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samedi 30 septembre 2006

驚きの厚み

Photo_130  ブリュット・ゼロの2本目は、ルネ・ジョフロワ。半月強ぶりに飲むワインなので、開けるのをとても楽しみにしていた。

 黄金色の濃い色合い。そしてその色を裏切らない、ふっくらとした丸~い味わい。生き生きとした果実味があり、こくがある。まったくドサージュをしていないというのに、驚くほど厚みがあって、その甘味は薄っぺらなものではなく、とてもおいしい。シャンパーニュの甘味は決してドサージュによるものではないのだということがよくわかる。シャンパーニュにドサージュが必要不可欠なものでないとすると・・・?

 オ・タン・ペルデュのお惣菜とともに夕食とする。鶏肉のクリーム煮 リゾット添えと、羊のロースト 白いんげん添え。羊は中が美しいロゼ。ローズマリーの風味も効いていておいしい。付け合せの豆も味がよく染みて柔らかい。合わせるのは赤がよかったのかもしれないけれど、さすが懐の深いシャンパーニュ、どちらとも難なく合った。

 先日このお惣菜を買いに行ったのだが、さんこさんの「おなかウォーカー」に負けじと、わたしも「ヒップウォーカー」の効果を出すべく、九条山からてくてくてくてく。オ・タン・ペルデュで買い物を済ませ、さらにてくてく。東山仁王門まで歩く。別に疲れはしなかったが、ヒップウォーカーは、注意書きによると、腰痛に禁忌。腰痛の人ははいてはいけないと言う。たしかにはいて歩くと、心もち腰は痛め・・・。そうわたしは腰痛持ち。Photo_131

コロンビエ。オ・タン・ペルデュのお菓子は、オーソドックスで素朴なものばかりでなかなかいいな。しっとりとした生地の色は白い。卵白だけの生地なのかな。ローマジパンが入っているのかな。バター生地のようだが、食感は柔らかい。表面にはつやっとしたアイシングがかかって、マジパン細工のかわいい鳩が乗っている。

 久々に日本酒も飲んだ。弟がもらってきた、丹波の酒、純米吟醸 紺ラベル 小鼓。旨みの濃い柔らかい味。

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vendredi 29 septembre 2006

勝沼はぶどうの国(番外) 月の雫

Photo_127  銘菓「月の雫」。岩間ベーカリーというお店で作っている、ぶどうの季節だけしかない季節限定のお菓子。それもそのはず、白く美しい摺り蜜に包まれているのは、一粒の生の甲州ぶどう。蜜は甘いのだけれど、一口で食べると中のぶどうの果汁の酸味と混ざって、不思議なおいしさが広がる。和風のボンボンといったところかな。

 常温で案外日持ちもするので、食後に一粒、二粒ほどをつまんで楽しんでいる。

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jeudi 28 septembre 2006

ディーン&デルーカ

 ディーン&デルーカの店が関西にも、京都は無理でもせめて梅田あたりにはできないかと待ち構えているのだけれど、いまだにできず。伊藤忠商事(だったと思う)さん、お願いします。

 さて、鮎乃さん情報で知った、Photo_129

 ディーン&デルーカのアイスクリーム。これはアトレ品川で見つけて、食べたかったのに持ち帰りもできずにあきらめたあの・・・。ファミリーマート限定発売と聞いて、近くにファミマもないのに無理から買いに行って来た。

 マダガスカルヴァニラと、ベルジャンクーヴェルチュールチョコレートと、カリフォルニアストロベリーと、柳桜園の抹茶を使っているという、京都抹茶。あと一種はまだ食べていない、マロングラッセ

 ヴァニラは、卵と牛乳とクリームとヴァニラしか使っていない混じりっけなしのもののようで、濃いんだけれどかえって食感は軽くてやさしい。チョコレートも濃厚でおいしく、順位を決めるなら、わたしはヴァニラが一番、チョコ二番。

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mercredi 27 septembre 2006

勝沼はぶどうの国(7) 山梨ワイン

 勝沼の旅もいよいよ終わりに近付いた。マダムに教えていただいて急遽訪ねることにしたのは、山梨ワイン。ここも日本酒の造り酒屋のような古く趣きのある建物で、もし軒から杉玉が下がっていても違和感はないだろう。築100年を越える建物なのだそうだ。

 訪問を告げ、中を案内してもらう。中にはとても古いワイン造りの道具などが多数展示されており、小さな博物館のようになっていて興味深い。木でできた使い込まれた道具たちには先人たちの智恵が宿っている。ここ勝沼では、一升瓶のワインをよく見かけてびっくりするが、これも歴史の古さを物語っている。日本酒と同じ感覚で、その技術を応用して造られていたのだ。

 地下のワインカーヴには静かにワインたちが眠っている。ここは、ドラマ「サプリ」で、亀梨が伊藤美咲の生まれ年のワインを見つけるシーンのロケに使われたそうだ。生まれ年のワイン、飲んでみたいと思うけれど、そうないのだろうなあ・・・。

 見学を終えた後はここでも少し試飲を。勝沼醸造のマダムが、「アジロンというワインをみつけたら飲んでごらんなさい。(マスカットベリーAよりも)もっと香りと味に差があるよ」とおっしゃっていたワインを見つける。Photo_128

 あじろん

 色は明るい透明感のあるルビー、かな(?)。香りは色から連想するとおり華やかで甘いいちごやいちごジャムの香り。さぞかし甘い?と思うのだけれど、これが甘くない。甘口も造っておられるそうだけれど、本来は甘くないワイン。ぶどうの品種は、アジロンダックという。ご主人のお話では、30年くらい前までの勝沼の主要品種であったとか。このワインは、長くおけば香りが弱くなるので早く飲んだ方がよいそうだ。そんなお話をされつつ、新しい「あじろん」を開けて飲ませてくださった。なるほど、開けたてはさらに香りが強い。でも開けなくても香りは弱まるそうだから、これは早く飲んだ方がよさそう。1本購入。

 ちょっと駆け足になったけれど、いよいよタイムアップ。さらにもう一日滞在されるという二代目ご夫妻の旅の安全を祈りつつ、帰途へ・・・。

 一泊二日の短い旅だったけれど、楽しく充実した二日間だった。お天気がよかったらもっとよかったのだけれど、いたしかたない。今度来るときは、もう少し遅く、甲州の実が食べられる時期に、ぶどう狩りもしてみたいなあ。

 すべてに感謝ですm(__)m。

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mardi 26 septembre 2006

優しいNAGATAKE

 NAGATAKEにて、友人Hと夕食。以前うかがったのは去年の6月末のお昼だから、もう1年以上になるし、夜は初めてだ。こちらのお料理は、フレンチとは言ってもガツン系ではなく、和の雰囲気のある、とげとげしたところのない優しい優しい味なので、ダイエット中の友人Hも心配はないだろう。

 梅のワイン  エスカルゴのコロッケ

 一口の食前酒と、これも一口のアミューズが一つ

 パプリカのムース  さんまと秋茄子ときのこのマリネ

 黄色いパプリカのムースを丸く象って満月に見立て、お皿の左上に。マリネにはハーブを添えてススキなどの植物に見立てて、右下に。季節感溢れる盛り付けで、目にも楽しい。さんまは脂がのっておいしい。

 かにのサラダ 千切りレタス  りんごの入った蟹の身のマヨネーズ和えのサラダ。下に敷いた千切りレタスと中のりんごのしゃきしゃきがさわやか

 サーモンのタルタル コンソメと和風だしのジュレ 薄切りの蕪と葉

 小さなカクテルグラスで供される。だしの味がきりっと効いている。

 鯖のタルト 生トマトのソース

 鯖は実は苦手。でもトマトのソースとよく合っていた。

 3品が美しく一皿に配置されていて、楽しくなる。

 牛タンのグラタン 小芋のフライ ポルト酒のソース

 グラタンも優しい味。でも牛タンのおいしい味と香りはしっかりで、とても柔らか。フライに添えられた美しいルビー色のポルト酒のソースは甘酸っぱく、肉にも合いそうな感じ。

 さつまいもと黒胡麻の冷製スープ

 白いかまくら型の器で供される。クリームの風味とさつまいもの甘味、胡麻の香りも効いていて案外濃厚なスープ。

 すずきの蒸し煮 とんぶりのソース

 非常にあっさりした味で、野菜もたっぷり。野菜にも味がよくしみておいしい。

 仔牛のステーキ 生ジロル茸のソース じゃがいものピュレ

 こちらも季節感あふれる一皿。「ステーキ」とは聞いたけれど、肉そのものを楽しむと言うよりも、お皿の中のミクスチュアを楽しむという感じ。

 パン バゲットを温めて バター 二葉マークの刻印入り

 チーズ2種  カマンベールとゴルゴンゾーラ レーズン入りのパン 干したいちじくと杏

 チーズを長く食べていないというダイエット中の(笑)友人Hのリクエストの応えて追加

 洋梨のソルベ チョコレートのムース

 あっさり、だけどまったりの不思議な食感のソルベ。プティフールほどの大きさのチョコレートのムースが一つ。

 かぼちゃのプリン いちじくのフラン マスカルポーネのムース レモンのシュー

 デザートも少量多品種。マスカルポーネのムースとかぼちゃのプリンがおいしかった。

 コーヒー お代わりも勧めてくれる

 飲み物は、ミネラルウォーター、ヴィシー セレスタンを。この店はミネラルウオーターの品揃えも豊かでうれしい。ヴィシーの鉱泉水は、微炭酸でくせがあっておいしいな。料理とぴったり合ってくる。

