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dimanche 31 décembre 2006

感謝を込めて

Photo_253  年越しの夜にこんなかわいいゼクトを。阪急百貨店の今年のクリスマス限定品。ブッシュ・ド・ノエルを作るガスパールとリサがかわいい。リースリングのゼクトだそう。甘ったるくなくておいしかった。

 チーズはお正月を待てずに切った、シャビシュー・デュ・ポアトー。真っ白でほろっとした食感、酸味の効いたほんとにシェーブルらしいチーズ。

 他にはヒロで買って来たユッケと焼き豚(おいしいのよ、これが)、サラダなどをつまんで、だらっと。

 最後は年越しそばで。今年もぼちぼちやれましたねと家族に感謝。来年も細く長くでお願いしますよ。

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 実生活で仲良くしてくださった方々、ネットでいつもお話させていただいている方々、そしてこのつたないブログを読んで下さっている方々、一年間ありがとうございました。

 来年も皆様方と、おいしいものに出会う喜びを分かち合えますように。今年も残すところあと数時間です。よいお年をお迎えください。来る年が皆様にとって、幸多きものでありますよう、心からお祈り申し上げます。

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大つごもり

 思えば今年も矢の如く過ぎ、大つごもりである。年末年始はゆっくりできる人と、いつもよりしんどい思いをする人とに分かれると思うけれど、わたしはしんどい人かな。

 でもまあ今年は、3時過ぎくらいで一応の迎春準備は終わったのでしばしの休息である。午前中に肉と刺身用のサクに切った魚を買いに出た。最初にミートショップヒロに行ったのだが、まだ午前10時過ぎだというのに長蛇の列ができている。寒さしのぎのストーブが2台、ふるまいの熱いお茶まで置いてある。ここの肉はいい肉でおいしいのに安いということを本当に皆よく知っているのだなあと思う。それにしても京都人の牛肉好きなことよ。「肉」と言えばそれはすなわち牛肉のことなのだから。

 わたしはおせち料理を作らないが、昔は30・31日の両日をかけて、祖母と母とちょこっと手伝いとつまみ食いをする程度のわたしとで大量のおせちを作った。3段のお重が二つと2段のお重が一つ。「おせち」というのはもともと関西の言葉ではないそうだ。そう言えば祖母も母も「おせち」とは言っていなかったな。祖母は「お煮しめ」と、総括して言っていた。

 お重には欠かせない芋棒も、作る家庭は少なくなったのだろう。朝日新聞によると、棒鱈の流通量が激減しているのだそうだ。子供の頃、台所の上がりかまちのところに練炭火鉢が置いてあって、この時期になると棒鱈の鍋がかけられていた。あの独特の香りと、慌しい台所の様子は、昨日のことのように思い出せる。

 何かやらせて、というわたしに祖母が命じたのはごまめ。じゃこの腹を丁寧に取って、フライパンで炒り、飴を絡めて胡麻を振る。お煮しめの人参を梅の形に抜いたり、こんにゃくをゆでて結びこんにゃくにしたり・・・。栗きんとんを作ったこともあったな。偏食のわたしのために、祖母は必ず鶏の照り焼きやから揚げ、筑前煮、もちろんだし巻きなども作ってお重に詰めてくれた。

 わたしは大変に偏食の子供で、重詰めの料理がほとんど食べられなかった。そのために重詰めに限っては祖母からの味の継承ができていなくて、とても残念な思いをしている。

 そんな祖母は、来年の年女である。府内最高齢の亥年生まれは、108歳になる方々だそうだが、祖母はその一回り下の96歳になる。

 この10年・・・。近くの医院に行く途中で盲目の人にぶつかられて転んで腰を打ち、歩けなくなったのが97年のこと。このころからだんだんと要介護の様相を見せ始めた。その間車椅子ごと病院の階段から転落して肩の骨を折り、全身麻酔での手術。肺に膿がたまって意識不明・・・。数々の死線を乗り越えて、不死鳥の如く甦った祖母である。その道のりは、わたしたち家族にとっても平坦なものではなかった。特に家で介護をしていたときは本当にしんどくて、まだまだわたしも若く体力もあった代わりに血気も盛んで、家族がぶつかり合うことも多かった。

 もう一回り、108歳の当たり年までがんばって生きていてほしいと願うのはわたしのエゴだろうか。明日、祖母はお盆以来の帰宅をする。風邪をひかさないように、餅をのどに詰めないように、柔らかくておいしいものを用意して待っていよう。

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samedi 30 décembre 2006

お菓子の木

Photo_195  定番の好きなもの、シェラメールお菓子の木王様の枕とともに、たまに食べたくなるお菓子で、おやつにとってもよろしい。シェラメールとは「お母さんの家」とか「お母さんのところ」といった意味だからというわけでもないが、この店は母の思い出のある店だ。本店が今の場所ではなくて、富小路六角にあったころ、王様の枕とお菓子の木と、オレンジケーキを仕事帰りにちょくちょく買ってきてくれてた。ということは、このお菓子たちはかなりのロングセラーなのだなと思う。

 表面がさくっとしたチョコレートのビスキュイに、たっぷりの生クリーム、キウイ、洋梨、いちごにバナナ、黄桃。そしてカスタードクリームの詰まったシューが包み込まれている。食べごたえあり。Photo_203

