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mercredi 28 février 2007

祝・スキャン終了

 蔵点二日目。無事全資料のスキャンが終わる。去年は最後に書庫が残って残業になって、えらいことだったけれど、今年は先に書庫を完了させたので、ちゃんと時間内に終われたのでほっとした。明日打ち上げるリストの処理が少ないと万々歳なのだけれど・・・。

 今日はおやつにマレーヌのケーキを食べた。絶対なくなってほしくない街のケーキ屋さんだ。やっぱりここのオムレットはおいしいな。秀逸な日常のおやつ菓子だ。でも前とは生クリームが替わっているような気が・・・。気のせい?

 久々にル・モニュマン・ブルーに行き、ベルギー・ビールを一杯。なんとなくクリークが飲みたいと思って行ったのだけれど、結局ヒューガルテンの樽生に。このビールは小麦で作ったさわやかなビールで、オレンジやコリアンダーで香り付けもしてあるそうで、ちょっと複雑な風味が魅力。夏はまだまだなのに白ビールは季節はずれかも。でもおいしいからいいや。

 パテ・ド・カンパーニュタルトフランベを食べる。パテは自家製で、しっかりしたお肉の味がする。ベーコンで巻いて、コンソメのジュレを少しかけてある。マスタードとコルニッション、水菜のサラダを添えて。タルトフランベはフロマージュブランと玉ねぎ、ベーコンののった薄焼きピッツァのようなもの。シンプルな食べ物なのだけれどわたしは好き。でも置いてある店は少なくて、こことあとは一乗寺のアルザスしか知らない。

 ここはベルギービールのお店なので、ビールの品揃えは大変豊富。ただやっぱりちょっと高めかな?食べ物はおいしいのにかなり安いし、メニューも豊富でボリュームもある。最初の頃は女性シェフが作っていたけど、今は男性とまた別の女性に二人で作っている。

 生活圏にこんなお店があるのはうれしいことだ。

 *ル・モニュマン・ブルー

 京都市右京区西院西三蔵町13―1 マルクビル B1F

 TEL 315―7000 火休

 *洋菓子のマレーヌ

 京都市右京区太秦一の井町10―7

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mardi 27 février 2007

初日(のおやつ)

 今日から4日間の日程で蔵書点検である。初日の今日は、ま、滞りなくもないけど無事終了。もちろん全部終わったわけもないけれど、去年最後まで残ってえらい目にあった書庫のスキャンが完了してよかったよかった。もうそれだけで気が楽。

 お店の「棚下ろし」というのはどういう手順でするのかは知らないけれど、「蔵書点検」は図書館の棚下ろしのようなもの、とよく言われる。まずきちんと書架整理して本を並べて、HHTで1冊づつスキャン。それをPCに落とし込んで、「今書架にあるべき本」のリストと照会する。「あるべきなのにない本」などのリストを上げてよ~く探す。紛失率が高ければげんなりする。利用者が盗んだとはあまり思いたくないけどね・・・。

 今日の休憩のおやつは、嵯峨釈迦堂前の米満堂というお菓子屋さんの草餅をいただいた。粒餡をオムレットみたいにお餅で包んだ形で、おいしかった。いただきものってうれしいな。知らないお店のお菓子が食べられるから。

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lundi 26 février 2007

お別れ

 近鉄百貨店が、今月末で87年の歴史に完全に幕を下ろす。最終日には行けないので、今日見納めに行ってきた。記憶もおぼろげな小さかったころの、「丸物」から「近鉄」と、思い出深い百貨店だ。屋上から順に下まで見て行った。

 乗り物がたくさん置いてあってよく遊んだ屋上、こんなに狭かったっけ?コーヒーカップや電車に乗ったり、スマートボールに夢中になったり・・・。とても広いところに感じていたのにね。

 思い出す。7階の催事場での「地蔵盆景品大会」。文字通り、地蔵盆前に福引用の景品などを販売する催しだ。町内の役員がうちに回ってくると、母が町内の人と買出しに行くのについて行った。その帰りに食べたチョコレートパフェの甘かったこと。

 6階は大好きな階だった。本屋さんでの立ち読み、祖母にいつも本やまんがを買ってもらったこと。毎週のように通った折り紙と千代紙のコーナー。ここには先生がいて、折り方をいろいろと教えてくれた。サンリオショップも大のお気に入りで、「いちご新聞」と、新聞を買えばもらえる小さなマスコットをとても楽しみにしていた。

 サンドイッチハウス・グルメや鶴喜そばのおいしさも忘れられない。特にグルメは、言ってはなんだが今ある店とはぜんぜん違うおいしさで、チーズバーガーなんか、サイコーだったな。会員になると誕生日には2名までただになった。母とも祖母ともよく来たなあ。

 2階の母の行き付けの洋服屋さん、ボーマニエールのカフェやブティック、時期はまちまちだけれど、けっこう好きな店もあった。近鉄は日常の百貨店だった。

 いろいろな思い出があるけれど、何度かの改装を経て、プラッツになったときには決定的に中身が変わってしまったから、昔を忍ばせるものは階段くらいしかもうなくなっている。階段と中2階の辺りの様子は今見てもなかなかモダンでしゃれていると思う。

