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samedi 31 mars 2007

下鴨 いち満

 明日は父の誕生日。思えば父も老人と言われてもおかしくない年齢となった。祖母は子供の頃から感覚的には「老人」なので、さほども思わないのだが、父=老人というのはあまりピンと来ない。わたしや弟のためにも何が何でもぼけないでいてもらいたいものだ。

 年々ますます出不精になり、外食をいやがるようになった父のお祝いは、今年も家でする。神仏にお赤飯を供えるのは明日の誕生日当日にして、寿司好きの父のためにお寿司を買って来た。Photo_373

 下鴨いち満手まりにぎり。ピンポン玉ほどの大きさの、ころんとしたかわいらしいにぎり鮨だ。どう配分する(?)のかちょっとわからないけれど、写真は3人前。

 こりこりと新鮮ないか、しゃきしゃきと礒の香り広がる赤貝まぐろはたぶん中とろ、濃厚に脂がとろける。うにはクリーミーに口の中で広がり、煮穴子はふっくら柔らかく、上品な味がしっとりしみている。いくらは食べていないけれど、とてもおいしかったそう。

 小さくて、ジャスト一口。でもお味は美味なにぎり鮨、大きいのにも負けないよ。Photo_376

 そして父が予想外に喜んでくれたのがこの巻き寿司。巻いてある具は、かんぴょう、椎茸、厚焼き卵のみ。

 父が言うには、「今はいろんなものが巻いてあるけど、これがほんまの巻き寿司。昔のまんまの巻き寿司や。」と。

 地味なルックスながらこの巻き寿司はしみじみとおいしい。椎茸やかんぴょうは甘すぎるということがなく、さらっとした非常に上品な味わい。そしてふっくらした厚焼き卵のふんわりとした暖かい卵の香りのよいこと。ついついもう一切れ・・とお箸の進むよい感じの巻き寿司である。

 初めてお願いした店ながら、大将はとても感じがよく丁寧。玄関を出てのお見送りの上、車が出た後も深々と頭を下げておられる。そんなことを思い返しても、ここはよい店なのだと思う。

 *下鴨 いち満

   京都市左京区下鴨西半木町93-1

   TEL 791-0101 水休

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mercredi 28 mars 2007

再訪・天橋立(4) 精進落とし

 「精進落とし」と言っても、参拝前にぜんっぜん精進していないないのだから意味なし(笑)。でも本来は参拝前には身を慎み清め、参拝してからお酒やおいしいものを食べるものだろうと思う。それが日本の、講を組んでの伊勢参りなんかを起源とする、観光の本来的な姿であろうと思う。

 さて、納経(してないけど・・・。本当は法華経普門品(観音経)や、十句観音経をあげるらしいのだけれど、誰もまったくできないので「南無観世音菩薩」と唱えるのみ)を済ませご朱印をいただいて、達成感に浸って下山したわたしたち。おなかもすいたので、お昼を食べる。

 名前を忘れてしまったのだが、昨日なんとなくおいしそうなニオイを察知して目を付けていた食堂に行くことに。Photo_368

 やはり宮津は海の町なので海のものがおいしい。にぎり寿司定食を食べる。すしねたはどれも透明感があってとても新鮮でおいしそう。大きさも十分で厚みもしっかり。すずき、鯛、まぐろ、ひらまさ、海老、いかと、あと2種類(名前わからず)。どれもとてもおいしい。これにお吸い物代わりのミニうどんのあらが付いてたった1200円という驚きの海の町価格。

 のんびりお昼を食べたらもうすでにいい時間に。船で対岸に戻っておみやげなどを見よう。Photo_370

  もちろん、名物の智恵の餅は食す。文殊堂の門前には四軒茶屋と呼ばれる、智恵の餅を商う由緒正しき四軒の茶店が並んでいる。門に近い方から、吉野茶屋、彦兵衛、勘助茶屋、千歳茶屋。前回食べた彦兵衛は今日はお休み。吉野茶屋にて食べた。これに似たお菓子と言えば、伊勢の赤福かな。柔らかいお餅の上にあっさりした甘さのこしあんがたっぷりのっている。こしあん派のわたしにはうれしいお菓子である。

 餅も食べたしおみやげも買った。出発までの間、カフェ・ド・パンで一休み。このカフェは泊まった宿の系列なので、チェックイン時とチェックアウトした当日ワンドリンクのサービスがあるのだ。

 ソファ席にのんびり座って、ホットワインを飲む。ここのは赤ではなくて白のホットワイン。スパイスが効いていて体が温まる。今回もいい旅だったなあ。

 帰りは福知山乗り換え。京都直通はちょうどいい時間帯のがないのは不思議。遊び疲れて(?)帰りは皆爆睡(笑)。明日からまたがんばりましょう!

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再訪・天橋立(3) 第二十八番 成相山 成相寺

  波の音 松のひびきも 成相の 風ふきわたす 天の橋立

 翌朝、元気に7時起床。昨日とは打って変わってよく晴れて暖かい。さぞかし上から見る天橋立は美しいだろう。

 朝食は和食。古代の赤米のおかゆ しめじとわかめの味噌汁 煮奴 大皿に盛られたおかず(卵焼き 焼いたはたはた 地元産の小さな蒸し鮑 風呂吹き大根 ごぼうのたいたん 大根と青菜の漬物 さつまいもの甘煮) セルフサービスにてサラダ ブラッドオレンジジュース 和歌山オレンジジュース 丹後の牛乳。食後にコーヒー

 おかゆはかつおの香りがよく、塩加減もほどよくておいしい。コーヒーは丹後の牛乳を入れてカフェオレにして飲んだが、牛乳の味がとても濃くてコーヒーに負けない。牛乳好きな人ならなおさらお値打ち。

Photo_363 今日は歩いて対岸まで渡る。松の並木の道や砂浜を行ったり来たりしながらのんびり歩いても一時間ほどの道のり。自転車で颯爽と走る人も多い。よく晴れて、海は美しく光り、風は涼やかに渡る。早春の太陽の下ではもうコートはいらない。

 対岸に到着。籠神社にごあいさつしてから、境内を抜けてリフト乗り場へ向かう。「股のぞき」の発祥の地、傘松公園へと上がるのだ。ケーブルカーもあるが、ここはやはりリフトで上り下りしたいところ。だんだんと眼前に広がっていく天橋立の景色はとても美しい。専門的にはこの地形を「砂嘴(さし)」と呼ぶそうだが、この不思議な景色は本当に神々が渡った橋のようだ。

 ほどなく傘松公園に到着。狭いところだが、そこここに「股のぞき台」が・・・(笑)。も・ち・ろ・んお約束どおりのことはちゃんとするわたしたち。股のぞき台に交互に上がって、立位体前屈ばりに豪快に股のぞき。&撮影会。なるほど逆さから見る天の橋立は視点が変わってまた違う美しさ。さらにその上には「股のぞき」の元祖(?)みたいな場所があって、そこからもやってみる。

 成相寺に向かうバスに乗る。ガードレールもない、バス一台がやっと通れるくねくねした山道を登ること7分。運転手さんはとても器用にハンドルを操る。Photo_364

 古く、立派な山門。ここで降りるのかなと思ったら、バスは横を通ってさらに中へ・・・。本堂石段の真下まで連れて行ってくれた。後からこの山門を見に戻ってきたが、正面には「下馬」(馬を下りよ、の意)の石碑。入山しようとするものはすべからくここで馬を下りよ、ということだ。無視して乗り物に乗ったまま入山したわたしたちって・・・(^^;。

 Photo_365

 今もそこそこ鮮やかに残る赤い色が、できた当時の鮮やかさを偲ばせる。そんなに大きな門ではないが、細工は美しく、両脇には立派な仁王像が安置されている。

 今でこそ道路も整備され、簡単に車で上がって来られるようになっているけれど、ここは成相山の中腹、戦前には電気すらなく、交通手段はむろん徒歩のみであったそう。雪深い土地でもあり、冬の入山は本当に大変だっただろう。

 伝説によると、深い雪に寺に閉じ込められた僧がいた。里人の往来も絶え、餓死寸前になった僧が観音菩薩に祈ると、堂の前に一匹の傷ついた猪(一説には鹿とも)が倒れているのが見つかった。肉食の戒を破ることに対して僧は深く悩んだが、命には代えられず、猪の左右の腿をそいで鍋に入れて食べた。やがて雪が消え、寺に登ってきた里人が、本尊の腿が切り取られ、鍋には木屑が入っているのを見つけた。僧は、観音菩薩が身代わりになって救ってくださったことを知り、木屑を拾って「元の姿に成り合いたまえ」と経を唱えると、御本尊は元のとおりになった。これより、この寺を成相寺、と名付けたという。Photo_366

 成相山成相寺(なりあいさんなりあいじ)。高野山真言宗の寺で、本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)。704年、なんと八世紀初頭の開基であるという古刹である。

 本堂はいつの時代に建ったものなのかは忘れてしまったけれど、見たとおりかなり古い。同じお寺でも、京都市内にあるお寺とはちょっと違った感じがするのはわたしだけだろうか。それがどんな違いなのかはよく説明できないけれど、例えば、雨ざらしになった(ほんとはなっていないだろうけれど)風合いの柱や看板であるとか、所狭しと貼られた千社札であるとか・・・。市内の古刹とはまた違う共通の雰囲気が、全国に点在する古刹にはあるような気がする。

 こちらの観音様は、美人観音とも言われるが、残念なことに秘仏なので、お姿を拝見することはできない。扉の向こうの美しいお姿を想像して拝むのみ。今から美人に、と言うのは無理でも、美しく年齢を重ねていけますように・・・。真言宗のお寺らしく、華麗な密教法具がたくさん置かれていて、法具好きのわたしはかなりハイテンション。大きな五鈷杵や金剛鈴も置いてある。上方には古い奉納絵馬。そして、左甚五郎の「真向の龍(まむきのりゅう)。Photo_367

 メンバーの一人は準備よく、ちゃんとお線香を持ってきている。お灯明とお線香を供えてお参り。そして無事、御朱印ゲット!!

