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lundi 30 avril 2007

ぶどうの蔵でがんばりましょう

 さんこさんより、うれしいお誘いのメールがあり、かもめさんと共に4月のぶどうの蔵会。おいしいワインとコンさんのおいしい料理に、今日はスペシャルゲストも加わって一際楽しい夜になった。才気ある人との会話は年齢に関係なく楽しく、知的な刺激を受けるものだ。さんこさん、シェフのコンさん、まさに一国一城の主となろうとしているスペシャルゲストは、皆まだ20代半ばの若者たちだ。皆、確かな技術を持ち、将来のヴィジョンも鮮やかに、しっかりと地に足をつけて立ち、一歩一歩確実に歩を進めている。ちゃらちゃらしたところはみじんもない。果たして自分が若かったころ・・・こんなにしっかりしてはいなかった。わたしには彼らがとてもまぶしく見える。

 久々の再会を祝して、ボランジェで乾杯!今日のワインはボルドーの赤。グラーヴの、シャトー・ド・ロッシュモラン 1982。あらかじめデカンタージュされている。1982年は良年なのだそう。25年の月日を感じさせないつややかなルビー色。口当たりもなめらかで甘味も乗って飲みやすく、気難しいところがない。華やかな香りの中にほんの少し漢方薬風の香りも。

 ホワイトアスパラガスと鱒   ほどよくマリネされたアスパラガスの上には鱒の切り身、トビコを美しく散らして。アスパラガスのすじが多かったのだけがちょっと残念(>_<)。

 鴨尽くし  鴨の燻製とルッコラなどのサラダ 鴨のレバーのムース フォアグラとブリオッシュ

 早く赤ワインを~、と言いたくなるような前菜。ムースはふんわりと食感は軽いのに、しっかりとしたレバーの風味が重厚。フォアグラは少し甘味のあるブリオッシュと好相性。燻製もレアな感じと香りがとてもよく、肉の旨みもしっかり。

 新じゃがと新玉ねぎのスープ  角切りの新じゃがいもの浮き実

 ほっと体に染み込む味。

 ぐじ 金目 鯛の白子のムニエルとヴァプール シェリー酒のソース 紫アスパラ フルーツトマト さやいんげん、せり、ふきなど

 少しビネガーの風味のソースが魚によく合っておいしい。表面がかりっと香ばしく、中はとろっとクリーミーに焼けた白子が美味。

 あわびのリゾット

 どんと真ん中に置かれた白いル・クルーゼ。ふたを開けるとふわっといい香り。あさつきを散らしたあわびのリゾットだ。柔らかいあわびの身もたっぷり。具は玉ねぎ下仁田ねぎで閉じてあるのもおじや風。お米にも味がよく染みておいしく、とても親しみやすい味。下世話な話だが、すき焼きの残りにごはんを入れて作る「ねこめし」をちょっと思い出す。もちろんずっと高級で、洗練されているけれど(^^;。

 赤鶏のフュメと羊のガランティーヌ 玉ねぎのロースト

 メープルなどで冷燻した赤鶏は香りがよく、皮の色合いも歯ごたえも北京ダック風。羊はさんこさんいわく「高級なハンバーグ」。そのと~り!

 生チョコのガトーショコラ バナナのグラス

 ねっとりと濃厚かつ、粘らぬ口どけの、大好きな食感。中にはスポンジ生地が少々。チョコレート好きならうっとりするおいしさ。製作課程での「化学反応」の面白い話も聞けて楽しかった。

 おまけのケーキ

 ほろっしたきめのとても細かなスポンジケーキに、ラムレーズン入りのチョコレートクリーム。飾りはいちご。

 コーヒー

 バゲット  バター

 おかげさまで今回も堪能させていただき、ありがとうございました。さんこさん、ベーグルもありがとうね(^^)。

 皆さまのますますのご活躍にエールを送ります。

 *ぶどうの蔵

  東山区大和大路四条上ル末吉町99-6 D'sビル1F

  TEL 525-8200 日休

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『ベルギー王立美術館展』

Photo_433 Photo_27 『ベルギー王立美術館展』を見に、中之島の国立国際美術館へ行く。現代的、というか未来的というか、一風変わった建物の地下3階が会場となっている。

 わたしにとって、ベルギーの絵と言えばルネ・マグリットだ。一番好きな画家である。この画家との出会いも中学校の美術の教科書で、作品は『大家族』だった。教科書で、(たぶん)一生を通して好きな画家に出会えたのだから、美術の教科書って大事なもんだね。 Photo_29

 『光の帝国』 ルネ・マグリット 1954年

 マグリットの作品の中で最も好きなシリーズ、『光の帝国』。王立美術館は、1954年の作品を所蔵している。2004年にベルギーを訪れたとき、王立美術館でこの作品と対面したときの感動は忘れられない。まさかまさかもう一度見られるとは思ってもみなかった。うれしい再会である(^^)。

 上空はマグリットが描くいつもの雲が浮かぶ青空、でも下は夜。明らかにありえないこの風景が、特に違和感なく映る不思議さ・・・。

 作品の解説にはこんな言葉が。「精神は生と死、現実と想像、過去と未来、共有可能なものと共有不可能なものを、もはや対立しないものとして体験する」というシュールレアリスト、ブルトンの理念を絵に表現したのがマグリットである、と。

 ブルトン、はアンドレ・ブルトンやんね??学生のときに『ナジャ』を読んだけれど詳細は忘れた。でもこのシュールレアリスムの理念はわかるような気がする。

 ほかに出ていたのは、『女盗賊』『血の声』の二作品。マグリットの作品はアメリカに行っていたり、個人蔵も多いのでなかなか一時には見られないのが残念だ。Photo_30

 『ノクターン』 ポール・デルヴォー 1939年

 ベルギーが誇るもう一人のシュールレアリスト、ポール・デルヴォー。この絵の女の人に、また会いましたね、という再会。デルヴォーもなかなか好きな画家である。出ていた作品は全4点。中でも『夜汽車』はお気に入り。

 もちろん、ベルギーと言えばブリューゲルであったりルーベンス、ヴァン・ダイクでもあるわけだけれど、神話モチーフはついていけても、キリスト教はあまり知識がない。肖像画などは、どうしてもわたしの未熟な感性では「誰かの家の廊下に飾ってあるご先祖様の絵~なんやな」という認識しか持てなくて・・・(^^;。巨匠たちよ、ごめんなさいという感じである。でも庶民の様子を描いた作品は細部をじっくり見ていくと、変な人がいたりしてとてもおもしろい。

Photo_31  『花と果実』 アブラハム・ブリューゲル 1677年

 画面いっぱいに広がる花と果実の色彩があふれんばかりに美しい。前後に展示してあった、『花飾りに縁取られたキリスト降誕』 ヤン・ペーテル・ブリューゲルに帰属、『ハリネズミと植物と果実』 ペーテル・スナイエルスの2作品と共に、細密な果実と花の描写がすばらしい。

 『オウムのいる静物』 アドリアーン・ファン・ユトレヒトは、描かれた金器・銀器の質感が見事。また画面の端の東洋風(おそらく中国)の磁器が興味深い。同じく『鹿のいる静物』 ヤン・フェイトにも東洋風の磁器が描かれる。この作品は狩りの獲物や果実を細密に描写した絵で、食材(?)を題材にしたような作品は、先日の大エルミタージュ展でも見たから、こういった一ジャンルがあるのかもしれない。やがて腐ってゆく事物は、現世の儚さを表していると、エルミタージュに出ていた作品の解説にはあったけれど、これに関しては果たしてそうなのか、未だ議論されているらしい。

 またおもしろかったのが、『口論』 フェリシアン・ロップス 1877年という作品。劇場、あるいはレストランかパーティー会場を思わせるような場所の階段ですれ違う着飾った女二人・・・。

 上にいる女が下にいる女にすれ違いざま振り返り、扇をつきつけにらみつけ、

 「ちょっと待ち~や!!」 とでも言いたげな風情で目付きがめちゃくちゃ怖い!!

 周囲の人は好奇の目。「やれ!やれ!」と言いたげなご婦人、「またかよ・・・」としらけた顔のボーイ。思わず絵に吹き出しを貼り付けたくなるおもしろさなのである。もしいっしょに見に行った相手が小豆なら、絶対に絵の前でセリフ言い合ってたね(笑)。

 ベルギー美術の400年の歴史を展望する、という壮大な企画であるようだ。満足度高し!