 店内は人が多くて大混雑。客も店員もわさわさしている。思い出を拾いに行ってはみたが、もはやそんな雰囲気でもなく、それがよけいに寂しかった。でもいいか。プラッツとわたしの思い出の中の近鉄とはすでに違った店だったのだから・・・。

 地下で、バウムクーヘンの量り売りをやっていた。「Jinya’s cafe Kyoto」所在地は、伏見区納屋町らしい。聞いたこともない店だったけれど、一つ小さいのを買ってみたが、なかなかおいしかった。

 丸物、京都近鉄百貨店、たくさんの思い出をありがとう。

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vendredi 23 février 2007

上用饅頭

Photo_322  弟が表彰を受けていただいてきたお祝い菓子、俵屋吉富上用饅頭のお相伴にあずかる。「薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)」の方が正しい名前なのかもしれないけれど、こんな立派できれいなお祝いのお菓子には、やはり敬意を表して「上用饅頭」と呼びたい。

 白のもピンクのも丸くてつやつやでとっても美しい。白いのはこし餡。甘さはごくごく控えめでさらっとした上品な風味。皮の山芋のほんの少し引きがあるのもよい感じである。ピンクのは粒餡だと思ったら、白餡の中にさらに粒餡がイン!手がこんでるなあ。

 運動会のときにもらう紅白饅頭、あれもおいしかったなあ・・・。実は和菓子よりも洋菓子への情熱が勝つわたしだけれど、上用饅頭ラヴ!中身はこし餡でなくっちゃね。

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jeudi 22 février 2007

ドラマ放映日

 こんばんは。音羽図書館のはたこです(笑)。わかった人は今日の『新・京都迷宮案内』を見た人である。先日わたしの職場でロケをした回の放映が今日あったのだ。遅番だったので、ビデオで見る。設定の図書館の名は「音羽図書館」で、東山辺りにある図書館ということになっていた。カウンターでは予約の本をめぐって職員がいちゃもんをつけられ、その後に館内で異臭騒ぎがあって、利用者も職員も書架でばったばた倒れ・・・なんていうろくでもないシーンばっかり(笑)。ほんとにあったらやだな。

 利用者検索をして「該当者なし」の画面表示などを小道具で作るとスタッフが言ったはったけど、なかなかうまくできているし、どさどさ書架から落ちてくる本も実は小道具で、これも画面で見るととてもうまくできている。どんなふうになっているのかなと思って楽しみにしていたのでよりおもしろかった。

 どなたか見られた方おられます(笑)?

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京の味 ごちそう展

 2月のバレンタイン後の、高島屋の恒例イベント、京の味 ごちそう展に行く。このイベントは何と今年で51回目。2300円ほどで、名料亭の料理が食べられる「名物食堂」は、今年も朝11時前から長蛇の列だ。去年はなんと、ここにあの瓢亭が出ていたのだ。もしかして今年も・・・と思っていたのだが、残念ながら今年はなし。あれは50回記念の特別出展だったのかなあ・・・。デパートのフードイベントで、2300円で、あの味はまさに奇跡だったが。

 今年のラインナップは、山ばな 平八茶屋、魚三楼、菊乃井、中村楼、西陣魚新、美濃吉本店 竹茂楼といったところ。どの店も2300円ではお昼すらもまず食べられない。今年は西陣魚新の料理をいただく。ここは有職料理の流れをくむ、安政2年創業の由緒ある店らしいのだが、西陣は家からも遠いこともあって、行ったことはなく、料理を味わったこともないので楽しみだ。Photo_321 画像がうまく回転しなくてヘンだけど、参考までに。

 胡麻豆腐 割り醤油 わさび

 お造り  鯛 生湯葉 長芋 わらび 大葉

 だし巻き 串打ち(海老 鴨ロース) 梅かまぼこ 赤梅甲州あんかけ ぬた和え(蟹菜の花) 鰆西京焼き 茶巾麩 厚焼きかまぼこ

 炊き合わせ  子芋 にんじん わかめ 筍

 椀物  蟹しんじょ しいたけ にんじん 鶯菜 柚子

 ちらし寿司  蟹 錦糸卵 筍 梅麩 三つ葉

 いちごソースの杏仁豆腐 いちご 木いちご ブルーベリー

 黒い引出し式のお重が楽しい。引出しの中には若竹煮。柔らかな春の雰囲気のおいしいお料理だった。

 あとは展示を見たり、販売ブースを見たり。なんとなくお店が減っているような気がしたけれど、そうでもないのかな。すべて京都のものなので、いつでも買えるわという気もあり、買い物はあまりしない。ただ賀茂みたらしが実演販売でほかほかだったのでおやつに買う。さっき去年の日記を読み返してみたら、去年もみたらし団子買ってた(笑)。行動パターンが同じなのが笑える。

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mercredi 21 février 2007

御茶ノ水 小川軒

 「おいしいもの」とは何だろう?それは思い出が加味された食べ物のことだろうと思う。レーズンサンドもわたしにとってはそんな食べ物の一つだ。

 一般的にレーズンサンドと呼ばれているこのお菓子は、二枚のサブレにクリームとラム酒漬けのレーズンを挟んだもので、おいしいのからそうでないのまで、いろいろな店が作っている、わりとよく見かけるお菓子だ。これには祖母ではなく、母の思い出がある。母の東京出張の際の定番のおみやげはいくつかあったが、その中のひとつがレーズンサンド。新宿中村屋のものだった。なんておいしいのだろう、と子供心に感じた東京の味だった。今でもレーズンサンドは大好きなお菓子の一つで、店先で見つけてはふらふらと一つ二つ買って食べている。Photo_317 2_21