 余談。ごく個人的に残念だったのは、コーヒーはデザートの後にとお願いしたのだけれどうまく伝わらなくて、デザートとコーヒーが同時にサーヴィスされたこと。最近、同時に出すお店が増えているように思うのだけれど、わたしはどうもそれが嫌なのだ。なんかせかされているような気さえする・・・。デザートを味わってからゆっくりと熱いコーヒーを飲みたいので、同時に持って来られるとデザートを食べている間にコーヒーが冷めてしまうし、たいていわたしは食後にはエスプレッソを頼むので冷めるとおいしくなくなってより残念(>_<)。こちらではお代わりを勧めてくださったので改めて熱々のおいしいのが飲めたからいいのだけれど。

 だから周りを見て同時にサーヴィスするという感じなら事前に希望を伝えるようにしているのだが・・・。ティータイムではないし、本来飲み物はデザートの後、と思ってきたのだが、以前に書いた、「小さい勘定書き」に続く「納得いかん」第二段(笑)。

 閑話休題。

 料理も作る人に似るのだろうか。自らサーヴィスもされるシェフ永竹さんは、初めてうかがったときと変わりなく、穏やかな笑顔の温厚そうな方。オープンキッチンなのに、とても静かで大声やましてや怒声などとは無縁(店によっては恐いシェフもいる)。だから食べる方にもすごく安心感のようなものがあって落ち着ける。お料理もそういう雰囲気にぴったりの優しい味で、油っこくもなく体にもよさそう。また、どの皿もヴィジュアルが美しく、季節感がある。ただ、ガツンを求める向きや、そういう気分の時には物足りないかもしれないし好みが分かれるかも。どちらかというと、女性好みかもとは思う。年配の方にもよさそうだ。トータルではしっかり食べているはずなのに、胃もたれなどはまったくなし。

 優しい味のフレンチが食べたくなったらまた来ようと思う。

 *レストラン NAGATAKE

  京都市下京区仏光寺通高倉西入北側

  TEL 352-1155 水・第2木曜休

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lundi 25 septembre 2006

あんこ率50%

 やっと6日連続勤務の週が終わって明日は休日でほっと一息。お彼岸の週であったのに今年はお墓参りにも行けず。でもうちのお仏壇には毎日、おはぎや果物やお菓子が上がっている。お下がりがあるのでわたしもこのところおはぎをよく食べている。お盆の14日にもおはぎをお供えするし、なぜ仏事によく登場するのだろう、おはぎってやつは?Photo_125

 今日のおはぎは今西軒のもの。出勤前にちょこっと行って買ってきた。粒あん、こしあん、きなこ。ここのおはぎは中のお餅(?)は小さめであんこ率が非常に高い。断面を見てみると、お餅と同じ厚みであんこがのっているのがよくわかる。お餅(?)は粒々感が少なくて、比較的よく搗かれてなめらかな感じだ。きなこの中にはほんの少しの黒ごまの粒。中にはこしあん。どれもおいしいのだけれど、わたしはなめらかなこしあんが一番好き。なめらかで口当たりがよくて、まさに小豆のクリーム。

 職場に持って行って、お昼ごはんに3個。あんこの食べ過ぎでちょっと苦しくなったけど(笑)。

 母がまだ存命で、祖母がまだ元気だったころ、春と秋のお彼岸のお中日には朝早くからもち米を炊いて、あんこを炊いて、ぼた餅(おはぎ)をたくさん作った。たくさん作ってお供えし、重箱に詰めて親戚やご近所に配ったものだった。その日の昼食にはできたてのぼた餅(おはぎ)を皆でたくさん食べた。粒餡が好きではなかったので、こし餡を炊いてとせがんだけれど、手間がかかるからと却下されて、あんこよりもきなこをまぶしただけのを好んで食べていた。懐かしいなあ。これも失われた味の一つだ。

 ウィーンには、「メール・シュパイゼ(=粉の食事の意)」というちょっとお腹にたまるお菓子を食事とする習慣があるというが、何もウィーンだけでもあるまい。日本にもちゃんとある。明日の朝ごはんもおはぎ。

 甘食万歳\(^o^)/!

 *今西軒

  京都市下京区楊梅通烏丸西入ル

  火休

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dimanche 24 septembre 2006

勝沼はぶどうの国(6) 勝沼醸造

Photo_123  勝沼に行くなら、勝沼醸造には行ってみようと思っていた。夏の初めにワイングロッサリーで売っていた、甲州で作ったスパークリングワイン、アルガブランカ ブリリャンテがとてもおいしそうだったから。でも買おうと思っていたらあっという間に売り切れてしまって買えなかったのだ。そのつもりにしていたら、なんと同行の豆さんの高校時代の同級生がこちらでぶどうの栽培の仕事をされているという。これはぜひ訪ねなければ!わたしはブリリャンテを探して、豆さんはイセハラがほしいそうだ。

 ワイナリーツアーは開催日が限られていたので残念ながら参加できなかったけれど、特に予約をしなくても500円でいろいろなワインの試飲ができる。カウンターでグラスをもらって、12種類ほどのワインのボトルが並ぶサーバーから、気になるものを自分で注ぐようになっている。そのサーバーも木でできたシックなもので、インテリアに溶け込んで感じがよい。窓の外にはぶどう畑が広がる。わたしたちの他に先客のカップルが一組。行く先々で偶然出会うこの方たちはこれも偶然京都の方だった。なんでも酒屋さんの二代目とその奥様だとか。わたしたちのように物見遊山ではなく、仕事のための勉強なのだ。わたしも自分の仕事をきちんとしなければ・・・とふいに戒めモードに陥った。

 アルガーノボシケ(林) ブラン樽熟成2004 勝沼甲州樽醗酵 アルガブランカピッパ2003 穂坂シャルドネ2002

 これらは白ワイン。豆さんは、樽の香りのするワインを必ずおいしいと言う。いっしょに試飲をしてみると人の好みがわかっておもしろい。甲州そのものの味と香りを楽しむということからは少しはずれるのかもしれないけれど、わたしも樽の香りは好き。

 ずっと甲州ばかり飲んでいる中で、シャルドネを飲むと、本当に品種の違いがよくわかっておもしろかった。この穂坂シャルドネも香味豊かでとてもおいしく魅力的。

 アルガーノ フォーゴ(火)  アルガーノ モンテ(山)

 これらは赤ワイン。白が風と林、赤が火と山で、「風林火山」になっている!武田信玄かっこいい(笑)!!二人とも”山”がおいしいという同意見。マスカットベリーAだけでできている。甘く苺のようなよい香りなのだけれど甘くはなく、ほどよくしっかりでとてもおいしい。

 アルガブランカドース

 これは甘口。ぎゅっと濃い甘さは一瞬うっとりしてしまう。カスタードクリームと合わせたらとてもおいしそう・・・。すっきりほろ苦で辛口のイメージの甲州はデザートワインになってもおいしいものなのだなあ・・・。

 とてもちゃきちゃきしていて快活で、いろいろなお話をしてくださるカウンターの女性に豆さんが同級生のことをちらっと話すと、試飲には出ていないワインを何種類か出してくださる。実はこの女性は、こちらのマダムだということがわかってびっくり。

 羊新田甲州樽醗酵2004

 これも樽香が効いておいしいな。「土地のおじいさんたちはヨウシンデンと言う」そうだけれど、ヒツジシンデンでもいいようだ。豆さんの同級生が作ったぶどうなのだそう。今日のような雨の日でも欠かさず畑に出て作業をされているそうだ。志あって、京都からひとり遠い勝沼に来られしっかり自分の仕事をしておられる。すごいことだと思う。

 アルガブランカ イセハラ   アルガレティーロ カタベント

 豆さんの探していたイセハラ!飲みやすいけれどこくがある。香りが他の甲州となんとなく違うような・・・?気のせいかも(笑)。期待通りのおいしさに早速買おうとするけれど、残念ながら「もう売ってない・・・」残念(泣)。残念と言えばブリリャンテももう完売だそうで、蔵元ならまだあるかもと思ったのが甘かった。Photo_126

 ベリーA樽熟成 2003

 ベリーAが苺とか苺ジャムなら、その樽熟成は苺クリーム。香りがよくてとてもおいしい。ベリーAを1本買おうと思っていたので、先述の”山”とどちらにしようかと悩むが、マダムの「これはまだ出してないからどこにも売ってないよ」のお言葉でこちらに決定。

 いろいろなワインを楽しく試飲させていただいてとても楽しかった。きっとマダムのお人柄のおかげもあるのだろうと思う。帰るまでに少し時間があると言うと、「できるだけたくさん見たほうがいいじゃない?」と、ご近所のワイナリーを紹介してくださった。マダムにあいさつをして、二代目夫妻と共にそのワイナリーへと向かう。

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samedi 23 septembre 2006

勝沼はぶどうの国(5) 原茂ワインで昼食を

Photo_119   次に向かったのは原茂園。でも目的はワイナリーや試飲ではなく、お昼ごはんを食べるため。この写真の建物は、旧家の土蔵を改装したもので、1階はワインのテイスティングと販売、2階はカーサ・ダ・ノーマというおしゃれなカフェになっている。敷地内には広いぶどう棚があり、ぶどう狩りもできるようになっている。食べ頃のぶどうがたわわに実って、それはそれはおいしそう。どのシーンかはわからないのだけれど、こちらも「サプリ」のロケ地なのだとか。

