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samedi 30 juin 2007

レストラン むとう

 なごやかに食事をしてから皆で歩いて帰宅。生まれ育った界隈なので、弟と二人でともちゃんによってたかってガイドする(笑)。家に寄った弟夫婦も、水無月と茅の輪と稲荷煎餅を持って、先ほど新居に引き上げて行った。

 食事は、西本願寺前のフレンチ・レストラン、むとうにて。

 焼き鱧と夏野菜のサラダ仕立て 梅風味のトマトソース 

  ほたて貝柱、白身魚、バジルソース

 ペイザン野菜のクリームポタージュ、サフラン風味

 「クリーム」でもあっさりとしたスープ。角切りの野菜がたっぷり入っている。「ペイザン野菜」・・ペイザンヌに切ってあるということなのかな。

 サーモンのロティ シャンパンソース

 スライスしたじゃがいもが下に、極細に切って揚げたちりちりのじゃがいもが上に。

 ゆずのソルベPhoto_127

 仔羊肩肉の煮込み カレー風味 小玉ねぎ、クレソンなど

 これが一番おいしかった。柔らかい仔羊にふんわりした香りのカレーソース。Photo_129

 クリームチーズのムース オレンジのソルベを添えて ミントのジュレとフルーツ

 デザートは二種類から選択。もう一つは白桃のムースとヨーグルトのソルベ。

 コーヒー

 バゲット バター 

 ふつうの無塩バターと、カルピスを入れた(?)甘いバター

 ワインの選択肢はそう多くはないようだったので、四種を選べる、というワインテイスティングセットを頼んでみた。オーストラリアとアルゼンチンのシャルドネ、ブルゴーニュのピノ・ノワールと、どこの国かは忘れてしまったけれど、シラー。料理に合わせて順に出てくるのかなと思ったら、選んだ白二種、赤二種が同時に少しづつ出てきて、それぞれの目の前にグラスが4つづつずら~っと(^^;。ほんまにテイスティングしなあかんような感じ・・・。結局、量も少なかったので白と赤のグラスワインを追加。

  *レストラン むとう

  京都市下京区堀川通六条下ル

  TEL 354-8117

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Empty room/夏越の祓

Photo_125  諸々の都合で、式を挙げてからひと月ばかり週末婚を続けていた弟も、今日ですっかり引っ越して、本格的に新居に移って行った。がらんとした部屋を見るのはやっぱりちょっと寂しいな。「空の巣症候群」?お母さんでもないのに気持ち悪!(笑)

 「玉子焼き器、有次のん(結婚式の引き出物だ)、使ってくれよ」と言っていた。「あれはわたしの嫁入り道具にするから」と答えると、「はん!」と鼻で笑われた。有り得ないことだと思われているらしい。

 今日は夏越の大祓(なごしのおおはらえ)、半年の穢れを祓って、次の半年に備える日。今日は新しい自分になる日。明日からの新生活、ちゃんとやりなさいよ~、なんて、水無月食べながら思ってみる。この日には必ず食べる水無月。

 Photo_126 3時より、「大祓式(おおはらえしき)」があるというので、自転車で伏見稲荷まで行く。神職が執り行う式の後で、神職に続いて大きな茅の輪をくぐる。人々の会話を聞くともなしに聞いていると、「茅の輪」を「知恵の輪」と誤解している人多し。「知恵の輪くぐるしな~」って、それを子供に説明するのはいかがなものか。第一知恵の輪、くぐれへんし。

 記念、ということでもないが、せっかくなので晩ごはんをいっしょに食べようということになり、弟夫婦と近所にできたフランス料理の店に行くことになった。

 そろそろ用意しないとね。

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「本の辻占」

 「本の辻占」。このタイトルいい!

 残念ながら自分がつけたわけではない。しばしばここでも書いている、「自分の読む本を誰かにお任せしてしまう」企画の本家本元のルール(?)を再確認しておこうと、再びページを繰ってみた。026938570000

 『三四郎はそれから門を出た』 三浦 しをん/著 ポプラ社 2006年

 その企画が載っているのは114ページの「本の辻占」と題された一遍。

 三浦しをんさんは、「電車の中で、人はなにを読んでいるのか。」が気になってたまらないという。他人の本を覗き込み、カバーがかかっていてタイトルがわからないときはそっと盗み読みまでしてなんの本なのか確認するらしい。

 こうして、しをんさんはふとあることを思いつく。

 「自分で選ぶ本は、どうしても自分の趣味や興味のある分野に偏ってしまいがちだ。ここはひとつ、車内で偶然隣り合った人が読んでいる本を、私も手にとって読んでみる、というのはどうだろう。そうすれば、これまで見落としていた面白い本を発見できるかもしれない。

 自分が読む本を自分で選ばずに、見知らぬ他人に委ねるというのはなんだか楽しい賭けではないか。」

 ブラヴォー!!この一文を読んだだけで、わたしもこの企画に心ひかれた。

 そしてしをんさんは、それを決行する。

 「十月某日。車内で乗客が読んでいる本のうち、タイトルが判明した最初の三冊を、私も問答無用で読んでみようと決め、わくわくしながら電車に乗りこむ。」

 問答無用で(笑)!

 この日のラインナップは、『京都祇園殺人事件』 山村美紗/著・40代男性、『クラッシュ』 太田哲也/著・50代女性、『白い巨塔 第二巻』 山崎豊子・20代・男性。

 たとえ1巻読んでなくても問答無用。

 「うーむ。三冊とも見事に、こういう機会がなければ、自分では読まなかったであろう本ばかりだ。私は満足し、さっそくこの三冊を購入して読書にふけった。」

 『白い巨塔』がしをんさんの今までのチョイスになかったのは意外だったけれど、やはり、というかなんというかしをんさんは、財前君にはまって、続き、及び1巻が気になって眠れなくなってしまうのだ。

 結びは、

 「電車で人が読んでいる本を、自分も読んでみよう、という今回の企画。新しい発見と出会いに満ちていて、やってみると非常に心躍るものがある。読む本に迷ったときは、ぜひお試しいただきたい。」

 ブラヴォ~~!!やってみると、明らかにこれはわたしにはかなりムリめな本にも会うけれど。多少のアレンジは加えたものの、わたしがこの企画を実践に移したのは言うまでもない。

 この本の前書き、「三四郎はいかにして門を出ることを決意したか」の冒頭から、

 「読書が好きだ。

 いや、もはや好きとか嫌いとかいう範疇を超えて、読書は私の生活に密着している。私が一日のうちにすることといったら、「起きる。なにか読む。食べる。なにか読む。食べる。仕事をしてみる。食べる。なにか読む。食べる。何か読む。寝る」である。ちょっと食べすぎじゃないか。もちろん食べているときにも、なにかを読んでいる。本が手近にないときには、郵便受けに投げこまれたマンションのチラシを読みながら食べる。」

 三度目のブラヴォ~!こんな人が書くブックガイドとエッセイなのだから、この本はとってもおもしろいのだ(^^)。

  友人・甘木は、「書痴と呼ばれるのが本望」と言う。わたしの周りにも、抜きん出た本読みさんは何人かいるけれど、彼ら彼女らは、わたしの未だ知り得ぬ広大な宇宙をその内に持っているにちがいない。ブラヴォ~!と言うしかないのである。

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vendredi 29 juin 2007

『舞台芸術の世界 ディアギレフのロシアバレエと舞台デザイン』

Photo_122  水曜日、小豆と二人で国立近代美術館でやっている、『舞台芸術の世界 ディアギレフのロシアバレエと舞台デザイン』を見に行った。

 バレエ・リュス。どうしてこの展覧会を見ようと思ったのかなあと思い出すと、春に見たダリ展で、ダリがバレエ・リュスの『三角帽子』の衣装をデザインしたことを知って、へえ、と思ったからなのだった。

 舞台芸術は総合芸術、と言うけれど、その中でもバレエ・リュスは特別だろう。美術監督のレオン・バクスト、台本にはジャン・コクトー、ミハイル・フォーキン、テオフィル・ゴーティエ、作曲はリムスキー=コルサコフ、ムソルグスキー、ストラヴィンスキー。踊り手はもちろんニジンスキーに、一時期はアンナ・パヴロワまでもが。綺羅星のごとくビッグネームが並ぶ。

 その影響を及ぼした範囲は広範で、だからこそ、バレエ・リュスを知ることで、点であった知識がうまく線で繋がっていく快感をたくさん味わえるのだけれど、いかんせんまだまだわたしには大きすぎる。

 ロシア・アヴァンギャルドに、立体未来派、構成主義(出た!)。もう手に負えない、と思ったら、027112360000

 『・・・イズムで読みとく美術』 スティーヴン・リトル/著 藤野 優哉/訳 新樹社 2006

 をひもといてみればいいかも。

 展示は、レオン・バクストなどによる舞台や衣装のデザイン画を中心に、実際に用いられていた衣装もあり。中でも、『ペトルーシュカ』の「大道芸人」の衣装と「バレリーナ」の衣装は、色彩も鮮やかで、ポップな感じがおもしろい。

 アレクサンドル・ブノワによる、仕立て用の指示が書き込んである衣装デザイン画は、それに使うべき布地のサンプルがピンで留めてあって、製作過程を思い起こさせる。

 会場では二ヶ所で、パリ・オペラ座が、1985年に再現した『薔薇の精』と『牧神の午後』の二作品を上映していた。それぞれ15分づつくらい。二つとも最初から最後まで見てしまった。小さいモニターでは、『ペトルーシュカ』も。1911~1912年の作品とは思えないほど現代的な舞踊なのは、知ってはいてもやはり驚く。

 ロシアの芸術(絵でもなんでも)はやはり独特だ。色彩、とかタッチとか、人の表情とか・・・。ロシア正教会の一種独特の土着した感じ(?)を想起させる。

 まだまだ全容がわからぬ、バレエ・リュスなのであった。

 見終わった後、いつものように、チラシのコーナーを小豆と物色していた。しばし眺めて、二人同時に手を伸ばしたのは、「みやこで常盤津を楽しむ」という常盤津公演のチラシ。お互い、常盤津と義太夫の区別もついてないのに、これは笑った。妙にマイナーな好みや興味が双子化してきているらしい(笑)。