  さて、前置きが長くなったが、今日食べたのは、伊勢丹の催しに出ていた、東京は御茶ノ水小川軒の「レイズンウィッチ」。名前にはこだわりがあるようで、小川軒のは必ず「レイズンウィッチ」と言う。小川軒は何軒もあって、味もそれぞれ違っているので注意が必要。

 ここの店のは初めて食べる。心もち大ぶりで、全体的に膨らんだ感じ。表面はドリュールでつや出しした上にスライスアーモンド少々の飾り。サブレはざっくりとして歯ごたえよくおいしい。白いクリームは上品な軽さで、そう甘味も強くない。ラム酒をたっぷり吸ったレーズンはたっぷりで、数えてみたら30粒あった。二枚あわせたままではなかなか食べにくいので1枚づつ食べる(笑)。とてもおいしい。

 お仏壇にお供えしたお下がりを食べたので、室温に馴染んだ状態で食べた。冷蔵庫から出し立てならクリームが締まって、また印象は違うと思うが、たぶん室温で食べた方がおいしいだろうね。

 「小川軒」、最初は一つだったようだけれど今では別のよう。どうなってるんだろう・・・とは誰もが思うことのようで、研究家がここに・・・。研究成果に感動!http://f28.aaa.livedoor.jp/~minozi/ogawa/ogawa.html

 あと食べていないのは、一説には一番おいしいとも言われる代官山小川軒のもののみ。相当おいしい御茶ノ水のを凌駕するのか?

 同じく伊勢丹に限定30食で出ていたビーフシチューも少々お高いけれど、ソースの味と香りがとてもおいしかった。東京から出張と思われるお店の若いお兄さんがイケメン。

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mardi 20 février 2007

東寺散歩

Photo_315  子供のころに見たものを大人になってからもう一度見てみるということはおもしろいことだと思う。新たな発見があったり、再発見をしたり。わたしにとっての東寺もそんな場所である。今までに一番多く行ったお寺と言えば、まず西本願寺、次いでこの東寺だ。なにせどちらも近所の遊び場だ。あと本國寺跡というのもあったな。「東寺」というのは西寺と対比したときの名前で、本当は「教王護国寺」という、とはよく言われるけれど、実は「教王護国寺」という名前すらも略称で、正式名称はもっともっと長い。

 今、ちょうど、冬の非公開文化財特別公開もやっているので、午後の時間をたっぷりと東寺の散歩に費やした。2_20

 外はぽかぽかと暖かく、境内にはもうちらほらと桜までもが咲いている。露天商が明日の準備を始めている。明日も温かく好天らしい。きっと大層なにぎわいになるだろう。

 まずは観智院へ。ここの客殿は1605年に、北政所、ねね様(様付けなのは好きだったりするから♪)の寄進で再建されたもので、桃山時代書院造りの一典型である、国宝。また、上段の間の床の間(これも室町時代の床の間から、現代に見られる江戸時代の床の間に移っていく過程がわかる興味深い形の床の間である)には、宮本武蔵筆の「鷲図」と、襖画には「竹林の図」が描かれている。その筆運びから、武蔵は左利きであったと思われるらしい。

 御本尊はそれぞれ違う動物に乗った五体の「五大虚空蔵菩薩像」でちょっと珍しい。五体ともすらっとした体躯と端正な顔立ちのかっこいい虚空蔵さんだ。また隣りには、迫力ある愛染明王も安置されている。

 ここはなかなかおもしろい建物で、敵の侵入を知らせる鶯張りの廊下や、帳台構(ちょうだいがまえ・一見、柱があって扉ではないように見せかけたところが実は開くようになっていて、その裏には侍が隠れる間があり、主人に危機があったときはさっと扉が開いて侍が出てくる)、木の天井のように見せかけて実は紙の天井で、敵が忍んで天井裏に上がっても紙が破れて落ちる・・・といった、ちょっとした忍者屋敷のような仕掛けがあるのだ。

 お寺なのになぜ、という疑問がわくが、この寺が寄進された1605年と言えば関ケ原の2年後。まだまだ徳川の政権も固まらず、特にまだ京ではねね様を慕う武将も多く、この寺がそういう武将たちの密議の場にもなっていたからのようだ。

 奥の茶室、「楓泉観」は、室町時代の、利休以前の、あまり堅苦しくも、たぶんわび・さびでもなかった時代の茶会の雰囲気を伝える書院風の明るいのびのびした感じの茶室。先日訪ねた、大徳寺・聚光院の茶室とはまったく違った雰囲気だ。

 お茶席でお茶を一服・・・。係の人の話によれば、この観智院、今は無住でふだんは閉めているけれど、20年くらい前までは人も住み、いつも開いていたとか。そうだったのか。子供の頃に中に入ったのかどうかはまったく覚えていないけれど、いつも門は開いていた記憶がある。21日の弘法さんには祖母と欠かさず来ていたのだが、ここは北門から入ってくるわたしたちの通り道だったのでよく覚えているのだ。

