

 口中調味はわたしの得意技(?)。ブーション・ダルマンスを食べて、口の中で溶けかけたところに、ボジョレを一口。おおお~~~!ほのかな甘さと香りが加わって、これもまたチーズケーキみたいになった。さすが、お勧めどおりの好相性。こういう組み合わせこそマリアージュというのかしら?

 味わって、ありがとう、という気持ちになった。

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ク セ ジュ?

 紅葉にはまだ早そうながら、やはり行楽に出かける人が多いのか、いつもよりものんびりした土曜日だ。朝、開館準備をしながら、ドラマ「ガリレオ」で、福山雅治が突然何かに憑かれたようにどんどん書き始める数式が、3×4=12とかだったら・・・という話で、アルバイトのMちゃんと、福山雅治好きのサブボスと大笑いする。

 先日まとめて発注していた岩波文庫のうち、124冊ほどが「品切れ」で返事が返る。一冊一冊「発注取消」のステイタスを手入力しなければならず、かなり手間。Ctrl+クリックとかShift+クリックとか複数選択はできて当たり前なのに、なんでできないかなあ、このシステムは・・・。不条理な。

 ある程度は覚悟をしていたけれど、やっぱり、岩波文庫はなくなるのが早いような気がする。あまりに古いものは仕方がないけれど、これがもうなくなっているのか~と思うものもけっこうある。また、これがなくなったんだったら、早く刷って!もっと刷って!みたいなものとか。新しい解説目録も出たばかりだけれど、こうなくなってたのではねぇ・・・。『岩波文庫解説目録』は見て楽しむだけだったりとか(笑)。絶版はないにせよ、長~い品切れはけっこうある。不条理な。

 納品もまとまって多数あり。今日は、文庫クセジュがやってきた。白水社もわりと絶版が多いようで、「歌舞伎オン・ステージ」も三分の一ほどが品切れどころか、絶版!ある分だけ納品されてきた。蔵書が中途半端になって困るんだけど・・・。不条理な。クセジュも古いものはやはりアウト。Ca0b61jt_2

 ああ、でもずらりと並んだシリーズを見ているとなんとなくほくほくするのはなぜ(笑)?

 Que sais-je? ク セ ジュ? この問いかけ(あるいは反語)は本当にいい言葉だ。

 「わたしは何を知っているのか?いや、何も知ってはいない。」 

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jeudi 15 novembre 2007

「ちょっとお洒落なワイン楽2007」

 かもめさんにお誘いいただいて、全日空ホテルにて行われた、標題のイベントに参加した。ボジョレ・ヌーヴォーの解禁日ということで、ウエルカムドリンクにはボジョレも出るそうだ。ワイン関係のお仕事をされている中に、「やなぎ」さんという方はお二方いらっしゃるようで、今日の先生は、ちょっと難しい漢字の「栁」さんの方。以前、四条寺町下ったところで「ラ・カッシーヌ」というお店を開いておられた方。一度行ってみたいと思っていたのだけれど、結局一度も行くことができなくて、残念に思っていた。

 会場は、大広間。テーブルの間隔がゆったりとしているので、200人も人がいるとは思えないけれど、きらきらしいセッティングのテーブルが並ぶ様子は、披露宴のよう・・・。テーブルの上にはカトラリーのフルセットとグラスがずら~っと並んで壮観。

 入り口で手渡されたグラスは、ボジョレ・ヴィラージュ ヌーヴォー カーヴ ド ベルエール。今日解禁の新酒で、かもめさんとまず乾杯。透明感のあるきれいな薔薇色、グラスに入れてから少し時間がたっているせいもあってか、甘~い苺ジャムのような香り・・・。これを英語で「ジャミー」というらしいが、この言葉はジャミラを思い出すので、いつも笑ける。料理と合わせたワインが7種類出るそうだ。栁さんのお話を聞きながら、ワインとお料理を順に味わっていく。最初は、ワインを味わうときの簡単なマナーなどのお話。ワインには軽い香りと思い香りがあるので、むやみにグラスを回さないこと、だそう。ご自身の経験も踏まえながらのお話は、柔らかい語り口ながら、おもしろい。Cannaln1_2

 ウニ殻に詰めたウニのロワイヤル仕立て キャビア、イクラ、ウニ、金箔飾り

 2006 トゥーレーヌ シャトー・ド・ラ・プレスル

 鼻に抜ける香りはふわっと甘いのだけれど、さわやかな白。品種はソーヴィニヨン・ブラン。ぶどうの種類の説明はされなかったので、質問してみると、栁さんご自身がテーブルに来られて答えてくださったので緊張(汗)。Ca74wvi8

 フランス産鴨のフォアグラのソテー トリュフソース 京豆腐と秋茄子のブレゼ 松茸のフリット添え

 2004 ゲビュルツトラミネール トリンバック

 いい香り♪「フォアグラの脂をきれいに流してくれて、また次の一切れを口に入れたくなりませんか?」と。確かに。フォアグラとゲビュルツトラミネールの甘い香りはよく合うみたい。下に敷かれたお豆腐のあっさり、が対象的で不思議な感じ。Cam4dk08