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dimanche 29 avril 2007

おたび

Photo_434  伏見稲荷の氏子地域の家々に、こんな張り紙が貼られ始めると、そろそろ稲荷祭の季節。お祭りは5月3日のお帰りの日で、今日は御神輿が各氏子地域を回る、氏子祭の日。

 Photo_435 油小路東寺道の御旅所に、御神輿は22日から5月3日までおとどまり。

 露店も並んでなんともノスタルジィ。子供のころにはお千度という町内の行事もあって、連れて行ってもらうのをとても楽しみにしていた。Photo_437

お千度をやっていた古い集会所(知ってる人は知ってるでしょう)はなくなって久しいが、その跡地に今年は真新しい御神輿の格納庫が建っている。

 敷地も石が敷かれてきれいになっている。

Photo_436  うちは田中社の氏子地域。行ったらまず一番にお参りを。

 また今年も無事でお迎えできました。感謝。

Photo_438  シャトー・メルシャン 甲州 きいろ香 2006

 去年勝沼に行ったときに飲みたかったのだけれど、すでにどこにもなかったワイン。2006のリリース直後に買ってみた。

 色は甲州らしく極めて薄い。でも香りは従来の甲州に比べてずっとフルーティー。甲州独特の最後に残るほろ苦さも少ないように思う。やはり和食とは合う。甲州の繊細さを残しながら華やかさを出した感じでおもしろい。前に飲んだ勝沼醸造のイセハラも甲州っぽくない甲州だったけれど、それともまた違う。甲州もまた、おもしろいぶどう。

 また山梨県に行きたいな。大河ドラマもおもしろいし。今度は甲府を訪ねてみたいな。

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samedi 28 avril 2007

韓麺館でお疲れさま

 5月からがわたしたちの実質の新年度。忙しかった仕事がようやく終わった人、退職するバイトさん、5月からますます頑張らにゃあ、と思っている人あるいは単に食べたい人(わたし?)が集まって、お疲れさま&新年度がんばりましょう会を韓麺館38の五条店で行う。

 飲み物はもちろんメッタ割り。とらじの唄をビールで割ったものなのだけど、これがとても飲みやすくておいしいのだ。

 生レバーユッケ。ここの生肉はおいしいなあ。タンも食べたかったけど木曜日限定なのでだめだった。蒸し豚と白菜キムチは真っ赤なたれが絶妙。スジ肉の煮込み。濃厚なコラーゲンがぷるん。もやしのナムルは豆もやし。たっぷりあるのでサラダ代わりに。韓国かぼちゃのチヂミはあっさり味。突き出しはごぼうのたいたんかまぼこ(?)のたいたんわかめの和え物

 和牛のプルコギホルモンを追加。甘辛いたれが染みたねぎと玉ねぎがおいしい。終わった鍋に投入するのはうどん。細い麺が、肉や野菜の旨みの出た汁を吸ってとてもおいしい。まだ汁があったのでごはんを投入。これも韓国風リゾットのような感じで食が進む。ん~完食!!

 この店は、焼肉屋というわけではなく、今はやりの韓国宮廷料理の店でもない。韓国の食堂の味を思い出す、とっても現地仕様の店なのだ。

 その後は少し歩いて、ちょっと前にできたYEBISUというダイニングバー(?)にて食後のコーヒー。ちなみにYEBISUビールとは関係がないそう。きっとみんなスタッフに聞いてるんだろうな(笑)。

 *韓麺館38 五条店

  京都市下京区五条七本松東南角

  TEL 326-2661

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mercredi 25 avril 2007

『大エルミタージュ美術館展』

 Photo_24 この春は見たい展覧会の会期が重なり重なり、逃してしまう展覧会もありそうでやきもき・・・。今日はそろそろ会期が終わりに近付いた『大エルミタージュ美術館展』を見に、京都市美術館へ・・・。

 エルミタージュ美術館に何があるのかは、実はよく知らない。その膨大なコレクションの中から、今回は「自然」をテーマとした80点が来ているらしい。テーマがテーマなだけに、風景画が多い。乏しいわたしの感性には、住宅の廊下や踊場に飾られていそうな絵(^^;?と映る。いっしょに行った友人は、とてもわかりやすい絵、と、図録まで買うほど気に入っていたようだ。

 わたしが一番気に入ったのはこの絵。Photo_26

 『オランダの室内』 ピーテル・ヤンセンス・エリンハ 1670年頃

 差し込む光に照らし出される、赤い椅子が非常に印象的。

 ~追記~

 好日さんからのコメントをいただいて、絵を見ているときから、のどもとまで出かかっているのに思い出せなかったことを思い出せました!!いっしょに行った友人も、「スーパーリアリズムのような感じの絵もある」とずっと言っていたのですが・・・。

 アンドリュー・ワイエス。このアメリカの画家の作品が一枚、ずっと頭の中に浮かんでいて、でも思い出せなくて気持ちが悪かったのです。そう、この作品もなんとなくアメリカンリアリスムのようなテイストがあるんですよね。

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mardi 24 avril 2007

『幕末浮世絵展 大江戸の賑わい~北斎・広重・国貞・国芳らの世界』

 京都の大丸ミュージアムでやっている、『幕末浮世絵展 大江戸の賑わい~北斎・広重・国貞・国芳らの世界』の最終日になんとか滑り込んだ。もう行けないかと思っていたのに、行けてよかった、見られてよかった、と思わせるコレクションの充実ぶり。デパートの展示室の催しで、これほどのものが見られるとは正直思っていなかったので、珍しく図録まで買ってほくほく。

 展示されている浮世絵はおなじみの風景画、美人画、役者絵からマジック絵や歪み絵、異国風の横浜絵に、肉筆浮世絵までが多数出品されて、浮世絵の多彩な魅力を余すところなく伝えていた。たいへんに豊かな浮世絵の世界。何度か通って、じっくりと見たかったなあ・・・。Photo_20

 『相馬の古内裏 滝夜叉姫と大骸骨』  歌川国芳

 絵はクリックして拡大して見てください。滝夜叉姫というのは、平将門の娘で、無念の死を遂げた父の恨みを晴らすため、変幻自在の妖術を身に付ける。その滝夜叉姫が操るのが、この絵の大髑髏。とってもおもしろそうな物語のワンシーンをこれまた奇怪に大迫力で国芳がとらえて描いている。思わず滝夜叉姫のお話が読みたくなった。

Photo_21  『みかけはこはいがとんだいい人だ』  歌川国芳

 アルチンボルドの野菜でできた顔の絵みたいに、男の顔がみんな裸の男でできている。タイトルもおもしろい。同じ趣向のものに『としよりのよふな若い人だ』があって、こちらは女の顔。Photo_22

 『子猫寄り集まって親猫になる』  歌川芳藤

 タイトルのとおり子猫が集まって、大きな猫の絵になっている。よく見ると一匹一匹の猫がかわいい。

 幕末の江戸の、こんなおもしろいところが好き。

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火曜日の神戸

 火曜日の神戸はあかん(>_<)。モン・プリュもピエール・ブランシュも御影高杉も芦屋のオペレッタも丸玉食堂も、行きたいと思った店はみんな休み(>_<)。なかなか行けへんな~。夕方6時半より、神戸国際会館こくさいホールにて、スカパラのスプリングツアー。火曜日に当たったのはうれしいけれど、お店の休みは予想外(>_<)。それでもぼちぼちと久しぶりの神戸を楽しもう。Photo_431

 三宮に新しくできたミント神戸に行ってみる。ル・バタクランという、いかにも神戸といった感じのカフェを発見。ア・ラ・カンパーニュというケーキ屋さんと、ル・ディマンシュがコラボレイトしている店らしい。へえ・・・。ディマンシュのパンを買おう!と小洒落たディスプレイのテイクアウトコーナーに入る。いったん買って出たものの、どうしてもケーキが食べたくなり、再び店内へ・・・。