 ほんとは掛け軸を仕上げたいのだけれど、それはやはりきちんと納経しなければ・・・と自己規制。

 境内には伝説の残る「撞かずの鐘」、僧侶が昔入浴に使っていた湯船を用いた、重文の「鉄湯船」には。成相山観音水がこんこんと湧く。鉄の湯船はもう一つ、昨日訪ねた真名井神社にもあるのだ。平成17年に落慶したばかりの復元五重塔も威容を誇っている。

 お参りを済ませ、御朱印をいただいた後は、皆、一仕事終えたようなさわやかな達成感(笑)。景色のよい下りのリフトに乗って下山となった。

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mardi 27 mars 2007

再訪・天橋立(2) ワインとお宿 千歳

 宿は前回と同じく、ワインとお宿 千歳である。4時前にカフェ・ド・パンのソファに座って、ウエルカムドリンクを飲みながらチェックイン。ホットワインがおいしかったので頼んだら、残念なことに品切れ・・・。そう言えば席は満席。前回は2月だったからシーズンオフだったのかすいていたが、今日は混雑している。たぶん満室なのだろう。

 狭いながらも温泉はあるし、食事もワインもおいしいし、部屋もとてもゆったりとしていてくつろげるいい宿だ。今回は「紫苑」という部屋に泊まった。一番安い部屋ながらなかなかゆったりとしたゴージャスな造り。Photo_352 Photo_353

 部屋はとてもゆったり。マッサージチェアもあって、癒される~(笑)。ベッドのようだけれど、実は分厚いふとん。

Photo_358 館内や室内のあちこちに高いワインの空き瓶が飾られている。Photo_359

 トイレの中まで!このトイレは畳敷きで、人が入ると自動的にふたが開き、音楽が流れ、離れると自動的に水が流れる。

 Photo_356

 透明ブースのシャワーがなんかエロい!と大笑い。

 サロンでくつろぎ、ひとしきり部屋を見た後は、浴衣に着替えて温泉へ・・・。そしていよいよお楽しみの夕食だ。チェックインのときに飲み物を聞かれて、頼んでおくとあらかじめワインを冷やしておいてくれたり、必要であればデキャンタしておいてくれるのだ。

Photo_360  魚料理が主なので、赤よりも白・・・と思ったけれど、今月のおすすめとして飾ってあったロゼのシャンパーニュのボトルに惹かれ・・・。少しお安くなっているということで、というのが決め手であるというのも笑えるが、アンリオ ロゼ 1998を一本。

 きれいなサーモンピンク。最初はしっかりした酸を感じるけれど、その奥にはロゼらしい果実味がある。いちごとかベリーが表に出ているわけではなく、甘すぎず、魚介によく合うと思った。

 乾杯酒  天橋立ワイン ナイアガラ

 洋風前菜  菊菜のスープ カプチーノ仕立て   白身魚のエスカベーシュ 空豆 にんじん 大根 Photo_361

 今朝、宮津港水揚げ 魚介類の磯造り

 くろそい あこうだい よこわ 平目薄造り ぼたんえび まぐろの炙り  塩とレモン ワインビネガー 刺身醤油 

 予約時に苦手な食材を聞いてくれるので、えびの苦手な人にはぼたんえびの代わりにまぐろの炙りが出た。さすがに魚はどれも新鮮でおいしい。わたしの好みかもしれないが、特に白身がおいしかったように思う。

 あさりのお吸い物

 本日のトロ箱より お魚料理   すずきのポワレ 春キャベツ 春キャベツのピュレ 春キャベツのガレットPhoto_362

 京都和牛の炙り焼き 赤ワインとエシャロットのソース  菜の花 新玉ねぎ じゃがいものピュレ じゃがいも ブロッコリー

 とても柔らかで、脂の香りのよいお肉。

 たべそ(田餅蘇) 古代の赤米で作ったうどん

 本当は蕎麦が出るのだけれど、チェックインのとき、会話の流れでたまたまお昼に蕎麦を食べた話をすると、すぐにこの「たべそ」に替えましょうか?と提案があった、蕎麦もおいしかったので未練があったが、せっかくなので違うものを味わってみる。お代わりを勧められるがなぜかおなかがいっぱいでパスしてしまった・・・。

 自家製デザート  地元でとれたいちごのソルベ いちご 胡麻のチュイール・ダンテル 知恵の輪(天橋立の知恵の輪灯篭。文殊菩薩と関係あり。)をモチーフにしたフィヤンティーヌ

 いちごの果実そのまんまの味のおいしいソルベ。しかしデザート好きのため、もう一品こってりしたお菓子が欲しかったりする(笑)。

 おなかがいっぱいになって部屋に戻って、ヨガのポーズをやってみたりDSで脳のトレーニングをしたり。脳年齢チェックの結果、わたしの脳年齢は80歳と判定された。「連続減算」とやらの難しいこと・・・。明日また文殊菩薩に智恵を授けてもらうようお願いせねば・・・。 

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再訪・天橋立(1) 籠神社

 昨年2月に旅した天橋立を再び訪ねる。今回の旅の目的は、西国三十三ヶ所 第28番札所 成相山成相寺に参詣すること。そして個人的には、前回参拝しなかった、丹後の一の宮、籠神社(このじんじゃ)を訪ねることだ。札所仲間3人のにぎやかな旅である。

 京都駅から天橋立直通の特急はしだてに乗り、午前11時半頃天橋立に着く。宿に荷物を預け行動開始!まずはお昼ごはん。千歳茶屋にて、伊根産の蕎麦粉で打った手打ち蕎麦とあさりごはんのセットを食べる。あさりは橋の下(回旋橋のことだろうか)でたくさん取れるらしい。デザートに智恵の餅パフェ。蕎麦の実アイスとゆで小豆とお餅、生クリームにピコラ(あの市販の(笑))。う~ん、蕎麦の実アイスはおいしかったけれど、智恵の餅パフェと言うからには、智恵の餅がそのまま入っていてほしかったな(^^;。

 知恩寺にお参りする。ここは808年に創建された古刹で、「三人寄れば文殊の智恵」という諺で有名な(?)文殊菩薩を祀るたいへん由緒のあるお寺だ。日本三文殊の一つで、別名「切戸(きれと)の文殊」。静かに手を合わせ、再訪できたことに感謝し、智恵を授かるようお願いする。・・・と言ってももはや「ぼけないように」という方が近いような気がするが。

 境内から船に乗って対岸へ渡る。目指すは、痛恨の籠神社。前回は調べ不足のため、ここまで来ていたにもかかわらず、参拝せずに引き返してしまった。そして12月、京都検定の問題で神社の名前を問われ、わたしはのど元まで出かかっていながら思い出すことができなかった。あのときちゃんとお参りしてさえいれば、名前を忘れることはなかったのだ。だから痛恨の籠神社なのである。船内ではかもめのえさ(なぜかかっぱえびせん)を売っており、それを狙ってかもめが船の回りにたむろする。10分程度で対岸に到着。Photo_350

 正しくは元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)と言う。代々、海部氏が宮司をつとめる。なぜ元伊勢というかというと、天照大神と豊受大神を伊勢に祀る前にここに祀ったからである。神宮の「元」なのだから、これはとても格の高い神社である。女神も、ほとんど最高神と言ってもいいほどの二柱である。こういう神社ではきっと、試験にうかりますようにとか、恋愛がうまく行きますようにとかお金が儲かりますように、とか庶民のささやかな願い事をするにはふさわしくないのだろう。もちろんそんな願いをしても大丈夫だとは思うけれど、そんなことよりむしろ世界平和だとか、霊格向上だとか、天変地異を避ける、とかそういう大きな祈願をするべきところのような気がする。「元伊勢」というだけあって、造りは神宮に似る。石段の手前にあるずんぐりした狛犬は、鎌倉時代に造られたものらしい。小さいながらも威厳を感じさせる神社だ。一年越しでお参りできてほっとする。Photo_351

 裏参道をしばらく歩くと、外宮と言われる真名井(まない)神社がある。こちらは人影もまばら。こじんまりとした社がぽつんと建っている。ここにこんこんと湧く真名井の水は霊水として有名なのだそうで、ポリタンクを持って汲みに来ている人もいる。手を洗い、口をすすぎ、飲んでみると口当たりまろやかで、とてもおいしかった。

 ガイドブックには載っていない、歩いたからこそ訪ねられた小さな神社。訪ねてよかったなと思わせる、風情のある神社だった。

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lundi 26 mars 2007

ひげじいさん

 ほんとに久しぶりに、「絵本と紙芝居の会」を担当。長くやらぬ間に、会では歌や手遊びを子供たちから期待されるようになっており、プレッシャー・・・(^^;。絵本や紙芝居に緊張はしないが、歌はだめだ~。

 昨日は家でピアノを弾きながら何度も練習。

 ♪トントントントンひげじいさ~ん トントントントンこぶじいさ~ん・・・

 振りをつけて鏡の前でやってみたらば、顔が怖い・・・。そう、わたしは音痴。音程をはずすまいと必死になると顔が怖くなるのだ。にこやかにやろうとすれば余計に怖い。どうすりゃいいんだ!

 ♪始まるよったら始まるよ 始まるよったら始まるよ 今からお話はーじーまーるーよ~♪ 

 さらには楽譜もない、口伝の歌を練習だ。・・・・・これはやめとくかな・・・。

 さて本番、暖かく晴れたこんな日はギャラリーも多く大盛況だ。一般的に「読み聞かせ」と言われているものだが、わたしはこの「読み聞かせ」という言葉が嫌い。「読んであげる」「聞かせる」というニュアンスが押し付けがましくていやなのだ。だからわたしは「絵本読んであげる」なんて絶対に言わない。いつでも「絵本いっしょに読もか?」と誘う。

 で、結局、始まるよったら始まるよ~♪と歌いながら準備を始め、「こんにちは」の後、改めて歌。1冊目『どーこだどこだ』を読み、2冊目『くらいくらい』を読む。くら~いくら~い・・とちょっとおどかすと後ずさりする子、お母さんにしがみつく子などがいておもしろい。いひひ。

 そして「ひげじいさん」の歌。子供の間ではポピュラーな手遊びなので、知っている子も多く、皆楽しそうにやっている。どの子の目も楽しげに、まっすぐこちらに注がれている。そんな目で見つめるのはやめて。お姉さん悪いことできないわ(笑)!

