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samedi 27 janvier 2007

ダヴィンチ・コース

 変幻自在の料理と印刷(?)を操る、レオナルド・ダ・ヴィンチのような方のお店、コート・デ・ブランに、再びPICARLEさんに連れていってもらう。変幻自在なので、「何が食べたい?」と師匠はあらかじめ聞いてくださったけれど、ここはひとつスタンダードコースでお願いします。前回のお鮨がとてもおいしかったのでスタンダードもすばらしいに違いないと思ったから。

 階段を上がって2階へ・・・。ドアを開けるとき、思わず「失礼します」と自然と言葉が出るような、個人のお宅のくつろげるリビングといった趣のお店である。

 まずはシャンパーニュから。選んでいただいたのはミッシェル・アルノーのロゼ。ラスト1本。以前と少し変わって、さらにおいしくなったとか。わたしも買って飲んだことがある、好きなシャンパーニュだ。冷える間にグラスのシャンパーニュを飲んだけれど、これがまたおもしろかった。ギー・シャルルマーニュの1日目と2日目。1杯づつもらって交換して飲み比べる。1日目はくっきりはっきり酸が立つ感じで香りも鋭い。2日目は香りがはっきりと違っていた。丸く甘くなって、蜜りんごのような感じだ。

 オイルサーディンとマッシュポテト

 ソーススプーンにのせたほんのり温かい一口のアミューズ。サーディンの風味と柔らかいお芋が混じりあっておいしい。ポワブルロゼがいいアクセント。

 赤うにの冷製カッペリーニ

 北海道からとてもいいうにが入ったということで、うにのパスタ。クリーミーでとろっとろのうにが細い麺によくからんで美味(^^)。細いカッペリーニなのにゆでかげん絶妙。

 鯛の昆布じめと赤大根  オニオンドレッシングともう1種類

 昆布のうまみが染み込んで、鯛のおいしさがアップしてる。スライスした大根のしゃきしゃき感が舌に涼しくて、少しソフトになった鯛とよいコンビネーション。

 ミッシェル・アルノー ロゼは、鼻腔に抜けるぶどうの香りがとても濃くって、色も味も、幸せになれるシャンパーニュ。ガティノワはロゼよりノーマルの方がわたしは好きだけれど、ミッシェル・アルノーはロゼとノーマル、どちらも甲乙つけがたい。

 びんながの炙り

 さっと炙ったびんなが。上面にはごまがびっしりつけてあって、香ばしい。

 菜の花とのれそれのリングイネ

 「のれそれ」というのは穴子の稚魚なのだそう。わたしは初めて食べるし、名前も聞いたことなかった。聞き取れなくて、「フランス語ですか?」と聞くと「日本語だよ」って・・。それにしても不思議な名前。『食材図典』のも載っていなかったけれど、ネット検索では何件もヒットしてきた。

 火を通したのれそれは白魚よりももっともっと柔らかくて、半熟の卵白のような少しつるんとした食感。菜の花の苦味とともに、オイルの風味とよく合う。一足早く早春を感じる一皿。

 ロベール・シャヴィヨン ニュイ・サン・ジョルジュ レ・シェニョー 1995

 見たことのあるようなラベル。畑の違いなどわたしにはわかるはずもないけれど、ぶどうの品種の違いならまあ少しはわかるようになったかな?ピノノワールは不思議なぶどう。ぶどうなのに、植物なのに生ぐさい感じがある。また表現は悪いけれど悪い意味はまったくありません(笑)。このワインはなんとなく漢方薬チックな風味も・・・。おいしいなあ・・。

 牛もものステーキ フォアグラ入りのソース

 レストランでメインを選ぶときなど、どうしても羊や鴨や冬ならジビエの方に行ってしまって、案外食べる機会のない牛肉だけれども、このステーキは一目見たらこれを選んでしまうでしょう、といったとてもおいしそうなお皿。

 ポーションは肉厚、焼き加減はレアでとっても柔らか。フォアグラ入りのソースのこくも、肉の旨みもほんとにおいしい!