 ライブの前に早い夕食を食べようということになっていたので、ケーキはライブ王と半分こ。どのケーキもなかなかにおいしそう。迷いに迷って、オレンジとチョコレートのタルト。オレンジとチョコレートは定番の組み合わせだけれど、ここのはシナモン風味のクリームをプラスしてあるのがちょっと変わってる。ざくざくした香ばしいタルト生地、チョコレートクリームに柔らかなシナモンクリーム、みずみずしいオレンジ・・・。ケーキ全体がジューシーでおいしい。アイスコーヒーとともに、逆転のデザート(笑)。

 テイクアウトしたのは、プティパンに、チョコレートのクグロフ焼きドーナツパッションとチョコレートのマカロンを一つづつ。クグロフはほろほろとした濃厚なチョコレート生地が美味。Photo_432

 通し営業のお店って便利。午後4時過ぎの夕食は、グリル一平の元町店にて。ハートの目玉焼きがかわいいハンバーグ(別添えサラダ付き)に、海老クリームコロッケに、オムライス。飲み物はコート・デュ・ローヌを一杯。ライブ前には一杯、がお約束。

 昔ながらの洋食屋さん。ドゥミグラスソースの香ばしさ、ほろ苦さがなんともなつかしくおいしい。ハンバーグはちょっと粗く、固めの、「肉」を感じさせるタイプ。コロッケの中身はしつこすぎないのにまったりクリーミー。オムライスはわたしの苦手な卵どろどろのではなくて、薄く、美しく焼けた薄焼き卵に包まれた姿が端正。中のケチャップライスの具はハム。ライスの味もとても上品で、ぱらりとした食感もとてもよい。ドゥミグラスソースとの相性もよくて、たちまちお気に入りになった。さすが神戸の洋食。後で、最近神戸通の弟に言うと、「スパゲティイタリアン食べたけ?」「いや」「なんで食べへんの?一番有名やのに」と・・・。そうだったのか。

 15分遅れの6時45分。ライブ開演。ベストアルバムが出た、ということで、古い曲もやっている。踊る体がなんとなく重くもたもた・・・。やっぱり太ったのだ(泣)。

 やっぱりスカパラは安心して見ていられるというか、いつ来てもはずれがない。わたしは残念ながら、ライブについて語る言葉を多くは持たず、ライブ王がブログを持っていれば丸投げしたいところ(笑)。ただ、ギターの加藤さんがすごくかっこいいということと、キーボードは体の一部のようだということ、スローな曲こそスカパラの本領発揮ではないかと感じたこと、演奏の途中で、皆がポーズを決めるのが、歌舞伎の見得、ストップモーションにも似てかっこいいこと、彼らは皆とんでもなくセクシーであるということ。いつ来ても、また来たいと思わせるライブであること。

 *ル・バタクラン

  神戸市中央区雲井通7-1-1 ミント神戸2F

  TEL (078)231-3622

 *グリル一平 元町店

  神戸市中央区元町通2丁目5-6

  TEL (078)331-1144 月休

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dimanche 22 avril 2007

イタリアのチーズたち

 高島屋で今、イタリア展をやっている。わたしがいつもチーズを買っている、東京のフェルミエが出展するというので、さっそく見に行ってみた。わりと広いコーナーには、たくさんのイタリアチーズ、オリーブオイルやジャムなどの食材、チーズに合いそうなパンなどがぎっしりと並ぶ。どれもおいしそうな、珍しいチーズばかりで、目移りしつつも店員さんと相談しつつ3種類ほど買った。Photo_424

 トゥーマ・ドゥラ・パーヤ  厚い白かびに覆われた、とろっとろの羊のチーズ。くせがなくてとろりと滑らかなクリームのよう。Photo_425

 ブルー・ディ・カプラ  山羊のブルーチーズ。中心のよくかびの入ったところは刺激的なブルーチーズの味、周りのかびの少ない部分は少しほくっとしたシェーブルの味が勝つ。

 もう一つは、バリロット・ディ・ブーファラ。とても珍しい、水牛のリコッタチーズ。真っ白で緻密な、石膏のような美しい断面。ほろっと崩れる、おもしろい食感の固めのチーズ。あっさりしていながら塩は強め。Photo_427

 これはイタリアではなく、北海道の「さくら」というチーズ。カマンベールの下には桜の葉が敷かれ、上にはちょこんと桜の花の塩漬けがのっている。実に軽い生クリームのような味わいで、桜の香りが心地よい。ほんのり甘いロゼシャンパーニュと合わせれば、桜のチーズケーキになること間違い無し。

Photo_428  ワインはホワイトデーに弟がくれた、シャトー・ゴンボード=ギヨ 2001。ポムロールの小規模なシャトーのワインだそうだ。なめらかで、快い甘味。カシス、まではいかないかな。ブラックベリーとか、赤黒い果実のような感じもあって、今日食べたどのチーズとも、柔らかい牛肉とも相性よし。

 パンは、フェルミエコーナーで売っていた、東京は茗荷谷のマールツァイトという店のノアレザン。ミルク酵母のパンなのだそうだ。そのまま食べてもとても風味がよいが、さすがにチーズとの相性は抜群である。

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samedi 21 avril 2007

いつものベックと新顔フレシュール

 仕事帰りに夕食の買い物済ませて帰宅して、冷蔵庫を開けてびっくり!ケーキの箱が二つも入っている。聞くと弟が買って来たものだと言う。大きな包みはベックルージュ、小さな包みはフレシュール。なんとまあ(^^)!!Photo_421

 ベックルージュのお菓子。弟によると、シェフから「今日は個性的なお菓子ばかりなのでお口に合いますかどうか・・・」との説明があったらしい。

 以下、解説文はお店のメニュー表より引用。ちょっと色の似通ったお菓子が二つ並んでいるけれど、味わいはまったく異質。

 マンゴーとチーズ  「フランス産、農家製チーズを加えた、豊かな味わいのマンゴーのムースと、ココナッツのサブレ」

 奥の涙型のもの。上にはとろっと濃厚なマンゴーのソース。香り高く、甘い。下はシンプルな軽いムースながら、軽さの奥には、「農家製」とわざわざ書かれるのがわかるようなチーズの風味が。マンゴーのムースと言うよりは、軽いチーズケーキといった印象。底のサブレのバターとココナツの香りと合う。

 パッションとチョコレート  「八角風味のムースショコラとパッションフルーツの翻るような香りの絡み合い」

 いつもながら説明書きが冴えているわ(笑)。手前の四角いもの。こちらの黄色いソースはきゅっと締まった酸っぱいパッションフルーツ。飾りはバナナとパイナップル。八角の風味は一口食べただけではっとする。上はバタークリーム、というか、バタームースかな。アルコールがとても効いている。酔った。これは・・・紹興酒では・・・?とてもエキゾチックで個性的な風味。

 プロフィットロール  「生クリームのシュー、チョコレートソース入り」

 シンプルな説明どおり、実にシンプルなお菓子。でも侮るべからず。ぱりっと焼けたアーモンドを付けたシュー皮にたっぷり詰まった生クリームがとてもとてもおいしいのだ。ナイフを入れると中からチョコレートソースがとろ~っと流れ出す。

Photo_422  フレシュールのお菓子を食べるのは初めて。ちょっと小ぶりのお菓子はどれも愛らしい。全体的にちょっと軽めに仕上げてあるようだ・・・と思ったけれど、ベックのお菓子といっしょだったからそう感じただけかも。

 サンマルク  表面の飴がけがかりっと香ばしい。下のガナッシュのほろっとした食感がよい。あっさりとした、お手本みたいなサンマルク。

 ホワイトチョコレートのムース  正確な名前はわからず。柔らかいホワイトチョコレートのムースの中にはフランボワーズのムースと酸っぱいフランボワーズのジュレ。飾りはフランボワーズ。優しく、ミルキーな味わい。

 フレジエ  姉の好物をしっかり押さえて来るとは、うちの弟はいい子(おっさん)だ(笑)。ちょっと軽めのクレーム・ムースリンヌ。ビスキュイはピスタチオのビスキュイ。

 本日2本目の黒烏龍茶と共においしくいただきました(笑)。飽食の土曜日。弟よ、ありがとう(^^)。

 *ベックルージュ

 京都市左京区一乗寺花ノ木町21-3

 TEL 706-5085

 *フレシュール

 京都市左京区山端壱町田町8-6

 TEL 723-0555

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デリバリーたま木亭

 うちの職場にアルバイトに来てくれてる姫ちゃんが、最近はまっているというたま木亭。自宅から自転車なら10分、と言うからなんともうらやましい限り。今日はお昼ごはんは、たま木亭デリバリーby姫ちゃん、で久々にたま木のパンを食す。ありがとう、姫ちゃん(^^)。

 カレーパン固焼きバターと、ラムレーズンサンド。いつもながらカレーパンおいしいわ~。固焼きバターは生地にバターが染み染み。この二つは温めて食べるとよいね。しかし油は覚悟!ラムレーズンサンドは中のバタークリームがおいしくて・・・。でも一切れだけでやめておく。

 黒烏龍茶片手に、烏龍茶重合ポリフェノールで脂肪の吸収押さえつつ。昼休みの後は貸返のカウンターに座る。ほんとは昼休み直後の座り仕事はいやなのだ。むしろ返却に行って動きたいんだけど・・・。1クール45分。普通座って作業をするのだけれど、無理から立って作業する。燃やせ脂肪、下げろ血糖!!働けインスリン、ブドウ糖をエネルギーに変えてしまえ!!