 ラストは紙芝居『かさくんのさんぽ』でフィニッシュ!終わりの言葉はいつも同じ「また来週もいっしょに絵本読んで遊びましょう」。やっぱりいっしょに楽しまないと見てる子供も楽しくないよ。

 久しぶりに楽しかったな、「絵本と紙芝居の会」。

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samedi 24 mars 2007

ル・グランマノワール

 ル・グランマノワールにて、お世話になった方との会食。このお店はお昼に2回ほど行ったことがあって、ランチなのにデザートワゴンが出てきたことに驚いたのだけれど、果たして夜もすごかった!

 街の真ん中、よーじやカフェのあるビルの2階という賑やかな場所にありながら、店内に入れば街の喧騒は聞こえてこずとても静か。大きなワインセラーに、食器棚。「狩猟のための小さな館」という名前にふさわしく、どこかのお館のダイニングルームのような設えだ。サービスの方も全員少し年配の落ち着いた男性で、それがまた「執事」という雰囲気・・・(笑)。

 ここで特徴があるのはグラスワイン。5500円で料理に合わせた4種(3種のコースも)のワインが順に出てくる。また、ワインの順も適宜、相談・提案してくれる。

 最初はシャンパーニュ。ミッシェル・マイヤール ブリュット レゼルヴ プルミエクリュ。ピノ・ノワール50%で、しっかりした果実味があり好みの味。シャンパーニュを皆長く持っていたので、飲みきらぬ内にお肉のテリーヌが出ることになり、相談の上次は赤になる。ルイ・ラトゥール モルゴン。そして魚料理に合わせて、マコン・フュイッセ 2003。2003だけれども甘すぎないが、こくもあるのでオマールともよく合った。次はメルロー主体のボルドーで名前は失念、ヴィンテージは2005年。これも子羊やチーズによく合い、おいしいワインだった。一応少々あらたまった(?)会食なのでメモや写真ははばかられ、ワインの詳しい説明があったのに記憶が穴だらけなのが残念(>_<)。

 料理は最初に苦手な食材を尋ねてくれて、それに応じて料理を出す、といった感じ。皆特に苦手は申請しなかったので、完全におまかせに。ここはとにかく何でもよく相談してくれるようで、何かと難しい接待(?)や、何か特別な演出をしたい記念日(?)とかにもよいのではないかと思った。

 にしんの酢漬け カレー風味の刻んだ野菜添え

  二切れほどのアミューズ。酢がとがっておらず、まろやか。

 海の幸のサラダ仕立て

 この名前の料理によくある、「お刺身サラダ」といった感じのものではなく、ボリュームもあるので魚のグリルの盛り合わせ、といった感じ。

 長いお皿に4種類の魚のグリルがのっている。すずき、さより、ほうぼうとまぐろ、青い葉野菜とディルがたっぷり。ほうぼうとまぐろの上にはブラッドオレンジのチップス。いろいろな魚の味と食感が楽しめておもしろい。気に入ったのはすずきとほうぼう。

 鴨のテリーヌ

 レバー入りの鴨のテリーヌ。ここでソムリエ(?)がワインの順番の相談に来る。いくつかの提案の内、赤を先に出してもらう。やはりこういう料理にはブルゴーニュが合うなあと思う。

 カプチーノ仕立てのきのこのスープ ロワイヤル 帆立貝柱添え

 カップの底にはロワイヤル(洋風茶碗蒸し?)、泡立つきのこのスープが張られポワレした帆立貝柱がのる。スープはきのこの風味がぎゅっと凝縮されている。これには少し残しておいたシャンパーニュを。

 オマール海老のテール ソースアメリケーヌ

 ぷりぷりしたオマール海老。そんなに身の甘さは感じなかったけれど、甲殻類の風味がぎゅっと詰まったソースがおいしい。パンに染み込ませて最後まで食べる。白ワインは軽いものではなかったので、ソースの味に負けない。

 子羊の蒸し煮 マッシュルーム プチトマト にんにく  ローズマリー

 添え野菜  小玉ねぎ ホワイトアスパラガス スナップえんどう かぼちゃ じゃがいも

 ワゴンがテーブルにす~っと寄ってくる。ワゴンの上にはふたと器の間をパイ生地で密閉した陶器の器が・・・。サービスの方(ソムリエ兼?)がふたを開けると、ローズマリーの香りが広がる。中には骨付きの子羊の塊肉がど~んと入っている。それをすばやく美しく切り分けてお皿に盛り付けてくれる。子羊の中はほどよいピンク、脂身もぷるぷるしてとてもおいしそう。一緒に蒸し煮されたきのこや野菜もフォークとスプーンだけで器用にサーブ。野菜がべたっとならないようにと、添え野菜は別皿で。ワインはボルドー。さすがに羊との相性は抜群。

 チーズ

 またもややってくるチーズを満載したワゴン。種類は15種類くらいはあったように思う。当然すべて固まり(笑)。チーズのラベルがうまく一つ一つに刺してあって、どれがなんというチーズなのか一目でわかる上にさらに丁寧な説明があって、チーズ好きのわたしはアドレナリン出る出る!目移りしつつ選んだのは、

 モンドール(今シーズン最後の入荷だそう)、エポワスピラミッドカルヴァドスで洗ったウォッシュ(名前失念)、カンクワイヨット

 どれもとてもおいしい。珍しかったのが、プラスチックの容器に入ったカンクワイヨットというチーズ。モンドールをさらにとろとろにしたようなチーズで、スプーンですくうととろ~っと流れ落ちる。後で調べたところによると、脂肪分のない凝乳とバターを混ぜて作るチーズらしい。クリーミーでミルクの甘味と適度な塩気があり、薄切りのパンにつけて食べればなんとも美味(^^)。とっておいた赤ワインで。

 ほかには、ミモレット、シャウルス、ブルサン、カマンベール、サントモールが2種、青かびが1種、ヌーシャテルなど。ほんとはもっとあったけれど覚えていない。

 続いては、4つのふた付きの銀の容器を載せたワゴン。その中にはソルベやアイスクリームが・・・。お嫌いでなければぜひ少しづつ全種類を・・・などと勧められ、お嫌いであるわけもないわたしは迷うことなく「はい!!」といいお返事。

 アプリコットのソルベ フランボワーズのソルベ ヨーグルトのソルベ ヴァニラのアイスクリーム

 チーズでこってりした口にソルベの酸味がさわやか。でも一番気に入ったのはヴァニラで、結局こってり好みなのか。

 さらにデザートを満載したワゴン登場。ワゴンの上には・・・、陶器のふた付きの器に入ったブランマンジェ、スフレチーズケーキ、コーヒーのマーブルチーズケーキ、プリン、洋梨の赤ワイン煮、フルーツケーキ、桜のムース。

 これも迷って、桜のムースマーブルチーズケーキプリンフルーツケーキを少しづつ切ってもらう。コーヒーのマーブルチーズケーキは香りがよく、チーズとコーヒー両方の酸味が効いていて特においしかった。

 コーヒー 

 プティフール  ディアマン アーモンドのチュイール ラング・ド・シャ

 おなかははちきれそうなのについ手が伸びるのは恐ろしいことだ・・・。

 バゲット バター

 1万円のコースなのに、この内容というのはほんとにすごいと思う。この値段で、何度も繰り返し登場するワゴンというのは経験がない。特にチーズのワゴンは圧巻だ。またワインもたっぷり4種類が楽しめて5500円。つまり15500円でワイン付きフルコースが堪能できるというわけだ。わたしは「コストパフォーマンス」という言葉はよくわからないし使わないけれど、「コストパオーマンスがよい」というのはこういうことを言うのかなと思った。名古屋風に言うなら「お値打ち」である。胃袋の覚えのある人は、ぜひ夜のこのコースにトライすればよいと思う。たぶんかなりの健啖家でも満足するだろう。執事風のサービスも落ち着いていてよいと思う。またぜひ来てみたいものだ。

 *ル・グランマノワール

  京都市中京区三条通麩屋町東入弁慶石町39番地 三条TCビル2F

  TEL 231-1515

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vendredi 23 mars 2007

花梓侘のつまみ寿司

Photo_347 花梓侘(かしわい)のつまみ寿司は、色とりどりのお寿司のプティフールのよう。ぱっと食卓が華やいで楽しいので、家に誰かを呼んでいっしょにごはんを食べるときによい。長くデパートなどには出なかったように思うけれど、最近は予約すればはるばる北大路まで行かなくても、伊勢丹で受け取れるもよう。今は期間限定で、予約なしの販売もしている。

 春のメニューは次の14種類。づけ鮪、煮穴子、鯛の昆布〆、椎茸、若竹、生湯葉、桜葉包み、蛸の桜煮、蒸し海老、〆鯖、生麩、貝柱、梅くらげ、サーモン。そして1個だけデザートの和菓子が入る。今回は中に粒餡を包んだ、青海苔入りの練りきり。どれもかわいい一口サイズ。これからの季節はお花見のお供にもいいかも。

 ちなみにここは、『極みの京都』『京都の値段』などの著書がある、多才な歯医者さん、柏井壽さんの奥さんのお店だそう。柏井さんの本もおもしろいので出るたびに読んでいる。

 *つまみ寿司 花梓侘

  京都市北区小山下内河原町3-3

  TEL 495-0776 水休

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jeudi 22 mars 2007

さなづら

Photo_349  午後遅く、出先から帰って来ると、デスクにおやつが置いてあった。おっ!しばらく帰省していた秋田嬢のおみやげ、榮太楼さなづらだ~。さなづらとは、山葡萄の秋田での呼び名なのだそう。どこか古の響きを感じさせる語感。