 どれもとても洗練されて上品な、なんとなく京都人好みのお料理だと思う。ダ・ヴィンチの手から次はどんなお皿が生み出されるのだろう?

 明日は仕事なんだけど・・・。かもめさんもおられるようだし、やっぱり行きたいワインバー(笑)。そこで今度はボルドーを1本。「さあ、はたこさん、何を開ける?」とおっしゃられても・・・。選べないのでソムリエOさんにおまかせ。選んでもらったのは、シャトー・トゥール・ド・ミランボー キュヴェ・パッシオン 2003。ピノとはまた違ったおいしさでするすると・・・。でもやばい。トータルで1本以上飲んでる計算(>_<)。合わせてチーズなど。ブラドゥーロ、ブルードーベルニュ、カマンベール、モン・ドール、フルール・ド・マキ。ああ、もうフルール・ド・マキ出てるんだ~。

 ここで師匠、爆弾発言。スイーツ巡礼者のかもめさんとわたしの隣りで「たかが甘いものだよ・・・」。・・・・・・な、なんですって?!

 夜が更けるに連れてカウンターは満員。お医者さんはPICARLEさん横の特別補助いす席にて。おなごりおしいけれど明日は仕事、一足先に失礼いたします。

 PICARLEさん、ダ・ヴィンチさん、楽しい夜でした。ありがとうございましたm(__)m。

 いろんなことを教えてくれる人がいる喜び。 

 *コート・デ・ブラン

 京都市下京区寺町通松原下ル植松町 キシベ印刷2階

 TEL 351-3701 日・月休

 *ワイングロッサリー・ワインバー

 京都市中京区六角通新町西入ル

 TEL 255―0117 日・第三月休

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Commentaires

スウィーツをめぐる発言、スマンm(__)m
でもキシベワールドは、他所でなかなかお目にかかれないものだし、良かったろう。
また行きましょうね。

Rédigé par: PICARLE | lundi 29 janvier 2007 06:20

鰯漁の網を上げると鰯たちの上に乗って反って滑り落ちてくるからのれそれ(だったと思う)
たぶん、わざわざ名前を言わないだけでどこかできっと食べてるんじゃないでしょうか。
少なくとも居酒屋ではけっこー見かけます。スーパーではなんて名前で売られてたか。。。シラウオとかシロウオとかとまぜこぜになってるかも。
なんか寒くならないうちに春が来たって感じがしますね。

Rédigé par: 好青年F | lundi 29 janvier 2007 17:45

今度は仲間に入れてくださいね。

のれそれを物知りのはたこさんが知らないっていうのが驚きで、ちょっと優越感(←なんだそりゃ・笑)。

Rédigé par: かもめ | lundi 29 janvier 2007 20:08

PICARLEさん,
いえいえ。許して差し上げます(笑)。
キシベさんには「世界」がありました。
また行きたいです。

Rédigé par: はたこ | lundi 29 janvier 2007 22:42

好青年Fさん、ようこそお越しくださいました。

なるほど。「のれそれ」の語源はそういうところから来ているのですね。知らずに食べてた・・・?んでしょうか。よくわかりません。

月は朧に白魚の篝も霞む春の宵・・・。雪も見ないうちから、ですねぇ。

Rédigé par: はたこ | lundi 29 janvier 2007 22:49

かもめさん,
二人ででも伺ってみましょうか・・・ってちょっとやはり気後れが。

いやいや知らないことだらけですよ。なんかかんかと日々勉強です。
食材のレファレンスで有効な、『食材図典』と並ぶ、辻調監修の『料理材料大図鑑 マルシェ』が盗まれていることが発覚し、ショックを受けております。便利だったのに・・。

Rédigé par: はたこ | lundi 29 janvier 2007 22:56

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