 そんなこんなで3時頃には既に空腹。ラムレーズンサンドの残り二切れがわたしを誘惑するのだった。

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vendredi 20 avril 2007

塩チョコレート

Photo_420  エクチュアのチョコレート。塩チョコレートは2種類で、ビターチョコのはプレーンな、ミルクのは柚子塩。どちらも塩でデコレーションしてあるのでけっこう塩辛い。甘さは極めて控えめ。柚子塩はマイルドで香りがよい。

 白いのは桜のトリュフで、上には桜の花びらが乗っている。なめらかなホワイトチョコレートのガナッシュは桜の香り・・・。おいしいなあ(^^)。桜のお菓子が食べられるのも、そろそろ終わり。季節は確実に移ってゆく。

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jeudi 19 avril 2007

フルーツ餅

Photo_418  山田の松竹堂のフルーツ餅。これも食べてみたかった大阪モノの一つ。見た目がとってもかわいらしい。今日のラインナップは、メロン(上に小さなマスクメロンの皮がちょこんと乗ってる)、パイナップルいちご。いちごは二種類あって、白いのと、ピンクで、粉砂糖のかかったちょっと大ぶりのもの。いちごの種類が違うのだろう。大きいのはあまおうかなあ?

Photo_419  柔らかいお餅に薄く白餡、中身はほとんどごろんとフルーツ。冷やして食べればみずみずしくておいしい。

 いちご大福もそうだけど、フルーツには白あんのほうが好き。

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mercredi 18 avril 2007

大坂(3) 『ダリ展―創造する多面体』

 Photo_417 サントリーミュージアム〔天保山〕でやっている、『ダリ展―創造する多面体』に行く。2004年が生誕100年だったらしく、生誕100年プロジェクトの一環として行われる展覧会だということだ。

 中学校の美術の教科書に載っていた『記憶の固執』を初めて見たときの衝撃は忘れられない。海岸に横たわる大きななめくじのような軟体動物のようなもの。溶けてぐにゃりと曲がり、木にぶらさがった懐中時計、時計にたかる蟻・・・。なんとも言えない不気味な光景は、気の狂った人の頭の中の風景はこんなふうなのかもしれないと思わせた。

 会場にはその絵と共通のモチーフが描かれた大きな絵があった。広島県立美術館所蔵の、1939年のニューヨーク万博において、ダリが手掛けたパヴィリオン、「ヴィーナスの夢」の内部に飾られていた絵だ。一瞬『記憶の固執』かと錯覚するほどの酷似したモチーフの配置。同時に製作風景の写真なども展示されているのも興味深い。

 チュッパチャプスのロゴは有名だとしても、ヴォーグの表紙や、香水「ダリッシム」の香水瓶、テーブルやスタンド、広告写真、バレエ『三角帽子』(ディアギレフのバレエ・リュスだ)の衣装、本の挿絵など、さまざまな分野で創作活動をしており、それは今で言うメディアミックスだろうか。ダリは、同時代の、現代の芸術家なのだということを改めて認識させられた。

 ごく初期は、シュールレアリスムとは言えない、風景画などを描いていた。キュビスムのような絵を経て、1930年頃からはおなじみのモチーフが登場しだす。無神論者から、戦後は一転してカトリックを信仰するようになり、宗教をモチーフにした絵を描き、晩年にはまた、風景画なども描いている。このような変遷をほとんど知らなかったので、たいへん興味深く見た。

 夜は、大阪名物(?)インデアンカレーを食べる。小豆さんによると、奥田民生の好物らしい。なるほど。一口食べると、甘い!でもあとからあとから辛い~。でもそれがおいしくて、また食べたくなるような味。添え物のキャベツのピクルスもさわやかでカレーによく合う。次回はぜひ、ルー大盛で、口から火を噴きながら食べよう。ここでもまた、大阪を堪能(笑)。

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mardi 17 avril 2007

大坂(2) 文楽4月公演

Photo_416  長く、古典と言えば歌舞伎ばかりであったが、近年は歌舞伎もすっかりご無沙汰で、数年前に文楽好きな方からお声をかけていただいて以来、ちょくちょく(と言っても年に一度ほどなのだが)、文楽を見に行っている。今日は、小豆さんと文楽4月公演を見に、国立文楽劇場に出掛けた。二日続けて、大坂を堪能。

 今日の出し物は、玉藻前曦袂(たまものまえあさひのたもと)。なかなかの人気作品である。五段続きの長い時代物で、上演されるのはもちろんそのごく一部、清水寺の段道春館の段

 舞台上、双子のような桂姫、初春姫が対象に配置される構図が美しい。赤い振袖も、白い死装束で、樒を前に置いた双六盤を挟む様子など。

 筋立てはというと、殺した娘は実は本当の娘で・・・という、今も昔もほとんど「ありえへんやろ!!」的な展開。それも古典のお約束なのだ。

 きっとこういった、いくらなんでも・・・的なシチュエーションを設定してまでも、訴えたいことや表現したいことがあった。または、こういう無理なシチュエーションを設定するからこそ、より登場人物の心情なり、テーマなりが見る者に伝わるのではないかと・・・。今日はふとそんなふうに思った。

 命を差し出してまで守ろうとした、仲睦まじく育った姉を殺された初花姫の悲嘆、「~今から誰と対松や琴のさらへや十種香も、手向けの種となつたか」で、久々に涙腺がゆるんだ。

 次は心中もの、心中宵庚申(しんじゅうよいごうしん)。近松門左衛門である。わたしはモンザエモン・ラヴ!と言っても、読んだことはなく(読めないし(^^;)、すべて歌舞伎と文楽で見ているのだが・・・。浄瑠璃作者なのだからそれでもいいか。

 人の心の機微、心のひだのようなものの捉え方が本当にすばらしいと思う。わたしはシェイクスピアの劇を見たことも読んだこともないのでよくわからないのだけれど、シェイクスピアと同時代の、同じくらいにすばらしい作者と言われるようだ。わたしはむしろ、この、人の心の捉え方の鋭さ、うまさは、フランス伝統の心理小説に近いのではないかと思っている。

 「・・・・人には合縁奇縁、血を分けた親子でも仲の悪いはあるもの、乗合舟の見ず知らずにも、可愛らしいと思ふ人もある、人界の習はし、かうしたもの・・・・・・」

 人形浄瑠璃(ニアリィイコール文楽)は、人形を見ている間に、横で太夫さんがお話やせりふを義太夫で全部語って聞かせてくれる。耳から聞くのでよくわかる。人形はまるで生きているかのよう。心中の最後の最後のシーン、二人が事切れる瞬間のほんのわずかな手足の動きは、本当の命あるものの最後のようで、人形なのだとわかってはいても、どきっとするのであった。

 パンフレットには、三浦しをんが文章を寄せていた。意外ながらなかなかおもしろく。

 人形のことやら、浄瑠璃のことやら、知れば知るほど楽しめそうな文楽なのであった。

 幕間のお昼ごはんに、巻き寿司と、絹笠とん蝶を食べる。「とん蝶」って変わった名前だなあ。白蒸しに大豆と塩こんぶを混ぜて、かりかりの小梅を上に二粒。三角形の大きなちまき状に包んである。もちもちと、とってもおいしい!わたしは白蒸し好きだから。甘くないのにお菓子屋さん作っているのが不思議。