 薄く、短冊形に成形した、山葡萄のゼリーで、言わば和製のパート・ド・フリュイ。今までいただいた秋田みやげで、これが一番好き!ちょっとえぐみを残すカシスのような山葡萄の風味がぎゅっと詰まっていてとてもおいしい。銘菓と思ふ。

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mercredi 21 mars 2007

しかし中華ではない

 花灯路の最終日、高台寺と圓徳院の招待券をいただいたことだし、寒いといやがる気難しい友人Hをなだめて仕事帰りに行くことにした。

 歩く前に軽く(←ほんとに?)腹ごしらえ。かもめさん、さんこさんの話を聞いて興味をひかれたryuen(りゅうえん)へ・・・。「りゅうえん」と言えども中華ではない。イタリアンである。月曜日みたいにまた流浪の民となるのはいやなので、今日はちゃんと行く前に電話で確認。我ながらこれは賢かったね(笑)。わたしたちの後から来たお客さん、満席でどんどん断られていたから。経験は無駄ではない。

 赤のグラスワインを頼むと、3種類のボトルを見せてくれた。ル・クザンというロワールの赤、ロッシュ・ビュイッシエール プティ・ジョーというコート・デュ・ローヌ、もう1本も名前を忘れたけれどコート・デュ・ローヌだった。

 選んだ料理を考えて、よりスパイシーだというプティ・ジョーを飲む。ローヌだし、これはたぶんグルナッシュ?2杯飲んだ。1杯目はボトルの一番最後、2杯目は開けたて。明らかに2杯目の開けたての方がおいしい。たしかにスパイシーで、しばらく置くと少し甘味も出て、しっかりとしている。ただしこれは2杯目のみの感想。1杯目は同じワインだけれど、あんまり感心しなかったな~(^^;。友人Hのル・クザンはこれに比べるとずっと軽め。

 小皿料理を2種。

 生ハムとモッツァレラ

 うさぎのレバーのパテとブリオッシュ

 これ食べたかった(^^)。さんこさんの表現どおり、チョコレートアイスクリームのようなルックス。ふんわり軽いパテは口の中でほろっとほどける。レバーの風味も柔らかく、塩もきつすぎず、やさしい風味。ワインと合う!

 ホワイトアスパラガスとそのピューレ とろけるモッツァレラチーズ

 熱々のお鍋の中には立派なホワイトアスパラガスが3本。回りでは白いソースがぐつぐつ言っている。クリームみたいに見えたのでこってりしているのかなと思いつつ食べ始めたが、この白いのはアスパラガスのピュレだった。軽くてあっさり。パンを頼んでピュレをからめてきれいに食べる。

 パン フォカッチャとチャバッタ(?) 1個づつで1人前100円

 ういきょうを練り込んだキタッラ ブレス産若鶏のラグー

 緑色のパスタ。手打ちらしくもちもちしている。鶏と溶けたチーズとほんのりういきょうの香りのソースがからまっておいしい。

 オーストラリア産子羊のココット 新玉ねぎとにら

 黒いル・クルーゼの小鍋の中には、骨付きの子羊がど~んと2本。その下には玉ねぎとにらがどっさり。子羊はしっとりと火が入り脂の香りもよい。新玉ねぎは甘くて、にらは匂いが強すぎずソフト。やはりこれも塩加減がちょうどいい。

 「デザートは別腹」を主張したのはめずらしく友人H。ならばわたしも喜んでお付き合い。

 チョコレートのタルトゥッフォ

 黒い水たまりに、土まみれのじゃがいもがごろん。水たまりはコーヒー、芋は、ココアをまぶした、もちっとねちっととろけるチョコレート生地、その中にはチョコレートのアイスクリーム!独特の食感の生地は、チョコレートに卵黄などを混ぜて焼き、冷凍したのだそう。一種のガトーショコラなのかな?

 金柑のコンポート入りカスピ海ヨーグルト レモンのオリーブオイル

 一口お味見。金柑のコンポートがおいしかった。ヨーグルトは酸味少なくまろやかだったような?

 エスプレッソ

 軽く、のつもりがフツーに食べているのが笑える。我々の辞書に「軽く」はない。味にもかなり満足して神宮道に向かう。花灯路の北の端だ。青蓮院の大楠は今日も青々として美しい。知恩院の三門もいつ見てもかっこいい。丸山公園辺りからは人も増える。しだれ桜はまだ眠っている。結局高台寺には行かず。お寺の人に尋ねると、チケットは無期限だそうだから、桜が咲いたら行ってみよう。八坂の塔見て、二寧坂通って、南の端まで。この行事もすっかり定着したようだ。

 *ryuen

  京都市中京区三条通室町西入ル衣棚町39

  TEL 211-8688 木休

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mardi 20 mars 2007

『アール・デコ・ジュエリーの世界』

Flyer352arecto  少し前になるが、京都国立近代美術館でやっている展覧会、『アール・デコ・ジュエリーの世界』に行って来た。

 Norumanndhi アール・デコと聞いてわたしがすぐに思い浮かべるのは、カッサンドルのポスターと、今は東京都立庭園美術館となっている、朝香宮邸であるが、そうだ、宝飾や服飾もこの時代を語る大きなジャンルであったのだと思い出した。昔読んだ本(海野弘の著書だっただろうか)によると、現代の都市生活の基盤は、1920年代のアール・デコの時代に整ったらしい。鉄道も旅行も摩天楼も工業デザインも衣服も・・・。考えれば、遠いようで近い時代なのかもしれない。

 ジュエリーの実物がたくさん展示されていると思っていたのだが、展示は、カルティエのデザイナー、シャルル・ジャコーらのデザイン画が中心。緻密なデザイン画もそれはそれで美しいのだけれど、ここはやはりきらきらと光る実物を見たいところ・・・。それが少なかったのは少し残念だ。何年か前に醍醐寺であったカルティエの宝飾展の方がその点ではよかったかな。構成は、「宝飾」というジャンルだけにとどまらず、ワコールの服飾財団が持っている衣装や、参考展示として寄託品の、カッサンドルのポスター(ノルマンディー号)なども展示され、アール・デコという時代の雰囲気をトータルで感じることのできる構成になっていてよかったと思う。

 ジャコーのデザインは今見ても古臭い印象はまったくなく、むしろ大胆で斬新。カルティエの名シリーズ、パンテールの起源がこの時代にあったことを初めて知る。また、宝飾に限ったことではないだろうが、美術・芸術の発展には、「富」が必要不可欠であることがとてもよくわかる。この時代のジュエリーデザインの開花に大きく貢献したのは、インドのマハラジャのようだ。今もマハラジャはとってもお金持ちなのかどうかは知らないが、この時代のマハラジャは、驚くほど贅沢な品々をパリの宝石商に作らせている。これは実物が展示されているが、かなりすごいものである。

 展覧会でもなければ、まず目にすることのないゴージャスなジュエリーたち。眼福である。

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lundi 19 mars 2007

さまよえる酔っ払い

 今日は豆さん懸案の日本酒バーあさくらへ行こうと、19時に待ち合わせ。わくわくとお店に向かう。場所はエクスキーズの隣り、河久の2階。ちょっと迷ってようやくたどりつくも・・・。店、やっている気配がない・・・。営業時間も店休日も確認済み。しかも店の前の張り紙には3月の定休日が書いてあり、何度確認しても「19日」とは書いていない。これはどうしたことか。人がいる気配もないので仕方なくあきらめる。

 同じ日本酒なら次の手を、と、よらむに行こうと思うも、月曜定休のようだ。

 寒いのと時間もたつばかりなので近くの店へと向かったのは、はっすんば。戸を開けるといきなり満員、が~ん!!飛び込みで入る決め手もないまま歩いていると寒さが募り、だめでもともと、ラ・カヴァリーナを覗いてみる。ご予約は?と聞かれ、だめだなと思ったが2席だけ残っていた席に通される。ラッキー。

 久しぶりのこのお店、夜はアラカルトオンリーだ。まずはグラスの白ワイン、ラング・ファボリータ

 カンパチのカルパッチョ カモミールの香り サラダ仕立て バジルシード添え

 脂の乗ったカンパチがとてもおいしい。オリーブオイル、ソース、バルサミコ、ハーブが一体となって複雑な風味を出している。

 三元豚(?)のバラ肉と大山地鶏のささみの自家製ハムと雲仙トマト

 菜の花、おくら、トマト、粉チーズなど。ほんのりローズ色の豚肉がジューシーでおいしい。トマトがとても甘い。

 手打ちパスタ 生ハムときのこのブランデー風味

 うどんのようなもちもちしたパスタ。名前は失念したが、食感がよい。ソースはブランデーはそんなに感じなくて、唐辛子のぴり辛とアンチョビの風味。

 チーズ盛り合わせ

 パルミジャーノ ペコリーノ ゴルゴンゾーラの3種類を、オリーブ、アンディーブ、グリッシーニなどとともに美しく盛って出される。

 パン(くるみ、プレーンのフォカッチャ、ローズマリーのフォカッチャ、ごま、など、6種類ほどのパンがかご一杯に出てくる。

 サン・ジョヴェーゼが飲みたいと言って出してもらったのが、キアンティ・クラシコ レ・チンチオーレ2003 最初から香りが立っている。

 お二人で3皿が適量とお店の人に言われたとおり、一皿はかなりのボリューム。オイルが強めで、がっつりイタリアンを食べた、という感じがする料理だ。

 調子に乗って1本空けてしまったわたしたちは、さらにクープへと・・・。but引き戸を開けると男性ばかりで満員!みなさん、明日はお休みですか??小嶋さんにやさしくさようならを宣告される。ワインバーへ電話する。るすTELになってつながらず。おや、今日は臨時休業だったかな~??