 ぶどう棚の下を歩いて、建物に入り、風情のある階段を通って2階へ上がる。ぶどう棚の上の、気持ちよさそうなテラス席へ・・・。Photo_120

パンの気まぐれブランチ

 まいたけのソテー ソーセージの粒マスタード添え 茄子とトマトのソテー ゴーヤーチャンプルー モルタデッラソーセージ 長ねぎのソテー いんげんのバジルペースト和え かぼちゃとさつまいものサラダ じゃがいものスープ ひよこ豆のパン ライ麦のパン バゲット オリーブオイル クリームチーズ

 一枚の大きな白いお皿に、ワインに合いそうな料理が少しづつ盛りだくさん。なかなかおいしくてボリュームもあり。

 チーズ ウォッシュと青かびとの盛り合わせ。名前はわからない。薄切りのパンPhoto_121

 まだ飲む(笑)。ハラモワイン。ハーフボトルを1本。このワインはほんのり甘い(あくまでもほんのり)甲州。甲州は後に残る少しの苦味が持ち味で、それがおいしいと思うのだけれど、もしかすると苦手な人もいるかもしれない。このハラモワインはそんな人でもおいしく飲めそうな口当たりのいいワインだった。

 ちなみにハラモとは、原茂平さん(茂作さんだったかも?)の屋号が会社名になってハラモなのだそう。

Photo_122  まだ食べる(笑)。デザートに、いろいろぶどうのタルト。やっぱりぶどうのお菓子でしょう~!

 タルトの上にはあっさりしたバニラアイスクリーム、青ぶどうと赤ぶどう、鳥の形のクッキーに、粉糖のお化粧。タルトはカスタードクリームと生のぶどうのかと思ったらそうではなく、アーモンドクリームの焼きタルトだった。ぶどうもこういうタルトにできるのだと新たな発見。

 コーヒーを飲みながら、ゆったりと贅沢なランチタイムを過ごす。ぶどう園の休日♪

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vendredi 22 septembre 2006

コムトゥジュール

Photo_117  コムトゥジュールの生菓子は、わたしにはちょっと甘くなさすぎて物足りなかったりする。でも焼き菓子はけっこう好きかな。季節がらか、とろんとチョコレートのとろけるタルト(好き)は残念ながらなくって、桃のクラフティと、幸水梨と木いちごのタルトを。クラフティは冷蔵庫で締めたほうがおいしかった。

 わたしは和梨は二十世紀梨が好きなので、幸水・豊水とそのお母さん(お父さんかもしれない)の長十郎はあの香りがそんなに好きではないのだけれど、こうして焼き菓子にするとなかなかよいものだというのは新たな発見。木いちごの香りともマッチ。

 ここの焼き菓子はよく焼き込んであるところとか生地がざっくりしているところがよいと思う。買った日と翌日の朝ごはんに、ごちそうさまでした。

 *コムトゥジュール

  京都市北区小山元町50-1

  TEL 495-5188 水休

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jeudi 21 septembre 2006

勝沼はぶどうの国(4) 中央葡萄酒

 今日も天気は悪いが、申し込んでおいた中央葡萄酒のワイナリーツアーへ向かう。10時から2時間の予定で、畑の見学、ワインを作る工程の見学、テイスティングなど、おもしろそうな内容だ。

 中央葡萄酒は、つたのからまるファサードのおしゃれなワイナリー。階段を上がると、落ち着いたサロンのような部屋がある。ツアー料金は1500円。受付を済ませて、いただいた資料を読みつつ待つことしばし。担当の男性が来られていよいよツアー開始だ。

 まず最初は、鳥居平(とりいびら)地区にある畑に連れて行ってもらう。鳥居平の山には、嵯峨の鳥居形のような送り火(とも違うようだけれど)があり、火床がはっきり見える。

 Photo_111 最初に、収穫間近という、メルローの畑を見せてもらう。ぶどうと言えば、すぐ棚を思い浮かべるのだけれど、それはたくさん収穫量が上がる、主に生食用のぶどうを栽培する方法なのだそうで、ここは垣根式の栽培。専門的なことはよくわからないけれど、コルドンという剪定法(?)なのだそうだ。雨に当たるとぶどうは病気になりやすいのだそうで、木の上部にはビニールの雨よけがかけられている。雨の多い日本でのぶどう栽培は難しいとのこと。あかんやろうなあと思いつつ、食べてみたいとリクエストすると、少し切ってくださった。皮の渋みは強いものの、熟したメルローは十分に甘くて、ワイン用の品種だそうだが、生食でもおいしいと思った。

 この畑は、ドラマ「サプリ」で、伊藤美咲と亀梨のキスシーンのロケ地なのだそう。ドラマをずっと見ていたわけでもないのに、たまたまその回だけは見ていた。後に訪ねたワイナリーもロケ地だったりして、奇しくも「サプリ」ロケ地ツアーのようになる。さらに畑を歩いて、収穫の済んだシャルドネの畑に行く。途中、メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンが隣り合う区画を通り、実はよく似ているが葉を見れば違いがはっきりわかるということなどを教えてもらう。

 車で少し離れた場所にある、甲州種の畑に移動する。悪天候のため残念ながら車を降りずに、車窓からの見学となる。一文字短梢という仕立て方だったかな・・・?甲州は樹勢が強いので木と木の感覚を広く取って植えるのだそう。後は車窓からいろいろな畑を見ながら、ワイナリーに戻る。

 そしてワイナリーの見学。圧搾機や濾過機、ステンレスのタンクや瓶の洗浄器などを見せてもらう。おもしろかったのはカーヴの中の木の樽で、ぽこぽこぽこぽこと発酵によって出てくる炭酸ガスの音がする。微生物の力はすごいと思う。新しい樽の中の匂いをかがせてもらったのもおもしろかった。クリームのような香りをもっともっと濃くした香ばしい匂いだ。なんでも実際に見てみるのが一番いい。樽発酵と樽貯蔵、どちらに樽の香りがよく付くかというと、樽貯蔵の方らしい。イメージ的には樽発酵の方なのに意外だった。

 サロンへ戻ってテイスティングとなる。テーブルにワイングラスと水がきちんとセッティングされている。まずは白を4種類。

 1・2006 ヴィンテージ デラウエア  濾過前の、まだ瓶詰めもされていない新しいもの。とてもフルーティーで、甘みと酸味が果汁のよう。

 2・2005 グレイス 甲州  勝沼全域のぶどうをブレンドして作られる。

 3・2005 グレイス 甲州 菱山畑  菱山地区の畑で取れた甲州だけで作ったもの。2よりも少ししっかりしていてこくがある感じ。味も濃く感じる。同じぶどうでも畑によって味がわたしにもわかるくらい違うのが不思議。

 4・2005 キュベ三澤 甲州 プライベートリザーブ  さらに重い感じ。苦味も少し強いような?少しの樽の香り。

 次は赤ワイン。

 5・2005 ヴィンテージ マスカット・ベリーA  色は薄めの明るい色で色にぴったりの苺の香り。

 6・2005 グレイスルージュ茅ヶ岳  マスカット・ベリーAとカベルネ・ソーヴィニヨン。香りが違うし、少し渋みがある。

 7・周五郎のヴァン マスカット・ベリーAにブランデーを加えた酒精強化ワイン。甘くて香りもよくおいしい。チョコレートに合いそう。

 Photo_112 テイスティング終了後、やはり甲州の畑違い、2005 グレイス甲州 鳥居平畑も試飲してみる。3種類の畑違いの中では一番重厚な感じの味に思えた。わたしは甲州の菱山畑が好き。

 

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mercredi 20 septembre 2006

ポルコロッソ

 デューク・ウォーキングの講座の始まりが20時からと遅く、仕事帰りに直行するには時間がありすぎるので、以前からずっと気になっていた、大将軍にある小さなイタリア料理店、ポルコロッソに夕食を食べに行ってみた。お店の前の黒板のメニューを見ると、定番の料理がきちんとあり、値段もあまり高くない。なんとなくおいしそうな感じの店なのだ。

 店内はテーブル席のみで、厨房は一番奥にあり、客席からは見えない。昼はパスタランチがあるようだが、夜のコースはなく、アラカルトのみのもよう。表の黒板には「パスタ一品でもお気軽にどうぞ」と書いてあり、気楽に入れる感じ。とは言ってもパスタだけでは寂しいし、いろいろ食べてみたくなるのは人情というもの・・・(笑)。Photo_114

 めずらしく写真を撮ってみた。

 パルマ産生ハムと山梨産桃 

 ハーフサイズにしてもらった。注文を受けてから切ってくれるという生ハムに包まれたほどよい柔らかさの甘い桃。オリーブオイルをさっとかけて上にはイタリンパセリ。生ハムは塩気もまろやかでおいしく、桃の甘い果汁と合っておいしい。山梨県は最近マイブーム(笑)。Photo_115

 トリッパのローマ風グラタン

 定番。だけどトリッパは好きなのであると食べたくなる。柔らかいトリッパに白いんげん、熱々のトマトソースに溶けたチーズ。おいしいなあ。

 メインを注文すると多くなりすぎそうなのでこれをメイン代わりにと思っていたのだけれど、そう言わなかったので前菜として出て来た。でもどっちから食べてもおいしいから気にしない(笑)。Photo_116

 スパゲッティ シチリアーナ

 定番、茄子のトマトソース。にんにくのみじん切りがたくさん入ったにんにくの効いたトマトソース。唐辛子がぴりっと辛いのもいい。トリッパと同じくトマトソースの料理なのだけれど、味わいが違うので、同じようなのを食べたという感じはまったくしない。