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lundi 16 avril 2007

大坂(1) リョーコがサクラに

 今日はリョーコでたくさんケーキを買って二人バイキングだ!と朝からマダムUと意気込んで東大阪まで出かけたものの・・・。定休日は火曜日(うちの休館日と同じ!)と思い込んでいたのだが、なんと月曜日も休みだったのね~。紙皿、ナイフ、フォークなどの「テイスティングセット」(笑)まで持って行ったのに、意気消沈・・・↓↓。これからの身の振り方を考える・・・。

 そんなこんなで(笑)、森の宮まで引き返し、ニューオータニのサクラでランチをすることにしたのだった。

 予約の電話を入れて、ニューオータニに到着。18階に上がって窓際の席に案内される。足下には川、桜並木、大阪城。花はまだ散り残っている、といった風情だけれど、花は盛りに・・・である。景色を見たとたん、リョーコよりこっちの方がいいかも~と思う現金なわたしたち。

 飲み物はまずグラスシャンパン。わたしは白、マダムUはロゼ。銘柄はわたしの好きなミッシェル・アルノー、ふっくらとした果実味あふれるブラン・ド・ノワールだ。グラスシャンパンがRMというのをわたしは初めて見たので、ちょっとびっくり。ロゼの銘柄は忘れたけれど、これも香りが広がるおいしいものだった。たぶんこれもRMだろう。

 カリフラワー(?)のムース うにとコンソメジュレ

 川鱒と赤ピーマンのジュレのテリーヌ仕立て ハーブのゼリー 春野菜のサラダ

  深紅の三角形の中にオレンジ色の川鱒。現代アートのような造形(?)にびっくり。

 グリーントマトのスープ 泡立てたクリーム ばらの花びら いちごのパウダー

  酸味の効いたフルーティーな緑のスープ。酸味がクリームで少し丸くなっている。ばらの香りは強い。初めて食べる味。

 いさきのポアレ ホワイトアスパラガス グリーンアスパラガス

  香ばしく焼かれたいさきの上にも下にも、新鮮な香りのしゃきしゃきアスパラガスがたっぷり。

  続いてグラスワインの赤。5種類から選ぶ。わたしはオート・コート・ド・ニュイ。作り手などはわからなかった。香りがふくふくと広がるおいしいワインだった。

 仔羊のロティ こごみなどの山菜

  さくらんぼを使ったベアルネーズソース(くすんだピンク色)を仔羊の上に乗せてグラチネしてある。

 チーズ  ルブロション サントモール・ド・トゥーレーヌ エポワス マンステールクミン  生くるみ いちじくなどのドライフルーツ レザーウッドのはちみつ  薄切りのライ麦パン

  マンステールクミンは、マンステールの表面にクミンをまぶしつけたもの。アルザスでは、マンステールにクミンといっしょに食べる習慣があるのだそう。クミンの味でとってもエスニックな風味。たくわんのカレー・・・(笑)。レザーウッドというのは、オーストラリアにしかない植物で、100年に一度花を咲かせるのだそう。

 パン プレーンなバゲット ライ麦パン  バター

  ライ麦パンが特においしい

Photo_413  3層のキャラメルのクリーム ヴァニラのアイスクリーム すみれ

  上にのっているのは巻いたチョコレートと飴。底にはキャラメルの甘苦いゼリー、真ん中は軽い甘味のキャラメルのクリーム(ムース?)、上にはレモンで酸味をつけたキャラメルのソース。

 アイスクリームは、くらくらするほどのヴァニラ!すみれの花の砂糖漬けが入っていて、かりっと噛むと広がるすみれの香り。

 コーヒーPhoto_414

 小菓子  

 マカロン スパイス風味のマカロンに、チーズのクリーム(たぶん)。マダムUはシェーブルだと言う

 栗のムースとチュイールダンテル  ちょっと弾力があって、しゅわっとした不思議な食感の栗の軽いムース。

 チョコレートのムース  フルーツの酸味が効いている。これはアプリコット??

 シャンパンのコルク型のトリュフ  これも中のガナッシュがとても軽い

 デザートも小菓子も甘さはかなり控えめで、食感もとても軽く、風味が軽やかに通り過ぎていく、といった感じ。

 すべての料理の盛り付けが現代美術のよう。食材の取り合わせも意外性があって、不思議な感じだった。野菜もたくさん使われていて、重苦しくなく、軽やかな料理だと思った。

Photo_415  時折下の川を通る水上バス。食事の後に乗ってみた。気分はもう、旅行である。あれあれ、デジカメまで出てきたよ(笑)。まあ、OAPもOBPもいっしょと思っていたわたしたち、ゆっくり大阪観光するのも悪くない(笑)。

 写真は船から見る、中之島公会堂。やっぱりこの建物はきれいだなあ・・・。川沿いには桜並木。盛りのころはどんなにか美しかっただろうと思いをはせる。木々の合間から垣間見える、造幣局の桜の濃いピンクが美しい。まだまだ花はあるのに、通り抜けが早々に終わってしまうのは残念だけれど、セキュリティ上、仕方ないよね。大阪城公園から往復1時間ののんびりとした遊覧。昔の三十石船が通った経路は、今の京阪電車の経路と同じなのだとか。大阪城はもともと石山本願寺だったのだとか、「寝屋川」は単に市の名前でなくて、川だったのだとか、たぶんみんなが知ってることも、あまり知らないということがわかった大阪の旅(?)である。

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dimanche 15 avril 2007

雨宝院

 桜の頃になると、出勤前や勤務後の寄り道が増える。今日も少し気温は低めながら、朝からよい天気。少し早起きして雨宝院(西陣聖天)に寄り道。あまり訪ねたことのない西陣辺り。桜の名所として名高い雨宝院も初めてである。Photo_410

 雨宝院はとても小さなお寺だけれど、歴史は古い。弘法大師空海が、嵯峨天皇の病気平癒を願って建てた大聖歓喜寺というお寺が起源で、その寺域は今よりもずっと広かった。しかしそのお寺が応仁の乱で焼けた後、この雨宝院だけが再興されたということらしい。嵯峨天皇・・・応仁の乱で焼けた後に再興・・・って、さらっと書いてあるけど、京都の時間感覚どっかおかしいし(笑)。

 宗派は、「古義真言宗」。いろいろな宗派があるものだと思うのだが、それも相当古いものなのだろう。狭い敷地に、国の重要文化財の千手観世音菩薩、大聖歓喜天、毘沙門天、釈迦如来、弁財天、瘡神、役行者、弘法大師、不動明王・・・などなどたくさんの神仏が祀られている。お堂の中を見ることができないのは残念。お堂には、その前で唱えるべき真言(マントラ)、例えば「オンベイシラマンダヤソワカ」とかが書いてあるので、素人(?)でもちゃんと拝めるようにはなっている。しかし多すぎて、途中で疲れてくるのであった・・・。Photo_411

 桜も狭い敷地内に、所狭しと咲き誇る。一番有名なのは大聖歓喜天にちなんだ名を持つ「歓喜桜」。御室桜と同種の桜で、ぽてっとかわいらしい花が、たわわ、という感じに咲いている。ほかには「観音桜」に紅しだれ。そして黄緑色の八重の花が咲く御衣黄(ぎょいこう)。好きな桜なのだけれど、あまり見かけないかな。覚えているのは植物園と造幣局と・・・仁和寺にもあったっけ??

 偶然にも同じ日にここを訪れられたという好日さんが、きれいな写真を撮っておられます。濃密な桜空間が追体験できるような感じです。

 さてそろそろ職場に向かわねば。途中プチメックでパンを買う。しばらく来ない間に、焼き菓子の数がすごく増えている。いつものタルトはもちろん、コンヴェルサシオン、ファー・ブルトン、ピティビエなどがたくさん並んでいてうれしくなる。Photo_412

 ピティビエを買ってお昼に食べた。このお菓子も珍しいなあ、あんまり見ないなあ。しっかり焼きが入ったざくざくのパイにアーモンドの香りの強いアーモンドクリームがなかなかおいしい。

 中に木いちごのジャムを入れた小さなドーナツみたいなアルザスのお菓子に、メインは豚のラグーのタルティーヌ

 朝からいつもより長い距離を走って、しかも遅刻してはなるまいと必死に走って、既にお腹は10時から激しく鳴っていたのであった。

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vendredi 13 avril 2007

唐揚げネットワーク?