 思いついて、すこぶる愛想の悪いタクシーに乗り、おまけにおつりの10円落として拾えず、行ってみた雪月花、なんとなくやばい雰囲気(^^;。なんとclose every monday。ああ、さまよえる酔っ払い。雨粒まで落ちてきた(泣)。遅くまでやっているリミックスも鍵かかってる。

 これはもう今日は帰れという天の思し召しかも・・・と、帰る方向に歩き出すも、烏丸通にて、豆さんができたばかりのホテルモントレーに目をつける。「バーがあるのでは??」もう一軒行くというのが意地になっている・・・。一応、わざわざ、行ってみる。

 「libraryにお越しのお客様はロビー横の入り口からお入りください」ふむ、ライブラリーというのがバーなのか。どうやらカフェのようであるが・・・と入り口のメニューを眺めていると、目の前で戸が閉められて閉店!!職場を追い出された気持ちがする。

 寒空の下、酔いも醒め、釈然としないまま帰途につく酔っ払い。1勝8敗、リベンジ不能と見た。

 *トラットリア ラ・カヴァリーナ

  京都市中京区先斗町通三条下る材木町188 2F

  TEL 211―6530 水休

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スモークサーモンはこれだね

 トモちゃんより、イグレック・プリュスのフランボワーズとチョコレートのコンフィチュールや、トアロード・デリカテッセンスモークサーモン、するめいかの燻製、鯖の燻製、断面の美しいソーセージ、スイートピクルスなど、神戸のおいしいものをたくさんいただいた。

 さっそくスモークサーモンをいただくことにした。なんとおあつらえ向きに、バターは買うまい、家に置くまいとしているも、誘惑に負けて買ってしまったエシレのバターと、フォションのプティパンがある・・・(^^;。ただワインは、スモークサーモンには樽の効いた白ワインでしょう!と自分なりに思っているのだけれど、今日は前夜の残りのシルヴァン・カティアールで。

 おいしい、このサーモン!なかなかスモークサーモンのおいしいのには当たらないような気がするけれど、これはさすが。ハムやソーセージがおいしいのは知っているけれど、魚系もやはりよいお味。柔らかく脂は乗っているのに生臭くなくて、燻製の香りに特徴がある。玉ねぎとかケイパーとかレモンとかいらない。そのままで十分おいしいから。でもパンにバターを多めに塗ってサーモンを挟んで食べてみたらすごくおいしかった。高級なサンドイッチ(笑)。

 他のもいただくのが楽しみだ。トモちゃんいつもありがとう(^^)。

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dimanche 18 mars 2007

『バッテリー』

 以前このブログでもちらっと書いた、あさのあつこの『バッテリー』が、実写で映画化されたので見に行ってみた。ファンの中には、自分のイメージするキャラクターと違っていそうだから、と敬遠する向きもいらっしゃるが、わたしの見た感じではこれは合格!!確かにしっかり想像力を働かせて読む読み手には、時には挿絵すら邪魔なときがある。それはわたしもよくわかる。

 主人公の巧は、オーディションで選ばれたまったくの新人だそうだが、なかなかの美形♪で、ちょっときつめの顔立ちが巧のイメージによく合っているし、豪はもうちょっと大きめ(笑)をイメージしていたけれどそんなに外れてはいない。弟の青波は、だまっているときよりもしゃべるとかわいくていい感じ。目がやはり強くて、体は弱いけれど、芯はとても強い子供という役柄にぴったりだ。

 主人公は、青波を含めたこの3人、だとわたしは思っているが、3人とも控えめで抑えた演技であるところがとてもよいと思った。大げさになりすぎず、自然だ。

 脇の子役たちも皆うまい。たぶん皆ほんとの中学生なのだろうな。ただその中で門脇くんと瑞垣くんだけ、どう見たって中学生ちゃうちゃう~(笑)。監督よりガタイのよい中学生はいませんよ~(笑)。というか、新田中の監督「オトムライ」役の萩原聖人が小さすぎなのか?ちなみに彼、目つき悪っ。俳優・女優陣もよかったと思う。菅原文太は、文太=じゃけんのイメージの人選かとちょっと笑ってしまったけど(笑)。ちょい役(でもセリフあり)に、原作者のあさのあつこも登場してた。

 ストーリーは、単行本全6巻プラス1(最近出た『ラストイニング』も含めて)をまとめて2時間の映画にしたものだから、ちょっとはしょりすぎの感はなきにしもあらず。え?もう??と思わせたりちょっと唐突かと思われる展開もあり。でも原作を読まずに見た人にはそう違和感はないのかな?もうちょっと豪と巧の心の機微や、手に汗握る門脇くんとの勝負シーンを書き込んでほしかったなあと思うけれど、そこまでしてたら時間が足らなさ過ぎて、連続ドラマになってしまうかもね(笑)。

 もともと腐女子好みのこの小説(^^;、中には、おやおやいいのかしらこんなシーン(^^;というのも意図的にかどうかはわからないけど散りばめてあって、腐女子心をこちょっとくすぐるのであった。

 原作を読んだ人も読んでない人も、楽しめる映画だと思う。

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vendredi 16 mars 2007

買い物の憂鬱

Photo_345  充電しても充電してもすぐ減る電池に寿命を感じ、ケータイをついに買い換えた。すべすべのシャンパンゴールドがなかなか気に入った。ついでにストラップもQ-POTのチョコレートに付け替えた。

 ああそれにしても、食べるもの以外の買い物は苦痛・・・。これで一つ「買わなあかん、買わなあかん」のプレッシャーから解放されたが・・・。あとは使っていると突然目の前が真っ青になって人を恐怖に陥れるPC(いまどきウインドウズ98だ!)、ついにこの間は普通に立ち上げただけなのに勝手にスキャンディスクが始まった。ほとんど霊現象。ものは壊れるまで使う人だが、PCは壊れてからでは遅いような気がする・・・。ああプレッシャー。

 もう一つ憂鬱なのが結婚式出席のための服である。着物にするのか洋服にするのか、着物にしても手持ちを着るのかこの機に乗じて年をとっても着られるものを新たに仕立てるのか。洋服にしても、年と立場を考えれば若いお嬢さんのようなドレスは着ないが、それでも上品かつ多少は華のある服が必要だろう。となると、クラッシィか?ヴェリィな奥様か?どちらにしてもいつもの服とかけ離れた服には違いない。子供の頃から服を買いに連れて行かれるのは大嫌いだったのだ。気ばかりあせって激しくプレッシャー。Photo_346

 シルヴァン・カティアール ブルゴーニュ 2003

 2002がおいしかったので2003もまた買ってみた。開けたては2003と言えども酸味がち。でもグラスにしばらくおいておくと、ほどよい甘味が出てくる。2003だけど甘すぎない。ペライユと赤を合わせてみたくて開けたのだけれど、チーズとの相性もばっちりだ。

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jeudi 15 mars 2007

マカロン☆マカロン

 今年は特にマカロンがはやっているような??伊勢丹でも表向き(笑)ホワイトデー用のマカロンの予約限定販売があった。購入者はほとんど女性と見た(笑)。Photo_342

 ピエール・エルメのマカロン。大ぶりで柔らかめでほろっとくずれやすい。クリームと生地が一体化しているほど中は柔らかで、わりとさくい、というか引きは控えめに感じる。味はヴァニーユ、ローズ、ペーシュ、アブリコ、サフラン、ショコラ、ピスターシュの5種。風味はどれもはっきりしている。一番のお気に入りは、ヴァニーユ。マカロンの生地にも中のクリームにもヴァニラの粒々がたくさん入っているのが見える。甘い香りで、とても美味。Photo_344

 ジャン=ポ-ル・エヴァンのマカロン。こちらは対照的に小ぶりでかちっとした端正なマカロン。真正・マカロン・リス(すべすべマカロン)と呼びたいくらい表面は滑らかで、ピエが美しい。食感もやや固めでしっかり。

 ショコラティエのマカロンらしく、クリームはすべてガナッシュである。味は、アメール、ヴァニーユ、フランボワーズ、カフェ、ミエル、キャラメルノワール、ピスターシュ、フルールドランジュの8種類。味によって固さは異なるかも。カフェは少し柔らかく感じた。すべてチョコレートベースなので、はっきりわかる風味のものと、よっぽど注意して食べないとわかりにくいものがあるけれど、どれもほんとにおいしいと思う。

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mercredi 14 mars 2007

祝・96歳

Photo_341  今日は祖母の96回目の誕生日。うっかり孫のわたしまで歳を1歳間違えているわ、祖母は93歳だと言うわで、わけわかんない(笑)。明治44年3月15日生まれ。戸籍上は15日となっているのだが、祖母は若いときから14日だと主張する。なにせ大昔のこと、出生の届けは今よりもいいかげんであるようなので、案外祖母の言うとおり、14日が正しいのかもしれない。

 二人でお祝いをしようと、小さなかわいいケーキを探して病院へ持って行った。選んだのはシェ・ラ・メールいちご摘み。病院なのでさすがにろうそくを灯すのは遠慮したが、「おめでとう」を言って二人で食べた。わたしはコーヒー、祖母は牛乳。ささやかなお誕生会だ。祖母はいまやわたしの女王様なので、たいていのわがままは許される。

 「長生きしてな」と言うと、「してるがな」と即座に切り返すが、そう言われるとやはりうれしいのだろう。満面の笑みを浮かべる。歳をとると体もしんどくなるし、ままならないことも多くなる。だから、「長生きしてほしい」などと言うのはわたしのエゴかもしれないと思いつつ、そう願わずにはいられない。

 卓抜な観察眼と洞察力を持つ書き手、酒井順子は、『駆け込み、セーフ?』の中でこう言っている。

 「おそらく、今の私達にとっての祖父母とは、自分達が大切にしてあげなくてはならない存在でありつつも、自分達が「孫」という小さく弱い存在であった記憶の最後の拠り所でもあるのです。祖父母にお年玉をもらったり遊んでもらったりしたあの時代、私達はまだ何の責任も負わず、何に追われてもいなかった。祖母の隣に座って、「これ食べなさい」なんて勧められるがままにお菓子などを食べていると、そんな時代の甘い記憶に、浸ることができるのです。」p.76