 ショコラ

 ずっしりしたガナッシュ。でもそんなに苦くない。

 本店は遠くなったから今はほとんど行かなくて、たいていは大丸の地下で購入。お菓子の木、写真よりもずっと断面がきれいなんだけどな・・・。

Photo_252  王様の枕

 このお菓子はお菓子の木よりも古い、定番もの。卵黄たっぷりのふわふわの黄色いスポンジ生地に、生クリーム、いちご、黄桃、切った生地、バナナ、そしてチョコレートクリーム入りのシュー。

 そんなに複雑な味のお菓子ではないけれど、おいしいな。

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vendredi 29 décembre 2006

シュトーレン公

 大王とまではいかなくても、シュトーレン公くらいは名乗れそうなわたしです(笑)。

 今年最後のシュトーレンは、えさえさんに買ってきていただいた、大阪はフール・ドアッシュのもの。Photo_251

 シュトーレンにはめずらしく、ドレンチェリーが黄緑と赤が鮮やかなまんまごろごろ入っている。くるみやピスタチオなどもたくさん。生地にはバナナが入っているような感じで、とてもしっとりしている。油脂類が多いのか、とてもボリュームがあるので、ほかのよりも薄くスライスしてちびちび食べている。

 えさえさん、ありがとう!

 昨日でわたしも御用納め。今年もよくがんばりました!本の除籍に大掃除、不要物の積み出しなどで一日動きっぱなしの肉体労働。3時には上司の差し入れのヒロヤのケーキでエネルギー補給。多少年始への積み残しの作業も出たけれど、おおむねすっきり!今日からは家がこんどは忙しい(>_<)。早く日常生活に戻りたいなあ・・・。

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mercredi 27 décembre 2006

食べ納めは美郷

 2006年の食べ納めは、リストランテ美郷にて。結局一度しか行けなかったレプロットのシェフの味をもう一度食べたくて、行ってみたいと思っていたのだけれど、たぶん来年に持ち越しになるだろうと思っていた。しかし、はたと思い至った。優しくときには厳しく、日頃お世話になり続けている豆さんとしばらく食事をしていないではないか!そこでさっそく共に美郷にて食べ納めとあいなった。

 堺町松原にひっそりとたたずむ町家。聞けば3年ほど前までは実際に人が住んでおられた家だという。もちろんレストランとして使い勝手がよいように手は入れてあるけれど、2階のサロンの障子などには「家」の雰囲気が残してあって、生まれ育った家を見るような、とても懐かしい感じがする。照明が落とされた室内。ろうそくの暖かい光がテーブルを照らす。

 まずはやはりスプマンテで乾杯。思わぬ伏兵にやられることもなく、地雷を踏むこともなく、またこの一年お互いやって来られましたな・・。ありがとう!と、ほとんど戦友のような感じで。

 お料理は、迷わず「毛利さんにおまかせ」してみた。そういうコースの名前です(笑)。

 金時にんじんとグリーントマトのピクルス

 かんぱちのカルパッチョ

 長いお皿に盛りのよい前菜。新鮮な魚とかぶやトマトや葉野菜がたくさん。オリーブオイルがとてもフルーティー。

 ワインはP師匠おすすめの、サン・ジュスト・ア・レンテンナーノ キアンティ・クラシコ レ・バロンコーレ 2002。とてもおいしいワインでした。「学ぶ」は「まねぶ」です。師匠、ありがとうございます。

 (伊達or阿波?)地鶏の温かいサラダ トリュフ添え

 「トリュフ多めです(^^)」との言葉どおり、お皿の上にはスライスしたトリュフが一面に!!テーブルに置かれるやいなや香りがあたりに立ち込める・・・。

 ビーツを練りこんだタリオリーニ 猪のラグー

 ビーツの色に染まった赤いタリオリーニは歯ごたえしっかり。たっぷりの猪の肉はよく煮込まれているけれど香りがとてもいい。やっぱり猪はおいしいと思う。冬の楽しみ。味付け、塩かげんもジャスト。思わずもっと食べたい!

 トリュフ、そして猪とワインは抜群によい相性。最初は少しゴムのような不思議な香りがあり、(人聞き悪いことを言いますが悪気はありません)なめらかだけれど力強い感じ。ゆっくり飲んでいくに従って、香りも味も少し甘みが出て変化していく。特に香りは黒糖のような感じも。

 寒ぶりのステーキ トルコのパスタを付けて揚げたたらば蟹 トマトソースを乗せて焼いた茄子

 愛媛県産みかんのグラニテ 焼きみかん入り

 羊のロースト ゴルゴンゾーラチーズ焼き 薄切り大根のチーズ焼き

 羊の香りにゴルゴンゾーラの風味が加わって、強い一皿。黒糖のような香りも出てこくが加わったワインとよく合った。

 チーズ  タレッジオ ゴルゴンゾーラ パルミジャーノレッジャーノ あと2種類ほど。

 その内一種類は「ロナウジーニョ」に似た名前のチーズ。思わずサービスの方が説明を終えて去った後、ロナウジーニョ!!と言ってしまい、言うと思った、とあきれられる。周りの人に「こんなあほな食卓でごめんなさい」って言わなあかんな。ともあれワインが少し余ったので(余らせたのかもしれないが)追加してまでチーズを食べてしまうわたしも豆さんも間違いなくチーズ族。どれも食べ頃でおいしかった。