 パン 温めたバゲット

 エスプレッソ

 サービスの女性(マダム?)は親切で、「同じトマトソースを使ったものになりますが・・・」と注文の構成や量の調節などいろいろと相談にのってくださった。たくさんで行けばいろいろなものが楽しめてもっとよさそう。選んだ料理が定番のものばかりだったこともあって、「イタリア料理を食べた!」という感じで満足できた。

 *ポルコロッソ

  京都市北区大将軍川端町85(西大路通、仁和寺街道を上がった東側)

  TEL 465-6699 水・第2火休

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mardi 19 septembre 2006

デューク・ウオーキング

 ゆうべは、デューク・ウオーキングの体験講座に行って来た。デューク更家自身の講座は大人気で、どこの教室も常にウェイティングが出ている状態というから、この体験講座はむろんデュークさんが直接教えてくれるのではなく、教えてくれたのは直弟子の、とても細いけれどとても元気な女の先生だ。大阪の人だというその先生は、話もおもしろくて、1時間半の講座があっと言う間・・・。

 生デュークさんを見たことはないが、テレビや写真で見るその姿はとても52歳とは思えない。姿勢がものすごく良くて、立っているだけでも目をひいてしまうような圧倒的な存在感は、オーラが出ていると言ってもいいくらいだと思う。

 講座では、有名な(?)トルソーウオーキングや、肩回しウオーキング、腕絞りウオーキング(この三種はデュークウオーキングの”三種の神技”と言うらしい)、息はきウォーキングの初歩を習ったり、安定したよい立ち方・歩き方の基礎となる、仙骨の立て方や、骨盤底筋を鍛えるエクササイズに、免疫力を高めるエクササイズを習う。そんなに激しい動きではないのに、ふだん使わない筋肉を使うものだから、少し動くだけでもしんどい。なんせ筋肉は少なく、無駄な肉が多いからな。デューク・ウォーキングのレッスンは、鏡を一切使わないそうで、全員鏡が見えないように鏡を背にして立つ。鏡を見ないのは「街には鏡はない」からで、すべて、体の感覚として覚え込むことに重きが置かれている。

 動く合間にいろいろなお話を聞く。ウオーキングの効能や、身体感覚、体と心のつながりや、最後はオーラの話まで。

 やはりここでも、ピラティスと同様に、体の深部筋を鍛えることに重きが置かれているようだ。身体に関することって、やはり元は一つなのかもしれない。先生は、デューク・ウオーキングは、まず皆さんが健康で、元気になることで、美容やダイエットは副次的なもの・・・というようなことをおっしゃった。元気になれるのはとてもいいと思う。

 デュークさんは和歌山出身ということもあるのか、エクササイズのやり方になんとなく関西っぽさがあって笑える。例えば「一本の線の上を歩く」練習をする前に、まっすぐに伸びる線をイメージするために、「おへそから光の線がぷしゅ~、それではまだ弱いので天からも光の線がぷしゅ~!」。擬音語、擬態語がやたらと多いのが関西弁の特徴だ(笑)。もちろん手を使って身振りをしつつ、 ぷしゅ~と実際に声に出して言うのだ。また、歩き出す前に、また手振り付きで、わたしは女優~とと言ってみたり、イエ~イとかなにかと声を出すことが多くて、最初はけっこうひくが、慣れるとそれがおもしろいのだ。なんというか、声を出すことによって、おかしくて楽しくなって心が元気になる感じ?わたしは気質的に、鬱ではないにせよ、多分に神経症的ではあるので、こういうすこ~んと抜けさせてくれるようなしかけが随所にあるのはとてもよいと思った。

 入門の入門の体験講座だったけれど、充実した楽しい1時間半だった。

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lundi 18 septembre 2006

勝沼はぶどうの国(3) ぶどうの丘

 こんなにたくさんの種類(しかも同じぶどう品種のものばかり)を飲んでみるという機会はそうなく、試飲はとてもおもしろかった。

 ぼちぼちとチェックインを済ませ、部屋へ案内してもらう。予約したのが早かったおかげか、部屋は角部屋の広くて明るいよい部屋だ。二つある窓からは、なだらかな勝沼の風景が広がる。天気があまりよくないので山の方には霧。

 特に酔っている感じはないが、今、温泉入ったら死ぬ・・・?とちらっと心配しつつも、明るい間にと、アルカリ天然温泉、天空の湯へと向かう。温度の違う湯船にジェット、露天風呂にミストサウナとなかなかバラエティー豊かな温泉につかってのんびりすごす。極楽~♪。

 夕食はレストランにて。大きく取った窓からは、景色が一望・・・なのだろうけれども、外はまったく何も見えない。ところが、食事中、本当に突然、みるみる内に夜景が広がった。美しい。何も見えなかったのは濃い霧のせいだったのだと知る。

 甲州コース(3500円)

 たこのカルパッチョ 梅肉ソース  青ねぎ パプリカ 玉ねぎを上に散らしてある

 じゃがいもと野菜の冷たいポタージュ  魚介類のだしのジュレのせ

 国産和牛の軽い煮込み 古代八穀米のバターライス添え  勝沼の赤ワインと生クリームで煮込んでいる

 Photo_109 チョコレートケーキ パッションフルーツのソース マスカット 巨峰 ホイップクリーム

 コーヒー

 パン 丸いパンとバゲット  マーガリン

 デザートこそぶどうを使ったのが食べたかったなあ。ソルベとかジュレとかタルトとか・・・。

 グラスワインの種類が豊富で、それぞれ白・赤一杯づつを飲む。白はルバイヤート甲州シュールリー05(丸藤葡萄酒)とヴィンテージ甲州05(中央葡萄酒)、赤は勝沼100%04(シャトー勝沼)と樽熟成マスカットベイリーエー04(マンズワイン)。

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 少々修学旅行的な夜、そして翌朝。 

 ぶどうの丘は安いのになかなか快適な宿だ。以下余談。別にそれがどうだということも悪いということでもないが、建築デザイン(?)とか案内表示とかにある公共施設っぽさを、公共施設をよく知っているのでなんとなく感じる。本当に不思議なもので、その似通った雰囲気は、日本全国、公共施設のデザイナーは同じなのかと思うほど(笑)。

 さて、そんな公共施設っぽい朝食ラウンジでバイキングの朝食を食べ、チェックアウト。ちょっとしたお願いをしたり、ものを尋ねたりしてお世話になったが、最初から最後まで職員さんは皆親切だった。窓口応対アンケートのようなのをここでもやっていたら「かなり満足」に○をつけるよ。

 ワイナリー巡りに出発!

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dimanche 17 septembre 2006

「マリア・テレジアとシェーンブルン宮殿展-名門ハプスブルク家の栄光」

 Photo_113 京都文化博物館でやっている、「マリア・テレジアとシェーンブルン宮殿展-名門ハプスブルク家の栄光」という展覧会に行く。それにしてもなぜこの博物館で、ハプスブルクなのだろう??

 マリア・テレジアと言えば、オーストリア・ハンガリー帝国を統治した偉大な女帝であるが、フランス王妃マリー・アントワネットの母としても有名だろう。マリー・アントワネットは彼女の15番目の子供で、マリア・テレジアは20歳から39歳の間に、16人もの子を生んでいる。しかし無事成人したのは息子4人・娘6人の10人だけで、中には生まれて数時間で亡くなった子もいるというから、いかに乳幼児が生き残るのが厳しかったかがよくわかる。

 後にナポリ公妃となったマリア・カロリーネという娘が回想録にこう残しているらしい。「母は子供たちから深く尊敬されたが同時に恐れられる存在であった」。偉大な女帝は、偉大な母でもあったようだ。

 彼女は子供たちとまめに手紙のやり取りをしていたようだ。

 1774年7月18日付けで、息子のミラノ大公フェルディナントの嫁、マリア・ベアトリクスに送った手紙。孫の肖像画を贈ってくれたことのお礼の手紙なのだが、肖像画をよく見えるところに飾りました、と喜びながらも、孫にかぶせられたボンネットのデザインが非常に気にいらなかったようで、「こんなへんてこなボンネットをかぶせられて・・・」とか「もっとシンプルなボンネットにしたらかわいく見えるのに・・・」とかなりあけすけなことを言っているのがおもしろい。同年8月4日付けでフェルディナントに送った手紙でも、「あなたの子供は天使のようだとこちらではみな言っています。かぶせられた妙なボンネットはきょうびいくらでもあるし、ミラノあたりの流行なのかしらねぇ?とも言っています。」などとしつこくボンネットに文句を言っているのがかなり笑える。手紙類はその人の生の姿が垣間見られるようでおもしろいものだ。

 偉大なる女帝の夫はやはりすごい人だった。夫、神聖ローマ帝国皇帝フランツ・シュテファンは、財務にたけ、しかも博学、多趣味だったという。宝物などについて、「統一的な基準に基づいて再編成したコレクションを管理」し、国民に公開するために宝物の所蔵目録を作成し、帝室宝物館を設立したという。仕事がら、所蔵目録を整備、とか、コレクションを管理、というのにすごくひかれてしまうなあ。

 調度や、食器、ドレスなども展示されていたが、古伊万里の水差しやセンターピースやカップ、日本の漆塗りのチェストや、同じく富士山の絵の描かれた長持は、どういういきさつでウィーンに渡ったものなのか、漆塗りの調度はどこで作られたものなのか、どういう注文やシチュエーションで作られたものなのかが気になった。