 そう、祖母はわたしが子供でいられる最後の砦。その砦が落ちるとき、わたしは真に自分の中の子供と決別しなくてはならないのだろう。

 祖母が毎日作って食べさせてくれた料理はわたしにとっては永遠に失われたパンである。わたしが本当に求めている味は、往年の祖母の味であり、もはやそれは今生きてある祖母自身にも再現し得ない永遠の美味である。実はそれが一番書きたくて、わたしはこのブログを書いているのかもしれない。

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mardi 13 mars 2007

イル・カントゥチョ

 久しぶりにハカセさんより食事のお誘いがあり、長岡のイル・カントゥチョで夕ごはんを食べる。このお店、シェフが代わってからは初めてである。

 出かける前に、差し上げようと思いついてオレンジのカトルカールを作る。今回、粉を180gに減らしたが、きっちり同分割で作るよりもこちらの方が生地が軽く、口当たりがよいようだ。なかなか冷めずに少々遅刻。すまぬ(^^;。

 コースが3種類くらいある中で、食前酒がついたパスタとメインが選べる3650円のコースを選んだ。

 食前酒  キールを選んだが甘かったので失敗(^^;。

 鶏肉団子のコンソメスープ  寒い夜だったので温かいスープにほっとする。よい「アペリティフ」と思う。

 アンティパスト・ミスト  生ハムのせクロスタータ スモークサーモン フリッタータ 飯蛸の煮込み

 飯蛸の煮込み(「溺れ蛸」という料理かな?)がとても柔らかく味が染み込んでいて美味。

 パスタ 自家製パンチェッタとごぼうのトマトソーススパゲッティ

 パンチェッタの塩気と脂の風味がちょうどよく、ごぼうも新ごぼうなのか食感も香りも柔らかでおいしい。

 デカンタで赤ワインを頼んだが、料理と出されるタイミングが大幅に合わず、ワイン待ちのわたしの前には前菜のお皿とパスタのお皿がたまってしまった(>_<)。ハカセさんは「イカ墨のリングイネ」を意に介さずどんどん食べているけどね~(笑)。やっぱりワインを頼んだら飲みながら食べたいじゃないの。ワインはプーリア地方のワイン、サリーチェ・サレンティーノ

 牛肉の煮込み 野菜のグリル(グリーンアスパラガス たけのこ 葉つきの小玉ねぎ?など)

 あばらが3本並んだお肉の塊(3連ラムチョップという感じ)がど~ん!野菜もたっぷりで、すごいボリューム。ソースを一口食べて、ん~、おいしい!5ミリ角くらいに切られたいろいろな野菜がよく煮込まれて、お肉の旨みと混ざって深い味になっている。お肉もとても柔らかで、骨からもほろほろときれいに外れる。とろける脂身もおいしい。

 ハカセさんの選んだアクアパッツァも熱々の土鍋に、海老や貝、魚と盛りだくさん。スープにも魚介の旨みがよく出ていておいしい。

 フォカッチャ  オリーブオイル

 表面の塩のアクセントがきいたおいしいパン

 クレーム・ブリュレ りんごのソルベット フィンガービスケット 生クリーム いちご キウイフルーツ

 クレーム・ブリュレというよりもしっかりした懐かしい食感のプリンだった。

 エスプレッソ

 最後まできれいに平らげて、おなかいっぱいで満足満足。二人揃ってまた腹が出る。メタボの危機か(笑)。ハカセさん、ごちそうさまでしたm(__)m。

Photo_340

 ハカセさんにもらった利休箸とレモンカード。お気遣いありがとうございます(^^)。

 *イル・カントゥチョ

  京都府長岡京市開田4-8-5 若竹ビル1F

  TEL 955-4970 木休

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dimanche 11 mars 2007

パステルの果実

Photo_338  トモちゃんにもらった、神戸のショコラティエ、モンロワール生チョコキューブ(パステルの果実)。1立方センチメートルくらいの一口サイズの小さなガナッシュだ。生クリームたっぷりで、柔らかくて、室温に戻して食べると口どけよくとてもおいしい。小さいので次々と食べてしまうのが危険(^^;。

 ストロベリー しっかり酸味のある果実感たっぷりのガナッシュ。色もよし。

 ラムレーズン トモちゃんのいちおし。ホワイトチョコガナッシュの中にはたっぷりのレーズン。わたしもとっても気に入りました。

 ショコラバナーヌ バナナ風味のミルクチョコガナッシュ。バナナの風味でチョコレートがさっぱりするのは意外。

 オレンジ 中にはたっぷりの柔らかなオレンジピール。オレンジとチョコレートの組み合わせは大好きだけれど、ホワイトと組ませるのもおいしいなあ。ケーキのクリームを食べているみたい。

 ヴァレンタインのチョコも尽き、寂しくなった今日この頃、朝な夕なに食べています。トモちゃんありがとう(^^)。

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jeudi 08 mars 2007

イルギオットーネでキアンティを

 キアンティ・クラシコの名門、カステロ・ディ・アマのマルコ・パランティさんを囲んでの食事会が、イル・ギオットーネで催された。ワイングロッサリー主催のこういった生産者ディナーに参加するのは初めてで、ちょっとどきどきのデビュ-である。会場もすごく久しぶりのギオットーネだし、これは楽しみ!

 昼間の会議が少し長引いて、遅れやしないかとちょっと冷や冷やしたけれど、タクシー飛ばして早めに着。かもめさん来ないかな~としばし外で待っていると、わが師PICARLEさんが来られた。よかった。どうやらPICARLEさん、A子さん、かもめさんとテーブルを囲めるもよう。師匠は「変わり映えせぬメンバー」とおっしゃるが(笑)、わたしは安心安心・・・。さていつものように、おいしそうな写真は、PICARLEさんのところで見る?かもめさんのところで見る?

 出てくるワインはなんと5種類!「ここは飲み放題なんですか?」とA子さん。師匠はオイオイとか言っておられたけれど、けっこうこの発言がわたしのツボにはまる(笑)。そう、飲み放題よ!わたしもサービスの方に「(ペース)早いですね~」と言われつつ、わんこそばのごとく注がれるワインを飲んだ飲んだ。たぶんトータルで1本分くらいは行ってるんじゃないか・・・。「鯨飲馬食」という四文字熟語を思い出して恥ずかしくなったよ。

 こういった会のよいところは、生産者からワインの話を実際に飲みながらたくさん聞けることだ。最初のワインは白で、アル・ポッジオ・シャルドネ IGT 2005。トスカーナは白ワイン用のぶどうに適していない、ということで、これは非常に実験的なワインであったと。シャルドネに、マルガシア・ブランカとピノ・グリージョをブレンド。石灰土壌の特徴がよく出ているでしょう、とのこと。樽の香り、しっかりしたミネラル・・・。あれれ、アルコールをそんなに感じない。経験不足のわたしにはそこからイタリアのワインの特徴などを感じ取ることはできないけれど、飲みやすくおいしいワインだ。

 昆布じめにした天然鯛とおいしいトマト 山菜のサラダ仕立て キャビア添え

 見た目に涼やかなジュレがけ。トマトのソルベも舌に心地よい。どこかからぴりっとした辛味、木の芽や山椒の香り、わらびのほろ苦さ。

 新鮮なカニと2色アスパラガスのひと皿 黒トリュフ風味

 カニは毛蟹だったかな?なんだか運ばれてくるお料理がぷるぷるする、と思ったら温泉卵のぷるぷるだった。お皿の底には、しゃきしゃきに火を通した、太くて立派な白と緑のアスパラガス。アスパラガスと卵黄ってやっぱり合うみたい。

 以上の冷たい前菜2皿はかなりのボリュームで、後が心配になるけれど・・・。

 次からは赤ワイン。キアンティ・クラシコ 2003。「アマの名刺」とも言えるベーシックなワインなのだそう。キアンティ=サン・ジョヴェーゼなのだ、と。2003年のヨーロッパは、夏がとても暑くて、大変難しい年だったが、アマの畑は標高500メートルと、高いところにあるので、(ぶどうの)熟し過ぎはあまり感じないだろう、と・・・。とは言っても少し甘いかなと思う。

 甘いエンドウ豆のクレマといろんな青豆の蒸しもの ビゴール豚のプロシュートとともに

 初めて聞く、ビゴール豚。生ハムの塩気と脂身の甘味がとてもおいしい。口に広がる鮮烈なエンドウ豆の香りに、思わず豆ごはんの映像がフィードバック(笑)。このお皿から量がかわいくなった。

 パッパルデッレ、イノシシと新ごぼうのラグーソース ミニヨネット風味

 イノシシの脂、おいしい・・・。今年はぼたん鍋を食べそこねた~などと話しつつ。当然ながら、ワインととても合う。サン・ジョヴェーゼは、ピノ・ノワールに似ています、とのこと。

 次のワインは、ヴィネート ベラヴィスタ キアンティ クラシコ 2001。いい年だけ。このワインを造るとのこと。「クリュ」という概念を初めてイタリアに持ち込んだのは、アマであり、またアマは、土地との結びつきを重視するのだとか。「ベラヴィスタ」は畑の名前。明らかに先ほどのワインよりも甘味が少ない。すごくおいしい、と思ったけれど、師匠曰く「まだ若い」。ふ~ん、そうなのか・・・。後でテーブルに来られたパランティさんに質問されてたけれど、パランティさんも「そうですね。あと3年。」と・・・。3年後のこれを飲んでみたい。どんなにおいしくなっているのだろう。