 真鯛と帆立貝柱 フランス産AOCモンサンミッシェル産ムール貝と車海老の軽いブイヤベース仕立て

 2003 シャトー・ド・バッシャン テュルサン VDQS

 今まで、カオールの黒っぽいワインくらいしか飲んだことのない、南西地方のワイン。この地方固有のバロック種というぶどうで作られているそう。「バロック種」がなぜか覚えられなくて、ついゴシック種と言ってしまうのが我ながらおかしい。VDQSというのは、Vins Délimités de Qualité Supérieure の略で、AOCの次のランクのワインだそうだ。このランクのワインは少ないらしい。

 一口飲んだ印象は、「ほこりっぽい・・」これは決して悪い意味ではなく、そう思った。雨の降り始めとも濡れた土ぼこりとも言えるかも。わりと好きな香りなのだ。一口含むと、樽のいい香りが広がる。このワイン、おいしい・・・。シャルドネと間違えそうだ。貝の風味の強いお料理と相性ぴったり。Ca5r728i

 さて、暗くてわからないけれども(と言うのは二人そろってデジカメを忘れて行ったので)、暗闇に並んでお肉を焼くシェフたち。この後、お酒を入れて、ファイヤー!!メインは会場で調理。楽しませてくれますね~。

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 国産黒毛和牛フィレ肉のステーキ 赤ワインのソース フランベサービスにて

 2003 シャトー・レ・トネル フロンサック

 赤はこのボルドーの赤一種類のみ。メルローとカベルネ・フランのほんのりと甘味もあるなめらかで飲みやすい赤。最初ちょっとほこりっぽい香りも。

 お肉は宮城県産。お肉は柔らかく、ソースがとてもおいしい。赤ワインを20分の一くらいまで煮詰めて作るんだって。フォン・ド・ヴォーの味も効いている。Cao7ry4u

 サラダとフルーツとフランス産AOC3種のチーズの盛合わせ

 S.A フリュッテル ブラン・ド・ブラン ヴァン・ムスー

 チーズはミモレット、フルムダンベール、もう一種は名前を聞き取れなかったけれど、もちっとしたウォッシュ。食べやすいものばかり。

 初めて飲むかもしれない、プロヴァンスのヴァン・ムスー。S.Aというのは、sans année(年無し)の略で、NV(ノン・ヴィンテージ)と同じ意味であるとのこと。少し甘味のあるものを、チーズの塩気と合わせました、とのこと。Ca83ic2z   

 チョコレートムース

 チョコレートのアイスクリームに、苺、キウイ、洋梨。ミルクチョコレートのとフランボワーズのピュレを合わせたムース。

 S.A キンタ・ド・ノバル ルビー・ポート

 甘くてアルコールの強いポートワイン。「甘味で甘味を抑える」とか。なるほど。もう少し強いチョコレートとでもこのワインはいけそう。

 たくさんワインを飲んで、フルコースでおなかいっぱい。京都新聞社の読者企画だそうだけれど、なかなかよい企画(笑)。抽選会では残念ながら何も当たらなかったけれど、記念品にマウスパッドをもらった。

 帰りには、栁さんと握手。ちょっとミーハー(笑)。

 せっかくなので最後にちょっとだけバーに行って、ヌーヴォーを飲みましょう。歩いていけるし(笑)。Ca0f6a6u

 暗くてわかりにくいけれど、ルイ・ジャドのヴォジョレ・ヴィラージュ プリムールの大きい瓶が!ダブルマグナムなんだって。思わず感嘆の声を上げると、「ええ反応してくれますね~」と笑われる。

 これもやっぱり広がるジャミー(笑)な香り・・。おいしいです。一杯だけで、今日はおいとま。

楽しいひと時でした。かもめさん、いつもほんとにありがとう(^^)。

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健康診断結果

 連休開けの木曜日。いつものように出勤するやいなや、止まったら死ぬ魚みたいに動き続ける。返却本もてんこ盛りなら、ブックメールもてんこ盛りだ。夕方に予定がある日は別としても、連休明けの木曜日に早番ばっかりなのは勘弁してくださ~い(泣)。

 健康診断の結果が返る。こんな年になれば、はっきり言って体重などはどうでもいい。わたしがデブな宇宙と、わたしがデブでない宇宙は違う宇宙なのかもしれないが、そんなものは微細な違いだ。気にするべきはコレステロール、血糖、肝臓系数値だろ??