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「稲荷祭」についての覚書

 以前から、稲荷祭について、なかなか調べがつかなくて自分の中でペンディングになっていたことについての回答をようやく得る。明日の「夏越の大祓」について資料を当たっていたときの副産物。

 現在は毎年、4月20日に最も近い日曜日に、「神幸祭」、5月3日に「還幸祭」が行われ、この二つを合わせて「稲荷祭」と呼んでいる。しかしもともと日程は固定ではなく、移動祝祭日(まさに)のように年によって違うものだった。

 その日程を覚えるための言い回しを、若かった祖母が時折言っていた。

 それは、「○○○○○と来て、ウカウカと帰らはる」というような文言だったが、わたしもはっきりとは覚えておらず、いろいろな資料を当たっても、伏見稲荷大社のサイトを見ても、まったく出てこない。もちろん、今となっては祖母もまったく覚えてはおらず、父は地の人ではないのでそもそも知らない。

 Nk_fusimiinari1 今まで何度も見たはず、の『伏見稲荷大社』(日本の古社) 三好和義・岡野弘彦ほか/著 淡交社 2004年。ちなみにこの本、「RAKUEN」の写真家、三好和義さんが写真を撮っている。

 本文にはまったくその文言の記述はなく、巻末の「年間行事・祭礼案内」の一覧表の中にさりげなく記述されていた・・・。何たる見落とし。何たる不注意。資料はもっと丹念に当たらなければ・・・と痛感する。耄碌・・・?

  同書・131ページの記述、

 「稲荷祭は、もともとは還幸祭をさすものであったが、今日では神幸・還幸の両祭に用いられる」

 しかし現在でも、「お祭り」と言ったときには還幸祭(おかえり)を指すように思う。

 「昔から、稲荷祭というと「うまうまと神幸(おいで)、うかうかと還幸(おかえり)」といわれ、

 これだ!!これこそが探し続けていた文言。祖母流に言い換えるなら、「ウマウマと来て、ウカウカと帰らはる」のだ。

 すっきりした。祖母にも言いに行こう。言えばきっとまた思い出すだろう。

 「明治までは三月の中の午の日に神幸祭があり、御旅所に二十日ほどとどまって、四月の中の卯の日に還幸された。」

 にしても。通常のレファレンスなら、惨敗といったところ。

 藪司書の藪司書たるゆえんである。

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jeudi 28 juin 2007

よかったよかった

 今日は二連休明けの木曜日、わたしは早番、しかも朝のメンバー、一人欠。何このポスト返却の量は~!何この大量のブックメールは~!しかも督促当番、MARCのダウンロード当番もきっちりわたしだよ~(泣)。朝からほぼ無言で作業・作業・作業。腰痛。

 ちょっと気になって、仕事の帰りにワインバーに行ってみる。家に帰る前に軽く一杯だけのつもり。早い時間なのにけっこう込んでいてびっくり。

 いかがでしょう・・・?

 喜ばしいことに今日からお料理もいつもどおりとのこと。せっかくなので、ワインだけとは言わず、お料理もいただきましょう。

 最初は白ワインで。ティエリー・ピュズラ ロモランタン 2005。わ~これは・・・。でもなんとなくもう一回飲みたくなって、お願いする。「ビオのワインですから、よ~く回して、左に100回、右に100回くらい」とソムリエO氏。わたしはいつもこの人の言うことを無条件に信じてしまうので、本気で回してみようかと思ったけれど、いくらなんでもと思い直して、50回くらいにしておいた。ちょっとは知恵が付いたのよ。

 さてこのワイン、前回みたいな酸っぱい衝撃はなく、けっこうおいしいかも・・・。重ねて飲んでみないとわからぬ味もあるものだ。

 そのうち、おもしろそうな本を持たれたHさんが来られて、お隣になったのでお話させていただく。読書、一日一冊ペースとは驚異のスピードだわ・・。すごいなあ・・・。でも今日は読めなかったでしょう。申し訳ございません^^;。

 久しぶりの、田舎風テリーヌ。前々回くらいに、配合変えたとおっしゃっていたけれど・・・。粗挽きのお肉がごろごろ。やっぱりおいしいな。これにはワイン以外の飲み物って、ぴったり来ないなあ。

 カレラ・シャルドネ 2004。さすが、DRCのような風味がする!って、飲んだことないけどね。おいしいシャルドネでございました。

 蒸した鱸 ヴァンブランソース 白隠元 プチトマト。柔らかく蒸したお魚にはこんなクラシックなソースがおいしい。白ワインとはもちろん。

 よかったよかった(^^)。

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mercredi 27 juin 2007

11 ONZE(オンズ)

 お店の名前がどうして11なのかと言うと、オーナーの誕生日が11月11日だからなんだって。ぞろ目だねぇ。わたしの誕生日も8月8日。ぞろ目だねぇ。「末広がりで縁起がいい」と喜ばれたものだったよ(笑)。

 さて、展覧会を見た後は、ONZEに直行。日の高い内から乾杯だ。今日もかなり暑い。行く前から、今日の一杯目はペルノー!と小豆と二人、決めていた。二人とも、アニス風味のこのお酒が大好きだ。水を注ぐと白濁するのが何とも涼やかで、まだまだ日の明るい、暑い夏の日の夕方に飲むのにとてもよい。

 「ペルノー!」と言っていたくせになぜか小豆は51、わたしはリカールにしてしまった(笑)。三つとも多少の風味の差はあれども、全部「パスティス」の仲間、ということになるのかな。飲み比べてみると、わたしも今日の気分は51だったかも。

 最初のあては、鶏レバーのペースト。ブランデー(たぶん)の効いたふんわりしたムースみたいなペーストを、かりっかりの薄切りバゲットにたっぷり付けて食べる。おいし~(^^)。Photo_117

 次はよく冷えた白ワインがいいな。ドメーヌ・ポール・マス シャルドネ・ヴィオニエ 2005。ラングドック・ルーション地方のワインらしい。 ボトルを見せてもらったら、キンキンに冷えている。ちょうどいいのでこれにしましょう。ちょっと酸味勝ちとは思ったけれど、すっきり飲めそうなのでそれもよい。

 隠元とマッシュルームのサラダ  歯ざわりのよい色鮮やかな隠元が、おいしいマヨネーズベースのソースで和えてある。ちょっと酸っぱいワインとよく合った。

 牛肉の煮込み パルマンティエ仕立て  アッシ・パルマンティエ。細かい牛肉とマッシュポテトのグラタンのようなもの。おいしいソースがよくじゃがいもにからんで、お肉はほろほろ。これには赤ワインがよかったね。Photo_118

 プレ・サレ 豚肉のレンズ豆煮込み  ここのメニューは、「フランス家庭料理」と銘打っているからか、煮込みが多いみたい。とろとろの豚肉に味のしみたレンズ豆をからめて食べれば、おフランスの香り??これは白ワインがいいみたい。Photo_119

 どんどん行きます。煮込み大好き。トリップもね。

 トリップ(ハチノス)の白ワイン煮込み トリップやわらか~い(^^)。11月11日生まれのオーナーは、きっと煮込みが得意技なのでしょう。

Photo_120  デザートに、さくらんぼのクラフティ。店に入るやいなやデザートの黒板に目を留めた小豆。クラフティとは何ぞやと質問されたのでちょっと語ってみるが、プディングの味は食べてみないとわからないので、ひとつデザートに食べてみることにした。ポーションは一人で食べるのには大きすぎるほど。あっさりしたなめらかなアパレイユに、種の入ったままのアメリカンチェリーがころころと入っている。

 最後はエスプレッソでおしまい。ふ~、よく食べたねぇ・・・。ダイエットは堅調です。

 先日ちょこっと訪ねたときに、きっと・・・と思ったとおりのおいしいお店だった。小豆さん、いつもありがとう(^^)。

 *ブラッスリー・カフェ 11(オンズ)

  下京区木屋町通四条下がる斉藤町125

  TEL 351-0733 火休

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Pink Money

Photo_115 

 いやにカラフルなお金。5円がピンクになるなんて・・・。

 こんなの使ったら犯罪ですか?

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なごやんグルメ

 伊勢丹で今日からやってる、「尾張・三河のうまいもの展」を覗いてきましたが・・・。う~ん、半分はお中元コーナーになってるから、規模が小さいのね~。あっと言う間に回れちゃう。味噌煮込みうどん(好き♪)はてっきりイートインだと思ってたら違ったし。ちょっと期待はずれだったかなあ^^;。2_3

 たくさん人が並んでいたけど、手羽先は買った。これもなんだか後引く味で。1_1

 これは「風来坊」の。名古屋にはもう一軒「世界の山ちゃん」というお店もあって、手羽先の二大派閥になってる。名古屋暮らしも長くなった親友は、たしか「世界の山ちゃん」派だったかねぇ?

 なごやんグルメ、いい味出してるわね!