 自家製ソーセージと数種類のキャベツのリゾット

 ソーセージはプラチナポーク(白金豚)だそう。使われているキャベツは、レッドキャベツ、芽キャベツ、黒キャベツ、小松菜。白いんげんも入ってる。

 熱々のフォアグラをのせた新玉ねぎのブディーノ

 甘い新玉ねぎが添えられている。プリンはひんやりつるんとしたまさにプリンで、柔らかな火を通した玉ねぎの香り。

 次のワインは、ラッパリータ メルロー 2001。メルロー100%の、なんだか高いワインのよう・・・。イタリアのメルローとフランスのメルローってどう違いますか?と師匠に聞いたら「アル中に聞くな!」とはぐらかされた。ブログを読むと実はあんまりお好きではなかったんですね。フランス以外のメルローが(笑)。

 香ばしく焼いた鴨ロースの炭火焼き トスカーナの白インゲン豆と菜の花の蒸し焼き添え

 とてもシンプルなメイン。白インゲンはなめらかなピュレになっていて、独特の香りがいい。

 次はデザートワイン。ヴィンサント 1999。トスカーナの地酒のようなものだそうで、実はパランティさんはヴィンサントが大好きというわけでもないとか。いいのかなそんなこと言って(笑)。甘いけどしっかりした酸味で、食後にとてもおいしく飲める。

 温かいチーズスフレとリコッタのスプーマをのせたおいしいイチゴ 砕いたビスコッティを散らして

 ヴィンサントといえばビスコッティでしょう。砕いてあるので浸しては食べられないので口中調味にて。

 パン グリッシーニ・フォカッチャ・くるみのパン・バゲット

 オリーブオイル

 エスプレッソ

 小菓子 ホワイトチョコレート トリュフ ココナッツのクッキー

 どのお皿にも何かしら春を感じさせる素材が使われている上に、ワインとの相性も当然よく、次はどんなお皿が・・・と楽しみな食事だった。楽しく、おいしく、知識も増えて、よい会だったと思う。時間と懐(これが最重要(^^;)が許す限り、また参加してみたいと思う。楽しいひとときをありがとうございましたm(__)m。

 *イルギオットーネ

  京都市東山区下河原通塔ノ前下ル八坂上町388-1

  TEL 532-2550 火休

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mercredi 07 mars 2007

アンジェリック・チバ

 デザートは、豆さんお持たせで、つい先日大丸の地下にできた、アンジェリック・チバのケーキだ。店主の千葉好男さんは、1980年からパリで店を開いておられる、パリに店を持つ日本人パティシエの先駆けである。このたびの京都大丸が、日本初出店なのだそう。製造はどこか大手(?ではないかもしれないけれど)への委託じゃないかな?と思うけれど、パリのお店の味がそのまま再現されていたらいいな。行ったことないけど(笑)。

 角二面を占める、わりと広めの売り場で、生菓子とチョコレート、焼き菓子を売っている。生菓子は見たところ、フランスの伝統的なお菓子が多いようで、これはおいしそう。Photo_336

 ムース・オ・ショコラ  開店当初からのレシピそのままに、現在も作り続けられているのだそう。予想に反して、チョコレートがとても濃くて甘味も強い。ガツン系。

 サンマルク  クレーム・シャンティとガナッシュを二層にして上のビスキュイ・ジョコンドをキャラメリゼしたお菓子。「サンマルク」と言えばたいていこの構成だと思ったけれど、違ったかな。甘味がかなり控えめであっさり。ガナッシュのほろっとした感じがよい。キャラメルはかりっと香ばしい。

 タルト・シブースト・ポンム  りんごの甘味、クレーム・シブーストの泡感もいい。Photo_337

 フレジエ  きっとあるはず!と思っていたら、やっぱりあったフレジエ!緑はピスタチオかなと思ったら、抹茶で色をつけているそう。クリームはもちろん、まがいものでなくて、ちゃ~んとこくのあるクレーム・ムースリンヌだ。フレジエはこうでなければ。クレーム・ムースリンヌじゃないフレジエなんて認めないったら認めない!!(笑)。堪能したいので、これだけ2個買ってもらう(^^;。おいし~♪

 ごちそうさまでした(^^)。

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mardi 06 mars 2007

クロタン・スフレ

 映画の後は豆さんといっしょにうちで晩ごはんを食べよう。クロタン・スフレもペライユも、いっしょに食べればなおおいしい。Photo_332

 クロタン・ド・シャヴィニョル・ドゥミ・セックという少し熟成の進んだ山羊のチーズを、チーズの作り手のデュボワさんという人が開発したクロタンを焼くための専用のココットに入れて、ふたをしてオーブンで焼くと・・・。Photo_333

 周りが溶けて、ぐつぐつし始める。こうなればOK。熱々をスプーンですくうと、ふわっふわのスフレみたい。これはほんと。そのまますくって食べても、パンに乗せてもおいしいおいしい。食が進んで、クロタン1個くらいすぐだ。冷めると当然固くなってしまうけれど、ほんの少しだけ電子レンジにかければ、復元というわけにはいかないまでも、とろとろにはなるのでこれまたおいしくいただける。Photo_334

 ワインは、マウント ネルソン マールボロウ ソーヴィニヨン・ブラン2005。ニュージーランドの白ワインだ。自分で合わせたわけではなくて、WGのセットになっていたもの。まず豊かな香りに驚かされる。柑橘やトロピカルフルーツや、いろいろな甘酸っぱい香り。今まで飲んだソーヴィニヨン・ブランとまた違った印象を受ける。甘味もかなりあって、こういうのがニュージーランドの個性なのだろう、たぶん。相当女子好みと見た。

 チーズはもちろん、チーズ好きには絶対食べてもらいたいペライユ。そして、フルール・デュ・マキなど。牛乳製のチーズが一つもないね。パンは大丸の地下で買ったポール・ボキューズの、ミニ・フィセルとミニ・ブールという小さいパン。でも小さいだけに、これが固くて・・・(^^;。やっぱり普通サイズのを買うべきだったな。

 他のおかずは、肉じゃが、畑菜の辛子和え、よい肉厚しいたけがあったので、しいたけの包み焼きなど、客人には失礼ながら、代わり映えせぬふだんのおかず。先日いただいたいかなごのくぎ煮は好評。

 さて、デザートは・・・。

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『さくらん』

Photo_17  蜷川実花と土屋アンナが好きな豆さんと、『さくらん』を見に行く。いつもはけっこうすいている京都シネマも今日は満席で、係の人が座席の調整をするような状態で、かなり人気があるようだ。

 原作は読んでいたので、これは『マリー・アントワネット』と同じく、ヴィジュアルを楽しむ映画だと思って見に行く。館内には衣装が一枚展示されていて、質感などもなかなか美しい。スクリーンはとにかく色の洪水で、実際の吉原もここまではなかったろうという感じだけれど、あふれ出る極彩色の世界に目が釘付けになる。好みは別れるところかもしれないが、めくるめく人工楽園のイメージとしては当たらずとも遠からず、という感じがした。

 同じヴィジュアル系(?)でも、マリーアントワネットの世界とはまったく違う。花魁の重そうな髪型は、ヴェルサイユにも匹敵するけどね(笑)。

 金魚鉢の中の美しい流金が、遊郭から出ては生きられない女たちと重ね合わせて繰り返し写し出される。水から飛び出ては命を落とす金魚のイメージも繰り返し写し出される。金魚の赤と血しぶきの赤。人工楽園の中で暮らすも地獄、さりとて外も地獄。

 脇を固める俳優がすばらしい。玉菊屋のおかみを演じる夏木マリなどもう、ほとんど妖怪(笑)だし、主人を演じる石橋蓮司の最後のセリフなど、さすが名悪役!と思わせる凄みである。そう、彼は今でこそちょっとヘンなユーモラスな役もやるけれど、もともとは凄みのある悪役俳優なのだ。市川左團次のご隠居も、ぴったりのはまり役だ。Photo_18

 『さくらん』 安野モヨコ/著 講談社 2003年

原作はこちら。「第一部完」となっているので、まだ続くのかもしれないが今のところは続編はまだ出ていない。映画は原作よりも先まで書いているのか、脚本オリジナルなのかはわからないが、ストーリーはだいぶ長くなっている。これ以降少々ネタバレの危険あり。これから見に行く人はお読みにならないでくださいまし。

 ただ、ラストは、わたしの好みの終わり方ではなかったな。椎名桔平が(後にどんな行動に出るかはわからないけれど)いい人であるゆえにコケにされたまんま(まるで冬ソナのサンヒョクみたいな役回りぢゃないか!)だし、玉菊屋には大迷惑(いかに女郎屋だとて、商売は商売だ)。わたしはどちらかというと周りの人々に思い入れてしまうので、恋愛至上主義的なラストはどうも好きになれない。ここは一つ、ストイックに二人にはそれぞれの道を行ってほしかったなと思う。ただ、この後の二人の行く末は決して幸せなものでないだろうことは、金魚のイメージと、「きよ葉が世話している禿の見た怖い夢」というのにたっぷり暗示されているけどね・・・。それはそれで悲しいことだ。

 お昼ごはんは錦大宮のピッコロ・ジャルディーノにて。前菜(キノコのキッシュ・野菜のマリネ・わかさぎのエスカベーシュ)、小海老と菜の花のオイルスパゲティー、バゲット、デザート(ガトー・ショコラと牛乳のジェラート)、コーヒー。1280円也。

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lundi 05 mars 2007

ペライユ

Photo_330 Photo_331  フランスは、ミディ・ピレネー圏の羊乳チーズ。名前を「ペライユ」と言う。工場製のはわりとあるようだけれど、これは無殺菌乳で作った、農家製のもの。工場製のは食べたことはないけれど、味がまったく違うらしい。ナイフを入れると切り口からとろ~っと流れ出るクリーミーな中身・・・。ミルクのほのかな甘味と塩気がちょうどよい。とにかくすごくおいしい。昨日の残りの甲州と合わせたけれど、軽い赤の方が合いそうな感じ。おいしいバゲットと共に食べれば最高!