 先日おこがましくも紹介させていただきました唐揚げレシピを参考に、作ってみてくださった方が続々と・・・。結果も続々ご報告いただいております。わたしもドキドキ・・・。

 せっかくですのでこの場で紹介させていただきます。皆さんの唐揚げ、ヴァーチャル味比べ!

 PICARLEさんはこんなふうに、

 http://blog.livedoor.jp/picarle/archives/50943796.html?1176473033

 ごうやんさんはこんな具合に、

 http://atelier58.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/2_ef81.html

 かもめさん・・・もよろしければブログにも(^^)。との呼びかけに応えてくださって、こんな感じで、

 http://blog.goo.ne.jp/kuisinbo55/e/703c1b6acd4796bb924a6750e2299f46

 皆さんそれぞれ表情が違うのがおもしろいです。どれもとってもおいしそう!

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jeudi 12 avril 2007

ふらんすへ行きたしと・・・

Photo_406  ふらんすへ行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し せめてはとりどりのマカロンを味わひて 空想の旅にいでてみん。Photo_407

おふらんす帰りの小豆氏よりおみやげにいただいたのは、老舗、ラデュレマカロン。紙袋の、ペパーミントグリーンと金色が美しいラデュレカラーを見ただけで、気分が華やぐ。

 箱の中には色とりどりのマカロンが六つ、かわいらしく並んでいる。長旅でちょっと端がくずれちゃったところもご愛嬌(笑)。Photo_408

 ローズキャラメルピスターシュシトロンフランボワーズ、(たぶん)カシス。何からいただきましょう?写真はキャラメル。わりと平らで表面はすべすべ。生地はほんとにほんとにもろくて、かりっ、さくっと。ねっちりはしていない。ほろほろっと崩れる生地に、絶妙なおいしさと量のクリーム。

 ローズには香りのよい真っ白なバタークリーム、シトロンにはさわやかなレモンクリーム、キャラメルは香ばしさが鼻に抜ける濃厚なキャラメルクリーム・・・。あんまりおいしかったので、キャラメルのを弟にひとかけら進呈。ひとかけらでも、おお~!と言うほどおいしかったようだ。

 あとの三つは明日のお楽しみ。ああ、儚いパリの夢・・・。

Photo_409  フィレンツェからは、サンタ・マリア・ノヴェッラオリーブ石鹸。なんてマッダ~ムなアイテムなのでしょう。こんな上等な石鹸は使ったこともございません。体を洗うべきなんでしょか、顔を洗うべきなんでしょうか?

 もったいない!でもちゃんと泡が出るうちに使わせていただきます。

 帰国したばかりだというのにいち早く持ってきてくれたマカロン、ほんとにうれしかったよ。本当にありがとうm(__)m。火曜日には旅のお話たくさん聞かせてくださいね。

追記:ピスターシュは意外にも軽~いピスタ-シュ風味のバタークリーム、カシスは濃いジャム、フランボワーズは種のぷちぷちするジャムが挟んであって、どれも美味。

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mercredi 11 avril 2007

北海道

 最近は北海道物産展も三つの百貨店で繰り返し、かわるがわる催されるのでかえって行かなくなったかも?

 今日からは高島屋の北海道展。久しぶりにふらっと行ってみた。Photo_404

 どこの北海道展にも必ず出る、六花亭マルセイバターサンド。これはおいしいよねぇ・・・。包み紙のデザインも好き。Photo_405

 北菓楼の、開拓おかき。味は、いか、ほたて、秋鮭、昆布醤油、と海の味で統一。かりかりぽりぽりと止まらなくなって、はなはだキ・ケ・ン。

 皆さんの「北海道展でお好きなもの」ってなんですか?

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mardi 10 avril 2007

『ベルギービール大全』

 6日連続勤務はやっぱり疲れるなあ・・・。しかし考えてみればつい最近まで休みは週1日しかなかったはずだ。もっと前は1日と15日、もっと前は盆と正月と祭り。きっと今もそんな感じで働く人はたくさんいそうだ。人間はきっと怠惰に慣れるのだろう。しかし休みとはいえ、そうじやなんやかんやで朝からばたばた。昼からは週課の祖母訪問となにかと忙しい。

 昼ご飯は父がラーメンを作ってくれた。仕事のある日のお昼に外食することがほとんどないせいもあるのか、ラーメンをあまり食べる機会がない。久しぶりに食べたラーメン、おいしかったな。デザートには、残ったりんごで焼きりんごを作った。ラーメンを食べてる間にオーブンで焼く。焼き立てあつあつのりんごに、ハーゲンダッツのヴァニラアイスを乗せれば、じんわり溶けてじゅわ~。しあわせ~。

Bbtzn2260  『ベルギービール大全』 石黒 謙吾・ 三輪 一記 /著 アートン 2007年

 チョコレート、ワッフル(わたしは断然リエージュ風がいい!)、フリット、ムール貝、フランス料理(笑)?とベルギーのおいしいものはたくさんあるけれど、その中でもビールは圧倒されるくらいに多種多様。800種類以上あるビールすべてに専用のグラスがあって、店ではビールがあっても、そのグラスがないとそのビールは出さないというのだからすごいと思う。

Photo_402 Photo_403

  リンデマンス クリークは、さくらんぼのビール。きれいな赤い色に甘酸っぱいさくらんぼの風味。ちょっとセクシーな、アールヌーボーっぽいラベルのはリンデマンス ペシェレス。桃のフルーツビール。色はビールの色だけど、風味はしっかり桃。

カシスは独特のえぐみもしっかりして、どことなくピノノワールみたいな味わいも。フランボワーズは色も香りも愛らしい。

 修道院のビールも、ホワイトビールもいいけれど、こんなビールは楽しくて大好き。

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dimanche 08 avril 2007

今日もバラ科は花盛り

 出勤前に投票に、廃校になってしまった母校に行く。今は校庭の桜も満開。体育倉庫の裏の桜はいつの間にか巨木になっている。懐かしいので中に入るといつもひとしきりうろうろしてみる。基本的にはわたしがいたころと建物も校庭もそう変わってはいない。校庭の水飲み場、こんなに低かったっけ。上に登りついて水を飲んでた記憶が鮮明なんだけどね・・・(笑)。Photo_399

 仕事帰りには、arinkoさんに教えてもらった、天神川通の児童公園に行ってみる。ほんとに小さな公園なのに、立派な桜の木が5本。どの木も春を謳歌するように咲き誇っている。なるほどここはすばらしい!人も少なくて、のんびりお弁当を食べたら最高だろうな。arinkoさん、ありがとう(^^)。やっぱり穴場は地元の人がよく知っている。

Photo_400  近くで見つけた桃の花。鉢植えだけど、よく咲いている。実は桃の花も大好き。これは一重の、食べられる実のなるミモモの花。ひなまつりの時期に花屋さんでよく見る八重咲きのは、観賞用のハナモモ。わたしはだんぜん一重が好き。中心部が濃いピンクのちょっと大きめの愛らしい花。

 春の苑 紅におふ桃の花 下照る道に出で立つをとめ

 まさにそんな可憐な少女のイメージの花。

 大きな庭があったら・・・。桃の林にりんごの林、梨の林に桜桃の木。西瓜の畑にいちごの畑・・・。繰り返し抱く空想(妄想?)。

 でもそんなにバラ科ばかりを植えたら勝手に交配して新種の果物ができてしまうかもね。

 ああ、今日は花祭り。今年は本願寺、お寺に行けなかったな。

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samedi 07 avril 2007

レストラン グーテ!