 次は小子房(こしぼう)へ。この建物は昭和9年の再建なので新しい。中の六つの部屋には、堂本印象の作品がずらりと並ぶ。Photo_316

 どの部屋の絵も美しいのだけれど、一目で、また一番気に入ったのがこの「瓜の間」。襖の絵は、瓜・きゅうり・西瓜、の瓜づくし。特に西瓜がかわいくて(^^)。水墨画のように見えるけれど、花の部分は薄く黄色に塗ってあってそれがまたいい感じ。

 東寺に帰依された御宇多上皇は、西瓜が好物で、夏になると西瓜の寄進を受けておられたとか。そのエピソードから堂本印象が、瓜づくしの絵を描いたのだとか。わたしも瓜類は、香りも味も大・大好物。夏になると瓜のたぐいばかり食べるので、わたしの体は瓜でできているの状態。ことに西瓜と青瓜が大好きで、西瓜模様がかわいくって仕方がない。この部屋はすばらしい(笑)!

 五代目、国宝、五重塔。朝な夕なに見ている五重塔だ。五代目と言っても360年間焼けていない。「塔」というのはこんなに大きくてビルみたいであっても、本来は仏舎利を納めるストゥーパであるから、お墓のように外から拝むものであって、中に入るということはしないものなのだそう。知らなんだ(^^;。

 なんでもこの五重塔、建ってから50年後には木材の乾燥などで、50センチほど縮んだのだそう。その結果、中心を通る心柱(しんばしら)が屋根を突き上げてしまい、それを治すために心柱を切り下げたのだとか。その方法がまたびっくりで、上に出た部分を登って切ったのではなく、下の部分を切って、だるま落とし方式で塔の層の部分を落としたのだとか・・・。なんて大胆な工事なのだろう。また、なんでもこの塔、大変優れた耐震構造を持っているのだそうで、落雷による焼失はあっても、地震による倒壊の記録はないのだそう。現代にも通用するハイテクノロジーなのかもしれない。

 他には、金堂講堂食堂などを見る。禅寺とはまったく違う、密教の仏や法具は、いかにも・・・な感じに満ちていて伝奇な世界にわたしを誘うのであった。 

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lundi 19 février 2007

ぶどうの蔵

 いっしょに行きましょう~!とさんこさんが言ってくれていたぶどうの蔵へ。この店は10年くらい前に一度行ったことがあるのだけれど、ちょっと前にさんこさんのお友達が若くしてシェフになって、おいしい料理を作ったはるらしい。もちろんワインの店なのでワインは豊富。楽しみ、楽しみ・・・。ワインもお料理もすっかりおまかせで、座れば出てくるおいしいもの、という非常に贅沢な状態にて。おいしそうな写真はさんこさんのところとかもめさんのところで。

 まずは食前酒として、ボランジェのグラス。やはりボランジェ、ちょっと甘い。もう少し酸があったほうが好みかな。

 ひらめのカルパッチョ (たしか)クレソンのムース添え

 さっぱりしてするっと入れる前菜。オリーブオイルの香りがよい

 子羊のソーセージ マスタード添え  子羊の内腿の生ハム  子羊とブルーベリーのマリネ

 子羊シリーズはどれもとても美味。ソーセージも肉のよい香りと風味がわっと口の中に広がるし、生ハムは柔らかくてしっとりして、塩分もきつすぎずジャスト。特にマリネは羊の香りがワインととてもよく合って、これぞマリアージュ!!と知ったふうなことを言いたくなるのであった。

 そのワインは、アルベール・モロー ボーヌ マルコネ プルミエ・クリュ 1986。古酒、と言ってもよいヴィンテージ。暗い照明の下だったので確かではないけれど、ガーネット寄りの色合い。丸みのある香りが熟成を感じさせる。少し酸味勝ちな気配?だんだん香りが立ってくる。ピノ・ノワールらしい香りが羊とよく合う。これにも感じる漢方薬の香り。そう言うと、さんこさん、「婦宝当帰膠」。そう、そのとおり!女性の万能薬、というか基本薬の婦宝当帰膠。正確に言えばその中に含まれている生薬の何かに似た香りがあるということなのだろうけれど、これは言い得て妙。少し甘味も出てきて、ますますおいしくなっていく。

 白菜のスープ オマール海老

 つなぎはじゃがいもって言ったっけ?百合根って言ったっけ?なめらかなやさしいスープに、ほどよく火を通したほんのり甘くておいしいオマールの実が豪快に浮いている。どのお皿もほんとに塩気がちょうどいいと思う。

 ひらめのポワレ あさりのオイルソース かぶ カリフラワーのピュレ 菜の花 穂紫蘇

 さらっとしたスープのようなソースは貝の風味が豊か。ひらめは皮目香ばしく、身はジューシーでとてもおいしい。菜の花と穂紫蘇の香りが絶妙!ピュレは聞くまで何のピュレかわからなかったけれど、ソースとからめて食べるとこれまた美味。ピュレがカリフラワーと聞いてびっくり。アブラナ科独特のくせのある香りがなくて、なめらかなじゃがいものようだったから。ソ-ススプーンがほしいところだったけれど、なかったのでパンをお代わりしてきれいに食べた。