 以前、Tさんから「お味見に」といただいてからとりこになったチーズ。フェルミエさんでは取り扱いがないようだったので、Tさんに声をかけてもらって神楽坂のアルパージュから共同購入でお取り寄せ。送料がもったいなくて、めったにしないお取り寄せだけど、ギャザリングすればお得。Tさんありがとう(^^)、わたしは口福です。

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dimanche 04 mars 2007

グレース・セゾン

 不気味に暑い。不都合な真実?北野天満宮に梅見に行ったのだが、もう既に盛りは過ぎ、この暑さで梅もへたり気味・・・。梅の芳香にはやはり凛とした空気がよく似合う。桜の時期よりも暑い梅見なんて、いかにも風情がない・・・(^^;。いつも香りを楽しむために行くのだけれど、盛りを過ぎた梅は香りも薄くなっている。茶席では、いつもの老松香梅煎菅公梅をいただく。香梅煎はお茶、というよりも、梅の味の薄い塩味の飲み物だ。菅公梅は、麩焼き煎餅に白いすり蜜と梅風味のピンクのすり蜜を塗ったもので、紅白2枚で、白梅と紅梅に見立てたもの。このお菓子はさくっと香ばしくておいしいと思う。

 帰りに上七軒を通って帰る。久しぶりにグレース・セゾンに寄り道。わざわざはあまり行かないけれど、近くに来れば寄るお店だ。Photo_327

 夏柑糖が有名な老松の洋菓子部門だけあって(?)、こちらは凸百恵ゼリー(でこももえ・そういう名前の柑橘です)が目を引く。瑞々しくておいしそうだったのでイートインしてみる。カットもできますと言われるがあえてこのままで。スプーンですくって食べたい気分。ゼラチンのゼリーでなくて、さらっとした海草系のゼリー。でも固すぎずよい具合に固まっている。かなり大きいけれど、さわやかな風味でつるつるいける。気温の高い今日みたいな日にはなおよし。Photo_328

 祖母のところに持って行くのも含めて、焼き菓子を何点か購入。オレンジケーキオレンジのサブレマーブルのミニクグロフバウムクーヘン。真ん中のピンクの花が梅クッキー、その隣りの白い袋が、和三盆のクッキーで、プレーンと抹茶が一つづつ。

 和三盆のクッキーを食べたが、表面にたっぷりついた和三盆の香りがよくて、生地もバターの風味がしっかり。これはヒット。Photo_329

 夜は残った昨日のおかずで白ワインを飲む。

 勝沼醸造 アルガブランカ・イセハラ

 甲州100%ながら今まで飲んだ甲州とは少し違う感じ。まずわりと甘味があるのに驚いたが、甘味だけではない。あっさりとしがちな甲州なのに、ふんだんな果実味と、こくみたいなものがある。反面、後味のほろ苦さはあまり感じない。飲みやすく、豊かな甲州。

 *グレース・セゾン

  京都市上京区今出川通り七本松西入ル真盛町731

  TEL 465-1427 木休

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samedi 03 mars 2007

雛祭りの午餐

 「だれかを食事に招くということは、その人が自分の家にいる間じゅうその幸福を引き受けるということである。」~~ブリア-サヴァラン

 今日は楽しい雛祭り♪近々わたしの妹になるトモちゃんが遊びに来てくれた。初対面なのでちょっとどきどき・・・。今日はちょうど雛祭り。ちらし寿司をいっしょに食べよう。

 雛祭りと言えば思い出すのは雛人形の小さなお膳。祖母は必ず、ちらし寿司と蛤のお吸い物、蜆の身のたいたん、菜の花のからし和え、あとぬたもあったかな?、を作ってお人形の小さなお膳に盛り付けてくれた。桃の花を飾って、菱餅や雛あられや白酒・・・。夜になるとぼんぼりを灯した。暗がりの中、ぼんぼりの明かりに浮かぶお人形たちはとても幻想的で、人が寝静まると宴会が始まるのだと思っていた。夜中にそっと見に行ったっけ・・・。時がたち、無粋な大人に育ったわたしはもうお人形を出すこともなくなってしまったけれど、幼い日、小さな娘の幸せを願って節句を祝ってくれた祖母や両親の愛情を決して忘れることはない。Photo_324

 シャルリエ・エ・フィス プレスティージュ ロゼ

 ロゼシャンパンって、なんとなく雛祭りっぽい!特にシャルリエはドライ過ぎず、果実味が豊かなので女の子にぴったり。

 献立はエビフライ。タルタルソースをたっぷり(どんぶりいっぱい!)作った。シナモン風味のかぼちゃのサラダ。チーズはフルール・デュ・マキ。

 雛祭りの定番は、菜の花の辛子和えに、蛤のお吸い物。吸い口は柚子。Photo_325

 そしてトモちゃんママお手製のいかなごのくぎ煮。兵庫県の郷土食、ということになるのかな。こちらではあまり見ない。早春の、季節感あふれる品。いかなごが大きくなるとフルセという魚になるらしい。実は初めて食べるのだけれど、甘辛く味が絡まっておいしいものだ。ちりめん山椒よりこっちの方が好き。トモちゃんありがとう(^^)。

Photo_326  ちらし寿司は、ひさごのもの。今日一日の限定(・・・というお菓子やらなんやらが伊勢丹にはたくさん出ていた)のお寿司。ちらし寿司は自分で作ったことがないというかたぶん作れない。祖母が使っていた寿司桶もどこにしまってあるのかわからない・・・(^^;。そう言うと、友人たちは口々に作るのは簡単だと言うけれど、どうもわたしが作ってもおいしいのができないような気がしてなかなかチャレンジできないのだ。

 デザートには昨日作ったパンナコッタといちご(ひのしずく)のマリネ。ちょっとパンナコッタ甘すぎ~(>_<)。紅茶といっしょのお茶菓子に、昨日焼いたレモンのケーキを。型が大きすぎてなかなか火が入らず、長時間焼いたので周りが少々焼けすぎ(?)。途中で天板を2枚にするとか、型の両端にアルミ箔をかぶせるか、いっそ小さめの型で焼くか、なんらかの対策が必要だろう。トモちゃん作のきなこと黒糖のクッキー。上手に焼かはる。伊勢丹で見つけた笹屋伊織の、香川の「お炒り」みたいなふわふわの餅菓子。

 今日のこの食卓が楽しいものであったことに感謝。

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vendredi 02 mars 2007

明日のお菓子

 蔵点も今日で終わり。今年は順調に作業がはかどって問題もなかったので、これにて終了。午前中はひたすら配架とブックメールの処理を黙々とものも言わずにやり続ける。が、やってもやってもきりがない(>_<)。それでも作業のめどが立ったので、できれば・・・とお願いしておいた後半休をもらう。

 さあ、明日の来客のための準備だ!まずはジャスコで買出し。荷物がかさばりすぎたので、急遽マイバスケットを買って、それに詰めて自転車の前かごに乗せて帰る。その荷物を量と重さを見た父、そんなんで自転車に乗るとは信じられん・・・と心底驚いた様子。

 まずケーキを焼こう。レモンピールを入れたパウンドケーキを大きなパウンド型で。いつもみたいにいいかげんには作らないよ。気合入れてちゃんと作るよ。型が大きかったので焼き上がるまで1時間かかった。

 その間にパンナコッタを作る。簡単なのですぐできるがまだケーキは焼き上がらない。

 どちらも試食用に小さいのを作って夕食後に試食。おお。特にパウンドケーキ、ちゃんと作ればまだまだおいしいもん作れるんやん、わたし。これなら人様に食べていただいてもよろしかろう。

 ケーキが焼き上がるとすぐさま、所用をこなしに京都駅へ。帰りに、伊勢丹の地下に寄って、明日作るタルタルソースに入れるディルの葉っぱを買う。

 ・・・すると、わたしの腕を後ろからさわる人あり。振り向くとそこにはなんとお仕事帰りのかもめさん!昨日はWGでニアミスだったのに、なんと奇遇。汚~いかっこうのわたしは少し恥ずかし(^^;かったけど、会えばうれしいのでつい立ち話。かもめさん、やっぱりおいしそうなものを持っておられたのでチェック(^^)!

 かもめさんに先日のドラマのビデオ持って来るね~、と約束したのに!・・・のに!!おバカの弟が重ね撮りして、ドラマはきれいに消えてなくなっていた。職場ロケがあったドラマなのに~。今の職場は老朽化のためなくなるのが決まっているし、記念に残しておこうと思っていたのに~~!!

 もう、激怒。しばらく弟に怒鳴り続けてたら頭痛がしてきた。脳の血管切れたのかも・・・。

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jeudi 01 mars 2007

なんとかほぼ完了

 蔵点3日目。不明予定資料とエラーリストの処理を終える。蔵書点検をして本がない、というのはぶっちゃけた話、十中八九盗まれたってわけだ。今年は六法全書がやられていたよ。ふ~む。盗んだ本で法律の勉強かあ??料理本コレクターも健在。盗んだ本見て幼稚園に通う我が子の毎日のお弁当作るんだ~。子育てしてるんだ~。どんな子に育つんだろう。かなりキモい。図書館の本を勝手に自分の蔵書にするのは窃盗罪です。

 帰りにこれまた昨日棚おろしが終わったばっかりのワイングロッサリーにチーズを受け取りに行く。蔵書点検は図書館の棚おろしのようなもの、とはよく言われるけど、お店ではどんなふうにするのかなあ・・・と職場で話していたところなので、岡田さんにちょっと聞いてみた。

 やはり蔵点と似ていて、HHTで、ボトルに貼られたバーコードをスキャンして数を数える。そしてあるべきワインのリストと照らし合わせて、金額が合っているかを調べるのだそう。なるほど。知らなかったことを聞くのはおもしろい。でもお忙しいのにいらん話を長々とすみません(^^;。ちょっと「カウンターにへばりつく利用者」みたいになってました。Photo_323

 今日いただいたのは、フルール・デュ・マキ。さわやかなローズマリーの香りと表面の青かび。中はむっちりと密で、こくがあってとってもおいしい!

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