 血液検査の前に、大いに不摂生をしていたわたしは、結果が出るのを前に、やせ細り、神経症になるほど実は気にしていた。

 去年はちょっと肝を冷やしたのだ。健診の前から自覚症状として薄々気づいていた不整脈が、「要精密検査」でひっかかってきた。いよいよ高コレステロールが心臓に来たかと、泣く泣く精密検査を受けに行った。心電図二種類に心エコー、ついでに脂質の精密検査・・・。結果は病的なものではない不整脈だったので全身の力が抜けるほど安心した。

 しかし、病的なものではないにしてもけっこう不整脈って怖いな、と思ったのは、通勤のとき、いつものように自転車で三条通を走っていたときのこと・・・。いい調子で車道の端を飛ばしていると、ふいにドキンと来て、ホワイトアウトしていくのがわかった。そのまま歩道側へ倒れたものの、すんでのところで、電柱立てかけられた看板で体を止めた。ものの数秒のことだったので事なきを得たが、もし車道側に倒れていれば支えるものもなしに倒れてひかれていたかも。そこまでになったのはそれ一回きりで、それ以来大きいのは来ていない。

 さて、結果。やっぱりコレステロールが高い。HDLも高いからまだまし??これについての精密検査は去年もしたし、まあ、大丈夫だろう。まだ動脈硬化にはなってないはず?少々気になっていた、他の値はすべて正常値。よかった・・・。ひとまず安心。しかし結果はますますの節制をわたしに要求している。90歳になってもおいしいもの食べてワイン飲んで、お菓子を食べるんだもん!体はメンテナンスが大切だ。

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mardi 13 novembre 2007

ひこにゃんvsしまさこにゃん

 彦根城築城400年祭も今月でおしまい、ということで、ほぼ滑り込みでひこにゃんに会いに行ってきました。最近何かと世間を騒がしているような感じのひこにゃんですが、まあ結局は、「関係者の誰もがここまで人気が出るなんてこと、予想もしなかったわ~」ということなのでしょう。もめているのは、ざっくり言って著作権の問題です。

 10時の新快速に乗って、彦根に向かいます。46分で着いてしまうなんて、案外近いものですね。

 ひこにゃんは有名ですが、しまさこにゃんはご存じでしょうか?先日、弟たちがうちに来ていっしょにごはんを食べているとき、父が何のつながりでだか「料理は道楽のが一番うまい」と言い出しました。道楽というのは、東山区にある古い古い、建物も古い料理屋さんです。一番に挙げるほど父が気に入っていたとは。それを受けて弟が、「道楽はもともと島左近の屋敷で・・・」と語り出すと、ともちゃんが、「それって、しまさこにゃん??」と言い、二人で「しまさこにゃん」を連呼しています。それは何かと問うと、

 ひこにゃんの敵キャラで、眼光するどく悪かわいい。でも民間のキャラなので、城にはいない、とのこと。「お姉ちゃん、ぜひしまさこにゃんにも会ってきてください!」「はい。」004

 で、会ってきました、しまさこにゃん。島左近というのは石田光成の軍師だった人らしい。石田三成は、豊臣秀吉の重臣。行ってみてびっくり、いしだみつにゃん、というキャラまでいるではありませんか!しかもグッズまであるし。いや、なんでも「にゃん」を付ければいいってものでもないような気もしますが(笑)。

 駅から古新しい不思議な感じの商店街を歩きましたが、意図して作り込まれた古さと、自然な「昭和のかほり」とも言うべき古さが混在していてなかなか楽しい散歩でございました。002 003

 街のいたるところに、ひこにゃんとしまさこにゃんがいます。右は、伊勢半という御菓子司のショーウインドウに飾られていた、じょうよ饅頭製のひこにゃんとしまさこにゃん。あまりにかわいいので買おうと思ったら、非買品でした。残念。008

 滋賀県は、やはり「たねや」王国。彦根城のすぐそばにも、広い敷地の「美濠の舎」というたねやとクラブハリエの複合ショップがありました。ここの茶屋にて、お昼ごはんを食べます。007

 平日限定の、近江牛の牛すじどんぶり。甘辛く味付けされたすじ肉がとろとろでおいしい。奥に見えるのは、栗豆腐。他に青菜のごまソースとお漬物、006

 サラダ(写真は3人分)がついて、892円は安かった・・・。お茶菓子に小さな薄皮饅頭も出たし。

 さあ、いよいよお城へ向かいます。009

 天守閣です。世の中には城フェチと呼ばれる方々もたくさんいらっしゃいますが・・・。天守閣は居住空間ではない、という程度のことを知っているだけで、恥ずかしながら、城については何の知識もありません。弟からは「あんたはどこに行っても値打ちがない」と言われています。

 彦根城は、国宝です。地味と言えば地味なのだけれど、けっこう派手な印象の城です。「ちょっとゴスロリ、というかゴスっぽい?」と言うと、M嬢、「まあ、城はゴシック的な要素ですから・・・」。ちょっと違うような??

 招き猫展を見たり、櫓を見たり、天守閣に上がったり。そう言えば姫路城(ここも行ったことはない)の天守閣には、草壁姫(だっけ?)そんなような名前の姫様の幽霊が住んでいると聞いたことがあるけれど、ここには誰もいないのかなあ?