 仔牛のベーコン巻き にんじん ペコリス ホワイトアスパラガス

 くせがなく柔らかいレアの仔牛はベーコンの香りでこくと強さが出ている。ローストした野菜もおいしく、特に皮のまま焼いたペコリス(小玉ねぎ)はそれだけで甘く、おいしい。

 チーズ  ハニーコーム ドライいちご 枝付きレーズン トルコ産ドライいちじく 薄切りのバゲット レーズンパン

 この店もフェルミエさんから仕入れをされているとのこと。プラトーにはおいしそうなチーズが10種類くらいは並んでいたかな。見せてもらってあれこれ選ぶけれど、結局は希望のもの数種を入れて、おまかせで盛ってもらう。付け合わせのドライフルーツはどれもおいしく、チーズと合わせてつまむとどんどん食が進んで危険(笑)。

 アフィネ・オ・シャブリ ブリ・ド・モー ブリ・ド・ムラン セル・シュール・シェール ブルー・ドーヴェルニュ マールのしぼりかすをまぶしたハードチーズ ハイジのなんとか??という説明を受けた強めのウォッシュチーズ

 いただいたのはだいたいこのようなラインナップ。どれも状態がとてもよくて、非常においしかったのだけれど、とろっとろのアフィネ・オ・シャブリが特に気に入った。

 抹茶と百合根のアイスクリーム

 よく空気を含んでいるのか、口当たりがとても柔らかで、冷たさが丸い。百合根効果か、なめらかで非常にねっとりとした食感。これも聞かなければ、抹茶はわかっても、ほかには何が入っているのかはわからないだろう。

 温かいチョコレートとチェリーのタルトとソルベのパートフィロ包み焼き  チョコレートのアイスクリーム  いちご

 すごい。ソルベをタルトの上に乗せて焼くとは・・・!とろっとした温かく濃厚なチョコレートにひんやりと溶け残った甘酸っぱいソルベ。香ばしくクリスピーなパート・フィロ。レストランのデザートならではのデザートに感動・・・。

 エスプレッソ

 バゲット エシレバター

Photo_313  シェフは、今日誕生日を迎えられた(おめでとうございます!)という、25歳のお若い方だ。まだ3年は修行をしたいとおっしゃる。同じくらいのお年のWGのIさんもそうだけれどほんとにすごいと思う。向上心も強く自分に厳しく、努力家。ニートだなんだと今の若者は~などとよく言われているけれど、少なくとも彼らには無縁の話。人間、年ではない。わたしのようなのを「馬齢を重ねる」という。しっかりしなければ、とますます思った。

 そのお誕生日のシェフにばらを1本いただいて(逆?)、かもめさんには来る「エルミタージュ展」のチケットをいただいて、Photo_314

 さんこさんには手焼きベーグル(金ごま黒糖・チーズ&チーズ・オニオン)の箱をいただいて、花と荷物を持った謝恩会帰りの人みたいになって家路についた。

 ほんとにうれしいこと。さんこさん、コンさん、ごちそうさまでした。かもめさん、絵、楽しんできます。ありがとうございました。

 *ぶどうの蔵

  京都府京都市東山区大和大路四条上ル末吉町99-6 D'sビル1F

  TEL 525-8200 日休

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samedi 17 février 2007

聚光院と真珠庵

 冷たい雨の降る中、ガーニッッシュアッシ・パルマンティエ豚肉のロースト五穀のサラダじゃがいもとオリーブオイルのプチパンの昼食を食べたあと、大徳寺に向かう。冬の非公開文化財特別公開の聚光院と真珠庵を訪ねるためだ。

 聚光院は、三千家菩提寺としても有名な塔頭で、茶道との繋がりが深い。利休作と伝えられる「百積の庭」や、利休好みの茶室「閑穏席」(重文)がある。この茶室はもうひとつの「枡床席」という茶室と一つの水屋を共有する形となっており、おもしろい。今でもこの塔頭では毎月28日の利休の命日には千家による茶会が行われるのだそう。

 方丈の襖絵46面はすべて国宝。狩野永徳の「花鳥図」やそのお父さんの狩野松栄の「瀟湘八景図」などがずらりと並ぶ。しかしこれらはこの春には京都国立博物館に寄託されてしまうので、この、「あるべき場所」で見られるのはこれが最後となるらしい。永徳の作品は安土城障壁画や、大阪城障壁画など失われてしまったものが多く、現存するものは少ないらしい。この襖絵は非常に貴重なもののようだ。松栄の白抜きの猿がかわいいな~とか思っている場合では、たぶんない(笑)。

 真珠庵は、一休さんを開祖とする塔頭である。方丈は重文で、長谷川等伯の「蜆子猪頭図(けんすちょとうず)」や、曾我蛇足の「四季花鳥図」などがある。曾我蛇足の絵が多いけど、この人の絵はちょっと抽象画のようでもあって、何が描かれているのかはっきりとはわからなかったりする(^^;。

 書院「通僊院(つうせんいん)・重文」は寛永15年に、御所にあった正親町(おおぎまち)天皇の女御の「化粧御殿(けわいごてん)」を移築したもので、付属の茶室「庭玉軒(ていぎょくけん)・重文」は、金森宗和ゆかりの茶室、「七五三の庭」は村田珠光の作、と、やはりここも茶道と深い縁があるようだった。