 ドルチェ  ズッパイングレーゼ 洋梨のシャーベットと焼きみかん ガトー・ショコラ・クラシック

 焼きみかんがよく出てくるのは風邪をひかないためなのか・・・(笑)。どれもおいしかったけれど、イギリスのスープが一番好き。たっぷりお酒が染みて美味。

 パン 

 エスプレッソ

 たっぷり時間をかけて食事を楽しんだ。今度は2階のサロンにも行ってみたいな。

 遅くからさらにワインバーへ・・・。2階に案内されて、石黒さんのおすすめに従い、まずはギュイモ・ミッシェル マコン・ヴィラージュ 2004。おいしい~。昔昔の記憶をたどるとマコンはこんなにおいしくなかったような気が・・・。

 枝付き干しぶどうとチーズ(そう、チーズ族だから。)。説明してもらう前に、見るだけで当ててみる!と言ったものの、モンドール、ゴルゴンゾーラ、ブリ・ド・ムラン、と言ったうち正解はモンドールのみ。ほんとはブルー・ド・コルスクローミエだった。贋チーズ族かもしれない。

 2杯目はデザートワイン。シャトー・カイユ1990。ソーテルヌの古酒ですね。文句なくおいしい。ブルー・デ・コルスとは泣かせる好相性。ちょっとオレンジっぽい感じもあるので、カスタードクリームと合わせてみたい。

 ワインセラーの掃除をした話から、ワインセラーとかびの話になり、同じヴィンテージのワインなのにラベルにかびの生えたのときれいなのとを見せてもらったりしておもしろかった。豆さんもわたしも、かびの生えたラベルのときれいなラベルのではなぜか間違いなくかびを選ぶと言った。家のセラーに生えたら恐くて一生扉を開けられへんけど、ラベルにかびが生えてるほうがなんだかおいしそうに見えてそそられる~(笑)。

 *リストランテ美郷

  京都市下京区堺町通松原下ル鍛冶屋町246―2

  TEL 351―0098 木休

 *ワイングロッサリー・ワインバー

  京都市中京区六角通新町西入ル

  TEL 255―0117 日・第三月休

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mardi 26 décembre 2006

サンタがうちにもやってきた

 今日は大丸のフォートナム&メイソンにて、えさえさん、さとしさん、かもめさんとお茶を飲みながらしばしのおしゃべり。お願いしていたフール・ド・アッシュのシュトーレンをいただく。初めてゆっくりお会いしたえさえさんのパートナー、さとしさんも穏やかな感じのよい方で女3人のおしゃべりににこにこと同席くださった。感謝ですm(__)m。Photo_246

 お願いしていたシュトーレンのほかに、えさえさん手作りのこんなお菓子も!シフォンケーキはほんっとにふわふわでしっとりとしていて、バナナの香りがよく、生クリームなしでも美味。またスノーボールクッキーはココナツも入って食感にも変化があって、バターの香りと粉糖の甘みがgood。さすが食のプロの味は違うなあ、と感心することしきり。やっぱり食に関することは、えさえさんの天職なんじゃないかなと思う。

Photo_248   かもめさんからは、東京みやげをいただいた。ほぼとんぼ帰りの強行スケジュールの中、アトレ品川のディーン&デルーカで買ってきてくださったもの。ディーン&デルーカ、関西にできないかなあともう何年も思い続けているけれど、そんな話はとんと聞かない。がんばってくれ、伊藤忠!

 かわいいミニチュアのトートバッグの中には、ミルクチョコレートバーチョコがけマシュマロチョコがけピーカンキャラメルチョコがけグラハムビスケットなどなどのアメリカンなスイーツがたくさん。わくわくした気分になる。

 今年のクリスマスはわたしのところにもサンタさんが来てくれたようだ。昨日はさんこさんから弓削牧場みやげのカマンベールチーズをいただき、先んじてはこんなものも・・・。3_5

 ドイッチュラント・シュトーレン・サンコ大王より、シュトーレンお味見セット。たま木亭の黒豆シュトーレンカソナッドのシュトーレンhohoemiのシュトーレン。Photo_249

フレール・ムトウの女子好みのパン。いちごオレンジとチョコレートかぼちゃクリーム。オーブントースターで温めるとチョコレートがとけておいしかったのがオレンジとチョコレートのパン。

Photo_250  宅急便で届いたのはS嬢からの、ツマガリの小さなケーキの詰め合わせ。ベイクドチーズブルーチーズケーキ王様のカカオの3種類。粉を使っていないチョコレートケーキ、王様のカカオはほとんど生チョコの食感でおいしい。

 楽しくおいしい贈り物を、本当にありがとうございましたm(__)m。今年もあと少し。皆様どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

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lundi 25 décembre 2006

パネトーネ大当たり

 シュトーレンと並ぶ、クリスマスのイースト菓子と言えばパネトーネである。わたしはこれも大好きなのだが、シュトーレンと比べるとまだ出回る絶対数も少なく、なかなかおいしいものには出会わない。そういう思いを常々抱いていたのだが、ある秋の日、ワイングロッサリーからのお知らせが届いた。パネトーネの予約販売のお知らせである。ワイン屋さんがこんなお菓子まで、というのは驚きだったが、このお店で扱っているワインも食品も質がよくておいしいので、きっとこれなら・・・と思い予約してみた。それがこれ、Photo_244

 トレ・マリーエ パネトーネ ミラネーゼ

 台形のきれいな箱に入った大型のパネトーネ。Photo_245

 箱の写真のとおり、黄色く、ふんわりしたリッチな生地の中にはレーズンやオレンジピールがたっぷり。今まで食べたパネトーネは、生地がぱさぱさしたものが多かったのに、この生地はとてもしっとりしている。柔らかな食感、バターの香りとドライフルーツの甘み・・・。おいしくてどんどん食べてしまう、かなりヤバいパネトーネである(>_<)。そのまま食べても、まさきこさんに教えてもらったようにオーブントースターで軽く温めて食べても、どちらも美味。