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ブックトラック

 ブックトラックって何?というご質問コメントをいただきましたので、写真などアップしておきます。今日お休みだし(笑)。

2_1  ブックトラックとは、本を運ぶためのワゴンのようなものです。書店さんなんかにもフロアに置いてありますよ。

 写真の二台は、わたしの職場で書架に戻す前の返却本を置くのに実際にフロアで使っているものです。

 これは、両面3段の一番大きなもので、フルに載せれば本の厚さにもよりますが500冊以上は載ります。フルに積んだものだと、車は付いてはいても一人で移動させるのはかなり力が要ります。小さな段差とかあったら最悪^^;。Photo_113

 ←クリックで詳しく

 他にも、片面のもの、二段のもの、サイズの小さなもの、傾斜がついていないフラットなほんとのワゴンのようなもの、などヴァリエーションがあり、用途によって使い分けています。

 どこの図書館の事務室や書庫、フロアにもごろごろ置いてあるものなので、無ければ仕事になんないというくらい必需品のくせに、使わないときはかさばって場所を取るので邪魔者になってしまうという道具です。

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mardi 26 juin 2007

幼いレジスタンス

 職場の事務室には両面のブックトラックが鎮座ましまし、児童書の担当者が夏休みの課題図書の準備に追われている。着々と課題図書を出す準備が進んでいる。

 わたしは「課題図書」というものを、大人になってからしか読んだことがない。もちろん今では課題図書の中にはかなりおもしろいものもあるということを知っているけれど。

 夏休みには、やれ読書感想文だ、やれお話を読んで絵を描けだのと中学校になってまで、宿題が出ていた。基本、課題図書や推薦図書から選んで書く(描く)ことになっていたようだが、わたしは課題図書というものに激しくレジスタンスをしていたので、いつもぜんぜん関係のない本を読んでは宿題をやっていた。

 とにかく、人から本を薦められるのが我慢ならなくて、「わたしが読む本はわたしが選ぶ!!」と全身で叫んでいた。人が選んだ本を読んでつまらなかったら腹が立つけれど、結果、つまらなくても自分で選んだ本なら納得だと、いい大人になってからもずっと思っていた。どうしてそんなに偏狭だったのかな。

 でも今は違う。人から本を薦められたり紹介してもらうことがとても好きになった。紹介された本を読むということ(幾分の取捨選択は必要であるにせよ)には、広がりがある。新しい視点、知識、感覚、意外な共感。その本がおもしろければ、ほんとに読んでよかったと思う。出会いである。

 もしその本が、つまらなくても、がっかりはしない。昔みたいに腹を立てたりもしない。もしかするとそれは、その本がつまらないのではなくて、わたしがその本のおもしろさや言わんとすることが理解できる域に達していないからかもしれないし、それぞれに味覚が違うように、紹介してくれた人と好みが違うだけかもしれないから。その人とはテイストが違うということがわかっただけでもよかったと思う。違いもまた楽し、と言ったところだ。

 近年ようやくそんなふうに思えるようになった。河よりも長くゆるやかに、この先生きて行けるのなら、年を取るのもそう悪くない。

 にしても。小学校2年生にまで、「これおもしろい?」と訊いているのはどうだろう??立場逆転^^;。でもIちゃん、『若おかみは小学生』はおもしろかったよ(笑)。

Photo_112

 卵消費キャンペーンの一環で製作。今日はキャラメルプリン。キャラメルのお菓子は大好き。なめらかに火が通ったのでよかった。

 大丈夫なのか?コレステロール値。あと35個。

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lundi 25 juin 2007

シリコン・パワーとラブ・パワー

 仕事の帰りに、五条のジャスコで買い物をしていると、弟から電話があった。何かと思えば、すごい雨が降っているので職場まで迎えに行ってやろうか、と言う。一刻も早く夕食を食べたい父に、迎えに行くよう命じられたのかもしれないが、やはりちょっとうれしかった。外に出てみると雨はもうほとんど止んでいたし、自転車だったので迎えに来てはもらわなかったけどね。弟よ、これからはその姿勢で、妻を大切にするがよかろう。Photo_108

 夕食には、一度作ってみたかった、PICARLEさん考案の”鶏もも肉の一枚揚げ”を作る。おお、すごいボリューム。いつものから揚げも目先が変わってなんだか新鮮~。衣はざくっと、中はとってもジューシーでおいしいな。でも大きいだけに漬け込み時間はもう少し長くしたほうがよかったな。

 結婚すると決めてから、弟は台所によくわたしの助手として立つようになった。料理や手順についてもあれやこれやと質問もしてくる。呼吸は、阿吽。こちらが黙ってものを渡しても、それに対してきちんとこちらがしてほしいことをやっている。こうなると、便利なので他所へやるのは惜しいのだが・・・(笑)。それにしても。愛は人を変えるものなのだね。

Photo_111   大丈夫なのか?コレステロール値・・・。大量にいただいた卵の消費のため、晩ごはんを食べてから、明日の朝食用に紅茶のマフィンを焼く。アメリカン・マフィンなのでお菓子みたい。

 それにしても。シリコンの型ってすごい。紙を敷かなくっても、バターを塗って粉をはたかなくても、ぜんぜん生地が型にくっつかない。型が柔らかいので、ぽこっと押せば、ぽこっと飛び出る。

 焼き時間30分。焼いている間に晩ごはんの洗いものとか全部できるので、食後のお菓子焼きって効率いい~。

 食べてみた。・・・って明日の朝食用ではっっ?

 取り立ててまずくはなかった。

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最後の晩餐

 それにしてもよく降ったなあ。あの降り方はもはや梅雨の降り方ではないような気がする。いささか熱帯的。そんな昨日の夜は、H嬢まもなくお引越しのため、旧宅”最後の晩餐”。仕事の後に、餃子持ち寄り会。

 餃子は都合4種類。三宝、ミスターギョーザ、王将、点天。一口に餃子と言ってもそれぞれに特徴があっておもしろいものだ。Photo_101 Photo_103

 お酒は、甲州きいろ香2006、H嬢の故郷のお酒、縄文能代、メイド・バイ・H嬢の、黒糖焼酎で漬けた梅酒。甘口ながら美味。今年はわたしも久々に漬けようかな。

 餃子にワインは合うのかなあ、と常々考えるけれど、よく冷やした甲州はなかなかよいのではないか。

 M嬢、撃沈。珍しいこともあるもんだ。

 H嬢ありがとう。次は新居襲撃?覚悟(笑)!

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dimanche 24 juin 2007

舞踏会に行きたいな

 さて、ティアラつながりで・・・。舞踏会(笑)です。Photo_97

『明日は舞踏会』(中公文庫) 鹿島茂/著 中央公論新社 2000年

元本は、1997年出版の作品社の叢書メラヴィリアの4巻です。どう考えても元本の方を買っておくべきでしたorz。

 さて、鹿島先生と言うとやはり、サントリー学芸賞を取った『馬車が買いたい!』でしょうか?でもわたしは断然こっちが好き。『馬車が買いたい!』の女の子版です。

 鹿島先生が、共立女子大の「フランス文化史」の講義を受け持たれた際、『馬車が買いたい!』を参考図書に指定して、

 「タイム・マシンで19世紀のパリに旅をして、1年間生活してきた報告書を書きなさい。1年間の生活費は、少し贅沢ができるように3000フラン(約300万円)あげますから、なににお金を使ったか家計簿をしっかりつけること」という、とてもおもしろそうな課題を出されたそう。こんな課題なら喜んで何時間でも考え続けてしまいそうです(^^)。

 報告者によってレポートの内容は千差万別だったそうですけど、ひとつだけ、どのレポートでもほとんど全員が書きとめていたのが、憧れの舞踏会でワルツを踊ることができてうれしかった、という感想だった。

 わたしもきっとそう書いているでしょう(笑)。それを読んだ先生が、『馬車が買いたい!』が、若い男の視点からのものになっているため、若い女の子がいまひとつ同一化できなかったようだ、と思って書かれたのがこの『明日は舞踏会』なのです。わたしはほとんどこの本で、鹿島先生が好きになりました。

 19世紀のファッションプレートが図版としてたくさん挿入してあって、ヴィジュアルもきれい。本編は、バルザックの『二人の若妻の手記』を軸に、19世紀のパリの社交界の様子や、貴族の奥方(○○侯爵夫人とか)の日常生活や、恋愛と結婚、そしてもちろん憧れの舞踏会を紹介しています。というよりも、『二人の若妻の手記』の主人公の女の子たち、ルイーズ・ド・ショーリューとルネ・ド・モーコンブといっしょに、どきどき、わくわくしながら追体験できるようになっているのです。これは楽しくないわけはない(^^)!

 『二人の若妻の手記』オノレ・ド・バルザックの1841~1842年にかけて書かれた作品です。わたしは東京創元社から出ているバルザック全集16巻、鈴木力衛/訳で読んだのですが、今はこれも流通しているかどうかわかりません。新訳も出ていないもようです。

 ええと、バルザックに関しては語れません。『谷間の百合』でさえ挫折したので、この作品しか読んでいません・・・。それなのに、鹿島先生が好きというのは厚顔とも思っておりますがお許しを・・・。

 『二人の若妻の手記』・・・。昔の訳だからかもしれないですが、なんだかなあ・・と思わせるタイトルですね。若妻、手記、の辺りが(笑)。原題はMémoires de deux jeunes mariéesです。ああ、でも直訳なのですね。

 お話の内容は、今でもよくあるシチュエーションで、女子校を卒業した仲のよい女の子どうしが、環境は違っても友情は続いてて、手紙(今ではきっとメール)で、お互いの暮らしや恋愛や日常のなんやかんやのおしゃべりをする、というもの。

 書簡体小説、つまり、全編「手紙」です。手紙っておもしろいんですよ。ちょっと生の声っぽくて・・・。とここでまた手紙の形をしたすごくおもしろい小説のお話をしたくなるのですが、それはまた機会があれば。

 今でも、学生時代はいっしょに机を並べていたのに、卒業して別々の職に就いたり、結婚したりしなかったり、子供を産んだり産まなかったり・・・で、思えばお互い遠くに来たもんだと思う、ということもあるでしょう?舞台は19世紀なのですが、かなり親しみの持てる内容です。

 王政復古の時代に、修道院の寄宿舎を出て実世界に出て行った、プロヴァンスの貧乏な貴族の娘ルネとパリの名門、ショーリュー家のルイーズの親友どうし。ルネはプロヴァンスで地味な結婚をして良妻賢母に、ルイーズは華々しい社交界にデビューして、スペイン貴族と恋に落ちて結婚します。

 ルイーズはいつも全開バリバリの恋愛体質の女の子。ありがちなことですが、ルネに送る手紙も、そこまで書くか~な内容になることもしばしば。ルネはそれに対して「いいかげんにしときや!」みたいな友を諌める手紙を送る。

 時は流れ、4年後、意外な結末が待っていました。侵略すること火の如し、のようなルイーズと、静かなること林の如し、のようなルネと、読み終わった後、どちらが幸せだとお感じになるでしょうか?ルイーズに対して、これまた人生・・・とわたしは言いたくなりました。

