かもめさんにお誘いいただいて、全日空ホテルにて行われた、標題のイベントに参加した。ボジョレ・ヌーヴォーの解禁日ということで、ウエルカムドリンクにはボジョレも出るそうだ。ワイン関係のお仕事をされている中に、「やなぎ」さんという方はお二方いらっしゃるようで、今日の先生は、ちょっと難しい漢字の「栁」さんの方。以前、四条寺町下ったところで「ラ・カッシーヌ」というお店を開いておられた方。一度行ってみたいと思っていたのだけれど、結局一度も行くことができなくて、残念に思っていた。
会場は、大広間。テーブルの間隔がゆったりとしているので、200人も人がいるとは思えないけれど、きらきらしいセッティングのテーブルが並ぶ様子は、披露宴のよう・・・。テーブルの上にはカトラリーのフルセットとグラスがずら~っと並んで壮観。
入り口で手渡されたグラスは、ボジョレ・ヴィラージュ ヌーヴォー カーヴ ド ベルエール。今日解禁の新酒で、かもめさんとまず乾杯。透明感のあるきれいな薔薇色、グラスに入れてから少し時間がたっているせいもあってか、甘~い苺ジャムのような香り・・・。これを英語で「ジャミー」というらしいが、この言葉はジャミラを思い出すので、いつも笑ける。料理と合わせたワインが7種類出るそうだ。栁さんのお話を聞きながら、ワインとお料理を順に味わっていく。最初は、ワインを味わうときの簡単なマナーなどのお話。ワインには軽い香りと思い香りがあるので、むやみにグラスを回さないこと、だそう。ご自身の経験も踏まえながらのお話は、柔らかい語り口ながら、おもしろい。
ウニ殻に詰めたウニのロワイヤル仕立て キャビア、イクラ、ウニ、金箔飾り
2006 トゥーレーヌ シャトー・ド・ラ・プレスル
鼻に抜ける香りはふわっと甘いのだけれど、さわやかな白。品種はソーヴィニヨン・ブラン。ぶどうの種類の説明はされなかったので、質問してみると、栁さんご自身がテーブルに来られて答えてくださったので緊張(汗)。
フランス産鴨のフォアグラのソテー トリュフソース 京豆腐と秋茄子のブレゼ 松茸のフリット添え
2004 ゲビュルツトラミネール トリンバック
いい香り♪「フォアグラの脂をきれいに流してくれて、また次の一切れを口に入れたくなりませんか?」と。確かに。フォアグラとゲビュルツトラミネールの甘い香りはよく合うみたい。下に敷かれたお豆腐のあっさり、が対象的で不思議な感じ。
真鯛と帆立貝柱 フランス産AOCモンサンミッシェル産ムール貝と車海老の軽いブイヤベース仕立て
2003 シャトー・ド・バッシャン テュルサン VDQS
今まで、カオールの黒っぽいワインくらいしか飲んだことのない、南西地方のワイン。この地方固有のバロック種というぶどうで作られているそう。「バロック種」がなぜか覚えられなくて、ついゴシック種と言ってしまうのが我ながらおかしい。VDQSというのは、Vins Délimités de Qualité Supérieure の略で、AOCの次のランクのワインだそうだ。このランクのワインは少ないらしい。
一口飲んだ印象は、「ほこりっぽい・・」これは決して悪い意味ではなく、そう思った。雨の降り始めとも濡れた土ぼこりとも言えるかも。わりと好きな香りなのだ。一口含むと、樽のいい香りが広がる。このワイン、おいしい・・・。シャルドネと間違えそうだ。貝の風味の強いお料理と相性ぴったり。
さて、暗くてわからないけれども(と言うのは二人そろってデジカメを忘れて行ったので)、暗闇に並んでお肉を焼くシェフたち。この後、お酒を入れて、ファイヤー!!メインは会場で調理。楽しませてくれますね~。
国産黒毛和牛フィレ肉のステーキ 赤ワインのソース フランベサービスにて
2003 シャトー・レ・トネル フロンサック
赤はこのボルドーの赤一種類のみ。メルローとカベルネ・フランのほんのりと甘味もあるなめらかで飲みやすい赤。最初ちょっとほこりっぽい香りも。
お肉は宮城県産。お肉は柔らかく、ソースがとてもおいしい。赤ワインを20分の一くらいまで煮詰めて作るんだって。フォン・ド・ヴォーの味も効いている。
サラダとフルーツとフランス産AOC3種のチーズの盛合わせ
S.A フリュッテル ブラン・ド・ブラン ヴァン・ムスー
チーズはミモレット、フルムダンベール、もう一種は名前を聞き取れなかったけれど、もちっとしたウォッシュ。食べやすいものばかり。
初めて飲むかもしれない、プロヴァンスのヴァン・ムスー。S.Aというのは、sans année(年無し)の略で、NV(ノン・ヴィンテージ)と同じ意味であるとのこと。少し甘味のあるものを、チーズの塩気と合わせました、とのこと。
チョコレートムース
チョコレートのアイスクリームに、苺、キウイ、洋梨。ミルクチョコレートのとフランボワーズのピュレを合わせたムース。
S.A キンタ・ド・ノバル ルビー・ポート
甘くてアルコールの強いポートワイン。「甘味で甘味を抑える」とか。なるほど。もう少し強いチョコレートとでもこのワインはいけそう。
たくさんワインを飲んで、フルコースでおなかいっぱい。京都新聞社の読者企画だそうだけれど、なかなかよい企画(笑)。抽選会では残念ながら何も当たらなかったけれど、記念品にマウスパッドをもらった。
帰りには、栁さんと握手。ちょっとミーハー(笑)。
せっかくなので最後にちょっとだけバーに行って、ヌーヴォーを飲みましょう。歩いていけるし(笑)。
暗くてわかりにくいけれど、ルイ・ジャドのヴォジョレ・ヴィラージュ プリムールの大きい瓶が!ダブルマグナムなんだって。思わず感嘆の声を上げると、「ええ反応してくれますね~」と笑われる。
これもやっぱり広がるジャミー(笑)な香り・・。おいしいです。一杯だけで、今日はおいとま。
楽しいひと時でした。かもめさん、いつもほんとにありがとう(^^)。
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