 富士山の絵の漆塗りの長持は日本産に違いはなさそうだが、持ち主のマリア・テレジアは「インドのもの」と言っていたという。ロココの時代の異国趣味の収集品であるが、鎖国中の18世紀の日本から遠いウィーンに渡ったのはやはり出島経由なのだろうか。

 以上の三つがわたしのおもしろかったこと。なんとなく、女王の統治する国は栄えるというイメージがわたしにはあるがそれはきっと、イギリスのエリザベス女王やヴィクトリア女王よりもむしろマリア・テレジアに負うところが大きいのだろう。日本も女王が統治する国に戻らないだろうか。卑弥呼・・・。

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samedi 16 septembre 2006

勝沼はぶどうの国(2) ワイン・カーヴ

 宿泊は、甲州市勝沼ぶどうの丘で。ここは小高い丘の上に造られたちょっとおもしろい市立の公共施設で、ホテルに温泉、レストランやカフェ、バーベキューハウスや売店などが集まっている。なんと言っても特筆すべきは地下のワイン・カーヴで、Photo_107

 1100円でこのようなタートヴァンを買えば、カーヴにある勝沼のワイン170銘柄の試飲がしほうだい!ただし、おつまみ持参はお断り(笑)。またまたタクシーの女性ドライバーの話になるが、彼女によれば、「ぶどうの丘に置いてあるのは一定レベルのものだけだから、もっと高いものがほしかったら直接ワイナリーに行って、出してもらいなさい」と。

タートヴァンも購入していざ地下へ。かなり地下は深く、ひんやりしている。ちょっとした展示のコーナーもあって、世界で3本しかないワインなども展示してありなかなかおもしろい。皇太子夫妻が来たらしく、写真や二人が使ったタートヴァンも展示されていた。ひもではなくちゃんと鎖がついた上等そうなタートヴァンだった。3_4 2_14

 壁際の棚には寝かされたワインがたくさん。試飲用のワインが置かれたテーブルがわりの樽が規則正しく並ぶ。白・ロゼ・赤に、そして辛口から甘口まで順序よく飲めるようになっている。

 まず棚をざっと見てから試飲を始めようと思うのだけれど、たくさんありすぎて、まるでモノの豊かな西側諸国に来た旧共産圏の人みたいになんだかあせる。運転手さんも「いろいろ飲んでくうちにわけがわかんなくなるよ」と言っていたが、きっとそのとおりになると既に確信(笑)。

 行ったり来たりしながら試飲したワインは以下のとおり。

 白 甲州種ばかりを飲む。

 勝沼の甲州 2005 樽熟成(蒼龍葡萄酒)*ルバイヤート(丸藤葡萄酒)*ルバイヤート 50周年記念(丸藤葡萄酒)・・・樽のよい香り*勝沼甲州樽醗酵2004(勝沼醸造)・・・ちょっとひのきっぽい香り*ルバイヤート甲州樽貯蔵2001長期熟成・・・クリーミーな樽の香りでとてもまろやか。豆さん曰く「お菓子みたい」。樽の香りのワインがお好みのようす。

 アルガーノボシケ2005(勝沼醸造)・・・素直で飲みやすく、とてもみずみずしい*Ikeda Winery甲州2005(イケダワイナリー)*ハラモワイン(原茂ワイン)・・・かすかに甘味のある甲州*鳥居平倶楽部2004(シャトー勝沼)*勝沼新鮮組(まるき葡萄酒)*グリド甲州(中央葡萄酒)・・・しっかりした味*古代甲州2005(大和葡萄酒)

 ロリアン・セラー・マスター甲州2004(白百合醸造)・・・甘口*錦城(錦城葡萄酒)・・・極甘*アルガーノ ゴッタロシオ(勝沼醸造)・・・甘口*アルガブランカ エンヴェリシーダ・・・マデラ酒のよう。チョコレートとレーズンといっしょに飲みたい*トンネルカーヴ熟成ワイン ディアナマリ2005(中央葡萄酒)

 ロゼ 

 勝沼の華(?)

 赤 マスカットベリーAを中心に飲むつもりが?

 マスカットベリーA 2005(中央葡萄酒)*アルガーノ モンテ(勝沼醸造)・・・苺のような香り*ルバイヤート(丸藤葡萄酒)・・・けむたいような味。青魚に合うかも*ルバイヤート50周年記念メルロー*YASUMASA 2001(大和葡萄酒)アルガの族(勝沼醸造)*ラ・フォーレ(白百合醸造)*カベルネソーヴィニヨン樽貯蔵(山梨ワイン)勝沼の地酒(?)・・・香ばしい感じ。しょうゆっぽい?

 あれやこれやと30種類くらいを試飲。試飲しているのやら、しっかり飲んでいるのやら。やれやれ。

 訪問する予定のワイナリーのものは買わずに、ここではこの1本を購入。Photo_108

 豆さんも気に入った、樽のクリーミーな香りがとてもよくておいしかった、ルバイヤート 甲州樽貯蔵 2001 長期熟成(丸藤葡萄酒)

Photo_110   売店で売っていた「山梨ぶどう」のアイス。「アルコールが入ってないのがほっとする~」とかよくわからんことを言いつつ、二人でわけっこ。

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vendredi 15 septembre 2006

糖朝

 先日地階のリニューアルにどびっくりした高島屋。今日は7階の食堂街が「ダイニングガーデン京回廊」という名でオープンするというので、大変物見高いわたしは仕事帰りに自転車を走らせちょこっと見物に。・・・のはずが仕事帰りの空腹に耐えかねふらふらと糖朝に入ってしまった!!Photo_102 行列しているかと思ったら案外席が空いていたのだ。

 チャーシュー入りまんじゅう

 ふんわりしたほのかな甘味の生地に、これまた少し甘めのあんがおいしい。なぜかディンタイフォンのみたいな豚まんはなかった。Photo_106

 マンゴープリン

 ハート型に固められたプリンの上には練乳が少しかかっている。甘さはとても控えめのミルキーなプリンの中には角切りのマンゴーがたっぷり。ぷるんとした食感がいい。

 飲み物は特に注文しなくてもポットにお茶がなみなみとサービスされる。点心を食べたのは久しぶりだったのでうれしいな。

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jeudi 14 septembre 2006

勝沼はぶどうの国(1) ほうとう

 12・13日の連休を使って、豆さんと勝沼に出かける。山梨県には二人ともまったくなじみがなく、最初はどうやって行けばよいのかもわからないようなていたらく(>_<)。いろいろ調べると、東京にいったん行って、新宿から中央道を走る高速バスに乗るのが一番便がよく、早くて安いということがわかった。とは言ってもやはり片道4時間半ほどの旅となる。京都を朝7時前の新幹線に乗り、いざ出発、11時半過ぎには勝沼の人。Photo_101

 勝沼はぶどうの国。見渡せば、なだらかな丘陵に緑のぶどう畑が広がっている。シーズン到来で、そこここにあるぶどう畑(棚が多い)にはいろいろな色のぶどうがたわわに実って本当においしそう。乗せてもらったタクシーの運転手さんによれば、すぐ近くの一宮町では桃がとてもよくできるのだけれど、なぜかここ勝沼ではぶどうはよくできても、桃は上手にできないということだ。すぐ近い土地でもやはり微妙な土壌や気候の違いがあるのだろうか。土地の人のそんな話を聞くのはとてもおもしろい。

 まずは、腹ごしらえ。皆吉(みなき)という郷土料理の店に昼ご飯を食べに行く。明治期に建てられた古民家を改装したという店は、風情があって落ち着ける。Photo_103

 やまなしの郷土料理といえば・・・、そう、ほうとう。一言で言えば、きしめんほどの太さの小麦粉の麺を、たっぷりの野菜と味噌で煮込んだ煮込みうどんのような料理だ。饂飩(はくたく)の音が変化したとも、武田信玄軍が戦場で生地を刀(宝刀)で切ったから「宝刀」が語源とも言われているらしい。その説では包丁ではなく刀で切ったから幅が広く、まちまちなのだとか。

 ほうとうは家庭料理でもあるので、家によって入れる具材もいろいろなのだそうだが、かぼちゃとおあげとあと一つは何だったかな?・・・は必ず入れるそうだ。何種類かあるほうとうの中で、最も基本の野菜ほうとうを食べる。何事も基本が大切(笑)。

 皆吉のほうとうは、大根・にんじん・かぼちゃ・じゃがいも・白菜・ねぎ・おあげが入って、味噌は麦味噌を使っている。煮込みと言っても八丁味噌を使った名古屋の味噌煮込みほど濃厚な感じはなく、さらっとしている。かぼちゃの甘味と味噌の味がとてもよく合っておいしい~(^^)。麺好き、野菜好き、味噌味好きのわたしが嫌いなわけはない!といったお味。

 「うまいもんだよかぼちゃのほうとう、まずいもんだよなすびのほうとう」と言われるようにかぼちゃはよく合っておいしいけれど、なすびは水っぽくなるので入れてもおいしくないそうだ。

 じゃがいもの代わりに里芋を入れたほうがよりおいしい、作るときには鍋肌からサラダ油を少し回し入れるとこくが出る、本当はもっと汁に濃度が出るのだが、それをいやがる人も多いので、お店で出されるものは一度洗って麺のねばりを取って、さらっと仕上げたものも多い、などということをタクシーの女性ドライバーが教えてくれた。お腹はいっぱいになるけれど、野菜たっぷりで胃にもたれないヘルシーな料理だ。Photo_104