 舞踏会つながりでもう一つ紹介しようと思って、本棚から出してきたのが運の尽き、ちらっと内容を確認するだけのつもりがうかうかとまた読み始めてしまって、そのおもしろさに改めて引き込まれたこの作品。Photo_99

 『ドルジェル伯の舞踏会』 (新潮文庫) レーモン・ラディゲ/著 生島遼一/訳 新潮社 1982年

 1924年発表の作品。作品の舞台もそんな昔ではなく、この頃です。レーモン・ラディゲはこれを書いてすぐ、1923年に20歳で亡くなっています。しかしこの作品は到底、20歳の男の子が書いた作品とは思えないほどの、人間の心理の細かな分析と深い洞察を感じます。

 「あらゆる年齢にはそれぞれの果実がある。それをうまく収穫することが大切だ。しかし、若い者たちはもっとも手のとどきにくい果実を早くとろうとあせり、はやく大人になろうとあせるあまり、目の前にある果実を見落とすのだ。」

 「幸福も健康とおなじようなものだ。それとは気がつかずにいるものである。」

 「別離はへだてをつくるとはいうものの、それはまた別のへだてを除きもする。」

 まるで箴言のようなこの言葉の数々・・・。やはりとても20歳の若者が書いたとは思えません。そこが「天才」たる所以なのでしょうが・・・。

 内容は、フランソワ・ド・セリューズという20歳の若者と、ドルジェル伯夫人、マオとの恋愛・・・というか、それと認め合うまでの心の動きを緻密に分析した、という感じの作品です。確かに、90年くらい前に書かれた作品で、また、わざと古くさくしてあるわけですから、現代に生きるわたしたちからすると、「なんでここでそんな行動をするかなあ?」と奇異に思われることは多々あります。でもそういった「時代の縛り」を越えた心の機微って、あるじゃないですか?そういうところを追ってほしい。

 自分がどういう心理状態で読むかによって、感想は違ってくると思うのですが、恋を恋と認めるまでの心の動きや、恋に落ちる瞬間などは何もドラマチックなことはないのに、読んでいて非常にどきどきするものです。

 と、ここで何かほかの小説を思い浮かべた方もいらっしゃるのではないでしょうか。この作品と明らかに同質なあの小説。それを紹介するのもまた機会がありましたら。

 この系統の小説、「心理小説」と言いますが、これはフランス小説の真骨頂であるなあ・・・と、わたしはエラそうに言ってみたくなりました。

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samedi 23 juin 2007

ティアラ展(2) ヴァリエーション

 ティアラにもいくつかのヴァリエーションがある。

 「エイグレット」は、頭の脇やシニヨンの前を飾るジュエリーで、羽と共に着用されるもの。ティアラが衰退していた17世紀ごろに登場した。

 それがまた、1871年にナポレオン3世の帝政が終わり、君主制が廃止されて第三共和制が成立した頃から再びブームになった。ティアラが君主制とあまりに密接に(ナポレオン1世との関係で)結びついていたことから、共和制の原則にそぐわないと感じた女性たちが、エイグレットを公式の場で着用するようになったのだ。

 女性のファッションが密接に政治と連動していたとは思わなかったので、これには多少の驚きを感じた。ファッションも政治的態度の表明になりうるのだね。

 「バンドー」は、平たくフレキシブルな細い帯状にデザインされ、頭を一周させて額の低い位置で着用するティアラで、これは時代が下った、1920年代に流行。脱コルセットのポール・ポアレの服や、ショートヘアの流行と密接に結びついているらしい。

 デザイン面では、ロシアに、「折衷主義」に基づいた特徴的なデザインが生まれた。

 アール・ヌーヴォーの時代には、「工芸品」としてのティアラが誕生。ルネ・ラリックらがデザインの芸術性に重きを置くジュエリーを製作。素材も象牙や動物の角、七宝なども用いられた。この時代のティアラは、明らかにアール・ヌーヴォーとわかるようなデザイン。植物的で、何かこう、過度に草いきれのような生き物の気配を感じるというか・・・。からめ取られるようだ・・・。うまく言えないけれど。

 ルネ・ラリック 「葉枝と真珠のティアラ」 1903年

 葉の部分のグリーンのエナメルの柔らかい艶、真珠のうねる曲線が美しかった。同時に愛らしさも感じるデザインがとても気に入った。非常にラリック的。

 さて、1901年にエドワード7世の時代になると、王侯貴族以外の裕福な女性もティアラを身につけるようになる。そしてこの時代画期的な出来事がある。プラチナの登場だ。それまでは金や銀を台座に使っていたのだが、これ以後台座の主役はプラチナとなる。

 プラチナの歴史の浅さが意外。

 そして明治時代、日本にもティアラがやってくる。そのデザインは強い政治的な影響もあって(まただ)、プロイセンのデザインを参考にしたものが多かったという。 日本で初めてティアラを作ったのはミキモトで、大正6年の皇后陛下用のものが最初なのだそう。

 ティアラなんて、結婚式でもしなければ、身に着けることもないジュエリー。それだけに憧れは永遠なのだなあ、と思う。ショーメ蔵の、ニッケルシルバーで作られた、実際の製作前の最終確認のためのティアラの模型がたくさん飾ってあったが、これですらとても精緻で美しいものだった。これでもいいからぜひ一つ・・・(笑)。精緻なものはいつもわたしの心をとらえる。神は細部に宿るのだ。 

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vendredi 22 juin 2007

ティアラ展(1) 女子の憧れ 

Tiara_l 京都文化博物館でやっている、『プリンセスの輝き ティアラ展~華麗なるジュエリーの世界~』を見に行く。

 禅寺の塔頭に住むか、ヴェルサイユに住むかだったら絶対禅寺!といつも言うけれど、やはりヴェルサイユも捨て難い(何のこっちゃ)。つまり、きらきら輝く、お姫様のようなティアラは、舞踏会に着ていく華やかなドレスと共に、女子の永遠の憧れ、ということだ。たぶん。

 この展覧会のために集められたティアラは100点にも上り、ティアラだけに焦点を当てた展覧会は、日本ではもちろん初めての開催、世界でも珍しいものであるらしい。古代ギリシア・ローマ時代から、現代まで、通史的にティアラの歴史を見ていく構成になっているのだが、スパンが長くて、これは少々しんどかった。展示室は4階と3階の広いスペースを使ったもので見ごたえは十分。大変興味深かったので、奈良博同様、薄暗い中でたくさんメモを取ることになった。

 ではそもそも、ティアラとは何ぞや?

 Tiara_m2 すなわちティアラとは、「センターを高くした装飾部分がほぼ頭を半周するヘッド・オーナメント。広義にはロイヤル・クラウン以外のすべてのヘッド・オーナメントを言う。」そう、花嫁の頭などに飾られる、きらきらしたあれです。

 その起源は、古代エジプトで埋葬の道具として使われたことに遡る。古代ギリシアでは金で植物を模して作られたティアラが特権階級の人々の婚礼や祝宴の席で用いられ、後に古代ローマ人もこれを取り入れたという。そしてこの古代ギリシア・ローマ風のスタイルは後世に何度も復活することになる。

 しかし一旦、ティアラは衰退した後、ようやく18世紀の初期から中期に起こった「新古典主義」の動きと共に再登場する。ナポレオン1世は、自らの権力を誇示するため、宮廷の女性たちにすべての国家行事の場でティアラの復活を命じる。

 ナポレオン3世の第二帝政時代、イギリスではヴィクトリア女王の時代にジュエリーは黄金期を迎える。この頃、南アフリカでは大規模なダイヤモンド鉱山が発見され、ティアラにもダイヤモンドが多用されるようになる。

 展示されたティアラの多くにはそれがどんな貴婦人のものであったかが、肖像画や写真付きで明らかにしてある。その中でちょっと目を引いたものがあった。

 「ヘッセン大公妃プリンセス・アリスのダイヤモンド・ティアラ」である。

 これは、1862年に、アリスがヘッセン・ダルムシュタット大公家のプリンス・ルトヴィッヒと結婚した際に、母親のヴィクトリア女王から贈られたもので、アリスの没後、ヘッセン大公家に受け継がれたもの。

 ところが・・・。1937年に大公一家全員が飛行機事故で死亡してしまうのだ。しかし、一緒に積まれていたにも関わらず、金属ケースに入っていたために、このティアラだけがまったくの無傷だったという・・・。

 なんだか怖い。オルロフとかホープダイアモンドとかそういうのを思い出すけれど・・・。いや、それは逆で、そんなものすごく運の強いティアラを手にした者は、世界をも手中に収めることができると言う・・・(大嘘)。

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jeudi 21 juin 2007

『舞妓Haaaan!!』

 実は今日も妙な夢を見た。いやな感じだなあ。でも今日はお休みをもらってるから。こんな日は、やりたいことしかしない。行きたいとこしか行かない。しないったらしないよ!行かないったら行かないさ!