 さあ、午後二時前、いよいよひこにゃんの時間です。天守前広場で半円になって、ひこにゃんの出待ちをします。014

 じゃ~ん。ひこにゃん!黄色い声が飛んでいます。いろいろなポーズを取ったり、踊ったりしております。人の少ない平日には一人一人と写真が撮れるそうなのですが、今日は人が多くて、握手会になってしまいました。花束やプレゼントを渡す人もいます。色紙持参で、サインを求めた男の人は断られてしまいました。

 握手をした手がけっこうリアルで、ちょっとびっくり。顔をさわると毛が気持ちよかったです。

 十分堪能(笑)したので、ちょっと休憩してからまた散策をしましょう。城の前には、裁判所などもあり、実は400年前から奉行所などの司法機関としてそこに建っていたのではないかと思わせます。今もこの界隈は街の中心部なのでしょうか。

 クラブハリエのティールームでお茶をします。ちなみにここでは、バウムクーヘンは販売だけで、食べられません。016_2

 3人いるので、ケーキが二つついているケーキセットとスコーンをオーダーして分けっこして食べました。ケーキはちょっと緑がかった色合いの和風テイストのモンブランと、ホワイトチョコレートとアールグレイのムースとチョコレートスポンジ、バナナ風味の生クリームの、イヴォワールというケーキです。クラブハリエの生菓子は食べたことがなかったのですが、けっこうおいしかったです。スコーンは小さいのが3個(プレーン・アーモンド・ごま)ジャムはりんごジャム。クロッテッド・クリームが本日は生クリームなのですが・・・と言われたのはいかにも残念。

 「キャッスル・ロード」という名前のついた、きれいに作りこんだ商店街を歩きます。琵琶湖まで歩いて行こうという意見は却下されました。ひこにゃんグッズやお土産を見たりしながら歩きました。017

 最後に、分福茶屋という店で、店先で焼いて売っている、つぶら餅(一個60円)を買って一個づつ食べました。見た目はたこやきみたいで、香ばしく焼けたお餅の皮の中に、あんこが入っています。熱々で、ちょっと中国菓子のごまだんごのような感じです。

 秋も深まり、日がくれるのがとても早くなりました。新快速で帰ります。上りの電車は「人身事故」のため、大幅に遅れているようでしたが、下りは正常ダイヤです。JRはどういうわけか、他の私鉄に比べて「人身事故」が多く、年末にかけてはさらに多くなるのです。駅のアナウンスを耳にすると、ちょっと悲しくなったりしますね。

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lundi 12 novembre 2007

初コース!

 ワイン好きのTさんと、二人揃って遅番の週末(つまり月曜日)、ワインバーで、初のコース料理を楽しんだんだ(←P師匠風文体)。予約のときにぜひコンテの薄ピザも、とお願いしてある。午後8時、おなかはぺこぺこ。バスに乗ってバーへ向かう。

 いつものカウンターで、メニューを聞いてワインを相談。通しで飲めるものは?と無理を言う(笑)。熟成させたやさしいボルドーの赤に決定。003

 シャトー ポタンサック 1993

 底にはやはりおりは多いものの、鮮やかな色。開けてすぐはちょっと酸を強く感じる。渋みは少なくて、想像する「ボルドー!」っていうイメージではない。熟成して、柔らかく優しくなっているそう。

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 鯛のカルパッチョ キウイと梨のソース 水菜

 香りのよいオリーブオイルと甘酸っぱいフルーツが鯛の身に優しくなじんでいる。やはりこれはシャンパーニュか白のグラスをもらうべきだったかなあ・・・。007_2

 北海道産タラの白ワイン蒸し煮 アメリケンヌソース ほうれんそう

 甲殻類のよい香り。もちろん味も、ぎゅっと甲殻類のエキスが出ている。甘海老を使って作ったソースが淡白なタラに強いインパクトを与えているけれど、全体としては丸く、優しい。おいしいソースは、パンをもらってきれいに食べた。008  

 イベリコ豚のパイ包み焼き 赤ワインのソース 白いんげん

 ふんわりきれいなドーム型に膨らんだパイ生地。こんな料理は、ナイフを入れるときの期待感が楽しくて、好き。半分にナイフを入れてみると、中からふわ~っと立ち上るお肉のおいしそうな香り。中身は、細かくしたのと粗めのと、二種類の大きさのイベリコ豚とフォアグラ。ソースは少し甘め。聞けば蜂蜜を使ってあるんだって。白いんげんの香りも大好きなのだけれど、こんなお皿の付け合せにはほんとによく合うと思った。じゃがいもとかよりもずっといいと思う。たぶん香りの合い方がとても好みなのかも。009

 コンテの薄焼きピッツァ

 コンテプロモーションメニュー。ぜひこれを食べたいとお願いしておいた。薄くて端っこがかりかりに焼けた生地に、セロリがふんわり香るトマトソースにヨーグルトを混ぜたさわやかなソースの上で、コンテがとろ~っととろけている。軽やかなので、かりかりとこれまた軽やかに口の中ヘ・・・(笑)。

 ワインが足らなくなったので、テイスティングサイズで赤を一杯。今日はどうやらほとんど酔わない日のようだ。ラッキー。ドメーヌ・ソラン バンドール 2000。プロヴァンスの、シラーやグルナッシュで作った、強い印象のワイン。010

 フロマージュ  モンドール オリビエ・サンドレ

 家で食べたのよりも、モンドールは熟成が進んでいる。オリビエ・サンドレも久しぶりに食べたけれど、やっぱりおいしい。

 チーズに合わせたのはデザートワイン。シャトー・プティ・ヴェドリーヌ 2004。名前の響きもかわいらしいソーテルヌ。ちょっとオレンジっぽい香りもあって、甘露甘露・・・。デザートワインは家ではなかなか飲めないように思うけれど、お菓子の代わりに、バーでの食事の締めくくりに飲めば、とてもほっこりするし、豊かな感じがしてよいものだ。

 Fシェフ、Oソムリエとのおしゃべりも面白く(また『神の雫』集団幻覚ごっこ(?)をしましょう(笑))、お店を辞したのは0時過ぎ。いつも楽しませていただいて、ありがとうございます。Tさん、初コース、堪能しましたねぇ・・・。また飲みましょう!