 馬刺しも郷土の食べ物なのだそう。馬刺しと言うと、長野と熊本を思い浮かべるけれども、山梨も有名なよう。

 とろけるような赤身の柔らかいお肉を、さらしねぎ、しょうが、にんにくを薬味にしてしょうゆで食べる。ほんのり甘味すら感じるお肉はとても美味。

          

Photo_105  小雨の降る中、柏尾山大善寺(かしわおさんだいぜんじ)に向かう。薬師堂と厨子が国宝に指定されている、開創が718年という古刹である。行基が、日川渓谷岩上というところで、右手にぶどうを持ち、左手で結印した薬師如来の夢を見て、その姿を像に刻み安置したことが始まりという。いかに勝沼というところが古く由緒ある土地なのかがわかる。

 この寺の薬師如来像は、手にぶどうを持っておられる。昔、ぶどうは薬だったからだそうで、菩薩形の仏では千手観音がぶどうを持っているが、如来形の仏でぶどうを持つのは、この大善寺の薬師如来像だけなのだそうである。

 勝沼のぶどうの歴史は、1300年とも800年とも言われる、大変古いものだそう。やはりここはぶどうの国なのだ。

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mercredi 13 septembre 2006

m.s.h(エム・エス・アッシュ)

 わたしの交通手段は基本、自転車と徒歩なので、碁盤の目の中をけっこう縦横無尽に走る。なので新しいお店を見つけたりもよくするし、いつも気になるお店があったりもする。

 パティスリー サロン・ド・テ エム・エス・アッシュもそんなお店の一つだ。今年の1月にできたそう。街中の、住宅密集地の路地(ろうじ)の奥。店内は売り場は狭いが、サロン・ド・テは広く、庭にもテーブルが3つほど。気候のよい時期なら、外の席も気持ちがいいだろう。売り場からいったん庭に出ないと、屋内席に行けないのがちょっと変わってる。

 生麩を巻き込んだロールケーキがスペシャリテらしいけれど、そういう取り合わせはあまり好みではないのでごく普通のケーキを食べてみる。Ms

 ショコラ・オランジュ(オランジュ・ショコラかも?)要するにチョコレートとオレンジのお菓子だ。イタリアのブラッドオレンジのムースと、ホワイトチョコレートのムースの二段重ねで、上にはくし型に切ったオレンジが二切れ。底には重めのチョコレートの生地。なめらかなホワイトチョコレートのムースがミルキー。コーヒーを飲んだけれど、この手のお菓子にはやっぱり紅茶かな。親しみやすい味。

 *m.s.h(エム・エス・アッシュ)

  京都市中京区押小路通麩屋町西入橘町630

  TEL 212-5388 木休 

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mardi 12 septembre 2006

コムシコムサどころか

 細見美術館に行った日のお昼ごはんはここで。京都会館でライブがあるときなどに通りかかって、一度来てみたかった店である。昔、エヴァンタイユがあったところだ。店名コムシコムサはフランス語で「まあまあ」の意。でも味はまあまあどころかかなりおいしいし、サーヴィスの女性(たぶんマダム)はかわいらしくて感じがよい。フランス人はあまり物事をほめないし、「パ・マル」(悪くない)と言われればそれはけっこう良いのだということを昔聞いたことがあるが、これもそんな感じなのかな(笑)。

 メイン2種から選べる2100円のランチ

 スペイン産生ハムと温泉卵のサラダ

 真ん中に置かれた温泉卵に、生ハム、小さないちじく、薄くスライスしたハードチーズ、クルトン、サニーレタス、さやいんげんなど。温泉玉子は苦手ではあるものの、白身もほどよく固まっていたのでおいしく食べた。とろんとした卵黄とクルトンを絡めて食べるとおいしい。いちじくは甘みが強く、生ハムの塩気と好相性。

 南瓜の冷たいスープ オレンジ風味

 オレンジ果汁を入れてあるのだろう、南瓜の甘みにほんのりとした酸味がプラスされてさわやかな夏向きの風味になっている。ほんの少し散らした一味唐辛子がおもしろい。

 大山地鶏のタンドリー風 マンゴーマスタード風味のソース 粉をつけて揚げたオニオンリング、素揚げにしたピーマン、赤いパプリカ、しいたけ

 味がよく染み込んだ鶏肉は皮目が香ばしく焼き上げられて、とてもおいしい。マンゴーのピュレとあいまってエキゾチックな風味になっている。ボリュームもたっぷり。

 チョコレートのソルベ コーヒーゼリー バナナ バナナチップ

 大ぶりのクープで供される。ソルベはさっぱりしているのにチョコレートの濃い風味とこくがある。薄くスライスして低温のオーブンで乾燥させたというバナナチップは甘くてカラメルのよう。

 コーヒー

 自家製全粒粉パン 発酵バター タプナード

 粉の香りのよいパン。バターの香りもよい。またタプナードもおいしくて、前菜のようにたっぷりパンに付けて食べた。

 飲み物は、フランスのグラピオンというメーカーの100%のぶどうジュースを。食事とジュースはふだん絶対にしない組み合わせだけれど、濃縮還元ではない、フランスのワイン用のぶどう果汁という文言にひかれて飲んでみる。確かにそんなに甘くもなく、おいしいジュースだったけれど、微炭酸だったということもあり、おなかがいっぱいになって200ミリリットルを飲み切れなかった。おいしかったのにもったいないなあ。ワインなら炭酸でもかなり飲めるのになんでだろう。血糖値が上がるからかとも思ったけれど果糖は血糖値を上昇させないしねぇ・・・。何にしてもやっぱりワインを飲むか水にしておけばよかったとそれだけが少々心残り。

 おいしくておなかがいっぱいになって、雰囲気もよくて2100円とはちょっと驚きだ。きようび、2100円も出すのが無念に思うようなものを食べることだって少ないとは言えない。ライブの後では少し遅すぎるが、夜でも昼でもまたぜひとも行きたいものだ。

 *コムシコムサ

 京都市左京区東山二条西入ル インペリアル岡崎1F

  TEL 771-0296 

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lundi 11 septembre 2006

リニューアルデパ地下

 出勤前、所用あり四条方面に出かける。思いのほか用事が早く片付いたので、昼ごはんを買いがてら開店直後の高島屋に行く。地下に降りてどびっくり(さんこさん風)!!

 ちょっと来ぬ間にリニューアルされている~!ざっと歩いただけでも、フォションのイートインができている、ヴィタメールが入ってる、サラダカフェというサラダの店ができている、前からあったコーナーも場所が変わってたりする。まだ一部改装中のところもあるけれど、これはなかなか楽しいな。

 気に入ったのはフォションのコーナー。店員さんの制服も変わってなんだか高級感増してる?

 060911_1332001 パンコーナーには今までなかったサンドイッチもお目見え。サンドイッチやパンはイートインでも食べられるもよう。

 クロワッサンサンド  さくさくのおいしいクロワッサンにはみ出るくらいのハムとエメンタールチーズ。中にはコルニッションが一つ。もともとフォションのクロワッサンは好きだし、エメンタールのほろ苦さも、ハムの味もよい。

 アソルティモン  カレーチキン・トマト・グリーンリーフをパン・ドゥ・ミでサンドしたものと、ハムとチーズを胚芽パンでサンドしたものの取り合わせ。カレーチキンというのはフランスではわりとポピュラーなサンドイッチの具で、ほぐした鶏肉のカレーマヨネーズ和えといったところ。ぴりっと辛味の効いたカレーチキンの味のおいしいこと(^^)。これはもう「料理」だなあと思う。ワインを・・・(笑)。

 さすがにお高いけれど、味はやっぱりよかったな。

 高島屋、またゆっくり見に行ってみよう。

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dimanche 10 septembre 2006

お疲れサマー会

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職場の夏休みの打ち上げ会で、桂駅近くの住宅街のとあるお店へ・・・。こんなランプが目印の隠れ家のようなしゃれたお店。どんなお料理がいただけるのかな・・・?

 ますはよく冷えたイタリアのあっさりした白ワインで乾杯。毎年のことながら、夏休みは本当に大変だった。皆さん、お疲れさまでした。

 前菜5種  小さなとりどりの器に入った前菜が5種、お盆に載って出てくる。

  かぼちゃ羹とクコの実 ほんのり甘くて生クリーム風味  たことオクラのポン酢和え  さんまの南蛮漬け 脂ののったさんま  茄子のごま和え 濃厚なごまの和えごろもがおいしい  小芋とそぼろの甘辛煮 ごはんがほしくなるようななつかし味

 お米のポタージュ カレー風味

 何のポタージュか当てて、と言われて見事正解。お米のスープには独特のなめらかさがあると思う。カレーの香りがとても合うのはお米だから?