 時折雨のぱらつく春の宵、ハカセさんと丸山公園を通り抜け、高台寺に行く。しだれ桜も今が盛り。でも悲しいことに太い枝が切られてなんとなくバランスの悪い姿・・・。何年か前には治療のため幹が薬で白く光っていたっけねぇ。病気は治ったんだろうか、樹勢は回復したんだろうか・・・。

 高台寺も大変な人出。しかし花を見るだけなら高台寺でなくても・・・というのが正直なところ(^^;。せっかくいただいた招待券、聞けば無期限だったようだから、桜・紅葉のシーズンをはずして、昼間じっくりと傘亭、時雨亭や手水鉢などを見たほうが値打ちがあったなあと思う。

 午後8時。遅めの夕食をゆっくりと、肉料理のおいしいレストラン グーテにて。

 コースは前菜、メイン、デザートを選べるプリフィクス。3600円のコースを選ぶ。鴨、子羊のローストや煮込み、牛ほほ肉の赤ワイン煮込みなどなど、そそられる料理ばっかりで迷ってしまう。

 ワインは以前飲んでおいしかった、グリーン・ポイントロゼを1本。華やかな色合いときらきらの泡が、桜を見た後にぴったりな感じ。

 リエット乗せたカナッペ

 かりかりの薄切りバケットにのったリエットがおいしくて・・・。冒頭よりワインが進む。

 バゲット バター タプナード

 タプナードはココットにたっぷり。パンに付けて食べればこれもまたよい酒のあてに・・・。

 クリームスープ

 デミタスカップで出される。外で冷えた体に染み入るおいしさ。

 牛胃のオニオンソテー

 トリップ、つまりハチノス。とても柔らかく料理されたトリップは柔らかなヴィネガー風味。玉ねぎの風味と甘さも加わっておいしい。小さなプチトマトのくし切りとパセリを散らし、グリーンサラダを添えてある。ボリュームもしっかりの食べ応えのある前菜。

 ハカセさんは鴨肉とフォアグラのサラダ仕立て。これもおいしい定番の味。

 うさぎ背肉のベーコン巻きロースト 粒マスタードソース

 メインは揃ってこのお皿をチョイス。円筒形にまとめたうさぎ肉にベーコンを巻き付けて香ばしく焼いてある。淡白なうさぎ肉にうまくベーコンでこくを付けている。付け合せは焼いたグリーンアスパラホワイトアスパラ焼いた小玉ねぎなど。

 プロフィトロール

 さっくりしたプティシューの中にはクリーム、あっさりしたヴァニラアイスクリーム。別添えの小さな小さな銅鍋にはチョコレートソース。シューにたっぷりとかけて食べる。その作業もおもしろい。

 ハカセさんはチョコレートスフレ ヴァニラアイスクリーム。熱々のスフレの上にはアイスクリーム。スフレの熱で溶けておいしいソースになる。思わず向かいにスプーンを伸ばし・・・。

 デザートワゴンはもちろん好き、ちょっとづつの盛り合わせも悪くない。でも、これぞと一品選んだデザートをたっぷり堪能するのもやっぱりいいものだ。

 飲み物はついていないのでエスプレッソを追加。ゆっくりコーヒーを飲んで満腹のおなかをさする(笑)。

 店が混んでいたのでお皿の出るスピードはゆっくり。それを気にして、帰りにサービスの女性(マダムかな?とても感じのよい方)が謝っておられたけれど、わたしはゆっくりとしたペースでお皿が出てくる方が好きなので、まったく問題なし。ゆったり楽しむ食事に、せかせかしたサービスは似合わない。

 *レストラン グーテ!

  京都市東山区東大路松原上ル辰巳町101

  TEL 531-1188 木休

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vendredi 06 avril 2007

クロ・マリ

 今、天神川沿いの桜並木がとてもきれいだ。まだつぼみもたくさんあって、今がまさに見頃のようだ。ちょっと遠回りして、今日の出勤ルートは天神川通を北上。自転車も気持ちがいいけど、遊歩道を歩くもよし。お弁当などを食べるとなおよし。ただ毎年土日には、盛大に煙と匂いを撒き散らして、桜の下で無粋に焼肉などをする輩が必ずいるので要注意。興ざめなときもある・・・。焼肉は夏の河原やキャンプ場でやってください。

 Photo_398

 クロ・マリ マノン 2005。ラングドックの白ワインだ。ワイングロッサリーで勧めてもらって買ったもの。評判もなかなかよいようなので、期待大。朝から冷やしておいて、楽しみにしていた。

 遅番終わって急いで帰る(笑)。最初はちょっと冷たすぎ(>_<)。でもだんだんと、甘く香る樽、フルーツ・・・。基本にしっかり酸もあるから、ゆるゆるでなくぴっと引き締まったこくがある。とてもおいしい。

 今日の晩御飯は皿うどん。意外にも非常においしく合ったような気がする。いや、気、だけかもしれないが・・・(笑)。

 他にはチーズを二種類。パルミジャーノ・レッジャーノ・ラ・ヴィッラ。通常のパルミジャーノとどこが違うかというと、ビオのミルクを使っているところ。たっぷりとした旨みがあって、全体的に柔らかく、丸い風味。

 もう一つは、伊勢丹の地下で買った、オリビエ・サンドレ。表面にぶどうの枝の灰をまぶした、とろとろのシェーブルだ。アンモニア臭と塩分は強めながら、中のとろとろがおいしい。

 またまた人に仕事を説明する季節がやってきた。明日はちょっとしんどいな。がんばっていきまっしょい!

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からあげレシピ

 先日、ごうやんさんからお尋ねのあった、からあげレシピ。大したものではありませんが紹介させていただきます。

 使うお肉は、皮付き、角切りの鶏のもも肉。それを下記の材料を合わせたものに半日ほど漬け込んで味をよく染ませます。うちの家族は皆、からりと揚がった皮が好きなので、皮なしや胸肉なんかで作るとすぐに激しいクレームが来ます。

 しょうが・にんにく・玉ねぎ・白ねぎ(全てすりおろす)、レモン汁、オレンジジュース(果汁100%のもの)、セロリの葉、薄口醤油、濃口しょうゆ、酒、塩、あらびき黒こしょう

 分量は特に決めていないので、そこよかろうに入れてください。わたしも量ったことはありません。材料を全て合わせて、大体お肉がひたひたになるくらいです。

 下味のついたお肉に片栗粉をまぶして揚げます。熱した油に鶏肉を入れて表面が固まるまで少々待ち、火を消して1~2分、そしてまた火をつける、というふうにすると、ジューシーに中まで火が通ります。油の温度や揚げ時間も測ったことはないので、そこよかろうに揚げてください。

 このレシピはわたしのオリジナルで、祖母の味とは違っているのですが、祖母のはこれまた絶品でした。にんにくやセロリの葉、オレンジジュースなどは入っておらず、スライスした玉ねぎ、細切りのピーマン、にんじんといっしょにもも肉を漬け込むのです。そしてその野菜も片栗粉でまとめて、かき揚げみたいに揚げる・・・。これもまたおいしかったのです。分量はやっぱり適当です。なのにいつもきちんと決まった味になって、子供の頃の大好物でした。

 簡単なものですので、よろしければ作ってみてくださいね(^^)。

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mardi 03 avril 2007

第二番 紀三井山 金剛宝寺

  ふるさとを はるばるここに 紀三井寺 花の都も 近くなるらん

 近畿の春は紀三井寺から。桜の季節を待って、やってきた桜の名所、紀三井寺。ここの桜は早咲きの、近畿にいち早く春を告げる桜。和歌山の標準木もここにある。もうすでに桜は満開である。残念ながらいつもの札所メンバーはのっぴきならない事情で一人欠席。

 Photo_385 紀三井寺、というのは実は通称で、正式には金剛宝寺(こんごうほうじ)または、護国院という。なぜ紀三井寺というかというと、山内に、三つの井戸があるから。紀州の三つの井戸、で紀三井寺。宗派は救世観音宗という宗派で、ここが総本山らしい。あまり聞かない宗派であるけれど、弘法大師が祀られていたから、真言宗から分かれたのかもしれない。770年創建とされる古刹である。

 本当なら緑のシートの中には朱塗りの立派な楼門(重要文化財)があるはずなのだけど、あいにく修復中で、見ることができない。

 御本尊は、十一面観世音菩薩。やはり秘仏で、なんとなんと50年に一度の御開帳とか・・・。お寺の人の話では、来年お寺の修復工事が終わり御本尊を移すので、そのときには全部見せます、とのこと。来年がちょうど50年目に当たるのか、特別公開なのかはわからないけれど、来年の春が千載一隅のチャンスであるのは確かだろう。その次は生きていないかも(^^;。