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dimanche 11 novembre 2007

『厨房で逢いましょう』

 登場人物がほとんど皆、病んでたり壊れてたりする話は時折あるが(メジャーなまんがで言えばNANAとか。)、この『厨房で逢いましょう』という映画も、どこか逸脱した人々ばっかりが出てくる映画だと思う。

 そういうことになるか?!という衝撃のオチがすごい。幸いわたしはそういう人に関わったことはないが、本人に悪意などはひとっかけらもなく、しかし周りの人を傷つけ、不幸にしていく人がいると聞く。そういう人がいるとすれば、まさのこの映画の女主人公のエデンだろう。一種のファム・ファタールなのか、まさに「悪魔のような女たち」の一人。でもそれがよき母であったりもするところがまた不条理と言うか何と言うか・・・。

 日々抑圧されていそうな、夫クサヴァーのキレやすさもかなりのひどさで壊れてるなあ・・・。ドイツ語の激昂がやたらと怖かったわ・・・。

 ○○パー○のシェフよりも太っていそうなシェフ、グレゴアは快演。「エロチック・キュイジーヌ」をうたっているだけあって、食材や料理の映し方のエロいこと・・・。つやつやぬるぬるぬめぬめしとしと、つるつるべとべとするするねとねと。下から光を当てるという手法は、前に『味に光を足す』という本で紹介されていた。東京のレ・クリスタリーヌという店が始めたようだ。

 エデン、クサヴァー、娘のレオニーがグレゴアの料理を味わうシーンがおもしろい。餓鬼道に落ちた人みたいにむさぼり食い、我を忘れて陶然とし、また、チョコレートの味が連れて行ってくれた天国から出たくないと泣き叫ぶ。まるで六道輪廻の図みたい(笑)。

 だんだんとグレゴアがかっこよく見えてくるのはすごいな。料理の魔力だ。

 ちょっと間があいたものの、『幸せのレシピ』とこの作品、二つの「厨房もの」を見たわけだけれども、断然こちらの方がおもしろい。

 京都シネマで16日まで。3日に始まったばかりなのにもしかして人気ない?『めがね』はまだまだやるようなのに。

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samedi 10 novembre 2007

巨匠ポルチーニ

 弟夫婦が遊びに来て、いっしょに料理などを作って遊ぶ。Cimg0500

 海老の塩焼き。新婚旅行のおみやげにもらった、シチリアの塩で。Cimg0493_2

 ガティノワ。ブリュット・ゼロを飲むつもりが、間違って通常のを冷やしていた。うっかり八兵衛。Cimg0499 

 さつまいものスイートサラダ。ともちゃんのお母さんが自家菜園で作ったさつまいもを使って、ほんのり甘いサラダにしてみた。さつまいもを電子レンジにかけて荒くつぶして、熱いうちにレモン汁とオレンジ汁を混ぜて冷やす。ヨーグルトと少しのマヨネーズを混ぜる。具はレーズンと薄切りのりんご。香り付けに、すりおろしたオレンジの皮を加える。思いつきの料理ながらまずまずの出来かと。Cimg0502

 今日の集まりは、これを作ってみることが第一の目的。新婚旅行のイタリアみやげに二人が買ってきてくれた、乾燥ポルチーニをいかにして食するか。ともちゃんもわたしも使い方を知らない。

 ポルチーニ・・・。イタリア語って不思議な響きだ。きのこの名前とわかっているのに音楽家の名前に聞こえたりする。

 ポルチーニのクリームソースのリングイネ。ワインバーのシェフから、ざっとソースの作り方を教えてもらっていたけれど、自信なし。果ては弟まで加わって、ああだこうだと3人がかりで作る。船頭多くして船山に登る、と言うけれど・・・?

 結果は上々。見た目は悪いが味はいい。ポルチーニの濃厚な旨みがすごい!さすが、巨匠ポルチーニの演奏だ。Cimg0494

 8月のわたしの誕生日にもらっていた、ラウル・クレルジェ ニュイ・サン・ジョルジュ 2002。少し酸味勝ちかな?きのこの旨みには、やはり赤。ちょっとだけ拝借して、コック・オ・ヴァンのソースの仕上げにも使った。Cimg0503

 コック・オ・ヴァン。名古屋コーチンのもも肉で。名古屋コーチンって、足がとっても長~い!