 ずいぶん前から気になっていた『舞妓Haaaan!!』を見に行った。やっぱりすごくおもしろかった。よくこんなものを撮ったものだと思う(笑)。けっこう制作費もかかっていそうな・・・。徹頭徹尾、なんというハイテンションなのだ、阿部サダヲ!あはは、ぷっ、くすっ、などなどいろんな種類の笑いの波状攻撃だ。展開の読めないおもしろさ。堤真一もかっこいいのに、この世界にしっかり収まっていい感じ。

 家の近くでロケをやってたみたいなんだけど、いつやってたんだろう?こんなロケなら見たかったなあ・・・。「あんさんのラーメン」。こんな企画品作ったら売れるかも。わたしは買うね(笑)。

 映画の後は本屋に行って、いつもだったらそれからお茶・・・のパターンを、今日はクープで一人アペリティフに変更。昨日ワインバーに行ったら、Kさんのところにも行きたくなったのだ。きっと夏のワインカクテルもあるだろうしねぇ・・・(^^)。

 早い時間で、まだ誰もお客さんはいない。アップルマンゴーのカクテルを作ってもらう。マンゴーを丸々一個使った贅沢なベースをクープに注いで、静かにギィ・ラルマンディエで満たす。とろ~んとしたやさしい味わいに、シャンパーニュのかすかな泡。おいしいマンゴーのお菓子を食べているみたい。

 アミューズには、フレッシュトマトのブルスケッタと、山形の佐藤錦アメリカンチェリー。愛らしいな。次はセルジュ・ダグノー・エ・フィーユ プイィ・フュメ 2005。強いミネラル。ワインを今よりもよく飲んでいなかったころ、白ワインと言えば、思い浮かべるのはこんな味だったなあと思う。

 贅沢なことにKさん独占状態。この方も心にたくさんの引き出しを持っておられる方なのだなあと思う。聞き上手にして話上手。そしてその話に心がある。見てきた映画の話、ワインの話、故郷の風土と魂の話、たこ焼きの話(笑)。などなど実にいろんなことを話す。北前船の話。北前船の話を誰かとしたのはわたしも初めてです(笑)。

 Photo_95 おいとました後、当然の帰結として(??)教えてもらった、おいしいたこ焼き屋さんへ行ってみる。ソースのもおいしいけど、だしで食べるたこ焼きがとてもおいしいとか・・・。

 表面はしっかり香ばしくかりっと、中身は程よく(程よく、というのが肝心だとわたしは思う)とろっと。生地の味がおいしい。なるほど~、これはおだしで食べてもソースで食べてもとってもおいしい!Kさんによると、塩で食べて、シャンパーニュと合わせるのもよかったとか。ソムリエならではの発見?

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弘法さん

070621_112201
弘法さんに来ています。子供の頃は祖母と一緒に毎月来てた。
たこ焼き食べたくても必ず「お参りが先!」と叱られたっけ。

隣ではおばあさんが一心不乱にマントラを唱え、近くではグループが懸命に般若心経を読んでいる。

濃い濃い宗教空間。
わたしもここでは「南無大師遍照金剛」とのみ。

お店も昔とは様変わり。映画村前の「舞妓焼き」を発見してびっくりだ。

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愛と執着のアスパラガス

 一晩中のの悪夢で、すっかり不機嫌に朝を迎えた今日、こんな日にごはんを食べる約束があるのはうれしいな。いつになく不機嫌に出勤。3時より、この研修の意義は?と問いたくなるような研修にTさんと出席する。終了後、初めて準備室を訪ねる。しばし歓談後、久しぶりに中央図書館のフロアに行ってみる。

 変わらないでいるようで変わっていて、変わっているようでいて変わらないのが図書館である。わたしの「古巣」はまた別の場所になるけれど、この長きに渡る職業生活の「原点」と言えば、やはりここになるのだろう。ひどく懐かしい。

 よい時間になり、予約しておいたワインバーへ向かう。

 早い時間のワインバーは貸切のよう。暑かった一日の終り、まずはエリック・ロデズで乾杯。ぶどうの香りがよい、おいしいシャンパーニュだ。アミューズは、いわしのエスカベッシュ

 あじのカルパッチョ 桃・キウイ・オレンジのソース。厚めにスライスしたあじに、あっさりしたフルーツのソース。

 アルマン・ウルスト ピノ・グリ 2005。ああ、これ、とてもおいしい。甘み、酸味のバランスもよくて、ほのかに香るくちなしの香り。湿り気を含んだ濃密な香気。この季節にはよく合うなあ。

 途中、かもめさんが来たので、楽しく3人飲み(^^)。

 Photo_94 ホワイトアスパラガス バルサミコと焦がしバターのソース。恋焦がれ、ふられ続けたホワイトアスパラガス。いよいよシーズンも最終のようだ。Tさんと、追い続けたアスパラガスをようやくいただく。わたしたち、粘着質なんです(笑)。少々細めながら、香りはとてもよい。シンプルなソースが素材を引き立てる。

 グリーンアスパラ・トマト・鶏肉、リヴァロのキッシュ。強めのチーズの、個性的なキッシュはさすがにプロの味。Fシェフに、この前作ったキッシュの生地の焼き縮みの相談など。

 ドメーヌ・ド・シャトー・ド・ジュヴレ・シャンベルタン ジュヴレ・シャンベルタン 2002

 ピーター・ツーストラップさんのところのワインなのだそう。時間がたつと逆に酸味が勝つように感じたけれど・・・。

 鴨胸肉のロースト マデラとクリームのソース 新ごぼう グリーンアスパラ。とてもきれいな火の入り具合。

 シャトー・ド・クレーヌ ラ・ディアブレス 2003

 きれいなラベルから想像するのとはちょっと違う、非常にしっかりした濃い味。アルコールも強く感じる。確かに、シノンでありながらシノンより密。

 ブルーチーズのペンネ。「これは赤でしょう?」と言うと、シャルドネ好きのTさん、白を飲んでいる。試させてもらうと、案外これもよく合った。

 デザートには、ブラウン・ブラザーズ オレンジ・マスカット&フローラ 2005。このデザートワインは好き。ほんとにオレンジみたいなマスカットみたいな香りがするのよ。

 ボトルを開けなくてもおんなじくらい飲むんでしょう(笑)?かっこよく飲むことはまだまだできないけれど、楽しく飲むことならできるかな。Tさんとかもめさん、お初ながら楽しく飲めてよかったわ(^^)。今日もおいしかったです、F村シェフ。世界にはばたいてください、Oさん。ありがとうございましたm(__)m。

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mardi 19 juin 2007

祖母のマニキュア

 なぜか妙に眠くて、起きられたのは9時前。慌しく午前中に掃除などの家事を片付ける。休みの日が忙しいってどういうことだ??世の働く主婦たちはどのようにうまくタイムマネジメントをしているのかといつも思う。まだしも6勤だったころは、いつでも出勤前に一仕事、二仕事片付けられていたのに。たった二時間、されど二時間なのである。

 やっつけ仕事で掃除を終わらせ、午後、「女王のサロン」へ。しつこく爪にくっついているスカルプチュアの残骸を取ってもらわないといけないから。継続したお手入れをやっぱり勧められるけれど、女王でもマッダ~ムでもないわたしにはそんな余裕はございません・・・。またしばらくぶりになりそうな感じ。

 C 終了後、今日はいつもよりゆっくりしていっしょにお菓子でも食べようと、Cキューブでお菓子を買って、祖母のところへ。久しぶりに祖母にもマニキュアをしてあげようと、お気に入りのマニキュアも一本持って行く。薄いパステルピンクに控えめなシルバーのラメ入り。塗ってもぜんぜん悪目立ちしないきれいな色だ。

 アップル・マンゴーのミルフィーユ桃のパンナコッタ。お菓子もそろそろ夏仕様になっている。ここのお菓子が取り立てておいしいかと言うと、まあ普通としか言いようがないけれど、祖母と食べればそこそこおいしい。こうやって今まで何百回も食卓を囲んで来たのだから。祖母は桃がお気に入り。

 食後はのんびりと、弟の話や、昔祖母が若かったころに飼っていた犬の話など、なんてことのない話をしたり、歌を歌ったりしながらマニキュア塗り。特に凝ったことはしないでただエナメルを塗るだけなのだけれど、それでもほんのりと爪に色が入ると、96歳の手もぱっと華やぐ。看護婦さんにも、おしゃれと言われるらしい。

Photo_92  

 「どうえ?」と聞いてみると、「よう光ってるなあ・・」と満足げに言うその顔はまるで少女のよう。

 いくつになってもお化粧は心によいようだ。

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dimanche 17 juin 2007

ghost(ゴースト)

 わたしのPCが壊れている間に、かもめさんさんこさん、既にお試しだったのね~、という新しくできたケーキ屋さんのお菓子を食べる。ルポを読むに、わたし好みのお菓子のよう・・・。お酒の効いたお菓子はやっぱりおいしいものね。

 看板もない白い建物、ずっと奥に入っていくけれど、そこにはショーケースもなく、ただお酒の瓶が並ぶばかり。カウンターに近づくと、「今日はこれです」と、サンプルケースを出してくれた。2 お菓子には一つ一つ、説明カードを付けてくれる。

 ペルノー№1  アニスと八角のムース ミント風味のパイナップル ココナッツのスポンジ

 ペルノーとかリカールとか、強いアニスの香りを嫌う人は多いけれど、わたしは大好き。かんかん照りの夏の日の夕方、水を注いで白濁した色味も涼やかなこの食前酒を飲むのはいいものだ。

 この柔らかさは、イデミのニュイ・ド・シンくらい?イデミならきっと持ち帰り不可だ。かろうじて形を保つ程度のゼラチンしか入れていないのだろう。しっかりしたアニスの香りはあるけれど、甘くはなく、とてもいい感じに溶ける。3

 ココモ №2  ココナッツ風味のホワイトチョコレートムース パイナップル ミント風味 フランボワーズのジュレ ココナッツのスポンジ1

 クレーム・ド・グリオット №1  グリオットのジュレ グリオットのピュレとチョコレートムース クランベリーのジャム チョコレートのスポンジ

 表面のグラッサージュがつやつやで美しい。お酒はあまり感じず、甘いチョコレートの印象が強い。

4  シャルトリューズヴェルト №1  バジル風味のシャルトリューズクリーム チョコレートムース 柔らかなチョコレートスポンジ

 シャルトリューズもおいしいお酒。中に隠れたクリームの香りがよくておいしい。もう少し分量が多くてもよいのでは、と思う。チョコレートが強いので。表面はやはり美しいグラッサージュに、白と緑の模様がきれい。

 アルコールなしのお菓子も二種類あったけど、それには目もくれず、個性的なお酒のものばかりをチョイス。個人的にはもっとアルコール強くてもおいしいです、きっと。

 それから、小さいバターケーキを二つ、中にフランボワーズのピュレ(?)が入ったパッソア(パッションフルーツのリキュール)のケーキと、オレンジのケーキ

 *ghost(ゴースト)