 鰹のたたきと水菜のサラダ かいわれ大根 ごまドレッシング

 たっぷりの鰹のたたき。ドレッシングとの相性もよい

 鱧と茄子の豆乳蒸し 梅肉

 茶碗蒸しとお豆腐の中間のような風味。鱧と柔らかい茄子がなじんでおいしい。淡白なので茄子の香りがよくわかる。

 海老のクリーミーコロッケ タルタルソース イタリアンパセリ

 タルタルソースの薬味がとても細かくて上品でおいしい。さくさく、熱々の衣の中身は、なめらかなじゃがいもベースに、海老、玉ねぎ、とうもろこし、赤いパプリカ、と彩りもきれい。

 温泉卵 昆布のジュレがけ 鱒の子 すだちの皮

 おいしい昆布だしのジュレが涼を呼ぶ。ジュレには塩味がしっかり。

 チーズ包みのポークソテー サルサソース

 ソースは美しい深紅。見た目のとおりトマトの味は濃く、ぴりっとした辛さも効いている。豚肉で巻いたとろけたチーズもソースとなり、少しピッツァのような感じにもなる。

 黒米のごはん  豆腐の味噌汁  きゅうりのどぼ漬け

 杏仁風味の寒天ゼリー

 コーン茶

 鹿児島から取り寄せている芋焼酎「白玉の露」がおすすめ、ということで、飲み方もおすすめに従い、お湯割りでいただく。芋焼酎もお湯割りも初体験。焼酎は苦手で、これも匂いが強いのかなあと思っていたら、そんなことはなく、ちょっと花の香りにも似たような柔らかい香り。さつまいもの香りのようにも感じたけれど、焼酎になってまでほんとに芋の香りがするのかは謎。おいしくいただいた。

 シェフはまだお若く、幼稚園のころから砂場でバケツをかぶり(シェフの帽子のつもり)、砂で料理を作っていたとか(笑)。大学を卒業して独学で料理を学び、自宅を改装してお店を開いて2年だそう。3800円のコース1本で、メニューは日によって変わるそうだが、ボリュームも十分で味もよく、とても満足。

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samedi 09 septembre 2006

「珠玉の日本美術-細見コレクション・リクエスト展06」

 好日さんのブログにひかれて、急遽行くことにした細見美術館。「珠玉の日本美術-細見コレクション・リクエスト展06」。コレクションを見に行くのは実は初めてだ。いい絵を持っているのだなあ・・・。ほんとに知らないことって多いと思う。

 この展覧会は、細見コレクションの作品の人気投票で、リクエストの多い作品を展示するという企画で、毎夏行われており、今年で6回目を迎えるという。

 なぜ急に行こうと思ったか。それは好日さんのところで見たこの作品が見たかったから。 Photo_99

神坂雪佳(かみさかせっか) 「金魚玉図」(きんぎょたまず) 明治末

 金魚(たぶん流金)を真正面から描いた図。金魚好きにはたまらない(笑)。正面に立つとちょうど金魚とにらめっこする形になる。そう、真正面から見ると金魚ってこんな顔してるのよねぇ。写真ではわからないけれど、表装されたバックの紙(?)によしず(簾)の模様が描いてあって、それがまた夏っぽくておもしろい。すべてにおいて洒落っ気あふれる絵なのだ。こんなのを夏の床の間に飾ったらどんなにいいだろう。人気投票では、若冲を抜いてこれが1位に選ばれたんだって(^^)。 Photo_100

伊藤若冲(いとうじゃくちゅう) 「糸瓜群虫図」(へちまぐんちゅうず) 18世紀

 近年大変有名になった若冲の作品。これはこの美術館にあったのねぇ・・・。異様に長いへちまに虫(かたつむりもいるけど)が見たところ10匹。ほんとは11匹いるらしいのだけれど、どうしても見つけられない(>_<)。精緻な筆致はヨーロッパのボタニカルアートを思い起こさせる。特に虫の描写の緻密なことと言ったら・・・。へちまが異様に長かったりと、写実とは言えないのだろうけれども、葉の虫食いや枯れかかったようすなどはとてもリアル。若冲の作品はどれも本当に個性的だと思う。

 画像はないが、「江戸名所遊楽図屏風」がおもしろかった。洛中洛外図のように江戸の名所や人形浄瑠璃などの人々の楽しみを描いたものなのだが、この種のもので、江戸初期のものはきわめて珍しく、貴重なのだとか。こういう絵を見るとき、絵の中の人々が何をしているのか、何を食べているのかをいちいち見るのが大好きなので、これもじっくり楽しませてもらった。こういうのがあると鑑賞にとても時間がかかるのだ(笑)。

 他には琳派の絵や、北斎の肉筆美人画など美しい作品も多く、これを個人でコレクションした細見良(ほそみりょう)さんという方はすごい方なのだなあと思う。それをたった700円(割引クーポンを使うと600円だ!)で気前よく見せてくれるなんて。

 思いがけず見に行くことができたこの展覧会と美術館、とても気に入った。好日さん、ありがとうございます(^^)。

 9月23日からは国立近代美術館でプライスコレクション、10月4日からは高島屋で神坂雪佳。行きたい展覧会には事欠かない秋である。

 鑑賞の後には、併設のカフェ・キューブにて休憩。夏季限定のパッションとライチのブレンドジュースがおいしかった。お茶受けのチョコレートケーキもしっとりしてなかなか。

 *細見美術館

  京都市左京区岡崎最勝寺町6-3

  TEL 752-5555  月休  http://www.emuseum.or.jp

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vendredi 08 septembre 2006

『伝承写真館 日本の食文化』全12巻

 連日、本の紹介ばかりで、ブログもそのうち「はたこのこんなん読みました」になるのではないかと思われるが、明日、書架に出す今週の新着本にとてもよい本があったので書いておきたい。454006231x

 『伝承写真館 日本の食文化』 全12巻 農産漁村文化協会 2006年

 さすが、農文協、またまたこんなすばらしい本を出してくれた。1985年の、かの大作『日本の食生活全集』全50巻から、聞き書き部分を除いて再編集したダイジェスト版ということであるが、わたしはそのヴィジュアル版といった印象を受けた。再現した食事(ハレの食もケの食も)の写真が多いだけではなく、その食が作られた背景、つまり気候・風土や、シチュエーションまでもが美しいカラー写真で余すことなく説明されているところがすごい。文字だけではなかなかつかみにくい郷土食が一目瞭然にどんなものかがわかるようになっている。これで味や香りがしたら完璧(笑)。

 『日本の食生活全集』と合わせて活用すると、郷土食を調べるための最強のツールとなるだろう。資料性は極めて高い。

 自分の選書に自画自賛(笑)。

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jeudi 07 septembre 2006

『名ソムリエの、おうちワイン』

402330370401  なかなかアップする機会がなかったけれど・・・。

 『名ソムリエさんの、おうちワイン』 柳忠之/著 外山俊樹/写真 朝日新聞社 2006年

 ワインのプロフェッショナル、ソムリエはふだんどんなワインを飲んでいるのだろう?きっとリーズナブルでおいしいのを飲んでいるに違いない・・・。そんな興味を持つ人に、帯のあおり「彼らは、こんなワインを家で愉しんでました。」は、かなり効く(笑)。

 57人の日本のソムリエが57本のワインを紹介する、百人一首ならぬ五十七人一本。なんで半端な数なのかはわからないけれど(笑)。春夏秋冬と4章建てになっている。秋の項には、ワイングロッサリーの岡田さんも登場。たいていの本は借りて読むけれど、これは買わずにいられまい。どのソムリエも語りがかっこいい。お若い方が多く、日本ではソムリエはまだまだ新しい職業なのだなと思う。読んでいるとワインが飲みたくなる。豊富な写真はどれもアーティスティックでとても美しく、写真集としても楽しめそう。岡田さんのページは、畳の美しい目と澄んだ色合いの白ワインのグラスの組み合わせで渋い! 図書館では帯をはずして装備するのでわからないけれど、この帯がまたきれいで、帯というよりもこれは本の一部と言ってもいい。

 これを書くためにまたぱらぱらと見ればみるほど、ああ飲みたい。今日で13日間お酒を飲まず。

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mercredi 06 septembre 2006

アルフォンス・ミュシャ展

 この秋は、見たい展覧会が目白押しで、全部見られるのかわからないけれど、まず最初に、美術館「えき」で10月1日までやっている「アルフォンス・ミュシャ展~憧れのパリと祖国モラヴィア~」に行って来た。京都・プラハ姉妹都市提携10周年記念、ということだそうだが、そう言えば姉妹都市だったかと思い出す。

 ミュシャの作品からは、濃密な植物の匂いが漂ってくるようだ。真夏の夜の空気ほど息苦しくはないが、むせかえるような花の香りと密な植物の気配。もちろん、植物がたくさん描かれているせいもあるだろうが、それだけではないような気がする。女性もとても植物的に描かれている。過剰なまでの装飾品は色とりどりの花びらを思い起こさせ、髪の毛のうねりはあたかも植物の蔓のようだ。よく見れば、体の線もかなりリアルに描かれているのだが、そこには「肉感」をあまり感じない。動物的な官能というよりも植物的な官能(そういうのがあるのかは知らないが)というか、そんな感じがするのだ。アール・ヌーヴォーという時代の好みがとてもよくわかる。ああ濃い・・・。他の時代のヨーロッパの美術と違って重苦しさはないけれども、まとわりついてくるような(決して悪い意味ではない)濃さがある。ヨーロッパ・・・、やはり風土が違う(笑)。

 美しい作品ばかりで、見ごたえのあるよい展覧会だったが、今回興味深く見たのはこの二つの作品。 Photo_7 Photo_8 Photo_9 Photo_10

 ショコラ・マッソン:ショコラ・メキシカン 1897年 リトグラフ

 チョコレート会社の宣伝用の連作カレンダー。ノベルティーとして配られたものかもしれない。冬・春・夏・秋の四季の連作で、絵の下には3ヶ月ごとのカレンダーが描かれている。カレンダーには毎日の守護聖人の名前も書いてあり、今ではあまり見ないもののような気がするが、こういうカレンダーは今でも一般的なのだろうか。なんとなく日本のカレンダーの六曜っぽい。