 コック・オ・ヴァンを作るのは二回目。大切にしたいルセットなので、丁寧に作るも、四人分はかさが多すぎて難しい。しかも、名古屋コーチン、足長いし・・・。前回、二人分で作ったときの方が出来はよい。今回、イタリアワインで作ったのだけれど、退色してしまったような感じで、色がよくなかった。やっぱりある程度はいいワインを使わないとなあ・・・と反省。001

 ニコラ・ポテル ヴォルネイ 2004。濃いルビー色。甘味も十分で、豊か、という感じの味。002

 とっても楽しみにしていた、モン・ドール!今日食べます、と言ったら、ほどよくとろとろのを出してきてくださった。とろ~っとした中身は、金のカスタードクリームのよう・・・。大好きなチーズ。ヴァン・セット・デュグレバゲットと共に。チーズ嫌いの弟でさえ、うまいと言う。

 後かたづけも3人がかりですれば、大量の洗い物もあっと言う間。

Cimg0498_2

  ともちゃんと弟作のスイートポテト。シンプルに見えても、ちょっと手間なお菓子。お手間ものをありがとう(^^)。生み立ての卵を使ってあるらしい。品よく、風味よく仕上がっていて、おいしい。Cimg0507

 ミディ・アプレミディのタルト。一度食べてみたいと言うともちゃんのために。栗のタルト、洋梨のタルト、昔風のりんごのタルト、ナッツのタルト。ミディの焼き菓子は秀逸。

 コーヒーや紅茶を飲みながら、あれやこれやとおしゃべりに興じ、彼らが帰ったのは11時頃。みんなでごはんを食べるのは楽しいねぇ!

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vendredi 09 novembre 2007

モン・プティ・シュ

 帰り道、花園駅で右太ももを鉄柵に強打。しばらく歩けないほどの痛烈な一撃にて悶絶。時間が経つにつれ腫れてはくるし、ズキズキするし、あんまり強く打ったのでその衝撃で、膝関節も痛めた。右の腰骨も痛いし、骨盤歪んだのかも。様子見て治らなかったら整体行きだな。ああ、ついていない・・・。Ca4n4qun_2

 チャレンジ学習で職場に来ていた中学生たちが、今日最終日ということで、ボスからおやつの差し入れがあり、わたしもご相伴にあずかった。

 偉大な「街のケーキ屋」、マレーヌシュークリーム。やわやわな皮と、つるんとしたクリームが、昔ながらの「日本のシュークリーム」のあらまほしき姿を示す。ほどよいノスタルジー風味。

004_2 こちらもおいしそうな、プティ・シューの詰め合わせ。

 ふっふっふ。Q-pot.のクリスマスボックス買っちゃった~。青いのはストラップ、苺サンドはネックレス、薄いピンクのは指輪。じりじり増えていくQ-pot.コレクション(笑)。

 食玩はオトナ買いするは、クリスマスボックスは買うはで、ちょっとショッピングの女王になってるかも?001

 夕食後、明日作るつもりの、コック・オ・ヴァンの下準備。骨付きのもも肉を、赤ワインと野菜でマリネする。

 明日は弟夫婦が遊びにくるので。あ~、でも何か気力が・・・。足痛いし・・・。

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mardi 06 novembre 2007

マンモグラフィ/作業室

 目が覚めたのは8時10分。しまった、もっと早く起きるつもりだったのだけれど。朝ごはんを食べ、すぐしたくして、予約してあった乳腺外来に行く。4年ほど前から、年に一回、10月か11月にマンモグラフィ検査を受けている。母が乳がんであったので、用心して人間ドックではなく、直接に専門医のところに行っている。その方がすぐに結果がわかるし、何か異常があってもすぐに次の対処ができるからだ。

 最初に診察を受けたときは、マンモグラフィとエコーと視触診のフルメニューで、今までそんな検査はしたことがなかったから、心配で心配で、異常なしと言われたときには思わず診察室で緊張の糸が切れて泣いてしまったほどだった。今は、年に一回はきっちり検査をしているので、それほどには怖くはないけれど、やはり心配ではあるので、検査が終わるまではかなりブルーなのである。もし今年、石灰化などが見つかったとしても、乳がんは進行が遅いので、必ず5ミリ以下で見つかってくるはず。それならば、10年生存率は9割以上···と考えて、心配な気持ちをなだめるようにしている。

 結果は今年もセーフ。もう、検診でひっかかってくることもないと思うので、マンモグラフィは人間ドックで受けても診察で受けてもどちらでもいいですよ、と言われるが、人間ドックでは上下の一方向でしか撮れないが、診察では双方向で撮れるし、やはり診察を受ける方がいいだろう。ともあれ、安心した。

 毎年のこととは言え、やはりかなりの心理的圧迫を感じてはいたので、楽になった。お昼に、やすいミックスのお好み焼き豚の焼そば(ソースは甘と辛を混ぜてもらう)を買って帰って父と食べる。やすいは、店では食べたことはなくて、テイクアウトばかりだけれど、けっこうおいしいと思う。久しぶりに食べた。気分がいいので、ワインでも飲もうかな、と思ったけれど、午後からもやるべきことはたくさんあるし、健康診断の結果もまだ帰って来ていないし、と思ってやめておいた。