  京都市中京区寺町通竹屋町下ル西側久遠院前町667-1

  TEL 222-8266

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samedi 16 juin 2007

お父さま感謝デー

 お昼から所用あって、東一条まで行く。太秦から東一条、遠っっ。やはり電車とバスの乗り継ぎよりも、自転車の方がいいかも。用事は少々緊張しつつも無事終了。終わってから、ケーキを買ってすぐ帰宅。早く帰れるのがわかっていたので、今日は「お父さま感謝デー」に当てるつもりをしている。明日は父の日だからね。

 そう気が合って、シンパシィを感じる相性でもなく、わたしと父との関係は、いまだに少し緊張感がある。もっと若いころは本当にかなりの諍いもあった。母方の祖母に対する、半ば信仰にも似た愛情の持ち方とも、母に対しての畏敬を伴った愛情とも違って、父に対する思いはやや希薄・・・なのかもしれない。しかしこんな娘の思いとは裏腹に、父は愛情深い人ではあるため、今は、かけられた愛情に応えないのは仁義にもとる・・・といった気持ちに近いかな。でもそういうのもありか。いろいろと、絵に描いたようにはうまくいかないのが骨肉の関係なのだろう。

 年を取って、すっかり出不精になってしまった父は、外食よりも家での食事を好む。今日は何を作ろうか、と思案して、昨日の夜から生地をこね、鶏肉を漬け込む下準備。Photo_91

 久しぶりに焼いた、キッシュ・ロレーヌ。作らないよねぇ・・。ワインバーに行ったらおいしいのが食べられるんだし・・・(笑)。

 でもまあ、簡易な方法ながら作ったパート・ブリゼはさくさくと層も軽く、まずまずの出来。チーズはグリュイエールで作った。アパレイユにナツメッグを効かせ気味にするのが好みかな。二番生地があるのでまた別のを焼いてみよう。

Coq_au_vin_2

 さるお料理上手な方にレシピを教えていただいたコック・オ・ヴァン。鶏肉の赤ワイン煮込みだ。ブルゴーニュ地方の郷土料理だったと思う。

 いただいたレシピは、わたしの書くレシピのように、「テキトーに」などといういい加減な言葉などどこにもない、簡素にしてわかりやすく丁寧なものだった。それを見て、わたしは、いつものようにほとんど気合で(?)また、テキトーに料理するのではなく、これはきちんと丁寧に、細心の注意を払って作ると決めた。そして、料理をするときにはそうあらまほしきように、もっと言うなら、そうすべきように、すべての手順を頭に入れてから作った。

 使ったワインはルイ・ジャドのクーヴァン・デ・ジャコバン ブルゴーニュ・ルージュ。ただし昨晩、料理に使う、と言っているのにおいしいものだから皆で飲んで、ちょっと目減りしている。漬け込み時、ビミョーに足りない気がしたので、家にあった、ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバというイタリアのワインを少し足した。でもこれ、ピノじゃないしなあ・・・。飲んでみたらかなり個性的な風味だったので少々不安。

 最後、ソースを仕上げるときに、このワインの影響か、酸味が勝ちすぎた気配があったので、オリジナルのレシピにはなかったのでどうしようかかなり迷ったけれど、ほんの少しのバターでモンテした。すると酸味が丸く収まり、さらにいい感じになった。

 お?我ながらソースつやつや??おいしそうにできたかも。いざ食べてみると・・・。これがほんとにおいしいの~!!ぎゅっと凝縮したワインの酸味とほのかな甘み、お箸でも簡単に骨から外れるくらいに柔らかくなった鶏肉・・・。自分が作ったものとは信じがたいな(^^;。

 教えていただいてありがとうございます(^^)。何度も作って、きっと自家薬籠中の物とさせていただきます。

 付け合せは、ワンパターンながらグラタン・ドーフィノワを。コック・オ・ヴァンのソースに絡めて食べれば、それもおいしい。しかし太るだろうな。あとはにんじんとセロリのサラダ。これは極めて簡単。セロリのスライスを入れたキャロット・ラペで、絞ったオレンジ果汁と酢のドレッシングで和えたもの。レーズンを入れてもいいかもね。

 「今日はお父さま感謝デーです」と、合わせたのはこのワイン、2004

 シモン・ビーズ ブルゴーニュ・ルージュ レ・ペリエール 2004

 やっぱブルゴーニュでしょう(^^)。実は買おうと思っていたワインがことごとく売り切れだったため、何か代わるものを、と尋ねておすすめしてもらったもの。シモン・ビーズは、セルパンティエールがおいしかった記憶もあるし、すすめてくださるならもちろん異議なし。

 あまりにも暑い日だったので、少し冷蔵庫に入れてから開けたのだけれど、開けたてからいきなりおいしい。派手すぎない色合い、やさしい甘み、そして薫る薫る!お値段知らなかったら、絶対もっと高いワインと思ってるはず。父も気に入ったようでよかった。

 デザートは、お酒好き必食のあの店のケーキを・・・。

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jeudi 14 juin 2007

あらはれわたる瀬々の網代木

Photo_88 そして、世界遺産、宇治上神社。拝殿と本殿は鎌倉時代に建てられたもので、日本最古の神社建築にして国宝。しかし境内には人も少なく、社務所もなく(おそらくは下の宇治神社にあるのだろう)、とても落ち着いている。Photo_83

 名水「桐原水」。生では飲まないでくださいと書いてあるが、煮沸すれば飲めるようだ。ただ、あめんぼがいっぱい泳いでいる(^^;。

 「三間社流造り」??だったっけ。神社の建築って、注意深く見てもあまりよくわからないなあ・・・。ただ様式の名前を覚えるだけでは無意味。

Photo_85

 こちらは近くにある宇治神社。平等院の鎮守社で、明治維新までは、宇治上神社と隣接し、一対であったとか。本殿は国の重要文化財。

Photo_86

 宇治まで来たんだから、何か抹茶のお菓子を食べましょう。今回はさて、どこの何を食べるか?

 通圓の抹茶パフェに決定・・・したのはお昼頃。本店に行こうと思っていたのだが、宇治上神社のすぐ近くで「さわらび店」という支店を発見。ここで食べることにする。

 陶器のマグに、栗の甘露煮、お砂糖をまぶしたぎゅうひ、粒餡、ウエファース、生クリーム、抹茶アイスクリーム、ヴァニラアイスクリーム、白玉。寒天。そして底の方には激甘のあんこがたっぷり隠れていた!かなりのヴォリューム。Photo_89

 鮎宗(あいそ)のうなぎいいむしをテイクアウトして晩ごはんに。もちもちした白むしに山椒の実、うなぎの蒲焼。もち米はおいしいなあ・・・。Photo_90

 

 あさぼらけ うじのかわぎり たへだへに あらはれわたる せぜのあじろぎ

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mercredi 13 juin 2007

夢の浮橋

 お昼を食べた後は、健脚のわたしたち、てくてくとさわらびの道を行き、宇治市源氏物語ミュージアムへ。内装は非常に現代風、しかしよく見ればガラス戸にさりげなく源氏香の文様が配してあったり、蔀戸を模した飾りがあったりしておもしろい。館内には香がたきしめてある。「堀河」という香らしい。

 展示もやはりヴィジュアル重視の現代風。常設展では、パネルがあって、紫の上がモノローグで源氏物語のあらすじを語っていたので、読んでみる。

 「藤壺さまの形代として、源氏の君の愛を一身にうけ、理想の女性として育てられた私の四十年余の生涯は幸福だったのか、どうかは私自身もこたえを出すことができないのです。」

 と締めくくってあった。源氏の君の愛をこの上ないほど受けながらも、紫の上の心の中に広がるのは、寂寥とした愛の砂漠・・・。やばい。感情移入してしまって悲しくなってきたよ^^;。あらら~。

 「源氏物語屏風」なる、登場人物を軽く解説した大きなイラストがかけてあった。その人物紹介を読みつつ、物語の流れをトレースするに、この物語のテーマはつくづく、因果は廻る・・・の、人間の業、ということであるなと改めて思った。だからこの物語はこんなにも息苦しい。

 館内に図書室が一つ。小さいながらも、源氏物語に関する本を揃えた一種の専門図書館だ。資料は館内閲覧のみで貸出は不可。わたしは専門図書館が好きだ。わたしも最終的には興味ある分野の資料を集めた小さな専門図書館に骨を埋めたいものだと思う。

 さて、わたしたちの世代で、「源氏物語」と言えば、大和和紀の『あさきゆめみし』。あまりにも有名なので読んだことのある人はとても多いと思う。これは本当によくできている。大人も子供も、いずれは誰かの訳で、あるいは原文で読もうという人も、物語を読む気ない人もこれは読んで損はない。

 図書室にはまんがはもちろん、イラスト集もあったので、久しぶりに手にとって皆で見た。やっぱりきれいだねぇ・・・。

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mardi 12 juin 2007

第十番 明星山 三室戸寺

 夜もすがら 月を三室戸 わけゆけば 宇治の川瀬に 立つは白波

 前回の紀三井寺から2ヶ月、早あじさいの季節となった。この時期に訪ねたい札所は、やはり花の寺、宇治の三室戸寺である。Photo_69Photo_70

 この寺も、開山は非常に古く、770年(奈良時代!)と言う。そう言えば、かぐや姫の養い親の名を「みむろどのいむべのあきた」と言った。もしその名がここに由来するなら、相当に古い土地である。

 宗派は本山修験宗。意外・・・。と言うのも、何回か蓮やあじさいを見に訪れてはいるのだが、寺内で修験者を見たことがないから。聖護院とかにはたくさんいるのになあ・・。残念。ご本尊は千手観世音菩薩。ただし秘仏で、、33年ごとにご開帳される。しまった。次のご開帳聞いてない・・。しかし今年ではないのは確実。

 本堂は1814年に再建されたもので、大きさもそんなに大きくはなく、5000坪の庭園に比べて、建物群はこじんまりとしている。Photo_71

 御朱印ゲット!!どこの札所の御朱印も非常に達筆で美しいが、書く人によってやはり個性がある。友達のと見比べて、自分のもらったのの方がより好みであると、ちょっとうれしかったりする。

 これは、シャネルのペンダントをした女性がガムを噛みながら書いてくれたもの。字に気に入らないところは特にないけれど、願わくば、(わたしの趣味として)僧形の方に書いてもらわんことを・・・(^^;。