 これはまさにパネトーネ革命。

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dimanche 24 décembre 2006

栗と栗、クリームとクリーム

 クリスマスイブと日曜日が重なる今日、若者たちはデート、弟もデート、わたしは珍しく公休日と重なっていたのに、家で掃除の三昧境にいた・・・(-_-)。今年はクリスマスケーキの予約もせずにいたが、家で掃除ばかりしていて疲れたので、おいしい酒の肴を調達しにのそのそと高島屋に行ってみた。ケーキを買おうと思ったので、自転車はやめてバスで行ったら道は大渋滞で、到着したのは夕方4時。アクセサリー売り場と、地下の食料品売り場は、殺気立つほどの大混雑。Photo_243

 ペックで買った前菜。お菓子みたいできれいなので撮ってみた。タルトの中にはロシア風サラダ(?)という賽の目のじゃがいもやツナをマヨネーズで和えたものの上にはぷりっとした海老がたくさん。あとはサラダと、家にあるクータンセと・・・。進々堂でレトロバゲットを買い、後は肉でも焼くかと高いフィレ肉を1枚。二人で分ける、『一杯のかけそば』(懐かしい)状態にて。

Photo_241  エティエンヌ・ソゼ ピュリニー・モンラッシェ 2001

 まろやかな樽香。クリームの香りの中にほのかな栗のニュアンス。樽の香りは大好きだ。暑い夏にきんと冷やして飲むのには合わないのかもしれないけれど、寒い季節に飲む白ワインは断然こんなタイプのがいいな。甘みも感じるけれど、これは本当の「甘さ」なのか、樽の醸し出すこくと丸みなのか・・・。甘みの中にもまっすぐ線が通ったような感じがして、だれていないのである。おいしいなあ・・・。海老ともよい、白アスパラガスとも、クータンセとも非常によい。Photo_242

 五感の、和栗のクリスマスショート。大きいケーキまではいらないかと物色した後、なんとなくこれを購入。しかしこれは大正解だった。ごろんと乗った栗の渋皮煮、栗のほくほくした香りが豊かな和栗のペースト、質のよい生クリーム。たぶん作りたてを厨房から出してきたのを買ったので新鮮だったからなのだろう、非常においしかったのである。

 さて、この栗と生クリーム、もしやと思い、上記のワインと合わせてみた。甘いケーキと合わせればやはりワインの酸味が際立ってしまうのは否めないが、栗と栗、クリームとクリームが呼応し合って なかなかのもの。酔っ払っていただけかもしれないけれど、おもしろい発見だった。

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samedi 23 décembre 2006

豆屋源蔵

 毎年恒例のゆみ&あきとの忘年会を豆屋源蔵にて。今年はあきが幹事を務めてくれる。もうこの忘年会を始めてから優に10年を超えた。中学のときのバレー部仲間で、お付き合いの発端は、中学1年の4月に、同じクラスだったということからだからほんとに長~いお付き合いである。会ってわいわいとしゃべっていると、ふだん忘れきっているような昔々のことを突然思い出したりするからおもしろい。12歳で出会って、皆いろんな山を越えてそれでも途絶えなかったのだから、きっと死ぬまで友達なのだろうと思う。神の采配か、有り難いことである。

 さて、今年のお店は、豆屋源蔵。ゆば・みそ・とうふ料理の店らしい。木屋町通に面した間口の狭い入り口で、一番手前にはとうふの小売コーナーがある。京都らしく、細い路地のようなアプローチを通っていくと、料理屋さんらしからぬガラスの引き戸。広い上がり口にはレトロな下駄箱がある。上がって、細くて長い廊下をどんどん奥へと案内される。どこまで奥行きがあるのだろう。変わった造りだ。なんでも大正時代の建物で、「近江初」という名の素泊まり(?)の旅館だった建物らしい。山下清や川端康成、大佛次郎などが好んで泊まったというから、アーティスト好みの宿だったのかもしれない。改装はされているものの、共同洗面所のタイルや蛇口など、そこここに旅館だったころの名残が残っているのがおもしろい。

 通されたのは2階の個室。吹き抜けのすぐ横なので開放感がある。サービスの女性はきっちりと教育されているのか若いのに物静かで上品。料理の説明も丁寧で、口調も柔らかく感じがよい。

 まずは京都1497で乾杯。しげしげ見ても皆若いなあ・・・。ゆみはさっき木屋町でナンパ(笑)されたという。ん~容色衰えぬとはこのこと。あきはすらっとした体形も変わらず、今もチームを掛け持ちする現役ママさんバレーボーラーである。以前試合を見に行ったことがある。昔からひょうひょうとしているけれど、スパイクはかなりの威力だった。その体力・技術を維持どころか向上させているのがすごい。

