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mercredi 19 septembre 2007

風林火山(3) 恵林寺、そして甲府へ

072  20分ほど車に乗ってやってきたのは塩山、恵林寺(えりんじ)。武田家の菩提寺だ。これから旅をする人のために参考までに言っておくと、このあたりの交通はもちろん電車もあるけれど、駅から遠かったり本数が少なかったりするので、上手にタクシーを使った方がいいです。でないと移動にとても時間を取ってしまうことになります。レンタカーは、飲む人は絶対やめてね。と言ってもその辺を既に試飲済み、みたいな人が走っていそうで怖い(笑)。ここでO部さんとはお別れ。帰りは電車で甲府まで行くのだ。

 塩山(えんざん)は地名のとおり塩の名産地。古今和歌集にも「志ほの山」と歌われているのだそうで、実際「塩の山」という553メートルの低い山がある。でも帰りのタクシーの運転手さんの話では、一説によると、「志ほ」は「塩」ではなく、「四方」、つまり山に囲まれた地形のことを指しているとも。また、興味深い話として、「敵に塩を送る」という言葉があるけれど、実は上杉謙信は武田信玄に塩を「送った」のではなくて、武田方の塩の輸送を阻止することなく(塩攻めにすることなく)、黙認していたのだ、ということを聞いた。070

 立派な山門。「心頭滅却すれば火もまた自ら涼し」という有名な言葉は、この寺の快川国師というお坊さんが、武田氏滅亡後、織田信長に寺を焼き討ちにされたときに残した言葉なのだそう。知らなかった・・。しかし、信長の凄い、と言うか、恐ろしいところは、まだまだ中世の気分が色濃い時代にあって、寺を焼き討ちにするという思考を持ったところだろう。063_2

066 中には長~いうぐいす張りの廊下。西本願寺のうぐいす張りよりもよく鳴く。

 そして夢窓国師作の庭園。緑豊かな美しい庭だ。「池泉回遊式??」小豆もわたしも庭に詳しくないので、いいかげんなことを述べ合う(笑)。

 お屋形様の死と埋葬に関しては謎が多いらしいが、武田氏の菩提寺であるこのお寺にも、お屋形様のお墓がある。 心静かに、甲斐の国にやって来たご挨拶を。

 タクシーで塩山駅まで行ってもらって、中央線で甲府まで。途中、石和温泉、酒折などを通る。泊まりは二日とも湯村温泉、甲府の奥座敷、信玄の隠し湯。

 一日目は、湯村ホテルB&Bに素泊まり。ネットで予約するとかなり安いのに、なかなかかゆいところに手が届いて、過ごしやすいホテル。例えば、大浴場の脱衣場に、濡れたタオルを入れるためのビニール袋が置いてあったり。

 チェックインを済ませて、夕食を食べに、バスに乗ってまた甲府駅前に戻る。もちろん目的は、ほうとう!好物です(笑)。ちよだという店に行ってみる。078

 「ほうとう」にするか「おざら」にするか、激しく悩むが、結局ほうとうにする。ここのお味噌は自家製らしい。赤味噌で、塩分は多そう。ちょっと香りに糠みそのような感じもあって実際少し酸味のある味噌だった。特筆すべきは麺で、完全手打ちのしっかりした太い麺でこしも強い。粉の香りと味がとてもよい。注文してから30分かかるというのも納得。具は、かぼちゃ、さつまいも、くわい、白菜、おあげ、椎茸、しめじ、鶏ミンチ、子芋、大根、三つ葉。麺もしっかり、野菜もたっぷりですごいボリュームのほうとうである。

 外に出ると雨・・・。明日はやむといいのだが。

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Commentaires

「ちよだ」は風林火山(3)で登場することになっていたのですね。風林火山(2)の私のコメントのために予定より早く「ちよだ」に行ったお話をさせてしまいましたね。申し訳ありません。

ちなみに、私も「ちよだ」でおざらかほうとうか悩んで、おざらにしました。私はほうとうをリベンジしたいものです。

Rédigé par: はりねずみ | le dimanche 23 septembre 2007 à 21:31

はりねずみさん,
何をおっしゃいますやら。コメントでいろいろお話できるのがブログ冥利というものです(笑)。

「ちよだ」、はりねずみさんは逆だったのですね。では次回ははりねずみさんがほうとうを、わたしがおざらを食べて、報告し合いましょう!

Rédigé par: はたこ | le lundi 24 septembre 2007 à 02:12

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