 お参りが終わった後は、ゆっくりとあじさいの庭を散策する。.Photo_76

あじさいには、雨がよく似合う。でも今日は、梅雨入り前のかんかん照りのお天気。強い日差しに、あじさいたちも少しくたびれている様子。Photo_73 

 あじさいは、花のように見える部分は花ではなくて実はガクの部分。酸性土壌では青く、アルカリ土壌では赤くなる。近年は酸性雨のせいで、青い花が増えていると聞いたけれど、ほんとかな?Photo_78

 少ないけれどもピンクの花もちゃんとある。

Photo_79  

 桜の「御衣黄」同様、なぜかグリーンと白の花が好き。Photo_80

 

          

                 

                  お昼ごはんは近くの茶匠ふじ井のカフェにて、冷やしうどんなど。Photo_81

 おみやげに、「白い茶だんごたち」を買う。宇治モノのスイーツはたくさんあるけれど、わたしはこれが好き。ほどよい柔らかさの白いおだんごの中から、とても濃厚で苦い抹茶ペーストがとろ~っと出てくるのがおいしいの♪。

 *茶匠 ふじ井

  宇治市兎道谷下り20

  TEL 0774-28-4800

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lundi 11 juin 2007

おとなのおりがみ

Photo_66

 「スーパー万」

  これってぇ・・・Photo_67

 「レインボー万」

  なんかぁ・・・

Photo_68   

  「家政婦は見た!」

       あほっぽ~い!!

   

      が・・・。真剣に取り組んでしまった。

  あ~あ。

Photo

 

『おとなのおりがみ』  アル中Masa/著 山と渓谷社 2006年

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dimanche 10 juin 2007

KEZAKO(ケザコ)とONZE(オンズ)

 すっかり体が慣れて(?)、今日も元気に6連勤中。夜は小豆のお誕生祝いをKEZAKO(ケザコ)にて。ごめんね、ばたばたしていて、お祝いが遅くなったよ。

 わたしはけっこうフィリップ・オブロンが気に入っていた。でもクーラン・デルブには行ったことがなくて、今ようやくKEZAKO。

 祇園でも、建仁寺近くの落ち着いた場所に店はある。「また龍を見に来なくては・・・」などと言いつつ、花見小路を歩いて行く。店に入るとワインセラー、二重扉の奥に白木のカウンター、そのバックはなんと竹模様。ちょっと見た感じでは和食の店のようだ。すっきりしている。

 まずはグラスのシャンパーニュで乾杯。メゾンはゴネ。いいね。「なんにもめでたくない・・・」なんて小豆は言うけれど、こうして変わらず、おめでとうと言えることこそが幸せではないですか?

 フォアグラのコンフィ 大根の奈良漬巻き 南国フルーツのソース

 上に少しの塩の結晶。奈良漬、と聞いて、え?と思ったけれど、フォアグラとかなりの好相性。かりっとした食感とフォアグラのねっとりした感じがおいしく、塩気もよく合う。ソースはマンゴーのフルーティーな香りが濃くて、甘みがフォアグラとよく合った。「酒飲み向きの味」と、二人ともそう思う。ちょっと珍味的な味かな。日本酒にも合いそうだ。

 ワインは、ポール・ジンク ゲビュルツトラミネール 2002。そんなに甘すぎもせず、しかしライチ香は芳醇。小豆曰く、「女子好み」。

 オリーブオイルでローストした長野産グリーンアスパラ ハモンセラーノ 胡桃のサワークリーム ブラッドオレンジと胡桃オイルのドレッシング

 太いアスパラはしゃきしゃきとして香りが広がる。ハムの塩気や、胡桃のクリームとも相性よし。野菜のおいしさをしっかり感じられる一皿。

 スナップエンドウの冷製スープ レモンでマリネしたスモークサーモン サワークリーム

 スモークの香りがとてもよい。ほんのりとした酸味がよい引き締め役になっている。

 アマダイのポアレ じゃがいも・トマト。魚介類のグラタンの重ね焼き スープ・ド・ポワソンの泡仕立てのソース

 わたしの郷愁をそそる食材、ぐじ(アマダイ)。皮目もぱりっと香ばしい。付け合せもソースもたっぷりで、それだけでもメインが勤まる感じ。

 和牛のロースト 青山椒のソース 大原の野菜(大根、わらび、小さなにんじん、隠元など多数)

 青山椒の香りがさわやかで、肉と合う。野菜は、野菜そのものの味がよくて、ほぼゆでただけと思われるのに、するすると自然に入っていく。体が欲するような感じ。

 パン バゲット くるみとレーズンのパン

 いちごとシャンパーニュのジュレ 梅酒のソルベ メレンゲを乗せて焼いたパイ シャンパーニュ

 最後に目の前でデザートのクープにシャンパーニュを注いでもらう贅沢。軽いデザートながら、満足感は大。

 エスプレッソ これもかなりのおいしさで、きゅっと引き締まる。

 プティフール バナナのフィナンシェ ココナッツとチョコレートチップの焼き菓子 ピスタチオ入りガナッシュ

 ごくごく小さいながら、どれもぎゅっと締まった味。お菓子好きは思わずお代わり~と言いたくなるがここはぐっとがまん。オトナだから・・・。

 「好みは分かれるかも・・・」とは小豆もわたしも聞いてはいたが、いろいろ調べる内、小豆は「絶対自分好み」であると思ったらしい。わたしもかなり好みです。

 二軒目。連れて行ってもらったのは、11(オンズ)。狭い店内はきっちりフランス風。フードメニューもおいしそうな感じ。何を飲もうか?

 気をひかれた、自家製サングリア。シナモンの香りが効いておいしかった。おなかはいっぱいだけれど、料理もひとつだけ。アリゴと自家製ソーセージ。にんにくが効いたアリゴがなめらかでおいしい。へぇ・・・。次はしっかり料理も食べてみたいねぇ・・と思わせる味。気に入りましたよ、小豆さん。

 おいしいものを食べて、飲んでしゃべって笑って。人の誕生日にかこつけて飲んでいるだけ疑惑もまぬがれまい(笑)。でもそんなめぐり合わせにわたしは深く感謝するのである。人は石垣、人は城・・・?ん?

 *KEZAKO(ケザコ) 

  東山区祇園町南側570-261

  TEL 533-6801 火休

 *ブラッスリー・カフェ 11(オンズ)

  下京区木屋町通四条下がる斉藤町125

  TEL 351-0733 火休

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samedi 09 juin 2007

グループ展

 毎年恒例、Yちゃんのグループ展を見に、嶋屋画廊へ。今年のYちゃんの作品は、茶色の紗の帯地に藤の花とめじろを描いた「藤を見る」と、ごくごく薄い紫がかった紗の帯地に、黄色い木蓮の花を描いた「木蓮」の2作品。どちらも透ける光の具合が美しい。

 後、これも恒例のごはん食べ。今回は人数が少なくて、H先輩、A、Kちゃんとわたしの4人で、麩屋町左近太郎にて。何を食べたかな・・・。

 和牛バラ肉のローストビーフのサラダ、壬生菜とベーコンと揚げ湯葉のサラダ、トマトとバジルのパリパリピッツァ、鯛と豆乳のクリームコロッケ、海の幸と賀茂茄子のグラタン、スパゲティ・アラビアータ、鶏の竜田揚げ、茄子のラザニヤ。飲み物はカシスビールと、「転寝」という名の、抹茶リキュールとパイナップルジュースのカクテル。

 いつものように、近況報告、なんてことない話に続いて、少人数のせいか真剣な話になる。システムは必ず疲労するものだけれど、それに気が付いたときには遅いのだという話。耳の痛い話も多々。でもちゃんと聞いてきちんと考えないとだめになるよ?先輩はいくつになってもありがたいものだ。

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vendredi 08 juin 2007

レイモンド・チャンドラー

 レイモンド・チャンドラーの名前を知ったのは、高校2年生の頃。当時、気の合った友人が突然チャンドラーにはまり、強くオススメされた。「レイモンド・チャンドラー」という名前の響きにはかっこよさを感じたが、作品にはなじめそうになかった。わたしの中では、ハードボイルドとは、「イキったおっちゃんがイキったセリフを言う小説」だった。高校2年の(腐)女子にはそのくらいの意識しかなく、それから後もチャンドラーを読んでみることはなかった。ダシール・ハメットも以下同様。Photo_63

 『ロング・グッドバイ』 レイモンド・チャンドラー/著 村上 春樹/訳 早川書房 2007年

 そして時はめぐり、これまでは清水俊二訳の『長いお別れ』として知られていた長編小説に今年3月、村上春樹による新訳が出て、わたしが今ちょっとやっている、「自分の読む本のチョイスを誰かにゆだねる企画」、つまりは本の選択の丸投げ企画によって、チャンドラーが再びわたしの手元にやってきた。

 予約待ち3ヶ月。あらためて手にすると厚い・・・。579ページだ。しかもチャンドラー・・・。無理・・かも・・・。やっぱり腰は引け気味である。しかしおっかなびっくり読み始めてみると・・・。これがおもしろいのだ!どんどん読み進む。さすがに一気にとはいかないけれど、5日ほどで読了。文体、と言うのかどうかは知らないが、語り口は、村上春樹。誰の小説を訳してもなんとなく漂う村上春樹的なオーラがこれにもたっぷりあるような気がする。

 ストーリーもおもしろいのだが、ちょっとしたディテイルにもたくさんおもしろいところがあった。なにぶん、この作家には本筋とは直接関係のないディテイルが多いようだ。

 たとえばたばこ。マーロウをはじめ、登場人物が実にすぱすぱとたばこを吸っている。ほんとにどこでも、どんなときにでも(笑)!今の大嫌煙アメリカも昔はこんなだったのだ。隔世の感がある。

 たとえば速記。「速記もとらずに」、という表現があった。公式にではなく、といったことだが、このころにはまだまだ速記は斜陽な技術ではなかったのだと、これも隔世の感。

 たとえば図書館。マーロウが近くの図書館に行って、リファレンスを依頼するが、求める資料がそこにはなく、中央図書館まで出向いて目的の資料を出してもらった、という記述。