 先附  柚子豆腐 蟹のジュレ添え

  あっさりした豆乳羹のような食感

 前菜  黒豆 くわい 数の子 焙じ茶で煮たなまこ 牡蠣の佃煮 鶏の松風 いくらの              かぶら寿司

 吸い物  海老芋 引き上げ湯葉 白味噌仕立て 溶き辛子

  味噌も自家製らしい。まったりとしておいしい。

 二杯目ははんなり梅酒をロックで。

 造り  まぐろの子(?)の炙り 鯛 ほたて貝柱の昆布〆め 大葉 ぼうふう 紅大根          水前寺のり

 焼き物  鰤 西京漬け

 温物  碗豆腐 蓮根摺り流し餡 山葵

  小さな焼き物の器で直接作ったとうふ。熱々、シンプルな味がおいしい。

 強肴  鶉山椒焼き 焼き葱 柚子味噌

  鶉はおいしかったのだけれど、すっかり冷めていたのはとても残念であり、これだけがなぜ?と思う。

 炊き合わせ 射込み蕪(海老・餅銀杏・花麩) 柚子味噌

 酢物  蟹 引き上げ湯葉 人参 三つ葉 とんぶり 霙和え

 飯物  小豆のご飯 ちりめん山椒

 汁物 とうふの赤だし

 香の物  鰻の佃煮 きゅうり 奈良漬 大根

 水菓子  りんごとシナモンのアイスクリーム

  めずらしくデザートは2種から選べるようになっている。軽くてあっさりしたアイスクリームでおいしかった。ゆみチョイスのコーヒーのババロアも、香りよくこくもあっておいしかった。

 ゆば・とうふメインの精進調理のような料理が出るのかなと思っていたら、そうではなく、味噌を多用した会席料理、という感じ。料理もきちんとしたものだし、建物もおもしろいし、トータルでよい店だった。

 隣の部屋に小さな子供がいて、かわいい声でなにやらお話をしていた。すると、サービス方がやってきて「お子さんがいらっしゃるのでお声が気になるようでしたら戸を閉めますので・・・」と言ってくださった。子供は大丈夫なのでそれには及ばずと答えたが、こういう配慮はとても行き届いていていいと思った。

 次はその近くのMERRY ISLANDというカフェレストランへ。何の予備知識もなく、近かったから入ったようなものだったが、ここもけっこうよかった。店内は海や南洋の島をイメージしているようだ。オリジナルカクテルがたくさんあって、フードもお酒も充実している。ホテル・パラダイス(グアバジュース入り?)とSAKURAサーファー(桜リキュールのカクテル)を飲んだが味も見た目も女子好み♪

 フレンチフライ(カレーマヨネーズ・ケチャップ添え) スペインの生ハムと柿をつまみながら。フードは盛りがよい。食べたのは料理というほどのものではなかったが、たぶん手の入った料理もおいしいと思われる。

 5時半から集まっているというのに気が付けば11時・・・。今年もまた無事に集まれた。いろいろあるけれど、よいお年を。来年は皆それぞれ、何回目かの転機・節目を迎えそうだねぇ。また来年の12月、笑顔で集まれるように。

 *豆屋源蔵

  京都市中京区木屋町御池上ル

  TEL 253―1155 昼・月休 夜・不定休

 *MERRY ISLAND

  京都市中京区木屋町御池上ル

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jeudi 21 décembre 2006

初ジビエ

 今度は夜に来てみたいとずっと思っていたコムシコムサで、さんこさんと夕食。一足早いクリスマス、または忘年会である。さんこさんと会うのは久しぶりだし、とても楽しみだ。

 まずポメリーのPOPで乾杯。文字通りPOPな小さい瓶はデザインもかわいくて、女子好み。量はフルートグラスにちょうど2杯分で、出だしにはちょうどいい。おいしそうな料理の写真は、さんこさんのところで!・・・といつもの丸投げ(爆)。

 アミューズ 鶏の白肝のテリーヌ 

 かりっと焼いた薄切りのバゲットにのせたカナッペ風。こくのあるふわっとしたテリーヌにかけられた白こしょうがよいアクセントになっている。

 かぶらのブランマンジェ オマール海老のサラダ添え

 ブランマンジェはふるっふるで、口どけがとてもよい。ムースよりもずっと軽くてあっさりしており、さっと溶けた後にかぶらの香りがふっと鼻に抜ける。ソースは柔らかい酸味の、トマトのソースかな?オマール海老もぷりっとして甘い。

 さんこさんチョイスは、鳥羽産牡蠣と湯葉の冷製とカリフラワーのムース コンソメジュレ添え。こちらはやはり濃厚な味。コンソメの香りと塩気もちょうどよい。

 リードヴォーときのこのパイ包み焼き

 運ばれてきたとたんトリュフ入りソースのよい香りが鼻腔をくすぐる。半月型のこんがり焼けたパイもさくっと香ばしく、中にはリードヴォーがたくさん入っている。ソースを吸って柔らかくなたパイの底もおいしい。

 さんこさんの、フランス産フォアグラと柿のソテーも、定番のおいしさ。 フォアグラはやっぱり甘いものと合うなあ・・・。

 ポルチーニ茸のスープ 温泉卵添え 帆立貝柱

 ポルチーニの香りが広がる。温泉卵とさっと焼いたほたての貝柱が浮き実のようになっている。そのままでもおいしいのだけれど、香りに反して、スープはかなりさらっとしているような感じ。そのわけは・・・。そう、途中で卵をくずすと、とろりとした卵黄がスープと混ざってぐんとこくが増す。

 フランス産山鳩のロースト その内臓のソース トランペット茸

 今シーズン初ジビエ。えぞ鹿とかなり迷った末に鳩を選ぶ。焼き加減もちょうどよいロゼで肉にはジビエらしい香りがしっかりとある。足の骨にくっついた肉のおいしいこと・・・。ソースには刻んだ内臓と黒いきくらげみたいなトランペット茸がたっぷりで、このソースがさらにジビエらしいおいしさを出している。ワインとの相性も言うことなし。