 大徳寺の茶面、とはよく言ったものだと思う。お茶の心得は多少はあったほうが・・・とますます思った。習いに行こうか・・・う~ん・・・。

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真心

 開いてるかなあ、どうだろうと思いつつ、S嬢行きつけの割烹?居酒屋?小料理屋?真心に連れていってもらう。雨の先斗町は狭いのですれ違いがやっかい。とある路地奥へ・・・。

 大将(なんだけどまだまだお兄さんといったお年)、入るなりしゃべるしゃべる。注文取らんとしゃべるしゃべる(笑)。かなりおもしろく、くつろげそうな店だ。

 まずはお酒。大将は日本酒がお好きなようで、ちょっと一家言ありそうな感じ。にごり酒をもらう。滋賀県は高島のにごり酒だそう。少し甘めに感じたが、微炭酸でフルーティー。ひんやりとしたのど越しは一杯目にぴったりだ。

 お料理はどうしようか。メニューはあるけど、「何を食べますか?どんな感じで?」と聞かれるのもこういうお店のよいところ。

 付き出し すっぽんの煮凝り しろなとおあげの炊いたん 海老芋 金時草を巻いたひらめのこぶ締め

 すっぽんの煮凝りおいし~。

 お造り  のれそれ(土佐酢としょうが)  氷見のつばす  よこわの腹身のあぶり(藻塩)

 のれそれと再会・・・。今日は生を食べてみよう。透き通った身が美しく、早春の気配。何もつけなくてもつるんとおいしかった。よこわは背を食べるか腹を食べるかと尋ねられる。炙って出すとおっしゃるのでそれなら腹を、とお願いする。

 だし巻き  「普通のだしで巻きますか?すっぽんのだしで巻きますか?」とまたまたチョイス。すっぽんのだしのだし巻きなど食べたこともなかったのでそれをお願いする。柔らかさ、焼き加減、塩加減すべてちょうどよい。

 だし巻きを巻くときに手前から向こうに巻くのは京都巻きで、大阪と東京では向こうから手前に巻くらしい。へぇ、初めて聞いた。こういう話ってすごくおもしろい。

 次のお酒は、琴平の丸尾酒造の凱陣。樽の香りが効いて、すっきりしたお酒。

 穴子の天ぷら(モンゴルの塩、だったかな?)

 自然薯の海苔巻揚げ

 すりおろしてもっちもちの自然薯を海苔に巻いて揚げたのを塩で食べる。こんなふうに食べるのは初めてだけど、シンプルながらおいしいあて。

 3杯目は〆張鶴。ちょっと重く感じるかな。

 御幣餅  メニューにないものを作ってもらった(笑)。でもこれが大正解で、すごくおいしかった。手作りのたれ(味噌のようだけど、味噌ではなく、醤油ベースにくるみや砂糖などが合わせてあるたれ)の味が抜群で、焼き上がった餅は香ばしくて甘辛くて食がすすむ。

 赤足海老の塩焼き  海老の風味が濃い、緻密な肉質の海老。

 味噌煮込みうどん 

 八丁味噌ではなく、大将のおばあさま(?)の手作りのお味噌を使っているとのこと。名古屋の味噌煮込みよりもあっさりしていて、ちょっとほうとうに近い感じ。

 最後に「ケーキもらったけど食べます~?」って、ベイクドチーズケーキ・ドットコムのケーキをいただいた。予想外のおまけデザート、ありがとうございます。ちなみにメニュー構成の不思議なこのお店、ちゃんとメニューに「ケーキ(珈琲付き)」というのがある(笑)。もちろん大将が焼いたケーキなのだそうで、「珈琲付き」というのが名古屋文化圏出身の大将流らしい。

 3人でこれだけ飲んで食べておなかいっぱい、一人4000円ちょっとというのは良心的。真心あるお店、「真心」なのだった。

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vendredi 16 février 2007

スマートコーヒー

 スマートコーヒー。でも寺町の店ではない。帷子ノ辻にも支店らしき店があるのをつい先日発見した。帰る方向とは完全に逆方向なれど、今日仕事帰りに行ってみた。支店なら、きっとおいしいホットケーキもあるはず!

 店のロゴも同じ。店内には焙煎機。店内は新しい感じだけれど、やはり寺町の店と同じようだ。ホットケーキがあった。外でホットケーキを食べるということはまずないけれど、スマートコーヒーと雨林舎では食べる。バターを塗って、シロップはじゅわっとなるくらいたっぷりかけるのが好き。おいし~♪

 何と言ったらよいかわからないけれど、不自然な味がしないというか、想像したとおりの味がするのがよい。出過ぎず、しっくりなじむ味なのだ。

 お店の方に尋ねてみると、やはりここは寺町の店と同じ店で、京都銀行(すぐそばある)の隣で30数年やっていたのだけれど、しばらく前に今の場所に移ったということだった。寺町の店の2階みたいに、ランチがあるのかはわからないけれど、帰りにちょこっとあのホットケーキが食べられるのはいいなあ。

 *スマートコーヒー

 京都市右京区太秦帷子ノ辻町11-22

 TEL 881-1624 第2・4水休

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書き順

 PICARLEさん、かもめさん、丸義さん、まりまりさん、

 正解は、Photo_309 Photo_310

 かなりの衝撃!!