 わたしが習った図書館学の先生は皆、「日本の図書館はアメリカの30年遅れです」と常々言っていたが、それはつくづく本当であるなと思った。この作品が書かれたのは1953年。その当時の日本には、「リファレンス」という概念も、現在どこにでもあるような水準の図書館サービスも、ほとんどどこにも存在していなかった。

 また、巻末の、村上春樹による長い後書きもよかった。大いに納得させられたし、腑に落ちた。『ロング・グッドバイ』と、フィッツジェラルドの『グレート・ギャッツビー』の類似性についてである。本編を読んでいるときからずっと、何かが薄紙に包まれたような、何かが記憶の靄の向こうにあるような感じがずっとしていた。それが何かがずっとわからなかったのだけれど、後書きを読んで、これだ!と気が付いた。

 『ブリジット・ジョーンズの日記』を読んで、『高慢と偏見』がすぐに思い出されたみたいにはっきりとは線がつながらなかったのは、『グレート・ギャッツビー』を読んだのが大昔で、かつそんなにおもしろいとも思わなかったからかも。ともあれ、思い出せて、というか自分の中のもやもやがすっきりして非常にうれしかったのである。

 「自分の読む本を人にまかせてね~、行き当たりばったりに読むの~」という話をM嬢にすると、M嬢は、「それって一種の拷問じゃないですか?」と言ったけれど、そうでもなかったよ?そうでもしなければ、たぶん読んでない本だし。何でも食わず嫌いはよくないと思ったしだい。

 「ギムレットを飲むには少し早すぎるね」

 きゃあ♪

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jeudi 07 juin 2007

ハッピー・アペリティフ

 Photo_62 6月の第一木曜日はアペリティフの日、ということで、去年はお昼に行ったけど、今年は仕事が終わってから日仏学館まで行ってきた。ここは好きな場所。何年か前に立て替えてしまったけれど、昭和8年にできた建物もファサードはそのまま、中も変わったとはいえ、階段の手すりなんかはそのままで、若かったころの楽しかったことや悲しかったこととかがたくさんここには残っているような気がする。

 入り口でかもめさんと合流、そして初めてお会いする好青年Fさんと”クールビューティー”Mさん。いろいろとお気遣いいただき、ワインとアミューズ片手に楽しくお話をする。おお、これぞアペリティフ、社交って感じ(笑)?

 お料理は今年も二皿。一皿目は、ラディッシュとバター、稚鮎のエスカベーシュ、ほたて貝柱のマリネ、グリーンアスパラの生ハム巻き、ゆでた小海老、ヴァッシュ・キ・リのチーズ・キューブ(赤ピーマン味)など。

 二皿目は、野菜のマリネ(ブロッコリーやカリフラワーなど)、ローストチキン、ソーセージのブリオッシュ、黒胡麻のグリッシーニ、なぜかこれにもヴァッシュ・キ・リ(笑)。

 ワインはまず、ばらの花のラベルが美しいプロヴァンスのロゼを一杯。それからもう一つロゼ、ボルドーの白、ボジョレ・ヴィラージュ、デザート代わりにサングリア。

 晩御飯の前に軽くお酒を・・・。いい宵ですね。

 ありがとうございました(^^)。

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mercredi 06 juin 2007

俺にカレーを食わせろ!!

 6月6日、雨ざあざあ・・・の景色をわたしは見たことがない。さて、昨日のこと、わたしはPCの配送を本を読みながら待っていた。ひたすらずっと誰かが来るのを待ってる話があったよなあ、とか時折思いつつ、じっと待っていた。Photo_61

 『神童』1~3(双葉文庫) さそうあきら/著 双葉社 2003年

 「神童」読みます?と先日回ってきたまんが。「ん~、読みます!」映画は見てないけど、読みたかったんだこれ。

 のだめカンタービレよりも少し古い、1999年から描かれた作品。ピアノの神童、成瀬うたと、音大生ワオの、まさに音でしっかりと繋がった二人の物語。作品中の音がとてもきれいなまんがだ。急展開には驚かされるけれど、最終章「うたのうた」は本当にいろいろな美しい音が画面からあふれ出すようでちょっと泣けた。

 わたしもちょっとピアノを触ってみた(笑)。しかしその音と言ったら、絶対音感のある人、秒殺必至の狂いっぷり!それでも30分くらい触ってて気持ち悪くなったころにめでたくPC到着。

 セッティングやらなんやらをやってもらってから遅いお昼を食べに出た。近くにできた、明るくて開放感のある感じのいいフランス料理の店。一階はカフェになっていて、ケーキセット650円はなかなか安い。

 食事は2階で。堅苦しくはないけれど、ちょっとはあらたまった雰囲気だ。マダム率高し。1600円の週替わりランチを注文。

 キャベツのポタージュ ベーコンのクルスティヤン添え

 サーモンのポワレ プロヴァンス風   タプナードを塗って焼いたサーモンに、茄子、揚げた極細パスタ、バジル入りのト、マトソース

 プティカレー

 この日はポークカレーがほんの一口

 パン バター

 オレンジのオリエンタル風

 グレナディンシロップで煮たオレンジのコンポート

 コーヒー

 という内容。カレーが出るのは珍しいなあ。でもカレーが一番おいしかったから、わたしはカレーだけでもよかったな。カレーだけが食べたかったな・・・。 

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mardi 05 juin 2007

はたこのこんなん買いました

Photo_59  新しいパソコンです。本日納品。現在鋭意環境整え中。

 新しいパソコンってやたらとごちゃごちゃしていて使いにくい・・・。いらんソフトとおせっかいな機能ばっかり出てくるし。

 買う前にほとんど吟味していません。使えば慣れる、住めば都。わたしは環境順応型。

 新しいパソコンで何をしよう。デジカメも買おうかな。持ってなかったし。DVDも買おうかな。見たことないし。

 ブログには新しいカテゴリを作って・・・。「大人のためのブックトーク」!誰もべつに読みたくないか。まあ、誰も読みたくなくても書きたいことを書くのがブログの本質。ぼちぼち行きます。

 金魚のあぶくみたいなもんですね。

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samedi 02 juin 2007

開けるべきか開けざるべきか

 PICARLEさんが途中で飲むのを放棄された赤、「なんじゃこりゃあ」などと決しておっしゃりそうにない方が思わず言ってしまったという白。そんなことを聞いては、ぜひとも一度は飲んでみたくなるのが人情でしょう。え?違う(^^;?

 先日のワイン会で一部話題になっていたロワールのビオの赤と白、在庫ありとうかがったので1本づつ分けていただいた。でもこんな興味深いワイン、誰と飲みましょう?一人で開けるのもなんとなく怖かった(笑)ので、かもめさんを呼んでみた。

 幸いわたしも土曜の休日、昼からゆっくり飲みましょう。Photo_54

 ティエリー·ピュズラ ロモランタン 2004

 これが「なんじゃこりゃあ」の白。どうする?一本目からこれ飲む~??と、ワインを開けるのにそんなに緊張するか?

 ロモランタンという名の、非常に栽培の難しいロワールの土着の品種のぶどうで作られた白ワインだ。よく冷やしたものを、何も食べずに飲んでみた。こわごわ(笑)。まず一口、ん~。酸っぱい。酸っぱいだけでなく強力に甘酸っぱい。

 「これは何?ぶどうじゃなくて···。ベリーでなくて、アセロラとかつるこけももとか···。そう、あれ、ヤマモモ。ヤマモモの果汁!」

 「合う料理はないですね」とおっしゃる方あり。しかし社長さんは、じゃがいもとか、ほくほくしたものと合いますよ、とおっしゃった。ならばということで、用意したのは、グラタン·ドーフィノワ肉じゃがのじゃがいも料理2種。ドーフィノワはともかく、なぜワインに合いそうにない肉じゃがなのかと言うと、ちょっと変わったワインらしいから、合わなさそうなのが合うかも?と思ったから。それから、鶏のから揚げ。辛くなりすぎないように用心して作ったら、あんまりおいしくなかったね。かもめさんごめんね。それと菊菜のナムルと、ルークのパン

 グラタン·ドーフィノワと合わせてみる。う~ん、やっぱり酸っぱいことは酸っぱいけれど、ほくっとした感じで少し酸の強さが和らぐ感じ。肉じゃがはどうかわからないなあ···。果汁だからなあ···。あんまりごはんとは??後から思うに、ジャーマンポテトとか、単なるフリットとか、りんごとよさそうだからりんごのスライスを入れたポテトサラダとかもいいのかもしれない。りんごのコンポート···。おいしそう。

 時間がたっても酸は衰える気配なし。あまりに果汁なので、朝ごはんに飲みたくなってきた。Photo_55

 ティエリー·ピュズラ トゥーレーヌ·ピノ·ノワール 2004

 次は赤。暑い日だったので心持ち冷蔵庫で温度を下げた。思ったよりも枯れた色。ピノの香り。

 「甘い···」。色からはちょっと予想できなかった甘さ。アメリカなどの、色が濃くて、濃縮果汁系の甘さではなく。酸が少ないのかなあ···。

 「こ、粉砂糖····(^^;??」感想も腰引け気味(笑)。でもそんなにまずいということはもちろんなく、ふつうかな。甘辛系の肉じゃがの方とよかったかも。

 次の日の夜、もう一度残ったのを飲んでみたら、甘み倍増し?とても甘かった。Photo_56

 最後はかもめさんのおもたせのカナダのアイスワイン。こっちの甘さの方が断然おいしいなあ···。Photo_58

 デザートは、宇治のシェ·アガタの「濃厚抹茶のテリーヌ」ずっしり重い、抹茶のガトーショコラという感じ。あとはいただきもののピエール·ブランシュのチョコレートとコーヒー。

 1時前から6時ごろまでよく飲み、食べ、話し···。なのにさらにバーに行こうとする!?しかしこれは満席で残念。またの機会に。

 かもめさんありがとう。とっても楽しかったです(^^)。

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