 午後は買い物と家じゅうの掃除。茶の間に炬燵も出してぬくぬく。しかし拭き掃除などをせっせとやっていると、だんだん腹が立ってきた。わたしには働く主婦の気持ちがわかるよ。休みの日は休ませろ!!その上、夫が何もしないなら、怒りは心頭に発するであろうよ。

 かくして休めない休日は過ぎ行く。004_2

 しかしいいことを思いついた。空き部屋となっている弟の部屋を、作業室に使おう!わたしよりも輪をかけて勉強をしなかった弟ではあるが、机はずっと広くていいのを持っているのだ。机を拭き掃除。物もないので、十分な作業スペース。スタンドはつかないが、電球を換えれば使えるのかなあ。006

机の上に残して行ったブックエンドの内側に貼られた、ガンダムのステッカーがかなり笑えた。そう言えば、日曜のたびに早朝からガンプラを買いに行っていたなあ。元祖ガンオタ。

 オトウトヨ オマエノ ヘヤハ センキョ シタ。

 帰ってきたら非難を浴びそうだ···。

 *やすい

  京都市下京区二人司町4

  TEL 343-9381 日休 

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dimanche 04 novembre 2007

シュトロイゼル・そぼろ・クランブル

 夕食後、デザートにアップル・クランブルを作った。短時間でできるのがうれしいこのお菓子。クランブルはシナモン入りに。顆粒状のブラウンシュガーしかなかったのでそれを使ったけれど、これには不向きのよう。生地の状態があまり思わしくないようだ。りんごは紅玉で、かなり酸味があったのでもう少し砂糖を増やしてもよかったかも。

 この「クランブル」だが、「クランブル(crumble)」というふうには言ったことがなく、たいていは「シュトロイゼル」か「そぼろ」と呼んでいた。シュトロイゼルクーヒェンなどでしか作ったことがないように思うので、もともとはドイツの技法なのかもしれない。と言うか、ドイツ人はそぼろ好きなのかも。ミット・シュトロイゼル(そぼろ入り)というのがよくあったような気がする。泡立てた生クリームを添えるのも好きなようだ。ミット・ザーネ。そう言えば砂糖なしで泡立てた生クリームがてんこ盛りで出てくる。まったく字も読めないドイツ語だけれども、コンディトライやカフェ・コンディトライでだけはちゃんと望みのお菓子の買い物ができるのだ(笑)。

さて、「そぼろ」はフランス語ではどう言ったかな、と思ってさっき調べてみたらやはりcrumbleと言うようだ。音としては、クロンブル、と聞こえるだろう。おそらくは英語からの借用(流用?)で、cake や、gâteau week-end と同じで、フラングレの一種なのだろうか。

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vendredi 02 novembre 2007

秋のアフタヌーンティー

 職場の福利厚生行事の抽選に当たって、河原町御池のキャリエールに、「秋のアフタヌーンティー~紅茶に合うお菓子とお料理~」の講習会に行けることになった。う~ん、アフタヌーンティー・・、似合わね・・・。なんとなくヴェリィな奥様とヴァンサンカンなお嬢様ばかりのお教室のような気がするなあ(笑)。001_10

 作ったのは、スコーン、アップルクランブル、紅茶のムース&ジュレ(2層)、フレンチトースト(サーモン)、ひと口おかずパイ。皆、手軽に簡単にできるものばかり。

 フレンチトースト(サーモン)は、薄切り食パンのフレンチトーストに、スモークサーモンとさらし玉ねぎ、ケッパーを挟んだサンドイッチ。ブログのタイトルにもしているくせに、実はわたしはフレントトーストが苦手(笑)。

 ひと口おかずパイは、冷凍パイシートを利用して、生地を型抜きしてピケし、オーロラソースを塗り、その上に塩とオリーブオイルでマリネしたかぼちゃ、ズッキーニ、プチトマトを置いて焼き、仕上げにハーブ入りのクリームチーズを乗せたもの。002_2

  紅茶のムース&ジュレ(2層)は、マリアージュフレールの「マルコポーロ」という茶葉を使って作ったムースに、アールグレイのジュレをクラッシュして載せたもの。ジュレは、アガーを使っているので固めのしっかりした食感。ゼラチンでジュレを作れば、なぜか白濁するらしい。飾りはセルフィーユ。

 アングレーズを炊いたり、生クリームと合わせたり、工程も多く、道具もたくさん使うので、これが一番お手間もの。003_2

  アップルクランブル。これは極めて簡単ながら、秀逸。今日作った中で一番気に入った。キャラメリゼしたりんごをココットに入れて、有塩バターとカソナードで作ったクランブルをかけて焼いたもの。りんごの季節、皆さん作ってみられますか?ルセットを書いておきます。熱々でも冷めても美味。

 *材料(ココット型 4個分)