 

                                                  

                                         

                   ちなみにわたしはと言えば・・・、Photo_311 Photo_312

こんなふうに書いていたのだ!

小学校1年か2年のときからずっと・・・(^^;。

 

  漢字ドリルと計算ドリルはしっかりやっとくべし。

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jeudi 15 février 2007

アブラナ科

 今日の晩のおかずは、肉じゃが(牛肉・じゃがいも・にんじん・しょうが)、白菜とおあげのたいたん、カリフラワーのカレー酢の物。キャベツとおとふの味噌汁にごはんと焼き海苔。

 ふと気が付いた。にんじん以外アブラナ科の野菜しか食べてへん。・・・というかこないだから、畑菜、大根、ブロッコリー、とアブラナ科ばっかり。

 明日はかぶと菜の花食べよ。アブラナそのもので強化週間シメ!!

 ところで皆さん、上京区って正しい書き順で書けますか??京はいいとして、上と区。わたしは書けませんでした。さすがわたし。434480586001

 『知ってるようで知らないものの順序』 ことば探偵団/著 幻冬社コミックス 2005年

 今日、チラ見してた本。「ものには順序がある!!」って、あまりの知らなさに愕然さ。

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mercredi 14 février 2007

ベックルージュ・ショコラ

 去年はアップしなかった、ベックルージュのボンボン・オ・ショコラ。一部メニューが変わって、今年のはこれ。いつも欲張って15個入りのを買う。Photo_307

 特にお気に入りは、ホワイトチョコレートベースのこの2種類。山口さんの世界、というか本領発揮というか、これはチョコレートというよりも緻密に構築されたケーキだ。

 プペットゥ  「ブラックとホワイト2色のチョコレートのコントラストに重なるキュラソーの香りを放ちます」(説明書きより)

 中列下から二つ目。一口食べて、「うおおおお~!!」ほろほろほろ~っとほどけるホワイトチョコレートのガナッシュがすばらしい。キュラソーが華やかに香る。緻密だ・・・。そばで見ていた弟が、「宇宙に飛んだんけ?大げさな・・・」というので4分の1だけ(せこっ)食べさせてみる。「ふぉ~~~~~」。どこかにトリップしたようだ。お菓子の好みはほんとによく似ている。ああ、もっと食べたい・・・。

 ヴァランシアン  「オレンジのカスタードソースで作る、ホワイトチョコレートのガナッシュ」(説明書きより)

 中列一番下。こちらも同じくオレンジ風味のホワイトチョコレート。でも食感はプペットゥとまた違って、プペットゥの「ほろほろ~っ」に対してこちらはねっとりなめらか。カスタードベースだからとてもこくがある。香るオレンジ。てっぺんに丸く抜いたオレンジピールの飾り。ほんとにおいしいわ。

 他にも抹茶がとても濃い「うじ」、フルーティーな「ガナッシュ・フランボワーズ」、オレンジブランデーがよく効いた「トリュフ・キュラソー」など、そのラインナップはまさに宝石・・・。自分チョコに、ここのははずせない!

 *ベックルージュ

  京都市左京区一乗寺花ノ木町21-3

  TEL 706-5085

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mardi 13 février 2007

デザートチーズ

 やっと公休日が来たので、大きく出遅れ(?)ながらワイングロッサリーのセールに行く。高くて財産みたいなワインはもう売れてしまっているかもしれないけれど、わたしはいつもおいしく飲めるワインがあればそれでいい。結局ワイン3本とチーズを買った。Photo_305

 グリーン・ポイント ヴィンテージ・ブリュット 2003

 飲んでみたいと思っていたこれが10%オフで出ていたのでさっそく買って飲んでみた。これはモエがオーストラリアで造っているスパークリングワインだ。最初ちょっと甘い?と感じたものの飲み始めるとそう気にならない。シャンパーニュとはやっぱり違う(当たり前だろうけど(^^;)、と思ってしまうけど、これで2000円ちょっとなのだから十分おいしいと思う。今日のチーズともよく合った。Photo_306

 フルール・ド・マキが売り切れていたおかげで、また新しいおいしいチーズに出会えた。二つともちょっと工夫のあるチーズだ。

 写真下が「カキノワ」という、日本語みたいな響きのチーズ。CAKINOISと綴るのだけれど、つい思い浮かべてしまうのは「柿の輪」・・・。

 カマンベール・ド・ノルマンディーの上に、キルシュを吹き付け、アーモンドダイスがまぶしつけてある。少々塩気の強いとろっとしたカマンベールに、キルシュの香りが華を添え、アーモンドの食感もおもしろい。

 写真上は、ホワイトスティルトン ストロベリー&ピーチ

 スティルトンチーズに、苺と黄桃がたっぷり入っていて、切り口もきれいでおいしそう。チーズの酸味と果物の香りと甘さがとてもよく合って、フルーツチーズケーキみたい。あまり甘いものはデザートワイン以外は合いにくいけれど、このくらいの甘味はワインにちょうどいい。グリーンポイントともよく合ったし、シャンパーニュなら申し分なしだろう。とても気に入った♪

