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mardi 02 janvier 2007

初詣はやはり

Photo_256  正月二日、あいにくの空模様となったが、伏見稲荷大社に初詣に行く。うちは伏見稲荷の氏子地域にあり、節目ごとに参拝をする、子供のころから大変なじみの深い神である。商売繁盛の神として大変有名であるが、実は稲荷の神様は、その名前のとおり、稲の神、穀物神、つまり食べ物の神様である。そのことを知ってからますます信仰するようになった。なんだか食べることが大好きな自分にぴったりの神様のような気がしたのだ。なんとなくわたしは一生を通じて飢えることはなく、食にまつわる風景が幸せであるだろうと半ば確信めいて思えるのは稲荷の神様のおかげかもしれない。またこの神社は秦氏にゆかりの神社でもあり、「はたこ」であるわたしがゆかりあるところと仰いでも不思議ではないのである。

 我が家では家族のうちの誰かが初詣に行き、古いお札を納め、新しいお札を受けてくるのがマストな行事となっており、近年ではとみに出不精になった父に代わってわたしが行くことが多くなっている。今日は悪天候ということもあって、境内は、お正月にこんなにすいているのをかつて見たことがない、というほどであった。そのおかげでゆっくり参拝することができたし、ご祈祷を受けることもできたのでよかった。Photo_257

 ご祈祷の後でいただける神饌。木のお札と、お米、干しわかめ、ようかんが入っている。お神酒の授与もあるが世相を映して、さすがに中止はしていないものの「お車で参拝の方はご遠慮ください」としっかり張り紙が。

 ちょっとヤンキー風の父親が子供を叱っている。「そんなことしてたら、神さんみんな見たはんで!!」京都人に多く見られる「おっちゃん(またはおばちゃん。つまり他人のこと)怒らはんで!」という叱り方にはあまり共感できないけれど、こういう叱り方は好感が持てる。神の目を意識させることによって、自然に自分の中に自己を律する基準ができていくと思うのだ。ヤンキー父さん、やるね!

 いつものようにおみくじを引いてみる。なんと引き当てた番号は1番。もらって見てみると、ちょっと変わった神意が出た。Photo_260

 吉凶未分末大吉(きっきょういまだわからずすえだいきち)

 罪あらば我を咎めよ天つ神たみはわが身の生みし子なれば。

 「万民の罪穢を背負いたまう大神の御心であり世の為人のために尽くせとのみおしえ」だそう。「何につけ我が子をいつくしむ心を以ってすれば前途は光明に輝き、ゆくゆくは必ずよき方に向かうこと疑いない。」・・・疑いないのか~。だから末大吉なのだな。よき神意。

Photo_261  おみやげはもちろんこれ。名物の味噌せんべい。かりかりして、香ばしい素朴な風味がおいしいのだ。四つ折りとか半折りにしてあるのは固くて歯の悪い人には辛いけど、狐の形のはクリスピーなので大丈夫。Photo_259

伏見稲荷のジビエ(笑)。すずめはあまりにも骨っぽすぎるので、うずらにした。うずらだとけっこう肉がついている。これは日野屋という店のもの。

Photo_262 今日のワインは、ドメーヌ・ドゥ・ラ・フュリー ボジョレー・ヌーヴォー 2006 キュヴェ ワイングロッサリー

 お正月くらいが飲みごろかも、と聞いて2本買ったうちの1本を残しておいた。開けてすぐから華やかで甘みが・・・。すごく深みも増しているような感じがする。もう「ヌーヴォー」じゃないかもしれないけれど、このヌーヴォーはおいしい。

 ミラベラというチーズを食べる。四角くて、表面はオレンジ色でぬらっとしているウォッシュチーズ。そのルックスのとおり、かなり強烈な匂いを放つ。中はとろんとするくらいに熟成している。味もパンチが効いている。匂いは独特だがそれよりも塩辛い。すごく旨みがあるのだけれど塩辛いのでたくさんは食べられない。