 さんこさんはお魚で。赤なんとか(ムツ?ひめじ??忘れました・・・)のポワレ 雲子添え。こちらも表面は香ばしく中はジューシー。でも鳩の印象が強すぎて、印象はちょっと薄めに・・・(^^;。

 この店は少し変わっていて、最後にチーズ6種類の中から2種か、一口の変わりご飯を選ぶようになっている。ご飯はたしか、牛しぐれご飯だったかな。ちょっと興味はひかれたけれど、ここは二人ともチーズで。

 アフィネ・オ・シャブリ 表面をシャブリを作ったあとの絞りかす(?)で洗ったブルゴーニュのウォッシュチーズ。表面はオレンジ色。匂い、味とも強め。中は柔らかいが、もっと熟成すればとろとろになるのかも。さすがにブルゴーニュの赤とはよく合うようだ。

 ブルー・ド・バスク 羊乳のセミハードチーズ。ブルーチーズなのだけれど、青かびは少なめ。一見くせがなさそうだが、味わいは羊乳らしい香りが強い。

 薄く切ってかりかりに焼いたバゲット 桃のコンフィ(ほど甘くないもの) 焼いたカシューナッツ

 さんこさんチョイスは、

 ピエール・ロベール 人の名前みたいなチーズ。トリプルクリームで作った白かびチーズ。バターのようです、との説明を受けたが、ほんとにそうで、とても濃厚でクリーミー。癖はない。

 ピラミッド 灰まぶしの山羊のチーズ。かなり熟成が進んでいるようでおいしそうだったが、残念ながらしっかり味がわかるほどはお味見ができず。

 ワインはニコラ・ポテル ヴォーヌ・ロマネ 2003。「ちょっと若いので」とマダム。シャンパーニュを飲む間からグラスに注いで置いておく。するとテイスティングのときよりも断然おいしくなっている。山鳩とアフィネ・オ・シャブリとの相性はほんとによかった。ジビエにはピノ・ノワールが好き。

 りんごのソテー キャラメルソース バニラアイスクリーム添え

 たっぷりかかったキャラメルソースが苦くておいしい。薄いクッキーのケースに入った熱々のりんごに、溶けたアイスクリームがからんで絶妙。

 さんこさんのは、白胡麻のブランマンジェ カシスのソルベ添え。これも思わずお皿をゆらしたくなるほどふるふる。胡麻の香りがすごい。カシスのソルベはぎゅっと酸っぱくて、胡麻の濃厚さを引き締める。

 自家製全粒粉パン  バゲット

 タプナード 発酵バター

 お昼にも出るこの「パンセット」は食が進んで、どうもいけない(^^;。

 コーヒー

 小菓子  ココナッツのメレンゲ ガナッシュ

 よく食べた!おいしかった!大満足の5500円(もちろん飲み物は別)である。一見いかつそうなシェフももちろん恐くないし、お一人で黙々と料理を作るのが渋い。マダムはかわいい方で、柔らかな、感じのいいサービスで、居心地がよい。

 さんこさん遅くまでありがとうね!

 *コムシコムサ

  京都市左京区東山二条西入ル インペリアル岡崎1F

   TEL 771-0296 月休

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mercredi 20 décembre 2006

好きなおやつは

Photo_239  松屋長崎マドレーヌはうれしいおやつ。食べるの久しぶり~♪(前回記事)おいしそうなこんがりしたきつね色。レトロな敷き紙のデザインもかわいいでしょう?

 マドレーヌ、という名前だけれど、フランス菓子のマドレーヌとはちょっと違う。生地は白く、水あめが入っているのかな、ふんわりとはしていなくてしっかりと目が詰まっている。カステラ屋さんのマドレーヌはどこか和風の懐かしい味がする。香りは濃く甘く、ミルキー。1個160円なのもうれしい。

 お店に行くと、ちょっとびっくりするかもしれない。やったはるのかやったあらへんのかわからない(笑)。なぜならここは予約をしてから買いに行くお店だから。

 これを読んで食べてみたいと思われた方へ。年内の予約は終了したとのことです。新年は1月9日からだそうです。

 *松屋長崎

 京都市中京区丸太町通室町南東角

 TEL 231―7272 日・祝休

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mardi 19 décembre 2006

ポワン・プール・ポワン

 子供は会うたびにできることが増えていくけれど、老人は日に日にできないことが増えていく。それが人生の自然なありようだから受け入れていくしかないけれど、そんな老人を日々見ているのは、たとえそれが愛する者だとしてもひどく心のエネルギーを消耗するものだ。いや、愛する者だからこそその事実を受け入れ難く感じて、いろいろな感情がないまぜになり穏やかではいられなくて、ひどく消耗するのだろう。そしてそれを埋めるためにわたしは食べるのかもしれない、そう感じるときが確かにある。

 閑話休題。近くまで行く用があったので本当に久しぶりにポワン・プール・ポワンに行った。店内は座席も増え、ショーケースを見てみれば昔とはケーキのラインナップもかなり変わっているような気がする。Photo_236

 苺のショートケーキ。この外見にひかれてオーダー。ふわふわのスポンジケーキではなくて、ざっくりした生地の、ほんとに「ショート」なアメリカ風のショートケーキみたい。上からとろ~りとした生クリームと、苺をどっさりかけたいような気がするかわいさではないか!Photo_237