Photo_98 ルフェーヴル=ユティール・ビスケット 1896年 リトグラフ

 これもやはりお菓子メーカーの宣伝用のカレンダー。写真では分かりにくいけれど、若い女性がかかげ持つお皿にはビスキュイが盛られている。これはフランスのスーパーで見た、ちょっと角張ってて表面がつるっとした軽いあのビスキュイ(ちっともわからんな)、ビスキュイ・ア・ラ・キュイエールでもない、箱に入って売っているあれではないかと思われる。味まで思い出せるんだけどな・・・。ルフェーヴル=ユティールという会社は今でもあるらしい。髪の毛には小麦が飾られ、ドレスの柄は小麦の穂とおそらく鎌。下部の扇形の部分にはやはり守護聖人の名前入りの1897年のカレンダー。

 チェコの国立美術館2館からやってきた作品群は一見の価値あり。

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mardi 05 septembre 2006

シトロン

 お菓子教室に併設された「お菓子屋」と「お菓子カフェ」。以前はお菓子教室だけをやっておられて、ちょっとしたご縁があってここの先生が焼かれたホールの焼き菓子を人づてにいただいたことがある。マルグリット型かクグロフ型で焼かれたしっかりとしたバターケーキの類だったと思うが、丁寧に作られたおいしいものだった。先生は、イル・プルー・シュール・ラ・セーヌの弓田流。まだお若いという先生を直接存じ上げているわけではないのだが、お店をオープンされたことをたまたま知ってさっそく行ってみた。

 重い鉄の引き戸を開けて中に入るとすぐ左には小さめのお菓子のショーケース。生菓子のほかに、左の壁際とカウンター席の一角に小さな焼き菓子が並んでいる。右手にはカフェスペースがありテーブル席とキッチン側と窓際にカウンター席もあってわりと広い。一番奥は教室。お菓子教室と併設なので、お菓子屋さんにしては22時までと、遅くまでオープンしているのがうれしい。 Photo_96

 写真はトロピックとルーローショコラ。

 ガトー・オランジュ

 オレンジのショートケーキ。3日間リキュールのシロップに漬け込んだオレンジが上にも中にもたくさん使われている。粗めの生地にもたっぷりとシロップが染み込ませてあってとてもジューシー。

 レモンのシュークリーム

 しっかり焼かれた固めの皮は好み。生クリームには青いレモンの皮のすりおろしが混ぜてあって、レモンというよりもライムの香りのような印象を受ける。カスタードクリームはオレンジがかった濃い色合いのもの。

 トロピック

 きれいな薄い黄色の柔らかくて軽いパイナップルのムース。中と底にはシロップがたっぷり染み込んだスポンジ。生地はやはり粗めでフォークを入れると、じゅじゅっというくらいである。上には5mm角くらいに刻んだパイナップルがのっているが、これもさっと煮るか漬け込むかしてありそう。

 ルーローショコラ オレンジ風味

 チョコレートの非常にざっくりした生地と生クリームのオレンジ風味(果肉は使われていない)シンプルなお菓子。上にちょこんとのった柔らかいオレンジピールのコンフィがおいしい。Photo_97

 ルーローショコラの生地。気泡がよくわかるくらいざっくりしている。スポンジ生地はどのお菓子も粗めで、その生地にシロップやクリームの水分が染み込んで、食感もよくおいしい。お菓子はどれも小ぶりでかわいい感じ。

 食べた中ではガトー・オランジュが一番好き。また行きたいな。

 *シトロン

  京都市中京区姉小路室町西入ル突抜町139 プリモフィオーレ室町1F

  TEL 222-0503 火休

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lundi 04 septembre 2006

西賀茂チーズ

Photo_95  弟の置き土産の菓欒西賀茂チーズ。けっこう有名なお菓子だけれど、食べたことがなかった。

 表面の焼き色と、きめが美しい、ふわふわのとても柔らかいスフレチーズケーキだ。ふわふわだけれど、しっかりとチーズの風味は濃い。カマンベールチーズも使っているようで、こくがあるのはそのためか。

 味の薄いふわふわはNG。でもこれはよいふわふわ。小ぶりだけれど、満足のいくお菓子。

 *菓欒(からん)

  京都市北区大宮中ノ社町1 ヴィレッヂ西賀茂1F

  TEL 495-0094 火休

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お寺の前の

 よくお邪魔しているあみあみさんのブログに、お寺の前にかかっていた紙に書いてある言葉にどきっとした・・・という話があった。大きいお寺ではあまり見かけないが、個人経営(?)のような小さなお寺の門の横や、掲示板などにはよく、短い言葉を書いた紙が張ってある。黒板に書かれている場合もある。教会にも言葉が掲げてあって、それはほとんどが聖書の言葉だが、お寺の言葉は仏典の言葉でもなさそうで、出典はよくわからないのだけれど、これがなかなかどきっとさせられるのだ。

 ぼんやりと歩いているとき、自転車で通りかかったときにふと目に入るそれは、なかなかのインパクトがあって、今の自分をぴたっと言い当てられたようにどきっとすることがある。

 「できないのですか?やらないのですか?」

 どこのお寺かは忘れてしまったが、先日どきっとした言葉はこれだ。そう、ダイエットもトレーニングも散髪も掃除も勉強も節制も読書も、忙しくて、時間がなくて、できないのではなくて、や・ら・な・いのです。ひ~、ご勘弁を~・・・という気になった。

 ぼ~っと歩いているときほどどっきり度は高く、心臓に悪い。

 今日も胃もたれするほどケーキを食べたよ・・・。orz

Photo_94 見たことのないミネラルウォーターを見つけて、ラベルのフランス的な美しさにひかれて買ってみた。ヴァットヴィレール。アルザスの、ヴァットヴィレール(語源は「水の村」らしい。どことなくドイツ風な綴り字がアルザスっぽい)という小さな村に出る、ヴォージュ山脈からの水。

 硬度は627。軽すぎもせず、けっこう好きな味。

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dimanche 03 septembre 2006

ジンジャーエール

 またまた来てしまった雨林舎。ここは仕事帰りにちょっとゆっくりするのに、ゆるりとしたよい店だ。今日は、greedyさん好みのジンジャーエールを飲んでみよう。

 自家製のジンジャーエール。厚手の大ぶりのグラスの底にはクリーム色のしょうがのシロップ。氷を入れたグラスは炭酸水で満たされ、淡い色のグラデーションがとても涼しげだ。最初はあまり混ぜずに、そっとシロップだけを味わってみる。ぴりっとした刺激。しょうがの味と香りが生きている。なるほど、これはおいしい!しょうが好きの秘孔を突かれた(笑)。

 誘惑に負けて、オレンジのパウンドケーキを食べる。ケーキ三切れに砂糖入りのホイップクリームが添えられている。しっかり目の詰まった重めの生地は温度が低かったのか食べ始めは幾分固め。でもオレンジのシロップが染みた生地の風味がとてもよくて、おいしい。お店の書架の本ではないけれど、本を読みつつしばしの休息。

 夕食には豆さんからいただいた出雲そばとかき揚げを食べた。かき揚げを揚げるのってほんとに難しい。粉が多いと厚ぼったくなるし、粉がゆるいと油の中で玉砕する。今日は玉砕。まだまだ修行が足りないようだ。細めのおそばはそばの香りがよい。出雲もやはりそばどころ。

 *雨林舎

 京都市中京区西ノ京小倉町22―12

 TEL 822―6281 火・第2・4月休

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samedi 02 septembre 2006

『バッテリー』

487692581x09 『バッテリー』 あさのあつこ/著 1996~2005年 教育画劇

はまってしまいました・・・。児童書を担当していたこともあったのに、いまさらあいすみませんという感じなのですが(笑)。これはおもしろいです。

巧と豪という中学生が二人、出会ってバッテリーを組むという野球のお話なのですが、ありきたりの青春やスポーツものではありません。自分はすごいと信じて疑わないピッチャー巧くんのオレ様ぶりがすごいです。野球でぽしゃったら苦労しそうな子供で。何があっても誰に対しても自分を決して曲げません。佐藤真紀子さんの挿絵も、巧くんの雰囲気によく合っています。

 野間児童文芸賞を受賞した作品なのですが・・・。児童文学・・・にしては腐女子的な喰い付きどころがいっぱいでどきどきしてしまいます。とっくに足を洗った腐女子の世界ですが、かすかに血が騒ぎます(笑)。今の大人人気もそういう方面から火がついて広まったとの見方もあり。

 角川文庫からも出版されて、ますます大人の人気が高まっております。文庫版には2巻以降、数ページづつの描き下ろしページが付加されているとか。わたしはあらためて文庫の方も読むつもりです。

 2005年の1月に6巻をもって完結しましたので、あさのあつこ9年ごしの作品で、思い入れも強そうな感じです。

 ところで、「バッテリー」のアクセントなのですが、「バッテリー」か「バッテリー」かどっちなんでしょう?わたしは「バッテリー」だと思っていたら、他のスタッフから「それは車のバッテリーや」と言われてしまいました。どっち??

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vendredi 01 septembre 2006

あずき茶

Photo_93  ナチュラルローソンにて購入。いろんなお茶があるものだ。埼玉県の製餡会社が出している。色はそのまんまあずき色。味はまさしく、あずき、赤飯のあずきの味。無糖でまったく甘味はなし。そういうところが赤飯のあずきと同じ。

 ポリフェノールが豊富らしい。おいしいかどうかはビミョー。

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