 これを聞いて、「じゃあ、今年、粉河寺に行って来年ここに来ればよかったかなあ」と思ってしまったわたし・・・。しかし、今ここに来られたことに感謝すべきなのだ。ましてやここはお寺。今このときのご縁こそ大切にすべきなのだと猛烈に反省し、自己嫌悪に陥る。Photo_386Photo_387

 楼門をくぐると、厄除け坂と呼ばれる231段の階段が続く。ちょっとびびるけれど、登ってみればどうと言うことはない。33段(女厄)、42段(男厄)、60段(還暦厄)と段が区切られているから厄除け坂。また、ここで玉津島神社の宮司の娘と出会って結ばれた紀伊国屋文左衛門の話から、「結縁坂(けちえんざか)」とも呼ばれている。

Photo_390 Photo_389 

 境内は桜が満開。やはり京都よりも春は先に来るようだ。本堂は1759年に再建されたもので、かなり古く、大きい。お坊さんに連れられた西国巡礼のグループが、納経をし、御詠歌を上げている。観音霊場で御詠歌を実際に聞くのは初めてだ。もしかすると、お坊さん付きのツアーがどこかの旅行会社から出ているのかもしれない。

 ここでは、祈祷杓子と呼ばれる杓子に願い事を書いて奉納するらしく、霊宝館の地下には、そんな奉納杓子でびっしりと埋まっている。なんとなく鬼気迫る感じ・・・。それもそうだろう。なんと言っても人の情念が一番怖い(^^;。Photo_391

 無事御朱印ゲット!!

 この御朱印というもの、書く人によってまったく字体が違うものだから、人と比べるとどうしても、好みとかが出てくるようだ(笑)。

Photo_392  桜の向こうには、はるかに海が見渡せて、のどかなのどかな春の景色・・・。心地よい風に吹かれてお弁当を食べる。

 山中の古刹を想像していたけれど、じっさいには少しイメージが違った。駅からも近く、ほぼ住宅街の中にあるような感じ。境内は案外狭く、古刹の静かなたたずまいと、現代的(そして多少商業的)な雰囲気が混在していた。

 紀州の三つの井戸

Photo_393  清浄水(せいじょうすい)。厄除け坂の途中にある。

Photo_394

 楊柳水(ようりゅうすい)。同じく厄除け坂の途中、脇へ少しそれたところにある。

Photo_395  吉祥水(きっしょうすい)。これは探すのに一苦労。この井戸だけがぽつんと離れたところにある。裏門を出て、だいぶ歩かないと着かない完全な外である。こんな離れたところにぽつんとあるということは、かつてこの辺りも寺内地であったことを物語っている。いつの時代にかはわからないが、寺勢が衰退し、寺領も縮小してしまったのだろう。

 どの水も、飲用には煮沸してください、との保健所からのお知らせ板がかけてある。時代とともに水質も落ちているようだ。しかし煮沸で済むなら細菌系。化学物質の汚染なら煮沸で済まないのだからまだ救われている。

 Photo_396 帰りの電車まで少し時間があったので、やはり桜の名所の和歌山城へ・・・。中は公園になっていて広く、屋台もたくさん出ている。丸山公園のようなものかな。夜のお花見宴会の場所取りのシートもそこここに。市民の憩の場となっているようだ。Photo_397

 おみやげはやっぱり駿河屋の本の字饅頭。あっさりしたこしあんがおいしい。ただし翌日には皮がかちんこちんになるので要注意!

 お昼に食べたブッセもおいしかったなあ・・・。

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dimanche 01 avril 2007

エイチ・スミノ

 デザートは、エイチ・スミノのケーキで。

 住野さんの作るお菓子は、昔々レマン館におられたときから、一言で言えば「複雑構成」。その頃からお米をよく使っておられたけれど、独立されてからはさらに和の素材を使っておられるもよう。Photo_381

 どのお菓子も、複雑構成、風味濃厚、しっかりした甘さと、やはりわたし好み。

 フレジエ  大好物がここに!!「フレジエ」とケーキの上には書いてあるのだけれどショーケースの名札にはちょっと変わった名前が書いてあった。構成と味はまさにフレジエ。みずみずしいいちごと、こっくりしたクレーム・ムースリンヌ。クリームが口の中ではらはら崩れて広がる濃厚さがたまらない。

 エピスリー  表面には八角、しょうが、ヴァニラなどスパイスの飾り。スパイスの香りのババロワの中身は、お米入りのムース。弟が、「この人、お米好きやなあ・・・」わたしと同じことを考えているらしい。

 ル・ソレイユ・ルバン  個性的な半月型の断面はチョコレートで薄くコーティング。上にはカシスとオレンジピールが。きゅっとしたカシスのムースとさわやかなオレンジのムースの組み合わせ。

 カラメル・ヴァニーユ  これは驚き。ヴァニラのムースにナイフを入れると、とろ~っと濃厚な、苦味の効いたキャラメルがどっとあふれ出す。切り分けて食べるのは無理(笑)。キャラメルの甘苦さをたっぷり堪能。Photo_383

 塩サブレ。ゲランドの塩と3種類の海草を使っているらしい。海草の匂いはしないから大丈夫(笑)。甘味は前面に出ないで、よく塩が効いている。表面には2、3粒の塩がつけてあるので、噛むと塩辛い。食感はふつうの甘いクッキーと同じ。これはコーヒーとかよりビールなどに合うのかなあ?

 仲間に大徳寺納豆入りのサブレもあった。

 *H.SUMINO(エイチ・スミノ)

  京都市北区北山通大宮西入ル南側

  TEL 495-5857 火休

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桜のチーズとロゼ二本

 父の誕生日のメニューは、ほかにはかしわの唐揚げなどを作った。もともと唐揚げは好きらしいのだが、父はわたしの作る唐揚げを特に気に入っているそうだ。皮付きの鶏のもも肉をすりおろした玉ねぎや香味野菜、果汁、スパイス、塩、しょうゆ、酒などで半日くらい漬け込んで、片栗粉を付けて揚げる。衣がかりっとして香ばしく、自分でもけっこう気に入っている。Photo_377 さらに、以前いただいたトアロードデリカテッセン鯖のスモーク。生まれて初めて鯖をおいしいと思った。

 チーズはこの季節にぴったりの、ラ・ロッサ。今年のは形が丸くなっている。イタリアの真っ白なシェーブルを大島桜の葉で包んであって、さわやかな酸味のシェーブルに桜の香りが移って、ヨーロッパと日本の融合、といった感じのおいしいチーズ。

 去年は、ロゼのシャンパーニュ、シャルリエとセットになっていてその素晴らしい相性に驚いたのだった。

 さて今年はアメリカのロゼワインとセットになっていた。また別に買ったロゼが手元に1本。さてどちらを合わせよう?なんて悩んだけれど、お祝いにかこつけて2本抜いちゃえ!

Photo_379

 1本はこれ。PICARLE師が、「紅茶」と表現されたのにひかれて買った、ブリュノー・クレール マルサネ ロゼ 2005

 Photo_380

 もう1本はこれ。チーズとセットになっていたアメリカはオレゴンのロゼ、エルク・コーヴ ピノノワール ロゼ 2005。どちらがラ・ロッサとよく合うかな?

 まずマルサネを・・・。一口飲んだ印象はまず、甘くない!ロゼというとなんとなく甘い印象が強いけれど、これは色に似つかわしくないほどドライと言うか、クールと言うか・・・。そんなワインなので、手まりにぎりとすっきり合った。PICARLE師のおっしゃる「紅茶」がなんとなくわかるような気も・・・。でもどちらかと言うと、お茶、もしくは水、といった印象。「上善水の如し」といったところだろうか。

 次にエルク・コーヴ。色は意外にもマルサネよりも若干薄めかな。グラスが違ったので正確にはどうかわからない。これは以前に飲んだ赤が、濃縮果汁のようなタイプであったので、ロゼもかなり甘いだろうと予想して飲んだのだが、意に反してさほど甘くはない。マルサネよりはロゼらしい果実の膨らみと優しい甘味がある。

 ラ・ロッサとの相性はエルク・コーヴに軍配。思うにこの果実味が桜葉の香りとシェーブルの酸味とあいまって口中で見事な融合を見せるのだろう。さすがにセットにしてあるなあと思う。しかしながら、昨年のセットのシャルリエとの相性には及ばず、というのが正直なところかな。やはりシャンパーニュに一日の長ありか?

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