 ほら、こんなふうに(^^)。

 ポワン・プール・ポワンのは、ざっくりした生地ではなかったけれども、ふわふわのたよりないものではなく、しっかりした固めの生地。しかも上の生地と下の生地の種類が違う。下のはやや固めでバターが多い印象。かりっと香ばしい感じは何かと思ったら、記事の底はうっすらとキャラメリゼされている。上には粉糖がふってあって、少しのシャり感が好み。生地の味もとてもいい。挟んであるのは苺と生クリームとカスタードクリーム。卵やクリームにはこだわりのある店らしく、香りも濃くてとてもおいしい。ショートケーキはほとんどチョイスしないのだけれど、これは選んで正解。コーヒーを飲んでしまったけれど、やはりこれには紅茶でしょう。Photo_238

 かもめさんにならって、わたしも開けてしまったディディエ・ダグノー パラドックス 2003。コート・デ・ブランで師匠にごちそうになったあのときの白桃の香りがわたしも忘れられなかった。同じ作り手、同じソーヴィニヨン・ブランというぶどうなのに、シレックスとはまったく別の顔をしていて、親しみやすい少女のよう。冷やさず、高めの温度で飲んだので最初からほんのり甘い。そしてやはり感じるのは白桃の香り・・・。お・い・し・い~。ワインはイマイチという人にもおすすめしたい、桃のひとしずくだ。

 *ポワン・プール・ポワン

  京都市上京区椹木町通新町角

  TEL 222-1835 無休

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dimanche 17 décembre 2006

集まれるうれしさ

 今年もできた!長いお付き合いの友達と先輩との忘年会。9人も集まれば、いつものことながらとても賑やかである。会場は、ダイニングレストラン・KAIというところ。地下の店で薄暗い店内には大きな水槽がある。生け簀かと思ったら、泳いでいるのは派手な青やら黄色やら、できそこないのマンボウのようなのやら、見るからにまずそうな魚ばっかり(笑)。「あれ生け簀ですかね?」「ちゃう!」

 飲み物はカシス&ビアーとウーウーという妙な名前のカクテルを飲んだ。ウーウーってなんだろう?料理はアボカドとズッキーニのマリネ、チーズの盛り合わせ、クリームコロッケ、蟹のパイ包み焼き、牛肉のたたき、生麩とモッツァレラのフリットなど数品。

 もうすぐ誕生日を迎えるさっちゃんのために、最後はスペシャルなバースデイ仕様のデザートがサプライズで用意されていた。みんなに囲まれてろうそくを消して・・・。なんかいいな、こういうのって。

 楽しい時間はあっという間に過ぎ、「宴もたけなわですが・・・」と、お約束(?)な幹事さんごあいさつ。ちょっと早いけれど「よいお年を~」とあいさつを交わしてお開きとなる。

 その後友人3人でスーホルム・カフェへコーヒーを飲みに行き、さらに積もる話をば。誰も皆、晴れの日あれば、土砂降りもあり。でもこんな、自分の居場所があるからぼちぼちやっていけるのだな。長い付き合いだもんね。

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samedi 16 décembre 2006

かなりな盛り上がり(?)

 そろそろ老境に差し掛かろうかという方々プラス若い娘さん若干名との会合で、太秦の辰樹へ行く。気軽な和食の店といった感じで、場所がら「迷宮刑事お宮さん」だったっけ、のパネルなどが飾ってあり、映画・ドラマ関係のお客さんも多いようす。

 ビールで乾杯の後は烏龍茶。

 サーモンと蟹の湯葉巻き・菜の花の胡麻ソース・くわいのから揚げ

 お造り  鯛・鮪・いか・ほたて貝柱

 蟹の茶碗蒸し みぞれあんかけ

 サーモンの田楽風

 天ぷら  海老の東寺揚げ・きす・大葉・しいたけ・さつまいも

 だし巻き

 ご飯 ちりめんさんしょう

 赤だし 湯葉・なめこ

 香の物 刻み柴付け・白菜・塩昆布

 後、ノリノリになったお一方の誘導にて西院に移動。多津美というお鮨屋さん割烹に行く。生ビール少々と握り(鯛・まぐろ・海老)をつまむ。ゆでた海老に甘いたれが塗ってあるのが珍しかった。

 会の途中、メンバーのお知り合いが急死との連絡あり。また一方では、息子の嫁さんに今まさに陣痛が起こっているとの報を聞く。人生の起点と終点の話を一時に聞く不思議。

 さらにお元気な娘さん方と少しご年輩の方々はカラオケへ・・・。皆様の元気に圧倒されつつわたしは退散。

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vendredi 15 décembre 2006

王妃様のハンバーグ?

 12時半頃までカウンター業務に忙殺。お昼にアルピーヌのパンを食べ、ようやく今日中に段取りをつけておかねばならない作業に取り掛かる。NDC片手にひたすら寄贈雑誌の分類に励む。3桁しか取らないので時間はかかるが難しくはない。料理は596、盆栽は627、占い148。野球もバレーボールもテニスもみんな783だ!誰が分類しても同じ。NDCを見なくてもできる。たぶん誰でも。3桁取りは簡単でよいな。もちろん表を見なければわからないのもある。未確認飛行物体440。こんなものにも決まった分類があったか。唯物論111。へぇ、このゾロ目は知らんかった。ちなみに222は中国史。・・・以下飽きもせず同様。400冊ほどに分類を付ける。やけにはかどったなあと思ったら、分類が付けづらいのを後回しにしているだけだ(>_<)。

 そんなこんなで作業の段取りもできたはよいが、帰りが遅くなった。家では父と弟が腹をすかせて泣いてはいないだろうが待っている。今から買い物して帰って料理というのもいかにもおっくうだ。と、思いついたのはマリーアントワネット