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lundi 12 février 2007

ラ・プティット・ローズ

 先日買ったモンドール、ほぼ毎日のように真ん中からすくって食べて、ドーナツ状になっていたのを、焼きモンドールにして食べる。白ワインもにんにくも何も入れずにそのままオーブントースターで数分。とろ~っと溶けた熱々のモンドールを、バゲット、チンしたじゃがいも、ゆでたブロッコリー。カリフラワー、にんじん、ソーセージにつけて食べる。急いで食べないとまた固まってきてしまうけれど、う~ん、美味♪。ワインがほしくなった。

 10時からNHK総合でやっていた「プライム10」がおもしろかった。1時間半の長い番組で、昨年秋の、パリのサロン・デュ・ショコラを特集。ジャン=ポール・エヴァン、フランソワ・プラリュ、アンリ・ルルーといった名立たるショコラティエや、日本人として初めてサロンに出品した渡辺美幸、メリー・チョコレートのブランド、マダム・セツコ開発チームのアワード出品へ向けての作品作りを軸に、フランス、ベルギーなどのチョコレート事情も紹介され、飽きさせない構成となっていた。

 それぞれの試作品製作の過程がとても興味深くて、画面から味を想像して楽しんだ。プラリネ部門で優勝したエヴァンの「サフィール」は画面からも濃い~ヘーゼルナッツやピスタチオの味がしてきそう(^^;だし、出品(ガナッシュ部門)は別のものにしたようだけれど、プラリュのきのこのガナッシュもおもしろそう。

 パリで「ラ・プティット・ローズ」という店を持つ、兵庫県出身の渡辺美幸さんという女性。店をオープンされて3年目、徐々に人気が出てきているとのこと。Photo_303 Photo_304

 先日買った、詰め合わせの中に、出品作「ローザ」が入っていた。わかりにくいけれど、写真一番奥の右。ばらの香りはあまり強くなく、少し甘めの穏やかな味だった。

 惜しくも賞は逃したけれど、日本での発売も決まり(たぶんこのアソートメントのことかな)、まだパリのお店に来たことがないというご両親に、自分のお菓子を食べてもらいたいと、インタビューに答えて思わず涙ぐまれる様子が印象的だった。

 今年の各部門の優勝者、伊勢丹のバイヤーさんががんばって、来年の日本のサロン・ド・ショコラにやってくるかなあ。早くも来年が楽しみなのだった(笑)。

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dimanche 11 février 2007

ベルナッションvsル・ルー

 vsと言っても誰も対決なんかしてないけどね。今年のサロン・ド・ショコラの長蛇の列の二大ブース。リヨンのショコラとキブロンのキャラメルである。Photo_299

 パレドールはベルナッションのスペシャリテ。裏のような平らな面が実は表で、d'orと冠するだけあって、黒いチョコレートに埋まった金粉がきれい。中は赤茶色のちょっと酸味のあるガナッシュで、香りがよく立って口の中で広がる。写真の箱は3個入りで、すぐになくなる(笑)。

Photo_300  パレドールよりも人気があったのがこのタブレット。かなり分厚い板チョコレートだ。日持ちもするので何枚か買った。

 Super amer 「超苦」は、カカオ分75%の最も苦いチョコレート。

 Orangeはビターチョコレートの中に細く切ったオレンジピールが細長いまま入っている。ピールそのものもおいしいのだけれどとても割りにくい。

 Mendiantは刻んだナッツ入りのビターチョコレートの上にレーズン、ドレンチェリー、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、砂糖がけのアーモンドがぽこぽことはめ込まれていておもしろい。けどわたしはちょっと苦手なので父のヴァレンタイン用にするつもり。

Jour et nuit 写真のもの。これはちょっと変わっていて、「昼と夜」という名から連想するように、黒いビターチョコレートと茶色のミルクチョコレートが二層になっている。

Photo_301   サインまでもらって・・・。三代目(現当主?)とお姉さんが来ておられた。先代はもういらっしゃらないのかな?

 

Photo_302  アンリ・ル・ルーと言えば、キャラメル・ムー、C.B.S.。キャラメル・ブルターニュ・サレ(?)やったっけ?とにかくブルターニュの塩キャラメル。ヨックモックが輸入元になっていたとは知らなかったけど、それにも関わらず関西ではたまにしか手に入らない。実は、中にナッツが入っていないC.B.S.が本当は食べたいのだった(^^;。今年は新作のアナナス・ベ・ローズ(写真)という、赤こしょうとパイナップルのキャラメルがあった。口に入れるとすぐに感じられる赤こしょうの香り。

 でもこれ、名前がよくわからない。アナナスはいいとして「ベ・ローズ」って何やろう?アニエス・ベーやったら知ってる。でもアナナス・ベは知らん。ベ(b)じゃなくてペ(p)やったらちょっと推測できる。poivre rose(eはアクサンテギュ)、「赤こしょう」の略でp.roseなんかもしれんから。謎。

 話がどんどん脱線するけど、ほんまはサロン・ド・ショコラもサロン・デュ・ショコラって言わな気持ちが悪い。BERNACHONも「ベルナシオン」って書いてあるのが気持ち悪い。ベルナッションか、ベルナションくらいにしといてほしい。なんとなく綴り字の読み方間違って音読して先生にちくちく注意される~、みたいな恐怖感すらわく(^^;。ほとんど個人的なトラウマやけど・・・。

 さて、明日12日、夜10時から、NHKでパリのサロン・デュ・ショコラ(笑)の特集番組があるそう。なので忘れず見ることにしようっと。

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