  りんご(紅玉) 3個  グラニュー糖 30グラム  バター 15グラム  シナモン 少量  ラム酒 大さじ1

  〔クランブル〕 有塩バター(5mm角) 30グラム ブラウンシュガー(カソナード) 40グラム  アーモンドパウダー 30グラム 薄力粉 40グラム

 *下準備  オーブンを180℃に温めておく。

 *工程

 〔りんごのキャラメリゼ〕

 1・りんごは皮をむき、芯を取り除いて2cm角に切る。

 2・フライパンにグラニュー糖を入れて火にかけ、カラメル色になればバターを加えて溶かし、1のりんごを入れてソテーする。中火くらいで水分を飛ばすように。

 3・2にシナモン・ラム酒を加えて、香りをつける。

 4・3のりんごをココット型に入れる。

 〔クランブル〕

 1・ボウルにブラウンシュガー・アーモンドパウダー・薄力粉を合わせたものをふるい入れ、バターを加えてカードで切るように混ぜる。

 2・バターが細かくなれば、手ですり合わせてそぼろ状にする。

 3・2を冷蔵庫で冷やす。

 〔仕上げ〕

 1・ココット型に入れたりんごの上にクランブルをかける。このときりんごは冷めていること。

 2・1を180℃のオーブンで10分ほど焼く。004  

 スコーン。プレーンなもの。型抜きしたものもかわいいが、三番生地、四番生地を丸めて焼いたものも岩みたいでかわいい。

 なかなか生地の状態もよく、きれいに焼けた。たくさんできたので、明日の朝ごはんになる予定。帰りに明治屋でクロッテッドクリームを買って帰る。スコーンには絶対これがなければ・・・。

 試食などの時間も併せて3時間ほど。ちょっととまどったというか、これでええんかなあ、と思ったのが、自分たちで計量をまったくしないこと。きちんと計った材料が用意してある。また、バターもパンも野菜もすでに切ったものが出てくる。限られた時間の作業なので仕方がないのかもしれないけれど、きちんと計量からやったほうがいいような気がするなあ・・・。グループ作業なので、どうしてもノータッチになってしまうものがある。今回はスコーンだけは完全な個人作業でやった。

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舞妓焼情報

005 angelさん,

 舞妓焼の回し者でも広告塔でもありませんが(笑)、舞妓焼のチラシをアップしておきますので、どうぞご参考に・・・。クリックで拡大できます。

 粒餡と白餡の二種類がありまして、一個100円。小さな個人商店なので、ほんとにここしかありませんが、場所柄よく修学旅行生が買っているようです。

 わたしもたまにおやつに・・・。

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jeudi 01 novembre 2007

秘密の贈り物

Photo 10月27日から11月9日までは、「読書週間」です。いまいちその意味がわからないけど、ともかくそういうプロモーション期間です(笑)。

 たぶん利用者の方から、舞妓焼の差し入れあり。「たぶん」と言うのは、贈り主が誰かわからないから。何でも、職場の向かいの舞妓焼のお店のご主人が、3時前に舞妓焼を持って来られたらしい。主人の話によると、おじいさんが一人、店に来られて、3時くらいになったら、舞妓焼を向かいの図書館に届けてほしいと依頼があったそうだ。その方は名前もおっしゃらずに帰られたとか・・・。なんとまあ!秘密の贈り物だ。ちなみに舞妓焼というのは、もっちりした皮にたっぷり粒餡が入った、舞妓のレリーフがきれいな焼き饅頭。一個100円なのに1個でおなかが一杯になるし、なかなかおいしいものなのだ。

 ここ2、3日、また今日も、新聞記事を調べに来られていたご老人がいて、「お姉さん!お姉さん!」(笑)と呼ばれながら、調べ物のお手伝いをしていたのだが、過分なお礼の言葉をおっしゃられて帰られた。きっとその方だろうなあ・・・と、皆で言う。お気持ちがなんともありがたい。でもお気遣いなく、図書館の「お姉さん」はどんどん使ってくださいね。

 休憩時間に舞妓焼を食べながら、新しく買いなおした、字の大きい『人間の土地』の最後の数ページを読了。

 第7章「砂漠のまん中で」の4の後半は、やはりとてもすばらしい。最初にこの作品を読んだのが、この章だからというだけではなく、きっとここがこの作品の精髄なのだろうと思う。読み終えた後も、三度もこの4の後半部分を食い入るように読んで、帰りの嵐電の中で危うく泣きそうになる。

 ―ぼくは答えているよ!ぼくは答えているよ!ぼくは力の限り答えているよ、ぼくは、夜の中にこれ以上輝かしい炎を上げることはできないよ!―

  Je réponds!  Je réponds!  Je réponds de toutes mes forces, je ne puis jeter,dans la nuit,de flamme plus rayonnannte!

 家に帰って、昔々、学校で読んだ本を出して来て、テクストを読んでみる。そして発見する。この一文の響きの美しいことを・・・。

 偶然にも今日、図書館の予約本の取り置き棚にも、『人間の土地』が一冊あるのを見つけた。これから読もうとしている人がいるんだ・・・。この作品を愛する人に、わたしは、いっしょに同じ方向を見るような連帯を感じる。

 晩ごはんに、ワイングロッサリーの"コンテ・プロモーション"で買った、12ヶ月熟成のコンテを食べる。一口食べてびっくり!!ものすごくおいしいのだ。しっとりとした食感に、ミルクのこくと甘味、濃い旨み・・・。やっぱりワインが飲みたくなった(笑)。

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