 京都ファミリーの近くにある洋食の店なのだが、店の名がどういうわけかマリーアントワネット。前を通るたびに気になっていた。もしかしたら店内がロココのかほりに満ちているのかもしれない・・・。ドア越しに店内をうかがってみる。テイクアウトはしていないかもしれないが、聞くだけは聞いてみようと中に入って奥さんに聞いてみる。テイクアウトできます。ラッキー!ハンバーグとえびフライ(洋食屋の試金石だと思っている)をオーダー。待ち時間に店内を観察する。厨房との境目上方の壁に「MARIE ANTOINETTE」と大書した布(?)。天井の明かりと窓の装飾はかすかにヴェルサイユを目指した様子あり。しかしその他はまったく街の洋食屋さんで、いったいぜんたいなぜ屋号が「マリーアントワネット」なのかはわからないのであった。

 さて、お弁当箱に入っていたのは、サラダ(あっさりしたフレンチドレッシング)、フライドプテト、エビフライ2尾にあっさりしたタルタルソース、トマトソース系のソースがたっぷりかかった大きめのハンバーグ。すべてソースは手作りのあっさり目で、ハンバーグのたねもなかなかおいしかった。スネパマルざんす。Photo_235

 勝沼醸造 ベリーA樽熟成 2003

 甘めの香り、渋すぎずなめらかにするっとのどを通る。適度な甘みとこくがある。飲みやすい赤ワインというのはこんな感じのことを言うのかな。川上善兵衛さんはいいぶどうを作出した。

 帰宅してすぐお仏壇の前に座ると、ユーハイムの切り売りではないバウムクーヘンが上がっていた。どうしたのかと聞いてみると、どうしても食べたくなったので買ってきたと弟が言う。食後にありがたくいただく。

 *マリーアントワネット

  京都市右京区山ノ内池尻町16

  TEL 321-0730 日・祝休

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mardi 12 décembre 2006

るり溪温泉

1_12  かねてより計画していたマダムUとのるり溪温泉日帰りツアー。園部から車で約30分、くねくねした山道を上がって行った先にある園部町の町立施設だ。平日なら、入浴料1200円(岩盤浴プラン。他にもプランあり)で、大浴場・露天風呂・温泉水を使用した温水プール・水着を着て入る温泉、バーデゾーンと、ごろごろくつろげるちょっと不思議な「ねころびゾーン」が使い放題。プラス30分の岩盤浴ができるのだ。

 朝10時過ぎには温泉着。さすがにまだ混んではいない。プランを選んで料金を払って岩盤浴の時間を予約して、いざ出発!

 最初は水着を着て入るバーデゾーンへ・・・。ジャグジーや弱放射線温泉、ラドン温泉などで体を温める。「弱放射能」とプレートに書いてあったので、「ポロニウムか(笑)?恐いな~」「そんなわけないし!」とか言いつつ長湯。十分ゆであがったところで露天風呂に出る。あいにくの雨にもかかわらず、話は尽きず、ここでも長湯。露天だと涼しい(寒い?)のでまったくのぼせない。

 さて次はプールへ。温水プールが非常に冷たく感じる。泳ぐのはほんとに久しぶりだったので、ちょっと泳いだだけでも腕がだるくなり、体力・筋力の低下を思い知らされる。ちょっとしか泳いでいないのにすごく運動した気になって、引き上げ、大浴場へ・・・。

 ここにも「放射能」の温泉が。でもラドンも放射性物質だったはずだけど、もう一つのは何なのだろう。ゲルマニウムかな。ポロニウム・・・。死ぬな。確実に。サウナに入って、髪も洗って体も洗ってすっきり。館内着に着替えてお昼ごはんを食べに行こう!その前に体重測定。おお、朝よりも1キロ減。

 館内の食堂で、牛すじのどて焼き生ゆばの刺身をつまみつつ、マダムUはおいしそうに生ビールをごくごく。しかしわたしはこの枯渇状態で飲めばきっと酔っ払うと判断し、ペリエをごくごく。そして仕上げは冷たい鴨汁うどん。氷で冷やしたしこしこ麺に、熱々の鴨汁をつけて食べる。なかなかおいしい。

 適度におなかも満ちたので次は、2_19

涅槃の館・・・。それにしてもすごいネーミングだ。怪しい新興宗教の施設みたいだ。ここは「ねころびゾーン」で、ごろごろして体を休める部屋があるのだ。「摩訶不思議の部屋」という怪しそうな部屋があったのでそこで寝転ぶことにする。温かい床。室内は薄暗く、天井には、昔あった「宝石箱」というアイスクリーム(知ってる?)のようなグリーンや赤のきらめきが・・・。なんだか不思議な部屋で、眠りかけたところで、岩盤浴の時間になり、タイムアップ。

 受付で宮水という健康によい水をもらって飲んでから岩盤浴開始。これもひさしぶりの岩盤浴で気持ちよく汗をかく。そのおかげか異常な寒がりのわたしが今日はいまだに寒くない。やっぱり体にいいようだ。

 う~ん。朝から温泉ざんまい。贅沢を言えばマッサージもしたかったけれど帰りのバスの都合がある。とても健康になったような、そしてすっかり痩せたような気になって温泉を後にしたわたしたちなのだった。完。

 *るり溪温泉

  京都府南丹市園部町大河内広谷1-14

  TEL 0771-65-5001 無休

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