 このワインとはあまり合うように思えなかった。アンモニア臭が際立ってしまうような感じ。でもこのチーズはどんなワインと合うのだろう。なかなかに難しい。

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Commentaires

今回はミスタッチではございません。
偶然の産物ですが、気に入ってしまいました。

ボージョレ同盟。私も今日はボージョレ開けました。
同時に買っていたルロワのもの。

やはり何か通ずるものあるんでしょうね。

Rédigé par: おもめ(笑) | mardi 02 janvier 2007 23:58

お稲荷さんへの初詣、なつかしいです。
私の町内にお稲荷さんがあり、近所の方々と毎年初詣に御山の頂上にある、町内のお稲荷さんの祠まで登っていました。そのとき、さいころくらいの餅を何百個と持ち、御山の登る途中にある、何百という祠に2〜3個ずつ手分けしてお供えを配って登って行くのです。
今はもう、行かれる方々が年をとられ、自然とすたれてしまいました。
今年は、我が家だけで行って見ようと思います。

Rédigé par: 好日 | mercredi 03 janvier 2007 00:57

  私も元旦に伏見稲荷で初詣をすませて東京に戻りました。そしておみくじは1番でした。
 うれしいような怖いような内容です。自分次第ということでしょうか。
 境内で甘酒いただきました。生姜を自分で入れていただくというのは、東京には見ない流儀です。一本箸でかきまぜて、楽しみました。
 一昨年は暮れに行ったのですが、雪で池までしか上がれなかったのが思い出です。

Rédigé par: 東女 | mercredi 03 janvier 2007 08:42

「ヤンキー父さん、やるね!」←これ笑いました。&烈しく同意です!!

公共のマナ-なっていない子供にヒト(=他人)をだしにして叱る人多いですよね~。うんうん。やるな~ヤンキ-父さん。(普段はヤンキ-好きじゃないですが・・・)

初詣は明日行ってこようかな?三が日には行けませんでした。

Rédigé par: angel | mercredi 03 janvier 2007 20:56

はたこさん あけましておめでとうございます。
伏見稲荷の味噌せんべい私もお気に入りです。
ジビエは如何でした?
石清水八幡宮にも昔はあったんですがもう随分行った
事が無いので今も存在しているかどうか分かりませんが
あの姿・形を見るとよう食べません。(笑)
今年もよろしくお願いします。

Rédigé par: greedy | mercredi 03 janvier 2007 22:13

おもめさん,
わたしもすっかり「ぶたこ」に・・・(^^;。
フレッシュなのもいいけれど、ちょっと時間を置いた「新酒」もいい感じですよね。どれくらい熟成がきくものかはわからないけれど・・・。
ルロワは名声どおりおいしいですよね。

Rédigé par: はたこ | mercredi 03 janvier 2007 22:18

好日さん,
お町内にそんな行事があったのですね。町内の祠まであるとはびっくりです。武信稲荷も古いお社のようですね。
お山はとても神秘的で、独特の雰囲気がありますね。独りで登ると、途中で恐くなってだめなんです(>_<)。

Rédigé par: はたこ | mercredi 03 janvier 2007 22:22

greedyさん,
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

石清水八幡宮にもジビエが?!勝利や武運を祈願することのない日常なので、八幡宮にはご無沙汰なのですが、暖かくなってサイクリングに行くことがあったら(桂川サイクリングロードはご存じ?)ジビエ見てきますね。
うずらはフランス料理で食べるよりもさらに野趣があっておいしかったですよ。たしかにちょっとグロテスクですが。

Rédigé par: はたこ | mercredi 03 janvier 2007 22:29

東女さん,
奇遇ですねぇ!!おみくじ、同じ1番をひいたなんて!びっくりしました。やはり同じ神意が出たのですね。
たぶんおみくじって、吉とか凶とかよりも、和歌にして書いてあることが大事なのでしょう。
「末大吉」となるようお互いがんばりましょう(^^)。

甘酒のセルフしょうがはわたしも知りませんでした。

Rédigé par: はたこ | mercredi 03 janvier 2007 22:34

angelさん,
お帰りなさいませm(__)m。

ちょっと気になるその叱り方、京都にはどういうわけか多いんですよ~。違和感持ってるのがわたしだけでなくてうれしい(笑)。別ヴァージョンの「おっちゃん笑わはるわ」とか「お姉さん見たはるえ」くらいだったらまだ許せるんですがねぇ・・。

Rédigé par: はたこ | mercredi 03 janvier 2007 22:39

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